リプレイ
柳・凛風
なるほどネ、アイツらも面白い事考えるヨ。
ここは風使いとして、ワタシも相乗りさせて貰うとするネ。
まずはとりあえず顔を如意堅布で覆って、砂を防ぐヨ。
【エアライド】なら砂嵐の中にも最適な移動経路を見つける事が出来るのかネ?
まぁ結局はジャンプで飛び込んで、扇で風を上手い事受けながら進むって事になると思うヨ。
その中で空中ジャンプしたりパラドクスで砂嵐に風穴開けたりする事もあるかもネ。
ミイラが飛べるのヨ、ワタシに同じ様な空中戦が出来ない道理は無いはずネ!
ヴェルゼ・バーガンディー
「さぁて、いっちょやっ・・・ペッ!ペッ!口ん中に砂入っちまったじゃねぇかコラ!」
滅茶苦茶腹立ちながら砂嵐の突破を目指す
【飛翔】効果を利用しねぇ手は無ぇ!
しかし、砂嵐だ、目や口に砂が入るのを防ぐために持ってた包帯で
顔面をふさいでおこう、目の所は包帯を1枚だけ覆っていれば
物ははっきりと見えずとも光加減で何が何処に居るのかは解る筈だ
慟哭魔瘴砲の魔弾のほうを飛ばし、光を頼りにまっすぐ進もうぜ
仲間と連携する場合は、いくつか包帯を使って命綱を作り
、風に飛ばされない、或いは逸れないように対策しよう、
仲間の持ってきたパラドクス効果はありがたく便乗させてもらう
恐らく砂嵐の中、意思疎通も難しいかもしれないからな。
楠井・十佐
まずはこの砂嵐を突破しないといけないのか。
難しそうだけど、この先に敵がいるなら行かない訳にはいかないね。
防塵衣やゴーグルを準備して砂に備える。
「念動力」で全身を覆い、嵐を遮る「結界術」を用いて被害を最低限に抑えよう。
【復讐の弾丸】のパラドクスを使用。各能力を強化。
【完全視界】の効果で砂塵を見通して周囲を確認できないかな。風景や天体の位置を確認して方角を調べて前に進む。同時に敵襲を警戒。
「地形の利用」で砂の隆起の遮蔽等を利用し、砂嵐の悪影響を最低限に出来る進路を探り進もう。
可能なら仲間達のパラドクス効果も利用。
バースィル・アシュラフ
「砂嵐で我が道を阻むとは小癪な!それしきの事で、我が歩みを止められると思うてか!」
とは言うものの、油断は禁物。
特に、使い手もその従者も砂嵐での戦いに慣れているのであれば、こちらが不利とさえ言えよう。
我が民をこれ以上傷つけさせぬように、気をつけねば。
エアライドを用いて最適な移動経路を見出し、それに従って歩こうか。
味方とはぐれてはいけぬ。
焔陽の獅子紋でビームを空へ向けて出し、自身の位置を示そう。
なんせ、視界が効きにくいのだから、間違っても味方に当てては一大事だからな。
口を開けば砂が入るゆえ、迂闊に声もかけられぬ。
あぁ、早く砂嵐の元凶を見つけ、この砂嵐を止めさせたいものだ。
アドリブ歓迎
絡み歓迎
●道を開く者達
激しい砂嵐が、行く手を阻む壁のように立ちはだかっている。
まだ吹き付ける風は弱いが、暴風域に到達するのも時間の問題だ。
「砂嵐で我が道を阻むとは小癪な! それしきの事で、我が歩みを止められると思うてか!」
我が民をこれ以上傷つけさせぬように、気をつけねばとバースィル・アシュラフ(焔陽の獅子王・g02196)は、気を引き締めた。
ここより先は敵陣に飛び込むような物、となればこちらが不利な状況だ。
「まずはこの砂嵐を突破しないといけないのか。難しそうだけど、この先に敵がいるなら行かない訳にはいかないね」
「なるほどネ、アイツらも面白い事考えるヨ。ここは風使いとして、ワタシも相乗りさせて貰うとするネ」
楠井・十佐(人間のデジタルサマナー・g02957)と柳・凛風(柳家風心拳修行者・g04711)は、それぞれ用意していた防砂対策をした。
布で顔を覆ったり、ゴーグルがあれば、直接的な砂の被害は最小に抑えられる。
「さぁて、いっちょやっ……ペッペッ! 口ん中に砂入っちまったじゃねぇかコラ!」
思わず大声を出してしまったヴェルゼ・バーガンディー(紫色の狂魔・g02195)も、悪態をつきながら用意した包帯で顔を覆うのであった。
「このまま突入すると、方向を見失いそうだね」
