リプレイ
ジェイ・スオウ
【茶組】六宮(g01325)と行動
島全体の空が高イィィイ!!
すごいナ??
任務気分の旅行?旅行気分の任務?にウキウキなオレデス。
冥海機が現れるのは深夜ってコトダシ。イイよネ?滅茶苦茶観光スッゾ!!
茶の仕入れ時に大自然で結構痛い目みてきたオレだけド、
このオーストラリアの絶景達はまるで違うナ???
つまり、スゴイ・・・(語彙)
その大自然と調和した建物達。紺碧の海、白い砂浜。
何より言葉にはしないケド、最高の相棒もいるからナ!!
大変嬉シイ気持なのデス。
そしてどうしても見たい美しい夕焼け。
ちょっと早めに行って空の色彩の移ろいを愉しんでいいカナ…。
灯台に上って少しでも空に近づいて眺めていたい。
そう思うオレなのデシタ。
【アドリブ歓迎です。】
六宮・フェリクス
【茶組】ジェイ(g10376)と行動。悪友・相棒ってやつ!(アドリブ歓迎)
時間はたっぷり、ってコトで?存分にゆっくりさせてもらいますかね~
うーん実に楽な観光…コホン、任務だな?アッハハ!
景色見ながら歩きで散策しようかね。目標設定は灯台!オレちゃんも夕焼け目当て!
オレ、故郷が故郷だから、こういう場所は知識としてしか持ってねぇんだよな
まったく知らん土地の知らねえ景色だ。ここまで綺麗な海とか見る機会なかったし
そこを相棒と歩いてるってのは中々新鮮な気持ち。なんか……ジェイちゃん語彙溶けてっけど
夜歩きもイイが、たまには昼間もイイもんだな。な、相棒?
空に近づきたい?
へ~。ふーん。ほぉ……言ったな!
オラッここは最終人類史だからなァお前も余裕で飛べるんだよッ!
手ェ引っ掴んででも上空で見せてやる!絶景ってヤツをな!
…高度上げすぎ?アッハッハ!下じゃなく水平線でも見とけ!
最高の夕焼けっつーのは空から見てこそだってのを教えてやらァ!
オーストラリアの西部、インド洋にに浮かぶ大自然溢れる小さな楽園・ロットネスト島。
グラデーションが綺麗なエメラルドグリーンの海に美しいサンゴ礁、耳を澄ませばただ聴こえるのは波の音だけ。
そしてそんなどこまでも続く海は勿論、ジェイ・スオウ(お茶友・g10376)が声を上げるのは。
「島全体の空が高イィィイ!! すごいナ??」
見上げてみた青空が、見たこともないくらいに、どこまでも高く高く見えるから。
そんな、青い空と海が広がるロットネスト島へと足を踏み入れたジェイはウキウキ!
今回請け負った、任務気分の旅行? 旅行気分の任務?? に。
それはジェイだけでなく、彼と共にこの島を訪れた、六宮・フェリクス(An die Freude・g01325)だって同じ。
「時間はたっぷり、ってコトで? 存分にゆっくりさせてもらいますかね~」
「冥海機が現れるのは深夜ってコトダシ。イイよネ?」
いや、一応ディアボロスとして、冥海機が現れるというこの場に、任務でやって来ているわけで。
でも今はまだ明るい時間、敵が現れるのは夜も更けた頃というわけで。
それに、日常を目一杯楽しむことも、ディアボロスの力になるのだから。
「滅茶苦茶観光スッゾ!!」
「うーん実に楽な観光……コホン、任務だな? アッハハ!」
任務な旅行をふたり、全力で楽しむ所存!
ということで、フェリクスはジェイと共に、まずは景色を見ながら歩きで散策することに。
いえ、これは旅行的な任務であり、任務的な旅行であるから、一応散策だって無計画ではありません。
見遣る先は、青い海の傍――目標設定は灯台!
遠くに見える灯台目指して、豊かな自然の中をのんびり楽しく歩きながら。
「オレ、故郷が故郷だから、こういう場所は知識としてしか持ってねぇんだよな」
周囲にきょろりと巡らせるフェリクスの赤の瞳が映すものは、どれもこれも、識ってはいるけれど。
……まったく知らん土地の知らねえ景色だ。
そう、識ってはいたけれど知らない、風景や彩りでいっぱいで。
自然溢れているところにはこれまでも赴いているのだというジェイも。
「茶の仕入れ時に大自然で結構痛い目みてきたオレだけド、このオーストラリアの絶景達はまるで違うナ???」
そもそも茶畑も見当たらないし、大自然の洗礼も色々と受けてきたけれど……知っているそれらとはまた、全く違ったもので。
「――つまり、」
眼前の絶景達は、つまり。
「スゴイ……」
すごい……!
「なんか……ジェイちゃん語彙溶けてっけど」
フェリクスは語彙力が完全にどこかにいってしまった相棒へとそう視線を向けるも。
ジェイは存分に堪能し、眺めながら歩いていく。
紺碧の海、白い砂浜。そして目指す灯台などの、その大自然と調和した建物達を目にしつつ……大変嬉シイ気持なのデス、なんて。
そうやはりわくわく、心から素直に思えるのは。
(「最高の相棒もいるからナ!!」)
何より、悪友も一緒だから。言葉にはしないけれど。
そしてフェリクスも、ジェイと楽しく雄大な自然の中を進んでいきながらも思う。
(「ここまで綺麗な海とか見る機会なかったし」)
……そこを相棒と歩いてるってのは中々新鮮な気持ち、って。
それからふたりで他愛のない会話や絶景を楽しみながら散策していれば、いつの間にか灯台も目前に。
いや、設定した目的地は確かに、灯台なのだけれど。
真の目的は――どうしても見たい美しい夕焼け。
「ちょっと早めに行って空の色彩の移ろいを愉しんでいいカナ……」
「オレちゃんも夕焼け目当て!」
ジェイの声に、フェリクスも頷いて返してから。
天を一度煽いだ後、並んで歩く彼へと視線を向けて続ける。
「夜歩きもイイが、たまには昼間もイイもんだな」
……な、相棒? って。
夜の満天の星空も、高く澄んだ青空も、お目当ての夕焼け空も。
目まぐるしくも美しく移ろっていく空も――より近い場所で、と。
「灯台に上って少しでも空に近づいて眺めていたい」
ジェイはそう思うから。
そしてちょうど、青空の端にじわりとピンクのいろが滲み始めたから。
「空に近づきたい? へ~。ふーん。ほぉ……言ったな!」
そんな相棒の言葉を聞いたフェリクスは、巨大な翼をばさり。
その翼を羽ばたかせれば確かに、彼自身はひとり、空へと近づけるのだけれど。
でも――そう、ここは何と言っても。
「オラッここは最終人類史だからなァお前も余裕で飛べるんだよッ!」
満ちる効果を最大限に全て使用できる、最終人類史なのだから。
刹那、ジェイの手をぐいっと引っ掴めば、空へと飛翔するフェリクス。
「上空で見せてやる! 絶景ってヤツをな!」
「……!!?」
「……高度上げすぎ? アッハッハ! 下じゃなく水平線でも見とけ!」
気が付けばあっという間に彩りを変えていく夕空へと高く、ぐんぐんと飛び込んでいくように上昇して。
――最高の夕焼けっつーのは空から見てこそだってのを教えてやらァ!
その相棒の言葉通り、空に一気に近づいて。
ピンク色の美しい夕焼けを眼前に見つめながら、ジェイはようやく口を開く。
「うわ、すごいナ?? ――つまり、」
見下ろす美しい夕焼けはそう、つまり。
「モノスゴイ……」
「……ジェイちゃんまた語彙溶けてっけど」
先程よりもさらに語彙が溶けるほど……ものすごい。
でも、フェリクスも同じ夕焼け空を一緒に空から眺めながら、やっぱり思うから。
つまりは、そう――ものすごい、って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【勝利の凱歌】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
九条・雅
相棒のエアハルト(g03454)と参加
夏の大きな戦いが終わった後、お互い忙しくてエアハルトと一緒に出かける機会がなかった。オーストラリア、広大な豊かな自然と動物が多く生息するところ。エアハルト、二人でこの広大な自然を見て回らないか?
お、エアハルトがカメラの用意がしっかりしてる。流石だ。はしゃぐ年齢でもないので、歩きまわってみるかい?これだけ広いところだと見て回るだけでも一日過ごせそうだ。
まず評判のピンクの塩湖を見にいく。すごい、本当にピンクだ。エアハルトが何故ピンクなのか思考してるよ。エアハルトらしいが。
後アタシはクォッカを見てみたい!!もし見れたら愛らしい顔に微笑む。びっくりさせないように離れてカメラで撮影するだけにしようか。なんか息子の小さい頃を思い出す。エアハルトも娘を思い出すか。互いに親だねえ。
クオッカとピンク色の塩湖をみたら、時間が来るまで島の自然の中を散歩して砂浜に戻ってエアハルトと並んで座っ夕焼け空と満天の星空を眺める。これが取り戻した風景だ。守り抜きたいよね。
エアハルト・ヴィオレ
相棒の雅(g03417)と参加
そうですね、激変した世界を駆け回ることで私も雅も忙しかったから。こうして、相棒とゆっくり過ごす時間も取らないと。ええ、オーストラリアは豊富な資源、広大な自然、珍しい動物が生息するところ。いずれ訪れたいと思ってたんですよ。雅とこの大地を満喫しましょう。
ええ、撮りがいのある被写体が沢山あるのでカメラ用意してきました。まあ、私たちの年齢的にゆっくり散歩がいいでしょうね。
件のピンクの塩湖に目を見張り、しばし思考。これは赤潮と同じ成り立ちでしょうか?帰って調べますか。
雅の強い要望によりクォッカを見に行きます。おやおや、とても可愛らしい顔をしている。娘の小さい頃を思い出しますね。雅も息子を思い出しますか?親だからこその感情ですね。
クォッカとピンク色の潮湖をみたら時間が来るまでゆっくり自然の中を散歩して砂浜へ。雅と並んで座って夕焼け空と満天の星空を見ます。この取り戻した風景を必ず守り抜き、いずれかは人の賑わいを。成し遂げましょう。
晴れ渡った青い空、煌めく白い砂浜、周囲を見回してもまさに誰もいない海。
新宿島のような雑踏もビル群もなく、大自然溢れるロットネスト島に広がるのは非日常の景色。
やってきたこの島に日常を感じないのはリゾート地の風景だけでなく、奪還は果たしたが、人々がまだ帰還を果たしていないということもあるだろう。
此処へと赴いた目的は、この島の近くに現れるという冥海機の撃退のためということも勿論あるが。
九条・雅(赫焉のパシオン・g03417)は美しいエメラルドグリーンの海を眼前に、最近のことを思い返してみて。
「夏の大きな戦いが終わった後、お互い忙しくてエアハルトと一緒に出かける機会がなかった」
「そうですね、激変した世界を駆け回ることで私も雅も忙しかったから」
エアハルト・ヴィオレ(天籟のエヴァンジル・g03594)も雅の言葉に頷いて続ける。
……こうして、相棒とゆっくり過ごす時間も取らないと、と。
この島へやって来たのもディアボロスとしての任務ではあるのだけれど、夏の大きな戦からこれまで、息をつく暇もなくて。
今回の任務で撃退すべき冥海機が出現すると言われているのは深夜。
まだそれまで随分ある日中の時間は、帰還の準備をしたり英気を養ったり観光したりと、少しゆっくりと過ごせるというから。
雅は、足を運んだ島の景観へと改めて視線を巡らせながらも。
「オーストラリア、広大な豊かな自然と動物が多く生息するところ。エアハルト、二人でこの広大な自然を見て回らないか?」
折角奪還を果たし訪れたオーストラリアを堪能するべく、相棒へとそう誘いの声を掛ければ。
勿論、エアハルトは二つ返事で彼女の誘いに応じる。
「ええ、オーストラリアは豊富な資源、広大な自然、珍しい動物が生息するところ。いずれ訪れたいと思ってたんですよ」
ぐるりと改めて自然溢れる景色を見回しつつ……雅とこの大地を満喫しましょう、と。
いや、新宿島で話を聞いた時から、敵と交戦する時間までは島を巡る気であったから。
エアハルトが取り出したそれを目にし、雅は瞳を細める。
「お、エアハルトがカメラの用意がしっかりしてる。流石だ」
「ええ、撮りがいのある被写体が沢山あるのでカメラ用意してきました」
新宿島でも他の地でも見られないようなものが、ざっと周囲を見てみただけでもすでに沢山ありそうであるし。
それを記憶だけでなく、写真として残すのも、良い息抜きや思い出になりそうだ。
とはいえ、楽しみではあるものの、あくまでのんびりと。
「はしゃぐ年齢でもないので、歩きまわってみるかい?」
「まあ、私たちの年齢的にゆっくり散歩がいいでしょうね」
「これだけ広いところだと見て回るだけでも一日過ごせそうだ」
あれもこれもと欲張らず、ゆるりと散策をすることに。
ということで、ふたりがまず散歩がてらに向かったのは、評判だと聞いていた湖。
「すごい、本当にピンクだ」
目にした雅がそう思わず口にする湖の色はそう、ピンク色。
ピンクレイクという呼び名の通り、青ではなく薄紅色の塩湖である。
エアハルトも雅と共に、眼前のピンク色の湖に目をみはり、そして。
「これは赤潮と同じ成り立ちでしょうか?」
暫し、思考する。
そしてそんな相棒の姿を見れば、雅は思うのだった。
(「エアハルトが何故ピンクなのか思考してるよ」)
……エアハルトらしいが、なんて。
それから、何故湖がピンクになるのかは、帰ってからじっくり調べてみることにして。
変わった自然の現象が織り成す風景を楽しんで、写真にも収めた後。
雅はどこかそわりと、周囲を見回してみる。
だって、耳にしたその存在が実は気になっていたから……後アタシはクォッカを見てみたい!! って。
そう、この島で出会えるのだという「世界一幸せな動物」と呼ばれる野生動物・クォッカ。
よく目を凝らしていれば、その姿を見つけることは、この島では難しくはなくて。
まだ帰還は果たしていないため、見つけたクォッカはじいっと刻逆の状態のまま止まってはいるが。
聞いていた通り、にこりと笑っているように見えて。
そんな愛らしい顔に雅は微笑んでから。
「びっくりさせないように離れてカメラで撮影するだけにしようか」
動きはまだしないとはいえ、そっと少し離れた場所から、もふもふキュートなその姿を写真に収めつつ。
ほっこりとした気持ちで愛でながらも雅はこう口にする……なんか息子の小さい頃を思い出す、と。
そしてエアハルトも、雅の強い希望であったクォッカを一緒に目にしながらも。
「おやおや、とても可愛らしい顔をしている。娘の小さい頃を思い出しますね」
何気にふたり同じことを紡げば、顔を見合わせて。
「雅も息子を思い出しますか? 親だからこその感情ですね」
「エアハルトも娘を思い出すか。互いに親だねえ」
世界一幸せだと言われるその愛らしい姿に自分達の子の姿を重ねながらも、親同士和むのだった。
そしてピンクの塩湖も見られたし、クォッカにも出会えたから。
時間が来るまでゆっくりと大自然の中を、ふたり散歩し満喫して。
青かった空もピンク色に染まり始めた頃、戻って来たのは、海が見渡せる砂浜。
そんな白く煌めく砂浜に、雅とエアハルトは並んで座ってから。
天を仰ぎ眺めるのは、夕焼け空から満天の星空へと移ろう美しい彩り。
そして幻想的な光景を見つめつつ、雅は改めて思いを口にする。
「これが取り戻した風景だ。守り抜きたいよね」
「この取り戻した風景を必ず守り抜き、いずれかは人の賑わいを」
それは勿論、エアハルトも同じ気持ちだから……成し遂げましょう、と。
そう頷いて返しながらも、もう少しだけゆっくりと相棒と楽しむことにする。
自分達の手で取り戻した、この地で過ごすひとときを。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【泥濘の地】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
御守・樹
自分でいろいろ用意しなくても便利にキャンプができるんだな。
気軽な自然体験って矛盾を感じなくもないけど…まぁ楽しいし楽だしからいいか。
キャンプ自体は不自由を楽しむものだけどそれとは目的が違うし。
施設を軽く確認したら、おすすめされたんだし借りた自転車で一周してみるか。
自転車にクッション入れた前かごと日よけ代わりの布蓋をセット、そこにアクアスライムのわらびを乗せて島を一巡り。飲み物と弁当も背中のリュックに準備よし。
ルートは湖周辺を回れる軽いコースで。
一番の目的地のピンクレイクってまんまな名前というか見た目そのままというかすげぇ。
赤いのは赤潮みたいにプランクトン由来かな?紅茶と同じようにタンニンで赤く染まった湖もあるってテレビで見た事あったけど周りの様子を見るにプランクトンの方っぽいなぁ。
…フラミンゴみたいに赤い物食べたらわらびの色も変わんのかなぁ。思わずわらびをじーっと思わず見てしまうが…今んとこそういうとこないしな、かわんないか。
(わらびは始終物珍しくきょろきょろぷるぷるしてる)
やって来たロットネスト島は大自然に溢れている、西オーストラリアでも人気のリゾート地であると聞いていたし。
「自分でいろいろ用意しなくても便利にキャンプができるんだな」
準備不要なお洒落で悠々自適なキャンプ……グランピングというものが流行っているらしいことは、耳にもしていたけれど。
御守・樹(諦念の珪化木・g05753)は、テントと呼ぶには豪華な施設を見て回りながらも思う。
(「気軽な自然体験って矛盾を感じなくもないけど……まぁ楽しいし楽だしからいいか」)
……キャンプ自体は不自由を楽しむものだけどそれとは目的が違うし、と。
大自然の不自由さも含めて楽しみたければ従来通り、全て自分で行うキャンプをすればいいし。
眺めの良い海の景色を優雅に楽しみながら、気分だけでも自然体験をというのもまた楽で良いし。
それぞれ楽しみたいものや楽しみ方が違うから、こういった新しいキャンプのカタチも全然ありだろう。
そんなことを考えながら、人々が帰還し時間がまた動き出した際に事故などが起きないようにと。
ざっとグランピング施設内を樹は軽くぐるりと確認した後。
冥海機が現れるらしいという時間まで、まだまだ随分と時間があるから。
「おすすめされたんだし借りた自転車で一周してみるか」
自転車に乗って、島を巡ってみることに。
島の外周はアップダウンはあるもののサイクリングできる距離であるというし、何よりかなりの絶景が望めるようだ。
ということで、自転車を早速借りてきて。
セットするのは、クッションを入れた前かごと日よけ代わりの布蓋。
そこにぽよんと、アクアスライムのわらびを乗せれば――いざ、島を一巡り。
飲み物と弁当も背中のリュックに準備よし。
晴れ渡る空の下、海風を感じながら、ペダルを踏みしめ漕ぎ出す樹。
とはいえ、島の隅々まで見なくてもいいから、ルートは湖周辺を回れる軽いコースで。
まずは、一番の目的であるピンクレイクを目指してみて。
それほど時間もかからず、それらしい湖を見つける。
「ピンクレイクってまんまな名前というか見た目そのままというかすげぇ」
名前そのままでとても分かりやすく、見間違えることはないピンクレイク。
日によって色合いも変わり、ピンクにあまり見えない日もあるというが……樹が目にしている湖は確かにピンク色をしていて。
珍しいその色を見遣りつつ、樹はふと考えてみる。
「赤いのは赤潮みたいにプランクトン由来かな?」
そして思い返すのは、テレビで見たことがある知識。
(「紅茶と同じようにタンニンで赤く染まった湖もあるってテレビで見た事あったけど周りの様子を見るにプランクトンの方っぽいなぁ」)
それから、きょろきょろぷるぷるしているわらびへと目を遣って。
「……フラミンゴみたいに赤い物食べたらわらびの色も変わんのかなぁ」
思わずその姿を、じーっ。
きな粉と黒蜜色のわらびが、いちご寒天ゼリーになってしまう可能性……?
