リプレイ
袁・雀蜂
・行動
中華獅子で獅子舞踊りを舞いながら街中を練り歩く
(活性化中のディアボロスカード参照)
・内容
用意した獅子頭を被っておめでたい雰囲気を出しつつ爆竹で人を集め
伝統的な獅子舞を舞う(ジャンプ、ダンス、歴史知識、歌唱)
人が集まって来たら獅子頭で噛んで見せたり
【口福の伝道者】で春節祝いの年越し餃子を出して配り
一緒にお祭りを盛り上げる。
・セリフ
始めの口上
「さあさあ、寄ってらっしゃい!
これより始まるは南方獅子の舞い!
武侠たちにより伝承されし獅王争覇の激しい踊りをとくとご覧あれ!」
配る時
「さあ、おめでたい年越し餃子だよ!
餡がたっぷり入ってるから美味しいよ!
栗の実入りの当たりは今年一年中福がやって来るよー!」
夏候・錬晏
※連携アドリブ歓迎
この時代では生きるのに精一杯だよな
老師や大人はともかく、若者や子供らは初めてか
年に一度の行事だ。盛大に祝うものだと覚えてもらおう
爆竹も懐かしい
朱殷闘刀で小刀を作り一節ずつ切り分け
村の入口の開けた所で火をくべて準備
近づかないように地面に線を書いておこう
「爆竹というんだ。音で厄を遠ざける。ああ線を越えるなよ」
子供が近づいて来たら危険が及ばないように側に寄って
爆ぜる様子を一緒に眺める
食料は粥を中心に焼き鳥や肉団子、饅頭もそろえて豪勢に
果実も多く用意して、子供ら用に果実を絞った飲み物を用意しよう
太鼓なら残るだろうか?
手持ちのもので音を鳴らし獅子舞を盛り上げる
俺も偃月刀で踊るかな
「ああ、あの方達のお仲間さんか!」
ディアボロス達が以前村の建て直しに手を貸した商人の仲間である事を告げると、村長を名乗る男は甚く喜んだ。傷兵を率いていた什長が、現在は村のまとめ役をしているらしい。
「ただでさえ返せるかわからねえ恩があるってのに……これ以上何かして貰うのも悪い気がするな」
申し訳なさそうな顔をした村長に、夏候・錬晏(隻腕武人・g05657)は笑んで首を横に振った。
「折角無事に年を越せたんだ。共に祝わせてくれ」
冬と言えど農作業に休みは無い。春に向けた土作りの為に外に出ていた住民は、耳慣れない炸裂音に飛び上がった。
「な、何だ?」
「村の方からだ」
顔を上げれば、村の入り口に――獅子が居た。ぎょろりとした金瞳が住民達に向けられ、小さな悲鳴が上がる。
「よく見てみぃ。ありゃ、人だ!」
獅子頭の下から覗く身体は、どう見ても女性らしい曲線を描いている。住民達が見守る中、獅子は小刻みに首元を震わせた直後、大きく跳躍した。わあと歓声が上がる。
「さあさあ、寄ってらっしゃい! これより始まるは南方獅子の舞い!」
獅子の中で袁・雀蜂(ホーネットガール・g01434)が声を張り上げれば、人々は野良仕事をする手を止め、ぞろぞろと雀蜂の下へと集まっていく。
「武侠たちにより伝承されし獅王争覇の激しい踊りをとくとご覧あれ!」
基礎に洪拳がある事が、北獅との大きな違いだろう。紅白の毛皮で飾られた金獅子はそれなりの重量があるはずだが、雀蜂の動きに淀みは無い。威嚇するように低い姿勢で首を左右に振っていたかと思えば、次の瞬間には観衆との距離を詰め、大きな口を開いて喜ばせた。アクロバティックな演技に喝采が上がる。
竹の爆ぜる音で舞獅を賑わせていた錬晏は近付いてくる気配を察し、竹を切っていた朱殷の刃を一旦しまった。
「それなにー?」
火の中から大きな音がするのを不思議に思う子供達が、錬晏の周りに群がってくる。
(「老師や大人はともかく、若者や子供らは初めてか。……この時代では生きるのに精一杯だよな」)
「爆竹というんだ。音で厄を遠ざける。ああ、その線を越えるなよ」
子供達は興味津々といった様子で、燃え盛る火に平気で近付こうとしていた。予め線を引いておいて正解だったと言える。
パァンッ!
