リプレイ
露木・ささら
単純に敵を倒せばいい。
うん、こーゆーのでいいのです。
お仕事の始まりはこれくらいシンプルな方がいい。
まずは目の前の敵を狩ることから始めよう。
僕はあまり得意じゃないけど【飛翔】が有効そうなのです。
まぁ、飛べる相手に地上からでは辛いものがあるからね。
工夫次第でどーにかなる。
それでも同じ土俵に立つ方が戦いやすいのです。
とゆーことでボクも空中戦闘を始めるですよ。
狩技<血宿遺志>
ノコギリ鉈をぶん投げて敵を斬り裂くっぽい!
まぁ、簡単には当たってくれないだろうね。
なので<血装銃>や<鉄血鬼甲>でパリィやガード。
動きを止めたところでノコギリ鉈が背後から襲い掛かる。
そんな感じでいくっぽい。
比良賀・千歳
あれがこの神殿の警備兵ですか。
退くつもりは……なさそうですね。ならば、押し通らせていただきます。
敵にのみ遠隔攻撃の手段がある以上、まずは近づかなければなりません。
一呼吸の間で「精神集中」し、飛来する剣群を「ダッシュ」で潜り抜けます。
避けられないものがあるなら、命中の直前に剣の側面を軽く叩いて軌道を逸らします。
敵を拳の間合いに敵を捉えた後は【魔勁】による打撃を狙います。
武器たる剣の殆どを射出した直後であれば、隙も見つけやすいはずです。
肉体の外ではなく、内部をこそ破壊する『孤影流』の秘技。受けていただきましょう。
【アドリブ・協力歓迎】
「お前達。ここはハルファス様のカテドラルである、許可なき立ち入りは許されない」
「あなた方が、この神殿の警備兵ですか」
ディアボロスの接近に対し、剣翼を展開しながら警告をしてくるソードメイデン。だが比良賀・千歳(孤影流・g04876)はその警告を無視し、駆け寄っていく。
「大人しく通しては……くれなさそうですね。ならば、押し通らせていただきます」
「迎撃を開始する」
それに対してメイデンは、右の翼を分離させ、こちらへ放って来た。真っ直ぐに降り注ぐ剣の雨……小さく息を吸い精神を研ぎ澄ませると、その切っ先を見据える千歳。
「……はっ」
「!?」
自分に当たる切っ先だけを、最小限の動きで回避する。顔の横を通過しても心揺らす事なく、相手の目前まで踏み込んで。
「まだです、ならば……」
そこでメイデンは、左の翼も放ってくる。至近となれば全ては避けきれず、そのうちの一本が目の前に迫り……それを見据え、千歳は左拳を振りかぶった。
「弾き、徹す――」
「っ!? が、はっ!?」
そして繰り出す裏拳が剣の腹を弾き、軌道を逸らして外させる。それと同時に繰り出した右の掌が、メイデンの鳩尾を叩いた。一見してその打撃は軽く、だがメイデンは身体を折り曲げ、悶絶の呻きを漏らす。
「肉体の外ではなく、内部をこそ破壊する『孤影流』の秘技……いかがですか?」
「っ、がっ……!」
答えの代わりにバイザー越しに千歳を睨み――苦しさのあまり声も発せない、とも言うが――腹部を抑えながら後ろに下がるメイデン。分離した剣翼を己の元に引き戻し、空を飛ぶ事で間合いを取ろうとする。
――そこに飛来する、回転する刃。
「……っ!?」
「飛べる相手には、地上からでは辛い。ならば僕も飛ぶのが定石ですよ!」
それは回避されてしまうが、投じた露木・ささら(流血の狩人・g02257)はすでに【飛翔】している。投げた刃――獲物であるノコギリ鉈を追って、空中のメイデンへと真っ直ぐに突き進んでいく。
「……!」
「おっと……っ!」
それに対してメイデンは、二刀を振り上げこちらを迎え撃ってきた。咄嗟に、硬化させた腕で受け止めるが、十文字の交差点が叩き付けられれば、空中で大きく弾かれる。
「むむ、空中戦ではあちらに分があるっぽい。流石に簡単にはいかないのです」
「……!!」
離れたささらを、さらに追撃してくるメイデン。剣の間合いに入られる前に、咄嗟に血を弾丸のように放って迎え撃つ。
しかしそれらは易々と剣によって弾かれ、時間稼ぎにしかならない。再びの斬撃が、今度はこちらの腕の防御ごと、斬り落とそうと迫って来て――。
「はい、そこなのです」
「っ、がっ
……!?」
そんなメイデンの背中に突き刺さる、ノコギリ鉈。先程投げたそれが弧を描いて、メイデンの背中へと着弾した。剣翼の合間に突き刺されば、先程の勁でかき乱された内臓に対する追撃となり、地面へと墜落していくメイデン。
「うん、こーゆーのでいいのです。お仕事の始まりはこれくらいシンプルな方がいい」
「そうですね、分かりやすいのはやりやすい。この調子でいきましょう」
単純な戦いは彼の好みとする所……その背から獲物を取り戻すと、笑みを浮かべるささら。千歳もその発言に同意すると、次の相手へと向かっていく。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
藤堂・晶
妖狐のワールドハッカー
15歳
口調は「女性的(私、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」
敵には「女性的(私、アンタ、言い捨て)」
オタクでマイペースで面倒臭がり
サブカルに影響を受けた言動をすることも
出来れば1日20時間寝ていたい
働きたくはないが、オタク文化消滅は避けたいから戦う
リストバンド型PCを駆使して、現実空間をハッキング
物理現象や自分の身体能力を改変して戦う
さっさと帰って趣味(サブカル)の時間を確保したいので
他の復讐者との協力したり、残留効果(効果1含む)も利用したりと環境を整えた上で、敵の数や強さに合わせて最大効率を狙う
ネメシス形態は、20代くらいの容姿に変化し、赤丸数に応じて尻尾が増える
赤薙・夜明
ソードメイデンと戦うのは一度ではありませんが。
飛ぶ上。長い得物があって。的確に急所も狙う。
何も有利に振舞える要素無いですね……やはり少し苦手です。
しかし剣舞であれば舞の動きはパターンがあります。
避けて逃げ続ければチャンスはあるでしょう。
【勇気】でソードメイデンを【誘惑】誘い受けて、注意を引き付け【攪乱】
此方を切り裂けそうなギリギリで纏めて【花葬転生】で撃ち抜き、光の触れた場所を百合の花に変換します。
「ソードメイデンと戦うのは、これが初めてではありませんが……」
二刀による剣舞を、なんとか避けて、受けてと凌ぎ続ける赤薙・夜明(白蛇の手の後裔・g00805)。
「斬り捨てる……!」
「……やはり、少し苦手ですっ」
身体を傾けてかわし、手甲の上で刃を滑らせと身を守るが、その剣舞は間断なく降り注ぐ。相手が低空を飛んでいる事もあり、斬撃は斜め上から……それがまた、攻撃を防ぎにくくさせており。
「っ!!」
かといって上の二刀を警戒しすぎれば、下から刃の脚による斬撃が迫る。大きく身体を仰け反らせて回避するも、掠めて髪が数本千切れ飛んだ。思わず口から息が漏れる。
(苛烈な攻撃、しかし剣舞であれば……)
防戦一方を強いられながら、しかしその目でしっかりと相手を見据え続ける夜明。避ける度、守る度に心の中でリズムを取る。とんとん、とんとん、とんとん、とん――。
「――今」
「っ!?」
