リプレイ
マルケト・キサウェ
歩行のみ可能、という状態から変化のあった【水面走行】を事前に試しておきましょうか。
遠距離攻撃の手段は普通に持ってはいますが、どちらかと言えば近接戦闘の方が得意な身なので。あとごく個人的な話ついでだと、【飛翔】等にはある程度慣れていますからね。
それと。平時は(効果の影響で)水面が凪ぐので問題は無いとは思うのですが、戦闘ともなれば攻撃等の影響で海が波打つ場合もあるのではないかと。
杞憂であればそれはそれで良いんですけど、もしそうなったら単なる悪路等で戦う際とは大分勝手が異なりそうかな、と思いまして……
べた凪の状態である今のうちに、ある程度海上での活動に慣れておきたい所です。
天破星・巴
辻連携歓迎
前回の奪還戦に横槍を入れてきた輩に今度はこちらが槍を突き立てる番じゃ。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」敵の情報だけでなく何が出来るか知らねばならぬのじゃ。
水中でも【完全視界】が効果を発揮してくれれば不意打ちを防げるようになるじゃろう。
水面下から来られてはどこから攻撃されるか分からぬからのう。
水面走行が使えるなら水面上で肉弾戦を出来るか訓練
投げ技系は当然ダメじゃのう。
打撃系は踏ん張りがききにくいので馴れが必要じゃ。
関節技系は陸上と変わらずに使えるじゃろうがそもそも関節技が効く体の相手とは限らないのが悩みどころじゃのう。
むむ【冷気の支配者】で足場を作ればいいのかえ・・・
弔焼月・咲菜
『さて、始めるか…』
鬼人の鬼狩人×カースブレイド、24歳の男です。
普段の口調は「絶対強者(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、敵には「不倶戴天(俺、てめぇ、だ、だな、だろう、なのか?)」です。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせしますので、よろしくおねがいします!
崇田・悠里
アレンジ連携歓迎
漸くヤ・ウマトへ行く事が出来る様ですね……今回は横須賀ですが……何時かは故郷、呉市に……!
其の為にもしっかり準備をしておかないと……
必ず取り戻します
故郷も皆も……其れにひいおじいちゃんと共に海で戦った戦友達、その名を騙る奴等を止めてみせますから……っ!
絶対の絶対に、です……!!
先ずはジョブチェンジしたての自分の体の動き等を確認しつつ〇水面走行で水の上で必ず故郷を取り戻すという決意を込めた奉納舞の意味合いも込め愛用の刀、〇笹丸友成と〇法華一乗を用いた剣舞を実行
其の後は解除した際に水中に墜ちる速度等を確認し緊急回避に使えるかの確認や相手がいるのならば剣を用いた模擬戦などを実施する
百鬼・運命
アドリブ絡み歓迎
【ヨアケ】で参加
心情
さてと最初の神奈川方面の調査から随分と立ったけど、ようやく横須賀へと殴り込みか
英霊を利用するたちの悪いディヴィジョンだ。速く人々を開放してしまいたいものだな
行動
【水上走行】や【水中適応】を借りて、アイテムの極限環境対応電動式動力甲冑やホバーユニットでの水上戦の動きを確認
他にもロマノフで冬将軍がやっていたように【冷気の支配者】で海面を凍結させる事で、冥海機の動きを制限できないか試してみたいんだよな
チームの皆に協力してもらって実験してみるとしよう
とはいえ、そこそこレベルを積まないと凍結させるのは厳しそうだ
まずは準備で効果レベルを重ねつつ、気温を下げていくとしよう
眉立・人鳥
アドリブ絡み歓迎
【ヨアケ】で行く
運命のオマケ1号、作戦に参加する
何、そういう誘い方したの?
次は夏にちゃんと誘ってやりな
まあ俺も現代よりの日本人だし、少しは艦船に憧れもしたけどよ
ガチでやりあう事になるとは思ってなかったぜ
海上戦は今まで飛翔で何とかする事が多かったからなァ
せっかくの機会だ、水面走行とやらの性能……試させて貰おうか
味方が使う効果の範囲から出ないように気を付けねえとな
海面を跳んだり、思いっきり着地してみたり
全力走行からスライディングしてみたり
どこまで出来て、何が出来ないのか把握してえ所だな
水面走行から水中への切り替えなんかもやってみるか
俺の持ち込みは運命の実験のために使わせて貰うぜェ
長月・夜永
アドリブ絡み歓迎
【ヨアケ】
運命さんのオマケ2号
なーんだ、外洋デートのお誘いってお仕事だったんだ
(イタズラぽい笑みを浮かべながら冗談ぽく口にします)
手持ちの敵についての情報を拡げて精査
【冷気の支配者】を重ねて海面を凍結?そんなこと考えてたの?
あははっ、なるなる声掛けてくれたのも納得したよ
確かにこの案件ボク向けのお仕事だ
うーん【冷気の支配者】だけじゃ
凍結には弱いよね?
いっちょボクの【忍法・氷柱舞】を応用して海にガンガン打ち込んで、下準備&足場用に氷山を準備しちゃいますか?
後は【完全視界】の準備してくれるみたい?だから
後は全体を何時ものアレで隠せば、、、
碌でも無いことを企み作戦を詰めていきます
ユヴィ・レリオ
【ヨアケ】
運命さんのオマケ3号にゃ?
冷気の支配重ね掛け要員にゃぁ
でーっかい氷作るって聞いて海だし…お魚冷凍保存ってイイかもって思ったのにゃ✨
(どや顔しながらヨダレが…)
にゃぁ!今回はお魚取りはダメにゃ!?…次回に期待するにゃぁ!
夜長の作ってくれた氷の足場を器用に使いながら氷刃を打ち込んで行く
仲間の位置は常に把握見方の攻撃の邪魔に成らないよう注意
自分の怪我は一切厭わず積極的に行動し先陣を行く
ただし危なくなった時は防御優先で反撃をねらう
口調
[のほほん猫]
ユヴィ、呼び捨て、にゃ、にゃぁ
[武器を手にし無感情]
私、呼び捨て、言い捨て
他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません
アドリブ、合わせ歓迎です。
青天井・イカス
連携・アドリブOK、お任セ
『七曜の戦』ッツーのハ、如何モ、奪いツ奪ワれツする戦ミテぇだガ、こちトラ“奪還”シたモンをハイドーゾっつーワケにャいかンのヨ
っつーワケで横須賀モ取り返さセテもらウゼ
制圧に備エて【罪縛りの鎖】の準備シつツ、【水面走行】【水中適応】は他ディアボロスの物ヲ有難ク拝借
水面デの動キの確認ヤら、水中デは如何カっテ事を一通り確認
ハーン、成る程ネ
確カにこリゃ多少コツが要るラシい
事前準備の時間ガ有るノは助カるナ
俺ァ、工作ダの小手先の業カ、暴レるかシか出来る事ァねェンで、手前の確認が済ンだラ後は他ノ連中の見学だトカ、此ノ後のシミュレーションをヤっとク
冥海機攻略開始ダ
気ィ引キ締めテ行コうゼ
●海戦準備……新たなるパラドクス。
神奈川県沖……ディヴィジョン境界の霧の手前。海の上に着水したパラドクストレインから、恐る恐る波の立つ海辺に降り立ったディアボロスたちは驚きの声を上げる。
「おぉっ! 波が凪いでくです!」
ディアボロスが足を降ろした周囲の波が凪ぎ、水面に立て、走ったり戦闘出来るようになるパラドクス、【水面走行】の効果にマルケト・キサウェ(docta ignorantia・g03412)は驚きの声を上げる。
そのまま高波に向かって走ってみたり、ジャンプし飛び蹴りを繰り出してみたりと地上と同じように戦えるかを試してみるが問題は感じられない。
「でも着弾の瞬間とかは揺れるかも知れないから、慣れないとですか……」
一通り技を試したマルケトは、問題なく戦えるのを確認したあとそう呟く。
そう、今は穏やかな水平線であるが、霧の向こう……冥海機ヤ・ウマトのディヴィジョンへと潜入すればそう言う訳にいかない。
奪われた歴史を取り返すためとは言え、こちらが侵略者……熱い迎撃が待ち受けていることだろう。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず……敵の情報だけじゃなく、まずはわらわたちが何が出来るか知らねばならぬのじゃ」
