リプレイ
ラウム・マルファス
アメンボ型ドローンに乗って水上を行くヨ。眼鏡濡らしたくないからネ。
まずは、なるべく遠くから見つからないように敵の配置や移動ルートを観察したいナ。水上ても敵がいるのかとか、島から狙撃されそうかとかもネ。岩とかに身を隠せるとイイんだケド、こっちから見えるってことは向こうからも見えるだろうから、手早く済ませるヨ。
ある程度敵に近づいたら、あえてあまり身を隠さないで進もウ。水中から接近してる人がいるなら、囮になれるハズ。
敵が攻撃に出てくるなら、少し退きながら釣り出してみよウ。あんまり攻めて来なさそうなら、汎用ドローンを飛ばして偵察兼挑発するヨ。
●海をゆく観察者
フィンランド湾に浮かぶ小島、コトリン島。
ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)は彼方に見えるその島に向けて、アメンボ型ドローンで水上を移動していた。
「眼鏡を濡らしたくはないからネ」
口の端を上げて呟く。見ている者がいれば、どこかうさん臭い雰囲気を感じたかもしれない。
もっとも、今のところ水上を行くディアボロスは彼1人だ。仲間たちは別の方法で近づくつもりなのだろう。
「まずは観察させてもらうとしよウ。せっかく接近するのだからネ」
黒縁の眼鏡を軽く押し上げる。
観察できるだけの、十分な距離からラウムは視線を巡らせる。
ドローンは止めない。敵が見えるということは、敵からも見えるということだ。時間は少ないだろう。
「手早く済ませるヨ。できれバ、海上の移動ルートや、敵の配置を見ておきたイ」
とはいえ、観察した結果をゆっくり分析している時間はないだろう。今わかるのは……敵の警戒網が途切れることはまずない、ということだけだ。
「遮蔽物もほとんどナイ。身を隠せる地形なラ、もう少し観察できるのダガ……」
呟きながら、ラウムは防衛部隊の観察を続ける。
――観察していられた時間は、短かった。
波に乗ってこちらのほうに向かってくるクロノヴェーダの姿が見えた。
(水中から接近している者もいるはずダ。うまく釣りだして囮になれれバ……)
ドローンを操り、積極的に敵へ姿をさらす。
ヴァンパイアバイキング兵たちが、雄叫びを上げてラウムへ向かってきた。敵を誘き出すために、ラウムは後退を始める。
挑発するまでもなく、敵はまっすぐに彼へと突っ込んできていた。
成功🔵🔵🔴
効果1【水面歩行】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
フェイ・ブランディング
♢アドリブ&連携歓迎
♢心情
「前回の強行偵察では、不覚を取ったが…」
「今度は確実に…まずは戦力を徹底的に削らせてもらうぞ!」
♢行動
【水中適応】を発生させ、アクアジェットブースターで深海を”ダッシュ”で進む。
ついでに、黒仮面『クリスタルヘッド』の”情報収集”装置で
周囲の海底の地形のデータを収集。
「コトリン島侵攻の時に役に立つかもしれないしな…」
特殊な地形や海流、復讐者達が安全に進めるルートが無いか
隠れれるスペースが無いかなど調べながら目的地に進む。
「結局は無駄になるかもしれんが…石橋を叩いて渡る程度が丁度良いだろう」
「任務が失敗したり、死んだりしたら元も子も無いからな…」
後は味方に遅れない様に合流
鳴神・トール
取り敢えずアーマー【水中適応】モードにしてっと…。
敵軍の殲滅とはいえわざわざ空からなんて『狙ってください』なんて言ってるようなもんだしな。
ただこの後の誘き出しをどうするか……まぁ、最悪水中で雷撃撃てば光で気付くか。
さて、そうと決まれば少しの間海水浴でも楽しみましょうかね。
(周囲へ障壁を展開し、一気に水中へ)
●ほんのわずかな海水浴
幾人かのディアボロスは、海中を進みコトリン島へ向かっていた。
(前回の強行偵察では、不覚を取ったが……)
フェイ・ブランディング(異世界からの遭難者・g04748)は赤い瞳で島がある方向を見据えた。
(今度は確実に……まずは戦力を徹底的に削らせてもらうぞ!)
