リプレイ
無堂・理央
海戦型のクロノヴェーダが支配するディヴィジョンか~。
水中戦をする敵自体は他のディヴィジョンでも居るけど、種族として特化してるのは初めてだよね。
無双馬『クロフサ』に騎乗していざ海戦へ!
ヤ・ウマト攻略開始で強化された【水面走行】でクロフサに水上を走れるようにして出発進行~。
【飛翔】でさんざん騎乗してクロフサに飛んで貰ったりクロフサが空を駆けてるような感じで召喚し続けたりしてるけど、水面を地上と同じく駆けれるかどうかは初体験。
会敵するまでに歩いたり駆け足で進んだりとクロフサに水面で駆ける感覚をしっかり確認して貰って、ボクもその感覚を掴んでおかないとね。
柳瀬・渚
目立ちたくはないけど……やるって決めたしね。スライムも一緒だし頑張るよ。
海戦の準備が必要ってことだし【水面走行】を発動しておくよ。
これがあればとりあえず最低限はなんとかなりそうだしね。
それからは……色々と試しながら水上を移動してみようかな?
そもそも私って【水面走行】を使うのだってほとんど初めてみたいな感じだしね……
とりあえず、水上での実際の動きを確認してみたり、水面に立って「重巡級海戦装」の砲台を撃ってみたりしてみるね。
TOKYOエゼキエル戦争の方に出るってことは現場につくまでなら少し派手に大砲を撃ったりしてみても大丈夫だよね?
ラキア・ムーン
やはり横須賀鎮守府はヤ・ウマトの領域だったか…
ならば、体を張った甲斐はあったか
出来れば早々に落としてしまいたいな、横須賀は
さてと、まずは準備運動だな
戦争の時や台湾潜入の時も多少は戦闘をしたが、やはり本格的にやり合うとなると勝手が違う…か
水面走行を発動し周囲の海上を走ろう
地上と差異無く動けるかどうか確認し、波の影響や風の影響なども見ておこう
後は槍を振り、戦闘するのと同様の動きも確かめておくか
しかし、艦艇を引き連れているのは厄介だな
艦艇乗組員の奴等は死を恐れないというんだから、全く厄介なやり方をしてくれる
効率の良い戦力増強方法だよ
アドリブ連携等歓迎
天破星・巴
辻連携歓迎
奪還戦に横槍を入れてきた輩に今度はこちらが槍を突き立てる番じゃ。(なお槍は持ってない)
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」敵の情報だけでなく何が出来るか知らねばならぬのじゃ。
水中でも【完全視界】が効果を発揮してくれれば不意打ちを防げるようになるじゃろう。
水面下から来られてはどこから攻撃されるか分からぬからのう。
水面走行が使えるなら水面上で肉弾戦を出来るか訓練
投げ技系は当然ダメじゃのう。
打撃系は踏ん張りがききにくいので馴れが必要じゃ。
関節技系は陸上と変わらずに使えるじゃろうがそもそも関節技が効く体の相手とは限らないのが悩みどころじゃのう。
敵を掴んで殴るのが一番確実な手段かのう…(脳筋)
旗楽・清政
新しいディビジョン、新しい敵、新しい戦場。
厄介な話でもござるが、如何な敵と相見えられるか楽しみでもあるのは、
いくさ人の性(さが)故でござろうか。
ともあれ、戦場は海。なれば、まずはそれに相応しき準備でござるな。
それがしは【水面走行】を用意するでござるよ。
これで、陸上と変わらず戦闘が出来るはず。
幾度か駆けてみたり、ブンブンと緑玉の片鎌槍を振るって
海面を踏みしめ、足場に問題がないことを確認でござる。
神奈川県沖を押さえられておるのは、東京からすれば
喉元に刃を突き立てられているようなもの。
七曜の戦の前に制圧しておきたいと言うのは、よく分かる話でござる。
しかと、後顧の憂いを断っておくと致そう。
月見山・伊吹
※連携、アドリブ歓迎だよ!
ヤ・ウマト内には私の生まれ故郷こと沖縄があるからねぇ…
神奈川は新宿島とエゼキエルやそこから奪還した地から近いから
そこからヤ・ウマトには奪われたくないし冥海機の悪行は許せないし
何よりも沖縄を奪還したい!!
まずは神奈川での戦い頑張るぞー!
最近強化された【水面走行】を使って戦えるように水面を全力疾走したり多機能シャベルを素振りしたりと
地上での戦いと差異が無いか確認しつつもいつでも水上戦出来るように慣らしてみよっか
より便利になった【水中適応】の使い心地を試そっと!
