リプレイ
藤菱・由紗
非戦闘員を狙うのは非道極まりないです
何としても阻止しなければ
自警団と接触をしなければなりませんが、その前に、ざっとでも周囲の地形や状況を確認して、侵攻してくる方向などを予想、もしくはもっと精度の高い情報を手に入れられるとよいですね
おおよその侵攻してくる方向はわかるのでしょうが、もう少し具体的な進路について情報を得たいですね。歩兵なので最悪街道を使わないかもしれませんし
自警団はいきなり直接ビスキュイ氏に接触するのは無理だと思うので流れ者を装いつつ、街の巡回をしている自警団の方あたりに話をしてそこからつないでもらう手でいきます
ソラ・フルーリア
※アドリブ連携歓迎します
邪魔な周辺国を攻撃して、軍の練度を上げつつ更にサイボーグの配下も増やしていく……。
悔しいくらいに合理的な作戦よね。
ま、アタシ達がそんな事させないわ! 絶対に救ってみせるんだから!
まずは自警団の人達に会いに行かなきゃ!
歩きながら街のおおよその状況は確認するわね!
旅人風のローブを着てお店とかが有ったらそこの人に話を聞くわ!
こんにちは! アタシ旅の者なんだけど、この街の地図とか無いかしら?
此処にちょっと滞在しようと思って……。
何か有ったときのために自警団の人たちの集会所の場所とか分かれば良いかも!
相原・相真
いつ敵が襲ってくるかもしれない状態で、
この町の人たちは精一杯生きようとしているんですね。
なら、守らないと。その命が踏みにじられないように。
服装など旅人っぽく整えて街へ向かい街の造りを確認
その後露店で買い物などしながら、町の人たちに接触
自警団の人数や彼らの集会所などの場所を聞き出します
この街は他の街と比べて皆さんが明るく過ごしているんですね
自警団の皆さんがよほど信頼される方たちなんでしょうか
もしよければお話伺ってみたいのですが、どちらに行けばお会いできるでしょう?
あまり根掘り葉掘りで怪しまれないように注意
あとは[臨機応変]に対応します
アドリブ・連携歓迎です
●敗けた街
食堂といっても、どことなく薄暗い店内は酒場を思わせるような雰囲気が漂っている。
旅人風のローブを羽織り、客のまばらな店内に入ったソラ・フルーリア(歌って踊れる銀の星・g00896)は、カウンター越しに店主に声を掛けた。
「こんにちは! アタシ旅の者なんだけど、この街の地図とか無いかしら? 此処にちょっと滞在しようと思って……」
「あんた一人で? この街に?」
店主は不審そうに暫し眺め、溜息をつくと古ぼけた地図をカウンターに投げてよこした。
「悪いことは言わない。日が暮れる前に、この街を出て隣りに行け」
道は地図を見れば分かると、素っ気なくあしらわれた。
店を出ると、こちらの様子を窺っていたいくつかの視線が、そっと外れていくのが分る。
(「自警団の人かしら? 話が出来るといいんだけど」)
そこへ同じく旅人の様な装いをした、藤菱・由紗(刀術士・g01827)と相原・相真(人間のガジェッティア・g01549)が、合流してきた。
「ざっとですが、可能性の高い進路はここではないでしょうか」
侵攻してくる方向とその後の部隊展開から、予測し実際の場所を確認してきたのだ。
ここまでは街道をと、由紗は見てきた様子と予測をソラの手に入れた地図に記していく。
同じように相真も、既に倒壊した建物や地形の変わった部分を追加していく。
「守りたいですね。いつ敵が襲ってくるかもしれない状態で、この町の人たちは精一杯生きようとしているんですから」
街中は決して賑やかではないが、人々が協力し合って逞しく暮らしているのが良く解る。
「軍の練度を上げつつ更にサイボーグの配下も増やしていく……。悔しいくらいに合理的な作戦よね。ま、アタシ達がそんな事させないわ!」
「非戦闘員を狙うのは、非道極まりないです。何としても阻止しなければ」
ソラと由紗は改めて、決意を固くした。
「そのためにも、自警団の方と接触をしなければなりませんが、どうでしたか?」
視線は感じるんだけど、確証がもてない。市民に紛れ込んでいるのだろうと。まだ成果が無いと互いに首を横に振った。
後は直接探ってみるしかないか……。
相真は思い切って、目についた果物の露店に立ち寄り、話しかけてみることにした。
売り子は彼より少し年上の優男だ。
「この街は皆さん、明るく過ごしているんですね。自警団がよほど信頼できる方たちなんでしょうか」
笑顔でリンゴを用意していた優男の手が止まり、探るように相真を見る。
「どこで聞いた。あんなもん、そんな大層なものじゃないよ」
「それでも、お話伺ってみたいです。街を守るって凄いです。お会いできたらいいのですが……」