完全視界を用いることで、ある程度の視界を確保することはできたが、熱い砂壁のような塊が飛来すると塞がれるので十佐は慎重に周囲を確認する。
少なくとも、厄介な流砂に踏み込むのだけは防ぎたい。
「これならば、どうだ?」
自身の位置を示すためでもあるが、太陽の獅子を模した王紋の宝飾より、ビームを放ち砂嵐を断ってみせる。
ほんの一瞬、ビームが砂嵐を貫いた部分だけ、砂嵐に穴が開き直ぐに再び暴風によって辺りが埋め尽くされた。
「方向は、光を頼りに出来そうだぜ。二人いれば交互に撃てるし。光を頼りに真っ直ぐ飛んでいこうぜ!」
飛翔効果を活かさない手はないと言いながら、ヴェルゼも魔弾を飛ばしてみせた。
「まだ足りない気がするネ。真っ直ぐが最適移動経路とは限らないアルネ」
ちょっと待つよう制止し、凛風はエアライドの効果を活かし砂嵐の風の流れを見た。
「この風はクロノ・オブジェクトの力で生み出されているんだよね。普通の風と思わない方がいいかもしれない」
ただ突き進むのは危険かもしれないと、十佐も警戒を浮かべる。
「よし……!」
物は試し。ヴェルゼは、手前の暴風に飛翔で突入する。すると……。
始めは良かったが、強烈な風に煽られ、飛行位置を維持するのに精一杯となり押し戻されてしまった。
「成程、普通の風じゃねーってことか」
でも飛べる場所もある。それならば、必要となるのは、最適な路。
「ミイラが飛べるのヨ、ワタシに同じ様な空中戦が出来ない道理は無いはずネ!」
「我が最良の路を行こう。後は互いを、見失わぬことだ。この先は迂闊に声もかけられぬからな」
砂嵐の中は、見通せるようになったとしても砂は吹き荒れている。口を開けば砂が入ると指摘するバースィルに、ヴェルゼは説得力のある同意を示した。
方針が決まれば後は進むだけ。
「行くぞ!」
勇ましく先陣を突き進む、バースィルと凛風に続き一同は暴風吹き荒れる、砂嵐の中へ。
それぞれ単身でも突破していく心づもりではあったが、互いに協力できるのは心強い。
最初に奪われたのは、視界。思った通り、容赦ない砂風が襲い掛かる。
こうなると、一番心強いのは十佐のゴーグルだ。方向と周囲の安全確認をし合図する。
時折、強力な暴風の一陣が襲い掛かり視界を完全に奪われても、ヴェルゼが用意した包帯の命綱が互いの位置を教えてくれる。
流砂も風の路を読み飛翔で飛び超え。あまりにも手強い風があれば、凛風が扇を振るい、風穴を開け突破していく。
彼らの連携は万全。これならば砂嵐を突破するのも、時間の問題だろう。
(「あぁ、早く元凶を見つけ、この砂嵐を止めさせたいものだ」)
逸る気持ちを抑えつつ、バースィルは行く先を見つめる。
その嵐の中を、こちらに向かってくる不穏な無数の影が迫りつつあった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【エアライド】LV2が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
九十九・静梨
砂嵐を操るというのは見事なモノですが
それで都市を襲うというのは如何なものかと!
砂嵐にも砂漠にも筋肉の力で立ち向かって見せましょう!
肉体変異で全身の筋肉を隆起(◆肉体改造)
身体を覆う闘気と魔力障壁を◆オーラ操作する事で
顔などへの砂嵐の影響を遮りますわ
パラドクスを発動
獣人化する事で五感を強化
焦る事なく冷静に構えて
◆忍耐力で嵐に垣間見える包帯を見て
僅かな匂いや敵の声を探知
◆殺気も感じ取る事で敵の位置を把握
後は接近攻撃を仕掛けてきた所を
◆グラップルにて螺旋砕腕で迎撃
◆強打で◆粉砕
ドリル型に変形させ◆破壊
一斉にかかってきたならば
砂を吸わないようにした◆呼吸法からの◆大声◆衝撃波の咆哮砲で迎え撃ちますわ
柳・凛風
どうやら上手く行ったようネ。
このまま砂嵐の中であのミイラ達を叩くヨ!
敵が風に乗って襲って来るみたいだけど、【飛翔】と【エアライド】もあるし、空中戦ならあっちよりも上手く動いていい位置を取れるはずヨ。
こんな環境で戦うのは初めてだから試した事はないケド、ワタシは風使い。
風を起こして敵の動きを乱す事も出来るかもネ?