竹が爆ぜる度にきゃあきゃあと高い声を上げ、子供達は大喜びだ。
「そんなに叫んでは、喉が渇くだろう」
持参した果実を取り出し、その場で絞る。錬晏がコップ代わりの小振りな瓢に注いでいると、――背後に忍び寄る、大きな影が一つ。
――かぷ。
「ぎゃあああ兄ちゃんが食われたあああ!!」
阿鼻叫喚。鮮やかな獅子にかぷかぷと頭を食まれながら、錬晏は振り返る。
「ちょうど良い所に来たな。水分補給してくといい」
「喉乾いてたんだ、ありがと」
獅子の下から顔を出した雀蜂は、受け取った器の中身を一気に飲み干した。錬晏はまだ呆然としている子供達に【口福の伝道者】で出した果汁を手渡し、煽るように言う。
「獅子に頭を咬まれると無病息災のご利益があるそうだ。恐ろしいなら無理にとは言わないが……」
「全っ然こわくねーし!」
子供達は雀蜂の周りに並び、一咬みされる毎に楽しげな悲鳴を上げる。その間に錬晏は食事の支度を始めた。
「消化の良い粥に、滋養のある肉を。大人達にも声を掛けてきてくれ」
「あ、ウチも年越し餃子持ってきたから出すね。栗の実入りの当たりは今年一年中福がやって来るよ!」
家族団らんを意味する『交(ジャオ)』と『餃』の発音が同じ事を掛けた縁起物だ。そういった内容を二人は説明しながら配り、村に春節の概念を浸透させてゆく。
雀蜂が扮する金獅子と、偃月刀を構えた錬晏が向かい合う。舞獅と剣舞の共演だ。子供達が青竹や鼓を打ち鳴らし、音に合わせて二人が交差する。村は、大きな熱気に包まれていた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】LV2が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
陳・桂菓
祭りといえば祝い酒だ。飲むぞ。
普段飲んでいるのは、果実酒を水で薄めた、度数の低い甘めの酒。飲むのは好きでもすぐ酔うから、強い酒は厳しい。
現地にそれらしい酒があればよし、なければ新宿から持ち込むことになる。
あとは肴。普段は魚介類の干物なんかを酒と合わせているが、祭りともなればもう少し気張った料理にしたいところだな。蒸し鶏とか、焼き魚とか。
何であれ食材は持ち寄り、屋台か何かを組んで調理することになるだろうか。
これが正しい祝い方かって?
春節の正式な作法など私も知らん。そもそも南蛮人で、漢族でもないんだし。
ただ、大事なのは節目を祝う心、次の節目までの無事を祈る心だろう。
細かいことは気にせず、飲むぞ。
黄泉王・唯妃
アドリブ&連携歓迎
ふむ、お祭りですか……。
なんか見たことあるのがいるみたいな気もしますけどそれぞれ楽しんでいるならいいでしょう。
さて折角ですし私も何か催しましょうか。
使えそうな効果が無かったので通常持ち込みだけですけど。
《桃饅頭》でも振舞いましょうか。
蒸してすぐ出せる分、それとライブクッキングをして作っているところを見せて皆さんの目を楽しませましょう。
「さあさあ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。ついでに食べて2度楽しい《桃饅頭》ですよ」
「おお、賑わってるな」
陳・桂菓(如蚩尤・g02534)の視線の先には、舞獅や剣舞で観衆を喜ばせるディアボロスの姿と、楽器代わりの板や青竹を打ち鳴らして囃し立てる住民の熱狂があった。村を訪れた桂菓に気付いた村民が、上機嫌で彼女を迎え入れる。
「お嬢さんも、ひとつどうだい?」
「あまり強くはないが、頂こう!」
小さな瓢に注がれた酒に顔を近付け、香りを吸い込み、口を付ける。――薄い。普段嗜むのは薄めた果実酒程度で、度数が高い酒を避ける桂菓ですらそう感じるような。味も香りも薄ければ度数も低い、出来が良いとは言えない酒だった。
(「新宿島で暮らすうちに、舌が肥えてしまっただろうか」)
よくよく考えてみれば、九醞春酒法のように丁寧な醸造法が用いられる酒は権力者の食卓にしか並ばない。この時代の農民が飲む酒としては、これが一般的なのだろう。それでも少ない備蓄の中から差し出された酒を嬉しく思い、桂菓は笑顔で飲み干して礼を言った。
「ふむ、お祭りですか……」
現地の人々にすら忘れられた祭りではあるが、戦乱が落とした影を少しでも払拭出来るのであれば、協力するのは吝かでない。黄泉王・唯妃(灰色の織り手・g01618)が村の中を見やれば、見覚えのある顔を見つけた。――あの笑顔は、十中八九酒が入っている。
