リプレイ
レイラ・ウルブズ
《月蔦》
「あら、リヴィエラはイースターを祝うのは初めてですの?それならより楽しみですわね」
春色のワンピース姿で、彼と揃いのカチューシャのうさ耳を揺らし小首を傾げる。
思わず零れる笑みは楽しさからだけでなく、自分だけに見せてくれる可愛らしい姿のせい。
出発前に二人で作ったサンドイッチに赤ワイン、ベリーソース入りのエッグショコラを持ち込み、ちょっとしたピクニック気分でワクワクして。
彼が見つけてくれた落ち着ける場所に、以前作った互いのモチーフのイースターエッグが飾られて雰囲気は十分。
「ええ、そうしましょうか。あなたが作ってくれたローストラムのサンドも早く食べたいですし」
ハーピーイースター、とコップを合わせて同じように口をつける。彼と過ごす時間は幸せで口元は綻んで。
急に髪に触れてつけてくれた髪留めのサプライズ、驚きながら触れるとうさぎの形。
「驚きましたの…でも嬉しいわ。ありがとう、リヴィエラ」
褒めて貰いはにかみながら、お返しにと頬へキスを贈る。日毎増す愛情に、《繁栄》は間違いないだろう。
リヴィエラ・ラルトラス
《月蔦》
「船上で楽しむイースター、こうして春のイベントも初体験だから新鮮だ」
黒基調の服が多い淫魔も、春色も取り入れた装い。
頭には彼女から付けてと頼まれたうさ耳のカチューシャ。
狼に頼まれると断れないのは、惚れた弱み。
二人で作ったたまごサンドと前日に仕込んだローストラムを使ったサンド、それに赤ワイン、デザートにベリーソース入りのエッグショコラを持ち込んで。
二人で落ち着けそうな場所を見つけると飾り付けとして、互いのモチーフのイースターエッグを近くに置いて。
「ここなら、ゆったりと二人で楽しめそうだな。早速、乾杯しようか?」
ハッピーイースターとコップを軽く当てて乾杯。違う雰囲気、二人で飲むお酒はまた格別だ。
事前に考えていたのか、パステルカラーな兎モチーフの髪留めを用意していて夜色の髪を彩るように着けて。
「ん、可愛いぜ。こういうのでレイラを着飾るのも悪くないな?」
彼女を着飾る『証』を増やしてしまうのは、気持ちが大きくなる証拠。この先も、共に愛を《繁栄》させていこう。
ただひたすら青い海ばかりが広がる大西洋を征く、一艘の海賊船。
そんないつもは雑然としている船の甲板が、今だけはディアボロスの手で春色に染め上げられる。
何せ丁度、季節は春で。
「船上で楽しむイースター、こうして春のイベントも初体験だから新鮮だ」
そう、今年もイースターの日を迎えたのだから。
長い船旅の休憩時間、折角だから船上イースターを楽しもうと。
普段は黒基調の服が多いリヴィエラ・ラルトラス(色香纏う淫魔・g10778)も今日は、春色も取り入れた装いで。
「あら、リヴィエラはイースターを祝うのは初めてですの?」
……それならより楽しみですわね、と。
星色の瞳を柔く細めるレイラ・ウルブズ(Lady Wolf・g10776)が纏うのも、花のような春色のワンピース。
けれど、ふたりがお揃いなのは何も、春の彩りの衣装だけではなくて。
そう紡いで小首を傾げるレイラの頭には、ぴこりと揺れるうさぎの耳が。
そしてそんなうさ耳カチューシャは、彼と揃いのもので。
リヴィエラも、今日はうさぎさんでもある狼に、付けてと頼まれれば……断れないのはそう、惚れた弱みで。
そんな今日は春色うさぎな淫魔を見れば、ほわりと思わず咲かせた笑みを零してしまうレイラ。
だって、楽しさからだけでなくて……自分だけに見せてくれる可愛らしい彼の姿のせい。
それに、お耳を揃ってぴこんと揺らすほど、わくわく楽しみだから。
出発前に二人で作ったイースターメニューも持ち込んで、ちょっとしたピクニック気分で。
そしてリヴィエラは、くるりと視線を巡らせてみてから。
青い海と春色の甲板の両方が望める船首に程近い、落ち着けそうな椅子とテーブルがある場所を見つけて。
飾り付けとして仲良く並べて飾るのは、以前作った互いのモチーフの、首輪を耳に飾った赤と青のイースターエッグ。
テーブルには早速、二人で作ったたまごサンドに、前日に仕込んだローストラムを使ったサンド、それに赤ワインに、デザートのベリーソース入りのエッグショコラも並べて。
そんな、イースターな準備や雰囲気もばっちりな中。
「ここなら、ゆったりと二人で楽しめそうだな。早速、乾杯しようか?」
「ええ、そうしましょうか。あなたが作ってくれたローストラムのサンドも早く食べたいですし」
レイラは見つけてくれた特等席に、彼と一緒に改めて落ち着いてから。
春空に掲げたコップを軽く当て合って、乾杯を――ハッピーイースター、と楽しさも満開に。
こうやってふたりで過ごすことはこれまで幾度もあるけれど。
(「違う雰囲気、二人で飲むお酒はまた格別だ」)
リヴィエラは、こんなうさぎ同士で過ごす、いつもとは違った新鮮な春のひとときも、赤ワインと共に味わって。
レイラも彼と一緒にグラスに口をつければ、ふわりと綻ぶ口元。彼と過ごす時間が幸せで。
でも次の瞬間、もっともっとレイラは、その心に幸せな気持ちを咲かせる。
だって――夜色の髪を彩るように、ぴょこんと。
事前に考えていたのか、リヴィエラが用意していたそれを、そっと着けてくれたのだから。
「ん、可愛いぜ。こういうのでレイラを着飾るのも悪くないな?」
「驚きましたの…でも嬉しいわ。ありがとう、リヴィエラ」
驚きながらもレイラが触れている、パステルカラーな髪留めのうさぎを。
そんなサプライズに綻ぶ笑みを見つめながら、リヴィエラは思うのだった。
夜色のシンプルな首輪に、ハートが彫られた三日月揺れるピアス、愛の日に紡いだ星座に二粒の天然石煌めくお揃いのブレスレット。
そして、夜色に飾った春色うさぎの髪留め……彼女を着飾る『証』を増やしてしまうのは、気持ちが大きくなる証拠で。
イースターの象徴であるうさぎが齎す意味合いにあやかって、リヴィエラは彼女を見つめる瞳を細める。
……この先も、共に愛を《繁栄》させていこう、と。
そしてレイラも、褒めてくれた言葉にはにかみながらも、彼にお返しを――頬へと、キスを贈って。
それから、日毎に増す愛情に確信する。春爛漫な航海を共に楽しみながら……《繁栄》は間違いないだろう、って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】LV1が発生!
【現の夢】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV2が発生!
花塚・夜壱
●Nox4人
折角なので、各種うさ耳を持って来てみた
是非皆の頭に飾ってくれ(垂耳付の帽子を装備
皆、より一層楽し気になったな
…カフカ君は付けないのか?俺とのお揃いもあるぞ?
それじゃあ早速、お菓子をデコレーションして行こう
皆器用だから、完成が今から楽しみだ。
俺は卵型の…楕円形のマカロンに飾りをしていこう
チョコペンでこう、フリルを…
心電図に見えなくもないが、まぁ大丈夫だろう
あとはこう…可愛く動物の顔を描いたり
…ドクロに見えなくもないが、大丈夫だろう
チョコチップやカラフルスプレーを使っても良いな
レジーナは随分とボリュームがあるな
ルリラのは、可愛らしく楽し気
カフカ君のも発想がすごい
3人とも、クオリティが高すぎないか…!?
皆が摘まみ食いをしている…!
…俺のは、バレてないと良いんだが(デコ失敗したマカロンをパクリ
華やかで可愛くなるのは分かっていた、分かっていたが…!
食べるのが勿体ないくらいだ
写真?じゃあ、俺も撮ってお店に飾って置こう
お菓子だけじゃない
皆一緒のも良いだろうか
レジーナ・ネイサン
●Nox
ありがとう、兎耳とは準備がいいな
私はこれをつけようっと
(片耳垂れの灰兎カチューシャを帽子の上に付けて)
うっ、うさ耳シルクハットのえだまめが可愛い…!
ブラシもやりたくなったって?
じゃあ、お揃いの灰兎耳を付ける?
皆の兎耳姿にほっこりしてしまう
私はキャロットカップケーキを飾り付け
着色したバタークリームで立体の花を咲かせ
表面を白のスプレーチョコでもふっとした兎を添え
…ウサギの顔を(=ω=)ってブラシ風にしてみたり
このペンは特別だよ
何しろチョコが美味しい
夜壱のもイケてるよ
あなただけの画風だもの
あ、カラフルスプレー?ここだよ
夏深のは発想の天才ってやつ
バタークリームも残ってるよ!どうぞ
ルリラのは間違いない愛らしさ
ふふ…兎も笑ってる
割れた飾り用のチョコプレートは口の中ににポイッ
断じてワザと割ったんじゃないよ
事故だよ事故
つまみ食いって、美味しいよね…
皆の作品が完成したら…うわあ賑やかで楽しいな!
集合させて写真にとってもいい?
こうすれば食べても想い出にとっておけるしさ
イースターエッグも勿論添えよう!
本郷・夏深
●Nox
ありがとうございます、夜壱兄ちゃん
(うさ耳シルクハットをえだまめに被せ)最高に可愛い!
ブラシさんも可愛い!皆お似合いです!
兄ちゃんとのお揃い?地獄ですか?
初デコレーションですが出来る気しかしない
そんなカフカに選ばれたお菓子はホワイトチョコエッグ
このエッグにもチョコのうさ耳をくっ付けて
めっちゃイースターです
完成!
と終わるのもありですが
私もチョコペンで顔とか…
も、模様とか…
…はは、何だコレ難しすぎる!
諦めて一服します(チョコペンを煙草みたいに咥えて摘み食い)
ルリラさんもレジーナさんも凄い…特別なチョコペン使ってます?
兄ちゃんはアレですね、味がある
そうだ、何か描く代わりに…
エッグに残るチョコペンの跡を消すように、
ビターチョコを上からトロリと程よくかけて
うさ耳プリン風チョコエッグの完成です!
あ、バタークリーム残ってますか?
クリームを絞って更にプリンっぽくしたいです
そのサクランボも乗せたいです!
このウエハースは食べます!(バリィ!
写真とは名案です
そうすれば躊躇なく食べられますよね、多分!
ルリラ・ラプソディア
●Nox
ハッピーイースター…みんな、うさぎさんになるのね
夜壱さん、ありがとうなの
じゃあ…わたしは、これ
(白兎耳カチューシャを付ける)
デコレーション…
わたしはクッキーに描いてみるの
うさぎ型のクッキーに…
黒兎に見立てたビターチョコを塗って
赤いチョコペンで目を描いたり
逆に白兎に見立てたホワイトチョコを塗って
同じく赤い目を描いて
口許は「ω」に…楽しそうに笑ってるようにするのよ
お顔描いたらピンクや青色でお花を描いて…と
ふふ、レジーナさんはうさぎさんなブラシさん風かわいい
夜壱さんも個性があって、わたしは好きよ…動き出しそう?
ん、このペンは色がついた魔法のチョコよ
うさ耳のプリンアラモード、みたいね…夏深さんのチョコエッグ
みんなにつられてクッキーのつまみぐいなんてことも
完成を見るとそっと笑みを零す
…みんな、可愛い飾りつけ…
本当、食べるのがもったいないね…?
ん。それじゃあ可愛く並べて…お写真撮りましょう
カラフルなイースターエッグも近くに添えて…
せっかくのイースターの想い出は華やかがいいものね
青い大海原をゆく海賊船、そんな船上でぴょこんと。
イースターなひとときを楽しむその前に……まずは揃って、皆で変身。
「折角なので、各種うさ耳を持って来てみた。是非皆の頭に飾ってくれ」
すちゃりとそう花塚・夜壱(月下鬼人・g00016)が装備するのは、垂れたうさ耳付きの帽子。
イースターといえば、うさぎさんです!