砂嵐の中でも【完全視界】で敵が見えるかもだし、この残留効果ってのは便利ヨ。
さて、上手く位置取りしたら後は攻撃あるのみネ。
砂嵐に紛れて近付いて、爪で傷付けたらそのまま敵の突進を掻い潜ったり扇で武器を受け流しながら離れるって感じで戦うヨ。
ミイラに毒が効くかどうか、試してやるネ。
楠井・十佐
来たみたいだね。ちゃんと目的地に近付いてたって事だ、安心したよ。
仲間と連携して戦闘。
【復讐の弾丸】で、抹消された人類史に存在した自動小銃を「召喚」する。AK-4○。砂漠等の劣悪な環境でも作動する信頼性が売りだ。人間は環境条件なんかには負けない。
【完全視界】で砂塵を見通す。敵は砂嵐を利用して突撃してくる。不完全な透視でも無いよりはましだ。見通せない砂の塊は敵の突入口と考えろ。
今までの任務で培った「戦闘知識」で敵の動きを読む。移動と射撃を連携させる「一撃離脱」戦術。【飛翔】【エアライド】の効果を利用し飛び回り、敵の機動力に対抗する。
「制圧射撃」「連射」での弾幕で味方を援護、支援しつつ敵を撃ち倒す。
バースィル・アシュラフ
「やれやれ、どうせ降るならば敵ではなく雨を望むがな!要望通りにはいかぬものだ!」
乾いた大地に必要なのは潤いぞ。
貴様らの血は潤せるほどあるとは思えぬ…いや、そうさな。
降らぬなら、降らせてしまえば良い。
【蛇竜雲雨】で辺り一帯に毒雨を降らせようぞ。
敵も溶けて水になるゆえ、一石二鳥というやつか。
敵の攻撃は飛び退って避けよう。
触れていい結果になるとは思えぬ。
空中での追撃はエアライドでさらに避けようぞ。
空中ならば当たると思うたか?甘いな。
「無念であろうなぁ。何、すぐにその思考ごと溶け落ちる。安心するが良い」
元我が民であったかもしれぬ存在よ。
大地へ、母なる河に還るが良い。
アドリブ歓迎
絡み歓迎
●砂嵐の戦場
砂嵐に体を浮かせ、包帯で互いの身体を繋いだマミー兵団が飛来する。
四体で一つの円状に組んでいる光景は、どこかスカイダイビングを思わせるが、いつまでもマミーに見下ろされているのは気持の良いものではない。
「どうやら上手く行ったようネ」
「来たみたいだね。ちゃんと目的地に近付いてたって事だ、安心したよ」
柳・凛風(柳家風心拳修行者・g04711)と楠井・十佐(人間のデジタルサマナー・g02957)が見上げる中、一つのマミー兵団が包帯を切り離し、独特な形状の剣を真下に突き立てるように構え、ディアボロス達の頭上を狙い降りかかる。
「全く優雅さの欠片もありませんわね」
金色のツインテールを掻き揚げ、九十九・静梨(魔闘筋嬢・g01741)は微笑を浮かべると、その闘気と筋肉で受け止めマミーを叩き落とす。
静梨は顔は愛らしい少女のものだが、身体は逞しい筋肉に覆われているというアンバランスさを持つお嬢様だ。
「砂嵐を操るというのは見事なモノですが。それで都市を襲うというのは如何なものかと!」
「やれやれ、どうせ降るならば敵ではなく雨を望むがな……」
纏わりつく虫を払うかのように、スラリとシャムシールを振るいながらバースィル・アシュラフ(焔陽の獅子王・g02196)は、憂いを浮かべる。
「乾いた大地に必要なのは潤いぞ。要望通りにはいかぬものだ!」
刃越しに見えるマミーの顔の殆どは覆われ、元の顔は分からない。だが、かつては人であったと思うと、斬り合いながらも複雑な感情が湧き上がる。
流れる砂塵を見通しながら注意を払っていた十佐は、不自然に迫る砂塊を自動小銃で撃ち抜く。
復讐の弾丸で出現させた、AK-47は過酷な実戦で使われ続けた銃。砂が舞っているような劣悪な環境でも用いられた銃器の一つである。
十佐に撃たれた砂塊は到達する前に崩れ、紛れていたマミーが現れ倒れた。
(「見通せないことで、見えているとはな。人間は環境条件なんかには負けない」)
考えてみれば敵も障害物のような物。突然出現した岩見たいなものだ。
「見通せない砂の塊は、敵の突入口と考えろ!」
「分かっているネ。でも、このまま風から出てくる前に、あのミイラ達を叩くヨ!」
