【《七曜の戦》ヴォトキンスク防衛】カーミラ軍強襲
このシナリオは
《七曜の戦》に関連して発生する特別シナリオ
「人類史防衛戦」の一つです。
このシナリオでは、ディアボロスが制圧した「吸血ロマノフ王朝の大領地ヴォトキンスク」に攻め込もうと集結している「吸血ロマノフ王朝」のクロノヴェーダへの「先制攻撃」により、敵戦力を減らす事が目的となります。
●特殊ルール:人類史防衛戦「先制攻撃」
《七曜の戦》での人類史防衛戦は、8/7に公開される第1弾 「先制攻撃」と8/14以降に公開される 第2弾「迎撃戦」に分かれています。
この地域では、敵が襲来する前に「先制攻撃」を仕掛けることができます。
成功した「先制攻撃」の本数だけ、同じ地域に関連する「迎撃戦」の必要成功数を減らせます。
「迎撃戦」を成功させれば「ヴォトキンスク」の制圧を維持し、最終人類史に奪還できます。
もし「先制攻撃」が必要成功数を満たした場合は、襲来予定の敵全てを倒し切ったことになり、「迎撃戦」は発生せず、その地域を最終人類史に奪還できます。
血と牙の少女幻想・カーミラ
取らぬヴォトキンスクの何とやら(作者 柊透胡)
#吸血ロマノフ王朝
#【《七曜の戦》ヴォトキンスク防衛】カーミラ軍強襲
#《七曜の戦》
#人類史防衛戦『ヴォトキンスク』
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#【《七曜の戦》ヴォトキンスク防衛】カーミラ軍強襲
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#《七曜の戦》
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#人類史防衛戦『ヴォトキンスク』
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雪ちらつく曇天の下、集結した軍勢の一角に整列しているのは、白き娘達。
艶やかな髪を長く伸ばし、ファーに縁取られた衣装は穢れなき真白。
何れも見目麗しい娘達の血色の眼が、熱い視線を送るのは――小悪魔めいたツインテールの少女だ。赤いフリル華やかな黒の上衣は可憐ながら、下はドレスを一切排したへそ出しの装い。上衣とお揃いのストッキングに包まれた脚線美は、煽情的ですらある。
「愛しい愛しい死妖姫様は、この私を、大領主にしてくれるとおっしゃいました」
少女の名は、『血と牙の少女幻想・カーミラ』。サンクトペテルブルクはエルミタージュ美術館の女主人の名を許されている事からして、死妖姫の所謂『お気に入り』であるのだろう。
「死妖姫様の傍を離れるのは、この身を引き裂かれる程に辛い事ですが……」
大仰に嘆いてみせて、一転、カーミラはうっとりと蠱惑の笑みを浮かべる。
「私が大領主となる事が、死妖姫様の役に立つというのならば、否やはありません」
これより、『血と牙の少女幻想・カーミラ』擁する私兵団は、ヴォトキンスクに向かう。
工業都市としての側面が強いヴォトキンスクの大領主『ピョートル・チャイコフスキー』がディアボロスに斃されたのは、昨秋の事だ。以降、空位であった大領主の座を、カーミラが奪おうとしている。
「ヴォトキンスクの大領主となれば、どんな事でも思いのままでしょう」
例えば――周辺の都市から美少女を集めて、血のハーレムを作り上げるのも、きっと容易い。
「そして、選りすぐりの美少女を、死妖姫様に捧げるのです」
カーミラの言葉に聞き入るトループス級ヴァンパイアノーブル『ブラッディサクリファイス』とて、血袋として献上された見目麗しき娘達の成れの果てなのだ。
或いは、何処か嫉妬めいた羨望の情すら滲ませるブラッディサクリファイスらを見やり、カーミラはクスリと笑み零れる。
「美しくない女や男共はどうせ廃棄するのですから、お前達にも存分に使わせてあげましょう。楽しみにしていなさい」
――――!!
