リプレイ
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
運命さん(g03078)と連携し相互ディフェンス
亜人の長老のほうが、知恵や経験の面で貴重なのかもしれないな
手加減などするつもりはない
建物や遮蔽の影から双眼鏡で敵の布陣を偵察
ファランクスの陣形を看破しておき、情報共有
仲間と機をあわせて仕掛ける
運命さんの煙幕や罠に合わせ【完全視界】で仲間の視界を確保
市街地の地形を利用し、遮蔽物を取りつつ
両手の銃を連射しPD攻撃、制圧射撃で弾幕を浴びせ、ファランクスの持つ盾を一方向に引き付けておき
仲間に側面や別方向を突いてもらう
連携し、同じ敵を別方向から狙うことで、ファランクスの弱点を突こう
仲間と狙いを合わせて数を減らし、陣の一角から素早く崩す
連携指示を出す個体を看破し、優先的に撃破する
味方と交戦中の敵には、側方や盾の外れた隙を突くように、露わな部分を狙い撃とう
敵の攻撃には、魔力障壁で身を守り
槍の動きを観察してタワーシールを掲げ、進撃と直撃を防ぐ
セレウコスはイスカンダルの攻略開始時に耳にした名だ……ようやく手が届く
大王の後継者たる将軍を逃さない
マタ・クリスタニカ
・マイペースに戦うが他の仲間によるチャンスには積極的に乗っかる。
・年老いて尚、いや、年老いたからこそ、か?正直、その心意気にはある種の敬意がある。何、私の様な剣しかないものの敬意等、何の価値もないだろうがね。
・鍛え上げた【貫通撃】の力に、【勇気】をもって【衝撃波】とともに【突撃】する。
・「とはいえだ。この土地より届く報告はどれもこれも凄惨なものばかりでな。あまり他人に対しどうこう思わぬ私でも、眉を顰めてしまうというもの」
・「近衛兵の真似事をする身だ。故に、我が力をもって、突破させてもらう」
・「老練な防御を詠うはよし。だが私にも、ここまで愚直に付き合い続けてきた剣がある」
・「『突き』には、多少の優を誇らせてもらおうか。…では、参る」
百鬼・運命
🔳心情
さて、戦争前のこの忙しい時期に厄介な作戦が始まったものだが…
復讐者の仲間がようやくつかんだ機会だ
セレウコウス撃破の為に微力ながら協力させてもらおうか
🔳作戦・行動
エトヴァさん(g05705)と連携、相互ディフェンス
まず敵の連携を妨害する為、【トラップ生成】やアイテムで煙幕を
またフラッシュバンを生成して敵の口頭指示も妨害しよう
味方に被害が出ない様に事前にサングラスの配布や【完全視界】の活性化も忘れずに
敵は熟練兵なので妨害の効果は不明だが、妨害への対応に指揮をしているリーダー格がいれば、まずはそいつを倒して連携を妨害
攻撃時はファランクスの弱点である側面を突く為、エトヴァさんと連携して十字砲火
確か盾を持っていない右手側が特に防御の弱点だったかな?敵を突き崩す為に同一目標に狙いを定めて攻撃を集中
エトヴァさんの攻撃に盾を向けた敵や障害物に隠れた敵の側面から呪術符により生み出した『赤嵐刃』を叩きこんでいく
防御時は赤嵐刃で生み出したケペシュを手に持ち捌こう
連携は見事だがスペックは此方が上だ
ハーリス・アルアビド
クロノヴェーダの老いにどれほど意味があるかは分かりませんが、己の命を礎として擲つ者は恐るべき死兵となります。
その覚悟を越える力を示し、セレウコスへの道を拓きましょう。
豊穣の神にして軍人たるセベクよ、お力添えを。恐るべき牙のごときお力をお授け下さい。
祈りを捧げ共に戦う仲間と勝利への幸運を願いましょう。
仲間と連携を取れるよう周囲の状況を読みながら【残像】を生み出す速度で駆け抜け、突撃してくる敵と接触する僅かな時間に【精神集中】を行い【神速反応】で敵群に踏み込み、止まることなく【セベクへの請願】で敵を引き裂きます。
強固な盾と間合いの広い槍は互いの連携が乱れれば障害物と化します。
舞い上がる戦塵を【砂使い】でより巧みに操り、【残像】と合わせ的確な反撃ができないよう【撹乱】しましょう。
動きが僅かにでも鈍れば十分です。十分な防御が困難な死角からこちらも【捨て身の一撃】を。
●張り詰めるアンティオキア
アンティオキアは重たく圧し掛かるような緊張に包まれている。
まるで撃ち放つ寸前まで引き絞った弓のような空気が、街全体を支配しているかのようだ。
