最終人類史のクリスマス2022

 ディアボロスが獣神王朝エジプト奪還戦に勝利したことで、新宿島をはじめ、最終人類史の人々は大きく盛り上がっています。
 奪還した地域の人々の『帰還』は、すぐには行えませんが、アフリカ大陸の北半分という広大な地域の奪還は、人々に「地球の全ての大地の奪還」が夢物語でないと改めて期待させるのに相応しい成果だったのでしょう。
 更に、『地獄変』と『ラムセスの黄金アンク』というクロノ・オブジェクトの効果で新宿島が守られた事も、人々の熱狂に拍車をかけています。

 この人々の熱狂に応える為、時先案内人達が様々なクリスマスパーティを企画しています。
 様々な趣向をこらしたクリスマスパーティに参加して、素晴らしい聖夜を過ごしましょう。
 最終人類史の住民達は、時先案内人と共に、ディアボロスを楽しませる為のパーティの準備を手伝ってくれています。
 彼らは自分が楽しむのでは無く、ディアボロスを楽しませる事を希望してくれましたので、彼らの心意気を無駄にしないように、全力で楽しみましょう。

 その上で、新宿島の人達を楽しませる余興をするのも良いかもしれません。

※地獄変について
 今回のクリスマスイベントでは、奪還戦で使い切った地獄変のエネルギーの補充を実験的に行います。
 ハロウィンで『鬼や妖怪、お化けなどが根底にある、多くの人々に希望や喜びの感情を抱かせるイベント』であれば、地獄変にエネルギーを充填する事が出来る事が判明しています。
 クリスマスは、上記の条件に完全に当てはまってはいませんが『夜空をソリで移動してプレゼントを配るサンタクロース』は(由来は聖人ですが)広義で考えれば妖怪のたぐいと言えなくもないので、ハロウィン程の効果は無いとしても、ある程度のエネルギーの補充は期待できるかもしれません。

戦後のメリークリスマス~聖夜はやっぱり焼肉でしょ(作者 陸野蛍
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#最終人類史(新宿島)  #最終人類史のクリスマス2022  #クリスマス2022  #戦後のメリークリスマス 


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●焼肉が食べたい!!
「みんな、『獣神王朝エジプト奪還戦』お疲れ様。という訳で、クリスマスパーティのお誘いだよ」
 柔らかく微笑みながら、十・オリバー(武装武人・g05933)がディアボロス達に話し始める。
「クリスマスパーティには、一応、今回の奪還戦で使い切った『地獄変』にエネルギーを補充するって目的もあるんだけど、何よりもクリスマスは楽しいのが一番だと思うんだよね。だから、『肉パ』しよっか♪」
 オリバーは、笑顔のまま『肉パ』の案内を続ける。
「今年は、京都と奈良を奪還出来たからね。クリスマスに、みんなで焼肉食べ放題が出来るくらいの『和牛』だったり、『ブランド鶏』を届けてくれるらしいんだよね。新宿歌舞伎町の焼肉屋さんもお店を提供してくれるとのことだから、みんなでお肉を好きなだけ食べるクリスマスっていうのもいいんじゃないかな?」
 つまり、クリスマスの日に焼肉屋に集まれとのことだ。
 クリスマスの神聖な感じ、何処行った?
「あ、そうそう、折角のクリスマスだしね。丸鶏のローストチキンや鶏もも肉、あとケーキなんかのスイーツ関係もバイキング形式で用意してくれるらしいから、お肉だけだと、しんどいっていう女の子も楽しめるんじゃないかな」
 オリバーが付け加えるが、焼肉メインのバイキング食べ放題になっただけである。

 ここで1つ疑問が出る。
 オリバーは、記憶によればクリスチャンの筈だが、肉を食べてもいいのだろうか?
「え? ボク? 全然食べるよ、焼肉。カトリックに食べ物の禁止って殆どないんだよね。新宿島には、色んな時代の人がいるし、宗教や考え方も色々だよね。だけどね、食べるものに対して感謝を忘れなければ、大丈夫だと思うんだよね。教義よりも、みんなで楽しく食事をすること、お肉を焼いて仲間達と最高のクリスマスにすることの方が大事だよ♪」
 多少強引だが、折角のクリスマスだ。
 思う存分、『肉』を食べても誰も咎めはしないだろう。
「じゃ、クリスマスの夜なんだけど、新宿歌舞伎町の焼肉屋さん、集合ということでよろしくね♪」
 にこやかに言うと、オリバーは、『クリスマス焼肉食べ放題』のビラをディアボロス達に配るのだった。

●焼肉と迎えるクリスマスの為に
「テーブル席の準備はこれで大丈夫。あとは、個室の準備と1人でじっくりお肉と向き合うのには七輪が要るかな……」
「案内人さーん、京都と奈良から肉届いたよー」
 会場設営をするオリバーに焼肉屋の店主が声をかける。
「はーい。サインしますねー。ケーキとスイーツと飲み物ももうすぐ届くから、これは大変だ。けど、黒毛和牛も食べられるし、頑張らないとね!」
 桐箱に入った高級黒毛和牛を受け取ると、オリバーは歌舞伎町の人々と『クリスマス焼肉食べ放題』の準備を進めていく。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【士気高揚】
1
ディアボロスの強い熱意が周囲に伝播しやすくなる。ディアボロスから「効果LV×10m半径内」の一般人が、勇気のある行動を取るようになる。
【飛翔】
2
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【狐変身】
1
周囲が、ディアボロスが狐に変身できる世界に変わる。変身した狐は通常の狐の「効果LV倍」までの重量のものを運べるが、変身中はパラドクスは使用できない。
【怪力無双】
1
周囲が、ディアボロスが怪力を発揮する世界に変わる。全力で力仕事をするならば「効果LV×3トン」までの物品を持ち上げる事が可能になる。
【未来予測】
1
周囲が、ディアボロスが通常の視界に加えて「効果LV×1秒」先までの未来を同時に見ることのできる世界に変わる。
【強運の加護】
2
幸運の加護により、周囲が黄金に輝きだす。運以外の要素が絡まない行動において、ディアボロスに悪い結果が出る可能性が「効果LVごとに半減」する。
【一刀両断】
1
意志が刃として具現化する世界となり、ディアボロスが24時間に「効果LV×1回」だけ、建造物の薄い壁や扉などの斬りやすい部分を、一撃で切断できるようになる。
【浮遊】
3
周囲が、ディアボロスが浮遊できる世界に変わる。浮遊中は手を繋いだ「効果LV×3体」までの一般人を連れ、空中を歩く程度の速度で移動できる。
【託されし願い】
2
周囲に、ディアボロスに願いを託した人々の現在の様子が映像として映し出される。「効果LV×1回」、願いの強さに応じて判定が有利になる。
【勝利の凱歌】
2
周囲に、勇気を奮い起こす歌声が響き渡り、ディアボロスと一般人の心に勇気と希望が湧き上がる。効果LVが高ければ高い程、歌声は多くの人に届く。
【動物の友】
1
周囲の通常の動物がディアボロスになつき、意志の疎通が可能になる。効果LVが高い程、知能が高まり、友好的になる。
【隔離眼】
1
ディアボロスが、目視した「効果LV×100kg」までの物品(生物やクロノ・オブジェクトは不可)を安全な異空間に隔離可能になる。解除すると、物品は元の場所に戻る。
【泥濘の地】
1
周囲の地面または水面が泥濘に変わり、ディアボロスは指定した「飛行できない対象」の移動速度を「効果LV×10%」低下させられるようになる。
【トラップ生成】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【冷気の支配者】
1
ディアボロスが冷気を自在に操る世界になり、「効果LV×1km半径内」の気温を、「効果LV×10度」まで低下可能になる。解除すると気温は元に戻る。
【平穏結界】
1
ディアボロスから「効果LV×30m半径内」の空間が、外から把握されにくい空間に変化する。空間外から中の異常に気付く確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【エイティーン】
2
周囲が、ディアボロスが18歳から「18+効果LV」歳までの、任意の年齢の姿に変身出来る世界に変わる。
【スーパーGPS】
1
周囲のディアボロスが見るあらゆる「地図」に、現在位置を表示する機能が追加される。効果LVが高ければ高い程、より詳細な位置を特定できる。
【完全視界】
1
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【活性治癒】
1
周囲が生命力溢れる世界に変わる。通常の生物の回復に必要な時間が「効果LV1ごとに半減」し、24時間内に回復する負傷は一瞬で完治するようになる。
【建造物分解】
2
周囲の建造物が、ディアボロスが望めば1分間に「効果LV×1トン」まで分解され、利用可能な資源に変化するようになる。同意しない人間がいる建造物は分解されない。
【使い魔使役】
1
周囲が、ディアボロスが「効果LV×1体」の通常の動物を使い魔にして操れる世界に変わる。使い魔が見聞きした内容を知り、指示を出す事もできる。
【口福の伝道者】
3
周囲が、ディアボロスが食事を摂ると、同じ食事が食器と共に最大「効果LV×400人前」まで出現する世界に変わる。
【おいしくなあれ】
1
周囲の食べ物の味が向上する。栄養などはそのまま。効果LVが高いほど美味しくなる。
【ハウスキーパー】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建物に守護霊を宿らせる。守護霊が宿った建物では、「効果LV日」の間、外部条件に関わらず快適に生活できる。
【アイテムポケット】
1
周囲が、ディアボロスが2m×2m×2mまでの物体を収納できる「小さなポケット」を、「効果LV個」だけ所持できる世界に変わる。
【防衛ライン】
1
戦場が、ディアボロスが地面や床に幅10cm、長さ「効果LV×10m」の白い直線を出現させられる世界に変わる。敵はこの直線を突破できず、上空を飛び越える場合、最低「効果LV」分を要する。直線は戦場で最初に出現した1本のみ有効。

効果2

【能力値アップ】LV5 / 【命中アップ】LV2 / 【ダメージアップ】LV6 / 【ガードアップ】LV5 / 【凌駕率アップ】LV2 / 【反撃アップ】LV1 / 【アクティベイト】LV1 / 【リザレクション】LV3(最大) / 【ラストリベンジ】LV1 / 【先行率アップ】LV2 / 【ドレイン】LV3 / 【アヴォイド】LV2 / 【ロストエナジー】LV2 / 【グロリアス】LV1

●マスターより

陸野蛍
 はい、ディアボロスの皆様、こんにちは。
 新宿歌舞伎町でのクリスマスパーティのご案内に参りました、陸野でございます。

●ご案内
『十・オリバープレゼンツ! クリスマス焼肉食べ放題~ケーキもあるよ♪』
 新宿歌舞伎町の大型焼肉店の店舗をディアボロス貸し切りにしまして、焼肉食べ放題大会を開催します。
 選択肢①と選択肢②に分かれておりますが、基本的に選択肢①でプレイングを掛けて頂ければと思います。
 シナリオ的に終わる頃合いで、選択肢②を1人もしくは2人(サポート参加の可能性もあります)執筆しまして、シナリオ終了となります。

●シナリオ内で出来ること
・焼肉を食べる
・焼肉以外を食べる
・新宿歌舞伎町で酔っ払いに絡まれる
・その他、焼肉食べ放題で出来そうなこと&クリスマスっぽいこと&夜の歌舞伎町っぽいこと(アバウト)。

●今回の焼肉会場(パーティ会場)と焼肉システム
 テーブル席、座敷席、宴会席、1人席、2人用個室、女性専用個室等、数多くあり、焼肉店の割に、オシャレな内装とオシャレなメニューもあることから、カップルの利用もあるようです。
 肉、野菜、スイーツは、バイキング形式で御自分で取り、各自のテーブルで焼いてください。
 ドリンクとサイドメニューは、注文後お持ちします。
 
●食べ放題メニュー
・牛(カルビ、タン塩、ホルモン、ハツ、ハラミ、※シークレットの黒毛和牛)
・豚(豚バラ、豚厚切り、豚カルビ、豚トロ)
・鶏(もも、ムネ、ササミ、ぽんぢり)
・野菜(キャベツ、ピーマン、玉葱、トウモロコシ、ナス、人参etc)
※各種タレ完備(ベーシック焼肉ダレ、塩ダレ、味噌ダレ、旨辛ダレ、柚子醤油ダレetc)

・クリスマス特別メニュー(丸鶏のローストチキン、鶏もも肉)
・サイドメニュー(フレッシュサラダ(各種ドレッシング有り)、ユッケジャンスープ、ワカメスープ、味噌汁、ユッケ、牛タンソーセージ、ニンニクのボイル焼き、レバニラ炒め、キムチ、石焼きビビンバ、白ご飯、おむすび(海苔、ごま、ワカメ))
・スイーツ(各種ケーキ、アイス、杏仁豆腐、各種フルーツ)
・ドリンク(各種ソフトドリンク、フルーツジャーカクテル、各種アルコール)
※未成年及びヒルコの方の飲酒喫煙は禁止です(最終人類史では、成人年齢は20歳です)。

●服装について
『地獄変』にエネルギーを貯めると言う目的もありますが、基本的に自由です。
 クリスマスっぽい衣装(コスプレ可)でも、普段着でも構いません。
 
●プレイング採用について
 今回は、クリスマスということで、陸野の可能な範囲でプレイングを採用させて頂ける様に頑張ります!
 クリスマス当日くらいまでに送っていただいたプレイングは、全採用と思ってくださって大丈夫です!(無いと思いますが、陸野のキャパシティを大幅に超える場合は、マスターページにてプレイング〆切を改めてご連絡させて頂きます)。

 但し、例外として、以下に当てはまるプレイングは、不採用とさせて頂きます。
・公序良俗に反するプレイング
・著しく版権に抵触しているプレイング
・周りに迷惑すぎるプレイング