カーミラが大領主となった暁には、ヴォトキンスクで好き勝手出来る!! ――そんな皮算用に、欲望に塗れた歓声がどっと沸いた。
「《七曜の戦》が、遂に始まろうとしています」
新宿駅グランドターミナル――プラットホームに出現したパラドクストレイン1号車の傍らで、篁・弧珀(陽炎う陰陽射手・g03309)は、静かに口を開く。緊張しているのか、その表情は何処か硬い。
「この戦いの帰趨によって、私達ディアボロスの、引いては、最終人類史の運命が決まっていくでしょう」
大勢力と戦う事になる、歴史の奪還戦の相談や投票も既に始まっている。だが、それだけが《七曜の戦》では無い。
「最終人類史に奪還した地域、或いは、ディアボロスが制圧したディヴィジョンの地域に対する、敵の侵攻も予測されています」
まずは「ファーストアタック」。《七曜の戦》に向けて、集結中の敵へ先制攻撃を敢行する。
「皆さんには、吸血ロマノフ王朝にて解放して来た大領地の1つ、『ヴォトキンスク』の防衛をお願いします。かつてのヴォトキンスクは、大領主チャイコフスキーの音楽の力で支配され、住民が強制労働をさせられていました」
解放した大領地の中でも最も人口が多く、戦略的にも価値のある地域となる。
そんな『ヴォトキンスク』を狙うのは、エルミタージュ美術館を支配する『死妖姫カーミラ』。麾下のジェネラル級『血と牙の少女幻想・カーミラ』に再制圧を命じたようだ。
「彼女の私兵集団を《七曜の戦》の前に強襲して、侵攻の意欲を挫いて下さい」
――広大な吸血ロマノフ王朝に点在する大領地は、他の地域と隔絶しており、情報も途絶されていた。
「ですから、大領主の各個撃破も可能だったのですが……エルミタージュ美術館のジェネラル級『死妖姫カーミラ』は、大領主とも交流があり、逸早くディアボロスによる解放を知り得たようです」
吸血ロマノフ王朝としての不幸は、死妖姫カーミラがこの情報を広く知らしめず、私利私欲の為に利用しようとしている事だろう。
「『血と牙の少女幻想・カーミラ』は、死妖姫カーミラの……恋人の1人であるようですね」
何とも言えない面持ちで、溜息を1つ。弧珀は小さく頭を振る。
「ともあれ、少女幻想の方のカーミラがヴォトキンスクを支配してしまえば、周辺住民にとって、大きな災厄となってしまうのは、想像に難くありません」
人類史防衛戦の規模は、比較的小さい。だが、この勝利の積み重ねが、着実な大地の奪還にも直結している。
時は来たれり。仇讐の輩に一矢報いん――《七曜の戦》に於いて、より大きな戦果を得る為にも。ディアボロス達の健闘を祈る。
リプレイ
エンデ・トロイメライ
まあ色々都合のいい妄想するのは勝手だけどさぁ……させるわけないでしょ。
それじゃアタシは仲間の援護といこうか。
ナノマシンと周囲の雪や凍土を融合させ要塞を構築。要塞からの機銃掃射で敵への攻撃と同時に牽制射撃を織り交ぜ敵を撹乱。行動の制限を狙い仲間を支援する。
反撃はナノマシン製のナイフで薙ぎ払い軌道を逸らして被害を抑えようか。
こっちも忙しいんだ、さっさと消えろ。
「あれは……?」
ヴォトキンスクへ行軍の道中、『血と牙の少女幻想・カーミラ』擁する私兵団の一派、トループス級ヴァンパイアノーブル『ブラッディサクリファイス』らは、行く手に要塞めいた影を見る。
「ヴォトキンスクを支配してしまえば、ね……」
それは、エンデ・トロイメライ(エピローグ・g00705)のパラドクスの産物。ナノマシン『GRAUSAM』と周囲の雪、凍土を融合させて構築した。
「まあ、色々都合のいい妄想するのは勝手だけどさぁ……させるわけないでしょ」
流石に大規模とは言い難いが、パラドクスであるが故に強固。要塞に具えた複数の砲塔と重火器が、一斉に敵軍へ向けられる。
「さあ、徹底的に潰し合おうか」
その実、牽制の機銃掃射の必要も無いだろう。その威容そのものが敵の目を引く。
――――!
