【断頭革命グランダルメ奪還戦】ローザンヌ街道に響く剣戟(作者 天木一
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#断頭革命グランダルメ  #【断頭革命グランダルメ奪還戦】ローザンヌの剣客  #断頭革命グランダルメ奪還戦  #⑦ピエール・オージュロー 

●ローザンヌ街道
「敵の姿はありません。巡回を継続します」
 自動人形『解体少女』の部隊がベルンからローザンヌに向かう街道を巡回していた。
「にゃ~……」
「猫です」
 茂みから猫の鳴き声を聞きつけた解体少女が歩み寄り、無造作に鋸状の刃を持つ大剣を振り下ろす――。
「ギャッ!!!」
 その一撃を受けた猫が悲鳴を上げ、身体をズダズダに斬り裂かれて息絶えた。
「ディアボロスではなかったようです」
「小動物はディアボロスかもしれません。猫も犬も鳥も、全て駆逐します」
 ディアボロスを警戒する解体少女達は、無表情に辺りの小動物を全て根絶やしにしていった。
 そこには決して街道を絶対に通さないという固い意思が感じられた。

●新宿駅グランドターミナル
「断片の王ナポレオンを追い詰めたけど、ナポレオンは火刑戦旗ラ・ピュセルと蹂躙戦記イスカンダルも巻き込んで対抗するつもりみたい。今回はめちゃ大変な戦いになりそう」
 音葉・遥風(風は遥か彼方に吹く・g03189)は3つのディヴィジョンの敵と戦う厳しいものになりそうだと顔をしかめた。
「とにかくナポレオンは倒したいよね。ナポレオンが生き残るとオベリスクの力を使って、北アフリカに疑似ディヴィジョンを創造して、力を取り戻しちゃうっぽい。そうなったらまた攻略のやり直しになるよ。だからナポレオンを倒せるように、今のうちに攻撃を仕掛けて戦力を削っちゃおー」
 それを阻止する為にも、この前哨戦でナポレオンの軍勢を減らしておきたい。

「みんなに向かってもらうのは、ベルンからローザンヌに繋がる街道で、フランス軍元帥の名を持つジェネラル級自動人形『ピエール・オージュロー』が任されてるエリアなんだって。そこに自動人形『解体少女』のトループス部隊が巡回してるみたい。この巡回部隊は、戦いに自信がある精鋭部隊みたいだから、ここで叩いて戦力を削っとこう」
 戦闘能力に優れた『解体少女』を集めた部隊となっている。本番が始まる前にここで少しでも減らしておけば楽になるだろう。
「めちゃ警戒してるみたいだから、不意を突くのは難しいかも? でも上手くできればイニシアチブが取れそう」
 小動物一匹も逃さぬように警戒度が高い。虱潰しにディアボロスと思しきものを攻撃するようだ。その警戒の高さを利用して一部を誘引できるかもしれない。

「ナポレオンとか、歴史で習ったりみんな一度は名前を聞いたことがある有名人だけあって、疑似ディヴィジョンの創造とかいう反則みたいな能力を持ってるんだって。ここで逃がしたら絶対ヤバイことになりそうだよね。確実に戦争でナポレオンを叩けるように、周囲の護りの一つ、ピエール・オージュローの精鋭部隊に攻撃してこう」
 遥風は前哨戦で敵を削ればナポレオンを討つチャンスを広げられると、ディアボロスを精鋭部隊が護るローザンヌ街道へと送り出した。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【照明】
1
ディアボロスの周囲「効果LV×20m」の空間が昼と同じ明るさに変化する。壁などで隔てられた場所にも効果が発揮される。
【友達催眠】
1
周囲の一般人を、誰にでも友人のように接する性格に変化させる。効果LVが高いほど、昔からの大切な友達であるように行動する。
【泥濘の地】
1
周囲の地面または水面が泥濘に変わり、ディアボロスは指定した「飛行できない対象」の移動速度を「効果LV×10%」低下させられるようになる。
【トラップ生成】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【光学迷彩】
1
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV2 / 【ガードアップ】LV1 / 【先行率アップ】LV1 / 【アヴォイド】LV1