水温水圧の影響を受けずに水中でも会話出来るようになったもんねぇ
「海戦型のクロノヴェーダが支配するディヴィジョンか~。水中戦をする敵自体は他のディヴィジョンでも居るけど、種族として特化してるのは初めてだよね」
神奈川県沖で海を前にそう呟くのは無堂・理央(現代の騎兵?娘・g00846)だ。
「新しいディビジョン、新しい敵、新しい戦場。厄介な話でもござるが、如何な敵と相見えられるか楽しみでもあるのは、いくさ人の性故でござろうか」
そして、隣でうむ、と頷くエメラルド色の具足を身に纏った旗楽・清政(知勇兼備の昼行灯・g08816)
「ヤ・ウマト内には私の生まれ故郷こと沖縄があるからねぇ……」
そんな中、ここからは見えない南西の方を見つめるのは沖縄生まれの月見山・伊吹(太陽の恵み、日蝕の災禍・g04125)だ。
「神奈川は新宿島とエゼキエルやそこから奪還した地から近いから、そこからヤ・ウマトには奪われたくないし冥海機の悪行は許せないし、何よりも沖縄を奪還したい!!」
募るのは故郷への想い。クロノヴェーダに奪われた事実に怒りを抱くディアボロス達の最も基本的な動機の一つと言えるだろう。とはいえ。
「まずは神奈川での戦い頑張るぞー!」
まずは目の前のことから、伊吹は気持ちを神奈川沖での海戦に切り替える。
「奪還戦に横槍を入れてきた輩に今度はこちらが槍を突き立てる番じゃ」
伊吹の決意表明に頷くのはあくまで比喩であって槍は持っていない天破星・巴(反逆鬼・g01709)だ。
そんな中、面々かやや外れたところにいるディアボロスも2人ほど。
(「やはり横須賀鎮守府はヤ・ウマトの領域だったか……。ならば、体を張った甲斐はあったか」)
まず、1人、パラドクストレインで見た光景を思い出して物思いに耽っているのはラキア・ムーン(月夜の残滓・g00195)だ。ラキアはこの作戦の契機ともなったマスターテリオンとの戦いにも参加したディアボロスだ。重傷を負う程の激しい戦いだったが、あの戦いは無駄ではなかった、とこの件を持ってラキアはそのことを再認識出来た。
「目立ちたくはないけど……やるって決めたしね。スライムも一緒だし頑張るよ」
一方、1人で密かに決意表明を固めるのは、柳瀬・渚(人間の海戦装姫・g09826)。目立ちたくはないが、さりとてクロノヴェーダの行動は捨ておけない。ある種のアンビバレントに悩まされる少女である。
「ともあれ、戦場は海。なれば、まずはそれに相応しき準備でござるな」
「あぁ、まずは準備運動だな」
一通りの決意表明が終わったところで、そう切り出すのは清政。その言葉にラキアが同意する。
海に出る。そのためにまずするべきことは。
理央、渚、ラキア、清政が一斉にパラドクスを発動する。同時、神奈川沖の海面が穏やかに凪いで行く。生じた効果は【水面走行】。ヤ・ウマトのディアボロスと合流したことによって強化された効果である。
「いざ海戦へ!」
と、まず海に飛び込んだのは無双馬『クロフサ』に騎乗している理央。
これまでも残留効果を共に使って飛翔などをしたことはあったが、海面を走るのは初めてのこと。
果たして、『クロフサ』は海面をまるで地上と変わらないかのように軽やかに理央を乗せて走ってみせた。
「これがあればとりあえず最低限はなんとかなりそうだね」
「うむ。これで、陸上と変わらず戦闘が出来るはず」
【水面走行】の使用自体が初めてな渚がそれを見て、海面に降り立ち、清政も続く。
ディアボロス一行は、全員が海面に降り立ったのを確認し、誰から言うとでもなく、『冥海機ヤ・ウマト』とのディヴィジョン境界である霧に向かって歩き出す。
「神奈川県沖を押さえられておるのは、東京からすれば、喉元に刃を突き立てられているようなもの。七曜の戦の前に制圧しておきたいと言うのは、よく分かる話でござる。しかと、後顧の憂いを断っておくと致そう」
「出来れば早々に落としてしまいたいな、横須賀は」
海面を走りながら呟く清政に、あぁ、とラキアが頷く。
それから一行は移動しつつ、海面での動きの調子を確認する。
「「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」敵の情報だけでなく何が出来るか知らねばならぬのじゃ」
とは、巴の言葉。
理央はとにかく、『クロフサ』を操り、その感覚を慣らしていく。
渚はまだ扱い慣れない『重巡級海戦装』の砲撃を試す。下手をすれば敵に先に位置を悟られかねない行動だが、何せ、ここはまだ『TOKYOエゼキエル戦争』の中。ディヴィジョン境界を間に挟んでいるから、こちらでの行動は『冥海機ヤ・ウマト』には伝わらないはずだ。
(「戦争の時や台湾潜入の時も多少は戦闘をしたが、やはり本格的にやり合うとなると勝手が違う……か」)
ラキアもまた走り回りつつ、波や風の影響を確かめる。
残留効果により海が凪いでいるのもあって、海上は極めて見晴らしが良い。パラドクスは視界さえ通っていれば攻撃が可能だ。この条件は有利にも不利にも働きそうだ。
エメラルド色に輝く穂先が目を惹く緑玉の片鎌槍を振るい、地面を踏み締め調子を確認するのは清政だ。
全力疾走したり多機能シャベルを素振りしたりと伊吹も慣らしていく。
残留効果のおかげもあり、ほとんどのディアボロスは同じように戦えそうだったのだが。
「投げ技系はダメじゃのう」
そう呟くのは巴だ。投げ技は大地に対して対象をぶつける技だ。大地が海では、地面で使うのと勝手が変わってしまうらしい。
「関節技系は陸上と変わらずに使えるじゃろうがそもそも関節技が効く体の相手とは限らないのが悩みどころじゃのう」
格闘技を主体とする巴には、海上はやや戦い辛い可能性が浮上した、が……。
「敵を掴んで殴るのが一番確実な手段かのう……」
と、巴はなんともあっさりと納得してしまった。敵を掴んで殴るのは海面も地上も敵の形状も関係ない。海上でも問題なく使える戦闘手段のはずだった。
「より便利になった【水中適応】の使い心地を試そっと!」
そして、一通り【水面走行】を試した一同。そこに、伊吹がパラドクスを発動し、【水中適応】を発動した。
これもまた、ヤ・ウマトのディアボロスと合流したことで強化されたパラドクス。
「水温水圧の影響を受けずに水中でも会話出来るようになったもんねぇ」
早速、海中に潜りつつ、調子を確認する伊吹。水中で発話し、海上の仲間とやりとりできることを確認する。
「ふむ、水面下から来られてはどこから攻撃されるか分からぬからのう」
海中に潜っていった伊吹が光の関係で見えなくなった事に気づいた巴はそんなことを呟いて、パラドクスを発動する。
発動する効果は【完全視界】。海が透き通り、伊吹が見えるようになる。
「これで、不意打ちを防げるようになるじゃろう」
とはいえ、【完全視界】はあくまで見辛いものを見えるようにするもの。そもそも見通せないものには効果がないらしく、光の届かない海底近くまでは見通せないし、地面から生えている岩などの影までは見通せない。過信するのは危険だろう。
それでも、ないよりは圧倒的にあったほうが有利だろう。
じっくりと事前準備をし、十分なウォーミングアップを果たしたディアボロス達はついに霧を越えて、『冥海機ヤ・ウマト』に到達しようとしていた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水面走行】LV4が発生!
