リプレイ
ブロス・ブラッドハート
七曜の戦かぁ、いったいどんなもんなんだろ
でも、きっとでっけー戦いなんだろーな
そのためにちょっとでもやれることを重ねんのは大事だよな!
今回の敵は森のなかだと見分けるのがかなり大変そう
とにかく姿勢を低く、木の茂みとか立木なんかに身を隠しながらゆっくり【光学迷彩】もつかって前進してくな
敵が武器に纏わせてる『呪詛』の気配がわかりゃ発見できたりすっかな?
意識を研ぎ澄ませてみんぜ
敵を先に見つけられたら味方とタイミングを合わせて攻撃!
見つけられちまった時とか敵の攻撃には『早業』をつかって投石
武器を持ってる手を狙って時間を稼ぐぜ
そっちも必死なんだろーけど止まってやれねーよ
竜の力みせてやらぁ!
アドリブ・連携歓迎
一里塚・燐寧
ここでこいつらを無視したところで……
七曜の戦でストーンヘンジ制圧しようとしたら、結局戦うことになるよねぇ?
だったら今ブッ殺しちゃおーよぉ、まだ8月までは猶予があるしさぁ
≪ダブルチェーンソーブラスター≫を構えながら森の中を進軍し、ストーンヘンジに接近するよぉ
進んでいく間、体内の呪詛と怨念のエネルギーをブラスターに注ぎ、『闇雷収束咆・迅雷吼』のための準備を整えるねぇ
森を出て敵を捕捉した瞬間、不意打ち気味にパラドクスをブッ放すよぉ
銃身を左右に振って弾を拡散させて、敵陣を扇状に薙ぎ払い!
敵が樹の砦を十全に形成する前に焼き払ってあげちゃおう
あはははっ、こーんにちはー! そしてさよーならっ!
風花・波那
ストーンヘンジ制圧したいな〜。
利用出来たら便利そうな能力よね。
とはいえ今回は難しそうだけど……。
さて、ドラゴン達が邪魔だし先にお掃除ね!
森の中は偵察するように慎重に進み、物陰に隠れながら周囲を観察。
迷彩柄のローブも着て目立たないように。
敵を認識出来たらばれない程度に可能な限り接近。
仲間とも連携して攻撃を仕掛けるよ!
これでも喰らえー!
不意打ちで風波を振り、斬撃を繰り出す。狙いは避けさせて体勢を崩すこと。
一旦距離を取って敵の動きを観察しつつ、仲間と挟み撃ちの位置を維持。
敵の気を引き付けるか、仲間に気を取られてる隙に風花の幻影で敵の姿を描き後ろから攻撃!
敵の反撃も警戒して。
雑魚はお呼びじゃないのよ!
シル・ウィンディア
竜麟兵?なんか、フローラリアが混ざっているような気もするけど…。
何はともあれ、ストーンヘンジへダメージを与えるためにも、こんなところで躓いていられないからっ!
森林迷彩のフード付きマントを羽織って移動を開始。
出来るだけバレないようにして動いていくよ。
敵と接敵したら、世界樹の翼type.Bから誘導弾を連射しつつ、高速詠唱からの竜雪光風撃をお見舞いするよっ!
誘導弾はただの目くらまし。本命は竜の息吹だからねっ!!
パラドクス攻撃をした後は、的を絞らせないように動き回っていくよ。
動き回って、少しでも味方の為に攪乱出来たら…。
動き回りつつも、パラドクス攻撃を仕掛けることは忘れずに行うよ。
これで一息、かな?
ユーフェミア・フロンティア
森林迷彩のフート付き外套を羽織って行動を行います。
外目からは気づかれにくいように
移動には注意を払って動きますね。
あとは、双眼鏡を用意して森の中から偵察できるようにしますね。
敵の姿が見えたのなら
聖杖をもって、舞を踊るように…
使うのは、神火奉演舞
皆さんと攻撃のタイミングを合わせて行動を起こします。
初撃後は、位置を悟られにくくするために移動を開始。
皆さんと離れすぎない位置をキープして行動です。
私のできることは舞うことですから…。
パラドクス攻撃で舞ながら、常に位置を変えて行動を行いますね。
足を止めると一気に攻撃されそうですし。
竜麟兵退治が終わったら、一息ついて…
次はアヴァタール…。
負けませんよっ!
アドル・ユグドラシア
※アドリブ、連携ok
ストーンヘンジか。
世界遺跡を実際に見るのは心躍るが、それを面倒な道具にされるのは癪に障る。
ならば実害が出る前に邪魔するのも一興か。
現地までは余計な騒ぎは起こさぬよう注意して進む。
序でに標的以外との連絡も絶っておくか。
到着後は速やかに敵を片付けるぞ。
戦闘ではサンダースパイクを発動、雷を纏いながら敵に突撃し、斬撃と電撃を敵にお見舞いしてやる。
とはいえ、下手に突出しては此方が袋叩きになるからな。周囲の味方と足並みを揃えて敵に当たるとしよう。
弱った敵から確実に潰し、防衛の数を減らすぞ。
敵は隠密戦を目論むようだが、身を隠す場所が分かって居れば対処は容易い。
周囲に電撃を放って燻り出す。
アイネリス・レナリィ
ストーンヘンジをこちらの戦力として扱えるのなら申し分ありませんが……
破壊するにせよ取り込むにせよ、まずは七曜の戦を乗り切らなければ話になりませんね。
使用可能であれば【光学迷彩】を併用
森林迷彩の外套を纏い木陰に紛れて前進
首尾よく進むためにも極力気取られないようにしましょう
開けた位置へ出る前に周囲を見回し敵の位置を確認
敵群の虚を突くため突撃と同時にパラドクスにて鉄巨人を生成し
大質量の破壊力と攻撃範囲を活かして一気に殲滅を図ります
突入後は間断なく鉄巨人による攻撃を続け
体勢を整える間を与えないように立ち回ります
「ストーンヘンジか。世界遺跡を実際に見ることが出来るのは心躍るが……」
由緒ある遺跡を面倒な道具にされるのは、幼少の頃から家族と共に世界を旅してきたアドル・ユグドラシア(我道の求道者・g08396)としては、大いに癪に障るというもの。
しかもその相手は他の誰でもない、ドラゴン――クロノヴェーダだ。
ならば、実害が出る前に邪魔するのも一興だろう。
そう考えたアドルは、まず通信障害の残留効果を展開させた。
「ストーンヘンジ制圧したいな~。利用出来たら便利そうな能力よね」
