ねこねこ、もふもふ、ラビリンス!(作者 志稲愛海
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#幻想竜域キングアーサー  #キャメロット攻略作戦  #キャメロット 

 ひとことで言えば、そう……もふだらけ。
 そして、そんなもふもふで覆い尽くされた迷宮の最奥で、どやっているのは。
『ふふふ、この迷宮は絶対に破れない』
 全長10mもの、やはりもふもふなドラゴン『毛玉竜モラゴン』であった。
 自分以外のモフモフを許さない狭量なドラゴンは、自分の城壁迷宮に集めたのだ。
 ……にゃー。
 ……うにゃーん。
 キャメロットの街にいた、猫たちを。
『このモラゴン様以外のもふもふが、キャメロットの街をうろついているのも気にくわなかったからな。このモラゴン様には及ばないが、もふもふを前にすれば、どんなに屈強な敵でもデレデレになってしまうに違いない!』
 それに、自信満々にモラゴンは続ける。
『万が一、このモラゴン様がいる場所の扉の前まで辿り着いても、このキュートなモラゴン神像を壊すことなどできるわけがないだろう。しかもこの神像を壊すには、魔法の猫耳猫尻尾をつけて猫になりきなればならないとは……ふふ、たくさんの猫どもに気を取られて、誰も思うまい』
 それからもふもふなモラゴンは、可愛くない声で得意げに、も゛き゛ゅーと鳴きつつ、ドヤ顔で続けるのだった。
『アーサー王がいるキャメロットは無敵!』

●キャメロット攻略大作戦!
「猫さん……みんなは、猫さん好き? 俺、ものすごく猫さん大好き」
 ぱたぱたと狐尻尾を振りつつ、逢海・凪都(黒焔・g03331)は瞳を輝かせつつ言いながらも。
 来てくれた皆に集まってくれた礼を告げ、そして今回の案件の概要を語り始める。
「先日の《七曜の戦》を乗り越えて、最終人類史に多くの大地を奪還する事に成功したことは、とっても大きな勝利だったよね。でも、《七曜の戦》の後、各ディヴィジョンの状況は大きく変化していて。これからは、《七曜の戦》後の状況に合わせた作戦を展開していく事になるから、今以上に気を引き締めていかなきゃなんだけど。全てのクロノヴェーダが、ディアボロス対策を講じるようになったこととか、そのひとつだよね」
 そして《七曜の戦》で、凪都の言うようにディアボロスは大勝利を収めたが。
 幻想竜域キングアーサーは、アイルランドとマンチェスター以南を失い、支配領域を大きく失った。
「かつて侵略していた妖精郷も最終人類史に奪還されて、巨獣大陸ゴンドワナを手に入れる野望も潰えた今、ドラゴン勢力との決戦を挑む好機といえるよ。だから今回は、キャメロット城壁迷宮を制圧して、難攻不落のキャメロットに攻め込む準備を整えて欲しいんだ」

 そして凪都は、今回の制圧対象であるキャメロット城壁迷宮について語る。
「断片の王であるアーサー王の居城・キャメロットの城は、『マンクニウム』と同様のシステムで防御されていて、『マンクニウムの砦』に相当する、キャメロットの城壁迷宮を制圧しなければ、侵入が不可能となっているよ。キャメロットの城壁迷宮は、キャメロットの都市を囲む城壁にある『裂け目』から、内部に入ることが出来るみたいなんだけれど。迷宮内は、空間が歪んでいて、外から見る以上の広さがあるみたい」
 だが幸い、城壁迷宮の外側には警備などは置かれていないという。
 これは、城壁迷宮の存在を気づかせない為の方策であると同時に、儀式に必要な制約の一つであると考えられるようだが。
 侵入した先の迷宮には、敵の姿もあることがわかっている。
 また、迷宮を制圧する為には『最後の扉』を開く為の条件を満たさなければならないようだ。
 そして迷宮を護るアヴァタール級を撃破する事で、城砦迷宮の制圧が果たされることになるというが。
 今回の迷宮はというと。
「猫さんがね、いっぱいいる迷宮だよ。ディアボロスが、動物の友とか使い魔使役とか動物さんに変身する技能とか……そういった残留効果を使う事が周知されたから、キャメロットのような敵の警戒区域では、動物が一掃されるようになったみたいなんだけど。キャメロットにいた猫さんたちが、この迷宮に集められているみたい」
 では何故、猫が集められているのか。
「猫さんはほら、もふもふしてて、かわいいから……そのもふもふとか、かわいさに夢中になって、いつまでも侵入者が迷宮を突破できないんじゃないかっていう狙いっぽいよ。今回の敵は、毛玉みたいなもふもふドラゴンなんだけど……自分以外のもふもふは認めないみたいで、キャメロットにいた猫さんたちを集めてここぞと利用して、侵入者の足止めに使ってやろうって魂胆みたい。それに迷宮の最奥に侵入者が辿りついたとしても、神像を破壊しない限り最奥の扉は開かないし、神像破壊のためには条件があるようだから……たくさんの猫さんたちは、その目くらましになるだろうって思ってるようで。神像は破壊されないだろうって、どやってるみたい」
 迷宮の中にいるのはそう、数え切れないくらいたくさんの猫。
 幸い猫たちは侵入者を惹きつける役を担わせるためか、今のところ危害を加えられたりすることなく、迷宮内をのびのびと自由気ままにおさんぽしたり、猫さん同士じゃれ合ったり、ころんとお昼寝したりなど、かわいくもふもふしているらしい。
 そしてそんなもふもふかわいい猫さんたちの誘惑を最終的に振り切り、迷宮の最奥へと辿り着けば、そこにはもふもふドラゴンの姿を模した神像と扉があるという。だがその神像は、ただ普通に攻撃しただけでは壊せないようだ。
「神像を壊すためには、神像の傍に置かれている猫さんのお耳と尻尾をつけなきゃいけないんだ。それで、猫さんになりきって、猫パンチをうにゃっとすれば、壊せるよ。自分が猫さんだったとしても、この用意された猫耳猫尻尾をつけていないと、神像は壊せないみたいだから……ちょっとシュールだけど、この猫耳猫尻尾を装着してから、壊して貰うことになるよ」
 それから凪都は、こうも伝える。
「あと、キャメロット城壁迷宮内部の突破は、身体能力のみでの突破しないといけないみたい。つまり、パラドクスや残留効果が使えないよ。でも、神像を破壊した後の最奥のドラゴンがいる場所にいけば、使えるようになるから、ドラゴンとの戦闘には支障はないんだけど……猫さん迷宮内では、パラドクスや残留効果は使えないから、注意してね。猫さんの気をひくようなグッズとかも、必要なものがあれば新宿島から用意して持参はできるんだけど、手持ちで運べる程度になるよ」

 そして、そこまで説明を終えてから。
「妖精郷への侵攻や、世界各地にある竜域ダンジョンとか、ドラゴン勢力は、クロノヴェーダの中でも別格の強さを誇っていたけど……でも、ディアボロスのみんなの活躍で、そのドラゴン勢力を大きく追い詰める事ができてるから。ドラゴン勢力は、ゴンドワナの巨獣を傘下に加えようとしているようだけど、その前に、キャメロットを攻略して、決戦を挑みたいところだよね。だから、このねこねこ城壁迷宮をクリアして、迷宮の制圧をお願いするね」
 凪都は皆をくるりと改めて見回してから、ぺこりと頭を下げて。
 ディアボロス達を案内する。幻想竜域キングアーサーの、キャメロット行きのパラドクストレインへと。

●もふもふ、ねこねこ迷宮を攻略せよ!
 ……うにゃーん、ふにゃーん。
 迷路のように入り組んだ迷宮内をとことこ気侭に歩くのは、沢山の猫たち。
 その色や種類、毛の長さや性格は、様々で。
 迷路の中をお散歩したり、行き止まりでねこだまりを作ってお昼寝したり、猫さん同士無邪気に遊んだりしている。
 そんなキュートでもふもふな姿を見れば、きっと侵入者も、たちどころにメロメロ。
 迷宮攻略どころではなくなるだろうという、おそろしくかわいいもふもふな罠なのである!
 それに、迷宮の最奥に辿り着いても、そこにあるもふもふまんまるドラゴンの神像を破壊しなければ扉は開かないが。
 傍に置かれている、各種魔法の猫耳猫尻尾をつけなければ、神装は破壊できない仕掛けのようだ。
 普通ならば、そんなちょこんと置かれている耳尻尾で猫さんにならなければいけないことなど、気付かないだろう。
 だがディアボロスは、その情報をすでに得ている。
 猫さんいっぱいのねこねこ迷宮をもふもふ進み、猫さんになってうにゃっと神像を破壊すれば、扉が開かれるから。
 キャメロットの城壁迷宮のひとつ……このねこねこ迷宮をもふもふ制圧するべく、いざ乗り込んでいく。


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【傀儡】
1
周囲に、ディアボロスのみが操作できる傀儡の糸を出現させる。この糸を操作する事で「効果LV×1体」の通常の生物の体を操ることが出来る。
【飛翔】
1
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【未来予測】
3
周囲が、ディアボロスが通常の視界に加えて「効果LV×1秒」先までの未来を同時に見ることのできる世界に変わる。
【強運の加護】
3
幸運の加護により、周囲が黄金に輝きだす。運以外の要素が絡まない行動において、ディアボロスに悪い結果が出る可能性が「効果LVごとに半減」する。
【フライトドローン】
1
最高時速「効果LV×20km」で、人間大の生物1体を乗せて飛べるドローンが多数出現する。ディアボロスは、ドローンの1つに簡単な命令を出せる。
【託されし願い】
1
周囲に、ディアボロスに願いを託した人々の現在の様子が映像として映し出される。「効果LV×1回」、願いの強さに応じて判定が有利になる。
【セルフクラフト】
1
周囲が、ディアボロスが、一辺が1mの「コンクリートの立方体」を最大「効果LV×1個」まで組み合わせた壁を出現させられる世界に変わる。
【隔離眼】
1
ディアボロスが、目視した「効果LV×100kg」までの物品(生物やクロノ・オブジェクトは不可)を安全な異空間に隔離可能になる。解除すると、物品は元の場所に戻る。
【泥濘の地】
1
周囲の地面または水面が泥濘に変わり、ディアボロスは指定した「飛行できない対象」の移動速度を「効果LV×10%」低下させられるようになる。
【トラップ生成】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【平穏結界】
1
ディアボロスから「効果LV×30m半径内」の空間が、外から把握されにくい空間に変化する。空間外から中の異常に気付く確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【活性治癒】
9
周囲が生命力溢れる世界に変わる。通常の生物の回復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」し、24時間内に回復する負傷は一瞬で完治するようになる。
【液体錬成】
2
周囲の通常の液体が、ディアボロスが望めば、8時間冷暗所で安置すると「効果LV×10倍」の量に増殖するようになる。
【建造物分解】
1
周囲の建造物が、ディアボロスが望めば1分間に「効果LV×1トン」まで分解され、利用可能な資源に変化するようになる。同意しない人間がいる建造物は分解されない。
【口福の伝道者】
1
周囲が、ディアボロスが食事を摂ると、同じ食事が食器と共に最大「効果LV×400人前」まで出現する世界に変わる。
【パラドクス通信】
1
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。
【クリーニング】
1
周囲が清潔を望む世界となり、ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建造物や物品が、自動的に洗浄殺菌され、清潔な状態になる。
【アイテムポケット】
1
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。
【寒冷適応】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」が、クロノヴェーダを除く全ての生物が、摂氏マイナス80度までの寒さならば快適に過ごせる世界に変わる。
【防衛ライン】
1
戦場が、ディアボロスが地面や床に幅10cm、長さ「効果LV×10m」の白い直線を出現させられる世界に変わる。敵はこの直線を突破できず、上空を飛び越える場合、最低「効果LV」分を要する。直線は戦場で最初に出現した1本のみ有効。
【猫変身】
3
周囲が、ディアボロスが猫に変身できる世界に変わる。変身した猫は最大「効果LV×10m」の高さまで跳躍できるが、変身中はパラドクスは使用できない。
【狼変身】
1
周囲が、ディアボロスが狼に変身できる世界に変わる。変身した狼の咆哮は「効果LV×10m」以内の指定した通常の生物を怯えさせ、「効果LV」分の間、行動不能にするが、変身中はパラドクスは使用できない。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【命中アップ】LV4 / 【ダメージアップ】LV8 / 【ガードアップ】LV2 / 【凌駕率アップ】LV1 / 【反撃アップ】LV4 / 【ドレイン】LV5(最大) / 【アヴォイド】LV1 / 【ダブル】LV4 / 【ロストエナジー】LV2 / 【グロリアス】LV2

●マスターより

志稲愛海
志稲愛海です。
よろしくお願いいたします!

●各選択肢について
 ①→②→③の順で進行予定です。
 各選択肢とも、成功の目途が立ち次第、執筆や納品作業に取り掛かります。

①キャメロット城壁迷宮の探索
 もふもふねこねこな城壁迷宮を、最奥目指して進んでいただきます。
 迷宮へと侵入する行動は不要です、迷宮内での行動のみで大丈夫です。
 この迷宮には、様々なもふもふ猫たちが数えきれないほど集められていますので。
 猫さんと戯れたりもふもふしたりちょっぴりだけお昼寝したりしつつも、最奥へと向かってください。
 猫たちは迷宮制圧すると自由になるので、連れ出したり等の行動は不要です。
 また、迷宮内ではパラドクスや各種効果が使用できません。
 アイテムポケットなども使えませんので、何かグッズなどもちこむ場合は、手持ちで持てる程度になります。

②神像の破壊
 迷宮の最奥に進むと、もふもふドラゴンを模した神像が立っています。
 迷宮内なのでまだパラドクスは使えませんが。
 神像の傍に置かれている魔法の猫耳猫尻尾をつけて、猫パンチすれば、神像は壊れます。
 ご自身が猫さんだったり自前の耳尻尾があっても、この魔法の耳尻尾を付けないと像は壊せません。
 猫耳猫尻尾は色々な種類あるようなので、お好みでどうぞ!

③👿アヴァタール級との決戦『毛玉竜モラゴン』
 アヴァタール級との戦闘です。
 神像を破壊し扉の先に進めば、通常通りパラドクスや効果を使用できますので、敵を倒して迷宮を制圧してください。
 この選択肢をクリアすればシナリオ成功となります。

●他
 進行や受付状況等の目安は、マスターページやシナリオタグにてお知らせしますのでご確認下さい。
 公序良俗に反する事、他人への迷惑行為、常識の範囲を超えた行き過ぎた行為等は厳禁です。
 そのような行動は返金となりますが、あとは自由に皆様らしく行動していただけたらです!

 皆様のご参加をお待ちしております!
208

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


名波・海音
パラドクスを使うと追い出されるらしいから、城壁の制圧もトループス級もグーパンでたたくわね。ちょっと手が痛いけど仕方ないし。

もふもふの猫ちゃん達をかき分けて進まないといけないのね。ボクも猫に変身出来るんだけど今回はヒトガタで進むつもり。猫耳も猫尻尾も自前のがあるけど、これも用意された道具を使って進まないとダメなのね。猫のプライドがぐぬぬな感じだけど、今回は仕方ないわね。あまり力出さなくても大丈夫みたいだから先へ進むわね。

そうそう、猫じゃらしを持ってきたから猫ちゃん達の気を引いて安全に進むわね。
「にゃーん、ボクたちは悪いニンゲンじゃないにゃ!だから大人しく通して欲しいのにゃ。」
交渉も忘れずにいくわね。こんな時用の猫じゃらしだもん。可愛がりつつ先へ進むとするわね。


 やって来たのは、王都キャメロット。
 高い城壁に囲まれた街には、見張りがいる城門を抜けないと入れない……かと思われていたが。
 そんな見張りから知覚されないほど離れた、城壁の沿いで。
 猫耳をぴこりとさせるのは、名波・海音(猫忍・g10378)。
 そんな彼女の眼前には、城壁に生じている『裂け目』。
 警備がついていないのは、これから足を踏み入れる壁迷宮の存在を隠す為であることと、儀式的な決まり事であるかららしいが。
 早速、これ幸いと『裂け目』から城壁迷宮へと踏み込む海音。
 そして尻尾をゆうらり、出発前に聞いた話を思い返してみる。
(「パラドクスを使うと追い出されるらしいから、城壁の制圧もトループス級もグーパンでたたくわね。ちょっと手が痛いけど仕方ないし」)
 そう、この迷宮ではパラドクスが一切使えず、己の身ひとつで突破しなければならないのだという。
 なので迷宮を抜けるまでの城壁の制圧も、一応今回は出現する気配は察知されてはいないが、万が一迷宮内で敵の群れと遭遇した際等にも。
 うにゃん! とふにふに肉球から繰り出すグーパンをお見舞いする意気込みだ。
 たたいた手は痛いだろうけれど……そこは任務だから我慢するつもり。
 それから、迷宮内を見回してみれば。
「もふもふの猫ちゃん達をかき分けて進まないといけないのね」
 ……にゃあ、にゃーん、と、たくさんの猫たちがもっふり。
 そして海音も猫だから、猫に変身は本来はできるのだけれど。
 今はパラドクスが使えなくて残留効果も発生していないし、今回はヒトガタで進んでいく。
 それからまたふと聞いた話を思い出した海音は尻尾をゆらゆら、思わず苦笑してしまう。
 この迷宮の最奥の謎を解くためには、猫耳猫尻尾をつけることが必須条件だというが。
 そう、海音にはぴこぴこ揺れる猫耳も、ふりふり揺らせる尻尾も、自前であるのだ。
 だが魔法的な効力があるそれらは付ける必要があり、そうなると、耳と尻尾がだぶってしまうということになるわけであるが。
(「猫のプライドがぐぬぬな感じだけど、今回は仕方ないわね」)
 そうするしか道が開かないのであるならばやるしかないのだが、猫として、何とも複雑な気持ちである。
 とはいえ、迷宮にいる猫たちは自由気ままで。
 道を塞いでいる子もそっと抱っこして退かせば問題ないし、揺れる尻尾にじゃれついてくる子もただ遊んでいるだけで進むのに支障はないし。
(「あまり力出さなくても大丈夫みたいだから先へ進むわね」)
 マイペースに過ごしている猫たちをもふもふしては道を作っていく海音。
 けれど抱えずとも先に進む道を開くために、そうそう、と思い出して手にしたのは!
 ――ぴこぴこ、ぴこっ。
「にゃーん、ボクたちは悪いニンゲンじゃないにゃ! だから大人しく通して欲しいのにゃ」
「ふにゃ!? うにゃんっ」
 猫ちゃん達の気を引くための、猫じゃらし!
 持参したそれをぴこぴこと巧みに動かしながら、そう忘れず交渉すれば。
「うにゃ、にゃあっ」
 夢中でてしてししつつ、ねこじゃらしの動きに合わせて道をあける猫ちゃん。
 そしてさらに、ぴこらせながらも。
「こんな時用の猫じゃらしだもん」
 任務に支障がない程度にいっぱい遊んであげて、可愛がりつつ、海音はねこねこ迷宮の奥へと進んでいく。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【猫変身】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!

シル・ウィンディア
【毛玉猫】
もふもふ…。もふもふ?
え、それは、かなり大変なトラップでは?
…そう、もふもふはあまたのディアボロスをもふもふの海に沈める、最強のトラップ…。

でも、わたし達は負けないっ!
このもふもふを堪能…。もとい、クリアしてキャメロットへの道を突き進むのっ!!

事前にねこさんようのチュールを用意。
これならリュックサックに入るなら問題ないしね。
さて…
ねこさん、おいでおいでー。
チュールを手にもってねこさんへ呼びかけるよ。
来たら、撫でてもふもふするけど…。
問題は、大量に来た場合だね。
その場合は…

覚悟完了、もふもふに沈むのみっ(無駄に胸張り)

チュールがなくなったら、ねこさんを撫でつつ
ねこさんで遊んでいる人達を眺めてみるよ。

…あれ?ボール??
ぼー…る?あれ?増えてる??

おーい、コダマさーん、大丈夫ーっ!?
もふもふさん達に追いかけまわされて、さらにもふもふしていそうな気がするの…。
ま、まぁ、楽しんでいるならいいの、かなぁ…。

さて、英気を養わせてもらったし
あとは、ダンジョンをクリアーしに行きますかっ!!


月下部・小雪
【毛玉猫】
もふもふダンジョンはディアボロスの、か、数少ない弱点です。
で、でも、ピンチをチャンスに変えるのもディアボロス、です!
相手の策を逆手にとって、もふもふエナジーをチャージしちゃいます!

猫さんと遊ぶために、まずは猫さんにご飯をお届けしましょう。
迷宮に閉じ込められてお腹がすいているかも、しれません。
大きなリュックサックに詰め込めるだけキャットフートを詰め込んで、持ち込みます!
えへへ、おいしそうに食べてくれる、でしょうか。
(餌を取り出すと、いっぱい猫さんが集まってあわあわしている)

ごはんの後は運動、しましょう!
猫さんが遊ぶようのボールを投げて追いかけっこしてもらいます。
ころころ転がるボールを追いかける猫さんかわいい、です。
ボールもいつの間にか2つに……って、コダマが転がってます!?
あわわっ、蘭ちゃんのもっふるも一緒に転がって、います!?
で、でも、コダマも楽しそうなので大丈夫みたい、です。

※アドリブ連携大歓迎


月下部・鐶
【毛玉猫】
もふもふの猫!わかるわかるよすっごく危険!どんなに規律正しく前にならえした生徒集会でも、ねこ一匹で大混乱!