●マスターより

天木一
 こんにちは天木一です。
 剣客ピエール・オージュロー配下の精鋭部隊との戦いとなります。

 ①巡回している精鋭部隊『解体少女』との戦闘になります。小動物ですらディアボロスの可能性があると殺害し警戒が高いです。それを逆に利用すれば、少数を誘導して有利な状況で戦闘を開始できる可能性もあります。

 戦争前にできるだけ敵を削り、ナポレオン打倒に向けて準備をしましょう!
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
仲間と連携、可能なら事前に作戦をすり合わせる

スイスの街道も物騒になったものだ
大陸軍は七曜の戦の前から、一貫して動物を見逃さない方針を取ってきたが……
酷い事をするな

街道から離れた場所で、迷彩コートを纏い、樹木や岩陰の地形に紛れ潜伏
双眼鏡で偵察して部隊の接近を把握
トラップ生成で茂みに鳴子のワイヤートラップを段階的に仕掛け
行軍の接近時に物音を立て
やや離れた場所でさらに茂みを揺らし
確認のための一部兵を誘き出そう
うまい仲間がいれば任せる

本隊から分断したら攻撃開始
PDで糸を展開し攻撃
こちらの領域に誘い込み、身動きを封じつつ切り刻む
同時に周囲でトラップの音を立て続け撹乱

仲間と狙いを合わせ
一撃で倒せる敵>消耗した敵を目安に、数を減らし
味方の死角を補える立ち位置へ

敵の攻撃には、魔力障壁で全身を護って、剣の波動を防ぎ
斬撃にあわせ、腕のタワーシールドを構え受け流す

戦況を常に観察し
十分な戦果か、味方が深手を負う前に撤退判断し、合図し全員で撤退
敵将に警戒し、出現時は攻撃を防ぎつつ、挨拶し素早く撤退


丹尾・水葵
猫変身とかで欺いてきたのは僕らだから、
警戒するとそうなるんだろうけど…気分良くないね。
まあ、そもそもクロノヴェーダな時点で後は誤差…か?

精鋭部隊ってことは、他の場所みたいにとにかく数巻き込めばいいものではなさそう。
連携しながら警戒心に漬け込んで少しずつ、確実に数を削っていく方向でいこうかな。
世界へのハッキングで≪ステルスモード≫を発動。幾重もの隠蔽効果で姿を隠すよ。
敵の誘導は味方のひとが動いてくれそうだから、僕はそのカバーに重点置く感じで、
姿を隠したまま、誘いこまれた敵の退路を抑えたり一気に攻めて短期決着に。

攻撃は極力音を出さないよう、魔力で成形した悪魔の翼や魔力刀でステルスキル。
警戒ごくろーさま。見つけたものに集中しすぎると、それ以外が疎かなんじゃない?

流石に数が減ったら警戒もより高まるだろうし、良い感じまで削ったらささっと撤退。
今度来るときは指揮官も全部、残さず倒して僕たちが奪い返してやるから!

アドリブ・連携歓迎


月下部・小雪
つ、罪のない猫さんや犬さん、鳥さんをを惨殺するなんて許せません。
巡回している解体少女さん達を倒して回りましょう!

猫さんの代わりにコダマに茂みに隠れて「もきゅー」と鳴き声を上げて、ボクのいる方に逃げてきてもらいます。
猫さんと勘違いして解体少女さん達が追いかけてくると思うので、分断したところを攻撃、です。

コダマが囮を頑張ってくれたので、攻撃はボクが頑張る番、です。
ま、まだ怖いですが【契約召喚】でボクそっくりのアークデーモンを召喚です。
血まみれのナイフで解体少女さん達をずんばらりんと解体していって、しまいます。
ば、ばらばらになるだけで血をまき散らさないのでアクマはご不満みたいですが、か、勝手なことはさせません。