【完全視界】のパラドクスで海中を覗いていた天破星・巴(反逆鬼・g01709)は、パラドクスの効果で海面下の魚たちがくっきりと見えることを確認する。
これならば水中からくる冥海機も見逃すことはないだろうとホッと胸を撫で下ろした。
「あとは肉弾戦がどこまで出来るかじゃ……投げ技、関節技は出来るのじゃろうかえ?」
少し動いてみたが、打撃系の踏ん張りは【水面走行】のパラドクスで効くことが分かった。
だが冥海機も同じようなパラドクスで動いていると言う話だ……関節技を仕掛けて一緒に沈むとかはご免被りたいと巴は思う。
「む? あちらでは何か面白そうな実験をしておるの……何か参考になればええのじゃが」
ふと巴が視線を動かすと、何人かのディアボロスが集まって何かを試している。
それが解決策になるか……彼女も興味を引かれ輪の中を伺いに行くのであった。
「さて、始めるか……」
一方、その輪とは違う場所では弔焼月・咲菜(葬不送動の報復者・g01723)がパラドクスの準備を整えていた。
彼が用意したのは、水中で水温や水圧の影響を受けずに行動出来るようになる【水中適応】のパラドクス。
敵は海上だけではない、海中からもやってくるのだ……ならばこちらも海中で行動出来るようにならなくては戦えない。
【水面走行】を解除し、海中にドボンと沈んだ咲菜は思い切って海中で息をする。
海中で呼吸が出来ると分かっていても、人間の心理として水中で呼吸が出来る訳がないと言うことが頭に過り、溺れるのではないかと言う不安との戦いであったが無事呼吸が出来ていた。
「……会話も出来るぜ、パラドクス通信があれば連携も取れるな」
【完全視界】の効果で彼の目には美しい海中の光景が光り輝くように映し出されている。
魚たちに触れながら、時間まで海中散歩を満喫する咲菜であった。
「ふむ、極限環境対応電動式動力甲冑も装備してる限りは【水上走行】や【水中適応】の影響を受けるようだな、ホバーユニットも地上と同じように走れる」
装備の試運転をしていた百鬼・運命(ヨアケの魔法使い・g03078)の元に、仲間たちが集まって来る。
電動式動力甲冑とオプションのホバーユニットを解除すると、彼は集まったヨアケの星の仲間たちに声を掛けた。
「みんな、集まってくれてありがとう……今回の実験は、ロマノフで冬将軍が行っていたみたいに【冷気の支配者】で海面を凍結させ、冥海機の動きを制限出来ないかと言う物だ」
そう告げる運命に、口を尖らせながら集まった仲間の一人、長月・夜永(は普通の女のコである・g03735)が残念そうに声を上げる。
「なーんだ、外洋デートのお誘いって……お仕事だったんだ」
「い、いや、確かにお仕事だけど、それは……」
しどろもどろになる運命に悪戯っ子ぽく笑った夜永は冗談だよと声を掛ける。
「でも【冷気の支配者】を重ねて海面を凍結? そんなことを考えてたの? ……スケールが段違いだね」
驚く夜永に、ただ上手く行くかは分からないけどねと運命は告げる。
なにせ【冷気の支配者】は気温を重ねたパラドクス分、十度ずつ下げる効果だ。海面を凍らせられるかはやってみないと分からない。
「なに、運命くん、そんな誘い方したの? ……次は夏の海にちゃんと誘ってやりな」
眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)が運命へ夜永の誘い方に注文を付ける。
「それと少し試して分かったが……【水面歩行】は個人の足元で発動するタイプだな、忘れると酷い目にあうぜ」
そう言う人鳥の姿はぐっしょりと濡れている。【水面歩行】の効果を切って海中にダイブしていたようだ。
「人鳥、まるで大きなペンギンにゃ。ぶるぶるってやってみてにゃ!」
そんな彼に声を掛けるのはユヴィ・レリオ(幸せを探して・g09587)……濡れた彼のその姿は巨大な皇帝ペンギン、いや髪の色が違う房が眉毛が特徴のイワトビペンギンにも見える。
「まあペンギンも鳥だから好きなんだが……プルプルとはしないからな」
期待には応えれませんと首を横に振る人鳥に、ユヴィは残念そうに項垂れる。
だが再び顔を上げると、今度は涎を口の端に輝かせる。
「【冷気の支配者】で氷漬けになったお魚さん、食べていいのかにゃ? 良いよにゃ?」
「はい、それもダメでーす」
そう夜永に突っ込まれ、ガーンと落ち込むユヴィ……水面に器用にのの字を書きながら早く実験するにゃといじけている。
集まったヨアケの星のメンバーは四人、マイナス四十度の冷気を発生させることが出来る。
パラドクスを発動させ、吹き荒れる極寒の風……だが海面は一向に凍る様子はない。
「水温は下がっているようだが……凍るには程遠いな」
濡れた髪が凍ってパリパリになっている人鳥が海水に手を触れながら運命へと告げる。
「流氷は北極海の氷が流れて来た物……流石のパラドクスでも再現出来ませんでしたか」
運命も実験の結果に落胆はしている物の、この結果が得られたことに満足もしているようであった。
「ボクの忍法で氷柱を浮かべても、それは【冷気の支配者】の効果とは違うんだよね……」
「お魚さんは結局捕まえられないのかにゃ? にゃぁー!」
夜永のパラドクス、空中に無数の氷柱を作り出し撃ち出すと言う物では氷の障害物は出来るだろうが、海面を凍り付かせると言う本来の目的とは外れてしまう。
お魚さんが獲れなくて悲しみに暮れるユヴィの鳴き声が周囲に響き渡るのであった。
「『七曜の戦』ッツーのハ、如何モ、奪いツ奪ワれツする戦ミテぇだガ、こちトラ“奪還”シたモンをハイドーゾっつーワケにャいかンのヨ。っつーワケで横須賀モ取り返さセテもらウゼ」
ディヴィジョン境界の霧に向けて拳を振り上げる青天井・イカス(このうえなく・イカス・g02133)だが、その勢いとは裏腹に事前に確かめられることはしっかりと確かめる。
「ハーン、成る程ネ……確カにこリゃ多少コツが要るラシい。事前準備の時間ガ有るノは助カるナ」
海上を走り、海中に飛び込み、武器を振るい……確かに海中では海水が纏わりついて動きにクセがあるが、それでも地上と同じように戦えることを確認するイカス。
ざばぁっと【水面歩行】の応用で海上に身を起こすと、トレードマークのバンダナの上から髪を後ろに流し滝のように流れる海水を絞る。
「オッ、何カ面白イことをやってルな……手前の確認が済ンだシ後は他ノ連中の見学だ」
そう言いながらイカスが向かった先では、崇田・悠里(軍刀振るいて道切り開かん・g00432)が二刀の刀を用いて剣舞を奉納していた。
「(故郷も皆も……其れにひいおじいちゃんと共に海で戦った戦友達。その名を騙る奴等を止めてみせますから……っ! 絶対の絶対に、です……!!)」
愛刀、笹丸友成と法華一乗を振るい、鬼神の如く……それでいて故郷を取り戻すと言う決意を舞いで表す悠里。
「(必ず取り戻します、今回は横須賀ですが……何時かは故郷、呉市に……!)」
呉は横須賀に並ぶ日本最大級の軍港……沖縄、台湾方面が主戦場であるヤ・ウマトの占領下にあってもおかしくはない場所だ。
だがその情報を掴むにも、まずは横須賀にあると言う鎮守府までの道を切り開かなくてはならない。
勝利を願う舞いは段々と激しくなる。見ている者も息をするのを忘れ見入ってしまう程だ。
そして最後にブンブンと大きく二刀の刃を振るうと、悠里は愛刀を鞘に納め一礼する。
夢中で重い刃を振るっていたため汗はだくだくで、息も荒い。
そんな彼女に、見物していたディアボロスたちから大きな拍手が飛ぶ。
「皆さん、この霧の向こう……ヤ・ウマトに負けてはなりません。勝利を!」
そう叫ぶ悠里におおーっと仲間たちの声が重なったのである。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水面走行】LV2が発生!