同じように風に乗れるのであれば、飛翔とエアライドを活用し、マミーよりも上手く立ち回れるこちらが有利。
凛風は暴風の路に乗ると舞い上がり、相手の背後へと回り込み、その首に柳家・毒縛爪で傷をつける。
(「こんな状況は初めてだから試した事はないケド、ワタシは風使いアル」)
彼女に気付いたマミー兵が風で勢いをつけ、突進してこようとするが、凛風は柳家招嵐扇で受け流すよう風を起こし、流れを乱し防いだ。
そのままヒラリと別の風に乗って、一気に距離を取る。後は……。
毒を受けたマミーが、苦しみ倒れ暴風によってどこかへ吹っ飛ばされていくのが見えた。
「上手くいったようアルネ。毒も風も、良く効く見たいネ」
試みが上手くいき、凛風は悪戯っぽく笑みを浮かべ、次のマミー兵へと飛んでいった。
訳が分からないのはマミー兵の方であった。
暴風での戦闘訓練まで行い、地の利があったはずなのに、こうも苦戦するとは。
「空中ならば当たると思うたか? 甘いな」
砂塵に隠れ不意を狙ったはずの呪怨弾も、バースィルに難なく飛んで避される始末。
だがマミーらに止まるという選択肢はない。護りを命じられている以上、不利だと気付いても戦うしかない。
残るは一斉攻撃のみと、砂嵐に紛れていた十数体のマミー兵が纏めてディアボロス達に襲い降り掛かる。
その攻撃の第一陣を、十佐が自動小銃の連射で制圧し抑え弾幕を張った。
「お見事ですわ。ここは、わたくしが」
静梨は獣神魔衣を取り込みながら前へと出る。
「九十九家家訓!『時には獣になるべし』 獣神の力宿し、獲物を逃しませんわ!」
黒狼獣人へと変身し、静梨は獣の五感で敵の位置を感知すると、咆哮と共に魔力を発射し迎え撃った。彼女の獣力技・獣身咆哮砲で、第一陣は完全に絶えたか。
残った第二陣の攻撃は、静かに沈静化された。
「……降らぬなら、降らせてしまえば良い。貴様らの血は潤せるほどあるとは思えぬからな」
マミー兵が降るバースィルの上空、砂塵に雷雲を伴い大蛇が顕現する。その牙から滴る雨は毒。雨に打たれたマミー兵の身体は溶けて水に。
「無念であろうなぁ。何、すぐにその思考ごと溶け落ちる。安心するが良い」
地上へと届くころには、蛇竜雲雨によって全てが慈雨へと……。
(「元我が民であったかもしれぬ存在よ。大地へ、母なる河に還るが良い」)
辛うじて毒の雨を逃れたマミーもいたが、そこは逃さず凛風に捕らえられ毒縛爪の餌食になっていた。
「ここはもう大丈夫そうだね、先へ進もう」
周囲に潜んでいる敵がいないか見渡し、再度目的地を確認した十佐は、ゴーグルの砂を払い銃を納める。
クロノ・オブジェクトまで、あと少し。一同は再び暴風の中へと進み出した。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【動物の友】LV1が発生!
【罪縛りの鎖】LV1が発生!
【完全視界】がLV2になった!
【水源】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!
【反撃アップ】LV1が発生!
ネフェル・アンケセナーメン
※アドリブ歓迎 (【残留効果】『アイテム名』)
・心情
スフィンクスをかたどった巨大砂上船、
私は彼の方に会いに行かなければなりません。
たとえ嵐に阻まれようともこの思いは貫き通してみせましょう。
・行動
【トラップ生成】を利用して『アトラク=ナクアの糸』で網を作り
砂上に広げて待つ。
敵が罠に踏み込んだところを【エアライド】で飛び上がり
一気に網を引き絞って包み込みんで動きを阻害しつつ糸で切り刻む。
(技能:罠使い、斬撃、呪詛)
・パラドクス演出
「灰色の織り手チィトカアよ、御身の仕える神の似姿を此処に
この糸は敵を逃さず切り刻む!」
(背後に巨大な蜘蛛の様な姿が浮かび上がると
紅く輝く蜘蛛の巣が巻き取られ敵を包み込む)
ヴェルゼ・バーガンディー
俺は人手が薄手なこっちに援護するぜ!かかって来いよワニもどきが!