とはいえ、ドラゴンにとっても重要な拠点であるストーンヘンジは、今回の作戦だけでは制圧が難しいことは風花・波那(夢詠の花果・g00593)もよくわかっていた。
今回はあくまでも、《七曜の戦》の前哨戦のようなもの。
「ストーンヘンジを、こちらの戦力として扱えるのなら申し分ありませんが……」
波那の言葉に、アイネリス・レナリィ(黒鉄の魔女・g01781)も同意するように呟く。
「破壊するにせよ取り込むにせよ……まずは《七曜の戦》を乗り切らなければ話になりませんね」
そうすれば――いずれその機会も巡ってくることだろう。
「《七曜の戦》かぁ、いったいどんなもんなんだろ。……でも、きっとでっけー戦いなんだろーな」
まだ話にしか聞いたことのない、文字通りの――世界を賭けた戦いに、ブロス・ブラッドハート(竜孺子・g03342)は想いを巡らせる。
想像はつかないが、“これから”のために、本当に大切な戦いなのだということは嫌でもわかる。
2023年8月――それまでに、残された時間はごく僅か。
「そのために、ちょっとでもやれることを重ねんのは大事だよな!」
パラドクストレインを降りた一行は、森の光景に溶け込むような迷彩柄の外套を羽織り、光学迷彩も用いて――木の影に隠れなが鬱蒼と茂る森を進んでいく。
目指す場所は、森を抜けた先にあるストーンヘンジ。
時折空を見上げてみても、ドラゴンたちが飛行している様子はなかった。
どうやら、向こうも森を抜けてくる敵がいないか、警戒をしているということなのかもしれない。
「……いました、ドラゴンです!」
すると、双眼鏡で偵察を行っていたユーフェミア・フロンティア(光彩聖姫・g09068)が声を上げる。
ユーフェミアが示す先、森の出口にほど近い辺りに敵トループス級、樹霊竜鱗兵たちが布陣しているのが見えた。
「どうやらまだ、アヴァタール級は来ていないようですね」
敵の位置と様子を確認しながら、アイネリスが呟く。
ここからストーンヘンジまではそう遠くはない。
ドラゴンたちを強引に切り抜けて、ストーンヘンジへの攻撃を優先させることも可能ではある――が。
「ここでこいつらを無視したところで……《七曜の戦》でストーンヘンジ制圧しようとしたら、結局戦うことになるよねぇ?」
榴弾砲に二つのチェーンソーを取り付けた、その名もダブルチェーンソーブラスターを手に、一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)がどこか楽しげに言う。
「だったら今ブッ殺しちゃおーよぉ、まだ8月までは猶予があるしさぁ」
「だな。木に紛れてて見分けるのが難しそうだけど、気配までは隠しきれね~みたいだしな」
燐寧の言葉に同意しつつにやりと笑みを浮かべたブロスは、樹霊竜鱗兵たちの武器を持つ手を狙い――懐で今か今かと出番を待っていた双子のペットロックであるリクルゴスとソロンをぶん投げた。
「ナッ――!?」
直前まで光学迷彩で身を隠しながら進んできたおかげで、樹霊竜鱗兵たちはディアボロスの接近に全く気づいていなかったよう。
ブロスが投げつけたペットロックたち――とにかく硬い石がさながら変化球のような軌道を描いて樹霊竜鱗兵に叩きつけられる。
「――怨み募りし魂よ、群がり集いて荒れ狂え。汝ら、消えゆく火花にあらず。雷火となりて焼き尽くせ……な~んてね、ドドドーンっていくよぉ!」
ブロスに続いて飛び出した燐寧は、ブラスターに注ぎ込まれた呪詛と怨念のエネルギーを、パラドクスの力で無数の小型プラズマ弾に変えて解き放った。
「あはははっ、こーんにちはー! そしてさよーならっ!」
銃身を左右に振れば、拡散した弾が次々に大爆発を起こし、敵陣を扇状に薙ぎ払う。
樹竜の砦を十全に形成する間もなく、焼き払われていく樹霊竜鱗兵たち。
「ドコニ隠レテイタノダ、ディアボロス!」
樹霊竜鱗兵たちが態勢を整えるより早く、ディアボロスたちは一気に畳み掛けていく。
煌めく光の群れはシル・ウィンディア(虹霓の砂時計を携えし精霊術師・g01415)が放つ誘導弾だ。
「竜麟兵? なんか、フローラリアが混ざっているような気もするけど……何はともあれ、こんなところで躓いていられないからっ!」
樹木と混ざったような姿の樹霊竜鱗兵たちを前に思わずそんなことを言いながら、シルは白銀の銃から誘導弾を連射しつつ、同時に高速詠唱でパラドクスを解き放つ。
そう、今回の目的はドラゴンではなく、ストーンヘンジ。
ここで足止めを食らうわけにはいかないのだ。
「竜よ息吹よ、暁の光よ、凍てつく水よ、吹きすさぶ風よ、我が前の障害を――凍てつかせよっ!」
光と水、そして風の属性の力が合わさり、凍てつく吹雪が渦を巻くように吹き荒れる。
瞬く間に凍りつき、崩れ落ちる樹霊竜鱗兵。
「さて、邪魔なドラゴンたちは先にお掃除ね! これでも喰らえー!」
シルが仕掛けた隙に背後を取った波那は魔法のペンを走らせて、敵によく似た幻影を描き出した。
幻影の竜鱗兵は大きな棍棒を叩きつけるように振るって、狙った樹霊竜鱗兵を打ち倒す。
「速やかに片付けるぞ。雷鳴の剣よ、迸れ……!」
精神を研ぎ澄ませ、アドルは長剣に雷を纏わせながら斬りかかった。
同時に剣から放たれた雷は周囲に広がり、樹竜の砦に身を潜めていた樹霊竜鱗兵たちを次々に炙り出す。
このまま勢いに乗って畳み掛けていきたいところではあるが、下手に突出しては袋叩きにされてしまうのはこちらのほうだ。無論、それを考えていないアドルではない。
反撃に備えて距離を取ったアドルと入れ替わるように、アイネリスが高らかに声を響かせる。
「――軋んで、吼えろ」
同時に、魔力を圧し固めた結晶を核に周囲の魔力が集約し、樹霊竜鱗兵たちの眼前に地中から這い上がるように超大型の鉄巨人が現れた。
咆哮のように風が唸る。
鋼の軋む音は、さながら死を告げる音のように響いたことだろう。
