リプレイ
有栖川宮・永久
弟分のミシェル{g03431)と参加
うわ、ここは異次元の世界なのかな?ここまで酷いやり方は流石に怒りをもつ。そうだね、ミシェル。このホラーすぎる雰囲気ぶっ飛ばす為に戦おうか!!遅れずについてきてね!!ミシェルがヒーローなら私はヒロインだ!!かっこよく戦うヒーローとヒロインのペアは定番だよね!!
うわ、ずぶ濡れになるだけでも嫌なのに、物凄く冷たい水とか!!まあ、凍りつく前にぶっ飛ばすか!!ミシェルは気遣いありがとう。着替えは持ってきてるから!!
流石に全力で水被る訳にはいかないので、【ダンス】【撹乱】【残像】でヒラヒラ回避するけどね!!どこ狙ってるかな!!悔しいならこっちおいで!1
口から吐き出すなら口に剣突っ込んでみようかな!!ダーティなヒロインもありでしょ!!更にえげつなく腹に【グラップル】で蹴り入れてやろう!1疾風の一閃でダメ押しだ!!ミシェル?なぜ苦笑いしてるかな?え?戦いが容赦なさすぎる?聞こえないな〜。
私はずぶ濡れになるだけど、ミシェルは大丈夫?渦巻き込まれるみたいだし。
ミシェル・ラークリーズ
姉貴分の永久お姉さん(g01120)と参加
目の前の大切な人が化け物に突然成り果て、襲ってくる。なんて残酷で酷い風景なんだろう。うん、お姉さん、僕らはヒーローとして戦わねば。え?お姉さんがヒロイン?まあそうだよね。どちらかというとお姉さんが気質的にヒーローのような。
お姉さんがずぶ濡れになって物凄く心配。うん、風邪引くのも心配だけど、正直眼のやり場に困るんだけど・・・(小声)
でも気にしてる余裕なさそう。海に潜む悪夢だけあって容赦なく渦に引き込むとか!!清水の妖精さんの助けを借りて【水中適応】でなんとか動きを維持すると共に水面に浮き上がって顔をなんとか出したい。
永久お姉さんの容赦ないやり方に苦笑い。まあ、これだけやらないと退治できる気ないし、お姉さん的にこれでも足りなそう。
うん、僕は大丈夫!!(想い人の前で無様に敵に屈してなるものか)清水の妖精さん、突撃だ!!あの醜悪すぎる怪物達を海に沈めてやるんだ!!
「うわ、ここは異次元の世界なのかな?」
現場を見た有栖川宮・永久(燦爛のアンフィニ・g01120)の第一声がコレである。
「目の前の大切な人が化け物に突然成り果て、襲ってくる。なんて残酷で酷い風景なんだろう」
「そうだね、ミシェル。このホラーすぎる雰囲気ぶっ飛ばす為に戦おうか!!遅れずについてきてね!!」
目の前で襲われた村人がクロノヴェーダ化する様を見てしまったミシェル・ラークリーズ(彩光のグレイス・g03431)は胸の前で拳を握り、話の途中で永久は走り出す。
「うん、お姉さん、僕らはヒーローとして戦わねば」
「ミシェルがヒーローなら私はヒロインだ!!かっこよく戦うヒーローとヒロインのペアは定番だよね!!」
「え?お姉さんがヒロイン?」
そんな直情的な永久の背に追い付こうとしたミシェルだったが、はたと止まってしまい。
「まあそうだよね。どちらかというとお姉さんが気質的にヒーローのような」
ヒーローもヒロインも一応、同じものを示していた気がするんだがなぁ……まぁ細かい事は置いといて、この場における諸悪の根源というか、現在進行形で村人をクロノヴェーダってる方のクロノヴェーダ、ビジュアル魚人な深きものどもを狙う二人。
真っ直ぐ突っ込んでくる永久を敵とみなしたのか、「邪魔すんなワレェ!!」とでも言いたげに、魚人は口から水の塊を、ぺっ!
