リプレイ
伶須・彩乃
到着直後に妖精弓兵たちを召喚して、攻撃…と行きたいところですがまず周囲の観察から。
上空に舞い上がって、間違って住民を攻撃しないようまずは敵の位置を把握します。
…っく、アレはまずいですね…子供たちが一か所に集められている。
何をする気かは知りたくも想像もしたくありませんが、ろくでもない事でしょう。
「妖精たち、子供たちを助けます!私に続いて敵に対し攻撃開始!」
妖精たちを引き連れ、上空を飛び回りながら弓で攻撃していきます、少しでも長く気を引きたいので回避を重視し執拗に攻撃。
上空からなら手薄な方向も指示できるでしょう。
「子供たち!逃げれるならあの方角に向かって走って!他の住人と合流できるはずです!」
●
パラドクスで召還した妖精達を率い、高々と飛翔する伶須・彩乃(矢雨を降らす妖精弓兵団・g02418)が目の当たりにしたものは、混迷を極める村の様子――そして。
「……っく、アレはまずいですね……子供たちが一か所に集められている」
広場中央に追い詰められた、年端もいかぬ子供達と、松明を手に取り囲む蟲兵の群れ。
「――妖精たち、子供たちを助けます!」
猛烈に嫌な予感がよぎった彩乃は、妖精らを統率して陣形を整えつつその場へ急行。
「私に続いて敵に対し、攻撃開始!」
敵勢めがけて弓を構えて狙い定め、タイミングを合わせて射撃を始めた!
矢を雨あられと降り注がせ、蟲兵の群れを撃ち抜く。
すると敵もこちらの姿を認めるや、金切り声にも似た叫喚を張り上げ、槍をかざして突撃してくるではないか。
「子供たち! 逃げられるならあの方角に向かって走って! 他の住人と合流できるはずです――私を信じて急いで!」
彩乃は敵の注意を引きつけるべく、つかず離れずの位置で戦いながら、驚いている子供達へ身振り手振りで包囲網の手薄な方向を指示する。
それまで恐怖にすくみあがっていた子供達は、彩乃の叫びと果敢な戦いぶりに背を押される形で意を決し、一斉に駆け出した――!
大成功🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
花塚・夜壱
無垢な人々を、己の欲の糧にするか
俺はそう言う奴が大嫌いだ
武器を下ろして、即刻立ち去れ
それができないのなら、俺がここで相手になろう
まずは広場へ向かいつつ、そこへ連れて行かれる一般人を救う
敵と一般人の距離が近い場合は、如意棒で敵を突いて吹き飛ばす
こう見えて乱戦には慣れている、躊躇はない
華やかな演舞と言う訳ではないが、鍛え上げあげた武術をお見せしよう
如意棒と武術を用いて、【我猛鬼】で蹴散らす
なるべく敵の気がこちらに向くように、音を立てたりと派手に立ち回る
……広場の子供に、俺が怯えられそうだな
いや、それはこのなりでは仕方ない
俺の事は気にするな、早く逃げると良い
●
「無垢な人々を、己の欲の糧にするか……座視はできんな」
花塚・夜壱(月下鬼人・g00016)が堂々と広場へ踏み込むと、侵入者に気づいた蟲兵達が、剣呑な気配を纏い接近して来た。
「武器を下ろして、即刻立ち去れ――」
その後ろには囚われた子供達の姿がある。如意棒を構え、蟲兵を鋭く睨み据えた。
「それができないのなら、俺がここで相手になろう」
蟲兵の群れは警告を無視して槍を振り上げ、鮫のような恐ろしい歯を打ち鳴らして襲い掛かって来る!