「なんか見たことあるのがいるみたいな気もしますけど……それぞれ楽しんでいるならいいでしょう」
酒に強くなくとも、羽目を外すような真似をする者でない事はよく知っている。
「さて。折角ですし私も何か催しましょうか」
酒を勧めようとする村人を華麗に回避して、唯妃は村の中へと足を進めた。
「さあさあ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。ついでに食べて二度楽しい『桃饅頭』ですよ」
唯妃が住民の為に用意したのは、桃の形を模した包子。桃は三国時代よりも以前から縁起物として知られており、住民達は興味深そうに唯妃の手元を見ている。
「綺麗ね。私たちでも作れるかねえ」
「今から実際に作りますので、是非ご覧ください」
唯妃は蒸す直前の工程まで終えた物とは別に、ライブクッキングの為の材料も持ち込んでいる。幸い先行した仲間が調理の為に使っていた簡易的な竈があり、既に発動している【口福の伝道者】で人数分の確保も容易だ。
「こちらはもう蒸し上がった頃なので――」
唯妃が箪の蓋を開けると、横から伸びてきた黒い腕が、出来立ての桃饅頭をむんずと掴んだ。
「熱っ」
「熱いに決まっているでしょう」
唯妃が闖入者に口先を尖らせてみるが、桂菓は何処吹く風とばかりに桃饅頭を頬張った。彼女はむぐむぐと口を動かしながら、ぐ、と親指を立てて見せる。美味しい、という事らしい。その動作に唯妃は頬を緩め、くすりと笑う。
「残留効果を得るには私たちが食べねばなりませんからね」
まあいいでしょうと頷く唯妃の傍らで、寿桃を平らげた桂菓が持参した食材を取り出した。
「では私は肴を作るとするかな。普段は魚介類の干物なんかを合わせるが、祭りともなればもう少し気張った料理にしたいところだ。蒸し鶏とか、焼き魚とか」
「気張った料理、ですか」
むしろシンプルに思えるが――、排斥力を思えばちょうど良いのかもしれない。ちなみに饅頭の起源は三国志にあり、唯妃の桃饅頭は現地の食材で似た物を再現する事は十分に可能だと思われる。
二人が振る舞った料理は住民達に好評で、大いに飲み食いした者達から感謝の言葉が上がる。
「馴染みの無いお祭りですが、これで良かったのでしょうか」
小首を傾げる唯妃に、桂菓がからからと笑う。
「これが正しい祝い方かって? 春節の正式な作法など私も知らん」
このディヴィジョンの出身であっても、桂菓は漢人ではない。ただ、と続けた。
「大事なのは節目を祝う心、次の節目までの無事を祈る心だろう」
「――そうですね」
彼女の言葉が腑に落ちて、唯妃は頷いた。
「細かいことは気にせず、飲むぞ」
「結局それですか」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【落下耐性】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
レイ・シャルダン
連携・アドリブ歓迎です。
今この時を楽しんでもらう。
排斥力を考慮しなくても良いのなら
ボクの故郷の料理を楽しんでもらいましょう。
【アイテムポケット】で持ち込んだカセットコンロ、フライパンを取り出し
ドイツのソーセージを焼いてカリーヴルストを作ります。
【口福の伝道者】で数を増やして沢山の人に振舞いましょう。
冷めたらその場で焼き直せば良いのです!
ふふっ。
ジュ――って音と漂う香りがきっと食欲をそそってくれるはずです。
「此処より遥か西の国ドイツの料理です。是非食べてみてください。」
ボクたちが居なくなって記憶が薄れたとしても
あの時食べた何処かの何かは美味しかった。
少しでも残る物があるならとても嬉しいですね。
冰室・冷桜
ほーん、なるほど。邪気払い
折角聞いた豆知識ですし、有効活用してみましょうか
その場で使い切るなら排斥力もあんま気にせんでもいーしな
てーわけで、発動した【アイテムポケット】を使って市販の打ち上げ花火をありったけ持ち込んでしまいましょう
そんでだいふくと手分けしてイイ感じに火を使っても大丈夫そうなところに設置、並べていきましてー……あ、危ないから近づかないでくださいねーとちゃんと注意してからのー、連続、点火
たーまーやー、かーぎーやー……でいいんだっけ?
