リプレイ
獅子城・羽鳥
こいつ等の外見はキモいが仮にマシな外見でも亜人などゴミ以下だ
一匹でも多く駆除してこの先の犠牲を防ごう
(蹂躙されるとわかってるイタリア南部が落選した辛さで殺意マシマシ)
【PD通信】で味方としっかり連携
こちらも【水中適応・水面走行】はあるが出来れば敵の大得意な水中戦よりは地上戦に持ち込みたい
【防衛ライン・泥濘の地】で敵の足を鈍らせ、一度に多数を相手しないよう注意
後は片っ端から内蔵火器と愛犬スエニョのキャノンで片っ端からPDで《砲撃・制圧射撃》
反撃は魔力障壁でダメージを抑え、急所を武器でガードし致命傷を防ぐ
犬も食わないキモイルカの黒焦げ…
スエニョには普段から美味い物あげてるし、元々見向きもしないがな
光道・翔一
アドリブ、連携歓迎
無理な侵攻は避ける
…敵に戦略性はないも同然。
随分と鬱陶しい横槍ではあるが所詮力押しな以上相手取るにはやり易い部類だろう。
……クロノヴェーダにも色々いるのは分かってる。
……緊急時なのも含めて、今更ビジュアルにどうこう言う気はねーよ。
敵の攻撃は強烈な槍の投擲って所か
とはいえ威力はあっても単純な投擲なのに変わりは無さそーだが
迫る槍はその軌道を『精神集中』の上で観察して、強化を施した得物で『薙ぎ払い』して対処
間髪入れずに『ダッシュ』で丸腰の敵に近づいて仕留めていくか
……いや、やっぱその槍投擲はねーんじゃねーのか?
…その体躯ならフツーにぶん投げて十分パラドクスとして通用するだろうによ。
●
意気揚々と黒海を渡りソマリアへとやってきた亜人達。独断専行で彼らを引き連れてやってきたジェネラル級の目標は略奪オンリーと、極めて野蛮な蛮族的思考であった。
もっともその一意だけで渡ってくる根性だけはすごいのかもしれないが、それらを迎え撃つために水際作戦を行う復讐者たちは集っていた。
「……敵に戦略性はないも同然。随分と鬱陶しい横槍ではあるが、所詮力押しな以上相手取るにはやり易い部類だろう」
砂浜で戦闘の準備を整えていた光道・翔一(意気薄弱なりし復讐者・g01646)は冷静に亜人達の軍勢を分析している。
「こいつ等の外見はキモいが仮にマシな外見でも亜人などゴミ以下だ。一匹でも多く駆除してこの先の犠牲を防ごう」
辛辣極まりない発言は獅子城・羽鳥(メタリックトルバドゥール・g02965)のもの。
彼が不機嫌なのも無理はない。七曜の戦で交戦する地域の投票結果で、イタリア南部がこの亜人共に蹂躙される事が確定してしまったからだ。その辛さをぶつけるべきは当然亜人であり、殺意は凄まじいことになっている。
愛らしい和犬の外見のパンツァーハウンド『スエニョ』も静かに闘争心を滾らせているようにも見えてしまう。
「クロノヴェーダにも色々いるのは分かってる……緊急時なのも含めて、今更ビジュアルにどうこう言う気はねーよ」
翔一は彼ほどには強烈な感情は抱いていないようにも見えるが、だからこそ。
そこで海面に黒影がいくつも見え、海岸に接近してきた。
最終人類史の領域であるから存分に残留効果を扱える戦場、その気になれば海岸でなくもっと海の方に出て戦うこともできるだろう。
だが、やってくる敵はイルカの亜人。どう考えても水中戦は大得意と考えられる。
故に羽鳥が選んだのは地上戦、海岸にまで至った個体を確実に潰すという作戦だ。