三つ編みにした銀髪を海中になびかせて、フェイは水中スクーター・アクアジェットブースターで加速する。
フィンランド湾の海水をかきわけて、少年は高速で進んでいく。
彼と変わらぬ速度で水中を進む者がもう1人。
(敵軍の殲滅とはいえわざわざ空からなんて『狙ってください』なんて言ってるようなもんだしな)
鳴神・トール(蒼雷共鳴《ライオニクス》・g08963)はパワードアーマーを身にまとい、海中をダッシュする。
コトリン島はまだ先のはずだ。
(ただこの後の誘き出しをどうするか……まぁ、最悪水中で雷撃撃てば光で気付くか)
思案しながら、トールは海中を進む。
(そんじゃ、少しの間海水浴でも楽しみましょうかね)
トールは心の中で呟くが、その前進は海水浴と呼べるほど穏やかなものではない。展開した障壁は海水を切り開き、抵抗をものともせずに突き進む。
自然の水流を、人為的に発生した水流が乱す。残された気泡が、しばしの間だけディアボロスたちの航跡を海中に刻む。
水中スクーターとパワードスーツはコトリン島へ向けて突き進んでいった。
スクーターで移動するフェイは、クリスタルヘッドの情報収集装置を起動した。
「コトリン島侵攻の時に役に立つかもしれないしな……」
地形や海流に特殊なところがないか。ディアボロスたちが安全に進めるルートがあれば、いずれ役に立つはずだ。
「結局は無駄になるかもしれんが……石橋を叩いて渡る程度が丁度良いだろう」
フェイはジェットスクーターを加速させる。トールより移動がわずかに遅れたからだ。
「任務が失敗したり、死んだりしたら元も子も無いからな……」
遅れないように意識しながらも、いずれ来るはずの決戦に備えて少年はコトリン島周囲の地形について、情報を集め続ける。
前を行くトールが身振りで合図したことにフェイは気づいた。
トールははるか前方で海中に飛び込んでくるヴァンパイアバイキング兵の姿を見据えた。
警戒厳重だと聞いていた通り、海上だけでなく海中の動きも補足してきたようだ。
(それがこっちの狙いでもあるけどな。やるぞ、ライオニクス)
加速は止めず、オラトリオのライオニクスへとトールは呼びかけた。
水中のクロノヴェーダたちは波を操りディアボロスたちのほうへと接近してきている。
(思ったよりも数が少ないな……海の上にいる仲間が何かしてるのか?)
フェイは向かってくる敵を見て考えた。
もっとも、海中にいるディアボロスの姿を確認すれば、増援が来るのは予想に難くない。
油断することなく、彼らは戦闘態勢を整える。
海上と海中で、戦いが始まるのはもうすぐだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【水中適応】LV2が発生!
効果2【ガードアップ】LV2が発生!
ラウム・マルファス
直接来タ!?船に乗ってくるかと思ったんだけどナ。
まぁイイや、攻撃しやすくなったと思おウ。
カラス型ドローンに爆薬を搭載。水上の敵へ突撃させて爆破攻撃するヨ。派手に戦えばその分敵を引き付けられるだろウ。敵が来過ぎて危なそうなときは爆発の煙に身を隠して少し離れた場所へ移動しよウ。
余力があったら魚ドローンにも爆薬を搭載して、水中から敵の爆破を狙うヨ。
津波は可能ならフライトドローンで飛んで回避。無理ならカラス型ドローンで津波を爆破して相殺を狙おウ。それも無理なら水中に飛び込んで水中適応で海底へ急速潜航して避けるヨ。
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携アドリブ歓迎
コトリン島は戦力拠点だな……地道に削ろう
こちらも再戦だ
海上戦闘に加勢し、迎え撃つ
水面歩行で足場を確保し戦う
ドライスーツやマスクの水中戦装備も備え水中適応
海中から狙ってくる敵がいれば臨機応変に海中に踏み込み迎撃
両用で立ち回ろう
【トラップ生成】で海中に機雷を撒き、発動で接近を知らせ
海上で向かってくる敵には突撃を妨げるようにワイヤーを張り妨害
味方と積極的に連携
偵察、観察しつつ戦況把握
トラップのワイヤーにPDの糸を紛らせて攻撃
狙いを合わせ着実に数を減らし
素早い撃破に繋げよう
水中から飛び出す敵は挟撃で撃ち落とす
反撃には魔力障壁を張り
波は水中適応で応じ見極めて回避