そしてそのリズムを掴み――首筋を斬り裂かれる紙一重で、天から光を降り注がせた。眩い閃光をその身に受けた大天使の身体に、百合の花が咲く。いや、むしろその身体が、百合の花に変じていく。
「あなたの攻撃は実に正確です。正確なだけに、読みやすい」
「……くっ!」
腕の一部も花に変わった事で、斬撃の狙いが逸れ、刀を取り落とすメイデン。一旦光から逃れようと、大きく後退し……その後を追って、赤い羽根持つ鳳凰が飛ぶ。
「あー、面倒くさ。さっさと帰って、溜まってるアニメ見なきゃ……」
その鳳凰を見上げながら、極めてやる気なさそうに戦場を見上げる藤堂・晶(自堕落狐・g00909)。だがやる気がないなりに、リストバンドを操作して。
「だから面倒くさい事は、早めに済ませるべきよね」
そのリストバンドに仕込まれているのは、小型の高性能PCだ。彼女に腕にかかれば、それだけで世界を思うがままに書き換えられる。
鳳凰もまた、彼女がプログラムから呼び出した物だ。メイデンを追い越してさらなる高空へと舞い上がる。
「大天使と鳳凰……どっちが伝説の存在に相応しいか、確かめてみる?」
「……っ!」
羽ばたきと共に降り注ぐ、鳳凰の赤い羽根。それがメイデンの頭上から降り注ぎ、その身体に突き刺さっていく。
まるでその羽根は雨の如く……鮮血の色で、メイデンの身体を彩って。
「処断する」
「おっと……?」
だが、その鳳凰が晶の手によるものだと気づいた相手は、剣翼をはためかせ、一気に彼女へと迫って来る。その刃脚を突き出し、真っ直ぐにこちらの心臓を貫こうとして来て……。
「ふぁぁぁ……ねむ」
「っ
……!?」
そんな刃を前にしても、緊張感なく大欠伸をしてみせる晶。すでにプログラムは終わっている。ひと仕事終えたとばかり、グッと背伸びをして――そんな彼女の目の前で、天使は光に自ら突っ込み、全身を百合の花に変えて散っていった。
「うん、やっぱ人に任せられるなら、そっちの方が楽」
「楽をするために、随分努力をしていたようですけど」
誘き寄せた天使を花葬の光で迎え撃った夜明が、晶の発言に首を傾げる。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV2になった!
【植物活性】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV3になった!
陣・頼人
「信じる心」は明日を生きる希望へと繋がる。
それはこの時代においては大切なもの。
でも、それをお前達の野望のために使わせる訳にはいかない!
まずは邪魔者の相手からだね。
予め【早業】と【罠使い】で自分の周囲に細い鋼線のトラップを張り巡らせておき、その上でわざと敵の前に姿を現して挑発する。
「お疲れ様。紛い物の神様のお守りなんて大変だね」
奴らが迎撃に来たところで鋼線に翼が絡まって動きが止まった瞬間を見計い、アームドフォートの【砲撃】による【屠竜撃】を浴びせて奴らを撃破する。
「お勤めご苦労様。でも、ここは通してもらうよ!」
レオンハルト・アストレイア
アドリブ連携歓迎
こういうことは大天使の方がやりそうだと思うんっすけどねえ。
畏怖も信仰も、そう大きくは変わらないものなんっすかね。
そういうものを「紙一重」っていうんでしたっけ?
まずは入り口の大天使を片付けるところからっすね。
最初に【誘導弾】を使って敵に【不意打ち】を仕掛け、間合いを詰めてパラドクスの一撃をお見舞いします。
(パラドクス使用時は、瞳の色が禍々しい赤色に変わります)
相手の攻撃は【誘導弾】で飛んできた剣を撃ち落とすか、無銘で受け流してなるべくダメージを受けないようにします。
狙えるなら、相手の攻撃に対して反撃を試みます。
「お疲れ様。紛い物の神様のお守りなんて大変だね」
「我らは、役目を果たすのみ。そも、ハルファス様は神ではありませんが」
陣・頼人(武装騎士ヴィクトレオン・g00838)の挑発に、淡々とした声で答えるメイデン。
「しかし、その侮辱は許されません。排除します」
そして剣翼をはためかせ、一気に間合いを詰めてくる。二刀を振り上げ光を放ち、斬り下ろしの斬撃で頼人を狙い。
「……む」
そうして接近して来た相手に、頼人の張り巡らせたワイヤートラップが絡みつく。竜狩りの業に僅かに声を漏らすが、すぐに剣翼でワイヤーを引き裂いていくメイデン。
「無駄です、このような……んっ!」
そしてそのまま斬撃を再開しようとした、その寸前、横合いから飛来する銃弾。メイデンは不意打ちにも即座に反応し、剣で払いのけるが――それにより、攻撃が一旦止まって。
「今だっ!」
「――がっ!!」
そちらへの対応で完全に動きが止まったメイデンの腹に、頼人の背負ったキャノン砲が叩き込まれた。爆発に押されるように呻き、大きく後退するメイデン。
「ぐ……まだいましたか」
「ええ、んじゃ片付けさせてもらうっすよ!」
先程の弾丸を撃ったのは、レオンハルト・アストレイア(過去を望む悪魔モドキ・g03365)。物陰に潜んでいた彼は、射撃と同時に飛び出し、すでにメイデンへと迫っている。
「片付けられるつもりはありません」
「そっちにつもりはなくても、こっちは有るんでね!」
メイデンは翼を分離し、無数の剣を放って迎え撃ってくる。レオンハルトは妖刀を前面に構える事で、身を守り――のみならず、その瞳が禍々しい赤に変色する。
「我ガ敵ニ死ヲ! 憎キ簒奪者ニ死ヲ!」
その身を支配するのは怨嗟。銘奪われし刀の呪詛を、敢えてその身に取り込んでいく。嘆きが、怒りが、恨みが、レオンハルトの身体を突き動かし、迫る剣を弾き飛ばした。
仮に多少傷ついた所で、彼はもう止まらない。痛みを上回る憎しみに身を委ね、ただ真っ直ぐに突き進む。ギラつくように輝く赤の瞳で相手を見据えれば、メイデンは少し気圧されたように下がり――。
「今度ハ、我ガ、奪ウ番ダ!」
「ぎっ……ぃっ!?」
その隙を突き、先程の砲撃で出来た傷口を、押し広げるように刃を突き立てる。身体の芯を深く抉られ、何度か痙攣した後に動かなくなるメイデン。
「何故逆らう。ハルファス様に従いなさい」
「確かに『信じる心』は、明日を生きる希望へと繋がる……それはこの時代においては大切なものだ」
そこへ新たに飛来したメイデンを、頼人は真っ直ぐに見上げて言い放つ。何かを崇拝する人々を、否定はしない、だが。
「それを、お前達の野望のために使わせる訳にはいかない!」
「……つーかそういうのは、大天使の方がやりそうだと思うんっすけどねえ」
瞳の色を戻したレオンハルトも、やれやれと肩を竦める。だがそもそもを言うなら、ハルファスに従う目の前の相手が大天使な訳で。
「畏怖も信仰も、そう大きくは変わらないものなんっすかね。そういうものを『紙一重』っていうんでしたっけ?」
「我らには関係のない事。その感情を捧げなさい」
本質的に言えば、彼らは同じ歴史侵略者(クロノヴェーダ)。なるほど、確かに変わりはなく。
「それは……断ル!」
「人々の思いを、奪わせはしない!」
その侵略者から人々を守るべく、2人は新たなメイデンに立ち向かっていく。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【避難勧告】LV1が発生!