上陸してくるドルフィンマン、兜と武器のみで一糸纏わぬその姿は一分の隙もなく鍛え上げられた筋肉を誇示しているかのよう。
『キュイィィィィィィィィィ!!!』
奇声――イルカの鳴き声にしては野太く聞こえるそれはこの地での蹂躙を前にした鬨の声なのだろう。
(「敵の攻撃は強烈な槍の投擲って所か」)
酷く分かりやすい外見、両手に持つ槍は投擲に向いた造形で、あの筋肉から繰り出される威力を翔一に警戒させる。
(「とはいえ威力はあっても単純な投擲なのに変わりは無さそーだが」)
翔一が思考する中、羽鳥が残留効果で出現させた通信機で連絡をとる。
「砂浜に数体上陸した。迎撃を開始する」
そう告げた羽鳥は泥濘の地の力でドルフィンマン達の上陸後の移動を妨げる。
最大レベルで働く泥濘の地により移動速度を完全に奪った上に後方には防衛ラインの白線も引かれていて、万が一にも通しはしないという意志が伺える。
統率なくバラバラに上陸してきている事も分断するには実にやり易い。
「……切り込んでくる」
そう短く告げた翔一がパラドクス【武装強化魔法:斬】を発動しダッシュでドルフィンマンの一体に切り込んでいく。
彼を察知したイルカの亜人は即座に二本のマッスルランスを構え――射出した。
握り込んだ拳で反対の手で構えた槍の石突を思い切りぶん殴るという力業で放たれたそれは投擲と言えるかどうか微妙ではあるが、威力は折り紙付きで、連続で放たれた二槍は大気を切り裂き翔一に襲いかかる。
一瞬虚を突かれたが動揺はせず、集中して槍の軌道を見切り強化魔法をかけた両刃の大剣で薙ぎ払い療法を打ち払った。
更に間髪入れず砂を蹴り槍を放ち丸腰になったドルフィンマンへと接敵、大剣で両断する。
「……いや、やっぱその槍投擲はねーんじゃねーのか?」
これだけの体躯なら普通にぶん投げてもパラドクスとして通用するだろうによ、と言い捨てる翔一を援護するように、後方の羽鳥がパラドクス【ウォーターアナイアレイション】を発動しスエニョと共に仕掛ける。
「派手に水遊びだ!」
サイボーグである羽鳥は内蔵火器――右膝のグレネードと右腕のサブマシンガン、更に左手の指先に仕込んだニードルガンを構え、スエニョの砲と共に一斉に発射する。
移動を止めたドルフィンマンはいい的だ。制圧するかのような圧倒的な砲撃に亜人達は気勢を上げて槍をぶん殴り発射してくるが、羽鳥はそれを展開した魔力障壁で防ぎつつ、幸運の助けもあって完全に無傷で反撃を凌ぎきった。
後に残るは黒焦げになった亜人の遺骸と、砲撃に晒された砂浜のみ。
「犬も食わないキモイルカの黒焦げ……」
スエニョを羽鳥が見る。普段から美味いものをあげているから大丈夫だとは思っていたが、案の定それら黒焦げには見向きもしないようだ。
戦いはまだ始まったばかり。砂浜での水際防衛を完遂するため、翔一と羽鳥、スエニョは上陸してくるドルフィンマン達へと容赦なくパラドクスを炸裂させていくのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水面走行】LV1が発生!
【罪縛りの鎖】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
ハーリス・アルアビド
本当に戦略上の理由もなく攻め込んで来たのですね。いかに亜人であれど戦時中の独断専行は罰せられると思うのですが、戦果さえ上げられればよいと思っているのでしょうか?