避けられない攻撃は盾で防ぐ
●波とともに敵は来る
襲い来るヴァンパイアバイキング兵を見て、ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)は驚きで声を上げた。
「直接来タ!? 船に乗ってくるかと思ったんだけどナ」
あるいは、巻き上がる波の向こうに船があるのかもしれないが、さすがに意表を突かれた。
「まぁイイや、攻撃しやすくなったと思おウ」
気を取り直して、ラウムは身構える。
接敵する直前、さらにディアボロスたちの増援が追いついてきた。
「コトリン島は戦力拠点だな……地道に削ろう」
エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)にとっては、再訪となるコトリン島への挑戦だ。
天使である彼だが、今日は青色がかった翼で飛ぶのではなく、水面を足場に移動していた。ドライスーツやマスクも用意し、いつでも水に潜れるようにしている。
「海が! 俺を! 呼んでいるー!!」
バイキング兵の叫びと共に、波がディアボロスたちへと襲いかかってくる。
だが、波に混ざって爆発が水面を跳ね上げた。
「ぬうっ! 罠か!」
トラップにかかったバイキング兵がなんとか体勢を立て直そうとする。
立て直そうとする前に、ラウムは素早く攻撃をしかけた。
「さァ、行っておいデ」
カラス型のドローンに命令を下して、機雷に引っかかった敵の頭上へ飛ばす。
爆薬を搭載したカラスはそのままバイキング兵へと突撃した。さらに大きな爆発が敵を吹き飛ばす。
トループス級に過ぎない敵を撃破するのはたやすい。
とはいえ、数体爆発させたところで、まだまだ敵は残っている。
残っているヴァンパイアバイキング兵が、ラウムへと向かってくる。
(「予定通りだネ。派手に戦えバ、敵を引きつけられると思ったヨ」)
ドローンたちをラウムは次々に繰り出す。
「しかシ、少し数が多いかナ……?」
「なら、俺も援護させてもらう。素早く撃破していこう」
波に乗るバイキング兵の一部が、突然動きを止めた。
エトヴァが機雷だけでなくワイヤーも配置していたのだ。
それだけではない。動きが止まった敵の体が分断されて、海中に没する。
ワイヤーに混ぜた斬糸の結界は、確実にバイキング兵たちを切り裂いていた。
「助かるヨ。余裕があれバ、いろいろ出来ることが増えル」
カラスだけでなく、魚のドローンにも爆薬を乗せて、ラウムは空と海の両方から敵を片付けていく。
もちろんエトヴァの斬糸も確実に敵を切り裂いていた。
それでもトループス級の敵は次から次へと押し寄せてくる。
ついに、ヴァンパイアバイキング兵が生み出す波が、ディアボロスたちへと襲いかかった。
茨の魔法障壁と、無数の氷片の盾を展開してエトヴァはそれを遮ろうとする。
ラウムもドローンで波を爆破して防御を試みる。
完全に防ぎきることはできないまでも、ダメージを抑えられる。過ぎ去った波が再び押し寄せる前に、ディアボロスたちはさらにバイキング兵へと攻撃を繰り出した。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
フェイ・ブランディング
♢アドリブ&連携歓迎。
♢心情
「貴様らにあの時の借りを返すぞ!行くぞオラー!」
♢行動
【水中適応】状態のまま、ダブルレーザーブレードを展開。
アクアジェットブースターで海中を高機動で駆け抜け、すれ違いながら敵を斬り裂き戦う。
アクアジェットブースターを接近して止めようとする敵が居るなら
接近を逆手に取りブースター先端に装備している高出力レーザーラムで迎撃。
パラドクスは、敵の攻撃が激しい時や追い詰められた時に発動。
もっと加速し敵の攻撃を潜り抜けながら、パラドクスで敵を確実に撃破しつつ、立て直す
♢防御、反撃
ダブルレーザーブレード高速回転させ、疑似的な盾にする”早業”で防御しつつ、反撃で斬撃を叩き込む。
シャムス・ライラ
仲間と情報共有、連携
相手はヴァイキングか
場所が海ならイニシアチヴはあちらにある
ならば油断なく
海上の仲間も派手にやっているようだ
上手く追い立て挟み撃ちに出来れば幸い
水中適応を利用し水中から攻撃
水中戦の心得もなくはない
地形の利用、情報収集で戦闘に有利な位置取り
