リプレイ
リーシャ・アデル
・心情
フローラリアねぇ……?
あれこれあったみたいだけど、まぁ民間人を食い物にしてるって言うなら容赦はしないわ
それはそうと、できる限りは動いていかないとね……
・行動
残留効果の《アイテムポケット》で新宿島から持ち込んだ食料や飲料(この時代にあっても違和感のないような容器があればなお良いけど)を振る舞いつつ、ジャングルに関しての情報収集を行うわ
まぁ、大した情報がなくても、ひとまずこの人達の飢えを凌げるなら十分だけど
ある程度情報収集ができたら、ジャングルに足を踏み入れるわ
・その他
アドリブ等は大歓迎よ
三間・勲
(連携アドリブ歓迎)
ソロモン諸島やニュージーランドに続いて、ここにもフローラリアの残党が…
彼らも生きる為に必死なのだろうけれど、だからと言って一般人を襲っていい理由にはならない
敵に対する怒りは一旦胸に秘め、まずはお腹が空いている方々の救援に向かいます
食べ物を持って助けに来た事を伝え、味方が居れば協力し合ってより効率的な救援活動を行います
水筒には温めたほうじ茶
手作りお弁当の中身は焼き鮭、煮物、甘めの卵焼き、俵型の小さなおにぎり等
本職の料理人さんが作るものほど立派ではないけれど…
食べやすいように魚の骨を抜いたり、丁寧に作りました
手荷物として持って行ける限りの紙製の器も用意しています
安全な食べ物ですよ、と示すように、皆さんの目の前で一口
【口福の伝道者】で増やして分けましょう
ゆっくり、よく噛んで下さいね
お茶でやけどしないように気を付けて
ある程度落ち着いたら、フローラリアの目撃情報などのお話を伺います
思い出すのも辛いかもしれませんが…
また皆さんが自由に暮らせるように、僕達が絶対にやっつけますから!
●九死に一生を得る
リーシャ・アデル(絆紡ぎし焔の翼・g00625)、三間・勲(漁火・g10186)は集落近くの浜辺で降車した。
【アイテムポケット】は二人分、利用できるため、物資は想定より多めに用意できただろう。
「ソロモン諸島、ニュージーランドに続いて……ここにもフローラリアの残党がいたんですね」
「妖精郷が滅びた以上、他ディヴィジョンへ漂着するのは必然よね。アタシも資料を見ただけだけど、民間人を肥料にして“知恵ある植物”にするなんて、見逃せないわ」
まずは『できることからやっていこう』と、リーシャ達は件の集落へ歩きだす。
集落は簡素な木製のバラックが散在しているが、事前に聞かされていた通り、住民は老人と女子供のみ。
陰鬱とした雰囲気が、住民らの絶望感をヒシヒシと感じさせた。
「まずは声をかけないとね……あのー」
リーシャは目についた女性に声をかけ、『食糧支援に来た』と伝える。
その話に半信半疑ながら、住民を集めようと女性が離れている間に、2人は【アイテムポケット】に詰めてきた物資をとりだす。
「勲のそれは、お弁当?」
「はい、折角なので作ってきました。【口福の伝道者】と合わせればもっと増やせるので、飲み物を多めに用意しました」
「なるほど……その手があったわね。アタシも遠慮なく使わせてもらうわ」
赤道近くに位置するミンダナオ島では、ホットドリンクより、冷茶のほうが好まれるだろう。
二人が【口福の伝道者】で100人前に増やしたところで、住民達が集まってきた。
「すんすん、美味そうなニオイが……!」
「シニガンとご飯も!?」
見慣れた料理、そして空腹によって我慢の利かない人々には、勲達の用意した物資は堪らなく魅力的だ。
「食べやすいように、焼き魚の小骨も抜いてきました。……本職の料理人さんほどのお弁当ではありませんが、どうぞ召し上がってください」
勲に促され、子供、老人、女性と順番に配給を受け取っていく。
「美味しい……こんな立派な食事が摂れたのなんて、いつぶりかしら?」
「うまーい! 兄ちゃん、おかわり!」
「おかわりどうぞ。ゆっくり、よく噛んでくださいね」
元気いっぱいな少年の求めに、勲もお兄ちゃん気分で世話を焼きつつ。
美味しい食事に住民達も満足げな様子だ。
さて、食後のお茶を楽しんでもらっているところで、リーシャと勲は本題に入る。
「アタシ達、ジャングルに用があるんです。最近の様子とか解りますか?」
リーシャの問いに、住民の老夫がブルリと身震いし。
「少し前のことで、一瞬しか見えなかったが……植物のようなバケモノが攫っていったんだ」