そんな夜壱が用意した各種うさ耳を、ルリラ・ラプソディア(Ⅻの子守歌・g00784)とレジーナ・ネイサン(灰色キャンバス・g00801)もきょろりと見回して。
「ハッピーイースター……みんな、うさぎさんになるのね。夜壱さん、ありがとうなの」
「ありがとう、兎耳とは準備がいいな」
夜壱に礼を告げつつも、ふたりそれぞれ手を伸ばして。
「私はこれをつけようっと」
「じゃあ……わたしは、これ」
レジーナが帽子の上に付けるのは、片耳垂れの灰兎カチューシャ。
ルリラは白兎耳カチューシャをぴょこりと付けて。
「ありがとうございます、夜壱兄ちゃん」
本郷・夏深(逢魔が夏・g00583)も、うさ耳シルクハットを、すぽりっ。
「最高に可愛い!」
えだまめに被せれば、ご満悦!
えだまめもわふっとご機嫌に尻尾をぶんぶん。最高に可愛い!
「うっ、うさ耳シルクハットのえだまめが可愛い……!」
レジーナはうさぎさんに変身したえだまめの姿に、思わずきゅんとするけれど。
刹那、もきゅーと隣で何か主張するような声。
その声に、レジーナはもうひとつ。
「ブラシもやりたくなったって? じゃあ、お揃いの灰兎耳を付ける?」
灰兎耳のカチューシャを手にすれば、もふんっとブラシにもつけてあげて。
もきゅっ、とちょっぴり得意げなブラシに、夏深も大きく頷けば。
「ブラシさんも可愛い! 皆お似合いです!」
「皆、より一層楽し気になったな」
夜壱も、そう同意しつつも。
「……カフカ君は付けないのか? 俺とのお揃いもあるぞ?」
そっと自分とおそろの垂れうさ耳帽子を手に、夏深へと目を向けてみるけれども。
「兄ちゃんとのお揃い? 地獄ですか?」
そう夏深は引き続き、えだまめやブラシは勿論、皆のうさぎ姿にきゃっきゃ。
レジーナもくるり見回した兎耳姿にほっこりして。
大体ほぼみんなうさぎさんに変身し終われば。
「それじゃあ早速、お菓子をデコレーションして行こう」
……皆器用だから、完成が今から楽しみだ、と。
夜壱が視線を移すのは、持参してテーブルに並べた、各種お菓子やデコレーションの材料。
レジーナはやはり今うさぎだから、キャロットカップケーキを飾り付けすることにして。
着色したバタークリームで、ぱっと立体の花を咲かせてから。
表面に添えるのは、白のスプレーチョコのもふっとしたうさぎさん。
そんなうさぎさんのお顔は、もきゅっとブラシ風に。
「レジーナは随分とボリュームがあるな」
「ふふ、レジーナさんはうさぎさんなブラシさん風かわいい」
夜壱と一緒に、ルリラもレジーナが飾るカップケーキに瞳をほわりと細めてから。
「デコレーション……わたしはクッキーに描いてみるの」
ルリラも、うさぎ型クッキーをデコってみることに。
クッキーのうさぎさんは、まずはビターチョコを塗った黒兎に。赤いチョコペンでくるりと可愛いおめめも描いてみて。
次は逆にホワイトチョコを塗って白兎に見立てて、同じ様に赤い目を描いてから。
口許に、ωと描き加えれば、楽しそうに笑っているお顔に。
「お顔描いたらピンクや青色でお花を描いて……と」
「ルリラのは、可愛らしく楽し気」
「ルリラのは間違いない愛らしさ。ふふ……兎も笑ってる」
そんなクッキーの兎さんたちを見れば、レジーナも夜壱もつられて笑んでしまう。
そして夏深も、満を持して。
「初デコレーションですが出来る気しかしない」
そんな自分に選ばれしお菓子、ホワイトチョコエッグを手に自信満々。
早速それに、ぴょこぴょこんとうさ耳をくっ付ければ――。
「めっちゃイースターです、完成!」
あっという間に、めっちゃイースター!
これだけで終了するのもありだとは思うけれど……でも、一行で終わってしまうのも何なので。
「私もチョコペンで顔とか……も、模様とか……」
チョコペンを使って、もっとすごいイースターに……しようと……したのですけれど。
「……はは、何だコレ難しすぎる!」
とりあえず、はむりと。
諦めて、チョコペンを咥えて一服。煙草休憩ならぬ、ただの摘まみ食いです、ええ。
それから、チョコペンを巧みに操るふたりを見遣れば。
「ルリラさんもレジーナさんも凄い……特別なチョコペン使ってます?」
もしかして、自分のチョコペンだけ難易度が高いチョコペンの可能性。
そんな夏深の声に、ルリラとレジーナはこくりと頷いて返して。
「ん、このペンは色がついた魔法のチョコよ」
「このペンは特別だよ。何しろチョコが美味しい」
夏深のチョコペンも、色がついて美味しいのですけれど……不思議。
いや、でも、そんな夏深にも心強い仲間が。
「俺は卵型の……楕円形のマカロンに飾りをしていこう」
夜壱もチョコペンを握って、マカロンに描き描き。
「チョコペンでこう、フリルを……」
ぴこんぴこんと、波立つようなそれはフリル……のはずなのだけれど。
「心電図に見えなくもないが、まぁ大丈夫だろう」
最悪真っ直ぐとかになっていなければ、きっと多分大丈夫。
それから気を取り直して次のマカロンを手にすれば、今度はキュートな感じに。
「あとはこう……可愛く動物の顔を描いたり」
そう、動物さんのお顔……のはずなのだけれど。
「……ドクロに見えなくもないが、大丈夫だろう」
イースターというよりも、もしかしたらハロウィンかもしれない感じになった気がするけれど……ドクロさん風もコワかわいいです!
そんな夜壱も、どうやら自分と同じ難易度が高いチョコペンらしいと思いつつも。
「そうだ、何か描く代わりに……」
夏深が閃いたのは、そう!
ホワイトチョコエッグのうさぎさんに、ビターチョコを上からトロリと程よくかけて。
「うさ耳プリン風チョコエッグの完成です!」
エッグに残っていたチョコペンの跡も、これでちゃっかりばっちり消えました。
そんな大胆かつ失敗をも無かったことにするアイディアに、皆も思わず瞳を瞬かせて。
「うさ耳のプリンアラモード、みたいね……夏深さんのチョコエッグ」
「カフカ君のも発想がすごい」
「夏深のは発想の天才ってやつ」
「あ、バタークリーム残ってますか? クリームを絞って更にプリンっぽくしたいです」
「バタークリームも残ってるよ! どうぞ」
さらに夏深はバタークリームを使って、プリンっぽく手を加えつつも。
「そのサクランボも乗せたいです!」
サクランボをちょこんと飾ってから。
「このウエハースは食べます!」
ウエハースは何気に口へと、パリィ!
「3人とも、クオリティが高すぎないか……!?」
夜壱は改めてそう、3人のイースターデコレーションを見遣るも。
「夜壱のもイケてるよ。あなただけの画風だもの」
「兄ちゃんはアレですね、味がある」
「夜壱さんも個性があって、わたしは好きよ……動き出しそう?」
みんな違ってみんな良い、これも素敵な個性!
「チョコチップやカラフルスプレーを使っても良いな」
「あ、カラフルスプレー? ここだよ」
ということで、皆で仕上げに取り掛かりつつも。
ぱき、と飾り用のチョコプレートが割れてしまったレジーナだけれど。
勿論、それだって無駄にはしませんから……口の中にポイッ。
「断じてワザと割ったんじゃないよ。事故だよ事故」
これは事故なのです、それにきっちり処理したから無問題!
夏深はすでに色々と何気に口の中に入れているし、ルリラも皆につられてクッキーをそっとはむり。
そんな様子に、夜壱もハッと気が付いて。
「皆が摘まみ食いをしている……!」
それから、ちらりと。
(「……俺のは、バレてないと良いんだが」)
デコるのに失敗したマカロンをパクリ。これも事故、です?
そんなこんなで、わいわい楽しく美味しく作業を進めていけば。
そっとルリラは笑みをこぼして。
「……みんな、可愛い飾りつけ……」
「うわあ賑やかで楽しいな!」
レジーナも思わずそう声をあげてしまう。
完成した皆のイースターデコレーションが並んでいるのを見て。
夜壱も皆が器用なのは知っていたから、期待はしていたのだけれど。
「華やかで可愛くなるのは分かっていた、分かっていたが……! 食べるのが勿体ないくらいだ」
皆それぞれがデコったスイーツたちは、食べるのが勿体ないほどに心躍る出来で。
えだまめもブラシも、うさ耳をぴこぴこ。
「本当、食べるのがもったいないね……?」
ルリラもそう首を小さく傾けるけれど。
ふとこう提案したのは、レジーナ。
「集合させて写真にとってもいい? こうすれば食べても想い出にとっておけるしさ」
「写真とは名案です」
そんなレジーナに、夏深も大賛成。
「そうすれば躊躇なく食べられますよね、多分!」
心置きなくもぐもぐできます、美味しい思い出もプライスレス。
夜壱とルリラも勿論、そんな名案に頷いて返して。
「写真? じゃあ、俺も撮ってお店に飾って置こう」
「ん。それじゃあ可愛く並べて……お写真撮りましょう」
皆のお菓子たちの近くにルリラが添えて、一緒に飾ってみるのは。
「せっかくのイースターの想い出は華やかがいいものね」
「イースターエッグも勿論添えよう!」
さらに華やかな春を彩る、カラフルなイースターエッグたち。
それと――あともうひとつ。
夜壱は皆を見回してから、カメラを構えつつもこう続ける。
「お菓子だけじゃない。皆一緒のも良いだろうか」
そう……デコレーションしたお菓子もイースターエッグも、そして皆も一緒にポーズを取って。
カメラに向かって――はい、ハッピーイースター!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【泥濘の地】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
【強運の加護】LV2が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ラストリベンジ】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
【リザレクション】LV1が発生!
イツカ・ユメ
古安くん(g02347)と一緒に
確か、イースターって、うさぎとたまごのお祭り……だよね?
よーし!ここはキュートでセクシーなバニーガール姿で乗り込むよ♪
古安くんも兎耳でウキウキだね。折角だし、写真撮っちゃう?
お祭りなら、飾り付けも賑やかにしたいよね。
イースターエッグ、いっぱい作っちゃおう!
春だし桜のイメージで、ピンクのたまごに緑で葉っぱを……なんだか桜餅っぽくも見えるけど気にしない!
古安くんのは、緑と青が綺麗だね。……ん?何か、すごく親近感があるんだけど。
出来上がったら、お互いのたまごを隠してエッグハントも楽しそう!
どっちが先に見つけられるか競争しちゃう?
そうだ!わたしが勝ったら、ちゅーしてもらおうかなぁ。
……ふふり。これなら、勝っても負けても古安くんとちゅーができる完璧な作戦!
お腹が空いたら、お食事タイム!
オムレツは古安くんに任せて、わたしはデザートのプリンを。
卵はいっぱいあるし、多めに使って贅沢濃厚プリンにしようっと♪
船旅は長そうだし、楽しい美味しいイースターをのんびりと満喫するよ。
九重・古安
イツカ(g02834)と一緒に。
普段馴染みの薄いイベントだが、だからこそ体験するには良い機会か。
卵と兎がシンボルだと聞いたので、似合うかどうかはさておき兎耳のカチューシャなどつけてみたわけだが。
バニーガール姿とはイツカもまた思い切ったことをしたな。ほうほう、写真。可愛らしい姿が見れて眼福なのでもちろん大歓迎だ。
イースターと言えばやはりイースターエッグか。うっかり割ってしまわないよう慎重に慎重に。
どうせなら自分が作ったものが一目で分かるようにしたいところ。凝った飾りができるほど器用ではないが、イツカの髪と瞳をイメージして緑と青に塗ってみよう。
エッグハント? なるほど宝探し的な。折角広い海賊船なのだし、船内を探検するのにも良さそうだ。……勝っても負けてもご褒美なのだが、役得ということにしておこう。
集中して小腹が空いたら食事の時間に。スクランブルエッグに刻んだジャガイモを入れてスパニッシュオムレツといこう。タマゴの中身の有効活用というやつだ。長い船旅に備えてちゃんと食べておかねばな。
海賊島を目指して、ただひたすら青い海をゆく航海。
まだ敵の気配も感じない今、休憩時間になればゆったりとは過ごせるのだけれど。
何もない船上で長い時間を持て余すのはちょっぴり勿体無いから。
少しの間だけ……海賊船が春色に染まっても、きっと問題ないはず。
ということで折角だから、休憩時間になったディアボロス達が作るのは。
「確か、イースターって、うさぎとたまごのお祭り……だよね?」
そう、イースター海賊船!
