【幻想竜域キングアーサー奪還戦】最速の遊撃部隊
このシナリオは【幻想竜域キングアーサー奪還戦】に関連する特別シナリオです。
幻想竜域キングアーサーのジェネラル級及び、従属状態である『TOKYOエゼキエル戦争の大天使とアークデーモン』と『巨獣大陸ゴンドワナの巨獣』、戦争に利用されようとしている『黄金海賊船エルドラードのアビスローバー』の軍勢に対して、戦闘を仕掛けます。
この戦闘によって、敵の戦力を削ることが出来ます。
勝利したシナリオ数に応じて、対応する戦場の敵の数が減少し、戦いを有利に進めることが出来るようになります。
このシナリオの攻撃対象は、円卓の騎士随一の速度を誇るジェネラル級ドラゴン『パーシヴァル』の軍勢です。
『パーシヴァル』は、その速度を生かした遊撃隊として、各戦場を支援する役割を任されているようです。
「成功したシナリオ数×5%」だけ、「⑥パーシヴァル」の敵残存率を低下させます。
【幻想竜域キングアーサー奪還戦】ソクドノドラゴン(作者 Oh-No)
#幻想竜域キングアーサー
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「我らの活躍こそが、この戦争の行方を左右するのだ。グレートブリテンの戦場全てを駆け巡って仲間を護り、ディアボロスを打ち砕く」
彼方にキャメロット城が見える海上で、『パーシヴァル』は空を翔けるドラゴンたちを叱咤していた。
「必要なのは速さだ! 我らは何者よりも速く、縦横無尽に戦場を翔けなければならぬ」
彼らはいつ始まるともわからない戦争のために、行軍訓練に明け暮れているのだ。
精鋭であるドラゴンたちが飛び交う速度は相当な速度が出ているように見える。それでもなお、自らが円卓の騎士随一の速度を誇る『パーシヴァル』は現状の練度に満足することなく、配下のドラゴンたちを暑く指導するのだった。
「もっと速く飛べ! その程度では、敵に対応する暇を与えるぞ!」
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「幻想竜域キングアーサーのドラゴンたちは強大な存在だったわ。妖精郷を滅ぼす寸前まで追い込むほどの力は、クロノヴェーダの中でも特別なものだったと言えるでしょう」
集ったディアボロスたちの前で、ルフィナ・スローヴィン(暁闇・g07231)が話を切り出す。
「でも、それは過去のこと。わたしたちディアボロスの活躍によって、今や円卓の騎士は多くが討ち取られ、竜域ダンジョンを失い、妖精郷からも撤退。《七曜の戦》では、アイルランドとグレートブリテン島の南半分を失ったわ。そして、キャメロット城が陥落した今こそ、断片の王アーサー・ペンドラゴンを討つ絶好の機会ね」
だが、アーサー王を討ち取るのは簡単な話ではない。
「それでもなお、アーサー王は勝利を諦めていない。奪還戦の際に現れる『新宿島』を逆襲し、破壊しようと待ち構えているようよ」
アーサー王はTOKYOエゼキエル戦争の大天使からの情報を得ているのかもしれないという。また敗北の備えとして『幻想竜域』を残すべく、王妃竜グィネヴィアをゴンドワナ大陸に移動させ、未知のディヴィジョンである『空想科学コーサノストラ』とも密約を結ぶ……といったこともしているようだ。
「追い詰めているとはいえ、厳しい戦いとなる可能性は高いでしょう。勝利に近づくために、事前に出来るだけ力を削いでおきたいところね」
この前哨戦では、海上にて『パーシヴァル』に行軍訓練を受けている『騎士竜ナイトドラゴン』に攻撃を仕掛けることになる。
「彼らはその速さを生かすために遊撃部隊として行動するみたい。厄介な相手だけれど、戦力を削る価値は高いわ」
最後に、ルフィナは静かにディアボロスたちを見渡して告げた。
「これまでの奪還戦とは異なり、今回の戦いでディアボロス側が致命的な打撃を受ける可能性もある。アーサー王の聖剣エクスカリバーには、それだけの力があるとされているの。だから、速やかにアーサー王を撃破するためにも、前哨戦は重要よ。皆さん、くれぐれもよろしくお願いね」
リプレイ
峰谷・恵
「新宿駅もだけど、最終人類史の人に一人でも被害を出すわけにはいかないからね、今のうちに削れるところは削っていこう」
可能な限り連携を取る。アドリブOK。
水面走行を発動して海上から敵へ接近、そのまま海上からの撃竜海戦装によるパラドクス砲撃で敵の注意を海上へ割かせて空中の味方に集中させないようにする。
敵の反撃は大きく跳び退きながらLUSTオーラシールドで防ぎ、弾き飛ばされることで受けるダメージをできるだけ抑える。
その後は(空中の味方と十字砲火の形になるような位置取りを保ちつつ)ダメージを負った敵からパラドクスで攻撃して敵の数を確実に減らしていく。
HPが6割以上削られる、対処しきれない数の敵が殺到してくる、ジェネラル級の接近のいずれかで撤退する。
「ここで無理して本番に響いたら本末転倒、無理するのは本番になってからだよ」
ルウェリン・グウィンリウ
居城を陥とされても諦めない、強情な連中だ。
それでいいさ、簡単に降伏されてはこっちが堪らない。
足掻いて足掻いて、それでも敗北の運命は変わらないという絶望の中で討ち取ってやる。
◆
【飛翔】しながら、少数で孤立している相手を狙って襲撃。
近くに大部隊がいる場合や、既に警戒態勢にある場合は交戦を避けて離脱。
隙を見せた個体目掛けて、【カタフラクタリィ・カエレスティス】で出合い頭に槍を突き立てる。
その後は即座に離脱し、残りは空中戦しながら削っていこう。
速さが自慢なんだろう? なら追い付いて来れるよな?