夜にってーわけじゃないのがあれですけど、賑やかしには丁度いいんじゃねーかしらね、こういうのも
「あんた達はあの時の……!」
「お加減はいかがですか?」
村に足を踏み入れたレイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)と冰室・冷桜(ヒートビート・g00730)に気付いた男達が、歓喜の声を上げる。農地開拓の際にレイの治療を受けた傷兵達だった。
「おかげさまで。もう痛みもねえし、ほとんど元通りに動かせる」
後遺症どころか傷が元になって冬を越せない覚悟も決めていたのが、まるで嘘のようだと口々に礼を言う。
「傷口はちゃんと綺麗にしておかないと駄目ですよ」
「怪我しない事が一番ですけどねー」
あの時は冷桜の持ち込んだ清潔な物資で事なきを得た。戦乱時は衛生観念が低下しがちだが、つまらない事で命を落とす事が無いようレイが釘を刺す。
「いやぁ、面目ない。そうだ、折角来てくれたんだ。村で採れた野菜を食ってってくれ」
まだ余裕があるとは言い難い状況のはずだが、恩人に何かしたいという姿勢が見て取れた。断るのも無粋だろう。レイと冷桜は顔を見合わせ、頷いた。
「ではお言葉に甘えて。お礼と言ってはなんですが、私達も――」
「そうそう、その辺に置いて」
冷桜の指示を受け、メーラーデーモンの『だいふく』が市販の打ち上げ花火を運ぶ。
(「その場で使い切るなら排斥力もあんま気にせんでもいーしな」)
爆竹の風習は、人里に近付く怪物が竹の爆ぜる音に驚いて逃げた事に由来する――らしい。古い書物にも記されている伝説だが、冷桜の常識的な思考は恐らく獣除けの類が元になっているのではないかと予想する。
「要は大きな音さえ鳴ればいいのよね。……あ、危ないから近付かないでくださいねー」
【アイテムポケット】に詰め込めるだけ詰め込んできた花火を並べ終え、冷桜は集まってきた住民に注意を促した。今度は何が始まるのかと浮ついた様子の彼らの安全を確保しつつ、点火する。
まずは、ぱんと大きく一つ。次はしゅうしゅうと音を立てながら火柱が立ち、更にぱちぱちと小さな火花が飛び散る花火が続く。悲鳴にも似た歓声が上がった。
「たーまーやー、かーぎーやー……でいいんだっけ?」
中国でも花火の掛け声はあるのだろうかと、小首を傾げる。
「……ま、いっか」
冷桜が目を輝かせて花火を見上げている住民達を眺めていると、ふわりと香ばしい匂いが漂ってきた。
じゅう、ぱちぱち。ソーセージをフライパンに押し付けると、熱された脂分がぐつぐつと小さな振動を生み、ターナーを通してレイの手に伝えてくる。ぷつり。焼き色の付いた表皮が弾けるようにひび割れた。
(「――今、この時を楽しんでもらう」)
甘さを感じる脂の香りが強まったタイミングで、持参したトマトソースとスパイスを投じ、絡める。今のレイであればもう少し手の込んだ料理も作れるが、あえてこの料理にした。
(「ボクの故郷の料理を楽しんでもらいましょう」)
カリーヴルスト。作り方自体はシンプルだが、刺激的な香りは食欲をそそる。実際、他のディアボロスが用意した食事を堪能した後だというのに、住民は誘われるようにレイの下を訪れる。
「此処より遥か西の国ドイツの料理です。是非食べてみてください」
「どいつ? そんなに遠い国から来たなんて、大変だったね」
レイから手渡されたのは、男にとっては聞いた事も無い国の、見た事の無い料理。一見すると硬そうに思えたのか、勢いよく歯を突き立て、中から溢れ出た肉汁の熱さに驚いている。
「……美味い!」
カレーに使われるクミンはここ中国においても『孜然』の名で古い歴史を持つが、薬としての側面が強い。香辛料として、それも庶民の口に入る事などほとんど無かったのだろう。口にした誰もが驚きを露わにしていた。
「ふふっ、お口に合ったなら良かったです」
初めて見る花火、初めて味わう料理。今は未知の体験に心躍らせている住民達だが、排斥力によっていずれ忘れられていくだろう。
「私たちが居なくなって、記憶が薄れたとしても。あの時食べた何処かの何かは美味しかった、なんて。……少しでも残る物があるならとても嬉しいですね」
刹那的ではあるが、これからも続く彼らの生活に関われるのはほんのひと時だ。苦しい冬を乗り越えようとしている彼らに、一時の夢を見せるくらい良いだろう。目を細めて彼らを眺めるレイに、冷桜も口の端を上げた。
「賑やかしには丁度いいんじゃねーかしらね、こういうのも」
視線の先に、戦乱が生んだ悲愴感は無い。もう彼らはディアボロス達が手を貸さずとも強く生きていける事だろう。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!