ネタは新鮮なうちに(作者 凪未宇
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#冥海機ヤ・ウマト  #ポート・モレスビー沖海戦  #ポート・モレスビー 

 HMASヴァンパイアは呼び集めた小型のアヴァタール級やトループス級の前に、傘を揺らしながら静かに歩み出る。
「バンダ海を制圧したディアボロスは、ソロモン諸島をも攻略しようとしており。オーストラリア近海に向かわせた艦隊も、その多くが撃滅されてしまいました」
 その報告にざわついていた艦隊が静まる。
「現状は、絶対的窮地と言えるでしょう。ですが、その程度で、私たちの矜持を折る事などできはしません」
 さぁと、HMASは呼びかける。
「皆さま、海戦の時間ですわ。ポート・モレスビーの精鋭たる、私達、駆逐艦隊の恐ろしさを見せつけてさしあげましょう」
 小規模の基地だからと侮られないよう。
「わたくし達、駆逐艦隊こそが、冥海機の精華である事を見せつけるのです」
 その声に、集まった冥海機らは、鬨の声とも思えるほどの歓声を上げるのであった。

 攻略旅団の提案により、オーストラリア近海の安全確保のため、ニューギニアの冥海機ヤ・ウマト拠点『ポート・モレスビー』を制圧する作戦を行うことになりました。
「ポート・モレスビーは、オーストラリア近海を荒らしていた艦隊の母港のようです。ここを制圧することができれば、オーストラリア近海の安全は大きくなるはずでしょう」
 ルゥルゥラナ・レイラ(宵闇の刃・g08924)は、集まったディアボロスを見渡し説明する。
「現在、まだオーストラリアの帰還時期は決まっておりません」
 準備は済んでいるので、皆さん次第ですがと付け加え。その時の為にも、できるだけ安全な状況を作っておける事は大事だろうと言う。

 ポート・モレスビー近海までパラドクストレインで移動した後、敵艦隊の哨戒及び海戦準備を行いながら、ポート・モレスビーに接近する事になる。
「海上は遮蔽物がありませんので、敵艦隊の動きにも注意してください。敵は流れるお寿司屋さんの皿のように波間を漂い、ディアボロスを探し哨戒活動をしています」
 相手に先に発見されれば不利になる事間違いないが、敵の方が圧倒的に目立つ姿と行動をとっているはず。
 波間を漂う、イクラの軍艦に見える『伊九羅號』など向こうの方から見つけてくれといっているようなものだ。
「伊九羅號は逃げる素振りはないようですが、旗艦となる『サーモン級』は、一撃離脱でディアボロスに打撃を与え撤退する作戦を行うようです」
 サーモン級はポート・モレスビーに向けて、海中深くへと潜り撤退を行うようなので、戦闘を開始したら、敵が撤退する前に、退路を閉ざすよう対策を行う必要があるだろう。
「何もない海上ですが、水中深くに潜られてしまえば振り切られてしまいます。そうならないよう、工夫ができると良いのですが……」
 ポート・モレスビーの艦隊は、決して強大では無いが、脆弱な戦力を知恵と工夫で補なって戦闘を仕掛けてくるので、決して油断できる敵では無いでしょう。

 敵艦隊は、隠密性が高く小回りが利き、海域の土地勘を有しているので、先制攻撃の有利を得る為には、相応の工夫が必要になるでしょう。
 海上でいかに有利を得るか。この辺りの工夫は、今後の為にも色々考えて見たいものだ。
 そう締めくくり、ルゥルゥラナはトレインへと案内するのであった。