鉄巨人は大質量の破壊力でもって、樹霊竜鱗兵たちを一気に蹂躙、殲滅していく。
「神に捧げる舞をここに。炎よ、悪意あるものを浄化する力を……」
紅蓮の石が輝く聖杖を手に、奉納の舞を舞うのはユーフェミアだ。
想いを籠めて杖を振るえば、聖なる炎が敵陣へと放たれ、樹霊竜鱗兵を焼き尽くす。
ディアボロスたちの猛攻の前に、樹霊竜鱗兵たちは体勢を立て直す間さえなかったと言っても過言ではなく。
「そっちも必死なんだろーけど、止まってやれねーよ。――竜の力、みせてやらぁ!」
ブロスが両手で同時に投げた二つのペットロックが左右から樹霊竜鱗兵を挟撃し、追撃とばかりにアイネリスの鉄巨人が叩き潰していく。
刹那の攻防が巡る戦場――足を止めたら、次の瞬間には一気に標的にされてしまうだろう。
(「私に出来ることは、舞うことですから……」)
ゆえに軽やかに、舞うように――仲間たちと離れすぎない位置を保ちつつ、聖なる炎を放ちながらユーフェミアは戦場を駆ける。
アドル
が振り抜いた剣から迸った雷鳴が戦場を駆け巡った刹那、光の翼を羽ばたかせて翔けるシルはそのまま撹乱するように樹霊竜鱗兵たちの間を飛び回りながら、次々に吹雪を解き放って敵を凍りつかせていった。
その時、波那へと狙いを定めた樹霊竜鱗兵が、地面に無数の低木を敷いた。
「――雑魚はお呼びじゃないのよ!」
牙を剥いた毒花ごと紙一重で低木を飛び越え、波那は距離を取りつつ魔法のペンで再び幻影を描きながら叫ぶ。
「ほらほら、逃げないと燃えちゃうよぉ~!」
ガトリング砲もかくやの勢いで連射される燐寧のプラズマ弾は、逃げる暇さえ与えなかった。
やがて――。
「……これで一息、かな?」
束の間の静けさが、森に満ちる。
辺りに倒れた樹霊竜鱗兵たちを見やりながら、確かめるように呟くシルに、一息ついて、ユーフェミアも頷いた。
「次はアヴァタール……ですね。負けませんよっ!」
まるで、そう決意を籠めたユーフェミアの声に、応えるように。
「これは一体どういうことだ!?」
どこからともなく声が響き、一体の竜がやって来る。
その竜こそアヴァタール級――棘鞭飛竜エリギュラスに他ならず。
「貴様ら……ディアボロスか!? この先へは行かせんぞ!」
怒りに満ちた咆哮のような声を上げながら、エリギュラスは棘付きの触手を撓らせた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
【液体錬成】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV2が発生!
【グロリアス】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
ブロス・ブラッドハート
っとと、そっちからお出ましかっ
おもてなしの準備はまだ出来てねーけど、歓迎するぜ棘鞭飛竜!
まっさきに『ダッシュ』で棘鞭飛竜に突撃だ!
動きを読まれないよーに左右上下に急制動かけたり、障害物を蹴って一気に方向を変えたりしながら近づいてくぜ
間合いに入ったら飛び込んだ勢いのまま下段蹴りぃっ…とみせかけてフェイントっ
テイルスイングをバチコーンだ!
触手の一撃は踏ん張ってわざと相棒(大剣)で受けるぜ
相棒を回して絡めとって『捕縛』したら【怪力無双】で引き寄せる!
へへっ、離脱はさせねーよ
地上でおとなしくしててもらおーじゃんか!
そのまま攻撃準備の出来てる味方の方にぶん投げーる!
アドリブ・連携歓迎だー
ユーフェミア・フロンティア
はいっ!ディアボロスですっ!
という挨拶はここまでにして、ですね。
ここから先に用事がありますから、通らせていただきますよっ!!
私は歌います。
空に歌声を開放するように…。
約束の比翼の歌声に乗せて、アマテラスから矢を放ちますよ。
一撃は小さくても…。
この攻撃が呼び水になって大きな力になればそれでいいですからねっ!
少し離れて味方の行動にも注意を払って、攻撃を継続。
狙われている味方がいるのなら、パラドクスで攻撃して気を惹いてみますよ。
今の内に態勢を整えてくださいっ!
敵の攻撃にはブルースターの髪飾りからの結界(ガードアップ)でダメージを軽減してみます。
痛いですけど、こんなところで負けていられませんからっ!
シル・ウィンディア
あらら、そんなに怒らなくてもいいじゃない…。
ま、怒っても怒らなくてもわたし達のすることは一つ。
あなたを乗り越えて、ストーンヘンジに行くことだけだからっ!
それじゃ、押して通るよっ!!
少し離れて、敵の動きや誰を狙っているかどうかを観察して、パラドクス通信で情報共有を図るよ。
情報を発信しながら、七芒星精霊収束砲の砲撃で攻撃と援護を行っていくよ。
敵のミラージュウィップがほかの味方へ飛んでいくなら、ディフェンスでカバーを試みるよ。
簡単に通すと思わないでねっ!
敵が消耗して来たら、大きな一撃を行くよっ!
高速詠唱からの全力魔法の七芒星精霊収束砲。
わたしの全力をもってけーっ!!
ストーンヘンジ、今から行くからね
風花・波那
私達はこの先に用事があるので貴方はお呼びじゃないのよね〜。
おとなしくやられてくれる?
仲間と連携して戦うよ。
風波を構えて敵の気を引く。
私が相手よ。かかってきなさい!
突きを繰り出すような動きで敵を牽制しながら、動きをよく観察して攻撃に警戒。ヒットアンドアウェイの要領で敵の動きを制限させるよ!
敵が飛んだら私も飛翔。仲間と挟み撃ちするように頭上を動き回る。
頭の上うろつかれたらイライラさせられそうだしね!
こっち向いてない時はチャンス!
風花の息吹で攻撃するよ。
今日はいい天気だけど、所により雪注意!
ストーンヘンジの護衛お疲れ様。
七曜の戦で使うつもりだったんだよね?
大丈夫、私達がしっかりと壊しておくからね〜!