ふぅ、巡回に出てきていた自動人形はやっつけれた、でしょうか?
動物さん達も付近から逃げ出してくれてるといいのですが……

もし、万が一ジェネラル級で出てきたら、急いで撤退、です。

※アドリブ連携大歓迎


阿良々木・蘭
アドリブ、連携、大歓迎

罪のない猫や犬や鳥など小動物を惨殺するなんて許せないよね
被害を抑えるために巡回している解体少女を倒してまわろう
早めに敵の注意を引きつければ犠牲になる小動物は減らせるよね

いつものように見た目だけで油断させて不意を突く作戦は通用しないのか
逆に警戒心が強いから囮になって他の人に隙を突いて貰う作戦は有効かもしれない
釣り野伏ってやつかな囮なって敵をこちらに誘導して側面突いて攻撃する作戦があるの
ボクやモーラットのわっふるが囮になって誘導するからみんなに側面から隙を突いて攻撃してほしいの

攻撃するよりも護り重視かな、もちろん隙を突いて攻撃はするけど
白虹の円環で創り出した4橋の白虹輪で身を護りガードアップ
別に見つかっても問題ないというか目立った方がいいかもしれないからあえて飛翔して移動しようかな
多くの敵に見つかると囲まれて集中攻撃されると危険だから控えめに飛翔は高く飛ばす低空飛行で高速移動するくらいだけど


テレジア・ローゼンタール
相当な疑心暗鬼に囚われているようですね
自動的な機械人形であるが故、物音ひとつでも感知すれば確かめずにはいられない、ディアボロスである可能性を見過ごすことができない
その徹底ぶり、逆用させてもらおう

手頃な小石をいくつか拾い、茂みの物陰に潜む
人形たちの後方へ向けて小石を投擲、うまく石畳にでも当たれば物音を立ててくれる筈
一度巡回した場所に再度全員で乗り込みはしないだろう
規定通りに巡回を続ける本隊と、怪しい箇所を調査する分隊に分かれる筈

分隊へ向けて【突撃】! 【破壊】の魔力を纏った【獄災の衝撃】でまとめて【薙ぎ払う】!
救援に来る本隊の方へ【泥濘の地】を発動、合流を少しでも遅らせる

ジェネラル級、ピエール・オージュロー……
仮に現れたとしてもここで討ち取るのは困難を極める
【獄災の衝撃】で一太刀見舞い、その【衝撃波】で目晦まし
さらに【泥濘の地】で仲間が撤退するための【時間稼ぎ】を


フィロメナ・ラウレアノ
追い詰めてもここまで立て直してくるなんて
さすが歴史に名を残す英雄ナポレオンだね
でもどんな強敵が相手でも黙って見過ごすわけにはいかないね

可愛らしい姿には似つかわしくない武器を持っているけど…
解体少女って呼ばれるのにはちゃんと理由があるんだね
しっかり気を引き締めていかないと
あんな恐ろしい剣の餌食にはなりたくないもの

街道を通したくないからって、何も根絶やしにしようとしなくたっていいのに…
でも警戒心が強いなら、むしろそれを利用できるかもね
召喚した猫の姿を見せたら、また攻撃を仕掛けてくるんじゃないかな
茂みがあるなら見通しがいいところだけじゃないだろうし、少数が逸れるように誘い出すよ

誘い出せたら攻撃のチャンスだね
例え動きを鈍らされても皆と協力して戦えば押し切られることはないはず
パラドクスの閃光で焼き焦がそう
輝く星よ。人形を、あの血塗れた剣をその光で止めてみせて
どうかもう罪のない命が犠牲にならないように