【完全視界】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV2が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【フィニッシュ】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
霧を抜け、『冥海機ヤ・ウマト』に飛び出したディアボロス達。
だが、すんなり敵拠点に向かわせてはくれない。
「方位010、ディアボロスを確認!」
敵の哨戒艦隊に発見される。
「鎮守府の安全は我々にかかっています、全兵装自由、交戦を許可します」
『駆逐級融式』の言葉に、『クレータージョー』と敵艦艇が動き出す。
神奈川県沖の制海権を確保し、敵拠点への道を切りひらこう。
旗楽・清政
乗員を殺さずに、戦闘艦艇を無力化でござるか。なかなか、難題でござるな。
面倒くさいし、あまり働きたくないと言いたいところでござるが、そうも言うておれぬ。
この後に関わる故、しかと無力化すると致そう。
主砲、副砲、魚雷発射管辺りを潰せば戦力にはならなくなるでござろう。
緑玉の片鎌槍による【斬撃】で、砲塔や発射管を【両断】するでござるよ。
「この緑玉の片鎌槍に、斬れぬ物なし!」
実際にそうであるかはともかく、言うだけ、見得を切るだけならタダでござるからな。
「これで、この艦の攻撃手段は全て潰した! 命が惜しくば、この場から疾く去るがよい!」
無力化した艦艇には、【避難勧告】にて撤退を促してみるでござるよ。
ヌアダ・オグルア
これは嬉しいサプライズだね。
まさか海の上を走れるようになるとは思わなかったよ。
無双馬に跨り【水面走行】で海面を突っ走ってジャンプ、船の甲板へ飛び乗ったらそのまま艦橋へと乗り込んで、船の指揮をしている一番偉そうなヤツ、というよりはその場にいるヤツ全員を縛りあげてしまいたい。
通常の生物ではないという理由から零式英霊機を【罪縛りの鎖】で拘束できないようなら、鎖の代わりに手持ちの投げ縄「ラッソ」で「捕縛」して床へ転がしておく。
冥海機との戦闘が終わるまでこのまま大人しくしといてもらおう。
天破星・巴
戦闘艦艇を沈めたら敵の戦力強化に繋がるとは厄介な話じゃのう。
戦死が戦力増強に繋がるとは今までにないぐらい効率よく七曜の戦に向けて力を蓄えられるディビジョンのようじゃ。
戦闘艦艇を沈めるどころか戦死者を出さずにいかに効率よく無力化するか工夫せねばならぬのう。
さて戦闘艦艇に残留効果は通じるかのう…
(戦闘艦艇に乗り込み【トラップ生成】で非殺傷性の無数の捕縛罠を設置し乗組員を捕縛していく)
パラドクスで蜘蛛の眷属を召喚し蜘蛛の糸で縛りつけ生きたまま無力化する
(まずは誰でも使用できる残留効果で無力化可能か確認、
その後わらわ個人のパラドクスで無力化出来るか確認)
柳瀬・渚
いよいよ実戦だぁ…船に乗ってるのは普通の人だし上手いことやんなきゃだね…
重巡級海戦装もそれ用のパラドクスも火力が過剰で使えないよね。こうなったらアクアスライムに頑張ってもらおう。
【ウォーターブレス】なら攻撃対象も狭いし、いい感じに戦闘能力だけを奪うことも出来そうだしね。
そうと決まれば【水面走行】を使用して接近しつつ、敵艦艇に搭載された艦砲の砲身みたいな当たっても人に被害は出ないし、船が沈没するようなことがない箇所を狙ってアクアスライムにパラドクスを使用させるよ。
クロノヴェーダじゃない敵からの攻撃は効かないんだし、落ち着いてやればいけるはず。犠牲者が出ないように頑張んないとね。
「いよいよ実戦だぁ……船に乗ってるのは普通の人だし上手いことやんなきゃだね……」
ディアボロスに向けて展開している敵艦艇と冥海機達を見て、そう呟くのは柳瀬・渚(人間の海戦装姫・g09826)だ。
「うむ。戦闘艦艇を沈めたら敵の戦力強化に繋がるとは厄介な話じゃのう」
「乗員を殺さずに、戦闘艦艇を無力化でござるか。なかなか、難題でござるな」
その言葉に天破星・巴(反逆鬼・g01709)と旗楽・清政(知勇兼備の昼行灯・g08816)が頷く。
では手分けして、艦艇を叩くとしよう。
「戦死が戦力増強に繋がるとは今までにないぐらい効率よく七曜の戦に向けて力を蓄えられるディビジョンのようじゃ」
巴は敵の特徴を再認識し、分析する。
「面倒くさいし、あまり働きたくないと言いたいところでござるが、そうも言うておれぬ。この後に関わる故、しかと無力化すると致そう」
清政は昼行灯な言動を交えつつも、すぐに気を取り直す。そして、一行に向けて、分担して艦艇を無力化していこう、と進言する。
一行はこれに同意し、各々、冥海機を避けて敵艦艇に接敵しようと駆け出す。
「これは嬉しいサプライズだね。まさか海の上を走れるようになるとは思わなかったよ」
先の訓練の様子を見て、自分も、と無双馬に跨って駆けるのは。ヌアダ・オグルア(放浪少年・g05710)と 無双馬『プレセペ』だ。
『プレセペ』は、駆逐艦から飛来する砲撃を華麗に避けつつ、海面を駆け回る。
そして、駆逐艦に接近したなら、素早く大きく跳躍し、甲板に飛び移った。
甲板の上の人間や零式英霊機が手持ちの火器でヌアダを攻撃するが、ヌアダは一般法則破壊でこれを無効化しつつ、彼らを無視して、一気に艦橋まで駆け上がる。
(「これで船の指揮をしている一番偉そうなヤツ、……というよりはその場にいるヤツ全員を縛りあげてしまうか」)
「イーハー!」
取り出したるは、西部劇などで見かけるラッソ。
それが最も奥に座る偉そうな男、おそらく艦長に向けて投げられ、その動きを拘束する。
同時、ヌアダのパラドクスの効果が発動し、周囲に生き物のように「鎖つきの枷」が多数出現する。【罪縛りの鎖】である。