四葩・ショウ
警戒を深めるドラゴン勢力に気をつけながら
森を駆け抜け、救援機動力で皆と合流しよう
思いどおりには、させない
仲間の動きや声に合わせて攻撃をしかけ、バトンを繋ぐよに
動作に織り交ぜるフェイントと一撃離脱との
ヒット・アンド・アウェイの要領を意識しよう
硝子のレイピアで、或いはこの掌で
雨に澄む紫陽花を砕いて、はらりと散らせて、攻め立てる
まざまざと実感する
七曜の戦
……大地を奪い合う戦いが、迫っているんだって
時間は、止まってくれなくて
けっして、巻き戻らない、もどれない
だからこそ今
わたしはわたしに出来ることを
これ以上、ドラゴンに利用され
引き裂かれ
涙する人びとを生み出さない為にも
進ませて貰うよ
貴方達が護る、この先へ
アドル・ユグドラシア
※アドリブ、連携ok
重役出勤とはまた違うか?
警戒するのは構わんが、態々自分の部下から距離を置いたのが仇になったな。
見ての通り、後はお前だけなんで、このまま押し通らせて貰うぞ。
機動力確保の為に飛翔はするが低空飛行に留め、騒ぎを他所に気付かれんようにするか。
とはいえ、敵の頭上は抑えたい所だ。
戦闘ではバーサークを発動。小細工はせず、全身全霊を込めて敵の防御諸共叩っ切る。
敵が空中に居るというのなら、上空から叩き落としてやるだけだ。地上に落とせば、他の味方も戦い易くなるだろう。
敵の放つ棘の豪雨は、真正面から食らう訳にいかんが範囲が広い。
受け流せる分は受け流すが、ある程度は籠手やシールドで防ぐしかないか。
アイネリス・レナリィ
そちらから出て来るのなら好都合。
邪魔者を全て片付けてしまえば、後が楽になるものね。
《解き放つ応報》を発動
生成した鋼の大剣を従えこちらも【飛翔】し、一直線に敵へ向かいます
降り注ぐ棘を大剣で薙ぎ払い、叩き落としつつ追跡
執拗に追い立てる事で思考の余裕を与えず
こちらが畳み掛けるための隙を生じさせるよう努めます
距離を詰められれば全速力を維持したまま肉薄
すれ違い様に速度を乗せた大剣を叩き付け
強引にでも両断を狙います
攻撃後は即座に体勢を立て直し再度突進
倒し切るまで何度でも斬撃を浴びせて行きましょう
「はいっ! ディアボロスですっ!」
そう元気よく答えたのはユーフェミア・フロンティア(光彩聖姫・g09068)だ。
「――ふざけるな、ディアボロス!」
棘鞭飛竜エリギュラスはというと、どうやら更に怒ってしまったようだが――特に何の問題もないだろう。
向こうはこちらを逃がすつもりはないし、こちらは相手がクロノヴェーダであるならば、倒すだけなのだ。
「あらら、そんなに怒らなくてもいいじゃない……」
小さく肩を竦めながらも、シル・ウィンディア(虹霓の砂時計を携えし精霊術師・g01415)は悪びれる様子もない。
それもそのはず――たとえドラゴンが怒ろうとも怒らなくとも、ディアボロスのやるべきことはひとつしかないのだから。
「そちらから出て来るのなら好都合。邪魔者を全て片付けてしまえば、後が楽になるものね」
淡々と告げるアイネリス・レナリィ(黒鉄の魔女・g01781)の声は冷ややかなもの。
「私たちはこの先に用事があるので貴方はお呼びじゃないのよね~」
だから、と風花・波那(夢詠の花果・g00593)は妖精剣の切っ先を突きつけながら告げる。
「おとなしくやられてくれる? 私が相手よ。かかってきなさい!」
――そう、クロノヴェーダは倒さなければならない存在。
それはこちらがディアボロスである以上、変わらぬこと。
「……という挨拶はここまでにして、ですね。ここから先に用事がありますから、通らせていただきますよっ!!」
尽きることのない怒りを胸に、ユーフェミアが、そしてシルが高らかに宣戦布告する。
「あなたを乗り越えて、ストーンヘンジに行かせてもらうからっ! それじゃ、押して通るよっ!!」
「重役出勤とはまた違うか? 警戒するのは構わんが、態々自分の部下から距離を置いたのが仇になったな」
黒と赤の長剣を手に、アドル・ユグドラシア(我道の求道者・g08396)が何気なく告げた言葉に、エリギュラスが悔しげに歯軋りをするのがわかる。
「見ての通り、後はお前だけなんで、――このまま押し通らせて貰うぞ」
「――っと、そっちからお出ましかっ。おもてなしの準備はまだ出来てねーけど、歓迎するぜ棘鞭飛竜!」
棘鞭飛竜の名の通り、無数の棘を生やした触手を振るいながら舞い上がったエリギュラス目掛け、ブロス・ブラッドハート(竜孺子・g03342)はそう声を上げるや否やすぐさま飛び出した。
ブロスはそのまま真正面から攻撃を仕掛ける――ではなく。
動きを読まれぬよう時に上下左右に急制動をかけつつ、木の幹を蹴って一気にエリギュラスの元へ飛び込んでいく。
「下……と見せかけて中段!!」
思いつくままに様々なアイデアを取り入れて繰り出されるブロスの攻撃は、読むことさえ難しいもの。
下段から蹴り上げると見せかけてフェイントを交え、ブロスは大きな竜尾を思い切り振り抜いた。
手応えを感じると同時、すぐさまエリギュラスが急降下と同時に棘付きの触手を振り下ろしてくる――が。
ブロスはこれを避けるでなく、敢えて相棒たる深紅の大剣で受け止めてから強引に絡め取り、にやりと悪戯めいた笑みを浮かべてみせる。
「ぐぬっ!?」
「へへっ、離脱はさせねーよ。地上でおとなしくしててもらおーじゃんか!」
逆説連鎖戦においてはごく一瞬の間と言っても過言ではないものの、地上に縫い留められたエリギュラスの耳に歌声が届く。
空に歌声を解き放つように、大切なひとを想いながら――澄んだ歌声を響かせるのはユーフェミアだ。
いつか交わした約束も、かけがえのない笑顔も、しっかりと胸に抱いて。
二人ならきっと絶望を振り切って、どこまでも翔けてゆける――。
伸びゆく柔らかな声は次第に力強さを伴い、仲間たちの背を押すように、その心に勇気を燈していく。
「煩い――!」
ブロスを振り解いたエリギュラスがユーフェミアへ迫る。