深入りする前に皆と撤退するよ
ナポレオンを取り逃さないためにも、戻って来るべき戦いに備えよう


●待ち伏せ
「スイスの街道も物騒になったものだ」
 迷彩コートを纏って樹木の陰に身を潜めたエトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は、そっと双眼鏡を使い自動人形の部隊が見回るベルンからローザンヌへ繋がる街道を観察する。
「大陸軍は七曜の戦の前から、一貫して動物を見逃さない方針を取ってきたが……酷い事をするな」
 そしてそこらに無造作に捨て置かれている、小動物の死体を見つけて眉をひそめた。
「必ず報いは受けさせよう」
 【トラップ生成】を使い周囲の茂みに鳴子のワイヤートラップを段階的に仕掛けていく……。
「相当な疑心暗鬼に囚われているようですね」
 テレジア・ローゼンタール(魔剣の騎士・g01612)は小動物の一匹すら見逃さない厳しい警戒態勢に、敵側の焦りを見て取った。
「自動的な機械人形であるが故、物音ひとつでも感知すれば確かめずにはいられない、ディアボロスである可能性を見過ごすことができない。その徹底ぶり、逆用させてもらおう」
 その性質を利用し、手頃な小石をいくつか拾って茂みの中へと潜む。

「追い詰めてもここまで立て直してくるなんて、さすが歴史に名を残す英雄ナポレオンだね」
 フィロメナ・ラウレアノ(ヴァルプルギスの夜・g00015)は名高いナポレオンを褒める。
「でもどんな強敵が相手でも黙って見過ごすわけにはいかないね」
 そんな強敵であっても倒してみせると気合を入れて敵部隊を観察する。
「可愛らしい姿には似つかわしくない武器を持っているけど……解体少女って呼ばれるのにはちゃんと理由があるんだね」
 少女の姿に似合わない、その手に持つ凶悪な武器が目に付く。
「しっかり気を引き締めていかないと、あんな恐ろしい剣の餌食にはなりたくないもの」
 一太刀でも浴びれば酷いことになりそうだと想像して、フィロメナは緊張を高めて集中していく……。
「猫変身とかで欺いてきたのは僕らだから、警戒するとそうなるんだろうけど……気分良くないね」
 木々の間に隠れる丹尾・水葵(小悪魔ハッカー・g00080)も、動物の死体を目にして笑顔が消える。
「まあ、そもそもクロノヴェーダな時点で後は誤差……か?」
 どちらにせよ許せない相手だと、
「精鋭部隊ってことは、他の場所みたいにとにかく数巻き込めばいいものではなさそう。連携しながら警戒心に付け込んで少しずつ、確実に数を削っていく方向でいこうかな」
 精鋭相手に突っ込むのは無謀だと考え、仲間と共に待ち伏せることにした。
「敵の誘導は味方のひとが動いてくれそうだから、僕はそのカバーをするよ」
 パラドクス『ステルスモード』を発動し、世界へハッキングを仕掛け物理法則を操作し、透明化や足音を消すなど幾重もの隠蔽効果で姿を隠した。

「罪のない猫や犬や鳥など小動物を惨殺するなんて許せないよね。被害を抑えるために巡回している解体少女を倒してまわろう」
 阿良々木・蘭(紫君子・g02198)は小動物の死体を見て許せないと憤る。
「早めに敵の注意を引きつければ犠牲になる小動物は減らせるよね」
 そして早々に敵を引きつけ、戦闘に持ち込むことを考えた。
「いつものように見た目だけで油断させて不意を突く作戦は通用しないのか」
 敵は警戒を高めていて、人を見ればディアボロスだと判断するだろう。
「逆に警戒心が強いから囮になって他の人に隙を突いて貰う作戦は有効かもしれない。釣り野伏ってやつかな囮なって敵をこちらに誘導して側面突いて攻撃する作戦があるの。ボクやモーラットのわっふるが囮になって誘導するからみんなに側面から隙を突いて攻撃してほしいの」
 自分が誘導しようと仲間に声をかけ、隠れながら敵へと近付いていく。
「つ、罪のない猫さんや犬さん、鳥さんをを惨殺するなんて許せません。巡回している解体少女さん達を倒して回りましょう!」
 月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)はぐっと拳を握り、これ以上小動物達が殺されないようにしようと意気込み、自分も囮役を手伝おうと茂みへモーラット・コミュの『コダマ』を忍ばせた。
「街道を通したくないからって、何も根絶やしにしようとしなくたっていいのに……でも警戒心が強いなら、むしろそれを利用できるかもね」
 フィロメナも囮役に魔法のランプ〈可惜夜〉から猫の姿をしたジンを召喚し、誘い出すべくモーラット達と一緒に向かわせる。