同時に夜壱も手前の敵の懐へ潜り込みながら、如意棒で顔面を穿つ。
力の一点集中した打突を受け、よろめく敵。間髪入れず裏拳で顎をかち上げ、回し蹴りで吹っ飛ばし――流れるように次の敵へ打ちかかる。
多くの敵を巻き込んでの、大立ち回り。さらに上空では、伶須・彩乃も激しく攻撃しつつ、子供達の避難を促してくれている。
夜壱の近くを抜けようとした子供が、びくっと顔を引きつらせた。
派手な戦いぶりだし、見た目も怖い上、返り血やら出血やらで凄い有様になってしまっている。怯えられるのも致し方あるまい。
「……俺の事は気にするな、早く逃げると良い」
声をかけると、その子供は怖がりながらも、救助に対して感謝するみたいにぺこりと礼をして、走り去っていった――。
大成功🔵🔵🔵
効果1【士気高揚】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
杉崎・まなみ
「…ひどい…!」
村に辿り着いたまなみは、その惨状に手で口元を覆い嘆く。
蜀の将、関羽と言えば私が元々居た小さな国にすら、民を思い義に厚いとその名と共に轟いていたのに。
凶行は何としても止めたいが、まずは目の前の人々を助けないと。
幸い私は、厨師の1人。
ただ物資はあまり無いでしょうから、具材はあまり使わず技能【料理】とパラドクスで、サッと作って人々を助けてみます。
「お腹が減っては何とやらですよ!」
●
杉崎・まなみ(中級麺点師のはわわ参謀・g00042)が見たものは、罪もない無力な村人達が、蟲兵に追い回される光景。
家々や畑が燃え盛り、焦げた血の嫌な匂いが、鼻をつく。
「……ひどい……!」
この事態は関羽の命によるものらしい。まなみのよく知る小さな国はもちろん、大陸では義将としてその名が轟いていたというのに――。
こんな乱暴狼藉はすぐにでも阻止したい。が、それは一旦先に来ていた仲間達へ任せ、今は厨師である自分にできる事で役立ちたい。
まず厨房のある家を訪ね、台所を借りた。
「うぅ……村から逃げようにも腹が減って力が出ねぇ。普段ひもじい生活してるからだな……」
「それならお任せください! お腹が減っては何とやらですよ!」
村人の嘆く声を背に、備蓄されているありあわせの少ない具材を用い、料理を試みた!
ほかほかの温かな香りが家周辺に立ち込め、腹を空かした人々が集まって来る。
作り上げたのは力が出るよう、濃い目に味付けして量も多めのあったかスパイシーなご飯もので、口にした村人達は美味しさとほくほくな歯応えに目を輝かせた。
「一噛みごとに濃厚な味がビビッと広がる……ッ! うめぇ! こんなうめぇ飯初めて食ったぜ!」
「喜んでもらえて良かったです!」
身体の隅々にまでエネルギーが行き渡り、気力の復活した村人達は、まなみに礼を言い、村を脱出するため駆け出していくのだった――。
大成功🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
マリヤム・カンズ
嘆かわしいやり方だ。兵への教育がなっていないな
敵と民の間に割って入り、鞭を構えて敵を睨みつつ民に逃げるよう促そう
「戦士としては下の下だな。貴方に誇りはないのか?」
「私の名は!」……危うく妹の名を名乗る所だった。今の私は「マリヤム・カンズ」
「腕に覚えあらばお相手願う!」
正々堂々、勝負と行こう。正面からぶつかり合いだ
「武人の端くれだと思い出させてやろう」
地に鞭打ち『ピラミッドコンバット』。小型のピラミッドから溢れる力を身に纏い、敵に鞭を振るって薙ぎ払う
敵の攻撃も鞭で往なし、ガードを交えながら反撃だ
「ようやくまともな戦をする気になったか」
この戦いが次へと繋がる様に。民の明日を続けさせる為にも私は戦う
●
ディアボロス達が突入した事で敵部隊は混乱に陥っているものの、中には本来の作戦を優先し、いまだ村のあちこちで民を捕獲しようとする蟲兵もいた。
マリヤム・カンズ(月を映した水鏡・g00644)は蟲兵に囲まれた村人達との間へ、飛び込むように割って入る。
「貴方達を助けに来た。私が隙を作るから、うまく逃げて欲しい」
鞭を構えて村人達を庇いつつ、肩越しに語りかけ――目前の敵兵へ視線を突き刺す。
「戦士としては下の下だな。貴方に誇りはないのか?」
「貴様ァ……ディアボロスか!?」
「いかにも、私の名は……!」
名乗りを上げようとしたマリヤムは、一瞬妹の名を口にしかけ――小さくかぶりを振って言い直す。
「……マリヤム・カンズだ。腕に覚えあらばお相手願う!」
手にした鞭で大地を打つや、その場にオーラを放つ小型ピラミッドが出現。
「武人の端くれだと思い出させてやろう――!」
襲い来る敵の出鼻を挫くかの如く、得物を振りかぶる。ピラミッドの力を得て強化されし鞭の一撃で、蟲兵を打ちつけた!