そんなわらびは、相変わらず終始物珍し気にぷるんと、いつもとは様子の違う風景に興味深々で。
「……今んとこそういうとこないしな、かわんないか」
ピンクレイクとわらびを交互に見遣りつつ、樹はそう紡いでから。
十分に珍しい色の湖を眺めた後、再びわらびを前かごへと乗せて……次の絶景へと、再び自転車を漕ぎ出すのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【泥濘の地】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
八蘇上・瀬理
【人柄】マイペースな姉気質の関西弁鬼人
【CP】で参加
※味方との協力、絡み大歓迎
おおー白い砂浜青い海と空、そして用意されたBBQセットに景色のいいウッドデッキと原生林を背景に聳え立つリッチな感じのテント。これぞリゾートっちゅう感じやね。ごーじゃす。
そしたら、まず腹ごしらえしよか。串に肉肉野菜ー肉野菜―刺して刺して火にかけてっと。そっち焼けとうから食うてええよー。ああ、うちも摘まみながら焼いとうから大丈夫、ちゃんと食べとうでー。
はー食うた食うた。うちはここで休憩しとるわ。あのビーチチェアがうちを呼んでるねん…(ころりと寝転がって極楽やーとだらけ顔)
…んお、もう夜?はえー…なにこの星空すごい(寝起きで語彙力無いなった)
え、もうご飯できとんの?わは、うん食べる食べるありがとうさん!最高の夕飯やねぇ、満天の星空、波の音、赤々と燃える炎、白々と夜闇に浮かぶテントと温かいランプの光、仲間と語らって笑って食う……うん、さいっこうやわ。英気がみるみる回復してくで。
お、流れ星?
カルメン・リコリスラディアタ
【CP】
アドリブOK
味方への呼称は老若男女問わず:(名前)ちゃん
キャンプは旦那と一緒に行ったけどグランピングは初めてだぜ!
ロットネスト島ってイイとこだにゃー♪
青い空に白い砂浜にエメラルドグリーンの色の綺麗な海で心洗われるなー
おぉークオッカワラビーいるじゃんイイ笑顔でもふもふ可愛い!
これがグランピングのテントかぁ
ホテル宿泊とキャンプのイイとこ取りじゃんっ
【アイテムポケット】に詰め込んだ沢山の食材を使って
海辺の良さげなBBQ広場『冥土ノ料理宴術』を使ってBBQしよっか
焼き鳥も串焼きにした牛肉も野菜もカレーヴルストも格別で美味いにゃー!
焼きとうもろこしとじゃがバターも食べるー?
腹いっぱい食べた後は…あれま2人ともお昼寝しちゃったか
俺もビーチチェアでうとうとしながら沈む夕日を眺めてみたり
夕方には晩ごはんの南瓜とサーモンのシチューを作っちゃお
綺麗な星空を眺めながらクロパラの仲間達とまったり食べるキャンプ飯は美味いぜ
バナナとチョコとマシュマロもあるからな
デザートでチョコバナナとスモアもどーぞ!
ユノ・ブランシェール
【CP】
アドリブ・絡みご自由歓迎
森とも街とも違って……自然がたくさんあるのに、それが人の営みと調和しているような
とにかく見たことがなくて、でも素敵なところ、です!
海も綺麗で澄んでて……あまり馴染みが無かったですけど好きになれちゃいそう。泳ぐのは慣れてないので、水辺でちゃぷちゃぷですがっ!
……あ、かわいい子もいますね。くおっかという子でしょうか……動いてないのが残念ですけれど、きっと直ぐに動けるようになれますからねっ!
って、みてまわってるともうお料理の匂い! あわわ、私も手伝いますのでぇ~~~……っ!
……んっ、遊んで食べておしゃべりして、きづいたら寝ちゃってたみたいです。もう夜でしょうか……。
わ~~……夜空、星で明るいぐらいです。ふふ、なんだかずっと楽しくって……えいっ
思わず心が弾んで、踊りだして。蛍やうさぎの姿を模した月明かりの妖精が寄って、暫し楽しく一緒に、たんたんたんってステップを踏んでしまいます。
新宿島からパラドクストレインに乗れば、程なくして到着した場所。
その乗車時間は皆でわいわいこれからの計画を立てていればあっという間だったけれど。
降り立ったその場所は、季節まで逆である南半球のオーストラリア……インド洋にぽっかりと浮かぶ小さな島。
「キャンプは旦那と一緒に行ったけどグランピングは初めてだぜ! ロットネスト島ってイイとこだにゃー♪」
そう、ここはカルメン・リコリスラディアタ(彼岸花の女・g08648)の言う様に、西オーストラリアに位置するロットネスト島!
自然溢れるこの島は、グランピング施設も充実したリゾート地であるというけれど。
ユノ・ブランシェール(翠玉・g05877)もきょろりと視線を巡らせながら、カルメンの言葉に頷く。
「森とも街とも違って……自然がたくさんあるのに、それが人の営みと調和しているような」
……とにかく見たことがなくて、でも素敵なところ、です! と。
島には緑豊かな森もあるけれど、生えている木や花の種類も見たことがないものも多いし。
それに森だけでなく、眼前に広がっているのは。
「おおー白い砂浜青い海と空、きれいやね!」
八蘇上・瀬理(鬼道漫遊奇譚・g08818)も思わず声を上げるような、碧い海。
カルメンも瀬理と一緒に、どこまでも続いてそうなくらい広大な海とその景色を眺めて。
「青い空に白い砂浜にエメラルドグリーンの色の綺麗な海で心洗われるなー」
「海も綺麗で澄んでて……あまり馴染みが無かったですけど好きになれちゃいそう」
……泳ぐのは慣れてないので、水辺でちゃぷちゃぷですがっ! と。
海に慣れていなくても、波打ち際の水遊びだけでも楽しそうで、ユノもわくわくしちゃうし。
ふと見つけたのは、まるで自分達を出迎えてくれているかのような。
「……あ、かわいい子もいますね。くおっかという子でしょうか……」
「おおーめっちゃもふもふで笑顔やなー」
「おぉークオッカワラビーいるじゃんイイ笑顔でもふもふ可愛い!」
「……動いてないのが残念ですけれど、きっと直ぐに動けるようになれますからねっ!」
まだ帰還前だから時間は止まったままで動いてはないけれど、世界一幸せだと言われているにっこり笑顔の小さな動物さん、クオッカの姿も。
そして瀬理は改めて、くるりと周囲に視線を巡らせて。
「白い砂浜青い海と空、そして用意されたBBQセットに景色のいいウッドデッキと原生林を背景に聳え立つリッチな感じのテント」
……これぞリゾートっちゅう感じやね。ごーじゃす。
そう、身一つで自然体験ができるというコンセプトの、至れり尽くせりなグランピング施設に目を向けて。
「これがグランピングのテントかぁ。ホテル宿泊とキャンプのイイとこ取りじゃんっ」
カルメンも、普通のキャンプとはまた違ったグランピングにわくわく。
ということで、やって来たのは、海辺のバーベキュー広場。
まず始めるのは、そう!
「そしたら、まず腹ごしらえしよか」
腹が減ってはなんとやら、バーベキューです!
バーベキューをするのに必要な道具や環境は整っているから。
「アイテムポケットに詰め込んできた沢山の食材を使ってバーベキューしよっか」
カルメンが持参した色々な材料を、早速焼いちゃいます!
「俺、こう見えても料理は得意だぜ?」
「串に肉肉野菜ー肉野菜―刺して刺して火にかけてっと」
召喚した冥土ノ使イ達に手伝ってもらいながら、カルメンが瞬く間に材料を切っていけば、瀬理はそれを串にぷすりと刺していって。
じゅうっと手際良く焼き始めれば、食欲をそそるいい匂いが。
そして、きょろりと物珍し気に周囲を眺めていたユノは、瞳をぱちり。
「って、みてまわってるともうお料理の匂い! あわわ、私も手伝いますのでぇ~~~……っ!」
慌ててふたりに駆け寄ってお手伝いしようとするけれど。
「そっち焼けとうから食うてええよー」
「焼き鳥も串焼きにした牛肉も野菜もカレーヴルストも格別で美味いにゃー!」
すでにいい感じに焼けているから、食べる係でも大丈夫そう。
「焼きとうもろこしとじゃがバターも食べるー?」
「ああ、うちも摘まみながら焼いとうから大丈夫、ちゃんと食べとうでー」
皆であれもこれもと楽しく焼いて、美味しく楽しい海のひとときを。
そして、たくさん食べてご馳走様すれば。
「はー食うた食うた。うちはここで休憩しとるわ」
……あのビーチチェアがうちを呼んでるねん……。
そう瀬理はすかさず、ころり。
いかにも快適そうな海辺のビーチチェアに早速寝転がって、極楽やーと。
まさに食っちゃ寝ライフを堪能しつつ、だらけ顔。
そんな瀬理に続いて、ユノとカルメンも並んでいるビーチチェアにころん。
暫しお喋りしていたのだけれど……聞こえる波の音も、子守歌みたいだから。
「……あれま2人ともお昼寝しちゃったか」
遊んで食べておしゃべりして、それからいつの間にかすやぁと寝ちゃったふたりの姿を見た後。
カルメンもうとうとしながら、ピンク色に染まり始めた夕日を眺めてみる。
そして、そんな夕陽もとっぷりと沈んだ頃。
「……んっ、きづいたら寝ちゃってたみたいです。もう夜でしょうか……」
「……んお、もう夜?」
ようやく目を覚ましたユノと瀬理は刹那、同時に思わず瞳を見開いてしまう。
「はえー……なにこの星空すごい」
……寝起きで語彙力無いなった、と。
瀬理の視界いっぱいに広がっているのは、数えきれないくらいの星の煌めき。
「わ~~……夜空、星で明るいぐらいです」
ユノも眼前の満天の星空に、感嘆の声を漏らせば。
海風に乗って、良い香りがふわり。
「え、もうご飯できとんの?」
「って、またお料理の良い匂い! 今度こそ私も手伝います~~っ!」
カルメンが晩ごはんにと作った南瓜とサーモンのシチューも、ちょうど出来上がって。
「綺麗な星空を眺めながらクロパラの仲間達とまったり食べるキャンプ飯は美味いぜ」
カルメンはそう、キャンプ飯も星空もふたりと一緒に満喫しながら。
「バナナとチョコとマシュマロもあるからな。デザートでチョコバナナとスモアもどーぞ!」
「わは、うん食べる食べるありがとうさん!」
勿論、食後のデザートもばっちり用意しています!
そんな夕食も美味しく食べ終われば――まさにこれこそ、今日もいい日だ、飯も美味い、と。
最高の夕飯に、瀬理は勿論大満足だけれど。
でも最高なのは何も、ごはんだけではなくて。
「満天の星空、波の音、赤々と燃える炎、白々と夜闇に浮かぶテントと温かいランプの光、仲間と語らって笑って食う……うん、さいっこうやわ」
……英気がみるみる回復してくで、と。
日常を楽しむ、それがディアボロスの大きな力になる――そのことを改めて今、身をもって実感して。
ユノもずっと、心がわくわく踊りっぱなしだから。
「ふふ、なんだかずっと楽しくって……」
――えいっ。
弾む心のまま踊りだせば、蛍やうさぎの姿を模した月明かりの妖精も寄ってきて、暫し楽しく一緒に、たんたんたん。
満天の星空の下、楽し気にステップを踏んでいれば。
そんな楽しそうな踊りに誘われたのか、きらりと。
夜空に光るそれを瀬理は見つける――お、流れ星? って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV3になった!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV3になった!
【アヴォイド】LV1が発生!
水蓮寺・颯
實生さん(g00995)と
オーストラリア…って、日本のずっと南にあるんでしたっけ。海が透明でとっても綺麗ですね!
と、ですね。帰還準備で来てるんでした。僕は初めてなので、ご指導よろしくお願いします!袖をたすきで上げて、やる気充分に拳を握ります。
それなら走行中の車とかは移動してもらった方が良さそうですね。
有難うございます…えっと、僕にもお手伝いできること、ありますか?
はいっ!任せてください!
自分にも出来る事があるのが嬉しくて、つい頬が上がってしまう。だめだめ、真剣に…!
あとは…
空には飛んでいる最中に止まってしまったらしき大きな鳥が。
…實生さん、あの鳥も下ろしておいた方がいいんでしょうか。
あっ…!
實生さん!あれ、案内人さんが仰ってたクォッカじゃないですか?
わぁ…可愛い…ふわふわですよ、ふわふわ…!本当に笑ってるみたいなお顔!
實生さんの袖を掴んで振りつつ、なんとなく小声で感動を伝えます。
えっ…むぅ、あの愛らしさが伝わらないなんて。
な、何笑ってるんですか!今僕見て笑ったでしょ!
(アドリブ歓迎です)
一角・實生
水蓮寺さん(g08972)と
うん、南……真下に進んでいくような位置だったかな
頭の中に地図を思い浮かべながら、右手と左手で位置関係をざっくり表現
澄んだ海には俺も見入ってしまう
泳ぐままに止まった魚が見えたりしないだろうか
でも、俺達がここに来た目的は帰還準備のため
俺もそんなに手慣れている訳ではないけれど、それじゃあ一緒にやっていこう
先ずは動きだした場合に危険なものから対処するよ
交差点に進入していたり通りへ合流しようとしている車両
それらを路肩へ寄せておくことから始める
【操作会得】でどんな車両でも運転できるはず
それでもトラックやバスなどの大型車両は心配だな
水蓮寺さん、助手席側や反対から見て貰っても良いかい
鳥か。そうだなあ
心配ならそっと降ろしておく?
クォッカ……ああ、あの生き物がそうなのか
うん、ふわふわだね
俺にはどうにも色違いの大きなネズミにしか見えない――ような
振られる袖につい口にしてしまう
くるくる表情の変わる水蓮寺さんに思わず笑みが零れる
なんだかほっとする
あ、見られてた
……気のせいじゃないかな
パラドクストレインだと時間も距離も走り抜けて移動するから、何となく掴み辛くて。
「オーストラリア……って、日本のずっと南にあるんでしたっけ」
そうふと首を傾けて訊ねる水蓮寺・颯(灼がて白く・g08972)に、こくりと一角・實生(深い潭・g00995)は頷いて返しながら。
「うん、南……真下に進んでいくような位置だったかな」
頭の中に地図を思い浮かべ、右手と左手で位置関係をざっくり表現してみせて。
実際に降り立てば、そこに広がっているのは、新宿島のものとも他のディヴィジョンのものともまた全く違った風景。
特に、颯が目を奪われたのは、どこまでも続いていそうな美しいエメラルドグリーンのいろ。
「海が透明でとっても綺麗ですね!」
そんな吹く海風に帽子をそっと押さえつつ紡がれた彼女の言葉を耳に、實生もやはり見入ってしまう。
泳ぐままに止まった魚が見えたりしないだろうか、なんて、覗き込みたくなるくらい澄んだ海に。
けれど、敵が現れる深夜までの時間は、思い思いに過ごしてもいいのだけれど。
やはり真面目な性分である實生はこう続ける……でも、俺達がここに来た目的は帰還準備のため、と。
奪還は果たしたが、いまだ人々の帰還には至っていないオーストラリア。
今は止まっている時間が動き出した時に生じるかもしれない様々な懸念事項をフォローすることも、ディアボロスの任務だから。
そんな實生の声に、颯もきりり。
「と、ですね。帰還準備で来てるんでした」
袖をたすきで上げれば、やる気充分に拳をぐっ。
「僕は初めてなので、ご指導よろしくお願いします!」
「俺もそんなに手慣れている訳ではないけれど、それじゃあ一緒にやっていこう」
綺麗な海を望みながら、島を巡ってみることに。
ということで、先ず対処するのは、動きだした場合に危険なものから。
小さな島であるけれど、リゾート地らしいバスは通っているから。
「それなら走行中の車とかは移動してもらった方が良さそうですね」
交差点に進入していたり通りへと合流しようとしているそれらを、路肩へと寄せておくことから始める。
それは一見、大がかりな作業に思えるけれど……でも、その心配は無用。
何せここは、奪還した最終人類史なのだから。
「操作会得でどんな車両でも運転できるはず」
最大限に活用できる効果を使えば、かなり楽にはこなせるのだけれど。
「それでもトラックやバスなどの大型車両は心配だな」
「有難うございます……えっと、僕にもお手伝いできること、ありますか?」
そうちらりと見上げて訊ねる颯に、實生はこうお願いを。
「水蓮寺さん、助手席側や反対から見て貰っても良いかい」
その声を聞けば、ぱあっと瞳きらきら、さらにやる気も満々で。
「はいっ! 任せてください!」
大きく頷いて返すその頬もつい上がってしまう。
だって、嬉しくて――自分にも出来る事があるのが。
でもすぐにふるりと小さく首を横に振った後、再び颯はきりっ。
(「だめだめ、真剣に……!」)
嬉しくて緩んじゃった表情と気持ちを引き締め、實生と共に、見つけた車両を確りチェック!