それは、まず艦長の指示を口枷で封じ、そのまま艦橋の全員の口と行動を封じてしまった。
「冥海機との戦闘が終わるまでこのまま大人しくしといてもらおう」
頭が潰れれば、艦艇は組織だって動けない。これで一つ艦艇を無力化した。
ヌアダと『プレセペ』は艦橋を飛び出し、次なる艦艇に向けて海を駆け出す。
一方その頃、駆逐艦からの砲撃をエメラルドの穂先輝く槍で迎撃しつつ、駆逐艦に飛び移ったのは清政だ。
(「主砲、副砲、魚雷発射管辺りを潰せば戦力にはならなくなるでござろう」)
清政のパラドクスが発動し、『緑玉の片鎌槍』が三日月のごとき軌跡を描いて、駆逐艦の武装を次々と両断していく。
「この緑玉の片鎌槍に、斬れぬ物なし!」
清政のよく響く声が、周囲にこだます。
事実はどうあれ、目の前で艦艇の武装が両断されていく光景は現実だ。見栄を切る清政のその行動は明確に、甲板の人間達の士気を低下させていく。
彼らの散発的な抵抗の全てが一般法則破壊で完全に無効化されているのも、士気の低下に一役買っていることだろう。
やがて、艦の人間にはどうすることも出来ぬまま、艦艇の武装は完全に失われた。
「これで、この艦の攻撃手段は全て潰した! 命が惜しくば、この場から疾く去るがよい!」
その言葉と同時、パラドクスのもう一つの効果が【避難勧告】が発動する。
人々が抵抗するにせよ退避するにせよ、この艦艇はもう無力化された。清政は速やかに次の艦艇に目標を定め、艦艇を飛び降りる。
同じ頃、
「戦闘艦艇を沈めるどころか戦死者を出さずにいかに効率よく無力化するか工夫せねばならぬのう」
と言いながら、甲板上に降り立つのは巴だ。
(「さて戦闘艦艇に残留効果は通じるかのう…」)
そう言いながら、巴はパラドクスを発動する。
【トラップ生成】の効果が発動し、無数の捕縛罠が艦内一帯に出現。
巴からは甲板上の人間達が罠にかかり無力化されるところしか見えないが、艦内を忙しなく動き回る人間達も例外なく無力化されていっている。
(「まずは誰でも使用できる残留効果で無力化可能か確認」)
続いて、パラドクスで召喚した五寸から一分程度の大きさの無数の鬼蜘蛛達を艦橋にけしかける。
(「その後わらわ個人のパラドクスで無力化出来るか確認」)
鬼蜘蛛達は粘着糸を放ち、艦橋の人間達を拘束、これで、この艦艇は完全に無力化された。
巴は次なる艦艇に目標を定め、海へと飛び降りた。
最後の一人、渚は思案していた。
(「重巡級海戦装もそれ用のパラドクスも火力が過剰で使えないよね」)
パラドクスは元より、重巡級海戦装の砲撃も駆逐艦を相手にするには強力すぎる、と渚は感じていた。武装だけを狙い撃つのは難しそうに思えた。
(「こうなったらアクアスライムに頑張ってもらおう」)
かくして白羽の矢が立ったのは、彼女のサーヴァントである、まだ名前がないアクアスライム。
アクアスライムに攻撃を命じるパラドクス『ウォーターブレス』なら攻撃範囲も狭く、武装だけを狙い撃つことが可能そうだと、渚は考えた。
海上を走りながら渚はアクアスライムを掲げ、アクアスライムに攻撃を命じる。
アクアスライムは猛烈な勢いで水を噴射。艦艇の武装を貫通し、破壊した。
反撃とばかりに飛んでくる砲撃を一般法則破壊で無効化しつつ、渚は攻撃を続ける。
「クロノヴェーダじゃない敵からの攻撃は効かないんだし、落ち着いてやればいけるはず。犠牲者が出ないように頑張んないとね」
海上での撃ち合いは海戦の華。渚は海戦装姫らしく、最後まで敵艦には飛び移らず、射撃の応酬の末に敵艦艇を無力化してみせた。
やがて敵艦は全ての武装を喪失し、無力化された。
渚は敵が砲撃してこなくなったのを確認すると、周囲を見渡し、まだ無力化されていない敵艦に向けて移動を始めた。
四者四様の活躍により、敵艦艇群は完全に無力化された。
もはや憂いはない。後は冥海機と戦うだけだ。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【避難勧告】LV1が発生!
【罪縛りの鎖】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
【液体錬成】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
旗楽・清政
海戦故に当然なれど、トループス級が海上にも海中にも居るのはちと厄介でござるな。
東南の風も不動迦楼羅炎も、海上はともかく海中の敵にはちと使いにくい。
パラドクスの炎ならば海中でも消えぬ気もすれど、
ここはより確実な手段を採るべきでござろう。
では、釣りの時間でござる。
彼奴等を無視するかの如くアヴァタール級に向かう構えを見せよう。
なれば、彼奴等はそれを妨害するべく、それがしに高速接近するはず。
それに合せて旗楽家の家臣達の幻を顕現させ、接近してくる
クレータージョーを迎撃でござるよ。
彼奴等の牙は、緑玉の片鎌槍で受けるでござる。
受けきれずとも、五枚胴具足と全身に漲らせた闘気の鎧で
ダメージは軽減するでござるよ。
シューニャ・シフル
アドリブ連携歓迎
面倒は終わったみたいだな。ここからは俺もやらせてもらうぜ。
冥海機とやりあうのは初めてだが、クロノヴェーダには違いねぇんだ。いつも通りやりゃいい。
海面に出ている奴らを優先して狙い撃つ。
水中から狙われるなら、一秒先を見てかわして逆に叩き込んでやるよ。
走れるなら海も陸も関係ねぇな。
*敵を貶すような発言はしません。
月見山・伊吹
※連携、アドリブ歓迎だよ!
ヤ・ウマトでの依頼内での海上戦は初めてだよ
海上だけでなく海中からも襲撃されるのがとても面倒だねぇ…
でも沖縄奪還の為になるならとてもやる気が溢れ出ちゃうし張り切っちゃう!