【完全視界】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
【冷気の支配者】LV4が発生!
【罪縛りの鎖】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【フィニッシュ】LV2が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV4が発生!
百鬼・運命
【ヨアケ】で参加
海面を凍結させることが出来なかったのは残念だが、せっかく【冷気の支配者】を積んだし、それを利用させてもらおうか
元々霧がある上に、気温が急低下すれば更に霧は濃くなる
【完全視界】を使いながら眉立さんと俺が敵を引き付けている間に、長月さんとユヴィさんに霧に紛れて戦艦に乗り込み無力化してもらおう
動力甲冑に搭乗したら【水面走行】を用いつつホーバーユニットであえて騒音を立てつつ陽動だ
まあ気温が40度も下がれば、水しぶきの着氷で甲板は氷漬け
寒冷地仕様の戦艦でもない限りは動作不良でまともに動かないだろうが…
乗組員もただではすむまいから、死なない程度のタイミングで【寒冷適応】で凍死対策は必須だな
新城・橙花
他の人たちと協力して行動するよー。
【水面走行】して艦艇に近づいたら【壁歩き】でこっそり船の側壁を登って船にお邪魔するねー。
沈めずに戦闘能力を奪う必要があるから、
「えっと、この電線とか言うのを切っちゃえばいいよねー?」
指揮所と砲塔とか機関部をつないでいる電信線を大剣型呪刀【譲葉】で片端から斬って歩くよ。
なるべく乗員には会いたくないから、[偵察]で動きを把握しながら鉢合わせを防ぐね。
余裕があれば、指揮所と砲塔についている照準器の硝子も叩き割っておくねー。
狙いがつけられなければまともに攻撃なんてできないでしょう?
ユヴィ・レリオ
潜入にゃね…ユヴィには余裕にゃ
【水面走行】で船に近づき【壁歩き】を借りて船にそっと乗り込み【完全視界】で周囲に注意しながら【現の夢】で無力化して回る
黄金流砂を攻撃手段とし
仲間の位置は常に把握見方の攻撃の邪魔に成らないよう注意
自分の怪我は一切厭わず積極的に行動し先陣を行く
ただし、危なくなった時は防御優先で反撃をねらう
口調 武器を手にし無感情
私、呼び捨て、言い捨て
他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません
アドリブ、合わせ歓迎です。
青天井・イカス
艦隊は複数アるダロうカラ、他の復讐者ト手分けシて無力化スルか
痛覚ガ無い事モあり、砲撃等は特段回避シないスタンス
…とは言エ、
痛カネぇが露払イは必要ダわナ
【水面走行】を借リて、戦艦ニ接近
借りれリャ【壁歩き】
無ケりゃ跳躍程度デも乗り込メるダロ
艦隊の乗組員相手に【罪縛りの鎖】発動
行動ト移動を封ジる
4時間ばかシおネんネシてナ
“生きてる身”デ、死にタイだノ、死ンで役にダノ言うモンじャネぇゼ
死ンで役に立ツよカ、生き残ッタ奴の方が上等ヨ
何セ、死なネェ運が有っタんだカラな
艦内の無力化ガ済ンだラ、ツいデに砲台ダのの武装系統モ破壊シて艦内カら離脱
サァて、前菜が済ンだトくリャ……そンじャ、続いて魚料理ト行くカネ
眉立・人鳥
アドリブ絡み歓迎
【ヨアケ】で行く
自然は強大だったか、俺達もまだまだ修行が必要なようですな
んで、次は艦艇の無力化か
ほ〜……普通の艦船も出てくるのか、浪漫だねェ
ゆっくり見学したいが、んな事言ってる場合じゃねえな
運命と共に、囮として動く
船内は頼んだぜ、ガールズ
完全視界を使い、視覚を確保
バイビークを射撃モードにして牽制射撃をしつつ
水面走行の機動力で撹乱と行きますかね
天使どもは念話通信みたいなのを使ってた事もあったしな
ヤ・ウマトの連中が独自の通信手段を持つのかも気になる
通信障害を使用して様子を見てみよう
今後に備えて情報は幾らでも欲しいしな
長月・夜永
アドリブ絡み歓迎【ヨアケ】で参加
まぁ中々思い通りに巧くは行かないよね?気持ち切り替えて頑張ろー
はーい、任されました
じゃぁ長月・夜永行ってきまーす
ぶっ壊すのは簡単なだけど、今回は撃沈しないが前提条件、色々手間だけど仲間に囮役をして貰えるなら楽勝かな?
【パラドクス通信】で、仲間と密に連絡を取り合いつつ、スマートかつスピーディーに仕事を進めます
ボクのPD【忍法・影渡り】は、影さえ在れば距離を無視して移動
できるから、、、気がついたら違う影にとほぼ神出鬼没。
零式英霊機達や一般人相手に不覚を取るとか先ずないし
重要部にぬるりと影から姿を現して音もなく無力化して回ります。
崇田・悠里
アドリブ連携歓迎
……正直、本当に想うことは在りますし怒りは尽きませんが……今はやるべきことをしっかりとして奴等の行いを正していくだけです
ええ、本当に許す事は出来ませんが
……貴方達にとっては国を護りたい、其れだけなんでしょうが……其の想いを利用する奴等を止める為にも無力化させて貰いますね
……本当に怒りが止まりそうにありませんよ
絶対にヤ・ウマトは倒しますから
〇水中適応を用いて水中から移動し艦艇付近まで接近
水上に顔を出すと即座に装備した試験飛行ユニット等を用いて跳躍し甲板へ
遭遇した船員達は先ず彼等が持つ軍刀や銃器を指定して〇腐食を使用し武器を奪い更に動けない様に〇罪縛りの鎖によって無力化していく
●警戒艦隊を越えて。
「海面を凍結させることが出来なかったのは残念だが、せっかく【冷気の支配者】を積んだし、それを利用させてもらおうか」
ディアボロスたちは海面を走り、ディヴィジョン境界の霧を抜ける。
霧を抜けた先……神奈川県沖を走り、目的地は横須賀方面。
だがその前にヤ・ウマトの警戒艦隊が姿を現した。
写真や図鑑でしか見たことのない第二次世界大戦時代の駆逐艦や軽巡洋艦の姿に声を上げる一同であったが、百鬼・運命(ヨアケの魔法使い・g03078)がそう叫んだことで動揺を振り払う。
「元々霧がある上に、気温が急低下すれば更に霧は濃くなる……【完全視界】を使いながら眉立さんと俺が敵を引き付けている間に、長月さんとユヴィさんに霧に紛れて敵艦に乗り込み無力化してもらおう」
極限環境対応電動式動力甲冑に搭乗した運命はホバーユニットでその身を浮かせながら敵艦に迫る。
そして海上を走りながら【冷気の支配者】を発動させると、彼の周囲の空気がマイナス四十度まで一気に冷え込み風雪が舞う。
「よし、眉立さん、行きましょう!」
「了解っと。ほー……第二次大戦の艦船も出てくるのか、浪漫だねェ。ゆっくり見学したいが……んな事言ってる場合じゃねえな」
運命に呼びかけられた眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)が魔力を射出する機能付きの大型銃槍、バイビークを射撃モードにすると艦船の進路上に向けけん制射撃を放つ。
撃たれた艦船は慌てて進路を変更しようとするが、【冷気の支配者】が起こした風雪で視界が限られ、接近した船体同士がぶつかり合い金属が擦り合う鈍い音が辺りに響き渡る。
「船内は頼んだぜ、ガールズ!」
バイビークに次弾を装填しつつ、乗り込む仲間たちに軽く敬礼を送る人鳥。
彼のサングラスで隠された視線の先では、長月・夜永(は普通の女のコである・g03735)とユヴィ・レリオ(幸せを探して・g09587)が一隻の軍艦に飛び上がる姿が映っていた。
「船をぶっ壊すのは簡単なだけど、今回は撃沈しないが前提条件……色々手間だけど、仲間に囮役をして貰えるなら楽勝かな?」