【腐食】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
そうして、警護のメイデンを撃破したディアボロス達。すぐさま、カテドラルへと突入する。
「な、なんだ、なんだ!?」
「何者だ、お前達!」
突然の闖入者にざわめく人々。そしてガーゴイルガンナーの、鋭い誰何の声が飛ぶ。そんな中、ガンナーに守られた鳥頭異形の美女――ハルファスは、感情の見えない瞳で、こちらを見下ろして来る。
「邪魔をしに来たか。ディアボロス」
ジェネラル級――トループス級はもちろん、アヴァタール級とも比べ物にならないほどの強さが、こうして対峙するだけで感じられる。見つめられているだけで、空気が鋭く凍てつくようだ。
その首を取れば、港区を人々の手に取り戻す事が出来るだろう……が、もちろん、この場で、この戦力で倒せる相手ではない。そもそもガンナーの警護は強固で、触れる事すら出来ないだろう。
だが幸い、あちらも戦闘に参加する様子はない。ただこちらを吟味するような視線を、じっと向けて見下ろしてくる。
このまま、戦う事もできる。だが、戦闘の前に、僅かながら言葉をかわす余裕も有るかもしれない。
もちろん相手は敵だ。情報を引き出すのは容易ではないだろうが――。
藤堂・晶
妖狐のワールドハッカー
15歳
口調は「女性的(私、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」
敵には「女性的(私、アンタ、言い捨て)」
オタクでマイペースで面倒臭がり
サブカルに影響を受けた言動をすることも
出来れば1日20時間寝ていたい
働きたくはないが、オタク文化消滅は避けたいから戦う
リストバンド型PCを駆使して、現実空間をハッキング
物理現象や自分の身体能力を改変して戦う
さっさと帰って趣味(サブカル)の時間を確保したいので
他の復讐者との協力したり、残留効果(効果1含む)も利用したりと環境を整えた上で、敵の数や強さに合わせて最大効率を狙う
ネメシス形態は、20代くらいの容姿に変化し、赤丸数に応じて尻尾が増える
陣・頼人
ガーゴイルの誰何の声にこう答える。
「武装騎士ヴィクトレオン。偽りの救世主の化けの皮を剥ぎに来たよ」
そして【避難勧告】で信者達を戦いに巻き込まない様にしながらアームドフォートの【砲撃】で敵の注意を引き、みんなが避難する時間を稼ぐ。
もちろん、パラドクス以外の攻撃が通用しない事は承知の上。
本命は、高所の壁や天井目がけて撃ち出した【誘導弾】。
【破壊】して落ちてくる大き目の瓦礫を【罠使い】と【念動力】で僕目がけて急降下してくる奴らの「背後」から叩きつけ、その隙を狙って奴らに【ハウリンググランバースト】を叩き込み、同時に【ジャンプ】で降ってくる瓦礫から逃れる。
比良賀・千歳
無事に突破できましたか。
脅威は減りましたが、依然として敵は多勢です。油断せず、確実に攻めていきましょう。
ガーゴイル……飛んでいるのは厄介ですが、攻撃の際は近づいてくるようですね。
でしたら、私はカウンターを狙います。警護対象であるハルファスに近づくように見せかければ、ガーゴイルは反応せざるを得ないはずです。
そうして放ってきたダイブを「ガードアップ」で受け流し、「ダメージアップ」を乗せた【魔勁】を打ち込んで機能停止に追い込みましょう。
もしガーゴイルが乗ってこないか、或いは何体か倒したことで警戒されたならば、「飛翔」「エアライド」でこちらから強襲を仕掛けることも考えておきます。
【アドリブ・協力歓迎】
露木・ささら
敵と語ることなど何もない!
なんてことではないんだけどね。
戦うこと以外知らないので。
うん、何を聞いたらいいかわからなかったのです。
なのでボクはできることをする。
つまり死力を尽くして戦うっぽい!