天空の神ホルスよ、お力添えを。この地を守り通すため天空を舞う大いなる翼の力をお授け下さい。
最高速度で【飛翔】し、敵の注意を味方からこちらに引きつけます。速度と舞い上がる砂を【砂使い】で巧みに操り【残像】を生み出し、攻撃の間合いを読み誤らせ【一撃離脱】を繰り返しながら確実に数を減らして行きます。
味方と連携できるよう常に状況を【観察】し、一匹たりとも逃さぬようにしましょう。
●
復讐者の砲撃にも構わずに、ドルフィンマンは次々とバラバラに押し寄せてくる。
この地での蹂躙を夢見ているのか、元いた場所に帰る事も難しいからの背水なのか。
鍛え上げられたドルフィンマンは水中から陸上へ俊敏に飛び出して、水際防衛を突破せんと愛用のマッスルランスを掲げ突撃を止める様子はない。
その中の一体を鋭い目で睨む一人の復讐者。
「本当に戦略上の理由もなく攻め込んで来たのですね。いかに亜人であれど戦時中の独断専行は罰せられると思うのですが」
戦果さえ上げられればよいと思っているのでしょうか、と思考するリターナーの彼はハーリス・アルアビド(褪せる事を知らない愛・g04026)。
残留効果はフルに発揮され、普段以上の力が発揮できているのがわかる。
「天空の神ホルスよ、お力添えを。この地を守り通すため天空を舞う大いなる翼の力をお授け下さい」
信心深い彼が天空の神に祈りを捧げてパラドクス【ホルスへの嘆願】を発動すれば、授けられた翼で空へと舞い上がり一瞬で最高速からの一撃をドルフィンマンにぶち当てる。
アヌビス神を象った獣爪の篭手で切り裂きつつ、翼を力強く砂を巻き上げるハーリス、上空から派手に襲いかかり反撃のマッスルランスの直撃を防いだ彼は、巻き上げられた砂に身を隠しながら集中攻撃を受けぬようにドルフィンマンから距離を取る為に砂浜を駆ける。
そしてその間に、彼が注意を引いた隙に、他の復讐者の攻撃がドルフィンマンへと叩き込まれていく。
即席ながら上々な連携、混乱するドルフィンマン達の様子を観察しながら、ハーリスは次の攻撃の標的を探し、パラドクスを発動させた。
大成功🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
ストロベリー・メイプルホイップ
(アドリブ、絡み歓迎!)
今日からしばらくお祭りだし、たっぷり楽しまないとね!
今回はちょうど夏で海だし、いつも以上に相手を楽しませてあげないと!
私の吐息は水中だとちょっと不安だから、上陸してきた相手を狙っていくよ。
他の人の邪魔にならない様に気を付けつつ、誘惑と歌唱でイルカさん達を誘い出すよ!
その素敵なムキムキでツルプニな体とご自慢の『槍』が効くか、試してみない?
敵を誘い出して本隊から引き離し、風上へ移動したら乱交の息吹!
リャクダツは駄目だけど、本当のリャクダツを体験できないまま逝くのは可哀そうだし……私が最高の夢と幻と天国を味わわせあげる❤
そうやってを繰り返して、イルカさん達を減らしていくよ!
●
まともに統率されているとは思えないバラバラのタイミングでマッチョなイルカの亜人共は砂浜へと上陸していく。
夢見る略奪と蹂躙――現在のソマリアには何もないから骨折り損でしかないのだが、期待に満ちたドルフィンマン達は上機嫌な声を上げて走り出さんとする。
しかし、
「今日からしばらくお祭りだし、たっぷり楽しまないとね!」
わざわざ黒海を渡ってきた彼らを迎えたのは復讐者。ドラゴニアンのストロベリー・メイプルホイップ(デンジャラスデカメロン・g01346)であった。
(「今回はちょうど夏で海だし、いつも以上に相手を楽しませてあげないと!」)
酷く蠱惑的な外見の彼女――大概の水着よりも体を覆うものの面積が少ない衣装? の彼女は名前の通り甘い歌声と身振りで亜人達を誘い始める。
「その素敵なムキムキでツルプニな体とご自慢の『槍』が効くか、試してみない?」
――どうみても罠である。理性とか倫理とか皆無なドルフィンマンでも困惑したように互いに顔を見合わせさながら審議のように鳴き交わす。
数秒後、
『キュキュキュキュキュ!!』
マッスルディフェンスを固めてじりじりと近づき始めた。
得体のしれない相手であっても数と筋肉で抑え込めば好き勝手できるだろうとかそういう短絡的な発想が見て取れる。
(「リャクダツは駄目だけど……」)
このままドルフィンマンご希望の蹂躙をさせてもいいなどと、ストロベリーは思ってしまう。
本当に体験できないまま逝くのは可哀想――色々と危ない発想である。
「だから、私が最高の夢と幻と天国を味わわせあげる❤」
既にストロベリーはパラドクスを発動させている。風は陸から海へ緩やかに吹いている――丁度いい位置関係。
「極上の酒(まぼろし)に酔って、そして私たちという肉を味わい、幸せなまま極楽へ昇って逝ってね❤」
静かにブレスを四体の亜人達に向けて吐く。
彼女の吐息は天にも昇る心地を味わわせてそのまま終わらせる快楽の吐息。幻を魅せ惑わせるそのブレスの影響を受けたドルフィンマンのつぶらな瞳が虚ろになり、焦点が合わなくなっていく。
見えているのは複数のストロベリーの幻影、そして極上の酒の池。最高の歓待の幻影を振り払うようにドルフィンマンはマッスルランスを繰り出すが、幸運に守られたストロベリーはそれらを完全に回避してしまう。
パラドクスだから水中でも問題なく使える筈だが、イメージ的に少々不安ではあるので上陸してきた相手に存分に喰らわせる作戦だ。
ブレスの香気が薄れた後には酷く幸せそうな顔をして事切れたドルフィンマン。しかしまだストロベリーには物足りない。
蹂躙を夢見る亜人は数多く、彼らをたっぷり味わう桃竜は貪欲に、けれども確実に逃さず永遠の眠りへと誘っていくのであった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【現の夢】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
風間・進次郎
※アドリブ歓迎、共闘希望
・作戦
仲間と連携して戦線を張り海岸の水際で敵を迎撃していく
・戦闘
敵の水流の流れを読んで攻撃を躱し、
こちらのパラドクスで水流ごと凍らせて倒す。
(技能「水使い、追跡」で敵技能を相殺、「氷雪使い」で攻撃)
・心情
海戦とは少し勝手が違うけど、水のあるところで戦うならボクにお任せ!