 波の海流にのって、白い円盤ボードに乗ったイクラの軍艦が流れていく。
 手足を引っ込め、イクラの粒の間からカメラのレンズを調整し哨戒していれば、これが冥海機とはそう簡単には分からない見事なイクラ軍艦への擬態だ。
「ヒャッハー、これでディアボロス達を出し抜いてやるぜ!」
 だが、彼らは忘れていた皿に乗ったイクラ軍艦が海を漂うわけがないことを。
 まるでレーンに流れている回転寿司の皿の如く、渦潮にのった『伊九羅號』は自信満々に流れていく。
 その様子を眺め、『サーモン級』は溜息をついた。
 彼らはネタに命を懸けているので仕方ない。
「隠密行動をとれといったつもりじゃが、あ奴らは分かっておるのじゃろうか。まあ、良い」
 いざとなれば、彼らを囮に海中へ逃れればいいのだ。
「伊九羅號が戦い始めたら、妾も挨拶に行くとするかの」
 そう不敵な笑みを浮かべ、サーモン級は潜水艦であるその海戦武装と共に海中へと消えていくのであった。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
2
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【友達催眠】
1
周囲の一般人を、誰にでも友人のように接する性格に変化させる。効果LVが高いほど、昔からの大切な友達であるように行動する。
【過去視の道案内】
1
移動時、目的地へ向かう影が出現しディアボロスを案内してくれる世界となる。「効果LV×1日以内」に、現在地から目的に移動した人がいなければ影は発生しない。
【水面走行】
1
周囲の水面が凪ぎ、ディアボロスが地上と同様に走行や戦闘を行えるようになる。ディアボロスと手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人も同行可能。
【落下耐性】
2
周囲のディアボロスと、「効果LV×300m半径内」の通常の生物に、どんな高所から落下しても、落下時の衝撃を2mの高さから落下した程度に軽減する能力を与える。
【パラドクス通信】
1
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。
【アイスクラフト】
1
周囲が、ディアボロスが、一辺が3mの「氷の立方体」を最大「効果LV×3個」まで組み合わせた壁を出現させられる世界に変わる。出現させた氷は通常の氷と同様に溶ける。
【水中適応】
2
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が水中で呼吸でき、水温や水圧の影響を受けずに会話や活動を行える世界に変わる。
【防空体制】
1
周囲が、飛行する存在を察知しやすい世界に変わる。ディアボロスが屋外を飛行中の敵を発見するまでに必要な時間が、「効果LVごとに半減」する。

効果2

【能力値アップ】LV3 / 【命中アップ】LV3 / 【ダメージアップ】LV1 / 【ガードアップ】LV1 / 【反撃アップ】LV1 / 【先行率アップ】LV1 / 【ダブル】LV2

●マスターより

凪未宇
皆さま、こんにちは。凪です。
最終人類史にて、オーストラリアに迫る冥海機を撃退し、帰還準備を行ってください。

執筆順は①②>②③④となります。

①:海戦、今回の戦いの為の準備と哨戒です。
②:敵の退路を遮断します。この選択肢がクリアされてないと、敵が生き残る可能性があがります。

※有効な残留効果を使用という記載は、効果を指定して書いてある方より判定が下がります。
※技能を並べただけでは、パラドクスや残留効果のような効果は得られず使えません。
※どんな台詞や心情で参加しているのか、キャラらしさを多く書いてあると嬉しいです。

それでは、皆様のプレイングお待ちしております。
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


舟橋・苺依夢 (トレインチケット)



フェルナンデス・ミカ (トレインチケット)



●ポート・モレスビーへ
 海面スレスレを滑るように飛翔し、舟橋・苺依夢(sweet holicᕱ⑅ᕱ・g06048)は、フェルナンデス・ミカ(アイアン・ブレイン・g03347)と敵部隊を哨戒していた。
 パプアニューギニアの首都であるポート・モレスビーだが、このディヴィジョンでは、冥海機ヤ・ウマトの拠点であり、オーストラリア近海を荒らしていた艦隊の母港となっている。
「敵も警戒してるんだよね。でも、あの見た目は分かりやすいと思うんだよね」
「そうなのよ。ちょっと、私には理解できないの」
 明るく振舞う苺依夢に対し、まだフェルナンデスはもじもじと少し遠慮がちに話す。
 偶然にも同じ長い金髪の少女で姉妹のようにも後ろ姿は見えるが、性格は真逆に近い。
 だけど苦手とかではなく、もう少しだけ慣れる時間が欲しいのだ。
 それに気付いているのだろう、苺依夢も不用意に踏み込んでいかず、時々緊張を解すように軽めの話題や声をかけている。
 そんな最中2人は同時に小さく「あっ」と声を上げ、慌てたように一旦退避し距離を取った。
「あれが、流れるイクラ軍艦なのかな?」
「本当にお皿みたいなボードに乗っていたよね?」
 それは海流がぶつかり合い渦巻いてる渦潮の中。
 ぐるぐる、ぐるぐる……。
 流される白いボードに乗った『伊九羅號』は、まさに回るお寿司のイクラ軍艦のように漂っていた。
 完璧な擬態なのかも知れないが、場所と大きさが規格外。
「異様な光景だよね」
「隠れてるつもりなのよね?」
 あまりの光景に、フェルナンデスの緊張もどこかへ吹っ飛んでいった。
「これ以上近付くと渦の外にも気付くかもね」
 苺依夢がそーっと覗きんきんだ様子では、渦の海流にのってるせいか、伊九羅號の居る海面は他より低く凹んでおりディアボロスの接近に気付いていないようだ。
「この場所を連絡するね」
 きっとイクラ軍艦がここに居るのならと、フェルナンデスは仲間にパラドクス通信で連絡するのであった。
善戦🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【飛翔】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!

麗・まほろば
ふぅん、駆逐艦隊かぁ。
戦艦や空母ほどではない……といいたいところだけど、クロノヴェーダの強さや狡猾さに船のクラスは関係ない、か。
油断せずに攻略しないとね!