忍び足も駆使し密かに接敵
仲間とタイミングを合わせ聖鎧【青】を発動
水を押しのけるエネルギーで敵を攻撃しよう
水ならば幾らでもある
仲間と狙いを合わせ、一体ずつ確実に倒す
敵攻撃の津波は可能な限り間合いを取り一撃離脱
若しくはパラドクスの結界で防御し耐える
可能ならその水の勢いを逆に利用しカウンターで攻撃
他に有効そうな残留効果は使用
アドリブ等歓迎
●海中の戦い
激しく波打つ海上と同じく、海中でもすでに戦いは始まっていた。
「貴様らにあの時の借りを返すぞ! 行くぞオラー!」
フェイ・ブランディング(異世界からの遭難者・g04748)はアクアジェットブースターに乗ったまま、筒状の柄を構える。その両端からレーザーブレードが伸びた。
海を泳いで突っ込んでくるヴァンパイアバイキング兵へと、フェイも突っ込む。
その後方から、静かに移動するのはシャムス・ライラ(極夜・g04075)だ。
(相手はヴァイキングですか。場所が海ならイニシアチヴはあちらにあります)
油断せずに、海中の地形を利用しながら彼は移動する。
はるか上で起きた爆発の衝撃が海中まで揺らす。
(海上の仲間も派手にやっているようです。上手く追い立て挟み撃ちに出来れば幸いですね)
銀髪が海流によってかすかに動く。シャムスは慎重に位置を選んで移動していた。
フェイとヴァンパイアバイキング兵の戦いは、その間にすでに始まっていた。
一気に加速する彼の周囲に無数の気泡が浮かぶ。バイキング兵の間を狙い、フェイは一気にすり抜ける。
両端のブレードが、すれ違いざまに2体のバイキング兵を切り裂く。
「舐めるな! 海の中でならこちらも速さは負けない!」
斧を手に敵が素早く踏み込んでくる。ダブルレーザーブレードを回転させ、盾にして攻撃を防ぐ。
そのまま、フェイはレーザーラムを伸ばして敵を貫いた。
だが、敵は次々にフェイのところへと集まってくる。素早い動きで踏み込み、一斉に斧を振り上げた。
「アクアジェットブースター最大出力ッ! ……バースト! ドルフィンブロウッ!!」
瞬間――ブースターが加速した。イルカの幻影を纏い、囲いを抜けると共に敵の1体を粉砕する。
さらに、ブースターに追いすがろうとしたバイキング兵を、別方向からも攻撃が襲う。シャムスのパラドクスだ。
「彼方なる英霊の威光の元に」
静かな声とともに、海水が一気に動いてトループス級を弾き飛ばす――いや、バラバラになるほど強く押しのける。
「水ならば幾らでもある。彼と協力して、1体ずつ確実に片付ける」
押しやった敵をレーザーブレードがたやすく断ち切った。
シャムスの動きに気づいた敵が振り向く。
結界をまとったシャムスに向けて、バイキング兵たちが波を操る。
とっさに離脱して、攻撃を回避する。
それでもバイキング兵たちが操る波をすべて避けきることはできない。だが、彼は攻撃を受けながらも、それを逆に利用した。
シャムスの結界が敵の海流を押しのけて、逆にフェイや海上の仲間達の方へとトループス級を追いやる。
動きの鈍った敵の間をフェイが駆け抜けながら、バイキング兵たちを切り裂いていく。
海中にいる敵の数は残り少なくなっていた。確実にその敵を挟み撃ちにするために、シャムスは結界をまとって移動していった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【水中適応】がLV4になった!
効果2【ガードアップ】がLV3になった!
【ダブル】がLV2になった!
ディアナ・アインホルン
ようやく戦える場所に来たー。
目立つから思いっきり飛べないけど海面すれすれの低空飛行しつつ戦闘開始するよ。
突っ込んでくる敵集団に向けてミサイルの一斉射撃で出鼻を挫いたら各個撃破に移るね。
こっちに攻撃しようとやってくる相手の踏み込みに合わせて私から先に突撃してカウンターの要領で一撃を与えるよ。
そのままスピードを落とさず離脱して次の目標に向かって行って更に一撃!
これを繰り返して足を止めずに向こうの攻撃範囲に留まらないように戦場を駆けるよ。
攻撃しながら敵の増援や動きに注意しておくね。
本命やこちらの予想以上の増援が来たら味方にそのことを伝えるよ。
……で、なんでこういうの盗もうとする人たちばかりなの!?