これ以上は怪しまれるかと引き下がろうとした時だ、待ちきれなくなったソラと由紗が声を掛けて来た。
「どう? 何かあった時のために、自警団の集会所の場所が分かれば良いんだけど」
「なんだい、可愛い子を二人も連れて……訳ありか?」
ヘラヘラと笑っていた優男が、急に声を潜めた。
ここは話を合わせていた方がいいと、目配せをし合い頷く。
「何かあった時って、追われているのか?」
本当に心配しているのだろう、優男は大変だっただろうと、どんどん話を進めていく。
「出来れば自警団の人に、街の事に詳しい方につないで欲しいのですが」
もう一押しと、由紗が不安げに顔を伏せて見せる。
「任せておけ。何を隠そう、俺も自警団の一員だ!」
困っている女の子を放ってはおけないと、優男は胸を張り集会所の場所を教えてくれた。
正確には集会所の場所を知る方法。
「空地の子供達が、知っているとは思いませんでした。合言葉は”鬼ごっこ"ですか」
簡単に見つからなかったわけだと、由紗は軽く息をついた。まさか、決まった集会所は無く、毎日ビスキュイが子供達に託して今日の集会所を仲間達に伝えているとは。
ドイツ軍を警戒しているのだろう。道理で自警団らしい視線は感じても、人影が見られなかったわけだ。規模は分からないが、人数は多そうだ。
何とか、大体の進軍予想や街の地理。自警団の集会所も分ったし、情報は十分集まっただろう。
ディアボロス達は、今日の集会所へと向かった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【完全視界】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV2が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
リオニー・シュタイナー
占領地だからと言って人々が生活し日々の営みを行う街であることに変わりはないわ。戦う術を持たない市民の安全を最優先とするべきね。
機械化兵の私が市民に取り入った所で帝国の走狗だと変に勘繰られるだけでしょうし、自警団との直接接触を図ります。
市民が帝国への脅威を覚えているのであれば、そうね……差し当たっては流れの用心棒を名乗りましょう。
帝国の機械化兵に真っ向から立ち向かうには、機械化兵である私程適した人材はいなくてよ?
必要であれば自警団との模擬戦もやぶさじゃないわ。
私の目的はあくまでディアボロスの有用性を示し、自警団との協力を取り付ける事。
交渉事や作戦立案は他の仲間に任せるわ。
同じ時、リオニー・シュタイナー(第六世代型汎用強襲殲滅決戦兵器・g02088)も自警団を探していた。
一瞬見ただけでは気付かないが、彼女の身体はサイボーグである。
(「人々が生活し日々の営みを行う街であることに変わりはないわ。戦う術を持たない市民の安全を最優先とするべきね」)
街の様子を見ながら、リオ二―は自警団の雰囲気のある者を探す。
丁度、目の前に休憩をしている大工なのか、体格の良い男達の集団が目についた。
(「機械化兵の私が市民に取り入った所で、帝国の走狗だと変に勘繰られるだけでしょうし、ここは……」)
「私は、流れの用心棒よ。この街で仕事はないかしら?」
誰が自警団か分からないが、きっと一人ぐらいは居るはずと、とりあえず当たってみる。
嬢ちゃんがとぶしつけに見下ろしてくる大男に、リオニーは毅然と胸を張った。眼鏡とおでこが眩しい。
「帝国の機械化兵に真っ向から立ち向かうには、機械化兵である私程適した人材はいなくてよ?」
疑うのならと、アームキャノンを軽くお披露目すると男達の眼の色が変わった。
怒り、恐怖、動揺。嫌な複雑な感情が広がる。ドイツ帝国の脅威を思い出したのだろう。
だが男達は、そこで怯えているだけの者ではなかった。
「俺達は、この街の自警団だ。用心棒の件考えさせてくれ」
団長に確認を取ると、難しい表情で答えた。
苦戦🔵🔴🔴
緋薙・紅花
まーたトルナード・へクセですかーもー
また蹴り倒してあげないと!
そのためにも
まず住民の皆さんの安全が第一ですね
なるほど?
自警団に入るには実力を見せつける流れ?
それでは披露しましょう
わたしの≪魅了する脚≫を!
たぶん鉄くらいならへし折れるんじゃないかと!
お判りいただけたでしょうか!
入るにあたって偉い人とお話しできると嬉しいなー
団長さんとか!
挨拶したらちょっと提案
避難訓練しませんか?
え?何で必要かって備えあれば患いなし!
何事も知っているのと知らないのでは大違いなのです
その場で戦って守るのと逃げながら戦うのではまた違いますし
何がどう転ぶかわからないのなら
打った手の数だけ希望が広がると思いませんか?
