守り切れ、巨大砂上船(作者 ライ麦)
#蹂躙戦記イスカンダル
#【《七曜の戦》ミウ・ウル防衛】ミウ・ウル防衛作戦
#《七曜の戦》
#人類史防衛戦『ミウ・ウル』
#ミウ・ウル
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狐のような姿をした亜人の群れが、岩陰等に身を隠しながら、コソコソと密かに荒野を進んでいた。彼らの兄貴分らしき赤毛の狐亜人が、小声で仲間に号令をかける。
「いいか、俺達の目的は、ディアボロスどもの拠点をぶっ壊すことだ。俺らの得意な隠密行動で、奴らに気づかれないうちにさっさと壊してトンズラしようぜ」
「ああ!」
力強く頷く仲間達。赤毛の狐亜人はさらに続ける。
「破壊に成功すれば、バビロンの娼館に入り放題だってよ! 頑張ろうぜ!」
「ウォォー!!」
隠密は何処へやら。兄貴分の言葉に、下劣な欲望を刺激された彼らは、拳を振り上げて雄叫びを上げる。
「しっ、静かに。気づかれたら終わりだぜ」
しーっと、口の前で指を立てる兄貴分に、ああ、と再び声をひそめた彼らは、静かに荒野を進軍していく。砂上の、巨大船目指して。
「《七曜の戦》が、遂に始まろうとしています」
新宿駅グランドターミナルで、サフィール・セレニテ(見習い少年執事・g08576)が緊張した面持ちで切り出す。無理もない。この戦いの帰趨によって、ディアボロスの、引いては、最終人類史の運命が決まっていくのだから。心を落ち着けるように、胸に手を当てて一度深呼吸した彼は、再び口を開く。
「敵の大勢力と戦う、歴史の奪還戦の相談も既に始まっておりますが……歴史の奪還戦だけが《七曜の戦》ではありません。最終人類史に奪還した地域や、或いは、ディアボロスが制圧したディヴィジョンの地域に向けた、敵の侵攻が予測されているのです」
せっかく奪還した地域を、再び奪われてはたまったものではない。歴史の奪還戦のみならず、こちらの防衛戦にもぜひ参加して欲しいとサフィールが述べると、聞いていたディアボロス達ももちろんだと頷いた。
少年は続ける。
「皆様には、蹂躙戦記イスカンダルの攻略に欠かせない、巨大砂上船『ミウ・ウル』の防衛をお願いしたいのです」
巨大砂上船『ミウ・ウル』は、元は獣神王朝エジプトのクロノ・オブジェクトであったが、いろいろあってディアボロスが扱うことが出来るようになったものだ。多くの人々の避難や移住の支援が可能な上、移動拠点として離れた地域を攻略する際の起点となる、敵拠点へ突入するなど、出来る事も多い。広大な蹂躙戦記イスカンダルの攻略には、まさに欠かせないものだろう。
「しかし、その『ミウ・ウル』の破壊を狙って、『テウメッサの斥候兵』達が攻撃を仕掛けてくるのです」
サフィールがメモ片手に言う。『テウメッサの斥候兵』は、テウメッサを名乗る狐の亜人で、直接的な戦闘能力よりも身を隠しての偵察や不意打ちを得意としているらしい。
「ですが、だからといって、他の亜人と比べて頭が良いというわけでもないようです。ディアボロスの皆様に気づかれまいと、荒野の中を身を隠しながら進軍しているようですが……元より、荒野で隠れられる場所など限られているでしょう。見つけ出すことは、そう難しくないかと」
だいたい、ディアボロスに気づかれぬようにといったところで、予知で襲撃はとっくにバレている。ならば返り討ちにするだけだ。
「ミウ・ウルを破壊されてしまうと、《七曜の戦》後の、蹂躙戦記イスカンダルの攻略が難しくなってしまいます。敵の攻撃は散発的ではありますが……《七曜の戦》終了まで、なんとしても防衛していただければと」
よろしくお願いいたします、と丁寧に頭を下げた少年は、再び面を上げ、ホームの方に手を伸ばす。
「さあ、パラドクストレインが参ります。お気を付けて。皆様のご武運を、お祈りしております」