反撃の槍が突き込まれるも、素早く鞭を操って先端を巻き取り、よろめいて無防備となった敵へ2撃目を浴びせ、打ち倒してのける。
すると他の蟲兵達もこちらを脅威とみなしたのか、逃げ出す村人達を一顧だにせず、一斉に突っ込んで来るではないか。
ようやくまともな戦をする気になったか、とマリヤムも鞭を振るって応じる。
この戦いが次へつながるように。民を守り、彼らの明日を続けさせる為にも――!
大成功🔵🔵🔵
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
マイア・ヴェルナテッド
現地の村とそこに住む人々への復興支援が今回の任務ですか…。
私が使える魔術でこの状況にあったものは…。
と思案を巡らせて継承した知識、技術の中から使えそうなものを探します。
…サキュバスの身体と魅了能力を使って慰安…、却下ね。
…そうね、これなら今の私でも大丈夫かしら。
《攻性式神結界》を展開して式神達に損傷した家屋の修復をおこなわせます
現状、修復に足りない資材等で塞げない部分等は【結界術】で補強
これでしばらくは【ハウスキーパー】効果でしばらくは快適に過ごせるでしょう
●
マイア・ヴェルナテッド(魔術の想いの継承者・g00296)が村へ足を踏み入れた頃には、大部分の建造物は傷つき、壊れ、あるいは燃え落ちてしまっている。
先に来たディアボロス達が敵の襲撃部隊を追い払ってくれたものの、住む場所を失った村人達は途方に暮れ、あてもなくうろついたり、俯いて座り込んだりしていた。
「……サキュバスの身体と魅了能力を使って慰安……却下ね」
仮に村人達を癒せても、彼らの心の拠り所が失われている以上、うっかりそのまま骨抜きにしてしまいそうである。
「なら……そうね、これなら今の私でも大丈夫かしら」
マイアはボロボロになった建物の中でも、まだ損傷具合が軽い家を見つけ出し、魔力を集中した。
目標としたその家が、まるごとマイアの展開した結界に覆われる。次いで呼び出された式神らが、いそいそと壁に空いた穴や崩れた天井を補修し始めた。
「うおお、家が直っていくぞ! 中もだいぶ綺麗になってる……おーい、みんな! ここなら雨風をしのげそうだ!」
修理の完了した家には自然と村人達が集まり、休み始めてくれている。どうやらうまくいったようだ。
「美人さん、あんたが直してくれてるのか? すまねぇな!」
「いえ、お構いなく……」
「自分の村の事なんだ、俺達も手伝うぜ!」
こうして休息を取って元気になった村人達は、マイアとともに村を回り、かつての暮らしができるよう、建物の修復へ勤しんでいくのだった――。
大成功🔵🔵🔵
効果1【ハウスキーパー】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
杉崎・まなみ
「おぉ…何か陣が出来てしまってますね…」
敵が作った岩塊の陣を眺めるまなみ。
「…戦…に、なっちゃいましたね。」
小国ながら参謀を務めていた事があるまなみ。その頃を思い出し、岩が届かない所から敵の陣を冷静に眺めます。
「陣はどこかに脆い所があるもの。さてどこでしょうかね…」
【飛翔】と【看破】で敵の岩の射出位置を予測し【早業】で避けてみます。
また、空から陣を見てこれまでの【戦闘知識】から脆い場所を探し出し【サーチアタック】を撃ち込みます。
「そこなら…どう!?」
●
ディアボロス達の活躍により、村から蟲兵の部隊が撃退され、復興も始まっている。