風を切る音と共に、残像を伴う速度で振るわれた棘付きの触手に対し、ユーフェミアはブルースターの青い小花が鏤められた髪飾りに宿る力を巡らせ耐え抜いた。
裂かれた傷は決して浅くはないが、幸いにして深くもない。
「痛いですけど、こんなところで負けていられませんからっ!」
ユーフェミアは負けじと再び大きく息を吸い込んで――。
その声に導かれるように救援機動力で合流を果たした四葩・ショウ(Leaden heart・g00878)が、硝子のレイピアを閃かせた。
「――思いどおりには、させない」
雨に澄む硝子の紫陽花――そのうつろうプリズムの彩をレイピアで砕いてはらりと散らせれば、雨雫が跳ねるように煌めく光の破片が竜の体に、翼に突き刺さる。
「ぐっ……次から次へと!」
――裂かれた翼を羽ばたかせるエリギュラス。
豪雨の如く降り注ぐ、無数の棘。
それらを振り払いながら、ショウは真っ直ぐに倒すべき竜を見つめる。
仲間たちの攻撃が繋がり、巡る中。
「――みんな、飛翔は危ないよ!」
エリギュラスの動きや狙いを少し離れた所から観察していたシルが、パラドクス通信を用いて呼びかける。
「そうだった! あっちは空飛んでるのにずるい!」
波那の叫びも尤もだ。だがこの辺りはドラゴンによる厳しい警戒網が敷かれており、ここで戦っている以外にも多数のドラゴンがいる。飛翔しながらの戦いは、今回においてはメリットよりもデメリットのほうが大きいと考えて良いだろう。
とはいえ時空を歪め、時に世界法則さえ書き換えながら繰り広げられる逆説連鎖戦においては、空中にいる敵に対して地上からの攻撃が全く届かないということもない。
「まぁ、空にいるなら、落としちゃえばいいだけだよねっ!」
そう言いながら攻撃に転じたのはシルだ。
「六芒星に集いし世界を司る六人の精霊たちよ、過去と未来を繋ぎし時よ……」
シルが編み上げるのは全力を籠めた取って置きの一撃。
「七芒星に集いて虹の輝きとなり、すべてを撃ち抜きし光となれっ!!」
高速で紡がれる詠唱と共に、背に広がる四対の魔力翼を、力強く羽ばたかせて。
六属性のエネルギーに七つ目の時の力を重ねて放つは限界突破の超高出力型砲撃魔法――七芒星精霊収束砲(ヘプタクロノス・エレメンタル・ブラスト)だ。
「わたしの全力を――もってけーっ!!」
眩い光が爆ぜる衝撃に体勢を崩したエリギュラスの元へ、一息に空間を超えてアドルが肉薄する。
「全て、断ち切る……!」
物理的かつ精神的な全力、一切の小細工のない全身全霊を武器に籠めてアドルが繰り出すは、信念を乗せた一撃。
エリギュラスを下から突き上げるように振り抜かれた剣が、守りごと砕かんばかりの衝撃を叩き込む。
「ぐっ……!」
直後、エリギュラスはアドル目掛けて大きく翼を羽ばたかせ、棘の豪雨を降らせてくる。
真正面から受ければひとたまりもないだろう。
だが、回避しようにも如何せん範囲が広い。
(「中々に厄介だな……」)
アドルは篭手やシールドで可能な限りを受け流すが、やはり全てを凌ぐのは難しい。
けれども負傷は気にせず、そして油断なく――アドルは鋭い眼光でエリギュラスを見据えながら再び剣を構える。
すると、季節外れの風花がふわりと舞った。
「今日はいい天気だけど、所により雪注意!」
高らかに響く波那の声。
突くように真っ直ぐに繰り出した妖精剣の切っ先に想いの力を乗せて放つは魔を蝕む輝雪――風花の息吹(ホーリーフレーク)。
輝く風花が陽光に煌めく。
蒼穹を彩るその一欠片に僅かでも触れたが最後――。
「ぐうっ
……!?」
体が溶けるような感覚に襲われたエリギュラスが息を呑む。
「――崩れて、滅しろ」
その隙を逃さず、魔術により生成した身の丈の数倍を超える巨大な剣刃を手に、アイネリスはエリギュラスへと肉薄する。
宙へ舞い上がろうとした瞬間を狙い、すれ違いざまに速度を乗せた大剣を叩きつけるアイネリス。
爆炎と衝撃を伴う斬撃は、羽ばたきと共に放たれる棘ごと薙ぎ払わんばかりの勢いで炸裂する。
飛来した棘のいくつかは身を裂くけれど、アイネリスは全く意に介さず即座に体勢を立て直すと、更に距離を詰めていく。
「なあ、棘鞭飛竜。そろそろ疲れてきたんじゃねーか?」
背後を取ったブロスが関節へと掴みかかった直後――。
「――逃がしませんよ」
響いた声は、すぐ傍から。
「ぐっ、ぐあああっ……!」
アイネリスに執拗なほどに攻め立てられ、エリギュラスは思考の余裕さえ与えられぬまま――更に重ねられたディアボロスたちの猛攻の前に、ついに崩れ落ちた。
辺りに満ちる、一瞬の静寂。
「ストーンヘンジの護衛お疲れ様。《七曜の戦》で使うつもりだったんだよね?」
ふうと息を吐き出して、動きを止めたエリギュラスへ波那が告げる。
「大丈夫、私たちがしっかりと壊しておくからね~!」
その傍らでほっと息をついたショウは、来たるべき時が迫っているのだと実感するばかりであった。
《七曜の戦》――大地を奪い合う、戦い。
歴史を取り戻すために駆け抜けてきたこれまでを、その先へと繋ぐための。
時間は、止まってはくれない。
決して巻き戻ることもなければ、戻ることだって叶わない。
だからこそ、――“今”。
(「――わたしは、わたしに出来ることを」)
これ以上、ドラゴンに利用されて、引き裂かれて――涙する人々を生み出さない、そのためにも。
「進ませて貰うよ。貴方たちが護る、この先へ」
淡い双眸に、確かな決意の彩を湛えてショウは紡ぎ――。
「……ストーンヘンジ、今から行くからね」
彼方を見やりながら、シルは真っ直ぐにそう告げた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【傀儡】LV1が発生!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
【強運の加護】LV1が発生!
【建造物分解】LV2が発生!
効果2【反撃アップ】がLV3になった!
【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV4になった!
【グロリアス】がLV3になった!