甲板に上がった夜永は周囲を見渡すと、水兵たちが衝突した船体のダメージコントロールのために走り回っている姿を見つける。
「ボクのパラドクスは影から影へ神出鬼没……悪いけど、無力化させて貰うんだよ!」
そう言い自身の影に潜った夜永は、【忍法・影渡り】のパラドクスを使い作業をしている水兵たちの背後へと出現しては手刀で気絶させを繰り返す。
相手は一般人、ディアボロスの力を持ってすれば殺してしまうのは簡単……だがそこから英霊機や冥界機が生まれるとなると殺害するのは敵の戦力を増強させるだけ。
故に手刀で気絶し無力化させる……じれったいし手間がかかるが、これが最良と言い聞かせつつ艦橋を制圧すべく上階を目指す。
一方のユヴィはと言うと、夜永とは逆に艦底……艦の主機がある機関部を目指す。
「これは夢だにゃー、ディアボロスなんて来てないにゃ、お魚を食べる夢を見るにゃー」
彼女は機関部の水兵たちに聞こえるよう、周囲に眠りを誘う歌声を流し直近の現実を夢だと思い込ませる【現の夢】のパラドクスで水兵たちを次々と眠らせていく。
その寝顔は夢の中で大量のお魚を食べられたのか、皆満足そうに眠っている。
「んーと、よく分からにゃいけどこれは昔のエンジンなのかにゃ? ってことは、これを壊せばお船は漂流するにゃ!」
水兵たちの寝顔にヨシヨシと頷いていたユヴィ、頑丈な水密扉を開けると目の前には巨大な機械が現れる。
現代の物とは違うが、大きさ的にこれがこの艦のエンジンだと直感した彼女は、彼女のパラドクス……黄金色の砂を展開し美しき閃光と共に引き裂く【黄金流砂】を発動させ、轟音を上げて威嚇するかのように唸っていた艦の主機を引き裂いた。
ボイラーを覆いつくした黄金の砂が爆発する衝撃を吸収し、船体に被害を出す事なく無力化させることに成功したユヴィは、艦長以下を無力化した夜永と合流すると意気揚々と次の船へと向かうのであった。
「あっ、あの船の電気が消えた! 誰かが壊したんだ……負けてられないんだよ!」
【水面歩行】で軍艦に近づいた新城・橙花(呪刀の裁定者・g01637)は、壁に張り付くように歩ける【壁歩き】のパラドクスを使うと船体を登り、こっそりと甲板に忍び込む。
「えっと、この電線とか言うのを切っちゃえばいいよねー?」
身の丈ほどもある大剣型呪刀【譲葉】を引き抜いた橙花は、艦橋から船体各所へと伸びる電信線を次々と斬り裂いていく。
だが通信や信号を送れなくなった艦橋では、足で伝令するようにと下士官を派遣する。
命令を受けた乗組員たちが、ちょうど甲板で破壊工作をしている橙花と出会ってしまう。
『誰だ貴様は!』
「通りすがりのディアボロスですっ! 照準器も壊させて貰うね♪」
その言葉と同時に砲塔に付いてた照準器を譲葉で叩き斬る橙花の姿に、慌てて下士官たちが追いかける。
甲板の上で追いかけっこする橙花と水兵たち。このままでは船を破壊する時間が……そんな彼女を助けたのは、青天井・イカス(このうえなく・イカス・g02133)であった。
「鬼ゴッコとハ楽しソウだナ? ダガ悪イが四時間ばかシおネんネシてナ」
周囲に生き物のように動く「鎖つきの枷」を多数出現させる【罪縛りの鎖】を出現させたイカス。重ねられたパラドクスのおかげで一度巻き付かれたら四時間は移動も行動も出来なくなる鎖に、イカスは命令を下す。
「さア、鎖ヨ、水兵たチに巻キ付ケ」
命じられた鎖は蛇のようにスルスルと動くと、橙花を追いかけていた水兵たちの身体に巻き付いていく。
水兵たちは鎖を剥がそうと藻掻くが、がっちりと締まった鎖は外れる気配すらなかった。
「これデ動けなクなっタな。死ンで役に立ツよカ、生き残ッタ奴の方が上等ヨ。何セ、死なネェ運が有っタんだカラな」
イカスがそう縛られた水兵たちに告げると、橙花に外の武装は任せたと艦内へと立ち入っていく。
任された橙花は、大暴れで艦の武装を壊していくのであった。
「貴方達にとっては自分の国を護りたい、それだけなんでしょうが……その想いを利用する奴らを止めるためにも、無力化させて貰いますね」
別の艦へと乗り込んだ崇田・悠里(軍刀振るいて道切り開かん・g00432)は、笹丸友成と法華一乗の二振りの刀を引き抜くと、主砲や機銃、煙突にマストと艦の構造物を斬り裂きながら艦内を移動する。
『居たぞ、抑えろ!』
『殺しても構わん!』
だが艦を壊して回していると、水兵たちが悠里を見つける。
大事な艦を壊され、怒りに燃える水兵たちの気配を感じながら、ゆっくりと彼女は振り向いた。
「正直、本当に想うことは在りますし怒りは尽きませんが……今はやるべきことをしっかりとして奴らの行いを正していくだけです」
軍刀や拳銃を抜く水兵たちの武器を指定し、特定の物を腐食させる霧を発生させる【腐食】のパラドクスを発動させた悠里。
ボロボロになった武器に驚く彼らを、さらに彼女は【罪縛りの鎖】で拘束する。
「……本当に怒りが止まりそうにありませんよ。絶対にヤ・ウマトは倒しますから」
無力化した水兵たちを前に、怒りが収まらない悠里は靴を鳴らしながら再び愛刀を振るう。
残る艦隊の艤装を全て解体するまで、いや解体しつくしても彼女の怒りは止まらなかった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【寒冷適応】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
【現の夢】LV1が発生!
【罪縛りの鎖】がLV2になった!
【通信障害】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
【腐食】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【ダブル】がLV2になった!
【ロストエナジー】がLV5になった!
【反撃アップ】がLV2になった!
【先行率アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】LV1が発生!
青天井・イカス
アドリブ・連携お任せ
【水中適応】は引き続キ
サぁサ、敵さンのオ出まシと来らァ
おヤ、水中戦を御所望カイ?
良いゼ、相手シてヤラぁ
水中戦に応ジ戦ウ
英雄だ何ダと吹聴シてルガ、所詮お前サン等は自分に地ノ利がネェと戦エねェ半端モンだロ
時代ガ時代だケにプロパガンダが十八番みテェだガ、何れソの化ケの皮ァ剥いデやるゼ
オッと、反論がアるカイ?
マ、手前等と俺ジャ立場が違ワぁ
何時まデ経ッてモ水平線
水掛論サ
ンだモンで、『コレ』で後腐レ無ク結論を決めヨウや
生き残ッタ方が勝チ
シンプルで実に分カりヤすい…ダロ?
【禍福】発動
血液の銃弾にヨるロシアンルーレットに“引キ摺り込ム”
…どォやラ結果が出タみテェだナ?
モう聞コえちャいネぇカ
百鬼・運命
さて、一般艦艇は無事に無力化に成功
冥海機ディヴィジョンの一般人の愛国心や愛郷心はよくわかる
復讐者だって故郷を奪還する為に戦っているからな
だからこそそれを利用する冥海機どもを放っておくわけにはいかないな
【冷気の支配者】は更にレベルを重ねて周囲の気温を下げていこう
海面が凍ってくれれば、ある程度動きを封じれたかもしれないが…
そうでなくともこの寒さだ
冥海機の耐寒機能試験と行こうじゃないか
冷気と霧で敵がもたつく間に此方は【寒冷適応】で冷気に耐え、【完全視界】で視界を確保して『クェイクパック』と『ホバーユニット』による【水面走行】で敵を攪乱
味方と連携しつつ特殊弾頭ミサイルを斉射し敵を氷漬けにしていこう
眉立・人鳥
アドリブ絡み歓迎
ガールズはバッチリやってくれたみてえだな、流石だぜ!