まほろばは【水中適応】を展開。
本来ならば飛翔や完全視界で波間の敵を視認したいところ。だけど空を飛べば一方的に難しいところだろうし、完全視界はなにより水上走行がないと速度を活かすこともできない。
……しかたない、水中から【まほろばの眼球測距儀】でしーっかりと【観察】するしかない、ね。むむむ。
もし水中を移動しているならば、視界を確保できないとまほろばたちは水中のクロノヴェーダを見つけるのは難しいかもしれない。
そして水上を移動しているならば水中は海面そのものが身を隠す遮蔽物となる。奇襲するにはもってこいだろう。
それはそれとして水上から水底に逃げようとするならば、結果的に先回りもしやすいしね!

さーて、のんびり航海をしてるお間抜けさんはどこかなぁ?
文字通り、足下をすくってやるんだから。


●海中の敵
 水上からの通信を受け麗・まほろば(まほろばは超々々々弩級戦艦ですっ!・g09815)は、方向を変えた。
(「完全視界はなにより、水上走行がないと速度を活かすこともできないからね」)
 低空飛行で、何とか見つけられて良かった。そんな事を思いながら、水中適応で暗い海を進む。
(「駆逐艦隊かぁ。戦艦や空母ほどではない……といいたいところだけど……」)
 明らかに敵の方が有利だ。
(「水中は海面そのものが、身を隠す遮蔽物。奇襲するにはもってこいなんだろうね」)
 囮のように放たれた部下に同情するわけではないが、何だか哀れだ。
(「クロノヴェーダの強さや狡猾さに船のクラスは関係ない、か」)
 恐らく、水上の部下からそう離れていないだろう。
 それに潜水艦型とはいえ、生物である以上特殊な力でも無い限り、状況を確認することも、連絡を取る手段もないのだから。
(「むむむ。やっぱり良く見えないね」)
 水中や暗い場所を見通せない今は、パラドクス通信で得た水上の情報が頼りだ。
(「さーて、のんびり航海をしてるお間抜けさんはどこかなぁ? 文字通り、足下をすくってやるんだから」)
 必ず近くに潜んでいると、注意深く探せばゆらりと白っぽい姿が視界の端を移動していく
 水上しか警戒していない敵は、まほろばに気付いた気配はなくゆうゆうと漂いながら、浮上のタイミングを伺っているようであった。
 部下が襲撃されたところを、奇襲しようとしているのかもしれない。
 だがこうして姿を補足されている以上、敵の奇襲は成功しないし。この辺りの海底や海域に何か対策されれび、逃亡も出来ないだろう。
 水中から攻撃し、また水中へ逃げる。
 そんな敵の企みを察しながら、『サーモン級』の姿を岩陰より見つめるのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【水中適応】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!

ミーレ・ベルンシュタイン (トレインチケット)



●回り、そして浮上
 大海原を前に、ミーレ・ベルンシュタイン(腕白番長・g00069)はぐるぐると巡る敵の姿を、微妙な面持で眺めていた。
 波間すれすれを低空飛翔し飛び散る飛沫が、キラキラとミーレの頬を撫でていく。
 ぶかぶかの白ランをはためかせ、彼女は首を傾げた。
 ぐるぐる巡るお皿……いや『伊九羅號』の姿に、わんぱくだというミーレも目を瞬かせる。
 これは番長として、キッチリ絞めておくべき相手だろうか?
 校則違反とは言わないが、ヒャッハーな伊九羅號にはツッコミどころ満載だ。
「よく分かりませんけど、悪いことをする人には、ようしゃしませんわ!」
 波を乗り越える様に渦の中へ。
 クルリと身体を捻りながら、回る伊九羅號の上へと躍り出たミーレは踵落とし『スターゲイザー』を繰り出す。
 一斉にイクラ軍艦の中からモヒカン頭が顔を出し、ビクリとするが勢いは止まらない。
「は、ぁ!!」
「敵襲だ! フハハハひっかかったな我等の罠に!」
「この完全な擬態、見破れなかっただろう!」
 いや、バレバレです。
 心の中で各所からツッコミが飛んだかもしれないが、ドヤ顔を浮かべた顔面に綺麗にミーレの踵が決まる。
 特殊な一部の方にはご褒美な一撃に、「あぶぁ……」と絵に描いたような悲鳴をあげながら1体の伊九羅號が渦の中へと落ちていった。
 そのまま彼の乗っていたボートにミーレが着地したところを狙い、『九貫スラッガー』が飛んでくる。
 朝どれ新鮮な瑞々しさを輝かせ、鋭く服を刻みボートをも両断する。
「このていど何でもありませんわ。わたくし、わんぱくですのよ?」
 傷の痛みを感じさせない微笑をミーレは浮かべ、毅然と振舞う。
 その時だ。
 渦の一部が乱れ、海面が盛り上がり大きな魚影が跳び出す。
 蜂蜜色のミーレの髪が飛沫で乱され、浮上した潜水艦型海戦装の上で『サーモン級』は、獲物がかかったと確信の笑みを浮かべるのであった。
善戦🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【落下耐性】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!