「うわ、ずぶ濡れになるだけでも嫌なのに、物凄く冷たい水とか!!まあ、凍りつく前にぶっ飛ばすか!!」
「お姉さん大丈夫!?」
「ミシェルは気遣いありがとう。着替えは持ってきてるから!!」
「うん、風邪引くのも心配だけど、正直眼のやり場に困るんだけど……」
あくまで牽制として吐かれた水だったのか、ダメージは受けていないようだ。が、思いっきり濡れた永久は服が体にピタと貼りつき、ボディラインがくっきり。ていうか若干透けて……って辺りまで見てしまったミシェルはバッと顔を背ける。
「と、とりあえず背中を見てれば大丈夫……」
永久愛用のジャケットにある意味救われたミシェルなのだった。
「でも気にしてる余裕なさそう」
ここは海辺であり、相手は海より来る悪魔。自身の圧倒的不利を感じて警戒していたミシェルだったが、敵の後方に渦潮が現れる。
「あれは……」
そちらに気を取られた瞬間、対峙していた個体が渦潮の真ん中に飛び込めば、水の螺旋は速度と規模を拡大し。
「しまった!」
中心で回転する二体の深きものどもが起こした渦潮は水流を産み、浅瀬とはいえ足を取られたミシェルは深みへ引きずり込まれていく……。
「ミシェル!?」
海の中に消えていった弟分に気を取られた永久目掛けて、深きものどもは腹を膨れ上がらせて極低温の水を溜め、それを喉元まで持ち上げるが。
「邪魔!!」
永久は海水を蹴り上げて水飛沫の煙幕を張り、魚人の視界を覆った一瞬で踏み込んで空色の剣を構える。狙うは下顎、天に向かって突き上げた剣は歯列の隙間を掻い潜り、口蓋を刺し貫いて口を縫い留め。
「ダーティなヒロインもありでしょ!!」
吐き出そうとした口を固定され、見えない壁に額を打ち付けたように動きがつっかえる魚人の腹を蹴り飛ばす!出口を失った水の塊が腹部からの圧力で強引に押し出され、喉が破裂した魚人は後続の個体を巻き込んで海に落ちた。
「ミシェル!大丈夫!?」
(「遠くでお姉さんが呼んでる気がする……」)
渦潮に巻き込まれたミシェルは水の中で振り回され、全身を引き裂かれる激痛に襲われながら、一緒に流されている妖精を見遣る。
(「清水の妖精さんのおかげで呼吸はできる……でも……」)
辺りにある水は海水であり、妖精の力は及ばない。
(「考えろ……想い人の前で無様に敵に屈してなるものか
……!」)
人は水無くして生きられない。しかし、海水を口にしていては瞬く間に脱水症状を起こして死に絶える。ここに、村があったという事は……。
「……あれ、何の音?」
救出に向かおうと渦潮に飛び込もうとした永久の後方から、何かが迫ってくる音がする。振り向けば、津波。
「って、水!?」
避ける間もなく巻き込まれるが、激流は永久を押し流そうとはしない。
(「しょっぱ……くない?」)
彼女を呑み込んだものは、近くを流れていた川の水。渦潮を覆いつくした真水は逆回転をかけて渦を打ち消し、内部の復讐者とクロノヴェーダを巻き込み海上竜巻に姿を変える。その頂点からミシェルが飛び出し、浜辺に舞い戻ると。
「清水の妖精さん、突撃だ!!あの醜悪すぎる怪物達を海に沈めてやるんだ!!」
回転する水流は大きく弧を描き、内包する魚人を海面に叩きつけ無惨な肉塊に変えてしまうのだった。
「ミシェル!大丈夫!?」
「うん、僕は……」
無事を伝えようとして、ミシェルが見たものは顎から脳天まで剣が突き刺さってプカァ……している魚人だったモノ。
「あれくらいやらないと退治できる気もしないけど……お姉さんは容赦ないなぁ」
「えー?聞こえないなー?」
苦笑するミシェルから、永久はフイッと目を逸らすのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【強運の加護】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
ラウム・マルファス
何かすっごい手軽にトループスにされてル!?
驚いてる場合じゃないね、とにかく助けないト
誰もクロノヴェーダになんてさせないヨ
人に戻すのは時間との勝負だからネ、他の人が戦ってる間に、少しでも救助を開始しておくヨ
襲われそうな一般人は身を挺して庇おウ
ボクは死ななきゃオッケー
「大丈夫、ちゃんと助けるカラ、今は少しだけ隠れていてくれないカイ?」
って住民は安全な場所に逃げてもらうヨ。
とりあえず、意識を揺らすことを優先した方が良いのカナ?