「それがあってから、ジャングルに入ったヤツは誰も帰ってこない! 怖くて入れないよ!」
概ね、時先案内人から聞いた通りの内容だった。
(「強いていうなら、“ジャングルに入ってないから、ジャングル内の状況を把握していない”ってところかしら……」)
リーシャが考えこんでいる間に、勲も続けて問いかける。
「フローラリアを目撃したのは、おじいさんが最初で最後……ということですか?」
「そうだね。だが、ジャングルに入った者を必ず攫うなら、奥地に進もうとすれば向こうから現れるだろう……まさか、行く気かい?」
老夫は心底、心配そうな眼差しをリーシャ達に向ける。
一般人にしてみれば“太刀打ちできない脅威”なのだ、その反応は自然なものだろう。
だが、勲は力強く頷き返す。
「人さらいなんて見過ごせないからね」
「また皆さんが安心して暮らせるように、僕達が絶対にやっつけます!」
ディアボロスの“特異性”を知らない者達には、無謀な挑戦にしか見えない。
だが、食料に困窮する集落の現状では、引き留めることも難しいようだ。
「……姿を見たらすぐに逃げるんだよ、命あっての物種だからね」
老夫が差し出せるのは、ささやかな気遣いが関の山。
だが、フローラリアに対抗できるのは、ディアボロスしかいないのだ――。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
リーシャ・アデル
・心情
さぁて、それじゃあクロノヴェーダ退治といきましょうか!!ジャングルを燃やし尽くさないように気をつけつつ、戦わなくちゃね!!
・戦闘
根を使って締め上げてこようとするなら、パラドクス『翠焔・創像:バーニングインパクト』による【火炎使い】で根が身体に触れた瞬間爆破しつつ、攻撃するわ
・その他
アドリブ等は大歓迎よ
シル・ウィンディア
【CCTS】
コードネームは『ランチャー』
旅団仲間とはコードネームで呼び合って連携を行うよ。
囮の人達とは距離を取って、平穏結界を展開し迷彩色のフード付きマントを羽織って木々の中に紛れ込むよ。
イサリビからの合図のラッパの音を待ち、合図があったら走っていくよ。
ツクヨミ、先に行くからねっ!!
高速詠唱を行いつつ、敵を視認した瞬間に時空精霊収束砲を撃っていくよ。
撃った後に一言っ!
その子は攫わせないよっ!
攻撃の対象は、味方が攻撃した敵を中心に攻撃をかぶせて早めに倒すように動くよ。
敵パラドクスは気合で抵抗かな。
つらい事があってもね、いま、わたしには心強い仲間がいる。
素敵な家族がいる。そして、愛おしい人がいる。
だからね…。
それでへこたれたり負けたりはしないんだっ!
ダメージはもらうけど、精神的には負けないっ!
初撃後はイサリビの援護の為に敵の周りを走り回るよ。
走りながらパラドクス砲撃を撃っていくね。
ふふ、わたしだけに気を取られていいのかな?
…さて、配下は倒したよ。
あとはあなただけっ!
※その他連携・アドリブ歓迎
月鏡・サヨコ
【CCTS】
コードネーム:ツクヨミ
旅団内で密に連携すると共に、他の参加者とも協調して敵を撃破する
了解、イサリビ。敵を誘き出すことに成功したら、私達が即座に攻撃を開始する
僅かな時間とはいえ、あなたは単身で敵の前に身を晒すことになる
……僅かな物音にも耳を凝らし、異変を感じたらすぐに応戦して
ジャングルの薄暗さや生い茂る木々が視界を妨げないよう【完全視界】を発動
ラッパの音を聞き、敵が誘き出されたのを確認したら攻撃開始
ランチャー、突入を。援護射撃は手筈通り行う
なるべく茂みの深い所に身を隠しながら、≪銃剣付歩兵銃≫で次々と敵の頭部や胸を撃ち抜こう
仲間の側面や背後を狙う敵がいれば優先的に攻撃対象にして、不利な状況で攻撃されないよう注力
敵が態勢を立て直す前に1体でも多く倒し、優位な戦況を確立する
敵が操る根は銃剣で斬り払うか、花と繋がった部分を撃つことで脱落させよう
対処しきれない時は咄嗟に身を躱し、脚を取られたとしても腕や胴を締められないように
腕さえ動けば再び攻撃をかけ、敵を始末して花を散らす
三間・勲
【CCTS】
コードネーム『イサリビ』
タグの仲間とはコードネームで呼び合い、その他の連携やアドリブも歓迎
ジャングルに入れば自然と敵と出くわす事になりそうですが
出来れば連携で有利に立ち回りたいですね
イサリビ、任務遂行の為これより囮役を引き受けます!