杉崎・まなみ(中級麺点師のはわわ参謀・g00042)は空を飛び、上空から敵陣を見下ろしていた。
「……戦……に、なっちゃいましたね」
この敵の本隊が村へ雪崩れ込むのを許せば、一層大変な事になってしまうに違いない。
だからまなみは魔力を高め――ウィザードロッドから魔法を発動する。
放たれた魔力の弾が、警備の薄い敵左翼部隊へ直撃した。衝撃が迸り、敵兵を弾き飛ばす。
すると敵勢は被害を受けながらも立ち直り、出現させた岩塊を用い、堅固な拠点を構築にかかり出した。
「ととっ……何か陣が出来てしまってますね……!」
同時に投げつけられてくる岩。まなみは射出地点から軌道を読んで躱しつつ、死角へ身を潜めて観察に集中する。
「陣はどこかに脆い所があるもの。さてどこでしょうかね……」
これまでに蓄えた知識や経験を総動員し――ほどなく、先ほどとは逆の右翼部分が手薄になっているのを見抜く。
「そこなら……どう!?」
時間をかければそこも補強されてしまう。ゆえに一気に空を飛翔して射線を確保し、杖を構え――まなみは再び魔力弾を叩き込んだ!
今度は敵兵もろとも、拠点を形作る岩壁の一部までもを盛大に吹っ飛ばす。
突破口たる風穴は開けた。後は、同じディアボロスの仲間に先陣を託すとしよう――。
大成功🔵🔵🔵
効果1【平穏結界】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV3になった!
花塚・夜壱
如意棒を高跳び棒代わりに空へ飛び、そのまま【飛翔】でアヴァタール級を探す
奴を見つけたら、すぐに一撃をお見舞いしたい所だが……
トループス級が邪魔だな、先に潰すか
空から勢いよく、力いっぱい振り上げた如意棒を敵に叩きつける
邪魔するぞ、遠目でもよく映える「蟻の群れ」だな
突然失礼した、俺は通りすがりの復讐者
恨みしかない、死んでくれ
集団戦なら、連撃で隙を与えない様に攻撃を繰り返す
とは言え……各個撃破しなければ数は減らない、か
懐に飛び込んできた敵には、【鬼神変】を使用する
敵の斬撃は、躱すより如意棒で防ぐ
そのまま攻撃に転じられれば幸いだ
例え血が流れても、攻撃を止める気はさらさらない
復讐者を怒らせた事、後悔しろ
●
花塚・夜壱(月下鬼人・g00016)は勢いよく助走をつけて如意棒の先端を地面へ打ち込み、高跳び棒代わりに跳躍。
「――敵将、張任……奴を見つけたら、すぐに一撃をお見舞いしたい所だが……」
まなみが吹き飛ばしてくれた部分めがけて飛翔し、守りを固める蜀軍剣蟻兵達の頭上を、余裕をもって取った。
「連中が邪魔だな、パラドクスで先に潰すか」
異形巨大化させた腕を振り上げ、落下速度と体重を乗せた殴打を見舞い、真下にいた一体を叩き砕く。
「邪魔するぞ。……遠目でもよく映える『蟻の群れ』だな」
甲殻の破片と体液をまき散らして息絶える敵兵をクッション代わりに着地し、夜壱は体勢を低くして突っ込む。
「突然失礼した、俺は通りすがりの復讐者」
敵兵の強烈な反撃を、落ち着いて如意棒で受け止め、いなし――相手の力を利用して体を入れ替えながら、返す刀の鬼神変で背中を破砕してのける。
「――恨みしかない、死んでくれ」
とどまる事なく腕を振るっては、目に付く片端から蟲兵を薙ぎ倒し、敵の戦力を削っていく。
復讐者を怒らせた事を、後悔させるかの如き決死の戦いぶりは、さながら修羅そのものだった――。
大成功🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