そんなイツカ・ユメ(いつかかなうゆめ・g02834)の言葉に。
「普段馴染みの薄いイベントだが、だからこそ体験するには良い機会か」
九重・古安(巻き戻り路逸れる針・g02347)が頷いて返せば、ぴょこり。
頭の上で揺れているのは、やはりイースターなのだから。
(「卵と兎がシンボルだと聞いたので、似合うかどうかはさておき兎耳のカチューシャなどつけてみたわけだが」)
装着したカチューシャに付いている、長いうさ耳です!
そしてイツカも、張り切ってうさぎさんに変身!
「よーし! ここはキュートでセクシーなバニーガール姿で乗り込むよ♪」
「バニーガール姿とはイツカもまた思い切ったことをしたな」
「古安くんも兎耳でウキウキだね」
ふたりでばっちり、キュートだったりセクシーだったりするうさぎさん。
「折角だし、写真撮っちゃう?」
「ほうほう、写真。可愛らしい姿が見れて眼福なのでもちろん大歓迎だ」
うさぎさん同士並べば、記念写真もぱしゃり――はい、ハッピーイースター!
そんなばっちりイースターなうさぎさんに変身すれば。
「イースターと言えばやはりイースターエッグか」
「お祭りなら、飾り付けも賑やかにしたいよね。イースターエッグ、いっぱい作っちゃおう!」
時間はたっぷりあるから、イースターエッグ作りに挑戦。
イツカかどんな模様にするか、うーんと考えた後。
「春だし桜のイメージで、ピンクのたまごに緑で葉っぱを……」
やはりここは、春を思わせるものに――。
「なんだか桜餅っぽくも見えるけど気にしない!」
春っぽいことには違いないけれど、何だかとても美味しそうに。
そんな大らかにペイントしているイツカの隣で、古安はそうっと。
……うっかり割ってしまわないよう慎重に慎重に。
そろりとひとつ、たまごを手に取れば。
(「どうせなら自分が作ったものが一目で分かるようにしたいところ」)
早速、思い描く色をのせていって。
そんな彼の作っているイースターエッグを、ぴょこりとイツカが覗き込んでみれば。
「古安くんのは、緑と青が綺麗だね。……ん? 何か、すごく親近感があるんだけど」
何かとっても、親近感を覚えるような気がする……!?
いや、それもそのはず。
(「凝った飾りができるほど器用ではないが、イツカの髪と瞳をイメージして緑と青に塗ってみよう」)
古安が選んだ彩りはそう、イツカをイメージしたものだから。
そして塗り終われば、出来上がり! なのだけれど。
「お互いのたまごを隠してエッグハントも楽しそう!」
「エッグハント? なるほど宝探し的な。折角広い海賊船なのだし、船内を探検するのにも良さそうだ」
どうせならこのまま、イースターエッグハントをしてみることにして。
「どっちが先に見つけられるか競争しちゃう?」
イツカはそう言いながらも刹那、ピンと閃いちゃいました。
「そうだ! わたしが勝ったら、ちゅーしてもらおうかなぁ」
……ふふり。これなら、勝っても負けても古安くんとちゅーができる完璧な作戦! って。
そして、古安にとっても。
(「……勝っても負けてもご褒美なのだが、役得ということにしておこう」)
お耳をぴこり、役得です。
それから、広い船内をあっちこっち集中して探し回って、楽しく競争し終われば。
お腹も空いたから、お食事タイムに!
「タマゴの中身の有効活用というやつだ」
イースターエッグの時に抜いたたまごの中身を使って、スクランブルエッグに。
それに刻んだジャガイモを入れれば……古安が作るのはそう、スパニッシュオムレツ。
そんな古安にオムレツはお任せして、イツカが作るのは食後のデザート。
「卵はいっぱいあるし、多めに使って贅沢濃厚プリンにしようっと♪」
勿論デザートも、たまごの中身をしっかり贅沢に有効活用です。
それに、見渡す限りの大海原を見れば、まだまだ船旅は長そうだから。
「長い船旅に備えてちゃんと食べておかねばな」
きちんと腹拵えをしつつ、古安のオムレツが完成すれば。
イツカはプリンも一緒に並べてた後、オムレツを早速いただきまーす。
今はまだ、海も静かに凪いでいるから――楽しい美味しいイースターをのんびりと満喫します!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【照明】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
カラタチ・リッカ
【ふたり座】
はっぴ〜い〜すた〜
今年は春の海、船の上で過ごしたりとか
吃驚でもあるけど面白いねぇ
俺様は多分イースターエッグ、
作ったこと無い気もするからやるやる〜
落として割らないように〜とは思うけど
卵のカラ握れちゃうミアちゃん
結構強いところあるよねぇ
俺様は何を描こうかなぁ、と
青い海を眺めていたら
空も近くに並べたくなって
全体は薄い青に……彩り飾るんだったら
花も星も似たような雰囲気だと思って…!
白いカラタチの花は目立たなそうなので
直接見にいくのがオススメかも〜
黄色に橙…双星の相方は青か紫だったかなぁ
ミアちゃんの好きな花とかも聞けたらうれし〜
トルコ桔梗の淡い紫も気になるね
お互い完成したら、海の卵も覗いてみると
からなるみあ岩とか彼処も光るもの沢山で
増えてく思い出並べるみたいだねぇ、っと
勿論食べる楽しいも忘れずに〜
エッグタルトってやつの
名前が気になってたから持ってきたけれど
サンドイッチ食事とおやつで丁度よかった?
良い香り紅茶も合わせてお茶会するのも
満喫イースター気分になりそうだぁ
一緒に頂きま〜す
ミア・メア
【ふたり座】
はっぴーいーすたー!
まさか今年のイースターはお船の上になるとは
早速イースターを満喫いたしましょうか
そう、イースターエッグ作りです!
カラは初めまして?
では一層楽しい想い出にしましょう!
…た、卵の殻って握りつぶしてしまいそうで怖いですね??
恐る恐る触れつつ
全体を青の濃淡グラデーションに塗りましょう
先日ごいっしょにお出かけした海のイメージで!
更には二人で見つけた大きな岩や、
深海のフシギな光る生き物やクラゲを描き足し…む、むずかしい
アメーバみたいになりましたが気にしません!
カラは何を描きましたか?
わ、お空ですね
カラタチの、お花?ミアは見てみたいですの
では直接見た時のお楽しみにします
ふたり座の双星なら紫だったかと!
ミアの好きな花はトルコ桔梗ですよ!
淡い紫が綺麗なのです
互いの卵を並べると天と海が一度に見れて贅沢な気分!
少しお腹が空きましたし
お食事にしませんか?
実はタマゴサンドを持って来てまして!
ほほうエッグタルトはミアも初めて
甘い良い香り
ええ、バッチリです!
紅茶をいれて頂きます、ですね!
今年も、春の訪れを告げるお祭りの日がやって来る。
「はっぴ〜い〜すた〜」
「はっぴーいーすたー!」
そう、それは復活祭――イースター!
けれど今年のイースターは、カラタチ・リッカ(空言・g05558)もミア・メア(璃々・g07746)も面白びっくりの。
「今年は春の海、船の上で過ごしたりとか。吃驚でもあるけど面白いねぇ」
「まさか今年のイースターはお船の上になるとは」
青い大海原の大西洋のど真ん中、海賊船で楽しむイースターである。
そしてミアは早速、気合いを入れて。
「イースターを満喫いたしましょうか」
――そう、イースターエッグ作りです!
しゃきんと視線を向けるのは、沢山用意されているたまご!
「俺様は多分イースターエッグ、作ったこと無い気もするからやるやる〜」
「カラは初めまして? では一層楽しい想い出にしましょう!」
カラタチも初めてのイースターエッグ作りにわくわく。いざ、ふたりで挑戦です!
ということで、カラタチは慎重にひとつ、たまごを取ってみつつ。
(「落として割らないように〜とは思うけど」)
そう見遣るのは、ちょっぴり悪戦苦闘している彼女の姿。
「……た、卵の殻って握りつぶしてしまいそうで怖いですね??」
恐る恐るそろーりとたまごに触れるミアの様子に、思わずカラタチは瞳を細めて。
「卵のカラ握れちゃうミアちゃん。結構強いところあるよねぇ」
なんとかひとつたまごを手にしたミアは、握りつぶさないよう気を付けながらも。
しゅしゅっとまずは全体を、青の濃淡グラデーションに塗ってみる。
その彩りは、そう。
「先日ごいっしょにお出かけした海のイメージで!」
海中色にたまごを染めれば、更にしゅっと。
あの時、二人で見つけた大きな岩や、深海のフシギな光る生き物やクラゲを描き足し……。
「……む、むずかしい」
むむと見つめるたまごの海を泳いでいるのは……アメーバ??
いえいえ、大丈夫!
(「アメーバみたいになりましたが気にしません!」)
どこからどう見ても海の生き物なのです、ええ。
「俺様は何を描こうかなぁ」
そして、うーんと首を傾けた後、たまごに筆を走らせ始めたカラタチへとミアが目を向ければ。
「カラは何を描きましたか? わ、お空ですね」
「青い海を眺めていたら、空も近くに並べたくなって」
青は青でも、カラタチが塗っていくのは空の青。
「全体は薄い青に……彩り飾るんだったら、花も星も似たような雰囲気だと思って……!」
そこに咲き誇らせるのはどんな花?
「白いカラタチの花は目立たなそうかなぁ」
「カラタチの、お花? ミアは見てみたいですの」
「直接見にいくのがオススメかも〜」
「では直接見た時のお楽しみにします」
カラタチの花は、直接一緒に見に行く機会を楽しみに。
「黄色に橙……双星の相方は青か紫だったかなぁ」
「ふたり座の双星なら紫だったかと!」
ふたり座の双星を煌めかせてみるのもきっと良い感じに決まっているし。
「ミアちゃんの好きな花とかも聞けたらうれし〜」
「ミアの好きな花はトルコ桔梗ですよ! 淡い紫が綺麗なのです」
「トルコ桔梗の淡い紫も気になるね」
ふたりで色々と悩みつつもお喋りしながら、思い出や好きを沢山咲かせて彩り飾っていく。
そして互いに完成すれば、わくわくそうっと。
「互いの卵を並べると天と海が一度に見れて贅沢な気分!」
「増えてく思い出並べるみたいだねぇ」
空のたまごにはふたり座や好きな花たちが、海のたまごにもからなるみあ岩とか光る生き物たちも沢山で。
彼処も~此処にも! なんて、描いた思い出を互いに見つけっこ。
そんな空と海のイースターエッグを並べて飾って。
「少しお腹が空きましたし、お食事にしませんか? 実はタマゴサンドを持って来てまして!」
「エッグタルトってやつの、名前が気になってたから持ってきたけれど。サンドイッチ食事とおやつで丁度よかった?」
……勿論食べる楽しいも忘れずに〜と。
カラタチが気になって持ってきたエッグタルトを、ミアのタマゴサンドの隣に並べれば。
美味しいも、たまごいっぱいのイースター尽くし。
それに、ふたり揃えばサンドイッチとスイーツでぴったり。
「ええ、バッチリです! ほほうエッグタルトはミアも初めて」
……甘い良い香り、って。
ミアが紫の瞳をほわりと細めれば。
「紅茶をいれて頂きます、ですね!」
「良い香り紅茶も合わせてお茶会するのも、満喫イースター気分になりそうだぁ」
カラタチも、これからはじまる美味しいイースターなお茶会に心弾ませて。
イースター満開のテーブルをくるりと見回した後、ふたり顔を見合わせ頷けば。
さぁ一緒に仲良く――美味しい春を、頂きま〜す!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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一・百
【百夜】
船って凄いよな…こんなに大きいのに水の上に浮くなんて
時折、恐る恐る海を覗いてみながら
船の仕組みに興味津々
マストの紐とか軽く引っ張ってみたり
…海賊船って骸骨転がってるんじゃなかったか?