汎用ドローンをハロウィンで作った生首ドローン(ろくろ首の首元を縛ったもの)に換装して、手持ちの薬品から爆薬を搭載して飛ばすヨ
生首でびっくりして、生首が爆発して二度ドッキリだネ
上手くいったら、パラドクスでクロノヴェーダ部分を解析して人間に変換するヨ
生首じゃダメそうな人は、説得して何とかしよウ
「ウンウン、家族は一緒がいいよネ。キミは普段、家族とどんな風に過ごしてるんダイ?」
家族との思い出を聞いて、意識を人間の側に引き寄せよウ
元に戻せる状態になるまで、ボクから攻撃はしないヨ
「何かすっごい手軽にトループスにされてル!?」
まぁ、そうね、ゾンビ映画よろしく、襲われて死んだ瞬間から新手のクロノヴェーダになってたらビックリするよね。
「驚いてる場合じゃないね、とにかく助けないト。誰もクロノヴェーダになんてさせないヨ」
いつもはちゃらんぽらんなラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)も、時間との勝負となると遊んではいられないのだろう。他の復讐者が魚人をお刺身(意味深)にしている間に、起き上がって村人を追いかけようとする、出来損ないの半魚人の前に飛び出した。
「あなたは
……!?」
「大丈夫、ちゃんと助けるカラ」
転んだ自分の子どもを庇い、抱き寄せていた母親の身代わりに食いつかれたラウムは白衣の袖を真っ赤に染めて、肩越しにヘラリと笑う。
「今は少しだけ隠れていてくれないカイ?」
母子が離れていくのを見届けると、周囲にはおどろおどろしい色彩の泡が浮かび上がり……。
「これ多分浮遊機雷か何かだよネ……あんまり時間はかけられないカナ……!」
増えていく泡に対処しきれなくなる前に、ラウムは食らいつかせた腕を振り上げて、強引に上を向かせる。その視線の先には、ブーン……。
「ほぎゃぁあああああ!?」
今まさに目の前にいた男そっくりの、白髪眼鏡の生首が!
「ボク、銀髪なんだケド……」
細かい事はいいんだよ!頭にプロペラくっつけた生首はクロノヴェーダる(動詞)寸前の村人の周りをぐるぐる飛び回ると目の前で、チュドーン!!
「あんぎゃぁああああ!?」
ぱたっ、ちーん☆
「アレ……ビックリしすぎて気絶しちゃっタ?」
つんつん。返事がない、意識がないようだ。なんで爆発したし。
「え?ろくろ首ってミサイルじゃないノ?」
抜け首の伝承間違ってないか!?
「細かい事は気にしたら負けダヨ。そんな事より、削除削除……クロノヴェーダ部分をデリートしテ……」
改造眼鏡をポチポチして、村人を人の形に戻すラウムなのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【無鍵空間】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
ミシェル・ラークリーズ
蔓延る得体の知れない集団は何とかなったし、酷い姿に覚醒させられた方々を救う手伝いをしよう。救える命は救いたい。お姉さんはまたどこからともなく怪物が現れる可能性を考慮して見回りに回ってもらった。
倒れてる人いるので心配になるけど、気絶しているだけのようだから残った人に呼びかける。清水の妖精さんに無理させちゃったので、音の妖精さんに代わりに助けを借りて、念の為に【パラドクス通信】を発動!!
清水の妖精さんを対応外の水に入れちゃったし、音の妖精さんを怪物
覚醒した方々の方に行ってもらうのでまた無理させちゃうかもだけど、あとでお菓子あげるから!!
飛び回るだけでインパクトある妖精さんをバックに呼びかける!!声聞こえる!!貴方自身の手で大切なものの未来を奪ってダメだよ!!命を奪う前に正気に戻るんだ!!
酷使してる妖精さんの冷たい視線をなんか感じるけど、何よりも一緒にいる人たちが死別、しかも自らの手でお別れをするなんてダメだから、必死に!!
疲れ切った妖精さんが降りてきたら土下座して謝る。
「蔓延る得体の知れない集団は何とかなったし、酷い姿に覚醒させられた方々を救う手伝いをしよう」
救える命は救いたい……その想いを胸に、ミシェル・ラークリーズ(彩光のグレイス・g03431)は相棒の復讐者と分担し、彼女に迫りくる強烈な殺気を警戒してもらい、自分は村人の救援に向かう。
「倒れている人もいるけど……」
白目を剥いて大口を開き、どう見ても『目にしてはならないモノを目の当たりにした者の末路』みたいな事になっているが、脈はあるし呼吸もしていた。
「気絶しているだけかな……?」
命に別状はないっぽい事を確認したミシェルは先ほどとは別の妖精に呼びかけるのだが。