 併せて、パラドクスでも明らかに不可能な内容、ガチ戦闘等はマスタリング対象となります。
 余りにも多くのことをやろうとした場合、リプレイの密度が薄くなる場合がありますので、特にやりたいことにプレイングを絞ることをお薦めさせて頂きます。

●迷子にならない為に
 今回は、ご一緒したいお相手がいらっしゃれば、同時採用&執筆させて頂きます。
 恋人同士やグループ、旅団でのご参加の場合は、プレイングの最初に【お相手のお名前】か【グループ名】をお書き下さい。
 記載が無い場合、御一緒出来ない可能性がございます(お先に頂いたプレイング失効日までにお相手のプレイングが送信されていなかった場合は、一度お返し致しますので再送して頂ければと思います)。

●NPC
 今回は、十・オリバー(武装武人・g05933)&日向・雷斗(デジタルサマナー・g03297)が、ご一緒致します。
 両名共に運営側ですが、焼肉食べ放題を存分に楽しむ予定です。
 オリバーは焼肉を豪快に食べ、雷斗は何故か鶏肉メインで食べてます。
 お声がかかれば、面識の有無に関わらず、喜んで顔を出しますが、お仲間内や恋人同士で楽しんでいる所を邪魔したりは、致しません。
 ぶっちゃけ絡む必要もございません(裏方的にお手伝いや協力要請があれば、可能な限り頑張ります)。
 
 それでは、皆様のご参加&楽しいプレイングを心からお待ち致しております。
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このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


エーリャ・アジーモヴァ
同行
玖珂・駿斗先輩♥g02136

エジプト戦の戦勝祝だよ
先輩も戦功一位とってたよね!かっこよかった〜

せっかくだから甘えちゃおうかな
にくにくおにく〜
カルビロースハラミを三角食べ
味付けはタレより塩派
合間合間にシーザーサラダで後味リセット

先輩も食べられているかな?
「先輩が焼いてくれたお肉美味しい〜。はい、お返しのあ〜ん
にっこにこでじゃれつく

切込いっぱい入ったながーいドラゴンカルビをわけっこする!
「見て見て先輩、これすごーいよ!(びろーん)こんなの初めて見たーどうやって食べるの?
始終ご機嫌でお腹いっぱい食べる


玖珂・駿斗
エーリャ(g01931)と同行
エジプト奪還戦で活躍したエーリャを労うべく参戦
ネームドも倒すし大活躍だったじゃないか

これ食べたいあれ食べたいというもの全部を丁寧に焼いて食わせてやる
エーリャ、頑張ったから今日は肉食べる係に専念していいぞ
焼いてやるからな

これ…そろそろ食えるな
ほら、あーん

じゃれつくエーリャをなでながら食べさせてもらったりたべたりする
ちょっと油がくどくなったら卵スープすする

分厚くてながいドラゴンカルビ
をびろーんとするエーリャに食べ方をおしえながら、焼けたドラゴンカルビをびろーんとさせてハサミで程よい大きさに切り分ける共同作業の後、エーリャの口へ

やっぱり勝利の焼き肉は一味違う


●焼肉食べ放題なクリスマス
『獣神王朝エジプト奪還戦』を勝利した『新宿島』の『ディアボロス』を労う為のクリスマスパーティ。
『地獄変』のエネルギー補充と言うお題目はあっても、何よりも楽しむことが大事である。
『時先案内人』十・オリバー(武装武人・g05933)が用意した、新宿歌舞伎町の焼肉屋には多くのディアボロスが集まっていた。
 クリスマスの今宵、ディアボロス達はどんな夜を過ごすのだろうか……。

●あまい焼肉
「エジプト戦の戦勝祝だよ! 先輩も大活躍で、格好良かった〜♪」
 向かい合う玖珂・駿斗(人間の一般学生・g02136)にそう言うのは、エーリャ・アジーモヴァ(冬の天使・g01931)だ。
「エーリャも大活躍だったじゃないか」
 眼鏡の奥の瞳を優しく細めて、駿斗も笑顔で言う。
「今日は、頑張ったエーリャの為に、俺がたっぷり肉を焼いて食わせてやるからな」
 大切なエーリャを思い切り甘やかしたい駿斗は、エーリャが肉を食べることに専念できるようにと、既に色々な肉をテーブルに用意している。
「ありがとう~、先輩♪ 折角だから甘えちゃおうかな♪ にくにくおにく〜♪」
 声を弾ませながら、エーリャは駿斗が網の上で肉を焼くのを愛しく見る。
「そろそろ焼けたかな。ほら、エーリャ、あーん」
 網の上で脂を浮かせ、食べ頃になったカルビを箸で掴むと駿斗はそのままエーリャの口元へ運ぶ。
「あ~ん。う~ん、先輩が焼いてくれた、お肉美味しい〜。はい、お返しのあ〜ん♪」
 駿斗にも同じくらい美味しお肉を食べてほしいと、エーリャもハラミを駿斗の口元へと運ぶ。
 愛らしく笑うエーリャの頭を思わず撫でつつ、駿斗も幸せそうに肉を食む。
 その姿を見、更にエーリャはご機嫌で、にこにこしながら焼肉を食べ進める。
(「やっぱり勝利の焼き肉は、一味違うな」)
 勝利後の焼肉だからなのか、大切な人と食べる焼肉だからなのか、ただ甘く幸せな二人の焼肉タイムは始まったばかり……。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【飛翔】LV1が発生!
【隔離眼】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!

桃代・萩一郎
アドリブ絡み歓迎

◼️心情
聖夜にお一人様焼肉…
いや、ディアボロスは沢山いるんだけどね。
おじさん的にこう、グループ多いとつい、ねぇ。
いけないいけない。
折角、復興したところから届いた美味しいお肉なんだから楽しまないとね。

今はまだだけど、復興が進めば口福とか、扱いが難しくなるしね

◼️お一人様から

太い腕と大きな手を活かして一度に迷惑にならないていどに色々、沢山!
飲み物は美味しいお水とか無いかな?
テーブルに持ち帰って堪能するよー、
和牛、手に入るかなー?
生産者さんがいるものを勝手に増やしたくないし。
準備できたら、水時計のお稲荷さんにお供え物して、
頑張って下さいとお祈り。
ある程度したらオリバーさん見に行こう!


●主催が隠していた肉
(「聖夜にお一人様焼肉……」)
 大きな体躯を小さくしながら、周りを見やりそう思うのは、桃代・萩一郎(口福もふもふキムンカムイ・g02703)だった。
 お一人様焼肉と言っても焼肉店は多くのディアボロス達が来ている。
 決して、1人ではないのだが、グループ、そして恋人同士で来店している者がどうしても目立つ。
 萩一郎のようなお一人様おじさんが肩身を狭くしてしまうのも仕方がないことなのかもしれない。
 けれど、萩一郎は首を大きく振るとトングを確りと握る。
「いけない、いけない。折角、復興した所から届いた美味しいお肉なんだから楽しまないとね。復興が進めば口福とか、扱いが難しくなるしね」
 言うと、萩一郎は太い腕と大きな手を活かして、取り皿に色んな種類の肉を沢山盛っていく。
「飲み物は、京都の天然水でいいかな?」
 アルコールより甘い飲み物の方が好きな萩一郎は、フレーバードリンクや炭酸飲料を飲みたい気持ちもあるが、今回のメインは焼肉だ。
 当然、食べればそれだけ体重も気になる訳で、糖分まで摂取してしまえば……あとは、お分かり頂けるだろう。
「そう言えば、黒毛和牛が用意されてるって噂で聞いたけど、並んでないな」
 多くは無いが京都の黒毛和牛も送られて来ており、準備スタッフが受け取っていたのを見たと言う噂がまことしやかに流れていた。
 それを狙って来たディアボロスも何人かいるようだが、まだ準備されていないようだ。
「あれ、萩一郎君じゃないか」
 そこに現れたのは、今回の焼肉食べ放題主催の十・オリバー(武装武人・g05933)だ。
 その手には、高級そうな桐箱を抱えている。
「あ、オリバーさんって、それ、もしかして黒毛和牛!」
 萩一郎の大きな声に周囲のディアボロス達がオリバーを見る。
「しーっ! 声が大きいよ、萩一郎君。これは、あとでスタッフが美味しく頂く予定のお肉でね……」
 オリバーがそう言ってももう遅い、黒毛和牛をロックオンした、ディアボロス数名の視線がオリバーの桐箱に向けられる。
「はあ、やっぱり無理みたいだね。みんなの分も用意するよ。で、萩一郎君、1人かい? なら、一緒に焼肉どう?」
「勿論、よろこんで! 1人じゃ寂しいと思ってたんだよね」
 萩一郎はお一人様焼肉から、友人との楽しい焼肉の夜へと変わったことを喜び、二人は最終的に8人前ほどの焼肉を堪能することになる……その後、萩一郎がダイエットを決意したのは言うまでもない。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【おいしくなあれ】LV1が発生!
効果2【リザレクション】LV1が発生!

沙羅葉・落日
エトワール(g00223)と参加

ごめんね、急に誘っちゃって
まぁまぁ、焼肉に免じて許してよ
って、アタシも食べる側だけど

お酒飲む?
何食べる?
タン塩と…ハラミほしいな
ホルモン平気な人?
特別メニューだって
これは外せないなー
とか文字通りの雑談しつつ、食べて飲んで大いに笑おう
お肉はムユウ(管狐)にもお裾分け

てか、本当に予定なかった?大丈夫?って、今更確認
いやだって、エトワール格好良いしお誘いいっぱいあったんじゃない?

愚痴られたら、アハハと笑いながら、お酒を注ごう
ほらほら、とりあえず食べよ?
肉は熱い内に食べないとね
食べて元気だしたら、次行こ、次

ま、来年はイイ人と一緒にクリスマス祝えると良いね
応援してるよ


エトワール・ライトハウス
【沙羅葉・落日】(呼び名:沙羅葉)と

ふふふ、このエトワールは仏蘭西が誇る伊達男
美女との食事を断るなどあり得ないのだ! あ、お酒は飲むー
グランダルメ人の俺は焼肉ビギナー、好き嫌いも無いし沙羅葉のセンスを信じるぜ……あ、ドレッシング無しのサラダ大盛でください

サラダをレオン(無双馬)に与えつつ雑談
ローストチキンにはしゃいだり、お酒飲んだり楽しく過ごしつつも沙羅葉の「他の予定はなかったのか」という質問に凍り付く
……最近仲良くしてくれてた非復讐者の娘に、正式にフラれました!
(復讐者の仕事で碌に会わなかったコイツが悪い)

こうなったらやけ食いじゃあ!
いいもん! 一緒に焼肉する友達はいるから良いんだもん!!


●あくまで友達な男女のクリスマス焼肉
「ごめんね、急に誘っちゃって。まぁ、焼肉に免じて許してよ。って、アタシも食べる側だけどね」
 沙羅葉・落日(ああ、キミはもういないのか。・g04517)が前に座る、エトワール・ライトハウス(Le cabotin・g00223)に軽い調子で言葉を掛ける。
「いや、このエトワールは仏蘭西が誇る紳士。美女からの食事の誘いを断りはしないよ」 
「そう、ありがとう。あ、お酒飲む? 何、食べる?」
 エトワールの余裕のある答えに、落日が気安げに訊く。
「酒は頂こうか。だが、俺はグランダルメ出身だから、焼肉は慣れていないんだ。好き嫌いも無いし、沙羅葉のセンスを信じるよ」
「そう。なら、タン塩とハラミは欲しいな、ホルモンは平気な人?」
 メニューを軽く見ると、落日はてきぱきと肉を取りに行く。
 外食先で女性にエスコートされると言うのも紳士としては微妙なのだが、基本的に肉など焼いたことの無いエトワールとしては仕方がない。
 ちなみに無双馬のレオンを店舗内に入れることは流石に出来なかったので、野菜を先に頂いて外で食べてもらっている。
「ちょっと騒いでたから、見に行ったら、黒毛和牛もあったから貰って来たよ。こういうのは外せないよねー。じゃ、色々焼いていこっか」
 手際よく網に肉を乗せつつ、落日はエトワールに訊く。
「てか、本当に予定なかった? 折角のクリスマスだし、大丈夫だった?」
 そう問われると、エトワールの動きがピタッと止まる。
「いやだって、エトワール格好良いし、お誘いいっぱいあったんじゃない?」
「……最近、仲良くしてくれていた、一般の女の娘に、正式にフラれました! 振られたばっかりです!」
 言うと、エトワールはジョッキに注がれたアルコールを一気に飲み干す。
「あ、そうなの。……アハハ」
 地雷踏んだかなーと苦笑いを浮かべながら、落日は自身もジョッキをあおり、お代わりを注文する。
 まあ、エトワールが振られた理由はディアボロスとして各地に赴いていたお蔭で時間が取れなかった為なので、強いて言うなら仕事が悪い……つまり、仕事を増やすクロノヴェーダが悪いのだが、クリスマスに1人で過ごさずに済んだのは不幸中の幸いかも知れない。
「とにかく、今日はさ、食べて飲んで大いに笑おうよ。ほら、こっちのタン塩焼けたよ」
 暗くなりそうな雰囲気を笑い飛ばすように言い、落日はエトワールの皿に焼けた肉を取り分ける。
 傍らの管狐『ムユウ』ももきゅもきゅと既にハラミを食べている
「肉は、熱い内に食べないとね。食べて元気だしたら、次行こ、次。今日は、お酒もじゃんじゃん飲んでいいからさ」
 ちょっとだけ面倒な相手を誘ってしまったかもと思いはしても、折角のクリスマスだ。
 落日としても楽しく焼肉を満喫したい。
「こうなったら、やけ食いじゃあ! いいもん! 一緒に焼肉する友達はいるから、良いんだもん!!」
 クリスマスメニューのローストチキンを片手に更にグラスを空けるエトワール。
「ま、来年はイイ人と一緒にクリスマス祝えると良いね。応援してるよ」
 紳士のなりをした、エトワールの豪快な食べっぷりと飲みっぷりに逆に楽しくなった、落日も脂ののったハラミを口に入れながら笑顔を見せる。
 恋人同士じゃなくても、クリスマスに楽しく会話をしながら、焼肉を食べるクリスマスも悪くない。
 多分、おそらく……きっと。
 エトワールの来年のクリスマスの予定は、まあ、分からないけれど……。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【アイテムポケット】LV1が発生!
【託されし願い】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】がLV2になった!
【ダメージアップ】LV1が発生!