アンティオキアの市街を抜けて、ディアボロスたちは城内へと足を踏み入れた。
亜人たちが待ち構える区画へと進入する直前。まだ敵とは距離がある。
城を支える柱の陰から、エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は敵の様子を探った。
双眼鏡に、無数のオークファランクス兵が映り込んだ。
「……敵を捕捉した。全方向に目を向けて防備を固めているな」
年老いた亜人。つまりは、知恵や経験の面で優れているとも言える。その布陣には一切の隙が見当たらない。
「ならば、その目を潰すとしようか。隙がないのなら、こちらから働きかけて作る」
百鬼・運命(ヨアケの魔法使い・g03078)には、敵の連携を妨害するための考えがある。
事前に運命から受け取っていたサングラスをかけ、マタ・クリスタニカ(幻奏にして現創の剣・g04728)は静かに頷いた。
彼はレイピア――キッフェルンを堅く握り、その眼に亜人たちを捉える。
「サングラス、ありがたく使わせてもらおう。……さあ、開戦といこうか」
その言葉に、ハーリス・アルアビド(褪せる事を知らない愛・g04026)も前を見据えた。その表情は力強い。
「クロノヴェーダの老いにどれほど意味があるかは分かりませんが、己の命を礎として擲つ者は恐るべき死兵となります。その覚悟を越える力を示し、セレウコスへの道を拓きましょう」
遮蔽物に身を潜めつつ、ディアボロスたちは亜人たちへと可能なかぎり接近した。
これより先は発見される……そこで一旦足を止め、運命がトラップ生成を発動する。
発現した罠――煙幕が吹き上がり、同時にフラッシュバンが亜人たちの周囲へと降り注いだ。閃光と爆音が、空気を激しく震わせる。
「敵襲! ディアボロスが来たぞ!!」
「総員、攻撃に備えよ!」
大音量の中で放たれる指示は、はたして亜人たちに届いているかどうか。完全視界で視界を確保し、ディアボロスたちは亜人たちの軍勢へと斬り込んだ。
光と煙幕に白く煙る中、マタが鮮やかな剣技を繰り出す。その剣撃を、オークファランクス兵が盾で受け止めた。
競り合う中、オークファランクス兵がマタを見つめる。
「どうせ来るのはわかっている。見えぬなら、待つだけのこと」
その声色は落ち着いていた。その様子に、マタは感心したように紡ぐ。
「年老いて尚、いや、年老いたからこそ、か? 正直、その心意気にはある種の敬意がある。何、私の様な剣しかないものの敬意等、何の価値もないだろうがね」
「貴様に価値があるかどうかなど関係ない。この場に在るのは、戦いと死のみである」
耳を裂くような金属音を立てながら、マタの剣と敵の盾が離れた。
「……とはいえだ。殊勝なことを言ってはいるが、君たちのしてきたことを考えると、素直に称賛し難くはある」
一息置いた後、穏やかに、それでいて憂いを帯びた声色でマタは紡いだ。
「この土地より届く報告はどれもこれも凄惨なものばかりでな。あまり他人に対しどうこう思わぬ私でも、眉を顰めてしまうというもの」
「フン、貴様らには解るまい」
オークファランクス兵たちは、盾に付いたスパイクを伸ばす。突撃の体勢を取る敵へと、マタも再び剣を差し向ける。
「二人同時に左右からの突撃か。実に良い連携だ。だが、『突き』には、多少の優を誇らせてもらおうか。……では、参る」
――数の差など物ともしない剣技をお見せしよう。
盾を突き出し、オークファランクス兵たちが迫った。キッフェルンの刀身にしかと彼らの姿を捉え、マタは瞬時に精神を集中させる。
スパイクが届く直前、腰を低く落とし前へと駆ける。スパイクはマタに当たらず、盾同士が激突した。
「ぬう、っ……」
彼らが対処する前にマタは身を翻し、地面を強く蹴り上げて接近する。
「老練な防御を詠うはよし。だが私にも、ここまで愚直に付き合い続けてきた剣がある」
勢いのままキッフェルンを繰り出し、オークファランクス兵の体を貫いた。
敵へと激しい攻撃を浴びせるのは彼だけではない。
「豊穣の神にして軍神たるセベクよ、お力添えを。恐るべき牙のごときお力をお授け下さい」
ハーリスは神へと祈りを捧げ、己自身に軍神の力を宿す。アヌビスの爪へと、請願によって得たエネルギーを注ぎ込んだ。