今回は【水面走行】を使って『琉花:仏桑華砲』で迎え撃ちやっつけていこうかな
海中からの襲撃にかなり気を付けながらも
私の周りに咲かせた太陽光の魔力のハイビスカスを集魚灯代わりに海上へ誘き寄せてから
噛みちぎろうと敵が急接近してきたらハイビスカスから太陽光の魔力のレーザービームの砲撃をして
敵を次々と撃ち落として溶かしやっつけるよ!
反撃は【ガードアップ】で受けるダメージを軽減させるからねぇ!
柳瀬・渚
ついにクロノヴェーダとの直接対決…
海上だけじゃなくて海中にもいるとかほんと怖い…上の敵に集中してると下から襲われるってことでしょ…そういう部分には注意しておかなきゃだね。
敵が挑んでくるのは接近戦、じゃあこっちに近づかれる前にやらないとだね。
引き続き【水面走行】を使いつつ、重巡級海戦装を構えて攻撃してこようと突っ込んでくる敵めがけて【絶海砲戦】による砲撃戦を挑むね。
後、水中から向かってくる敵への対策に【完全視界】も使ってみようかな。
海底とか遮蔽物に隠れている敵は見つけられないみたいだけど、噛みつこうと接近してきている敵だったら海上からでも視認できやすくなりそうだしね。
「海戦故に当然なれど、トループス級が海上にも海中にも居るのはちと厄介でござるな」
とそう呟くのは旗楽・清政(知勇兼備の昼行灯・g08816)だ。
「海上だけでなく海中からも襲撃されるのがとても面倒だねぇ……」
ヤ・ウマトでの依頼内での海上戦は初めてだよ。と言いながら、清政の発言に同意するのは月見山・伊吹(太陽の恵み、日蝕の災禍・g04125)だ。
「上の敵に集中してると下から襲われるってことでしょ……。そういう部分には注意しておかなきゃだね」
柳瀬・渚(人間の海戦装姫・g09826)もまた、ついにクロノヴェーダとの直接対決……と呟きながらも、その言葉に同意する。
「冥海機とやりあうのは初めてだが、クロノヴェーダには違いねぇんだ。いつも通りやりゃいい」
面倒は終わったみたいだな、と戦闘開始を悟って救援機動力を活かして参戦してくるのはシューニャ・シフル(廃棄個体 No00・g07807)だ。
海中の敵で息を潜めている敵を発見するのは【完全視界】があってなお難しい。
そういった理由から、海上の敵には海上で、海中の敵とは海中で、それぞれ相対するのが望ましい様子。
かくして、ディアボロス達は海上班と海中班に別れることを選んだ。今見ているのは海上班の様子である。
まず、『クレータージョー』群に対して、戦端を開いたのは、遠距離攻撃パラドクスを持つディアボロスが2人。
「敵が挑んでくるのは接近戦、じゃあこっちに近づかれる前にやらないとだね」
渚が重巡級海戦装の装備を稼働させ、パラドクスを発動する。
轟音と共に、砲撃と雷撃が一斉に放たれる。放たれた砲撃は海面を大きく揺るがし、雷撃は静かに海の中を進む。砲撃は『クレータージョー』を炎上させ、雷撃は『クレータージョー』の足元で起爆して大きな水柱を巻き起こす。
残った『クレータージョー』はそれを受けて散開するが……。
「そんなところに突っ立ってると穴だらけになるぜ?」
渚からの攻撃を受けて散開した『クレータージョー』に向けて、今度はシューニャが動く。
曲芸じみた動きから放たれる銃弾はどう見ても適当に撃っているようにしか見えないが、しかし、周囲の無力化された敵艦艇の装甲で跳弾し、寸分違わず『クレータージョー』達に命中していく。
対する『クレータージョー』達も、逆説連鎖戦の発生により、周辺時空を強烈に歪め、深海魚型海戦装の牙を用いて渚とシューニャに反撃を敢行するが、2人は回避機動を取りダメージを最小限に抑えた。
一方、あわよくば海中の敵も巻き込もうと、あえて敵陣に突入するディアボロスも2人。
(「東南の風も不動迦楼羅炎も、海上はともかく海中の敵にはちと使いにくい。パラドクスの炎ならば海中でも消えぬ気もすれど、ここはより確実な手段を採るべきでござろう」)
そう思案する清政。その彼が選んだのが。
「では、釣りの時間でござる」
「沖縄奪還の為になるならとてもやる気が溢れ出ちゃうし張り切っちゃう!」
そしてそれを聞いて、彼に続くのを選んだのは伊吹だ。
2人は散開して距離を取った『クレータージョー』を無視し、『駆逐級融式』へ向けて進路を取る。
伊吹はダメ押しとばかりにパラドクスを発動。太陽光の魔力のハイビスカスの花が伊吹の周囲に繚乱と咲き誇る。
これを集魚灯代わりにしようという作戦だ。
伊吹のダメ押しが聞いたのか、それとも単にアヴァタール級を守るためか、海上に残った『クレータージョー』が一斉に2人に殺到する。
一斉に高速接近してくる『クレータージョー』に、緑の地に清政もまた、パラドクスを発動する。紅い梵字がただ1文字刻まれた旗印を掲げて、戦国の武者達の幻影を出現させ、迎撃に充てる。
伊吹もまた、周囲に咲き誇らせたハイビスカスの花からレーザービームのような太陽光の魔砲が放たれ、『クレータージョー』を迎撃する。
攻撃と同時に、『クレータージョー』の深海魚型海戦装の牙を用いた攻撃が接近するが、清政はエメラルド色に輝く武者鎧『緑玉塗五枚胴具足』で、伊吹は【ガードアップ】の効果で、それぞれダメージを最小限に抑えた。
4人のディアボロスの奮闘により海上の『クレータージョー』は殲滅されつつあった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【防衛ライン】LV1が発生!
【未来予測】LV1が発生!
【水面走行】がLV6になった!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【先行率アップ】がLV4になった!