ランチャー、ツクヨミ、援護をお願いします
【平穏結界】を使う奇襲役の味方からは距離を置き、不安げに両親を呼ぶ演技をしつつジャングルの中を先行
迷子を装いフローラリアをおびき寄せます
敵の接近を確認したら怯えるふりで更に注意を引き、攫われる前に攻撃開始です
ぼ、僕に近寄らないで、危ないですよ!
味方への報告に信号ラッパを大きく奏で、想いを込めて大量の魚群の幻影を〈召喚〉します
意識を奪う幻影の攻撃で敵の動きを鈍らせ
奇襲役がより効果的な攻撃を与える為の隙を作ります
反撃には周囲の木々を盾に利用したり、雨衣を纏って花弁が身体に直撃する面積を減らし、少しでも負傷の軽減を心がけます
【グロリアス】で傷を癒しつつ次の戦いに繋げましょう
この地の安全を取り戻すまであと少しです!
●密林の潜伏者
三間・勲(漁火・g10186)が【CCTS】の面子――月鏡・サヨコ(水面に揺らぐ月影・g09883)、シル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術師・g01415)とも合流し、リーシャ・アデル(絆紡ぎし焔の翼・g00625)と情報共有する。
ジャングル内の状況は不明だが、内部に入りこんだ者を、周辺のフローラリアは一人残らず攫っていく。
……ならば、“囮”を用意すればいい。
「僕が囮になって先行します。視界が悪かったとしても、ランチャー(シルさん)、ツクヨミ(サヨコさん)も救援機動力で駆けつけられるでしょうから」
「了解、イサリビ(勲)……だが、あなたは単身で、敵前に身を晒すことになる。相手に殺意がないとしても、警戒を怠るな」
軍事企業の一員らしく、コードネームで呼び合う勲とサヨコ。
シルも、サヨコの言に大きく頷き、
「わたし達も警戒するけど、初動が大切だからね! リーシャも【平穏結界】の中で待つってことでいいよね?」
「そっちに合わせるわ。足を引っ張ることはしたくないし」
リーシャは同道することにして、陽動作戦に移行する。
ジャングルの中は強い日差しが木々の合間から差し込む一方、集落にいたときよりも、空気がジメジメしているように感じた。
(「イサリビ、任務遂行のため……これより行動を開始します!」)
後方で【平穏結界】を展開し、離れた位置からついていくサヨコ達も、【完全視界】でジャングル内の明暗比(コントラスト)を抑えつつ、勲の周囲に目を配った。
3人は【平穏結界】の補助に加え、範囲外で勲が注目を集めようと声を上げていたことで、足音などの異常はいっそう気付かれにくい状態になっている。
暗がりは補助エフェクトで解決するものの、鬱蒼と生い茂る草木が、視界に入りこんでくる――透明度の低い、あるいは不透明な物体を【完全視界】で見通すことはできないようだ。
「お、お母さんのご飯を採ってこなきゃ! 僕が頑張らないと……!」
若い男達が島から出ていったことには、フローラリアも気付いているかもしれない。
母親のために食料を探すフリをしつつ、勲はジャングルの奥地へと分け入っていく。
自分を叱咤するように声を出して、フローラリアが聞きつけるよう備えていると――、
「いたわ、人間の子供よ」
「可哀想に。餓えに苦しんでいるなんて……私達が助けてあげないと」
リコリス・スノードロップ達が姿を現した。
「ぼ、僕に近寄らないで、危ないですよ!」
怯えて後ずさる演技を見せる勲だが、リコリス達に躊躇う理由はなかった。
「怯えることはないのよ。一緒に来なさい」
ガシリと両腕を掴まれた勲は、慌てて信号ラッパを吹いた。
高音の伸びる音色より速く、救援機動力で駆けつけたサヨコ達が、フローラリアを勲から引き剥がそうと攻撃態勢に移る。
勲に気をとられていたことで、リコリス達はすぐさま反撃体勢をとることができなかった。
「ツクヨミ、先に行くからねっ!!」
