リプレイ
九条・桜雪
【レオンくん(g08808)と一緒に参加】
「初詣なんて久しぶりに来たかも」
レオンくんと手を繋いで歩きながら、屋台の様子を見る。
屋台が並んでるのって、それだけで楽しそうだよね♪
ふと隣りを見ると、レオンくんも屋台を見てたから
「何か買ってみる? あ、すごい! ドラゴンのパフェとかあるよ!」
そう声をかけてみた直後に、レオンくんが甘い物はあまり食べない事を思い出す。
「じゃあ、わたしのだけ買ってくるね!」
ドラゴンパフェを買って戻り、嬉しくてしばらく可愛いパフェを眺めながら歩いた。
お願い事かぁ。
勝運が得られるって言うお話だけど、とっても申し訳ないけど、わたしは戦いとか苦手だしなぁ。
だから「戦いに行く他の皆さんがどうか無事に帰ってきますように」と願って手を合わせる。
「これ、レオンくんも持ってて」
その後、勝運御守を2つ買って、1つをレオンくんに渡す。
今年も2人で1年を過ごせるようにと願いを込めて。
明鶴さんとライカさんをお見かけしたら、新年のご挨拶と楽しい企画への感謝をお伝えしたいです。
アドリブ等歓迎。
レオン・スカイフォード
【桜雪(g08800)と一緒に参加】
初詣は初めて来るし、寺とか蛇みたいな形状の竜とか、日本人じゃない僕には馴染みがなくて新鮮に感じるよ。
それにしても、屋台で売ってる物って高いなあ。
日本人は金持ちだって聞いた事あるけど本当なんだね。
そう感心してると桜雪が声をかけてきたから、ドラゴンのパフェを見る。
「僕はいいかな。桜雪が食べたいなら買ってきなよ」
残念だけど甘い物は得意じゃないんだよね。
それより、可愛いパフェが嬉しいのは分かるけど、転ばないでね、桜雪。
参拝の方法は事前に桜雪に教えてもらったけど、さて、願い事か。
そもそも、ここの神様を信仰してない僕が願い事なんてしていいものかな。
そう思い、「去年1年を無事に過ごせた事」への感謝と共に手を合わせる。
桜雪が買ってきた勝運御守を受け取り、反射的に「いくらしたの?」と値段を聞きそうになった。
でも、流石にそれは野暮だよね。
「ありがとう」と笑顔で受け取るよ。
明鶴さんとライカさんにお会いする機会があれば、桜雪と一緒に挨拶と感謝を述べます。
アドリブ等歓迎。
●また一緒にを願って
「初詣なんて久しぶりに来たかも」
そういってはにかむ九条・桜雪(人間のスノウメイジ・g08800)は、その手にレオン・スカイフォード(人間のガジェッティア・g08808)の温もりを感じていた。
レオンは、初詣は初めて。
「寺とか蛇みたいな形状の竜とか、日本人じゃない僕には馴染みがなくて新鮮に感じるよ」
手を繋いで歩きながら、続く道に並ぶ屋台の様子に表情は綻ぶ。
「屋台が並んでるのって、それだけで楽しそうだよね♪」
レオンはそんな屋台を見つつそれにしても――屋台で売ってる物って高いなあと。日本人は金持ちだって聞いた事があるけど本当なんだね、と関心していた。
すると傍らからの視線。
「何か買ってみる? あ、すごい! ドラゴンのパフェとかあるよ!」
隣を見れば、レオンも屋台を見ていたから桜雪は弾む声。けれど紡いでからそういえば、と思い出す。
「僕はいいかな。桜雪が食べたいなら買ってきなよ」
残念だけど甘い物は得意じゃないんだよねとレオンが紡げば、そうだったねと返して。けれどやっぱりあのパフェは気になるからぱっと笑顔向ける。
「じゃあ、わたしのだけ買ってくるね!」
たたっと屋台まで走って、ドラゴンパフェを一つ。可愛らしい愛嬌ある顔のドラゴンがじっと桜雪を見つめてくる。
なんだか嬉しくてしばらく可愛いパフェを眺めながら歩いていると。
「可愛いパフェが嬉しいのは分かるけど、転ばないでね、桜雪」
「はぁい、気を付けるね」
笑い零しながら返事して、名残惜しいけれどパフェを一口。
美味しいと頬緩ませる桜雪を目にしてレオンもふと表情ゆるんでいた。
そのパフェを食べ終わったなら、増上寺へのお参りへと向かうことに。
参拝の方法は事前に桜雪に教えてもらったけれど――レオンは思案する。
「さて、願い事か」
「お願い事かぁ」
二人の声が重なって、はたと互いの視線が出会う。考えていることが同じだと笑い合って、改めてその想いを口にする桜雪。
「勝運が得られるって言うお話だけど、とっても申し訳ないけど、わたしは戦いとか苦手だしなぁ」
ううんとちょっと困ったというような様子の桜雪。
そしてレオンも、そもそも、ここの神様を信仰してない僕が願い事なんてしていいものかなと思う所がある。
だから――レオンは願うというよりも、『去年1年を無事に過ごせた事』への感謝と共に手を合わせた。
桜雪も、自分の事よりも――『戦いに行く他の皆さんがどうか無事に帰ってきますように』と願って手を合わせる。
その感謝は、祈りは、願いはきっと届くはず。
しばらく静かに祈ったなら、行こっかと桜雪は身を翻す。そしてそうだ、とある場所に走って戻ってくるとその手には。
「これ、レオンくんも持ってて」
それは勝負御守。ふたつあるそのうちひとつをレオンへと差し出す。
それを受け取って、反射的に「いくらしたの?」と値段を聞きそうになったけれど、流石に野暮だよねとレオンは笑顔を向ける。
「ありがとう」
桜雪も笑む――渡したその御守りに、今年も2人で1年を過ごせるようにと願いを込めて。
お互いの手の中にあるそれは繋がりのようでもある。
きっとこれからも、大丈夫。また来年もこうしてお参りにいけることを願って。
そして同じようにお参りにきたのだろう。この場を教えてくれた時先案内人たちの姿を見つけ桜雪は手を振る。
「あけましておめでとう! 今日はありがとう!」
レオンも桜雪と一緒に礼を告げる。今日この一時をくれた人に感謝をと。
そしてどちらともなく手を差し出して、帰ろうと手を繋いだ。
これから先も一緒にと願って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【強運の加護】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
津・リビト
彗藍(g00192)と
明けましておめでとう、彗藍――
目を瞬かせながら普段とは違う装いの彗藍を見つめる
ふふ、見惚れてしまった。とても似合っている
参拝してから出店を堪能しようか
辺りを見れば人に溢れていたので掌をすっと差し出して
――迷子にならないように
なんて言うが、方向感覚がないので
手を引かれる形になるかもしれない
お賽銭を納める時の作法は周囲の真似をしつつ
せーので本坪鈴をガラガラ
「皆が幸せな一年になりますように」と、お願いして
彗藍、お参りしたか?なんて言って、また手を差し伸べるだろう
よし、食べ歩きだ!
イカ焼きの香ばしい匂いにふらり足を運ばせて
ありがとう。がぶりと豪快に一口
この焦げた醤油も病みつきになってしまうな
べびーかすてらも売っているのか――買いだな
彗藍、食べるか?
取り出しやすいように袋を向けるだろう
! どらごんぱふぇ――これは食べるしかない
ふふ、本物のどらごんのようだ
ちょこれーとの角が可愛らしいな
福が訪れますように
――そう言えば、おみくじ引いてなかったな
これを食べ終えたら、引きに行くか
朔・彗藍
リビト(g00145)と
明けましておめでとうです、リビト!
はわ…出店も沢山で賑わっていますね
晴れ着でよろよろ、人波に溺れそうな中
差し出された温かい掌をそっと握って
有難うございます
これでリビトとはぐれないですね
ふふ、拝殿はあっちですよーなんて道案内はお任せの
自信持って先に前へ進めるのも
繋がる掌が安心をくれるから
二拝二拍手一拝の、周りに倣うリビトへ微笑み
せーので一緒に本坪鈴もガラガラ
願い事は「今年も皆と健やかに笑顔で過ごせますように」と
はい、ばっちりです!リビトも願えました?