ウルスラ・オルデンブルク
民間人を拉致して戦闘兵に作り変えるなんて……。
私程度でもこの街の人々を救えるというのであれば、尽力は惜しみません。
街に潜入していた仲間達から情報をもらい、ビスキュイさんか、
それが難しければ知り得た中で一番役職の高い方に状況を知らせましょう。
包み隠さず、すぐ近くまでドイツの軍隊が進軍してきていると。
過去の襲撃を思えば無下には出来ないはずです。
その上で人員配備の提案を。
非戦闘員は街の中で一番大きな建物か、入れない人が出るならその近隣に集合し、
そこを中心に自警団員を互いに連絡の取れる最大距離毎に等間隔で配置するのです。
そうすれば敵の進軍経路を最速で割り出せ、自警団も街も最小限の被害に抑えられるはず。
相原・相真
自警団に会いに行き、改めて協力の申し出を行います
俺たちが多少強くても、あなた方と協力できなければ街を守ることは出来ない。
だからお願いします。
俺たちにこの街を守る手伝いをさせてください…!
誠心誠意、頭を下げて頼みます
頭くらいいくらでも下げますよ
わかっていたのに助けられなかった、そんな後悔したくないですから
協力を受けてもらえたなら、
他の皆さんの案に加えて自警団にお願いを
「敵に察知されないよう、避難は襲撃が来てから」
「自警団の方たちは戦闘よりも市民の避難誘導と安全確保を最優先」
分担は必要です
俺たちは敵を倒す、自警団の皆さんは市民を守る
どっちが欠けてもダメなんです
アドリブ・連携歓迎です
●つなげる者
教会の礼拝堂。そこが、今日の自警団の集会所になっていた。
仕事の合間に立ち寄ったり、又は手伝いに来ていた者であったり。極自然な雰囲気で、様々な人が集まって来ていた。それこそ老若男女問わずといった雰囲気だ。
とは言え、やはり主力は行動力のある若者になるのだろう。元軍人ではないかと思われる者も交え、奥の方で地図を広げ、難しい顔で話し合っている一団が目に入った。
「民間人を拉致して戦闘兵に作り変えるなんて……」
きっと彼らのような人間を狙うのだろうと思考を巡らせ、ウルスラ・オルデンブルク(Trauriger Soldat・g04830)は嫌な寒気を感じた。
家族はどうであったか、きっと静かに眠れたはずだ。もし、ドイツ軍に利用できる価値があったとしたら……。
そこまで考え、嫌な気持を払うように頭を振るった。
「新顔か、それとも訳ありの旅人さんの方か?」
入り口に立ったままのディアボロス達に、やけに軽い調子で青年が声をかけてきた。
「そこまで進軍してきているドイツの軍隊の事で提案があるのですが、一番役職の高い方……もしくは参謀のような方とお話しできないでしょうか?」
バラバラに動いていた自警団の面々が、一瞬沈黙し入り口の方を注目する。
刺激しないよう丁寧にウルスラは伝えたが、それでもドイツの名の影響は大きかった。
どうするか戸惑っている自警団達の奥より、ゆっくりと一人の男が進み出てくる。
「話を聞かせて貰おうか?」
そう現れた男は、ビスキュイと名乗った。
話し合いの席へと案内された、ディアボロス達は自分達が何故ここに来たのか、ドイツ軍の進攻がどんな状況なのか包み隠さず伝えた。
「俺たちが多少強くても、あなた方と協力できなければ街を守ることは出来ない。だからお願いします」
相原・相真(人間のガジェッティア・g01549)は、頭を机にぶつける勢いで下げた。
「俺たちに、この街を守る手伝いをさせてください……!」
「この街の人々を救えるというのであれば、尽力は惜しみません」
話を静かに聞くと、ビスキュイはディアボロス達を見回した。
「信頼にたる証拠は?」
ドイツ軍がいつか侵攻してくるであろうことは覚悟している。この街はそういう場所だ。
だからこそ、何でも簡単に信用するわけにはいかない。自分が見て聞いた物で判断するしかない。
情報なのか、実力なのか、それ以外の何かか。
「なるほど? それでは披露しましょう。わたしの≪魅了する脚≫を!」
実力を見せるのなら直ぐにでもと、緋薙・紅花(サージェナイト・g03888)が、宙を蹴ってみせる。
そういう造りの衣服だと分っていても、自然と捲れた服の隙間に、彼女の脚へと自警団の男達の眼が吸い寄せられる。
立ち合いをしてもと何人かが手を上げたが。
「たぶん鉄くらいなら、へし折れるんじゃないかと!」
トルナード・へクセを、また蹴り倒してあげるつもりだと、悪気無く告げられた紅花の言葉に複雑な表情を浮かべた。
そこに、一人の子供がビスキュイに何やら耳打ちをして去って行く。暫し思案するよう軽く目を伏せ、ビスキュイはゆっくりと口を開く。
「用心棒を名乗る機械化兵の女性は、君達の仲間か?」
その問いかけに、ディアボロス達は頷く。
「……俺達に協力する理由は?」