エメラルドのような輝きが腕を包み込み、鋭い牙のような形を創り出す。それはまるで、鰐の顎のごとく。
恐ろしくも美しい光を目にするも、オークファランクス兵は怯まずに盾を構えた。
「どのような攻撃も、我が盾を以て防ぎきってみせよう!」
勇気溢れるその表情を見つめ、ハーリスは静かに思いを巡らせる。
(「迷いのない、まっすぐな目をしていますね。決して侮ることなどできません」)
迫る敵を視界の中心に捉え、彼は精神を研ぎ澄ます。強い敵意が、凄まじい速さでこちらへと向かってくる。
鍛錬を積んだ歴戦の兵士の気配。だが、ハーリスがその気配に動じることはない。
「私たちも、多くの戦いを経験してきました。だからこそ、この場所にいるのです」
狙うは敵兵が構える盾の、その先にある心臓。彼は気高い獣のように大地を蹴り、風のように駆ける。
(「どうかこの私に、堅牢な盾をも穿つ力を」)
敵群へと踏み込み、己を狙う鋭い盾と衝突した。ぶつかり合う衝撃が、対峙するオークファランクス兵の動きを鈍らせる。
「ぐう……」
激しい衝突に敵兵が唸り声を上げた。一方で、ハーリスは僅かすら表情を崩さない。
「その武勇は称賛に値するかもしれません。――ですが、民を蹂躙するあなたたちを、決して許すわけにはいきません」
盾を弾き飛ばし、大きく開いた胸元へと神の牙を喰らい付かせる。その牙は、敵の体を容赦なく噛み砕いた。
一方、エトヴァと運命も、護衛のオークファランクス兵たちと対峙している。運命は彼らの動きを見定めて、ある答えに行き着いた。
初手に展開した妨害がまったく効いていないわけではない。ただ、煙幕やフラッシュバンで襲撃を受けても、敵は混乱することなく動いている。
伸びる長槍の一撃を受け流しながら、運命はエトヴァの背後に位置取った。
「指揮をしているリーダー格はいる。けれど、この動きは指揮があるだけで出来るものじゃない」
淡々と紡ぐ運命。その背中越しに、エトヴァが頷く。
「同意見だ。おそらく指示を出している個体を倒したところで、部隊はさほど乱れないだろう。皆が皆、各々に思考して戦っている動きだ」
だが、その結果がディアボロスたちに通じるかは別の話である。
ケペシュを構え直し、運命は目前のオークファランクス兵たちを鋭く見据えた。
「連携が崩れないなら、それよりも上の連携と敵以上のスペックを示すだけだ」
手加減などするつもりはない。彼ら以上の力を示し、全力で討ち滅ぼす。エトヴァは立ち塞がる敵へと銃口を向けた。
「セレウコスを逃がすわけにはいかない。俺たちの持ち得る力を最大限に使い掃討しよう」
互いに頷き合い、別々の方向へと駆ける。大きく動いた二人へと、オークファランクス兵たちが吼えた。
「来るぞ! 迎撃せよ!!」
敵の側面に回り込んだ運命が、呪術符を触媒とし『赤嵐刃』を発動する。
それまで何もなかった空間を切り裂くように出現したのは、紅色の刃を持つ無数のケペシュ。
ケペシュは高速で回転し、その赤を宙で渦巻かせた。
(「弱点を、的確に突く」)
反対方向にいるエトヴァへと、目で合図をする。
運命がパラドクスを展開するのと同じタイミングで、エトヴァも両手の銃へと魔力の弾を装填していた。
(「狙う地点は――」)
赤嵐刃の攻撃対象とバレットレインの攻撃対象が重なるよう、素早く照準を合わせる。
赤い刃の嵐と共に、こちらからは銃弾の嵐を浴びせる。別方向からの同時攻撃だ。
「復讐の炎よ、咲き誇り、燃え上がれ」
二丁の銃から無数の弾丸が撃ち放たれた。燃え盛り、燦然と輝く炎の雨。復讐の意志を宿した衝撃が降り注ぎ、オークファランクス兵たちは盾での防御を余儀なくされた。
盾を持たぬ右側に生まれた隙を、運命は見逃さない。
(「狙い通りだ」)
口に出すことはなく、運命は頭の中で呟いた。同時にその意識を赤嵐刃へと向け、静かに命令を下す。
「――引き裂け」
刹那、赤き凶刃がオークファランクス兵たちへと飛んだ。
槍で弾き飛ばそうとするも叶わず、彼らの体は切り裂かれ、飛び散る血飛沫が赤い花を咲かせる。
「ぐうっ! やはり、強い……!」
「だが、我らとてやられっぱなしでは終わらぬよ!」
全身傷だらけになりながらも、彼らは反撃を繰り出した。だが、その反撃も織り込み済みだ。
赤嵐刃で生み出したケペシュで、運命は迫る槍を易々と弾き飛ばす。