そう挑発しながら旋回して巴戦に持ち込み、旋回半径を縮めながら敵の視界を振り切った瞬間に背面宙返り。
通り過ぎていく竜の背後を奪って、一気に首を叩き切ってやる。
速さが大事ってのは異論ないけどね。勝負はそれだけで決まらない。
敵からの攻撃は盾で防ぎつつ、なるべく勢いを殺しながら被害を最小限に。
同戦場にいる仲間とも連携しつつ、援護できる瞬間は逃さず駆け付ける。
ある程度の敵を討ち取るか、負傷したら撤退。
彼方に見える、飛行する『騎士竜ナイトドラゴン』の小隊。
ルウェリン・グウィンリウ(ドラコナリウス・g02040)は、その小隊を強襲するべく空を翔けていた。
(「居城を陥とされてなお諦めないとは、強情な連中だ」)
大きな敗北を経ても戦意が衰えないドラゴンたちを、ルウェリンはそう評す。だが彼らの衰えない戦意は、好都合でもあった。
(「それでいいさ、簡単に降伏されてしまってはこっちが堪らない。――足掻いて足掻いて、それでも敗北の運命を変えられない絶望の中で討ち取ってやる」)
胸の奥深くで燃え続ける怒りが、ルウェリンを駆り立てているのだ。
距離は十分。ルウェリンは大振りな槍を握りしめて、己の内から湧き上がる魔力を高めた。竜の翼を大きく羽ばたくたびに魔力が放出されて、果てを知らずに身体が加速していく。
光り輝く甲冑を纏ったルウェリンは一条の流星となって大空を翔け――、編隊の最後尾に位置する騎士竜に槍の穂先を突き当てた。
刃は硬い甲殻をものともせずに深く突き刺さり、進む勢いのままに竜を斬り裂いていく。そこでルウェリンは一際大きく羽ばたいて、たちどころに騎士竜たちを抜き去った。
旋回して視界に収めた騎士竜たちから、強烈な敵意が飛んできたが。
「速さが自慢なんだろう? なら、ついて来れるよな?」
ルウェリンは怯むことなく、彼らに挑発の言葉を投げかける。
「始まったね」
上空で始まったドッグファイトを、峰谷・恵(フェロモン強化実験体サキュバス・g01103)は海面を駆けながら見上げた。恵が装備している海戦装、その兵装として備えられた砲塔が旋回し、飛び回る上空のドラゴンたちの姿を追う。
「新宿駅もだけど、最終人類史の人に一人でも被害を出すわけにはいかないからね」
新宿島にあるのは、パラドクストレインの始点である新宿駅だけではない。最終人類史に残された多くの人々が暮らす街でもあるのだ。万が一にでも、傷つけられるわけにはいかないから――。
「今のうちに、削れるところは削っていこう」
戦争を少しでも有利に進めるために、敵の戦力を低下させることは重要だ。
恵は足を止めて、砲撃の反動に備えた。
「全砲門、開放!」
恵の声に一呼吸遅れて、耳をつんざく轟音が響く。
撃竜海戦装に搭載されたすべての砲門から、一斉に砲弾が撃ちだされたのだ。飛び交う騎士竜たちの軌道に合わせて偏差射撃された砲弾が、大気を切り裂いて飛んでいった。
海上から撃ち上がる砲弾の弾幕をわざとすり抜けて、ルウェリンは後方に張り付いた騎士竜を怯ませた。
速度の落ちた騎士竜に対してすかさず旋回し、後背へ回り込もうとするが、態勢を立て直した騎士竜は剣の如く鋭い尻尾を振るってルウェリンを迎撃する。
ルウェリンは尻尾の一撃を盾で受け、その衝撃すらも利用して横滑りに飛んだ。小さな弧を描き、騎士竜の翼の陰に飛び込む。
騎士竜は身を翻して、ルウェリンが消えた位置に鋭い尻尾の剣先を撃ち込むが――そこにルウェリンの姿はない。
代わりに、騎士竜の背には影が落ちていた。竜の視界の外で全力上昇し、背面飛行でループの頂点に達した、ルウェリンの影だ。
ルウェリンは下を通り過ぎる騎士竜の背を目掛け、魔力を放出して加速した。ただ竜の首ただ一点を狙い、落下の勢いも乗せて、槍を振り下ろした。
最後に騎士竜は、首を落とされたことに気付いただろうか。
「速さが大事ってことに異論は無いけどね、勝負はそれだけじゃ決まらない」
