獅子の鎧を纏いて戦いし者(作者 沙羅衝
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#蹂躙戦記イスカンダル  #【《七曜の戦》エルサレム防衛】アンティオキア遭遇戦  #《七曜の戦》  #人類史防衛戦『エルサレム』 

●聖地への軍行
 ずるりずるりと這うように、平野を行く1体のクロノヴェーダが目的を達成するために先を急いでいた。
 そのクロノヴェーダは『黒鱗の蛇后・オリュンピアス』。エニューオーの死の報を聞き、仇討ちを行う為だ。
 他にも、散り散りになっていたクロノヴェーダが同じ目的の遂行の為に動いているのだろう。
 そんなことを感じながら、オリュンピアスは背に背負った箱の存在を確かめる。エニューオーの精鋭部隊でもある彼女が、他勢力から奪ったものになる。
 その箱には獅子の装飾が施されていた。
「エニューオー様の後を継ぎ、私が……」
 オリュンピアスはこの地イスカンダルの地で、亜人を増やす事に全力を注いできた。この地を継続させる。そんな使命感があるのだろう。
 平野から荒野になってきた。目的地はあと少しである。

「エルサレムへ……」
 オリュンピアスは休むことなく進み続けたのだった。

●ディアボロスへの依頼
 ここは新宿駅グランドターミナル。ファナン・トゥレイス(人間の風塵魔術師・g01406)が一礼して、ディアボロスに事の内容を話し始めた。
「《七曜の戦》が、遂に始まろうとしています」
 ファナンはそう切り出した。
 この戦いの結果で、最終人類史の運命が決まるという大きな戦いである。
「敵の大勢力と戦う、歴史の奪還戦の相談は、みさんで既に開始されています。ただ、他にも行っておきたい作戦があります。
 といいますのも、最終人類史に奪還した地域や、我々が制圧したディヴィジョンに、敵の侵攻が予測されているからなのです」
 今までは一方的に、こちらから殴りに行っている状況でもあったが、今回は逆となる。防衛の必要があるのだ。
「皆さんにはイスカンダルで、エルサレムの奪還を狙ってくるアヴァタール級を相手にしていただきます。
 皆さんの敵は『黒鱗の蛇后・オリュンピアス』という敵になります。そのデータは後程お渡ししますが、一つ特徴があります」
「特徴?」
 一人のディアボロスが尋ねる。情報は多いほうが良いのだ。
「はい。彼女は守るべき神像を鎧として纏います。背中に大きな獅子の装飾をした箱を背負っている為、見つけるのは容易でしょう。エルサレムに向かう道中を襲撃してください」
「成る程。敵は一人で、戦いを挑めば良いのだな。そうだ、その箱から鎧が出てくる。という考えで良いか?」
「そうなります。彼女は戦闘になればその鎧を纏って闘います。鎧はその装飾の通り、獅子の鎧のようです。
 神像鎧と一体化するように装着されますが、彼女の下半身は蛇なので主に頭、肩、腕、胸までがメインで装着されています。
 また、強敵ですので、ある程度の工夫などが必要となります」

「分かった。何とかして見せよう」
 頷くディアボロスを見てファナンが頭を下げた。
「精鋭部隊は、闘技場のあるエルサレムでは有利に戦えるようです。なので、移動中である今が好機となります。宜しくお願いします。」


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
4
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【一刀両断】
1
意志が刃として具現化する世界となり、ディアボロスが24時間に「効果LV×1回」だけ、建造物の薄い壁や扉などの斬りやすい部分を、一撃で切断できるようになる。
【動物の友】
1
周囲の通常の動物がディアボロスになつき、意志の疎通が可能になる。効果LVが高い程、知能が高まり、友好的になる。