彼らの守りを固めた進撃を、エトヴァは魔力障壁で阻んだ。障壁を抜けて迫る槍はタワーシールドで弾き、一切の攻撃を受け付けない。
「ここで立ち止まっている暇はないんだ。道をあけてもらおうか」
反撃を防ぎきり、エトヴァは淡々と告げる。
オークファランクス兵たちは悟った。自分たちは、じきに死ぬと。
亜人たちが弱いのではない。これまで多くの戦いを潜り抜けてきたディアボロスたちが、彼らよりも力を持っている。それだけの話だ。
同時に彼らは想う。どうせ死ぬことはわかっていた。ならば、時間稼ぎだけでも果たしたいと。
「……ああ、実に厄介な作戦だ」
運命は一人呟く。しかし、ようやく掴んだ機会を逃すわけにはいかないと、表情を引き締めた。
戦況が加速する中、マタが穏やかに、それでいて力強く紡いだ。
「近衛兵の真似事をする身だ。故に、我が力をもって、突破させてもらう」
ハーリスも武器を構え直し、落ち着いた声色で口を開いた。
「必ずこの場を突破し、ポリュペルコン……そしてセレウコスの元へと向かいましょう」
冷静な表情――だが、その瞳には確かな炎が宿っている。
窮地に立たされても決して動揺を見せぬ敵へと、エトヴァは再び銃をつきつける。
「何事にも動じず、死を恐れない兵士か。ならばなおさら、この場で仕留めておかなくてはな」
彼らを越え、その先にいる多くの敵を倒すべく。ディアボロスたちは、攻勢を強めていく。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
【避難勧告】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
【神速反応】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV2が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
●老魔術師の覚悟
城内のその区画には、大量のオークファランクス兵たちが倒れている。
ディアボロス達の猛攻により、彼らは命を失った。
冷たくなりつつある彼らの奥から、杖を付きながらゴブリンメイジが歩み出る。
ゴブリンメイジは眉を寄せながら骸に視線を落とすも、すぐにその顔を上げた。
「……おぬしらはよく頑張った。あとは私に任せておけ」
彼とて、己の命運をよく理解しているだろう。それでも彼は怯えることなく、杖を力強く振り上げた。
「ディアボロスたちよ、この名もなき魔術師、ゴブリンメイジがお相手致す!」
ジズ・ユルドゥルム
戦友の死が悲しいか、亜人。
その友とはどうやって友情を深めたんだ。犯した女、殺した男の数比べか。
いずれにしろ、戦友とはまたすぐに話せるさ。貴様らが死後どこへ行くのかは知らんが。
奴らの狙いが、セレウコスのために時間をかけて戦うことにあるならば
戦いに時間をかけるほど、敵が不利になる状況を作りたい。
「祈りの樹」を起動。アカシアの樹を成長させ、敵味方を覆う結界と為す。
この樹の枝葉の下では、歴史改竄者は徐々に生命力を奪われる。
粘るのは構わんが、この樹の下に長くいるほど貴様は弱るぞ、切り倒してみろ、などと挑発して
敵が焦って「粘り強い戦い」を放棄するのを狙う。
さらに隙を見て枝や根を操って敵を拘束し、仲間の攻撃にも繋げたい。
敵の反撃は、改竄を否定する結界の力で威力を弱め
更に枝根を伸ばして防御を試みよう。
奴が亜人でなければ、生き延びた年月に相応の敬意を示すところだが…
ただ命を踏み躙り続けて重ねた年月に、示す敬意は持ち合わせていない。
最期に相応しいような、華々しい戦いなど与えはしない。
ハーリス・アルアビド
以前遭遇したゴブリンメイジは同朋を駒以下に扱う愚者でしたが、あなたは違うようですね。ならば私達の怒りも理解できるでしょう。あなた方が擲った命、越えさせて頂きます。
豊穣の神にして軍人たるセベクよ、お力添えを。我等の前に立ち塞がる敵を倒すため、恐るべき牙をお授け下さい。
祈りを捧げ願うは共に戦う味方の幸運と戦の勝利。
先に【肉体改造】により両足をより強く地を踏みしめられるよう鋭い爪のある獣の足に【肉体変異】させます。