結ぶ掌とリビトをじっと見て
――この大きな手も、守れますように
言えないからこころの裡で唱えて
いざゆかん屋台食べ歩き!です!
あっ早速イカ焼きに惹かれて……二本下さいですー!
はい、リビトのぶん!熱々をかぷっと
旨味が溢れてきますね
べびーかすてらも頂きます
摘んでほくほく幸せ頬袋
あ、どらごんぱふぇですよ
強そうなのに可愛いお顔…
アイスをスプーンでつつき
思い切ってどらごんぱくり
福が来ますようにっ
おみくじ賛成です!
今年の結果が楽しみですね
●新春の笑みを共に
「明けましておめでとうです、リビト!」
「明けましておめでとう、彗藍――」
晴れ着でよろよろ、人並みに溺れそうな中――けれどその姿を見つければぱっと笑顔になる。
朔・彗藍(ベガ・g00192)が笑み向けると、津・リビト(釣人・g00145)は目を瞬かせ、じぃと見詰めてくる。
どうしたの? と首傾げる彗藍へとリビトはいつもと違う装いだからと告げて。
「ふふ、見惚れてしまった。とても似合っている」
参拝してから出店を堪能しようかとリビトはすっと掌を差し出した。
「はわ……出店も沢山で賑わっていますね」
出店も人も沢山だから――迷子にならないようにと。
そして、その手を有難うございますと彗藍もそっと握り返した。
「これでリビトとはぐれないですね」
では行きましょうと彗藍はその手を引く。
迷子にならないようにと差し出した手。けれどリビトに方向感覚はなく、手を引かれる形になるかもしれないと思っていたら、その通りに。
「ふふ、拝殿はあっちですよー」
道案内はお任せと彗藍は一歩先。自信もって先に前に進めるのも、繋がる掌が安心をくれているから。
人波の間を上手に抜けて、本殿へ。お賽銭箱の前に来たなら、リビトは周囲の前をする。
そんな周りに倣う様子のリビトへ微笑み彗藍もお参りをして。
「せーの」
一緒に紐を持ち引っ張って、ガラガラと音立てる。
そして願う――リビトは「皆が幸せな一年になりますように」と。
彗藍も手を合わせて、「今年も皆と健やかに笑顔で過ごせますように」と願う。
しばし静かに祈りを、願いを捧げたなら先に顔上げたのはリビトの方。
「彗藍、お参りしたか?」
「はい、ばっちりです!リビトも願えました?」
ああ、もちろんとまた手を差し伸べるリビト。彗藍も答えながら自然とその手を取って――結ばれたその掌と、リビトをじっと見る。
どうした? という視線に笑って返しながら――この大きな手も、守れますようにと彗藍は言えないその言葉をこころの裡で唱えていた。
続く人たちへ道開けて、二人が向かうのは屋台の並ぶ場所。
「よし、食べ歩きだ!」
「いざゆかん屋台食べ歩き! です!」
声が重なって、まずどこへ――と思う二人の鼻をくすぐる香ばしい匂い。それはイカ焼きの香りだ。
ふらふらふたりの足は自然とそちらへ。そしてしゅばっとピースして彗藍は注文。
「……二本下さいですー!」
受け取ったイカ焼き。その一本を彗藍はリビトへ。
「はい、リビトのぶん!」
「ありがとう」
熱々をかぷっと食べればじゅわと染み出す味。豪快にかぶりついたリビトは頬緩ませる。
「この焦げた醤油も病みつきになってしまうな」
「旨味が溢れてきますね」
と、イカ焼きを食べていれば次の誘惑。
ふわと漂う甘い匂いの出所をリビトは視線で探す。
「べびーかすてらも売っているのか――買いだな」
ちょっと買ってくるとぺろりとイカ焼きを食べて、近くの店へ行って袋を抱えて戻ってくるリビト。
「彗藍、食べるか?」
「べびーかすてらも頂きます」
取り出しやすいようにと袋を向けるリビト。彗藍はさっそく一つ摘まんで口へ。ほくほく幸せ頬袋で美味しさを感じているとそれを見つける。
「あ、どらごんぱふぇですよ」
「! どらごんぱふぇ――これは食べるしかない」
ええ、そうですねとこくりと彗藍は頷く。ふたりでその店へ向かえば、ドラゴンたちが色々な表情を見せていた。
「ふふ、本物のどらごんのようだ」
「強そうなのに可愛いお顔……」
「ちょこれーとの角が可愛らしいな」
リビトはアイスをスプーンでつつく彗藍に食べようとひとすくい。
彗藍も思い切ってというようにぱくり。
「福が来ますようにっ」
「福が訪れますように」
一口食べて言葉重なる。そのくすぐったさを感じながら、ドラゴンパフェのふたくちめ。
さっきのベビーカステラも美味しかったけどこっちも美味しいと彗藍は頬緩める。その幸せそうな表情みつつ、リビトはふと。
「――そう言えば、おみくじ引いてなかったな」
と言う事を思い出して。
「これを食べ終えたら、引きに行くか」
「おみくじ賛成です!」
今年の結果が楽しみですねと彗藍は紡ぐ。ドラゴンパフェも食べたのだから、きっと大吉と咲んで。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【隔離眼】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
アドリアン・サシャ
【佐伯・啓志(g10396)と行動】
新年に神仏に挨拶にいく行事は初めてだな。
去年の闘技場の結果が不甲斐なく
ここの寺は勝負事に強いと聞いて是非挨拶をと、
流石に一人では作法に不安があり啓志について来て貰うことにしたんだが。
啓志は寺での挨拶の仕方がわかるか?
着物を着るのも作法だったか?とてもよく似合っているな。
俺も来年は用意しよう。
啓志のお参り(というらしい)を見様見真似でならい、願い事をする。
「啓志の隣にいるに足る心身の強化がスムーズに進められるようこの先の不運を取り除いてくれ」
そして勝運お守りも買おう。啓志にも、な?
使えるものはなんでも使う。
それが俺の時代の生き方のセオリーだ。
よし。ドラゴンパフェなる縁起物も食いにいくぞ。
荘厳な見た目の食べ物と思ったら最近知ったkawaii系なのか。
神仏もこの世に居る為の信仰集めに様々な趣向を凝らすのだな。
なるほど、この貪欲さは見習わねば。
とてもいい実になる経験ができた。
ありがとう啓志、来年も一緒に初詣に行こう。
今年もよろしく頼む。
佐伯・啓志
【アドリアン・サシャ(g10423)と行動】
おれは一応神道なのだが…まあ、初詣くらいはいいか。着物でも着ていこう。
作法なら分かるが、そこまで奮っていないわけでもないだろうに。気にせずとも…といっても、本人にとっては真面目な悩みだろうからね。付き合ってやろう
願い事…。すべて己の手で掴み取れば良いだけのことだけど
とはいえ、それに少しばかり手を貸して頂ければ、だな
猫の手、神の手、仏の手。借りられるものはなんでも借りれば良い
さて…お参りは、そこそこで
先程聞いたのだが。ドラゴンパフェ、とは?
映えるとか映えないとかではなく。縁起がよいのもわかる
まったく最終人類史の人々は、こういうものに乗っかるのが上手いね…
いや、その、アディ?