日向・銀河
【日向兄妹】
妹の伊吹と同行
連携とアドリブOK


たまには兄妹で飯食いに行くのもいいだろ?
それに伊吹はあちこち色んなディヴィジョンに行って戦ったからなァ
自分へのご褒美でどんどん沢山食べ…すっげぇ沢山取ってきたな…

うーん、羊肉は無いっぽいなぁー
俺はカルビとタン塩とホルモンと豚肉全種類食べよっと。
クリスマスらしくローストチキンも食うか!
どの肉も本当に美味いな!

伊吹は小さい頃から大食いなのも変わらないけど、沢山食べれて健康的なら良し!

そうだったよなー焼くところの陣取りが原因で兄妹喧嘩して親に怒られたっけ。

よし、デザートも食うぞー!
チョコミン党なんでチョコミントのケーキとアイス食って甘いカクテル飲むか!


月見山・伊吹
【日向兄妹】
※連携とアドリブ歓迎だよ!
兄の銀河は兄さんと呼ぶ

焼肉だー!

サラダ食べた後は牛はカルビとハラミと黒毛和牛で
鶏はもも肉にササミにローストチキン、たれは柚子醤油!
お腹いっぱい食べたいから山盛りに取るよ!
沢山食べた分は明日の戦う依頼で消費するもん

長毛種スフィンクスのシフォンには焼肉(猫用味付け無し)食べ比べセット!牛カルビが気に入ったかな
あー兄さんったらお肉焼く場所かなり占拠してて私の陣地が無いじゃんか!

懐かしー小さい頃は焼肉する時にいつも兄さんと陣取り合戦してたね
(取ってきた肉を焼きぺろりと全部平らげつつ)

デザートは別腹だからブッシュドノエルや苺タルト等お洒落で色んなケーキも食べちゃう


●思い出の焼肉
『たまには、兄妹で飯食いに行くのもいいだろ?』
 クリスマス前、日向・銀河(景星鳳凰・g04685)が、妹の月見山・伊吹(小春日和・g04125)にそう声をかけると、伊吹もノリノリで、本日クリスマスの日に、焼肉食べ放題に来た訳なのだが、旦那はいいのだろうか?
 それはそれとして、先に伊吹が肉を取りに行っている間、銀河は感慨深けに呟く。
「伊吹は、あちこち色んなディヴィジョンに行って戦ったからなァ、お、戻って来た……すっげぇ沢山取ってきたな」
 満面に笑顔を湛えた伊吹の取り皿に盛られた肉の量に、銀河が少し呆気に取られる。
「折角の焼肉だよ、兄さん! お腹いっぱい、食べられるだけ食べておかないとね。沢山食べた分は、また戦いで消費するもん」
「まあ、自分へのご褒美みたいなもんだからな、俺も肉取って来る。先に焼いててくれ」
 そう言うと、銀河も肉の並んだカウンターを眺める。
「うーん、羊肉は無いっぽいなぁー」
 ジンギスカン食べ放題ではないので、流石に主催側もラム肉まではご用意していない。
 それでも、充分過ぎる程の肉が並んでいるが、食欲旺盛なディアボロス御一考様が来店している為、どんどん肉は追加されるだろう。
「取り敢えず、まずは、カルビとタン塩とホルモン辺りから攻めるか。クリスマスだしな、ローストチキンも貰って行こう」
 手際よく肉を取り、銀河がテーブルに戻ると、既に伊吹が網に乗せた肉は良い香りを放っている。
「兄さんも早く席に着いて。折角のクリスマス焼肉だよ。存分に堪能しないと勿体ないからね」
 言う伊吹は、焼肉を食べる前準備とばかりに、ヘルシーなサラダを食べている。
 銀河も席に着くと、焼き網に肉を並べていく。
「美味しい! 好きなだけ食べれる焼肉とか、最高だね兄さん」
 カルビにハラミと次々に箸を伸ばしながら、伊吹が幸せそうに言う。
「本当だな、どの肉も美味いな!」
 タン塩をガツガツと口に放り込みながら、銀河も機嫌よく笑う。
「伊吹は、小さい頃から大食いだったからな。変わらず、食べて健康的なら、俺は良いと思うぜ!」
「兄さん、私だって毎日こんなに食べてる訳じゃないよ。今日は、チートデイってやつだよ。けど、なんだか懐かしーね。小さい頃は、焼肉の時は、いつも兄さんと陣取り合戦してたね」
 スフィンクスのシフォンが牛カルビを食べるのを横に見ながら、伊吹が優しく言う。
 目の前の網では、銀河のホルモンが伊吹の鶏もも肉エリアまで侵入しているのが見える。
「そう言えば、そうだったよなー。焼くところの陣取りが原因で、兄妹喧嘩して良く親に怒られたっけな」
 懐かしむように声を出し笑う銀河のドラゴニアンの表情に、思わずまだ小さかった頃の兄の面影を思い出し、伊吹も胸が温かくなる。
「焼肉が終わったら、デザートも食うぞー! チョコミントのケーキにアイス、あと甘いカクテルなんかもいいな」
「そうだね、デザートは別腹だからね。ブッシュドノエルに苺タルト、夜はまだまだ長いよ兄さん」
 食欲旺盛な兄妹の食べ放題は、まだまだ終わらない。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【浮遊】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!

赤上・イズル
■ツキ(g04892)と一緒に肉パ!
■アドリブ・絡み歓迎

ツキ!見てください!
クリスマスのイルミネーションが綺麗ですね
(ただの歌舞伎町のネオン。当方田舎者)

さぁ、たくさん食べましょうね!
とお店に着いたら二人用の個室で肉パ開始

実はバイキングも初めてなので
こんなのもありました!あんなのも!といちいち報告してくる
そして目をキラキラさせ丸鶏のローストチキンを持ってくる

これ…漫画の中だけの食べ物と思ってました…
とうっとりとした目で丸鳥を見つめる

バイキング初心者あるあるで持って来すぎでおなかがぽんぽんでギブ
持って来たのに食べられなくてごめんなさい…
あ、そうでした!ツキはたくさん食べる人でした(尊敬の眼差し)


ツキシロ・フェルドスパー
イズル君(g04960)と一緒に!
アドリブ/連携歓迎

イズル君とデートデートご飯デート!
一杯ご飯食べよー!

と毎回の如く山盛り持ってきて食べてる。

すぐにお腹いっぱいにならん?
もーまんたい!
イズル君にほほえましい目を見ながら、一杯おしゃべりして、
一杯食べる。
もーはいらん無理!って位(大食いファイター位は食べそう)

全部ぺろりと食べてごちそーさま!

……あれ?イズル君大丈夫?
余らせそう? んじゃ残りも食べるー!
(とぺろっと食べきります)


●眠らない街の焼肉デート
「ツキ! 見てください! クリスマスのイルミネーションが、綺麗ですね!」
 他のディアボロス達より少し遅れて、歌舞伎町へと足を踏み入れた、赤上・イズル(赤き悪魔・g04960)が興奮気味に隣を歩く、ツキシロ・フェルドスパー(非日常に迷い込んだ漂流者・g04892)の袖を引っ張りつつ言う。
 そんな、イズルをツキシロは優しい瞳で見る。
 ツキシロはツキシロで、内心、『イズル君とデート! デート! ご飯デート!』と言ったテンションなのだが、極力顔に出さない様にしている。
 折角の大好きな人とのクリスマスデートなのだ、ほんの少しは格好をつけたい。
 けれど、イズルがはしゃぐ姿を見てしまえば、自然とツキシロも一緒に声を上げてしまう。
「今日は、一杯ご飯食べよー!」
 笑い合うツキシロとイズル。
 因みに、焼肉食べ放題の会場は、夜も眠らない街『歌舞伎町』である。
 クリスマス装飾がされているとはいえ、普段からネオン街。
 ライトが煌びやかなのは、ほぼ毎日であることをイズルは知らない……。
 そんなやり取りをしながら、着いた焼肉屋は既に大盛況である。
 店中に肉を焼く音と香りが広がっている。
 チキンを持った主催側、日向・雷斗(デジタルサマナー・g03297)に個室に案内されると、2人は上着を脱ぎ臨戦態勢に入る。
「ツキ! さあ、『肉パ』ですよ、肉パ! たくさん食べましょうね!」
 食べ放題初心者のイズルは、もう待ちきれないとばかりに肉置き場に駆け出し、沢山の種類の肉に目を輝かせ、『カルビですよ! カルビ!』『豚トロ―!!』『ホルモンって美味しいんですかね?』と感動を押し切れず、ツキシロに逐一報告している。
「イズル君、慌てんで大丈夫やよ。肉は逃げへんから」
 笑顔で言う、ツキシロの取り皿には既に山盛りの肉が積まれている。
 その時、あるものを見つけイズルの動きが止まる。
「これ……漫画の中だけの、食べ物と思ってました……」
 イズルの視線の先には、こんがりと焼けた丸鶏のローストチキン……キラキラと瞳を輝かせるイズルの代わりに、ツキシロが2人分を皿に乗せ個室に戻る。
 2人での焼肉は、とても楽しく箸が止まらなければ会話も止まらない。
 だが、四次元胃袋のツキシロはともかく、イズルは初めての食べ放題、ペースを考えず食べられるだけ食べたら、もうお腹いっぱい。
「もうギブです。いっぱい持って来すぎました。持って来たのに食べられなくてごめんなさい……」
 申し訳なさそうに言うイズルだったが、ツキシロはイズルの微笑ましさに口元を綻ばせると、イズルの分も焼肉を次々と平らげていく。
「イズル君は無理せんでもええよー。残りは自分が食べるからー♪」
「そうでした! ツキは、たくさん食べる人でした! 尊敬です!」
 2人のごちそうさまは、もう少し時間が経ってから……。
 イズルは、笑顔でツキシロの分もケーキを取りに行くのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【活性治癒】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!

花塚・夜壱
●Nox5人参加

奪還戦お疲れ様、乾杯!(烏龍茶)

皆、何を食べるか決めているか?
とりあえず全種類お皿に盛って来たんだが
片っ端から焼いて行こう
お肉だけじゃなくて、野菜もしっかり食べるように
特にカフカ君、凛太朗
ほら、レジーナが焼いてくれた野菜は食べなさい
ルリラは鶏肉だな
…よし!これが食べ頃だろう、熱いから気を付けて
(後は焼けた肉を勝手に誰かの皿へと放り込む)

お、黒毛和牛に気が付いたか
そうだ、最初に持ってきておいたんだ
任せてくれ、責任を持って俺が焼こう
…すでに、皆の熱い視線で焼けそうだな
黒毛和牛は逃げないから大丈夫だ

アイスもケーキも、杏仁豆腐も食べたいだけ食べよう
ちなみに、俺のオススメはバニラアイスだ


レジーナ・ネイサン
●NOX

お疲れ様の、かんぱい!(緑茶)
クリスマスに皆で肉パ!
いいねいいね、テンション上がる

折角の食べ放題なら色々試したいけど
タン塩は絶対かな!
おぉ夜壱すごい、全種盛り
私は野菜を焼こうか
真剣に見守りながらひっくり返し
夏深だけじゃなく凛太郎も…?
ホラこの玉ねぎ達なんて今が食べ時なんだよ
ルリラ…!(嬉しい)
二人も、夜壱も食べて食べて
ユッケは私も頼む

ワカメスープで一息ついてると
ん、これは?…ウワサの黒毛和牛さま!?
私も見るのは初めてだ
まさか実在していたなんて
焼きは夜壱とルリラにお任せして見守る
焼けた姿まで美しい…

締めのデザートはアイスか杏仁豆腐か
最後まで悩む
そうか、食べ放題だもんね
じゃ、両方といこう


本郷・夏深
●Nox
乾杯!(ジュースを掲げ)
力をつける為にも今日は肉を沢山食べ──肉が!
肉が、こんなに肉が…


よし、全種類食べましょう
夜壱兄ちゃん、焼いて下さい(スタンバイ
うわ、どれも美味いですね…!
牛のどの部位か分かりませんが美味いです
あ、これ豚でしたか。美味い!
野菜も食べますよ。明日にでも
カフカの身体は今ユッケを激しく求めています
う、レジーナさんとルリラさんがそう仰るなら…(今が食べ時の玉ねぎをビビンバに乗せて食べ)
めっちゃ美味い、これは推せます

こ、これが伝説の黒毛和牛…!?
どうやって焼けばいいんですか?
凛太郎さんも知らないとなると…よし、カフカがクソ適当に焼きましょう

デザートも種類豊富ですねえ
全部で


鈴原・凛太郎
●Nox

よっしゃ!かんぱーい!(ジュース)
やっぱり肉には抗えねえよ…
贅沢三昧ってゆーのはこういう事だな!おう、ルリラ!満喫し倒してやろーぜ!