設計図…書けると思うが動力が良く分からないんだよな…
風だけじゃないよな?気になるなー
解体したら…いや、やらないよ?
卵にペイント…おもしろそう…
何を書こうか…迷いながらシャムスをチラリ
きれいな銀と青い瞳と纏う夜の色…本当にキレイだよな…
彼をイメージして丁寧に描いていく
ほらタマゴだし子供を育てるような感じしないか?
自分で言ってほんのり照れながら、ゆるゆる尻尾を揺らす
設計図を書くように真剣に
夜空のタマゴ…うむ…よしよし、いい子だぞー
シャムスそっくり美人さんだ!
出来栄えに満足そうに尻尾をふりふり
完成をみせあいっこ
シャムスのは…俺だらけ?
なんか多くない?
子狐に気付きやっぱり照れる
んー…たまごも出来たし
この子達も一緒にのんびり船旅を楽しもうか…
そう卵をしめして一緒に海を眺めながら、そっと尻尾を絡める
シャムス・ライラ
【百夜】
交代の時間
櫂を他に渡して百の元へ
海賊船、何だかわくわく…骸骨?
内部構造を興味深く見学
百、船の図面も描けちゃったりする?
せっかくのお出掛けだから楽しいこともしてみたい
描いてみたかった、いーすたーえっぐ
色とりどりの絵の具を前に思案顔
何を描こうか
何て実はもう決まっていたり
テーマは「モモちゃんの一日」
丸くなって眠るモモちゃん
おめめを擦るモモちゃん
ご飯をもぐもぐするモモちゃん
愛らしい黒狐さんの姿を思いつくままびっしりと
ふわふわな毛の一本まで精密に描きこみたい
私は頑固職人!
ところで百は何を描いているのかな?
…子ども?
(モモちゃん卵に
モモちゃんに良く似た子狐も描き足せば
親子そろって可愛さ2倍。
ああ、うちの狐は決して嫁には出さない…)
はっ、妄想が捗ってしまった!
百の卵、すごく良く描けているね
色合いも落ち着いていて装飾も綺麗だ
(そしてしっぽを振るモモちゃん可愛い)
私の方は…可愛らしさを表現するにはまだまだ技術が足りない模様
精進あるのみです
二人で海を眺め
ふわふわの感触に幸せを噛みしめる
アドリブ等歓迎
交代で櫂を漕いで、順調に速度を上げて大海原を進む海賊船。
シャムス・ライラ(極夜・g04075)は櫂を次の漕ぎ手に渡した後、足早に向かう。
「船って凄いよな……こんなに大きいのに水の上に浮くなんて」
そうお耳をぴこりとさせながら、恐る恐る海を覗いてみたりしている一・百(気まぐれな狐・g04201)の元へ。
そして、きょろりと船の仕組みに興味津々な百と一緒に。
海賊船、何だかわくわく……と心躍らせるシャムスであるが。
「……海賊船って骸骨転がってるんじゃなかったか?」
「……骸骨?」
マストの紐とかをちょいっと軽く引っ張ってみたりしつつも言った百の言葉に、瞳瞬かせてぱちり。
けれど、骸骨は見当たらないけれど。
ふたりでしばし、船の内部構造を興味深く見学してみて。
「百、船の図面も描けちゃったりする?」
「設計図……書けると思うが動力が良く分からないんだよな……風だけじゃないよな? 気になるなー」
百は尻尾をゆうらゆらと揺らして、こうぼそり。
「解体したら……いや、やらないよ?」
やりません、やりませんよ?
そんな船の構造や動力なども気になるところだけれど。
……せっかくのお出掛けだから楽しいこともしてみたい、と。
休憩時間、シャムスの目に留まったのは。
「描いてみたかった、いーすたーえっぐ」
そう、カラフルなイースターエッグたち。
長い航海中、少しでも楽しく過ごせるようにと今回用意されているもので。
今だけ海賊船内はイースターらしい春の彩りに染められている。
「卵にペイント……おもしろそう……」
百もシャムスと一緒に、イースターエッグを作ってみることにして。
たまごをひとつそうっと手にしてから。
(「何を書こうか……」)
迷いながらシャムスをチラリ。
そして尻尾をふりふり、そっとすぐ傍に在る彼の顔を見つめる。
(「きれいな銀と青い瞳と纏う夜の色……本当にキレイだよな……」)
それからたまごを彩り始める百。彼をイメージして丁寧に。
そんな百に見つめられているシャムスも、何を描こうかと、色とりどりの絵の具を前に思案顔……?
いえ、でも本当は。
(「何て実はもう決まっていたり」)
何を描くかは、決めているシャムス。
そう、ずばりテーマは――「モモちゃんの一日」。
ということで、さらさらとシャムスはたまごへと描いていく。
丸くなって眠るモモちゃん。
おめめを擦るモモちゃん。
ご飯をもぐもぐするモモちゃん――。
他にも思いつくまま、愛らしい黒狐さんの姿をびっしりと、そして。
(「ふわふわな毛の一本まで精密に描きこみたい」)
ふわっふわな毛並みも忠実に再現するように、一筆ずつ決して妥協することなく描いていく。
だって、今のシャムスはそう!
――私は頑固職人!
というわけで、ひたすら可愛いモモちゃんの一日を拘って描きながらも。
「ところで百は何を描いているのかな?」
そう目を向けていれば、慈しむように丁寧にイースターエッグを彩っている姿が。
そして自分を見つめる彼に、百はこう紡ぐ。
「ほらタマゴだし子供を育てるような感じしないか?」
自分で言ってほんのり照れながらも、ゆるゆる尻尾を揺らして。
そんな、また可愛いモモちゃんを目にしながらも。
「……子ども?」
ふと自分のイースターエッグへと視線を落としてから。
シャムスはしゅしゅっと描き加える。
モモちゃん卵に、モモちゃんに良く似た子狐を。
そして大きくこくりとひとつ頷く――親子そろって可愛さ2倍!
(「ああ、うちの狐は決して嫁には出さない……」)
そう改めてそっと心に決めながらも。
(「はっ、妄想が捗ってしまった!」)
ようやくシャムスが妄想から現実へと我に返っている中。
設計図を書くように真剣に作業を進めていた百も、こくこくと頷いて。
「夜空のタマゴ……うむ……よしよし、いい子だぞー」
……シャムスそっくり美人さんだ!
そう満足げに尻尾をふりふり。
そして仲良くふたりで、完成したイースターエッグのみせあいっこを。
「百の卵、すごく良く描けているね。色合いも落ち着いていて装飾も綺麗だ」
シャムスはそう百のイースターエッグを眺めた後、ちらり。
たまごも良く出来ているし、それに何よりも。
(「そしてしっぽを振るモモちゃん可愛い」)
やはりうちの狐はかわいいのです。
そんなシャムスに見つめられながらも、百も彼の職人技光るイースターエッグをじいと眺めてみれば。
「シャムスのは……俺だらけ?」
……なんか多くない? なんて、瞳をぱちりとさせるけれど。
「私の方は……可愛らしさを表現するにはまだまだ技術が足りない模様。精進あるのみです」
本人の可愛さを前にすれば、まだまだだと。
そんなシャムスは、さすがは妥協など一切しない、頑固職人っぷりです。
それから百はふと、尻尾をゆらりら。
だって、気付いたから……自分と並んで描かれている子狐に。
そして黒狐の親子をみれば、やっぱりほわわと照れてしまうけれど。
「んー……たまごも出来たし。この子達も一緒にのんびり船旅を楽しもうか…」
そう仲良く並べたイースターエッグたちも一緒に海を眺めながら。
百はシャムスへとふわり、尻尾を絡めれば。
ふたりでどこまでも広がる、凪いだ大海原を眺める。
そしてシャムスは、百のたまごとお揃いの青の彩りをそっと細める。
春色に染まった船内で、ふわふわの感触に幸せを噛みしめながら。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【未来予測】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
巳継・琉叶
小鳥(g01304)と。
「イースターエッグはどういう物かは聞いたことがあるくらいかな」
イースターを経験するのが初めてだから小鳥のうさ耳には少し驚いたけど。
イースターがウサギと卵が出てくるイベントとは聞いていたから、俺もうさ耳とか何かを用意した方が良かったかもしれない。
「じゃあ、借りようかな」
小鳥の用意の良さに内心更に驚きつつ、うさ耳を着ける。
ヨキも小鳥も似合っていると思う。
卵を料理し始めた小鳥は手際も良いしヨキも食べる気満々みたいだ。
「ヨキも小鳥の料理が美味しいのが分かってきたみたいだね」
前は小鳥の料理に対するヨキの反応が微妙だった気がするけど、今は違うみたいだね。
小鳥にイースターエッグのデザインを聞かれたら少し考えて。
「そうだね、ウサギの出てくるイベントだしウサギを書いてみようかな」
上手く描けるかは全く自信はないけど、
緑の卵を選んで黒でウサギを描いてみよう。
「小鳥のも楽しみにしてるね」
小鳥は器用なイメージがあるから綺麗な卵が出来そうな気がする。
花喰・小鳥
琉叶(g06372)と
「琉叶はイースターエッグには馴染みがありますか?」
私はあいにくないというか、日本ではそこまで浸透していないと思います
とはいえ卵とうさぎがモチーフらしいのは知っているので、今日はうさ耳を着けて卵をデコレーションしましょう
琉叶の分もありますよとうさ耳を差し出します
ヨキも着けています
「中身は抜くみたいですが……せっかくですからお料理もしましょうか」
キャンプで使うカセットコンロでだし巻き卵を焼きます
焼いているとヨキがお皿を用意して食べる気満々の様子
「たしかに。言われてみると最近は嫌がらなくなりました」
完成しただし巻き卵をヨキに与えると満足そうです
「琉叶はどんなデザインにしますか?」
模様などなんでもいいのでしょうか
絵心があるわけでもないので難しいですね
幾何学模様らしいものを描いてみます
白の卵に赤色を足していきます
「琉叶はうさぎですか。どんなふうになるか楽しみです」
なんとなく琉叶は絵心がありそうな……
琉叶自身が芸術品のように美しいからそんな気がするのだろうか
凪いでいる青い海を、ただひたすらに進みゆく海賊船。
そんな船上を一時的に飾るのは、パステルカラーの彩り。
今年も、春を迎える祭りの日がやって来たから。
花喰・小鳥(空虚のナハティガル・g01304)はそんな飾り付けられている春の色たちを眺めながらも。
「琉叶はイースターエッグには馴染みがありますか?」
巳継・琉叶(幻鏡・g06372)へとそう訊ねてみる。
長丁場になりそうな航海の最中、時間もたっぷりあるし、何もすることがないのは勿体ないから。
船上イースターを楽しむのもいいのではないかと、イースターらしいものが様々持ち込まれている。
テーブルに並べられたたまごたちやペイント道具も、そのうちのひとつ……イースターエッグ作りをするために用意されたもの。
琉叶は小鳥の問いに、こう答えながらも。
「イースターエッグはどういう物かは聞いたことがあるくらいかな」
イースターを経験するのが初めてだから、ちょっぴりだけ驚いたりもしたのだ。
ぴょこりと頭に着けられていた、小鳥のうさ耳には。
そんな彼から返って来た言葉に続ける小鳥。
「私はあいにくないというか、日本ではそこまで浸透していないと思います」
とはいえ、うさ耳をばっちり着けているのは、卵とうさぎがモチーフらしいのは知っているから。
だから今日は長いお耳を着けてうさぎさんになってみつつも、卵をデコレーションしてみることに。
でも……イースタエッグ作りをする、その前に。
(「イースターがウサギと卵が出てくるイベントとは聞いていたから、俺もうさ耳とか何かを用意した方が良かったかもしれない」)
そう思っていた琉叶へと差し出されたのは。
「琉叶の分もありますよ」
小鳥とお揃い……いや、彼女だけでなく、もきゅっと得意気に着けているヨキともお揃いの。
彼の分もちゃんと用意されていた、うさ耳。
そんな小鳥の用意の良さに内心更に驚きつつ。
「じゃあ、借りようかな」
琉叶も、受け取ったうさ耳をすちゃりと着けてから。
お揃いの長いお耳をそっと揺らしつつも紡ぐ。
……ヨキも小鳥も似合っていると思う、って。
ということで、今度こそイースターエッグ作り……を始めようとしたのだけれど。
小鳥はその前に、持参したキャンプで使うカセットコンロを取り出して。
「中身は抜くみたいですが……せっかくですからお料理もしましょうか」
たまごの中身も無駄にせず焼き始めるのは、だし巻き卵。
そんな料理の完成を、お皿を用意してきゅぴっと待つヨキの様子は、食べる気満々で。
琉叶も、卵を料理し始めた小鳥の手際の良さを眺めつつ。
わくわくそわりとしているヨキを見て、ふと気づく。
「ヨキも小鳥の料理が美味しいのが分かってきたみたいだね」
……前は小鳥の料理に対するヨキの反応が微妙だった気がするけど、今は違うみたいだね、って。
その言葉に、小鳥もヨキへと改めて目を向けて。
「たしかに。言われてみると最近は嫌がらなくなりました」
うさ耳を揺らしながら、今か今かとうきうき待っているその姿を見て、こくりと小さく頷いてから。
完成しただし巻き卵をヨキに与えれば、もきゅもきゅ満足そう。
そんなるんるんなヨキを横目に、いざイースターエッグに挑戦するふたり。
「琉叶はどんなデザインにしますか?」
小鳥はそっとひとつ手を伸ばし、たまごをひとつ手にしてから。
彼に訊ねつつ、小さく首を傾けるも。
「模様などなんでもいいのでしょうか。絵心があるわけでもないので難しいですね」
白のたまごに赤の色を足していって……幾何学模様らしいものを描いてみる。
そしてイースターエッグのデザインを聞かれた琉叶は少し考えた後。
「そうだね、ウサギの出てくるイベントだしウサギを書いてみようかな」
上手く描けるかは全く自信はないけど、なんて紡ぎつつも選んだのは、緑の卵。
草原のような緑色のたまごに、ぴょこりと黒でウサギを描いてみようと、そう思いながら。
そしてふたり、着々と。
「琉叶はうさぎですか。どんなふうになるか楽しみです」
「小鳥のも楽しみにしてるね」
そう会話をかわしながら、それぞれのイースターエッグを思いのままに彩っていきつつも。
(「小鳥は器用なイメージがあるから綺麗な卵が出来そうな気がする」)
(「なんとなく琉叶は絵心がありそうな……」)
相手のイースターエッグの出来にも、お互いにそっと期待を。
そして、海風にふわり吹かれている眼前の彼をそっと見れば、小鳥はやはり思うのだった。
……琉叶自身が芸術品のように美しいからそんな気がするのだろうか、なんて。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【エアライド】がLV2になった!