プターハ・カデューシアス
ぐるぐる回るスシ…
現代日本の文化を利用するのは、やはりエゼキエル勢の影響でしょうか?
明らかに状況間違っているのは別として、敵も研究しているのですね(納得顔

水中への逃走防止
これは!もう!
アクアスライムの出番でしょう!

さぁ、アムリタ
仲間と共に、敵将が潜ってきたら取り囲むのです!
思いっきり暴れて良いですよ!

【数の暴力・青】にて大量の青スライムを召喚
アムリタに指揮を執らせ、戦場の敵の水面下を取り囲むように配置

透明なスライム達なら敵に気づかれること無く
包囲網を敷いてくれることでしょう
潜ってきたなら一斉に取り囲んで攻撃です

青く澄んだスライム達が水面下を埋めると水に溶け込んで見えて目だけがみえるのだろうか…?
ある意味、集合体恐怖症の人には禁忌かも知れない…

等と考えながら
私も【水中適応】を利用
【P通信】で味方と連携して状況を確認しながら水中で待機

部下の回るスシを見つめる冥界機…を、見つめる我ら
なんだこの状況?

最近戦闘に出していなかったせいで
少々機嫌斜めなアムリタのストレス解消にもってこいの作戦ですね


麗・まほろば
退路を断つためには2つ方法があるってまほろばは思うな。
ひとつは物理的遮断――つまり行き止まりを作ったりして、とにかく先へ進めないぞ! という状況を作ることだね。
そしてもうひとうは精神的遮断――これは、もう逃げ道がない! どうしょうもないぞ! と思わせる状況にすることだ。

【水中適応】を継続
そして【51センチまほろば砲】に三式弾『草那藝之大刀』をそう装填しつつ機会を伺う
畳み掛けて攻撃ができる状況になったら、【砲撃】だよ!

三式弾とは、炸裂させることで高速で飛ぶ戦闘機を狙い撃つ事ができる弾丸で、その他に基地攻撃のように地上を2次元に焼き尽くすためにも使ったりするものだ。
なにがいいたいか、水上が火の海となればもう水中に逃げるしか無いし、水中に逃げようとしてもプターハさんの策によって封ぜられている。
これでもう、まほろばたちを倒すしかなくなるわけだ。
なにより、水中花火を一度見てみたかったって、そんなことは思ってないよ?

だけどこれは即ち戦闘に入ることと同義。タイミングはしっかりと合わせるよ。


●水中との境界線
 渦潮と波間に漂う敵の姿に、プターハ・カデューシアス(招福龍・g03560)と麗・まほろば(まほろばは超々々々弩級戦艦ですっ!・g09815)は水中適応で泳ぎながら波間に顔を出し彼らを見つめた。
「ぐるぐる回るスシ……現代日本の文化を利用するのは、やはりエゼキエル勢の影響でしょうか?」
「ヒャッハー! 見たか我等の完璧な擬態!」
「……明らかに状況間違っているのは別として、敵も研究しているのですね」
 我慢できずに顔を出しドヤ顔を浮かべるのはどうかと思うが、一応は納得顔をプターハは浮かべ水中への逃走防止をとアクアスライム『アムリタ』を召喚する。
「退路を断つためには2つ方法があるってまほろばは思うな。ひとつは物理的遮断――」
 まほろばの言葉が終わるより早く、プターハはアムリタに目配せする。
「これは! もう、出番でしょう! さぁ、アムリタ」
 聖杯を思わせるような冠を輝かせ、アムリタは先陣をきって海原へと飛び込み泳いでいく。
「思いっきり暴れて良いですよ! 仲間と共に、敵将が潜ってきたら取り囲むのです!」
 続く青スライムを引き連れ『数の暴力・青』によるスライムの包囲網が海中に展開されていく。
 青く澄んだスライム達が水面下を埋めると水に溶け込んで見えて目だけがみえるのだろうかと、興味本位でプターハが見送っていると主と一心同体のアムリタが呼ばれたかのように振り返り瞬き、呼応するように無数の青スライムの目が水中で瞬いた。
 ちょっとだけホラーな光景だ。
(「ある意味、集合体恐怖症の人には禁忌かも知れない……」)
 そんな事を思いながら、アムリタ達への指示をしやすいようにと、海中へとプターハは潜っていく。
 潜水しようとするのを妨害されたサーモン級は、スライムの壁にぶつかり簡単に潜れないことを悟ると不満そうに水上を旋回する。
「つまり行き止まりを作ったりして、とにかく先へ進めないぞ! という状況を作ることだね。そしてもうひとつは精神的遮断――」
 まほろばは、戦艦型海戦装主砲〈51センチまほろば砲〉に三式弾、『草那藝之大刀』を装填し放つ。
「燃、え、ちゃ、えー!!」
 水中より海面に向かって打ちあがった花火が大きく広がり、海の中に美しい季節外れのイリュージョンを咲かせる。
 だがその炎は、敵を燃やすもの。海上へと広がり、敵を苦しめる。
「これは、もう逃げ道がない! どうしょうもないぞ! と思わせる状況にすることだよ!」
 ここまでされれば、サーモン級も無視することは出来ない。いや放置して帰還するわけにはいかないか。
「ぐあああ、焼きイクラになってしまう!」
「やべぇ、あちいぞ!」
 燃える海から距離を取るように、白い皿ボートの上で『伊九羅號』は手足を出し走り回りだしたので、ますます訳の分からない光景が広がり始める。
(「なんだこの状況?」)
 火の海になった海上で、回るスシ皿の上を慌てて走り出すイクラ軍艦。
 それを見つめ、スライムに圧迫されながらこの状況を作り出した相手を睨みつける巨大サーモン。
(「……を、見つめる我ら」)
 色々とおかしな光景になってきたが、きっと問題ない。はず?
 とにかく簡単にはどこへも逃げることができないと悟ったサーモン級は、残る伊九羅號に命じる。
「貴様らいつまでふざけておるのじゃ。ここまで侮辱した輩を逃すでない! 完全駆逐じゃ。我等の恐ろしさを見せつけるじゃ!」
「まってました!」
「ヒャッハー!!」
 勢いよく伊九羅號は襲い掛かって来るのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【水中適応】がLV2になった!
【防空体制】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!

