【断頭革命グランダルメ奪還戦】獣神王朝の残滓
このシナリオは【断頭革命グランダルメ奪還戦】に関連する特別シナリオです。
断頭革命グランダルメのジェネラル級及び、一時的な協力関係を構築した『火刑戦旗ラ・ピュセルのキマイラウィッチ』、『蹂躙戦記イスカンダルの亜人』、漂着後に各勢力の支配下に置いた『TOKYOエゼキエル戦争の大天使とアークデーモン』の軍勢に対して、戦闘を仕掛けます。
この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。
このシナリオの攻撃対象は、【自動人形のラー・ホルアクティ】の軍勢です。
『ラー・ホルアクティ』は、獣神王朝エジプトの叡智を秘めたジェネラル級自動人形であり、ベルンのオベリスク化に大きな役割を果たしました。
現在は、その叡智の結晶であるベルンを護るべく、マミーやエンネアドを率いて防衛網を築いています。
「成功したシナリオ数×5%」だけ、「③ラー・ホルアクティ」の敵残存率を低下させます。
【断頭革命グランダルメ奪還戦】きんいろの郷愁(作者 ツヅキ)
#断頭革命グランダルメ
#【断頭革命グランダルメ奪還戦】獣神王朝の残滓
#断頭革命グランダルメ奪還戦
#③ラー・ホルアクティ
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#③ラー・ホルアクティ
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「なあ、ラー・ホルアクティ様の言っていたことは本当なのかな?」
「ディアボロスを倒して、既に滅びたディヴィジョンの力を得る……っていうあの話か」
「そうだ。皇帝陛下はオベリスクの力でそいういうことができるらしい。だから、獣神王朝エジプトが甦る可能性だってあるのだと」
「もしそれが実現すれば、ナポレオン陛下は新たなる獣神王朝エジプトのファラオも同然だ。この戦い、勝ち抜いてその未来を勝ち取るぞ……!」
マミーたちの間でまことしやかに流れる噂話は、瞬く間にベルン防衛網を維持するラー・ホルアクティ配下の部隊に広がっていった。希望は士気を高める。
ディアボロスを撃退し、ナポレオンの力があれば、きっと……――。
「攻略旅団の提案のおかげで、スイスに潜伏していたナポレオンの居場所が判明しただけでなく、オベリスクの力で起死回生の策を講じていたこともわかった。追い詰められたナポレオンは、火刑戦旗ラ・ピュセルのキマイラウィッチと蹂躙戦記イスカンダルの亜人と共闘して今回の決戦を戦い抜くつもりだよ」
中山・ネフ(NN・g03318)は説明を続ける。
もし、ナポレオンが今回の戦争に生き残った場合はオベリスクの力を使って北アフリカに疑似ディヴィジョンを創造するつもりなのだ、と。
断頭革命グランダルメは全土でディアボロスの進撃に対する守りを固めている。ラー・ホルアクティ率いるマムルークたちが守るベルンもそのひとつだ。
彼らは自らの故郷である獣神王朝エジプト復興の可能性に賭けるため、必死でベルンのために戦うだろう。騎兵という機動力を生かし、素早い突撃を繰り出してくるようだ。
「もしナポレオンを取り逃せば、今までと同じかそれ以上の脅威として再びディアボロスの前に現れるかもしれない。せっかくここまで追い詰めたんだから、決着をつけられるといいね」
奪還戦の前に戦力を削っておけば、戦争での勝率も上がる。そのためにも気の抜けない前哨戦となるだろう。特にベルンは敵の重要拠点だ。
「そこを護る防衛網は並大抵の固さじゃないはず。でも皆なら、何とかしてくれるよね?」
リプレイ