効果2

【命中アップ】LV3 / 【反撃アップ】LV1 / 【アヴォイド】LV1 / 【グロリアス】LV1

●マスターより

沙羅衝
 皆さん如何お過ごしでしょうか。沙羅衝です。
 本シナリオは《七曜の戦》の為の防衛戦シナリオとなります。
 1章構成となります。よろしくお願いします。

 以下詳細です。

●ディヴィジョン
『蹂躙戦記イスカンダル』

●作戦概要
 単独行動中の『黒鱗の蛇后・オリュンピアス』を討つ事。

●選択肢ポイント
 ①👿アヴァタール級との決戦『黒鱗の蛇后・オリュンピアス』
 獅子の鎧を纏って戦います。鎧を纏うと攻撃力、防御力が上昇するという仕組みですね。
 精鋭部隊であり、鎧で強化されていますので、真正面からぶつかるのは得策ではありません。
 戦闘に工夫してみてくださいね。

 それではご確認をお願いします。
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


クロエ・アルニティコス
厄介なことですが、オリンポスを解放するまでこれからも神像鎧との戦いは続くのでしょう。

神像鎧には2つの性質……弱点がありました。
装着者は戦闘が盛り上がるとそちらに意識を取られる。
神像を破壊されると力を失う。
私は正面で引き付け、その隙に攻撃、可能であれば神像の破壊を他の方に狙ってもらいます。

【ハルピュイア・ヒペリカム】を使用。ハルピュイアに攻撃させたり、あちらに誘惑されたハルピュイアと同士討ちをさせたりで時間を稼ぎ言葉で挑発。隙が出来たらハルピュイアの鉤爪で攻撃を。

エニューオーの後を継ぐ?ご苦労なことですね。
後を継いで、あの亜人のように私たちに殺されたいのでしょう。望みどおりにしてあげますよ。


レイ・シャルダン
連携・アドリブ歓迎です。

なるほどエニューオーは知りませんが慕われていた様子。
ボクはこう言うの嫌いじゃないですよ。
だけど、これは戦争なので。

味方が前で敵の気を引いてくれているのならボクは狙撃手を担当。
ギリーマントを被り、身を伏せて隠れ
『Boeotia』を起動してその超視覚で敵の行動を【観察】
【情報収集】を行い敵の弱点と行動パターンを【看破】

手には蒼きフォトンエネルギーの灯火、機械魔導弓『ACRO』に番え
適正なタイミング、適正な展開を狙い
パラドクス電撃戦の一矢を放ってその神像を精密射撃します。

敵の反撃は『アクロヴァレリア』を点火して【飛翔】し【一撃離脱】で回避
【空中戦】で敵と引き続き交戦します


ルィツァーリ・ペルーンスィン
アレンジ連携歓迎

成る程、敵ではあるが慕われてた様だ
だが此れも戦場の習い
お前達も主の元に送ってやるさ!

どれだけ配下に慕われてようと人を傷付け苦しめる奴には違いないからな
寧ろ敵として厄介だから打ち取れて良かったか

無双馬に〇騎乗し戦場を駆け廻り(〇ダッシュ)ながら戦闘
味方が弱点の神像を探す間、集中出来る様に敵陣を引き付ける様に動く

幻影とは距離を取り〇焔矢と共に〇高速詠唱の〇連続魔法で放つ〇誘導弾によって排除
幻影が誘導弾で倒れない様なら〇焔矢に巻き込む様に倒す
敵本体に関しては鎧で覆われてない蛇体の部分を狙って○高速詠唱の○連続魔法で○焔矢で攻撃
兎に角、神像の位置を探る人に気付かせない様に積極的に攻める


音羽・華楠
精鋭のアヴァタール級が、神像鎧を纏うことでさらに強化される……厄介ですね。
それでも、創意工夫で乗り越えてみせます!

神像鎧を纏うことで、一つだけオリュンピアスが普段より弱体化する点があると思います。
それは『飛行』。
鎧によって翼の可動範囲が狭まり、空中での機動が単調になるのではないかと。

なので、オリュンピアスが飛ぶように誘導を。
《雷幻想・斬鉄》で鎧の無い箇所を狙ってるように見せ掛けつつ、彼女の蛇の下半身を斬り付けましょう。
上手く下半身に傷を負わせれば、そうでなくても傷を負った際の転倒などを警戒させれば、オリュンピアスも飛行に移ると思います。
それで動きが読み易くなったところを《斬鉄》で両断です!