驚堂院・どら子 (トレインチケット)



●弾幕戦
「むっ、これはクロノヴェーダの謀略なよね?」
 落魄してコンビニバイトで一般的現世文化に慣れ親しんだ驚堂院・どら子(ドラゴニアンの陸戦砲兵・g10083)とはいえ、回転寿司がこれじゃないことは分かる。
 何故、『伊九羅號』はこんな大海原で逆に違和感でしかないイクラ軍艦に擬態しようとしたのか。
 そもそも冥海機は軍艦であれば見境ないのか、謎だ。
「良く分かりませんが、あなた達を一掃するわね」
 考えても突っ込みを入れても、伊九羅號のあの濃い顔がメンチをきって来るだけの気がする。
 ここは早々に片付けを。
 水上走行で渦潮の流れにのりながら滑るように近付き、己の海戦装を全て展開し狙いを定め『絶海砲戦』を仕掛ける。
「ヒャッハー! 何だ小娘が増えたか?」
 小柄な体躯にパーカー姿な彼女に、伊九羅號は余裕を見せる。
 一斉に向けられた砲門に対抗するように、軍艦からイクラの粒もとい赤色発光榴弾-伊九羅弾(塩分控えめ)を手にし、『伊九羅ボレー』を放つ。
 ほぼ同時に両者の攻撃は放たれ、どら子のおびただしい砲撃とまるでイクラにしか見えない伊九羅號の弾丸が海上でぶつかり合い弾ける。
 バシュっと弾ける音は炸裂弾のものだが、なぜか伊九羅號の弾丸から赤い液体のような物が流れ、海が赤く染まっていく。
 海上は弾煙が漂い広がり、赤い海に。
 時折、撃ち落とされたイクラや、弾の欠片のような外皮が流れているので妙に生々しい。
 だが、どら子の砲撃は留まることなく轟音を響かせ、伊九羅號を圧倒していくのであった。
善戦🔵​🔵​🔴​🔴​
効果1【水面走行】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!

麗・まほろば
なんだかすごーく、地獄絵図になっちゃった気がするぞ……?
えーっと、ごほん。
わーっはっはっは、けいさんどーり! 混乱させることができた、やったね!
イクラどもをさっさと片付けて、おうちにかえりましょー!

【水中適応】を引き続き展開!
大きく【まほろばの旗】を振ってまほろばの“観測機”たちを召還!
クロノヴェーダに向かって、機銃斉射! だよ!
機雷の掃海は【13mmまほろば機銃】でできるだけ数を減らしておきたい……けど、なんだこれ。海が真っ赤になっちゃった?!
完全視界でもあれば視界は良好なんだけれど……しかたない、集中砲火でもされないようだったら【飛翔】で海から上がった方がいいかもしれないね。
一匹たりとも逃がさないよぉ!