厄介な連携はこれで無くなるわけだ
んじゃあ真正面から冥海機の力、見せて貰おうじゃねえの
そういや冥海機って男おらず?
このまま海面走行で攻めるぜ
運命の射撃に合わせて前へ出る、援護を失った状態で
接近戦にどの程度対応出来るのかねェ
完全視界を使いつつ状況に対応する。
霧と闇使いで発生させた闇の靄で反応を遅らせる事を試みつつ接近
この距離……とったァッ!
上手く懐へ潜りこめたら手近な敵を狙って掴もう
氷と闇の魔力で包み込み、相手の体温と生命力、根こそぎ奪ってやらァ!
生命力はともかく体温あんのか?一応生体部分っぽいとこ狙うか
ユヴィ・レリオ
邪魔…ただ倒すだけ…
他の依頼で接近に弱いの分かってる…
invisible blade
紅い死の香りの両刀で動く
ミラージュスラストを攻撃手段とし
【完全視界】使用【寒冷適応】は必要があれば使用
【水中適応】【水面走行】【光学迷彩】で接近し
隙をついて急所を狙う
仲間の位置は常に把握見方の攻撃の邪魔に成らないよう注意
自分の怪我は一切厭わず積極的に行動し先陣を行く
口調 武器を手にし無感情
私、呼び捨て、言い捨て
他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません
アドリブ、合わせ歓迎です。
崇田・悠里
アレンジ連携歓迎
……漸く怒りのはけ口がやってきましたね
彼等の愛国心を己の為に利用し、うちのひいお爺さんの戦友達の名を穢す
貴方達への怒り、全力でぶつけさせて貰います!
叩っ斬らせて貰いますよ!!
〇水面走行して海上で戦闘
銃型ガジェットウエポンから◯誘導弾を放ち牽制しつつ接近
軍刀による◯斬撃で◯両断
敵の攻撃が当たりそうで回避しきれない時は海という◯地形の利用をし水面走行を解除し海に潜っての緊急回避
◯水中適応を用いての◯水中戦で敵にそのまま接近
再び◯水面走行を用い浮上し斬りかかる
兎に角一体一体確実に倒し且つ連携重視
味方と攻撃のタイミングを合わせたり基本味方と同じ敵や味方を狙う敵を優先して倒していく
弔焼月・咲菜
*アドリブ・連携歓迎
来やがったな沈没船風情が…解体して、海底に沈めてやる…。
使える残留効果は全て使用。特に【水面走行】【水中適応】【完全視界】は確実に使用し、海戦に備える。
一撃で倒せそうな敵、または単独で行動している1番近い敵から狙って一気に接近し、【一刀両断】も用いて真っ二つにする。
敵の攻撃は最低限致命傷だけは避け、後の攻撃は基本的に無視。全ての感覚を攻撃に回す。
海でしか本領を発揮できない奴が、俺たちに勝てるとでも思ったか?無謀だったな…。
新城・橙花
他の人たちと協力して行動するねー。
トループス級は水上艦なのかなー?
ということで逆に水中からこっそり接近。気分は潜水艦だよねー。
どちらかというと待ち構える感じで、近くに敵が来たら水中からパラドクス呪法【道主貴呪】。
「海の道を司りし三柱よ、その権能持ちて厄災を鎮めたまえっ」
海面下から三つ又の呪力槍でぶっすり。
攻撃したら場所移動。
そしてまた次の敵を狙う。
この繰り返しで敵を削るねっ。
長月・夜永
アドリブ・連携歓迎
一般艦艇の甲板から見下ろし【完全視界】で水底まで見通し偵察。
ふーん、「アレ」が冥海機ってやつ、、、中々の機動力自慢ぽいね?
まぁなら回避できない規模で術を展開するだけだよ
運命さんなら直ぐに気づくよね
『さぁ、ショータイム♪白い夢に堕ちろ!!』
早業&連続魔法で素早く印を結び
【忍法・白霧】を展開
戦場を広範囲で濃い白霧で覆い、周囲の気温を急激に低下させ、凍て付く冷気が対象の身体を浸食し捕縛の効果を与えます。
また白霧で視界を遮ることで、仲間へのサポートと誤射によるフレンドリーファイアを狙います。
種族特徴で探知センサー系持ってるかも確認できるかな?
●メタルクルーズと死のクルーズ。
ディアボロスとの戦闘によって主機や缶室……所謂エンジンやボイラーを破壊され、また乗組員も拘束されたことにより漂流するヤ・ウマト艦隊。
その一隻……旗艦であろう一番大きな軽巡洋艦の艦橋の上に立ち、全周囲を警戒していた長月・夜永(は普通の女のコである・g03735)が仲間たちに向かい声を上げる。
「神奈川方面から何か来るんだよ! 三……六……九……十六、冥海機だよ!」
海上を滑るように走る冥海機、トループス級『メタルクルーズ』の群れに、狙い撃ちにされるかもと慌てて甲板に降りる夜永。
「来やがったな沈没船風情が……一人二体。全て解体して、海底に沈めてやる……」
その報告を聞いた弔焼月・咲菜(葬不送動の報復者・g01723)はそう呟くと、甲板から海上にと着地する。
【水面走行】のパラドクスで彼女の周囲の波は凪いで、着水の衝撃もまるで地面に降り立ったようであった。
「サぁサ、敵さンのオ出まシと来らァ。おヤ、水上戦を御所望カイ? 良いゼ、相手シてヤラぁ」
波を切り海面を走るメタルクルーズの姿に、青天井・イカス(このうえなく・イカス・g02133)も海上に降り立つ。
「英雄だ何ダと吹聴シてルガ、所詮お前サン等は自分に地ノ利がネェと戦エねェ半端モンだロ? 時代ガ時代だケにプロパガンダが十八番みテェだガ、何れソの化ケの皮ァ剥いデやるゼ」
イカスの口撃に反応したのか、メタルクルーズの隊列が分かれる。
だがディアボロスはまだ残っている。
「さて、一般艦艇は無事に無力化に成功。冥海機ディヴィジョンの一般人の愛国心や愛郷心はよくわかる……復讐者だって故郷を奪還する為に戦っているからな。だからこそそれを利用する冥海機どもを放っておくわけにはいかないな」
軽巡洋艦の艦橋を見上げた百鬼・運命(ヨアケの魔法使い・g03078)……そこにはパラドクスの鎖で縛られたブリッジクルーが解放される時まで拘束されている筈だ。
これにより冥海機たちは艦隊の援護を受けることは出来ず、ディアボロスと対等な戦いを強いられることとなる。
「そうだな、ガールズはバッチリやってくれたみてえだな、流石だぜ! んじゃあ真正面から冥海機の力、見せて貰おうじゃねえの……そういや冥海機って男おらず?」
「どうなんでしょう? 鈴夜さん……海戦装姫の方は男性も居られるみたいですが」
ひょっとしたら男の冥海機もいるのだろうか? 眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)はふとそんなことを気にしてしまう。
「人鳥、えっちなこと考えてるにゃ? こんな時までそんなことを考えるとは、これだから男はにゃ……」
楽しそうに人鳥に猫パンチを繰り出していたユヴィ・レリオ(幸せを探して・g09587)だが、戦いの気配が近づいてか急に雰囲気が変わる。
あれほど感情豊かだった表情がスゥっと無感情になり、言葉も少なく、あえて言うなら戦闘マシーンとなったユヴィに相変わらず極端な奴だと人鳥は苦笑するのであった。
「トループス級は水上艦なのかなー? と、言うことで逆に水中からこっそり接近。気分は潜水艦だよねー」
甲板の逆側から水中に飛び込んだ新城・橙花(呪刀の裁定者・g01637)は、駆逐艦や軽巡洋艦の艦底を盾にして気付かれないように波を切り海面を飛ぶように走るメタルクルーズへと近づいていく。
視界をクリアにする【完全視界】のパラドクスのおかげで、橙花の瞳には海面を進むメタルクルーズの航跡もバッチリと見えていた。
すべてのディアボロスの準備が整ったところで、愛刀を引き抜いた崇田・悠里(軍刀振るいて道切り開かん・g00432)が声を上げる。
