最終人類史のバレンタイン2024
新宿島及び奪還済みの地域で、バレンタインを楽しみます。
チョコを作ったり、造ったチョコを渡したりして、楽しいひと時を過ごしましょう。
チョコを作る場所や材料などは、時先案内人と、新宿島や帰還した地域の人々が用意していますが、特別な材料などを持ち寄っても良いでしょう。心を込めたチョコレートを作ったり、渡したりして、バレンタインを楽しんでください。
※重要1
《七曜の戦》後の日本各地、およびオーストラリア全域の『帰還』の成功により、最終人類史の力が強化されています。
多くのディアボロスや住民達が、最終人類史のお祭りを心から楽しむ事で、最終人類史の力はさらに高まり、ディヴィジョンの排斥力を弱められます。
この効果により【3月1日】に、【2月末日までに完結した『新宿島のバレンタイン2024』のシナリオ数】と同じ日数だけ、その時点で発生している全てのディヴィジョンの全ての事件の【攻略期限】が延長されます。
(例えば【10シナリオ】が完結していれば、全ての事件の攻略期限が【10日】延長されます。なお、3月1日よりも前に攻略期限が来る事件や、攻略期限が無い事件、期限がくれば自動的に成功する事件に影響はありません)
※重要2
この「バレンタインシナリオ」でプレイングが採用された方(トレインチケット含む)には超限定の「アイコンフレーム」をプレゼント!
アイコンフレームのデザイン等の詳細は
こちら!
桃×チョコ×クッキング(作者 彌厘)
#最終人類史(新宿島)
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●新宿駅グランドターミナルにて
「初めまして! わたし、紫雲・桃華(人間のルミナスシュヴァリエ・g10962)なのです。最近復讐者になったばかりなので、皆さん仲良くして欲しいのですよ!」
そう自己紹介した桃華は集まった復讐者たちににっこり笑って言った。
「ところで、桃は好きなのですよね?」
当たり前みたいな顔で尋ねられ困惑するこちらをよそに時先案内人は話を進める。
「もうすぐバレンタインでしょう? だから桃とかチョコとか、材料になりそうなものいっぱい用意しておいたので、みんなで作ったら楽しいかなって思ったのですよ! なんでも、バレンタインには特別な力があって楽しむだけで最終人類史の力が強くなって、ディヴィジョンの排斥力が弱まるらしいのですよ。だから、みんなで楽しむのです!」
場所は新宿島のケーキ屋を一軒丸々貸し切って行うらしい。その店には店内に席があり出来立てを渡してその場で食べる事もできる。もちろん作るだけで渡すのは日を改めてもいいだろう。
「恋人や好きな人に渡すのはもちろんだけど、友達とか家族とか、自分へのご褒美でもいいと思うのです。あ、どうせチョコなんてもらえないっていじけてる男子諸君には、わたしが直々に作ってあげるのだわ! だから、お礼は百倍でお願いするのですよ♪」
可愛らしく小首を傾げて言った彼女はこちらの返事も待たずにさっさと会場であるケーキ屋へと向かって行ったのだった。
●ケーキ屋にて
キッチンには本当にたくさんの材料が用意されていた。桃、チョコ、小麦粉や卵、砂糖や牛乳などなど。材料が足りなくて困る事はなさそうだ。
「スイーツを作るだけでみんなの役に立てるなんて、楽な仕事で助かるのだわ。……あ、皆さんいらっしゃいなのです!」
そう言って手を振る桃華はすでにお菓子作りを始めていた。
「わたしは桃を混ぜ込んだチョコクリームに、スポンジもチョコで作ったロールケーキを作るのです。みんなに配るからたくさん作らないとなのだわ! ほら、みんなも好きに作っていいのですよ」
そういう彼女の手際は良い。料理には慣れているようだ。困った事があれば彼女に頼ればなんとかなりそうだ。
そう考えた復讐者たちはバレンタインプレゼントを作るために腕をまくるのだった。
リプレイ
柳谷・凪
音無・サカハ(g10149)と参加
アドリブ歓迎
初めて彼氏と一緒のバレンタインなんだよ。ボクの腕前を魅せつけちゃうんだよ。
チョコは甘めに砂糖たっぷり投入。
桃とチョコって合うのかなぁ?まずはチョコフォンデュにしてみて試食するんだよ。
「ん~、ロールケーキにしてチョコでコーティングした方が良いかなぁ?」
チョコフォンデュとチョコと桃のロールケーキ、あとホットチョコも作っちゃうんだよ。
これだけあればサカハちゃんも満足してくれるかなぁ。一緒に食べるの楽しみなのだ。
あーんしたりされたりしちゃうんだよ。
音無・サカハ
柳谷・凪(g00667)と一緒
バレンタイン…初めての、バレンタイン…!しかも、彼女と一緒に、チョコを作る…!