リプレイ
地大・龍輝
【心情】
巨大砂上船を巡る戦いでは自分も微力を尽くした身だ
それを破壊される、と言うのは少なくとも面白い話ではない
歴史の奪還も大事だが、守ることもまた戦い、という訳だな
【戦闘】
「観察」「偵察」で『テウメッサの斥候兵』の襲撃に対して警戒する
発見次第、パラドクスを発動して攻撃を開始
「オーラ操作」で防御を固めつつ、「ダッシュ」で距離を詰めて、「斬撃」を仕掛ける
「お前たちにも砂上船を壊したい理由はあるのだろうが、安い理由ではいそうですかと破壊を許してやる訳には行かん」
「不意打ちを行いたいのなら、もう少しやり方を考えることだ」
戦闘後にも警戒は引き続き行う
ここから先に別の部隊も来るだろうからな
地大・龍輝(名前のない戦士・g05599)はミウ・ウルの前で腕を組み、赤い瞳で荒野を睨みつけていた。巨大砂上船を巡る戦いでは、自分も微力を尽くした身。それを破壊される、と言うのは少なくとも面白い話ではない。
「歴史の奪還も大事だが、守ることもまた戦い、という訳だな」
呟き、龍輝は神剣・歳刑を構えた。観察、偵察の技量を活かして警戒していた彼の目は、岩陰に隠れて接近するテウメッサの斥候兵達の影を確実に捉えていた。
『我に運命の加護を与えたまえ』
魔導機械を用い、自身にとって「吉」となる方角を見出して龍輝は駆け出す。運命の力を身につけた彼は、常識ではありえないほどの速度で敵に切り込んだ。
「げぇっ、ディアボロス!?」
「隠れて来たのになんでバレた!?」
驚き、混乱している敵達をすかさず切り伏せる。隠れてきたも何も、予知で襲撃はバレバレだし、隠れ方もお粗末。混乱しつつも2体1組となって反撃してきたテウメッサ達の攻撃を、オーラを操作して軽減を図りつつ、龍輝は諭す。
「不意打ちを行いたいのなら、もう少しやり方を考えることだ」
「う、うるせぇ! こっちはさっさと壊して娼館行きてぇんだ、邪魔すんじゃねえよ!!」
真っ当な指摘に唾を飛ばして吠えるテウメッサ。龍輝の歳刑を握る手に力がこもる。
「お前たちにも砂上船を壊したい理由はあるのだろうが、安い理由ではいそうですかと破壊を許してやる訳には行かん」
向こうに壊したい理由があるように、こちらにも守りたい理由がある。静かな怒りを込め、風水支配の力で振るった歳刑が、彼らを地に伏せさせていく。あらかた片付いた後、龍輝は汗を拭って天を仰いだ。しばらくはまだ、警戒を続けるつもりだ。ここから先に別の部隊も来るだろうし、人類史防衛戦はまだ始まったばかりなのだから。
成功🔵🔵🔴
効果1【未来予測】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
シズ・ノウラ
さぁ、戦争の始まりニャ。
私達の世界を乗っ取った連中に、目にもの見せてやるニャ。
人様のものを壊そうとする奴らが来るニャね。させないニャ。
周辺の隠れられそうな場所を観察、予測して【トラップ生成】で罠をはるニャ。「罠使い」ニャ。
ワイヤートラップやブービートラップで、奇襲を仕掛けようと近寄ってくる連中を逆に罠にかけて足止めすると同時に、騒音で居場所を突き止めるニャ。
【斬糸結界】で切断糸を生み出して敵の周囲に展開するニャ。迂闊に動き回れば自分の力で切り刻まれるニャ。
トラップと斬糸で動きを抑えて反撃に備えるニャ。
回避行動で直撃を避けて「マジックシールド」を展開してナイフを受け流してダメージを軽減するニャ。
「さぁ、戦争の始まりニャ。私達の世界を乗っ取った連中に、目にもの見せてやるニャ」