ローレン・ターキー
「さて、名軍気取りな蟲連中の腕前はどんなものか」
・既に張られた【飛翔】効果を利用し、あえて目立つような形で剣蟻兵らの集まった場所に落下。初手の破軍衝を近くの二匹に当てて吹き飛ばすと、そのまま兵らが動揺している間に破軍衝で倒し続けてこちらは拳がメインであると印象付ける。
・ある程度拳の間合いに慣れてきた頃、武装解放で空間に出現させた刀で不意打ちの一振りを与え、そこからは鎧壊しの刀で二手必勝による敵を翻弄(敵兵を盾にするような乱戦)するようなスタイルに変更。
蟻巣岩窟陣を発動しにくいよう敵集団の懐に潜り込む動きを継続しつつ、
味方が倒しやすいよう脚部を叩き壊してやりたい。
※アドリブ台詞大歓迎!
●
「ふっ……!」
鋭く呼気を発するローレン・ターキー(喰えない便利屋・g00835)。
直後に放った必殺の猛撃によって、脚の関節部を破壊された蟲兵がきりもみ回転しながら吹っ飛んでいく。
「所詮は蟲……名軍気取りといっても腕前はこんなものか」
刀を戻しながら、ローレンは人を食ったような笑みを浮かべ――次の瞬間には蹴速をつけて飛び出すや、目の前の敵を踏みつけつつ跳躍。
そのまま中空へ飛翔し、今相手にしていたのとはまた別の部隊の頭上まで、素早く移動した。
二つの技を使い分ける策は当たったが、さっきの敵集団にはもう手の内を知られている。
「ならこの陣地内にいる、まだ初見の敵全員に披露してやるか……!」
落下速度をつけながら腕を大きく引いて構え、剣蟻兵達が集まっているど真ん中の地面へ、拳を叩きつけた!
「――その頃には、こいつらは全滅しているかもな」
轟音とともに衝撃波が迸り、蟲の兵どもは受け身も取れず跳ね飛ばされていく。
続けざまに疾駆。今度も拳こそが主軸であると騙すため、敵と打ち合い始める。
そうして奇襲を繰り返しながら暴れ回った後には、もはや蜀軍剣蟻兵の軍勢は壊滅し、敵将はほぼ丸裸になっていたのだった――。
大成功🔵🔵🔵
効果1【エアライド】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV4になった!
マリヤム・カンズ
あの蜘蛛が指揮官だな。決着をつけてやる。鞭を鳴らして敵の前に進み出よう
「もう何も奪わせはしない。将を、貴方を討ち取り、この戦を終わらせる!」「いざ、尋常に勝負!」
鞭に宿らせた猛毒で『スコルピオンスティング』を喰らわせる
「蜘蛛よ、砂漠を知っているか?蠍の一撃を教えてやろう」
敵の攻撃は回避に集中しつつ狙えるようであれば無理せず反撃だ
「それほどまでに貴方が貫く忠義の先には何があるんだ?」
【ロストエナジー】の効き目を見つつ、敵を消耗させたと感じたら一気に攻勢に転じる
鞭をしならせ畳み掛けるぞ「これで……どうだ!」
苦しみも、悲しみも、これ以上この地に重ねさせたくない。漲る力を最大限に活かして全力で戦おう!
●
「――もう何も奪わせはしない。将を、貴方を討ち取り、この戦を終わらせる!」
もはや敵将を守る兵はいなくなった。マリヤム・カンズ(月を映した水鏡・g00644)は張任の眼前へ進み出て、鞭を打ち鳴らし決着を所望する。
「……我が主のため、死ぬがいいディアボロス!」
「いざ、尋常に勝負!」
同時に戦闘態勢を取る両者。最後の戦いの幕が切って落とされた。
「蜘蛛よ、砂漠を知っているか?」
真っ向から突っ込むマリヤム。猛毒を宿らせた鞭を、鋭く見舞う!