ハーリス・アルアビド
神像鎧は強力ですが突ける隙は必ずあります。七曜の戦いに勝利するため、一つ一つの戦いを制して行きましょう。

天空の神ホルスよ、お力添えを。この地を守り通すため天空を舞う大いなる翼の力をお授け下さい。
最高速度で【飛翔】して生み出す【残像】で攻撃の間合いを読み誤らせ、幻影が自爆する前に【一撃離脱】を繰り返しながら【観察】し、神像と一体化した箇所を探します。

味方が狙って下さるなら【飛翔】で敵の注意を引きつけて援護を、自身で狙えるならば下半身を潰すと見せ掛け直前で軌道を変えて回り込み死角からホルスの一撃を放ちます。


ネフェリア・フリート
へえ、こいつが神像鎧ってやつか
個体能力に強化……随分と厄介じゃねえか
だが、だからこそ……燃えるってもんだ!
さあ、やり合おうじゃねえか!

まずは相手の鎧をよく観察して、獅子を象った神像を探るぜ
上半身のどっかにあるはずだ……地表よりほんの数十センチ浮いて飛翔
速度を上げて攻撃タイミングを図る様に見せて、オリュンピアスの周囲を回り観察
らしいもんを見つけたら……遠慮はしねえ
WC:Agility Knuckle!
最大加速その部位に向かって『突撃』
最速の『強打』!
神像ごと『貫通撃』で『破壊』してぶん殴る!
亜人の幻影は攻撃をガントレットでガードしつつ、反撃はせず耐えるぜ
倒さなければ、自爆はしねえよな!


●荒野に集いし者たち
 ずるっ……ずるっ……。
 そこは、何かを引き摺るような音が、荒野から聞こえていた現場だった。
 その日は、灼熱と言って良いくらいの暑さという事を覚えている。

 パラドクストレインを飛び出したディアボロス達は、目標を捉えるのに時間を要さなかった。
「ディアボロスですね。ずいぶんと早い……」
 クロノヴェーダ『黒鱗の蛇后・オリュンピアス』は、彼らをじっと観察するように視線を動かした。
「エニューオー様の為にも、あなた達にはここで死んでいただかなくてはなりません」
 オリュンピアスは背中の翼を広げながら、2匹の白い大蛇を傍らに配置させた。
「成る程、敵ではあるが慕われてた様だ……」
 ルィツァーリ・ペルーンスィン(騎士道少年・g00996)はそう言って、無双馬『スヴェルカーニエ』にさっと跨った。
「だが此れも戦場の習い。お前達も主の元に送ってやるさ!」
 雷鳴の弓を腰に番え、はやる気持ちを抑えながらじっと様子を見た。
「ボクはこう言うの嫌いじゃないですよ。だけど、これは戦争なので」
 レイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)もまた、ルィツァーリと同じ気持ちだったのだろう。如何に敵が忠実なる僕だとしても、それで判断が鈍る事はない。