ミウ・ウルの陰で、シズ・ノウラ(深森の幻獣・g10049)は目を光らせた。聞けば、まずこの砂上船を破壊しにやってくる連中がいるという。そんなことはさせまいと、シズは周辺の隠れられそうな場所を観察、予測し、鋭い切れ味を持つ極細の糸を張る。案の定、岩陰から「いってぇ!」と呻く声が聞こえてきた。その後、戦場のあちこちから同様の声が上がる。トラップ生成で仕掛けた罠が作動したのだ。シズの耳が音のした方にピンと立つ。急ぎ向かうと、岩陰に出現した落とし穴の中でテウメッサ達が足をじたばたさせていた。
「くそ、罠が仕掛けてあるなんて聞いてねぇぞ!?」
穴の中で悪態をつく彼らに、「残念だったニャね」と冷ややかな声を浴びせて、シズは斬糸結界を展開した。迂闊に動き回れば自分の力で切り刻まれる。しかし馬鹿なのか。テウメッサ達は手足に鋭い糸が食い込み、血が滲むのもお構いなしに穴の中で身動きし、どうにか体勢を整えた後、
「これでもくらえ!」
と一斉にシズに向かってナイフを投げてきた。咄嗟に回避の姿勢をとり、マジックシールドを展開して備える。それでも受け流しきれなかったナイフが肌を裂き、血が滲んだ。その血を拭い、再び張り巡らせた極細の糸が、今度こそ彼らを完全に沈黙させる。穴を覗き込み、それを確認したシズは息を吐いて、戦場にまた耳をすませた。他のテウメッサ達も、戦場に展開した罠である程度は足止めできているはずだ。その騒音を逃さぬように、シズは立ち上がって再び駆け出した。
成功🔵🔵🔴
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
鳳・四葉
予知で襲撃がバレバレな斥候兵か…。
なんていうか、ご愁傷様と言った感じですね
ま、同情も容赦もしませんが。ミウ・ウルを破壊されても困りますし。
せめて苦痛なく静かに仕留めてあげましょう。
では行きますよ、『マーキス』
砂上船の起こした砂煙の中に潜み、気配を消して敵を暗殺しに行きます。
召喚した大悪魔の権能で音を盗み【忍び足】、砂煙や敵の死角を突いて駆け回り目を盗み、理解もできぬまま【暗殺】を試み命を盗みます。
背中斬りね。発想はいいがボクには効かないよ。ボクには背中にも目がついているんだ。召喚した大悪魔の目がね。だから、バレバレだよ、それ。
召喚した大悪魔からの情報で背後からの不意打ちを対処
「予知で襲撃がバレバレな斥候兵か……。なんていうか、ご愁傷様と言った感じですね」
やれやれと肩をすくめ、鳳・四葉(アンラッキー・クローバー・g02129)は呟いた。
「ま、同情も容赦もしませんが。ミウ・ウルを破壊されても困りますし。せめて苦痛なく静かに仕留めてあげましょう」
行きますよ、『マーキス』と契約した悪魔に囁き、四葉は気配を殺して移動する。時先案内人の言っていた通り、隠れられる場所も限られる荒野に潜む敵を見つけ出すことは難しくない。早速、岩陰に隠れて、巨大砂上船を見上げているテウメッサの姿を見出した彼は、音を盗むようにそっと忍び足で近づき、背後の死角を突いて駆け出した。音を盗み、目を盗み、理解を盗む。あとは命を盗むだけ。相手が気付くより前に、いや気付かせることなく。盗賊侯爵の暗殺(シャックス・アサシネイト)が炸裂する。
「な……なんだあ!?」
突然襲われて負ったダメージに混乱しつつ、テウメッサは素早い身のこなしでナイフを振りかざす。狙うのは最も死角となる彼の背後、背中だ。しかし、そんなものはお見通し。
「背中斬りね。発想はいいがボクには効かないよ。バレバレだよ、それ」
まるで背中にも目がついているかのように、ヒラリ。軽やかに身を躱し、可能な限りダメージを抑えつつ、四葉は再び相手の全てを『盗む』。命ごと奪われて絶命した敵を見下ろし、四葉はまた斥候兵達に静かな死をもたらすべく進み出した。
成功🔵🔵🔴
効果1【モブオーラ】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】LV1が発生!