「……漸く怒りのはけ口がやってきましたね。彼等の愛国心を己の為に利用し、うちのひいお爺さんの戦友達の名を穢す貴方達への怒り、全力でぶつけさせて貰います! 全軍抜刀、ガンパレード!」
雄々しくそう叫ぶと我先にと斬り込む悠里。対するメタルクルーズは数の利を承知しているのか半包囲するような陣形で挑んで来た。
「敵の方が数が多いです! 兎に角、一体一体確実に連携重視で倒しましょう」
悠里は歴史の流れ着いた武器へと姿を変えるガジェットウェポンで歩兵銃を作り出すと、片手に歩兵銃、反対に軍刀拵えの笹丸友成を持ち戦場を駆ける。
「【海軍流銃剣術】の力、見せてあげます! さぁ、かかってらっしゃい」
そう言い彼女はメタルクルーズの一体に銃撃しながら飛び掛かると、心の臓があるであろう場所を刀で抉る。
仲間の危機に残るメタルクルーズから両舷の主砲を打ち込まれるが、【水面走行】を解除し海中へと緊急回避することで難を逃れた。
そして沈んだ悠里を探すメタルクルーズの真下に、音もなく忍び寄る影が……その影はパラドクスで生み出した三つ又の呪力槍をその船腹に直撃させる。
「海の道を司りし三柱よ、その権能持ちて厄災を鎮めたまえっ! これでどう!?」
影の正体は、海中に潜り近づいていた橙花であった。沈みゆく冥海機から反撃が来る可能性を考え睨みつけつつ、東京湾に沈んでいくのを眺める。
「よし、追撃はなし……さぁ、次も沈めちゃうんだよ♪」
【完全視界】のパラドクスで海中で見つめ合う悠里と橙花の二人。クスリと笑い合うと橙花は悠里を海面に押し出すのであった。
「くっ、敵の主砲で足場が揺れる……だが海でしか本領を発揮できない奴が、俺たちに勝てるとでも思ったか!」
メタルクルーズの主砲攻撃を受けながら、それを意に介していないように海面を蹴る咲菜。
致命傷になる物だけを避けつつグングンと距離を詰めると、彼は手にした妖刀・狩流刃討鶵に怨みの力を流し込み活性化させ、その刀身から炎を上げる。
「鳴け、狩流刃討鶵。言葉は……不要だ」
斬撃の間合いまで近づいたメタルクルーズに、袈裟懸けに妖刀を振り下ろし一刀両断に斬り落とす咲菜。
切っ先から燃える炎が断面を焼き、斬られた冥海機をより一層苦しみながら死なせる一振り。
「無謀だったな……苦しんで、死んでいけ」
刃を振り、血糊と焔を舞わせる咲菜の姿を恐れてか、メタルクルーズたちは遠巻きに伺っている。
そんな彼女らを海中から伸ばした手で掴んだイカスは、海水を滴らせながら冥海機を睨みつけた。
「オッと、レディに失礼ダったカナ? 色々ト言いタイことガあルダろウガ、生き残ッタ方が勝チ。シンプルで実に分カりヤすい…ダロ?」
そう言うとパラドクスで生み出した弾丸を銃を模した指先に装填するイカス。
攻撃が来ることが分かってか、捕まっていたメタルクルーズも待機していたのも一斉に飛び上がり、船底部の刃で彼を斬り裂こうとする。
「遅イ、お前サンタチの運は如何カね?」
血液を元にした赤い銃弾が発射され、幾度も跳弾する……そしてイカスへと襲い掛かろうとしたメタルクルーズたちの眉間を続けて撃ち抜いた。
「……ドうヤラ、運が無かッタヨうだナ。マア、モう聞コえちャいネぇカ」
悠々と海面を歩くイカスに死の華が二つ、海面に咲く……その赤い華は波に洗われ、やがて消えていった。
「ふーん、「アレ」が冥海機ってやつ……中々の機動力自慢ぽいね? まぁ、なら回避できない規模で術を展開するだけだよ」
軽巡洋艦の甲板に残って戦闘を観察していた夜永は、そう呟くと海面へととんぼ返りで降りたつ。
「運命さんなら直ぐに気づくよね……さぁ、ショータイム♪ 白い夢に堕ちろ!!」
素早く印を結び、彼女はパラドクスの【忍法・白霧】を展開する。
急に海面の気温が下がり、生き残ったメタルクルーズたちの動きが遅くなる。
「これは……了解した、夜永さん。俺も【冷気の支配者】で更に気温を下げて……冥海機の耐寒機能試験と行こうじゃないか」
夜永の意図を察した運命が、更に【冷気の支配者】を重ね掛けしたことにより、海上の気温はマイナス五十度に達する。
冷気で視界が奪われ、砲撃の制度が明らかに落ちていく。それを確認した運命は換装式万能大型ドローンにクイックパックを装備すると、特殊弾頭のミサイル……着弾地点に極所的な吹雪を起こして敵ごと氷漬けにする範囲攻撃を行うもの……を連射した。
「邪魔……ただ倒すだけ……接近戦に弱いの、分かっている……」
不可視のナイフ、invisible bladeを構えたユヴィは人が変わったかのように氷漬けになったメタルクルーズへと接近する。
パラドクスで残像を起こしながら近づいた彼女の武器……ナイフ程度だった筈の刀身は刀サイズまで伸び、氷柱となっているメタルクルーズの心臓を易々と貫き通す。
辛うじて艦首砲が生きていたメタルクルーズは必死にそれを乱射するが、彼女の残像に惑わされ当てることが出来ない。
「バイバイ……お休み……さようなら……」
別れの言葉を呟きながら、二体目のメタルクルーズの心臓に不可視の刃を突き立てるユヴィ。
返り血を海水で拭うと、次の獲物へと無音で駆け出すのであった。
「ちっ、見失ったか……生き残りはどいつだ?」
吹雪きのなか、人鳥は【完全視界】のパラドクスで隠れたメタルクルーズを探そうとする。
先ほどからの戦いの気配で、もう生き残りが少ないことは分かっている……ここまで来たら逃がしたくない。
情報を持たれ逃げられることは最悪だ、そう探していると運命の攻撃で出来た氷柱の影から両舷の主砲を撃ちつつ、特攻してくるメタルクルーズの姿が。
「甘い! この距離……とったァッ!」
砲撃を交わしクロスカウンター気味に右手を伸ばす人鳥。
彼のパラドクスは、接触した敵の肉体を凍てつく闇で包み、体温と生命力を喪失させると言う物……だからこそ考える。
「(あれ、船体部分って肉体か? あと生命力は兎も角、こいつら体温あんのか? ……一応、生体部分っぽいところを狙うか)」
ぷにゅん。むにむに。人鳥の手に伝わる柔らかい感触。
それは上半身しか生体部分がないメタルクルーズの、上半身の三分の一以上を占めている場所。
怒りか羞恥心か、問答無用で突き付けられる主砲の先端が輝く時、人鳥は叫ぶ。
「あー……ごめんなさいわざとざないんですでもありがとうございますだけど根こそぎ奪ってやる!」
人鳥のパラドクスとメタルクルーズの主砲が同時に放たれる……!
「どうしたんですか、その顔?」
「なんでもないぜ……潮風が染みるなぁ」
戦闘終了後、運命に顔の痣を見られた人鳥は何でもないと答える。
彼の頬に残る砲弾の跡は、まるで女性にビンタを受けたように見えるのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【コウモリ変身】LV1が発生!
【冷気の支配者】がLV5になった!
【寒冷適応】がLV2になった!
【光学迷彩】LV1が発生!
【水面走行】がLV3になった!
【一刀両断】LV1が発生!
【水中適応】がLV2になった!
【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
【先行率アップ】がLV3になった!
【ロストエナジー】がLV7になった!
【アクティベイト】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV4になった!
【ドレイン】LV1が発生!