だけどあたしはそうはいかない!あたしはお姉ちゃんなのだ!
妹の小雪ちゃんの前で猫にだらしなく夢中になってる姿なんて見せられないと強く心を引き締めて

ああああねことあそぶ小雪ちゃんかわいいいいいい
ねこちゃんにごはんあげたらいっぱいあつまってきてあわてる小雪ちゃんもキューート!!

気が付くと手にはスケッチブックと鉛筆!だってこの光景を出力しないとって脳が悲鳴を上げてるから!
夢中でスケッチしてたら……はっ、しまった、気が付くと足元に猫が!これじゃ動けない!!
しょうがないからもうこのままスケッチするしかなかった!

ああっ、もふもふに沈むシル団長もかわいい!
蘭ちゃんの猫じゃらしの舞かわわ!!(猫が頭の上まで登ってきても筆を止めないド根性)

そうか、あたしはねこ単体に耐えられても、ねこといっしょのみんなのかわいいには耐えられなかったのだ!
と、猫かわいいを堪能してしまうのでした

※アドリブ連携大歓迎


阿良々木・蘭
【毛玉猫】
パラドクスは使用しない
普段はパラドクスの恩恵の効果に頼っているところがあるから心もとない

猫に餌を与えないでくださいって聞くけどあげて大丈夫なのかな

持ち込むものはエノコログサ、俗名猫じゃらし
エノコログサって犬の尻尾のみたいなんだよね
犬の尻尾に戯れる猫、考えるとシュールだね
両手に持って二刀流でフリフリ振って猫ちゃんの相手をするよ
わっふるも合わせると四刀流
いっぱい猫が群がってるね
お姉ちゃんたちに群がって動けなくなってるところを
エノコログサを使って猫の気を引いて救い出す
エノコノグサだけでなく髪の毛にも猫がじゃれてくる
多勢に無勢、最初は上手くいなしていくけど対応できなくなり捕まり
猫に埋もれて動けなくなる
救出されたときは静電気がたまって髪が逆立っている
迷宮内は乾燥してるのかな凄く猫に静電気がたまっているのです

猫が何もないところを見ているけど何だろうな

あれ?いつまにかわっふるがボールになってます

※アドリブ連携大歓迎


 幻想竜域キングアーサーの王都であるキャメロット。
 だが街の周囲には高い城壁が聳え立ち、中へと侵入することは至難の業……かと思われたが。
 様々な理由から警備のいない城壁の部分に生じているのは、『裂け目』。
 この裂け目から城壁内へと侵入し、アーサー王の居城・キャメロットの城への道が開ける可能性がわかったのだが。
 裂け目の先の城壁内はそう、広い迷宮となっていた。
 そして城壁迷宮を突破し数多く制圧すれば、アーサー王の元までぐっと近づけることになるようだが。
 そんな城壁迷宮のひとつ、そこに張り巡らされているドラゴンの知略とは。
「もふもふ……。もふもふ? え、それは、かなり大変なトラップでは?」
 もふもふです!
 裂け目から城壁迷宮へと降り立ったシル・ウィンディア(虹霓の砂時計を携えし精霊術師・g01415)の目の前には、猫、猫、ひたすらの猫。
 もふもふでキュートな猫たちが、にゃーんと沢山存在する空間であった。
 そんな光景を目の当たりにし、シルはふるりと小さく首を振る。
 だって、こんな見渡す限りのもふもふなんて、心躍る……いえ。
「……そう、もふもふはあまたのディアボロスをもふもふの海に沈める、最強のトラップ……」
 どんな屈強な復讐者だって下手をすればいちころな、恐ろしくも最強の罠ですから……!
 そんなシルの声に、月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)もこくりと同意して。
「もふもふダンジョンはディアボロスの、か、数少ない弱点です」
「もふもふの猫! わかるわかるよすっごく危険! どんなに規律正しく前にならえした生徒集会でも、ねこ一匹で大混乱!」
 月下部・鐶(さいつよのお姉ちゃん・g00960)だって知っている。
 どんなに緊張感ある空気を醸した生徒会とかであろうと、にゃーんと猫が現れれば、お堅い生徒会の空気も一瞬でデレデレになってしまうことを!
 とはいえ、これは敵の罠であることも明確だから。
「でも、わたし達は負けないっ!」
 シルはそう声に出して、ドラゴンの思惑通りにはいかないことを口にして。
 鐶も、ぐぐっと気合を入れ直し、強く心を引き締める。
(「だけどあたしはそうはいかない! あたしはお姉ちゃんなのだ!」)
 ……妹の小雪ちゃんの前で猫にだらしなく夢中になってる姿なんて見せられない、と。
 確かに、もふもふ猫さん達はかわいい。めっちゃかわいくてもふもふしているけれど。
「で、でも、ピンチをチャンスに変えるのもディアボロス、です!」
 小雪も、コダマと一緒にそうねこねこ迷宮を見遣りつつ。
「相手の策を逆手にとって、もふもふエナジーをチャージしちゃいます!」
「このもふもふを堪能……。もとい、クリアしてキャメロットへの道を突き進むのっ!!」
 シルの言うように、思う存分もふもふ……いえ、迷宮をもふもふと進んで、もふもふ攻略しちゃいます!
 だが、この迷宮は、ねこねこなだけではない。
 迷宮内に侵入を果たしつつ、ちょっぴり覚束なく感じているのは、阿良々木・蘭(紫君子・g02198)。
 城壁迷宮では一切パラドクスが使えず、そのため残留効果も発生しない。
 それどころか、パラドクスを使えば、迷宮内から追い出されてしまうという話だから。
 蘭はパラドクスは使用せず、皆と共に迷宮を歩みながらも、やはり蘭は思ってしまう。
(「普段はパラドクスの恩恵の効果に頼っているところがあるから心もとない」)
 いかにいつもその効果を活用しているのかを改めて再認識しつつも。
 迷宮内にいっぱいいる猫たちと早速もふもふ触れ合わんとしている皆の姿を見て、首を傾ける。
(「猫に餌を与えないでくださいって聞くけどあげて大丈夫なのかな」)
 その配慮は迷宮の外だと必要なものだろう。
 けれど特に迷宮内にそのような注意書きなどは存在せず、猫が食べられるものであれば今回は大丈夫のようであるし。
 敵としても、猫に夢中にさせることが目的であるので、むしろ願ったり叶ったりかもしれない。
 ということで。
「迷宮に閉じ込められてお腹がすいているかも、しれません」
 ……猫さんと遊ぶために、まずは猫さんにご飯をお届けしましょう、と。
 小雪がどすんと置いた大きなリュックサックから取り出したのは、キャットフード!
 詰め込めるだけ詰め込んで、持ち込みました!
 そう小雪がキャットフードを取り出せば、何か美味しい気配を感じたのか、猫さんたちがとてとて集まって来て。
 その様子を見ている鐶は、思わず瞳を見開いてしまう。
(「ああああねこに囲まれてる小雪ちゃんかわいいいいいい」)
 猫……ではなく、猫に囲まれはじめた妹のかわいさに堪らなくなって。
 そんなお姉ちゃんがガン見する中。
「えへへ、おいしそうに食べてくれる、でしょうか」
 小雪がそうっとキャットフードを猫達に差し出せば。
「うにゃっ」
「ふにゃぁんっ」
「! い、いっぱい集まってきちゃいました……!」
 あっという間にてしてし、周囲が猫まみれに!
 そして、そんな猫だらけな周囲に、思わずあわあわしてしまう小雪に。
(「ねこちゃんにごはんあげたらいっぱいあつまってきてあわてる小雪ちゃんもキューート!!」)
 鐶のパッションも弾けまくり!
 そして気が付くと、手にはスケッチブックと鉛筆が!
「だってこの光景を出力しないとって脳が悲鳴を上げてるから!」
 滾る気持ちのまま、眼前で繰り広げられている可愛い光景を夢中でスケッチし始める鐶。
 けれど、何だかもふもふした感触を足元から感じて。
 ふと視線を落とせば、ハッとしてしまう。
「……はっ、しまった、気が付くと足元に猫が! これじゃ動けない!!」
 なんという恐ろしいもふもふの罠!?
 でもしょうがないから……もうこのままスケッチするしかなかった!
 ということで、小雪だけでなく鐶までももふもふに埋もれてしまいそうだけれど。
「いっぱい猫が群がってるね」
 蘭がすちゃりと手にするのは、エノコログサ――俗名、猫じゃらし。
 そして、巧みな動きでぴこぴこ。
「ふにゃあ!」
 エノコログサを使って、群がっている猫たちの気を引いて。
 鐶や小雪が動けなくなっているところを救い出します!
 そしてシルも、事前に用意してきていた。ねこさんようの液状のあのおやつを用意。
(「これならリュックサックに入るなら問題ないしね」)
 アイテムポケットなどの便利な効果は使えないけれど、十分荷物として持ち込めるから。
 さて……と、ひとつこくりと大きく頷いた後。
「ねこさん、おいでおいでー」
 チュールを手にもってねこさんへ呼びかけるシル。
 そしてまさに猫まっしぐら、おやつ目当てに来た子を、撫でてもふもふするけれど……。
(「問題は、大量に来た場合だね」)
 先程の小雪のことを見ても、囲まれるのは時間の問題だろう。
 けれどシルは、すでにそれも想定済?
 その場合は……と、てしてししてくるたくさんの猫達をくるりと見回して。
 躊躇することなく、大胆に――もふんっ!
「覚悟完了、もふもふに沈むのみっ」
 えっへん、無駄に胸張りつつ、満を持してもふもふに沈みます……!?
 そしてシルがもふもふを堪能している隣で、引き続き蘭はぴこぴこ。
「エノコログサって犬の尻尾のみたいなんだよね」
 ……犬の尻尾に戯れる猫、考えるとシュールだね、なんて。
 猫ちゃんの相手をするべく、両手に猫じゃらしを持って、二刀流でフリフリ。
 いや、二刀流でではありません。
 わっふるも合わせると、そう四刀流!
 そして、よじよじ猫に頭の上まで登られたって。
「ああっ、もふもふに沈むシル団長もかわいい! 蘭ちゃんの猫じゃらしの舞かわわ!!」
 引き続き弾ける鐶のパッション。
 もふもふに乗られたって、筆を止めないド根性です!
 いや、猫がうにゃうにゃっと手をのばすのは、ぴこぴこ動くエノコノグサだけではなくて。 
 蘭の髪にだって、てしてしじゃれてきて。
 四刀流の猫じゃらしで最初は上手くいなして応戦していたものの。
 逆に、遊びたい猫達が集まってくれば……まさに多勢に無勢。
 ――もふ、もふんっ。
 対応できなくなって、ついに蘭も捕まっちゃいました!?
 そして猫に埋もれて暫く動けなくなったものの、何とか救い出された時には……何だか、蘭の髪が逆立っています?
「迷宮内は乾燥してるのかな」
 凄く猫に静電気がたまっているのです。
 それから、猫さんたちもご飯を食べ終わって少し落ち着けば。
「ごはんの後は運動、しましょう!」
 ころん、と猫さん用のボールを投げてみる小雪。
 そんなボールとにゃにゃっと追いかけっこする猫を見つめれば、ほっこり。
「ころころ転がるボールを追いかける猫さんかわいい、です」
(「ああああねことあそぶ小雪ちゃんかわいいいいいい」)
 鐶もやっぱり大興奮です。
 そしてシルも、全部おやつを猫にあげおわって。
 すりすり甘えてきた子をなでなでしてあげつつ、猫さんと遊んでいる人達を眺めてみれば。
 ふと、つぶらな瞳をもっとぱちくり。
「……あれ? ボール??」
 ころころ、ころん、と転がるボールを見て。
 だって、いつの間にか。
「ぼー……る? あれ? 増えてる??」
「ボールもいつの間にか2つに……って、コダマが転がってます!?」
「おーい、コダマさーん、大丈夫ーっ!?」
 ボールがふたつに増えている……と思ったら、ひとつはコダマでした!?
 いや、増えたのはひとつではない。
「猫が何もないところを見ているけど何だろうな」
 何だか猫がじいと同じ方向を見ている気がして、蘭がその視線を追ってみれば。
 そこにあったのは、もうひとつのボール??
 いいえ、それは。
「あれ? いつまにかわっふるがボールになってます」
「あわわっ、蘭ちゃんのもっふるも一緒に転がって、います!?」
 ボールみたいにころんと転がっている、わっふるでした!?
 そして、そんなボールみたいに転がっているわっふるやコダマへと、小雪は改めて目を向けて。
「で、でも、コダマも楽しそうなので大丈夫みたい、です」
「もふもふさん達に追いかけまわされて、さらにもふもふしていそうな気がするの……」 
 シルも首を再び小さくこてりと傾けながら、改めて猫に囲まれているモーラットたちを見つめつつも続ける。
「ま、まぁ、楽しんでいるならいいの、かなぁ……」
 キャッキャ猫さんと一緒にもふもふ遊んでいるその姿は、何より楽しそうだから。
 それに鐶は瞬間、ことの真意に気付くのだった。
「そうか、あたしはねこ単体に耐えられても、ねこといっしょのみんなのかわいいには耐えられなかったのだ!」
 猫と一緒のみんなかわいいを存分に堪能してしまいながら。
 そして、魔法ステッキみたいにエノコログサを掲げ、ぴょこぴょこふりふりと。
 蘭が巧みに道を塞ぐ猫達を誘導していけば。
「さて、英気を養わせてもらったし」
 沢山もふもふし尽くした後、彼がひらいてくれた道を辿りつつ、シルは皆と一緒に進んでいく。
 ……あとは、ダンジョンをクリアーしに行きますかっ!! って。
 ねこねこ迷宮の最奥へと、いざ――ふにゃんっと甘えてきた子をもふもふ撫で撫でしてあげながら。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【活性治癒】LV2が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【未来予測】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV2が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!

ミア・メア
カラ(g05558)と!

もふもふ、ねこねこ迷宮……!
心躍る、でなくて恐るべき知略
猫さんを集めて利用するなどラッキー……いえ言語道断ですの
何としても敵の企みを阻止しましょうね!カラ!
がんばりましょうっ

入口を潜り抜けたらそこは一面の猫世界でした
ええ、本当に何方を向いてもねこ……ふわもふ……
お昼寝良いですねえ!
ねこもふの最高な夢が見れそうですの

ミアは全てのもふもふを愛する派です!
……なのですが最近少しネコ派に傾き気味でして
キツネ派も大変すばらしいと思います!(カラの尾や耳をちらり
おや意外、カラはネコ派なのですね
確かに液体のごとく伸びるのはネコさんの特権
と、目の前の猫を抱き上げて
わあ伸びる

茶虎さんと持参の猫じゃらしで遊んだり
三毛さんの顎下を撫でたり
カラは……猫さんと毛色で一体化されてますの
ほう、カラの管狐さん?
ツンな狐さんも大変宜しいかと存じます(真顔
確とお会いした事は無かったと思いますの
ご挨拶の機会に恵まれましたら、ぜひ!

うう、残念ですが発たねばなりませんか……
猫カフェ!
今度行ってみましょうか


カラタチ・リッカ
ミアちゃん(g07746)と
もふもふねこねこな城壁迷宮、
テーマパークみたいな響きだねぇ
あそ……お仕事がんばろ〜

迷宮内へ向かった我々が見たものは…!
ねこねこ、もふもふ、一面のふわふわ…
ネコの花畑……絨毯……
うまい言葉は出てこないけど
のんびりごろごろ夢みる
お昼寝したくなる光景〜

一緒に来てるけどそういえば
知らないなぁと思って
ミアちゃんはネコ派イヌ派?
それともキツネ派だったりする〜?
全てのもふもふを愛する派ステキだねぇ
どんな耳も尻尾も魅力的ってことかな
俺様はネコになるの良いなぁと思ってて
めちゃくちゃ伸びるの楽しそうだよね
わぁアイスみたい〜

白猫、灰猫…なんとなく毛色が近い
気に入られたようなネコとも戯れ合いながら
うちの素っ気ない管狐とは大違いだなぁ
それともキツネは愛想のなさが売りなのか…
ミアちゃん会ったことあったっけ?
挨拶の機会に恵まれたときには、
ツンをデレにしてくれても嬉し〜

現実に戻るのは名残惜しいけど
そろそろ最奥も目指さないとねぇ
猫カフェの良さが分かったような気もする
今度遊びに行ってみよ〜


 幻想竜域キングアーサーの王都キャメロット。
 都を囲む城壁に密かに開いている『裂け目』から内部に入れば。
 そこに存在するのは、侵入者を翻弄するほどの罠が張り巡らされた広大な迷宮。
 その迷宮を突破しなければ、キャメロット内のアーサー王の居城までは辿り着けない。
 ということで、城壁迷宮へと続く『裂け目』を前に。
「もふもふ、ねこねこ迷宮……!」
「もふもふねこねこな城壁迷宮、テーマパークみたいな響きだねぇ」
「心躍る、でなくて恐るべき知略」
 改めて、ミア・メア(璃々・g07746)とカラタチ・リッカ(空言・g05558)は、これから挑む心躍る……いえ、迷宮に張り巡らされている恐るべき罠について口にしつつ、気合十分。
 そう……いざ挑むのは、もふもふでねこねこなテーマパーク……もとい、城壁迷宮なのである!
 出発前に聞いた話を思い返しながら、ミアはきりり。
「猫さんを集めて利用するなどラッキー……いえ言語道断ですの」
 そして、カラタチと頷き合って、改めて今回のお仕事への意気込みを語る。
「何としても敵の企みを阻止しましょうね! カラ!」
「あそ……お仕事がんばろ〜」
「がんばりましょうっ」
 もふもふねこねこ、頑張ります!
 それからわくわくそわそわ、るんるんと迷宮内へと向かったふたりが見たものは……!
 ――にゃーん。
 ――うにゃーん。
「ええ、本当に何方を向いてもねこ……ふわもふ……」
「ねこねこ、もふもふ、一面のふわふわ……」
 入口を潜り抜けたらそこは一面のふわふわもふもふ猫世界でした!
 七曜の戦い以降、猫などの動物に関してクロノヴェーダの警戒が強まったというが。
 キャメロットでもその対策が取られたらしく、王都やその周辺にいる猫達がこの迷宮に集められたらしい。
 そんな戦の思わぬ副産物……いえ、敵の対策の賜物である罠をうきうきと見回しながら。
 カラタチは尻尾をゆらゆら、首を小さく傾けつつも口にする。
「ネコの花畑……絨毯……うまい言葉は出てこないけど。のんびりごろごろ夢みる、お昼寝したくなる光景〜」
「お昼寝良いですねえ! ねこもふの最高な夢が見れそうですの」
 それから、こくこく頷くミアへとふと訊ねてみる。
「ミアちゃんはネコ派イヌ派? それともキツネ派だったりする〜?」
 ……一緒に来てるけどそういえば、知らないなぁと思って、と。
 彼女の好きな、もふもふの派閥を。
 自由気ままな猫のもふも良いし、無邪気な犬のもふもまた然り、それともクールな狐のもふもまた良いものだが。
 彼の問いに、ミアは迷わずにこう答える。
「ミアは全てのもふもふを愛する派です!」
 全部大好きです!
「全てのもふもふを愛する派ステキだねぇ。どんな耳も尻尾も魅力的ってことかな」
 そうぴこぴこお耳を揺らしつつ、ミアのもふへの情熱にほわほわ紡ぐカラタチ。
 とはいえ、迷宮内をとことこもふもふ歩いている猫さん達を見遣れば。
「……なのですが最近少しネコ派に傾き気味でして。キツネ派も大変すばらしいと思います!」
 ちょっぴりだけ心傾くも、でも狐さんもやはり良いと思うのだ。
 すぐ隣でぴこゆらしている、彼の尾や耳をちらりと見つめて。
 そんなミアが何気に眺めている尻尾をゆうらりさせながらも、カラタチが告げるのは少し予想外な言葉。
「俺様はネコになるの良いなぁと思ってて」
「おや意外、カラはネコ派なのですね」
 そう自分と自分の耳尻尾を見る彼女にこくりと頷いて。
 猫に心惹かれる理由を口にするカラタチ。
「めちゃくちゃ伸びるの楽しそうだよね」
 それは、うにょーんと胴体が伸びるから!
 その理由にミアも頷きながら、足元に丁度寄って来た子をふと抱き上げてみれば。
「確かに液体のごとく伸びるのはネコさんの特権」
 ――びよーん。
「わあ伸びる」
「わぁアイスみたい〜」
 めちゃ伸びています、ええ!
 そして、自分達も遊んで~みたいな風に次々近寄ってきた猫達の要望通り、ぴこぴこっ。
 ミアは持参した猫じゃらしでてしてししてくる茶虎さんを翻弄しつつ遊んだり。
 ころんと甘えてきた三毛さんの顎下をなでなでしてあげたりしながらも、ふとカラタチの方を見遣れば。
「カラは……猫さんと毛色で一体化されてますの」
 猫と同化しているその姿にぱちくり。
 カラタチは寄って来た猫たちをじいと見つめて。
「白猫、灰猫……なんとなく毛色が近い」
 ふりふりする尻尾にふにゃっとじゃれてきたり、気に入られたような猫と戯れ合いながらも。
 存分にもふもふしつつ、再び首をこてり。
「うちの素っ気ない管狐とは大違いだなぁ。それともキツネは愛想のなさが売りなのか……」
 同じもふもふでも、てしてし寄ってくる猫とは違い、塩な対応をしてくる普段傍らにいる管狐を思い返して。
 その声に、全てのもふもふを愛する派のミアはぴくり。
「ほう、カラの管狐さん? ツンな狐さんも大変宜しいかと存じます」
 反応を示し、真顔でそう紡げば。
「ミアちゃん会ったことあったっけ?」
「確とお会いした事は無かったと思いますの」
「挨拶の機会に恵まれたときには、ツンをデレにしてくれても嬉し〜」
「ご挨拶の機会に恵まれましたら、ぜひ!」
 ツンツン狐さんをツンデレ狐さんにするもふもふな機会をいずれ是非!
 それから、目一杯遊んで、もふって、埋もれて、吸って、肉球もふにふにして……猫まみれを存分に堪能すれば。
「現実に戻るのは名残惜しいけど、そろそろ最奥も目指さないとねぇ」
「うう、残念ですが発たねばなりませんか……」
 カラタチの言葉に頷きつつも、心から残念そうに紡ぐミア。めっちゃ罠に嵌っている気が……?
 いや、猫さんと仲良くなることは、この迷宮を穏便に突破するために必要なこと。きっと多分。
 そして、名残惜しいけれど、もふもふ猫達をそっと掻き分けつつ、迷宮の最奥へと向かいながら。
 カラタチは狐の耳尻尾をぴこり、ゆらゆら。
「猫カフェの良さが分かったような気もする」
「猫カフェ! 今度行ってみましょうか」
「今度遊びに行ってみよ〜」
 お仕事を完遂して帰還したら早速、新宿島 猫カフェ で検索です!
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【強運の加護】LV2が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【グロリアス】LV1が発生!