ささらの狩りは死中に活路を見い出すもの。
怖気づき、退けば死ぬ。
勝利は後ろにはなく、前にしかない。
銃撃に対して踏み込むことで回避。
死を恐れることなく踏み込み至近距離で戦う。
負傷しようとも生きて戦えるなら問題ない
狩りは流血と共にあるのだから。
「何者か――と問うたね。僕は武装騎士ヴィクトレオン。偽りの救世主の化けの皮を剥ぎに来たよ!」
こちらを誰何したガーゴイルに対し、堂々と名乗りを上げる陣・頼人(武装騎士ヴィクトレオン・g00838)。敵の注意を引き付けるべく、アームドフォートによる砲撃を仕掛けていく。
「さあ、今のうちに避難を!」
同時に【避難勧告】のサイレンを鳴り響かせ、信者達に避難を促す……が、彼らの動きは鈍い。残留効果のレベルが低い事に加え、そもそも避難に乗り気ではないようだ。
(やっぱりハルファスを、それだけ信じてるって事か……)
彼らはこの戦闘に、さしたる危険を感じていない。どころかディアボロスに、敵意を向けさえして来る。彼らの盲信を崩さねばと、改めて決意を固める頼人。
「ハルファス様に対し、偽りなどと……無礼者め!」
一方、砲撃を易々と防いだガーゴイル達は上空へと舞い上がリ、牽制の銃撃を返してくる。もちろんパラドクスでなければディアボロスに通用しないが、無視するにもなかなか鬱陶しい。
「ガーゴイル……やはり、飛んでいるのは厄介ですね。ならば……」
それを機敏な動きで回避しながら、慎重にその動きを観察する比良賀・千歳(孤影流・g04876)。そして、機を見ると、一気にハルファスへと接近を仕掛けた。
「ハルファス様に手出しはさせんっ!」
(そうでしょう。警護対象への接近は、無視出来ないでしょうね)
無論、この人数でジェネラル級への手出しは無謀。接近はあくまで素振り、ガーゴイルへの誘いだ。その狙い通りに相手が急降下してくれば、足を止め、相手を真っ直ぐに見据え。
「ふっ――」
「ぬぅっ!?」
そしてその急降下を、横から殴り付ける事で受け流した。流しきれない重い衝撃が腕に伝わるが、鍛えられた体躯を【ガードアップ】で固め、走る痛みに耐える。
「――せいっ!」
「がはっ!?」
そして、逆腕での勁。先程メイデンを打ち砕いたその技は、より頑強なガーゴイルの岩の身体にも、深く浸透する。硬い物が砕ける手応えが伝わればガーゴイルは胸元を抑えながら、再び上空へと逃れた。
「ぐ、ぬぅっ……おのれ、よくも……っ、ええい、鬱陶しいっ!」
痛みもさる事ながら、ハルファスの前の醜態に、屈辱で苛立つガーゴイル。そこへ頼人の砲撃が加われば、ますます苛立ちを露わにして、再びの急降下――。
「叩き潰してくれるっ……むぅっ!?」
その背中へと落下していく、巨大な瓦礫。頼人の砲撃の真の狙いは、カテドラルの天井だ。ハルファスを描いた天井画が砕け、降り注ぐ瓦礫。
慌ててそれを払いのけるガーゴイルだが――もちろんそれは明白な隙。
「今だっ……砕け散れっ!!」
「ぐぉぉぉっっ!?」
銃声が叫び、砲音が吠える。叩き込まれた一斉射撃が、ヒビの入っていたガーゴイルを粉々に粉砕した。
「ぐっ、おのれっ
……!!」
仲間がやられたガーゴイル達は、ディアボロス達に強い殺意を向け、銃弾に呪詛を篭める。なお降り注ぐ瓦礫を落ち着いて避けながら、こちらに攻撃を――。
「ぐぉっ!?」
仕掛けようとしたその瞬間、瓦礫が突然停止し、そして方向転換。一体のガーゴイルめがけて殺到し、その身体を打ち据えていく。
「な、なんだっ、何が……」
「まあ、有る物は有効に使わないとよねー」
困惑するガーゴイルを見上げながらその瓦礫を操作するのは、藤堂・晶(自堕落狐・g00909)だ。PCを通してパラドクスで現実を改竄し、瓦礫を生物のように襲いかからせる。
「こっちで瓦礫とか用意する必要なくて、楽で良いわー」
「何を、おぶっ、ぐっ……ええいっ、貴様っ!?」
これ以上打たれてはたまらないとばかり、強引にその瓦礫を振り払うように飛ぶガーゴイル。そして銃を構え――そこに一気に、跳躍するように【飛翔】して突っ込む露木・ささら(流血の狩人・g02257)。
「ちっ
……!?」
「ボクはできることをする、ですよ!」
当然、相手は銃の引き金を引き、弾丸をばら撒いてくる。雨と降り注ぐそれを見上げ……だがささらが止まる事はない。むしろその雨の中へと、真っ直ぐに。
「怖気づき、退けば死ぬ! 勝利は後ろにはなく、前にしかない!」
「何っ!?」
ノコギリ鉈を構えつつも一直線に突っ込む事で、被弾面積を最小限に抑えながら突き進む。急所に当たらなければ良いとばかり、多少の被弾は意に介さない。
「生きて戦えるならそれで良いっ!」
「え、ええいっ、この……」
狩人と言うよりも狂戦士の如く、ただ進むささら。その気迫に呑まれたガーゴイルは、銃をしまい、爪でこちらを迎え撃とうとする。だが、攻撃手段の変更など、そんな悠長な真似を許さない。さらにぐん、と加速して。
「取ったっぽいっ!」
「ぐあっ!?」
そのままスパン、と、鉈の一閃が、相手の首を斬り飛ばした。落ちていくガーゴイルを見下ろし……少し不満そうに表情を歪めるささら。
「……取ったは取ったけど、岩のやつ相手では返り血が流れないのが困る」
「うわ、痛そう……真似出来ないわー」
己の身を顧みないそのささらの突撃に、軽く身震いする晶。自堕落を自認する彼女としては、もっと最小限の努力で最大限の成果を得たい。
「そう、こんな感じ」
「……ぐあっ!?」
と言う事で別のガーゴイルへ、また瓦礫をぶつけていく。ささらに気を取られた隙を――すなわち、楽出来るチャンスを見逃さない。
「ちゃんと成果は出してるから、これで許して欲しい?」
「くっ、舐めた事を、ごっ!?」
そんな態度に怒りを見せたガーゴイル……の土手っ腹に、穴が開いた。開けたのは千歳……敵陣が乱れた隙を逃さず、空を蹴って敵の背後に回り、勁の衝撃で岩の身体をぶち破ったのだ。
「……別に構わないのではないでしょうか。やり方は人それぞれです」
「死中に活路を見い出すのはささらの狩り。他人に強要はしないのですよ」
ささらもそれに同意し、墜ちていくガーゴイルの身体を蹴って次の相手へと飛びかかる。2人が前線で立ち回り、頼人と晶が遠距離から攻撃を加える事で、次々とガーゴイルを打ち倒していくディアボロス。
「油断せず、確実に攻めていきましょう」
「変な所で手を抜くと、後で余計に苦労するしね。残業とかそういうのはお断りよっ!」
千歳がヒビを入れたガーゴイルを、晶の瓦礫が打ち砕く。そうして砕けた敵の向こう側、こちらをじっと見下ろすハルファス。
「さあ、どうだ。お前を守る者はもういないぞ!」
「ふん……ここで、相手をするつもりはない」
頼人が槍を突き付け、言い放てば……ハルファスは不愉快そうに軽く声を漏らし、その悪魔の翼を広げると、天井に開いた穴から飛び去っていった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【修復加速】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
【エアライド】がLV2になった!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV2が発生!
【ガードアップ】がLV4になった!
【ドレイン】LV1が発生!