感心している所悪いが、これは信仰集めというか、話題作りで人を呼び込む商売としての手腕であって…
…まあいいか。可愛いし、おいしいなら
アディも作ってみるか?こういう、可愛い料理や菓子。あなたなら作れるだろ?試食ならいくらでもするよ。
今年もよろしく。もちろん、来年もね
●君に倣いて、君とまた
新年に神仏に挨拶にいく行事は初めてだなと、アドリアン・サシャ(厨房艶男・g10423)が傍らの男、佐伯・啓志(啓蒙の眼・g10396)に視線を向けると彼は瞳を伏せて思案中。
「おれは一応神道なのだが……まあ、初詣くらいはいいか」
着物でも着ていこうと纏ったその姿をしげしげとアドリアンは見つめる。
「着物を着るのも作法だったか? とてもよく似合っているな」
これは作法ではないがと啓志は紡ぐ。だがアドリアンは笑って、俺も来年は用意しようと心躍らせる。
正月にこの国の文化のひとつである着物を着るのはきっととてもいいことだと思って。
そしてさて、と寺の方へ視線を改めて向ける。
増上寺――ここへ足を運んだのにはちゃんと理由があるのだ。
去年の闘技場の結果が不甲斐なく、勝負事に強いと聞いて是非挨拶をとアドリアンは思ったのだ。
けれど流石に一人では作法に不安がある。そこで啓志についてきてもらうことにしたのだ。
「啓志は寺での挨拶の仕方がわかるか?」
「作法なら分かるが、そこまで奮っていないわけでもないだろうに。気にせずとも……」
と、その先を紡ぐのを啓志はやめた。本人に問っては真面目な悩みだろう。なら、付き合ってやるのが一番いいと。
そう思って啓志は願い事……と考える。
すべて己の手で掴み取れば良いだけのことだけど――とはいえ、それに少しばかり手を貸して頂ければ、だな。
そう思って手を合わせ、願いを心の内で告げる。
猫の手、神の手、仏の手。借りられるものはなんでも借りれば良いと。
その作法――お参りというらしい――をアドリアンは啓志の見様見真似で倣う。
(「啓志の隣にいるに足る心身の強化がスムーズに進められるようこの先の不運を取り除いてくれ」)
願いをかけて、礼をして顔を上げる。
その様子を啓志は見詰めているとアドリアンは笑んで。
「勝運お守りも買おう。啓志にも、な?」
使えるものはなんでも使う。それが俺の時代の生き方のセオリーだとアドリアンは早速買いに。
二つ買った、そのうちの一つは啓志の手へ。啓志はそれを懐に仕舞いながら周囲を見回す。
人の波、そして出店も沢山ならんでいるのだ。
「さて……お参りは、そこそこで――先程聞いたのだが」
ドラゴンパフェ、とは?
そう尋ねるとアドリアンは知っているぞと頷く。
「よし。ドラゴンパフェなる縁起物も食いにいくぞ。」
それを探せばすぐに見つかる。表情は色々――チョコレートの角がちょんとのったドラゴンが一番上に。
「映えるとか映えないとかではなく。縁起がよいのもわかる」
「荘厳な見た目の食べ物と思ったら最近知ったkawaii系なのか」
想像していたのとは違ってキュートな目をしているとアドリアンはしみじみと見詰める。
啓志もしたたかだなとそのパフェを見つつ苦笑交じりに。
「まったく最終人類史の人々は、こういうものに乗っかるのが上手いね……」
「なるほど、この貪欲さは見習わねば」
うんうんと腕組み頷くアドリアン。啓志はぱちりと瞬いて。
「いや、その、アディ?」
啓志が戸惑いを見せる間にアドリアンはパフェを買って、啓志の手にも。
「感心している所悪いが、これは信仰集めというか、話題作りで人を呼び込む商売としての手腕であって……まあいいか。可愛いし、おいしいなら」
しかし、どこから食べようかと悩んだりとそのパフェを楽しんでいる姿に表情は緩んだ。ひと匙ずつ大切に、美味しそうに食べている姿を見れば些細なことと思えてくる。
「とてもいい実になる経験ができた」
そう、心から思っている声色だ。啓志は、それは良かったと言って。
「アディも作ってみるか? こういう、可愛い料理や菓子。あなたなら作れるだろ? 試食ならいくらでもするよ」
啓志の言葉にアドリアンはその眦を緩めて、では俺に付き合ってもらおうと笑って――改めて、啓志を見詰める。
そしてとても穏やかな声で今日の礼を紡ぐ。
「ありがとう啓志、来年も一緒に初詣に行こう。今年もよろしく頼む」
「今年もよろしく。もちろん、来年もね」
やわらかな声で、啓志も微笑む。来年もまた、こうして過ごせれば何よりと。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【熱波の支配者】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
御守・樹
アドリブ絡み歓迎
アクアスライムのわらびは服のフードの中(定位置)
増上寺って歴史あるだけあって広いな。
徳川家康ゆかりっていうけど今はこっち側にあるのは皮肉というかなんというか、歴史ってなまものなんだなって思うわ。
お参りして散策して、ほどほどに腹減らして屋台へ。
境内の中歩いてる時も思ったけど、わらびがきょろきょろするたびに体重移動して妙に首根っこひっぱられるの結構しんどいな。
もしや子供負ぶってる世の母親はみんなこんな感じだろうか…?
とりあえず好奇心で視線動き回のわらびをなだめながら案内人おすすめのパフェのとこへ。
俺は特段甘いものは得意なわけじゃないが苦手なわけでもないし、サイズも小さいならわらびも食べやすいだろう。
アイスに乗ったチョコレート見て、竜の角って鹿の角だったな。わらびに角付けたらこれっぽくなるかなー、ってそういえばわらびはスプーンとかまだ使えなかったか。ちっちゃい子と同じ反応してるもんだからつい。
自分とわらび、交互に食べる事になりそうだ。
●いつも一緒に
「増上寺って歴史あるだけあって広いな」
くるりと辺りを見回す御守・樹(諦念の珪化木・g05753)。その、服のフードの中でふるりと揺れるのはアクアスライムのわらびだ。
「徳川家康ゆかりっていうけど今はこっち側にあるのは皮肉というかなんというか、歴史ってなまものなんだなって思うわ」
天正大戦国という、戦うべき世界がある。それとは違う本来の歴史を樹は思うのだ。
寺にお参りをして、散策する。するとひとびとの笑みがたくさん見られた。
歩いて、ほどほどに腹を減らして屋台の方へ。
と――なんだか首根っこがひっぱられる感覚。
「わらび」
それはフードに入っているわらびがきょろきょろする度に、右へ左へとフードの中で動いているからだ。
樹は自分の首の根をさすって、ひっばられるのは結構しんどいなと零す。
「もしや子供負ぶってる世の母親はみんなこんな感じだろうか……?」
色々気になるのか、あっち、こっちと動くわらびをなだめながら、樹はおすすめされたドラゴンパフェの店へ。
特段甘いものは得意なわけじゃない。けれど、苦手なわけでもない。サイズも小さく、食べきれないなんてこともなさそうだ。
それにわらびも食べやすそうだなと樹はひとつ買い求める。
一番天辺、アイスの上にのったチョコレートは竜の角。
「竜の角って鹿の角だったな。わらびに角付けたらこれっぽくなるかなー」
なんてことを言いながら。あ、と気づく。