天絹・蠱白
アリスせんせー(g01948)引率

セリフは平仮名カタカナのみ
〜ですの多用
能力覚醒まで入院生活し、覚醒後もそのまま病室に居着いてるので実際にペットと触れ合ったこと皆無
犬猫くらいは普通に知ってるけど、基本ディアボロスの変身としか関わってないから扱い方を知らず人形やぬいぐるみに触る調子で色々と雑(悪気はないし叱られたら反省して行動を改める)

◆行動
「わーい、ねこさんですの~♪」
(てけてけ無造作に追いかけて警戒されて逃げられる)

「おいかけっこですの? まけないですの!」
(ギア上げてガチで猛然と追いかけてガシッと尻尾鷲摑みして引き寄せようとしたところで先生に叱られビックリして手を止める)

「…ごめんなさいですの」
(しゅんと凹み、猫の誘い方や抱き方、与えてはいけないエサ等の注意事項を習い実践)

迷宮の探索は頭の触覚をひくひくピコピコ反応させて思うままに進む
「たんけん たんけん だいぼーけ~ん♪ ですの」
(パラドクスどころか昆虫本来の精度も怪しい、指を舐めて風の流れを見る程度のレベル)
シルクちゃんは罠を警戒


宇佐美・アリス
蠱白さん(g02455)の引率
奪還できてないが川越の実家に猫(茶毛雑種オス推定12歳)がいるので、ある程度は慣れている
【アイテムポケット】使えないのが地味に面倒ね
タッパーに詰めた茹でたササミ、アスパラや毛糸玉、マッピングに使う筆記用具を詰めたエコバッグを持ち込むわ
(完全に買い物中の主婦のそれ)

一応、地図は書きながら進むけど、じゃれついてくる〜
尻尾をフリフリしたり適当に遊んであげたり、オヤツで注意を逸らしながら、真面目に進むわよ。大人ですからね
(実際は近づいてくる子をだっこし、モフリ愛でつつの迷宮探索)

蠱白さんの無理な行動には、びっくりはするけど、生い立ちを考えると仕方ない面もあるので、猫の安全最優先で優しく注意する
意思を持った生き物であること
蠱白さんも急に現れた巨人に掴まれてわしわしされたら、怖いし嫌でしょ?
正しい接し方を教えてあげる
(この一帯の子はしばらく寄ってこなそうなので、この隙に進むとい言う大人な判断を取り、教えるのは別の区画)


 王都キャメロットを囲む城壁の『裂け目』から、難なく迷宮内へと侵入果たして。
 外から見た時は想像ができなかったほどの広い迷宮内を見回してみれば――そこは、一面のもふもふであった。
「うにゃあ~」
「にゃーん」
 そう、キャメロットやその周辺から集められたという、猫、猫、猫まみれな迷宮!
 そんなもふもふねこねこな光景を眺めを眺めながら。
「アイテムポケット使えないのが地味に面倒ね」
 宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)はそう紡ぐも。
 タッパーに詰めた茹でたササミ、アスパラや毛糸玉、マッピングに使う筆記用具。
 肩にしっかりと引っかけているエコバッグの中身は、迷宮攻略のために有効なものばかり。
 完全に見た目は買い物中の主婦……?
 何せここは、パラドクスも効果も使えない迷宮ですから。
 そんなアリスの準備が完璧なのは、ある程度慣れているからである。
 最終人類史への奪還はまだ叶ってはいないが、川越の実家にいるのだ。茶毛雑種オス推定12歳の愛猫が。
 そして猫の扱いにも慣れた風に、城壁内は迷宮になっているから、一応地図は書きながら進む……けれど。
「にゃあ~」
「ふにゃーんっ」
「じゃれついてくる〜」
 てしてしっとおやつおねだりしたり、遊んで~とじゃれついてくる猫達。
 これぞねこねこ迷宮の罠……!?
 けれどアリスは慣れているから、尻尾を猫じゃらしみたいにフリフリ、適当に遊んであげたり、おやつでうまく気を逸らしながらも。
(「真面目に進むわよ。大人ですからね」)
 近寄って甘えてきた子を抱っこしてもふもふ、またもう1匹の子をなでなでもふもふ。
 沢山愛でつつの迷宮探索です!
 そんな手慣れたアリスとは逆に。
「わーい、ねこさんですの~♪」
 テンションがうきうき上がっている天絹・蠱白(時紡ぎの蚕・g02455)は、勿論犬や猫は可愛い、ということは普通に知ってはいたが。
 能力覚醒まで入院生活していて、覚醒後もそのまま病室に居着いてるから、当然実際にペットと触れ合ったことなどこれまで皆無で。
 動物といえば、基本ディアボロスの変身としか関わってないから、扱い方を知っているわけもなく。
「!? ふにゃっ!」
 急にてけてけっと駆け出した蠱白に驚いて、ぴやっと警戒し逃げていく猫達。
 寝ている子を可愛がろうと、もふっと掴めば、ふにゃあ! と猫さんもびっくり。
 蠱白本人はうきうきるんるん、悪気など当然全くなく、猫さんと遊んで可愛がりたいって思っているのだけれど。
 何せ経験が皆無だから……その接し方や触り方は、人形やぬいぐるみに触るような調子で色々と雑であった。
 それからねこだまりを見つければ、さらにわくわく突撃!
「ふにゃっ!?」
「うにゃんっ!?」
「おいかけっこですの? まけないですの!」
 一斉に散り散りになるねこだまりを見て、遊んであげる気持ちで蠱白はギア全開!
「ふぎゃっ!」
 ガチで猛然と追いかけて――ガシッ!
 鷲掴みしたのは、もふもふの猫ちゃんの尻尾。そして抱っこしてあげようと、よかれと思って引き寄せようとしたが。
「!? 蠱白さん、ちょっと待って」
 アリスはそんな蠱白の行動に一瞬びっくりするけれど。
 でも、彼女の生い立ちは知っているから。それを考えると、仕方ない面もある、と。
「とりあえず、猫の尻尾を放してあげてね。びっくりしてるみたいだから」
「おいかけっこじゃないですの?」
 蠱白はそんなアリスの言葉にこてりと首を傾けながらも、言われたことにビックリして手を止めて。
 握っていた尻尾を放してあげれば、ぴやっと逃げていく猫。
 そんな猫の安全を最優先にしながらも。
「猫もね、意思を持った生き物よ。蠱白さんも急に現れた巨人に掴まれてわしわしされたら、怖いし嫌でしょ?」
 そう諭すように優しく注意すれば、しゅんと凹んでしまったものの。
「……ごめんなさいですの」
 アリスの言葉を聞いて、ちゃんと謝る蠱白。
 そして、正しい接し方を教えてあげようとは思うけれど。
(「この一帯の子はしばらく寄ってこなそうなので、この隙に進みましょうか」)
 大人な判断を取り、ここは迷宮を先に進むことにして。
 次の区画で、猫の誘い方や抱き方、与えてはいけないエサ等の注意事項を蠱白に教えてあげれば。
 習った通り、そうっと近くにいた白猫さんに手を伸ばしてみれば、もふっ。
 逃げられることもなく、よしよしすることに成功して。
 習った通りにそうっと優しく抱っこしてみれば。
「ねこさん、もふもふですの♪」
 ふわふわくすぐったい猫のもふもふさに、猫を脅かさないようにきゃっきゃ。
 それから、猫と優しく遊んだりもふもふしたり、他にも色々と教わりながら。
「たんけん たんけん だいぼーけ~ん♪ ですの」
 罠を警戒するシルクちゃんやアリスと一緒に、頭の触覚をひくひくピコピコ反応させて。
 思うままに、迷宮を進んで探検する蠱白。
 その触覚の精度は昆虫本来のものかどうかも怪しいし、指を舐めて風の流れを見る程度のレベルかもしれないけれど。
 でも何より、ご機嫌にピコピコ――猫の尻尾と同じように、楽しそうに揺れているし。
 猫にはじめて触って、アリスせんせーに接し方や他にも色々と教えてもらって。
 これでまたひとつ、いい子になった蠱白であった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【活性治癒】がLV3になった!
【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【ドレイン】がLV3になった!
【ダメージアップ】がLV2になった!

捌碁・秋果
【秋逸】
ネコチャン…。ベラポヨちゃんを思い出しますね、元気にしているでしょうか

ネコチャンと遊ぶオモチャを持ってきました、作り物の蝶々です
これに糸を括って上手に動かすと、羽がひらひらしてネコチャンの興味を引けます
さあ伏見さんやりますよ

むむ、なかなかネコチャンが釣れません
いったい何故…

いいことを思いつきました! 伏見さん、しっぽをかしてください!
(蝶の括られた糸を尻尾のトゲに結んでいく。蝶が5羽ほど括られたご機嫌な尻尾)
伏見っぽ+蝶々! これにはネコチャンもまっしぐらです!

さあさあ伏見さん、しっぽを動かしてください
…びたんはダメです、ネコチャンがびっくりしますから
こう、ネコチャンを誘うように…蝶々がひらひらするようにテクニカルにですね…

おおっ、ネコチャン達がチラチラ伏見っぽを見ています…
少しずつ近づいてきて………かかりました!
ネコチャンが2匹も伏見っぽに。かわいい~!(携帯端末で撮影)
伏見さんに後でお写真見せてあげますね

おっと、もうサヨナラの時間でしょうか
ばいばいネコチャン!


伏見・逸
【秋逸】(アドリブ歓迎)
猫。確かに猫だ。…なんでこんなに猫が。
(説明を聞いてはいたが、実際に目にして状況を受け入れられるかは別)
ベラポヨ…あの猫なあ。そうだな、元気にしてるといいな
あいつみてえにバリバリ引っ搔いてくるんじゃなけりゃ、通るのは簡単だ、ろ……?
…何やってんだ捌碁。遊ぶ気満々か。

捌碁が猫を釣りにかかるのを眺めているが、急に自分(の尻尾)に話が飛んできて慌てる
尻尾をいじられている間、「尻尾は貸し借りするもんじゃねえ」などとむすっとしているが拒絶はしない

伏見っぽ…妙な呼び名までつけやがって

一応、言われた通りびたんは我慢して、蝶の玩具がついた尻尾をふりふり
テクニカルってどういう事だよ…などとぶちぶち文句を言いつつ
迷宮を抜けるまでは玩具を振って猫を釣りにかかる
背中に翼もあるので、動かしている尻尾周りがどうなっているのか自分ではよく見えないし、うまく撮影もできないので若干不満げ
尻尾は硬いので猫に引っ掻かれても痛くはない(多分)

なあ、なんかくっついてねえか。尻尾が重いんだが。気のせいか


 赴く前に、説明は聞いていた。
 そして城壁に生じている『裂け目』を潜って足を踏み入れた迷宮の光景は、その話通りに。
「猫。確かに猫だ。……なんでこんなに猫が」
 そう、猫だらけであった。
 話には確かに聞いていたが、でも実際にそれを目にして状況を受け入れられるかはまた別の話だ。
 そんな眼前のねこねこ迷宮に戸惑いが隠せない伏見・逸(死にぞこないの禍竜・g00248)とは逆に。
「ネコチャン……。ベラポヨちゃんを思い出しますね、元気にしているでしょうか」
 にこにこ楽し気に周囲を見回しながら、捌碁・秋果(見果てぬ秋・g06403)は懐かしそうにそう口にする。
 少し前に、逸と一緒にお世話した猫・ベラポヨのことを思い返しながら。
 そう聞いて、秋果と同じように。
「ベラポヨ……あの猫なあ。そうだな、元気にしてるといいな」
 あの時のことを思い出してみれば、シャンプーするだけでも一苦労であったことが蘇ってはちょっぴり苦笑してしまうも。
「あいつみてえにバリバリ引っ搔いてくるんじゃなけりゃ、通るのは簡単だ、ろ……?」
 そう言いかけて、何やら持参したものをガサゴソ取り出す秋果に気付いて。
「……何やってんだ捌碁」
「ネコチャンと遊ぶオモチャを持ってきました、作り物の蝶々です」
 じゃーんと満を持して手にしたのは、そう!
「これに糸を括って上手に動かすと、羽がひらひらしてネコチャンの興味を引けます」
「遊ぶ気満々か」
 猫ちゃんの気を引くための、蝶々のオモチャです!
 それから……さあ伏見さんやりますよ、と。
 ――ひらひら~ゆらゆら~。
 早速、蝶々の羽を巧みにひらひらゆらゆらとさせてみる秋果であったが。
「むむ、なかなかネコチャンが釣れません。いったい何故……」
 蝶々の造形も動かし方も、なかなかアーティスティックな気がするのに。
 じいと見つめる子はいても、かかる子はいなくて。
 首を傾けつつも真剣に考えていた、その時。
 自分がひらひらして猫を釣りにかかるのを眺めている逸が、尾を無意識に動かした瞬間――てしっと。
 1匹の猫が手を伸ばしたのみれば、ハッとする秋果。
「! いいことを思いつきました!」
 そう、良いアイディアがピンと閃いたのだ。
 その思い付きとは!
「伏見さん、しっぽをかしてください!」
 そして急に自分……いや、自分の尻尾に話が飛んできて、逸は慌てるものの。
「尻尾は貸し借りするもんじゃねえ」
「あ、伏見さん、動かないでください……」
 蝶の括られた糸を尻尾のトゲに結んでいって――出来上がったのは、蝶が5羽ほど括られたご機嫌な尻尾!
「伏見っぽ with 蝶々! これにはネコチャンもまっしぐらです!」
「伏見っぽ……妙な呼び名までつけやがって」
 そして秋果は、満を持して告げる。
「さあさあ伏見さん、しっぽを動かしてください」
 こう、付け加えて。
「……びたんはダメです、ネコチャンがびっくりしますから。こう、ネコチャンを誘うように…蝶々がひらひらするようにテクニカルにですね……」
 そして逸は一応、言われた通りびたんは我慢して――蝶の玩具がついた尻尾を、テクニカルにふりふりっ。
「にゃーん?」
「ふにゃー」
「おおっ、ネコチャン達がチラチラ伏見っぽを見ています……」
 そして、てててっと近寄ってきた猫ちゃんが。
 ――てしてしっ、ぴょこぴょこっ。
「少しずつ近づいてきて………かかりました! ネコチャンが2匹も伏見っぽに。かわいい~!」
 見事に伏見っぽで、猫ちゃんゲットです!!
 それをすかさず携帯端末で撮影してから。
「テクニカルってどういう事だよ……」
 背中に翼もあるし、動かしている尻尾周りがどうなっているのか自分ではよく見えないし、うまく撮影もできないから若干不満げながらも。
 ぶちぶち文句を言いつつ、逸は迷宮を抜けるまでは玩具をふりふり、猫を釣りにかかって。
「伏見さんに後でお写真見せてあげますね……あっ、もう1匹とびつきました!」
 伏見っぽ、大人気です!?
 けれど、そろそろ最奥が近づいてきたようだから。
「おっと、もうサヨナラの時間でしょうか。ばいばいネコチャン!」
 そう最後にもふもふしつつ、秋果が抱っこしていた猫ちゃんをおろしてあげれば。
 それを見守りつつ、逸はふと首を傾ける。
「なあ、なんかくっついてねえか。尻尾が重いんだが」
 ……気のせいか、って。
 何せご機嫌な伏見っぽは硬いから、猫に引っ掻かれても。
 そしてちょこりと乗られていても……なかなか気付かないから。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【活性治癒】がLV4になった!
【泥濘の地】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!

オリヴィア・ボージェ
初めてのお仕事で緊張しますし、少し怖いですけれど…閉じ込められているなんて可哀想ですし、迷宮の中もたくさんの猫さんと一緒なら頑張れる気がします…っ。

感動です…っ。こんなにたくさんの猫さんがいるのを初めて見ます…っ。

こ、こんにちは。オリヴィアです。
よろしくお願いします…。

仲良しになれるように猫さんなら絶対に好きだと教えて頂いた液状おやつを持ってきました。お気に召すと良いのですけれど…。

ドキドキしながらご挨拶をした後は
斜め掛したショルダーバックから猫じゃらしを出して遊びます。
……はぁ~、可愛いですぅ…。


ひとしきり遊んだらスケッチブックを取り出して色鉛筆で猫さんをスケッチさせてもらいます。
本当は水彩でじっくり描きたいんですけど、今日は色鉛筆で我慢です。

ツンとしたスレンダー黒猫さんは格好良いし
長毛の大きい猫さんは貫禄たっぷりです。
お昼寝している仔猫さん団子も言葉に出来ないくらい癒されます。

……は、つい夢中になって描いていて時間を忘れるところでした。
最奥に向かわなくては…!


 キャメロットの城壁は、聞いていた通り見張りもいなくて。
 見つけた『裂け目』から、そっと迷宮に侵入を果たしたオリヴィア・ボージェ(月下狼人・g10204)は。
「初めてのお仕事で緊張しますし、少し怖いですけれど……」
 これが、ディアボロスとしての初任務。
 けれどどきどきするけれど、周囲を見回せば。
「閉じ込められているなんて可哀想ですし、迷宮の中もたくさんの猫さんと一緒なら頑張れる気がします……っ」
 迷宮に沢山いる猫たちを見回して、そうこくり。
 それから、てくてく近寄ってきた猫さんに、ぺこり。
「こ、こんにちは。オリヴィアです。よろしくお願いします……」
 それから、そうっと取り出して差し出すのは――。
「仲良しになれるように猫さんなら絶対に好きだと教えて頂いた液状おやつを持ってきました」
 お気に召すと良いのですけれど……。
 そう見守っていれば、うにゃんっと大喜びでおやつを食べる猫ちゃん。
 さすが、猫まっしぐらなおやつです!
 そしてドキドキしながらご挨拶をした後は、斜め掛したショルダーバックから、すちゃり。
 手にしたのは――そう、猫じゃらし!
 ぴこぴこっと振ってみれば、うにゃんっ、てしてしっ。
「……はぁ~、可愛いですぅ……」
 夢中になってじゃれる姿にほわほわ和んで、ひとしきり遊んで。
 今度は、スケッチブックを取り出して色鉛筆で猫さんをスケッチ。
(「本当は水彩でじっくり描きたいんですけど、今日は色鉛筆で我慢です」)
 ツンとしたスレンダー黒猫さんは格好良いし。
 長毛の大きい猫さんはもっふり、貫禄たっぷり!
(「お昼寝している仔猫さん団子も言葉に出来ないくらい癒されます」)
 もふもふねこだまりも、すかさずスケッチして。
 少し抱っこさせてもらって、もふもふ癒されていたオリヴィアだけれど。
「……は、つい夢中になって描いていて時間を忘れるところでした」
 ――最奥に向かわなくては……!
 うっかり、敵のねこねこもふもふな罠に嵌りそうに?? 名残惜しいけれど、迷宮の最奥に向かいます!
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【狼変身】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!