そしてそれがひと段落すれば、あとは……ときょろりと視線を巡らせてみれば。
ふと見上げた青い空に見つける。
「……實生さん、あの鳥も下ろしておいた方がいいんでしょうか」
飛んでいる最中に止まってしまったらしき大きな鳥が。
そんな彼女の視線を追って、實生もその鳥の姿を確認すれば。
「鳥か。そうだなあ、心配ならそっと降ろしておく?」
念には念をと、背中の翼をばさりとはばたかせて、飛翔を使った颯と一緒に次に取り組むのは、鳥さん救出作戦!
そして大きな鳥もふわふわの羽毛だったけれど。
そうっと鳥を地面に下ろしてあげた後、颯は大きく瞳を見開いて声を上げる。
「あっ……! 實生さん! あれ、案内人さんが仰ってたクォッカじゃないですか?」
期間前だから時間は止まったままで、動いたりはまだできないのだけれど。
見つけたのは、にっこり笑っているように見える、世界一幸せな動物だと言われているクォッカ。
そのキュートな表情やもふもふちっちゃい姿に、思わずくいくいっ。
「わぁ……可愛い……ふわふわですよ、ふわふわ……! 本当に笑ってるみたいなお顔!」
實生の袖を掴んで振りつつ、なんとなく小声でそう感動を伝える颯。
「クォッカ……ああ、あの生き物がそうなのか。うん、ふわふわだね」
實生も、じいと止まっているその動物に目を向けて、頷いては返すのだけれど。
「俺にはどうにも色違いの大きなネズミにしか見えない――ような」
振られる袖に、ついそう口にしてしまって。
一応カンガルーやワラビーの仲間みたいだけれど、確かにサイズ的にはネズミに似てはいる気もするものの。
颯は、眼前のキュートなもふもふアニマルを、色違いの大きなネズミだと言う彼に瞳を瞬かせてから。
「えっ……むぅ、あの愛らしさが伝わらないなんて」
そうちょっぴり不服気に零すけれど。
逆に實生は、思わず笑みが零れてしまう。
なんだかほっとする――くるくる表情の変わる彼女の様子に。
そんな、自分を見てほっこりしている彼に気付いて。
「な、何笑ってるんですか! 今僕見て笑ったでしょ!」
颯はそう、袖を振った手で彼の腕をぽかぽか。
實生は彼女の反応に――あ、見られてた、と心の中で思いながらも。
改めて見てもやはり、色違いの大きなネズミにしか見えない……ということは、心にそっと秘めつつ。
自分を見上げている颯へと、こう返すのだった。
……気のせいじゃないかな、って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【浮遊】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV4になった!
クーガ・ゾハル
ケペシュ(g06831)と
そこらじゅう緑のスキマから
青い空と、こぼれるひかり
すごいぞ、エジプトとも島とも、ちがう
こいつがクオッカ?
へへ、ニコニコにつられそうだ
ゴキゲンなやつだな
なんだこれ、イチゴミルクじゃないのか
ピンクのエンコに目を丸くしながら
【水面走行】で水上サンポ
おう、いくぞ
かがみうつしの流れる雲
まるで空、歩いてるみたいだな
一歩すすむたび、そろって生まれる輪っかの波に
ヨシ、ジャンプだ、ケペシュ
でかい輪っかが、とおくまで重なったら
ほら、おれたちふたりとも、ここにいるショーコだぞ
もっと?よくばりなやつだな
じゃあ
――水面走行オフで一緒にドボン
水しぶきでびしゃびしゃだ
どうだ、たくさんわかったか
あさい湖のなか、サクラ色にそまったTシャツで笑う
いまは鳥、羽ばたけなくても
また自由に、あの空とべるといいよな
おれたちと同じ、ハネヤスメ、ってやつだ
どこかから流れてきた花をひとつ
水鳥の足もとに浮かべておく
おう、モチロンだ
どうせなら、その時はいっしょにとんでみるか
その日のために、このあとは腹ゴシラエだな
ケペシュ・ナージャ
クーガ(g05079)と
島中を歩いて探検しましょう
きっと珍しいものがたくさん見られますよ
太陽の下、見つけた花や生き物を指差しながら歩いていれば幸せそうな生き物が
もしかしてあれがクオッカじゃないですか?
見ていると鬱憤が吹き飛びそうですね…
更に進めば噂の塩湖に辿り着いて
本当にピンク色だ
頭上にも足下にも空があって、まるで夢でも見ているかのようです
…苺ミルクなんて聞いたら美味そうに見えてくるじゃないですか
持って来ればよかったかな、苺ミルク
湖の真ん中まで行ってみましょう
靴を脱ぎ、クーガの手を取り引っ張って、【水面走行】を借り軽い足取りで進みます
ええ、此処にいる
でもまだまだ足りません
もっと此処にいる証が見たいと貴方に強請って
あ、見てください
向こうに鳥がいますよ
動かないのは少し残念ですが
白い水鳥の柔らかな羽にそっと触れてみます
いつかこの地を取り戻すことが出来たなら、彼の生き生きとした姿も見られるでしょうか
その時はまた此処へ足を運びたい
クーガも一緒に付いて来てくださいね
潮の香りをどこか纏う風が吹き抜け、木々を揺らせば一斉にキラキラと。
そこらじゅう緑の隙間から零れるのは、空の青と降る木漏れ日。
いつだって晴れ空を見上げれば、その色は青であるし、陽の光だって眩しいのだけれど。
でも今、クーガ・ゾハル(墓守・g05079)が見つめているいろや煌めきは。
「すごいぞ、エジプトとも島とも、ちがう」
知ってるそのどれとも違うって、そう思うし。
ケペシュ・ナージャ(砂蠍・g06831)も、きょろりと視線を巡らせているクーガと一緒に、島中を歩いて探検することに。
「きっと珍しいものがたくさん見られますよ」
太陽の下、早速見つけた未知の花や生き物を指差しながら。
知っているけれど、知らない……そんな新しい発見をふたりで楽しむために。
そして、ふとケペシュが見つけたのは、小さな動物。
奪還はしたけれど期間は成されていないから、刻逆の状態のまま時が止まってはいるけれど。
「もしかしてあれがクオッカじゃないですか?」
眼前にいるのはきっと、話に聞いていたクオッカという名の動物。
「こいつがクオッカ?」
クーガもケペシュと並んで、じいとその姿を見つめてみれば。
世界一幸せな動物と呼ばれているだけあって、聞いていた通りのにっこり顔だから。
「へへ、ニコニコにつられそうだ」
……ゴキゲンなやつだな、と。
自分達も何だかつられて、ニコニコゴキゲンになるような気がして。
「見ていると鬱憤が吹き飛びそうですね……」
それはクーガだけじゃなくて、ケペシュも同じ。
そんな広がる大自然に興味津々、可愛い生き物にほわりと癒されながらも。
さらに森と海を臨む景色の中、進んでいけば辿り着く。
「本当にピンク色だ」
噂の塩湖、ピンクレイクに。
天候や季節によってその湖が湛えるいろは違うのだというけれど、ふたりが見つめる眼前の湖は。
「なんだこれ、イチゴミルクじゃないのか」
思わずクーガが目を丸くしてしまうほどの、イチゴミルクみたいなピンク色。
そう言われれば、改めて視線を向けたケペシュも。
「……苺ミルクなんて聞いたら美味そうに見えてくるじゃないですか」
もう、イチゴミルクにしか見えない気がして。
じいと見つめていれば、つい思ってしまう……持って来ればよかったかな、苺ミルク、なんて。
そしてここは、色々な効果が最大限に使える最終人類史だから。
「おう、いくぞ」
「湖の真ん中まで行ってみましょう」
クーガはケペシュと共に一歩二歩、踏み出す。湖の真ん中を目指して。
水面走行を使っていざ楽しむのはそう、ピンク色をした湖の水上散歩。
見上げた先の空は勿論のこと、キラキラと輝く湖面を見れば、かがみうつしの流れる雲。
「まるで空、歩いてるみたいだな」
「頭上にも足下にも空があって、まるで夢でも見ているかのようです」
そんな湖の空を一緒に一歩すすむたび、輪っかの波がそろって生まれて。
「ヨシ、ジャンプだ、ケペシュ」
ふいにぴょんと飛んで、より大きな一歩をぴしゃりと描いてみれば。
でかい輪っかが、とおくまで重なって。
クーガはふたりで生み出した輪っかの波を視線で追いつつ、ケペシュへと紡ぐ。
「ほら、おれたちふたりとも、ここにいるショーコだぞ」
「ええ、此処にいる」
そんな届いた声に頷いて返すけれど。
でも、ケペシュはクーガへとこう続ける。
「でもまだまだ足りません」
――もっと此処にいる証が見たい、と。そう、もっと強請れば。
「もっと? よくばりなやつだな」
クーガは、じゃあ、と欲張りな彼の願いを満たすべく――刹那、一緒にドボン。
水面走行をオフにすれば、水しぶきでびしゃびしゃ。
でも、どうだ、たくさんわかったか、なんて。
あさい湖のなか、顔を見合わせれば、思わずふたり笑ってしまう。お揃いの、サクラ色にそまったTシャツで。
そして水上散歩を楽しんでいれば、ケペシュはふと視界に入ってきたそれを見つけて。
「あ、見てください。向こうに鳥がいますよ」
……動かないのは少し残念ですが、と。
支障のない程度にそっと触れてみる。白い水鳥の、ふわふわな柔らかな羽に。
でも、今は時が止まっていて、じっとしているだけの水鳥も。
「いまは鳥、羽ばたけなくても。また自由に、あの空とべるといいよな」
またいつか空へと飛び立てる未来はきっと、遠くないだろうから。
……おれたちと同じ、ハネヤスメ、ってやつだ、なんて。
クーガは水鳥の足元にぷかりと浮かべておく。どこかから流れてきた花をひとつ。
「いつかこの地を取り戻すことが出来たなら、彼の生き生きとした姿も見られるでしょうか」
ケペシュも、眼前の鳥が雄大に羽を広げる未来を思い描きながらも思う――その時はまた此処へ足を運びたい、って。
そしてその時は、勿論。
「クーガも一緒に付いて来てくださいね」
「おう、モチロンだ」
またこうやって、ふたりで。
そして次に訪れたら。
「どうせなら、その時はいっしょにとんでみるか」
水鳥と大空を飛んでみたり、それに、ニコニコゴキゲンなクオッカと追いかけっこしたりもいいかもしれない。
今回はできないことも、時間が動き出したこの地で、また。
だから、探検も帰還準備も、日常も戦闘も……今できることを目一杯、ふたりはするために此処に来たのだから。
クーガはまだ時間が止まっている風景の中、ケペシュと共に再び歩き出す。
……その日のために、このあとは腹ゴシラエだな、って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水面走行】LV1が発生!
【飛翔】がLV4になった!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
宇佐美・アリス
蠱白さん(g02455)の引率
この後戦闘だけど、鎧の上から普通の服を羽織っておくわよ(BUみたいな状態)
必要な物は【アイテムポケット】に入れて、食材は保冷剤込みで持ち込むわね
スマホで適宜写真撮影
所々、授業風味
オーストラリア、新婚旅行で候補ではあったのよね
(英の親戚周りや本場スイーツの調査兼ね実際はEU諸国弾丸ツアー)
自転車で蠱白さんを後ろに乗せて風を感じ移動
クオッカを安全な場所に移動させつつ、感触を確かめるのは、不可抗力よね
猫みたいにモフりたいけど流石に我慢
鼠でなくて、有袋類、コアラやカンガルーの仲間なのよ
ピンクの湖、塩湖で無害って知ってるけど、ちょっと認識バグりそうって、蠱白さん!?
後で【クリーニング】するとして、躊躇無いわね
夕飯はやっぱりBBQ
お肉だけでなくちゃんとピーマンとかの野菜も食べるのよ
大人5人前の食材が消えていくわね
食べ盛りって凄いのね
さて、後は戦いまで身体を休めてっと
(寝落ち蠱白さんをシルクちゃんさんとベッドに運び)
ちょっとお仕事行ってくるわね
天絹・蠱白
アリスせんせー引率
シルクちゃんに家族の代替として依存
いいこでいる=パパママ帰還の願掛けが最大のモチベ
セリフは平仮名カタカナのみ
「~ですの」多用
去年別旅団の皆とキャンプ体験済
※ピンナップ参照
戦闘も頑張る気満々
だけどよい子なので夜はぐっすり寝落ち
■グランピング
「わ~い、キャンプですの♪ …え? ちょっと ちがうですの?」
「コハク、テントいちばんのりが いいですの! …テントじゃないですの?」
「シルクちゃん、たんけんですの! ひみつきち つくるですの♪」
※シルクちゃん迷子阻止に尽力
■BBQ
今回も種族特性全開
辛い苦い物は避けるが、ピーマン等のお残しは“いいこ”を盾にされたら半べそで食べる
■サイクリング
難病で自転車はおろか三輪車すら未経験
後ろに乗せて貰うか補助輪か念動力なら可
シルクちゃんはなぜか華麗に曲乗り
■湖
「ピンクのおいけ、きれいですの! わ~い♪」
無知ゆえ有毒性等の憂慮まったくなしノータイム飛び込み
■クォッカ
「おっきなネズミさんですの?」
ツンツン
思わずパパママの刻逆境遇を重ね見て…
涙こみ上げ
やって来た大自然溢れるこの場所は、人気の高いリゾート島であるというが。
奪還は果たしたが帰還はまだであるため、現地の人の姿もなく、ディアボロスの貸切状態。
此処へと赴いた目的は、敵の出現がこの島の近くで予知されたからなのだけれど。
今はまだ太陽も高い昼間、冥海機が侵攻してくるのは、少なくとも夜が更けてからだという話だから。
この後戦闘ではあるけれど、宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)はまだ今は、鎧の上から普通の服を羽織っておいて。
新宿島や他のディヴィジョンのものとはまた違う海の風景を眺めつつも、思い返す。
「オーストラリア、新婚旅行で候補ではあったのよね」
実際は、英国の親戚周りや本場スイーツの調査を兼ねてのEU諸国弾丸ツアーになったのだが。
こうやって今、オーストラリアの地を訪れることが叶っているのもちょっぴり不思議な感じで。
スマ―トフォンで適宜周囲を写真撮影していきながら、天絹・蠱白(時紡ぎの蚕・g02455)を引率しつつ向かう先は。
海沿いにあるという、グランピング施設。
そして蠱白はやはり、覚醒前は病院生活であったため、キャンプなどしたことはなかったのだが。
でも、去年別旅団の皆とキャンプは実は体験済……なのだけれど。
「わ~い、キャンプですの♪ ……え? ちょっと ちがうですの?」
何だかその時のキャンプとは、違う感じ……?
そう、今回はグランピング。キャンプとは少し違って、身一つで大丈夫な設備が整っている、グラマラスなキャンピングなのだ。
……だから。
「コハク、テントいちばんのりが いいですの! ……テントじゃないですの?」
前回のことを思い出しつつ、テントに誰よりも早く入りたいと張り切っていた蠱白はきょとり。
雰囲気を出す狙いもあってテントみたいな見た目ではあるけれど、明らかにテントではない豪華な施設に。
そんなグランピング宿泊施設は、この敷地内に沢山あるみたいだから。
「シルクちゃん、たんけんですの! ひみつきち つくるですの♪」
自分達の秘密基地を見つけるべく、いざ探検!
好奇心のまま、あちこち行く蠱白についていくシルクちゃんは、探検隊の一員というよりも迷子阻止係……?
そして、ある程度施設を見回ってみた後。
次は、借りた自転車で、島内をサイクリングしてみることに。
蠱白は能力覚醒前までは難病で、自転車はおろか三輪車すら未経験であるけれど。
アリスの自転車に乗せて貰えば、海風が心地良くて。
そんな風を感じつつペダルを漕ぐアリスの自転車に並走するシルクちゃんは、なぜか華麗に曲乗りで移動?