魔杖を構えるや、シルは《時空精霊収束砲(クロノ・エレメンタル・ブラスト)》を発動し、その背には一時的に魔力翼が生えた。
「その子は攫わせないよっ!」
密林の木々をすり抜け、飛来した魔力砲撃が勲からフローラリアを引き剥がし、続けてリーシャが飛びこんでいく。
《翠焔・創像:バーニングインパクト(ブレイズ・リアライズ・バーニングインパクト)》で、四肢に翠色の焔を帯びる。
「さぁて、それじゃあクロノヴェーダ退治といきましょうか!!」
体勢を崩したフローラリアを勢いよく蹴りあげると、翠の焔は爆炎と化して、一体のフローラリアを炎上せしめる。
倒れた同胞の姿に、リコリスの一体がようやく『奇襲を受けた』と気付く。
「ディアボロス? どうして邪魔をするの、ここはあなた達のディヴィジョンではないわよね?」
“訳が分からない”と言いたげに問い質すが、サヨコに答える義理はない。
「イサリビの拘束解除を確認。一気呵成に追いこむ」
銃剣付歩兵銃を構え、《精密狙撃》で傷ついたフローラリアへ引き金を引く。
――パァン! 密林に響く発砲音ののち、リコリスの一体が地に伏す。
油断を誘ったことが功を奏し、戦局は優勢を保ち続けた。
「ランチャー、ツクヨミ、お願いします!」
勲の展開する《マドロスの弔歌》が巨大な魚群の幻影を生みだし、それは大いなる怪異を思わすプレッシャーを放つ。
魚群の幻影は、己が身を大海嘯とするように、リコリス達の意識を奪おうと押し寄せていく。
「あなたもディアボロスだったのね? ……はぁ、あまり痛めつけたくはないのだけど」
心底、残念そうに呟きながら、フローラリアが周囲にスノードロップを狂い咲かせた。
分身体の雪華らは、勲を養分にせんと花弁を振りかざし、魚群の幻影が抑えつけるべく雪華に襲いかかり。
リーシャが反撃する一体に爆炎を浴びせ、焼き枯らせる。
「イサリビの要請を受諾。負傷する敵性対象を優先し、攻撃する」
淡々と呟きながら、サヨコの照準は負傷するリコリス・スノードロップらへ向けられた。
紫の瞳は静かな闘志を燃やして、撃鉄を起こし――パァン!!
先のパラドクス発動で、すでに位置を気取られていたサヨコだが、生命力を吸われる前に射貫いてみせる。
僅かな負傷は【グロリアス】で快復し、残り僅かなリコリスへシルが狙いを定めた。
「どうして、餓えに苦しむ者を“知恵ある植物”にしてあげないの? 我らのような存在に昇華できれば、苦しまずに済むというのに」
舞うように、優雅な仕草を見せながら……リコリスは極小花粉を撒き散らす。
風に流されてシルの元へ向かっていくが、
「そうなりたいって、言われたの? 言われてないなら、余計なお世話ってことなんだよっ!」
四界の精霊達のチカラを込めた魔術が、花粉ごと残るリコリスらを穿つ。
ドサリと音を立て、死屍累々となったその場に――真紅の大鎌を携えたフローラリアが現れる。
「幼子一人にずいぶん時間がかかると思えば……この地にも現れましたか、ディアボロス」
喜色を見せるでもなく、茨の処刑人ロザリアは仇敵へ僅かに瞼を細めるのみ。
「配下は倒したよ。あとはあなただけっ!」
「これ以上、この島で好き勝手できると思わないことね!」
シルとリーシャの言葉を受けて、しばし目を伏せるロザリア。
「我らの妖精郷を滅亡させた事実、ゆめゆめお忘れなく。故郷を再興するために――退いていただきます」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【建造物分解】LV1が発生!
【罪縛りの鎖】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
【平穏結界】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【フィニッシュ】LV1が発生!
【グロリアス】LV1が発生!