「わかっていたのに助けられなかった、そんな後悔したくないですから」
相真は、眼を反らさず答えた。
今度は少し長くビスキュイは思案し、そして深く息を吐いた。
「いいだろう、協力しよう。いや、協力してくれというのが正しいか」
苦笑交じりにビスキュイは応え、一気に自警団が襲撃に備え動き出した。
避難訓練という名の戦闘訓練は、紅花が。
「まず住民の皆さんの安全が第一ですね。避難訓練しませんか?」
備えあれば患いなしと、提案した。
「その場で戦って守るのと、逃げながら戦うのではまた違います」
何事も知っているのと知らないのでは大違い。特に今回行おうとしているのは、撤退戦。自警団には、歩兵部隊への攻撃と市民の安全をお願いするのだから。
「何がどう転ぶかわからないのなら、打った手の数だけ希望が広がると思いませんか?」
そう笑顔で、屈強な男達を引きつれ、外へと出ていった。
人員配備などの提案は、ウルスラが。
「非戦闘員は街の中で一番大きな建物か、その近隣に避難し……自警団を……」
地図を広げ、仲間の情報より予測されているドイツ軍の進路から配置案や避難経路を考えていく。
部隊は二つ。挟撃されるような配置には出来ない。人々も街も最小限の被害に抑えたいと願い、話し合いは続いた。
団員からの報告を受けながら、ビスキュイも色々と動いていた。
ドイツ軍に気付かれないよう、市民には避難準備をして待機するよう伝達を。戦える自警団員には、襲撃への備えを。
「これでいいんだな」
「はい。ドイツ軍はもう動いています。敵に察知されないよう、避難は襲撃が来てから行った方が安全です」
ビスキュイは相真に確認しながら、ドイツ軍なら逃げる人を見逃さないかと険しい表情を浮かべた。ただ逃げ出せば、全ての敵戦力が向かう可能性もある。
「自警団の方たちには、市民の避難誘導と安全確保を最優先に歩兵部隊を」
敵の数、護る者の数。どちらからしても分担は必須。
「俺たちは精鋭部隊の師団を直接叩きます」
どっちらも欠けること無いように。ビスキュイはと相真は、固く握手を交わした。
街は静かに、人々は様々な想いを抱き、眠りにつく。
来なければいいと望んでも、その日は確かにやって来る。
遠くでドイツ軍が軍靴を踏み鳴らし、駆動音を上げ迫っていた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【避難勧告】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
【託されし願い】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【アヴォイド】LV1が発生!
ラッツベイン・ホーエンツォレルン
ぐふふふ…(注:笑い声)
ドイツ軍は相変わらずだね。ラッツベインお嬢様(注:自動人形)と一緒にオシオキしないとね。
ざくくくく...(注:笑い声)
ラッツは銀糸で前衛。
お嬢様は短機関銃で後方支援をお願いだね。
銀糸を戦場に張り巡らせ、糸にかかった敵を捕縛して、もがいているところをお嬢様が射撃していくよ。
綺麗なお嬢様が汚れたり、怪我したりしたら人類の損害だからね。
え、人形遊びだって?君たちの目は節穴のようだね。
そんなんだから…ほら(銀糸で捕縛する)
もう逃げれないよね…それじゃあ、レッツダンシング(天衣無縫で同士討ちさせる。)
げぇ~るぐぐぐぐぐ(注:笑い声)
アドリブや他のディアボロスとの共闘はOKです。
レオネオレ・カルメラルメルカ
『イヒヒヒ。あっしはしがないウィザードでさぁ…。』
一人称は「あっし」
二人称は年上・同年代「(名前)のダンナ(姐サン)」
年下「(名前)の坊っちゃん(お嬢ちゃん)」
他者との連携やアドリブOKです。
言動は三下ですが、実は演技で相手を油断させてからの攻撃が好きです。
演技が通じないとなると粗暴になり、一人称も「オレ」になります。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
緋薙・紅花
自警団の人が協力してくれて助かりました
これで住民の方はお任せして大丈夫ですね
よーし、ここからが本番ですね
気合入れて、紅花いきます!
まずは【避難勧告】で危険地域を皆さんにお知らせしつつ
わたしたちはクロノヴェーダを倒しに行きます
自警団の人含めた一般人の人がまだ逃げきれていないようなら
「一般人の人をディフェンスする」
≪秘伝・緋炎陣/刃の舞≫防 を使って
わたしに防御結界を展開、敵の攻撃を受け止め
「さぁ今のうちに!」
皆さんの避難をフォローしますね
後顧の憂いを断った後は攻撃に転じます!
≪秘伝・緋炎陣/刃の舞≫をいったん解除
そして再び≪秘伝・緋炎陣/刃の舞≫攻で反撃です!
炎の刃で燃やし斬ってあげましょう!