それから暫く走った後、ふと自転車を止めておりたのは、道の真ん中で動きを止めている子たちを見つけたから。
「おっきなネズミさんですの?」
「これは、クォッカね。鼠でなくて、有袋類、コアラやカンガルーの仲間なのよ」
「ネズミさんじゃないですの? わらっているようにみえるですの!」
「もう少し、安全な場所に移動させておいたほうがよさそうね」
やはりまだ時間が止まっていてじっとしているクォッカであるが、その顔はにこにこ笑っているようで。
クオッカも撮影しておきつつ、半ば授業みたいに色々と蠱白に教えてあげながらも。
「感触を確かめるのは、不可抗力よね」
移動させるために、もふもふなクオッカをそっと抱っこして。
(「猫みたいにモフりたいけど流石に我慢」)
もふもふするのは、今はまだ、ちょっぴりだけにしておくアリス。
蠱白もそんなクオッカを見つけて、ツンツンと影響ない程度に突いてみて。
それでもじいと動かないままの動物に、思わず涙が込み上げてしまう。
思わず、パパママの刻逆境遇を重ね見てしまったから。
そんな蠱白の涙も零れる前にそっとシルクちゃんが拭いてあげて。
先日アリスせんせーに教えて貰った、動物との接し方を思い返しながらも、クオッカもそうっと移動させてあげておく。
それから再び自転車で島を巡っていれば、アリスは見えてきた湖に立ち寄ってみる。
普通の湖ではなくて、ピンク色に染まった塩湖……ピンクレイクであるから。
そんなピンク色の湖を見た蠱白は、無邪気にはしゃいで。
「ピンクのおいけ、きれいですの! わ~い♪」
「ピンクの湖、塩湖で無害って知ってるけど、ちょっと認識バグりそうって、蠱白さん!?」
無知ゆえ有毒性等の憂慮まったくなしで、ノータイム飛び込み!
アリスはその行動力に、さすがに驚いてしまうも。
「後でクリーニングするとして、躊躇無いわね」
シルクちゃんもついているし、楽しそうだから、危険が及ばない限りは暫く見守る構え。
そしてぐるりと島を巡って、色々な珍しいものを写真におさめたり、課外授業さながらに蠱白に説明して上げたりして。
グランピング施設に戻って来れば、夕飯はやはりバーベキュー!
バーベキューの設備も整っているから、アイテムポケットに入れてたっぷりと持ち込んでいた必要なものや食材を取り出して。
次々と焼いていくアリスだけれど。
種族特性全開でたくさん食べている蠱白を見れば、こう告げる。
「お肉だけでなくちゃんとピーマンとかの野菜も食べるのよ」
そう、辛い物や苦い物は苦手だから、しれっとピーマンを避けようとしていた蠱白だけれど。
でも、お残しは“いいこ”ではないと言われれば。
「いいこは、ピーマンもたべるですの……」
半べそで仕方なく、でも頑張ってピーマンも食べます、ええ!
そんな蠱白を褒めてあげながらも、彼女の好きなものも沢山焼いてあげながら。
「おいしいですの♪」
種族特性は知っているから、念の為多めに食材も準備していたのだけれど。
(「大人5人前の食材が消えていくわね」)
アリスは蠱白の食べっぷりを見て、改めて思うのだった……食べ盛りって凄いのね、と。
そしておなかいっぱいになれば、いつの間にか満天の星空が広がるような時間に。
蠱白は、このあとの戦闘も頑張る気満々……であったのだけれど。
でも沢山遊んだし、何よりよい子なので、気が付けばぐっすり寝落ちしてしまって。
そんな蠱白をシルクちゃんと一緒にベッドに運んでから。
(「さて、後は戦いまで身体を休めてっと」)
少しゆっくり過ごして休んだ後、アリスが向かうのは夜の海岸。
すこやかに寝ている蠱白の布団を掛けなおしてあげてから……ちょっとお仕事行ってくるわね、って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】がLV2になった!
【エイティーン】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
【能力値アップ】がLV5になった!
ルリラ・ラプソディア
【甘唄】
きれいな街…
自然が豊かで気持ちがいいわ
グランピング…というのができるのね
はじめての経験
キャンプみたいに自然に触れあえるみたい
…世界一幸せな動物さん
クォッカ…どんな子なんだろ?
千景は、みたこと…ある?
……会いに、いってみよっか
自然の中を楽しみながら
時が未だ停滞している街
路往く途中で動物を見つけたら
時が再生した時
危なくないよう
小さな動物達を主に抱っこして木陰等に連れてゆく
…これで、危なくない?
また動けるようになった時
元気に遊べるように…お祈りするの
クォッカはどこかな?
見渡してると
母の袋から顔出して外を興味津々に臨む子の
親子の姿を発見
…かわいい親子、見つけたね…
いっしょに楽しくお出かけ中みたい?楽しそう…
ん。きっと…好き時間になるといいね…?
不意に指を結ぶ温もり
薄紅眼を千景に向けた時
その暁は鎖されていた
指に伝わるは静かな切なさか儚く感じた
思わずと指先を確り結び直すと
彼女の指先に柔く唇を寄せる
先の事に馳せるのは
まだ先であってほしい
…親子に負けないくらい楽しもう
せっかくの姉妹の旅だもの
紫空・千景
【甘唄】
未だ刻動かぬ、うつくしい街
風は微かに髪を攫い、波音も心地好く届くだろうか
ふむ、グランピングということは設営の必要はないのか
私も初めてだとアイテムポケットで
持参した物を出して並べながら
…世界一幸せな動物か
クオッカはワラビーの仲間らしいたが
私も見た事は無いんだ
ふふ、折角なら会いに行こう
散歩しながら探し歩けば会えるさ
柔く優しいひと時を過ごしながらゆるりと冒険へ
停滞する街は未だ呼吸さえ聞こえないけれど
故に動物の姿も容易に見つけられるな
噫、動き出しても驚かぬ様に
一応親からは遠ざけないのを心掛けて
家族が傍に居ないのは心細かろうからな
んむ、大丈夫だろう
あんた達は会えるのを願ってるよとそっと撫ぜる
ルル、探してるのはあそこじゃないか?
指した先は母子のクオッカ
…可愛らしいな
動物も、隣の天使も、なんてくすり笑んで
親子でお出かけ、か
…ならば
お出かけの続きも屹度、叶うだろう
けれど己が取り戻しても会えないと気付いてる私は――
そっと指を絡めて暁の瞼を暫し鎖すんだ
…ん、解ってる
今はただ、心絆ぐ姉妹の旅行を、な?
訪れたそこは美しく、そしてとても静かであった。
そう――未だ刻動かぬ、うつくしい島。
けれど、紫空・千景(夜明の導べ・g01765)の思い描いていた通りに。
吹く風はふわりと微か髪を攫い、心地良く耳に届くのはただ響く波音だけ。
「きれいな街……自然が豊かで気持ちがいいわ」
ルリラ・ラプソディア(Ⅻの子守歌・g00784)もそうきょろりと周囲を見回しながら、千景と共に並んで歩いて。
程なくして到着したのは、海と森がどちらとも楽しめる場所にある施設。
「グランピング……というのができるのね」
「ふむ、グランピングということは設営の必要はないのか」
キャンプとはまた少し違って、自分達でテントなどの準備が不要だというグランピングができる施設。
けれど、快適な環境が備わっていながらも。
「はじめての経験……キャンプみたいに自然に触れあえるみたい」
「私も初めてだ」
大自然の中で目一杯、贅沢で楽しいひとときが過ごせそう。
だって、話に聞いて気になる子が、この島にはいるみたいだから。
「……世界一幸せな動物さん……クォッカ……どんな子なんだろ?」
「……世界一幸せな動物か」
そう、島に天敵がおらず、にっこりと笑っているような顔をしていることからそう呼ばれている、もふもふ小動物のクォッカ。
「千景は、みたこと……ある?」
ルリラにそう訊ねられれば、アイテムポケットから持参した物を出して並べつつ、千景は答える。
「クオッカはワラビーの仲間らしいが、私も見た事は無いんだ」
ふたりとも、その姿を見たことはないのだけれど。
でもだからこそ、顔を見合わせて頷きあって。
「……会いに、いってみよっか」
「ふふ、折角なら会いに行こう。散歩しながら探し歩けば会えるさ」
自然の中を楽しみ、柔く優しいひと時を過ごしながら――いざ、ゆるりと冒険へ。
グランピング施設から出て、島の舗装された道をまず歩いてみれば。
「停滞する街は未だ呼吸さえ聞こえないけれど、故に動物の姿も容易に見つけられるな」
奪還したが帰還はまだ果たしていない風景は、刻逆の日から時間が止まったまま。
けれど、時間が止まっているからこそ、その時そこに在った動物達の姿を路往く途中で見つけて。
ルリラはそっと小さなその子を抱っこして、木陰等に連れてゆく。
時が再生した時、危なくないように、と。
千景も、動き出しても驚かぬ様にと、一応親からは遠ざけないことを心掛けつつ、ルリラと共に動物達を移動させる。
家族が傍に居ないのは心細かろうからな、と……そう、夜明色の瞳を優しく細めながら。
そして、道路にいた子たちを全て危なくない場所へと連れて行って。
「……これで、危なくない?」
ルリラはお祈りする。また動けるようになった時、元気に遊べるように……と。
そんな彼女に、千景も頷いて返して。
「んむ、大丈夫だろう」
……あんた達は会えるのを願ってるよと、そうそっと撫ぜる。
それから再び歩き出しながらも。
「……クォッカはどこかな?」
まだ出会っていない、世界一幸せな子を探してルリラが見渡していれば。
千景はふと、巡らせていた瞳で捉えた姿に気付いて紡ぐ。
「ルル、探してるのはあそこじゃないか?」
そう指した先には、母子のクオッカが。
母クオッカの袋からひょこりと顔を出して、外を興味津々に臨む子クオッカ。
そんな親子の姿を発見すれば、思わずほわりとルリラは笑んで。
「……かわいい親子、見つけたね……」
「……可愛らしいな」
千景も見つめるその姿に。くすりと笑む。
――動物も、隣の天使も、なんて。
そしてルリラは、じいとにこにこ笑顔の親子を見つめて。
「いっしょに楽しくお出かけ中みたい? 楽しそう……」
「親子でお出かけ、か……ならば、お出かけの続きも屹度、叶うだろう」
「ん。きっと……好き時間になるといいね……?」
千景の言葉に、こくりと頷いて瞳を細める。
皆で取り戻したから、次はまたこの地の時間が動き出すように尽力したいし、きっとそれが叶うのも遠くない未来。
そうすればまた、親子たちのお出掛けも再開できるようになるだろうから。
けれど――千景は気付いている。己が取り戻しても、会えないと。
そして不意にそっと指を絡めて、暁の瞼を暫し鎖す。
ルリラは結ぶ温もりを指に感じ、薄紅眼を千景へと向けるも……その暁は鎖されていて。
指に伝わるは、静かな切なさか――儚く、感じたから。
思わずと指先を確り結び直すと、その唇を寄せる。彼女の指先に柔く。
だって、思うから――先の事に馳せるのは、まだ先であってほしい、と。
そして千景へと、ルリラはこう紡ぐ。
「……親子に負けないくらい楽しもう。せっかくの姉妹の旅だもの」
「……ん、解ってる」
ふっと、すぐ隣に在る彼女へと暁のいろを向けて。
今はふたりだけしかいない、まだ時が止まっているこの地で、遠くに波音を聞きながら。
……今はただ、心絆ぐ姉妹の旅行を、な? って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【活性治癒】LV1が発生!
【アイテムポケット】がLV3になった!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV5になった!
咲樂・祇伐
🌸樂祇
大自然サイクリングです!
いつもはお兄様の後ろに乗ってばかりだけど今日は自分で自転車に乗る
後ろもいいけど…
今日はあなたの隣がいい
むうと拗ねる頬に咲って自転車に跨る
漕ぎだせば、風を感じる
心地いい温もりと此処に生きる生命を感じる
潮風に髪を抑えて、わぁとみやるのは綺麗な海と灯台で
優しい緑の森を通り抜ければ、息づく花々にも頬が緩むばかり
ねぇお兄様!向こうに可愛い花が咲いていたの
見えたかしら?
横を走りながら咲みかける
──何だかいいな
こうして隣で笑い合えるの
お兄様、あの子……クォッカさんですね?
時に射止められた姿は何処か切なくも可愛らしくて
本当にニッコリしてる!なんて思わず声がでたり
お、お兄様っ悪戯はいけません……あ、可愛い
お花を頭にのせた、クォッカさんにキュンとして
ピンクの湖は塩の湖だそうですよ
何だか幻想的
私は塩っぱいと思います!
そうして島を巡り
二人並んで桜彩の夕焼けをみる…いいえ
綻ぶあなたの、桜色に染まった横顔をみる
そうでしょう?
試練に満ちて残酷で…だからこそ
あなたと生きる世界は美しいと、
咲樂・神樂
⚰️樂祇
さぁ、たっぷり自然を満喫しちゃいましょ!
サイクリングなら任せて!
祇伐…一緒にサイクリングできるのは嬉しいけど……あたしの自転車の後ろには乗ってくれないの?
むう、なら仕方ないわね
少し頬を膨らませるけど、かぁいい妹が笑っているからそれでいい
出発!と号令をかけて、射止められた時の自然似合いに行こう
祇伐!みて!海よ、灯台がある!
風をきって海辺を走り抜けて
常磐の森には、とりどりに咲いた花も見つけられるかしら?
後ろでは顔がみえないけど……なるほど
隣合って走れば、祇伐の表情がよく見える
──これは、悪くない
あ、あの子がクォッカ?
休憩がてら止まって、近づいて
にっこりしたお口がかぁいらしいこと…触ってみたいけど
ふふ、このままにしておきましょう
頭の上にお花をのせる悪戯はあり?
あの湖は綺麗なピンク色ね
舐めたらやっぱり塩っぱいのかしら
ぐるりと巡った後
ピンク色の夕焼け空にほうと息を着く
燃えるような橙と灼き尽くすような黄金が常であったけど……この狭間にも君の桜彩が灯るとは
この世界は残酷で──されども、美しいな
降り立った海と森が広がるこの島は、元々うってつけなのだという。
「大自然サイクリングです!」
「さぁ、たっぷり自然を満喫しちゃいましょ!」
自然を満喫しながら、自転車で巡ることが。
ということで!
「サイクリングなら任せて!」
駿馬みたいに超速い愛自転車を乗りこなす咲樂・神樂(離一匁・g03059)は、そう胸を張るのだけれど。
咲樂・祇伐(花祇ノ櫻禍・g00791)の姿を見れば、瞳を瞬かせてから。
「祇伐……一緒にサイクリングできるのは嬉しいけど……あたしの自転車の後ろには乗ってくれないの?」
そう、ちょっぴり不服気。
いつもは神樂の後ろに乗ってばかりの祇伐だけれど。
「後ろもいいけど……今日はあなたの隣がいい」
今日は自分で自転車に乗ると、そういうのだから。
そう言われれば、神樂も頷くしかなくて。
「むう、なら仕方ないわね」
少しだけ頬を膨らませるけど、でも思うから……かぁいい妹が笑っているからそれでいい、と。
そしてそんな、むうと拗ねる頬に咲って、自転車に跨る祇伐。
それから準備ができれば、神樂は青い空の下、高らかに号令をかける――出発! と。
射止められた時の自然に会いに行こう、と。
この地はまだ奪還はしても帰還は果たしておらず、時間が止まったまま。
けれど、祇伐はぐっとペダルを踏んで。
漕ぎだせば、風を……心地いい温もりと此処に生きる生命を、感じる。
そして風をきって海辺を走り抜ける神樂は、向けた視線の先に見つける。
「祇伐! みて! 海よ、灯台がある!」
その声に、潮風にふわり靡く髪を抑えつつ、わぁと。
祇伐が見遣るのは、綺麗な海と灯台。
海空今度は優しい緑の森を通り抜ければ、息づく花々にも頬が緩むばかりで。
……常磐の森には、とりどりに咲いた花も見つけられるかしら?
そう神樂が瞳を細めた刹那。
「ねぇお兄様! 向こうに可愛い花が咲いていたの」
……見えたかしら?
そう向けられるのは、うきうきと心から楽しそうに咲みかける祇伐の顔。
そんな横を走る妹の表情を見つめれば、神樂は思うだった。
(「後ろでは顔がみえないけど……なるほど」)
――これは、悪くない。
だって、隣合って走れば、祇伐の表情がよく見えるから。
そして祇伐も思う。
――何だかいいな、って。
(「こうして隣で笑い合えるの」)
それから暫く大自然サイクリングをふたり並んで楽しんでいれば。
「お兄様、あの子……クォッカさんですね?」
「あ、あの子がクォッカ?」
「本当にニッコリしてる!」
休憩がてらふたりで止まって、近づいて。
じいっと眺めてみれば、時に射止められた姿は何処か切なくも可愛らしくて。
ほっこりとしていた祇伐だけれど。
「にっこりしたお口がかぁいらしいこと……触ってみたいけど」
「お、お兄様っ悪戯はいけません……」
隣から聞こえた声に一瞬、瞳を見開くも。
「ふふ、このままにしておきましょう」
「……あ、可愛い」
――頭の上にお花をのせる悪戯はあり? なんて。
そう笑って、兄がちょこんとお花を頭にのせたクォッカに、祇伐はキュン。
そんな世界一幸せだと呼ばれているもふもふな子たちと出会った後、辿り着いたのは。
「あの湖は綺麗なピンク色ね」
「ピンクの湖は塩の湖だそうですよ」
その名の通りの、ピンクレイク。
ピンク色になる要因のひとつは、この湖が塩湖であるからだと聞いたけれど。
神樂は眼前の不思議ないろを湛える湖をじいと見遣る。
「舐めたらやっぱり塩っぱいのかしら」
見た目は何だか、イチゴミルクみたいに見えるのだけれど。
祇伐は、こくりと頷いて返す。
「私は塩っぱいと思います!」
舐めるのはやめておいた方がいいようです、ええ。
それからも楽しく、島を一周ぐるりと巡った後。
神樂は思わず、ほうと息を着く。青に滲み始めた、ピンク色の夕焼け空に。
だって、そのいろは。
「燃えるような橙と灼き尽くすような黄金が常であったけど……この狭間にも君の桜彩が灯るとは」)
そう、君の桜彩に似ていて。
祇伐も二人並んで、桜彩に染まる夕焼けを……いいえ。
向ける瞳が見ているのは夕焼けではなくて。綻ぶあなたの、桜色に染まった横顔。
そして、すぐ隣から届く声。
「この世界は残酷で――されども、美しいな」
そんな神樂の言葉に、祇伐は瞳を細める――そうでしょう? って。
「試練に満ちて残酷で……だからこそ」
……あなたと生きる世界は美しい、と。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV6になった!