・戦法
【飛翔】と【エアライド】の残留効果を使わせてもらうぜ
これなら万が一砂嵐の中に入った際に行動は出来るはずだ
ワニってのは口を閉じる力は強えぇけど、開ける力はそんなに無ぇんだぜ
噛みついてきた所を回避して鎖分銅でその大口を縛ってから
大斧で頭をぶった斬ってやるぜ。
可能なら【怪力無双】と俺の自慢の腕力組み合わせて
ワニの上顎と下顎掴んで無理やりこじ開けて
そのまま顎の関節ブチ壊して口を開けっ放しにさせる
出来たら「ざまぁねぇぜ」と嘲笑して大斧でトドメを刺す
・重点行動
ネフェルさんの作成したトラップ戦法の邪魔にならないように戦う
何なら俺が陽動する
●空白の間
砂嵐が不意に途絶える。
先程までの暴風が幻であったかのように、そこは穏やかな空間であった。まさに台風の目、空白の間といったとこだろうか。
周囲を嵐の壁に囲まれている、その異様な空間に神砂使いと白鰐が控えていた。
現れたディアボロス達の姿に、不愉快そうに神砂使いが白鰐を見下ろす。
「俺のところに何者も通すなと伝えたはずだが……」
その眼光に怯えるよう白鰐らは慌てふためく。
「マミー共には言い聞かせておいたのですが、何があったのやら」
「まさか、嵐を超えてくるような猛者がいようとは。いえいえ、主様の敵ではありませんが」
「やっぱり、マミー頭じゃ足りなかったんですよ。包帯ほどけていたし」
良く解らないことを、それぞれ口にしながら白鰐らはそっと後退りはじめる。
「何しに来た……?」
然程興味の無い様子で、神砂使いは問いかける。
「私は彼の方に会いに行かなければなりません。たとえ嵐に阻まれようともこの思いは貫き通してみせましょう」
ネフェル・アンケセナーメン(永遠の愛・g01408)はスフィンクスをかたどった巨大砂上船に、ファラオの名に逸る気持を抑えながらここに来ていた。
「彼の方か。妙な事を言うな、それが真なら面白い……」
面白いとも思っていない、いややはり興味の無い様子で神砂使いは答えながら相手を見定めようとしていた。
「何が言いてぇか分からねえが。かかって来いよワニもどきが!」
このやり取りにじれったさを感じたヴェルゼ・バーガンディー(紫色の狂魔・g02195)が、一足先に飛び出す。
「……成程。御指名だ、行ってやれ」
神砂使いに押し出され、白鰐らは悲痛な声を一斉にあげた。
だが前に出てしまった以上、戦うしかない。
「わ、分かりましたよ。やりますよ」
渋々、白鰐は大きく尾を回転させ、向かって来たヴェルゼに叩きつける。
Scarlet Pinheelの大斧に受け止められ、白鰐は振り向こうとするも既に身体の自由は奪われている。鎖分銅がその身体を絞めつけていた。
「油断し過ぎじゃねぇの?」
捕らえたヴェルゼも狙っていたとはいえ、こうも思うようにいくと拍子抜けである。悪いが遊びに来ているわけではない、容赦なくその大きな白鰐の頭に大斧を振り下ろした。
「ざまぁねぇぜ」
左右に両断された口はもう開けない。白鰐は沈黙した。
女性の方が楽だろうと軽んじたか、ネフェルの方に二体がホワイトクロールで猛進していた。特攻というより、背後の神砂使いが怖いから頑張っているといった雰囲気である。
白鰐らの残念さは感じていたが、冷静にネフェルは罠をはっていた。
彼らが進攻してくる導線上、自身の目の前に密かにアトラク=ナクアの糸を手繰り、砂中に網を張る。
無我夢中で突き進み、大きく口を開けた白鰐は、寸前のところで彼女の姿を見失う。
エアライドでさらに高い位置へとネフェルは逃れ、白鰐らは引き絞られた網の中に吊るされて。白鰐らが戸惑う間に、彼女の背後には巨大な蜘蛛の様な姿が浮かび上がり。
「灰色の織り手チィトカアよ、御身の仕える神の似姿を此処に
この糸は敵を逃さず切り刻む!」
紅く輝く蜘蛛の巣が敵を包み込み、切り刻んだ。
悲しそうな断末魔の声を上げたのが、最後の言葉となった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV2になった!