墜ちていく騎士竜には目もくれず、ルウェリンは新たな獲物を求めて飛び立った。
騎士竜が己自身を砲弾とするようにして、落ちてくる。
恵は立て続けの砲撃は止めないままに、海面を駆けた。さすがに真っ正面からぶつかり合うのは御免だ。
だが騎士竜は軌道を補正して、正確に恵の姿を追ってきている。鞭のようにしなって追ってくる尻尾が、このままでは当たる……と言う瞬間、闘気の盾で尻尾を受けながら、恵は自ら大きく飛び退いた。それでもなお、重い衝撃が身体の中を突き抜けていく。
「……痛ったいな、もう!」
お返しとばかりに、騎士竜にゼロ距離の砲撃を浴びせた。次々と炸裂する砲弾の爆風に紛れて距離を取り――、全方位への砲撃を継続する。
恵はそうやって戦場に弾幕を張って騎士竜たちを火力で圧倒し、耐えられなくなった騎士竜たちを墜としていった。
恵による海上からの砲撃と、1体ずつ巴戦に持ち込んで墜とすルウェリン。この2人の連携で、行軍訓練中だった小隊は壊滅に追い込まれた。
恵たちに、連戦する余裕が全くないわけではなかったが――。
「ここで無理して、本番に響いたら本末転倒。いざという時の無理は、本番にとっておかなきゃね」
十分に敵戦力を削ったと判断し、2人は意気揚々と引き上げるのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水面走行】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
ハーリス・アルアビド
新宿島はなくてはならないもの。我等ディアボロスの拠点でありる以前に、この異常事態にありながらもディアボロスを支えてくださる民が生きる場所です。手出しはさせません。
天空の神ホルスよ、お力添えを。異郷なれど同じ天空の下に生きる民を守るため、大いなる翼の力をお授け下さい。
【祈り】を捧げてこの戦いに【幸運】を願いましょう。
最高速度の【飛翔】で移動し、速度を緩めず最も近くにいた敵に【ホルスへの嘆願】による【不意打ち】を行い敵群を分断します。
そのまま【残像】を生み出す速度で不規則な軌道を描きながら味方と連携し、分断した少数を集中攻撃します。
この戦いで奪還戦における敵勢力が変わるのです。できる限り多く、確実に敵の数を減らさなければなりません。
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
新宿島を、最終人類史の人々の希望を護る戦いだ
ドラゴン相手であれ、空で遅れは取らぬよう
速さだけが華ではないさ
双眼鏡で周囲を偵察
孤立した小隊を相手取り、味方と機を合わせて接敵
【飛翔】し空中戦、ただし不利があれば低空で味方の支援を
味方の頭上を取らせぬよう迎撃を兼ねPD攻撃
緩急のフェイントつけて飛び回り、変則軌道を交えて撹乱
飛翔軌道にPDの糸を巡らせて、竜の巨体や翼を絡めて斬り刻む
時に急降下や視界を掠めて追わせ、相手の士気や速度も利用し糸にかける
味方と狙いを合わせ、着実に個体数を減らす
序盤は自陣を守り、敵の減少と共に包囲・挟撃へ
敵の攻撃には魔力障壁を張りつつ首の動きを観察、タワーシールドを構えてブレスの直撃を回避
常に飛び回り狙いを絞らせない
仲間と連携、死角を補いあうように立ち回り
負傷の多い仲間がいればディフェンス
常に戦況を偵察、観察しつつ敵味方の位置や様子を把握
戦果十分か、味方の負傷が嵩む前に全員で撤退
ジェネラル遭遇時は無理せず退くが
友人と縁持つ竜だ
空では負けぬ、と挨拶して行こう
ドラゴンたちは、虎視眈々と新宿島に対する強襲を狙っているのだという。
キャメロット城すら陥落した彼らにとって、一発逆転を狙う策を取ることは当然のことかもしれない。