「清水の妖精さんを対応外の水に入れちゃったし、音の妖精さんに怪物覚醒した方々の方に行ってもらうのでまた無理させちゃうかもだけど、あとでお菓子あげるから!!」
ジト目である。めっちゃジト目である。何なら「私達のこと便利な道具だと思ってない?」とでも言いたげな冷めた眼差しである。これは本格的にダメかもしれない、と見ていられなくなったリーリエ(オラトリオって目が見えてなくないかって?気にしたら負けだよ)は綺麗な小瓶を取り出して、『じゃあ報酬の前金ね』と言わんばかりに角砂糖を配っていく。
「本当にごめん……」
カリカリサクサクしながら、「しょうがないなー」って顔でミシェルの顔の周りでフヨフヨする妖精に向けて、ミシェルは大声で叫ぶのだが……その声が全く聞こえてこない。叫び終えたミシェルが咳き込んでいると、妖精達はふわふわ……クロノヴェーダってしまった村人の耳元へと飛んでいくが、ここで一つ小話をしよう。
妖精というものは、幻想的なイメージから美しい、可愛いモノと思っている者も多いが、実際は大抵残酷な存在である。悲劇によって生まれる事や、自然現象を根源とする事に起因するのだが、音の妖精もまた、まぁまぁ酷い悲恋の物語が最初の妖精が生まれた理由だったりするわけで。何が言いたいかっていうと。
『声聞こえる!?貴方自身の手で大切なものの未来を奪ってダメだよ!!命を奪う前に正気に戻るんだ!!』
音の妖精はミシェルの声を吸収し、それを吐き出すことで反響させるモノ……いわゆる木霊である。それがまー、複数いたわけですよ。二人一組になって村人を左右から挟み込むと、耳元でミシェルの絶叫を吐き出すわけだ。
「キンギョッ!?」
両耳から同時にそんな大声を叩き込まれた村人は、たまったもんじゃない。頭の中に金切り音が反響して、ぐわんぐわんぐわん……ぱたっ、ちーん☆
「よし!傷つけずに止められた!!」
陸に打ち上げられたお魚よろしく、びくんびくんしながら人の形を取り戻していく村人を見て、グッと拳を握るミシェルを妖精が「うわぁ……」って顔で見つめるが。
「一緒にいる人たちが死別、しかも自らの手でお別れをするなんてダメだから!!」
正義感にあふれたキラキラおめめで見返してくるものだから、妖精達は考える事をやめた。立っている村人がいなくなるまで繰り返し、ミシェルとの間でシャトルフライさせられた妖精達が不満全開の顔で降りてくると、ミシェルは両脚を揃えて畳むように座り、体を丸めて額を砂浜に当てて、両手はつむじに向けて指先を揃えるようにぴったり地につける。
「誠に申し訳ございませんでした……!」
最終人類史に存在したとかしなかったとかいう、最大限の謝罪。DOGEZAを披露するのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
「シャーックックック!!」
ざっぱーん!海から新手の半魚人が現れた!!ヒャッハー顔したそいつは復讐者達に武器を突きつけて。
「なーんか進行が遅いと思ってみればァ!何してくれてんだエェ!?」
完全にプッツンしちゃってる系クロノヴェーダは下半身お魚なのに、砂浜の上でも微妙に浮いて、泳ぎながら迫り。
「邪魔するってんならまずはお前らを開きにしてやるぜェ!!」
お分かりいただけただろうか。先にこいつを何とかしないと村の復興支援なんかやってられないぞ!!
ラウム・マルファス
ちょっぴりやり過ぎた気もするケド、犠牲も怪我人もないカナ?残りの敵もさっさと倒して、復興作業に取り掛からないとネ。
……うわぁキモイ。そしてコワイ。
カラス型ドローンに燃焼剤搭載。突撃させて燃やすヨ。ボクはフライトドローンに乗って退避しつつ、なるべく村から離れていよウ。敵のパラドクスに巻き込んだら大変だからネ。
さっきの津波はこのアヴァタールが起こしてる……わけじゃないよネ、海中に何かあるのカナァ。それともエルドラードのクロノヴェーダがこういう増え方なのカ……アークデーモンが与してるなら東京へ攻めて来る可能性もあるだろうし、早めに阻止しないとネ。
有栖川宮・永久
弟分のミシェル(g03417)と参加
(偵察から帰ってきて)ミシェルにしては珍しく荒っぽいやり方じゃない?・・・私の影響かな。後で手当てしないとね。(反省しつつ)。
まさに攻撃特化、風体だね。二人で囲んでボコボコにしちゃおう。ミシェルも接近戦もできるしね。行こう!!
ミシェルは前頼むね!!七影斬!!後ろから前から7つの分身で囲むよ!!あ、ミシェルが入る隙間を残しとくね。最後は二人揃っての全力の【グラップル】の蹴りでトドメだ!!海の藻屑となるがいい!!