音葉・遥風
(サポート)
助けを求めてる人がいたら、助けてあげたいよね
大丈夫、きっとなんとかなるよ。たぶん
フーも大丈夫だって。いこう、日常を取り戻しに――
虹妖精のフーと共に硝子の剣を手に戦う妖精騎士
普段はちょっと抜けてる子。おー、あー、とかの感嘆詞が多い
戦いでもマイペースに斬り込むヒット&アウェイ戦法
パラドクスで虹の足場を作り、身軽に空中を跳び回ります
考えるよりも行動。感性で動く
んー、まあやってみよっか。大丈夫大丈夫、たぶん
おー、めちゃ強そう。でも、私も強いよ、きっと
あー、あんまり得意じゃないかもだけど、手伝おうかな。一人じゃ無理でも力を合わせたらなんとかなる、かも
アドリブ共闘OKOK
公序良俗に反する行動はしません
●バイキング兵が盗むものは――
戦いは続き、残る敵の数はだんだんと減っていった。
海面すれすれを飛びながら、ディアナ・アインホルン(夜空を切り裂く流星・g01791)もその戦いに加わっていた。
「目立つから思いっきり飛べないけど、最後まで戦うよ」
ヴァンパイアバイキング兵たちが態勢を立て直している。おそらくは、自在に飛ぶ赤い竜に乗った騎士の指揮によるものだ。
ディアボロスたちへ突撃してこようとする彼らに向け、ディアナはミサイルを一気に撃ち込んで、出鼻をくじく。
ひるんだ敵に向かって、別のディアボロスが近づいていく。
海面すれすれに虹の足場を作って、少女がその上を軽やかに駆け抜ける。
音葉・遥風(風は遥か彼方に吹く・g03189)のそばを、虹妖精のフーが飛んでいる。
「んー、いい風……いこう、フー。虹のステージで踊ろう」
硝子の剣が閃き、遥風がバイキング兵たちを切り裂いていく。
戦場であるにもかかわらず、その動きはまるで踊るように軽やかだ。見る者によっては、妖精が2人いるように見えたかもしれない。
ミサイルによる混乱からようやく立ち直り、バイキング兵たちが素早くディアボロスたちへ斧を構えて接近してくる。
「んー、ちょっと数が多いかな。でも、きっとなんとかなるよね」
虹を足場に、遥風が斧をかわしていく……だが、やがてその攻撃は彼女をとらえ、色白の肌に傷を刻む。
バイキング兵たちの攻撃は、ディアナにも向けられていた。
波に乗って海の上を機敏に駆け抜けて、バイキング兵たちが低空を飛ぶディアナへ向かってくる。
だが、先手を取ってディアナは加速した。
「この距離、決めてみせる…………フィニッシュ!」
素早く取りだしたナイフが爆発し、高速戦闘にも耐える強度の刀でトドメを刺す。
まだ残っている敵が、駆け抜けたディアナに追いすがってきた。
さらに加速し、振り切った後でターン。
ディアナは再び、次なる敵へと突撃攻撃を繰り出した。
「そっちの攻撃範囲にとどまってあげるつもりはないよ!」
高速で移動しながら、ディアナは敵を片付けていく。
もっとも、何度もそれを繰り返すうちにクロノヴェーダもそれに対応してきた。
「もらったぁ!」
斧がディアナの体を薙ぐ……と、共に、開いている方の手が物理法則を無視して彼女へと伸びてきた!
「……で、なんでこういうの盗もうとする人たちばかりなの!?」
狙いに気づいたディアナが慌ててそれを防ごうとする。何故バイキングたちが女性の下着を狙うのか――それはきっと、本能のなせる業なのだろう。
だが、盗まれる寸前、硝子の剣がバイキングを断ち切っていた。ディアナは加速して離脱する。
「んー、女の子の大事なものを盗もうとするの、よくないよね。力を合わせて、防ごうね」
「ホントだよね! あなたも気をつけて」
遥風と頷きあいながら、ディアナは残ったクロノヴェーダを片付けていく。
他のディアボロスたちも、少なくなったバイキング兵たちを確実に撃破していった。
ディアナは増援に注意していたが、今のところまだ来ていないようだ。
もっとも――まだ、もっと厄介な敵が残っている。
赤き竜を駆る吸血鬼の騎士が、ディアボロスたちを狙っていた。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【命中アップ】がLV2になった!