「新宿島は無くてはならない、かけがえのないもの。我らディアボロスの拠点である以前に、この異常事態にも屈せず、ディアボロスを支えてくださる民が暮らす場所です。手出しはさせません」
そうであるならば、新宿島は一層強固に守らなければならないと、ハーリス・アルアビド(褪せる事を知らない愛・g04026)は決意した。
いや、新宿島を傷つけてもいいなどと考えるディアボロスがいるものだろうか。
「ああ。この戦いは、新宿島を、最終人類史における人々の希望を護る戦いだ。僅かたりとも傷つけさせるものか」
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)だって、抱く思いは同じだ。
「それに――ドラゴン相手であれ、空で遅れは取れないからな。速さだけが華ではないと教えてやろう」
そして、胸の内には譲れない誇りと意地だってある。
行軍訓練に明け暮れる騎士竜たちが、上空を飛んでいく。その姿を見て、敵を待ち構えていたハーリスたちが動き始めた。
「天空の神ホルスよ、お力添えを。異郷なれど、彼らもまた同じ天空の下に生きる民。彼らを守護するため、大いなる翼の力をお授けください」
信仰する神に祈りを捧げ、己の背に翼を得たハーリスが、最短の軌道を全速力で辿り騎士竜の小隊を追う。
ハーリスは速度を一切緩めることなく、小隊を構成する1体の竜に真っすぐ迫っていった。気付いた竜がハーリスを跳ね除けようと尻尾をしならせて振るったが、ハーリスは真っ向からぶつかり合うことも恐れず、強く前に進んだ。
剣の如き尻尾の先端がハーリスの身体を掠める。代わりにハーリスは竜の懐へと潜り込み、3連の深い爪痕を残して離脱した。
(「この戦いの趨勢で、奪還戦における敵勢力が変わるのです。出来る限り多く、確実に敵の数を減らさなければなりません」)
少なくとも、たった今遭遇した竜はすべて墜とす。その決意を秘め、ハーリスは大気を切り裂いて飛翔する。
エトヴァはもとより背にある蒼い翼を羽ばたかせ、ハーリスとは異なる曲線的な軌道で竜の小隊との距離を詰めていく。
騎士竜たちは、全速力で独り突撃したハーリスを迎撃するために間合いを広げていた。エトヴァは間合いの間隙に入り込み、両手の先から伸びる銀糸を空間に流していった。
騎士竜たちの間で幻惑するかのように不定の軌道を描くエトヴァは、騎士竜からは鬱陶しい相手に見えたのかもしれない。空間ごと焼き尽くすべく、周囲の騎士竜たちから吐き出されたプラズマ火球のブレスが炸裂し、灼熱の世界が訪れた。
同時に、空間に編まれた銀糸の網が、明々と燃え盛る炎の色に照らされて、その全容が明らかになった。騎士竜たちが気付かぬ間に銀糸は、すでに周囲の竜を包み込むほどに広がっていたのだ。
一時も同じ位置には留まらず飛び回り続けながら、エトヴァは己の両手、そしてその先に繋がる銀糸のすべてを絞り込む。空に広がった銀糸の網が狭まっていき、その中に絡み取られた竜の巨体や翼が斬り刻まれていく――。
そうやってエトヴァは戦場の空域全体に網を張り、複数の騎士竜を相手取って翻弄していった。その行動は狙われがちになることを意味していたが、何度も斬り裂かれ弱った竜をハーリスが着実に墜としていくことで、次第に戦況はディアボロスたちの側へと傾いていった。
そして最後は、エトヴァの手によって残った騎士竜たちの命が摘み取られ、空戦に決着がつく。
「――ジェネラル級は出張って来なかったか」
エトヴァの友人が知る竜とは、今回は縁がなかったようだ。
すでに十分な戦果を得たエトヴァは、少々残念に思いながらもハーリスとともに、この空域を後にしたのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV3になった!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【命中アップ】LV1が発生!