せっかく取り戻したソマリアの大地を二度と侵略させたりはしないよ!
●
海岸の陸上で復讐者達が迎撃する一方、波打ち際で亜人達を迎撃する者もいる。
「せっかく取り戻したソマリアの大地を二度と侵略させたりはしないよ!」
勇ましく叫ぶ金髪の中性的な改造水兵服の少年、風間・進次郎(うろじんし・まざか・g09862)は海戦装姫、海戦とは違い陸の海岸に近い戦いで少し勝手が違えども水がある場での戦いならば自信十分。重ねて残留効果が最大限に発揮されている戦場であるならば多少の経験不足など気にはならない。
連れたアクアスライムの『しずく』と共に波打ち際を駆け回り、通信機で他の復讐者と連携を取りながら上陸せんとする亜人をうまく分断する事に成功していた。
「ヒエヒエの~スライムアターック!」
上陸前のドルフィンマンへとパラドクス【冷やしスライム有り〼】を発動すれば、即座に反撃としてドルフィンマン達が一斉に口から水を吐き出し水流を作り、その流れに乗って進次郎を引きずりたおさんと接近してくる。
しかし進次郎はその水流の流れを読んで攻撃を先読み、ランスを躱してよく冷えたしずくに猛烈な水流を放たせる。水流ごと凍らせる強烈に冷えたしずくの水流は、命中したイルカ亜人達を容赦なく凍りつかせていく。
それを横目に進次郎は更に速度を上げ、兎のように軽やかに、存分に砂浜を駆けて上陸せんとするドルフィンマンを見つけ出し、パラドクスで凍てつかせ仕留めていくのであった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【冷気の支配者】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】がLV2になった!
九十九・静梨
※アドリブ、連携歓迎
ああ、なんて素晴らしいイルカな筋肉!
うう、敵でなく更に性根がケダモノでなければいい筋肉友達になれたかもしれないのに
亜人はそういう事が多いのが悲しいですわ
せめて我が筋肉で全力でぶつかり倒すのみ!