先頭の4体に自動制御の砲撃を浴びせれば、すぐさま敵も臨戦態勢となる。
「応戦しろ!」
常識を逸した逆説連鎖戦に於いて、彼我の距離は関係ない。要塞の上に立つエンデ目掛けて、次々と反撃のブラッディブレードが襲い掛かる。
「……っ」
ナノマシン製のナイフを振うも、流石に全ては凌ぎ切れない。力技と思えぬ早業に、エンデも心得があるからこそ不機嫌に眉根を寄せる。
「こっちも忙しいんだ、さっさと消えろ」
強気を言い放ちながら、エンデは肩越しに目を走らせる。
よくよく目立つ要塞を構築しながら、エンデの自任は――仲間の援護。
――――!!
果たして、要塞の陰より、盾持つゴーレムが現れる――。
成功🔵🔵🔴
効果1【建造物分解】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
オルソニア・エリンジェミル
ハッ、この七曜の戦を前にしてお前たちがやる事はこれだけか?
それも、ロマノフとしての戦いでは無く個人的な目論見によるものとは、
我が祖国の日和見何とも笑えるな、お前たちがこの戦いで得る物は無い。
ここから先は我が領地、近づいた者から殺す。
両手指先を爪で弾き、自身の四指から出血させてパラドクスを発動
右手の血液を敵と同じく鞭の様に扱い敵を叩き据える。
また、敵のブラッディウィップを鞭化させた血液で絡め取り
左手の血液を機関銃の弾丸の様に射出して、敵に向かい掃射する。
フルルズン・イスルーン
社交で諸侯との親交を得て部下の忠誠を集め、築いた勢力で大領主の後釜に座る!
嗜好の割に堅実な動き方してるね? 貴族っぽいといわれれば確かに。
ま、そんな席を蹴っ飛ばして尻餅つかせるのが愉しいというものさ。
メイデン・ゴーレム! 構え盾ー! ゆけー!
キミたちの攻撃はすべてこのゴーレムが受け止めて跳ね返すぞ!
集団戦において範囲攻撃の次に強いのが、敵陣の勢いを止めて反撃する要衝の守り手である!
数の優位とは勢いで陣を打ち壊す動き回る圧の事であり、足の止まった群は的となる。
戦争の良い知見になるね?
ま、ここで倒れるキミ達には関係ないことだし、
戻れたとしてもカーミラお嬢様は負けた兵の言うことは聞かなそうだけど。
「メイデン・ゴーレム! 構え盾ー! ゆけー!」
フルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)の号令一下、女性らしい造形を描くゴーレムが、盾を掲げて前進する。
――――。
パラドクスの要塞よりやや距離を置き、ブラッディサクリファイスらは相次いで己が手首を掻っ切る。立ち込めた血の霧は、敵を内から蝕み破壊する毒。応じたゴーレムの逆手に、魔法の槍が出現する。
「キミたちの攻撃は、すべてこのゴーレムが受け止めて跳ね返すぞ!」
まずは要塞が設けられた幸い。集団戦に於いて範囲攻撃の次に強いのが、敵陣の勢いを止めて反撃する要衝の守り手である!
ドヤ顔で持論を披露するフルルズンだが、ゴーレム越しに忍び寄るブラッディフォッグが、小柄の内をジクジクと爛れさせる不快感は、意地でも認めない。
ブン――ッ!