シャムス・ライラ
引き続き仲間と情報共有、連携
昨今の騎士は射撃も嗜むものか
こちらも臨機応変に対応しなければ
情報収集しつつ水中適応
仲間と攻撃タイミングを合わせて別方向から仕掛ける
エアライドで水中から飛び出し
フライトドローンを足場に変則的な動きで移動し攪乱
気を引いたところに
水中から虚誕金剛で蔦を発生させ敵を攻撃
タイミングをずらして不意を衝く
これもある種のトラップのようなものかな
金剛の棘でダメージを与え
可能なら捕縛し叩きつけ
敵に不利な場所へ引きずり込む
仲間の攻撃に繋げられれば幸い
迅速な撃破を目指す
敵攻撃はパラドクスの蔦で剣等を打ち払いながら
間合いを取り可能な限り損害を減らす
その他有効な残留効果は使用
アドリブ等歓迎
ラウム・マルファス
アメンボがひっくり返るかと思ったヨ。危ない危ナイ。
さて、あとは強い人倒してさっさと逃げよウ。
カラス型ドローンに爆薬搭載。
敵が竜を呼んで飛んだら、フライトドローンを大量召喚して飛行と攻撃の邪魔をしよウ。まぁ、簡単に落とされるだろうカラ嫌がらせサ。
水中にトラップ作成で噴水を作成し、水しぶきで目くらましするヨ。敵の攻撃が当たって水蒸気になれば余計に目くらましになるはずダ。一瞬で蒸発したら……まぁそれまでに頑張ろウ。
目くらましの間にカラスを背後に回り込ませ、自爆攻撃させるヨ。
ボク自身は囮だから、水上をアメンボドローンで逃げ回ル。落とされたら水中適応で水底まで逃げよウ。……沸騰しないといいナァ。
●強襲の竜殺騎士
コトリン島沖におけるディアボロスとクロノヴェーダの戦いは、大詰めに入っていた。
「アメンボがひっくり返るかと思ったヨ。危ない危ナイ。さて、あとは強い人倒してさっさと逃げよウ」
ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)はドローンの姿勢を立て直しながら最後の敵の姿を見上げる。
鮮紅の竜を駆る騎士、竜殺騎士・シグルズは、怒りの表情でディアボロスたちを見下ろしていた。
「我が配下の精鋭たちをこれだけの数で殲滅するとはな……だが、騎士の誇りにかけても、このまま帰すわけにはいかんぞ!」
血で作られた竜が空を舞い、血で作られた武器がディアボロスたちを狙う。
「昨今の騎士は射撃も嗜むものですか。こちらも臨機応変に対応しなければいけませんね」
水中から機をうかがいながら、シャムス・ライラ(極夜・g04075)が呟く。
仲間たちの動きを把握し、連携を取ることを意識しながら潜行する。
その間に、竜と騎士には無数のフライトドローンがまとわりついていた。ラウムが操っているのだ。
「小賢しい!」
炎がドローンを焼き払う。
(「やはり簡単に落とされるナ。しかシ、あれはただの嫌がらせサ」)
目的はシクルズの目を引くことだ。本命の攻撃はしずかに移動している。
「さァ、行っておいデ」
敵に気づかれないように、小さな声で彼はドローンへと告げた。
竜が燃え盛る火炎球を吐き、ラウムへと飛ばしてくる。
水中に仕込んだトラップを発動させて、噴水で火炎球を防ぐ……が、炎はわずかにその勢いを減じただけで、まっすぐに飛んでくる。
「おっト、まずイ!」
アメンボ型ドローンを操って水上を滑るように逃げる。
熱がラウムの肌を焼く。
水しぶきと水蒸気で目くらましにはなっているはずだが……。
それをラウムよりもシャムスが先に利用した。
ラウムを狙う敵の背中めがけて、彼は海から飛び出した。
「まだいたか!」
フライトドローンを足場に跳び回り、シャムスは撹乱しながら接近する。
「捕らえよ」
下方の水面から、急激に蔦がシグルズへと伸びた。パラドクスで生み出したものだ。
シグルズに巻きつき、水に落とそうと強く引っ張る。
蔦を止めようとしたか、敵はシャムスへと血で出来た投げ槍や鎌を飛ばしてきた。
シャムスは蔦を操ってそれを弾く。弾ききれない武器が彼の体を傷つけるが、傷は浅い。
ドローンを幾度も蹴り、距離を取って攻撃を防ぎつつ、シャムスはシグルズを引っ張り続ける。
「油断大敵だヨ」
ラウムが言った。
ドローンで逃げながら言った言葉は、遠くから聞こえただろう。
ただ、次の瞬間、シグルズの頭上で爆発が起こった。
ラウムが接近させていたカラス型のドローンが爆発したのだ。
パラドクスによって生まれた、爆薬を搭載したドローンによる自爆の衝撃が、シグルズを吹き飛ばす。
吹き飛んだ騎士を、蔦が海へと引き込む。
コトリン島沖に、大きな水柱が起きた。
アヴァタール級の敵がそれで倒れることはなかったが、シグルズは怒りに燃える瞳で水面から顔を出し、咆哮した。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【土壌改良】LV1が発生!