パラドクスで全身の悪魔筋肉を更にバンプアップし敵群れに突撃
拳や蹴りでの連撃や強打で発生する魔力の嵐で攻撃のみならず周囲も破壊し
敵陣をかき乱しますわ
派手に暴れてあえて注目を引き
他の味方が攻撃しやすくする意図です
反撃や攻撃のランスは真っ向から拳や蹴りを打ち込み
強打や衝撃波で吹き飛ばし
直撃を避けますわ
ジェネラル級が出てきたら
味方を援護しつつ
筋肉や魔力障壁の防御を活かし殿を務めつつ撤退しますわ
●
海岸へ上陸してくる亜人の勢いが徐々に落ちてくる。
海を渡ってきたドルフィンマン達も随分倒された、そろそろ打ち止めも近いのだろうか。
それでも上陸してくるドルフィンマン自体は士気が下がっているなどという事はなく、蹂躙略奪その他の蛮行を求める彼らは相変わらずの野太くしたようなイルカの鳴き声で気合十分に突撃し上陸してくるのだ。
「ああ、なんて素晴らしいイルカな筋肉!」
スパルタンなドルフィンマン、その筋肉は泳ぎだけでなく陸上戦も余裕でこなせる程に素晴らしいことを、自信も肉体を鍛え上げている九十九・静梨(魔闘筋嬢・g01741)は見抜いていた。
「うう、敵でなく更に性根がケダモノでなければいい筋肉友達になれたかもしれないのに……亜人はそういう事が多いのが悲しいですわ」
筋肉友達ってなんだろうと他の復讐者の頭に疑問符が浮かぶが敢えて尋ねるものは居ない。
「せめて我が筋肉で全力でぶつかり倒すのみ!」
気合を入れる静梨の視線の先には三体のドルフィンマンが同時に上陸してくる光景、悪しき筋肉――亜人を撃破するために、筋肉の鎧纏う令嬢は走り出した。
「九十九家家訓が1つ!『時には容赦なき破壊も必要!』」
パラドクス【超魔筋技・破怪粉災乱打】を発動した静梨の全身の筋肉が更にパンプアップ、少女ながら成人男性並みの筋肉量となり、四肢に回転する風を纏う。
「荒れ狂え我が魔の筋肉! 全てを破壊し粉砕する嵐とならん!」
偶然同時に上陸した三体のドルフィンマンに高速で乱打を叩き込む。強化された筋肉による衝撃、それに加え纏う魔力嵐のねじ切るような力が襲いかかれば強靭なイルカ亜人の肉体もたまらず破れ破壊されてしまう。文句を言わせぬクリーンヒット、反撃も許さぬ静梨の連撃は、拳を叩き込まれたドルフィンマンのみならずその周囲の砂浜にまで奇妙な風の破壊の紋様を刻み込んだ。
(「ジェネラル級は来ないようですわね」)
念のため警戒していたのだが、どうやら他の復讐者達が主に迎撃しているのが海上だから、この海岸まで辿り着けていないようだ。
それはそれとして気を緩める事はできないのだが。
また新たなマッチョが、ドルフィンマンの群れの影が海面に薄っすらと見える。それらを迎撃するために、静梨は再びパラドクスを発動して海から姿を表したドルフィンマンへと恐れなどないかのような勢いで飛び込み、反撃のランスを真っ向からぶん殴り衝撃波で吹き飛ばしながら派手に暴れ回るのであった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【建造物分解】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
相原・相真
【超魔】でいきます
…クロノヴェーダはこう、たまにシュールで気が抜けるんですよね…
いや、もちろん油断は禁物ってわかってはいるんですけど
【光学迷彩】【完全視界】を使用し水際を確認できる位置で待機
【パラドクス通信】で他の皆さんと連携し、
敵が上陸したタイミングで奇襲を仕掛けます
どうせならこちらの戦いやすい地上に上がってからの方がいいですから
敵へは海戦装による砲撃で攻撃
敵の攻撃は戦闘用ドローンの防御形態での防御で凌ぎましょう
俺の砲撃で敵の動きを崩し、人鳥さんの狙撃で決める形で攻撃
他の皆さんとも連携し確実に数を減らしていきます
亜人の犠牲者なんて出ないに越したことはないんです
そちらの好きにはやらせませんよ!
眉立・人鳥
アドリブ絡み歓迎
【超魔】で行く
なんじゃ、ありゃァ……
マッチョなやつどこの勢力にもちょいちょい居るよな
筋トレの概念ってどこにでもあんのかな?
OK俺もソーマと共に光学迷彩と完全視界を発動し、待機だ
パラドクス通信で連携は密に
敵の上陸を狙うわけね、オーライ
バイビークの刀身を解放し、射撃モードへ……
ソーマの砲撃に加えてこいつも持ってけ!
魔力弾による一射絶命の狙撃でブチ抜くッ!!