アシュタル・アサース
アドリブ等歓迎
スフィンクス……動くのか? ほぉう、見てみたいものだ
この様な所で損壊などされては困るな
我らの機船。埒外者に触れさせはしない
隠れている者には自ら出てきてもらおうか
作り上げるは砂の虚像
さぁ君らの瞳には。何が見えるのだろうな
さしずめ娼館の見目麗しい婦女子であろうか
君らの求める彼女らに捜索を任せれば隙も出来よう
存分に誘惑されると好い。抱擁されれば死の香りに気づくかもしれんが
もう……遅い
指揮官たる故に狙われるのは悲劇か
だが戦では将から射るは定石
赤毛の君は、特に愛してやろう
その眼差しに愛する者を刻みこめるのだ。末期としては上等であろう
「スフィンクス……動くのか? ほぉう、見てみたいものだ」
荒野に鎮座する、まるで巨大なスフィンクスのように見える黄金の巨大砂上船『ミウ・ウル』。その威風堂々たる姿を見上げ、アシュタル・アサース(ハイサム・g10109)は目を見張った。興味深いものだ。この様な所で損壊などされては困る。
「我らの機船。埒外者に触れさせはしない」
決意を込めて呟き、アシュタルは近くの岩陰に目を走らせた。こんな荒野で隠れている場所など、だいたい検討はつく。
「隠れている者には自ら出てきてもらおうか」
作り上げるは砂の虚像。隠れているであろう場所にけしかければ、案の定ふらふらとテウメッサ達が姿を現した。その目には何が映っているのか。盛大に鼻の下を伸ばしているところを鑑みるに、さしずめ娼館の見目麗しい婦女子といったところだろうか。
「へへへ……お嬢さん、こんなとこにいちゃいけませんぜ」
下卑た笑いを浮かべながら、テウメッサ達は砂の虚像ににじり寄る。『ミウ・ウル』を破壊しさえすれば娼館に行けるというのに。目の前に餌をぶら下げられれば、こらえきれないのか。その中には、彼らの兄貴分らしき赤毛のテウメッサの姿も見える。
「おいおい、ディアボロスどもの拠点をぶっ壊す方が先だぜ……」
兄貴分らしくそうは言いつつ、彼も虚像から目を離せないようで。にこりと、虚像が微笑んで優しく抱擁する……。
「……!? おい、なんかおかしいぞ!?」
抱擁された瞬間に死の香りに気づいたらしい赤毛のテウメッサがとっさに虚像を突き飛ばし、
「くそ、てめぇの仕業か!」
と仲間達と共にアシュタルに反撃する。しかし、もう遅い。甘い死の香りは、一度嗅いだものを離しはしない。再度放たれた砂の虚像が、赤毛のテウメッサと仲間に迫る。
「や、やめ……」
震える声の懇願にも耳貸さず、かの者が愛する者の幻が死をもたらす。しかし、最期の眼差しに愛する者を刻みこめるのだ。末期としては上等であろう。
成功🔵🔵🔴
効果1【現の夢】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
シアン・キャンベル
集団相手に効果的な術は――そう――敵陣を混乱させる事か
愉しい愉しい混戦を演出せねばな!
相手はおそらく潜伏中。一人でも見つけたら即座に離間の計だ。幻にやられている個体を別の個体に嗾けて同士討ちを狙う
その際、逃げ出そうとする者がいれば鞭での捕縛を試みる
相手の攻撃に対しては奇襲を警戒しつつ、躱す。躱せない場合は硬い部位での受け流し。最悪の場合、致命傷を避けるようにする
さて、貴様等。娼館が目的と聞いた。いや、最初に大物を獲った奴が一番の美にありつけると思ってな。それは――貴様か?
それとも、貴様なのか?
煽りも挟んで『我先に』と誘ってやる。最初に手柄を取るのは俺だ、なんて、事になったら最高だと思わないか?