終わったね。あ。二人揃ってくしゃみしてるし。そういえば着替えまだだった。ミシェルがなんか視線泳いでるし、復興作業前に着替えとくか。ミシェルの着替えこれ(サイズの大きさに驚きつつ)。
それにいきなりの津波とか現代に違和感ありまくりの怪人とかまだまだ謎が多いね・・・それに早くこの酷すぎる作戦終わらせないと。
ミシェル・ラークリーズ
姉気分の永久(g01120)と参加
(お姉さんの指摘と倒れている方々を見ながら)うん、本当強引だった・・・(手を合わせて謝りながら妖精さん達を戻していく)後でケア必須だな。
敵は切れ味抜群の刃物二刀流か。油断してるとバッサリいかれそう。うん、接近戦もいけるよ。今度はお姉さんにちゃんとついていくよ。
お姉さんが7体に分身した!?あ、かろうじて前に隙間ある。うわっ〈カトラスを回避)分身のおかげではっきり敵が区別できる。明星の剣で童子切で必殺の一撃!!トドメはお姉さんと【グラップル】で渾身の蹴りだ!!
しんどい戦いだった。(くしゃみ)お姉さんも寒そうだし。それに・・・目のやり場に困るし、着替えよう。僕の服のサイズ?最近すごく背が伸びたんだ。2年前と違うよ。
何故、急に津波が来たんだろうね?怪物達も含め、色々ありそう。何より、こんな酷い所業、やめさせないと。
「ちょっぴりやり過ぎた気もするケド、犠牲も怪我人もないカナ?残りの敵もさっさと倒して、復興作業に取り掛からないとネ」
などと、生首爆弾を飛ばしていたラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)が敵に向き直ると。
「シャーックックック!」
「……うわぁキモイ。そしてコワイ」
ドン引きしてた。お魚はお嫌いかね?
「あれ魚って表現をしていい生き物じゃないよネ!?」
「シャーックックック!地味に酷い事を言われている気がするぜ!!」
クロノヴェーダが心なしかしょんぼりしている気がする……そんな茶番の傍ら、アヴァタール級の出現に気づいた有栖川宮・永久(燦爛のアンフィニ・g01120)が残党の警戒から戻ってくると、倒れた村人たちを見回して。
「ミシェルにしては珍しく荒っぽいやり方じゃない?……私の影響かな。後で手当てしないとね」
「うん、本当強引だった……」
負担を強いる形になった妖精達に両手を合わせ、思いっきり頭を下げていたミシェル・ラークリーズ(彩光のグレイス・g03431)は送還を終えると改めて現場を見渡し。
「み……みみ……が……」
「後でケア必須だな」
まぁ、相当ビックリしただろうからね……。
「シャーックックック!この名状しがたいもやもやは、お前らをぶった切って解消してやるぜェ!!」
「あ、なんか来た。まさに攻撃特化って風体だね。二人で囲んでボコボコにしちゃおう。ミシェルも接近戦もできるしね。行こう!!」
「敵は切れ味抜群の刃物二刀流か。油断してるとバッサリいかれそう。うん、接近戦もいけるよ。今度はお姉さんにちゃんとついていくよ」
「高々二人で囲むだと?面白い冗談だなぁ!!」
クロノヴェーダが嘲笑い、カトラスを振りかざすが、ミシェルと並んで走っていた永久の姿が消えて。
「七影斬!!」
「ギョギョッ!?」
「お姉さんが七人に増えた!?」
正面を除く七方向から迫る永久。アヴァタール級はカトラスの片方を逆手持ちに切り替え、自身を回転させて一斉攻撃を斬り払うが。
「全部偽物……だと!?」
七人の永久、全てが消えてアヴァタール級の目が見開かれる。
「お姉さんのおかげで道は開けた!」
「チィッ、舐めんなよ稚魚がァ!!」
空振りに終わり、隙だらけの胴体を晒すクロノヴェーダ。その懐に踏み込んだミシェルが弓引くように白銀の細剣を構えるが、敵とて武器を連結し細身の得物諸共ミシェルを叩き潰さんとする。
ぶつかり合う二つの得物。しかし、ミシェルは端から打ち合うつもりなどなく。
「エイッ!?」
身を逸らして刺突剣の刀身にカトラスを滑らせて、大柄な得物を振るった勢いをいなしてすり抜けると。
「「せーのっ!!」」
分身に紛れて姿をくらましていた永久が上から、武器の衝突をすり抜けたミシェルが横から思いっきり蹴り飛ばす!!
「ふぐっ!?」
弾き飛ばされたクロノヴェーダだが、パラドクスの伴わない蹴りなど、ただ痛いだけ。すぐさま反撃しようとして……。
「うお?」
バッサバッサ……鴉の群れに捕まって、海の方へ運ばれていく……。
「おい、ちょっと待て!俺様は魚じゃな……」
「そろそろいいカナ?ポチッとナ」
十分に離れた辺りで、ラウムが持っていたスイッチをカチッ!