●巡る軍艦
 …………。
 ヒャッハーしながら回る白皿ボートの上を走る『伊九羅號』と、それらに檄を飛ばすサーモン級のセラー服少女。
 宙を飛び交うキュウリ……ならぬ、九貫スラッガー。
 海を赤く染めるイクラ……ならぬ、赤色発光榴弾-伊九羅弾。
 その光景を眺め、麗・まほろば(まほろばは超々々々弩級戦艦ですっ!・g09815)は、軽い頭痛を感じた。
「なんだかすごーく、地獄絵図になっちゃった気がするぞ……?」
「おっ? 向こうにも小娘が居るぞ! やっちまえー!」
 そこはかともなく一撃でお手本のような悲鳴をあげ倒れる雑魚キャラの空気をかもしだしながら、伊九羅號が飛び掛かってくる。
 既にイクラ軍艦への擬態は終わり、白い皿のボートはただの足場だ。
 イクラ軍艦から中途半端にニョキニョキと頭と手足を生やし、新種の珍獣のようないでたちで、皿から皿へと飛び移りまほろばを狙ってくる。
 もはや彼らに海の軍艦として泳ぐ矜持もない。
「えーっと、ごほん」
 幸い地道に仲間が削ってくれたので、まほろばは残る伊九羅號を惹きつけるだけひきつければいい。
「わーっはっはっは、けいさんどーり! 混乱させることができた、やったね! イクラどもをさっさと片付けて、おうちにかえりましょー!」
「ヒャッハー! 逃がすものか!!」
 宙へと踊るイクラ軍艦のイクラは、それはもう太陽の光と水飛沫で煌めき、プリプリ輝く宝石のような美しさを見せた。
 隣にある強烈な雑魚顔が、視界に入らなければ海の宝石と言われるのも納得しただろう。
 次々と海上へと投下してくる赤色発光機雷-『伊九羅マイン』(無添加素材)に、もほろばは大きく〈まほろばの旗〉を掲げた。『八尋白智鳥御旗(ヤヒロシロチドリノミハタ)』、白地に赤い白鳥が踊る。
「おねがい、飛んで!」
 この大量のイクラに、召喚した観測機である白鳥をぶつけるのは何だか申し訳ないが、これは戦い。
 白鳥達が伊九羅號と漂う機雷に向け、機銃を構える。
「機銃斉射! だよ!」
 水面走行で海上に立つまほろばの号令で、銃撃弾幕が張られる。
 その向こうで機雷が爆発したか、激しい水柱とアベシっと複数の悲鳴があがり伊九羅號が吹っ飛んだ。
 そして更に赤く染まっていく海。尚、血ではなくイクラの中身である。
「できるだけ数を減らしておきたい……けど、なんだこれ。海が真っ赤になっちゃった?!」
 さて、残りは……。
 駆けまわる伊九羅號が、もう残ってないことを確認しまほろばはサーモン級を振り返る。
「一匹たりとも逃がさないよぉ!」
 後は司令官機を残すのみ。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】がLV2になった!
効果2【命中アップ】がLV2になった!

メルサンク・トトメス (トレインチケット)



ラリサ・パヴロヴァ (トレインチケット)



甘野・夕霧 (トレインチケット)