ナイン・スカーレット
アドリブ&連携歓迎
(ねこ大好きだから、もはやねこ愛の溢れる方々へのご褒美)

ねこさん、ねこさん、ねこさん・・・ハッ・・わたしはねこ。

なので此処のねこさん達が封じ込められてるのは流石に可哀そう・・?(ねこさんの様子を見て思案顔)割と満足してるねこさんも居そう。

ゆっくり進んでいきます。ちなみに懐いてきてくれる子には新宿島より持ち込んだ大量の「ちゅーる」を上げちゃいます。出来るだけ皆に分けてあげます。

「ふっふっふーちゅーるの魔力だ~。存分に味わうと良いよ~」どのくらい要るか判らないけど、ねこスキーにはたまらない空間・・・ちゃんと進んでるから安心して?

通常人間がクリアできる範囲って聞いてるから何とか目的地まで行くよー。疲れたら、ねこさんと遊べば回復するし、ねこさんもお腹が膨れるって算段。超大事ー!

さて、ねこでも何でもない像なんて猫になった(装備した)私達の敵じゃない。ねこぱんち(素早いスマッシュ)


 キャメロットの城塞の内部に広がる迷宮に、『裂け目』から足を踏み入れて。
 ナイン・スカーレット(ねこの隣人・g07595)は周囲を見回して、そわり。
 だって、迷宮内には、猫、猫、猫だらけ!
 それはドラゴンが仕掛けたおそるべし罠だというが。
 ねこをこよなく愛してねこになってしまった吸血鬼であるナインにとっては……いや、ねこ愛溢れる人にとっては。
 もはや、ねこねこなご褒美……??
 いいえ、これは罠なのです……!
 けれど、いやだからこそ。
「ねこさん、ねこさん、ねこさん……ハッ……わたしはねこ」
 一応、見回したところ、自由気ままに過ごしているようには見えるが。
 自分がここの猫の立場になったことを思えば、
「なので此処のねこさん達が封じ込められてるのは流石に可哀そう……?」
 そう首を傾けるナインだけれど。
 改めて、じいと猫達の姿を見て、やはり思う。
「割と満足してるねこさんも居そう」
 とはいえ、今はそうでも、今後はどうなるかわからないし。
 ねこねこ迷宮を突破するべく、ゆっくり進んでいくナイン。
 そして、てしてしっとしてに懐いてきてくれる子がいれば、すかさず渡してあげる。
 そう――新宿島より持ち込んだ大量の「ちゅーる」を上げちゃいます!
 ちゃんと、そんな猫が大好きなおやつを、出来るだけ皆に分けてあげながら。
「ふっふっふーちゅーるの魔力だ~。存分に味わうと良いよ~」
 どのくらい要るか判らないけど、ねこスキーにはたまらない空間……と。
 おやつの気配を察したのか、ますます集まってくる猫達を改めて見守し、ナインはそうご機嫌になるけれど。
(「ちゃんと進んでるから安心して?」)
 なんとなく、そう心の中で言っておきます……?
 いや、もふもふねこさんはいっぱいだけれど、通常の人間がクリアできる範囲ではあると聞いてるから。
 猫さんと遊びながらも、何とか最奥まで進むべく、迷宮を巡って。
 ちょっぴり疲れたって、ねこさんとうにゃうにゃ楽しくじゃれ合って遊べば回復するし。
 あげたおやつで、ねこさんもお腹が膨れるという、何とも抜かりない算段である。超大事ー!
 それから、この先にあるという像だって。
(「ねこでも何でもない像なんて猫になった私達の敵じゃない」)
 猫の装備をしてねこぱんちすれば、きっと楽勝です!
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【凌駕率アップ】LV1が発生!

諷和・もこ
わ、猫さんがいっぱいなんだよ!
…ここを攻略したら、キャメロットを…キングアーサーを取り戻す手助けに、なれるんだよね…?
そうすることが弔いになるとは思ってないけど、でも、裏切ってしまったスカアハさんたちの…フローリアさんたちのいたディヴィジョンだから、少しでも、何かの役に立てればって……

…あ、猫ちゃん
なぁに、慰めてくれてるの?
ありがとう、でも、そんな価値なんてボクには…
ひゃわわ、くすぐったいんだよ!
気負いすぎって、言ってるのかな?
やさしいね
でも…ん、そうだね
そろそろ、前を向いて進まなきゃ、だよね
ありがとう、猫ちゃん
来てよかったんだよ

……動物さんは傷ついてる人がわかるって聞いたことがあるんだよ
……まだ七曜の戦いを引きずってること、気づかれちゃったのかな

猫ちゃん達、お家に帰りたいよね
すぐにボク達が帰してあげるんだよ
だから、安心してね

でも、その前に…ちょっとだけ、ぎゅーってさせてほしいんだよ
あったかい体温を、感じたいから

落ち着いたら猫ちゃんたちにお別れして先に進むんだよ
さっきより前を向けてるかな


 以前にも訪れたことがある、王都キャメロット。
 その時は、正面の門から街の中に侵入したけれど。
 今日は城壁に開いている『裂け目』から侵入する、諷和・もこ(ふわもこうとうと・g01739)。
 そして足を踏み入れた迷宮を見回せば、思わずぱちくり。
「わ、猫さんがいっぱいなんだよ!」
 それから、ふとこう続ける。
「……ここを攻略したら、キャメロットを……キングアーサーを取り戻す手助けに、なれるんだよね……?」
 思い返すのは、裏切ってしまったスカアハのこと。
(「そうすることが弔いになるとは思ってないけど、でも、裏切ってしまったスカアハさんたちの……フローリアさんたちのいたディヴィジョンだから、少しでも、何かの役に立てればって……」)
 けれど、もこはふと足元に視線を向けて。
「……あ、猫ちゃん。なぁに、慰めてくれてるの?」
 足元でてしてししているのは、1匹の藍色の猫ちゃん。
 そんな姿に和みながらも、ふるりと首を横に振って。
「ありがとう、でも、そんな価値なんてボクには……」
 そう呟きを落とすけれど。
「うにゃーんっ」
「ひゃわわ、くすぐったいんだよ!」
 ぴょこんっと飛び掛かって来て、ふにふに肉球でてしてししてくる猫ちゃん。
 そんな肉球の感触も、ふわふわ毛並みも、くすぐったくて……あったかくて。
「気負いすぎって、言ってるのかな?」
 ……やさしいね、って。
 そう、なでなでしてあげれば。
 色々と複雑な思いはあるけれど、やっぱり。
「でも……ん、そうだね。そろそろ、前を向いて進まなきゃ、だよね」
 俯いていた顔を上げて、先を見つめるもこ。
 そして手を振って、仲間のもとへと戻っていく猫さんを見送る。
「ありがとう、猫ちゃん。来てよかったんだよ」
 それから猫さんたちを見まわしつつ、もこは思うのだった。
(「……動物さんは傷ついてる人がわかるって聞いたことがあるんだよ」)
 ……まだ七曜の戦いを引きずってること、気づかれちゃったのかな――なんて。
 そして、くるりと再び、ねこねこ迷宮を見回して。
「猫ちゃん達、お家に帰りたいよね。すぐにボク達が帰してあげるんだよ」
 ……だから、安心してね。
 そう、しっかりと約束して。
 ――でも、その前に。
「ちょっとだけ、ぎゅーってさせてほしいんだよ」
 あったかい体温を、感じたいから……ぎゅーっ。
 そんなあたたかさは優しくて、心地良くて、落ち着くから。
 もこはひとつ頷いてから、猫ちゃんたちにお別れして、先へと進む。
 ――さっきより前を向けてるかな、なんて。
 さっきまでとはきっと、ちょっぴり違う表情で。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【強運の加護】がLV3になった!
効果2【グロリアス】がLV2になった!

朔・彗藍
リビト(g00145)と

猫さんたちで足止め……なんて
卑怯ですう……!
じゃれ合ってころころ落ちてる
猫さんのお腹を撫でながら
抗えない誘惑……

リビトの足元にも
猫さんいっぱい擦り寄ってます
可愛い……
これでは攻略どころか前に進めません
でも今日はすーぱーあいてむを持ち込んでいます!
じゃーん!魚さん付猫じゃらし!
遊びながら猫さん達誘導して進む作戦
リビト、振ってみます?
寄ってきてくれた白い毛並みにブルーの瞳の猫
ちょっとリビトに似てるのです…綺麗な瞳とか
ふふ、私にも似てる猫さん?

っとと、あ、ノルンも気になって……!
猫じゃらしに反応して帽子の中から
しゅっと肉球や顔をちらり覗かせ
実は今日一緒に連れてきてて
猫のことは猫が詳しいかなって
リビトとは初めまして、ですね
ノルンっていいます、宜しくですよう
黒猫はにゃーうと挨拶がてら彼の肩へジャンプ
ごろごろ喉を鳴らして頬擦り

遊んでたら更に猫さん
沢山集まって来たですね…
寄ってきた三匹を思わずぎゅっと抱いて
リビト…あのね、もう少しだけ
この子達と一緒に遊んでもいい?


津・リビト
彗藍(g00192)と

ふふ、可愛い足止めだな
お腹を撫でる彗藍の姿をほこほこ見守って
――この誘惑には誰も抗えない

ん、本当だ
あごの下をそっと人差し指で優しく撫でれば
嬉しそうに鳴く猫に満足気な表情を浮かべた

触れる力加減が分かってきて嬉しい。なんて思いながら
彗藍が持つあいてむに目を見開き
魚付ねこじゃらし、だと!?
沢山の猫が彗藍の元に駆け寄っている!
これは凄いあいてむだな

俺も良いのか?
猫じゃらしを受け取りふりふり
意外と扱いが難しい
ふふ、俺に似ているだろうか
……この猫は彗藍に似ているな
もこもこな仔猫を抱き抱えてみせた

! そんなところに隠れていたのか
彗藍から話は聞いていたが会うのは初めましてだな
ノルン、俺はリビトだ
挨拶をしながら肩に乗るノルンの頭を撫で
――っと。ふふ、人懐っこくて可愛いな

遊び疲れて離れていくだろうと思っていたが
むしろ先程より集まってきた猫に、目を瞬かせ
そろそろ、此処から離れ――
と、続きの言葉を言う前に彗藍と猫達の視線に気付けば
動きを止め抱き抱えている猫の頭を撫でて

もう少しだけ、遊ぼうか


 王都キャメロット城壁には、中へと続く迷宮が広がっているらしい……というが。
 そこには、ドラゴンの仕掛けた恐るべき罠が張り巡らせているという。
 そして今、城壁迷宮内へと侵入を果たした朔・彗藍(ベガ・g00192)は、ふるりと首を振る。
「猫さんたちで足止め……なんて、卑怯ですう……!」
 その罠――ねこねこもふもふだらけの迷宮の風景を目の当たりにして。
「ふふ、可愛い足止めだな」
 津・リビト(釣人・g00145)はそうくるりと周囲を見回しつつも。
 じゃれ合ってころころ落ちているもふもふ猫さんのお腹を撫で撫でする彗藍の姿をほこほこと見守って。
「抗えない誘惑……」
 感嘆の息と共に届いた声に、思わずこくりと頷かずにはいられない。
 彗藍に撫でられて、ふにゃーんと甘えたように鳴く猫さんを見れば。
 ――この誘惑には誰も抗えない。
 なんという、恐ろしいねこねこもふもふの罠……!
 そしてその罠は、リビトにも迫る。
「リビトの足元にも、猫さんいっぱい擦り寄ってます」
「ん、本当だ」
 てしてしっとされていることに気付き、リビトはふとしゃがんでから。
 手を伸ばし、あごの下をそっと人差し指でさわさわ優しく撫でてみれば。
「にゃあ~」
 気持ち良さそうに瞳を細めて嬉しそうに鳴く猫に、ほわり満足気な表情を浮かべて。
 ……触れる力加減が分かってきて嬉しい。
 なんて思いながら、引き続き優しくこしょりと撫でてあげる。
 猫は可愛い、それはどうしても抗えない事実。
「可愛い……これでは攻略どころか前に進めません」
 けれど、このまま敵の思惑通りに足止めされっぱなしというわけにはいかないから。
 彗藍は満を持して、しゃきんと取り出す。
「でも今日はすーぱーあいてむを持ち込んでいます!」
 ――じゃーん! 魚さん付猫じゃらし!
 そう、遊びながら猫さん達を誘導して進む作戦なのです!
 そんなぴこぴこ揺れるあいてむに、リビトは大きく目を見開いて。
「魚付ねこじゃらし、だと!?」
 ぴこり揺れるそれを見つめていれば。
 ――ぴこぴこっ。
「ふにゃあっ」
「うにゃん!」
 ――ぴょこぴょこ、てしてしぃっ。
「沢山の猫が彗藍の元に駆け寄っている!」
 彗藍がふりふりしている猫じゃらしに即食いつく猫さん。
 いや、他の猫も一緒に揺れる魚さん目掛けて、ぴょんっ。
「これは凄いあいてむだな」
「リビト、振ってみます?」
「俺も良いのか?」
 彗藍から同じ魚さん付き猫じゃらしを受け取れば、同じようにふりふりぴこらせてみるリビトだけれど。
「意外と扱いが難しい」
 猫じゃらし、意外と奥が深いです……?
 でも、ふにゃん、と。
 猫じゃらしにつられ寄ってきてくれたのは、白い毛並みにブルーの瞳の猫。
「ちょっとリビトに似てるのです……綺麗な瞳とか」
「ふふ、俺に似ているだろうか」
 お揃いの色の瞳を細め、リビトは白猫さんへと猫じゃらしをぴこり。
 ぺしぺし遊んであげていれば、もう1匹。
「……この猫は彗藍に似ているな」
「ふふ、私にも似てる猫さん?」
 リビトがふと抱えてみせたもこもこな仔猫と、じいと彗藍はお見合いを。
 そうねこねこを満喫……いえ、迷宮を探索していれば。
 ――ぺちっ。
 彗藍の帽子の中からしゅっと出て来たのは、ふにふにの肉球……!?
「っとと、あ、ノルンも気になって……!」
 見れば、ちらり、顔を覗かせている紫眸の黒猫さんが。
 そう、愛し仔はいつも魔女の傍らに。
「実は今日一緒に連れてきてて。猫のことは猫が詳しいかなって」
「! そんなところに隠れていたのか」
 帽子からふいに伸びたおててと、覗く紫いろのおめめに、リビトは思わず瞬くも。
「彗藍から話は聞いていたが会うのは初めましてだな」
「リビトとは初めまして、ですね。ノルンっていいます、宜しくですよう」
 そう彗藍から紹介されれば――にゃーう、と。
 帽子から出て、ぴょこりと挨拶がてらリビトの肩へジャンプ。
 ごろごろ喉を鳴らして頬にすりすり。
 その感触がくすぐったくて、もふもふで。
「――っと。ふふ、人懐っこくて可愛いな」
 ノルンの頭をなでなでしてあげるリビト。
 そんなふたりの様子をほこほこ見つめながら、彗藍はふと気が付く。
「遊んでたら更に猫さん、沢山集まって来たですね……」
 あれだけ無邪気に飛びついてきたり、てしてししてくるものだから、遊び疲れて離れていくだろうと思っていたのだけれど。
 リビトはむしろ先程より集まってきた猫に、ぱちりと目を瞬かせて。
「そろそろ、此処から離れ――」
 ねこねこな罠にいよいよ動けなくなって、もふに完全に埋もれてしまうために。
 そう、彗藍へと視線を向ければ。
「リビト……あのね、もう少しだけ、この子達と一緒に遊んでもいい?」
 彼女の腕の中にはいつの間にか、新たに寄って来た3匹の猫ちゃん。
 続きの言葉を言う前にリビトは気が付く。じいと自分を見つめる、彗藍と猫達の視線に。
 そして進みかけた足を改めて止めて、みゃあ、と鳴く、抱っこされている猫さんの頭を順に撫でながら。
 リビトはこくりと頷いて返すのだった。
 ……もう少しだけ、遊ぼうか、って。
 悔いなく遊んで、そして心置きなく、迷宮の最奥へと進むために――あと、もうちょこっとだけ。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【猫変身】がLV2になった!
【隔離眼】LV1が発生!
効果2【ダブル】がLV2になった!
【命中アップ】がLV2になった!

●モラゴン像とねこねこ大変身!
 猫だらけの迷宮の誘惑に負けず、もふもふと迷宮の最奥まで進めば。
 そこは――行き止まり?
 いえ、よく見れば、行き止まりの部分は扉になっているようだが。
 叩いても押しても、うんともすんとも、全く動かない。
 それから、ふと見遣れば――めっちゃ不自然に置かれている、まんまる毛玉っぽいドラゴンの像と。
 各種、様々な色柄種類の、猫耳猫尻尾のセット。
 そう……これは、扉を開くための謎。
 しかもこの迷宮を統べるらしいドラゴンの像は、触ろうとしても謎の力が働いて弾かれてしまう。
 きっとねこねこ迷宮を突破してきた猛者でも、この仕掛けにはなかなか気が付かないだろう。
 像の周辺に無造作に置かれている猫耳尻尾が、魔法にゃんこに変身できる魔法具だなんてことは……!
 魔法の猫耳猫尻尾をつければモラゴン像にも触れられるようになり、さらに猫パンチの威力もつよっつよになるようで。
 さらに猫になりきればなりきるほど、猫パンチのその威力は増し増しになるらしい。
 なので、思い切り猫さんになって、うにゃん! とドラゴン像へと猫パンチをお見舞いして破壊する。
 それが、ねこねこディアボロスへと与えられた、ねこねこ大変身の試練である!
 そして予め事前に、幸いそれは判明しているから、復讐者達は迷宮の最奥で視線を巡らせる。
 自分に一番良く似合っていたり、自分好みの猫さんになりきれる、魔法の猫耳猫尻尾を選ぶべく。
名波・海音
モラゴン像を破壊する為に魔法のにゃんこになるのだわ!
えっと魔法のにゃんこになる為にここにある猫耳尻尾をつけるのよね。自前の耳尻尾あるんだけどな。まあ、どれか似合うもの付けよう。ボクは自前が茶トラなので、選ぶのも茶トラにする。

猫になりきって猫パンチするのにゃ!うにゃん!猫パンチ猫パンチ、時々猫キック。像を破壊する為ににゃんこパワーをフル稼働するのにゃ。猫パンチ連打にゃ!ボクの可愛い猫手で繰り出すパンチは強いのにゃ。
ちょっとパンチして様子見てまたパンチ。手応えに段々面白くなってきたのにゃ。連打連打パンチパンチ。
うにゃ!どこがよく効くのかにゃ。効率的に破壊出来そうな場所を探すのにゃ。猫耳と尻尾がぴょこぴょこ揺れてるにゃ。この耳と尻尾で怪しそうなところを感知出来ないかにゃ。
猫パンチしながら尻尾が揺れるにゃ。猫になりきればなりきれるほど威力が増すらしいけど、ボクは元から猫なのにゃ。

うにゃん!猫パンチパンチ!愛らしい猫パンチに倒されるのは幸運だと思うのにゃ!!


 ねこねこ迷宮の最奥、そこは行き止まりであった。
 けれど、いかにも怪しい開かない扉とまんまるなドラゴンの石像。
 そして周囲に無造作に置かれているのは、たくさんの種類の付け猫耳と猫尻尾。
 この迷宮の謎解きは、ある意味難解であるだろう。頭を使って解ける類のものではないからである。
 そう……ここは何せ、ねこねこ迷宮なのだから。
「モラゴン像を破壊する為に魔法のにゃんこになるのだわ!」
 名波・海音(猫忍・g10378)の言う通り、魔法にゃんこになること!
 まんまるモラゴン像を破壊すれば扉が開く仕掛けのようだが、この像は何も装備していない状態では触る事もできない。
 触れることができるのは、魔法の猫耳猫尻尾を付けたにゃんこだけ。
 ということで、海音は置かれている猫装備をくるりと見回して。
「えっと魔法のにゃんこになる為にここにある猫耳尻尾をつけるのよね」
 ……自前の耳尻尾あるんだけどな、と猫のお耳をぴこぴこ。
 海音は元から猫さんなのだけれど、魔法にゃんこにならないといけないから、似合いそうな猫装備を探して。
 元々茶トラなので、茶トラの猫耳猫尻尾をちょこり付けてみれば。
 耳尻尾が2倍になってちょっぴり猫のプライド的には複雑ではあるけれど。
 その思いも一緒に込めて、猫なんだけれど猫になりきって――猫パンチ!
 モラゴン像はまんまるなので、何気に壊すのもひと苦労そうであるが。
 ――うにゃん! 猫パンチ猫パンチ、時々美脚から繰り出す猫キック!
「猫パンチ連打にゃ! ボクの可愛い猫手で繰り出すパンチは強いのにゃ」
 像を破壊する為に、にゃんこパワーをフル稼働!
 ふにふに肉球から繰り出される猫パンチや猫キックは、屈強な猛者でもある意味めろめろにKOしてしまいかねないほどのもふもふ威力。
 海音はそんなにゃんこパンチを繰り出しては様子見して、またパンチ!
(「段々面白くなってきたのにゃ」)
 その手応えにゆらゆらご機嫌に尻尾を揺らしつつ、持ち前のスピードも駆使して、連打連打猫パンチ猫パンチ。
「うにゃ! どこがよく効くのかにゃ」
 ぱらりと像の破片が落ちるのを見つつ、効率的に破壊出来そうな場所を探しながら。
 猫耳と尻尾をぴょこぴょこ、耳と尻尾で怪しそうなところを感知出来ないか探ってみれば。
「そこにゃ!」
 狙うは、猫の肉球に比べても全然可愛くない上に、他の部分より脆そうな、モラゴンの鋭利な爪。
 猫になりきればなりきれるほど、像への攻撃の威力が増すという話であるが。
「ボクは元から猫なのにゃ。うにゃん! 猫パンチパンチ!」
 猫パンチしながら揺れる尻尾。そう、何せ海音はそもそも猫なのだから。
 ……愛らしい猫パンチに倒されるのは幸運だと思うのにゃ!!
 キュートな魔法にゃんこパンチが炸裂! 狙い通り、モラゴンの爪をぽっきりと破壊したのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【猫変身】がLV3になった!
効果2【ダブル】がLV3になった!