お、すげー!全種類持ってきた!
(皿に放り込まれた肉を食べる)
なに食っても肉はうまい…さすが肉
いや…その、ちゃんと、野菜も食べる…
大丈夫!夜壱とレジーナがちゃんと焼いてくれたやつだからな!好き嫌いないから!
(慌てて綺麗に焼けた玉ねぎを肉と一緒に食べる)

黒毛和牛とか…俺、はじめてですが!
俺も焼き方わかんね…夏深、クソ適当は駄目だろ!
よ、夜壱!お前さんの出番だ!

デザートもいこうぜ!俺ケーキ食べたい!


ルリラ・ラプソディア
●Nox
ん、かんぱい(ジュース)
みんな、お疲れさまでした…
げんきに肉パ、うれしい

おにく…たくさんあるの…
豪華なのよ…(こくん)
せっかくの贅沢…満喫しよう、ね?凛太郎さん

わぁ…お肉も野菜もいっぱい
夜壱さん、レジーナさん…ありがとう
おにく…おいしいね
わたし鶏にく…すき…
でも…お野菜も…ちゃんと食べるの
夏深さん…ビビンバとたべれば美味しいの
あ…その玉ねぎ、いただくの(翼ぴこんっと立て)

くろげわぎゅう…わたしも食べたことないの
夜壱さん…わたしそのお肉いっしょに焼くの
おてつだい、したいの…
…焼けたくろげわぎゅさんは…ひとあじ違うかも…

デザート…
わたし、杏仁豆腐とケーキ食べるの
両方食べて、はっぴーなのよ…


●極上の味わい
「奪還戦お疲れ様、乾杯!!」
 花塚・夜壱(月下鬼人・g00016)の乾杯の声で各々にグラスを掲げるのは、『雑貨喫茶『Nox』』御一考様である。
『獣神王朝エジプト奪還戦』を勝利で終えてのクリスマス、祝勝会もかねての焼肉忘年会である。
 それぞれのグラスの色は様々だが今回は、未成年も居る為、全員ジュースか緑茶、それでも仲間で過ごすクリスマス、気分が高揚しない訳が無い。
『お疲れ様!』と言う言葉が自然と仲間達の口から出て来る。
 そして、今日の会場は焼肉パラダイス、みんなお腹いっぱい食べる準備は出来ている。
「皆、何を食べるか、決めているか? 取り敢えず、全種類の肉を大皿に盛って来たんだが」
 この面子では比較的、気の利く夜壱が事前に、テーブルに肉を運んでいたのが、その肉にルリラ・ラプソディア(Ⅻの子守歌・g00784)が瞳を輝かせる。
「みんな、お疲れさまでした……げんきに肉パ、うれしい。せっかくの贅沢……満喫しよう、ね? 凛太郎さん」
「やっぱり肉には、抗えねえよな……贅沢三昧ってゆーのは、こういう事だな! ああ、ルリラ! 満喫し倒してやろーぜ!」
 全開の笑顔をルリラに向け、鈴原・凛太郎(code:H・g07084)が言う。
 中々タイミングが合わず、ルリラと凛太郎が一緒の席で食事を一緒にする機会は初めてだが、焼肉の前ではそんなことは問題なしである。
 元々気の好いメンバーが集まった『Nox』の面々なのだから、今日は楽しい焼肉パーティーになるだろう。
「けど、本当、クリスマスに、皆で肉パ! いいね、いいね、テンション上がるよ!」
 時先案内人が口にした、『肉パ』と言う響きがとても甘美に聞こえた、レジーナ・ネイサン(灰色キャンバス・g00801)も、今か今かとテンションを上げている。
「それじゃ、片っ端から焼いて行こう。食べるのが好きなメンバーが集まっているんだ。いくら焼いても足りないだろうな」
 言いつつ肉を網に乗せていく夜壱の声も、いつもより弾んでいる。
「来年も忙しいでしょうからね。力をつける為にも今日は肉を沢山食べ──」
 そう言う、本郷・夏深(逢魔が夏・g00583)も目の前で脂を跳ねさせ香ばしく焼ける肉に言葉が詰まる。
「肉が! 肉が、こんなに肉が……ああ、肉を満足いくまで食べられるなんて……」
 美味しそうに焼けた肉の前では、人は無力。
 夏深も、これ以上大義名分を騙るようなことはしない。
「はい、とにかく肉全種類食べましょう! 夜壱兄ちゃん、ジャンジャン焼いて下さい!」
 完全に食べ専に徹するつもりでいる夏深に『仕方ないな』とは思いつつも、肉を手早く返していく夜壱の表情も今日は凄く柔らかい。
「すげー! 焼肉、全種類とか贅沢だよな!」
 焼けたカルビを早速タレにつけて口に放り込む、凛太郎はこの上なく幸せな表情を浮かべる。
「やっぱり、焼肉は、なに食っても美味いよな……さすが肉」
 肉には、人を幸せにする成分が入っていると言われているが、凛太郎は今まさにそれを実感していた。
「折角の食べ放題だから、色々試したいけど、私はタン塩を食べないと始まらないかな。焼肉って言ったら、タン塩が絶対!」
 ネギを添えたタン塩を口に頬張り、レジーナもご満悦だ。
「夜壱ばかり焼いてたら、夜壱がゆっくり食べれないし、野菜は私が焼こうか」
「すまないな、レジーナ。俺も頂くよ。ルリラも食べてるか?」
 食欲溢れる男性陣、勢いよく無くなっていく肉の中、夜壱は小柄のルリラを気にするが、ルリラの取り皿にも十分過ぎる程の肉が盛られている。
「おにく……たくさんあるの……豪華なのよ……」
 たっぷり味わいながら幸せそうに呟くルリラの姿にみんなほっこりとした気持ちになる。
「……よし! ここら辺も食べ頃だろう、熱いから気を付けて」
 仲間達に美味しい焼肉を食べてほしいと、真剣に焼き加減を見守りながら肉を返し、ほぼ、『焼肉奉行』と言った感じになっている、夜壱だが、彼も小食とは程遠く、肉が焼ける間に、他のメンバー顔負けの食欲を見せている。
「牛のどの部位か分かりませんが、美味いです。あ、これ豚でしたか。それにしても、美味い!」
 食べ頃の肉を心ゆくまで食べる夏深だったが、彼の周囲の野菜は減っていない。
「ほら、夏深、それに凛太郎は、レジーナが焼いてくれた野菜も食べなさい」
 それを視界に入れた夜壱が、肉だけでは身体に悪いと年長者らしい声音で言う。
「うーん、野菜も食べますよ。明日にでも」
「いや……その、ちゃんと、野菜も食べる……大丈夫! 夜壱とレジーナが、ちゃんと焼いてくれたやつだからな! 好き嫌いないから!」
 気にしていない風の夏深と、慌てて焼けた玉ねぎを肉と一緒に口に運ぶ凛太郎。
 折角の肉パ、食べたいものを食べて、ちゃんとした栄養管理は明日からでいいかと、苦笑いは浮かべても夜壱もそれ以上は言わない。
 夜壱だって、食べ尽くされる前に確り焼肉を食べなければ今日ここに来た意味が無いのだから。
「ルリラは鶏肉が好きみたいだな。……よし! これが食べ頃だろう、熱いから気を付けて」
「おにく……おいしいね。わたし鶏にく……すき……」
 ムネ、ささみと言った肉を素敵な空間で食べるルリラは本当に幸せそうだ。
「でも……お野菜も……ちゃんと食べるの。夜壱さん、レジーナさん……ありがとう」
「ルリラ……!」
 その言葉に感極まったのか、レジーナはグリーンティーを一気に飲むとお代わりを注文する。
「みんな、食べて食べて、本当に美味しくて楽しいよ」
 5人の焼肉爆食が一段落した頃、夏深がメニューを見、声を上げる。
「カフカの身体は、今ユッケを激しく求めています!」
 その言葉に反応したのは、女性陣。
 レジーナとルリラも注文して出来上がりを待つ中、凛太郎が夜壱の傍らに置いてある、桐箱に気付く。
「お、黒毛和牛に気が付いたか。最初に持って来ておいたんだ」
「マジか! 黒毛和牛とか……俺、はじめてですが! 俺も焼き方わかんね……」
 夜壱の言葉に、神々しいものを見るように声を上げる凛太郎に対し、驚きはしても面白そうと思ったのか、夏深がトングを掴む。
「凛太郎さんも知らないとなると……よし、カフカがクソ適当に焼きましょう!」
「夏深、クソ適当は、駄目だろ! よ、夜壱! お前さんの出番だ!」
 慌てふためく凛太郎に、想定内だったのか、夜壱は頼もしい言葉を口にする。
「任せてくれ、責任を持って俺が焼こう」
「くろげわぎゅう……わたしも、食べたことないの。夜壱さん……わたし、そのお肉いっしょに焼くの。おてつだい、したいの……。ちゃんと焼けた、『くろげわぎゅう』さんは……ひとあじ違うかも……」
 皆の熱い視線を受け、夜壱とルリラは霜降りの高級肉を焼いていく。
「これが、ウワサの黒毛和牛さま。私も見るのは初めてだ、まさか実在していたなんて」
 ワカメスープで一息をついていたレジーナですら最高級肉の誘惑には抗えない。
 思わずレジーナが『美しい……』と零してしまうほどだ。
 極上の黒毛和牛……焼けた頃には、天にも昇る味わいが待っているだろう。
 それでも、彼等の食べ放題は終わらない。
 まだまだ、ケーキにアイス、杏仁豆腐が待ち受けているのだから。
 彼等のハッピーな夜はルリラのおねむの時間まで続いた……。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【泥濘の地】LV1が発生!
【防衛ライン】LV1が発生!
【強運の加護】LV2が発生!
【完全視界】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
【アヴォイド】LV2が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【リザレクション】がLV2になった!

松中・誠
まさかの聖夜に焼肉…最高なんだぜぃ

ぇ、お肉食べ放題?マジで?わーい。いっぱい食べよう

さてさて…バイキング形式把握したんだぜぃ
食べきれる分だけにするんだぜぃ

まずはタン塩(お皿にいっぱい)から入って…七輪2個ぐらい欲しいんだぜぃ。うまうま
お次はカルビ(お皿に特盛)と豚と鳥各種(お皿に略)なんだぜぃ
タレはどれもおいしそうだから全種類使うんだぜぃ
ホルモン系はあんまり得意じゃないからとらないんだぜぃ
特別メニューも食べるんだぜぃ

ビビンバもニンニクのボイル焼きも食べるけど…クッパは?ないのかな

個人的に焼肉の時はお茶を飲むんだぜぃ
食後のデザートも食べてごちそうさまでした!
もちろん残したりしないんだぜぃ
うまうま


●漢一匹焼肉三昧
「まさかの聖夜に焼肉……最高なんだぜぃ」
 1人七輪に向かい合っているのは、青い竜の鱗に冬用コートを纏った、松中・誠(ヤンキードラゴニアン・g03037)だ。
 主催である、十・オリバー(武装武人・g05933)から招待を受けた時には年甲斐も無く、『ぇ、お肉食べ放題? マジで? わーい。いっぱい食べよう!』と年甲斐も無くはしゃいでしまった程である。
 焼き肉店内に入り、肉の焼ける音に胸を躍らせ、1人席に案内された誠は、直ぐに『食べ放題ルール』を理解し、1人で食べられる肉をテーブルに運んできたが、あくまで『誠が』1人で食べきれる量の肉……一般男性の3倍は肉を持って来ていた。
「タン塩は脂と香りが絶妙だぜぃ。出来れば、七輪2個くらい欲しいけど、これだけディアボロスが居るんだ、贅沢も言ってられないんだぜぃ。おっし、焼けたぜぃ!」
 焼き肉ダレに一気に3枚のタン塩を付けると、誠は大きな一口でタン塩を頬張る。
「うまうまだぜぃ。箸を止めるなんて、俺っちには出来ないんだぜぃ!」
 その調子で特盛カルビとハラミと鳥むねを焼いていく誠。
「そろそろ味変してもいい頃なんだぜぃ。塩ダレ、味噌ダレ、どれも美味そうで選べないぜぃ。なら、俺っちは、全種類味比べすればいいだけの話だぜぃ!」
 漢1人のクリスマス。
 それでも美味しい焼肉に囲まれてのクリスマス。
 ビビンバにニンニクのボイル焼き、ローストチキンも黒毛和牛も待っている。
 食後のデザートまでが食べ放題。
 腹をたっぷり満たせる聖夜……誠はノリノリで絶品焼肉を堪能するのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【怪力無双】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!

シエロ・シーカー
焼肉食べ放題と聞いて。
お一人様でゆっくり楽しんでいるよ。(基本ぼっち)

基本的に僕は好き嫌い無くいろいろ食べる方。
大食い、とはいかないけど。

白ご飯と黒烏龍茶をお供に肉を取ってきては焼いて食べる。
何から焼こうか…牛カルビからいくか。
肉ばっかりじゃなく野菜も取ってきては焼いて食べる。
焼きキャベツ、焼きとうもろこし、焼きナス…ん、美味い。
りんご、バナナ、パイナップル、桃…焼くか。
そして、焼いた果物の上にアイス乗っけて食べる…甘くて美味い。

…そういえば、クリスマスか。

※アドリブ歓迎


●静かな夜
 焼き肉店舗の片隅、静かに1人で焼肉を堪能しているのは、シエロ・シーカー(夜歩く灰・g02141)だった。
 噂でクリスマスに『焼肉食べ放題』があると聞いて、ふらりと立ち寄ったのだ。
 仲間内で焼肉を楽しんでいるディアボロスも多いが、お一人様でゆっくりと焼肉を味わうと言うのもシエロにはあっていた。
 基本的に好き嫌いは無いけれど、特に沢山食べるという訳でもない。
 ただ、冬の日を何もなく過ごすと言うのも味気ない。
 カップル色の強いイベントよりも、美味しいものを食べることに専念する方がありだと思った……ただそれだけのこと。
 そんなシエロにも主催の十・オリバー(武装武人・g05933)は、笑顔で対応してくれたし、来てくれたことにも感謝をしていた。
 ご飯とウーロン茶をお供に好きな肉を焼いて、じっくり食べる。
 とても贅沢な時間のような気がした。
「次は何を焼こうか……。牛カルビといくか」
 肉だけではなく、野菜もふんだんに焼き、りんごやバナナ、パイナップルと言った果物も焼いて香りを楽しむ。
 アイスを乗け食べれば……甘く溶けて美味しいから。
「……そういえば、クリスマスか」
 窓から見えるネオン街では、しんしんと雪が降り始めていた。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【平穏結界】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!