「ギョギョォーッ!?」
鴉型浮遊機に搭載されていた燃焼剤に着火!海上で焼き魚にされたクロノヴェーダは炭化して投げ捨てられ、海の底へと沈んでいった……。
「さっきの津波はあのアヴァタールが起こしてる……わけじゃないよネ、海中に何かあるのカナァ。それともエルドラードのクロノヴェーダがこういう増え方なのカ……アークデーモンが与してるなら東京へ攻めて来る可能性もあるだろうし、早めに阻止しないとネ」
などと、珍しくシリアスフェイスをするラウム……お前そんなキャラだった?
「ボクはいつだって真面目だヨ?」
うっそでゃー。
「「へくちっ!!」」
おっと、胡散臭い眼鏡の傍ら、姉弟が揃ってくしゃみをしておる。
「あ……お姉さんも寒そうだし、あの、その……」
「そういえば着替えまだだった」
張りつめていた糸が切れ、ミシェルは改めて永久の服がぴったり張り付いた体を見てしまい、そっと視線を逸らした。
「ミシェルの着替えも……え、これ?」
荷物から永久が二人分の着替えを引っ張り出してくると、ミシェルの服を伸ばして、じーっ。
「なんか、大きくない?」
「僕の服のサイズ?最近すごく背が伸びたんだ。二年前と違うよ」
「そっかー……ミシェルも成長してるのか……」
「うん、僕だって大きく……ってお姉さん!?着替えるならせめてあっちの木陰で!!」
姉弟特有の(?)一悶着もあったが、着替えも終わり、気絶していた人々が目を覚まし始めると。
「何故、急に津波が来たんだろうね?怪物達も含め、色々ありそう。何より、こんな酷い所業、やめさせないと」
「そうだね……いきなりの津波とか、現代に違和感ありまくりの怪人とか、まだまだ謎が多いね……早くこの酷すぎる作戦終わらせないと」
お互いの無事に抱きしめ合う村人達を眺めて、復讐者達は決意を新たにするのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
【防衛ライン】LV1が発生!
【神速反応】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【ダブル】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV2になった!
なんか色々あった気もするが、無事に敵は排除したし、村人も人の姿を取り戻した。となればここからは壊れた家屋を建て直したり、怪我人の手当てをしたりと言った復興支援が必要だろう。帰還用のトレイン到着のお知らせまで、村人を手助けしながら色々話を聞いてみてもいいかもしれない……。
有栖川宮・永久
弟分のミシェル(g03417)と参加
あの凶暴な敵集団が跋扈してるのと、不意に津波がくる事情を考えると本当にボロボロだね・・・住居が全滅状態だ。住民のケアはミシェルに任せて住居をなんとかしないと。
同行者の方の【建物復元】でカバーしきれない所をフォローしようか。建物が破壊される前に戻るのはいいんだけど、建物を迅速に補修するところまではカバーできないから、【修復加速】で建物を支える丸太をしっかり立て直す。それに床敷けばいいのかな?屋根とかもしっかりつけないとね。妖精さん、頼むよ!!
私一人では補修できる家は物凄く少ないな〜。ミシェルが村人のケア終えた
ら手伝ってくれるみたいだけど、せめて橋とか道も補修してあげたい。船も修理するなら、手伝うよ。
余り直してあげられなくてごめんね。これ以上、日常壊されないように、必ずこの事態解決するよ。
一つ聞きたいんだけど・・・この怪物達、どの方向から来たかわかる?海から直接泳いできたのか、船とかに乗って乗り込んできたのか。知る限り教えてくれる?
ミシェル・ラークリーズ
姉貴分の永久お姉さん(g01120)と参加
耳に酷いダメージ与えちゃったし、何とか手当てしないと。それにあの化け物僕達でも大変だったし、跋扈してるのといきなり津波がくるとなると。う
うん、しっかり復興しなきゃ。
建物の方はお任せできるかな。まずは耳にダメージがいっちゃった方と前に気絶しちゃった方に【活性治癒】を。精神的ショックに有効かわかんないけど、身体的負傷は何とかなると思う。後、スコーンを渡してびっくりさせたことを誠意を込めて謝るよ。本当に申し訳ない。それにあの怪物の襲撃で建物が全滅するほどだから怪我してる人一杯いそう。その人達の手当てもしたい。
永久お姉さんの補修作業も手伝いたいけど、手当てで精一杯になるかも。手伝えなかったらごめんね。
僕らにできるのは緊急のケアぐらいか・・・大元の騒動解決しないとね。
地元の人なら分かるかな。最近不意に津波がくるってある?この島独特の地形故か、何か原因があるとか。分かる範囲でいいから教えてくれないかな?