クリスティーナ・アストロイア
「…微力ながら、お力添えをいたします」
星剣と星槍を携えて参戦
「…処刑人、であるなら私もそれに倣うとしましょう」
「…Arcana Code…Active. 『Death』…!」
パラドクスを発動させて青白い死神の騎士を召喚して、攻撃を行わせる
自身は「火炎・氷雪・電撃・風・水・砂・毒・闇・光」といった様々な属性の魔法を敵に当てないように高速詠唱による連続魔法・誘導弾で放ち、攪乱を試みる
敵の斬撃に対しては避けきれないことを想定しつつ、星剣や星槍で致命傷のみを防ぐことに注力
そして自身や他に意識が削がれた時、自身の魔力を召喚していた死神へと付与
「…そこにいる『死』を忘れましたね…? いつでも死神は貴方の傍に…『メメント・モリ』」
大振りの一撃を敵へと叩き込ませる
使用可能なエフェクト等は可能な限り使用
アドリブ・連携歓迎
シル・ウィンディア
【CCTS】
コードネーム『ランチャー』
同タグの仲間とはコードネームで呼び合います。
その他連携・アドリブ歓迎。
そうだね。妖精郷はあなた達から見たら滅んだんだよね。
でもね、もともとわたし達の世界の場所だからね。まぁ、ここで問答しても仕方ないけど。
ただ、それよりも…。
ここに住んでいる人達に危害を加えようとする。
そんなのは許せないからね。ここで止めるよ。
高速詠唱で隙を減らしての十芒星精霊収束砲!
…わたしの一撃は重いからね。遠慮せずにもってけーっ!
撃った後は敵の周りを円を描くようにして動いていくよ。
少しでも攪乱できればいいんだけどね。
敵パラドクスは痛いけど、それを耐えるためにこのパラドクスを持ってきたんだから。
…攻撃だけじゃない、防御も強化できるこの十芒星精霊収束砲をね。
イサリビ、ツクヨミ、一気に仕掛けるよ!
声を掛け合って敵に向って攻撃を仕掛けていくよ。
ディフェンスは可能であれば、イサリビ、ツクヨミへ。
簡単には通さないからね。
…ふぅ、ここら辺はもう大丈夫かな?
もっと安全を確保できるまで頑張ろっか
月鏡・サヨコ
【CCTS】
コードネーム:ツクヨミ
旅団内で密に連携すると共に、他の参加者とも協調して敵を撃破する
イサリビ(g10186)をディフェンス
貴様が言う「故郷」とは、人間が生きる時代と大地を不法に占拠した結果生まれたものに過ぎない
クロノヴェーダが人間の生存と幸福を尊重していない以上、自分たちの意向が尊重されるとは思わないで
……これより、ミンダナオ島に繁茂するフローラリアの小隊長を排除する
仲間の遠距離攻撃に紛れて地を駆け抜け、敵に急速に肉薄
砲撃や火炎を受けて怯んでいる隙を突くように素早い剣撃を仕掛ける
――『月鏡流抜刀術・連波』
電磁加速された神速の居合抜刀を一太刀浴びせ、更に返す刃で鋭い袈裟斬りを
敵の体に纏わりついた草花を初太刀が斬り剥がした上で、二撃目で肉を深く裂く一閃を見舞おう
反撃の大鎌は手にした≪対艦軍刀『銀鉤』≫で打ち合って弾くか
咄嗟に身を翻して≪海戦装用増設防盾≫で受けることにより、威力を抑制
……死してようやく、異邦の花々もこの大地に溶け合うだろう
草生す屍となって、土に還れ
三間・勲
【CCTS】
コードネーム『イサリビ』
同タグの仲間とコードネームで呼び合い、その他の連携やアドリブも歓迎
ツクヨミ(g09883)をディフェンスします
貴方達が故郷と思っている地は既にあるべき姿を取り戻しました
二度とクロノヴェーダに奪わせたりしません!
信号ラッパを〈演奏〉し、『茨の処刑人ロザリア』に対し「ファーストトランペット」で攻撃
敵に損傷を与えつつ、着弾範囲をやや広めに取る事で敵に接近するツクヨミの軌道やランチャーの移動する位置を読ませないようにします
敵の「茨の抱擁」は、動けば動くほど損傷を負いそうですね…!