相原・相真
俺たちがもっと強ければ街に被害を出さずに皆を守れる。
でも、そんなのは無理なんだ。
だからせめて、やれることをやらないと。守るため、助けるために。
事前に[発明]で通信機を準備し、使用可能か確認
大丈夫ならビスキュイさんに預けます
残留効果2はすべて使用
前線を【飛翔】で移動しながら戦闘
【フリージングミサイル】で敵の足止めを意識しながら戦います
通信が可能なら通信で、無理なら余裕があるときに自警団に接触して避難状況を確認
避難の進行が遅れている場所やゾルダートに襲われている場所があればそちらに向かい、
【避難勧告】を使いながら「一般人をディフェンス」
避難が完了するまで周辺の敵の相手をします
アドリブ・絡み歓迎です
●開戦の響き
日が昇り始めるのに合わせ、ドイツ帝国軍が侵攻してくる。
前線である歩兵部隊は、読み通り左右に展開し一斉に街の防壁に取りついた。
防壁といっても、自警団や街の人達が造り上げた簡単なものだ。あまり時間を稼げるものではない。だが、それでいい。
敵に気取られない様、飛翔し動きを探っていた相原・相真(人間のガジェッティア・g01549)は、ビスキュイと仲間達に通信機で連絡を入れた。
防壁近くに待機していた、ビスキュイを始めとする自警団の戦闘員は歩兵部隊に奇襲を仕掛ける。その勢いも戦力も十分。
互いの銃声音が鳴り響き、複数の爆炎があがった。
そしてドイツ軍の進軍してくる正面。薄紫に明けていく国境の空に、緋色の焔が舞い結界を成す。
「よーし、ここからが本番ですね。気合入れて、紅花いきます!」
周囲へ避難勧告を発しながら、緋薙・紅花(サージェナイト・g03888)が身構える。
「さぁ今のうちに!」
事前に示し合わせた通り、戦闘に向かない自警団が中心に市民達の避難が行われる。これなら、避難が完了するまでそう時間は掛からないだろう。
(「これで住民の方はお任せして大丈夫ですね」)
護りの確信を得ている一方、街の応戦の速さと正面で起こった強い力に不審感を抱いたトルナード・へクセは、師団の一部を侵攻させようとした。
「ぐふふふ……」
「イヒヒヒ……」
前方から二つの笑い声と、四つの影が現れる。
一つは小柄で乳白色の髪を揺らし、顔に傷のある女性。ラッツベイン・ホーエンツォレルン(精神破綻した元お嬢様の成れの果て・g04940)とお嬢様。いや、人形か。
もう一つは、手足の長い長身の男。レオネオレ・カルメラルメルカ(路地裏に潜む陰竜・g03846)とその人形だ。
両者共に真意の底は見えないが、眼前のドイツ軍に複雑な感情を抱いているようである。
「ドイツ軍は相変わらずだね、ラッツベインお嬢様。一緒にオシオキしないとね」
ぐふぐふと笑いながら、ラッツベインは銀糸を構える。
「ラッツは前衛。お嬢様は短機関銃で後方支援をお願いだね」
人形を下がらせるスタイルのラッツベインの様子に、レオネオレは成程と察し前へと出た。
師団のインファントリー・ゾルダートが、一斉に腕の銃口を向ける。
「てーッ!」
指揮官の号令に合わせ、次々と砲撃が行われる。響く砲声は音楽のように、飛び交う弾丸がリズムを刻む。
襲い掛かる攻撃に臆することなく、弾丸が頬や服を掠めたとしても、手繰る糸は敵を捕える。
空中で制動した相真は右の機構腕を構え、凍結弾精製装置からミサイルを発射する。
敵は装甲版を構えるも、被弾と同時に封じられていた冷気が襲う。
「徹甲弾発射。てーッ!」
凍りかけた前衛の後ろより、号令に合わせ敵が徹甲弾を放つ。
飛来する弾丸の直撃を何とか回避しつつ、次の攻撃へ。
戦場に張り巡らされた無数の糸が、緋色の円陣結界が降りかかる弾丸を防ぐ。
紅花も合流したようだ。
「綺麗なお嬢様が汚れたり、怪我したりしたら人類の損害だからね」
ラッツベインは、そのまま進軍してきた敵を絡め手中に落とす。
「もう逃げれないよね……それじゃあ、レッツダンシング」
キリキリとラッツベインが手繰る糸は、敵を操り踊らせると互いに砲撃を撃ち込ませ。レオネオレの操る人形と繰り出すダンスマカブルで、次々と連続攻撃を仕掛け敵を押し返す。
「炎の刃で燃やし斬ってあげましょう!」
三度舞うは攻めの舞い。砲撃の向こうより、手斧を振りあげる敵を捕らえ、無数の炎刃が斬り付け、傷口より広がった焔がその身を燃やす。
想定外の戦力に師団の統率は崩れ、次々と倒れていった。
機動が強みでもある機械兵にとって、氷に糸にと動きを奪う攻撃を繰り返され、思うように力を発揮できなかったのも要因の一つであろう。
後、もう一息。
「ビスキュイさん、聞こえますか。そちらは、どうですか?」
通信機の向こうに相真は問いかけた。