月下部・小雪
【毛玉猫】
ね、猫さんはやっぱり強敵、でした。
猫さんがにゃーにゃーと引き留めてきましたが……ボ、ボク達は猫さんを解放するために進まなきゃ、なんです!
ころころ転がって遊んでいるコダマも回収して、先に進みます!

ふぅ、ようやく見えてきました。あ、あれがモラゴンの像、ですね。
むむむっ、モーラットに似ていますが、あまり可愛く、ありませんね。
コダマが対抗して体当たりをしようとしていますが……予知通り触れられないみたい、ですね。

そ、それでは横に置かれている猫耳尻尾を装備して、まじかるにゃんこに変身、です!
猫耳が余っているみたいなので、コダマにも装着、してあげますね。
わわっ、コダマもかわいい、です。こ、これは、モーニャットの誕生、です!

お姉ちゃんにお願いされてにゃーんと手を上げて猫さんポーズをして……
そ、それではコダマや一緒にきたみんなと一緒に猫さんパンチ、です。
にゃーにゃーにゃーでみんなとタイミングを合わせて、にゃーんとやっちゃいます!

※アドリブ連携大歓迎


シル・ウィンディア
【毛玉猫】
あぁん、そんなに甘えられたらかわいくてかわいくて…。

こほんっ!(咳払い)
ふふふ、ここでもふもふトラップから抜けたわたし達に隙は無い…。
どんなものでも来いーーっ!!

今度は扉かぁ…。
ふむ、普通では開かないってことなら…。
え?小雪さん??
まじかるにゃんこって…
え、これつけないといけないの?

…お、おそるべし、キャメロットの迷宮っ!!

でも、破壊する為には…・

ええい、覚悟は決めたっ!!
にゃんにゃんぱわーを纏いし精霊術士とはわたしの事っ!!(やけくそ)
猫耳、ねこ尻尾で完全武装だよ!

うなーん。
ここまで来たら、恥ずかしがる必要もないよね。
…にゃんにゃん、跳んだり走ったりフリフリしたり。
思いっ切り猫っぽく動いていくよ。

みんなの猫姿、とってもかわいいっ♪
さっきとは違う萌えっていうのが強くて勝てるかしら、この迷宮に…

でも、みんなで力を合わせれば…
タイミングを合わせて、せーのでねこパンチを繰り出すよっ!
秘儀、にゃーにゃーけんっ!!(テシテシ)

…なーんっ♪大勝利ー♪

※アドリブ歓迎


月下部・鐶
【毛玉猫】
大きな瞳で引き留める猫たちを振り切って、無事に到着したもふもふドラゴン像!
ふーん、ナイスデザインじゃん!
思わずスケッチしたりして、ふんふんこーいう形。あ、これはあくまで敵の研究だよ!

そんなことを言いながら振り返ったら、にょわああああああああああああああああああああ!?
小雪ちゃんと団長が猫ちゃんになってる!! あとコダマちゃんまで!!?
おわわわわわこれはいったい!手が、スケッチをする手が止まりませんかわいいいいいいいいいいい!!

なるほど理解しましたこの落ちてた猫耳尻尾が迷宮攻略のカギ!
あたしも装備すればいいんですねわかりましたあっもうちょっとだけスケッチするのでポーズもう一回だけ!
フゥン……!(なにかに耐えた)

はぁはぁ……だ、大丈夫です
いっぱい出力して落ち着きました。猫耳ねこ尻尾つけます。つけますにゃん……!
ピンと立った猫耳、細い尻尾をつけて、これでいいのかな?

それじゃみんなでタイミングを合わせて……にゃーにゃーけんっ!(テシテシ)
やったー、大勝利!

※アドリブ、連携、大歓迎!


 ねこねこもふもふ迷宮の中、目指すは最奥――なのだけれど。
「あぁん、そんなに甘えられたらかわいくてかわいくて……」
 てしてしっと足元でしてくる猫さんたちに、シル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術士・g01415)の心はきゅん。
 危うく敵のドラゴンの思惑通り、もふもふに足止めされるところだったものの。
「ね、猫さんはやっぱり強敵、でした」
 月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)は、猫さんの恐るべき魅力を改めて実感しつつ。
 にゃーにゃーと引き留めてきた猫たちへとこう告げる。
「……ボ、ボク達は猫さんを解放するために進まなきゃ、なんです!」
 そして、ころころ転がって猫さんと一緒に遊んでいるコダマも回収して、先に進みます!
 そんな最奥へと向かい始めた小雪と共に、シルも迷宮を往きながら。
 こほんっ! とひとつ咳払いして、気を取り直せば。
 びしっと胸を張って颯爽と紡ぐ。
「ふふふ、ここでもふもふトラップから抜けたわたし達に隙は無い……」
 ……どんなものでも来いーーっ!! って。
 また甘えてきた猫さんをもふもふしながら。
 月下部・鐶(さいつよのお姉ちゃん・g00960)も大きな瞳で引き留める猫たちを振り切って。
 それからようやく無事に、迷宮の最奥へと到着すれば……そこには。
「もふもふドラゴン像!」
「ふぅ、ようやく見えてきました。あ、あれがモラゴンの像、ですね」
 巨大でまんまるなドラゴン像が!
 そして小雪は改めて、モラゴン像をじいと見つめてみてから。
「むむむっ、モーラットに似ていますが、あまり可愛く、ありませんね」
 そうこてりと首を傾けるけれど。
 同じく、隣でモラゴン像を見つめる鐶は。
「ふーん、ナイスデザインじゃん!」
 早速モラゴン像をスケッチ!
「ふんふんこーいう形。あ、これはあくまで敵の研究だよ!」
 そう、敵を研究するためなのです、ええ。
 そして、さらさらとスケッチブックに筆を走らせる鐶を後目に、もきゅーっと。
 モラゴン像に対抗して体当たりしようとするコダマだけれど。
「……予知通り触れられないみたい、ですね」
 不思議な力が働いていて、像には触れません。
 それからシルがふと目を向けたのは。
「今度は扉かぁ……」
 奥に繋がっているだろう、頑なに閉ざされた扉。
 試しに押したり引いたりしてみるけれど、やはりびくともしないから。
「ふむ、普通では開かないってことなら……」
「そ、それでは、まじかるにゃんこに変身、です!」
「え? 小雪さん?? まじかるにゃんこって……」
 置かれている猫耳尻尾を手に取って、しゃきんと装備した小雪が変身するのはそう――まじかるにゃんこ!
「え、これつけないといけないの?」
「猫耳が余っているみたいなので、コダマにも装着、してあげますね」
 とりあえず青い猫耳猫尻尾を見つけてそうっと手にしてみるシルの横で、もきゅっ、にゃーん。
「わわっ、コダマもかわいい、です」
 コダマもこれで、まじかるにゃんこに……いいえ。
 ――こ、これは、モーニャットの誕生、です!
 モーニャット爆誕なのです!
 そう、この扉を開く為には、魔法の猫耳猫尻尾をつけて、魔法のにゃんこにならないといけないのだ。
「……お、おそるべし、キャメロットの迷宮っ!!」
 シルはある意味恐ろしい迷宮の仕掛けに戦慄しながらも。
 手にしたもふもふ猫耳尻尾を、ぐっともふもふ握り締めて。
「でも、破壊する為には……」
 ――ええい、覚悟は決めたっ!!
 すちゃっと、猫耳猫尻尾で完全武装!
「にゃんにゃんぱわーを纏いし精霊術士とはわたしの事っ!!」
 颯爽と言い放つは、やけくその決め台詞。
 またここに、新たな魔法のにゃんこが誕生した瞬間である。
 そしてモラゴン像をスケッチしていた鐶がふと振り返れば。
 刹那、大きく瞳が見開かれて。
「にょわああああああああああああああああああああ!? 小雪ちゃんと団長が猫ちゃんになってる!! あとコダマちゃんまで!!?」
 いきなり頂点を突き抜けるパッション!?
 慌ててスケッチブックをめくれば、衝動のままにバババッとスケッチ再開!
「おわわわわわこれはいったい! 手が、スケッチをする手が止まりませんかわいいいいいいいいいいい!!」
 可愛いがすぎるまじかるにゃんこたちを描きながらも、鐶もようやく気付く。
「なるほど理解しましたこの落ちてた猫耳尻尾が迷宮攻略のカギ!」
 まじかるにゃんこに変身するためのアイテムに。
 そしてモラゴン像を破壊するためには、自分もまじかるにゃんこにならないといけないことは、分かっているのだけれど。
「あたしも装備すればいいんですねわかりましたあっもうちょっとだけスケッチするのでポーズもう一回だけ!」
「こ、こんな感じ、でしょうか……にゃーん」
「うなーん。ここまで来たら、恥ずかしがる必要もないよね……にゃんにゃん」
「フゥン……!」
 手を上げて猫さんポーズをしてみせる小雪や、小雪を真似っ子するコダマに、完全に開き直って猫さんになりきるシル。
 そんな皆の姿に、なにかに耐えるように鐶は声を漏らしつつも。
「はぁはぁ……だ、大丈夫です。いっぱい出力して落ち着きました。猫耳ねこ尻尾つけます。つけますにゃん……!」
 一通り滾らせたパッションをスケッチして少し心を落ち着かせれば。
 ……これでいいのかな?
 皆と同じように装着したのは、ピンと立った猫耳と細い尻尾。
「みんなの猫姿、とってもかわいいっ♪」
 跳んだり走ったりフリフリしたり、思いっ切り猫っぽく動いていきながらも。
 シルは皆のまじかるにゃんこ姿に、付けた猫耳をぴこぴこ。
「さっきとは違う萌えっていうのが強くて勝てるかしら、この迷宮に……」
 ある意味様々な萌えという罠が張り巡らされているねこねこ迷宮にそう紡いでしまうけれど。
「でも、みんなで力を合わせれば……」
 そう――今の自分達は猫さん。まじかるにゃんこずなのだから!
 皆でお耳をぴこり、尻尾を揺らめかせ、頷き合ってから。
 にゃーにゃーにゃーでタイミングを合わせて、せーので繰り出します!
「秘儀、にゃーにゃーけんっ!!」
「……にゃーにゃーけんっ!」
「にゃーんとやっちゃいます!」
 3人一斉に、勿論コダマも一緒に――テシテシ、必殺の猫さんパンチ!!
 そして、これまで触れる事すらできなかった像が、ぼこんっと欠けて。
「……なーんっ♪ 大勝利ー♪」
「やったー、大勝利!」
 この調子で、モラゴン像を破壊しちゃいます!
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【活性治癒】がLV6になった!
【未来予測】がLV2になった!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
【ドレイン】がLV4になった!
【ダメージアップ】がLV4になった!

諷和・もこ
もふもふ…(ぽわわん)
……はっ!?も、もう迷宮からは抜け出したんだよ
猫ちゃんたちはもういないんだよ…
……
(手元がさみしいので「まくら」をもふもふ)

……?
なんだかモーラットさんみたいな銅像と猫ちゃんのお耳としっぽがあるんだよ?
もふもふに思いを馳せてないと気付けなかったんだよ
なんて巧妙な罠なんだよ…
…………
銅像が、どうぞー……
(きょろきょろ)(誰かに聞かれてないか確認)
……こほん

えと、もしかして、これをつければ扉が開くの、かな?
よいしょっと……うぅ、角が邪魔で上手く猫耳をつけられないんだよ
去年のハロウィンで化け猫ちゃんに仮装したから、猫ちゃんの真似っ子はお手の物なんだよ
それに、お嬢様…お友達のサーヴァントのウェアキャットさんの仕草を思い出せば、完璧なんだよ

えと、えと……うみゃん!
(お嬢様っぽくツンと高貴なポーズ)
みゃーん!
(お嬢様が執事さんを袖なくあしらうみたいな、気だるげかつうっとおしそうな仕草の猫パンチ)
(鬼の胆力の威力マシマシ)


 猫さんのあたたかさともふもふさに、ぽわわんとしていたら。
「もふもふ……はっ!? も、もう迷宮からは抜け出したんだよ」
 諷和・もこ(ふわもこうとうと・g01739)は、いつの間にか行き止まり――迷宮の最奥に辿り着いた事に気が付いて。
 抱っこしていた猫さんを下ろしてあげれば、ちょっぴりしょぼん。
「猫ちゃんたちはもういないんだよ……」
 さっきまで、もふもふし放題だったら、何だか手持無沙汰で。
 それに――手元が寂しいから。
「…………」
 猫さんのかわりに、「まくら」をもふもふ。
 そんなこんなもふもふしていれば、不意にこてんともこは首を傾げる。
「……? なんだかモーラットさんみたいな銅像と猫ちゃんのお耳としっぽがあるんだよ?」
 まんまる大きなモーラット……いや、モーラットみたいなドラゴンの像と。
 周囲に無造作に置かれた、魔法の猫耳猫尻尾を見つけて。
「もふもふに思いを馳せてないと気付けなかったんだよ。なんて巧妙な罠なんだよ……」
 そう改めて、罠がいっぱいすぎるねこねこ迷宮の最奥まで進んで。
「…………」
 じいとモラゴン像を見上げつつ、もこは呟きを落とす。
「銅像が、どうぞー……」
 そしてきょろきょろ、ある意味会心の呟きを誰かに聞かれてないか確認してから。
 ……こほん。
「えと、もしかして、これをつければ扉が開くの、かな?」
 気を取り直して、白いもふもふ猫耳と猫尻尾を付けて……みようとするも。
「よいしょっと……うぅ、角が邪魔で上手く猫耳をつけられないんだよ」
 角があるから、思わぬ苦戦を強いられるもこ。
 けれど何とかつけ終われば、思い出すのは過去のこと。
「去年のハロウィンで化け猫ちゃんに仮装したから、猫ちゃんの真似っ子はお手の物なんだよ」
 それに、何よりも。
「お嬢様……お友達のサーヴァントのウェアキャットさんの仕草を思い出せば、完璧なんだよ」
 猫さんなお手本がすぐ近くにいるから、猫になりきるのはきっとお手の物!
「えと、えと……うみゃん!」
 早速、お嬢様っぽくツンと高貴なポーズを取ってみて。
 ――みゃーん!
 満を持して繰り出すのはそう、猫パンチ!
 お嬢様がドラゴニアンな友人の執事さんを袖なくあしらうみたいな、気だるげかつうっとおしそうな仕草の。
 そして加えて、鬼の胆力の威力マシマシの。
 まさにツンとした気紛れ気だるげ猫っぽさ満載の強烈なパンチが、うにゃんと炸裂!
 お嬢様みたいなもふもふ尻尾をゆらゆら、ぼこんっとさらにモラゴン像を破壊しました!
🎖️🎖️🎖️🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【託されし願い】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV5になった!

宇佐美・アリス
蠱白さん(g02455)の引率

この身体(角と尻尾に羽根、ついで鎧はバニースーツ)につけ耳付け尻尾なのは、相当カオスよね
で、も、面白そうだからとことんやるわよ
必要なものはエコバックに入れてきたわよ(きっとコストコサイズだった)

黒猫を選択
つけ耳は角の前側に尻尾は自前の隣にセット
バニースーツの胸元等をファーで補強し可愛らしく
猫さんグローブとシューズも装備でかわいいキメラニャンコの爆誕よ!(ポーズ決め)
(自撮りした姿を確認し)ほんとにキメラよね

蠱白さんもかわいい!(思わずスマホで写真撮影)
羽の穴とかキツくない?
蠱白さんの白猫衣装は私作
市販品を改造した甲斐があったわね
久しぶりに(コスプレイヤーだった)現役時代を思い出すわね

着替えに時間かかったけど、やることは残ってそうにゃ~
ここからはニャンコになりきるにゃ〜よ、蠱白にゃん♪
獲物を狙う猫の構え(女豹のポーズ?)から身体のバネを使って全力ダイブ
からの〜猫パ〜ンチ!
さ~蠱白ニャンも一緒に行くニャン♪


天絹・蠱白
アリスせんせー(g01948)引率

セリフは平仮名カタカナのみ
〜ですの多用
能力覚醒まで長く難病で世間と隔絶された入院生活していたので、同年代よりも情緒は幼く羞恥心もほぼ育っていない(というか普通になりきりごっこは楽しい)
当然、猫耳と猫尻尾をつけたうえで猫になりきって神像を壊した経験は皆無なので、初めての体験にわk…
って! 普通ないよ? 今回は入院とか関係ないからね?! 

◆行動
せんせーに貰った猫耳フード付きガウン(白猫)を着て、つけ尻尾と肉球グローブ&ブーツも装着
うきうき大喜び
シルクちゃんに嬉しそうに見せてくるりと回ってみたり
「にゃーにゃー♪ ですの♪」
※壊す時はフードを脱いで正式な付け耳装着

神像を壊すにあたってシルクちゃんはどこから持ってきたのか謎の巨大猫じゃらしを振って応援
※果たして応援になっているのか甚だ疑問ではあるが、足元に集まってきた猫たちは無駄にエキサイトしてる

神像破壊はもちろんせんせーと一緒にノリノリで

◆アドリブ
蠱白はかわいく無邪気に
シルクちゃんはどこかズレた、とぼけた天然系で


 ねこねこ迷宮の最奥、そこは行き止まり。
 けれどよく見れば閉ざされた扉とまんまるいドラゴン像があり、周囲に置かれている猫耳と猫尻尾。
 可愛くてもふもふな魅惑の猫さんが沢山いる中、先へと進むための謎に気付くことは困難であっただろうが。
 予め、先へと進む方法は判明しているから。
 宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)はさり気なく無造作に置かれている猫耳猫尻尾を見遣りつつも口にする。
「この身体につけ耳付け尻尾なのは、相当カオスよね」
 角と尻尾に羽根、ついで鎧はバニースーツ……そんな格好にプラス、猫耳猫尻尾。
 それはアリス自身も言う様にカオスであるが、ある意味属性てんこ盛り。
 けれど、何よりも。
「で、も、面白そうだからとことんやるわよ」
 やるからには全力でこの面白状況を楽しみます!
 ということで、事前に用意していたものをがさごそ。
「必要なものはエコバックに入れてきたわよ」 
 きっとそのエコバック、巨大倉庫型スーパーのものみたいなサイズに違いありません。
 というわけでカオス上等、アリスが選んだのは黒猫の付け耳と付け尻尾。
 つけ耳は角の前側にぴこんと着けて、尻尾は自前の隣にセット。
 さらには、バニースーツの胸元等をファーで補強し猫さんの可愛らしさを抜かりなく醸し出して。
 猫さんグローブとシューズも装備すれば、そう!
「かわいいキメラニャンコの爆誕よ!」
 にゃーん、と可愛いポーズもばっちり決めて、ぱしゃりと自撮り!
 そして自撮りした姿を確認すれば。
「ほんとにキメラよね」
 とことんやりきった猫さんは、キュートだけれどやはりカオスです。
 そして、アリスが黒猫さんならば。
「にゃーにゃー♪ ですの♪」
 天絹・蠱白(時紡ぎの蚕・g02455)は白猫さんです!
 白猫さんな猫耳フード付きガウンを着て、つけ尻尾と肉球グローブにねこねこブーツも装着。
 うきうき大喜びで、くるくる、くるり。
 シルクちゃんに嬉しそうに見せて回ってみたり、にゃんにゃん猫さんになりきって楽しそう。
 それもそのはず……蠱白は能力覚醒まで、長く難病で世間と隔絶された入院生活していたため、猫さんになりきったこともこれまでなくて。
 当然、こうやって猫耳と猫尻尾をつけたうえで猫になりきって神像を壊した経験なども皆無。
 なので、初めての体験にわくわく……って、普通でもそんな経験はない?? 今回は入院とか関係ありません……!?
 とにかく、そういった入院生活であったため、同年代よりも情緒は幼く羞恥心もほぼ育っていないということもあり。
 何より普通に、なりきりごっこは楽しいし。
 それに、今回のこの白猫衣装は。
「蠱白さんもかわいい!」
 思わずスマホで蠱白猫さんをぱしゃりと写真撮影する、アリスが作ったもの。
「羽の穴とかキツくない?」
「きつくないにゃー、ですの♪」
 そう衣装の具合を入念にチェックしつつ訊ねながらも、無邪気な白猫さんの可愛さを写真に収めつつ、アリスは満足気にこくり。
「市販品を改造した甲斐があったわね。久しぶりに現役時代を思い出すわね」
 その秀逸な自作猫さん衣装は、コスプレイヤーだった時代の賜物である。
 ということで、ふたりで黒猫さん白猫さんになったから。
 いざ、神像を破壊するべく、にゃんにゃん。
 シルクちゃんも、どこから持ってきたのか謎の巨大猫じゃらしをぶんぶんと振って応援!
 いや、果たして応援になっているのかどうかは謎であるが……でも、足元に集まってきた猫たちは無駄にぴょこぴょこエキサイト!
 改めてフードを脱いで、白猫のお耳をちょこんと装着した蠱白猫さんに声を掛けるアリス猫さん。
「着替えに時間かかったけど、やることは残ってそうにゃ~。ここからはニャンコになりきるにゃ〜よ、蠱白にゃん♪」
「いまのコハクもにゃーにゃー、ニャンコですの♪」
 そしてアリスは、獲物を狙う猫の構え……むしろ女豹のポーズ?? から身体のバネを使って全力ダイブ!
 からの~神像へと、猫パ〜ンチ!!
 ぼこっとまた、まんまるなドラゴン像の一部が崩れ落ちて。
「さ~蠱白ニャンも一緒に行くニャン♪」
「コハクも、しろねこさんパーンチ、ですの♪」
 巨大猫じゃらしを振るシルクちゃんやそれにじゃれつく猫さんたちが応援する中。
 ぽかぽかーっと、蠱白ニャンもノリノリ可愛い猫パンチ!
 ぽこぽこぽろぽろ、せんせーと一緒に無邪気楽しく神像を破壊していきます!
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【未来予測】がLV3になった!
効果2【ダメージアップ】がLV7になった!