「ってそういえばわらびはスプーンとかまだ使えなかったか」
ちっちゃい子と同じ反応してるもんだからついと笑って、ドラゴンパフェをひとすくい。
樹はまず、わらびの元へ運んでいく。
自分と、わらびと。交互に食べる事になりそうだと笑って。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
柳谷・凪
音無・サカハ(g10149)と参加
アドリブ歓迎
明るい青・紫系の振袖着用
これが付き合い始めての初デートになるのでハイテンションモード
サカハの腕に抱きつきながら参拝してから屋台を見て回る(半ば音無・サカハを連れまわす感じで)
参拝はお賽銭を投げたら本坪鈴を盛大に鳴らして『音無・サカハちゃんとの幸せな未来』をお願いするんだよ。
終わったらドラゴンパフェを探して屋台巡りをする
「折角だからお勧めのドラゴンパフェを食べてみたいんだよ。」
ドラゴンパフェはお互いにあーんして食べさせあってみたり
音無・サカハ
柳谷・凪(g00667)と参加
アドリブ歓迎
さって、彼女との初デートだ、気合入り過ぎてこの黒色の振袖まで着用したが、これでいいんだよ、雰囲気が大事
彼女と一緒に色々な所を回す感じ、ホント、凪ちゃんの笑顔って、いつ見ても最高だな
「そうだ、賽銭賽銭・・・っと、500円で行こう」
賽銭を投げたあとは願いだ、『凪ちゃんと一緒に歩く未来』をお願うぜ
まぁ、ホントは別のことを願いたいのだが、今回はやめとこう、まだ早い
さって、せっかくだしドラゴンパフェでも行こうか、凪ちゃん、行く気満々だし、俺もちょっとだけ興味あるからま
「じゃ、一緒に食べようか…え?あーんするの!?じゃ、じゃこっちも!はい、あーん」
●初デート、はにかんで
ひとびともお参りへやってくる――歩くたびに人とぶつかるような困難はないがそれなりに賑わいのある道。
音無・サカハ(流星の風来坊・g10149)と柳谷・凪(お気楽極楽あーぱー娘・g00667)は一緒に歩んでいた。
その人波の中で、凪はサカハの腕に抱き着いて笑み向ける。そしてサカハも笑みを。
人々にぶつからぬようにこっちとサカハは凪を守るように動いていた。
凪は明るい青から、紫に変わりゆく振袖には金色の帯を。振袖に咲く花と同じ花飾りを、高く一つに結い纏めた髪に添えていた。
サカハも黒い着物を纏って、気合入りまくり――というのも、ふたりにとってこれは初めてのデートだから。
着物を纏うのは、なんだか気恥ずかしさもあったがこれでいいんだよ、とサカハは思う。なぜなら雰囲気が大事だから。
正月、傍らの彼女が振袖を着ているなら、やはり合わせるのがベストだろう。
初めてのデートにふたりで、着物で。それはなんだか特別な思い出になるような気もしてそわそわと心躍るものがある。
それは凪もきっと同じ。デートに逸る気持ちとともに、その腕にしっかり抱き着いて、最初にお参りと屋台も気になるけれど先にと促す。
「そうだ、賽銭賽銭……っと、500円で行こう」
サカハは賽銭を投げて願いを心の中に浮かべる――それは『凪ちゃんと一緒に歩く未来』だ。
(「まぁ、ホントは別のことを願いたいのだが、今回はやめとこう、まだ早い」)
隣で同じように願う彼女とこの先もと、サカハは願う。
そして凪もまた、サカハのことを思って願う。盛大に鳴らして、そして手を合わせて。
『音無・サカハちゃんとの幸せな未来』を――そう願って、二人が顔をあげるのは同時。
「お参りも終わったし……屋台めぐりしよ!」
サカハの腕を引っ張ってこっち、こっちと凪は屋台の方へ。
一緒にいろんなところを回っているようにみえて、凪がちょっとサカハを引っ張っているような。けれど、楽しいと、自分に向けられる凪の笑みが眩しくてサカハは瞳細める。
(「ホント、凪ちゃんの笑顔って、いつ見ても最高だな」)
サカハもそれだけで嬉しくて楽しくて笑顔になってくる。
「折角だからお勧めのドラゴンパフェを食べてみたいんだよ」
どこにあるかなと凪が探す。話にきいたドラゴンパフェ。いく気満々の様子にサカハも俺もちょっとだけ興味あると探して――そして、人の賑わいの中にその店を見つけた。
パフェの一番上、かわいらしいドラゴンが見つめてくる。
パフェを買ったなら、早速――とひとすくい。
「じゃ、一緒に食べようか……え? あーんするの!?」
と、サカハが慌てたのは、そのひとすくいを凪が自分の口元に運んできたから。
「うん。はい、あーん」
「じゃ、じゃこっちも! はい、あーん」
ちょっと恥ずかしさもあり、嬉しさもあり。互いの口に運んで一緒に同じパフェを食べている。
でも、運んでもらう一口は、自分で食べる一口よりも格段に美味しい一口。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【士気高揚】LV1が発生!
【アイテムポケット】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【アヴォイド】LV1が発生!
誘樂・春祝
✤春雪
あけましておめでとう。雪璃、いづ
今年もよろしく頼むよ
まずは神様にご挨拶してからお膝元で楽しませてもらおう
…他の神社へのお参りは久しぶりで新鮮な気がする
願うのは…
日々の感謝と──雪璃がたくさん笑っていられるように。心身共に皆を守り見守っていてくれるように、と……欲張り過ぎか?
はは!雪璃
あまりはしゃいで転ばないようにな
正月の出店は普段とは違う雰囲気を感じて好きなんだ
気が合うな
俺もドラゴンパフェが目当てだ
桜色の?
桜シロップや桜クリームのものがあれば叶うかもしれない…どんな色の龍に会えるのか待ち時間も退屈しないな
龍は、あるよ
え?
姉さんの屋敷に…桜の龍が?
瞬いたあと優しく笑う
噫…俺達の父も、桜龍なんだ
嬉しいな
きっとね、君のことも見守っているよ
待ちに待った順番がきたな!
へぇ…可愛い龍だ…食べるのが勿体な……あ!
ポヌ!?
俺が食べる前に食べたな?!
はは!まさか先を越されるなんて
だけど、まぁ
こういう年明けもあり、かな?
こんなにも笑っていられるから
きっと良い年になるよ、雪璃
沢山遊んで学んで、楽しもうな
茜來・雪璃
✤春雪
春祝もポヌもあけましておめでとう!
今年もよろしくね!!
出店もすごく気になるけど
まずはお詣りに行こっか
願い事は…そうだなあ
御屋敷のみんなと楽しい一年を過ごせますよーに!
あは、じゃあ私も!
春祝が納得のいくたい焼きを焼けますよーに!
神さまへのご挨拶が終わったら
待ちに待った出店巡り!
…なんだか春祝の方が落ち着いてて年上っぽい?
お祭りの食べ物もいいけど
やっぱり今日はドラゴンパフェだよね!
…桜色のドラゴンパフェになったりしないかな?
桜シロップに桜クリームかあ、それすごく美味しそう!
うきうき、そわそわ順番待ち
春祝は本物の龍を見たことある?
御屋敷には時々桜龍が来るんだよ
祇伐みたいな綺麗な桜色の
え!春祝達のお父さん桜龍なの!?
じゃあ遠縁の…だったりするのかなあ?
あっは!だといいな!
ドラゴンパフェ可愛いー
角はチョコなんだねえ
いただきまーす!
んー、しみしみのパウンドケーキも美味し!