「天空の神ホルスよ、お力添えを。この地を守り通すため天空を舞う大いなる翼の力をお授け下さい」
 最初に動いたのは、ハーリス・アルアビド(褪せる事を知らない愛・g04026)だった。天空の神ホルスより授かった翼を広げて、空へと舞い上がった。
「愚かな……。こちらには、この鎧がある!」
 するとそのハーリスを見たオリュンピアスが、背中に背負っていた箱を解放する。現れたのは獅子の神像。
「来い!」
 オリュンピアスの言葉に呼応したのか、次の瞬間に神像は細かいパーツに分かれていき、オリュンピアスの頭部、胸部、肩、腕へと装着されていった。
 ネフェリア・フリート(剛腕粉砕・g05427)は、その様子を地表より数センチほど浮きながら、じっと観察をしていた。
(「やっぱり、クロエからの情報の通りの可能性があるね」)
 その鎧から力が流れ込んでいるだろうことが、ほんの少しだけ、感じる事ができた。
 ディアボロスはパラドクストレインの内部で、お互いの情報交換を行っていた。特にクロエ・アルニティコス(妖花の魔女・g08917)の言葉が最も印象的だった。
(『神像鎧には2つの性質……弱点がありました。
 装着者は戦闘が盛り上がるとそちらに意識を取られる。そして、神像を破壊されると力を失う』)
『天空の神ホルスに奉る』
 ハーリスが上空から急襲をかけると、オリュンピアスは幻影で亜人の軍団を召喚する。
「行きます!」
 それが合図だった。ハーリスはそう叫ぶと、まっすぐにオリュンピアスに突っ込む。だが、直前でその軌道を90度左へ変更した。
『臨む兵、闘う者、皆、陣烈れて前に在り! 雷震誅滅剣舞――撃!!』
 その時、音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)がハーリスに変わり現れ、《雷幻想・斬鉄》を鎧の無い腹部へと放った。伸びる雷の刀身が、まっすぐ突き刺さるように見えた。
「その程度の攻撃で、私を捌けるとでも?」
 ギン!!
 腕に装着された鎧の部分で、その刀身を叩き落とすオリュンピアス。だが、腹部の狙いは囮である。
 バリッ!!
 そう音が聞こえたと思った時、華楠の刀身は蛇の下半身を切っていた。
「ふふ……大したことはない」
 だが、オリュンピアスは不敵な笑みを返した。そして2匹の蛇がしゅるりと舞う。
 ぼぐっ!
 舞と共に繰り出される衝撃波が華楠を吹き飛ばす。
「やりますね」
 だが、ディアボロス達の攻撃は、当然これでは終わらない。いつの間にか背後に回り込んだハーリスが、華楠の攻撃で少し焼けた下半身部分に追撃をかけようとする。
「そこに居ましたか」
 幻影の亜人達をズラリとハーリスに向かい飛びつかせようとする。だが、ハーリスもまたそれを読んでいる。すっと消えたかと思うと、オリュンピアスの背後に回り込み、傷つけていた。
 ドン!!
 しかし、飛び去ろうとするハーリスに、幻影が襲い掛かり爆発する。
「その程度ですか?」
 オリュンピアスはそう言いながら、白い蛇たちをくねらせる。
「ここです」
 レイが蒼きフォトンエネルギーを機械魔導弓『ACRO』に番えて狙いを定めて、躊躇なく放つ。
 遠くからの射撃である。その射撃の精度は、華楠とハーリスの動きを阻害することなく、獅子の目が拵えてある兜をはじいた。
 そのエネルギーの射撃は、違う事なく兜に傷をつける。
「ではこちらも、……そこですね!」
 オリュンピアスは、レイの攻撃の衝撃で首を傾けつつ、飛んできた射線を読み、その場所に衝撃波を放った。
 その衝撃で少し吹き飛ぶレイ。
「こっちだ!」
 そこにルィツァーリの声が戦場に響き渡った。無双馬で戦場を駆けながら、巨大な大砲に焔矢を灯らせてオリュンピアスに矢の砲口を向けた。
『空駆けし天空の神よ、偉大なる雷神よ!我が敵を討つ為に御身の焔矢を降らせたまえ!』
 ルィツァーリから放たれた焔矢が無数の誘導弾となって、オリュンピアスに降り注ぐ。
「なかなか……良い連携です。ですが、この鎧がある限り、私の勝ちは揺るがないのです!」
 誘導弾をまともに受けながら、声を発するオリュンピアス。
 その言葉には、嘘が無い事がネフェリアには分かった。確かにダメージはまだまだ与える事が出来ていない。それ程自信があるのだろう。だが、一つ確信が持てた事があった。それはレイの攻撃で生まれたある事象が、自らの考えを肯定したからだ。
 亜人の軍団をルィツァーリに差し向けるオリュンピアス。無双馬を追尾するように亜人が襲い掛かっていく。ルィツァーリは再び誘導弾を差し向けるが、数が多い。
 そして、とうとう爆発に巻き込まれるルィツァーリ。気が付けば、ディアボロスの大半が傷を負っている状態となっていた。
「最初の勢いはどうした?」
 そう言いながら、余裕の笑みを向ける。だが、オリュンピアスは一つの事に気が付いた。
「貴様等……なぜ、笑っている? なぜ、その瞳の光が失われていない?」
 そう、爆発や衝撃波に巻き込まれたディアボロス達が、そろって諦めた表情をしていないのだ。それどころか、何人はその言葉の通り口角をあげ、こちらを見据えているのだ。
「わからねえか? そうだろうな!」
 ネフェリアが狙いすませて、地面を滑るように突撃を開始した。
「WC:Agility Knuckle!」
 両腕にガントレットを出現させ、拳を握りこむ。
『魔力展開、ぶん殴る!』
 そして、勢いをプラスした狙い済ませた右拳を兜に叩きこんだ。
 バキ!!!
 すると、兜がボロボロに砕け、ゴトリと地面に落ちていった。
「さあ、やり合おうじゃねえか!」
 そして追撃の左拳を胸に叩きこむ。
 そう、ディアボロス達は、むやみやたらに攻撃していたわけではなかった。
 ハーリス、華楠が敵に先制し、意識をこちらに向けさせる。そしてレイの狙撃がサポートし、ルィツァーリが派手に立ち回る。
 それらは全て、この鎧を破壊する為の囮だった。すべてがフェイクなのだ。
「なん……だと!?」
 オリュンピアスは何が起こったか、理解できていないようだった。
 そして、胸部の鎧がボロボロに崩れていくことも、理解したくなかったようだった。
「エニューオーの後を継ぐ? ご苦労なことですね」
 クロエが植物の怪物を複数体作り出しながら、ゆっくりと歩き、話した。オリュンピアスは彼女の言葉に、ギリっと視線を向けただけで声を発さなかった。
「後を継いで、あの亜人のように私たちに殺されたいのでしょう。望みどおりにしてあげますよ」
「……」
 自らの状況を悟ったのかオリュンピアスは、ゆっくりとクロエに向き、少しの時間をおいた後、口を開いた。
「……貴様等に何が分かる」
「分かるわけがないでしょう」
 オリュンピアスの言葉に、クロエが間髪入れずに吐き捨て、オトギリソウに魔力を一気に注ぐ。
 更に大きく、周囲を取り囲む植物たちは『ハーピー』の姿をとっていく。
『種子に宿るは我が怨恨、芽吹け『ハルピュイア・ヒペリカム』!』
 そして、一斉に襲い掛かった。
 鋭い鉤爪が容赦なく、オリュンピアスを切り刻み、叫び声をあげさせる間もなく絶命させたのだった。