【フライトドローン】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【命中アップ】がLV3になった!
ロザーリヤ・ユスポヴァ
北欧神話の英雄にかぶれた「貴族もどき」だと?
くくく、実に笑わせる輩がいたものだな
お前のくだらん英雄願望を満たす機会をやろうではないか
悪竜の化身たる吸血鬼を討てるかね?
【水中適応】により迅速な遊泳しながら戦おう
三次元的な動きを心がけ、敵が狙いを付けづらいように、また仲間と敵を挟み込めるように立ち回る
真紅の竜が海を焼き払う炎を払ってきたなら、【エアライド】による二段跳躍で水上に飛び出し回避
着水する前に間髪入れず≪悪竜伝承『氷炎の君主たる■■■』≫を発動
敵を燃え盛る海もろともに凍り付かせた後、続けて灼熱を浴びせる
火炎使いと氷雪使いの技巧を尽した技で、命脈を絶とう
所詮、お前は英雄の贋作だったようだな!
フェイ・ブランディング
♢アドリブ&連携歓迎
水面歩行で海上部隊に合流
「アンタが部隊長かい?」
「ならば言葉は不要…アンタの首もらい受ける!」
ダブルレーザーブレードを高速回転させ連続攻撃を放ちつつ、
電気を纏った蹴りを織り交ぜ交戦
「竜殺しの魔剣か…ならば此方は…」
「バーニア突撃抜刀術『銀龍』にて勝負ッ!」
ダブルレーザーブレードを牽制で投擲、パラドクス発動
バックパックバーニアを展開
龍の軌跡(残像)を残しつつ最大加速で踏み込み、抜刀術を叩き込む
「龍が如くッ!銀龍一閃ッ!」
♢反撃
鎖や鋲を二刀流レーザーブレードで切り払って一刀両断
剣はエアライドで軌道を変えた二段ジャンプで直撃を避け
防ぎ切れないのはガードアップで耐え、反撃の唐竹割
ディアナ・アインホルン
神話の英雄を名乗る程の相手だし頑張らないとね……。
気圧を変化させて自分の位置をずらして見せておくよ。
相手が鎖とかで動きを封じようとした時に狙いが逸れるように。
そのまま最大加速でまっすぐ突撃!
相手が迎撃しやすいようにまっすぐ!
相手は自分の技に自信を持ってるはず。
そして、私たちとの戦闘で余裕を持って戦えるとは考えてないだろうから急いで戦闘能力を奪いたいはず。
だから、鎖が当たったタイミングに合わせて本命の攻撃が来るはず……そこを狙ってカウンターさせて貰うよ!
最大加速のまま突っ込んで一撃を撃ち込んであげる!