先の戦いで私の戦い方は読まれているでしょうか、構いません。【残像】を生み出す速度で駆け抜け舞い上がる戦塵を【砂使い】でより巧みに操り、【残像】と合わせ的確に私を捉えられないようにします。
魔力塊を【残像】に誘導し、かわしきれず捕縛されてもそれを利用し【精神集中】を行い【神速反応】をもって【捨て身の一撃】を。
【セベクへの請願】により放たれた魔力塊ごと食い破ります。
百鬼・運命
🔳心情
配下も含め見事な覚悟だが、これ以上蹂躙させるわけにもいかないのでね
ここは押し通らせてもらおうか
🔳作戦
エトヴァさん(g05705)と連携
相互ディフェンス
接近されても動じないとくとも遠距離よりは近距離の方が苦手だろう
またゴブリンメイジは集中できるように支援されていたという事だ
エトヴァさんやそのほかの参加者とも連携して包囲
集中力を削ぐため攻撃を畳みかけていこう
🔳行動
大太刀で接近戦を仕掛け、エトヴァさんとは遠近分かれて攻撃を畳みかけていこう
熟練した兵や達人ほど目に頼らずに気配により敵を補足するようになる
いわゆる経験則という奴だが、亜人もそれは変わるまい
敵がそれを武器にするなら、此方はそれを利用しよう
煙幕や魔法の余波に紛れつつ、『不知火乃太刀』で気配と実際の位置を微妙にずらす事で相手の攻撃を空振りさせ、一気に接敵し攻撃
エトヴァさんの攻撃する隙を作ろう
詰めた距離を離されぬように敵反撃のパワーデトネーションは『両断』の概念を付与した刃で強引に斬り伏せ、返す刃でゴブリンメイジを斬り捨てよう
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
運命さん(g03078)と連携し相互ディフェンス
落ち着きと覚悟は見事なものだ
亜人の理とは相容れることはないが
この時ばかりは戦士として対峙しよう
戦況と、敵の動きを観察しつつ把握
現地の仲間の立ち位置にあわせ、老魔術師を包囲する位置取りを
接近戦を仕掛ける運命さんとは遠近に分かれ、変則的に攻撃をかけていく
クロスボウに魔力の矢を番え、PDで連射攻撃
味方の攻撃の合間を狙い、射撃のリズムを不規則にずらしつつ、ダメージを与えるとともにゴブリンメイジに魔法に集中させないように乱そう
運命さんや仲間が敵に接近時には別方向からの攻撃で援護し、一対一に集中させず
俺も仲間の作ってくれた隙を看破し、射貫く
敵の攻撃には、杖を操る予備動作を観察、魔力障壁で全身を護りつつ
魔力の爆発はタワーシールドを翳して凌ぐ
屋内で危ないものをぶっ放してくれるものだ
手練れなのはさすがと言おうか
魔法使いには、老練さが向いているのかもしれないな
だが、こちらも臆することはない
飛び越えていくのみだ
セレウコスを逃がさず、刃を届かせよう
マタ・クリスタニカ
・マイペースに戦うが他の仲間によるチャンスには積極的に乗っかる。
・魔術師という奴か。私の様なものには相変わらず縁はないが…。とはいえ、私も既に只人ではなくなってしまった身だからな。ある意味先達か?いずれにせよ、やることは変わらないのだけれど。
・鍛え上げた【貫通撃】の力に、【勇気】をもって【衝撃波】とともに【突撃】する。
・「例え相手が魔術であれ銃弾であれ、私に出来ることは剣だけだ。なればこそ、愚直に行くしかあるまいよ」
・「とはいえ。単なる剣と思ってもらっては困る。幻奏にして現創の剣。それが私であり、人と魔の境界を踏み越えた私の剣である」
・「お前も、それを知るがいい」
●屍の上に立つ
ディアボロスたちの前に立ち塞がるゴブリンメイジから、膨大な魔力が湧き上がる。
その邪悪な魔力は乾いた空気を濁らせた。何も力を持たぬ者が見れば、恐怖に慄くであろうその力。
だが、ディアボロスたちにとっては、見慣れたものであった。
爆ぜる魔力を、マタ・クリスタニカ(幻奏にして現創の剣・g04728)は落ち着いた表情で見つめる。
「魔術師という奴か。私の様なものには相変わらず縁はないが……とはいえ、私も既に只人ではなくなってしまった身だからな。ある意味先達か? いずれにせよ、やることは変わらないのだけれど」
百鬼・運命(ヨアケの魔法使い・g03078)は顔色一つ変えずに、淡々と言葉を紡いだ。
「配下も含め見事な覚悟だが、これ以上蹂躙させるわけにもいかないのでね。ここは押し通らせてもらおうか」