これ以上は許さぬとばかり、メイデン・ゴーレムは槍を投擲。着実に引導を渡さんと。
「ハッ、この七曜の戦を前にして、お前たちがやる事はこれだけか?」
一方、オルソニア・エリンジェミル(華羅血狂卿・g07314)は、憤懣やる方なし。
「それも、ロマノフとしての戦いでは無く、個人的な目論見によるものとは……我が祖国の日和見、何とも笑える」
「そう? 社交で諸侯との親交を得て部下の忠誠を集め、築いた勢力で大領主の後釜に座る! 死妖姫の方は、嗜好の割に堅実な動き方してると思うけど」
貴族っぽいと言われれば確かにそうだと、フルルズンが肩を竦めれば、かつては領主であったというオルソニアは険悪な表情になる。
「ま、そんな席を蹴っ飛ばして尻餅つかせるのが、愉しいというものさ」
「……全く」
あくまでも飄々としたフルルズンを横目に、呆れたように嘆息するオルソニア。一転、ヴァンパイアノーブルの方を睥睨する双眸は、凶悪。
「少なくとも、お前たちがこの戦いで得る物は無い」
両手の指先を爪で弾く。右の四指から血潮が細く糸を引けば、粘度を帯びて鞭と化す。
「あははっ、さぁ踊れ」
寒風を切って唸り、叩き据える。敵の反撃、ブラッディウィップをも絡め取り、左手の血潮は機関銃の弾丸のように射出する。
「ここから先は我が領地、近づいた者から殺す」
恐らく、近付かずとも殺す。それが血狂の性であれば、パラドクスの交錯で己と敵の血に染まりながら、オルソニアは戦地を駆けていく――。
「数の優位とは勢いで陣を打ち壊す動き回る圧の事であり、足の止まった群は的となる……戦争の良い知見になるね?」
尤も、フルルズンの理屈は、ここで倒れる彼女らには与り知らぬ事。
(「ま、戻れたとしても……カーミラお嬢様は、負けた兵の言うことは聞かなそうだけど」)
――フルルズンの予測が正しかった事は、新宿島に帰還してから知る事となる。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【防空体制】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
エルマー・クライネルト
死妖姫のことは碌でもない悪趣味とは聞いていたが、七曜の戦ですら私情を挟むとは舐めたものだ
或いは恋人とやらを余程信頼しているのか…見せてもらおう
前哨戦は敵陣を派手にかき乱すに限る、できるだけ多くの撃破を狙い攻撃を仕掛ける
オラトリオに命じてパラドクスを発動し味方へと守りの祝福を付与
敵には浄化の呪いを与え、その腐った魂ごと滅してくれる
仲間の攻撃対象を把握し、ダメージを重ね確実に討ち取っていく
敵の反撃による消耗は表に出さずに交戦し、相手を威圧するよう立ち回る
先制攻撃は十分、頃合いを見て毒霧で動けなくなる前に戦場から速やかに撤退
カーミラとやらに伝えろ、奪い返せると思うなら精々やってみろとな
(「死妖姫は碌でもない悪趣味と聞いていたが……七曜の戦ですら、私情を挟むとは」)
舐めたものだと、剣呑に双眸を眇めるエルマー・クライネルト(価値の残滓・g00074)。
「或いは、その恋人とやらを、余程信頼しているのか……」
恋人側の私兵と戦って、果たして、その辺りが視えて来るかどうかは、さて置いて。
(「前哨戦は、敵陣を派手にかき乱すに限るからな」)
出来るだけ多くの撃破を狙うには、継戦力が重要だろう。まずは、残留効果2の【ガードアップ】を発動するエルマー。
「フルーフ、あれらにも与えてやりたまえ」
エルマーの呼び声に応え、オラトリオの両手が順に4体、ブラッディサクリファイスらを指差していく。
――――。
チトニア、又の名をコウテイヒマワリ。片手程もあるオレンジ色の花が、ヴァンパイアノーブル達の胸に咲く。
『果報者』の花が齎すのは、浄化の呪い――そう、『浄化』でありながら、敵には歴とした『呪い』なのだ。
「その腐った魂ごと滅してくれる」
冷ややかに言い放つエルマーの四方から、血の霧が押し寄せる。紅の毒は、パラドクス故にエルマーに浸み入る。その長身を、内から破壊せんと。
「……」
反撃による消耗と痛みは、意地でも面に出さない。寧ろ、寡黙で威圧的に――エルマーの周囲に浮かぶ、オラトリオの方が余程感情豊かだ。
「ヴォトキンスクを奪い返せると思うなら、精々やってみろ」
チトニアを抱え、堪え切れず蹲るブラッディサクリファイスらを見渡し、青年は表情を変えず吐き捨てた。
成功🔵🔵🔴