「は、ハルファス様
……!?」
「ハルファス様のお力は、我らを守ってくれるのではないのか?」
カテドラルからハルファスが去った事で、大きく動揺を見せる信者達。
「ど、どうなってしまうのだ……」
「いや、まだ、我らにはバベル様が……」
それでもどうやら、完全に悪魔への畏怖を失ってはいない。それを神殿の主たるアヴァタール級に向けようとする。
その畏怖がある限り、悪魔はなお、力を得続けるだろう。
だが、信者達の同様ははっきりしている。上手く呼びかければ、その畏怖を失わせ、悪魔から力を奪う事が出来るだろう。
現在、アヴァタール級の悪魔は奥に引っ込んでいる。彼女が戻ってくる前に、ハルファスの畏怖を貶めてやろう。
レオンハルト・アストレイア
アドリブ連携歓迎
何もせずに逃げていきましたね。
こっちのことは眼中に無いっすかねえ?
それはそれとして、残された信者さんたちをどうにかしましょうか。
誹謗中傷とかキャラじゃないんっすけどねえ……。
とはいえ、必要があるならやりますよ。
目の前で起きた出来事に沿うような形でハルファスを貶めます。
「ここまで侵入者が来ることを許した挙句、誰一人追い払えないなんて、偉大なハルファス様が聞いて呆れますねえ?」
「しかも戦いは部下に任せて、自分は何もしないで逃走っすか?本当に信者を守る気があるんっすかねえ?」
ハルファスは自分たちを守ってくれる存在ではない、畏れ崇めるに値する存在ではないということを示します。
ネリリ・ラヴラン
えっと、バベルさんに意識は向けておくけど、
あまり警戒してる風にはしないで、信者さん達に近寄るね。
皆がハルファスさんの強さを信じてるのは否定しないよ。
でもあの子はどうなのかな、どのくらい強いのか知っているの?
知っているのだったら周りを関係なく攻撃しちゃうのも解るんじゃないかな。それって信者さん達には凄く危ないよね。
知らないなら、目の前で他の悪魔さん達が倒されてるのにあの子も信じきれるのかな?
不安を煽るのは申し訳ないけど、
わたし達なら、少なくても逃げるだけの時間は守るわ。
今は逃げて、それからゆっくり考えても良いよ。
目の前にある危険から守ってあげるって気持ちを信じてくれるかだね。
アドリブは歓迎ね
内方・はじめ
あらやだ……守ってくれる筈のハルファスちゃん
帰っちゃったみたいよ?
これって
あなた達、いいように利用されてただけみたいね
まさか、この期に及んで
「きっと外の敵を討伐するために、出征されたんだ!」
なんて言う、お気楽な人は居ないわよね
現実を見なさい
この場に居もしないモノが、守ってくれる訳ないでしょ
あなた達は、悪魔の陣取りゲームに利用されてるだけ
駒であり、勝敗のやり取りをするためのチップとして……ね
都合が悪くなると、負けが込む前に切り捨てられるのが落ちよ?
悪魔って、案外チョロいのよ
「自分は負ける筈がない」
と、無駄に自信あるから、隙も油断も慢心もある
さて、あなた達は……どっちに乗ってみる?
自分で決めなさい
「あらやだ……守ってくれる筈のハルファスちゃん、帰っちゃったみたいよ?」
そんな信者達に、楽しそうに話しかける内方・はじめ(望郷の反逆者・g00276)。ジェネラル級アークデーモンを捕まえて『ちゃん』呼ばわりだが、もちろん信者達にそれを指摘する余裕などない。
「これって、あなた達、いいように利用されてただけみたいね」
「そ、そんな事は……ない、筈だ……」
その言葉に、信者たちの動揺はさらに広がる。だが、ハルファスを強く盲信していただけあって、すぐに目が覚める、とはいかないようだ。
「そうだ、きっと何か訳が」
「まさか、この期に及んで『きっと外の敵を討伐するために、出征されたんだ!』なんて言う、お気楽な人は居ないわよね」
だが、自分を誤魔化そうとするその反論を、はじめは許さない。先回りするような言葉に、息を呑む信者。
「そもそも、ここまで侵入者が来ることを許した挙句、誰一人追い払えない時点で……」
レオンハルト・アストレイア(過去を望む悪魔モドキ・g03365)も、精一杯に嘲りの表情を浮かべて言い放つ。正直罵倒とかはあまり得意ではないのだが、必要があるなら、それをやるのに躊躇いはない。
「偉大なハルファス様、でしたっけ? 聞いて呆れますねえ?」
「ハルファス様を侮辱するな……!」
一部の過激な信者達は、その侮蔑に怒りを見せる……が、そこにもやはり、動揺は隠しきれていない。それを見ればもうひと押しと、言葉を重ねる。
「けど、戦いは部下に任せて、自分は何もしないで逃走っすよ? 本当に信者を守る気があるんっすかねえ?」
「そ、それは……」
ディアボロスがまだ残っているのに、ハルファスが立ち去ってしまったのは紛れもない事実。それに反論する術を、信者達は持たない。言葉に詰まる姿を見ながら、ちらりと天井の穴を見上げる。
(まあ、何もせずに逃げていったあたり、こっちのことは眼中に無いっすかねえ?)