「神話ほど頑丈じゃないみたいだね?」
帰りは飛んでも大丈夫だと思うから全力で飛行して離脱するね。
●鮮血は海に沈みゆく
シグルズが水面に跳びあがる。そこに、銀髪の少年が水面を駆け抜けて接近する。
「アンタが部隊長かい?」
フェイ・ブランディング(異世界からの遭難者・g04748)は手にしたレーザーブレードを回転させる。
「然り。竜殺騎士・シグルズの名を冥途の土産にするがいい!」
「ならば言葉は不要……アンタの首もらい受ける!」
手にした柄の両端からレーザーブレードが伸びる。それを高速で回転させ、フェイはシグルズに斬りかかる。
血でできた剣と、光の剣が交錯する。
敵が踏み込んで来たところに、雷をまとった蹴りを繰り出す。シグルズの剣がフェイをかすめ、少年のつま先が騎士へと突き刺さる。
交戦する騎士へと、他のディアボロスたちも距離を詰めていく。
「北欧神話の英雄にかぶれた『貴族もどき』だと? くくく、実に笑わせる輩がいたものだな」
ロザーリヤ・ユスポヴァ(“蒐集卿”・g07355)は水中を素早く泳ぎながら、シグルズへ接近していた。
「お前のくだらん英雄願望を満たす機会をやろうではないか。悪竜の化身たる吸血鬼を討てるかね?」
彼女は宝玉が埋め込まれた剣で、水中からシグルズを狙った。無論、フェイと敵を挟み込む位置からだ。
海面に浮いたままで、シグルズはディアボロスたちの攻撃を受け流し、血でできた魔剣を振るう。
フェイがレーザーブレードが襲い来る鎖を薙ぎ払った。
次いで空中を跳ぶが、本命の剣はかわしきれない。それを耐えて、ブレードを振り下ろす。
ディアナ・アインホルン(夜空を切り裂く流星・g01791)は低空を飛行しながら切り込む隙を狙っていた。
「神話の英雄を名乗る程の相手だし頑張らないとね……」
風を操り、気圧を変化させて、自らの位置をシグルズから隠す。
シグルズは血でできた竜を呼び寄せ、それにつかまるとともに、火炎球で海を焼いた。
ディアボロスたちが炎の海から離脱する。
海面を蹴り、さらに空中を蹴って跳躍し、ロザーリヤの小さな体が浮く。黒の外套が海風をはらでなびく。
シグルズは竜に乗って空中に逃げようとしているようだった。
ディアナはそこへ一気に加速し、突っ込んだ。
「甘いぞ、ディアボロス!」
さすがはアヴァタール級というべきか、ディアナの奇襲をシグルズは察知してみせた。
とっさに血の鎖を生み出して迎撃してくる……。
それは、ディアナの目論見通りの行動だった。
相手は自分の技に自信を持っているはずだ。
とはいえ、ディアボロスたちとの戦闘で余裕を持って戦えるとは考えてはいないだろうから、急いで戦闘能力を奪いたいはずだ。
(「だから、鎖が当たったタイミングに合わせて本命の攻撃が来るはず……」)
血の鎖が宙を切る。
「そこを狙ってカウンターさせて貰うよ!」
シグルズは手応えのなさに気づいたようだった。だが、間髪入れずに追撃しようとしていた動きは止められない。
「幻に抱かれて彷徨え!」
爆撃鎚が騎士へ命中した。
大きな爆発が海面を波立たせる。
シグルズがとっさに狙いを変えた血の剣は、ディアナの色黒の肌を浅く傷つけただけだった。
その攻防の間にロザーリヤもパラドクスを発動させる。
「我は悪竜、その吐息は大気の熱なり!」
下方へと突き出した少女の両腕が竜の頭骨を思わす形へと変化する。
猛烈な寒気が海面の炎を凍てつかせ、シグルズを襲う。
「竜殺しの魔剣に、竜の力で挑むか、ディアボロス!」
クロノヴェーダは凍りつく血からなおも魔剣を生み出そうとした。
フェイがレーザーブレードを投げつける。シグルズがそれを魔剣で弾く。
「そちらが竜殺しの魔剣なら……此方は……バーニア突撃抜刀術『銀龍』にて勝負ッ!」
バーニアが火を吹く。猛烈なGを抑え込み、フェイはシグルズへと突進する。
魔剣グラムを構え直す暇は与えない。
「龍が如くッ! 銀龍一閃ッ!」
高速で突撃する彼の姿は、あたかも龍の如き姿に見えた。
すれ違いざまに抜いた二刀の赤いレーザーブレードが、魔剣ごと敵を断ち切る。
ロザーリヤの両腕が、今度は猛火を放つ。
炎の中を駆け抜けてディアナもさらに一撃を加える。他のディアボロスたちも、次々に炎の中の敵を狙った。
「これが……ディアボロスの力か……!」
「神話ほど頑丈じゃないみたいだね?」
ディアナが告げる。もはや、敵はそれになにか言い返す力もない。
「所詮、お前は英雄の贋作だったようだな!」
沈みゆく敵を見下ろし、ロザーリヤが言った。
そして、戦いは終わった。
ディアナが空を飛んで一気に離脱する。増援の敵が来ないうちに、ディアボロスたちは素早くその海域を離れる。
島はまだ遠い。だが、ディアボロスたちは、確実にそこへ一歩近づいていた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【スーパーGPS】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV2になった!
【反撃アップ】LV1が発生!