敵の槍に対応出来るよう、シールドアームズを構えながらの射撃戦で行く
略奪者の末路がどういうものかってのをしっかり教えてやらねえとな
躾のなってねえケモノには調教が必要だ
●
復讐者達の水際防衛戦は完璧な形で亜人の上陸を防いでいた。
海岸はある意味では最終防衛線、決して取り逃さぬようパラドクス通信による連携も駆使してパラドクスの応酬を繰り広げていく。
「なんじゃ、ありゃァ……」
このソマリアの戦場へやってきた眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)という男は思わず呟いてしまう。
押し寄せてくるのは可愛らしいイルカ――をマッチョマンな人型にしたような亜人達。
「……クロノヴェーダはこう、たまにシュールで気が抜けるんですよね……」
遠い目をする相原・相真(銀腕・g01549)、いかなるクロノヴェーダと戦ってきたのか、苦労が忍ばれる。
「マッチョなやつどこの勢力にもちょいちょい居るよな。筋トレの概念ってどこにでもあんのかな?」
人鳥の言うような概念が存在しているのかは不明だが、蹂躙戦記イスカンダルの年代では普通に戦士だから肉体を鍛えぬいているのだろう。
とはいえ、外見が外見だからといって油断は禁物、ということは二人共理解している。
この亜人共が働かんとする狼藉を阻止するために、相真と人鳥は二人でこの戦場にやってきたのだから。
水際を視認できる位置で大岩の影に身を隠し光学迷彩で発見され難いようにしている二人は、上陸するドルフィンマン達を確実に撃破していた。
通信機越しに連絡を取る、他の復讐者たちもかなり優勢に戦闘を進めているようで、波打ち際で戦う復讐者によれば大分押し寄せてくる敵の数が減ってきているとの連絡もある。
「敵の上陸を狙うわけね、オーライ」
通信機越しに聞こえるのは自分が切り込んで注意を惹きつけるという少女の声、その声の通りに波打ち際の砂浜ではドルフィンマンに負けないくらいに鍛えられた肉体の少女が格闘戦を繰り広げている。
その少女を援護するように、相真が右腕に装着した銀の腕甲を構えてパラドクス【絶海砲戦】を発動、轟音とともに携行砲台より一斉に砲弾を放つ。上陸したばかりのドルフィンマンを四体纏めて吹き飛ばす一斉砲撃に反撃するように拳で殴りぬくように放たれたマッスルランス八連。
だが運良くアヴォイドの残留効果が発動、幸運に守られたかのようにその槍は彼から逸れて貫くには至らない。
「略奪者の末路がどういうものかってのをしっかり教えてやらねえとな」
文明的な行為とは程遠い亜人はまるで躾のなっていないケモノ、それらへの調教と言わんばかりに人鳥が大型銃槍『バイビーク』の刀身を解放し射撃モードへと切り替えて、パラドクス【一射絶命】を発動する。
「ソーマの砲撃に加えてこいつも持ってけ!」
放つのは魔力弾、遠距離からの狙撃は相真の砲撃により陣形を崩した二体のドルフィンマンの眼瞼なる肉体をいとも容易く撃ち抜いた。
その狙撃は精確、イルカの亜人は反撃行動すらできぬままに崩れ落ちていくクリティカルな一撃。
(「随分戦いやすいな……」)
反撃に備えシールドアームズを構えている人鳥の感想はこの戦場の復讐者の誰もがうすうすと感じていた。残留効果がすべて最大に発揮されているから通常以上の能力を引き出せている事が影響しているのだ。
そんな強力な残留効果の加護を受けたうえで、連絡し合い連携を取って堅実に亜人達の上陸を防いでいく復讐者の戦いは、統率の取れていないバラバラの亜人では突破できるはずもない。
「亜人の犠牲者なんて出ないに越したことはないんです。そちらの好きにはやらせませんよ!」
普段淡々と話す相真が吼え、パラドクスの砲撃が派手に炸裂しドルフィンマンの群を吹き飛ばし殲滅し、取りこぼしを人鳥が確実にブチ抜き阿吽の呼吸で撃破していった。
そして暫く戦いは続き、海を渡ってきたドルフィンマンも底が尽きたのか上陸を試みる個体も海から迫る個体も見えなくなった。
このソマリアの海岸を、見事亜人の蹂躙から防衛することに成功したのだ。
七曜の戦の後も戦いは続いていく、大勝利を収めた復讐者達へのクロノヴェーダの対応も変化していくことだろう。
だが一先ずはこの勝利の報告を持ち帰るべきだろう。
復讐者達はパラドクストレインへ、そして新宿島へと無事帰還したのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水面走行】がLV2になった!
【完全視界】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】がLV3になった!
【フィニッシュ】LV1が発生!