多少の痛みは受け入れ、敵の術中にはまらないよう、落ち着いて深呼吸…
【ガードアップ】等の効果で耐えながら、【ダメージアップ】を重ねて迅速な殲滅を心がけます
ひとまずこの周辺は安全みたいですね
できれば心配して下さったおじいさん達には無事になった事を報告に行きたいけれど…
他の土地の人達も困っているかもしれませんから、早速次へ進みましょうか
●一輪咲き
茨の処刑人ロザリアは、フローラリアにしては楽観性が希薄だった。
いわゆる“仕事人間”の彼女は、遅々とした仕事ぶりを厭い、それを妨げようものなら斬り捨てる理由として充分。
「妖精郷は再興します。たとえ猫の額ほどの狭さであろうと……この島の魅力は捨てがたいものです」
シル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術師・g01415)は、ロザリアの言葉に僅かに眉をひそめ、
「そうだね。妖精郷はディアボロスに滅ぼされて、断片の王もディアボロスに討たれた。……でもね、元々わたし達の世界の一部でもあるの」
いずれは奪還するつもりだったディアボロスにしてみれば、断片の王ダーナもフローラリアも敵でしかない。
それでも、フローラリア達から見れば『同盟を結んでいるディアボロス達が、断片の王を背中から刺した』という状況でもあった。
戦争とは、得てして理不尽で構成された現象。――だが、シルの主張に『それもそうですね』とはならないことも事実。
「問答は無用です。処刑人として、断罪いたします」
その一言に、三間・勲(漁火・g10186)、月鏡・サヨコ(水面に揺らぐ月影・g09883)も身構える。
「オーストラリアはあるべき姿を取り戻したんです、二度とクロノヴェーダに奪わせたりしません!」
「人間の生存と幸福を尊重していない以上、自分達の意向が尊重されるとは思わないで。……これより、ミンダナオ島に繁茂する、フローラリアの小隊長を排除する」
先手を打ったのは勲。
手にする信号ラッパを吹奏し、《ファーストトランペット》を発動。
ロザリアの頭上に【ダメージアップ】で威力を強化された、無数の火の粉と、季節外れの雹が降り注ぐ。
「問答は無用です、あなた達が《七曜の戦》で行った“全て”が証明していますので」
ディアボロスの熱意にも冷淡な反応を示し、ロザリアが勲めがけて、無数の茨を伸ばして絡めとる。
鋭い棘は勲の水兵服を貫き、薔薇のように赤いシミを無数に浮かばせ、それを振り払おうとする形でシルが魔杖を構え。
「イサリビ(勲さん)、ツクヨミ(サヨコさん)、一気に仕掛けるよっ!」
魔杖の先端に、原始的なエネルギーが収束していく。
ぶつかり合うエネルギーの軌跡を魔方陣で囲い、シルの背に光の翼が伸びた。
「世界を司る六界の精霊達、宇宙に集いし天体の守護者達よ――虹光となれっ!」
《十芒星精霊収束砲(ペルフェクト・エレメンタル・ブラスト)》――鬱蒼とした密林ごと消滅せんとする、莫大なエネルギーが解き放たれ、ロザリアの外套じみた広葉を消却させた。
熱烈な一撃への返礼は、無数の茨での熱い抱擁……それにも耐えられるよう【ガードアップ】を発動させ、刺し傷を浅くさせていく。
二人が攻防する合間に、サヨコは対艦軍刀『銀鉤』に持ち替え、
「私の得手が、砲戦ばかりと侮らないことだ――逃がしはしない」
電磁誘導で加速させた高速の一刀《月鏡流抜刀術・連波》を繰り出し、瞬時に間合いを詰めると同時に斬りあげる。
「では、私の得手がなんであるか……間近にご覧ください」
一刀を受け、ロザリアは血のように赤黒い大鎌でサヨコに斬り返す。
パラドクスの撃ちあいにより、その速度は常人には視認できるものではなくなっていた。
――その苛烈な戦場めがけて、さらに飛びこんでくる者が現れる。
「……処刑人、であるなら。私もそれに倣うとしましょう……参ります」
クリスティーナ・アストロイア(星視の魔女・g03092)の登場に、シルが「クリスおねーちゃん!」と声をあげる。
それに対して、クリスティーナは一瞥して応じながら、ロザリアに視線を戻した。
「増援ですか、戦果を挙げようと意味はありません。あなたも退けてみせます」
「……Arcana Code……Active. 『Death