グレン・ゲンジ
【奴崎組】
肉!肉!肉はいいぜ、食文化の極みだ!部位もタレも選び放題!とりあえず色々食べるぜ!
【口福の伝道者】があるから食料は困らないと思ってたけど、肉は生では食えねえな…生産者さん、ありがとう
でも焼いた肉なら増やせるからシェアしよ

おっと、野菜も欲しくなってきたな…ピーマン焼こ
…ええいまどろっこしい、生でいく。うめえ!(苦いの大好き)
キムチうめえ!

雷斗…鶏肉好きなのか?それともアレか、クリスマスだからチキンを食う…ってコト?
牛も豚も野菜も旨いが、やっぱクリスマスはチキンだよな!よーし、俺も食うぜー!

雷羅、いい飲みっぷりじゃねーの!酒かあ、酒ってそんなにウマいんだなあ…いいなあ…(※17歳)


鳴神・雷羅
【奴崎組】

おおおおおおおおおー!肉じゃーーーーーーー!!
戦争も終わったし、やっぱこういうイベント事には肉だよな!

カルビ!上ミノ!ロース!ハラミ!タン塩!豚トロ!
ジャンジャン持ってこい!!
タレは旨辛ダレで!

グレンもいい食べっぷりじゃねえか
キャベツなら生で食っても焼いてもいけるぜ
あとキムチも忘れずにな
この辛さが絶妙に焼肉とマッチするんだよな

ああ、鶏肉もあるんだっけか
丸鶏のローストチキンも丸ごと頂くぜ!
クリスマスじゃなくても、あたいはいつだって肉食系(食欲的な意味で)だからな!

気分良くなってきたから、ここらで酒もいっちゃおっかなー!
大吟醸!
かーっ!この五臓六腑に染み渡るキレのある味がたまんねー!


●冬の焼肉祭り
 ディアボロスで賑わう焼肉店。
 その中でも特に荒々しく肉を貪る……いや、失礼、肉を食べるテーブルがあった。
「おおおおおおおおおー! 肉じゃーーーーーーー!! 戦争も終わったし、やっぱこういうイベント事には、『肉』だよな!!」
「肉! 肉! 肉はいいぜ、食文化の極みだ! 部位もタレも選び放題! とにかく色々食べるぜ!」
 鳴神・雷羅(獄道デスペラード・g02984)とグレン・ゲンジ(赤竜鬼グレン・g01052)の2人である。
 あらかじめ、言っておくなら男女2人のテーブルではあるが、愛とか恋とかそう言ったロマンチックな雰囲気は、全くない!
 2人は入店から今に至るまで、ひたすら焼肉を食べている。
「俺達には『口福の伝道者』があるから、食料には困らないと思ってたけどよ、新鮮で上等な肉は、中々食えねえからな……生産者さん、ありがとう!!」
 畜産農家の皆様への感謝を述べつつも、グレンは豚カルビを3枚一気に口に放り込むと、白ご飯も一緒にかき込む。
「カルビ! 上ミノ! ロース! ハラミ! タン塩! 豚トロー!! ジャンジャン焼くぜー!!」
 ハラミを旨辛ダレで食べながら、雷羅も鬼気迫る勢いで焼肉を堪能している。
 この2人のテーブルだけ、ある意味バトルフィールドである。
「そろそろ、野菜も欲しくなってきたな……ピーマン焼くか!」
 言ってグレンは、ほぼ肉で埋められた焼き網に、ピーマンをガサッと乗せるが直ぐに焼き色が付く訳でもない。
「……ええい! まどろっこしい! 生でいく! うめえ!!」
 殆ど焼けていない生ピーマンなのだが、グレンは口に運ぶと苦みを堪能している。
「グレン、アンタもいい食べっぷりじゃねえか。キャベツもな、生でも焼いてもいけるぜ」
 雷羅もバリバリと音を立てながら、生キャベツを食べている。
「あと、キムチも忘れちゃいけねぇな。この辛さが絶妙に焼肉とマッチするんだよな」
 取り皿に山盛りにして来たキムチも辛さを感じていないのか、雷羅は美味そうにどんどん食べていく。
「本当だな! キムチうめえ!!」
 でかい声でグレンも叫ぶ。
 フードファイトでもしているかのように爆食する2人、当然このテーブルは目立つ。
「雷羅にグレンか。お前達、本当によく食べるな。まあ、食べ放題だし別にいいんだけど」
 手にクリスマスチキンを持った、日向・雷斗(デジタルサマナー・g03297)が2人に声をかける。
 因みに、雷斗は既にチキンを6本ほど平らげている……この少年も焼肉食べ放題で何をやっているのだろうか。
「おう、雷斗! 肉食ってるか? 美味いぞ! ん? ……鶏肉好きなのか? それともアレか、クリスマスだからチキンを食う…ってコト?」
「いや、うんまあ。俺、みんなより少食だし……」
 2人のテーブルに置かれた肉の量を見つつ、グレンの問いに曖昧に応える雷斗だが、この2人に比べたら、大体の人間が少食である。
「ああ、鶏肉もあるんだっけか! 丸鶏のローストチキンとか食い応えあるじゃねえか! 丸ごと持ってくるぜ!」
 クリスマスであろうが、なかろうが、いつだって肉食女子……勿論食欲的な意味だが、そんな雷羅はガタッと勢いよく椅子を立つ。
「そうだよな! 牛も豚も野菜も旨いが、やっぱ、クリスマスはチキンだよな!! よーし、俺も食うぜー!!」
 グレンもまた、焼肉に気を取られ過ぎて、まだ手付かずだったチキンを張り切って取りに行く。
「……食欲ヤバいな、あの2人。まあ、此処の主催はオリバーだし、別にいいか」
 一言零すと、雷斗は安全そうなテーブルへと非難する。
 その後、気分を良くした雷羅が、持ち込みの大吟醸に御満悦な姿を、まだまだ未成年のグレンが羨ましそうに見ながらも、2人の焼肉の宴は閉店ギリギリまで続くのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【口福の伝道者】がLV2になった!
【託されし願い】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】がLV3になった!
【凌駕率アップ】LV1が発生!

ジョン・エルバ
【Wertlos】
祝勝会に懇親会!
肉食べ放題なんて最高だ、腹一杯になるまで詰め込むぜ!
日本の焼肉はガンガン焼いて、食べるのは早い者勝ちだぞ!

生ビール3人分注文!ハラミ、タン塩に枝豆と旨辛ダレ
タラスは飲み物ばっかで腹膨れんのか?とりま乾杯!

よっし全員に料理技術見せつけるぜ!

焼けね〜〜(焼けるのが待てずビールを飲み干しおかわりしながら無限に豚トロをひっくり返す)
…あ?オイ、燃えてんぞ!ヤバ!ワハハハ!
(自分の肉を見る)(炎上している)
オレのも燃えてたわ。カルカ!任せた(トング押し付け)
もう一回エルマーカンパーイ!イェイ

人が焼いた肉は美味え!酒が進むぜ〜
こんな楽しい焼肉は初めてだな!来年もやろうな!


戌泣・カルカ
【Wertlos】
クリスマスに焼肉食べ放題なんて幸せ!

タラスくんお肉苦手?ササミなら少しは食べやすいかも
野菜と肉と一緒に取ってこよう
エルマーさんにジョンさん焼くんですね
う…ん、なんか心配
ビール貰って乾杯!後でメロンソーダ飲も

……いや炎上がってる!氷!全然肉焼けてないし!
ええ!ト、トングが2個も俺の元に
ダメだ焼ける人間は俺しかいない
消火して両手持ちで肉をガンガン焼いていく
香ばしく焼けたもの(主に肉)から酒飲み2人のお皿へ
タラスくんにササミを少し、希望があれば他も
俺の皿にはこっそり1番よく焼けたやつを
溢れる味わい…美味しすぎて涙が…

でもこうして平和を感じられるのはいいな
オリバーさんご馳走様でした!


エルマー・クライネルト
【Wertlos】
一つの網を皆で囲んで肉を焼く……興味深い催しだ
成程早食いという競技性もあるのか。ならば負けていられん
奪還戦の祝勝会と年の瀬の懇親会を兼ねて盛大に焼こう
舐めるなよクソガキ流石に私だって肉ぐらい焼ける(トングでカチカチ威嚇し)

内臓系の部位があるのがずっと気になっていたのだ
煮込み料理以外で食べるのは初めてなので楽しみだ、いざ調理


……
すごい燃えてるが大丈夫かこれ
……よしカルカあとは任せた(トングを手渡し)

こういうのは得意な者に任せるべき、カルカに任せジョンとビールで乾杯
ホルモンの食感は面白いな、タレの濃い味付けで酒が進む

焼き終わった後の少し焦げた網も風情があって良い
楽しい夜だった


タラス・ジュラヴリョフ
【Wertlos】
新宿島のクリスマスはキラキラで綺麗だねえ!
そしてここは華やかさとは無縁の男四人の焼肉大会、実況は僕タラスがお送りします

早速不安な人にトング渡っちゃったよ。エルマーちゃんと焼けるの?
あっジョンさんは手慣れてそうだね!でも何故か一抹の不安を覚えるのはなんでだろうね

ドリンクバーから戻ってきたらめっちゃ燃えてるじゃん
焼肉って派手だな〜って思ったけどカルカさんの慌て様から多分普通に火事だねこれ
あ、氷ってそういう風に使うんだおやつかと思った。頑張れカルカさん!

みんなの食べっぷりをおかずにジュースとスープで乾杯
ちょっとだけ貰ったお肉をゆっくり楽しみます
沢山食べれて嬉しいね、ご馳走様!