武器を握る手には適度な緊張はあれど、乱れは僅かすら存在せず。
ハーリス・アルアビド(褪せる事を知らない愛・g04026)も凪のように静かな瞳を、ゴブリンメイジへと向ける。
「以前遭遇したゴブリンメイジは同朋を駒以下に扱う愚者でしたが、あなたは違うようですね。ならば私達の怒りも理解できるでしょう。あなた方が擲った命、越えさせて頂きます」
「私を簡単に倒せると思うな」
ゴブリンメイジが敵意をむき出しに返した。
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)は、クロスボウの先にゴブリンメイジを捉える。
「無論、容易いとは思っていない。一切の油断なく――戦士として、討ち取らせてもらう」
ジズ・ユルドゥルム(砂上の轍・g02140)は琥珀の瞳に、冷えきった色彩を宿した。
「貴様に死に方を選ぶ権利はない。最期に相応しいような、華々しい戦いなど与えはしない」
「ディアボロスは、揃いも揃って大口叩きよの!」
ゴブリンメイジが口元だけで笑った。果たして、身の丈に合わないのはどちらか――今にわかる。
戦いの熱に支配された空間の中で、ハーリスは己の内に在る神の祈りを呼び醒ます。
「豊穣の神にして軍神たるセベクよ、お力添えを。我等の前に立ち塞がる敵を倒すため、恐るべき牙をお授け下さい」
心を静め、体にエネルギーを巡らせた。祈りは力となり、彼の腕へと集中する。
偉大なる神、セベクの軍神としての象徴――鰐の如き力をその身へと纏わせた。
邪悪なる敵を食い破るほどの咬合力を獲得した彼は、ゴブリンメイジへと駆ける。
「おぬしの攻撃などわかりきっておるわ!」
ゴブリンメイジがバインドファミリアを発動する。鳥の姿を象った魔力塊が飛翔し、ハーリスへと迫った。
迫る鳥へと、ハーリスは狙い定めるように瞳を細める。
(「戦い方が読まれていることは知っています。……ですが、構いません」)
神の力を宿したアヌビスの爪を前へと突き出す。その爪先が、魔力塊へと触れた。
「私の腕は、軍神セベクの牙そのもの――放たれた魔力塊ごと、食い破ります」
『セベクへの請願』により強化された一撃が、魔力の鳥を破壊する。その斬撃は、その先にいるゴブリンメイジへと到達した。
傷付いた腕を押さえつつ、ゴブリンメイジが飛び退く。彼を追うように、ハーリスが力強く告げる。
「あなたが命を懸けて挑むというのなら、私も同等の覚悟――いえ、それ以上の強き意志を以て挑みましょう」
「フフ……やはり都合よくはいかぬか」
傷付きながらも、ゴブリンメイジは薄く笑んだ。不気味に笑う彼へと、マタはキッフェルンを構え接近する。
「負傷してもなお崩れない冷静さ……その覚悟に敬意を表し、私も誠意をもって剣を振るおう」
キッフェルンの刀身が弧を描き、宙に光を閃かせた。迫る銀剣の輝きにも、ゴブリンメイジは動じない。
「はたしておぬしの剣は、私に届くか?」
彼は密かに魔力地雷を仕掛けている。だが、それに気付かぬマタではない。
「例え相手が魔術であれ銃弾であれ、私に出来ることは剣だけだ。なればこそ、愚直に行くしかあるまいよ」
理解した上で、マタは己の剣技を繰り出す。足元で魔力地雷が炸裂し、マタを衝撃と煙で包み込んだ。しかし、その程度でマタの剣の勢いが衰えることはない。
「止まらぬ、だと――」
ゴブリンメイジが眉を寄せた。地雷を抜けて、マタがゴブリンメイジへと肉薄する。
「単なる剣と思ってもらっては困る。私の剣はお前の罠を潜り抜け、必ずやその身に刃を届かせる」
流れるように技を繰り出した。全てを突き穿つ剣撃が、寸分の狂いなく腹へと打ち込まれる。
「ぐうっ……!」
腹をキッフェルンに貫かれ、ゴブリンメイジが呻き声を上げた。苦しげな彼を、マタはその瞳で彼の剣と同じように貫く。
「幻奏にして現創の剣。それが私であり、人と魔の境界を踏み越えた私の剣である。お前も、それを知るがいい」
傷を負いよろめきながらも、ゴブリンメイジは杖を前に掲げた。
変わらず集束する魔力を見据え、運命が眼鏡の奥で眼光を鋭く尖らせる。
「予想どおり、魔術は撃てても近付かれた時の対応が甘い。畳みかけて速やかに終わらせよう」
仲間たちと包囲網を展開し、集中攻撃を浴びせて勢いを削ぐのだ。