藺草・風水
即興連携、アドリブ歓迎
「ヤ・ウマトに取られると面倒くさい事になるし、倒させてもらうの!」
自分がいた世界を他のクロノヴェーダーに取られないように、全力で戦う
【水中適応】で水中戦に対応
「ただの人に水中から襲われるのは、どういう気分なの?」
主に水中にいる敵に対して、古式万能鍵を主に用いた【拡電晶弾】の拡散する電撃射撃で攻撃
敵の反撃にはでダッシュ回避で対応
天破星・巴
辻連携アドリブ歓迎
初の水中戦【水中適応】を使いこなし敵を殲滅するのじゃ。
【完全視界】を使い敵の接近を警戒
事前準備で確認したように
噛みちぎろうと接近してきたら牙を掴み防ぎ、鬼神の剛力を宿し、敵に大地を割るほどの拳で【強打】を叩き込む
投げ技は役に立たぬかと思ったが敵同士をぶつけるならこうして一網打尽にする役に立つかもしれぬのう
(左右の手でつかんだ敵をぶつけた後に殴ってまとめて倒す)
無堂・理央
艦艇は無力化されたんだね。
後は戦闘に艦艇を巻き込まないようにして冥海機を倒すだけだね。
引き続き無双馬『クロフサ』に騎乗して突撃ー!
パラドクスでボクとクロフサが雷を纏ったら、海面に出てる敵を先に狙って叩いてくよ。
高低差があるし、ボクが槍で突くよりクロフサの蹄で踏みつぶす感じで攻撃した方がやり易そうだね。
う~ん、冥海機相手に【水面走行】で戦うのは騎兵的にあまり良くないかな?
海中の敵だけ残るなら、【水中適応】で海中戦に突撃ー!
敵集団に突っ込んで槍で薙ぎ払ってくよ。
うん、同じ騎兵突撃でも槍を使って戦う方がらしく感じるよ。
敵の攻撃には海上海中どちらでも纏う雷を放電して反撃をするよ。
時間を巻き戻して、海上のディアボロスが戦い始めるのと同じ頃。
「ヤ・ウマトに取られると面倒くさい事になるし、倒させてもらうの!」
と救援機動力で駆けつけてきたのは『TOKYOエゼキエル戦争』出身の藺草・風水(天使喰らいの重ガンナー・g00346)だ。
神奈川県沖での戦いは『冥海機ヤ・ウマト』から『TOKYOエゼキエル戦争』を守る戦いであると言える。『TOKYOエゼキエル戦争』出身の彼女に取っては自らの世界を守る戦いでもあり、士気は旺盛だ。
「艦艇は無力化されたんだね。後は戦闘に艦艇を巻き込まないようにして冥海機を倒すだけだね」
一方、最初から戦いに参加し続ける無堂・理央(現代の騎兵?娘・g00846)と天破星・巴(反逆鬼・g01709)ももちろん士気は旺盛。
三人は【水中適応】を用いて、海中に潜る。
理央は最初、海上を駆けて戦おうとしていたのだが、騎乗している状態では高低差があり、槍が使いにくく、無双馬『クロフサ』の踏み付けで攻撃する事になる降参が高いことに気付き、
「う~ん、冥海機相手に【水面走行】で戦うのは騎兵的にあまり良くないかな?」
と言う結論に至って、水中戦に参加することにしたと言う経緯がある。
こちらでもまず戦端を開くのは遠距離攻撃を持つディアボロス。
「展開、付与、ばら撒くよ!」
風水が、作り出した大量の水晶片に雷電の力を付与し、ショットガン『古式万能鍵』で放つ。
「ただの人に水中から襲われるのは、どういう気分なの?」
海中は自分たちのフィールド、そう思っていた『クレータージョー』を脅かす一言。
『クレータージョー』も負けじと背部に装着されている『十二連装冥海速射砲』を風水に向けて連射し、射撃の応酬が始まる。
周囲の『クレータージョー』もこれに反応し、風水に対し攻撃を開始しようとするが、海中でも無双馬『クロフサ』に騎乗し、高速で移動する理央がこれに先んじる。
「駆け抜けるよ!」
パラドクスを発動し、『無銘の槍』に雷を纏わせて突撃する。
無双馬の加速による速度を利用した突撃は海中でも健在。
「うん、同じ騎兵突撃でも槍を使って戦う方がらしく感じるよ」
と理央も海中での戦いに満足している様子。
風水と理央による遠近揃った攻撃により、大きく乱された『クレータージョー』は未行動の巴に対して殺到する。
「わらわなら勝てると思ったか、じゃが、わらわに砕けぬ物など無いのじゃ」
巴は高速で接近してくる『クレータージョー』を掴み、他の『クレータージョー』と衝突させる。
それが左右の腕で同時に繰り広げられる。
「投げ技は役に立たぬかと思ったが敵同士をぶつけるならこうして一網打尽にする役に立つかもしれぬのう」
都合4体の『クレータージョー』がまとめられる。
「結局、力で壊せないのは、壊す力が足りないだけじゃ」
パラドクス『地球割』発動。4体1塊となった『クレータージョー』に対し、大地に当たれば地形をも変える強力な一撃が命中した。
かくして、海中の『クレータージョー』にも逃げ場などはなく、確実に殲滅されたのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【パラドクス通信】LV2が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV4になった!
【能力値アップ】LV1が発生!