クーガ・ゾハル
ケペシュ(g06831)と
まひるのピンクのエンコ、思い出しながら
バーベキューで腹いっぱいの
シャワーでピカピカ、大マンゾクだ
天井がとうめいな、でかいテント
ふかふかクッションに転がれば
見たことないくらい、ふかい星空
おーい、ケペシュもこないか
顔が見えるくらいで、頭むけあってゴロゴロ
おう、いいドームだな?
今日、キレイだったり、うまかったり
見た事ないところばっかり、すごく楽しかったな
……こんなふうに、楽しい気持ちで
だれかとゆっくり星を見る夜なんて
もう来ないかも、って思ってたから、うれしいぞ
ゴホービ?これが?
それなら、たくさん呼ばないとな
そういえば先生が、すべての星に、カミサマがいて
ヒトにも、ひとりひとりの星がある……って言ってたな
おれたちの星、どれだろうな
きっとケペシュとは、いつか同じ星を見ていたせいか
知らない場所のネドコなのに、フシギとおちついて
気が付いたらおちていくまぶた
……んん、オヤスミ……
夢のなか、今日の思い出といっしょに
あざやかでキレイな青い星がふたつ
ピカピカこっちを見てる、気がした
ケペシュ・ナージャ
クーガ(g05079)と
昼間の余韻に浸りながらも腹を満たし
シャワーを済ませた後
心地よい疲労感の残る身体でクッションに寝そべって
目が合えばうっそりと笑いかける
ムードがありますね、なんて思わせぶりに囁いてみるけれど
きっと貴方には通じないんだろうな
拗ねたように少しだけ唇尖らせて
そうですね、すごく楽しかった
この世界はまだまだ知らないことで溢れていて
…クーガも楽しいと思ってくれているなら良かった
そのことが俺にとっては何よりの褒美です
きっと貴方の気持ち一つで穏やかな夜は訪れる
いつでも呼んでください、俺のこと
あの星はなんていう名前なんでしょう
天体には詳しくないけれど
貴方の話を聞きながら眺めているだけでなんだか楽しい
俺の星……あの小さくて朧げなやつですかね
いつの間にか聞こえてきた寝息を耳で拾えば、うつ伏せになって無防備な寝顔を眺めて
お休みなさいと小さな囁きを
俺の夢を見ていたら良いのにと思うのは欲張りが過ぎるでしょうか
貴方が星へ向ける視線が、いつかこちらにも注がれたならどんなに
……妬けますね、ほんと
ゴキゲンな顔をしたもふもふクオッカに出会って、青空に映える湖も見られて。
そんな塩湖とその後の夕焼け空のピンク色の余韻を、瞼の裏にいまだ残しながらも。
腹拵えも済ませ、シャワーを浴びてさっぱりピカピカになれば、大満足で迎えた夜。
クーガ・ゾハル(墓守・g05079)は、ふかふかクッションにころんと転がれば。
大きなテントの透明な天井の先に広がるのは――見たことないくらい、ふかい星空。
だから早く、一緒に見たくて。
「おーい、ケペシュもこないか」
そう呼び声が聴こえれば。
心地よい疲労感の残る身体で、ケペシュ・ナージャ(砂蠍・g06831)もクッションに寝そべって。
顔が見えるくらいで、頭むけあってゴロゴロするクーガと、ぱちりと目が合えば。
「……ムードがありますね」
なんて、うっそりと笑いかけながら、思わせぶりに囁いてみるけれど。
でも……ケペシュには、わかっていたとはいえ。
「おう、いいドームだな?」
そんな、返る言葉や表情に、拗ねたように少しだけ唇尖らせる。
……きっと貴方には通じないんだろうな、そうとは思ってはいたのだけれど。
でもすぐに、すぐ傍で一緒に寝転がっているクーガに、ケペシュは瞳を細める。
「今日、キレイだったり、うまかったり。見た事ないところばっかり、すごく楽しかったな」
「そうですね、すごく楽しかった」
「だれかとゆっくり星を見る夜なんて、もう来ないかも、って思ってたから、うれしいぞ」
……こんなふうに、楽しい気持ちで、なんて。
クーガからそう言われれば、ケペシュはこう返す。
「この世界はまだまだ知らないことで溢れていて……クーガも楽しいと思ってくれているなら良かった」
――そのことが俺にとっては何よりの褒美です、と。
「ゴホービ? これが?」
そんなケペシュの声に、クーガはきょとりとするも。
ころんと転がって、改めて近くなったケペシュを見て頷く。
「それなら、たくさん呼ばないとな」
「いつでも呼んでください、俺のこと」
そして――きっと貴方の気持ち一つで穏やかな夜は訪れる、と。
ケペシュはそれからふと、満天の星空を見上げてみて。
「あの星はなんていう名前なんでしょう」
「そういえば先生が、すべての星に、カミサマがいて。ヒトにも、ひとりひとりの星がある……って言ってたな。おれたちの星、どれだろうな」
「俺の星……あの小さくて朧げなやつですかね」
「ケペシュは、あのソーダみたいな青いヤツじゃないか?」
「だとしたら、クーガはその隣の金色の星ですね」
天体には詳しくないけれど。
でも、この穏やかな夜のひとときに、ケペシュは思う。
……貴方の話を聞きながら眺めているだけでなんだか楽しい、と。
そして、知らない場所のネドコなのに。
不思議とこんなに落ち着いているのは……きっとケペシュとは、いつか同じ星を見ていたせいか、なんて。
そう考えながらも、気が付いたらとろんと落ちていくクーガのまぶた。
それから、すやぁと健やかに。
いつの間にか聞こえてきた寝息を耳で拾えば、ケペシュは小さな囁きをひとつ――お休みなさい、と。
「……んん、オヤスミ……」
そう返る声はきっと、無意識のうちに紡がれているのだろうと微笑ましく思いながらも。
うつ伏せになって、無防備なすぐ傍にあるその寝顔を眺めて。
そして、ケペシュは思ってしまう。
……俺の夢を見ていたら良いのにと思うのは欲張りが過ぎるでしょうか、と。
(「貴方が星へ向ける視線が、いつかこちらにも注がれたならどんなに」)
それから、夢の中へと誘われているクーガを見つめ、呟きを落とす。
「……妬けますね、ほんと」
そんなクーガは夢のなかで、今日の思い出といっしょに。
ピカピカこっちを見ている……そんな気がしていた。
そう――あざやかでキレイな青い星が、ふたつ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】がLV2になった!
【腐食】LV1が発生!
効果2【凌駕率アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
氷翠・凪冴
《蒼砂》
瞳に映る一面の美しい街
自然が織り成す満ちる色に
静かに心は奪われていた
手招かれるままに彼の許まで歩み寄ると
…ええ。これが、自然だけでできているなんて
こんなに美しい奇跡がこの世界にはあるのね…
私の髪飾りやこの眼と同じ色
…蒼を奇跡と解く花言葉があるのも納得ね
生命が生み出す奇跡の色
サユキとレグルスさんも
好奇心が赴くままに少し離れた処で景色を楽しんでる
…大丈夫。私は貴方の近くにいるわ
…?
示されるままに振り返る
そこには蒼とは対照的な
しかし美しい赤が湖を彩っていた
ほぅ…と吐息が零す
…苺ジュース…美味しそうで可愛らしいわ
美味しそうな湖だったと…思い出すのも面白いのでしょうね
緩やかに表情を綻ばせて
歩めば自然は彩を移ろう
――万華鏡みたい
時の移ろいが魅せる彩の変化にそう思ったの
黄昏もピンクと交じり合って
印象的に記憶に刻まれる
星詠み…星とお話をするの…?
どんなお話が聞けるのか
彼が紡ぐ話はいつも私の好奇心の扉を叩く
楽しみに、してるわ…
蒼眼は黄昏のピンクと共に揺れて
少しだけ微笑んだ気がした
レックス・ウェリタス
《蒼砂》
一面に広がる雄大な紺碧に息を呑む
ホログラムディスプレイ仕舞い
お前さんを手招こう
――ほら、凪砂
見てと白い砂浜の上でその先を指した
「世界で一番美しい街」って意味が解るよね
吸い込まれそうで
惹かれてやまぬ蒼
祖国の花にも――そう、お前さんの髪飾りにも似てるね
ひとを生かす色だ
レグルスもサユキも興味津々かな
あまり遠くに行っちゃダメだよ、凪砂もね?
…そっか、と短くも安堵したような音を添えよう
…あ、そうそう
凪砂振り返ってみて?
屹度、お前さんの眸に広がるのは薄く赤らむ湖
ピンクレイクって言うんだってさ
普段はあんまり見ない色だよね
苺ジュースみたいで美味しそうってのは情緒が無いかな?
でも思い出しやすいかな、なんてね
ゆったり散歩でもしようと砂浜を歩く
刻々と表情を変える穹
彩は湖面も水面も染めてゆくんだろう
…ね、黄昏が薄紅色に染まってる
眸のレンズ越しに記憶へと刻み映すんだ
夜が星を連れてくる前に戻ろうか
グランピング施設に戻って夜は星見でもしよう
少し勉強した僕の星詠み、聞いて欲しいな
ちらりと見えた微笑みは見逃さずに
見つめる光景は、新宿島でも他の世界でも、見慣れているもののはずなのに。
いや、だからこそ、レックス・ウェリタス(Memento mori・g07184)は息を呑む。
一面に広がる雄大な紺碧のいろに。
だから、ホログラムディスプレイを仕舞い、手招く。
青に映る一面の美しい街や自然が織り成す満ちる色に静かに心は奪われていた、氷翠・凪冴(蒼氷忘花・g08307)のことを。
そして手招かれるまま歩み寄る彼女に、レックスは指してみせる――ほら、凪砂、って。
見て、と白い砂浜の上でその先を。
「「世界で一番美しい街」って意味が解るよね」
吸い込まれそうで、惹かれてやまぬ蒼を。
「……ええ。これが、自然だけでできているなんて。こんなに美しい奇跡がこの世界にはあるのね……」
そして、そうそっと紡いだ凪冴へと視線を向けて。
レックスは続ける。
「祖国の花にも――そう、お前さんの髪飾りにも似てるね」
……ひとを生かす色だ、と。
その言の葉に……私の髪飾りやこの眼と同じ色、と。
小さく呟きを落としながら、凪冴は小さく頷く。
「……蒼を奇跡と解く花言葉があるのも納得ね」
ひとを生かす色、そして生命が生み出す奇跡の色。
けれどその色に心惹かれているのは、何も自分達だけではなくて。
「サユキとレグルスさんも、好奇心が赴くままに少し離れた処で景色を楽しんでる」
「レグルスもサユキも興味津々かな」
相棒達もどうやら、この景色に心掴まれたようだから。
惹かれてやまぬ、けれど吸い込まれそうな蒼を眼前に。
「あまり遠くに行っちゃダメだよ、凪砂もね?」
皆へと声を向けるレックスだけど。
「……大丈夫。私は貴方の近くにいるわ」
届いた言葉に音を添える。
……そっか、と短くも安堵したような響きを。
それから暫くゆるりと、波音を聞きながら島を巡っていれば。
レックスはふと見つけて彼女へと告げる。
「……あ、そうそう。凪砂振り返ってみて?」
「……?」
示されるままに振り返った彼女の眸にもきっと広がっただろう、また別の色を。
そう、そこには蒼とは対照的な――けれどやはり美しい、薄赤に彩られた湖。
そんなまた全く違う彩りに、ほぅ……と零される吐息を聞きながら。
「ピンクレイクって言うんだってさ。普段はあんまり見ない色だよね」
レックスは赤のいろを細めながらも、こう口にする。
「苺ジュースみたいで美味しそうってのは情緒が無いかな?」
凪冴もその声に、改めてピンク色の湖を見つめて。
「……苺ジュース……美味しそうで可愛らしいわ」
「でも思い出しやすいかな、なんてね」
そして、彼へと返す。
「美味しそうな湖だったと……思い出すのも面白いのでしょうね」
緩やかにふわりと表情を綻ばせて。
それから自然の中を歩み進めば、眺める蒼や赤は刻々と彩移ろって。
時の移ろいが魅せる彩の変化に凪冴は思う――万華鏡みたい、と。
「……ね、黄昏が薄紅色に染まってる」
レックスも、あっという間にその表情を変えてゆく穹を仰ぐ。
眸のレンズ越しに記憶へと刻み映すために。
そして見つめる穹色が、漆黒に覆われ始めたのを見れば。
「夜が星を連れてくる前に戻ろうか」
レックスは元来た道を、彼女や相棒達と戻ることにする。
「グランピング施設に戻って夜は星見でもしよう」
だって、きっと長い夜がやってくれば、今度は満天の星空が広がるだろうから。
「少し勉強した僕の星詠み、聞いて欲しいな」
「星詠み……星とお話をするの……?」
微か瞳瞬かせ、レックスへと目を向ける凪冴。
どんなお話が聞けるのか……彼が紡ぐ話はいつも私の好奇心の扉を叩くから。
そして、黄昏のピンクと共に、蒼眼も揺れて。
「楽しみに、してるわ……」
レックスは見逃さず、その色を見つめる――ちらりと少しだけ見えた、微笑みを。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【使い魔使役】LV1が発生!
【照明】LV1が発生!
効果2【ドレイン】がLV2になった!
【反撃アップ】がLV2になった!
朔・冥夜
【白縁】
美味い肉に野菜に
屋外で食うとまた別格に美味しく感じるの何でだろ
ハク、そのまま寝るなよ風邪ひく
ヘソ天で満足気な竜に声掛け
隣に腰を下ろし真似する様にごろんと大の字
見上げた星空は俺には眩しくて
届かぬ星に手を伸ばして、掌を握る
どうかな、妹が教えてくれるから
…憶えているだけで
2000光年離れた星は
俺達が生まれるずっと過去の光
2000年かけて届いたものを見ている
途方も無い時間だけど、いつか、絶対届くから
だから、星は美しいんだと俺は思う
力無く降ろしたてのひら、
焦がれたものは遠くまで
なーつかし、揃いのメガネだ。
そっとハクからメガネを借りてもう一度夜空へ
んーん、お前のが掛けてみたかったの
曇り滲みそうな視界は鮮明に映って
時を止めたこの地も
もう一度巡りますように
たまには星へ願ってみても良いかなって
イイね、空中散歩だ
差し出された手は逆に更に
上空へ飛び立つように引いて
怖く無いさ、こうやって手を引いて引かれて
何度もした気がする
何故だろう
2000年後にきみがいるなら
どうか俺を見つけて欲しい
……なんて、ね
緋月・ハク
【白縁】
ふあー美味しかった~
BBQに満足してその辺で大の字
寝ないよメイヤ
だって、もったいないもん!
後始末ありがとねなんて、隣に来たきみを労ってさ
お腹は肉で満たされてごきげん
見上げるのは満天の星空
いつもの僕たちじゃ見れない星たちの並び
メイヤは星詳しい?
きみの――星に詳しい妹は知っているけれど
当のきみがどうか、まだ知らなかったと
八重歯を見せてぱっと笑う
へへん、イイじゃんね
妹からきみへ
きみから僕に繋がるの
巡ってる
二千年、かあ
僕はどれだけ――あの子を
2000光年の過去のひかりは…
ねえ、メイヤ
絶対ってきれいなんだね
力無く落ちた手はそっと掬い上げたい
メイヤとお揃いの眼鏡をかければ
…あっは、星もより近くに見える気がするかも!
あれー、メイヤ自分のはわすれんぼ?
でもイイじゃん、ねがいごと
ね、どうせならもう少し近くで見ない?
ふわりと浮きながら手を差し出して
高いの、怖くないよね?
次の瞬間は手を引かれていて
ああ、なんて懐かしいんだろう
この感覚は、誰の
2000年後だって僕がきみを見つけたげるッ
へらり、なーんてね!