オリヴィア・ボージェ
……ふぅ、危なかったです。
猫さん達の可愛さに永遠にスケッチし続けて迷宮から出られなくなってしまうところでした…。

ええと、凪都さんのお話では猫耳と尻尾を着けないといけないのでしたよね。
……わぁ…たくさん種類があって迷っちゃいますぅ。
さっきの猫さんみたいな黒い耳は格好良いし、もふもふな耳はゴージャスな感じがします。

うーん……あ、これ。
くるんとカールしてて可愛い…。
これにもふもふ尻尾を合わせて…。
狼の耳に猫耳と尻尾が2本になったみたいでちょっぴり変な感じがしますけど…準備は万端です…!

皆さんの猫パンチ格好良い…!
さすがは歴戦を経験された方々は凄いですね。
私も負けてられないです。スケッチしながらいっぱい観察した猫さんを思い出しながら…

こう…四つん這いになって顔をグーでふきふき、伸び~と背中を伸ばしてお尻を上げてフリフリ~からの…

ジャンプ!

そして、高速パンチパンチパンチ!
にゃにゃにゃにゃ!

上から振り下ろすようにして両手で

てしてしてしてし!

……ふぅ、どうでしょうか…?

アドリブ、連携歓迎


 ねこねこ迷宮には、色々な猫さんがいっぱいいるから。
 ちょっぴりおすまし猫さんもいれば、もふもふのんびりさん、ぽてっとふとっちょさん。
 色も柄も体格も様々で……可愛い絵のモデルには困らないくらいだけれど。
「……ふぅ、危なかったです」
 オリヴィア・ボージェ(月下狼人・g10204)はそう、狼のお耳をぴこり。
 このねこねこ迷宮の恐ろしさを改めて実感しつつ、歩みを進めながらも続ける。
「猫さん達の可愛さに永遠にスケッチし続けて迷宮から出られなくなってしまうところでした……」
 無邪気ににゃーんと寄ってくる、あの子もこの子もみんな夢中で描いていたら。
 いつまでたっても迷宮を突破できないところだったから。
 そして迷宮の最奥……閉ざされた扉の前の行き止まりまでやってくれば、きょろりと周囲を見回して。
 妙に存在感のあるまんまる毛玉みたいな神像のそばにしれっとある、それらを見つける。
(「ええと、凪都さんのお話では猫耳と尻尾を着けないといけないのでしたよね」)
 案内人も言っていた、猫耳猫尻尾の付け耳付け尻尾を。
 そんな耳尻尾をつけて、猫さんに変身しなければならないというが。
「……わぁ……たくさん種類があって迷っちゃいますぅ」
 色々な色や形のものがあって、思わずどれにしようか迷ってしまうオリヴィア。
「さっきの猫さんみたいな黒い耳は格好良いし、もふもふな耳はゴージャスな感じがします」
 先程仲良くなってスケッチした子たちを思い返しながら、あれもこれもと目移りするけれど。
「うーん……あ、これ。くるんとカールしてて可愛い……。これにもふもふ尻尾を合わせて……」
 手に取ったのは、くるんとカールしたお耳ともふもふ尻尾。
 金にも橙にも見える琥珀の髪とも、色味もばっちり合っていて……これに決定。
 ちょこんとつけてみれば、自前の狼の耳に猫耳、尻尾が2本になったみたいでちょっぴり変な感じがするけれど。
「準備は万端です……!」
 これでオリヴィアも今は猫さんです!
 そして先に最奥に辿り着いて、モラゴン像にうにゃにゃっと猫パンチをお見舞いしている皆を姿を見て。
「さすがは歴戦を経験された方々は凄いですね」
 感心するようにそう紡いだ後、ぐっと気合いを入れて。
 ……私も負けてられないです、と。
 猫になりきるべく思い出すのは、スケッチしながらいっぱい観察した猫さんたち。
 そして、うにゃあと四つん這いになって顔をグーでふきふき、てしてし。
 伸び~と背中をうにゃんと伸ばしてお尻を上げてフリフリ~からの……猫さんジャンプ!
「にゃにゃにゃにゃ!」
 それから飛びついた像へとお見舞いするのは、高速猫パンチパンチパンチ!!
 上から振り下ろすようにして両手で、てしてしてしてし!
 それから身軽な猫さんみたいに、すちゃっと地に着地して。
「……ふぅ、どうでしょうか……?」
 耳尻尾をぴこゆらさせて見上げてみれば、強烈な高速猫パンチをくらって、先程よりも明らかに崩れているドラゴン像。
 全壊するまで、きっとあともう少しです……!
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【液体錬成】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!

阿良々木・蘭
※アドリブ連携大歓迎

パラドクスは使用しない
まだ、パラドクスは使っちゃダメなんだよね

猫の迷宮を抜けあとは神像を破壊すればいいのね
考えちゃいけないことなのかもしれないけど
なんですぐ傍に破壊するためのキーアイテムが置いてあるのだろう
大人の事情かな?誰得なのかな?
考えてもしかたかないのでどうでもいいけど

長毛の猫耳猫尻尾を装着
耳と尻尾だけで肉球グローブはないの不完全だよ
わっふるにも猫耳猫尻尾を装着
ぬいぐるみみたいに可愛いラグドール姿です

神像にエノコノグサを捧げる
無暗に殴るより目印を決めて一点集中すると良いと思うから
エノコノグサ目指してレッツ猫パンチ

エノコノグサで猫と戯れながら猫パンチを研究
ニャンコ先生は言っていたにゃ
左を制するは世界を制す

先ずは軽く左のジャブ猫パンチ
何度か左のジャブを打って渾身の右猫ストレート
一発だけじゃ足りないか
腕を曲げて体の回転を使って巻き込むように左猫フック
これでもダメなのか
前屈みになってお尻を高く上げ猫が伸びてる状態から体の回転を利用して下から突き上げるように左猫アッパー


 皆を先に行かせるため、エノコノグサでぴこぴこ猫を十分に引きつけてから。
 阿良々木・蘭(紫君子・g02198)もねこねこ迷宮を進み、辿り着いた最奥の行き止まり。
(「まだ、パラドクスは使っちゃダメなんだよね」)
 仲間達の手で随分と壊されたモラゴン像を眺める蘭だけれど。
 ここは迷宮内、まだパラドクスや技能は使えないようであるし、通常の状態では神像に触る事もできないようだ。
 けれど、閉ざされた扉を開くには。
「猫の迷宮を抜けあとは神像を破壊すればいいのね」
 そう、目の前にあるまんまるドラゴン像を完全に破壊しなければならないのだ。
 そして神像へとダメージを与えられる唯一の方法は、魔法の猫耳猫尻尾をつけて、猫になりきって攻撃すること。
 それがこの迷宮を突破するための謎解きである、らしいけれど。
 蘭はくるりと周囲を見回して、小さく首を傾けつつも紡ぐ。
「考えちゃいけないことなのかもしれないけど。なんですぐ傍に破壊するためのキーアイテムが置いてあるのだろう」
 ……大人の事情かな? 誰得なのかな?
 そう謎という割には無造作に置かれすぎている色々な種類の猫装備を見遣るものの。
(「考えてもしかたかないのでどうでもいいけど」)
 厄介な仕掛けとかないに越したことはないし、考えても仕方ないこと。
 いや、迷宮の入口である城壁に見張りが立てられなかったりしたらしいから。
 この神像に通常状態では触れられないという不思議な仕様の代償なのかもしれない。多分。
 ということで、細かいことは気にしないことにして……すちゃっと蘭が装着するのは、長毛の猫耳猫尻尾。
「耳と尻尾だけで肉球グローブはないの不完全だよ」
 そう最もな指摘をしつつ、わっふるにも猫耳猫尻尾をちょこんとつけて。
 ぬいぐるみみたいに可愛いラグドールに変身!
 まずは神像にぴこりと持っていたエノコノグサを捧げてから。
(「無暗に殴るより目印を決めて一点集中すると良いと思うから」)
 エノコノグサ目指して――レッツ猫パンチ!
 エノコノグサで猫とうにゃうにゃ戯れながら、猫パンチを研究。
「ニャンコ先生は言っていたにゃ」
 ――左を制するは世界を制す!
 ということで、先ずは軽くにゃにゃっと左のジャブな猫パンチを数発打ってから。
 ぱらぱら少し像にひびが入ったところを、うにゃんっと渾身の右猫ストレート!
「一発だけじゃ足りないか」
 さらに腕を曲げて引いてからくるりと腰を入れた体の回転を使って、巻き込むように左猫フック!
「これでもダメなのか」
 いや、壊れまではしていないが、随分と効いてはいるみたいだから。
 エノコノグサへと改めて狙いを定めて。前屈みになってお尻を高く上げ、猫がうにゃーんと伸びてる状態から。
 ぐるんと体の回転を利用して――下から突き上げるように、必殺の左猫アッパー!
 瞬間、強烈な猫アッパーに打ち上げられた石像のかけらが豪快に吹き飛んで、ごとり。
 まさに左を制するは世界を制す! あともう数発で完全に破壊できそうな状態まで、崩れ落ちる。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【活性治癒】がLV7になった!
効果2【ドレイン】がLV5(最大)になった!

捌碁・秋果
【秋逸】
ふふっ。可愛らしい仕掛けですね
では、ヌシをぶん殴るためにも耳と尻尾をつけましょうか

色々あって迷います…私にはどれが似合うでしょう
伏見さんは決まりました?
…いいことを思いつきました!
自分の魅力は自分では気が付かないもの。お互い選びっこしましょう!

どれがいいかな?
髪に合わせた黒、スーツに合わせた白も良い
…この銀色に灰の縞が入った柄物!
トラサバっていうんでしたっけ?
柄入りで可愛いし、カラーリングもぴったり
伏見さん、このトラサバ柄の耳と尻尾をどうぞ!

(伏見さんが選んだ猫セットをつける)
ふふっ。スマートなネコチャンになった気分です
素敵な耳と尻尾をありがとうございます

さて伏見さんのネコチャン姿は…
まあ、なんてかわいい伏見キャッツ!(携帯端末で連写)
尻尾まわりが賑やかですがそれもまたヨシ!

(動画モードに切り替え)
いたずらな伏見キャッツが神像にむかっていき…
鳴き声と共に猫パンチ!
かっわいい!こんなに可愛いネコチャン動画が撮れるなんて…!

では私も…
にぃぃぃ…うみゃんっ!(力を溜めてから猫パンチ!)


伏見・逸
【秋逸】(アドリブ歓迎)
…耳は勘弁しろって言った気がするんだが…更に尻尾…だと…?
(猫耳と尻尾をつける、というのは聞いてはいたが、あんまり考えないようにしていた。自前の尻尾が萎れる)
ここのヌシだかなんだかは、何考えてやがるんだ
あー、後で絶対ぶん殴るぞ畜生

見る限りどれもこれも、言い訳のしようもなく猫耳と尻尾
無難な奴なら…と思ったが、無難もくそもねえな
(自分のを選ぶよりは捌碁のを選ぶ方がまだマシかもしれんと、選びっこを了承。何を渡されるやらという不安はあるが)
(捌碁には、青みがかったような黒一色の、すらりと細長い尻尾と猫耳のセットを選んで渡す)

渡された猫耳尻尾を渋々装着
ごつい竜の尻尾に猫尻尾が乗っかっている様はかなり奇妙
自前の尻尾が不機嫌そうにじたばたうねうね

で、あれ(像)をぶち壊さねえと外せねえんだろこれ
ああもう、こうなりゃやけくそだ。さっさと済ませる
(に゛ゃーと叫びながら像にパンチを喰らわせる)

…おい、捌碁!撮ってる場合か!お前もちゃんと殴れよ、仕事が終わらんだろうが
動画はやめろ動画は!


 猫だらけのねこねこ迷宮、そしてその最奥に仕掛けられた、先に進むための謎。
 その謎を解く方法は、予め判明していて聞いてはいたのだけれど。
「……耳は勘弁しろって言った気がするんだが……更に尻尾……だと……?」
 伏見・逸(死にぞこないの禍竜・g00248)は、猫ちゃんが降りた後もゴキゲンな見目の伏見っぽを萎れさせ、そう呟かずにいられない。
 いや、聞いてはいたのだが……あまり考えようにしていた。
 そして実際に聞いた状況に直面した今、だがそれはやはりディアボロスとして成さねばならない任務。
「ここのヌシだかなんだかは、何考えてやがるんだ」
 ……あー、後で絶対ぶん殴るぞ畜生、と。
 逸が目にするのはそう、猫に変身するためのキーアイテム。色々な種類の、キュートな付け猫耳と猫尻尾である。
 これをつけて猫になりきらないと、神像を破壊できないという仕様なのだ。
「ふふっ。可愛らしい仕掛けですね。では、ヌシをぶん殴るためにも耳と尻尾をつけましょうか」
 捌碁・秋果(見果てぬ秋・g06403)は逸の声を聞きつつ、そうにこにこ笑んでから。
「色々あって迷います……私にはどれが似合うでしょう」
 くるりと置かれている耳尻尾を眺めつつ、小さく首を傾ける。
 黒猫に白猫に三毛猫、長耳や短耳にたれ耳……しゅっとしていたり、もふもふだったり。
 一言に猫耳猫尻尾といえど、沢山の種類があって。
 逸も仕方なく見回してみれば。
「無難な奴なら……と思ったが、無難もくそもねえな」
 やはり見る限りどれもこれも、言い訳のしようもなく猫耳と尻尾。
 そんな逸に、秋果はこう訊いてみるも。
「伏見さんは決まりました?」
 どれにしようかと同じくある意味決めかねている彼を見れば、ハッと秋果は顔を上げて。
「……いいことを思いつきました! 自分の魅力は自分では気が付かないもの。お互い選びっこしましょう!」
 提案するのはそう、選びっこ!
 そして逸はそれを了承する。
(「自分のを選ぶよりは捌碁のを選ぶ方がまだマシかもしれん」)
 何を渡されるやらという不安はあるが……そう思ったから。
 ということで。
「どれがいいかな?」
 秋果は改めて、うきうきとひとつひとつ吟味していって。
 髪に合わせた黒や、スーツに合わせた白も良い……なんて真剣に、逸に一番似合う可愛いものを選ぶべく。
 沢山の猫耳猫尻尾と睨めっこしていれば――ふと、目に飛び込んだそれに手を伸ばす。
「……この銀色に灰の縞が入った柄物! トラサバっていうんでしたっけ?」
 そう、それはいわゆるトラサバにゃんこのお耳と尻尾。
 見つけたそんな耳尻尾と彼を何度か交互に見つめた秋果は、確信したように大きくこくりと頷いて。
 ――柄入りで可愛いし、カラーリングもぴったり。
「伏見さん、このトラサバ柄の耳と尻尾をどうぞ!」
 逸へと早速、嬉々と手渡す。
 そしてそんな秋果へと逸がかわりに差し出したのは、青みがかったような黒一色。
 すらりと細長い尻尾と猫耳の猫さんセット。
 それは、色味は勿論、手足が長く女性にしては長身な彼女の雰囲気にぴったりのもの。
 早速、逸が選んでくれた猫さんセットをすちゃっと身に着けてみれば。
「ふふっ。スマートなネコチャンになった気分です。素敵な耳と尻尾をありがとうございます」
 尻尾をふりふり、これで秋果も猫ちゃんに。
 そんな彼女を見遣りつつ、逸も渡された猫耳尻尾を渋々ちょこりと装着してみるも。
 ごつい竜の尻尾に猫尻尾がちょんと乗っかっている様はかなり奇妙な気がして。
 自前の尻尾が不機嫌そうにじたばたうねうね、同時に猫ちゃん尻尾もぱたぱたゆらゆら。
 これは果たして猫なのかと、そう自分では思うのだけれど。
「まあ、なんてかわいい伏見キャッツ!」
 秋果はそう声を上げつつ、携帯端末でぱしゃぱしゃぱしゃーっとかわいい伏見キャッツを連写!
 何だかじたばたしている伏見っぽを見れば、こくりと頷いて。
「尻尾まわりが賑やかですがそれもまたヨシ!」
 伏見っぽオンザにゃんこ尻尾もまた、賑やかでさらにゴキゲン!
 そんな謎に満足気な秋果キャッツの視線にそろそろ耐えられなくなって。
「で、あれをぶち壊さねえと外せねえんだろこれ」
 先行していた他の仲間によって、かなり崩れてはいるが。
 まだしぶとく残っているまんまるだったらしいドラゴン像を見遣って、逸は腹を括る。
 何せこれは、ディアボロスとしての任務なのだ。
「ああもう、こうなりゃやけくそだ。さっさと済ませる」
 そしてトラサバさんな伏見キャッツは、ぐっと拳を握り締めて。
 ――に゛ゃー。
 猫さんよろしく叫びながらも、八つ当たりかのように神像を殴りつける。
 いたずらな伏見キャッツが神像にむかっていき……鳴き声と共に猫パンチ!
 そんな様子を何気に動画モードに切り替え、ばっちり撮影した秋果は。
「かっわいい! こんなに可愛いネコチャン動画が撮れるなんて……!」
 キュートないたずら伏見キャッツ動画に、思わずきゅんっ。
「……おい、捌碁! 撮ってる場合か! お前もちゃんと殴れよ、仕事が終わらんだろうが。動画はやめろ動画は!」
 そしてそうシャーッとぷんすこしている伏見キャッツの姿も連写で撮影してから。
「では私も……にぃぃぃ……うみゃんっ!」
 秋果も力を溜めてから――猫パンチ!
 先程の逸の猫パンチで大きく崩れた像の残りを破壊するべく、にゃにゃっとパンチをお見舞いして。
「伏見さん、あともう少しです! とどめのいたずら猫ぽよパンチをお願いします!」
「……いたずら猫ぽよパンチってなんだ」
 すかさず撮影に回りつつ言った秋果に苦笑しながらも、殴るのはお手の物だから。
 ――に゛ゃ、に゛ゃーん。
 強烈な伏見キャッツのいたずら猫ぽよパンチが炸裂!
 魔法の猫さんになったディアボロス達の手で、完全に神像は破壊されたのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【活性治癒】がLV8になった!
【建造物分解】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV8になった!