「集団相手に効果的な術は――そう――敵陣を混乱させる事か。愉しい愉しい混戦を演出せねばな!」
シアン・キャンベル(ルログ・g01143)はニヤリ、不敵に笑う。相手はおそらく潜伏中だ。そして荒野で潜伏できる場所など知れている。シアンは目星をつけた場所へと密かに歩み寄った。果たして、そこには高い岩の影に伏せて機を窺っているテウメッサの姿があった。シアンは即座に離間の計を放ち、幻影で敵を包み込む。
「……? ウ、ウワアァー!!」
如何なる幻影を見ているのか。突然頭を抱えて狂ったように叫び出す仲間を、別のテウメッサはポカンと見つめていた。
「お、おい……どうした?」
「うぉおおおもう何も信じられねぇ
……!!」
半狂乱で闇雲に投げてくるナイフが、シアンに迫る。
「おっと」
インセクティアたる身を活かし、硬い部位でどうにか受け流そうと試みつつ、鋭い瞳で術を仕掛けたテウメッサを見やるシアン。彼はうわごとのようなことを喚きながら駆け出し、逃げ出そうとしていた。
「させないぞ」
鞭を振るい、絡ませてその足の自由を奪う。転倒した彼を再び幻影による精神攻撃が襲う。
「も、もういや……」
涙声を残して絶命した仲間を、テウメッサ達はざわめきながら見ていた。
「くそ、てめぇ何しやがった!?」
シアンを睨みつけ、次々と武器を構えるテウメッサ達。そんな彼らの前で、彼女は両手を広げた。
「さて、貴様等。娼館が目的と聞いた。いや、最初に大物を獲った奴が一番の美にありつけると思ってな。それは――貴様か? それとも、貴様なのか?」
煽るように問うシアン。テウメッサ達はナイフを強く握りしめた。
「俺だ!」
「いや俺だ! アイツに目にもの見せてやる!」
よく分からない術で仲間を殺され、煽られた彼らは血走った目で『我先に』と飛び掛かってくる。混戦の愉悦に、シアンは密かに唇を舐めた。
成功🔵🔵🔴
効果1【友達催眠】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
ユヴィ・レリオ
群れてる狐を黙らされば良いんだな…
…狐狩りと行こうか……
◆月兎と行動
【未来予測】【完全視界】を使用し「hidden」を双剣にし多重残像で攻撃
囲むように散らばり素早く残像を展開し暗殺するかのように急所を狙い効率良く無力化し月兎のサポートを確認しつつ立ち回る
仲間の位置は常に把握見方の攻撃の邪魔に成らないよう注意
自分の怪我は一切厭わず積極的に行動
口調
普段は
ユヴィ、相手の名前、にゃ、にゃぁ
武器を手にすると無機質な殺戮兵器
私、呼び捨て、言い捨て
感情欠落しているので感情抜きで状況を的確に見極をする
他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません
◆アドリブ、合わせ歓迎です
天ヶ瀬・月兎
*アドリブ&連携大歓迎
ユヴィと行動を共にします
アサシンモード発動しとるな、オレがちゃんと支えんと
アホか好き勝手破らせるわけねぇやろ
PD常在戦場の効果で自己強化を行いつつ、回復効果任せのゾンビプレイを行います
オーラを纏わせ即席で強化した武器で臨機応変に攻撃を行います
ただSPDタイプの敵の動きを捉えきれず忍耐力で耐えながら攻撃を受けます
刺傷の際、筋肉を締め
グラップルでがっしり捕縛
つーかーまーえーたー
こんな小キズなんぼのもん
ただ傷は治っても
痛いのは痛いんやぞ〜
さぁお仕置きタイムや♪
殺ってまえユヴィ!!
さてと、ケガしたやつ居るか?
(ヒーラー役としても立ち回ります。)
「群れてる狐を黙らせれば良いんだな……狐狩りと行こうか……」
ユヴィ・レリオ(幸せを探して・g09587)は暗器「hidden」を双剣の形に変化させ、構える。普段は人懐っこい猫の瞳は、獲物を狩る鋭い狩人のそれへと変わっていた。傍らの天ヶ瀬・月兎(鬼狩兎・g09722)はそんな彼女に目を向け、思う。
(「アサシンモード発動しとるな、オレがちゃんと支えんと」)
決意を胸に荒野を見渡す。岩や僅かな緑が点在する以外は、ただ風が吹き抜けるだけの荒れた大地だ。ここで隠れられる場所など……岩陰くらいしかないだろう。案の定、岩の陰から微かに、隠れきれなかった狐の耳が覗く。それを確認するや否や、ユヴィの耳はピッと動いて、瞬時に走り出していた。
『逃がさない』
囲むように次々と残像を出現させ、敵が狼狽えている隙に、暗殺するかのように急所を狙って双剣を振るう。
「ちっ、バレたか!」
舌打ちするテウメッサ達が、攻撃するユヴィの背中に斬りかかる。対象が多い分、反撃も多い。露出した背中は瞬く間に傷だらけになり、血で赤く染まる。しかし、それを厭うことなく。返り血を浴びた髪や頬もそのままに、ユヴィは眼光鋭く、敵達を見据える。支えてくれる存在がいるから。
「アホか好き勝手破らせるわけねぇやろ!」
背後からユヴィに近づくテウメッサに、オーラを纏わせた金棒で一撃を叩き込む月兎。しかし敵の方も反撃とばかりに、2体1組となり、巧みな連携攻撃で追い詰めてくる。持ち前の忍耐力でなんとか耐えつつも、彼は次第にじりじりと岩を背に追い込まれていった。
「ヒャハハハ、もう終わりだなぁ!」
ついに岩にピタリと月兎の背がついた。眼前には2体のテウメッサ。もう逃げられまいと、勝利を確信した敵は、高笑いしながら彼に刃を突き立て……。
「つーかーまーえーたー」
それを待っていたように。月兎はニッと口角を上げ、筋肉を締めてがっしりと毛むくじゃらの肌を掴む。
「なっ!?」
息を呑む敵の前で、月兎はさらに相手を掴む手に力を込めた。
「こんな小キズなんぼのもん。ただ傷は治っても、痛いのは痛いんやぞ〜」
そう言い放ち、ユヴィに視線を向ける。
「さぁお仕置きタイムや♪ 殺ってまえユヴィ!!」
「……ああ」
ユラリと、音もなく双剣を手にしたユヴィが迫る。恐怖に歪むテウメッサの眼前で、多重残像による刃が閃いた。ゴロリと数体の狐の頭が転がる。冷徹にそれを見下ろす彼女に、月兎は声をかけた。
「ケガ、大丈夫か?」
「……大丈夫」
血を拭い答える彼女にそかそか、と優しい視線を向けて、月兎は戦場を見回した。隠れているにしろ、残っている敵はもう少ないはずだ。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【完全視界】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
ストロベリー・メイプルホイップ
(アドリブ、絡み歓迎!)