満天の星空の下、肉に野菜にと、美味く平らげ終われば。
やはり、朔・冥夜(星朧・g06409)は思ってしまう。
特別なことを何かしたわけとかではないのに、いつだってそうだ。
「屋外で食うとまた別格に美味しく感じるの何でだろ」
そして、共にそれを味わった緋月・ハク(真白の夢渡り・g04846)もどうやら同じみたい。
「ふあー美味しかった~」
バーベキューに満足してごろんと大の字になった、その姿をみれば。
「ハク、そのまま寝るなよ風邪ひく」
そしてそうヘソ天で満足気な竜に声を掛ければ、返ってくるのは。
「寝ないよメイヤ。だって、もったいないもん!」
まだまだ元気な声と、キラキラとした瞳。
そんなハクの隣に腰を下ろしてから、ごろんと大の字になって、冥夜もハクの真似っこを。
そして隣に来た彼を、後始末ありがとねなんて労いつつも。お腹は肉で満たされて、ハクはごきげん。
冥夜はその姿に細めた瞳を、ふと今度は夜空へと向けてみれば。
ふいに手を伸ばして、掌を握る。
見上げた星空は自分には眩しくて……手を伸ばしても届かない、掴めぬ数多の煌めきに。
ハクも一緒に見上げてみるのは、いつもの自分達では見れない星たちの並び。
そしてふと訊いてみる。
「メイヤは星詳しい?」
きみの――星に詳しい妹は知っているけれど。
当のきみがどうか、まだ知らなかったと。
八重歯を見せてぱっと笑って。
「どうかな、妹が教えてくれるから」
冥夜はそう改めて星空を見上げてから。
……憶えているだけで、と返せば。
「へへん、イイじゃんね」
ハクはまた、笑ってみせる。
だって、巡ってる、って。
「妹からきみへ、きみから僕に繋がるの」
そう思えばまた、嬉しくて楽しくなるから。
だから冥夜の声に、ハクはわくわく耳を傾けて。
「2000光年離れた星は、俺達が生まれるずっと過去の光。2000年かけて届いたものを見ている」
「二千年、かあ」
ぽつりと呟きを落としつつ、思う。
僕はどれだけ――あの子を、と。
2000光年の過去のひかりは……なんて。
そう隣から聞こえた声を耳にして、冥夜は続ける。
「途方も無い時間だけど、いつか、絶対届くから」
……だから、星は美しいんだと俺は思う、と。
そして煌めく星たちから彼へと、ハクは視線を移して。
「ねえ、メイヤ。絶対ってきれいなんだね」
焦がれたものは遠くまで――そう力無く降ろされたてのひらを。
そっと掬い上げたいって、手を伸ばしながら。
それからふと、すちゃり。
「……あっは、星もより近くに見える気がするかも!」
「なーつかし、揃いのメガネだ」
ハクがかけたのは、ふたりお揃いの眼鏡。
冥夜はそっとハクから眼鏡を借りて、もう一度夜空へと目を向ければ。
「あれー、メイヤ自分のはわすれんぼ?」
「んーん、お前のが掛けてみたかったの」
きょとりと自分を見るハクに言った後、曇り滲みそうな視界もこれで鮮明に映るから。
――時を止めたこの地も、もう一度巡りますように。
「たまには星へ願ってみても良いかなって」
「でもイイじゃん、ねがいごと」
煌めく星に願いを馳せてみる。
そんな綺羅星たちはやはり、届かないほど遠い煌めきかもしれないけれど。
……でも。
「ね、どうせならもう少し近くで見ない?」
ハクはふわりと浮きながら、手を差し出して。
「高いの、怖くないよね?」
そう訊いてみた、次の瞬間。
「イイね、空中散歩だ」
差し出したはずの手が、逆に引かれたかと思えば……怖く無いさ、って。
更に上空へと飛び立つように導かれて。
ハクの手を引きながら、冥夜は思う――何故だろう、って。
(「こうやって手を引いて引かれて、何度もした気がする」)
そしてハクも、手を引かれながら感じる――ああ、なんて懐かしいんだろう、と。
(「この感覚は、誰の」)
それはたぶん、きっと――。
刹那、耳に聞こえるのは、こんな声。
「2000年後にきみがいるなら、どうか俺を見つけて欲しい」
……なんて、ね、って。
そう瞳細める冥夜に、ハクもへらり。
「2000年後だって僕がきみを見つけたげるッ」
なーんてね! って、一緒に笑って。
ふたりで、手を引いて引かれて――もっともっと、焦がれるようなたくさんの煌めきを、きみと近くで。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【神速反応】LV1が発生!
【飛翔】がLV5になった!
効果2【能力値アップ】がLV7になった!
【反撃アップ】がLV3になった!
茜來・雪璃
【雪星】
わあーぉ
流石大人気のリゾート地!
どこも景色がすごいねえ
そういえばもふもふな動物が沢山いるらしいんだけど…探しに行かない?
そうだったの?じゃあ絶対見つけなきゃ!
あそこに居るのは孔雀、かな?
飾り羽根立派だねえ
あの翼で飛べるんだってさ、すごいよね
この子達がクオッカ?
おぉー…ほんとに動かないんだねえ
そっと頭を撫でれば、耳がぴんと立ち
彗、彗!すっごくふわふわだよ…!ずっと撫でていたくなっちゃうな
あ!彗見て見て!
こっちのクオッカは親子だ
袋からちびちゃんが顔出してる!
笑ってるように見えるの不思議だねえ
あっは、彗が入るにはちょーっと小っちゃいんじゃないかなあ
擽ったくてクスクス笑いながら、尻尾サンド!と彗を二尾でくるり
…ちょっとだけ抱っこさせてもらっちゃう?
彗と星見!行きたい!
星のこと教えて?
星がこんなに沢山…すごいねえ
あれが南十字星なんだ?
なぞられた星を結び、初めて見た…と
へえ!そういう星言葉があるの?
ん、そうだねえ
次来た時は元気に動いてるクオッカと遊べるように
私達も頑張らなきゃだ!
朔・彗藍
【雪星】
海も砂浜も、それからグランピングも出来て
素敵なリゾート地ですねっ
ふふ、何を隠そうクオッカワラビーちゃんは
以前から気になっていた子で……!
本物を間近で見られるの楽しみですよう!
えっ孔雀って飛べるんですか?
このゴージャスな羽根を広げて……
次に会えた時は一緒に飛んでみたいですね
ふおおクオッカちゃんですー!!
飛び付きたくなるけどそーっと
本当…ふわふわです…
そんな楽しそうなお顔で笑って…愛しい…(なでなで)
こっちまでふにゃっと笑ってしまいそうですね
親子ちゃんも可愛いですね
私もその袋の中に入りたいですけど
でもちびちゃん専用ですもんね……
いじいじしながら雪璃の尻尾に触りますもふもふ
折角ですからクオッカを抱っこして
少しだけ星見に行きませんか?
静かな漣、満天の星々を見上げて
雪璃!南十字星が見えますよ…!
指先で四つの星がクロスした有名な星座をなぞり
ここでしか見られない星座も
十字架のアルファ星は『理想を目指す努力』の星言葉
またこのクオッカちゃん達が
元気に動けるような世界へとなるように願いましょうね
足を踏み入れた島に溢れる色は、どこまでも続きそうな海と空の青や、大自然いっぱいの緑。
「わあーぉ、流石大人気のリゾート地! どこも景色がすごいねえ」
「海も砂浜も、それからグランピングも出来て、素敵なリゾート地ですねっ」
雄大な大自然を目一杯、しかも快適に堪能できる環境が整っているこのロットネスト島が大人気のリゾート地なのは頷けるし。
それに今はまだ、人々の帰還は果たされていないから。
くるり見回す景色たちは、茜來・雪璃(朧夜ノ蝶華燈・g00793)と朔・彗藍(ベガ・g00192)でふたり占め。
そんな風景をきょろりと見回しながら、雪璃の尻尾はゆらゆら。
「そういえばもふもふな動物が沢山いるらしいんだけど……探しに行かない?」
自分の二尾の尻尾も自慢のもふもふだけれど、もふかわ動物がいるとなれば、そわりとしちゃって。
「ふふ、何を隠そうクオッカワラビーちゃんは、以前から気になっていた子で……! 本物を間近で見られるの楽しみですよう!」
「そうだったの? じゃあ絶対見つけなきゃ!」
彗藍のわくわくしている声を聞けば、ますます雪璃も会いたくなる。
ということで、クオッカを探しに、島を探検です!
そして暫く歩けば、雪璃のお耳がぴこん。
見つけたのは、お目当てのクオッカ……では、なかったけれど。
「あそこに居るのは孔雀、かな?」
色鮮やかな羽を広げたまま、動きを止めている孔雀を発見。
孔雀自体は動物園とかでも見られるのだけれど、歩いている道でばったり出会うなんてことは、新宿島ではまず有り得ないし。
まじまじとその姿を雪璃は見つめて。
「飾り羽根立派だねえ。あの翼で飛べるんだってさ、すごいよね」
「えっ孔雀って飛べるんですか? このゴージャスな羽根を広げて……」
彗藍は思わず瞳を瞬かせ、じいと豪華な羽を見つめつつも続ける。
「次に会えた時は一緒に飛んでみたいですね」
きっと一緒に空を飛べば、羽ばたく羽はやはり綺麗だろうし、それにとても楽しそう。
それから彗藍は、ふと一瞬足を止めて。
「ふおおクオッカちゃんですー!!」
世界一幸せな動物、クオッカをついに発見です!
「この子達がクオッカ? おぉー……ほんとに動かないんだねえ」
雪璃もキラキラ輝く彗藍の視線を追えば、もふもふ小さな子たちを見つけて。
帰還前だからまだ時間が止まったまま、じっとしている彼らを眺めてみて。
飛び付きたくなるけどそーっと……と手を伸ばす彗藍に続いて。
雪璃もそっと頭を撫でてみれば、お耳がぴんっ。
「彗、彗! すっごくふわふわだよ……!」
「本当……ふわふわです……」
そして、ふわふわな手触りもだけれど。
「そんな楽しそうなお顔で笑って……愛しい……」
「ずっと撫でていたくなっちゃうな」
「こっちまでふにゃっと笑ってしまいそうですね」
なでなでしてあげながらも、にこにこ笑っているようなキュートなお顔にきゅん。
このロットネスト島には、たくさんのクオッカがいるとは聞いていたけれど。
「あ! 彗見て見て! こっちのクオッカは親子だ」
雪璃の目に飛び込んできたのは、クオッカの親子。
小さなネズミっぽいクオッカだが、カンガルーやワラビーの仲間。
だから、子クオッカがぴょこり。
「袋からちびちゃんが顔出してる! 笑ってるように見えるの不思議だねえ」
「親子ちゃんも可愛いですね。私もその袋の中に入りたいですけど、でもちびちゃん専用ですもんね……」
「あっは、彗が入るにはちょーっと小っちゃいんじゃないかなあ」
いじいじしながら尻尾をもふもふ触る彗藍に、雪璃は擽ったくてクスクス笑いながらも。
彗藍を二尾でくるりと、尻尾サンド!
それから沢山探索したり遊んだ後、夜の時間がやって来たから。
「折角ですからクオッカを抱っこして、少しだけ星見に行きませんか?」
「……ちょっとだけ抱っこさせてもらっちゃう? 彗と星見! 行きたい!」
……星のこと教えて? って。
雪璃は二尾をそわりとゆらゆら。
そして、安全な場所への移動を兼ねながら、クオッカをもふっと抱っこして。
静かな漣が聴こえる夜、満天の星々を並んで見上げてみれば。
「星がこんなに沢山……すごいねえ」
「雪璃! 南十字星が見えますよ……!」
「あれが南十字星なんだ?」
指先で四つの星がクロスした有名な星座をなぞる彗藍の指先を視線で追いながら、初めて見た……と続ける雪璃。
そんな声を耳に、彗藍はここでしか見られない星座を見つけていきつつ、教えてあげる。
……十字架のアルファ星は『理想を目指す努力』の星言葉、と。
「へえ! そういう星言葉があるの?」
「またこのクオッカちゃん達が、元気に動けるような世界へとなるように願いましょうね」
「ん、そうだねえ。私達も頑張らなきゃだ!」
それから雪璃は彗藍と一緒に煌めく星を見上げ、改めて思うのだった。
……次来た時は元気に動いてるクオッカと遊べるように、って。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【腐食】がLV2になった!
【飛翔】がLV6になった!
効果2【ダメージアップ】がLV6になった!
【ガードアップ】がLV2になった!
七星・優希
連携、アドリブ歓迎だよ。
安全確認も兼ねてグランピングをさせてもらおうかな。
アウトドア大国ってなんだか素敵な響きだよね。せっかくだし少しくらい楽しんだっていいよね!
【アイテムポケット】を利用して飲み物とバーベキューの食材と簡易的な調理器具を持ち込ませてもらうよ。
明るい時間帯から施設に入って見回りをしながらも自分に合いそうな部屋探させてもらおう。
いい感じの部屋が見つかったら、部屋の掃除をしてからバーベキューの準備にとりかかろうかな。
まずは自力で火を起こしてから持ち込んだお肉を使って燻製を作成、その後はお魚や燻製にしなかったお肉を焼いていくよ。楽しいバーベキューの始まりだね♪
もしここで誰か立ち寄って来たら食べ物のお裾分けもするよ。みんなで楽しむほうがいいからね。
ある程度焼き終わったらノンアルカクテルを片手にご飯を頂こう。
夜になったら星空を眺めてぼーっとしようかな。気は抜けないけれど、休めるときに休んでおかないと。
普段はアトリエに引きこもりがちだし、一見すれば無表情には見えるけれど。
くるりと七星・優希(気怠げなファッションデザイナー・g10433)は見回すのは、普段はあまり見ることのない色彩豊かな大自然。
この場所には、ディアボロスの任務として赴いてはいるのだけれど。
(「安全確認も兼ねてグランピングをさせてもらおうかな」)
足を運んだのは、刻逆前はリゾートとして人気で、沢山の人が訪れていたというグランピング施設。
(「アウトドア大国ってなんだか素敵な響きだよね」)
そう、オーストラリアはアウトドア大国。キャンプやバーベキューやグランピングを日常的に楽しむ人が多いと聞いたし。
時間が再び動き出した際、事故などが起こらないようにと施設の安全確認を兼ねつつも。
――せっかくだし少しくらい楽しんだっていいよね!
アイテムポケットに入れて準備してきたのは、飲み物とバーベキューの食材と簡易的な調理器具。
まだ日が出ていて明るい時間であるし、冥海機の侵攻は深夜だと言われているから。
まずは、帰還準備として施設に入って見回りをしながらも。
快適に過ごせそうな、自分に合いそうな部屋も探してみて。
ゆったりと過ごせるけれど広すぎない、海が臨める部屋を見つければ、早速優希が取り掛かるのは部屋の掃除から。
そして水回りや火の元なども一通り確認し終えれば、おなかもちょうどすいてきたから。
自力で火を起こしてから、持ち込んだお肉を使って作成するのは燻製。
香ばしい匂いが漂う中、その後は魚や残りの肉を焼いていって。
(「楽しいバーベキューの始まりだね♪」)
地元の住民が帰還していれば、賑やかな大人数でのバーベキューパーティーになっていたかもしれないけれど。
それは帰還後の再訪にとっておいて……それでも、良い匂いに立ち寄ってきた復讐者の皆に、いい具合に焼けた食べ物をお裾分け。
次第に青空も夜へと向けて移ろい始めてきたから、海への警戒も勿論怠らないけれど。
腹が減っては戦はできぬというし……それに何よりも。
「みんなで楽しむほうがいいからね」
そしてある程度焼き終わって、ノンアルコールカクテルを手にすれば。
静かな波音を聞きながら、鮮やかな夕焼け空の下で、そっと乾杯。美味しく焼けた肉や魚を、いただきます!
それから、確りご飯をいただいて片付けを終えた頃になれば、もうすっかり夜が訪れていたから。
(「気は抜けないけれど、休めるときに休んでおかないと」)
優希は満天の星空を眺めてぼーっとしてみる。そんな何もしないひとときも、贅沢で大切な時間だから。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】がLV4になった!
効果2【ラストリベンジ】LV1が発生!
ジェイ・スオウ
【茶組】六宮(g10376)と!諸々歓迎
…凄かった(語彙)
「空ヤバ…ちょっと怖かったケド、あんな!凄イ!!は~~愉しイ…」
空の真ん中で見た夕焼けは本当に綺麗ダッタ。興奮が治まる処ではナイ
まるであの空の一部になった様な…
こんな感動しててもお腹は減るワケデ
「腹減ったナ…」
グランピングのBBQ施設用にアイテムポケットに色々持ってきていマシタ♪
折角だから空から異常がないかを見回って施設イコウゼ!
二人だけど大人数用!!の所を使っちゃオ?
折角時間が止まってるなら最大限利用しないとナ♡
室内の見回りも兼ねてベッドも広々使ってヤルゾ~♡
火起こしは六宮に任せて
食材の仕込みを丁寧にして肉魚介野菜達を焼くヨ!
中国緑茶はグラスに茶葉を入れてお湯を注いデ
ビールもホイ。カンパイ♡ シヨウゼ?
その後はベッドで寝転がって天井あけて降ってきそうな星空を見て
この素敵な旅行(任務デス)を思い返して
「コンナノ…青い鳥がオレに向かって飛んできソ。」と呟くのデシタ
…イヨッシ!
「英気ヤバイ。暴れたい気分すらアル」
オマエもダヨナ?六宮?
六宮・フェリクス
【茶組】ジェイ(g10376)と!
ま、コイツのやりたいことに付き合ってやりますかね~?めちゃくちゃ楽しそうだしな!
よーやく語彙が戻ってきたようで何より!どこに居ようと空は綺麗で良いもんだ!
そんじゃ、安全確保チェックしながらグランピング施設まで行きましょうかね~
……そういや孔雀ってけっこう空飛べるって知ってた? いやジェイなら知ってるか流石に。
相棒がマジで用意周到なの、ホントに楽しみにしてたんだなって感じだな~?
あと「こだわりたくないめんどくさいところ」をオレに任せようとすんのもこの野郎って感じ!!良いけどさあ!?
美味い酒とメシさえありゃ従いますよ~……まったく!!
こんなとこにまで茶ァ持ってきて…相変わらずだよ。乾杯!
まあ、満喫できてるなら良かった。言っとくけど任務だからなコレ?寝てる場合じゃねえんだからな本来!聞いてる?!
いやっ休むくらいならいいけど――
…あ?何?暴れるぅ?
……。
よし!!枕投げでもするかァ!?あっはっは!