もかしてこれは夢なのでは…?どこのアニメやライトノベルの展開では?
否、これは現実、だったら精一杯頑張るするしかない
全身全霊で本命チョコ、作るべし…!
凪ちゃんは甘口だから、甘いチョコを作ろう、今回はチョコケーキを作ろう
甘すぎると体に悪いからな、しっかり砂糖の量をコントロールしないと
これでよし、凪ちゃんの方は、うん、そっちも一杯作ったね
じゃ一緒に食べよう、はい、あーん~
●二人の世界
柳谷・凪(お気楽極楽あーぱー娘・g00667)と共にやって来た音無・サカハ(流星の風来坊・g10149)は緊張の面持ちでキッチンに入った。
(「バレンタイン……初めての、バレンタイン……! しかも、彼女と一緒に、チョコを作る……! もしかしてこれは夢なのでは……? どこぞのアニメやライトノベルの展開では?」)
思わずサカハは自分の頬を力一杯つねった。めちゃくちゃ痛かった。
(「いや、これは現実。だったら精一杯頑張るしかない。全身全霊で本命チョコ、作るべし……!」)
「サカハちゃん、何してるの? 早くチョコ作るんだよ」
「あ、ああ。うん」
恋人に呼ばれて我に返る。慌てて凪の元へと駆けつけた。
凪は材料をたくさん抱えて楽しそうに笑う。
「プレゼントができるまでこっち見ちゃだめだよ? できてからのお楽しみなのだ!」
そう言って彼女はサカハに背を向けて料理を始めた。
(「初めて彼氏と一緒のバレンタインなんだよ。ボクの腕前を魅せつけちゃうんだよ」)
凪はそう張り切りながらまずは牛乳と生クリームと溶かしたチョコレートを混ぜて器に盛り食べやすい大きさに切った桃も用意して桃のチョコフォンデュにする。
(「桃とチョコって合うのかなぁ?」)
とりあえず一口試食してみる。ものすごく甘い。
「んー、ロールケーキにしてチョコでコーティングした方が良いかなぁ?」
などとつぶやけば時先案内人がこっそり甘い桃には甘さ控えめなチョコの方が合うと教えてくれた。
(「そっか。ボクは平気でもサカハちゃんはあんまり甘過ぎると飽きちゃうかもしれないか。それならロールケーキは甘さ控えめにして、あとホットチョコも作っちゃうんだよ」)
凪は彼の事を想いながら楽しく料理する。
一方サカハはというと甘党の凪のために甘いチョコレートケーキを作っていた。
「くっ……メレンゲを作るのがこんなに大変だとは……!」
泡立て器で卵白を泡立てるのだがこれがなかなか望みの八分立てにならない。ずっと腕を使い続けなければならないので腕力があってもかなり疲れるのだ。
それでも凪の喜ぶ顔を見るために頑張った。
その努力の甲斐あって無事メレンゲを作ることができた。おかげでケーキも綺麗に焼き上がった。それをさらにチョコクリームで飾りつけしていく。
「うーん……ちょっと地味かな?」
ケーキを見てうなっていれば時先案内人が花びら型にカットした桃を押し付けてきた。
「なるほど。これを上に飾れば……!」
桃の花を頂いたチョコレートケーキの出来上がりだ。
「これでよし、凪ちゃんの方は……」
「こっちもできたんだよ。いっせーのーでで振り返ろう!」
合図で二人同時に振り返ればお互いのプレゼントが目に入る。
「えっケーキだ! しかも花が咲いてて可愛い!」
「凪ちゃんも、こんなに一杯作ってくれたんだね、有難う。じゃ一緒に食べよう」
「うん」
プレゼントをイートインスペースに運ぶと凪はさっそくサカハに向かって口を開けて見せる。
「あーん」
ちょっと照れつつもサカハは自分の作ったケーキを切り分けて凪に食べさせてあげた。
「うん、美味しいんだよ! ほらサカハちゃんも、あーん」
「あーん。ん、凪ちゃんのロールケーキも美味しいよ。甘さが丁度いいね」
「本当? 良かったんだよ」
こうして凪とサカハは二人だけの甘い時間を過ごしたのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【狐変身】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【リザレクション】LV1が発生!