『ザ、ザザッ……こちらビスキュイ』
少し間があって、ビスキュイが応える。
自警団の戦闘員はサイボーグの歩兵部隊を沈静化に成功したようで、念のため避難している市民達の護衛に合流しようとしているところであった。
『ちょっと建物がやられたが、全員生きている』
声は、少し疲れが滲み出ていたが全員が生きていると聞き安堵する。だがもしかすると怪我人は出たのかもしれない、戦争である以上無傷というわけにはきっといかないのだろう。
「俺たちがもっと強ければ……。だからせめて、やれることをやらないと。守るため、助けるために」
自警団の頑張りに応えるためにも。ディアボロス達は、この戦場を戦い抜く。
師団を壊滅せんと一気に畳み掛ける。
「げぇ~るぐぐぐぐぐ」
お嬢様を守るように動きつつ、ラッツベインは敵を捕縛し、すかさずお嬢様が機関銃を撃ち込み沈黙させ。
相真がフリージングミサイルを撃ち込んだところに、レオネオレと紅花が次々と攻撃を仕掛ける
「行きます……!」
放たれたミサイルの冷気で脚の凍り付いたインファントリー・ゾルダートは、腕の砲を構える。
「緋は火なりて」
退魔の炎が緋色の円陣結界に閉じ込め、敵を斬り付けた。
これで師団の兵は片付いたと、紅花は密かに息をついた。残るは……。
トルナード・へクセが上空へと飛び上がり、レーザーを一閃させた。
朝日の中に、彼女の不気味なシルエットが浮かぶ。
「兵を全て倒すとは、面白い。私を愉しませてくれるのだろう」
その目が戦いの期待に、鈍く光った。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【未来予測】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
【命中アップ】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
ラッツベイン・ホーエンツォレルン
げぇ~るぐぐぐぐぐ...。
引き続き参加ですね。
お嬢様の素晴らしさをとことん教えてやりがりますよ。
(ネメシス形態が発動して普段眼帯で隠している機械化された右目がむき出し&赤光点灯)
残留効果の『光学迷彩』で隠れてアヴァタール級に奇襲をかけるよ。
ぐふふふ...油断大敵。怪我一生。
『未来予測』で一秒の未来を予知して敵の回避方向へお嬢様の短機関銃による射撃とラッツの暗器(鉄球)で攻撃して、怯んだすきに銀糸で『捕縛』だよ。
動きを止めた一瞬に屍山血河で鏢(メイド服のどこからに隠して)で急所に刺して行動を封じるよ。やっぱりわずかな時間だけどね。
アドリブや他のディアボロスとの共闘はOKです
紅・十華
「クロノヴェーダに鉄槌を」
事件については現地の人間は弱くは無いがクロノヴェーダの脅威を感じる。
「雷よ我が身に宿て敵を討て、我が敵に死の舞踏を与えん。我が身を雷へと昇華せよ!!オーダー!ダンスマカブル・アルヴィトル!!」
トルナード・ヘクセの「ヘクセンドリル(SPD)」に対し、パラドクス「展開-雷撃舞踏・全能変生(オーダー・ダンスマカブル・アルヴィトル)」を使うことで、ダブルの効果を期待し使用する。
同旅団メンバーが居れば特に連携を意識します。他のディアボロスとも連携して戦える場合は、可能なら、援護する。
勝利のため、ネメシス状態を使用も考慮し、他のディアボロスを不利にするような行動はしない
ソラ・フルーリア
自警団もなかなかやるじゃない!
じゃ、アタシ達はアタシ達にしか出来ないことをやりましょ!
(ネメシス化により四肢に赤い呪紋が浮き上がっている)
さぁ、どうかしら?
愉しむ暇もなくスクラップになっちゃうかもしれないわよ!
【飛翔】で飛び立ちつつ挑発して、敵の目をこちらに向けるわ!
敵の攻撃は空中で躱しつつ【羨望と幻惑の最大光量!】、行くわよ!
最後の魔力弾も【全力魔法】でトドメを刺してあげる!
光を出せるのがアナタだけだと思わないことね! たっぷり喰らいなさい!
敵の反撃は【未来予測】も使って何とか避けたいわね。
アタシのが当たらなくても敵の目を引き付けられれば十分!
隙を突いた皆の一撃が当たれば御の字ね!
緋薙・紅花
よーし、出てきましたねトルナード・へクセ!
張り切っていっちゃいますよー!
今まで貴女ではない貴女(別依頼のトルナード・へクセ)と
この≪我々流・旋風脚『紅桐花香』≫で張り合ってきました!
今回もばっちりぶっ飛ばしましょう!
「花と侮るなかれ! 風に舞いし花弁とて触れればただですみませんよ!」
突風に対しては脚に纏わせた風で
回し蹴りを突風に叩きつける感じで相殺です!