あはは!ポヌは今年も食欲旺盛だ
友達と初詣に来て
辰年のスイーツも食べられて嬉しいな
今年は沢山色んなとこ遊びに行って楽しもうねえ
●初春を歩んで
「春祝もポヌもあけましておめでとう!」
「あけましておめでとう。雪璃、いづ」
互いに連れるサーヴァントにも挨拶重ねて。
茜來・雪璃(朧夜ノ蝶華燈・g00793)の傍らでクダギツネのいづが。そして誘樂・春祝(招喜猫・g10644)の傍らでスフィンクスのポヌがぺこりと頭を下げる。
そして、今年もよろしくね!! と。
今年もよろしく頼むよと二人の声が再び交わってどちらともなく笑みが零れた。
「出店もすごく気になるけど、まずはお詣りに行こっか」
「ご挨拶してからお膝元で楽しませてもらおう」
雪璃の言葉に春祝は頷く。
他の、こういった場所へのお参りは久しぶりで新鮮な気がすると春祝は瞳細める。
願うのは……と春祝はしばし考えて手を合わせる。
そして雪璃も、悩みつつ。
「願い事は……そうだなあ。御屋敷のみんなと楽しい一年を過ごせますよーに!」
「日々の感謝と──雪璃がたくさん笑っていられるように。それから、心身共に皆を守り見守っていてくれるように」
と、願ったところでふと思う。
「……欲張り過ぎか?」
「あは、じゃあ私も! 春祝が納得のいくたい焼きを焼けますよーに!」
欲張りでいいのだと雪璃はそう願って春祝に笑いかける。その願いは絶対に叶うやつだと春祝は笑って共に願う手を解いた。
そしてお参りが終わったら、とふたりの視線は出店の方へ向く。
「待ちに待った出店巡り!」
はやる気持ちは踏み出した一歩に現れていて、ふわわと尻尾揺らしながら軽やかに雪璃は歩む。
「はは! 雪璃。あまりはしゃいで転ばないようにな」
「……なんだか春祝の方が落ち着いてて年上っぽい?」
むぅ、とちょっとだけ頬膨らませて。でも出店巡りが楽しみだったことは間違いない。
出店とそれが楽しみと一歩先を往く雪璃。
ふわと漂うのはタコ焼きの香りか。ソースの誘惑があるかと思えばあまい香り。そちらを見ればわたあめを作っていた。
正月の出店は普段とは違う雰囲気を感じて好きなんだと春祝はこの空気感も楽しんで視線をくるりと回す。
何かを探している――その様子にもしかして、と雪璃は気付いて。
「お祭りの食べ物もいいけど、やっぱり今日はドラゴンパフェだよね!」
「気が合うな。俺もドラゴンパフェが目当てだ」
あそこだ、と示した先には列がある。早速並んで、待つ間もそわそわ。
「……桜色のドラゴンパフェになったりしないかな?」
「桜色の?」
それなら、と春祝は考えて。
「桜シロップや桜クリームのものがあれば叶うかもしれない」
「桜シロップに桜クリームかあ、それすごく美味しそう!」
「……どんな色の龍に会えるのか待ち時間も退屈しないな」
うきうきそわそわしながら雪璃は尋ねる。ドラゴンと言えば、の話だ。
「春祝は本物の龍を見たことある?」
「龍は、あるよ」
「御屋敷には時々桜龍が来るんだよ」
「え? 姉さんの屋敷に……桜の龍が?」
そう、祇伐みたいな綺麗な桜色のと雪璃は友の名を、春祝の姉の名を紡ぐ。
春祝は瞬いて――優しく笑う。あえかに、けれどやわらかく。
「噫……俺達の父も、桜龍なんだ」
「え! 春祝達のお父さん桜龍なの!?」
じゃあ遠縁の……だったりするのかなあ? と雪璃は零す。その耳に、嬉しいなと――春祝の声が響く。
「きっとね、君のことも見守っているよ」
「あっは! だといいな!」
話していれば列が進むのはすぐ。
「待ちに待った順番がきたな!」
春祝はさっそくと買い求める。桜色のドラゴンパフェではなかったけれど、つぶらな瞳で見つめてきて愛嬌がある。
雪璃の方は、ウィンクをしていた。
「ドラゴンパフェ可愛いー、角はチョコなんだねえ」
いただきまーす! と早速ひとくち。雪璃は美味しいと頬押さえて幸せ笑顔だ。
「んー、しみしみのパウンドケーキも美味し!」
「へぇ……可愛い龍だ……食べるのが勿体な……あ!」
そして春祝も食べようとひとすくいして口に運ぶ――その前にすっと顔をだしてきたポヌ。
「ポヌ!? 俺が食べる前に食べたな?!」
「あはは! ポヌは今年も食欲旺盛だ」
「はは! まさか先を越されるなんて」
油断しているならもう一口、なんてふわと飛ぶポヌ。春祝は躱して自分の口へ。
だけど、まぁ――と、春祝の口端には笑みが乗る。
「こういう年明けもあり、かな?」
こんなにも笑っていられるから。それは年明けにはきっとふさわしい。
楽しいと、あたたかな気持ちが胸にあるから。それは雪璃も同じこと。
友達と初詣に来て、辰年のスイーツも食べられて心はほこほこ。
「きっと良い年になるよ、雪璃」
「今年は沢山色んなとこ遊びに行って楽しもうねえ」
沢山遊んで学んで、楽しもうなと春祝は頷く。
想い出まずひとつと、雪璃と春祝は笑み咲かせた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【腐食】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV3になった!
天舞・翔樂
けぺしゅ(g06831)と
けぺしゅ!あけおめ~!
ふふ、初詣のお寺ってお祭りみたいで大好き!
うん!お参りいこいこ!
願い事かぁ…
今年もけぺしゅや妹と楽しいこと沢山──
……あは、嬉しいこと願ってくれるんだね。
じゃあボクも、けぺしゅに沢山の幸せが訪れることでも願おうかな!
──キミの笑う顔、もっと見たいからね!
ほんと?!いつの間に…って
わぁ~~!ほんとだ!
ドラゴンパフェ、可愛くて美味しそう~♡!
小さいのにボリュームたっぷりだね!
早く食べよ食べよ~っ♪
むぐむぐ……ん!もちろんいいよ~!
今度は何食べるの?
…たこ焼き!外は熱くないのに
中身は激熱で火傷しちゃうやつだ!!!
でも…美味しいよねぇ、あれ。
あ~完全にその口になっちゃった!
ボクも食べるー!!!
…結局りんご飴とか焼きそばとか
焼きとうもろこしまで食べちゃった…!
めでたい日だし、構わないよね!
か、感謝?!今日けぺしゅ変!風邪引いてない?!大丈夫?!
…そう?なんだか照れちゃうな。
でもそれはボクも一緒だよ?
ボクと出会ってくれてありがと。
これからもよろしくね!
ケペシュ・ナージャ
翔樂(g06480)と
初詣ということで、まずはお参りに行きましょうか
願い事は決まりました?
俺は…そうだな
翔樂がご両親とまた会えるように願います
さて、お参りも終わりましたし
屋台の方も覗いていきましょう
実はさっき翔樂の好きそうな食べ物を見かけたんです
ほら、見てください。ドラゴンパフェですって
どことなく翔樂に似ている気もしません?
ん、小さいけれどなかなか贅沢なパフェですね
他にも美味そうな食べ物が色々ありますよ
もう少し腹ごしらえしていっても構いませんか?