可愛い狐さんの群れだ!
ちょっと悪くて欲望塗れなのも愛嬌だね!
まぁ放置もしておけないから、ここでしっかり駆逐してあげないと!
ってわけで、誘惑と歌唱で他の人に邪魔にならない様に、狐さんを誘い出しちゃうよ!
出来れば沢山のと遊びたいけど……その場合は仕方ないよね!
しっかりパラドクスを中てたいから、ちょっとぐらいの乱暴はサービスってことで受けちゃう!
そういうのも好きだし!
しっかり誘い込んだ狐さんたちに乱交の吐息をふーっ!
現の夢と幻、そして私自身で何人か愉しく逝ってもらっちゃおう!
娼館なんかよりも特急で昇天させてあげるし、私に乱暴した人にはお返しにたーっぷり搾り取ってあげちゃよ!
「~♪」
荒野には似つかわしくない、美しくも淫靡な歌声が響いた。ストロベリー・メイプルホイップ(デンジャラスデカメロン・g01346)のものだ。誘うような声につられて、隠れていたテウメッサ達がふらふらと出てくる。
「女だ……」
「見ろよ、あの胸」
「ああ、たまらねぇ……」
下卑た欲望を隠すような様子もなく、テウメッサ達は涎を垂らす。視線に気づいたストロベリーがバチンとウィンクした。
「可愛い狐さんの群れだ! ちょっと悪くて欲望塗れなのも愛嬌だね!」
かといって放置もしておけないし、ここでしっかり駆逐してあげないと。ストロベリーはふーっ! と乱交の吐息(ハーレムブレス)を吹きかけた。
『極上の酒(まぼろし)に酔って、そして私たちという肉を味わい、幸せなまま極楽へ昇って逝ってね❤』
現れるのは、極上の酒の池と複数のストロベリーの幻影。テウメッサ達は歓声を上げる。
「おおおおお……なんだこれ、娼館行かなくてもいいじゃねーか!」
幻の酒の池に飛び込み、遠慮なくストロベリーの豊満な胸にむしゃぶりつき、快楽に溺れていく彼らを、幻だけに任せず自らも相手しつつ、ストロベリーは妖艶に笑う。極上の快感の背後には永遠の眠りが潜んでいる。それに気づいたのか、あるいは気が大きくなったゆえの乱暴か、はたまたあまりの快感に錯乱したのか。興奮して次々と投げてくるナイフを、ストロベリーはあらあら、と受け止めた。ちょっとぐらいの乱暴はサービスとして受けるし、そういうのも好きだ。でも。
「私に乱暴した人には、お返しにたーっぷり搾り取ってあげちゃうよ!」
自身の幻影と共に、攻撃してきたテウメッサにのしかかる。自慢の胸に押しつぶされ、悦楽の幻影にやられた彼らは、娼館なんかよりも特急で、文字通り昇天した。火照った体で吐息を吐き、周囲を見回す。ミウ・ウルを狙う敵は、もうどこにもいなさそうだった。
成功🔵🔵🔴
効果1【現の夢】がLV2になった!
効果2【ドレイン】がLV2になった!