「随伴艦艇は戦闘不能。『クレータージョー』は全員撃沈……」
『駆逐級融式』は冷静に状況を分析する。
「『翔鶴』様から報告のあった通り、厄介な相手」
しかし、と『駆逐級融式』は砲と魚雷、そして触腕を構える。
「鎮守府へは行かせません。ここまでの戦いで損耗しているはず。後は私が止めます」
旗楽・清政
鎮守府へ行かせぬと言う意気は良しでござるが、
それがしらが消耗しているはずと言う希望的観測は如何なものでござろう。
貴様をダシに護衛のトループス級共を上手く釣れた故、それがし全然平気でござるよ。
多少手傷を負いはしたでござるが、大将首を目の前にして
その程度は気にならぬほどアドレナリンとやらが出まくりでござる。
駆逐級とは言え、海戦装とやらが如何程のものか見てみたいでござるでな。
パラドクスは、先に使わせるでござるよ。
ダメージは、五枚胴具足、闘気、【ガードアップ】で抑えると致そう。
戦闘不能にならねばそれでよい。
では、反撃。翠緑の疾風となって彼奴に突きかかるでござる。
「大将首、頂戴する! 覚悟致せ!」
津島・真辰
俺とてこんなこと言えた義理じゃないが、わざわざ黄泉帰ってまで戦場へ出てくるとは御苦労なこった。
あの世へ送り返してやる。
【水中適応】の効果を使い海中深く潜航。
上方にいる敵の姿を【完全視界】とソナーで捕捉後、錨で自分の体を海底に固定して魚雷型のエネルギーによる連続射撃を行う。
敵の反撃のうち直撃弾を【未来予測】で判別し、装甲付きの前腕で弾き飛ばして致命傷を避ける。
炸裂した砲弾から放たれる衝撃は海底に突き刺さった錨と鎖にしがみついて、飛び散る破片は持ち前の装甲と[忍耐力]に【ガードアップ】の効果も借りて、歯を食いしばって耐える。
柳瀬・渚
仲間は全滅したのに、まだ戦意に溢れているとか自分の性能によほど自信があるんだろうね……この戦闘が一番きついだろうから頑張んないとだね。
これまでと同じように【水面走行】を使っていくよ。
敵は強力だけど単独ってことは、攻撃対象が多いパラドクスを使ってもあんまり意味はなさそうかな?
今だと【ウォーターブレス】が一番効きそう、かな?アクアスライム、もっかいだけ頑張って!
駆逐級なら装甲に優れた敵ではなさそうだし、命中すればきっとダメージは有るはずだよね?
敵の攻撃は素直に重巡級海戦装の装甲で受けるよ。ぶっちゃけ怖いけどね……
下手に回避しようとしても無駄だろうし被弾する覚悟で戦ったほうがマシな気がするしね……
月見山・伊吹
※連携、アドリブ歓迎だよ!
後は指揮官のアヴァタール級だねぇ
まだまだ消耗して無いし元気元気!
おやおやティダ、冥海機の海戦装に興味があるのかい?
それじゃあ後は頼んだよ、ティダ
(ネメシス形態になりティダと言う女悪魔の要素と人格が出る)
さーて海戦装ってものはどんな代物かお手並み拝見だぜ!
それに俺様も海上戦の感覚をある程度は把握して経験しておきたいしさ
引き続き【水面走行】は使用!
トビウオみたいに空を飛ぶ誘導魚雷撃つならば
俺様は『金烏』の八咫烏の形を模した炎と太陽光の魔力の矢でまとめてこんがりタコ焼きと焼き魚にしてやんよ!
反撃は【未来予測】で魚雷の軌道を大まかに読み取り
致命傷にならねーように気を付けるぜ
シューニャ・シフル
アドリブ連携歓迎
もし俺達が損耗してるように見えるんなら、てめぇの目は節穴っことだ。
他の奴らに合わせて突っ込む。砲撃は未来予測で先を見ながら致命傷だけを避けて、左腕を盾代わりに使う。
死ななきゃそれでいい。
近づきさえすりゃこっちのもんだ。顔面に膝蹴りをぶちこむと同時に指向性爆弾を起爆させて吹き飛ばす。
*敵を貶すような発言はしません。
ダスク・ノーライズ
(サポート)
顔が犯罪者のソレであり、耐性のない人には怖がられる事も少なくない、見た目で損するタイプ
「笑顔とは、どうやったらできるのだ?」
両手両足が機械化されたサイボーグで、基本的に零距離での肉弾戦を行うが、その根幹には周囲への被害を出さない、という意識があり、防衛戦には慣れている模様
ただし記憶がなく、『何故慣れているのか』は自分でも分からない
また、逆説連鎖戦の特性上、『敵の撃破こそが味方の護衛』だと思っており、部隊の盾になる為に最前線へ突貫しがち
味方、及び民間人を守るためなら平然と身を犠牲にする
しかし、一度戦前を離れれば、お菓子や料理を作ってみたり、地味に面倒見が良かったりと、顔にに合わぬ側面を見せる
「鎮守府へ行かせぬと言う意気は良しでござるが、それがしらが消耗しているはずと言う希望的観測は如何なものでござろう」
『駆逐級融式』の発言に反論するのは旗楽・清政(知勇兼備の昼行灯・g08816)だ。
「だな。もし俺達が損耗してるように見えるんなら、てめぇの目は節穴っことだ」
「だねぇ。まだまだ消耗して無いし元気元気!」
と、清政の発言に続くのはシューニャ・シフル(廃棄個体 No00・g07807)と月見山・伊吹(太陽の恵み、日蝕の災禍・g04125)だ。
「俺とてこんなこと言えた義理じゃないが、わざわざ黄泉帰ってまで戦場へ出てくるとは御苦労なこった。あの世へ送り返してやる」
津島・真辰(黒髭・g09852)はここまで戦いに加わっていなかったため、当然のように消耗していない。
「仲間は全滅したのに、まだ戦意に溢れているとか自分の性能によほど自信があるんだろうね……この戦闘が一番きついだろうから頑張んないとだね」
そして、柳瀬・渚(人間の海戦装姫・g09826)もまた、そう呟きながら自身のやる気を奮い立たせる。
「貴様をダシに護衛のトループス級共を上手く釣れた故、それがし全然平気でござるよ。多少手傷を負いはしたでござるが、大将首を目の前にして、その程度は気にならぬほどアドレナリンとやらが出まくりでござる」
改めて清政が戦意の旺盛さを示す。
結論から言えば、『駆逐級融式』の推測に反し、ディアボロス達は多少負傷こそすれど、消耗しているとは決して言えない状態にあった。
「駆逐級とは言え、海戦装とやらが如何程のものか見てみたいでござるでな」
「だよなぁ。さーて海戦装ってものはどんな代物かお手並み拝見だぜ!」