毎日のように、陽は上って沈んでいくけれど。
でも、1日のうちでも、昼と夜の狭間の時間はほんの短い間であるし。
それに何よりも。
「……凄かった」
ジェイ・スオウ(お茶友・g10376)の語彙力が失われても無理はない。
だって――相棒に手を引かれて一緒に飛び込んだのは。
(「空の真ん中で見た夕焼けは本当に綺麗ダッタ」)
今まで見たことがないような色をした、夕焼け空だったのだから。
そして……興奮が治まる処ではナイ、と何度目かわからない溜息をつくその姿を見遣りながら。
(「ま、コイツのやりたいことに付き合ってやりますかね~?」)
……めちゃくちゃ楽しそうだしな!
なんて、そう心に思う六宮・フェリクス(An die Freude・g01325)もやっぱり自然と同じように笑み宿してしまうし。
それに、フェリクスは知っていたから。
「空ヤバ……ちょっと怖かったケド、あんな! 凄イ!! は~~愉しイ……」
「よーやく語彙が戻ってきたようで何より!」
――どこに居ようと空は綺麗で良いもんだ! って。
それをふたり占めできたのならば、それはもっともっと良いものになるに決まっている。
そして。
「腹減ったナ……」
こんなに感動していても、お腹は減るわけで。
「そんじゃ、安全確保チェックしながらグランピング施設まで行きましょうかね~」
「折角だから空から異常がないかを見回って施設イコウゼ!」
空の余韻をもう少しだけ堪能しながら、グランピング施設へ。
「……そういや孔雀ってけっこう空飛べるって知ってた? いやジェイなら知ってるか流石に」
「孔雀ヤバ……あんな羽で空飛ぶトカ、すごいナ??」
ふたり、他愛のないことを話しながら。
ということで、辿り着いたグランピング施設であるが。
おひとり様用から大人数のファミリー用まで、様々な種類の宿泊部屋があるけれど。
「二人だけど大人数用!! の所を使っちゃオ? 折角時間が止まってるなら最大限利用しないとナ♡」
何せ自分達ディアボロスしか今、この島にはいないのだから……どの部屋だって、選び放題!
ということで、室内の見回りも兼ねて。
「ベッドも広々使ってヤルゾ~♡」
大きなベッドにもふん、ごろごろ~。安全確認です!
けれど室内の確認は今はそこそこにしておいて。
「グランピングのバーベキュー施設用にアイテムポケットに色々持ってきていマシタ♪」
まずは、何をするにしても腹拵え大事。
ウキウキと何気に色々用意してきたバーベキュー用のあれそれを取り出すジェイを見て、フェリクスは改めて思う。
(「マジで用意周到なの、ホントに楽しみにしてたんだなって感じだな~?」)
……それに。
「火起こしは任せタ!」
(「あと「こだわりたくないめんどくさいところ」をオレに任せようとすんのもこの野郎って感じ!!」)
火起こしを自分に丸投げして、食材の仕込みを丁寧にし始めた姿に、良いけどさあ!? と思わず心で叫ぶけれど。
「美味い酒とメシさえありゃ従いますよ~……まったく!!」
言われた通り、火を起こし始めるフェリクス。
そしてその火で、肉や魚介や野菜たちを焼きながらも。
グラスに茶葉を入れ、お湯を注いでジェイが淹れるのは、中国緑茶。
こだわりたくないめんどくさいところは丸投げするけれど、でも、こだわりたいところはこだわる。
「こんなとこにまで茶ァ持ってきて……相変わらずだよ」
そういうところもやはり、相棒らしいし。
「ビールもホイ。カンパイ♡ シヨウゼ?」
「そんじゃ、乾杯!」
美味しそうな匂いが漂う夜空の下で――乾杯!
外でふたりで食べるバーベキューも、緑茶もビールも、何だかいつもより美味しくて。
大満足の夕食が終わった後、部屋に戻ってベッドにころん。
寝転がって天井を開ければ――眼前に広がるのは、降ってきそうな星空。
ジェイはそんな満天の星たちを見ながら、思い返す。
この素敵な旅行のことを。
「コンナノ……青い鳥がオレに向かって飛んできソ」
「まあ、満喫できてるなら良かった」
フェリクスも、存分に楽しいというのは非常に同意なのだけれど。
「言っとくけど任務だからなコレ?」
旅行というか、一応任務です!
そしてすっかり、このまますやぁと寝そうな空気を醸している隣の相棒に目を向ければ。
「寝てる場合じゃねえんだからな本来! 聞いてる!? いやっ休むくらいならいいけど――」
「……イヨッシ!」
ぴょこっと急に起き上がったジェイが口にしたのは、予想外の言葉。
「英気ヤバイ。暴れたい気分すらアル」
……オマエもダヨナ? 六宮?
なんて、そう視線と言葉を向けられれば。
「……あ? 何? 暴れるぅ?」
一瞬ぱちりと目を瞬かせた後。
「……」
フェリクスはくるりと、周囲を見回してから。
むんずと掴んで――ぼふんっ。
「……!!?」
「よし!! 枕投げでもするかァ!? あっはっは!」
お見舞いしたのは、もふもふ枕!
満天の夜空の下――広い部屋でいざふたり、枕投げして暴れます……!?
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】がLV5になった!
【照明】がLV2になった!
効果2【グロリアス】がLV2になった!
【先行率アップ】LV1が発生!
宇佐美・アリス
アドリブOK
他の人達とも積極的に連携をとっていくわね
さて、夜ふかしは美容にも悪いし、とっととお帰り願いましょう
寒さは【寒冷適応】で、夜の暗さは【完全視界】でカバーでっと
【アイテムポケット】で持ち込んだ双眼鏡で海岸を警戒
先手は無理でも早めに発見したいわよね
発見後は【水面走行】海の方に出て【防衛ライン】(と言う名の大量のモフモフ達)を背後に発生させて、陸地への敵の接近を阻むわよ
うーん?ペンギンが泳がず飛んでる?
(閃いた!)
ウサギぽい物達の津波に紛れて私は【水面走行】を切って海中へ【水中適応】を使用して、水中から近づいて攻撃に切り替えるわ
空母が護衛艦も連れずに単騎とか、貴女、舐め過ぎよ?
適度に煽って意識をこちら向けて、他の人達の攻撃の隙を作るわよ
以後は水中だけでなく【水面走行】【飛翔】も使って立体的に攻撃、移動するわ
相手の冷気攻撃は概念障壁を全開にして耐えるわね
人々がいまだ帰還を果たしていないオーストラリアの夜は、ただ波音だけが耳に響くほど静かで。
沢山島を巡って一緒に楽しく過ごした連れも、きっとすややかに寝ているだろうから。
彼女を寝かせたまま、海岸へとやって来た宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)は、これからは待ちの時間。
夜の海に冥海機が現れることは判明しているが、詳しい時刻などはわかっていない。
陽が完全に落ちて夜が更ければ肌寒さを感じるから、寒冷適応で寒さをカバーしつつ。
「さて、夜ふかしは美容にも悪いし、とっととお帰り願いましょう」
完全視界で見通しを良くし、アイテムポケットで持ち込んだ双眼鏡をすちゃり。
海岸を警戒し、異変がないかチェックするアリス。
(「先手は無理でも早めに発見したいわよね」)
侵攻に現れることを把握している分、イニチアチブは自分達ディアボロスにあるのは間違いない。
だからできるだけ早く気付けるように、今はまだ静かな海へと意識を向けておく。
そして……どれくらい待っただろうか。
昏い海の向こうに立ち込め始めたのは、霧。
そして発生した霧から姿を現したのは。
『オーストラリアを橋頭保とする事ができれば、今後の侵攻が容易くなるよね!』
アヴァタール級の冥海機・氷山空母機『ハバクック』であった。
その姿を確認すれば、最大限に活用できる水面走行で海へと向かい、そして陸地への敵の接近を阻むアリス。
『!? もふもふがいっぱい!』
防衛ラインと言う名の大量のモフモフ達を背後に発生させながら。
そして、改めて敵の姿を確認すれば。
「うーん? ペンギンが泳がず飛んでる?」
ハバクックの周囲のペンギンが泳ぐのは、海ではなくて空。
それを見れば、刹那。
――閃いた!
アリスが兎行進曲を展開すれば、周囲が埋めつくされる。
大小様々なウサギやウサギの様なモノで。
ハバクックの繰り出してくる非常に強い冷気での攻撃は、概念障壁を全開にして耐えるべく立ち回って。
ウサギぽい物達の津波に紛れたアリスは瞬間、水中適応を使用して海中へ。
そして水中を移動し再び海上へと飛び出せば、そう……敵はすぐ目の前。
『……!』
「空母が護衛艦も連れずに単騎とか、貴女、舐め過ぎよ?」
適度に煽って意識をこちら向けつつ、反撃を繰り出して。
仲間の攻撃の隙を作るべく、海上をも空をも翔けて、もふもふに埋もれた戦場を縦横無尽に駆け回る。
大成功🔵🔵🔵🔵
効果1【防衛ライン】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
水蓮寺・颯
實生さん(g00995)と
……それは、
言い淀む。これまでも術者である自分を守ってくれた方はいたけれど、面と向かって申し出られたことはなかったから。
でも、きっとそれが一番なのだろう。
……ありがとうございます。實生さんが守ってくださるなら、とっても心強いです。
三分間、僕にいただけますか?
有難う。失望はさせません。
僕も僕のやり方で彼を守ろう。きっと断られるから、伝えはしないけれど。
『其は――』
全くこちらへ向かない敵の攻撃に内心感嘆しつつも、視線は古書へと落としたまま。
読み上げるごとに海水が螺旋を描き頭上へ蟠る。
實生さん、……離れて。
――綿津見に贄を供せ、“鰭切羅祥丸”。
浮遊で浮いた状態から述を発動、水が象った巨大な銛を打ち込みます。敵の冷気で凍った水も内包して共に。
海に生きたのです、せめて最期も海神の御元へ。
はい。實生さんが庇ってくださったので、僕は全然…實生さんこそ、お怪我はありませんか?
心配そうにぎゅうと拳を握りしめ、彼を見上げます。
…それ、怪我してるって事じゃないですか!
(アドリブ歓迎)
一角・實生
水蓮寺さん(g08972)と
※水蓮寺さんをディフェンス
水蓮寺さん
きみはちからを使うために読み上げが必要だと言っていたよな
だからその間の敵の攻撃や注目は俺が引き受ける――いいかい?
純粋にあの小さな身体で敵の攻撃を受けるのが心配でもある
けれどそれは言わないでおこう
グラナトゥムを構えつつ彼女に首肯を
うん。勿論
失望させないという水蓮寺さんには思わず笑い
はは、期待してる
俺も俺の仕事はきっちりこなすよ
彼女の声を確認したら水面走行を使い前へ
グラナトゥムによる牽制の銃撃と、位置や体格差を活かし敵の視界や意識から水蓮寺さんを遮断しよう
余所見していると危ないよ――ほら、後ろ
パラドクスを発動し敵背後から鉤爪状の呪いを抉り込ませよう
まだ終わりじゃない
続いて逆方向からグラナトゥムで追撃
銃撃を続けながら仲間のいない方向へ敵の反撃を引っ張るよ
耳に届いた凪いだ声
飛翔を使い敵から距離を取ろう
巨大な銛に改めてここが海なのだと思い出す
水蓮寺さん、怪我はない?
俺は大丈夫。今から応急処置もするし
……うん。まあ、そうとも言えるけど
静かだった夜の海に不穏な霧が発生したことを、確認してから。
一角・實生(深い潭・g00995)は戦場と化した海上へと共に赴く水蓮寺・颯(灼がて白く・g08972)へと、こう告げる。
「水蓮寺さん。きみはちからを使うために読み上げが必要だと言っていたよな」
……だからその間の敵の攻撃や注目は俺が引き受ける――いいかい? と。
いや、颯の力に詠唱が必要だということも勿論あるのだけれど。
純粋に彼女の小さな身体で敵の攻撃を受けることが心配でもある……そう實生は思うから。
でも、それは自分の胸の中にだけ秘めて、言わないでおこう、と口にはせずに。
返るその言の葉を待てば。
「……それは、」
颯は一瞬言い淀んでしまう。
これまでも戦術的に、術者である自分を守ってくれた人はいたのだけれど。
こうやって、面と向かって申し出られたことはなかったから。
それに、彼が言っているように、読み上げによって自身の力を発揮できるのも事実。
だから様々な思いはあるけれど、颯もすぐに結論に至る。
(「でも、きっとそれが一番なのだろう」)
そして實生を見上げ、改めて紡ぐ。
「……ありがとうございます。實生さんが守ってくださるなら、とっても心強いです」
……三分間、僕にいただけますか? と。
それを聞いた實生は、グラナトゥムを構えつつ。
うん。勿論――そう彼女に首肯すれば。
「有難う。失望はさせません」
返って来たそんな頼もしくも芯の通った声に、思わず笑って。
「はは、期待してる。俺も俺の仕事はきっちりこなすよ」
彼女の声を確認すれば、最大限に活用できる水面走行を使って、實生は敵前へと躍り出る。
他の仲間の攻撃を受けて、既に戦闘態勢に入っている、氷山空母機『ハバクック』の視界内に。
『! またディアボロスッ』
そう自分に気付いた敵へと躊躇なくグラナトゥムの引き金をひいて。
相手の視界や意識から颯の姿を遮断するような、体格差を活かした位置取りや立ち回りを意識しながらも。
『何人邪魔者のディアボロスがいるの!?』
「余所見していると危ないよ――ほら、後ろ」
――こっちだよ。
刹那、敵の背後で凝縮されるのは、周囲一帯に溶け込ませていた呪いの力。
そして巨大な猛禽の鉤爪と成った呪いを冥海機へと抉り込ませて。
『……ぐっ!』
「まだ終わりじゃない」
続けざまに逆方向から、グラナトゥムの追撃を浴びせ続ける。
仲間のいない方向へと敵の反撃を引っ張る狙いで。
だが、ハバクックも顔を顰めつつ、 周りの海水を取り込んで自己修復をしつつも。
『痛ぁい、邪魔するディアボロスなんて、凍っちゃえ!』
「……!」
反撃にと繰り出してくるのは、対象を氷漬けにするほどの強烈な冷気。
彼は彼のやり方で今、自分のことを守ってくれている。
ならば、自分がやるべきことはと、颯の心には疾うに決まっていた。
(「僕も僕のやり方で彼を守ろう」)
きっと断られるだろうから、伝えはしないけれど。
颯は全くこちらへ向かない敵の攻撃に内心感嘆しつつも、視線は奉られたものを記録した和綴じの古書へと落としたままに。
――其は嘗て島喰いの大鯨を討ちし鯨銛。今ひとたび目を醒まし、その御業を成し給え。
読み上げるは……九十九奉納物詳録、十一頁二項。
其れは、かつて鰭のひとかきで舟を返し、ひと跳ねで津波を起こした大鯨を、海神への祈りを以て射ち沈めたと云うもの。
そして読み上げ綴るごとに海水が螺旋を描き、頭上へと蟠って。
「實生さん、……離れて」
颯が口にするのは最後の一節。
――綿津見に贄を供せ、“鰭切羅祥丸”。
同時に實生が、耳に届いた凪いだ声の導く通りに空へと飛翔し、敵から距離を取れば。
瞬間、浮遊で浮いた状態から発動させた颯の述が、敵の冷気で凍った水も纏めて内包して。
「海に生きたのです、せめて最期も海神の御元へ」
『えっ!? ……きゃあっ!』
御業を受けた者に落とすは、水雷の如き巨大な銛のひと射ち。
實生はそんな敵を穿つ巨大な銛を目にすれば、改めて思い出す……ここが海なのだということを。
そして、敵へと一撃を見舞った彼女の元へと並び立って。
「水蓮寺さん、怪我はない?」
「はい。實生さんが庇ってくださったので、僕は全然……實生さんこそ、お怪我はありませんか?」
心配そうにぎゅうと拳を握りしめ、自分を見上げる颯へとこう返す。
「俺は大丈夫。今から応急処置もするし」
そしてその言葉を聞いた颯は、大きく瞳を見開いて。
「……それ、怪我してるって事じゃないですか!」
「……うん。まあ、そうとも言えるけど」
負った怪我よりも、もうっ! とちょっぴり涙目で見上げる彼女の様子に實生は苦笑するのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】LV1が発生!
【悲劇感知】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
【命中アップ】がLV3になった!
八蘇上・瀬理
【人柄】マイペースな姉気質の関西弁鬼人
※味方との協力、絡み大歓迎
【CP】
せやね、今夜は流れ星も見れるかもしれんし、それまでに退場願おか。
敵は、んー…氷使いっちゅう感じやろか。ならいつも通りでええか。
味方の攻撃に合わして蓮嘗めで爆撃爆撃爆撃やね。
カワウソには当てんようにせんと。
氷山使たり冷気やペンギン飛ばしてきたりするみたいやけど
全部吹き飛ばせばそれで終わりやしな。
こっちの頭数も多いし、数の暴力で轢き潰すで。
頑丈なんがうちの取柄やからな。今回は味方の盾としても頑張るわ。
なに、あれぐらいなら任しといて。
さっさと片付けて、リゾートの続きやろな。
この後グランピングでベッドの上に寝転びながら、
眠なるまでしゃべろやないか。
カルメン・リコリスラディアタ
【CP】
アドリブOK
味方への呼称は老若男女問わず:(名前)ちゃん
今夜は波音を聞いて星空眺めながらのんびりグランピングを思いっきり楽しみたいからにゃー。
夜更かしは肌とか美容に悪いし何よりも静けさに水を差すように
超騒がしく来やがった冥海機はさっさと倒しちゃお!
夜だから【完全視界】は必須だな。
冥海機相手には【水面走行】で海上戦だぜ!
なーんかあの冥海機、ペンギンいっぱい連れてるな?