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
獣神王朝エジプトでの戦いを忘れたことはない
エンネアドの身勝手に翻弄された人々も……
再興などさせるものか
そして、ナポレオンが作ろうとする永劫戦線フランスリブレは、マミー達の希望とも似ていないのだろう
迷彩コートを羽織り、環境に紛れて双眼鏡で偵察し状況把握
分断しやすい一部隊を見定めて
PD通信で味方と連携を取り
タイミングを合わせて攻撃を仕掛ける
両手の銃でPD攻撃、青白い炎を纏う弾丸で狙い撃つ
味方と狙いを合わせ
一撃で倒せる敵>消耗した敵を目安に
先手を取り確実に数を減らしていこう
包囲されぬよう死角を補いあい、集中攻撃を受ける味方がないように援護を
敵の攻撃には、トランペットの軍楽を目印に
突撃が来ると身構えて、魔力障壁で全身を護りつつ
眼前にタワーシールドを構えて即応し、タックルの勢いを受け流そう
戦況を常に観察し、把握
十分な戦果か、味方が深手を負う前に撤退判断し、PD通信で合図し撤退
ジェネラル出現時は、攻撃を防ぎつつ、挨拶し速やかに撤退だ
ナポレオンの野望を打ち破り、北アフリカも護り抜こう
エレナ・バークリー
故郷の復興を願うクロノヴェーダですか。
なめるなっ!! そう思うのなら、なぜ歴史を改竄し弄ぶ!?
あなた方のような過去の亡霊は、須く黄泉路へ送って差し上げましょう。
「火炎使い」「天候予測」「撹乱」で天なる父の怒りは硫黄の雨を行使。灼熱の雨に撃たれ、燃えて尽きなさい。
降り続く硫黄の雨、私を打倒しないと止むことはありませんよ。
「勇気」を胸に、マムルークの突撃に立ち向かいます。
反撃は、銃弾を魔法障壁を全面に展開して受け止めます。最悪、長衣で防げれば十分。シミターで斬りかかってくるなら、クレイモアで受け止めましょう。この剣、今では片手で扱えるんですよ。
魔法機械馬の高熱は【温熱適応】で少しは耐えられないでしょうか。
最後は「集中力」。敵騎兵の突撃をかわせる隙間を読んで、敵を足場に「一撃離脱」「ジャンプ」で魔法機械馬を足場に、敵の騎乗突撃をやり過ごします。
ジェネラル級が出てくるというなら、硫黄の嵐で機能不全を起こさせましょうか。
殿を引き受け、マムルークたちに、退路を塞がれる前に退却です。
ベルンの防衛を担うラー・ホルアクティ配下の軍勢にはどこか必死さが漂っている。敗北の後、異国の地へ流れ着いた彼らの絶望を希望へと塗り替えるもの、疑似ディヴィジョンを生成するというオベリスクの力。
故郷の再興を願う彼らを、エレナ・バークリー(ハイランダー/アブソリュートウィッシュ・g00090)は容赦なく一喝した。
「なめるなっ!! そう思うのなら、なぜ歴史を改竄し弄ぶ!? あなた方は過去の亡霊に過ぎないというのに!!」
灼熱の雨に撃たれ、燃え尽きなさい――天空から降り注ぐ硫黄の雨がマムクートに襲いかかる。黄泉路へ送り出すための洗礼のようなそれに撃たれ、傷口を溶かしながら頽れてゆく。倒れた仲間を踏み越え、新手が波状攻撃を仕掛ける。
「無駄なことです。私を打倒しない限り、この前は止まないのですから」
エレナは魔法障壁でマムクートの弾幕に抗い、剣戟に耐えた。
「再興などさせん……!」
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は迷彩のコートを翻し、潜伏から戦闘へと行動を切り替える。敵はベルンの郊外に広がる森林地帯に防衛ラインを敷いていた。絶対にここを通すつもりはないのだろう、そういう気迫を感じた。
「愚かなことだ」
ナポレオンが作ろうとしている永劫戦線フランスリブレ、おそらくはマミー達の希望とも似てはいないはずなのに。