●大炎上な聖夜
「新宿島のクリスマスは、キラキラで綺麗だねえ!」
 新宿島で迎える、聖なる日のクリスマス。
 街には聖歌が流れ、色取り取りに飾られたイルミネーションが煌めいている。
 恋人達や温かい家族もそれぞれにクリスマスを楽しんでいるだろう……だが、タラス・ジュラヴリョフ(大衆の聲・g07789)が仲間達と共に囲んでいるのは焼き網が乗っているテーブルである。
「ここは、華やかさとは無縁の男四人の焼肉大会、実況は、僕、『タラス』がお送りします」
 一言添えるタラスの前では『もう出来上がっているのでは?』と言うテンションのジョン・エルバ(ロックスター・g03373)が大きな声を上げる。
「祝勝会に懇親会! 肉食べ放題なんて最高だ! 腹一杯になるまで詰め込むぜ!」
「一つの網を皆で囲んで、肉を焼く……興味深い催しだ」
 エルマー・クライネルト(価値の残滓・g00074)が、初めての焼肉食べ放題に興味を惹かれたのか焼き網をジッと見つめる。
「日本の焼肉は、ガンガン焼いて! 食べるのは、早い者勝ちだぞ!」
「成程、早食いという競技性もあるのか。ならば負けていられん」
 ジョンの言葉にエルマーは納得したように真剣な表情を作る。
 趣旨としては、間違っていないのだが、既に嫌な予感しかしない……。
「何にしても、クリスマスに焼肉食べ放題なんて幸せですね!」
 戌泣・カルカ(雨喪晴天・g08655)も笑顔で言うが、この2人を野放しにして本当に大丈夫なのだろうか?
「うむ、奪還戦の祝勝会と年の瀬の懇親会を兼ねて、私が盛大に肉を焼こう」
「早速、不安な人にトング渡っちゃったよ。エルマーちゃんと焼けるの?」
 焼肉用トングをカチカチ鳴らすエルマーに思わず、タラスが訊く。
「舐めるなよ、クソガキ。流石に私だって、肉ぐらい焼ける」
 心外だとばかりにエルマ―が鋭い目つきで言うが、その物言いがが逆に不安を誘う。
「取り敢えず、大生3つな! タラスもドリンク取って来いよ。その間にオレがちゃんと網を熱くしておいてやるぜ!」
 未成年はタラスだけなので、アルコールを飲むのは全く構わないのだが……この人達、アルコール入って本当に大丈夫か?
「ジョンさんは手慣れてそうだね! ……でも何故か、一抹の不安を覚えるのはなんでだろうね」
「タラスくんは、お肉苦手かな? ササミなら少しは食べやすいかもね。 俺も行くから、野菜と肉も一緒に取って来よう」
 不安気なタラスの肩に手を添え、カルカが一緒にドリンクと肉を取りに行く。
「店員さーん、注文! ハラミ、タン塩に枝豆と旨辛ダレ! あと大生3で!」
 ジョンの声にビールジョッキと枝豆等を持って来たのは、十・オリバー(武装武人・g05933)である。
「はい、お待ちどうさま。ジョン君、今日は一応バイキング形式だから、お肉足りなくなったら自分で取りに行ってね。まあ、ボクが回せる分には対応するけど、悪酔いして他のディアボロスに迷惑を掛けないようにね」
「おっ、サンキュー! だーいじょうぶだって、肉も食べるし、酔わねーって」
 軽く言うジョンは、オリバーの目が全く笑っていなかったことに気付いていない。
「オリバーさん、本日はご招待ありがとうございます!」
 野菜と鶏肉を皿いっぱいに乗せたカルカがオリバーに挨拶する頃には、オリバーもいつもの人の好さそうな笑顔に戻っていた。
「いやいや、楽しんで帰ってね♪」
 他のテーブルへと向かうオリバーをカルカが見送っていると、タスクの声が聞こえる。
「テーブルめっちゃ燃えてるじゃん。焼肉って派手だね〜」
 その言葉にギョッとしてカルカが焼き網を見れば、超強火どころか、軽く炎上している。
「いやいやいや! 炎上がってる! 氷!」
 肉を焼く前からこれである。
「普通に火事だねこれ。氷ってそういう風に使うんだ。おやつかと思った。頑張れカルカさん!」
 言うタスクも初心者が手を出すべきではないかと、カルカの消火を見守っているし、エルマーは肉を焼くのはまだかと
トングを延々カチカチと鳴らしているだけ。
 ジョンに至っては、乾杯前から既にジョッキが空いており、『オイ、燃えてんぞ! ヤバ! ワハハハ!』と大爆笑している。
 どうにか、カルカが焼き網の火の調節をすると、ジョンは2杯目のビールを片手に声を上げる。
「とりま、乾杯しようぜ! 乾杯!」
 その声に4人は互いのジョッキを鳴らす。
「内臓系の部位があるのが、ずっと気になっていたのだ。煮込み料理以外で、食べるのは初めてなので楽しみだ、いざ調理といこう」
「全員にオレの料理技術、見せつけるぜ!」
 互いに張り切って、肉を網に乗せていくエルマーとジョン。
 チェーン店の焼肉で調理技術も何もないのだが……実際、肉を焼き網に乗せるだけで良いのだから。
「エルマーさんとジョンさんが焼くんですね。う……ん、なんか心配」
 しかし非常にも、5分も経たないうちにカルカのその心配は現実となる。
「焼けね〜〜」
 中々焼けない豚トロを何度も引っ繰り返しながら、ジョンは片手のビールを更におかわりして飲み干しているし、エルマーは引っ繰り返すタイミングが分からず、真剣な目つきで、一番熱が溜まる箇所に牛脂を置く始末である。
「…………凄い燃えてるが、大丈夫かこれ」
 ジョンがぼそりと言う。
「……あ? やっべー! オレのも燃えてたわ。やべえわ、これ! ギャッハッハ! カルカ! 任せた!」
「……よし、あとは、カルカに任せた」
 再度の大炎上に、ジョンとエルマーは、手にしていたトングをカルカに渡すと、何もなかったようにビールを再び飲み始める。
「ええーー!! ト、トングが2個も俺の元に!」
 驚きの声を上げるカルカだが、2人の様子を見て覚悟を決める。
(「ダメだ、肉を焼ける人間は、俺しかいない!」)
 何とか火を小さくし、トング二本持ちで、カルカはとにかく肉をガンガン焼いていく。
 香ばしく焼けた肉をジョンとエルマ―に取り分け、少量のささみをタラスの皿に乗せる。
「ホルモンの食感は面白いな、タレの濃い味付けで酒が進む。こういうのは、得意な者に任せるべきだな」
 流石にセンマイやギアラ、ハチノスと言った希少部位はご用意できなかったが、エルマーはホルモンを肴にビールを一気に煽る。
「もう一回、エルマーカンパーイ! イェイ!」
 そんなエルマーにハイテンションのジョンがジョッキを向ければ、2人のジョッキが音を立てる。
「人が焼いた肉は美味え! 酒が進むぜ〜! こんな楽しい焼肉は初めてだな! 来年もやろうな! ワハハハハ!!」
 楽しそうに言う、ジョンだが、傍らには、もう幾つもの空のジョッキが並んでいる……完全に出来上がっていると言って良いだろう。
「2人共、よく食べるよね」
 軽くスープを飲みながら、ほんの少しのささみを口に運びながら言うタラスの口元にもいつもより柔らかい笑みが浮かんでいる。
「沢山食べれて嬉しいね、ご馳走様。カルカ」
「いえいえ、本当にどうなることかと」
 肉を焼くのを一手に引き受けていたカルカも、一段落し、自身も漸く焼肉を口に運んでいた。
「あ~、労働の後のお肉美味しい。溢れる味わい……美味しすぎて涙が……」
 じっくり育て、良く焼き色の付いた肉を食べれば、カルカの疲れも吹き飛ぶと言うものだ。
 そして、カルカには別のお楽しみもあった。
 最高級黒毛和牛を一人前だけ、オリバーに渡されていたのだ。
 他の仲間達は既にお腹いっぱいなので、カルカが黒毛和牛を1人で食べるのも仕方のないことなのである!
「美味しい~! 黒毛和牛。メロンソーダもあるし、こうして平和を感じられるのは、いいな」
 カルカの言葉が良い感じに眠りこけているジョンに聞かれることも無く、カルカは只々高級な肉に舌鼓を打った。
「楽しい夜だな……」
 ジョッキを傾けながら、エルマーは仲間達との聖夜をそう呟くのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【建造物分解】LV1が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
【口福の伝道者】がLV3になった!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
【ロストエナジー】がLV2になった!
【凌駕率アップ】がLV2になった!
【アクティベイト】LV1が発生!

ティベルデ・バルツァー
【ガチレン】
焼肉か。たき火では間に合わないし金網とドラム缶でも使うのかな?
けれど屋内では煙と熱が問題になるし残留効果頼りは最終人類史以前の商売が成立しない……想像もつかないな。
(※この後実物に感動)

ではワギューと野菜を。牛と新鮮な野菜を食べる機会は貴重だったからね。
しかしサイドウもヨウヅキも野獣の如しだ、私はゆっくりいこう。焼けたらちゃっかり貰うけれど、ははは。 
ディアナも肉ばかりでなく野菜を……あっ肉が燃えて……空間のハッキングで火にのみ水の情報を割り込ませて消そうか。
ああ便利だろうシシドウ。……心配だから随時加減を見ていよう。

デザートも頂こう、チェリーケーキはあるかな。別腹とはこの事だね。


ディアナ・レーヴェ
【ガチレン】の皆と

私も雑にお肉を焼いて食べる事くらいは沢山あったけど、いわゆる「日本の焼肉」は初めてね!

ティベルデの疑問に「推測」ながらニコニコ語るわ!
排気用には強いファンがあるんでしょ?
熱対策は、やっぱり水冷式が一番。
(※そこはかとなく兵器目線な機械化ドイツ軍人)

かんぱーい!
お喋りしながらひょいひょい網に肉を載せてくわ!
野菜忘れがち。
豚トロ炎上させがち。

あといつの間にか黙り込んでいると思ったら、ホルモン焼いてたら食べ時が分かんなくて、延々焼け溶けて小さくなっていく塊を難しい顔して見送りがち。
…ああ、可食部がどんどん減ってる気がする…ねえー、これ焼き方教えてー?

※アドリブ歓迎


陽月・空
【ガチレン】
僕は食べるよ、いっぱい食べる

先ずは火が通りにくい物から
焼いている間にタレを全種準備
肉に合うタレを選択出来るようにし、味変による食欲増進もバッチリ
白飯、全種おむすび、キムチ、わかめスープも忘れず
特別メニュー、豚、牛も一通り食べてお腹の準備運動してから本命の黒毛和牛へ

肉、肉、肉
網には常に肉
美味しいタイミング逃さず
ご飯にバウンドさせ、うま味が染み込んだ肉汁ご飯もぐっ
頬袋は常にパンパンリスみたい

ホルモン?
ヒダっぽい皮の方から焼く、カリッときつね色になるまでしっかり。油側も見た目とろとろになってる
そこまで焼いたら次は油側、此方は温めるぐらい
油側からしっかり焼くと炎上するから気を…既に燃えてた


西堂・千衛蔵
【ガチレン】
塊肉を赤煙のブレスで焼こうとして、獅子堂さんに止められた
美味いんだがなぁこれ
仕方ない、素直に炭火で焼いて食べるか

(焼けるのを待つ間)
平安鬼妖にいた頃は、肉と言えば修行で倒した熊の肉だったが……便利な時代だ
しかし、食べ物に感謝するのは時代が変わっても大事だよな
赤煙と一緒に祈ろう
「頂きます」
肉が焼けた瞬間野生に帰るが如く食うけどな

「これも美味いな!」
皆に倣ってタレを漬けて食べてみると、新たな世界の扉が開く
感激に燈篭も光るぜ

肉を丼飯に乗せてひたすら掻き込む
赤煙は専ら甘味をアテに酒を呑んでいる

ふと見れば、仲間の食いっぷりも相当だ
黙り込んでる人もいるが……
「肉はまだあるぜ、どんどん行こう!」


獅子堂・崇
アドリブ連携歓迎
【ガチレン】

皆、奪還戦お疲れ。こうして皆で集まれてよかった。
さて、長い話しても仕方ないし、今日は俺も食えるだけ食うぞ。
空には負けそうだな。やる気が違う。
千衛蔵、赤煙のブレスで肉を焼くのはまたの機会にな。

肉と野菜を次々に焼いて行くぞ。肉メインになりがちだが、カボチャとかも好きなんだよな。
後はビールをもらおうか。
焼き肉食べながらビール飲むと手が止まらなくなる。酔いすぎないよう気を付けよう。

豚トロが燃えて…っと、相変わらず便利だな、ティベルデの空間ハッキング。
燃え尽きたホルモンは置いておいて、追加で焼くとしよう。
ディアナ、ホルモンはこれくらいで食べ頃だぞ。