楠井・十佐
ようやく辿り着いた。
こんな無茶な砂嵐を放置する訳にはいかない。オブジェクトを破壊して止めさせて貰うよ。
仲間と連携して戦闘。
【戦闘機動】のパラドクスで【飛翔】の残留効果を更に強化。嵐は抜けたとは言え砂漠の地の利はまだ敵にある。「空中戦」を挑む。
高速で飛翔しつつ「エアライド」の効果も使った急な方向転換も駆使し、三次元的な空中機動で敵を「攪乱」。熱砂による攻撃をかわしながら、攻撃と移動を同時に行う「一撃離脱」戦術。ガントレットや装甲ブーツによる打撃とハンドキャノンによる射撃を織り交ぜ、仲間達と呼吸を合わせた波状攻撃でダメージを与えていく。全ての攻撃に「念動力」を込め意志の力で「破壊」力を高めよう。
柳・凛風
ようやく親玉のお出ましネ。
中々の風使いと見たヨ、ちょっと不利かも知れないネ。
ここはこの砂漠に紛れてこっそり忍び足で近付くに限るアル。
呼吸法でしっかり息を止めて、砂に潜って不意打ちするのが良さそうネ。
砂の中でも【完全視界】で敵の位置はしっかり把握しておくヨ。
パラドクスで一撃入れたら【水源】で川を作れると良いネ。
水中なら敵の起こす砂嵐も届きにくいと思うのヨ。
ここでも呼吸法が大事ネ、追って来るのを邪魔する罠を【トラップ生成】で作っておければなお良いネ。
ヴェルゼ・バーガンディー
ご自慢のペットどもがやられちまったが、アンタどうする?
なんつってな、選択なんてさせるかよ、終わらせてやる
「ミイラが動いてんじゃねぇよ、とっとと棺の中で眠らせてやんぜ」
・戦法
相手の技の対処に動こう、神砂巨兵で砂を覆い始めたタイミングで
鎖分銅を投げて絡ませ、【怪力無双】で砂の中から引きずり出そうぜ
流砂戦術を使用した際は【飛翔】の残留効果で回避を試みる
万が一流砂で仲間が飲まれそうなら包帯か鎖分銅で救出を試みる
砂縛りの場合も【飛翔】で交わそう、飲まれたら恐らく竜巻の
形状の風だろうと、竜巻の目から上に向かって飛び脱出を試みる
「そんなに砂遊びがしてぇなら!砂へと還れ!」
トドメを刺すタイミングで地獄陥を発動
ネフェル・アンケセナーメン
※アドリブ歓迎、
・行動
【水源】を使用して戦場に流し込み、熱砂を湿気らせて敵のパラドクスの効果を削ぐ。
蒸気や砂嵐による視界の低下は【完全視界】でカバー。
【エアライド】により空中でステップを刻み、気付かれない様に間合いを詰めたら腰だめに構えた呪具『バリザイの偃月刀』で【邪神の一撃】を放つ。
(技能:呪詛、斬撃、捨て身の一撃)
・心情
かつては神々とファラオに仕えしこの身なれど、
王墓に眠るファラオと死後の安寧を奪われた時から信仰は捨てました。
今はただ、獣神とそれに与する者どもに復讐を果たすのみ、
そしていつかは彼の方を取り戻すのです!
(神砂使いに)
何処の尊いお方かは存じませぬがお覚悟を、貴方は邪魔です。
バースィル・アシュラフ
「幼き王よ、待たせたな。我が名はバースィル。同じ王である」
同じ王とは思いたくはないが、ファラオであるならば、一定の敬意は持とう。
「何故に、我が民を害す?蹂躙する?」
問いかけよう。答えがあるかは分からぬし、理解し合えるとは思わぬ。
ただ、疑問なだけよ。
それだけ聞けば、戦闘へと入ろう。
【王墓の怒り】を放とう。
包帯に巻かれた姿を見るに、既に死した身であろう?
ならば、我が墓下に戻してやろう。
攻撃には飛翔とエアライドで避けよう。
大きいならば多少動作は大振りになってわかりやすいのではないか?
もちろん、大きさとは力だ。
当たればただではすむまい。
復讐者である我が民達にも注意喚起を行おう。
アドリブ歓迎
絡み歓迎
九十九・静梨
アドリブ連携歓迎
砂嵐の使い手
見つけましたわ!
この先の襲撃者を討つ為にも
まずは貴方から倒させて頂きますわ!
残留【完全視界】で視界確保
立つのが困難な砂地は残留【飛翔】や【エアライド】で対応
引き続き肉体変異状態で戦闘
砂の巨人ですわね
砂と言えどその力は凄まじそうですわ
ならば筋肉で打ち破るのみ
螺旋砕腕を実体化しドリルモードに変形しパラドクス発動
叩きつけられた砂の腕を筋肉の力で◆強打
ドリルの回転で腕を◆粉砕するのと同時にパラドクスの効果で砂を伝い中にいる本体へ闘気を流し込み本体の体を◆破壊しますわ
例え砂の鎧に身を包もうとも
筋肉が生み出す闘気は阻めはしませんことよ!