エトヴァは忘れていない。獣神王朝エジプトでの戦いも、エンネアドの身勝手に翻弄された人々も……ゆえに再興を許すわけにはいかないのだ。
「潰そう、ここで」
「もちろんです!」
エレナの雨にエトヴァの弾丸が入り混じり、青白い閃光のように迸る。真正面から叩きつけられた騎兵の勢いが明らかに鈍った。
「獣神王朝再興のために!」
「まだ言いますか」
それが彼らの希望なら、エレナには勇気がある。
長衣を翻し、クレイモアを掲げ、激しい鍔迫り合いを演じた。さすがパラドクスによる熱は通常とは違うということか。
額を流れる汗をぬぐう暇すら惜しみ、硫黄の雨を降らせ続ける。ここぞというタイミングで騎兵と騎兵の隙間を抜け、敵を足場に跳躍した。突如、標的を見失ったマムクートの視線が船上を泳ぐ。
「隙だらけだ」
エトヴァは的確に傷の深そうな敵を優先的に撃ち抜いた。ここは敵の土俵、突出して包囲されることは避けたい。幸い、耳の良さには自信があった――軍楽の前奏に気づき、そちらの方向へ魔力障壁を張りめぐらせる。
「ッ――」
ぶつかり合う騎兵と障壁の衝撃を噛み殺す。
「まだいけるな」
いつでもパラドクス通信で撤退を伝達できるように心がけつつ、また一体を撃ち倒した。
「いざとなれば殿は任せてください。もっとも、ジェネラル級が出てくる気配はまだなさそうですがね」
……まったく、この際、硫黄の嵐でまとめて機能不全にでもできたらこれ幸いなのだが。
エレナは肩を竦め、退路を意識しながら戦い続けるのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【温熱適応】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
バトラ・ヘロス
この前はドイツで、今回はエジプトでありますか。
自分がディアボロスになる以前に制圧された敵とまで戦う羽目になるとは、厄介な話でありますね。
物陰に隠れつつ敵陣に接近。
仲間と合図で連携し、攻撃を仕掛けます。
無双馬に騎乗して、長槍サリッサと魔力盾スクトゥムを構えて騎馬突撃です。
騎兵の有利は機動力で敵を上回れる事。同じ条件ならば純粋に技術の勝負。多勢だろうと「騎乗」の腕ならば負けません。
そして騎兵の弱点は、密集して迎撃する敵に弱い事。
【盾槍陣】のパラドクスを使い、槍と盾の複製を無数に具現化し操り、ファランクス陣形を形成します。
並べ立てた盾で、敵の突撃や銃撃を防ぎつつ、盾の隙間から槍衾を突き出します。
相手の突進力を利用した「貫通撃」で貫いてゆきます。
熟練した騎兵なら、ファランクスの弱点である側面へ回り込む事も出来るでしょうが、自分には騎兵としての機動力もあります。一つ所に居着かず戦場を駆け巡り、突撃を盾で押し返して反撃に対抗します。
適度な被害を与えたら仲間と合わせて撤退します。
クーガ・ゾハル
あそこで、みんなと別れて
みんな、あそこにねむってる
おれがひとりになったところ
いい思い出ばかりじゃ、ないけど
……それでも、エジプトはおれのコキョウだ
だから、つまり
あんなやつが、王サマになるのはおことわりだ
ここは通さないぞ、ぐるぐるホータイ
キカイのウマと、おれのキカイ
どっちがはやく動けるかショーブだ
見つかるまでは、身をかくしながら時をまって
今日は敵の数がたくさんだから
仲間がひとりっきりにならないよう
あるていど近くにいる
ほかのディアボロスたちと、タイミングをあわせて攻撃開始
<防衛ライン>しいて、やつらの足並みを乱す
狭い範囲を駆けながらの『獄葬』
【貫通撃】のせてキカイのウマだってつらぬいてやる
からんだトゲトゲで引きずりたおして