パワー負けして吹っ飛ばされたとしても
どうにかしのげるレベルまで減衰できるはず
体勢を立て直したら、速攻で間合いを詰めつつ、
脚に『スカーレット』を集中、硬度を補強
「女は度胸!真っ向からいきます!」
わたしの脚と貴女のドリル、どちらが上か勝負です!
相原・相真
ゾルダートは片付いてあと一息。
でも、決して油断はしません。
この街の人たちを守るため、必ず勝ちます…!
残留効果2は全て使用
【飛翔】しながらトルナード・へクセと戦闘を行います
基本他の方たちの攻撃のチャンスを作るため攻撃を引き付け、
敵の動きが鈍るなどチャンスを見て
【機構腕・超過駆動】で攻撃します
敵の方が空中戦に長けている
なら、こちらは[勇気]をもって反撃を恐れず突撃を
その際には【託されし願い】を使用
俺たちを信じてくれた人たちの気持ち、拳に込めて叩き込みます
倒せたら、ビスキュイさんたちに連絡して安心させてあげたい
貴方たちのおかげで勝てました。ありがとうございます、とも伝えられたら
アドリブ・連携歓迎です
藤菱・由紗
戦う力を持たない人に刃を向けた、その罪。
滅びを以て償っていただきましょう
右手に刀、左手に自動拳銃を保持して、近距離戦を仕掛けます
主な攻撃は刀で、銃は補助とし
基本は銃で足止め、刀で有効打を狙います
一度自身の間合いに踏み込んだら銃を収めるか、余裕がなければ投げ捨て、斬りかかりつつ隙を窺い“一閃“を仕掛けます
基本一度詰めた間合いは堅持しますが、味方の間接攻撃が あるようならタイミングを図っての離脱も考慮しつつ戦います
●血の無い鼓動
ジェット噴射で加速したトルナード・へクセが、切り裂くような勢いで相原・相真(人間のガジェッティア・g01549)の脇を掠めていく。
風圧で軽く服が切り裂かれ、黒煙と独特な油の臭いが漂う。
まともな空中戦では分が悪いか。機構腕の銃を連射するも、追いつかない。
そのままトルナード・へクセは大きく旋回し、両腕のドリルをディアボロス達に向ける。
高速回転するドリルによって周囲の空気が集まり、強烈な風が巻き起こる。
「よーし、出てきましたねトルナード・へクセ! 張り切っていっちゃいますよー!」
今回も負ける気は無いと、緋薙・紅花(サージェナイト・g03888)は飛び上がりながら回し蹴りを放つ。
両者の風がぶつかり合い、弾ける。
風の勢いで吹っ飛ばされるも、紅花は直ぐに飛び起き、真っ直ぐ相手を睨みつける。
「女は度胸! わたしの脚と貴女のドリル、どちらが上か勝負です!」
「強い女は良い。もっと私の胸を昂らせなさい」
「さぁ、どうかしら?」
笑みを浮かべ、ソラ・フルーリア(歌って踊れる銀の星・g00896)は、敵よりも高く飛翔した。
挑発するように、拡声杖のレゾネイトを構えるソラの四肢には、ネメシス化による赤い呪紋が浮き上がっている。
「愉しむ暇もなくスクラップになっちゃうかもしれないわよ!」
撃ち込まれる魔弾を避け、急降下するトルナード・へクセの眼前に、藤菱・由紗(刀術士・g01827)が飛び込み切斬り上げる。
ドリルと競り合った刃から、火花が散った。
「戦う力を持たない人に刃を向けた、その罪。滅びを以て償っていただきましょう」
反対の手で自動拳銃の引き金を引くと、由紗はボディに撃ち込みながら後方へと身体を逃がす。
さすがは鋼の身体。多少の傷は付くものの、ダメージを感じている様子はない。そのままドリルの腕を突き出し、突進してくる。
その傍らで、空気が揺れる。
「ぐふふふ…...油断大敵。怪我一生」
光学迷彩で姿を隠していた、ラッツベイン・ホーエンツォレルン(精神破綻した元お嬢様の成れの果て・g04940)が、銀糸に捕え短機関銃を放つ。
眼帯が外れ、機械化された右目がむき出しになる。既にネメシス形態になってる、その瞳は赤く光を灯していた。
「クロノヴェーダに鉄槌を」
トルナード・へクセのジェットの接合部に、紅・十華(千変万化の魔女・g01223)の戦乙女の名を刻んだ聖剣が深く突き刺さる。
「雷よ我が身に宿て敵を討て、我が敵に死の舞踏を与えん。我が身を雷へと昇華せよ!!」
十華の身体から剣へ、青白く放電が奔る。
「オーダー! ダンスマカブル・アルヴィトル!!」
放たれた雷撃は、聖剣から直接トルナード・へクセの体内へ。
「逃さないわよ!」
もう一撃と、十華が続けざまに雷撃を撃ち込む。
トルナード・へクセの全身に雷が奔り、激しい音をあげ放電すると、一瞬動きを止めた。
体内の駆動や心臓部のどこかを、損傷したのかもしれない。
「80%、100%、……120%!」
降下することで速度を増しながら、相真は拳の出力を上げていく。
いくつもの託されし願いが、さらに力をくれる。