森を抜ければ、その先に目指すべき場所――今回の攻撃目標である、ストーンヘンジが見えてくる。
辺りを警戒していたドラゴンの群れを抜けたとはいえ、ストーンヘンジそのものにも多数の防衛のドラゴンたちがついている。
ストーンヘンジへ攻撃すれば、このドラゴンたちから少なからず反撃を受けることになるだろう。
加えて飛翔して近づいたなら、それだけでこのストーンヘンジを防衛するドラゴンたちの格好の的になってしまう。
ゆえに、行動は迅速に。
あくまでも攻撃の目的は破壊ではなく損傷を与えることであり、攻撃の機会も多くはない。一撃に全ての力を籠めるだけで十分だ。
ダメージを与えられたなら深追いはせず、速やかに離脱するのが良いだろう。
四葩・ショウ
でも
それだけ彼らにとって重要、ってことだね
邪魔、しないでくれる?
道を阻む敵がいるなら集中的に攻撃して
急いでストーンヘンジに近づこう
駆け寄る合間にも降り注ぐ攻撃をふり払ってる暇は、ない
硝子のいばらを展開して
すこしでも凌ぎたいところだけど
どんなに苛烈な攻撃だとしても耐えてみせる
他のディビジョンだけじゃなくて
……もしわたし達の新宿島のことが、知られてしまったら?
だからここで、すべての憂いを断つんだ
傷も痛みも耐えきって揮う捨て身の一撃
硝子のレイピアを閃かせて貫く、一撃を
攻撃後はすぐに撤退を
これから攻撃する仲間がいるなら
ディフェンスを試みたり
邪魔するドラゴン達を相手したり
どうか想うままぶつけられるように
ブロス・ブラッドハート
一撃に全ての力を
すべて…今まで関わった人たち
キングアーサーだけじゃなくって、ディヴィジョンで生きる人達の笑顔も涙も思いだせ
相棒、おれの意思は伝わったか?
森を抜けて一気に『ダッシュ』
相棒を盾みたいに構えながらストーンヘンジに近づくぜ
再利用とかむずかしいことは今は考えねぇ。できることだけを全力で…!
魂の衝動を相棒にのせて思いっきり振りかぶる
こいつがあることで新しい戦いが起ることになるんなら、それをおれは許せねえ!
おれがやれることを重ねてくその一歩
たとえ小さな歩幅だとしても、意地でも踏みこませてもらうぜ!
叩き込んだら『一撃離脱』
すぐ【飛翔】で撤退だ
また戻ってくる時は守るためにだ…!
アドリブ・連携歓迎
シル・ウィンディア
ストーンヘンジ、相変わらずの迫力だけど…。
でも、これを何とかするために来たんだからねっ!
深追いせず、でも、少しでも大きな打撃を与えられるようにだね。
森を抜けるまでは、森林迷彩のフード付きマントを羽織って移動だね。
抜けたらフードを上げて視界を広く確保するよ。
ここからはスピード勝負っ!
高速詠唱で詠唱しつつ、ストーンヘンジへ物陰に隠れながら移動
視界内にストーンヘンジの大型のオブジェクトをとらえたら
全力魔法の六芒星精霊収束砲!
フルパワーの一撃…
いっけーーーっ!!
着弾したら撤退を開始。
ここでやられるわけにはいかないからね。
パラドクス通信でみんなに撤退を呼び掛けるよ
撤退時は殿で警戒して撤退を行います。
ユーフェミア・フロンティア
このドラゴン達は一体どこから来たのでしょうか?
これだけの戦力があれば、すぐにキングアーサー内の地域の奪還は出来そうなものでしょうに。
今は余計なことは考えずにストーンヘンジへ打撃を与えることを優先しないと、ですね。
詠唱を行いつつ、皆さんに続いて走ってストーンヘンジへ接近を行います。
ストーンヘンジが確認できたら、聖杖を振りかざして全力魔法の神火収束砲を撃ちます。
撃った後はターンしてそのまま撤退準備を。
深追いをしそうな方がいれば、退くように声を駆けます。
今はまだその時期じゃありませんからっ!!
声をかけたのちは全速でストーンヘンジから離れます。
また、いつか再開するのでそれまではさようならですよ。
風花・波那
ストーンヘンジに着くまでは、森に来たときと同じ様に慎重に物陰に隠れながら周囲を観察しつつ進むよ。
迷彩柄のローブとフードも被り。
防衛のドラゴンもいっぱいいるわね……。
着いたら身を隠しつつ、他の仲間とパラドクス通信で攻撃タイミングを連携。同時に襲撃!
その方が防衛のドラゴンも混乱しそうだし。
よーし、全力で行くわよ!
飛び出したらストーンヘンジを中心に捉えて、残りの力を全部振り絞るつもりで。妖精を12体召喚。
行くよ皆!風波一閃!
これだけやれば結構ダメージ与えられたんじゃない!?
七曜の戦もこれできっとバッチリね。
よし、さっさと逃げよ〜!
木の陰を利用しながら敵の視界に映らない様に身を隠しながら全速力で撤退。
アドル・ユグドラシア
※アドリブ、絡みok
邪魔者は排除した。
後は目的地まで一直線と行きたいが、まだ周辺に敵も多い以上、隠密行動は継続だな。
帰るまでが遠足という言葉もある。
さて、後はアレをどうにかすれば良い訳だが。
流石に完全破壊は無理でも、当面使えなくすること位は出来よう。
漁夫の利を得ようとするその根性も気に入らんしな。
周辺に敵が集まる以上、悠長に叩き壊す時間はない。
遠方からショックウェーブで衝撃波を飛ばし、攻撃を集中してストーンヘンジの損傷を広げるとするか。
流石にこの一撃で周囲の敵には気付かれよう。反撃もあるだろうし、速やかに撤収する。
退路を先導するか、殿を務めるか、状況次第だが全員で無事に帰れるよう尽力せんとな。
アイネリス・レナリィ
こんなものを複数用意しているとは……
尚更放置する訳には行きませんね。
可能な限り破壊してしまいましょう。
光学迷彩を使用し、身を隠しつつ接近
攻撃に出るまでは潜伏しておきます
パラドクス通信で味方と足並みを揃えストーンヘンジへ突撃
即座に《解き放つ応報》を発動させ鋼の大剣を振るい
石群へ叩きつけましょう
護衛に追われては面倒ですね
周囲を観察し状況を把握
遅れた味方が居ないことを確認した上で火炎燐を投擲
爆炎で敵の視界を塞ぎ、その隙に乗じて森へ紛れて撤退しましょう
アンゼリカ・レンブラント
救援機動力で駆けつけ
ストーンヘンジへの攻撃に参加しようかな
火力が必要かな?さぁめいっぱいやっちゃうよ
パラドクスの砲撃を遠間からお見舞いしダメージを重ねる
狙いは一点集中っ
ストーンヘンジの1角に穴を開けることが出来れば、
きっと周辺も崩せるはずと信じ
私の尽きない勇気のように
力も溢れさせて光の砲撃を続けていくよ
同時にストーンヘンジ側の状況も確認しつつだね
退く時は見誤らないよう注意
撤退の連絡がみんなから上がれば
最後に呼吸を整えた最大の一撃
全力の《終光収束砲》をお見舞いだよ
仲間の必殺の一撃に重ねるようにして
ダメージ最大、粉砕させるよっ
私の光よ、最大まで輝けぇーっ!