たこ焼きなんて美味そうですよね
はいはい、勝手に取って食べてください
翔樂って小さいのに意外と食べますね
まぁ、食べ過ぎた分は後で走って消費したらいいんじゃないでしょうか
新年早々美味いものを食べて腹いっぱいになって
翔樂のお陰で良い思いをさせてもらいました
伝わりにくいかもしれませんが、これでも感謝しているんです
……って、失礼な。風邪なんて引いてませんから
せっかく人が感謝を伝えたのに
仕方ないのでこれからもよろしくしてあげますよ
この妹分は世話が焼けますからね
●これからも
「けぺしゅ! あけおめ~!」
天舞・翔樂(天翔龍如・g06480)が新年のあいさつと共に笑む。ケペシュ・ナージャ(砂蠍・g06831)もおめでとうと挨拶を。
「ふふ、初詣のお寺ってお祭りみたいで大好き!」
翔樂の弾む足取り。ケペシュはまずは、人の流れを示す。
「初詣ということで、まずはお参りに行きましょうか」
「うん! お参りいこいこ!」
二人で人の流れにのって境内を進む。初詣に来ている人々はそこそこ多いようだ。
「願い事は決まりました?」
「願い事かぁ……今年もけぺしゅや妹と楽しいこと沢山──」
うーんと唸りながら、けぺしゅは? と翔樂は尋ねる。
「俺は……そうだな」
翔樂がご両親とまた会えるように願います、とケペシュは紡ぐ。
その言葉に翔樂はぱちりと瞬いた。
「……あは、嬉しいこと願ってくれるんだね」
その言葉に一層笑み深まるというもの。
「じゃあボクも、けぺしゅに沢山の幸せが訪れることでも願おうかな!」
ああ、順番が回って来たよと翔樂は言って、ケペシュを見上げる。
「──キミの笑う顔、もっと見たいからね!」
お賽銭を投げ入れ、願いを心の内に浮かべるふたり。
先程紡いだ言葉を、そのままに――しばしの沈黙の後に、祈る手を解くと。
「さて、お参りも終わりましたし」
屋台の方も覗いていきましょうとケペシュが告げれば翔樂はうんと大きく頷いた。
「実はさっき翔樂の好きそうな食べ物を見かけたんです」
「ほんと?! いつの間に……って」
あれです、とケペシュが指差すのは。
「ほら、見てください。ドラゴンパフェですって」
「わぁ~~! ほんとだ!」
翔樂は瞳輝かせて駆け寄る。それをゆっくり追いかければ、早く早くと身振り手振り。
「ドラゴンパフェ、可愛くて美味しそう~♡!」
「どことなく翔樂に似ている気もしません?」
似てるかな? と翔樂は紡いで――角にお花があればそっくりだったかも! なんて笑う。
そして買い求めたパフェを手に持って歩いている人を見て楽しみな気持ちはさらに高まっていく。
「小さいのにボリュームたっぷりだね! 早く食べよ食べよ~っ♪」
「ん、小さいけれどなかなか贅沢なパフェですね」
並んでパフェを買ったら早速。どこから食べようかと迷ってしまうが翔樂はぱくりとまず一口。
パフェはもちろん美味しい。けれど、ここには色々とあってそれぞれの香りが誘いをかけてくる。
その一つがどこからか、目線で辿るケペシュ。
「他にも美味そうな食べ物が色々ありますよ。もう少し腹ごしらえしていっても構いませんか?」
「むぐむぐ……ん! もちろんいいよ~!」
美味しいと、それを表情一杯に示す妹分。パフェの残りはあとひとさじかふたさじか――と、パフェのあとはとケペシュを見て。
「今度は何食べるの?」
「たこ焼きなんて美味そうですよね」
「……たこ焼き! 外は熱くないのに中身は激熱で火傷しちゃうやつだ!!!」
ソースの香りがさっきからとケペシュはあそこですねと店を見つける。
「でも……美味しいよねぇ、あれ」
はふはふしながら食べるのを想像したら、翔樂はうう~と唸って。
「あ~完全にその口になっちゃった! ボクも食べるー!!!」
「はいはい、勝手に取って食べてください」
きっとそうなるだろうとケペシュもわかっている。だから買ったばかりのあつあつをはふはふと頬張って一緒に。
けどまだまだ、魅力的なものがいっぱいであっちへこっちへ。
どれもこれも気になって――
「……結局りんご飴とか焼きそばとか、焼きとうもろこしまで食べちゃった……!」
「翔樂って小さいのに意外と食べますね」
その手にはお土産の綿あめをもちつつ、食べすぎたかなぁと思うものの、お正月だしと翔樂は大きく頷いた。
「めでたい日だし、構わないよね!」
「まぁ、食べ過ぎた分は後で走って消費したらいいんじゃないでしょうか」
ねっ! とケペシュを振り仰ぐと、まったくもってその通りなお言葉。兄貴分の彼の言葉に、頑張って走る! と翔樂はぐっと拳握った。
と――ケペシュは改めて、翔樂を見て。
「新年早々美味いものを食べて腹いっぱいになって翔樂のお陰で良い思いをさせてもらいました」
伝わりにくいかもしれませんが、と前置いて。
「これでも感謝しているんです」
「か、感謝?! 今日けぺしゅ変! 風邪引いてない?! 大丈夫?!」
「……って、失礼な。風邪なんて引いてませんから」
わわ、と翔樂が慌てるのをケペシュは制す。
せっかく人が感謝を伝えたのにとちょっとばかり眉を八の字に。
「……そう? なんだか照れちゃうな」
でもそれはボクも一緒だよ? と翔樂もにへと笑む。
こうして初詣をして、出店を見て食べて、一緒に過ごして――いや、それよりも前からずっと。
「ボクと出会ってくれてありがと。これからもよろしくね!」
今日一番の笑顔を翔樂はケペシュへ向ける。
ケペシュはふと、口端を笑みのせて。
「仕方ないのでこれからもよろしくしてあげますよ」
この妹分は世話が焼けますからねと、どこか嬉しそうな、楽しそうな響きを乗せて返す――これからも兄貴分として、そして妹分として。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【ハウスキーパー】LV1が発生!
【モブオーラ】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【フィニッシュ】LV1が発生!
不知火・紘希
キョウちゃん(g04509)と!
明けましておめでとうございますっ。
いつものお友だちとも初詣したいけど、やっぱりキョウちゃんとはふたりで初詣に行っておきたいからね。今年初めてのお出かけ、楽しみ。
それにクリスマスはスカイツリーの近くに行ったでしょう。
だから東京タワーは今年の初めましてで行くって決めてたんだ。
やっぱり赤と白を見るとお祝いの感じがして好きだなぁ。
え? あ、うん。初詣がメインだよね。歴史があるお寺だから、ごりやくもとってもありそう。……ドラゴンパフェも気になってるけど……。
まずはお参り。ちゃんと作法にならって背筋を伸ばして手を合わせるよ。
お祈りするのは勝運というよりみんなの無事かな。
隣でしゃんとしてお祈りするキョウちゃんは特にたくさん戦うから。
どうか、怪我が少ない1年になりますように。
最後はドラゴンパフェ。わ、かわいい!お写真を撮ろうとカメラを出したら、ライカさんと明鶴さんを見かけて、パフェよりも嬉しくてごあいさつ。
すっかりパフェはドラゴンじゃなくなってたけど…楽しい初詣だったよ!
大和・恭弥
紘希(g04512)と
明けましておめでとう。
毎年律儀に誘いの伺いをかけてくる弟に、今年こそは俺から何かしてやりたい、と思うものの。笑顔を見ると、今はただ楽しそうであれば先のことはいいか…と思ったり。
紘希は東京タワーが好きだよな。
だけど今日は初詣だから、増上寺の歴史ある景観に目を向けることも大事だぞ。…ああ、勝負運もつけておくに越したことはないからな。
最後の一言はいまは聞かなかったことにして、参拝のため紘希の隣で手を合わせる。願うは、大切な存在の良き1年、そして失われた魂達への安寧。勝運は欲するものでない気がして―自ずとつくはずだ。
出店を見れば紘希のお目当てドラゴンパフェが売り出していて。写真を撮るとカメラを出したまではいいものの、ライカさんと明鶴さんに会ったことでパフェは待ちぼうけだ。
ふとカメラで代わりに撮っておき、焼きそばを大人しく食べていると戻ってきた。俺も、と立ち上がって一礼。『いつもお世話になっています。』
戻った紘希がパフェが溶けたと残念そうで、撮っておいた写真を見せる。
●一年の始まりに
「明けましておめでとうございますっ」
ぺこりと頭を下げて年明けの挨拶をする不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)へ大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)はやわらかに笑み浮かべ、明けましておめでとうと返す。
毎年律儀に誘いの伺いをかけてくる弟に、今年こそは俺から何かしてやりたい、と思うものの――その笑顔を見ると、今はただ楽しそうであれば先のことはいいか……と恭弥は思う。
一年の最初。初詣を一緒に。
紘希にとってはやはり少し特別。もちろん、いつもの友達と初詣もしたいけど――やっぱり、と紘希は恭弥を見上げる。
(「やっぱりキョウちゃんとはふたりで初詣に行っておきたいからね」)
その視線に気づいて、どうした? と瞬く恭弥。紘希はふふと笑み零す。
こうして共に過ごせること、話ができること。何もかもが嬉しいこと。
「今年初めてのお出かけ、楽しみ」
「そうだな」
「それにクリスマスはスカイツリーの近くに行ったでしょう」
だから、と紘希の視線は増上寺の向こうへと向けられる。
「だから東京タワーは今年の初めましてで行くって決めてたんだ」
「紘希は東京タワーが好きだよな」