たおれたやつがジャマになるよう
直接じゃないマキコミも狙う
こわしてうばうのが好きな王サマなんて、いらないぞ
撤退はいっしょに、すばやく
ケガしたやつがいれば支えたり担いだりしていく
……今も、目を閉じれば思い出せるあの場所で、冷たい土の下に眠る“みんな”のことを忘れたことはなかった。
クーガ・ゾハル(墓守・g05079)は、それで、ひとりになった。
決してよい思い出ばかりではないけれど、それでもクーガの故郷はあのエジプト以外にあり得ない。息を潜め、森の木々に身を寄せる。だから、つまり、あんなやつが王サマになるのは心底からおことわりなのだった。ゆえの通せんぼ。機動力においてそう簡単に負けるつもりは、ない。
(「たくさんいる……」)
密集してはいないが、いつでも仲間の元へ駆けつけられるような距離感を保ち、飛び出すタイミングを待った。
(「いつでもいけますよ」)
バトラ・ヘロス(沼蛙・g09382)はクーガに目配せする。準備完了の合図。それにしても、前回はドイツで今回はエジプトとは……厄介な話だと思う。
ディヴィジョンを奪還すれば全てが終わりになるわけではないのだ。なにしろ、バトラはそれらの国々がクロノヴェーダに支配されたいた時、まだディアボロスではなかったのだから。
だが、どうにかせねばならない話でもあったので、最善を尽くす所存。
――仲間からの合図があった。
「ここは通さないぞ、ぐるぐるホータイ」
「!?」
突如、クーガの敷いた防衛ラインに足を止められたマムクートは慌てて騎馬の手綱を引いた。
「どう、どう――ッ」
そこへ迫るバトラの槍。
鋭い穂先が敵を貫いた。しかも1本や2本ではない。槍と盾がぎっしりとファランクス陣形のように密集して騎馬突撃を行う敵勢力を万全の体制で迎え撃ったのだ。
マムクートの銃撃は盾が引き受け、突き出した槍衾が包帯に巻かれた体の反対側までひと思いに穿つ。
「それ、キカイのウマなのか?」
クーガは駆けながら、電光の有刺鉄線を張りめぐらせた。
「――でも、おれのキカイの方が強い」
左右からバトラの槍とクーガの鉄線に貫かれたマムクートが絶命する。それを見ていた別のマムクートが、驚きの悲鳴を上げた。
「な、なんて貫通力なんだ……うわあッ」
棘のついた鉄線に足を絡め取られ、馬上から引きずり降ろされたマムクートに仲間の騎馬が迫る。
「くそ――」
戦場は大混乱だ。
まさか、騎馬であることが有利になるどころか不利になってしまうなんて、マムクートにとっては想定外だったのだろう。
「敵の弱点を突くのは戦術の基本ですから」
それを承知しているからこそ、バトラはファランクス陣形の弱点である側面からの攻撃にも迅速に対処することができた。信頼する無双馬『青縞』を脚だけで操り、彼らに負けず劣らずの機動力と騎乗技術を披露する。
「待て!」
「そう言われて待つ者がどこにいますか」
バトラは颯爽と戦場を駆け、常に真正面から敵を迎え撃った。敵の反撃は確実に盾で受け止め、その状態から押し返すような形で耐え凌ぐ。
「こわしてうばうのが好きな王サマなんて、誰がいるもんか。そんなの、王サマ失格だ。ゼッタイに」
仲間から受けた撤退の合図に反応し、クーガはすぐさま前線を退いた。幸いなことにベルン外周部の森に紛れて逃げるのは難しくない。
「ケガしたやつは?」
「全員無事のようです」
青縞を操り、バトラも危なげなく撤退を果たす。相手も深追いはせず、崩された防衛線の維持を優先するつもりと思われた。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【防衛ライン】LV2が発生!
効果2【反撃アップ】LV2が発生!