ラウム・マルファス
ダスクの中でボクの評価が酷いことになってる気がスル
お土産にさっきのサカナ(?)持って帰ろうカナ?……電車が生臭くなりそうだからやめておこウ
村の人たちのケアはミシェルに任せて、建物の被害を建物復元でさっくり直すヨ
橋にも使えるカナ?陸地の道や畑には使えないと思うカラ、そっちは手動で復旧になりそうだネ
効果範囲も狭いから、住むところを優先しよウ
漁業がメインだろうから、修復加速を借りて船を修理しよウ
こっちは村の人にも効果があるハズだから、人を募って修理するヨ
網とか釣り具も修理しないとネ
「必要な資材は運ぶから、修理は任せて良いカナ?勝手がわからないボクが触るのは危ないでショ?」
資材はフライトドローンで運ぶヨ
作業の合間に雑談しよウ
「海中に変なデッカイ影とか、変な塊とか見たことナイ?」
他所のディヴィジョンで起こすにしてはコトが大きいし、津波を起こす儀式かクロノオブジェクトがあるかもしれないからネ
食料に余裕があるなら普通のお魚分けて貰おウ
津波で打ち上げられたのとかいないカナ?
ダスクにもおすそ分けするヨ
「耳に酷いダメージ与えちゃったし、何とか手当てしないと。それにあの化け物僕達でも大変だったし、跋扈してるのといきなり津波がくるとなると……うん、しっかり復興しなきゃ」
「あの凶暴な敵集団が跋扈してるのと、不意に津波がくる事情を考えると本当にボロボロだね……住居が全滅状態だ。住民のケアはミシェルに任せて住居をなんとかしないと」
ミシェル・ラークリーズ(彩光のグレイス・g03431)と有栖川宮・永久(燦爛のアンフィニ・g01120)は役割を分担して、まずはミシェルが住民のケアに向かうと。
「まずは耳にダメージがいっちゃった方と、前に気絶しちゃった方に治療をしないと。精神的ショックに有効かわかんないけど、身体的負傷は何とかなると思う」
と、生命力の輝きを放つミシェルであったが。
「あれ?」
住民は思っていた以上にピンピンしていた。皮肉にも、クロノヴェーダ化したことで頑健化しており、パラドクスこそぶつけたものの、人体部分の損傷は少なかったようだ。どちらかと言えば……。
「腕は大丈夫そうですか?」
魚人の襲撃に遭う前の、津波の方が人的被害が大きい。津波に家ごと流され、見た目にこそあからさまな傷はないが、全身をあちこちに打ち付けたのだろう、痛々しい青痣を作った村人が何人もいる。残留効果で多少は癒せそうだが、さすがに完治とはいかないらしく、折れていた時の為に添え木をして、布を巻いて固定しておくことに。
「それから、こちらをどうぞ。他に手立てがなかったとはいえ、ビックリさせてごめんなさい」
謝罪と共にスコーンを配り歩くミシェルだが、村が受けた被害は大きい。かといって、クロノヴェーダの襲撃や、まして自然災害である津波を相手に何か対策ができるものでもない。
「僕らにできるのは緊急のケアぐらいか……大元の騒動解決しないとね」
とはいえ、だ。あれほどの規模の津波があるなら、村を形成するほど長く住む彼らなら何か対策の一つでもしていそうなもの。だが実際はどうだ、復興すら難しいほど完膚なきまでに破壊されている。
「最近不意に津波がくるってある?この島独特の地形故か、何か原因があるとか。分かる範囲でいいから教えてくれないかな?」
「いや……全くだ」
ミシェルがスコーンを渡しながら問うた老人は首を振り。
「長い事この地に住んでいるが、あれほどの津波が来たことはない。我々の家は大雨に晒されても生きていける作りになっている。それがここまで砕かれたのは初めてだ」
「そうですか……」
何かが起こっている、と言う事は確からしいが……その一方で。
「壊れたお家の方は復元効果で何とかなるとして、まずは基礎の方を何とかすればいいかな?」
効果範囲の関係もあり、白衣の奴一人では村全体の修復は間に合わないだろう。そこで分担して永久も家の修復に来たのだが。
「妖精さん、頼むよ!!」
『わー!!』
手作り妖精ロボが飛び散っていき、まずは新しい木材を切り出してくる。
「土台になってた丸太は無事かな?そしたらそこを立て直して、それに床を敷くところから始めよう」
パラドクスの加護もあり、修復にかかる時間は短いとは言え、さすがに家を建てるには……。
「よし、床が完成。そしたら、こう!」
パン、柏手を一つ。何という事でしょう、一瞬でお家が建ってしまいました。
「建造物じゃない部分だけ修復して、残りは復元すればそんなにかからなそう……でも」
残留効果には有効範囲がある。一軒一軒直していては、どこまでやれるか分からない。
「私一人では補修できる家は物凄く少ないな〜。ミシェルが村人のケア終えたら手伝ってくれるみたいだけど、せめて橋とか道も補修してあげたい」