自分がいなくなれば、こうして信者の間に動揺が広がる――ハルファスはそれを分かっていた筈だ。そしてジェネラル級のなら、この場の少数のディアボロス程度は追い払う事もできた筈。
それでもこの場を立ち去ったのは、どんな考えが有っての事か。
(ま、ここで考えても答えは出ないっすけど)
「現実を見なさい。この場に居もしないモノが、守ってくれる訳ないでしょ」
その思案の間に、はじめが再び声を張り上げる。容赦のない事実と現実を次々と突き付けられ、すっかり信者達は何も言えず黙り込む。
「――これは、一体なんですのっ!?」
すっかり信者達が消沈した所へ、カテドラルの奥から『バベル』が現れた。知らぬ間に事態が急変しており、困惑しているようだ。
その姿を見ると、ネリリ・ラヴラン(クソザコちゃーむ・g04086)が、親しげな態度で信者達に歩み寄る。
「ハルファスさんの強さを信じてるのは否定しないよ。でもあの子はどうなのかな、どのくらい強いのか知っているの?」
「っ、貴様、何を言って……お黙りなさい! あなた方も、そのような戯言を聞く必要はありません!」
指さされたバベルは、怒りの表情を浮かべて会話を止めようとする。だが信者達はもう、彼女の言葉では止まらない。
「し、知らない……ハルファス様の忠実な配下と言う事しか……」
「ふぅん。だったら、目の前で他の悪魔さん達が倒されてるのにあの子も信じきれるのかな?」
ネリリはあくまで、疑問提起のていで信者達に呼びかける。その疑問は信者達の間で、どんどん膨れ上がっていく。
「わたくしはハルファス様に信任されたカテドラルの主! そのような者達などすぐに退けて――」
「ハルファスも、あいつも、あんた達を守ってくれはしない……畏れ崇めるに値する存在ではないっすよ!」
必死に声を張り上げるバベルだが、その言葉をかき消すようにレオンハルトが叫ぶ。こちらを憎々しげに睨むバベルの視線にも、動じる事はなく。
「わたし達なら、少なくても逃げるだけの時間は守るわ。今は逃げて、それからゆっくり考えても良いよ?」
「逃げるなど許しません! ハルファス様を崇めなさい、それこそがあなた達が救われる唯一の術なのです!」
信者にそう命じるバベル。だがはじめから見れば、その言葉は論外だ。アークデーモンの傲慢を咎めるべく、笑みを浮かべて。
「あなた達は、悪魔の陣取りゲームに利用されてるだけよ。駒であり、勝敗のやり取りをするためのチップとして……ね」
「そのような事はありません……! だから、この場に留まりなさい……!」
いくらバベルが否定しようとも、いや、否定すればするほど、それははじめの言葉を証明する事になる。信者達の動揺と不信は最高潮に達し――。
「さて、あなた達は……どっちに乗ってみる? 自分で決めなさい」
「……う、うわあああ!!」
そしてその一言がダメ押しになり、信者は――いや、もう信者ではない人々は、一斉にカテドラルからの逃亡を図る。それをみてはじめはくすくすと笑い、バベルに向き直って。
「悪魔って、案外チョロいのよ『自分は負ける筈がない』と、無駄に自信あるから、隙も油断も慢心もある」
嘲られたバベルは、屈辱と怒りに唇を噛み締める。強い敵意をディアボロスに向け、その鉤爪を振り上げて。
「ええ、わたくしは負けませんわ……貴様達を葬り去り、力によって全てを元に戻すまで!」
「そうはいかないっ! 約束通り、わたし達がみんなを守ってみせるよ!」
そんなバベルに対し、逃げる人々を庇うように堂々と指を突きつけるネリリ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水源】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
【飛翔】がLV3になった!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV4になった!
「ふんっ、わたくしの力を見せつけてやりますわ……あなた方の選択と反抗がどれほど愚かであったか、思い知りなさい!」
もはや、カテドラルが人々から収奪していた、畏怖の力は失われた。だが、あくまで、上乗せされた力がなくなっただけ。
この相手――鉤爪の悪魔『バベル』がアヴァタール級の強力なアークデーモンである事は間違いない。
ここで敗北すれば、これまでの努力はすべて無に帰す。人々を守り、ハルファスの権威に傷を残すため、最後の戦いに勝利するのだ!
藤堂・晶
妖狐のワールドハッカー
15歳
口調は「女性的(私、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」
敵には「女性的(私、アンタ、言い捨て)」
オタクでマイペースで面倒臭がり
サブカルに影響を受けた言動をすることも
出来れば1日20時間寝ていたい
働きたくはないが、オタク文化消滅は避けたいから戦う
リストバンド型PCを駆使して、現実空間をハッキング
物理現象や自分の身体能力を改変して戦う
さっさと帰って趣味(サブカル)の時間を確保したいので
他の復讐者との協力したり、残留効果(効果1含む)も利用したりと環境を整えた上で、敵の数や強さに合わせて最大効率を狙う
ネメシス形態は、20代くらいの容姿に変化し、赤丸数に応じて尻尾が増える
レオンハルト・アストレイア
アドリブ連携歓迎
(対峙した瞬間激しい頭痛に襲われ、同時に相手が自分から何かを奪った宿敵だと悟る)
聞きたいことは山ほどありますけど、“あんた”に聞いても無駄そうっすね。
だから、大人しく倒されてくれませんかねえ?
本命の一撃(パラドクス)を隠す目的で、無銘を構えて接近戦を仕掛けます。
相手が飛びあがったらこちらも【飛翔】で追いかけ、攻撃は無銘の【斬撃】か翼から放つ【誘導弾】で相殺、最悪【ガードアップ】で防御します。
至近距離まで近づいたら、隙をついて無銘の攻撃を【フェイント】に、残留効果の乗ったパラドクスで本命の一撃を繰り出します。
自分の鉤爪に引き裂かれる感触はどうっすか?
陣・頼人
「認めなよ。お前の負けを」
だからといって許すつもりはないけどね。
鉤爪の攻撃を【飛翔】で躱しながら【砲撃】を浴びせて注意を惹いて、その間に【トラップ生成】と【罠使い】で周囲に鋼線のワイヤートラップを張り巡らせる。
準備が整ったら【念動力】でトラップを発動させて奴の翼を絡め取って動きを封じ、生じた隙を突いてそのまま【突撃】して【インベイデッド・ユア・テリトリー】の一撃を繰り出す。
「言ったはずだよ。『お前の負け』だって」
比良賀・千歳
変幻自在の鉤爪に、それを的確に扱う技術。
いずれも脅威ですが、根本に肉体の動作がある以上は付け込む余地があります。
まずは「エアライド」を交えた【幽歩】で敵の死角に潜り込み、肉体に接触できる状況を維持します。
敵が何らかの攻撃を放とうとしたなら『孤影流』で干渉し、合気を含む技術で力の流れを狂わせます。
そうして攻撃を逸らし、或いは隙を作って、少しずつこちらの有利に傾けていきましょう。
無論ダメージは期待できませんが、いまはこちらが多勢です。
隙さえ作れたのなら、他の誰かが致命打を与えてくれると信じています。
【アドリブ・協力歓迎】
露木・ささら
死に対する恐れはない。
でもダメージが酷いとダメ。
意思の力だけでは戦えないのです。
なのでちょっと休息をとらせてもらったですよ。
うん、これは必要な休息。
決して畏れ~が面倒だったとかではないのです。
ないのですよ?
とゆーことで元気いっぱいに全力で突撃するっぽい!
ラストバトルなので後のことを考える必要はない。
これまで以上に攻撃に対して踏み込んでいくですよ。
狩技<天彗凶星>
天彗脚で縦横無尽に動き回り背後を狙うのです。
イケそうな気がしたら攻撃に対しても突っ込む!
敵が空中にいても何とかなるですよ?
うん、【飛翔】【エアライド】があるからね。
短時間なら空中も地上と変わらない…かも。
たぶんイケるイケる!
内方・はじめ
あらあら……ハルファスちゃんと元信者のみなさんに袖にされたからって、私達に八つ当たりするのは筋違いじゃない?