「さて、次です」
 レイがそう言うと、頷いたディアボロス達はパラドクストレインに乗り込んでいく。
 これは《七曜の戦》の前哨戦である。
 戦いは始まったばかり。
 自らの運命は自らで決める。
 我々にはそれだけの力があるのだ。
 そう決意したディアボロスを乗せたパラドクストレインは、また次の現場へと彼らを運ぶのだった。
成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​
効果1【飛翔】LV4が発生!
【動物の友】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!
【アヴォイド】LV1が発生!
【命中アップ】LV3が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2023年08月09日

【《七曜の戦》エルサレム防衛】アンティオキア遭遇戦

 このシナリオは《七曜の戦》に関連して発生する特別シナリオ人類史防衛戦の一つです。
 このシナリオでは、ディアボロスが制圧した「エルサレム」に攻め込もうと集結している「蹂躙戦記イスカンダル」のクロノヴェーダへの「先制攻撃」により、敵戦力を減らす事が目的となります。

●特殊ルール:人類史防衛戦「先制攻撃」

《七曜の戦》での人類史防衛戦は、8/7に公開される第1弾 「先制攻撃」と8/14以降に公開される 第2弾「迎撃戦」に分かれています。

 この地域では、敵が襲来する前に「先制攻撃」を仕掛けることができます。
 成功した「先制攻撃」の本数だけ、同じ地域に関連する「迎撃戦」の必要成功数を減らせます。

「迎撃戦」を成功させれば「エルサレム」の制圧を維持し、最終人類史に奪還できます。
 もし「先制攻撃」が必要成功数を満たした場合は、襲来予定の敵全てを倒し切ったことになり、「迎撃戦」は発生せず、その地域を最終人類史に奪還できます。

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#【《七曜の戦》エルサレム防衛】アンティオキア遭遇戦
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#《七曜の戦》
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#人類史防衛戦『エルサレム』


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選択肢👿アヴァタール級との決戦『黒鱗の蛇后・オリュンピアス』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「孫・リア」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。