●奇襲
「んっ?」
 解体少女の脚にワイヤーが引っ掛かり、カランカランと鳴子が響く。
「ディアボロスか?」
 その物音のした方向へと解体少女が脚を踏み入れると、さらに離れた位置から音が鳴る。
「こっち?」
「向こうから音がする」
 惑うように誘われて解体少女達の一部が隊を離れていく。
 そこで、「もきゅー」と茂みから鳴き声が聞こえる。さらには「にゃー」と鳴く声も聞こえた。
「ディアボロスが化けた猫でしょうか」
 解体少女が鳴き声のした方へ近付くと、ささっとコダマと猫のジンが小さな体で草木を利用してちょこちょこと身を隠しながら逃げ出す!
「待ちなさい!」
「逃がしませんっ」
 それを追って解体少女達が駆け出し、姿を探すと違う場所にわっふるが姿を見せて誘う。
「あちらです!」
 こっちこっちと逃げ切らずに鳴いて誘導するコダマとわっふると猫のジンに釣られ、本隊から大きく離れた。
(「もう少し誘導しても良さそうですね」)
 こちらの戦力を考えて、倒せるだけの数を引き寄せたいとテレジアは小石を投擲し本隊周辺を調べる人形たちの後方に落とす。
「音がしました」
 脚を止め小石の落ちた方向へと振り返る解体少女達。その視界には誘導されている仲間の姿が映った。
「あちらに向かっている。何かを見つけたのでしょうか?」
「私たちも調べにいきましょう」
 そして何かあるのかと思い、自分達もその後に続いて本隊から離れていった。
(「上手く分隊に分かれてくれたようです」)
 隠れ待ち構えるテレジアは仲間に合わせ突撃するタイミングを待つ……。

「こっちだよ!」
 誘い込んだ敵の正面に蘭が立ち塞がる。
「ディアボロス!」
「斬り捨てます!!」
 視界に入るなり解体少女達は即座に戦闘モードに入って襲い掛かる!
(「仕掛けよう――」)
 茂み潜んでいたエトヴァが仲間に手振りで合図しながらパラドクス『斬糸結界』を発動し、見えない程に細い糸が一瞬にして手から広がり解体少女達に巻き付いた!
「これはっ! 糸?!」
 絡まり拘束されたところで解体少女はそれが糸だとようやく気付いた。
「少しは切り刻まれた動物の気持ちを味わうといい」
 エトヴァが糸を引っ張ると、巻き付いた糸が喰い込み身体を切り刻む!
「ディアボロスです!」
 刻まれ中身の絡繰りを覗かせながらも、解体少女は前に踏み出し巨大な鋸剣を振り上げた――。
(「誘い出せたみたい。攻撃のチャンスだね」)
 身を潜めていたフィロメナは仲間と共に奇襲を仕掛ける。
(「例え動きを鈍らされても皆と協力して戦えば押し切られることはないはず」)
 もし反撃されても仲間と協力すればこちらが有利と打って出た。
「輝く星よ。人形を、あの血塗れた剣をその光で止めてみせて……どうかもう罪のない命が犠牲にならないように」
 フィロメナが星に願いパラドクス『ベツレヘムの星(スター・オブ・ベツレヘム)』を発動し、指先を輝かせ天頂を飾る星を召喚して、眩い光と共に閃光を放ち解体少女達を貫き焼き焦がす!
「か、らだ、が……」
 全身が燃え上がり黒焦げになった解体少女が崩れ落ちる。
「そこにも潜んでいましたか」
 解体少女がフィロメナに向けて剣から精神を揺さぶるおぞましき波動を飛ばして動きを鈍らせ、斬撃を放たんと鋸剣を構えた。