うんと紘希は頷いて、きらきら輝くその瞳で東京タワーを捉える。高くそびえるそれは、かつて一番高い存在だったタワーだ。
「やっぱり赤と白を見るとお祝いの感じがして好きだなぁ」
「だけど今日は初詣だから、増上寺の歴史ある景観に目を向けることも大事だぞ」
「え? あ、うん。初詣がメインだよね。歴史があるお寺だから、ごりやくもとってもありそう」
こくこくと頷いて――しかし、初詣ももちろん楽しみだが紘希の心をとらえているものがもうひとつ。
「……ドラゴンパフェも気になってるけど……」
「……ああ、勝負運もつけておくに越したことはないからな」
ぽそと呟かれた言葉。
恭弥はそれをいまは聞かなかった事にして、参拝へ。
ちゃんと作法にならって背筋を伸ばし、手を合わせる。
紘希が紡ぐ祈りは――勝運というよりは、みんなの無事だった。
ちらと傍らを見る紘希。隣でしゃんとして祈る恭弥。彼は特に、沢山戦うから――と、瞳伏せる。
どうか、怪我が少ない1年になりますように。
紘希は自分より、周囲にいる皆の事を思って願う。
そして恭弥も、大切な存在の良き一年を、そして失われた魂達への安寧を祈っていた。
勝運が、とは言うがそれは欲するものでない気がして。
自ずとつくはずだと、祈りを終える。
二人、顔をあげるのは同じタイミング。
そして帰る前に周辺の出店も見ていこうかと恭弥が視線巡らせたなら。
「あれか」
「キョウちゃん?」
「紘希、食べに行こう」
恭弥が示した先にはドラゴンパフェ。
いいの? という視線。だがそれは嬉しいときらきら輝いていて恭弥はもちろんと苦笑しつつ頷く。
「わ、かわいい!」
ドラゴンパフェを貰って写真を撮ろうとカメラを出す紘希。
写真をとろうと構えるけれど、その向こうに知った顔みつけて視線はパフェから外れる。
この場所を案内した時先案内人のライカと、明鶴と。何度も顔を合わせている彼女らを見かけたのが嬉しくて、ちょっと言ってくるねと紘希は挨拶をしに。
恭弥はその姿を見つつ、そしてパフェを見て。
「……待ちぼうけだな」
アイスクリームがとけてちょっとだけずれた角のチョコレート。小さく笑って、紘希の代わりに写真を一枚撮っておく。
焼きそばを食べていると紘希が戻ってきて。そのタイミングで恭弥も挨拶をと立ち上がって一礼。
「いつもお世話になっています」
「こっちこそ、いつもありがとな」
「また何かあったらよろしくね~!」
と、二人からも返ってきて。恭弥と紘希は見送って――そして、パフェを見れば。
「溶けちゃった……」
すっかりドラゴンではなくなってしまったパフェ。
ちょっとしょんぼりな姿に恭弥は、撮っておいたと写真を見せる。
「わ! キョウちゃんありがとう!」
それに紘希は嬉しそうに笑って、溶けてもパフェだもんねと食べ始める。
一番上のアイスクリームは溶けたけれどやっぱりパフェは美味しい。
楽しみにしていたパフェ――でもそれだけでなくてやっぱり、と紘希は笑む。楽しい初詣だったと。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】がLV2になった!
【未来予測】LV1が発生!
効果2【凌駕率アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV4になった!
花喰・小鳥
琉叶(g06372)と
「あけましておめでとうございます」
初詣の人混みは予想していたけど、想像より多い気がする
着物を着ている人たちもいるが、琉叶は普段通りだ
私は黒のフード付きジャケットでストリートスタイル
「作法と言っても……お賽銭を入れる、鈴を鳴らす、お参りするだけです」
願い事はなんでもいいと思います
私自身は兄さんの無事と琉叶の記憶が戻るように、と
「干支の辰年から竜、ドラゴンは連想ゲームのような感じがします」
もともとは中国の思想から来ていたと思います
パフェを食べに行こうという誘いにはほっとします
「私たちがそうしたように、願い事、想念が集まりますから」
願望、欲望と言い換えてもいいそれらは綺麗事ばかりじゃない
そうしたものを感じるのは得意ではなかった
場所を移してパフェに舌鼓を打つ
ヨキが残念がりそうだと思ったりする
「早速いいことがありました。パフェがとてもおいしいです」
琉叶、こちらこそよろしくお願いします
ごちそうさまでした
ふと、視線を感じると窓に張り付いたヨキがこっちを見ている
食いしん坊すぎる……
巳継・琉叶
小鳥(g01304)と。
「明けましておめでとう。」
お祭りと似た感じかなと思ったけど、少し雰囲気が違う気がするかな。
華やかな着物を着てる人もいるし。
俺はいつも通りの服装だけれど、小鳥は少しカッコいい感じかな。
「お正月のお詣りは作法も全然分からないから、
分かる範囲で教えてもらえると助かるかな。」
お詣りの方法は小鳥に教えてもらった通りにやってみるね。
願い事は大雑把でも良いのかな?
平和に過ごせますように。と、
小鳥に良いことがありますように、かな。
お詣りが終わったらオススメと聞いたパフェを食べに行こう、
お詣りの方法を教えてもらったからパフェは俺の奢りで。
「干支っていうのがあるのも面白いよね、
辰年だからパフェにドラゴンが乗ってるのも良いし。」
確かにパフェは美味しい。
「願い事が早速叶った感じかな、
もう少し色々良いことがあると良いんだけど。」
「小鳥にはお世話になりそうだし、今年もよろしく。」
っと、小鳥の視線の先にヨキがいた。
ヨキの分も買って持っていかないとかな。
●穏やかな時間を共に
ひとびとがお詣りに向かう。その中で、相手の姿を見つけて落ち合えばまず最初にするのはやはりこれになる。
「あけましておめでとうございます」
「明けましておめでとう」
花喰・小鳥(空虚のナハティガル・g01304)と巳継・琉叶(幻鏡・g06372)は、互いに顔を合わせて新年のあいさつを。
立ち話もなんだしと、二人の足は自然と人の流れに乗る。向かう先は増上寺だ。
「初詣の人混みは予想していたけど、想像より多い気がする」
「お祭りと似た感じかなと思ったけど、少し雰囲気が違う気がするかな」
華やかな着物を着てる人もいるし、と琉叶は紡いで――小鳥は少しカッコいい感じかなと笑む。
小鳥は、黒のフード付きジャケットでストリートスタイル。琉叶は、普段通りの装い。
着物で赴いてもよかったかな、となんとなくこのひとびとの気配に思えてくる。
来年覚えてたらそうしようなんて話しながら、ふたりは進んで先にお参りをしているひとびとの姿を見つめる。
「お正月のお詣りは作法も全然分からないから、分かる範囲で教えてもらえると助かるかな」
「作法と言っても……お賽銭を入れる、鈴を鳴らす、お参りするだけです」
先にお参りをしている人たちを見て、そして小鳥の言葉を受けて琉叶はできそうだと頷く。
お詣りの方法は小鳥に教えてもらった通りにやってみるねと紡いで、そしてもうひとつと尋ねる。
願い事といっても、何を願えばいいのか。ふんわりしていて琉叶にはこれといった、はっきりしたものが思い浮かばないのだ。
「願い事は大雑把でも良いのかな?」
「願い事はなんでもいいと思います」
小鳥はが願うのは――兄の無事と琉叶の記憶が戻るように、と。
瞳伏せて祈る姿を真似て、琉叶も願う。
平和に過ごせますように。と、小鳥に良いことがありますように、かな――と祈り顔をあげた。
お詣りが終わったなら――オススメと聞いたパフェを食べに行こうと琉叶は誘う。
「お詣りの方法を教えてもらったからパフェは俺の奢りで」
その誘いを断る理由なんてなく。ほっとして小鳥は頷く。
ドラゴンパフェ――チョコレートの角つけたドラゴンがじっと小鳥を見つめてくる。
「干支っていうのがあるのも面白いよね、辰年だからパフェにドラゴンが乗ってるのも良いし」
「干支の辰年から竜、ドラゴンは連想ゲームのような感じがします」
もともとは中国の思想から来ていたと思いますと小鳥は紡ぎながら、一口。
「私たちがそうしたように、願い事、想念が集まりますから」
願望、欲望と言い換えてもいいそれらは綺麗事ばかりじゃないことを小鳥は知っている。
そしてそうしたものを感じるのは、小鳥は得意ではなかった。
わずかばかり気持ちが陰る。けれどパフェを一口食べれば表情の陰りは払われる。
小鳥は琉叶をちらと見て。
「早速いいことがありました。パフェがとてもおいしいです」
「願い事が早速叶った感じかな、もう少し色々良いことがあると良いんだけど」
琉叶も確かにパフェは美味しいと一つ頷く。そしてヨキが残念がりそうだと思ったりする。
そしてパフェを食べ終わったら改めて、小鳥は琉叶へと向き直る。
「小鳥にはお世話になりそうだし、今年もよろしく」
「琉叶、こちらこそよろしくお願いします」
ごちそうさまでした、と小鳥は告げる。と――視線を感じてそちらと見れば。
じーーーー、と聞こえてきそうなほどに熱い視線。
ヨキがめちゃくちゃ、見つめてきていた。それに琉叶も気付いて。
「食いしん坊すぎる……」
「ヨキの分も買って持っていかないとかな」
苦笑交じりに告げる琉叶。小鳥は、琉叶は優しいですと紡ぐ。そうかなと笑み、もう一度買いにいかなきゃねと笑う琉叶。
こんな時間は穏やかで、いつまでだって続いてくれたらいいと思いながら。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【モブオーラ】がLV2になった!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV5になった!