この戦いが終わり、元の生活に戻れるようにと、信じ願う市民と自警団達の想いが。
「行きます……!」
迫る相真の拳が、見上げたトルナード・へクセの赤い目に映る。
限界出力を超えたアームズアーム・オーバードライブが顔面に決まり、トルナード・へクセの身体は、地を激しく転がった。
鋼の鼻も見事にひしゃげているが、それを痛む感覚は彼女には無い。
(「あと一息」)
相馬の攻撃に続くように、回り込んだラッツベインがメイド服の裾を翻し、隠し持っていた鏢を首の辺りに突き刺した。人であれば動脈などがある場所だ。
屍山血河の与えるダメージは、トルナード・へクセの身体を繋ぐ回線の数本を断つ。
睨み合う、両者の赤眼の光が強まる。憎悪でも宿ったかのように、赤く、赤く。
「お前ハ実験体か。ソ……」
「げぇ~るぐぐぐぐぐ
...…!」
全てが言葉になる前に、ラッツベインお嬢様の短機関銃が火を噴き、銃声と笑い声に掻き消され、土煙に包まれた。
束の間の沈黙が訪れ、ゆっくりと土煙が辺りに漂う。
次の瞬間、土煙の内より赤いレーザー光線が一閃したが、攻撃を未来予測していたディアボロス達は、それぞれ攻撃をかわした。
臆することなく、由紗は自動拳銃を撃ち込みながら、間合いを詰めていく。
銃弾は全て、トルナード・へクセのドリルの腕に弾かれているが想定内。
「本当の一閃、見せてあげましょう」
自分の間合いまで距離を詰めると、由紗は自動拳銃を手放し、柄に手を掛ける。
「この一刀を以って、阻む全てを斬断せん。避けること能わず、防ぐこと叶わず、ただ虚しく骸を晒すのみ……」
抜刀と共に一刀が放たれる。
「一閃!!」
とっさにトルナード・へクセはドリルで刃を受け止めようとするが、由紗の一刀はドリルごと腕を斬り飛ばした。
「ワタシの腕ヲ……」
低く軋むようなジェット音をあげ、トルナード・へクセは再び飛びたった。
その身体のあらゆる関節部から煙をあげ、片方のジェットは停止している。少しバランスを取りにくそうにしているが、まだ十分に飛ぶことは可能なようだ。
ジェット噴射で乱れた衣装を整え、ソラは空のステージに飛翔する。
「自警団も皆も、なかなかやるじゃない! 光を出せるのがアナタだけだと思わないことね!」
朝日に銀のポニーテールを揺らし、召喚するのは巨大なステージライト。
「たっぷり喰らいなさい! 羨望と幻惑の最大光量! 行くわよ!」
昇る日差しよりも眩しい光が、照射する。
強力な光と視線を交差させてしまったトルナード・へクセは、蒸発現象を引き起こしディアボロス達の姿を見失う。
眩し過ぎたようねと、悪戯っぽく笑みを見せるソラは、チャージした魔力弾をぶつけた。
まともに攻撃をくらったトルナード・へクセは、頭から落ちていく。そこに紅花の声が聞こえてくる。
「貴女ではない貴女と、この脚で張り合ってきました。これで最後です!」
復活したトルナード・へクセの視界に、迫る紅花の姿が見えた。
「最ゴ、マで愉シまセて……コの高鳴リを、もット……」
残された腕を突き出し、ドリルを高速回転させドリルトルナードを放つ。
「花と侮るなかれ! 風に舞いし花弁とて触れればただですみませんよ!」
上と下から、強烈な風同士がぶつかり合い、今度は紅花の方が勝った。
トルナード・へクセの巻き起こした風を、掻き消し高く。まるでボールか何かのように、胴から頭を千切り吹っ飛ばした。
「あァ、タノシ
…………」
地を数回転がった頭は赤い目を数回明滅させ、完全に沈黙した。
日が昇っていく。
避難していた人達は、自警団に警護されながら街へと戻っていく。負傷した自警団達も、互いに肩を貸しあい表情に安堵が浮かんでいる。
『貴方たちのおかげで勝てました。ありがとうございます』
ビスキュイが持つ通信機の向こうから相真の声がする。心なしか疲れの色が滲み出ていたが、彼らが無事だという事は報告してくれた内容からも分かる。
「礼を言うのは、俺達の方だ。本当に助けてくれてありがとう。心から感謝する」
街に戻れることに喜ぶ子供達の姿を、ビスキュイは嬉しそうに見つめていた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【傀儡】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
【託されし願い】がLV2になった!
【一刀両断】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
【ダブル】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV6になった!
【先行率アップ】LV1が発生!
【命中アップ】がLV2になった!