長月・夜永
アドリブ絡み歓迎
使える残留効果は全て使用。特に【水面走行】【水中適応】【完全視界】は確実に使用
【冷気の支配者】を重ね掛けして海上の気温を低下させる作戦は思った以上に効果がありそうてことで
じゃぁダメ押しの耐寒機能試験と洒落込みます。
PD【忍法・氷柱舞】空中に無数の氷柱を作り出し、連続魔法で撃ち出します。
積極的にサポートがスタンスなので
対空機銃の乱射に対して、遮蔽物の無い海上で戦うなんて分が悪いし、氷の障害物(遮蔽物)の準備も兼ねています。
ユヴィ・レリオ
攻撃は当たらないと意味がない…
防ぐと言うなら防がせない…
それが私の戦い方…
invisible blade
紅い死の香りの両刀で動く
ミラージュスラストを攻撃手段とし必ず隙を見つけ
【光学迷彩】で攻撃チャンスを作り出し一瞬も見逃さない
【水面走行】【水中適応】【完全視界】【寒冷適応】【冷気の支配者】は必要な時即座に使用
仲間の位置は常に把握見方の攻撃の邪魔に成らないよう注意
自分の怪我は一切厭わず積極的に行動し先陣を行く
口調 武器を手にし無感情
私、呼び捨て、言い捨て
他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません
アドリブ、合わせ歓迎です。
百鬼・運命
…何か眉立さんに事案が発生していたようだが…ふむ、ユヴィさんはともかく長月さんには黙っていた方が良さそうだ
まあ生身の部分は生身っぽいという情報は分かったのはなにより
装甲部分よりは人型部分を狙った方が攻撃の通りが良さそうだ
ひき続きクェイクパック及び【冷気の支配者】を使用、さらに【完全視界】や【水面走行】を使いつつ戦闘を仕掛かける
眉立さんの尊い犠牲を無駄にしない為にも攻撃は生身部分に集中させていこう。
しかしそろそろ【寒冷適応】限界も近づいてきたが…海面凍結はまだ無理か?
横須賀の港を氷漬けに出来れば攻略も楽そうだと思っての実験だったが…正面から攻めるとなるとこれは攻略になかなか手間取りそうだ
崇田・悠里
アレンジ連携歓迎
漸く今回の指揮官を討ち取る事が出来そうですね
ひいお爺さんと戦友達、そして彼等が戦友と思い共に戦場を駆けた船達
其の名を穢す貴方達を……此処で倒します!!
〇水面走行を用い戦闘
〇水中適応も随時
敵に〇ダッシュで迫り〇パラドクス
ガジェットの銃から放つ〇誘導弾で牽制しつつ軍刀二刀の〇斬撃で〇両断
敵の攻撃に関しては〇地形の利用をし回避できそうにない場合〇水面走行を解除し〇水中適応による〇水中戦へ移行
仮に当たったとしても水面を地面の様に扱っている状態と比べ海底にぶつかる迄余裕が生じる状態では大きく違うので其の間に殻を蹴って距離を取って様に動く等対処
又、味方の攻撃にタイミングを合わせる等連携重視
弔焼月・咲菜
*アドリブ・連携歓迎
ノコノコと海底から這い出して来やがったな巻貝野郎…。テメェは四肢を切って海底に沈めてやる…。
味方とは基本的に取れる場合は連携を取る。
引き続き【水面走行】【水中適応】【完全視界】などの使える残留効果を全て使用し、回線を行う。
その殻、見掛け倒しじゃねぇだろうなぁ?
反撃及び攻撃は致命傷以外全て無視。一気に接近して妖刀を納刀し、なるべく攻撃が通りそうな人間体の部分を狙って居合抜刀を叩き込む。
殻で押し潰そうとして来ても攻撃を続行。むしろ殻ごと真っ二つにする勢いで首を狙う。
空気にもなれんのか…水死体風情が…。
眉立・人鳥
アドリブ絡み歓迎
バケモン相手に事案とは……解せぬ
まあそこそこ情報が得られたのは
顔面に砲弾ぶち込まれた甲斐があったってもんだがよ
こいつは……アンモナイト?
水棲生物モチーフのやつも居るのか
人っぽいのは攻撃装置か、だったら遠慮はいらねえな
引き続き接近戦と行こうかね
相手はボス級、味方と連動して攻めるぜ
相手も近距離型みたいだし、距離を詰めるのは容易そうだ
流れ弾に気をつけつつ畳み掛けるか
側面に回り込みパラドクスを発動、天魔の真眼で見抜いた一番脆い部分を
装甲グローブで強打!甲殻諸共、粉砕してやるぜ
相手が攻撃で上から来るなら、その勢いをも利用しよう
超魔爆砕ッ!!
青天井・イカス
アドリブ・連携お任せ
【水中適応】【水面走行】は引き続キ借用
使用パラドクスは【スコルピオンスティング】
反撃の10連装ノーチラスガンにニヤリと笑う
攻撃は避ケねぇ
好いゼ
手前ェと俺ト、ドッチが生キ残るカ勝負シようジゃネェか
接敵シて殴り合い
撃タれれバ殴り返シ、殴ッテは撃タれ
ドテッ腹に穴が空コウがお構イなシ
痛覚はネェんデ、呻いタリ、顔顰めタリはシなイ
純粋なステゴロ
先に沈ンだ方ガ負けッテな
最後の一撃、鈍器にアリったケの殺意を込メて
「ノーチラスディーヴァ」ヲ打ち抜キ殴り抜ケル
全て片付イた後は、紫煙燻らセて一服
っふゥ……如何にモ泥臭ぇ戦イしカ出来んモンで、キレイな勝利タぁ行カねェが……
神奈川、先ずハ一勝
新城・橙花
後はアヴァタール級だけだねっ。
今まで通り他の皆と協力するよー。
今回も敵は水上への攻撃が厄介そう。
だから水中からこっそり接近して隙を狙うねー。
近づいてきたら大剣型呪刀【譲葉】で下からパラドクス呪剣【金剛豪閃】でズンバラリンっ。
もし味方が危ない感じなら【怪力無双】で文字通り足を引っ張って振り回しちゃうねー。
危険そうならいったん退避してまた好機を狙うよっ。
●深海の歌姫。
「あれは偶然であって狙った物ではないんだ……わかってくれよな?」
「どーだか、どーせボクの胸は平らだもんねー」
トループス級メタルクルーズ戦を終え、次の戦場へと移動するディアボロスたち。
「……何か眉立さんに事案が発生していたようだが……ふむ、ユヴィさんはともかく長月さんには黙っていた方が良さそうと思っていたのだが、遅かったようだな」
長月・夜永(は普通の女のコである・g03735)に謝り倒す眉立・人鳥(鳥好き兄ちゃん・g02854)の姿を見ながら、百鬼・運命(ヨアケの魔法使い・g03078)は哀れみのため息を漏らす。
「男はスケベなんだにゃ、ユヴィみたく無心で戦わないとダメだにゃ!」
運命の隣に並ぶユヴィ・レリオ(幸せを探して・g09587)は、言い争う二人の姿を見て同じようにため息を漏らす。
「眉立さんも運がなかったと言うべきか……狙わずとも当たってしまうのは構造上仕方なかったんだ」
運命はユヴィにメタルクルーズの構造を話す。
生体部分が上半身しかないメタルクルーズ。まず頭、激しく動いているし腰と首の二カ所の関節があるため自由度が高い。よって瞬間的に狙うのは不可能。
次に腕、頭と同じく稼働するうえ可動範囲は頭より広い。さらに腰だけではなく肩と肘、手首と三カ所も稼働個所が増えるためこれも瞬間的に狙うのは不可能。
残るは胴、腰の一か所しか稼働個所がなく比較的動かない支柱の部分。瞬間的に狙うなら胴体と言うことになる。
あとは胴体のどこに当たるかは表層面積の比率であり、運があったのか無かったのか、たまたま胸部に行ってしまっただけだと運命は解説する。
「そーなのかにゃ、流石は事案によくあう運命だにゃ」
「……俺をどういう目で見てるんだ?」
しーらないと駆け出したユヴィに肩を竦める運命。ふと見れば人鳥と夜永の爆発もどうやら納まったようだ。
その時だ、何処からか悲しい歌声が響いてきたのは。
「海中から来ます! アヴァタール級だよっ!」
海中に潜り目を光らせていた新城・橙花(呪刀の裁定者・g01637)が水面に顔を出し、接近するアヴァタール級について警告する。