「蠍の一撃を教えてやろう!」
激しく打たれ、よろめく張任。しかしすぐに武器を巨大化させ、薙ぎ払いで反撃する。
マリヤムは地面へ身を投げ、何とかやり過ごす。
直前まで上半身があった位置を、巨刃がうなりを上げて通過していった。
「それほどまでに貴方が貫く忠義の先には……何があるんだ?」
攻防を続けながら語り掛ける。
「無論ッ! 忠義の先にはまた忠義! 忠義の道に終わりはなし!」
ロストエナジーによって身体は蝕まれているはずだが、張任は自己暗示でもかけるみたいに忠義忠義と呟きながら、猛反撃を仕掛けてくるではないか。
だが私とて、とマリヤムも歯を食い締め、鞭を握る手に一層の力を籠める。
(「苦しみも、悲しみも、これ以上この地に重ねさせたくないんだっ!」)
捨て身で浴びせた一撃が、張任の顔面へクリーンヒットした――ッ!
大成功🔵🔵🔵
効果1【罪縛りの鎖】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
マコットラビュール・ミディアーク
ちーっす、援軍一丁おまちー!
炎の赤はキャンバスでも映えるから好きなんだけど、そこはぬくもりあってこそ!
暗い結末は塗りつぶしちゃお!
え、待ってキモイ!!うち虫ダメなんよ!特に足が多いヤツ!
うう、さっさとご退場してもらお・・・
【信なる想像】で敵の性質を見抜き、最適な攻撃方法を魔力で具現化!
それで攻撃っていうのがうちの技なんだけど・・・
いやもう見るからに炎特攻では!?
他の最適な方法が見えればそれで攻撃するけれど、とりあえず考えてるのは炎か炎を出す兵器を具現化して糸ごと焼き払う感じ?
糸や辺りを焼き払えば地形利用もジャンプもしづらくなるっしょ!
うちの攻撃で出る建物とかの被害は【修復加速】でカバーするよ!
●
「ちーっす、援軍一丁おまちー!」
戦いが続く戦場へ、マコットラビュール・ミディアーク(歩き始めた愚者・g00809)が駆けつける!
「炎の赤はキャンバスでも映えるから好きなんだけど、そこはぬくもりあってこそ! 暗い結末は塗りつぶしちゃお!」
どうやら決戦の場は村から敵陣へ移り、いよいよ敵の武将を倒すのみらしい。
「……え、待ってキモイ!! うち虫ダメなんよ! 特に足が多いヤツ!」
なんとそこにいたのは、剛毛で覆われた複数の脚をわきわきさせている蟲将であった。
「と、とりあえずこの魔術師のタロットカードへ魔力注入! イイ感じの攻撃方法は――ハイ、火! うん知ってた!」
具現化したのは遠隔攻撃可能な火炎放射器だ。なるべく近づきたくない願望も多分に含まれているのかも知れない。
「くらえー!」
張任めがけ、思い切りファイア!
敵も粘糸の塊を吐き出して反撃してくるが、知った事かとばかりに炎の続く限り、糸ごと焼いて焼いて焼きまくる。
さらに周囲の岩へ張り巡らされた糸の足場にも噴射し、高熱で溶かす。
溶かしきれずとも脆くはなった。敵がそこを足場にすべく飛び乗るも、どろりと一瞬で崩れ去り、すっぽ抜けるみたいに地面へ転倒。
「村を焼かれた人達の怒りを、うちが晴らして見せるよ!」
機を逃さず火炎を叩き込み、蟲将へ大ダメージを与えた!
大成功🔵🔵🔵
効果1【修復加速】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV4になった!