近衛・千歳
ようやくまともに動けるようになった・・・遅過ぎにも程があるな。大事な弟と妹達の為に美味しいバレンタインのお菓子を作ろう。こういうのはやっぱりお姉ちゃんの役目だしね。
やっぱりバレンタインのチョコのお菓子といえばガトーショコラ!!子供のおやつも良く手作りするし、小さい頃もよくお菓子作ったな。あの笑顔のために。よし、頑張るぞ。
配るんだからホールの形じゃなくてマフィン型にしようか。チョコレートの扱いも慣れたもの。口笛吹きながら材料混ぜてしっかり焼き上げる。焼き上がりが失敗しないよう気をつけないとね。
作るのは普通のチョコ味と抹茶味。ナッツもトッピング。うん、我ながら上出来だ。それぞれ紫と青と金色でラッピングしてと。よし、プレゼント完成!!
味見もした。美味しい!!これなら弟妹も喜んでくれるよね。今から楽しみで凄く幸せな気持ちになるよ。さあ、早速渡しに行こう!!
●あの子たちの笑顔を見たくて
カップルに遅れる事数分。近衛・千歳(暁紅のチェルカトーレ・g10944)は慣れた手つきで赤い髪を結びエプロンを身に着ける。
「大事な弟と妹たちのために美味しいバレンタインのお菓子を作ろう。こういうのはやっぱりお姉ちゃんの役目だしね」
気合十分な千歳が作るのはガトーショコラ。工程自体に特に難しい事はない。しかしやはりメレンゲを作るのは時間がかかる作業だ。
(「子どものおやつもよく手作りするし、小さい頃もよくお菓子作ったな」)
千歳は子を持つ母でお菓子作りにも慣れている。大変な泡立て作業も鼻歌交じりに終わらせた。
弟妹に配りやすくするためホールではなくマフィン型を用意した。そこにココアパウダーを混ぜた生地と抹茶を混ぜた生地をそれぞれ流し込みてっぺんにナッツを飾ってオーブンで焼き上げた。
ガトーショコラというよりカップケーキに見えるそれを一つ手に取り味見する。
「うん、美味しい! 我ながら上出来だ」
出来栄えに満足して口笛を吹きながらそれぞれ紫と青と金のラッピング袋に入れてリボンを結べば。
「よし、プレゼント完成!」
(「これなら弟妹も喜んでくれるよね」)
彼らの笑顔を思い浮かべるだけで胸が温まる。自然と琥珀色の目を細めた。渡す前からもう幸せな気持ちでいっぱいだ。
「さあ、早速渡しに行こう!」
ついでに時先案内人から桃を四個お土産にもらった千歳はプレゼントを手に足取り軽く大切な家族たちの元へと向かうのだった。
こうして復讐者たちはバレンタインに幸せな思い出を作り最終人類史の力を強めた。この思い出はきっと精神的にも人類史奪還の戦いの糧になる事だろう。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!