●焼肉戦線レンシュークラブ
「僕は食べるよ、いっぱい食べる」
 焼肉店へと向かう中、もうお約束となっている発言をしたのは、陽月・空(陽はまた昇る・g00855)だ。
 普段は物静かな印象だが、食べることへの情熱だけは、誰にも負けないだろう。
「それにしても、焼肉か……」
 新宿歌舞伎町の街中を歩きながら、ティベルデ・バルツァー(突き穿つ蒼・g06493)が、仲間達に尋ねる。
「焚火では、間に合わないし。金網とドラム缶でも使うのかな? けれど、屋内では、煙と熱が問題になるし……残留効果頼りでは、最終人類史以前の商売が成立しない……想像もつかないな」
 所謂、大衆焼肉未経験のティベルデは、まだ見ぬ焼肉がどういった形で店として成り立っているのか分からないのだ。
『ガチンコレンシュークラブ』で、獅子堂・崇(破界拳・g06749)が、『獣神王朝エジプト奪還戦』の祝勝会をしようと皆を誘った為、初めての焼肉に来たのだが、分からずとも仕方がない。
「排気用には、強いファンがあるんでしょ? 熱対策は、やっぱり水冷式が一番だしね」
 ニコニコとティベルデにそう語るのは、ディアナ・レーヴェ(銀弾全弾雨霰・g05579)なのだが、実はディアナも『日本の焼肉』は、初めてだったりするので、ぶっちゃけ知ったかぶりと言って良いだろう。
『機械化ドイツ帝国』出身のディアナは、戦場で雑に肉を焼いて食べた経験程度しかない。
 そして、後ろでミニドラゴンの『赤煙』を連れ歩く、西堂・千衛蔵(竜燈鬼・g01901)もまた、焼肉初心者。
 まともに、焼肉チェーン店に行ったことがあるのは、崇だけである為、若干の不安はあるが、店にさえ着けば、何とかなるだろうと、イルミネーションを潜り焼肉店を目指した。
 そこで、ティベルデはある種の感動を覚えることとなる。
 店には既に多くのディアボロス達が来ており、それぞれにテーブル設置の網に肉を置いて焼いているのだ。
 多少の煙はあれど、店内に響く、肉の焼ける音や食欲をそそる香りに比べれば些細なこと。
 ディアナや千衛蔵も初めて来る焼肉店の活気に驚いているし、空に至っては食欲が爆発しそうな顔をしている。
 崇が、主催のオリバーに声を掛けると大きめのテーブルへと案内される。
「では、ワギューと野菜を取って来ようか。牛と新鮮な野菜を食べる機会は、貴重だったからね」
 今ではない時代、畜産と農業を両立させている国は少なかった。
 だからこそ、食べ放題と言う贅沢が、ティベルデに更なる感動を与える。
 皆がそれぞれ、肉や野菜、そしてドリンクを手にテーブルへと戻ると、崇が集まってくれた仲間達に言う。
「皆、『奪還戦』お疲れ。こうして、皆で集まれてよかった。さて、長い話をしても仕方ないし、今日は俺も食えるだけ食うぞ」
 そのタイミングを見計らったように、ディアナがグラスを掲げて声を上げる。
「それじゃ、お疲れ様ー! メリークリスマース! かんぱーい!」
 高く掲げられたグラスがそれぞれ音を鳴らすと、ここからが本番だ。
「先ずは、火が通りにくい物から」
 誰よりも多く肉を持って来た、空が鬼気迫る表情で焼き網に肉を乗せていく。
(「俺も食べる方だが、空には負けそうだな。やる気が違う。……って!?」)
「この網を焼けばいいんだな。なら、赤煙しっかり焼いてくれ」
「いやいやいや、千衛蔵、違う、そうじゃない。赤煙のブレスで肉を焼くのは、またの機会にな」
 赤煙の炎のブレスで焼肉を焼いてしまえば、最悪全ての肉が一瞬にして消し炭になる為、慌てて崇が止める。
「ふむ、そう言うものなのか。美味いんだがなぁ、これ」
 肉の丸焼きならともかく、焼肉は殆どが一口サイズの薄切り肉である、千衛蔵には申し訳ないが別の機会にして頂きたい。
「仕方ない、素直に炭火で焼いて食べるか」
 そのようなやり取りの最中も、空は焼肉用のタレを全種類バッチリ準備完了させている。
(「それぞれの肉に合うタレも選択出来るし、味変による食欲増進もバッチリ。白飯、おむすび、キムチ、わかめスープも全部ある。肉を全部食べた後には、スムーズに本命の黒毛和牛も食べないと」)
 本日、空以上に、ここまで焼肉スケジュールを立ててこの場に来た者が居るだろうか?
 ……まあ、おそらく居ない。
「ふむ、焼けるまで、少し時間がかかるものだな」
 牛肉が焼けるパチパチと言う音を聞きながら、千衛蔵はふと思う。
(「『平安鬼妖』に、居た頃は、肉と言えば修行で倒した熊の肉だったが……便利な時代だ」)
『平安鬼妖地獄変』から最終人類史に流れ着いてからは、初めて食べる物も多かった。
 けれど千衛蔵にとって、仲間達と食べる物が美味しいことだけは間違いなかった。
(「食べ物に感謝するのは、時代が変わっても大事だよな。『赤煙』共に祈ろう」)
 そして、食べ頃になった、各種焼肉!
「頂きます」
 声を上げた千衛蔵の箸と食欲の限界に到達した空の箸が同時に焼肉へと向かった。
 無言で肉を口に放り込む作業を続ける千衛蔵と空を見ながら、崇はマイペースに自分のエリアを確保した上で、肉と野菜を焼いていく。
「焼肉と言えば、肉がメインになりがちだが、カボチャとかも好きなんだよな、俺。もう一杯、ビールをもらうか。すいませーん!」
 崇が手を上げ呼べば、テーブルへと生ビールを手にしたオリバーが、やって来る。
 食欲旺盛なディアボロスが、多く来店している為、給仕スタッフの手伝いをしているとのことだ。
 崇は渡された、ビールを喉に流し込み、口を放すと息を吐く。
「ふわー。こういう場で飲むビールはやはり美味いもんだな。しかし、焼き肉、食べながらビールを飲むと手が止まらなくなる。酔いすぎないよう気を付けないとな」
「良い飲みっぷりだな、シシドウ。しかし、サイドウもヨウヅキも野獣の如しだな」
 2人の食べっぷりにティベルデは呆れたように笑いながら言うが、ティベルデ自身も綺麗な焼き色の付いた肉を人並みには口にしている。
 ゆっくり食べなければ、食べ放題に来た意味も無いと言うものだ。
「それにしても、奪還戦が無事に終わってよかったわ」
 ハラミを口にしながら話す、ディアナの表情も和らいでいる。
「ディアナも肉ばかりでなく野菜を……あっ肉が燃えて……」
 空いた焼き網にひょいひょいと肉を乗せているディアナだが、話に夢中になり過ぎて、脂身の多い豚トロが炎上しているのをティベルデが見止める。
「え!? え!?」
「豚トロが燃えて……」
 崇の声に更に慌てるディアナだが、ティベルデが余裕の笑みで、空間をハッキングし網の上で燃える炎のみに水の情報を割り込ませ、直ぐに鎮火する。
「相変わらず便利だな、ティベルデの空間ハッキング」
「ああ便利だろうシシドウ。……心配だから随時加減を見ていよう」
 崇の言葉に気を良くしたティベルデもドリンクで口を潤す。
 そんな珍事に脇目も振らず、空の爆食は続いていた。
(「肉、肉、肉。空いている網があったら駄目。網には常に肉。美味しいタイミング逃さず。一番成熟したところでタレ」)
 肉の間ご飯を食べることも忘れず、旨味が染み込んだ肉汁ご飯をかき込む。
 この小柄な体のどこに入るのかと言う感じなのだが、頬をパンパンにさせつつ空の箸が止まることは無い。
「これも美味いな!」
 空や仲間達に倣って、焼肉にタレを漬けて食べることを覚えた千衛蔵も、新たな食の世界への扉を開き、箸の速度を上げている。
 あまりの感動に頭上の燈篭も光を放っている。
「丼飯おかわりっ!!」
 焼肉をご飯に乗せ食べる千衛蔵の横では、赤煙がお先に用意されたデザートをアテに熱燗を呑んでいる。
 和やかに、しかし戦場のようなテーブルで、いつしかディアナが焼き網を見つめ黙っていた。
「どうした、ディアナ?」
「ホルモン……が、焼いていたら食べ時が分かんなくて、溶けて小さくなって……」
 崇の問いに悲しそうにディアナが答える。
 焼肉初心者のディアナは、ホルモンの焼き加減が分からず、ただただ脂身が小さくなるのを見守り、食べられる部分が殆どなくなってしまったのだ。
「……ねえー、これ焼き方教えてー?」
 こうなっては仲間に教えを乞うしかないと、ディアナが目を潤ませて言えば、崇が笑って、焼けたホルモンを取り分ける。
「ディアナ、ホルモンは、これくらいが食べ頃だぞ」
 崇が言えば、ディアナはホルモンを口にして口元を再び綻ばせる。
「肉は、まだまだあるぜ、どんどん行こう!」
 千衛蔵もディアナを励ましているのか、自身の食欲を増強させているのか、力強く言う。
「燃え尽きたホルモンは、置いておいて、追加でどんどん焼くとしよう。空の箸も、まだ止まりそうにないしな」
「ホルモン? ヒダっぽい皮の方から焼く、カリッときつね色になるまでしっかり。油側も見た目とろとろになってる。そこまで焼いたら次は油側、此方は温めるぐらい。油側からしっかり焼くと炎上するから気を……既に燃えてた?」
 食べるのに夢中で話を半分くらいしか聞けていなかったのか、空は顔を上げるとキョトンとした顔をする。
 自然と起こる笑い声。
「焼肉が一段落したら、デザートも頂こう。チェリーケーキは、あるかな? 別腹とは、この事だね」
 ティベルデの言葉にディアナは勿論、男性陣もクリスマスケーキを思い出し、もう一度お腹を鳴らすのだった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【浮遊】がLV3になった!
【トラップ生成】LV1が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
【建造物分解】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】がLV4になった!
【ガードアップ】がLV4になった!
【ドレイン】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV5になった!

イツカ・ユメ
【ガレージ】
(浮かれてミニスカサンタ服着用)

歌舞伎町!ちょっとワルなオトナの雰囲気がプンプンする夜の町に、可愛いトナカイさんとレッツゴーだよ!
…ごめんね、そのトナカイさんのお鼻は光らないんだよ。
きらきら輝く素敵オーラは放ってるけど!
サンタさんとトナカイさんも、お腹が空いていたらプレゼントを配りに行けないからね。
まずはわたし達が、プレゼント(肉)を貰いに行くんだよ!
わかるよね?(腹の音)

いぇーい!お肉!食べるよ!!
わたし、ホルモンって食べたことないから、しぃちゃんに焼いてもらうー。
わ、すごい!とろっとろだぁ!

そっか、しぃちゃんお酒飲めるようになったんだよね。
ホルモンに合いそうなビールで乾杯しよ♪


篝・子火
【ガレージ】
(浮かれたトナカイパーカー着用)

知ってるぞ、歌舞伎町。
人相の悪いやつらが多いところだからな。イッカをガードしつつ向かおう。
トナカイガードでバリア。
愛らしいサンタに声をかけたくなる気持ちはよく分かる。聖夜にプレゼントも欲しいだろう。
だがな。子火たちはプレゼント(肉)を貰いに行くところなんだ。
お腹がぺこぺこなんだ。(腹の音)
わかるな?(腹の音)

肉だ。焼きまくるぞ、イッカ。
食べれないやつあるか?
子火はホルモンが好きだ。とろとろで美味い。
ちなみに軟骨は苦手だ。こりこりだからな。

そして実はな、子火は酒が飲めるようになった。
ホルモンには...ビールだな。わかった。
クリスマスに乾杯だな。


●サンタとトナカイは街へと焼肉を食べに
「歌舞伎町! ちょっとワルなオトナの雰囲気が、プンプンする夜の町に、可愛いトナカイさんとレッツゴーだよ!」
 ミニスカサンタの装いで歌舞伎町の路地を歩くのは、イツカ・ユメ(いつかかなうゆめ・g02834)だ。
「知ってるぞ、歌舞伎町。人相の悪い奴等が多い所だからな」
 そう言いつつ、イツカを護るように一緒に歩くのは、トナカイのフードパーカーを着用した、篝・子火(天高し・g02594)。
 本日はクリスマス。
 街に繰り出す若者達も多く、可愛らしいイツカに注目が集まるのも、また必然と言えるかもしれない。
 だが、子火はそんなサンタなイツカを護る為に一緒に来たのだ。
 当然、酔っ払いたちへの牽制も忘れない。
「愛らしいサンタに、声をかけたくなる気持ちはよく分かる。聖夜にプレゼントも欲しいだろう。だがな、子火達はプレゼントを貰いに行くところなんだ」
 トナカイな子火も十分過ぎる程可愛く、男性達の視線を集めているのだが、肝心の子火はそれに気付いていない。
「子火達は、お腹がぺこぺこなんだ。分かるな?」
 言って、思わず『キューッ』と鳴る、子火のお腹。
「……ごめんね、そのトナカイさんの、お鼻は光らないんだよ。キラキラ輝く素敵オーラは放ってるけど!」
 子火以上に子火の愛らしさを理解しているイツカが、周囲に笑顔で言う。
「サンタさんとトナカイさんも、お腹が空いていたら、プレゼントを配りに行けないからね。まずは、わたし達が、プレゼントを貰いに行くんだよ! 分かるよね?」
 子火と同じくイツカのお腹も限界らしく、音を鳴らす。
 腹ペコのサンタさん達は、脇目も振らず、一路焼肉屋を目指す。
「いぇーい! お肉! 食べるよ!!」
 焼肉店で2人席に案内されたイツカが元気な声を出すが、周囲のディアボロス達も確りと焼肉を堪能している為、気にする者はいない。
「肉だ。焼きまくるぞ、イッカ。食べれないやつあるか? 子火は、ホルモンが好きだ。とろとろで美味い」
「そうなんだ♪ わたし、ホルモンって食べたことないから、しぃちゃんに焼いてもらうー」
 子火が軟骨が苦手なことや、子火がお酒を飲める年齢に、つい最近になったこと、そんな可愛らしい会話をしていたら、丁度ホルモンが食べ頃の焼き加減になる。
「わ、すごい! とろっとろだぁ!」
「ホルモンには……ビールだな。クリスマスに乾杯だ」
 イツカも21歳、勿論お酒はOK……ならば。
「クリスマスに乾杯だね、しぃちゃん♪」
 生ビールのジョッキが綺麗に音を重ねる。
 サンタとトナカイ、女子二人の焼肉クリスマス、ロマンティックじゃなくても幸せであれば大丈夫……きっと。
 お腹が満たされるのは、これからだ!
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【勝利の凱歌】LV1が発生!
【スーパーGPS】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV5になった!
【反撃アップ】LV1が発生!

音羽・華楠
【天剣】
アドリブ絡み歓迎

服装はニットとティアードスカートの上にPコート。

焼肉♪
焼肉♪

牛豚鶏、どれも色々種類がありますが……どれを食べるかじゃないんです!
――残らず全部食べるんです!!
あ、味を変えて食べ比べたいので、タレも全種持ってきますね。

橙花さんはエジプト奪還戦でジェネラル級撃破、おめでとうございます!
本当に凄いですね。
そのお祝いも兼ねてますから、食べて食べて♪
お勧めはハラミ塩ダレですよー。

……でも、お肉ばかりでは栄養が偏ってしまいますね。
皆さん、野菜も食べましょう。
私は野菜もしっかり食べますよ。
なので――

――石焼きビビンバ下さい!