●戦神の像
倒れた白鰐の身体は、砂へと消えた。
取り巻きが戦っている感も、今も神砂使いは一歩も動かず、ただ眺めていた。
「ご自慢のペットどもがやられちまったが、アンタどうする? なんつってな、選択なんてさせるかよ、終わらせてやる!」
やはり周囲に興味の無い様子で、神砂使いはヴェルゼ・バーガンディー(紫色の狂魔・g02195)にディアボロス達に視線を向けた。
「幼き王の使いよ、待たせたな。我が名はバースィル。王である」
神砂使いの先、スフィンクスを操るファラオを見据え、バースィル・アシュラフ(焔陽の獅子王・g02196)は名乗りをあげた。
「王、か……。そうか、お前は王なのか……」
包帯に覆われている神砂使いの表情が、僅かに動く。
「何故に、我が民を害す? 蹂躙する?」
「…………何しに来た?」
問いかけに答えは無く、逆に問いかけられる。
「そんなの決まってる。こんな無茶な砂嵐を放置する訳にはいかない。オブジェクトを破壊して止めさせて貰うよ」
ハンドキャノンの銃口を、楠井・十佐(人間のデジタルサマナー・g02957)が向け、やっと神砂使いが動く。
「なるほど、つまりこれが目的という事か」
半身をずらすようにして振り返った向こう。頑なに動こうとしなかった神砂使いの背後に、それはあった。
砂、いや花崗岩が素材だろうか。犬の頭を持ちし戦神の姿を象った砂色の像が、簡素な石柱の台座に置かれている。セト神を象った、クロノ・オブジェクトだ。
「見つけましたわ! この先の襲撃者を討つ為にも」
「何処の尊いお方かは存じませぬがお覚悟を」
目的を目にした、九十九・静梨(魔闘筋嬢・g01741)とネフェル・アンケセナーメン(永遠の愛・g01408)が身構え。
「貴方から倒させて頂きますわ!」
「貴方は邪魔です」
同時に地を蹴った。
静梨はその自慢の筋肉をしならせ、拳で。ネフェルは、腰だめに構えたバリザイの偃月刀で、神砂使いに迫る。
「そうか。ならば消えて貰おう。お前達は俺が削除する」
神砂使いは流砂を巻き起こしながら、熱を帯させながら周囲の砂を高く巻き上げる。
両の腕と注意が逸れた瞬間、砂に身を隠し潜っていた柳・凛風(柳家風心拳修行者・g04711)が飛び出し、柳家舞風扇で斬り付ける。
「やっと隙を見せたアルネ!」
無防備に開いていた神砂使いの脇腹を斬り裂き、水源によって宙に風を吹かせるよう川の流れを出現させ飛び込むと距離を取った。
体勢を崩したことで、巻き上げた砂は疎らに降り注ぐ。
水には水を。
ネフェルは更に水源で流れを出現させ、砂の雨へと飛沫を跳ね上げる。
どんな砂であったとしても、こうなってはただの重い砂。帯びていた熱は水に奪われ蒸気へと化す。
砂塵には備えていたが、まさか蒸気で視界を奪われるとは思いもよらなかった神砂使いはディアボロス達の姿を見失った。
「ニャル、シュタン! ニャル、ガシュンナ!」
完全視界で蒸気を見通せるネフェルは、その勢いのまま空を蹴りながら偃月刀に邪神の力を宿らせる。刀から彼女自身へと邪神の力が蝕もうとするが構わない。
「暗黒のファラオよ御身に栄えあれ!」
蒸気を抜け、ネフェルは邪神の一撃を繰り出した。
神砂使いの包帯が散り、干からびた半身が露出する。
「くっ……ぅ、言ったはずだ。削除すると!!」
荒ぶる神砂使いに向かって、蒸気に紛れ飛翔しながら十佐が弾丸をくらわせる。
縦横無尽、蒸気に紛れながら相手に位置を気取られないよう一撃離脱で撃ち続ける。
怒声にも聞こえるような咆哮をあげながら、神砂使いは集めた砂を己に纏い強大な姿へ神砂巨兵と変貌した。
その姿はまるで砂の巨人。
砂を纏う際、セト神の像をしっかりと己の砂の鎧の中に隠し護り手の役目も忘れていない。
これだけ巨大化していれば、蒸気で視界を奪われていようと、ある程度適当に攻撃を振るっても面積が広い分、当たる確率と衝撃は格段に上がる。
「砂と言えどその拳の力は凄まじそうですわね。でも、どうでしょお?」
闘気で構成した手甲、螺旋砕腕を実体化させ、静梨は神砂巨兵と拳をぶつけ合った。