エトヴァはクロスボウを引き絞り、ゴブリンメイジを直線上に捉えた。
「徹底的に搔き乱そう。援護は任せてくれ」
今でこそ魔術のキレは健在だが、不規則な攻撃を繰り返せば、その集中を打ち崩せるに違いない。
エトヴァの言葉と同時、運命が瞬時に走り抜け、ゴブリンメイジへと肉薄せんとする。
「くっ……なんと忙しいことか!」
とっさにゴブリンメイジは飛び退き、杖に集束した魔力を放った。乱戦に乗じ、運命はパラドクス『不知火乃太刀』を発動する。
敵へと近付きながらも纏う殺気を操作し、己の気配と実際の動きに差異を生じさせた。魔術による派手な爆発が、ゴブリンメイジ自身の視界を遮る。
僅か数秒でも、戦場においては『見えないこと』が命取りだ。ゴブリンメイジはとっさに運命の気配を感知しようとした。
――運命の、予測どおりに。
「ここか!」
ゴブリンメイジが魔術を撃ち込む。だが、爆発による煙が晴れるが、そこに運命の姿はない。
いない、とゴブリンメイジが認識した瞬間、その背を激痛が襲った。運命の鋭き刃が、深々とその背を斬り裂いたのだ。
「目に頼らず気配に頼るのもいいが、それだけだと欺かれる。こうしてな」
凄まじい衝撃がゴブリンメイジを斬り飛ばす。深く裂かれ晒されたその傷へと、エトヴァが精確に狙いを定める。
「――光、守護と成せ。矢となりて、かの敵を射貫け」
クロスボウから青き羽根と光を纏いし『Fedelschüsse』が、撃ち放たれた。
青い輝きは鳥のように翔け、迷いなくゴブリンメイジの元へと飛んでゆく。削れた体を抉るように、魔力の矢は突き刺さった。
その魔力は傷を深く抉られたゴブリンメイジへと幻を魅せる。青い羽根が視界を埋め尽くす、美しい幻を。
「ぐう、っ……この程度……まだ、私はやれる!」
幻の羽を吹き飛ばすように、ゴブリンメイジは魔力による爆発を引き起こした。
迫り来る衝撃を魔力障壁とタワーシールドで受け流しつつ、エトヴァは爆発の中心から身を躱す。
躱してもなお、ゴブリンメイジは再三魔術を撃ち込もうとしてきた。
強い意志と老練さがあるからこそ為せる技なのかもしれないと、エトヴァは静かに考える。
「屋内で危ないものをぶっ放してくれるものだ。手練れなのはさすがと言おうか」
その声色に焦りはない。エトヴァは気付いていたのだ。運命が不知火乃太刀を構えていることに。
ゴブリンメイジの魔力がエトヴァへと届く前に、運命が間に割り込んだ。
(「爆発する前に、その魔力ごと斬り伏せる」)
運命の刃が魔力の塊を両断する。爆発するはずだった魔力塊は真っ二つに割れ霧散した。
「なッ……魔力を、斬った!?」
運命の背後から飛び出すエトヴァ。彼は驚くゴブリンメイジの側面へと回り込み、クロスボウへと魔力を再装填する。
同時に、運命の刃が閃いた。
「時間をかけたくないからな。そろそろ諦めてくれないか」
運命の斬撃は重い。そして、斬撃を杖で受け止めたがために生じた側面の隙へと、エトヴァのパラドクスが容赦なく叩き込まれた。
反撃の暇すらなく、ゴブリンメイジはただ攻撃を受けるしかない。
「こちらにも譲れないものがある。これ以上、好きに魔術は撃たせない」
凛と紡ぐエトヴァに対し、ゴブリンメイジは言葉を失う。
どうりで勝てないわけだと、彼は思う。だが、まだ体が動き、魔術も撃てるのに負けるわけにはいかぬと。
今諦めては、先に死んでいった者たちに申し訳が立たないと。
「同胞のためにも……まだ倒れるわけにはいかぬ!」
無理やり運命の刃を振り払い、杖を堅く握り締めた。
魔術の詠唱を止めないゴブリンメイジを見据えるジズの視線は、氷のように冷たい。
「戦友の死が悲しいか、亜人。その友とはどうやって友情を深めたんだ。犯した女、殺した男の数比べか」
淡々と、鋭利な刃を喉元に突き付けるように彼女は紡いだ。その言葉に、ゴブリンメイジは吐き捨てる。
「わざわざ言ってやる義理などない」
そうか、とジズは素っ気なく返した。最初から答えなど求めていないのだ。
彼女は知っている。罪無き人々の屍の上に築かれた友情など、何の価値もないことを。
「いずれにしろ、戦友とはまたすぐに話せるさ。貴様らが死後どこへ行くのかは知らんが」
パラドクスによって生み出した種を、大地へと埋め込んだ。種は芽吹き、その根を急速に伸ばす。