「おぉ……流されてしまった我が家が一瞬で……!」
直した家の主と思しき一家がやってくると、永久は苦笑して。
「あまり直してあげられなくてごめんね。これ以上、日常壊されないように、必ずこの事態解決するよ」
「いやいや、家が直っているだけでもありがたい……何か御礼をせねば……とはいえ、差し出せるようなものは……」
「それなら、代わりにってわけじゃないんだけど、一つ聞いていいかな?」
なんですかな?と首を傾げる家主に、永久は微かに目を細め。
「あの怪物達、どの方向から来たかわかる?海から直接泳いできたのか、船とかに乗って乗り込んできたのか。知る限り教えてくれる?」
「方角か……海から来た、という意味ではあちら側だが」
などと、家主は村の東を示すが。
「実は、この海域の東側には海の悪魔の呪われた島がある、なんて噂があったんだ。そんなものがあるなら我々も噂などではなく、実物を把握しているはずだがね。とはいえ、村の外には実際に見たという人もいたらしい。その人曰く、呪われた島からは海賊船が現れたとかなんとか……」
「なるほど……もしかしたら、そこから来たかもしれないってことだね……」
永久が何やら怪しい噂話を聞き出した頃、怪しい白眼鏡はと言うと。
「ダスクの中でボクの評価が酷いことになってる気がスル」
ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)の評価が酷い事になってるだなんてそんな、前から酷かっただけだとも。
「……お土産にさっきのサカナ(?)持って帰ろうカナ?……電車が生臭くなりそうだからやめておこウ」
過剰防衛反対!いや、防衛って言うか復讐?何にせよ他の復讐者の御迷惑になる行為はご遠慮ください。
「村人のケアはミシェルに任せて、あっち側のお家は永久がやってくれるカラ、僕はこの辺のお家と……」
建物そのものは、それこそ眼鏡をカチカチやって、パッと直せる。問題は……。
「橋だヨネ……場合によっては使えるんだろうケド……効果範囲の関係もあるシ、住むところの修復を優先カナ」
と、家を一通り直して回っていると、映像の早送りかなってノリで橋を直している永久が見えた。彼女の傍らには妖精ロボがおり、その手のパラドクスらしい事を見届けて。
「そしたら僕は船を修理カナ……漁業がメインだろうから、仕事道具は修理しないとネ」
などと、壊れた船を解体して、組み立て直している現場に近づくと。
「必要な資材は運ぶから、修理は任せて良いカナ?勝手がわからないボクが触るのは危ないでショ?」
「おお、そうですかい。でしたらあっちの木材と……それから、そこの飛んでるやつで船体を浮かせてもらっていいですかな?船底を打ち直さなきゃならねぇ」
「お安い御用ダヨ……しかし……」
浮遊機に修理を支援させながら、ラウムは顎に手を添える。
(「他所のディヴィジョンで起こすにしてはコトが大きいナ……津波を起こす儀式かクロノオブジェクトがあるかもしれないネ」)
「ん?真っ白い旦那、どうかしたかい?」
「君達、漁師サンだよネ?海中に変なデッカイ影とか、変な塊とか見たことナイ?」
「どうだかなぁ……うちの若いのが、何か気になって近づいたら津波に呑まれたって言ってたから、何かしかはあるかもしれんが……」
「お頭、やっぱ例の噂じゃ……」
意外にも、情報は別の人からもたらされた。
「襲って来たあの連中、やっぱり悪魔の手先だったんですよ!!」
「悪魔……?」
アークデーモンという存在を知っているだけに、ラウムが食いつくと。
「海の悪魔は幽霊船に乗ってやってくる……なんて話がここらじゃひっそりと広まってるんですわ。別のとこじゃ海賊船と見間違えたなんて話もあるが、そもそも海の悪魔なんて言ってる連中なんだ。海の底から上がって来たっておかしくはねぇ!!」
「お前はビビりすぎだって……」
船の修理を先導していた男性は笑っていたが、ラウムは引っかかっていた。
「海の底から、ネ……」
未だ謎多き津波と襲撃。復讐者達は、真実に辿り着けるのだろうか……?
「あ、そうだ。津波で打ち上げられたお魚とかいないカナ?持って帰ってお土産にしよウ。ダスクにもおすそ分けするヨ」
真面目に締めようとしてんのに、余計なモンを拾いにいくんじゃない!!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【修復加速】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
【建物復元】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV4になった!
【ドレイン】LV1が発生!