【モブオーラ】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!
朔・冥夜
天彩(g02572)と
海風が気持ち良いなあ
折角だ、海賊船にいるならなりきってみて
船首で腕組してヨーソロー!って叫んでみる?
調子に乗るとうっかり落ちて鰐の餌とか嫌だな
いや、鮫……?はは、冗談
……。ヨシ!渾身の出来だ!
えーと、うさぎとくろきつねなんだけど
禍々しい悲鳴が聴こえてきそう?
えぇー可愛いだろ?
特にほら、くろきつねは天彩をイメージして…
(目が合わせられない)
天彩のは柄はもしかして……おお、やっぱり
青と赤が綺麗に並んでる
俺のもお前のもお揃いエッグっぽくて嬉しいな
あと絵が上手い
じゃあ俺は船橋側に行こう
隠し場所は暗めの見難い床上奥
小さな宝箱の中へ
海賊っぽいだろ
こっちも完了だ。よし、甲板の方だな
えーと、天彩なら…
すばしっこいし案外高いところに
括ってたり、隙間...?みたいなとこに
挟んでるんじゃねぇかな
帆の方までよく目を凝らし
※卵発見の判定お任せ
……なあ、天彩のエッグ欲しいなって
おねだりして良い?
へへ、やった。部屋に飾っておこ。
俺のももちろん良いぞ、魔除けに最適.....あれ?
眞守・天彩
冥夜さん(g06409)と
船奪ってるからまさに俺達が海賊だ…!状態だよねぇ。
あはは、楽しそうだ、(ざばぁ!と水飛沫)
…でもなんか居そうだからやめとこうか!
もしかして、鮫…?
やぁ、俺は普通に絵が描けるくろきつね!
なんでそんな事言ったかって?
イースターエッグの絵付けしてたら、冥夜さんが画伯だったから…俺は違うよって主張を。
ね、冥夜さん、それ何描いたの??
えっ(三度見)
…断末魔あげてない?
そっかぁ、俺イメージかぁ…
その気持ちがうれしいよ、ありがとうね(あったかい眼差し)
俺は矢車菊と紅椿描いてみたんだぁ。
そう、俺達のイヤーカフの飾り!
ふふふ、お互い相手のことも描くなんて気が合うねぇ
折角だから隠して探してみよっか!
俺、こっちの甲板側ね
よーし、吊るしてある浮き輪に隠しちゃおう!
隠したよー!冥夜さんも終わった?
よーし探すぞ!
船橋かぁ…マストの方、探してみようかな!
※隠し場所、探し方はお互い内緒。判定お任せ
俺のイースターエッグ?
うん、どうぞ!
俺も冥夜さんの貰っていいかなぁ
ほら、魔除けにもなりそうだしさ!
どこまでも広がる青い大海原に、空にぽっかりと浮ぶ春の白い雲。
そして頬を擽るのは、潮の香りをふわりと纏った春風。
「海風が気持ち良いなあ」
朔・冥夜(星朧・g06409)はそう紫昏の双眸を細めてから。
口にするのは、こんな海の浪漫。
「折角だ、海賊船にいるならなりきってみて、船首で腕組してヨーソロー! って叫んでみる?」
「船奪ってるからまさに俺達が海賊だ……! 状態だよねぇ」
眞守・天彩(くろきつね・g02572)も尻尾をゆうらり、気分はまさに海賊!
……だったのだけれど。
「あはは、楽しそうだ、」
――ざばぁ!
刹那弾けるのは、飲み込まれるかと思うほどの激しい水飛沫!
そんな突然の海の洗礼に、ちょっぴりびっくりした後。
「……でもなんか居そうだからやめとこうか!」
「調子に乗るとうっかり落ちて鰐の餌とか嫌だな」
ふたり顔を見合わせれば、意見も即一致。
それから、そろーっと海を覗き込んで、お耳をぴこり。
「もしかして、鮫……?」
言った天彩の言葉に、冥夜はぱちりと瞳を瞬かせてから。
「いや、鮫……?」
……はは、冗談、なんて。
そうっと船の内側に、さり気なく退避です。
というわけで、気を取り直して……休憩の間に楽しむのは、船上イースター!
そして不意にこう紡ぐ天彩。
――やぁ、俺は普通に絵が描けるくろきつね!
いえ……なんでそんな事言ったかって?
それは、天彩の視線の先。
「……。ヨシ! 渾身の出来だ!」
イースターエッグの絵付けをしている冥夜は、まさにある意味、目をみはるような。
あまりにも画伯だったから……俺は違うよって主張を。
それから天彩は謎に得意げな画伯に、恐る恐るこう訊いてみれば。
「ね、冥夜さん、それ何描いたの??」
「えーと、うさぎとくろきつねなんだけど」
「えっ」
思わず三度見してから、そうっと思わず紡いでしまう。
「……断末魔あげてない?」
最期の時を迎えて絶叫しているような、うさぎとくろきつねらしきそれを見遣りながら。
そんな天彩の声に、冥夜は再び瞳を瞬かせてから。
「禍々しい悲鳴が聴こえてきそう? えぇー可愛いだろ」
衝撃的な事実を告げるのだった。
「特にほら、くろきつねは天彩をイメージして……」
断末魔あげている風なくろきつねは、天彩であると。
そんなくろきつねをじいと改めて見つめてから。
「そっかぁ、俺イメージかぁ……」
そう呟きを落とした後、天彩が向けるのは、あったかい眼差し。
「その気持ちがうれしいよ、ありがとうね」
そしてそんな温かな眼差しに、目が合わせられない画伯であった。
それから改めて気を取り直して、天彩が見せるのは自分のイースターエッグ。
「俺は矢車菊と紅椿描いてみたんだぁ」
冥夜はそれを見て、すぐに気が付く。
「天彩のは柄はもしかして……」
「そう、俺達のイヤーカフの飾り!」
「おお、やっぱり。青と赤が綺麗に並んでる」
そして天彩の言葉に、耳を飾る彩りと同じ柄を映した瞳を柔く細めて。
「ふふふ、お互い相手のことも描くなんて気が合うねぇ」
「俺のもお前のもお揃いエッグっぽくて嬉しいな」
こくりと頷いて返した後、まじまじと。
天彩のイースターエッグを見つつも、冥夜は紡ぐのだった。
「あと絵が上手い」
ということで、それぞれイースターエッグが完成すれば。
「折角だから隠して探してみよっか! 俺、こっちの甲板側ね」
「じゃあ俺は船橋側に行こう」
ただ飾るだけでは勿体無いから、はじめるのはエッグハント!
それぞれ、甲板と船橋にわかれて。
(「よーし、吊るしてある浮き輪に隠しちゃおう!」)
(「暗めの見難い床上奥……小さな宝箱の中へ。海賊っぽいだろ」)
まずは、相手に見つからないようにたまごを隠してから。
「隠したよー! 冥夜さんも終わった?」
「こっちも完了だ」
準備ができれば、いざエッグハントです!
……よーし探すぞ! とやってきたのは、冥夜が何処かにたまごを隠した船橋。
「船橋かぁ……マストの方、探してみようかな!」
そして見上げたマストにあたりをつけて、しばらくその周辺を探してみるも。
「うーん、見つからないなぁ」
なかなか簡単には見つかりません。
同じ頃、冥夜もくるりと視線を巡らせながら。
「よし、甲板の方だな。えーと、天彩なら……」
彼が隠しそうなところを、まずは想像してみて。
(「すばしっこいし案外高いところに括ってたり、隙間……? みたいなとこに挟んでるんじゃねぇかな」)
帆の方までよく目を凝らしてみれば……思った通り。
浮き輪のところにしれっと挟んで隠してあるエッグを発見!
そしてその後少し遅れて、上の方を見ていた天彩も、床上奥に置かれている宝箱を見つけて。
イースターエッグというお宝をゲット!
そのお宝……ちょっと禍々しいですけれど、呪われてませんよ?
それから互いのエッグを見つければ、冥夜は天彩へとこんなお願いを。
「……なあ、天彩のエッグ欲しいなって、おねだりして良い?」
「俺のイースターエッグ? うん、どうぞ!」
「へへ、やった。部屋に飾っておこ」
そして天彩も冥夜へと、おねだりし返す。
「俺も冥夜さんの貰っていいかなぁ」
……ほら、魔除けにもなりそうだしさ! なんて。
再びあったかい眼差しでそう言いながらも。
「俺のももちろん良いぞ、魔除けに最適……あれ?」
ふたりで、お互い相手のこともお揃いで描いた春を交換こ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV3になった!
【ガードアップ】がLV2になった!
ジェーン・コーネリアス
のんびりとした船旅も一旦は終いだね。お客さんだ
よーし、それじゃあ歓迎してやろうじゃないか、盛大にね!