温かな春を待つ祈りが、アカシアの大樹を、高く大きく成長させる。枝葉を茂らせた『祈りの樹』は、始まりを告げるように黄色く花開いた。
無辜の人々の魂に安らぎを、愚かな亜人共に死を。
金色の光が降る。それは綿のようにゴブリンメイジへと舞い落ち、老いた体を蝕んだ。
「粘るのは構わんが、この樹の下に長くいるほど貴様は弱るぞ、切り倒してみろ」
敵が時間をかけて戦うことを望むのならば、その意志を挫く。誇り高き死など認めない。
ゴブリンメイジはジズと大樹を睥睨し、傷だらけの腕で杖を掲げた。
「ならばお望み通り、切り倒してやろうッ!」
極限まで高めた魔力を爆発させる。ジズは結界の力と共に枝根を伸ばし、爆発の衝撃を緩和した。
ゴブリンメイジは明らかに消耗している。
「亜人よ、気付いているか? 貴様がこの状況に至るまで、さほど時が経っていないことに」
「ぐうっ……」
ジズの冷淡な問いかけに、ゴブリンメイジは表情をぐしゃりと歪ませた。満身創痍のゴブリンメイジへと、ディアボロスたちは総攻撃を仕掛ける。
マタが再びゴブリンメイジへと迫った。三日月の軌道を描きながら繰り出されるキッフェルンが、魔性の輝きを放つ。
「この剣の輝きを冥土の土産に持っていくといい。全てを穿つ、紫薔薇の輝きを」
「輝き? ぬかせ、おぬしの剣など取るに足らぬわっ!」
ゴブリンメイジは目を見開き、杖で無理やり剣撃を受け止めた。その体が、衝撃に激しく軋む。
取るに足らぬと言い捨てられたにも関わらず、マタはどこか満足げな笑みを浮かべていた。
「お前自身が思っているより、お前は私の剣に夢中なようだ」
それもそのはず。マタの剣を受け止めることに必死なゴブリンメイジは、ハーリスが背後から迫っていることに気付いていない。
軍神セベクの力を宿した鋭き爪が、ゴブリンメイジの背の肉を抉った。
「ぐぁっ、……ッまだ、だ……!」
杖を掲げ魔術を発動しようとする。しかし、杖先から火花が散るだけで何の術も生み出さない。
(「魔術を発動できないほど弱っているようですね。終わりはすぐそこです」)
なんて虚しい火花なのだろう。ハーリスは再びアヌビスの爪を構え、獣の速度を以て敵を斬り裂いた。
「今のあなたに、私を捉えることなどできません」
大量の血を流しながら、ゴブリンメイジは掠れ声を絞り出す。
「私では、届かぬのか……!」
「ああ、貴様の命一つでは届かない」
ジズが紡ぐと同時、祈りの樹の根がゴブリンメイジを縛り上げる。
ゴブリンメイジの言う「届かぬ」と、ジズが言う「届かない」とでは意味合いが違う。それを理解していながら、彼女は言葉を続ける。
「……いや、すべての亜人の命を秤に掛けたとしても足りんな。踏み躙られ、失われた多くの命には到底届かない」
ゴブリンメイジの体から、骨が軋み折れる音がした。かひゅっ、と乾いた息をこぼす彼には、反撃の魔術を撃つ力も残っていない。
「――エトヴァさん」
「ああ、そろそろ決着をつけよう」
運命がエトヴァに声をかける。エトヴァは即座に頷いた。敵が瀕死の状態であっても、彼の弓矢がその勢いを緩めることはない。
青い煌めきが、星のように降り注いだ。根に拘束されたゴブリンメイジは防御すら出来ずに、矢の雨に打たれてゆく。
(「しぶといな。だが、それも――」)
必死に耐える姿を見つめるも、エトヴァは確信している。もう、終わると。
不知火乃太刀が、ゴブリンメイジの直上から振り下ろされた。
ゴブリンメイジにとって、予期せぬ位置からの一撃となっただろう。無理もない。例の如く気配と実際の動きをずらしていたのだから。
「終わりだ。俺たちは先へ行く」
運命がゴブリンメイジを両断する。
死に際に言葉を発することすらできず、縦に断たれたゴブリンメイジは肉塊となり崩れ落ちた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【クリーニング】LV1が発生!
【神速反応】がLV2になった!
【友達催眠】LV1が発生!
【防衛ライン】LV1が発生!
【託されし願い】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV3になった!
【フィニッシュ】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!