あなたに……魅力がなかっただけだもの
【飛翔】して空中戦、撹乱で敵を振り回し、隙を見て報復の魔弾を敵に叩き込む
攻撃の際は砲撃、弾幕、誘導弾、一撃離脱等を活かし確実に当てるように
敵の攻撃を避けたら、逃げる一般人やピンチの仲間に当たりそうなら……敢えて避けず、一気に距離を詰めて
至近距離から敵に確実に当てに行くわ
コートを台無しにした……お仕置きよ
さすがに、下に着てるキャットスーツまでやられたら焦るけど……イヤーンなんて言ってる暇ないわ
さあ、惨劇の犠牲者達の無念、恐怖、怨嗟をその身で味わいなさい
「っ
……!!」
バベルと視線を合わせた瞬間、激しい頭痛に襲われるレオンハルト・アストレイア(過去を望む悪魔モドキ・g03365)。朧気に抱いていた喪失感が、はっきりとした形で胸に突き刺さった。
目の前の相手は、自分から何かを――何か大事なモノを奪った相手。
「……聞きたいことは山ほどありますけど、『あんた』に聞いても無駄そうっすね」
「あら、何ですの?」
いや、相手はアヴァタール――分身でしかない。相手もこちらに心当たりは無いようだ。ならば、と気持ちを切り替え、目の前の敵を倒す事に集中する。
「だったら、大人しく倒されてくれませんかねえ!」
「何を、勝手な事を……!」
その物言いに不快感を露わに、翼を広げて飛び上がるバベル。すぐさまレオンハルトも【飛翔】して追撃し、そしてそれを迎え撃つのはバベルの魔弾。
「ほらほら、貴様如きがわたくしに近づけるとでもっ!」
「ちっ、無茶苦茶するっすねっ……!」
雨の如く降り注ぐそれを、妖刀で弾いて身を守る。目の前の相手への怒りが呪詛となり、次々と斬り捨てる……が、相手は周囲の被害も頓着しない。壁が、床が砕け、人々が悲鳴を上げる。
「うわぁ……ヤバい感じかしらこれ」
そんな有様に、思わずこぼす藤堂・晶(自堕落狐・g00909)。もちろんバベルの優先目標はディアボロスであり、それゆえに直接の被害は出ていないが……もし出ても構わない、と言わんばかりだ。
「そういう寝覚め悪いのは、勘弁して欲しいわよね……」
まあ幸いというべきか、操る物には事欠かない。先程同様に落下して来る瓦礫をハッキングし、特製のプログラムをインストールする。すると、時が逆しまになったかのように、重力に逆らって浮上していく瓦礫たち。
「って事で、今日最後のひと仕事、いきますか!」
「っ、ぐぅっ!?」
そのまま、バベルへと一直線。多くは魔弾と相殺し合いながらも、無事であったものが激突していく。
「そっちが神の御使いを騙るなら、こっちは八百万の付喪神様って事でどうかしら! まあこっちも騙ってるけどね?」
「何を言って……くぅぅっ!?」
かつては平安の巫女であった晶だが、別に神の力を借りている訳ではない。彼女が振るうのはあくまで、その名を借りただけのワールドハッカーの技術だ。
だがまあ、クロノヴェーダ相手にはお互い様だろう。執拗に瓦礫をぶつけ、体勢を崩させて。
「ええい、鬱陶し……はっ!?」
「隙ありっすよっ!」
その瓦礫に紛れ、懐へと入り込むレオンハルト。呪詛をこめた妖刀の一撃で斬りかかる。それを防ぐべくこちらに鉤爪を突き出してくるバベル、だが。
「そいつは、囮っすっ!」
「なっ……がはっ!?」
言って繰り出す本命の一撃は、バベルの姿を映し出した影法師。幻影の鉤爪が、アークデーモンの肉を深々と切り裂いた。
「自分の鉤爪に引き裂かれる感触はどうっすか?」
「くぅっ、調子に乗ってくれますわねっ……」
屈辱に顔を歪め、レオンハルトを強く睨みつけるバベル。だがそこへさらに、露木・ささら(流血の狩人・g02257)が、一気に間合いを詰めていく。
「ちぃっ、次から次へとっ!」
「さあ、ラストバトル、後の事を考える必要はないのですっ!」
降り注ぐ魔弾の雨を、高速のステップで回避しながら間合いを詰める。【飛翔】し、【エアライド】で空を蹴り――空中戦はあまり得意ではないけれど。
「でも今の僕はしっかり休息を取って元気いっぱいなので! ……決して演説が面倒だった訳ではない!」
「ちょこまかとっ、無駄ですわっ!」
まあ、面倒だったのだろうが、それはともかく元気よく跳ね回る。そのスピードに苛立ちながら、さらなる魔弾の雨を降らせるバベル。
「近づけさせませんわよっ!」
「むむ。この密度は厄介なのです」
瓦礫も利用して跳ね回りながら、その雨を回避し続けるささら。だが、相手もなかなか、近づく隙は与えてくれない。いっそ元気さに任せて正面突破を……とも考えるが。
「まあこういう時は、無理せず他人に任せるのが良いのです」
「何を……くっ!?」
その言葉の通り、ささらに気を取られた隙をついて、比良賀・千歳(孤影流・g04876)が間合いを詰めた。【飛翔】して一気に、バベルの背後を狙う。
「いつの間にっ……このっ!」
「変幻自在の鉤爪に、それを的確に扱う技術。いずれも脅威ですが……」
迎え撃つ鉤爪、そして尾の一撃。だがそれが千歳の身体を捉える事はない。【エアライド】で空を蹴って虚を突き、ゆらりと揺らぐような接近。
「根本に肉体の動作がある以上は、付け込む余地があります」
「っ、このっ!? 離れなさいっ!?」
そのまま相手の背中に密着していれば、鉤爪も尾も意味を為さない。当然相手は振り落とそうと暴れるが、千歳はまるで張り付いたかのように、動かない。
「…………」
目を閉じ、ゆっくりと呼吸して、触れているその手だけで相手の動きを確かめる。その動きに対応し、受け流すように身体を動かす。
そうして合気を用いた孤影流の技は、相手の力の流れを狂わせて大振りの鉤爪を誘い。
「……今」
「いい加減に……あっ!?」
その動きに合わせる形で打ち込む掌底は、見た目以上の衝撃を相手に与えた。千歳が反動で離れる一方で、バベルは空中で大きく体勢を崩す。
「ち、ぃ……っ!?」
なんとか体勢を立て直そうとするバベル……そこで背後に殺気を感じ、ハッと身を強張らせる。迎撃の魔弾は狙いが定まらず、その背中に突き立てられるのは、ノコギリ鉈。
「がはっ!」
「隙ありですよ!」
背後を取ったのはもちろん、隙を伺っていたささらだ。その背にしっかりと刃を突き立てると、開いた傷口に貫手をねじ込んだ。
「ぐっ、いい加減……にっ……」
「おっとっ?」
激しく抵抗され振り払われそうになれば、その身体を蹴って間合いを取る。血煙を噴き上げながら、地上近くまで落下し、憎々しげにディアボロスを睨みつけるバベル。