【水面走行】で海面に降り立ち、海上でシャークパイレーツたちを迎撃するよ
右手に「Macha」、左手に「Mórrígan」、二振りのカトラスを手に『輝剣薙ぎ』
伸びる魔力の刃を振るい、接近されるまでにシャークパイレーツたちを斬り伏せていく
どれを重点的に……ってことはないが、残留効果は大量に積みあがってる。バカンスのおかげで気力十分ってやつかな?
こっちの攻撃は他の復讐者と狙いを合わせ、なるべく早い撃破ができるように。特に船上から援護してくれる仲間がいれば上手く連携をとって戦いたいね
相手が振り回す太刀筋が読みにくいカトラスも【反撃アップ】で読みやすくなっている。こっちのカトラスで受け止め、反撃でそのまま切り裂こう
一度奪ったからにはこれはもう僕らの海賊船だ
それを奪おうなんて、ただじゃおけないな!
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
この船がこんなに賑やかなのを見たのは、初めてだ
せっかくのイースターパーティーだ
野暮な海賊たちにはお帰りいただこう
下っ端相手は引き受けよう
【泥濘の地】を発動し、シャーク達の接近速度を落とし
敵を船上から撃ち落とし、海上の味方を援護する
船上から戦況を観察しつつ、海上の仲間ともパラドクス通信で連携し、敵の動きを共有しよう
船に登ってくる敵は、到達前に撃ち落とし
ロープをX-Machinaで断ち切ろう
仲間と狙いを合わせて一気に数を減らしていこう
一撃で倒せる敵>消耗した敵を目安に、味方の死角から襲う敵は優先して撃っていく
方面を手分けし、敵がそちらへ行ったと仲間へ報せよう
攻撃はPDの青白い焔纏う弾丸で貫き、その熱でダメージを刻み
連射で畳み掛ける
反撃には魔力障壁で全身を守りつつ
タワーシールドを構えて面で護り、背を取られないようにし、なるべく多方向からの襲撃に備えよう
味方と死角を補いあうように立ち
囲まれそうならエアライドで多段ジャンプし立ち位置を変える
この船はもう俺達の船だ。手出しはさせないよ
クローディア・ベネット
おっと、出遅れたか。こりゃあもう遊んでる暇はなさそうだ
馴染みの面子が集まってるようだし、アビスローバーがくたばった後に一杯引っ掻けるとするかね
――『野郎ども、一気に雪崩れ込むぞ!』
ピストルとカトラスで武装した海賊達の霊を召喚
私も《船長のサーベル》と装弾済みの《ピストルセット》の中の一丁を手に取り、先頭に立って海賊達を率いながら戦うよ
手下と同時に多方向から敵に切りつけたり、十字砲火を浴びせることで容易に対処できない攻撃を仕掛ける
共に戦う仲間ともうまく攻撃のタイミングを合わせ、討ち漏らしがあれば処理して、確実に敵の数を減らそう
戦いの混乱に紛れて船に乗り上げたり、船室に押し入ろうって奴がいれば、そいつを優先して地獄に送ってやるよ
相手が振るうカトラスはこちらのサーベルで打ち合って受け流してやろう
有り余る力を逆に利用し、剣筋を見当違いの方向に曲げて、十全に刃を振るえない状況に追い込むよ
ははっ、自分で大きな船を組み立てる海賊の方が少数派だろうに!
世迷言で笑わせて貰ったお礼だ。感謝の弾丸を受けとりな!
春色の船上を照らしていた太陽も随分と傾き、空が赤みを帯びてきた頃。
「この船がこんなに賑やかなのを見たのは、初めてだ」
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は、何度も乗っているはずの海賊船の変わりようを眺めながらも。
海の上でイースターの雰囲気を楽しんでいたけれど。
大海原へとふと目を向ければ、ただひたすら海ばかりが広がっていたのに――自分達の海賊船以外の船が。
それを確認したジェーン・コーネリアス(pirate code・g10814)には、あの船の正体は既にお見通し。
「のんびりとした船旅も一旦は終いだね。お客さんだ」
「おっと、出遅れたか。こりゃあもう遊んでる暇はなさそうだ」
それはクローディア・ベネット(黒き旗に矜持を掲げて・g10852)にとっても、いや、ディアボロス誰もが知っている。
追いついてきたアビスローバーの海賊船である。
そして、その船からは『下っ端鮫・シャークパイレーツ』の群れが出撃して来るのだというが。
「馴染みの面子が集まってるようだし、アビスローバーがくたばった後に一杯引っ掻けるとするかね」
「せっかくのイースターパーティーだ。野暮な海賊たちにはお帰りいただこう」
クローディアとエトヴァの声に、ジェーンも頷いて景気良く迎え入れてやることにする。
「よーし、それじゃあ歓迎してやろうじゃないか、盛大にね!」
彼女の眼を盗んで不届きなことを成した者はいないのだから、下っ端鮫どもにも容赦のない歓迎を。
『船長の命令だ、乗り込めぇ!』
『ついでにお宝もあったら略奪だ!』
そう追いついてきてイキり猛るシャークパイレーツの声を聞けば、おたからがぴょこん。
おたからはおたからでも、 アクアスライムのおたからです。かわいい。
そんなお宝級の可愛さのおたからに瞳を細めた後、ジェーンは颯爽と海面へと降り立って。
右手に「Macha」、左手に「Mórrígan」――二振りのカトラスを手にすれば。
『! ディアボロス……ふぎゃっ!?』
刹那海上に伸びては閃き、下っ端鮫を薙いで切り刻むのは、赤と青の鋭き刃。
『くっ! こっちから回り込んで近づ……ぎゃあっ!』
「戦場に安全なところなんてあるわけないだろう?」
振っては伸びる輝剣薙ぎの魔力の刃が、シャークパイレーツたちの接近を許しはしない。
(「残留効果は大量に積みあがってる。バカンスのおかげで気力十分ってやつかな?」)
日常を楽しむことは、ディアボロスの力となる。
エアライドで海だけでなく空まで翔け、下っ端鮫どもの動きを素早く予測でき、時には強運が味方して纏めて敵を蹴散らしつつ。
できるだけ手早く撃破ができるようにと。
「下っ端相手は引き受けよう」
船上から援護してくれるエトヴァとも上手く連携を取りながらの大太刀回りを演じてみせて。
『よし、もう追いつく……なっ!?』
明らかに鈍ったシャークパイレーツの足止めをするのは、エトヴァが発動させた泥濘の地。
船上から戦況を観察しつつ、海上の仲間とも確りと敵の動きを共有しながら。
エトヴァは船に登ってこようとする敵を到達前に撃ち落としていきつつも。
『え、ちょっ、まさかロープを……うぎゃあ!?』
『まって、それ切られたら海にドボン……ぎゃっ!!』
微笑みと共に、X-Machinaでスパンッ。
滑らかな斬撃で容赦なくロープを断ち切って、下っ端鮫どもを纏めて海へと落としてから。
「はははっ! 鮫が海に落とされて慌てるとは傑作だね」
「クローディアさん、敵数体がそちらへ行ったようだ」
堪らず迂回したことも見え見え、さらにそこにはクローディアが。
いや、クローディアだけではない。
『く、今度こそ船に……、!!?』
『何だ!? ふぎゃんっ!』
――野郎ども、一気に雪崩れ込むぞ!
「あいつらに見せつけてやれ! 私達の恐ろしさをな!」
シャークパイレーツ達へと一斉に襲い掛かるのは、ピストルとカトラスで武装した海賊達。
クローディアも甲板上の戦いに適した船長のサーベルと、合計4丁のフリントロック式ピストルのうちの一丁を手に取れば。
先頭に立ち海賊達を率いながらも、切りつけたり、十字砲火を浴びせたりと、即座に対処できない攻撃でたたみかけていって。
『よっしゃ、ついに船に乗っ……』
「やぁ。でも残念だね、優先して地獄に送ってやるよ」
『え、なっ……うぎゃあっ!』
討ち漏らしがあれば処理して、方面を手分けし、確実に敵の数を減らしていく。
だが、シャークパイレーツ達も陽気な海の鮫達。
諦めることなどなく滅茶苦茶にカトラスを振り回してきて、逆にそれが読みにくい太刀筋を生み出しているが。
ジェーンはすかさず両手に持つエルドラードの宝箱より発見したという、まさにお宝――赤と青の魔力帯びるカトラスで受け止めて。
『お宝! お宝ァ!! って、なんだこの可愛い生きも……ぎゃあっ!』
『とりあえず振り回しときゃ当たるだろ……うぎゃっ!!』
「くっくっ、三下らしくていいじゃないか」
闇雲な刃のお返しに、自在な刀身から繰り出す輝剣薙ぎで切り裂き、蹴散らしてやれば。
クローディアも繰り広げるは海上でのチャンバラ劇、サーベルで打ち合って相手の振るうカトラス受け流してから。
有り余る力を逆に利用し、滅茶苦茶な剣筋を見当違いの方向に曲げて。
『なっ、うまく得物を振るえな……ぐうっ!』
十全に刃を振るえない状況に追い込んでは斬っていく。
そして単純な力では到底勝てないと見せつけられても、能天気で陽気な下っ端は凝りもせず。
刹那、何処からともなく大量の下っ端が大津波の如く襲い掛かり、それぞれが好き放題暴れまわらんとするも。
『ならば数の暴力だ! 下っ端海賊の人海戦術を舐めるな……ふぎゃんっ!』
『戦術? 陣形?? そんなもんあるわけない……ギャッ!』
「――光、疾く、翔けよ」
下っ端は所詮下っ端。戦況を精確に把握、分析し、標的を捕捉すれば。
エトヴァが向けて引き金ひいた両手の銃から繰り出されるのは、最高温の青い炎をまとう連なる弾丸たち。
敵を貫き、青き火焔の焼き尽くす熱が衝撃を刻み、容赦ない連射で畳みかけて。
数の暴力で反撃されても魔力障壁や構えたタワーシールドで身を守りながらも立ち位置には気をつけつつ。
皆で死角を補いあいながら、海上や甲板上を駆けるだけでなく空中をも翔け、下っ端をもろともしない大太刀回りを。
『盗んだ海賊船で俺たちの縄張りを渡ろうとはぁっ、この船を盗み返してや……ふぎゃっ!』
「一度奪ったからにはこれはもう僕らの海賊船だ。それを奪おうなんて、ただじゃおけないな!」
「ははっ、自分で大きな船を組み立てる海賊の方が少数派だろうに!」
『何だと、大人しくこの船を渡しやがれ……うぎゃあっ!』
「世迷言で笑わせて貰ったお礼だ。感謝の弾丸を受けとりな!」
「この船はもう俺達の船だ。手出しはさせないよ」
爽快なくらいバッタバタと下っ端海賊達を1体残らず蹴散らし、決して船への侵入だって許さない。
不躾な海賊どもになど、自分達の海賊船は勿論渡しはしないから。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水面走行】LV1が発生!
【パラドクス通信】がLV2になった!
【未来予測】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【先行率アップ】がLV3になった!