●喰えない鮭
 この展開を『サーモン級』は予測していただろうか。
 白い髪を振り乱し、ずぶ濡れのセーラー服を纏う姿でキッとディアボロスを睨みつける。
 だがその視線に構わず、メルサンク・トトメス(𓌸𓋴𓋹𓁐𓅝𓄠𓋴・g03837)が、金の髪を潮風に揺らしながら、水上走行で近付いていく。
「𓉔𓇌𓀁(やあ)」
 聞きなれない言語で話しかけられたサーモン級は、未知の生き物を見るかのように警戒を強める。
 なんだかメルサンクの見た目は本来の姿ではないような、髪や瞳がちぐはぐのような印象を受ける。
「キミに特に思い入れも何もないけど、ボク達の邪魔をするなら排除するよ」
 あまり表情にこそ出さないが、そこに静かな怒りが滲む。
 サーモン級は、そんな彼女が動くより早く水中へと潜り勢い良く泳ぎだす。
 部下がコテンパンにやられたのだ、油断無く動くのも当然か。
 素早い泳ぎは流れを生み出し『カーレント』にディアボロス達を巻き込む。
 もしも水上でなく水中にいたら、たちまち飲み込まれていたことだろう。
「あなたを逃がすわけにはいかないのよ」
 静かだが、ところどころ艶めかしい響きをさせ、ラリサ・パヴロヴァ(人間の思想家・g08043)が『氷像乱舞』を披露する。
 産み出された氷像は、水を反射しながらキラキラ美しく輝きながら、泳ぐサーモン級を捕らえる。
 だが、海戦機を氷像の腕に残し、一足先に海へと逃れ魚雷型のエネルギー『トーピード』を次々と放つ。
 被弾と共に水柱がいくつもあがり、ディアボロスを襲う。
 水面走行が無ければたちまち、砲撃で荒れた波に足元を救われていたかもしれない。
 氷の輝きと水柱の影より、『𓇋𓏏𓈖𓇳(アテン)』の加護を受け陽光を背負うメルサンクが跳ぶ。
「𓊪𓂧𓂻𓏺𓂋𓐍𓏏𓇋𓋴𓉐𓈖𓂋𓍿𓂝𓊪𓀠𓎼𓂋𓊪𓃬𓀜𓆓𓅓𓊪𓆃𓎡𓊃𓏏𓎡𓎼𓀜」
 光に目をくらませたサーモン級の腹部に、強力な一蹴がお見舞いされ、サーモン級は海面に叩きつけられる。
 このままではと海中へ逃れようと海戦機の背に取り付いたところへ、不意に声が掛けられる。
「そないに必死にならんくても、ええやろ。まるで、俺らがイジメてる見たいやん」
 甘野・夕霧(妖狐の魔導忍者・g08547)が何も武器は持ってないとアピールするように、両手をヒラヒラと見せ笑いかける。
 どことなくのらりくらりと振舞うが、楽しそうに四尾が揺れ瞳は油断なく鋭い。
「さて、これから俺はキミを斬るで。信じるかどうかは、まかせるわ」
 うそか、ほんまか。
 その真意をサーモン級が推し量ろうと身構えれば、真っ赤な舌を突き出しニヤリと夕霧が笑む。
 次の瞬間には『世界すら騙してあげるから』と言葉が力に、具現化し斬撃に。
 衝撃も何も無く、白いセーラー服の前が大きく切り裂かれる。
 鮮血が噴き出し、崩れ落ちた少女は忌々しそうに赤い瞳を怒りでもっと赤くしながら海戦機を手繰り、夕霧へと襲い掛からせ深い水底へ『ディープエンド』を仕掛ける。
 本来であれば、姿の見えにくい深海からの浮上で食らい付くとこだが、この状況では仕方ない。
 横から跳び出すように食らい付き、そのまま海へと連れ去ろうとする。
 その様は悪食な鮭らしく獰猛であったが、ここはディアボロスの包囲網の中。易々と潜ることを許さず、複数の攻撃が叩き込まれ途中で口は開き逃れられる。
 仕方なく再び海面へと姿を現したサーモン級は、苦しそうに大きく肩を上下させながら斬られた服の前を押さえ、ここからどう戦うか視線を巡らせるのであった。
善戦🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【落下耐性】がLV2になった!
【アイスクラフト】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
【ダブル】がLV2になった!

プターハ・カデューシアス
地獄絵図…

伊九羅號の撃破は無事終わったようですね
少々意味の分からない敵でしたから、仲間が撃破してくれて助かりました
しかし…奴らの残骸のせいで、すっかり海が生臭くなってしまいましたね
アムリタやスライムたちが取り込んで生臭くなったらどうしてくれるのですか!?
ほら、ほんのり赤みが…っ!

これはもう、さっさと首魁を倒して新宿島で除染しないと。
そんな憤りに復讐心を燃やし、アヴァタール戦に挑みましょう

生魚は信用できません
まぼろば様の水中花火で少しは火が通ったようですが
しっかり焼いていきましょう!
魔狼襲で『サーモン級』を攻撃
執拗に…ええ、執拗にこんがり焼きますよ