●毛玉竜モラゴン
 まんまるもふな巨大な毛玉……いや、ドラゴンは完全に油断していた。
 自分よりはもふもふではないと思ってはいるが、ねこねこ迷宮のもふもふな魅力に抗える者などそういないだろうし。
 まさか猫さんになりきらないと神像を破壊できないなど、誰が思うだろうか。
 たとえその謎が解かれたとしても、キュートで至高のもふもふなモラゴン像を破壊など誰もできまい――。
『も゛き゛ゅー!?』
 瞬間、開くことなどないはずの迷宮からの扉がギイッ! と開かれて。
 可愛くない鳴き声を思わずびっくりして上げたモラゴンの前に現れたのは、そう。
『ディアボロス!?』
 ねこねこ迷宮を突破した、ねこねこディアボロス達であった。
 そんな復讐者に、も゛き゛ゅき゛ゅうっ、と可愛くなく唸るモラゴンであるが。
『やはりもふもふでも、所詮は猫。ならばこのモラゴン様が、も゛っき゛ゅも゛き゛ゅにしてやるも゛き゛ゅ!』
 そう気を取り直し、踏み込んできた復讐者達を見遣りつつ、ドヤ顔で続けるのだった。
『アーサー王がいるキャメロットは無敵!』
宇佐美・アリス
蠱白さん(g02455)の引率
実は彼女のほうが強いのよね
けど、「蠱白さんをディフェンスする」わ

連携&アドリブOK

エコバッグと中身は【アイテムポケット】に収納
前章の衣装のまま参戦
口調は戻ってる

目には目をモフモフにはモフモフをってね
兎行進曲で、ウサギぽいモノ大量召喚
蠱白さん含め、みんな上手く使ってね

ウサギぽいモノ達に紛れて[残像]を交えた[一撃離脱]戦法で翻弄してあげる

貴方、声が可愛くないわ
キューティクルが足りないんじゃない?
その毛刈ってあげるわね
と適度に煽って注意を引き付け、他の人の攻撃の隙を作ったりするわよ
まぁ、ミヒャエルエンデの彼を差し置いて、モフモフドラゴンを語るなんて、片腹痛いのよ(映画にもなったあの作品のファン)

相手の攻撃は、ウサギぽいモノを遮蔽にしたり、シールドと障壁に、期待の新戦力ピータ君(念動式防御隔壁を動かしてる妖精の愛称)も合わせて防ぐわね

蠱白さんら、ダメにされた人が出たら〜ウサギぽいモノで中和できるのかしら?
ほ~ら、ウサちゃんも可愛いわよ
フワフワよ~


天絹・蠱白
アリスせんせー(g01948)引率
シルクちゃんに家族の代替として依存

大人達の慰めの嘘だった「いいこにしていたらきっと病気は治る」がディアボロス化で本当に治ったので真に受けて「いいこにしていたら願いが叶う」=「歴史改竄でいなくなったパパとママが帰ってくる」をモチベに頑張る

セリフは平仮名カタカナのみ
「~ですの」多用

気に入ったのでうきうきで前章の衣装を持ち越し

■戦闘
シルクちゃんに守られながら白蛾結界を展開
舞うように白蛾扇で煽ぎ揮う事で、鱗粉を射出したりコントロール
未来予測を駆使して白蛾彗星で攻撃

渾身の一撃はシルクちゃんと呼吸を合わせ
「シルクちゃん! スーパーびゃくがすいせいですの!」
説明しようスーパー白蛾彗星とは!
半分をシルクちゃんの魔力がこもった花粉と置き換え放つ必殺の白蛾彗星である
その威力は鱗粉が同質同量の魔力・性質の花粉に置き換わっているだけなのでパラドクスとしては全く変わってないぞ!(※蠱白の脳内では日曜朝女児向け魔法少女アニメの決め技級に凄い)

■他
せんせーに合わせて良い感じにアドリブ


 つい今しがた壊した神像とそっくりな、まんまる大きなふわもこ。
 像を壊したことにより開いた扉の奥にいたのは、そんな風貌の、このねこねこ迷宮を作ったアヴァタール級。
『も゛き゛ゅっ!?』
 全長10mのモーラットにそっくりなドラゴン『毛玉竜モラゴン』 であった。
 まさかこの迷宮を突破されるなど思いもしていないモラゴンは、驚いたように可愛くない声を上げ、ぐぬぬっと唸る。
 踏み込んできた白猫さん黒猫さんの姿を見遣って。
 そう、黒猫さん……角と尻尾に羽根、バニースーツにさらに、黒猫さん装備一式。
 その見た目は、キメラニャンコ……?
 けれど、かわいいから問題ないのです!
 そんな、引き続きキュートなキメラ黒ニャンコ姿で迷宮の最奥に踏み込んだ宇佐美・アリス(兎に非ず・g01948)がすかさず位置取るのは。
 自分が仕立てた会心の出来の、白猫さん耳付きフードのガウンに、各種ねこねこ装備を、ニャ~ですの♪ と。
 気に入った様子でうきうき着たままの、白猫さんな天絹・蠱白(時紡ぎの蚕・g02455)を庇うような立ち位置。
(「実は彼女のほうが強いのよね」)
 けれどだからこそ敵の意識を自分の方に引くように、そして引率者として、前へと出るアリス。
 そしてアリスと、大きな猫じゃらしをやはり引き続きふりふりするシルクちゃんに守られながらも。
「ねこさんには、やさしくしないとだめですの。ねこさんをたすけて、コハク、もっといいこになるですの!」
 最初こそ、世間と隔絶された入院生活していたため、猫との距離感や接し方が分からなかった蠱白であるが。
 アリスせんせ―に色々とちゃんと習って実践して、猫さんとも仲良くなれて。またひとつ、いいこになれたし。
 それに、いいこにしていたらパパとママが帰ってくるという願いが叶う、と。
 そのモチベーションを原動力に、蠱白は白蛾の鱗粉を周囲に滞留させ、魔力障壁となる結界を形成しながらも。
『やはり、このモラゴン様以外のモフモフは不要だ! も゛っき゛ゅも゛き゛ゅにしてやる……っ、!?』
 舞うように煽ぐは、手にした白い翅とモコモコのファーが印象的な扇。
 そんな白蛾扇をひらり翻し揮えば、キラキラと尾を引いて煌めく鱗粉はまるで彗星のように美しく。
 そして同時に、敵のもふもふな身を貫く槍と成り、纏わりついた魔法の粉が傷口から生命力を吸い上げる。
 さらに彼女と連携して動きをみせたアリスは、戦場へと数多召喚する。
「目には目をモフモフにはモフモフをってね」
 パラドクス発動と同時に、効果も通常通り此処では得られるから、これまでは巨大倉庫型スーパー風のエコバッグに入れていたアイテムをまとめてアイテムポケットへと収納しつつも。
 ――かわいいウサギさん達をいじめちゃダメよ。
「蠱白さんも、みんなも、上手く使ってね」
 周囲を埋め尽くすほどの、大小様々なウサギやウサギの様なモノを。
 そんな沢山のモフモフたちは、自分以外のモフモフを許さない狭量なドラゴンの気を十分に引いて。
『も゛き゛ゅっ! このモラゴン様以外のもふもふは認めん……き゛ゅっ!?』
「貴方、声が可愛くないわ。キューティクルが足りないんじゃない? その毛刈ってあげるわね」
 ウサギぽいモノ達に紛れ、適度に言葉で煽りながらも、残像を交えた一撃離脱戦法で翻弄するべく攻撃をお見舞いするアリス。
 そして自分へと注意を引き付け、他の皆の攻撃の隙を作ったりと立ち回りつつも。
(「まぁ、ミヒャエルエンデの彼を差し置いて、モフモフドラゴンを語るなんて、片腹痛いのよ」)
 映画にもなったあの作品のファンとして、眼前のモラゴンをモフモフドラゴンとは認めません。
 そんな煽りに、も゛き゛ゅっとぷんすこしながらも、反撃のモラゴンスパークをパチパチする毛玉竜だが。
 ウサギぽいモノを遮蔽にしたり、期待の新戦力の妖精・ピータ君の力も借りたシールドと障壁で、電撃のダメージ軽減を試みるアリス。
 しかしモラゴンも、お返しとばかりに。
『ふふふ、この究極と至高のモフモフをくらえ!』
 繰り出してくるのは、究極と至高のモフモフ!
 そんな、まんまるモフモフボディーに。
「わーい、おっきなモフモフですの♪」
 無邪気にはしゃいで喜ぶ蠱白。
 けれどすぐに、大きなねこじゃらしをぴこらせるシルクちゃんと一緒に、咄嗟に庇うように位置取って。
 アリスはすかさず、蠱白へとこう声を掛ける。
「ほ~ら、蠱白さん、ウサちゃんも可愛いわよ。フワフワよ~」
『も゛き゛ゅうっ!』
「おっきなモフモフでも、なきごえがかわいくないのですの。ウサちゃんのほうが、フワフワでいっぱいでかわいいですの♪」
 悔しそうに鳴くモラゴンの声は、ちっとも可愛くないから。
 蠱白は満を持して、白蛾扇を天へとびしいっと掲げ、くるりんくるり。
「シルクちゃん! スーパーびゃくがすいせいですの!」
 シルクちゃんと呼吸を合わせて放つのは、そう――スーパー白蛾彗星の渾身の一撃!
 説明しよう、スーパー白蛾彗星とは!
 半分をシルクちゃんの魔力がこもった花粉と置き換え放つ、必殺の白蛾彗星である……!
 なお、鱗粉が花粉に置き換わっているだけなので、その威力は全くいつもの白蛾彗星と変わってないぞ!
 とはいえ、女児向け魔法少女アニメの決め技級に凄いのだという、昂るその気持ちはとても大事。
 ということで!
 ――きらりんきらきら まほうのこなよ コハクのおねがいかなえますの。
 かわいいウサギぽいモノで埋め尽くされた戦場で、蠱白の必殺技がキラキラ炸裂!
『ぐうぅっ、も゛き゛ゅぅぅ……ッ!』
 可愛くなく鳴くモラゴンを貫き、さらに毛玉竜の生命力を吸い取るのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【防衛ライン】LV1が発生!
【活性治癒】がLV9になった!
効果2【ダブル】がLV4になった!

捌碁・秋果
【秋逸】(アドリブ歓迎)
(猫耳と尻尾は継続。尻尾がご機嫌にゆらゆら)

伏見キャッツ、待望のヌシですよ
もっふもふで可愛いですね!
………あのビジュからあんな鳴き声ってある?
いや、うーん、かわいいと思えばかわいい…?

伏見キャッツと連携して戦います
声をかけあったり目配せしたり…、せっかくなので猫同士(?)尻尾やお耳の動きでもコンタクトをとって連携

槍で相手に接近戦を挑み、敵からの攻撃に合わせてパラドクスを使用
敵の攻撃をフライヤーの壁で防御すると同時に、槍でフライヤーの壁ごと相手を槍で貫いて攻撃

反撃は…モフモフ?
そんなものに釣られる私では………モフモフ…モフモフ…
この手触り…ブラッシングしてさしあげますね…
伏見キャッツも一緒にもふもふしませんか?
ふふっ、モッフモフで気持ちいいですねえ

ああ、これぞ至高のモフモフ…私はダメになりましたぁ…
…と見せかけて、えいっ!(槍で薙ぎ払う)
伏見っぽが可愛くアピールしてるのに毛玉ドラゴンに蕩けていられません
その割にはモフモフタイムが長かった?
き、気のせいですよ…


伏見・逸
【秋逸】(アドリブ歓迎)
(猫耳と猫尻尾はついたままになっている。不機嫌そうに竜尻尾がうねうね)
とりあえずそこの毛玉、こいつはてめえの仕業か
そうかそうか、よしボコす
長ドスで丸刈りか、微塵切りか、ぶん殴って煎餅みてえに潰すか、どうしてくれようか、に”ゃー?(うっかり微妙に残る猫口調)
…聞いたか?聞いてねえよな?聞いた?よし潰す

前に出て近接戦闘
捌碁と連携して動く。敵に隙を作る、強力な攻撃を叩き込むなど、相手の動きで目的を察知してフォローする
自分の負傷は気にせず攻撃を優先
【黒鱗一閃】使用、尻尾を叩き込む
その毛玉、どこまで中身が入ってるのか確かめさせて貰おうか

おいこら捌碁!毛玉につられてんじゃねえ!なーにがモフモフ…だっての…
いや…モフモフか…確かにモフモフだな…
(敵の攻撃でモフモフにつられる)
(ブラッシングするならこっち!とばかりに何故かぴこんと動く猫尻尾vs何勝手に動いてるんだとばかりに暴れる竜尻尾のびたんで我に返る)
…ああ、くそ。ちょっと色々危ねえところだった。やっぱり潰す!


 もう、ここまでくれば、キャッツ上等?
 ぴょこりと猫耳と尻尾はつけたままの捌碁・秋果(見果てぬ秋・g06403)こと秋果キャッツは、踏み込んだ最奥にいる『毛玉竜モラゴン』へと目を向けて。
「伏見キャッツ、待望のヌシですよ。もっふもふで可愛いですね!」
 ねこねこ迷宮を作ったヌシに相応しいかもしれない、モラゴンのそのまんまるもっふもふさ加減に、ゆらゆら尻尾もご機嫌。
 そんな秋果キャッツのご機嫌な尻尾共に、うねうね。
 同じく猫耳と猫尻尾がついたままの伏見・逸(死にぞこないの禍竜・g00248)……いや、伏見キャッツの伏見っぽは、何だか不機嫌そうで。
「とりあえずそこの毛玉、こいつはてめえの仕業か」
 そう、フシャアッと猫さんが威嚇するかの勢いで毛玉竜へと問えば。
 やたらどや顔でえっへん、声高に鳴くモラゴン。
『ふふ……モラゴン様こそ、この迷宮を統べるもふもふなドラゴンも゛き゛ゅー!』
「………あのビジュからあんな鳴き声ってある?」
 まんまるおっきなもふもふボディーは可愛いのに、鳴き声が控えめに言って酷い。
 だが、秋果は何故か得意顔をして、も゛き゛ゅも゛き゛ゅと鳴いている毛玉をじいと見つめて。
「いや、うーん、かわいいと思えばかわいい…?」
 逆に、かわいくないのがかわいいかもしれないそんな可能性……?
 そう敵を見遣り、かわいいかかわいくない判定か、芸術点なども加味しつつ見定めている秋果を後目に。
「そうかそうか、よしボコす」
 これまでの、逸にとっては苛酷であったねこねこ迷宮のねこねこ大冒険を思い返しながらも。
「長ドスで丸刈りか、微塵切りか、ぶん殴って煎餅みてえに潰すか、どうしてくれようか、に”ゃー?」
 ねこねこ大変身の名残か伏見キャッツへの慣れか、うっかり微妙に残る猫口調。
 そんな猫さん口調に、こてんと毛玉竜は首を傾げて。
『に”ゃー??』
「……聞いたか? 聞いてねえよな? 聞いた? よし潰す」
 猫尻尾が上についたままの伏見っぽをびたんびたん、まんまる煎餅に潰します!
『ふ、たかが猫に何ができる? このモラゴン様以外のモフモフは許さないも゛き゛ゅ!』
 そう何気にふたりを猫判定している様子のモラゴンは、可愛くない声で笑うも。
 秋果キャッツはせっかくなので猫同士(?)伏見キャッツとお耳をぴこり、タイミングを合わせて共にうにゃんと駆けて。
 尻尾をゆうらり、ねこねこコンタクトをとりながら連携して立ち回る。
 刹那、不満げにうねうねしていた竜尻尾が、鬱憤を晴らすかのごとく――勢いよく、びたんっ!
 相手の目的を察知するべくその予備動作から察知しつつフォローしながらも、に”ゃー!
 敵に隙を作りつつ、強力な伏見っぽで攻撃を仕掛ける逸。
 モラゴンも、も゛き゛ゅっと己の尻尾でばしばし弾かんとするけれど、そんな敵と打ち合いながらもその尻尾の機微を見極め防御を固めつつ。
「その毛玉、どこまで中身が入ってるのか確かめさせて貰おうか」
『ぐっ、も゛き゛ゅっ!』
 隙を突いて、猫尻尾がちょこんと乗った竜の尾を容赦なく叩き込む。
 そう、猫さんになったって同じ。ねこねこな喧嘩にだって勝つ為ならば、使える物はなんだって使うのだ。
 そしてさらに、伏見キャッツと共に敵前へと躍り出てから。
 逸の尻尾による強烈な黒鱗一閃に対し、究極と至高のモフモフで反撃してくる敵の攻撃に合わせて。
 ――私のコレクション、お見せしますね。
 大きな藍色の槍を握る秋果が作り出すのは、過去に訪れた企画展などのフライヤーを敷き詰めた壁。
 その彼女が触れてきた芸術たちが毛玉竜の視界を遮った一瞬。
『……も゛き゛ゅっ!? ふぎゃっ!』
 フライヤーの壁ごと、ぶすりっ。相手を槍の鋭撃で、うにゃんっと貫く秋果。
 そんなびたんっと尻尾でぶっ叩かれたりたり、槍でぶっ刺されたりして、よろりとしながらも。
『く、猫をダメにするモフモフをくらえ、も゛き゛ゅ!』
 究極と至高のモフモフで再び反撃や攻撃してくるも。
「反撃は……モフモフ? そんなものに釣られる私では……」
 そう言いつつも、秋果キャッツの尻尾はゆうらゆら。
「モフモフ……モフモフ……この手触り……ブラッシングしてさしあげますね……」
 モラゴンの魅惑のふわもこに、思わずうっとり。
 そして何せ、もふもふボディーのブラッシングなら、逸と一緒に過去に経験済みだから。
「伏見キャッツも一緒にもふもふしませんか?」
「おいこら捌碁! 毛玉につられてんじゃねえ! なーにがモフモフ……だっての……」
 猫をダメにするモフモフにつられてしまっている様子の秋果に、逸はそう声を上げるも。
 つい、眼前のまんまるふわもこが目に入ってしまえば。
「いや……モフモフか……確かにモフモフだな……」
「ふふっ、モッフモフで気持ちいいですねえ」
 一緒にダメになる、仲良しキャッツたち……?
 いや、刹那――ぴこんっ、びたんっ! と。
 ブラッシングするならこっち! とばかりに何故か動く猫尻尾vs何勝手に動いてるんだとばかりに暴れる竜尻尾の、謎の尻尾対決で。
 逸はハッと我に返れば。
「……ああ、くそ。ちょっと色々危ねえところだった。やっぱり潰す!」
 猫と竜のダブル伏見っぽで、に”ゃー! もふもふの誘惑を払うような、反撃のびたん!!
『なっ……も゛き゛ゅっ!』
 そして、揺らいだモラゴンをいまだモフモフと。
「ああ、これぞ至高のモフモフ……私はダメになりましたぁ……」
 秋果はすっかりその魅惑のふわもこに夢中――。
「……と見せかけて、えいっ!」
『え!? ……き゛ゅっびぃっ!』
 槍で容赦なくざっと薙ぎ払いつつも、きりり。
「伏見っぽが可愛くアピールしてるのに毛玉ドラゴンに蕩けていられません」
 そう、秋果が真に夢中になっているのは伏見っぽなのだ。
 故に、伏見っぽしか勝たん……のだけれど。
「その割にはモフモフタイムが長かった? き、気のせいですよ……」
 めっちゃ毛玉竜もちゃっかりモフモフしていたのは気のせいなのです、きっと。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【セルフクラフト】LV1が発生!
【平穏結界】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV2が発生!

諷和・もこ
わ、おっきなモーラットさん…じゃない?
でも、もふもふのかわいいドラゴンさn……な、鳴き声があんまりかわいくないんだよ…
うーんうーん……見た目はもふもふなんだよ…でも鳴き声…うーん…
(「モフモフしたい欲」と「鳴き声がかわいくない」の天秤がグラグラ)
……よし!鳴き声は聞かなかったことにするんだよ!

かわいい猫ちゃん達を独り占めするなんて、悪いドラゴンさんにゃ!
ボク達がセーバイしちゃうんだにゃ!
…はっ!?さっきのものまねが抜けてなかったんだよ!?

……こほん
気を取り直して
【未来予測】と【強運の加護】で攻撃をかわしてもふもふドラゴンさんの懐に…
…え?ボクもモフモフしてるから許せない?
ボ、ボクは関係ないんだよ!?

……こほん

も、もっかい気を取り直して…
ダッシュでドラゴンさんの懐まで入り込めたら作戦成功
「ギュッてしてもいい?」って一応聞いてはみるけど
ダメって言われても、ギュッてしちゃう!
わーい、もふもふなんだよー(メキメキ)
君も十分に素敵なモフモフなんだから、猫ちゃんを攫うなんてコトしちゃ、メ!なんだよ!


オリヴィア・ボージェ
つ、ついに迷宮の最奥までたどり着きました…!

ドラゴンとの直接対決ですね。
すごく大きい…大き過ぎてもふもふでも……あんまり可愛いと思えないです…(ぽつり)
ちょっと怖いですけど…猫さんを解放するために…皆さんの足手まといにならないように頑張って戦います…!

絵筆をすちゃっと取り出し【リアライズペイント】で毛玉ドラゴンの絵を描きます。
さすがに10メートルは無理ですけど、自分に描ける精一杯の大きさで。

可愛いからって猫さんを独り占めするのは良くないと思います…!

相手の反撃に思わずふらふらとモフろうと近づいていきそうになりますが、はっと我に返りダメダメと首を振り、ぐっと我慢するしながら描くを繰り返し。

もふっている皆さんの事を羨ましいなぁと良いなぁとか、お、思ってないです…。

頑張って…っ、私の(描いた)モフゴン…!
体当たりで攻撃です…!

……え、名前が違う?
そ、それはごめんなさいです。
わーん、怒らないで下さい。
正直、濁音が多過ぎて何言ってるかあんまり分からないです…っ。

や、やっぱり可愛くないです!


名波・海音
可愛い猫ちゃんも、謎の像も無事に片付けてここまで来たんだよー。
あ、あそこにいるのがボスなんだね!て、んー。今まで出て来た子達が皆可愛かったから、ボスもきっと可愛いに違いないと思ってたんだけど、期待はずれだったかな。

まあ、どのみち倒さなくちゃいけない相手なんだし、気合い入れてやっつけるんだよー!

ボクのサーヴァントのコンタをよびだして、コンタと一緒に戦うよ。
パラドクスも使って、敵に攻撃を仕掛けるんだよー。
「いくらもふもふだからって、手加減はしないんだよ。いっくよー!」

コンタとボクの二重攻撃するよ。ボクの可愛いコンタの方が中途半端なもふもふくんより、遥かに可愛いんだからねっ!
「よく見るとキミって悪そうな顔してるね。集めた猫さん達に謝んなさい!そしたらボク達が速やかに倒してあげるからね。」

ボクもパラドクスを利用して、全力で戦うよ。悪い子にはお仕置きなんだよ。もふもふには負けないんだよー!