杉崎・まなみ
「…蜘蛛…」
背筋をぞっとさせるまなみ。そもそも虫が苦手で、蜘蛛も例外ではない。
「直接やり合いたくは無いですね…」
剣で触れたくもないので、距離を取って戦いたい。
【ダッシュ】【早業】で敵の虚を突き、埋伏の計を発動。
敵からの攻撃は【怪力無双】で受け止めてみます。
●
「……蜘蛛……」
杉崎・まなみ(中級麺点師のはわわ参謀・g00042)は張任を目にし、そのおぞましき異形ぶりに思わず背筋がぞわついた。
「さあ近づいて来い復讐者! いざ剣戟を交えようではないか!」
「……直接やり合いたくは無いですね……」
互いの温度差が激しいが、ともかくまなみは回れ右して走り出し、トップスピードで距離を離していく。
蜀軍剣蟻兵達が積み上げた岩を遮蔽物代わりに隠れ、敵の目を巧みに欺く。
「おのれ、どこへ消えた!?」
こちらを探し回る張任。まなみは身を低めて岩から岩へ移動を続け、迅速かつ隠密に背後を取る。
「今なら……っ!」
岩陰から半身を乗り出すや、魔力の弾を放ち、張任の背へと叩き込む!
「ぬああっ! そ、そこかぁっ!」
不意打ちによって痛手を被る張任。しかしこちらへ猛然と突っ込んで来るなり、巨大化させた得物を振り下ろしてきた。
対するまなみは、怪力無双で手ごろな岩を持ち上げてガードするも、間近まで張任に接近されてひきつった息を漏らす。
「うぅっ……! ち、近い……!」
全身の産毛が逆立つ。ぎょろつく複眼とか背中から生えた脚とか顎とか嫌すぎる。
けれど……ここで怯むわけにはいかない。
まなみはぞわぞわぞくぞくしながらも、恐怖心や嫌悪感を懸命に押さえつけ、苦しめられた人々のため、戦いを続けていく――!
大成功🔵🔵🔵
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
花塚・夜壱
次はお前の番だ、張任
傷つけた人たちに、地に頭を垂れて詫びるが良い
俺は最初から、ずっとずっと怒ってるんだ
傲慢に振る舞うお前たちが、人々を見下しているお前たちが、
…まるで玩具みたいに、人の心を傷つけるお前たちが
俺は絶対に、お前たちを赦さない。
台詞に聞き入ってくれる様なら、台詞の合間に不意を付いて攻撃
当たれば嬉しい、くらいのものだ
簡単な敵だとは思っていない、全力を尽くそう
伸縮自在の如意棒で敵を惑わしつつ、【我猛鬼】で攻撃を仕掛ける
敵の攻撃は、ビジュアル通り蜘蛛の糸か
急所への敵の攻撃は避けつつ、近づけば体術を、離れれば如意棒で攻撃
良いのか?俺だけに気を配っていて
怒っているのは、勿論俺だけじゃないんだぞ
伶須・彩乃
奴が敵の首魁…
強力そうな相手ですが、後れをとるわけにもいきません。
「妖精たち、他のディアボロスの援護を。奴の動き、封じ込めますよ!」
引き続き妖精たちと共に、敵に攻撃を行います。
続々とディアボロス達が集まっています、彼らを攻撃しようとしている隙をついて妨害を行います。
残留効果で邪魔になら無いよう地上や空中から援護射撃したり、爆竹などの非殺傷の罠を呼び出して足元で爆裂させて気を削いだり、できるきとは色々あるはずです。
また、無茶なことをしようとしていたり、動けないかったりする周辺の住民たちにも声掛けを。
「無理をせず、家族や子供たちを守ってここから離れください!」
●
「次はお前の番だ、張任。――傷つけた人たちへ、地に頭を垂れて詫びるが良い」
花塚・夜壱(月下鬼人・g00016)は張任と対峙する。濃密な殺気とともに、射殺さんばかりの睨みを放つ。
「俺は最初から、ずっとずっと怒ってるんだ。傲慢に振る舞うお前たちが、人々を見下しているお前たちが……」
「話が長いわ!」
張任はイライラしたみたいに近づいてきた。まだ夜壱が口上を続けると思っているのか、動きには若干の油断が伺える。
夜壱も相手へ合わせる風に、何気ない足取りで前進したかと思うと――如意棒による乱撃をノーモーションで見舞う!