反撃で水中に引き込まれたところで、こちらには水中適応もあります
多少の傷など覚悟の上

…今回は狼型の炎でしたが
ヒグマ型の方が様になったのでしょうか?
そんな置物を新宿島で見かけた気がします

おっと、倒したならば長居は無用
これ以上、アムリタが悪食しないよう早く電車に戻らなくては


●鮭の幕引き
 繰り広げられる光景に、頭痛を感じないものはあまりいないだろう。
「地獄絵図……」
 青かった海の染まる様に、思わずプターハ・カデューシアス(招福龍・g03560)の口をついて言葉が零れた。
「伊九羅號の撃破は無事終わったようですね。少々意味の分からない敵でしたから、仲間が撃破してくれて助かりました」
 しかし――。
「すっかり海が生臭くなってしまいましたね」
 敏感に生臭さ青臭さを感じたのは、もしかするとリアルさを追及するべくイクラに本物のエキスでも入れてたのかもしれない。
「アムリタやスライムたちが取り込んで生臭くなったらどうしてくれるのですか!?」
 こまめにアクアスライム『アムリタ』を呼び出し海の掃除をしていたプターハは『サーモン級』を振り返った。
「知った事か。このまま帰らせるものか!」
 傷の痛みもあるのだろう、苦しそうに表情を歪めながらギザギザの歯を剥き出しに威嚇してくるが、プターハはプターハでアムリタが心配だ。
「ほら、ほんのり赤みが……っ!」
 このままでは、アムリタがイクラ汁に染まってしまう。
(「これはもう、さっさと首魁を倒して新宿島で除染しないと」)
 可愛いアムリタから生臭くなるのは流石に嫌だ。
 相手は冥海機。たぶん生体的な組織は少ないだろうが、それでも嫌なものに変わりない。
「生魚は信用できません。まぼろば様の水中花火で少しは火が通ったようですが、しっかり焼いていきましょう!」
 そう宣言したプターハ目掛け、いつの間にか潜っていたサーモン級の海戦装が、大口を開け浮上する。
 口が閉じると同時に、ニイッと笑い海戦装へと飛び移り共に海中へと潜ろうとした。
 だが、閉ざされた口の隙間から赤黒い炎が漏れる。
 唸り声のような音をあげながら、海水にも負けぬ勢いで狼の形をした赤黒い炎がサーモン級を、海戦装諸共燃やす。
「執拗に……ええ、執拗にこんがり焼きますよ」
 潜水艦型の口内にのまれ、心なしか自信も魚臭くなったような気がし、落ち着かない。
 たまらず浮上したサーモン級の海戦装はプターハを吐き出し浮かびあがる。
 その背で『魔狼襲』の炎に包まれたサーモン級は暴れ悶え、やがて動かなくなると制御を失った装備と共に海へと沈んでいくのであった。
「……今回は狼型の炎でしたが、ヒグマ型の方が様になったのでしょうか? そんな置物を新宿島で見かけた気がします」
 それは、活躍できる日が来たら、戦国か北海道辺りで披露して貰いたいものだ。
 ふと視線を戻せば、何かの残骸をアムリタが興味深そうに見ているので思わずその口をおさえた。
「おっと、倒したならば長居は無用ですね。これ以上、アムリタが悪食しないよう早く戻らなくては……」
 主の意図を察したのか、それとも新宿島に帰って沢山ご馳走になるつもりなのか。アムリタは大人しくプターハの肩の上でプルプルと震えるのであった。
超成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【過去視の道案内】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV3になった!

最終結果:成功

完成日2023年12月10日

ポート・モレスビー沖海戦

 攻略旅団の提案にもとづき、オーストラリア帰還後を見据えた安全確保を目指し、オーストラリア近海を荒らしていたニューギニアの冥海機拠点『ポート・モレスビー』の制圧を開始します。
 ポート・モレスビーは、史実の第二次世界大戦でも、日本軍と連合軍が支配権を争った重要拠点であり、冥海機ヤ・ウマトでは《七曜の戦》でオーストラリアに攻め寄せた冥海機軍の後方拠点が置かれていたようです。

 有力な空母戦力は《七曜の戦》で壊滅していますが、ジェネラル級冥海機『HMASヴァンパイア』率いる、駆逐艦隊が周辺の警戒を行っており、甘く見ることはできないでしょう。


HMASヴァンパイア


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#冥海機ヤ・ウマト
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#ポート・モレスビー


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選択肢『敵部隊哨戒任務(ヤ・ウマト)』のルール

 周囲を移動する敵艦隊などを警戒し、敵に発見されるよりも早く、その位置を見つけ出します。
 広い海洋で、敵を発見するのには時間がかかる場合もあるので、根気も必要になるでしょう。
 一方的に敵を発見した場合は、直後の戦闘を有利に戦うことが出来ます。
 逆に、一方的に敵に発見された場合は、不利な戦闘を強いられるかもしれません。
 周囲の状況や、近づいてくる敵部隊に関する情報などは、オープニング及びリプレイを参照してください。

 また、この哨戒任務中に【水中適応】【水面走行】のパラドクス効果を準備しておくと、なお良いでしょう。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【🔑】この選択肢の🔵が👑に達しない限り、マスターは他の選択肢のリプレイを執筆できない。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『敵退路の遮断』のルール

 逃走を図る敵の退路に先回りするなどして、撤退を阻止します。
 この選択肢が未達成の場合、撃破した敵の止めを刺しきれずに撤退されてしまう場合があります。

 退路を遮断する他、脱出の為の装置などを破壊するなど、シナリオの状況に合わせて、退路の遮断を行ってください。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『🔵が👑に達すると、選択肢の説明で指定された特別な効果が発生する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾護衛するトループス級『軍艦マン『伊九羅號』』のルール

 事件の首魁であるクロノヴェーダ(👿)を護衛するトループス級クロノヴェーダ(👾)と戦闘を行います。
 👾を撃破する前に👿と戦闘を行う場合は、👾が護衛指揮官を支援してくるので、対策を考える必要があるでしょう。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『サーモン級』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「リズ・オブザレイク」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。