花塚・夜壱
(トレインチケット)
楽しい船上イースターを満喫し終えれば、仕事の時間。
彩った個性的なそれぞれの春の彩りを台無しにされたくはないし。
「人々を苦しめる輩を、平和で楽しい時間に水を差す行為を、許す訳にはいかない」
……微力ながら全力を尽くそう、と。
英気も充分に養ったから、戦場と化している甲板へと向かうのは、花塚・夜壱(月下鬼人・g00016)。
「悪いが、手加減はできない」
「そうだね。きっちりお帰り願おうか」
夜壱と共に駆けるレジーナ・ネイサン(灰色キャンバス・g00801)も、見つけた敵の船長『オクトキャプテン』へとそう目を向ける。
だが、船長とは言っても。
『くっ、何をしている! 早く船を奪って盗っ人へと縛り首の制裁を……!』
先行して下っ端海賊どもを対処してくれた仲間の手によって、配下は一掃されていて。
唇を噛みしめながらもタコ足をうねらせる敵は、ただひとり。
とはいえ相手はアヴァタール級、決して油断せずに。
けれど、あのくねくねしたタコ足に正面から近づくのは遠慮したいから。
まだ自分達に気が付いていない様子の敵に、忍び足で近寄れば。
――ようこそ、私のアトリエへ。
レジーナが波飛沫に戯れさせるように刹那飛び散らせるのは、薄紅のいろ。
ドリッピングにて四方にインクを舞わせれば、その彩りはまま鋭い棘となり。
『なっ、新手か!? ぐっ』
触れるものを貫く鋭撃となって、敵を貫く。
そう――船の上はもう、鮮やかに楽しく、皆で春色で満たしたから。
「ああ、一応好きな色でも聞いておこうか。あなたを鮮やかに彩ってあげる」
レジーナは、眼前のオクトキャプテンも彩ってあげることにする。
「悪いが、手加減はできない」
『……!!』
大きく甲板を蹴り、くるりと一見軽そうに愛武器の如意棒を回して。
一気に距離を詰めた瞬間、重い衝撃を繰り出す夜壱と共に。
そして波は波でも、夜壱が見舞うのは、まるで海波の如きデーモンの魔力を纏わせた如意棒の一撃。
先程まで共に在った誰かのドヤ顔が浮かぶような神去を以って。
『!! ぐっ、くぅっ!』
倒すべき敵を見据え、鋭く切り裂き、薙ぎ払う。
チョコペンの扱いはちょっとだけたどたどしくても、愛武器の扱いは日頃から鍛錬している夜壱だから。
粘着力の高いタコ足を駆使してくる敵の攻撃も、空高く伸ばした如意棒を高跳び棒代わりに使って。
派手に立ち回って注目を集めたり豪快に避けたり攻撃を見舞ったりしながらも。
慢心せず一撃離脱を心がけ戦いつつ、堅実に連携をはかり、体術を駆使し攻め込んでいけば。
「右の方からタコ足がくるよ!」
レジーナも声掛け連携して、張り切るブラシと一緒に、死角の無いように動いて駆けながら。
『くそっ、功績を立てる機会を邪魔するな……うぐっ!』
「別にね、クロノヴェーダだから憎しって訳でもないけど。ヒトのアトリエに土足で踏みこんできたのはそっちだからさ」
仲間と共に、追いかけてきた敵のキャプテンを返り討ちしてやる……容赦はしないよ、って。
善戦🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【泥濘の地】がLV2になった!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【命中アップ】がLV2になった!
ジェーン・コーネリアス
くっくっ、いい掟じゃないか、キャプテン
だけど、掟にはきっちり破った奴への罰も書いとかないと破るバカは出てくるもんだ
アイアイ、それじゃあ掟を破った奴はブイヤベースの材料ってことで!
引き続き【水面走行】を使って海上で迎撃
他の復讐者と一緒に包囲するようにして戦い、数の利を活かそう
卑怯だなんて泣き言は聞く気はない。沈んだ後でディヴィ・ジョーンズに泣きつきな!
両手でカトラス「Macha」を持ち、『真赤の女神』
魔力が凝縮され、真っ赤になった刀身を持つカトラスを振るう
タコ足を切り裂き、焼き、まずは機動力を奪って有利に攻撃ができるようにしてから、【ダメージアップ】を乗せたカトラスの横薙ぎでオクトパスキャプテンを両断しよう
おっと、ブイヤベースにするんだったか
ちょっと焼き過ぎたかな?
ま、食えない奴だったってことで
勘で見つけられるようなもんかとは思うんだけど、少なくとも下っ端連中はそう認識してるんだよね
単純にこっちの想定よりも敵の数が多いって可能性もあるか、勘でも数撃ちゃ当たるくらいにはね
クローディア・ベネット
私はあいつの脚が一本でも入ったスープを飲むのは御免だね
だが、バラバラに切り刻んでやるところまでは賛成だ!
船と敵の間に立ち塞がるようにして応戦
仲間と互いの隙をカバーしあい、負傷を抑えて仕留めよう
POWが3能力の中で一番低い奴にはディフェンスを
――『野郎ども、大騒ぎの時間だ!』
再び海賊の霊達を呼び出し、彼らと共に敵に斬りかかっていくよ
先ほどの技と似てるが、今度は全員でアヴァタール級1体に集中攻撃だ
手下がカトラスを振るって敵のタコ足に斬りつけて動きを抑え込み、その隙に私が≪船長のサーベル≫を振るう
胸への一突きや、喉を横薙ぎに裂く斬撃で大きなダメージを与えてやろう
反撃のタコ足は海賊達と共に剣を振るって切り払うことで捕縛を許さず耐えるか
いっそ掴んでくる直前に【エアライド】でジャンプし、敵の頭上を跳び越えちまおう
食わせ物ってほど厄介な奴じゃあなかったな
あばよ、タコ野郎。あんたみたいな男にも、餓えたサメならキスしてくれるだろうさ
勘か。大物しか知らないカラクリがあると言われた方が、まだ納得できるんだがね
ラズロル・ロンド
(トレインチケット)
海賊船上で繰り広げたチャンバラ劇で、下っ端海賊鮫を鮮やかに蹴散らせば。
『くそっ、こんなはずじゃ……おたからどころか、船にも乗り込めてないだと!?』
残りはあと、追ってきた海賊船の船長『オクトキャプテン』。
その声に、ジェーン・コーネリアス(pirate code・g10814)の傍にいるおたからがまたぴょこっと飛び跳ねているけれど。
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)はそんな可愛い姿に再び笑みながらも。
『くっ、だがなぁ、海賊船を奪った盗人は殺して縛り首だ!』
あっちのキャプテン悪そうな顔してるので……と、憤慨しつつイキる敵を見遣りつつ。
たまには海賊! という顔で、張り合っておく。
「掟はまだない」
けれど、ふと……いや、一つあるな、と思い返してから。
このイースター海賊船の掟をびしっと告げる。
「何人たりとも、船上パーティーの邪魔をしてはならない」
いま考えた、と付け加えて。ええ、今思いつきました!
「くっくっ、いい掟じゃないか、キャプテン」
ジェーンは、今出来たこの船の掟に当然異論なし。
ということで、そうとなれば。
「だけど、掟にはきっちり破った奴への罰も書いとかないと破るバカは出てくるもんだ」
そう、彼女の眼を盗んで掟を違反できた者はいない。
破ったものには容赦のない懲罰を与える――だから。
「それじゃ。ブイヤベースの材料にでもしてやろう」
「アイアイ、それじゃあ掟を破った奴はブイヤベースの材料ってことで!」
ブイヤベースの材料にする刑にします!
そんな声に、クローディア・ベネット(黒き旗に矜持を掲げて・g10852)は改めて敵の姿を見遣って。
うねうねと動くタコ足に目を向ければ。
「私はあいつの脚が一本でも入ったスープを飲むのは御免だね」
つい想像してしまって、そうオクトキャプテンブイヤベースはちょっと遠慮したいところだけれど。
「だが、バラバラに切り刻んでやるところまでは賛成だ!」
ブイヤベースの材料みたいにしてやることには、やはり異議なし。
いざ、相手のキャプテンを調理……しようとした、その時。
「次はあんたか? ぶっ倒ーす!」
聞き覚えのありすぎる声がして、いち早くエトヴァが視線を向ければ。
「……ラズ!?」
「サプライズで助太刀にきたよ、驚いた? エトヴァキャプテン!」
そう颯爽と現われたラズロル・ロンド(デザートフォックス・g01587)の姿に一瞬驚くも。
そんなサプライズに微笑んでから。
「もう一つ、掟追加だな。新しい船員は歓迎しよう」
「新しい船員か、それは心強いな」
「勿論大賛成だ! 全員であのタコ野郎を切り刻んでやろう」
「ジェーン君とクローディア君もよろしくね~」
オクトキャプテンを確りとぶつ切りにするべく、いざ得物を手にして。
『は、盗っ人は縛り首にしてスープにしてやる!』
ちょっとつられ気味に言い放つオクトキャプテンへと仕掛けていく。
勿論、軽口はかわしあっても相手の動向は注視しつつエトヴァは水面を駆けて。
船を背に確りと位置を取りながら、仲間と連携をはかりつつも迎撃するべく。
「――結束を力と成せ」
両肩、鳩尾、頭、心臓……そして、本命の一弾。
急所を射貫き縫い留める青白い炎の銃弾が十字を描き、自由に動き回らせないよう焼き尽くし撃ち貫けば。
『ぐっ! ……っ』
「ゆけ砂の海嘯 我が意のままに 砂塵の楔 貫き縫い留めその身を晒せ」
遡るほどの波でも、オクトキャプテンを飲み込まんと荒ぶるのは、ラズロルの生み出した砂の海嘯。
青白い炎と戯れるように飛び散った砂が無数の楔型に変われば、天から雨霰と降り注いで。
エトヴァの燃ゆる銃弾と絶妙の連携をはかって、うねるタコ足の動きを封じんと容赦なく敵を撃ち貫いていく。
そして引き続き水面走行を駆使し、海上で迎撃せんと海面を蹴るのはジェーン。
仲間と共に包囲するように戦うことを意識し、数の利を活かすべく。
「焼き斬れ、Macha!」
刹那、両手に握るカトラス「Macha」の刀身に赤き魔力が凝縮され、高熱が齎されれば。
まずは機動力を奪うため切り裂き、焼くべく狙うは、相手のタコ足。
さらに、より衝撃を乗せた刃で両断せんと、ジェーンがカトラスの横薙ぎを振るうと同時に。
――『野郎ども、大騒ぎの時間だ!』
『うぐ、……っ!』
船と敵の間に立ち塞がるように位置取るクローディアが嗾けるのは、再び喚んだ海賊の霊達。
まさにそれは数の暴力、海賊たちがカトラスを手に、それぞれ別々の方向からオクトキャプテンへと怒涛の猛攻を繰り出して。
彼らを率い、ジェーンと共にクロ―ディアも見舞ってやる。
真赤の女神でつけられた傷口から発火し猛攻に微か揺らぐ敵へと、船長のサーベルの強烈な一撃を。
「船員がひとりもいないなんて、キャプテンの名も形無しだな!」
「卑怯だなんて泣き言は聞く気はない。沈んだ後でディヴィ・ジョーンズに泣きつきな!」
だがしかし、ディアボロス達の猛攻に気にくわぬよう顔を顰めながらも。
『くっ、何だと……お前らを縛り首にすることなど、このキャプテンひとりで十分!』
すかさずタコ足を駆使し、攻勢に転じるキャプテン。
その攻撃は船長を名乗るだけあり、熾烈だけれど。
壺に詰まった呪われしタコ墨から荊の魔力障壁で身を護り、頭上にタワーシールドを掲げつつも。
「タコ墨……パスタ……」
「いける? タコ墨パスタいける?」
「呪われた墨ならやめておこう」
「そっか~。デザートのイカスミケーキも無理かな、どう思う? エトヴァ」
「それもやめておこう、ラズ」
エトヴァとラズロルは海賊らしく愉快に、そんな軽口を交わし合って。
粘着力の高いタコ足を駆使し、思いも寄らぬ方向からジェーンとクローディアへと迫るオクトキャプテンであるけれど。
四肢を掴まんとするその行動は、予め聞いてわかっているから。
捕縛を許さず、耐え凌ぐべく、それぞれ握る刃を振るって。
クローディアが海賊達と共に剣を振るって可能な限り切り払っていけば、両手のカトラス「Macha」でタコ足を焼き斬っていくジェーン。
さらに、掴んでくる直前に海面を思い切り蹴ってエアライドでジャンプし、敵の頭上を跳び越えんと試みて。
いくら強敵でも孤独な相手キャプテンへと、総力をもって全員で仕掛けていく。
海賊同士の海での定番の戦いはチーム戦、皆で奪って倒すことが戦略なのだから。
負けた方が沈められ、掟をおかした者には罰を――それがお約束。
『くそっ、折角追いついて、大きな戦果があげられるかと思っていたのに……ぐっ』
「この船は勘で探し当てているそうだな。海賊の勘があるなら、自分の船が沈められる予感を察知したほうがいいんじゃないかな……」
そう引き続きラズロルと共に、青白き銃弾でエトヴァはふたりを援護して。
『勘? いくら逃げようとしても無駄だ。このだたっ広い海の中、いつだってこの船には追いつける……がっ!』
オクトキャプテンに生じた一瞬の隙を逃さず畳み込むのは、ジェーンとクローディア。
海賊の霊を率いたクローディアが、多数の猛攻に大きく揺らぐ敵を、船長のサーベルでぶった切って。
言っていた通り切りその足を飛ばし、ぶつ切りにしてやれば。
『ぐぅっ! このっ、盗っ人どもめ……ッ、ガハァッ!?』
「あばよ、タコ野郎。あんたみたいな男にも、餓えたサメならキスしてくれるだろうさ」
「おっと、ブイヤベースにするんだったか。ちょっと焼き過ぎたかな?」
間髪入れず振るわれるのは、血のように赤い魔力を帯びたジェーンの「Macha」からの最後の一撃。
「ま、食えない奴だったってことで」
「食わせ物ってほど厄介な奴じゃあなかったな」
真っ赤に燃ゆる刀身のカトラスが、オクトキャプテンを容赦なく両断し、焼き尽くしたのだった。
それから、ジェーンはふと思い返すのは、先程交わされた言葉。
「勘で見つけられるようなもんかとは思うんだけど、少なくとも下っ端連中はそう認識してるんだよね」
「勘か。大物しか知らないカラクリがあると言われた方が、まだ納得できるんだがね」
クローディアも、下っ端が知らない何かがある可能性をそう口にするけれど。
「単純にこっちの想定よりも敵の数が多いって可能性もあるか、勘でも数撃ちゃ当たるくらいにはね」
そういうものがあるかはわからないが、それをもしも解明するならば、別の機にまた改めて調査するのもいいだろう。
今考えても想像の域を出る事ではないし、それに。
「配下共々、二度と航海の邪魔はしないで頂こう」
あともうひと仕事、祝杯をあげる前に、やるべき仕上げが残っているから。
善戦🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【一刀両断】LV2が発生!