「おのれ……よくもっ、貴様らっ……!」
「認めなよ。お前の負けを」
そんな相手に対し、真っ直ぐに言い放つのは陣・頼人(武装騎士ヴィクトレオン・g00838)。バベルの周囲を【飛翔】しながら、背部砲台の砲撃を浴びせていく。
「だからといって、許すつもりはないけどね」
「貴様らに許される必要など、ありませんわ!」
その砲撃に苛立ち、翼で打ち払うバベル。そのまま一気に間合いを詰め、鉤爪を振り下ろしてくる。劣勢にあってもやはりアヴァタール級、その一撃は十分な威力……それを飛び回って回避する頼人。
「っ、くっ……!」
「わたくしが貴様らごときに負けるなどあり得ないっ! この鉤爪で、ズタズタに引き裂いて差し上げますわ!」
自在に形を変えては、こちらの命を刈り取らんとする鉤爪。それをかろうじてと言った様子で、なんとか回避し続ける。だが幾度となく振り下ろされる鉤爪によって、徐々に後退を強いられる頼人。ついには壁際に追い詰められ――。
「さあ、その首刎ね飛ばして……っ!?」
そして、振り上げられたバベルの鉤爪に、絡みつくワイヤー。密かに張り巡らされたトラップが、まんまと誘い込まれた相手を拘束する。
「っ、いつの間に、このようなっ……くっ!?」
もがけばもがくほど、絡まるワイヤー。パラドクスの罠は、いかにアークデーモンと言えど容易には振りほどけない。そこに、壁を蹴って加速した頼人が、最高速の【飛翔】で接近し。
「言ったはずだよ。『お前の負け』だって」
「がっ
……!!?」
加速の乗った竜骸剣の一撃が、深々とその身体を切り裂いた。悪魔の身体から血が噴き上がり、大きくよろめく。
「く、ぅ……おのれ、おのれっ……このわたくしが、こんなっ
……!!」
その拍子にワイヤーから逃れ、傷口を抑えて呻くバベル。苦痛よりもむしろ、怒りと屈辱に燃え上がっており。
「これも、信者どもが力を寄越さないから……!」
「あらあら……ハルファスちゃんと元信者のみなさんに袖にされたからって、私達に八つ当たりするのは筋違いじゃない?」
そんな姿を見れば、内方・はじめ(望郷の反逆者・g00276)はくつくつと、喉を鳴らすように嘲笑う。こちらを呪い殺さんばかりの視線も意に介さず、口元を抑え、見下すように。
「あなたに……魅力がなかっただけだもの」
「っ……その口を閉じなさいっ!」
その挑発にもはや我慢ならないと、飛び掛かってくるバベル。鉤爪を、尾を荒々しく振り下ろし、こちらをねじ伏せんとして来る。
「図星を突かれたからと言って、ムキになるのは恥ずかしいわよ?」
「黙れと言っていますのよっ!!」
だがその攻撃は、もはや獣のよう……踊るような優雅さなど無い、単調な攻撃だ。はじめはひらひらと飛び回り、余裕をもって回避する。同時にリボルバーの銃口を突き付け――弾倉に篭められるのは漆黒。彼女が纏う惨劇の記憶を、弾丸として撃ち出した。
「ぐっ……ああああああっ!?」
撃ち込まれた弾丸は、アークデーモンの身体を黒で蝕む。苦痛と怒りに満ちた叫びを迸らせるバベル。
「いい加減っ……にっ……!! わたくしの前から消えてっ、がぁぁっ!?」
「消えるのはそっちの方っぽいっ!」
そんなバベルの怒りにも心揺らす事なく、再びその背を切り裂くささら。地上近くに降りているなら、仕留めやすすいとばかりに貫手をねじ込んで。
「ほんと、そっちがいい加減にして欲しいわ……そろそろ帰りたいんだけど」
「オレ達はもう、あんたに用はないんすよ!」
さらにそこに殺到する、晶の瓦礫。そしてその瓦礫の合間を縫って、レオンハルトの生み出す影のバベルが鉤爪を振り下ろす。
「お前がいくら足掻こうと……もう、無駄だよっ!」
「がああああっ、このぉぉっっ!」
頼人も再びワイヤーを絡め、再びの斬撃。バベルの全身が血の色に染まり……だが、最後の力とばかり、荒々しく鉤爪を振り回す。
「わたくしがっ、こんな卑小な連中に敗れるなどっ、そんな事っ!」
「本当に往生際の悪い……見苦しいこと」
もはやディアボロスどころか、周囲の全てを――カテドラルごと破壊しようとする勢いだ。無論ここで神殿が壊れれば、逃げる途中の人々に大きな被害が出る。ため息を漏らし吐き捨てると、一直線に間合いを詰めるはじめ。
「煩いですわ……貴様達も全て、破壊して……っ!?」
それを迎え撃つように、鉤爪を振り下ろすバベル。だがその狙いは僅かに逸れ……いや、逸らされ、トレンチコートを裂くに留まった。
「確かにあなたは脅威でした。しかし今は、こちらが多勢ですから」
「貴様っ……!」
逸らしたのは千歳……背後からの一撃が体勢を崩す。そして、コートの下のキャットスーツを露わに、はじめがバベルに肉薄し、銃口を直接押し付けて。
「コートを台無しにした……お仕置きよ」
「っ……がああああああっ!?」
漆黒の銃弾を直接撃ち込めば、バベルの肉体が黒く染まっていく。ディアボロス達の攻撃を受け続けた肉体は、その呪詛を抑える術を持たず。
「さあ、惨劇の犠牲者達の無念、恐怖、怨嗟をその身で味わいなさい」
「っ
……!!!」
そのまま全身が真っ黒に染まると同時――その黒に喰い尽くされるように、バベルの身体は消滅した。
「ふぅ……こんな所かな」
「あー、やっと帰れるー」
主たるバベルが滅び、カテドラルの力は失われた。人々が立ち去るのを見送って頼人は息を吐き、晶は大きく背伸びする。
「このまま、港区の解放までつなげたいっすねぇ」
ハルファスの守りがまた一つ剥ぎ取られ、敵の本拠、東京タワーへの道が見えて来た。決戦の日は、そう遠くはないのかもしれない――。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【修復加速】がLV2になった!
【液体錬成】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
【水面歩行】LV1が発生!
【狐変身】LV1が発生!
【飛翔】がLV4になった!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
【反撃アップ】がLV3になった!
【ガードアップ】がLV5になった!
【ダブル】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV5になった!