』……!」
タロットカード/運命の山札を引き、クリスティーナの示した一枚は――正位置の死神。
その一枚が呼び水となり、青白い馬に乗った骸の死神が、カードから抜け出るよう召喚されると、ロザリアへ一直線に肉薄する。
「処刑人である私とそれ(死神)は、似て非なる存在でしょう。私はまだ命運が尽きる訳には参りません」
サヨコや死神の一撃に、白い肌を赤く塗らしていくロザリア。
だが、失った故郷を取り戻さねばという、内に秘めた決意が処刑人を駆り立てる。
血のように赤いオーラを纏った大鎌を携え、クリスティーナに鋭い一振りを見舞う。
(「……速い、せめて受け止めないと
……!」)
その一閃を星槍で食い止めつつも、切っ先は脇腹に裂傷を残していった。
四対一……形勢がディアボロス有利に傾くことは必然の流れだろう。
短期決戦が望ましい逆説連鎖戦において、【ダメージアップ】で威力が強化されたディアボロスの攻撃。
その一つ一つが、ロザリアを追い詰めるには充分すぎる火力を発揮する。
「膝を、つく訳には……私は、故郷を、再興します……っ」
それはいつか、どこかで見た復讐者の姿に似ていることだろう。
だが、アレは復讐者ではない――歴史侵略者の一人であり、隣国に拾われた亡国の敗残兵でしかない。
「……そこにいる“死”を忘れましたね……? いつでも死神は貴方の傍に……『メメント・モリ』」
クリスティーナが魔術で牽制してからパラドクスを発動し、自身も数度目の大鎌を受ける。
しかして、その勢いは当初よりも明らかに鈍っていた。
「ランチャー(シルさん)、ツクヨミ(サヨコさん)、このまま押し込みましょう!」
勲は信号ラッパを吹き鳴らし、熱帯雨林に軽快なラッパ音が響き渡る。
降り注ぐ雹と火の粉に、ロザリアが僅かに顔を顰めて茨の蔓を勲に伸ばし、その間にシルとサヨコが本命打を用意。
(「ここに住んでいる人達に危害を加えようとする。悪意がないからって許される訳じゃない」)
「わたしの一撃は重いからね。遠慮せずもってけーっ!!」
周囲の草木を余波で薙ぎ倒す勢いの、凄絶なシルの魔力砲撃がジャングルで炸裂する。
その重みは何度も受け止めていたロザリアも軽視できず、茨を伸ばして相殺する流れで反撃しようとしたが、流れは“文字通りに”断ち斬られた。
「“花を摘む”ことに心は痛まない。――草生す屍となって、土に還れ」
音もなく間合いを詰め、サヨコの一刀がロザリアの脇腹を食い破り、返す刀で心ノ臓へ一太刀を浴びせた。
裂け目と呼べるほどの、深々とした刀傷を抑えるが……それでも出血の勢いは止まらない。
「ようせ、きょう……ふろーらりあ、の……」
辞世の句を言い切ることなく、ロザリアは事切れた。
フローラリア達の亡骸は、いずれミンダナオの自然の一部となっていくのだろうか?
――それは誰にも解らない。
その後、痛む身体を押して周囲の状況確認を済ませた。
「ひとまずこの周辺は安全みたいですね、できれば、おじいさん達には報告に行きたいけれど……」
「……宣告しておいたほうが、食料調達を再開しやすいでしょう
……。……私達ディアボロスの存在は忘却されても、“行った結果”は記憶されるでしょうから……」
先の食糧支援は、あくまで一時しのぎに過ぎない。
クリスティーナの言うように、また自給自足してもらうように、促しておく必要はあるだろう。
「了解した。任務達成を住民へ伝達したのち帰着する」
「じゃあ、寄り道してから戻ろっか。クロノヴェーダは待ってくれないからねっ」
集落へ安全が確保されたことを報告して、ディアボロスはパラドクストレインへ乗車。
この車両は終わりを迎えても、また新たな車両が新宿駅に現れる――次なる戦場は何処なるか。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【モブオーラ】LV1が発生!
【断末魔動画】LV1が発生!
【罪縛りの鎖】がLV2になった!
【スーパーGPS】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】がLV2になった!
【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV3になった!