【コウモリ変身】LV1が発生!
【過去視の道案内】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV5になった!
【先行率アップ】がLV4になった!
【ドレイン】がLV2になった!
クローディア・ベネット
喧嘩を売る相手を間違えたんだ。もう少し痛い目を見てから帰って貰おうか
ただ船を壊すだけじゃない。奴らの心にも、復讐者という悪魔への恐怖をこれでもかと焼きつけてやる
二度と私達の船に手出しする気にならないようにな!
海上に飛び出して戦う仲間もいるだろうが、私は船に残って戦おう
漕ぎ手を担当する復讐者と話し合い、敵を追いかけるように動いて貰う必要があるからね
なるべく長い時間追跡を続け、逃走するまでに多くの損害を与えられるようにしよう
操船の傍ら、攻撃も欠かさない
――『野郎ども、全ての砲門を開け!』
こちらの船の甲板上に海賊の砲手の霊達と、彼らが操る大砲を召喚
号令と共に一斉砲撃を行わせ、夥しい数のぶどう弾を敵船に叩き込むよ!
飛び散る無数の弾が敵船の甲板上を跳ね回って床や荷物を壊し、帆柱や帆をも裂いていく
幾つもの損傷を重ね、航行困難な状態に陥れよう
反撃のカトラスとは今度も≪船長のサーベル≫で打ち合って受け流すよ
仕事の後はさっき話した通り、一杯ひっかけて楽しもう
航海は順調! そろそろ海賊島とやらを拝めるかもな
ジェーン・コーネリアス
おたからも船も奪えずに逃走か
そっちから仕掛けてきておいて、ちょっと情けないんじゃないかい?
あぁ、おたからはおたからでも、君のことじゃないよ、おたから
よーし、それじゃあおたからも気合い十分みたいだし、最後に一仕事してもらおうかな
海賊船の後方から、逃げる敵海賊船を見据え、ぴょんぴょん跳ねるおたからに合図を送り、細長い槍のような形に変形させる
他の復讐者とタイミングを合わせて『海雫の螺旋』で同時に攻撃
高速回転するおたからの投擲で逃げる海賊船に穴を開けてやろう
景気よく穴を開けてやろう
無事に港に着くまで沈まないことを祈るんだね!
終わったらいつものごとくラム酒を取り出し一杯やろう
いつの間にか戻ってきたおたからにもご褒美のおいしい真水を
今日の勝利と、僕らのおたから、海賊船を守れたことに乾杯!
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ大歓迎
さあ、あとは一仕事だ
うちの船に手を出したなら、無事で帰れると思わないでな?
何せ、アビスローバーよりもおっかない海賊さんが乗っているんだ
双眼鏡を駆使して偵察、敵船を観察し
構造の弱い部分を看破して
PD通信で掛け声、仲間とタイミング合わせて、最大級の攻撃を放つ
命中アップで狙い澄まし、ダメージアップで研ぎ澄まし、クロスボウからPDの塗料を籠めた矢を放つ
一射で船体を貫通させ、二射で内部から爆破
反撃に耐えれる間は連射だ
一番ダメージの大きくなりそうな船体に穴をあけて浸水を誘い
帆を巻き込んで爆破!
派手にやろうか
塗料と爆風に黄金の薔薇を描いたら
反撃に備え、黄金の荊の魔力障壁を展開しておき
タワーシールドを船方面に構えつつ、仲間と背を護りあうように対処
今日は薔薇使いのようだな
名案だ。今からでも一杯やるぞー
ラム酒を頂き
おたからさんと、勝利と防衛に乾杯だ!
ああ、海賊島も近いうちに。
大半の下っ端も蹴散らされ、キャプテンも倒れた今。
盗まれた船の強奪にと追ってきたはずの、敵の海賊船が取る行動は唯一つ。
「おたからも船も奪えずに逃走か。そっちから仕掛けてきておいて、ちょっと情けないんじゃないかい?」
そう、ジェーン・コーネリアス(pirate code・g10814)の瞳に映るのは、くるりと方向転換して慌てて撤退せんとしている無様な様子。
それから、そんな敵の海賊船からふと視線を移すのは。
「あぁ、おたからはおたからでも、君のことじゃないよ、おたから」
呼ばれたのかと思ってぴょこんと、じいと自分を見つめながらも跳ねる、アクアスライムのおたからの姿。
そんなおたからを見て、やはりエトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は和まずにはいられないけれど。青の船長帽のつばをぐっと上げて、紡ぐ。
「さあ、あとは一仕事だ」
今日は海を股にかける海賊として、やることがあともうひとつ。
「うちの船に手を出したなら、無事で帰れると思わないでな? 何せ、アビスローバーよりもおっかない海賊さんが乗っているんだ」
「喧嘩を売る相手を間違えたんだ。もう少し痛い目を見てから帰って貰おうか」
クローディア・ベネット(黒き旗に矜持を掲げて・g10852)の言う通り、撤退する海賊船を無傷で返すほど当然お人好しではない。
攻撃を仕掛け、出来る限りダメージを与えつつ追い払おうというわけなのだが。
クローディアは続ける――ただ船を壊すだけじゃない、と。
「奴らの心にも、復讐者という悪魔への恐怖をこれでもかと焼きつけてやる。二度と私達の船に手出しする気にならないようにな!」
相手が手を出したことを後悔するほどに、完膚なきまでに叩きのめす。
ディアボロスとして、海賊として、敵にわからせようというわけだ。
そのためには、逃げの行動に切り替えている敵を闇雲に攻撃しても有効ではないだろうから。
エトヴァは双眼鏡を駆使して偵察し、敵船を観察して、相手の船の構造の弱い部分を看破すれば。
「一番ダメージの大きくなりそうな船体に穴をあけてやろう」
「よーし、それじゃあおたからも気合い十分みたいだし、最後に一仕事してもらおうかな」
そうパラドクス通信で声掛けをし、ジェーンと一瞬顔を見合わせ頷き合えば。
――派手にやろうか。
――景気よく穴を開けてやろう。
「行ってこい、「おたから」!」
「――Blühe.」
同時に仕掛けるのは、狙いすました最大級の連携攻撃、
逃げるその後方から敵海賊船を見据え、ジェーンがぴょんぴょん跳ねるおたからに合図を送れば刹那、細長い槍のような形に変形して。
槍状になったおたからを海賊船へと投擲!
ドリルのように高速回転しながらも、繰り出した海雫の螺旋で敵海賊船の船体を穿ってやれば。
まるで海と宙の青のキャンバスに、煌めき燃ゆる薔薇の油彩画が咲き乱るが如く。
エトヴァのクロスボウの鏃に籠められた魔力媒体の塗料が黄金を撒き散らし、一射目が敵船体を貫通すれば。
続く二射と共に炎を生み、内部に着火して大きく爆ぜる。
そして浸水に慌てる様子に畳みかけるようにさらに連射して、今度は帆を巻き込んで爆破!
『く、マストがやられたっ』
『ぐあっ、海水が……!』
「無事に港に着くまで沈まないことを祈るんだね!」
沈める気で攻撃を重ねていきながら、より効果的な場所に的確にダメージを与えていって。
相手も反撃はしてくるけれど、逃亡することに重きを置いているから。
反撃のカトラスを向けられても、打ち合うクローディアの船長のサーベルがそれらを受け流して。
エトヴァも塗料と爆風に黄金の薔薇を描いたら今度は、黄金の荊の魔力障壁を展開。
「今日は薔薇使いのようだな」
抜かりなくタワーシールドを船方面に構えつつも、仲間と背を護りあうように対処し立ち回る。
そしてクローディアは、海上に飛び出して戦う仲間とは別に、船に残って船上から仕掛けていく。
そのまま放っておいても、尻尾を撒いて逃げていくだろう。
けれども、自分達に手を出してきたのだ。これでもかと可能な限り痛い目を見せてやろうと。
漕ぎ手を担当する復讐者に声を掛け、無理ではない範囲で敵を追いかけるように動いて貰うように相談済。
なるべく長い時間追跡を続け、逃走するまでにできるだけ多くの損害を与えられるようにと操船を担って。
その傍ら、勿論攻撃も欠かさない。
刹那、高らかに甲板に共に響くのは。
――『野郎ども、全ての砲門を開け!』
クローディアが掛ける号令と一斉砲撃の轟音!
「戦利品が残らなくたっていい。後腐れなく消し飛ばせ!」
甲板上に召喚した海賊の砲手の霊達と彼らが操る大砲をもって、夥しい数のぶどう弾を敵船に叩き込んで。
言葉通り、飛び散る無数の弾が、敵船の甲板上を好き放題跳ね回って。
『くそっ! 被害甚大、早くずらかるぞ!!』
床や荷物を壊しまくり、幾つもの損傷を重ね、航行困難な状態に陥れんと帆柱や帆をも裂いていく。
そして沈めることはさすがに叶わないものの、かなりの大ダメージを与えて。
マストも折れ、船体に穴が開いたぼろぼろの状態で撤退していく敵海賊船。
そんな様子を見送った後、もう十分に痛めつけてやったから、深追いはせずに。
「いつものごとく一杯やろう」
ジェーンが取り出したのはラム酒、まさに勝利の美酒。
いつの間にかぴょこんと戻ってきたおたからにも、頑張ったご褒美のおいしい真水をあげて。
「名案だ。今からでも一杯やるぞー」
「さっき話した通り、一杯ひっかけて楽しもう」
エトヴァとクローディアもラム酒を受け取って。
「今日の勝利と、僕らのおたから、海賊船を守れたことに乾杯!」
「おたからさんと、勝利と防衛に乾杯だ!」
皆で杯を掲げて――乾杯!
先程も会話を交わしたように、この広い大西洋上であるのに、次々と追ってくる敵海賊船に。
何か一定以上の大型船の位置を把握するようなカラクリがあるのかなど、気になる事もあれど。
クローディアは広大な青海原の先を見遣って。
「航海は順調! そろそろ海賊島とやらを拝めるかもな」
「ああ、海賊島も近いうちに」
彼女の声に、エトヴァもそうこくりと頷く。
目指すは海賊島――この船での航海も長旅になっているから。
航海の成功を胸に、でも今はもう少しだけ……春色に彩られた船上で、勝利の美酒に酔い痴れるのだった。
超成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【動物の友】LV1が発生!
【狐変身】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV4になった!
【ダメージアップ】がLV6になった!