「ノコノコと海底から這い出して来やがったな巻貝野郎……テメェは四肢を切って海底に沈めてやる……!」
海上に出たその存在に最初に気が付いた弔焼月・咲菜(葬不送動の報復者・g01723)が大振りの妖刀を引き抜くと、歌声に刀の鳴き声が重なりより一層重圧感が増した気がした。
「ようやく今回の指揮官を討ち取る事が出来そうですね……ひいお爺さんと戦友たち、そして彼らが戦友と思い共に戦場を駆けた船たち。その名を穢す貴方たちを……此処で倒します!!」
崇田・悠里(軍刀振るいて道切り開かん・g00432)も二刀の刃を引き抜き、迎え撃つ準備を整える。
「好いゼ。手前ェと俺ト、ドッチが生キ残るカ勝負シようジゃネェか」
青天井・イカス(このうえなく・イカス・g02133)がゆっくりと現れた巻貝のような物を背中に背負ったアヴァタール級クロノヴェーダ、『ノーチラスディーヴァ』へと向け拳を握りしめる。
横須賀までの海路を開く旅路……最後の戦いが始まろうとしていた。
「こいつは……アンモナイトだよな? 水棲生物モチーフの奴も居るのか……人っぽいのは攻撃装置だな、だったら遠慮はいらねぇな」
相手を近距離攻撃型と見切った人鳥は、海面をすぐさま駆け出し誰よりも早く距離を詰める。
ノーチラスディーヴァも浮き上がると、殻を下にし人鳥を叩き潰そうと落ちて来る。
海面を転がりながら側面へと回り込むことで回避した彼は、パラドクスを発動させるとノーチラスディーヴァの弱点を見つけ出そうとする。
「アンモナイトの目……女性の心臓……他にも……だが狙うならここだ!」
パラドクス、【天魔の魔眼】を使い視界に捉えたノーチラスディーヴァを解析する人鳥は、真正面にあったアンモナイトの青い目に向かい拳を繰り出す。
「喰らえ、超魔爆砕ッ!」
脆い目を打ち抜かれたノーチラスディーヴァは女性型ユニットから悲鳴のような金切り声を上げる……その声に耳を抑えながら、運命と夜永の二人は、運命は電動式動力甲冑に装備したクイックパックから冷気のミサイルを、夜永はパラドクスの【忍法・氷柱舞】で氷柱を悲鳴の発生源目掛けて次々と発射する。
「やはり……貝状の装甲部分よりは人型部分を狙った方が攻撃の通りが良さそうだ」
「早くその五月蝿い口を塞いでだね、ダメ押しの耐寒機能試験と洒落込むんだよ!」
夜永のその言葉に、運命は重ねられて限界が近いレベル七まで達した【冷気の支配者】を発動させる。
マイナス七十度の冷気が吹き荒れ、ホバーユニットで飛ばされた飛沫が凍るが……海面は凍り付かない。
「横須賀の港を氷漬けに出来れば攻略も楽そうだと思っての実験だったが……やはり無理だったか」
【冷気の支配者】は海水ではなく空気を冷やしているため、海面に接する海の表層部分だけしか冷やすことは出来ない。
そして海流や波によって冷えた表層部は常に冷えてない暖かい海水と入れ替わるため、一冬の季節をかけるなら兎も角、特に戦闘中の短時間では海面が凍結することはない。
だが理論ではそう言われていても、実際に試さないと結果は分からない。パラドクスと言う超常現象ならば特にそうだ。
その点に関して言えば、【冷気の支配者】で海は凍らせられないと言う結果が得られて満足気な運命なのであった。
「実験が終わったなら倒していい? ……攻撃は当たらないと意味がない、なら防ぐと言うなら防がせない」
戦闘モードに切り替わったユヴィが見えざる刃、invisible bladeを手にノーチラスディーヴァへと迫る。
十連装の対空機銃、ノーチラスガンの斉射をパラドクスの幻影を盾に交わしながら踏み込む彼女は、真正面から飛び込むと伸ばした見えざる刃と、刃の形となった鮮血の如き紅きオーラでその喉元に喰いかかる。
「獲物を狩る猫のように……その喉元に喰らいつく」
ざく、ざくっと見えざる牙と深紅の刃をノーチラスディーヴァの喉へと何度も突き立てるユヴィは、やがて満足したかのように離れる。
だが……ノーチラスディーヴァは人ではない。クロノヴェーダであった。
喉を潰されてもなお、まだ立ち上がる。
「くっ、これは交わしようがないです」
巨大な貝殻に圧し潰されそうになった悠里は【水上走行】を解除し海中へと自ら没する。
そのまま【水中適応】のパラドクスを流れるように発動させ、水圧や水温を無効にし立ち回る。
追いかけるように沈んで来たノーチラスディーヴァに向かい、ガジェットウェポンの誘導弾を放ちつつ、笹丸友成と法華一乗の二刀を振るい接近戦を繰り広げる。
「このまま沈んで貰います!」
「海中なら任せてだよ! 援護するね」
海中に潜んでいた橙花の援護を受け、激しい剣戟を繰り広げる悠里……しかし、彼女たちの攻撃を耐えたノーチラスディーヴァは再び海面へと浮上する。
「くっ、こうなったら下からズンバラリンっと斬っちゃうぞ!」
橙花は海面へと飛び上がり、パラドクスの呪剣【金剛豪閃】で殻を割ろうとするが、その堅固な殻に亀裂を入れるにとどまる。
「その殻、見掛け倒しじゃねぇなぁ? だが殻ごと真っ二つにしてやるぜ!」
海面からの挑発に、圧し潰す目標を今度は咲菜へと変えて落下の姿勢へと移るノーチラスディーヴァ。
だが咲菜は悠里のように海中へ逃げない……仲間たちの悲鳴が上がるなか、赤き刀身を鞘に納めた咲菜の声が響き渡る、
「葬送、行着く処に我はあり。不動、動かざる処汝あり。輪廻なる虚は光を喰らい、やがて不倶戴天の怨みとなる。―鳴け、怨みの獣よ!」
一閃、赤き光が稲光る。
同時にノーチラスディーヴァの女性型ユニットが悲鳴を上げつつ、半分に両断される。
「ちっ、どちらも本体って訳か……結局殻も壊さないといけないってことだな」
落下直前、放ったパラドクスの秘剣により攻撃を防いだ咲菜。だが斬った本人は少々不満気に声を上げる。
だらんと半分に割れた女性型ユニットをぶら下げたノーチラスディーヴァは、未だに健在と言いたげに対空機銃をディアボロスへと向ける。
「好いゼ、純粋なタイマンだ……攻撃は避ケねぇ、先に沈ンだ方ガ負けッテな」
バールのような鈍器に殺意を込めて、砲撃の雨の中をイカスが行く。
銃弾に撃たれ身体が弾け、それでもなお真っ直ぐに駆ける彼のその姿に恐怖したのか、銃撃がイカスへと集中するがそれでも彼は止まらない。
接近されても堅固な殻を活かし、バールのような物の攻撃を防ぎつつノーチラスガンを放つノーチラスディーヴァ。
至近距離での銃撃を喰らいつつ、それでも殴り続けるイカス。
泥仕合の果て……やがてノーチラスディーヴァの堅固な殻が割れる。イカスのバールのような鈍器がノーチラスディーヴァを殴り殺したのであった。
「っふゥ、如何にモ泥臭ぇ戦イしカ出来んモンで、キレイな勝利タぁ行カねェが……神奈川、先ずハ一勝」
ボロボロの身体に紫煙が染み渡る……海は汚しちゃいけないなとポケット吸い殻に灰を落としつつ、イカスは勝利の一服を胸いっぱいに味わうのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【冷気の支配者】がLV7になった!
【光学迷彩】がLV2になった!
【水面走行】がLV4になった!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
【怪力無双】LV2が発生!
【罪縛りの鎖】がLV3になった!
効果2【ロストエナジー】がLV9になった!
【アクティベイト】がLV2になった!
【先行率アップ】がLV4になった!
【反撃アップ】がLV5(最大)になった!
【ラストリベンジ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV3になった!