【命中アップ】がLV2になった!
四葩・ショウ
萱さん(g01730)と
あけましておめでとうございます!
年末年始はゆっくり過ごせました?
新しい年ってふしぎですね
きんと冴えた空気が心地よくて
清々しいきもちに、なるようで
かろやかに
真新しい焦茶の革靴(冒険靴)で歩み始める一歩
萱さんの手元にも革手袋をみつけたから
嬉しさもはずむみたいだ
今日はいつもの家内安全じゃ、なくて
真摯に祈るのは戦勝祈願
『パラドクストレインで出発した皆が
無事にこの島へ、かえれますように』
それから、
『萱さんの一年の歩みが
どうか穏やかなものでありますように』
ブブー、不正解ですっ
今年は――と願いをふたつ、明かして
萱さん、お屠蘇も頂けるみたいですよ?
わたしは勿論甘酒を
合流して、驚いたけど心遣いが嬉しい
お守りを受け取れば
こわいものなしです、とわらって
……わたし達はドラゴンから
新宿島を護りきりました、だから
真剣に挑むのは『キュートな顔の』ドラゴンパフェ
攻略にはちょっとだけ
こころの準備がいりますから
スプーンのフェイントをしゅしゅしゅ
お守りに援軍に
これは負ける気がしないですねと笑顔咲かせて
標葉・萱
四葩さん/g00878と
定型の挨拶にお辞儀添えて
お陰様で。ですが、
四葩さんは賑やかに過ごしていそう
靴音に目細め、白い息吐き
今年の一度目、新しい革手袋に外套で
昨日と同じように迎えた朝の筈なのに
何か新しいことだって始められそうな
そんな心地がしますね
きっとこんな日にこそ相応しいから
真摯な祈りが届くように、と
――勝って、帰る場所があるように
力になれぬ分は神頼みと手を打って
真剣な面差しの彼女を窺いつつ
今年も家内安全?
いつかも聞いたなとは冗談粧かしつ
……ひとつと、もうひとつは、
かみさまに願わずともと
照れ隠しめいた視線伏せ
取って返しお願い追加するわけにもいかず
はてと思案して言葉に屋台見回して
お言葉に甘えて一杯携えお守り一つ
私がいけない場所へも軽やかにかけ行く貴女へ
あらずとも代わりに守ってくれるように
たとえば今の杯上の戦いだとかにも。
可愛らしい宿敵相手にきりりと挑むのを見遣りつつ
援軍として温かなお茶の注文を並べて
他愛のない所作に笑ってしまうものだから、
きっと、佳い始まりになったでしょう
●穏やかなはじまり
「あけましておめでとうございます!」
年末年始はゆっくり過ごせました? と四葩・ショウ(After the Rain・g00878)は標葉・萱(儘言・g01730)へと笑いかける。
萱はあけましておめでとうございますにお辞儀添えて。
「お陰様で。ですが、四葩さんは賑やかに過ごしていそう」
ショウはふふと笑って楽し気にステップ刻む。
「新しい年ってふしぎですね」
きんと冴えた空気が心地よくて――清々しいきもちに、なるようで。
ショウはかろやかに、真新しい焦茶の革靴で歩み始める一歩。
その靴音に瞳細め、萱は白い息を吐く。
今年の一度目、萱は新しい皮手袋に外套で。それに気づいたショウは、嬉しさもはずむみたい。その指先は今。凍えてはいないから。
「昨日と同じように迎えた朝の筈なのに」
そう思うのはこの靴音も一緒だからだろうか。
「何か新しいことだって始められそうな、そんな心地がしますね」
頷いてショウはいきましょうと境内へ。
ひとびとの流れは穏やかで、ショウと萱の歩みもそれに合わせて緩やかだ。
きっとこんな日にこそ相応しいからと萱とショウは鰐口を慣らす。
真摯な祈りが届くように、と萱は手を合わせる。
「――勝って、帰る場所があるように」
小さく零れる言葉。力になれぬ分は神頼みというところ。
そしてショウも願う。その真剣な面差しを窺いつつ萱はショウへ尋ねる。
「今年も家内安全?」
そう紡いでから、いつかも聞いたなと冗談粧かしつ。するとショウは萱へと顔向けて。
「ブブー、不正解ですっ」
指先クロスさせて×作って。けれど、今年は――とショウは願いを明かす。
「今日はいつもの家内安全じゃ、なくて」
パラドクストレインで出発した皆が無事にこの島へ、かえれますように――それから、もうひとつ。
「萱さんの一年の歩みが、どうか穏やかなものでありますように」
笑みと共に向けられた言葉。萱は照れ隠しめいた視線を伏せる。
ひとつは、確かに願うべきところでもあるのだろう。でももうひとつは――かみさまに願わずとも、と思うのだ。
取って返しお願い追加するわけにもいかず、はてと思案する萱。すると、ショウからの声。
「萱さん、お屠蘇も頂けるみたいですよ?」
その言葉に屋台見回して、いただきましょうかと紡ぐ。
ショウは甘酒を。萱も一杯携え、そして御守り一つをその手に。
その御守りを、はいとショウの手に置く。
私がいけない場所へも軽やかにかけ行く貴女へ――共にあらずとも代わりに守ってくれるように。
それを貰ってショウは驚いてぱちりと瞬いて、そしてふわりと笑む。
「こわいものなしです」
きゅっと大切に御守りを握ってショウの笑みは花咲くよう。
そして、また彼女は違う表情を見せる。
その御守りはショウを守るもの――そう、たとえば杯上の戦いだとかにもと萱は小さく笑み零す。
きりりと表情は引き締めて向かいあうショウ。その真面目な表情が向けられているのは可愛い宿敵相手。
「……わたし達はドラゴンから新宿島を護りきりました、だから」
それは己の何倍もあるような巨大な存在などではなく――ただただ『キュートな顔の』ドラゴンパフェ。
どこかのほほんとした表情をしているけれど、ある意味強敵なのだ。
攻略にはちょっとだけ、心の準備が必要だ。
スプーンのフェイントをしゅしゅしゅとかけるショウ。でもまだ、最初のひとすくいにはたどり着かない。
そんな様子に援軍と温かなお茶を並べながら、萱は笑い零す。長い戦いになれば、溶けてしまいますよと助言もひとつ
。
「本当に強敵……でも、お守りに援軍にこれは負ける気がしないですね」
そう言って笑顔咲かせるショウ。ええと萱は頷く。
この時間――きっと、佳い始まりになったでしょうと穏やかに紡いで。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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