打撃は均衡。だが、その拳より静梨の闘気が流れ込む。
「九十九家家訓、『事はさり気なく為すべし』。時には静かに、それでいて激しく、ですわ」
満面の微笑を浮かべつつ、その逞しい腕はドリルモードに。鋭い回転が砂の鎧を削っていく。
「いかがです。例え砂の鎧に身を包もうとも、筋肉が生み出す闘気は阻めはしませんことよ!」
高飛車に力強く、決して引くことなく、静梨は拳を叩き込み続けた。
彼女の拳が当たる度、砂は削られ散っていく。
「なんて、重い拳だ」
纏う砂越しに伝わる衝撃に、神砂使いは呻いた。神砂巨兵の姿となって、これ程の打撃を味わったことは今までない。
砂が叩き散らされ、大きく神砂巨兵の身体が仰け反ったところを、飛沫を散らしながら再び飛び出してきた凛風が斬り付ける。
斬られたところに水が浸み込み、新しい砂を掻き集めようも、思うように纏まらない。そうして本体を露出させたところに、鎖分銅が絡みつく。
「ミイラが動いてんじゃねぇよ、とっとと棺の中で眠らせてやんぜ」
力を怪力無双で増し、ヴェルゼは力いっぱい鎖を引く。絡みついた鎖が神砂使い本体を締め付ける。
まだ自由であったもう一方の腕を振るうも、その攻撃は見切られフワリと宙へとかわされてしまう。
「理解し合えるとは思ってはおらなかったが、哀れだな。せめて、我が墓下に戻してやろう」
受け続けた攻撃のダメージで、砂を纏いきることも出来なくなった神砂使いの姿を眼下に、バースィルは両の手を高く掲げた。
同情というわけではない。その死した身体を呼び起こされ、ただ護る為だけに使わされたであろう誰かを還してやろうというだけ。
「我が怒りの唸りを、我が嘆きの怨嗟を元に、顕現せよ。櫃罰の化身よ!!」
頭上に現れしは、小型のピラミッド。名も知らぬ誰かの為、王墓の怒りが放たれる。
落ちてくるピラミッドを見上げ、神砂使いが何を思ったかは分からない。
ただ刻まれた命に従い、セト神の像を護る為に残る力の全てを注ぎ、神砂で包み空間の向こうへと逃そうと……。
一つの弾丸が砂に護られた像を貫いた。その瞬間、暴風が流れ込み蒸気が晴れ互いの姿が見える。
「破壊しに来たって言っただろう」
念動力が込められその意志が強めらた十佐の弾丸は、神砂使いをも撃ち抜いていて。
周囲はディアボロス達に囲まれ、転がるセト神の像は傷つき。頭上より迫る影は濃さを増し。
「おおぉぉぉっ! 申し訳ありません、我がファラオ……」
神砂使いは慟哭の叫びを上げながら、その身体をピラミッドに潰され埋葬された。
護り手を失い制御を失った砂嵐が、大きく乱れ嵐の壁が裂ける。
その数キロ先。砂漠の空を進むスフィンクスの姿が垣間見える。
思わずネフェルが飛び出そうとするも、直ぐに乱れた暴風が行く手を阻み、その姿は見えなくなった。
届かなかった手を下げ、静かにその唇を引き結んだ。
(「今はただ、獣神とそれに与する者どもに復讐を果たすのみ、そしていつかは彼の方を取り戻すのです」)
ディアボロス達は壊れかかっていた、セト神を象った、クロノ・オブジェクトを破壊し、渦巻いていた砂嵐が治まっていく。
嵐の晴れた空は青く、巻き上げられていた水が光に輝かされ虹が淡く架かった。
もう何処にもスフィンクスの姿は見えなく、代わりに次なる嵐が向こうに見えた。
まだ王は遠いが、この砂嵐を止めていけば、いつかその手が届く時が来るだろう。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【飛翔】がLV2になった!
【モブオーラ】LV1が発生!
【怪力無双】がLV3になった!
【罪縛りの鎖】がLV2になった!
【トラップ生成】がLV2になった!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【フィニッシュ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV4になった!
【ロストエナジー】がLV2になった!
【ガードアップ】がLV3になった!