(「コダマが囮を頑張ってくれたので、攻撃はボクが頑張る番、です」)
 隠れていた小雪はコダマが上手く誘導したのを見て、次は自分の番だと仲間に合わせて攻撃を仕掛ける。
(「ま、まだ怖いですが【契約召喚】でボクそっくりのアークデーモンを召喚です」)
 パラドクス『契約召喚』を発動し、自身とそっくりなアークデーモンを呼び出す。
 見た目は似ていても無い面は全く違い、容赦なく血まみれのナイフで襲い掛かり、鋸剣を構え攻撃態勢に入っていた解体少女達をずんばらりんと手慣れた動きで解体していく――。
「そん、な……」
 だがばらしても血も出ず破片だけが飛び散る自動人形にアークデーモンは不満そうな表情を浮かべる。そして生身の肉体を持つディアボロスへとちらりと視線を向けた。
「ば、ばらばらになるだけで血をまき散らさないのでアクマはご不満みたいですが、か、勝手なことはさせません」
 その冷たい目を怖がりながらも小雪が契約で悪魔を縛り、不満そうでありながらもナイフを震わせて解体少女を破壊した。
「待ち伏せです!」
 解体少女が警戒して悪魔へと意識を向けた。
(「一気に攻めて短期決着を狙おう」)
 仲間の攻撃後をカバーするように、水葵が続いて音もなく背後から忍び寄り、魔力で成形した魔力刀で解体少女の首を刎ねた!
「あっ……」
 何が起きたかもわからず解体少女の首が地面を転がる。
「なにがっ?」
 その近くの解体少女が水葵の姿に遅れて気付く。
「警戒ごくろーさま。見つけたものに集中しすぎると、それ以外が疎かなんじゃない?」
 笑みを浮かべた水葵が飛ぶように通り過ぎると、魔力で作られる悪魔の翼が胴を深く切り裂いていた。
「いつの、間に……」
 傷付いた解体少女が驚きながらも鋸剣を構える。

「突撃!」
 木の陰から飛び出したテレジアが敵に向かって突撃し、パラドクス『獄災の衝撃(カラミティ・インパクト)』を発動して怒りと殺意を魔力と化し〈赫怒の魔剣〉に纏わせる。
「消し飛べ――!」
 魔剣を振るうと渦巻く破壊の嵐が吹き荒れ、解体少女達を呑み込んで粉砕し薙ぎ払っていった!
「強力な、攻撃です――」
 解体少女は鋸剣で魔力の渦を受け止めようとするが、剣が折れ体は強引に捻じ切るように砕け散った。
「隙ありなの!」
 隙を見逃さず蘭がパラドクス『白虹の円環(ハローフェノメノン)』を発動し、低空を【飛翔】して4橋の白虹輪を光速回転させて敵にぶつけ、解体少女の身体を切断していった。
「斬り殺します!」
 解体少女が精神を揺さぶる波動を放ち、鋸剣を振るって蘭を狙う。
「天使の輪よ! ボクを護って!」
 白虹輪が蘭の周辺を公転して鋸剣を受け止め弾く。
「今だよ!」
 敵に隙を作って呼びかけると、すぐに仲間が動きだす。
「背中ががら空きだよ」
 背後から水葵が魔力刀を振るい、背中を深々と切り裂いて仕留めた。

「反撃に移ります!」
 数を減らしながらも解体少女達が攻撃に出ようとする。
「攪乱するとしよう」
 エトヴァはトラップを操り、あちこちで鳴子の音を立てる。
「そこ!!」
 解体少女が音に反応して鋸剣を横薙ぎに振るうが、動物一匹居らず草木だけが切断される。
「狩りのつもりだったのだろうが、ここは我々の狩り場だ。誘い込まれた貴女がたに勝ち目はない」
 その隙にエトヴァが糸を巻き付け自由を奪う。
「砕け散れ!」
 そこへテレジアが魔剣を浴びせ、至近距離から魔力の渦を叩きつけ解体少女を粉々に吹き飛ばした!
「このままでは不利です。応援を呼びましょう」
 解体少女が本隊と合流するべく下がろうとする。
「残念だけど、退路はないよ」
 そこに待ち構えていた水葵が魔力刀を一閃し、喉を掻き切った。
「と、っぱ、しま、す」
 首が半ば千切れそうになっても解体少女が前に踏み出し鋸剣を振るう。
「他の敵が来る前に倒してしまうの!」
 蘭が白虹輪を叩き込み、解体少女をバラバラに解体した。
「残りも全て焼き焦がすね」
 フィロメナが星から閃光を放ち、解体少女達を炎に包み込んだ。
「報せなくては……」
 満身創痍の最後の解体少女が本隊に逃げようとする。だがその身体に糸が巻き付いた。
「貴女がたが動物を見逃さないように、我々も貴女がたを見逃すつもりはない」
 エトヴァが強く糸を引くと、解体少女がバラバラに解体されて転がった……。