 これまでのねこねこ迷宮の冒険を振り返ってみながらも。
(「可愛い猫ちゃんも、謎の像も無事に片付けてここまで来たんだよー」)
 名波・海音(猫忍・g10378)は閉ざされていた扉を潜り、自前の猫耳をぴこりとさせつつ迷宮の最奥に足を踏み入れれば。
 オリヴィア・ボージェ(月下狼人・g10204)も、狼のお耳をぴこっ。
(「つ、ついに迷宮の最奥までたどり着きました……!」)
 そして尻尾をゆらり、ちょっぴり緊張したようにそうっと扉の先の空間を見回す。
 ……ドラゴンとの直接対決ですね、と。
 そう、ここにいるのは。
『ぐぅっ……新手だと!?』
「あ、あそこにいるのがボスなんだね!」
 先行している仲間の攻撃に唸っているまんまる毛玉……もとい。
「わ、おっきなモーラットさん……じゃない?」
 諷和・もこ(ふわもこうとうと・g01739)の言う様に、モーラット……でもなく。
 このねこねこ迷宮の主、アヴァタール級『毛玉竜モラゴン』であった。
 眼前のドラゴンはこの迷宮のボス、敵ではあるものの。
 もこはそんな全長10mのモーラットそっくりのドラゴンを、じいと見つめてみて。
「でも、もふもふのかわいいドラゴンさ……」
 そう言いかけた、その時。
『も゛き゛ゅうぅぅっ! ディアボロスめ!』
「……な、鳴き声があんまりかわいくないんだよ……」
「すごく大きい……大き過ぎてもふもふでも……あんまり可愛いと思えないです……」
 もこの声に、オリヴィアもそう頷きつつぽつり。
「て、んー。今まで出て来た子達が皆可愛かったから、ボスもきっと可愛いに違いないと思ってたんだけど、期待はずれだったかな」
 海音も、可愛いとはお世辞とは言えない鳴き声を発するドラゴンに首を傾ける。
 鳴き声もだけど、手とか尻尾とかも、もふもふボディーには合ってない感じでちょっと……。
 いや、でも、おっきなもふもふには違いなくて。
「うーんうーん……見た目はもふもふなんだよ……でも鳴き声……うーん……」
 もこは、心の中で激しく葛藤する。
 そう、「モフモフしたい欲」と「鳴き声がかわいくない」の天秤がグラグラ。
 もふもふだけど、鳴き声が全然かわいくなくて、でももふもふだし、しかしかわいくない――。
 そして、ぐるぐると一通り悩んだ結果。
「……よし! 鳴き声は聞かなかったことにするんだよ!」
 勝ったのは「モフモフしたい欲」!
 海音も、ぐっと眼前のもふもふモラゴンへと改めて視線を向けて。
「まあ、どのみち倒さなくちゃいけない相手なんだし、気合い入れてやっつけるんだよー!」
「ちょっと怖いですけど……猫さんを解放するために……皆さんの足手まといにならないように頑張って戦います……!」
 オリヴィアもこれまでの迷宮で出会った猫たちのことを思い返しつつ、ディアボロスとして、皆で迷宮の主を倒します!
 そして毛玉竜モラゴンへと、もこはびしいっと言い放つ。
「かわいい猫ちゃん達を独り占めするなんて、悪いドラゴンさんにゃ! ボク達がセーバイしちゃうんだにゃ!」
 ねこねこディアボロスが、うにゃにゃっと退治するんだにゃん!
 でも次の瞬間、もこはハッと瞳を見開いて。
「……はっ!? さっきのものまねが抜けてなかったんだよ!?」
 まだ某お嬢様の真似っこが抜けていませんでした……!?
 けれど、猫さんでもディアボロスでも、此処でやるべきことはひとつ。
 オリヴィアがすちゃっと取り出して握るのは、絵筆。
「可愛いからって猫さんを独り占めするのは良くないと思います……!」
 そしてリアライズペイントでさらりと描いていくのは、そう――毛玉ドラゴン!
 さすがに本物みたいに10メートルは無理だけれど、自分に描ける精一杯の大きさで大胆に描いて。
『も゛き゛ゅっ!? くっ、このモラゴン様以外のもふもふなど、認めん……!』
「いくらもふもふだからって、手加減はしないんだよ。いっくよー!」
 お揃いに尻尾をゆらゆら、戦場に喚び出したコンタと一緒に海音は戦場を駆けながら。
 ぴょこんっと地を蹴ったコンタの牙が、おおきなモラゴンのまんまるい影に、ぶすりっ。
『き゛ゅびぃぃっ……!』
 相変わらず全然可愛くない鳴き声を上げながら、身体の自由を奪われてじたばたする毛玉竜。
 けれど……こほん、と猫のものまねモードから気を取り直しつつ。
 反撃のモラゴンスパークをぱちぱちしてくる敵の攻撃をかわし、もこはすかさず、もふもふドラゴンの懐に――。
『羊みたいにモフモフしおって……! このモラゴン様以外のモフモフは許さんも゛き゛ゅ!』
「……え? ボクもモフモフしてるから許せない? いや、羊さんじゃないし、ボ、ボクは関係ないんだよ!?」
 羊疑惑をかけられ、思わずそう謎の弁解をするも。
 もう一度……こほん。
「も、もっかい気を取り直して……」
 スタタタッとダッシュでモラゴンの懐まで入り込めたら、作戦成功!
 そして――ぎゅってして……いい? って。
 そう、一応聞いてはみるけど。
『えっ、このモラゴン様をぎゅっ? ……って!?』
 ダメって言われても、ギュッてしちゃう!
 ということで、早速!
「わーい、もふもふなんだよー」
 ――メキメキィッ!
『ふんぎゃあぁ!? も゛き゛ゅびぃィ!!』
「君も十分に素敵なモフモフなんだから、猫ちゃんを攫うなんてコトしちゃ、メ! なんだよ!」
 わーっとかわいく近づいて、きゅっと抱きしめるもこ……ええ、捕縛能力や暗殺技能にも長けた、鬼の怪力で!
 だが、そんなメキメキなりながらも、なんとか相手をダメにせんと究極と至高のモフモフをアピールしてくるモラゴン。
 そんな攻撃に、オリヴィアはお耳をぴこぴこっ。
 思わずふらふら、毛玉竜をモフろうと近づいていきそうになるものの。
「もふっている皆さんの事を羨ましいなぁと良いなぁとか、お、思ってないです……」
 本音を結構はっきりと垣間見せながらも、でも必死にぐっと我慢して。
 その羨ましさを乗せた筆でさらさらと、モラゴンを繰り返し描いて。
「頑張って……っ、私のモフゴン……!」
 描いたモフモフドラゴンで、眼前のモフモフドラゴンへと体当たりで攻撃です……!
 けれどただでさえ、自分以外のモフモフは絶許な強火の毛玉竜であるが。
『も゛き゛ゅうぅぅっ! モラゴン様だ! も゛き゛ゅっ!』
「……え、名前が違う? そ、それはごめんなさいです」
 名前すらも間違えられて、ぷんすこ!
「わーん、怒らないで下さい。正直、濁音が多過ぎて何言ってるかあんまり分からないです……っ」
 も゛き゛ゅ! と怒りの鳴き声を上げるモフゴン……いや、モラゴンに、オリヴィアは改めて思うのだった。
 ……や、やっぱり可愛くないです! って。
 そんな、名前を間違えられて敵が激おこな隙に。
 海音がお見舞いするのは、コンタとのもふもふ二重攻撃!
「ボクの可愛いコンタの方が中途半端なもふもふくんより、遥かに可愛いんだからねっ!」
『ちゅ、中途半端だと!? ……も゛き゛ゃっ!』
 さらにぷんぷんするモラゴンへと再びコンタが牙を立てれば、海音も容赦なく全力で攻撃を繰り出して。
「悪い子にはお仕置きなんだよ。もふもふには負けないんだよー!」
 悪いモフモフは、きっちりと成敗なのです!
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【液体錬成】がLV2になった!
【傀儡】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV3になった!

シル・ウィンディア
【毛玉猫】
…もきゅー。
と、とりあえず一言いいたいのは…。

可愛くないです。その鳴き声。
もっとかわいく、もっとキュートにっ!!

…と、とりあえず、気を取り直して。
もらごん、あなたをここで墜とすっ!
キャメロット攻略のためにもねっ!!

小雪さんや鐶さんの動きも気にしつつ、わたしは接近戦モードっ!
左手に創世の光剣を抜いて、そのままダッシュして接敵するよ。
接近するときには、パラドクス通信で連絡を取り合いつつ行動するよ。
近接間合いに入るタイミングでサイドステップを行って、敵のタイミングをずらすように攪乱っ!
サイドステップを行うタイミングは、「今だっ」って言ってみんなに伝えるね。

ステップから着地して、高速詠唱で隙を減らしてから…
全力魔法の六芒星精霊収束砲!
もふもふの魔力にも負けないわたしの全力…
遠慮せずにもってけーーっ!!

敵パラドクスは…。
もふもふだぁ~。もふもふもふもふ…
え、鳴き声が…

こ、こんなのかわいいもふもふじゃないから失格だーっ!!!!

…ふぅ、いろんな意味で強敵だったね。


月下部・小雪
【毛玉猫】
ふ、ふぅ。無事に迷宮を突破、です。(せっかくなのでにゃんこ装備はつけたままの小雪とコダマ)
あ、後はあのモラゴンをやっつけるだけですね!
猫さんを閉じ込める悪いドラゴンは許しません!

コダマとモラゴン、どうみてもコダマの方がもふもふでかわいいのですが、そ、それをわからせてやります!
コダマもやる気が十分です、みなぎってます!

モラゴンの可愛くない鳴き声に対抗して、コダマがもきゅーと可愛く鳴きます。
えへへ、やっぱり、コダマの方がかわいい、です。
相手のモフモフに魅了されそうになっている人にはコダマが抱き着いて落ち着かせてあげますね。


さ、最後は【巨大毛玉墜とし】でふぃにっしゅ、です!
コダマのモフモフに押しつぶされて、コダマのモフモフの方がすごいって打ちのめされちゃって、ください!

※アドリブ連携大歓迎


月下部・鐶
【毛玉猫】
くっ、かわいい!だけどねモラゴン!お前は一つまちがいをおかした!
マスコット的な見た目でも、しゃべるとあんまりかわいくない!!

指をビシッとつきつけて指摘することでかわいさへのレジストを試みるタマキ
そして、よりカワイイ小雪ちゃんがいるディアボロスこそ無敵なのだ!

ドヤ顔でスケッチブックを取り出して、パラドクスを準備!描くのは冷たい冷気!!
モフモフの毛に包まれててもあたしの冷気は……モフモフ……

もふもふ~……もふもふきもちよさそう、もふもふに埋もれたい……もふもふ、もふもふ~

はっ、この鳴き声は、コダマちゃん!耳に届いたコダマちゃんのかわいい鳴き声で、あたしは正気に戻りました!
それに比べてモラゴンの鳴き声は……フッ、どうやら無敵がどちらか決着がついたようだね!!

そんな失格のモフモフで、あたしの鳥たちの冷気は阻めない!
しっかりパラドクス通信でお互いのタイミングを合わせて
作品名【冬のわたり鳥】 絵の鳥がスケッチブックから飛び出して、モラゴンの動きを冷気で鈍らせるよ!

連携、アドリブ、大歓迎!


 油断すれば先に進む気を失わせる、そんなある意味恐ろしい罠がいっぱいのねこねこ迷宮。
 だがついに、その最奥にある扉を開ければ。
「ふ、ふぅ。無事に迷宮を突破、です」
 月下部・小雪(おどおどサマナーところころコダマ・g00930)の言うように、ねこねこ迷宮もお終い。無事にクリアです!
 けれどあともうひとつだけ、ディアボロスたちが成さねばならないこと。
 それは――。
『も゛き゛ゅー! またディアボロス……!』
 迷宮の主であるドラゴン――『毛玉竜モラゴン』を倒すこと。
 そんな全長10mのモーラットそっくりのまんまるもふもふドラゴンを見れば。
「くっ、かわいい!」
 月下部・鐶(さいつよのお姉ちゃん・g00960)は巨大な毛玉みたいなふわもこに、きゅんとしかけるも。
 すかさず、指をビシッとつきつけて。
「お前は一つまちがいをおかした! マスコット的な見た目でも、しゃべるとあんまりかわいくない!!」
 モラゴンへとそう指摘する。それによって、かわいさへのレジストを試みるべく。
 いや、でもモラゴンもちょこっと可愛いかもしれないけれど。
 鐶は眼前の毛玉竜には、ほんのちょこっとしか心揺さぶられない。
 何故なら!
「そして、よりカワイイ小雪ちゃんがいるディアボロスこそ無敵なのだ!」
 そう、せっかくなのでとコダマとお揃いでにゃんこ装備をつけたままの、かわいすぎる妹がいるからである!
 シル・ウィンディア(虹を翔ける精霊術士・g01415)も……もきゅー、と。
 巨大なモーラット風のドラゴンを見上げてみつつも。
「と、とりあえず一言いいたいのは……」
 毛玉竜へとひとこと、物申す。
「可愛くないです。その鳴き声」
 何も包まず、どストレートに。
 そんな鐶やシルの声に、モラゴンはぐぬぬと唸りつつ。
『なっ、このモラゴン様の鳴き声が可愛くない、だと……!? も゛き゛ゅき゛ゅうっ!』
「もっとかわいく、もっとキュートにっ!!」
『ぐ、キュートに……も゛き゛ゅき゛ゅ~んっ』
 ちょっとかわいらしく鳴いてみようとしたようだけれど……やはり、全然可愛くない。
 シルはそんなモラゴンを見遣りつつ……と、とりあえず、気を取り直して、と。
「もらごん、あなたをここで墜とすっ! キャメロット攻略のためにもねっ!!」
 そう宣言しつつも抜き放つは、淡い碧色の刀身を持つショートソード。
 そして、天地開闢の聖なる力宿し魔力を高める創世の光剣を握り、大きく地を蹴って。
 小雪や鐶の動きも意識しパラドクス通信で連絡を取り合いながら、シル自身は接近戦モードっ!
 同時に、鐶もドヤ顔でスケッチブックを取り出してパラドクスの準備!
 広げたスケッチブックに描かんとするのは、冷たい冷気……であるが。
 そしてシルも、近接間合いに入るタイミングでサイドステップを……行わんとした、その時。
『くっ、鳴き声など些細なこと! この究極と至高のモフモフボディーでダメになるといいも゛き゛ゅ!』
 また可愛くない鳴き声を響かせるモラゴンだけれど。
「モフモフの毛に包まれててもあたしの冷気は……モフモフ……」
「もふもふだぁ~。もふもふもふもふ……」
「もふもふ~……もふもふきもちよさそう、もふもふに埋もれたい……もふもふ、もふもふ~」
『も゛き゛ゅき゛ゅっ! どうだ、このモラゴン様の究極と至高のモフモフは!』
 鐶とシルが、モラゴンのふわもこの誘惑にダメになりかけています!?
 いや、けれど此方には、めちゃめちゃ可愛い存在がいるのだ。
 ――もきゅー♪
 モラゴンの可愛くない鳴き声に対抗してめっちゃキュートに鳴くのは、コダマ。
 しかもただでさえ可愛いのに、今のコダマはねこねこ仕様。
「えへへ、やっぱり、コダマの方がかわいい、です」
 お揃いの猫耳をぴこりと揺らしてほわりと笑む小雪猫さんとセットで、倍どころの可愛さではありません!
 ということで、モラゴンのモフモフに魅了されそうになっている人にぴょこんとコダマが抱き着いて、もきゅーっと可愛く鳴けば。
「え、鳴き声が……」
「はっ、この鳴き声は、コダマちゃん!」
 耳に届いたコダマのかわいい声で、正気に戻りました!
 そんな様子に、モラゴンは悔し気に唸り声をあげて。
『ぐぬぅっ! も゛き゛ゅき゛ゅびぃっ!』
 鐶は改めて、眼前の毛玉竜をドヤ顔でちらり。
「それに比べてモラゴンの鳴き声は……フッ、どうやら無敵がどちらか決着がついたようだね!!」
「こ、こんなのかわいいもふもふじゃないから失格だーっ!!!!」
 ますます可愛くないモラゴンの鳴き声に、シルはふるふると大きく首を横に振りつつも。
 近接の間合いに改めて入れば、刹那――今だっ、って。
 皆に伝えつつサイドステップを踏んで、敵のタイミングをずらすように攪乱するように動きながら。
 ステップから着地し、高速詠唱で隙を減らしてから……。
「もふもふの魔力にも負けないわたしの全力……遠慮せずにもってけーーっ!!」
 六芒星に集いし6属性のエネルギー全てを、撃ち抜きし力へと収束させて。
 毛玉竜へ向けてぶっ放すはそう――全力魔法の六芒星精霊収束砲!!
『!! も゛き゛ゅうっ!?』
 その強烈な砲撃魔法に、モラゴンは堪らず可愛くない声を上げるも。
 さらに、しっかりとパラドクス通信でお互いのタイミングを合わせて。
「そんな失格のモフモフで、あたしの鳥たちの冷気は阻めない!」
 瞬間、鐶のスケッチブックから飛び出すのは、輪郭だけの数多の鳥たち。
 そう、鐶が描いたのは――作品名『冬のわたり鳥』。
 キャンバスから溢れた鳥たちは巨大なもふもふドラゴンへと目掛け、鐶の指示で一斉に飛んで。
 毛玉竜を凍りつかせ、その動きを鈍らせれば。
 ――さ、最後は『巨大毛玉墜とし』でふぃにっしゅ、です!
 小雪が発動させるのは、そう!
「必殺、コダマ、墜としです!」
『ぐっ、このモラゴン様以外のモフモフなど許せん……なっ!? も゛き゛ゅうっ!!』
「コダマのモフモフに押しつぶされて、コダマのモフモフの方がすごいって打ちのめされちゃって、ください!」
 空高くぴょこんと飛び上がったコダマが巨大化しながら、モラゴン目掛けて落下!
 強烈な巨大毛玉墜としの衝撃にたえられず、ついに倒れる毛玉竜モラゴン。
「……ふぅ、いろんな意味で強敵だったね」
 も゛き゛ゅうぅぅ、とやはり可愛くない声で最期に鳴く姿にちょっぴりシルは遠い目をしながらも。
 やはり、可愛いもふもふは正義!
 ねこねこ迷宮、これで完全制覇達成です……!
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【クリーニング】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【寒冷適応】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV4になった!
【命中アップ】がLV4になった!

最終結果:成功

完成日2023年10月04日

キャメロット攻略作戦

 アイルランドに加えて、イングランド中南部を奪還した事で、幻想竜域キングアーサーの拠点である『キャメロット』の攻略が可能になりました。
 断片の王たるアーサー王の居城である、キャメロットの城は、侵入する方法が不明だったのですが、『マンクニウム』に近い防衛システムである事が判明しました。
 キャメロットの都市を護る『城壁』に、マンクニウムの『砦』に相当する、迷宮が用意されており、この迷宮を全て制圧しない限り、キャメロットの城に侵入する事が出来ないようです。
 キャメロット城壁迷宮に挑み、断片の王の元に向かう道を切り開きましょう。

●期限延長

 攻略旅団の提案により、攻略期限が1ヶ月間延長されました。
 10/22以降に公開されるこの事件のシナリオは、難易度が上昇します。

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#幻想竜域キングアーサー
🔒
#キャメロット攻略作戦
🔒
#キャメロット


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選択肢『キャメロット城壁迷宮の探索』のルール

 キャメロットの城壁には、マンチェスターを護っていた砦である『マンクニウム』に近い防衛システムが用意されていたようです。
 これが、キャメロット城壁迷宮です。
 一定数のキャメロット城壁迷宮を制圧しない限り、キャメロットに侵入する事が出来ません。
 入り口付近の施設を警備するトループス級を撃破し、キャメロット城壁迷宮の探索を行いましょう。

 『キャメロット城壁迷宮の探索 』時は、パラドクスを利用した場合は、迷宮の外にはじき出され攻略の資格を失ってしまいます。
 迷宮は、複雑な構造はしていますが、クロノヴェーダの影は無く、人間の身体能力で突破可能なものとなっているようなので、自分の力を信じて突破していきましょう。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『神像の破壊』のルール

 クロノヴェーダの中には『一般人の信仰で戦闘力を強化するクロノオブジェクト』を持つ者が居ます。
 この事件のクロノオブジェクトは、👿の姿を象った神像です。この神像を破壊する事で、👿を弱体化させる事ができるでしょう。
 破壊すべき神像が何処にあるのか、破壊に必要な道具や方法は何かといった情報は、オープニングやリプレイで確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達しない限り、👿のリプレイでは大成功🔵🔵🔵🔵以上が発生しない。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『毛玉竜モラゴン』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、450文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★1個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は600文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 🎖🎖🎖 🔵🔵🔵🔵🔵
 超成功 🔵🔵🔵🔵🔵
 大成功 🔵🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔵🔴
 善戦 🔵🔵🔴🔴
 苦戦 🔵🔴🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「月下部・小雪」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。