そんじゃ俺は『獺祭雷舞劇団』で召喚した超キュートな使い魔カワウソで対抗しちゃう…ってお前はペンギンども使わないのかーい!
アイツが凍てつく冷気の船なら俺らの歌唱と使い魔カワウソの演奏(と武器でフルボッコ)は氷をも溶かすくらい猛烈で情熱的だからな!
んー冷気は【寒冷適応】で多少は何とかならねーの?
冷気での反撃は氷襲花の護りでの魔力の盾で防御して大痛手にならねーようにっと。
片付け終わったらのんびりと眠くなるまで女子トークいいじゃーん♪
お菓子とジュースは朝まで我慢…小腹空いたしお仕事頑張ったからやっぱちょっとだけ食べるー!
ユノ・ブランシェール
【CP】
アドリブ・絡みご自由歓迎
なんとか、起きられてよかったです!
楽しい時間をもっと続けるためにも、冥海機さんをどうにかしなければですね…。
海の上も、月明かりの下であれば妖精さんの力を借りて飛翔。
ここは頭上を取りつつ、弓で支援射撃を行いますっ!
つがえる聖剣の他にも、弦を鳴らし月明かりの剣を射出。
かわいいけど、使い魔さんが急降下する前に撃ち落とすして…邪魔はさせませんっ!
…こ、こんな感じでいいのでしょうか…。森と違って隠れる所もありませんし…。
うう、戦うなんてあまりやった記憶も…ううん、でも皆さんもいますし…がんばらなきゃっ!
終わったら、あとは皆さんとまた楽しめるでしょうし。
月明かりの妖精さんはちょっと臆病で、また一緒に遊んでくれるでしょうか…ううん、きっと争いも止めば大丈夫ですよね…!
おなかもいっぱい、あとは満天の星空を眺めながら、すややか夢の中……といきたいところだけれど。
「なんとか、起きられてよかったです!」
ユノ・ブランシェール(翠玉・g05877)はきちんと起きています!
ディアボロスとしてのお仕事も、勿論忘れてなどいないから。
カルメン・リコリスラディアタ(彼岸花の女・g08648)も、今はまだ穏やかな夜の海や星空を眺めつつ。
「今夜は波音を聞いて星空眺めながらのんびりグランピングを思いっきり楽しみたいからにゃー」
折角だから、夜が更けても目一杯楽しみたいって、そう思っているのだけれど。
その前に、片付けないといけないことがあるから。
瞬間、ふいに静かだった夜の海に発生したのは――不穏な霧。
いや、いつ発生するか分からないこの境界の霧を、皆で待っていたのだ。
「夜更かしは肌とか美容に悪いし何よりも静けさに水を差すように、超騒がしく来やがった冥海機はさっさと倒しちゃお!」
「せやね、今夜は流れ星も見れるかもしれんし、それまでに退場願おか」
奪還したこの地に侵攻してくるという、冥海機を退けるために。
カルメンの言葉に頷きながらも八蘇上・瀬理(鬼道漫遊奇譚・g08818)が天を仰げば。
広がるのは、星が流れたらきっとはっきりと見えるだろう雲一つない夜空。
そんな流れ星を見逃してしまうなんて勿体ないし。
「楽しい時間をもっと続けるためにも、冥海機さんをどうにかしなければですね……」
ユノも霧の向こうから現れた敵――アヴァタール級の冥海機『氷山空母機『ハバクック』』の姿を確認して。
『オーストラリアを橋頭保とする事ができれば、今後の侵攻が容易くなるよね!』
最大限に使用できる完全視界で視界を確保しつつ、凪いだ海上を駆け出すカルメン。
先行して敵に仕掛けている仲間に続いて、冥海機と海上戦に持ち込むために。
『ええっ!? まだディアボロスいるの!?』
そう声を上げるハバクックを……いや、その周辺をカルメンは見遣って。
「なーんかあの冥海機、ペンギンいっぱい連れてるな?」
わらわらいるペンギン型使い魔に目を向けるも。
キュートな使い魔ならば、負けていません!
……いや、ペンギンは確かに敵の周囲に沢山いるけれど。
「そんじゃ俺は『獺祭雷舞劇団』で召喚した超キュートな使い魔カワウソで対抗しちゃう……」
『邪魔をするなら、みーんな凍らせるんだから!』
「……ってお前はペンギンども使わないのかーい!」
ペンギンを飛ばしてくるのではなく、冷気で凍らせてこようとしているハバクックに、思わずそうツッコむカルメンだが。
寒冷適応を用いつつ、骸骨アーマーブレスレットを氷と闇の魔力の盾へと変じさせ、守りを固めながらも。
「アイツが凍てつく冷気の船なら俺らの歌唱と使い魔カワウソの演奏は氷をも溶かすくらい猛烈で情熱的だからな!」
――賑やか愉快なヴィードラ達よ、ショータイムだッ!!
満を持して、超キュートな使い魔のカワウソ達を召喚!
歌唱したり演奏したり武器でフルボッコしたりするべく、カワウソ達と冥海機へと攻撃を仕掛けるべく海面を蹴って。
『カワウソ!? でもカワウソの氷漬けだって、きっとかわいい……』
「月の光、夜の祈り。光条束ねた剣の矢――……射抜いてみせますっ!」
『……!』
海の上だって、月明かりの下であれば妖精さんの力を借りて飛翔できるし。
ここは最終人類史、さらに最大限に各効果が発揮できるから。
(「ここは頭上を取りつつ、弓で支援射撃を行いますっ!」)
持ち前の抜群の運動神経も駆使し、敵の頭上高くからユノは射出する
月光の魔力を束ね、創り出した無数の聖剣をつがえて、弦を鳴らし月明かりの剣を。
見目はかわいいけれど、ペンギン使い魔が急降下する前に撃ち落とすべく。
「……邪魔はさせませんっ!」
そう、月の妖精は優しく、同時に無慈悲で。まるで敵を狩る狼の如く、容赦無く牙を立てるのだ。
いや……確りと敵へと狙い定め、勿論ディアボロスとしての仕事を全うするつもりだけれど。
(「……こ、こんな感じでいいのでしょうか……。森と違って隠れる所もありませんし……。うう、戦うなんてあまりやった記憶も……」)
何気に内心、ドキドキはらはらしているユノ。
でもふるりと小さく首を横に振った後、ぐぐっと気合いを入れなおして。
(「……ううん、でも皆さんもいますし……がんばらなきゃっ!」)
ひとりじゃなくて、皆も一緒だから。冥海機へと改めて視線を向ければ。
『高く飛んだって、もっと高い氷山で挟み潰してやるんだから!』
反撃の氷山迷宮結界を発動させてくるハバクック。
そこにすかさず味方の盾として立ち回るのは、瀬理。
「頑丈なんがうちの取柄やからな」
……なに、あれぐらいなら任しといて、と。
そう敵の攻撃を確りと見極めるべく、瀬理はハバクックを見据えながら。
「敵は、んー……氷使いっちゅう感じやろか。ならいつも通りでええか」
カルメンの歌唱や超キュートなカワウソ達の演奏や物理攻撃、ユノが上空から降らせる弓や聖剣の衝撃に合わせて。
――爆ぜ散れ。
「カワウソには当てんようにせんと」
『な……っ!?』
敵の頭上から投下するのは、魔法版クラスターボム。
相手は、氷山や冷気、ペンギンを飛ばしてくるとは聞いているけれど。
「全部吹き飛ばせばそれで終わりやしな」
まさに爆発の火力は正義、水面を嘗める蓮の花の如く炸裂する術式が派手に戦場に爆ぜて。
一気に連携し仕掛けられ、海上からも上空からも猛攻を浴びせられて大きく揺れる冥海機。
『うぐっ、邪魔、しないでよ……!』
「こっちの頭数も多いし、数の暴力で轢き潰すで」
敵も倒れず何とか反撃してくるけれど、やはり頭数や手数で上回っているのはディアボロス。
そのまま一気に畳みかけながらも、瀬理はふたりへとこう声を掛ける。
「さっさと片付けて、リゾートの続きやろな。この後グランピングでベッドの上に寝転びながら、眠なるまでしゃべろやないか」
「片付け終わったらのんびりと眠くなるまで女子トークいいじゃーん♪」
カルメンも、仕事を終えた後の楽しい女子会の夜に大賛成!
「お菓子とジュースは朝まで我慢……小腹空いたしお仕事頑張ったからやっぱちょっとだけ食べるー!」
沢山動いた後だから、今夜くらいはちょっぴり夜にお菓子を食べたって、きっと問題ないはず!
ユノも……終わったら、あとは皆さんとまた楽しめるでしょうし、とふたりの言葉に頷きながらも。
「月明かりの妖精さんはちょっと臆病で、また一緒に遊んでくれるでしょうか……」
ふと、首を傾けて一瞬そうも思ったけれど。
「……ううん、きっと争いも止めば大丈夫ですよね……!」」
でもここは自然もいっぱい、まだ動きはできないけれど世界一幸せな動物達だって沢山いるような島。
荒れ狂う海がまた静かになれば、そっと出てきてきっと遊んでくれるはず。
だから――楽しいグランピングの続きを目一杯楽しむためにも、冥海機はここで退けます!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV8になった!
【未来予測】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV4になった!
【ドレイン】がLV3になった!
【アヴォイド】がLV2になった!
ジェイ・スオウ
【茶組】六宮(g01325)一緒に暴れるゾ!
※アドリブなんでも歓迎です
夜の風もキモチイー♡
深夜のこの凛とした空気大好きダナァ
茶煙草も旨イ。そろそろカ? と携帯灰皿二
英気バッチリで且つ、思い出沢山作れてこの場所が大好きになってしまったオレの前に飛んで火に入る夏の虫。ッテナ??
ヨウコソ。会いたカッタ
お前をブチのめしたら安心してココに居るはずの皆が帰って来レル
【水面走行】で海面を凪の状態にすれば作った氷山思ったほど上手く動かせないんじゃネーカ?
ジャ、久々に‥『本気ダスゼ?』【ダブル】でイケれば重畳。
ギュッと棘付きで抱擁してやるカラナ? 半天妖ー!
フと空を見上げればとっても綺麗な月。
それが一瞬で隠れて…
続きは頼むゼ?相棒♡
コイツを倒したらこの旅行ジャナイ任務もオシマイなのカー‥と思いつつ
…ア?マッテ?オレ達、噂のアニマルに会ってナクネ?!マッテ?帰っちゃう?エェ??
‥アニマル会う為に、また一緒にココに来てクレル?
六宮・フェリクス
【茶組】ジェイ(g10376)と。アドリブ連携大歓迎!
そんじゃ、お仕事に戻るか。本気で行こうぜ!
程よく準備運動もできたとこだ
遊び尽くした分、きちんと貢献しねぇとなァ
…まだちょーっと楽しい気分が抜けねーな?うーん。
名残惜しいが、サクッと終わらせてやらねえとな
残留効果使い放題なのホンット助かる!
つーことで…侵入地点でお利口に待っててやろう。【神速反応】つきで
【完全視界】で霧を捕捉し次第、そっから【水面走行】で接敵だ
頼むぜ『閃光』。それからジェイも。
――最終人類史へよーこそ!
ここが墓場だぜ、ハニー♡
精神集中!頼るべきはいつでも【命中アップ】って決めてんだ!
『絶閃』――断ち切る!
すまんな、可愛いペンギンねーちゃん!
この島の可愛い要素はクォッカ達で十分なんだわ!
…ん?
そういやマジでオレら、クォッカ見てなくね? えっ?
遊んでばっかだった気が…いや事実だけど…あー…えぇっ!?記憶にねえなあ!?
…まあいっか。また来りゃあ良いだけだし!アッハッハ!
潮の香りを仄か纏う海風が、己の紫の髪を攫わんとするのを好きにさせながらも。
「夜の風もキモチイー♡ 深夜のこの凛とした空気大好きダナァ」
頬を撫ぜるような夜風の心地と、静けさの中にもきりりと気が引き締まるような深夜の空気感。
それをジェイ・スオウ(お茶友・g10376)は目一杯感じながらも……茶煙草も旨イ、と一服済ませた後。
取り出した携帯灰皿に捻じ込む……そろそろカ? と。
今回の案件はほぼ旅行であるけれど、任務でもあって。
いや、六宮・フェリクス(An die Freude・g01325)は全力で遊びながらも、そのことも忘れては多分いなかったけれど。
「そんじゃ、お仕事に戻るか。本気で行こうぜ!」
グランピング施設でジェイと仲良く暴れて、程よく準備運動もできたことだし。
本格的に任務に取り掛かるべく、気持ちを切り替えんと夜の海を見遣る。
「遊び尽くした分、きちんと貢献しねぇとなァ」
沢山の見たことない景色やかけがえのない時間を堪能させてくれたこの地へ、義を尽くすためにも。
とはいえ、これまで相棒と過ごした時間が半端なく楽しかったから。
「……まだちょーっと楽しい気分が抜けねーな? うーん」
任務には確り取り組むつもりでは勿論あるのだけれど、どうも楽しさに高揚する気持ちは残ったままで。
だからこそ相棒と一緒に、フェリクスは夜遊びと洒落込む。
(「つーことで……侵入地点でお利口に待っててやろう」)
……名残惜しいが、サクッと終わらせてやらねえとな、と。
静かだった夜の海に刹那、不穏な霧が立ち込め始めたのを確認すれば、凪いだ海面を大きく蹴って躍り出る。
もうひと暴れするために、完全視界ではっきりとその姿を捉えた敵の元へと。
「ヨウコソ。会いたカッタ」
「――最終人類史へよーこそ!」
『! もうっ、どれだけいるの、ディアボロスッ』
そう喚く冥海機・氷山空母機『ハバクック』へとふたり告げるは、歓待の言葉と。
「お前をブチのめしたら安心してココに居るはずの皆が帰って来レル」
「ここが墓場だぜ、ハニー♡」
即続けて贈るのは、サヨナラの言葉。
ご苦労にも境界の霧を超えてきた無粋な客人を、ある意味手厚くもてなすために。
いや、客人というよりも。
「英気バッチリで且つ、思い出沢山作れてこの場所が大好きになってしまったオレの前に飛んで火に入る夏の虫。ッテナ??」
『なっ、誰が虫ですって!? 私はオーストラリアを橋頭保にしにきたの、邪魔しないで!』
「頼むぜ『閃光』。それからジェイも」
キーキー喚く冥海機を後目に、フェリクスはペスト医師のような仮面を被りながらも。
ジェイと黒刃の日本刀の相棒達へとそう紡ぎ、己が義のために、そしてすべてを捩じ伏せるべく敵を改めて見据えて。
先行して動いた仲間の攻撃に既に満身創痍なハバクックへと、相棒達と共に仕掛けるべく敵前へと踏み込んで。
「海面を凪の状態にすれば作った氷山思ったほど上手く動かせないんじゃネーカ?」
――ジャ、久々に……『本気ダスゼ?』
刹那、ジェイは紡いで紡いで、そして締め上げる。
『!! なっ、なによこれっ』
「ギュッと棘付きで抱擁してやるカラナ? 半天妖ー!」
聖なる言の葉と邪悪なる言の葉を棘のある帯状のオーラにして、物理的にも精神的にも強く強く抱擁してやって。
『うぐ、でも、ここは海……いくらでも氷山を作れるんだから……!』
呻きながらも反撃の氷山迷宮結界を成し、自機の守りとしつつ挟み込んで攻撃してくるハバクックだけれど。
フと空を見上げれば、ジェイの瞳にも浮かぶのは、とっても綺麗な月。
そして、それが一瞬で隠れて……。
「続きは頼むゼ? 相棒♡」
柔い月光に変わって瞬間輝くのは、研ぎ澄まされた黒き刃の閃き。
(「……精神集中! 頼るべきはいつでも命中アップって決めてんだ!」)
ここは自分達の手で取り戻した最終人類史、頼れる命中アップだって最大限に発揮できるから。
「『絶閃』――断ち切る!」
『……!!』
一気にハバクックの間合いまで踏み込んだフェリクスは、黒の閃光で一刀両断する。
幾度も正確な狙いの斬撃を――すべてを踏みにじり、断ち切るために。
『この私がっ、こんなところでっ……う、ぐッ……がはっ!!』
「すまんな、可愛いペンギンねーちゃん! この島の可愛い要素はクォッカ達で十分なんだわ!」
ついに耐え切れず崩れ落ちる冥海機へ、彼女の最期に、そう言い放つフェリクス。
ジェイも昏い海へと沈んでいくハバクックを見送りながらも、しみじみとこう口にするけれど。
「コイツを倒したらこの旅行ジャナイ任務もオシマイなのカー……」
ふと、あることに気が付く。
「……ん? そういやマジでオレら、クォッカ見てなくね? えっ?」
「……ア? マッテ? オレ達、噂のアニマルに会ってナクネ!?」
そしてふたり顔を見合わせながら、振り返ってみる。
絶景を見て、夕焼け空に飛び込んで、バーベキューして。
夜空を見上げながらごろごろ広いベッドを堪能して、枕投げして――。
「遊んでばっかだった気が……いや事実だけど……あー……えぇっ!? 記憶にねえなあ!?」
クォッカ、そういえば見ていない。
「マッテ? 帰っちゃう? エェ??」
もしかして、この島にしか生息していないという噂の幸せアニマルには会えず終い……?
そんな、この島の醍醐味とも言える部分をすっぽ抜かした旅行にはなったけれど。
「……アニマル会う為に、また一緒にココに来てクレル?」
「……まあいっか。また来りゃあ良いだけだし! アッハッハ!」
大好きになってしまったこの島をまた訪れる理由が出来たから。
静けさが戻ってきたオーストラリアの夜、ふたり笑い合って――再訪の約束を。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【傀儡】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV3になった!
【命中アップ】がLV5(最大)になった!