●撤退
「そろそろ他の敵部隊も近づいているようだ。撤退しよう」
 戦闘中も周囲を警戒していたエトヴァが、自動人形の部隊がこちらに近付いてきているのに気付いて仲間に報せる。
「今日のお仕事は、おしまい、です」
 小雪はまだ暴れたりないと手にしたナイフをくるくる手の内で遊ぶ悪魔を戻して汗を拭う。
「ふぅ、巡回に出てきていた自動人形はやっつけれた、でしょうか? 動物さん達も付近から逃げ出してくれてるといいのですが……」
 この戦闘を恐れて動物達が逃げ出してくれていればいいと小雪はその場から去った。
「そろそろ撤退するの。本番前に怪我なんてできないもんね」
「深入りする前に皆と撤退するよ。ナポレオンを取り逃さないためにも、戻って来るべき戦いに備えよう」
 蘭とフィロメナもこれは前哨戦で、本番に備えて早々に帰ろうと背を向けて駆け出した。
「待ち伏せが上手くいきましたね。ピエール・オージュローに気付かれる前に撤退できそうです」
 テレジアが敵軍を見るが敵将の姿は見えない。速攻で倒せた為まだこちらが捕捉されていないようだった。
「良い感じまで削れたね。流石に数が減ったら警戒もより高まるだろうし、ささっと撤退しよう! 今度来るときは指揮官も全部、残さず倒して僕たちが奪い返してやるから!」
 必ず指揮官ごとこの地の自動人形を倒してやると、水葵は宣言してその場を去った。
 待ち伏せによる奇襲が見事に成功し、ディアボロスはピエール・オージュローの精鋭を減らしてローザンヌ街道から速やかに撤退した。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
【照明】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV2が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2024年04月19日

【断頭革命グランダルメ奪還戦】ローザンヌの剣客

 このシナリオは【断頭革命グランダルメ奪還戦】に関連する特別シナリオです。
 断頭革命グランダルメのジェネラル級及び、一時的な協力関係を構築した『火刑戦旗ラ・ピュセルのキマイラウィッチ』、『蹂躙戦記イスカンダルの亜人』、漂着後に各勢力の支配下に置いた『TOKYOエゼキエル戦争の大天使とアークデーモン』の軍勢に対して、戦闘を仕掛けます。

 この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
 勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。

 このシナリオの攻撃対象は、【自動人形のピエール・オージュロー】の軍勢です。
 『ピエール・オージュロー』は、ベルンからスイス南部に向かうローザンヌ方面の街道に陣取り、ディアボロスの移動を阻止する構えを見せているようです。

「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑦ピエール・オージュロー」の敵残存率を低下させます。


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#断頭革命グランダルメ
🔒
#【断頭革命グランダルメ奪還戦】ローザンヌの剣客
🔒
#断頭革命グランダルメ奪還戦
🔒
#⑦ピエール・オージュロー


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選択肢👾奪還戦ファーストアタック『解体少女』のルール

 奪還戦直前のファーストアタックで、敵ジェネラル級の戦場に攻撃を仕掛けます。
 この戦闘に勝利する事で、奪還戦時の敵残存率を減少させることが出来ます。
 敵は軍団規模の戦力である為、ある程度戦って敵戦力を削った後は、頃合いを見て撤退してください。
 状況によっては、敵ジェネラル級と遭遇する場合もありますが、この戦闘で、ジェネラル級を撃破する事は不可能です。
 ジェネラル級も深追いはしてこないので、速やかに撤退すれば、逃げ切ることが出来る筈です。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。