さぁ撤収
いずれここも竜の手から奪還するよ!
森の中で遭遇したドラゴンたちを撃破した後、再び迷彩柄の外套に光学迷彩を重ねて森を抜けてきた一行の前に、ストーンヘンジはただ静かに聳えていた。
遠目に見えるストーンヘンジは、離れていても秘められた力の片鱗が感じられるようで――。
そして、同時に。
護衛のために集められたたくさんのドラゴンや竜鱗兵たちの姿も、嫌というほど確認出来た。
「防衛のドラゴンもいっぱいいるわね……」
「このドラゴンたちは一体どこから来たのでしょうか? これだけの戦力があれば、すぐにキングアーサー内の地域の奪還は出来そうなものでしょうに……」
眉を寄せながら呟く風花・波那(夢詠の花果・g00593)の隣で、ユーフェミア・フロンティア(光彩聖姫・g09068)は、ふと浮かんだ疑問を口にする。
「でも、それだけ彼らにとって重要、ってことだね」
それに答えたのは四葩・ショウ(Leaden heart・g00878)だ。
「ええ、重要であることは違いないですし、尚更放置する訳には行きませんね。可能な限り破壊してしまいましょう」
そして、アイネリス・レナリィ(黒鉄の魔女・g01781)もこくりと頷きながら続く。
――《七曜の戦》に向けた、ドラゴンたちの周到な前準備。
史実では後に有名な史跡となるストーンヘンジが、改竄されたこの世界においては他のディヴィジョンの、そしてディアボロスの脅威となりうる存在だという。
それはアイネリスにとっても、そして皆にとっても到底許せることではない。
ユーフェミアは、答えの出ない疑問の先へ巡らせかけた思考を振り払う。
ショウが言うように、この場所がドラゴンにとってとても重要だという事実は確かで。
けれど、今は。
それよりも優先すべきことがあると、知っているからだ。
それは――。
(「……私にできることを、全力で」)
ストーンヘンジへ打撃を与え、《七曜の戦》でドラゴンたちが使えないようにすることだ。
事前に言われていた通り、今の時点でストーンヘンジを完全に破壊することは出来ない。
だが、少しずつダメージを蓄積させることにより、《七曜の戦》で使えなくすることは出来る。
今回の作戦の目的は、あくまでもストーンヘンジの破壊ではなく、損傷を与えること。
「漁夫の利を得ようとするドラゴンたちの根性も気に入らんしな。全力をぶつけてやるとするか」
そう言いながら、アドル・ユグドラシア(我道の求道者・g08396)は微かに笑みを浮かべるのだった。
(「ストーンヘンジ、相変わらずの迫力だけど……」)
環状に連ねられた巨石の群れは、いつ見ても圧倒されるばかりだ。
シル・ウィンディア(虹霓の砂時計を携えし精霊術師・g01415)は小さく息を呑みながらも、想いを新たに力強く頷く。
「でも、これを何とかするために来たんだからねっ! 深追いせず、でも、少しでも大きな打撃を与えられるようにだね」
――そう。
深追いはせず、けれど少しでも大きな打撃を与えられるように。
攻撃の機会は、限られている。
だからこそ、一撃に全ての力を。
ブロス・ブラッドハート(竜孺子・g03342)は呼吸を整えながら、静かにこれまでの戦いに想いを馳せていた。
――全て。
この幻想竜域キングアーサーだけではなく、ディヴィジョンで生きる人々の笑顔も、涙も、――全て。
「相棒、おれの意思は伝わったか?」
深紅の大剣、相棒の紅角刀に確かめるように問う。
握り締めた柄の感触はいつもと変わらぬもの。
だが、ブロスは確かに、力が漲ってくるのを感じていた。
鬱蒼と茂る森を抜ければ、その先はもうストーンヘンジだ。
「みんな、行こう!」
パラドクス通信で呼びかけながら、シルが身を潜めていた木陰から颯爽と駆け出していく。
「――ディアボロス!!」
そして、俄に辺りが騒がしくなる。
護衛のトループス級たちが気づくのと、こちらが攻撃に移るのはほぼ同時であった。
「ここからはスピード勝負っ!」
森林迷彩の外套のフードを上げて視界を確保しながら、シルは高速詠唱で素早くパラドクスを編み上げる。
「闇夜を照らす炎よ、命育む水よ、悠久を舞う風よ、母なる大地よ、暁と宵を告げる光と闇よ!」
背に二対の青白い魔力の翼を展開させながら、精霊たちの力を一点に収束させ、放つは超高出力の砲撃魔法。
「六芒星に集いて、全てを撃ち抜きし力となれっ!!」
並ぶ巨石の中でも特に大型のオブジェクト目掛け、シルは束ねた力を解き放った。
「フルパワーの一撃……いっけーーーっ!!」
高出力型精霊砲撃魔法――六芒星精霊収束砲(ヘキサドライブ・エレメンタル・ブラスト)の鮮烈な光が、巨石に突き刺さり大きく爆ぜる。
「おう!」
パラドクス通信で届いた声に力強く答え、次いでブロスが相棒を盾のように構えながら全速力でストーンヘンジの元へ飛び込んでいく。
「こいつがあることで新しい戦いが起ることになるんなら、それを――おれは許せねえ!」
――“再利用”だとか何だとか、難しいことは今は考えずに。
出来ることのみを、全力で。
「おれがやれることを重ねてくその一歩……たとえ小さな歩幅だとしても、意地でも踏みこませてもらうぜ!!」
ブロスは相棒を思い切り振りかぶり、渾身の力と全ての想い、魂に満ちる衝動を籠めて巨石に叩きつける。
籠められた想いは建物すら打ち砕く念動力へと変じ、シルが崩した一角の傷をより深いものにしていく。
「何をするディアボロス!! ――やめろ!!」
ストーンヘンジへの攻撃に、ドラゴンたちが吼えるように叫ぶ。
だが、勿論、それでこちらが攻撃を止める理由はない。
「――邪魔、しないでくれる?」
常の柔らかな声に静かな怒りを燈した声で紡ぎ、ショウは硝子のレイピアを閃かせる。
全員で同時に飛び出したことが功を奏したか、敵が道を阻むよりも先に切っ先を届かせることが出来た。
他のディヴィジョンだけではない。
(「……もし、わたしたちの新宿島のことが、知られてしまったら?」)