……石焼きビビンバは野菜ですよ?
…………野菜ですよ?(真顔)


エレナ・バークリー
【天剣】
※服装は普段着のタートルネックセーターにロングコート。コーデュロイのパンツ

皆さん、『歴史の奪還戦』お疲れ様でした。先のことはその時に考えるとして、今は祝勝会を楽しみましょう。

故郷と比べると、この時代の何と恵まれたことか。いえ、《刻逆》を許すわけではありませんが。
それでも好きなだけ肉を食べていいなんて、故郷では絶対無理でしたよ。

では、遠慮なく焼肉をいただきましょう。私は塩ダレの味付けていきましょうか。
肉汁が溢れて口の中に染み渡ります。うん、美味しい。あ、野菜もちゃんと食べますからね。本当ですよ?
牛をたっぷり堪能したら、次は鶏の方をいただきましょうか。クリスマスには必須らしいですからね。


アンネローゼ・ディマンシュ
【天剣】
普段着のドレスで
エジプトはグランダルメとも浅くない因縁があったディヴィジョン
完全勝利出来てわたくしも嬉しいですわ

さ、お肉を食べましょう
そう言ってアイスティーの注がれたグラスを掲げ、喉を潤しながら肉を食べ進めていく
わたくしはサーロインを
この上質な肉を焼肉で食べるという贅沢……
恍惚ものですわ
そう言ってサーロインを焼き、皆に配っていく
ご飯はタレをかけるという方法も理解がありますが、わたくしは素の白米で行きますわ


弐伊原・祈織
【天剣】
服装は普段着代わりの白セーラー服
ああ、エジプトの奪還でディヴィジョン攻略はドイツ、平安京と続いて三つ目だ
後はエゼキエルか三国志を七曜の戦前に奪還できるかも、という所だな
等と言う話は置いておいて…乾杯だ
そう言ってウーロン茶のグラスをぶつけ、焼肉を食べ進めていく
肉がこんなに手軽に食べる事が出来るとはな…
最終人類史は、恵まれた世界だよ
そう言いながら塩タンをレモンに浸してごはんと一緒に食べていく


新城・橙花
【天剣】
普段着の白のセーターに白いスカート、タイツにブーツ。

今回はジェネラル級倒して活躍できたし、とっても大満足だったよー。

で、お肉っ。
乾杯の途中から気もそぞろだけれど、おすすめしてもらったおいしそうなお肉をとっても幸せそうにもぐもぐするよー。
尻尾もフリフリしちゃうぐらい幸せだねっ。
「こういう感じなら毎日くりすますでも大丈夫だよー」とにっこりだよー。


クリアルト・ハイランド
【天剣】
冬用のコートに普段着で参加だね。
焼肉の匂いが付かないよう店内では
コートは他の場所に移動させておくよ。
お腹が空いた時はやっぱり焼肉だよね。
しっかりと食べさせてもらうよ。
積極的に焼かせてもらおうかな。
焼き加減には注意だね。
いい肉ならそれほど焼かなくても
いいだろうし焦げる前に配っていきたいかな。
僕も適度な所で食べさせてもらうよ。
ご飯や野菜と一緒に食べると更に美味しいよね。
タン塩大目で油っこい部位はほどほどにかな。

「うん、良く焼けてすごく美味しいかな」
「こういうクリスマスも楽しいよね」


黒部・澪
【天剣】
クリスマスらしく、白いワンピース姿で。
うん、肉の油が跳ねたりタレが飛んだりしたら致命的なやつ。
最後まで無事でいられるのかしらね。

まあそれはともかく、焼肉。
うん、とりあえず値段が高そうなのから。
どれだけ食べられるかわからないしね。
あとはチキンね、チキン。
あるみたいだから食べないとね、お約束ものだし。


●奪還戦後のクリスマス
 クリスマスで賑わう、新宿歌舞伎町。
 それぞれの装いで、焼肉店に姿を見せたのは、7人のディアボロス達だ。
 タートルネックセーターにコーデュロイのパンツを合わせ、その上からロングコートを羽織るのは、エレナ・バークリー(アブソリュートウィッシュ/エレメンタルキャヴァリエ・g00090)。
 普段通りのセーラー服で店に入るのは、弐伊原・祈織(黒白二元剣術流祖・『二意天双流』・g01487)。
 白のワンピースでクリスマスを彩るのは、黒部・澪(超時空妖狐・g02344)。
 可愛らしくはあるのだが、本日来店したのは、焼肉食べ放題の会場である。
 ……食の終わりまで、その純白が保たれるかは、保証出来ない。
 クリアルト・ハイランド(人間の妖精騎士・g01311)は、店に着くと直ぐにコートを脱ぐと、微笑みながら店員にコートを預ける。
 続くように冬用ニットにティアードスカートを合わせ、上にレディースのパイロットコートを羽織った、音羽・華楠(赫雷の荼枳尼天女・g02883)も、冬の外気と共に入店する。
 お嬢様風の軽やかなドレスの裾を気にしながら、アンネローゼ・ディマンシュ(『楽士大公』ディマンシュ大公・g03631)も肉の焼ける音で賑わう店内に入った。
 最後に、白いセーターに白スカートを合わせ、厚手のタイツに愛らしいブーツを履いた、新城・橙花(呪刀の裁定者・g01637)が入店し、店の扉が締められる。
 女の子同士での女子会かと気を利かせた……まあ、実際は少し違うのだが、そこは置いておこう。
 主催である、十・オリバー(武装武人・g05933)が、広めのパーティ個室に案内すれば、ディアボロス達は気心知れた顔に表情を和らげた。
「焼肉♪ 焼肉♪ 牛、豚、鶏、どれも色々種類がありますが……どれを食べるかじゃないんです!」
 華楠が跳ねるような声音で言いながらも、仲間達に真剣な瞳で言う。
「――残らず全部食べるんです!! あ、味も変えつつ食べ比べたいので、タレも全種類持ってきますね」
 本日の焼肉はバイキング方式。
 食べられるだけテーブルに運んで良いのだが、華楠がかなり張り切っている様子が窺える。
「お腹が空いた時は、やっぱり焼肉だよね。しっかりと食べさせてもらうよ」
 クリアルトもちゃんとお腹を空かせてここまで来たのだ、食べられるだけ食べないと勿体ないと言う心構えだ。
 それぞれに、肉やタレ、サイドメニューとドリンクが行き渡った所で、エレナがグラスを手に声を上げる。
「皆さん、『歴史の奪還戦』、お疲れ様でした。先のことは、その時に考えるとして、今は『祝勝会』を楽しみましょう。乾杯!!」
『かんぱーい!!』
 7人の声と7つのグラスの交わる音が重なる。
「『獣神王朝エジプト』は、『断頭革命グランダルメ』とも、浅くない因縁のあったディヴィジョン。完全勝利出来て、わたくしも嬉しいですわ」
 ドリンクを口にしながら、アンネローゼがそう口を開く。
「ああ、今回の『獣神王朝エジプト』の奪還で、攻略出来たディヴィジョンは、『機械化ドイツ帝国』、『平安鬼妖地獄変』と続いて、3つ目だ。後は、『TOKYOエゼキエル戦争』か『大戦乱群蟲三国志』を『七曜の戦』前に奪還出来るやも、という所だな」
 祈織も今の戦況とこれから起こり得ることを真摯な瞳で語るが、直ぐに表情を和らげて言う。
「などと言った、無粋な話は今日は置いておこう。折角、皆で食事に来たのだからな」
 言いつつウーロン茶のグラスを傾ける、祈織。
「橙花さんは、『獣神王朝エジプト奪還戦』でのご活躍、格好良かったです!」
「本当にね♪ 今回は、戦場で充分活躍できたし、とっても大満足だったよー♪」
 華楠の称賛の声に、橙花も満面の笑みで狐耳を『ピョコピョコ』動かし喜びを表す。
「本当に凄いですよね。今日のクリスマスは、そのお祝いも兼ねていますから、食べて食べて♪」
 焼き上がったハラミを橙花の取り皿に乗せ、華楠が『お勧めは、塩ダレですよー』と付け加える。
「お肉っ! おいしそう~♪」
 はむっと頬張ると、確りと肉の旨味を味わい、幸せそうな表情をする、橙花。
 思わず、ふっさふさの金毛の尻尾も柔らかく揺れる。
「こんなに幸せなら、毎日、くりすますでも大丈夫だよー♪」
 言葉と共に次の肉に箸を伸ばす橙花は、本当に楽しそうだ。
「わたくしも、お肉を頂きましょう」
 言って、まず一口アイスティーで喉を潤す、アンネローゼ。
「わたくしは、サーロインを焼かせて頂きますわね」
 サーロインは、ステーキとしての厚切り肉が有名だが、肩ロース、リブロースと同じくロースに分類される。
 オリバーが、予めアンネローゼに渡していた黒毛和牛の入った桐箱にも、サーロインも多くは無いが入っていた。
「こんな、上質な肉を焼肉で頂くという贅沢……恍惚もの、ですわ」
 うっとりと言いながら、アンネローゼは薄く焼き色の付いたサーロインを、皆の取り皿に取り分ける。
「程よく、焼けた高級なお肉、幸せですわね。ご飯はタレをかけて頂くという方法も存じておりますが、わたくしは、普通のご飯でお肉とのハーモニーを感じたいと思いますわ」
 極上の肉とふっくらと炊き上がったご飯を手に、優雅な食欲を見せながら、アンネローゼは口元を綻ばせる。
「お肉は美味しいですけど……でも、お肉ばかりでは、栄養が偏ってしまいますね」
 焼肉に舌鼓を打っていた華楠が、少しだけ真面目な顔で言う。
「皆さん、野菜も食べましょう。私は野菜もしっかり食べますよ。なので――石焼きビビンバ下さい!!」
 大きな声で注文する華楠だが、ここで疑問を持つ者も居る。
 石焼ビビンバは、果たして『野菜』だろうか?
「……石焼きビビンバは野菜ですよ?」
 石焼ビビンバは、ご飯の上に山菜のナムル、きゅうり、サンチュ、きのこや牛肉、そして卵を乗せコチュジャンを絡めて食べる、韓国式の『混ぜ飯』である。
「…………野菜ですよ?」
 真剣な表情で言う華楠をそれ以上、追及する者は居ないが、食物繊維と一緒に確りとカロリーも摂取出来そうだ。
「それにしても……」
 肉を口に運びながら、エレナがしみじみと言葉を続ける。
「故郷と比べると、この時代の何と恵まれたことか。決して、『刻逆』を許すことは出来ませんが、それでも、好きな時に好きなだけ、肉を食べていいだなんて、故郷では絶対無理でしたよ」
「確かに、肉がこんなに、手軽に食べる事が出来るとはな……。『最終人類史』は、恵まれた世界だよ」
 エレナの言葉を受け言う祈織は、タン塩にレモンを浸して、ご飯と共に食している。
「まあ、思うところはあるけれど。それはともかく、今は焼肉。どれだけ、食べられるか分からないし、堪能しないとね」
 折角のクリスマスの焼肉、自分達にしんみりとした空気は似合わないと、澪が朗らかに言う。
「そうですね。では、遠慮なくどんどん焼肉を頂きましょう。肉汁が溢れて、口の中に染み渡る感じは良いですね。うん、美味しい。あ、野菜もちゃんと食べますからね。本当ですよ?」
 エレナのそんな一言が皆の表情に笑顔を灯していく。
「良い肉なら、それほど焼かなくても大丈夫だろうし、確り味わって食べてね」
 焼き加減に注意しながら、積極的に焼き網に肉を乗せているクリアルトが、仲間達にそう声を掛ける。
「うん、良く焼けてて、凄く美味しいね。ご飯や野菜と一緒に食べると更に美味しいよね」
 タン塩や野菜をバランスよく食べながら、クリアルトが仲間達の賑わいを見ながら言う。
「こういう、クリスマスも楽しいよね」
「そう、クリスマス! あとはチキンね、チキン。用意されてるみたいだから、食べないとね。クリスマスのお約束ものだし」
 クリアルトの言葉で思い出したかのように、澪が口にする。
「そうですね、牛をたっぷり堪能したら、次は鶏の方を頂きましょうか。クリスマスにチキンは必須らしいですからね」
 エレナが笑って言えば、皆幸せそうに笑顔で頷く。
 お肉を囲んだ、幸福なクリスマスの夜は、ゆっくりと過ぎていく……。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【エイティーン】LV2が発生!
【勝利の凱歌】がLV2になった!
【未来予測】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
【狐変身】LV1が発生!
効果2【リザレクション】がLV3(最大)になった!
【ラストリベンジ】LV1が発生!
【ドレイン】がLV3になった!
【命中アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV5になった!
【ダメージアップ】がLV6になった!

アーリヤ・アマミヤ (サポート)
「ここはお任せ下さいませ!
「これが高貴なる一撃ですわっ!
「これが私の役目ですわね
「任されましたわ!
「そこですわ!
「決めポーズ!ですわね


・口調
(エセ)お嬢様口調
~ですわ
味方には(名前)様
敵は呼び捨て

・キャラ
高貴な生まれで自信満々
だけど世間知らずで失敗も多い
あんまり頭もよくない
けどめげない
あとノリがいい

・性格
責任感が強く役目や義務を重んじる
ノリがいい

・得意な戦法
自身の高い魔力で殴る蹴る
契約したジンを宿した武器に凄い魔力を宿したあと蹴る
武術の心得はないけど持ち前の運動神経で何とかします

あとはヤラレ役、エッチな目に合う、引き立て役、避難誘導員、実況解説、ボケやツッコミ
何でも美味しくお料理下さい


●最後の焼肉
「みんな、気を付けて帰ってね。メリークリスマス」
 夜も更け、焼肉を存分に食べた様子のディアボロス達を見送る十・オリバー(武装武人・g05933)。
「あら、もう、焼肉パーティは終わってしまったんですの?」
 オリバーにそう声を掛けたのは、時先案内人のアーリヤ・アマミヤ(魔霊ジンキック初級・g03479)だった。
「ああ、お疲れ様。アーリヤ君、メリークリスマス。確か、君もクリスマスパーティを企画していたと記憶しているんだけど、もう終わったのかい?」
「オリバー様、メリークリスマスですわ。ええ、皆様のお蔭で、楽しく『仮装ダンスパーティー』を終えることが出来ましたわ」
 オリバーの問いに、機嫌よく答えるアーリヤの様子から本当に楽しいパーティになったのだろう。
「適度にお腹も空きましたので、こちらの焼肉食べ放題を思い出したのですけれど、遅かったみたいですわね」
 残念そうにしゅんとして言うアーリヤに、オリバーは笑顔を向け店の扉を開く。
「高級なお肉は全部無くなっちゃったけど、アーリヤ君が食べる分くらいなら、まだお肉残ってるから。お茶も入れるよ、夜は冷えるからね」
「あら、良いんですの。嬉しいですわ」
 表情に輝きを戻したアーリヤは促され、店の中へと入っていく。
 アーリヤのお腹が焼肉で満たされ、オリバーが全ての片付けを済ませると、焼肉クリスマスパーティはつつがなく終了した。
 全てのディアボロスに……メリークリスマス。
成功🔵​🔵​🔴​
効果1【動物の友】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!

最終結果:成功

完成日2023年01月04日