効果1【植物活性】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
ノスリ・アスターゼイン
『男は廃棄』だなんて
イヤネ
俺とも遊んでよ
嘯きながら
先制を告げるが如く魔弾を撃つ
地を擦る低空飛翔と魔弾で敵軍を撹乱し
不意に眼前まで肉薄
不躾に覗き込む彼女達の顔立ちは
確かに綺麗で可愛いけれど
でも『ナンバーワン』にも『オンリーワン』にもなれないんだね
少女カーミラも同じく
だって幾ら気に入りでも『恋人の一人』、――『ただ一人の恋人』じゃあないんだもの
図星や動揺を齎して
判断や攻撃に一瞬でも隙を生じさせたら重畳
俺なら嫌だなぁ
何せ独占欲が強いもので
添えた呟きは半ば本心
不敵な笑みを湛えたまま戦地を駆ける
反撃も攻撃も魔力障壁やナイフで弾いてダメージを軽減
美少女趣味である『カーミラ』にとって、問答無用で『男は廃棄』対象だ。
「イヤだネ、俺とも遊んでよ」
軽口を叩き、ノスリ・アスターゼイン(共喰い・g01118)は、爪先を地に擦らんばかりの低空飛翔で敵軍に接近。先制を告げるが如く、魔弾を撃つ。
無遠慮に踏み込み、覗き込んだブラッディサクリファイスの容貌は、確かに綺麗で愛らしいけれど。
「残念、『ナンバーワン』にも『オンリーワン』にもなれないんだね」
それは、彼女らの指揮官である『血と牙の少女幻想・カーミラ』とて、同じだろう。
「だって……幾らお気に入りでも所詮は『恋人の1人』。『唯一の恋人』じゃあないんだもの」
「貴様、カーミラ様を愚弄するか!」
明け透けな言葉で動揺を誘い、判断や攻撃に一瞬でも隙を生じさせたら重畳と考えていたノスリだが……左右から反撃の血の刃は澱みなく。少なくとも、彼女らは『カーミラ』達に忠実である様子。
「俺なら嫌だなぁ」
存外に重い一撃を魔力障壁で凌ぎながら、構わず呟いた言葉は半ば本心。
(「何せ、独占欲が強いもので」)
不敵な笑みが唇を刷く。再度、双翼魔弾を左右に叩き付けながら、ノスリは戦地を翔けて往く。
成功🔵🔵🔴
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
レイラ・イグラーナ
少女の亡骸を飾り立てる者、その恋人、そしてその部下。
そんな者に支配されれば、ヴォトキンスクの人民に未来はないでしょう。
人民の未来と、命と、自由のため。どうぞお覚悟を。
敵が大群となれば、こちらが攻撃を受けることも増えます。
【反撃アップ】で敵の攻撃を見切り、可能な限り被弾を抑えましょう。
血の鞭を振るうブラッディサクリファイスが振るった鞭を返す隙を狙って的確に【手製奉仕・彗】。一瞬で間合いまで入り込み、その胸に銀の針を突き立てます。
孤立して囲まれ攻撃を避けきれないということがないように、深追いせず他の方々とともに戦い、大群の端から戦力を削り取っていきます。
少女の亡骸を飾り立てる者、その恋人とその部下――彼女らに支配される事となれば、ヴォトキンスクの人々に未来はない。
故に、レイラ・イグラーナ(メイドの針仕事・g07156)は、ヴォトキンスクへの行く手を阻む。
トループス級ヴァンパイアノーブル『ブラッディサクリファイス』らは、ディアボロス達の先制攻撃で、確実にその数を減らしている。
掃う流跡、煌めく極夜。妖しき暗影が星雲を駆ける――。
あたかも、目前で消えたかの如く。その実、高速で接近し、すれ違い様に無数の針を撃ち込む。
敵の攻撃の動きは、確かに幾許かとも察し易くなった。残留効果2【反撃アップ】の賜物ながら、敵の出方を窺い、わざわざ先制攻撃を進呈するのは、悪手だ。
だが、敵が大群であれば、反撃のみならず、敵の攻撃を被る機会も激増する。
(「孤立して、包囲攻撃ないように……大群の端から、戦力を削り取る勢いで」)
時にブラッディサクリファイスの血の鞭の軌道を辿るように、肉迫して銀の針を撃ち込むレイラ。
「人民の未来と、命と、自由のため。どうぞお覚悟を」
勇ましく言い放ちながら、レイラは冷静に戦況を視る。
周囲ではまだ、他のディアボロス達も戦い続けているが、深追いは禁物。
残念ながら周囲に指揮官の姿はなく、なればこそ、頃合いを見計らい、一旦撤退する事にしよう。
斯くて、ヴォトキンスク防衛戦は、数多の先制攻撃で敵戦力を削りながら、市街戦となる「迎撃戦」へと雪崩れ込んでいく――。
成功🔵🔵🔴
効果1【スーパーGPS】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!