清政が海戦装に興味を示すと、ネメシス化して口調の変わった伊吹がそれに同意する。
(「まだ戦闘に不慣れなディアボロスもいるようだ。『敵の撃破こそが味方の護衛』。部隊の盾になる為になるためにも、ここは突貫する」)
とそのようなことを考えて唐突に『駆逐級融式』に向けて駆け出すのは、ずっと不機嫌そうな顔で黙っていたダスク・ノーライズ(サイボーグの破軍拳士・g03370)だ。
「続くでござる!」
「俺も突っ込むぜ」
それに続いて清政とシューニャが続く。
「沈め」
少女の姿をした上半身が三人を指し示すと、背部の融合海戦装が轟音をかき鳴らし、次々と砲撃を開始する。最大四体まで補足可能な砲撃パラドクスが三人に襲いかかる。
三人はそれぞれ、【ガードアップ】を交えつつ、致命傷を避けるように動く。
清政はエメラルド色に輝く武者鎧『緑玉塗五枚胴具足』で砲撃を受け止め、シューニャは左腕『黄金腕「ゼフィラム」』を盾にして攻撃を可能な限り逸らし、ダスクは炸裂装甲の火薬が爆発することでそのダメージを軽減する。
それで見るべきものは見た。ディアボロスの反撃の始まりだ。
「それがしの槍、馳走しよう。遠慮は要らぬ!」
「キレイに吹き飛ばしてやるよ」
「反撃する」
三人のパラドクスが一斉に発動する。
清政はエメラルド色に輝く闘気が清政の全身を包み、エメラルド色に輝く穂先が目を惹く『緑玉の片鎌槍』の連続突きを放つ。
シューニャは相手の頭の後ろを両手で持って飛びかかり、顔面目掛けて飛び膝蹴りを披露する。それが直撃すると同時、膝当てに仕込まれた指向性爆弾が炸裂し、さらなるダメージを与える。
ダスクは改造された肉体の動力炉から、高熱の火炎を放ち、肉弾戦を展開する。
敵から攻撃を受けて反撃する戦法は、アサルト以上の結果が出た場合、攻撃側からのダメージが大きくなり、反撃側からのダメージは軽減されてしまうので、あまり推奨はされないのではあるが、今回、3人が突貫したことで、『駆逐級融式』の意識は完全に三人に向いていた。
そこで、ノーマークになっているディアボロスが動く。
(「敵は強力だけど単独ってことは、攻撃対象が多いパラドクスを使ってもあんまり意味はなさそうかな? 今だと【ウォーターブレス】が一番効きそう、かな?」)
『駆逐級融式』の右側面に回り込みながら使用するパラドクスを選定するのは渚だ。選定するは先ほど敵艦艇を無力化するのにも使った【ウォーターブレス】。
そう言って、渚はアクアスライムを胸元で抱えて、攻撃する姿勢を取る。
一方、伊吹は『駆逐級融式』の左側面に回り込み、攻撃の隙を窺っていた。
「そっちはトビウオみたいに空を飛ぶ誘導魚雷撃つならば、俺様は『金烏』の八咫烏の形を模した炎と太陽光の魔力の矢でまとめてこんがりタコ焼きと焼き魚にしてやんよ!」
パラドクストレインで聞いた敵の攻撃手段を元に自身の使うパラドクスを選定する。
「アクアスライム、もっかいだけ頑張って!」
「日出る八咫烏よ御魂を千代の暁の頂へ導き給え!」
2人のパラドクスが発動する。
渚の胸元のアクアスライムの口から猛烈な勢いの水が放たれ、伊吹から八咫烏にも見える炎の魔力の矢と、火炎放射のような高温の魔力光線が放たれる。
辛うじてすんでのところで攻撃に気付いた『駆逐級融式』が反撃として背部の海戦装からトビウオ型誘導魚雷を発射する。
空中で、トビウオ型誘導魚雷と猛烈な水鉄炮が、そして、トビウオ形誘導魚雷と八咫烏、火炎放射の如き魔力交戦がそれぞれ交錯する。
だが、『駆逐級融式』が出来たのは反撃まで。攻撃を防ぐことはままならずモロに食らってしまう。
一方の渚と伊吹はそれぞれの手段で攻撃を防ぎ、ダメージを軽減する。反撃が飛んでくることは分かっているからだ。
渚は重巡級海戦装の防郭で攻撃を受け止め、伊吹は致命傷にならないよう回避機動を取る。
(「やっぱり怖い……」)
致命傷にはならないと分かっていても、完全な回避が不可能な以上受け止めるしかないと分かっていても、まだ攻撃を受け止めるのは怖い渚なのだった。
「ですが、攻撃は凌ぎ切った。あなた達三人のパラドクスも、もう見切りました」
清政、シューニャ、ダスクの3人はまだ攻撃するチャンスが残っているが、こうも真正面に向き合って対策されていては、有効打を与えられるか分からない。
だが、『駆逐級融式』は気付かない。5人のディアボロスに意識を奪われている間に、もう1人のディアボロスがどこにもいなくなっていることを。
ぼさぼさの長髪を無造作に括り、髭は伸びるに任せた、海賊にすら見える海の男、真辰は海底にいた。
戦闘にも使える『バトルアンカー』を本当に錨として使って、海底に着底し、水中聴音で気付かれないように息を潜めていた。
そして、今こそ攻撃のチャンスと悟った。
アクティブソナーが鳴り響く。
「ASDIC!?」
突然海底から響いてくるソナーの音に『駆逐級融式』は驚愕するがもはや遅い。
「獲物はお前だ」
ソナーが捉えた目標に向かい、魚雷型のエネルギーが連続で発射される。
それは激しく海面を叩き、『駆逐級融式』の不意をついて大きなダメージを与える。単独ではこうは行かなかっただろう。5人のディアボロスによる2波に渡る攻撃がこの攻撃のチャンスを作ったのだ。
「大将首、頂戴する! 覚悟致せ!」
「近づきさえすりゃこっちのもんだ」
「ここで仕留める」
そして、まだ反撃しかしていない3人のディアボロスはこの隙を見逃しはしない。
再び巻き起こるエメラルド色に輝く疾風と赤き爆発と火炎が、『駆逐級融式』を飲み込む。
ここに『駆逐級融式』は撃沈された。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【完全視界】がLV2になった!
【液体錬成】がLV2になった!
【温熱適応】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV4が発生!
【凌駕率アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV2になった!