構えを取っていないため威力は小さいが、不意打ちのため数発を命中させられた。
敵は如意棒に穿たれつつも、大量の分厚い蜘蛛糸をぶっ放して来る。
夜壱はさらに踏み込みながら敵めがけて跳躍し、中空で身をひねり紙一重で回避。
同時に間合いを詰め、腰を半回転させた回し蹴りを、張任の顔面へ食らわせた。
「……良いのか? 俺だけに気を配っていて」
そこからは防御に比重を置いて立ち回りつつ、敵の隙を誘いながら忠告してやる。
「――怒っているのは、勿論俺だけじゃないんだぞ」
一方伶須・彩乃(矢雨を降らす妖精弓兵団・g02418)は滞空した状態で、上から張任を観察していた。
一軍を任される将だけあり、中々の威圧感を放つ上、攻め方も苛烈なものがある。
「妖精たち、彼の援護を。――奴の動き、封じ込めますよ!」
張任が得物を掲げてにじり寄る。夜壱は壁際へ追い詰められ、逃げ切れそうにない。
「させません! 射撃開始!」
つがえた矢を発射する彩乃に続き、妖精らも一斉に弓弦を鳴らす。
次から次へと間断のない矢弾の嵐が、これでもかと張任の頭上から降り注ぐ――!
「うぬおぉ!? 伏兵か!?」
数発が張任へ突き立つ。たまらず敵は矢を打ち払い始めたが、その間に夜壱が股下を転がりくぐって大きく距離を取り、窮地を脱する事ができた。
張任が追いかけようと踏み出した矢先、その足元から破裂音とともに火花が散った。
「むむむ!? 火薬
……!?」
夜壱が戦っている間に、彩乃が各所へばらまいておいた爆竹である。妖精たちの矢に紛れさせて一発の火矢を撃ち込み、点火させたのだ。
ダメージそのものは見込めないが、張任に自分の糸を燃やされるのではないかと危惧させ、一瞬足止めする程度の用は果たした――。
と、張任がこちらへ、粘着性の蜘蛛糸を高速発射。
数本が妖精たちを巻き取り、彩乃の手足も捕らえ、地上へ強烈に引き寄せられる。
張任が長柄の得物を手に突進した。途上の妖精らを引き裂きながら突き進み、彩乃を刺し貫かんとする!
「死ぬがいい!」
「死ぬのは……お前だ!」
刹那。後ろから飛び掛かった夜壱が、大上段から渾身の一打を、敵の頭部へ叩き込んだ!
衝撃が脳天から全身を貫き、張任はびくりと身を震わせて数秒、立ち尽くす。
「関羽様……申し訳、ありま……」
糸の切れたみたいにうつぶせに倒れ伏し――もう動く事はなく、消滅した……。
「ありがとうごぜぇます! おかげで助かりました!」
戦いを終えたディアボロス達の所に村人達がやって来て、口々にお礼を述べてくれた。
「逃げ遅れた方や、怪我をした方はいませんか? 力を貸します」
彩乃が申し出る。村は少しずつ元へ戻っているが、まだまだ助けが必要な状況だ。
こうしてディアボロス達の協力の元、村は本格的に復興し、人々は生活を取り戻した。
そして民衆狩りを防ぎ蟲将を倒した事により、関羽軍の計画は一部崩れ、戦力も低下したはず。
ディアボロス達の反撃の狼煙は、ここから上がったのである――。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【士気高揚】がLV2になった!
【隔離眼】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV5になった!
【先行率アップ】LV1が発生!