ディアボロスを信じ共に戦ってくれている新宿島の人々が、ドラゴンの――歴史侵略者たちの脅威に晒されてしまうことになる。
そんな未来を、脅威を、招くわけにはいかないから。
だからこそ、ここですべての憂いを断つのだという想いを籠めて、ショウは血汐の代わりに青と紫の色彩うつろう花を踊らせる。
それは護るべきものを生かすための――捨て身で奮う、渾身の一撃。
切っ先が巨石を穿った直後、繰り出された竜の苛烈な反撃を柔い赤の色彩に染まった硝子のいばらで耐え抜いて、ショウは竜たちの前に盾となり、立ちはだかる。
「だいじょうぶ、――行って!」
どうか、続く皆が想うままぶつけられるように。
「ありがとう! よーし、全力で行くわよ!」
ショウの願いに、波那が答える。
残る力の全てを振り絞るつもりで、ストーンヘンジを中心に捉えた波那が喚び出したのは12体の妖精たち。
透き通る翅を震わせながら周囲を舞う彼女たちに、波那は力強く呼びかける。
「行くよ皆! ――風波一閃!」
鞘に納めた魔法の剣を神速で抜き放ち、妖精と共に繰り出すは神速の一閃。
煌めく軌跡の尾を引いて放たれた斬撃は妖精と同じ十二の斬撃波となり、連なった十二閃の花がストーンヘンジに刻まれる。
そして同時に、アイネリスが駆け抜けた。
世界を、歴史を奪ったものたちへの、静かな――けれど苛烈に燃え上がる怒りを乗せて。
「――崩れて、滅しろ」
力ある言葉によって瞬時に創り出されるのは、アイネリスの身の丈を遥かに超える巨大な鋼の剣。
アイネリスはそれを念動力を用いて大上段から振り下ろし――爆炎と衝撃を伴う斬撃を、石群へ叩きつける。
「悠長に叩き壊す時間がないのが惜しいところだな」
ディアボロスの襲撃にどこからともなく集まってくる敵を見やりつつ、アドルは精神を研ぎ澄ます。
呼吸をひとつ、それぞれの手に構えた黒と赤、二つの長剣を一気に振り抜いてショックウェーブ・ブレードを解き放った。
目標たるストーンヘンジへ一直線に向かっていく衝撃波。
それによりひび割れた石の一部が崩れ落ちるのを確かめるように見やり、ユーフェミアは紅蓮石が輝く聖杖を構える。
――その時だった。
「火力が必要かな? さぁ――目一杯やっちゃうよ!」
救援機動力で駆けつけたアンゼリカ・レンブラント(光彩誓騎・g02672)が、やる気に満ち溢れた笑顔で拳を握りながらユーフェミアの隣に降り立った。
「アンゼリカ!」
驚きと同時に安堵が込み上げてくるのを感じてユーフェミアは微笑み、そんな彼女の表情にアンゼリカも目を細めて。
「合わせるよっ、ミア!」
「――うん!」
そうして二人、ストーンヘンジへと向き直る。
アンゼリカは反撃も跳ね除けながら何度だって攻撃を重ねる気概でいたけれど、今回に限っては攻撃の機会は一度きり。それ以上の追撃は、護衛の敵の猛攻に曝されてしまうことになるだろう。
ゆえにアンゼリカは一撃に全てを籠める気概で呼吸を整え、練り上げるパラドクスに尽きぬ勇気と想いを重ねて狙いを定める。
「裁きの光と共に輝け、六芒星に集いた精霊よ!」
その隣で、ユーフェミアも聖杖を振り翳し、裡に秘めたる高い魔力と平和を求める心を重ねて詠唱を紡ぎ上げる。
「浄化の炎よ、悪しき者を清める力を……」
杖の先から力を籠めて解き放つは神火収束砲。
「邪悪なる者全てを……撃ち抜けぇーっ!」
ユーフェミアの浄化の炎に重ねるように、アンゼリカも収束させた光――終光収束砲を解き放った。
「私の光よ、最大まで輝けええぇーーーっ!!」
それは託された想いと力の結晶――邪悪なる者全てを吹き飛ばす、アンゼリカの“終の光”だ。
「――よし!」
巨石が崩れる轟音と、吹き上がる白煙に、波那はガッツポーズをしつつ声を上げる。
「これだけやれば結構ダメージ与えられたんじゃない!? 《七曜の戦》もこれできっとバッチリね」
波那の言う通り、今回の作戦の成果は十分なものだろう。
こうしている間にも、竜たちは更に集まってきていて――。
「みんな、急いで撤退しよう!」
一通りの攻撃が終わったところで、パラドクス通信で呼びかけるのはシルだ。
「帰るまでが遠足という言葉もあるしな。――こっちだ!」
すぐさま身を翻したアドルが、退路を先導する。
「よし、さっさと逃げよ~!」
アドルについて軽やかに駆け出す波那。
木の影に紛れてしまえば、もう敵の視界には映らない。
「逃がさんぞ、ディアボロス!!」
怒りの声を上げる竜たちを冷ややかな眼差しで見つめながら、アイネリスは言った。
「少し遅かったようですね。目的は果たさせていただきました」
そして、遅れた味方が居ないことを確かめて、アイネリスは追ってくる竜たちの視界を塞ぐように試験管を投げつける。
「なっ、何だァ!?」
乾いた音を立てて割れた試験管から忽ちの内に激しい炎が広がり、ほんの一瞬竜たちの意識を引いて――。
その時間さえあれば、十分だった。
シルが殿について警戒しながら、一行はパラドクストレインへ戻っていく。
「また戻ってくる時は、守るためにだ……!」
「いずれここも、竜の手から奪還するよ! ――必ず!」
確かな決意をぶつけるように、ブロスが、そしてアンゼリカが叫び――。
「……また、いつか」
最後に一度振り返り、ユーフェミアは告げる。
「それまでは、――さようならですよ」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【託されし願い】LV1が発生!
【建造物分解】がLV4になった!
【クリーニング】LV2が発生!
【エアライド】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
【隔離眼】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV7になった!
【ドレイン】LV2が発生!
【命中アップ】がLV3になった!
【能力値アップ】がLV2になった!