タコパde☆ダイスマスパーティ!(作者 荒雲ニンザ
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#最終人類史(新宿島)  #最終人類史のクリスマス2022  #クリスマス2022 


 時は今。
 場は新宿南口、駅前ターミナル。
 時先案内人の大和屋・酔仙(妖狐の妖怪博士・g03240)が、狐変化でタコ焼きピックの先端にタコ焼きの模型を刺した物を持ってチラシを撒いている。
「みなさーん! クリスマスはタコ焼きパーティーにいらっしゃいませんかぁー!」
 チラシを受け取って内容を見ると、酔仙が説明し始めた。
「去年もクリスマスパーティーがありましたよね。今年もやるのですが、私は京都でタコ焼きパーティーにしようかと思っております」
 平安鬼妖地獄変から奪還した地で、クリスマスパーティーをやろうというのだろう。
 パーティー会場には、パラドクストレインを使って移動できるので、遠く離れた場所のパーティーでも、自由に行き来できるのだ。
「京都の一般のお子様たちがですね、ぜひディアボロスの皆様に楽しんで頂きたいっ! お願い酔仙さん! って言うものですから、これはもう、一肌脱いでさしあげないといけないなと思いまして。私もお子様達もおもてなしを頑張りますので、ぜひ皆様、いらっしゃって下さいませ」

 こう言うと、聞こえは良い。
 ただ……。
「用意しているのがほら、お子様たちですから、ちょっとね、危なっかしい物が混じっちゃう時なんかも……ゴホッゴホッ! でもまあ皆様ディアボロスですから! ね! うまく乗り切ってもらえるのではないかとですね、私めは期待しております!」

 今年も肝心な部分を丸投げしてよこしたが、概要は以下、こうである。

 タコ焼きを作る一式は屋台に用意してあるのでそれを使うこと。

 1。
「まず、お好きなタコ焼きの具を選んで下さい」
 何を食べたいかで平気だ。
 食べられる物ならば、変わり種でもよい。

 2。
「次、お子様たちが用意したタコ焼きの材料を選んで下さい」
 運命はここで決まり、不運ならば、とんでもない材料が混ざっていることもある。
 そこは天のみぞ知るサイコロが3回、振られる。
 良い素材を選べれば、おいしく!
 まあまあな素材が選べれば、まあ、それなりに。
 やばい素材を選んでしまうと……何がおきるか分からない……!

 3。
「できあがったら、イルミネーションで彩られた鴨川を眺めながら食べましょう!」
 3つの素材をあわせた結果、タコ焼きがちゃんと食べられる物になるかどうか。

「鴨川沿いは風情がありますからねえ! お店のイルミネーションもキレイですよ! ぜひタコパdeクリスマスパーティーを楽しんで行って下さいねえーっ!」
 そう言って酔仙は再び道ゆく人々にチラシを配り始めた。


 これから話すは、これから起きるであろう、現在の出来事。
 知っての通り、タコパdeクリスマスパーティーの物語。
 京都駅に近い、鴨川沿いの一画。
 古都ならではの厳かなクリスマス色に染まった飲食店が建ち並ぶ中、鴨川に抜けた場所に屋台が並んでいた。
 今回のために特設されたその場所は、ディアボロス様ご一行大歓迎のタコ焼き屋台。
 狐変化の酔仙が、ちょろちょろ鉄板の周囲を忙しそうに走り回っているのが見えた。
 屋台の中には、三角巾と割烹着を身につけた可愛らしいお子様達がわらわらと。
「タコ、よーい、おっけー!」
「チーズ、おっけー!」
「ばくだん、おっけー!」
「キムチ、おっけー!」
 何やら不穏な物が混じっていたように思うが、そこはまあ、クリスマスですから、うん。



 新宿島で行われるクリスマスパーティーに参加します。
 時先案内人と新宿島の人々が、ディアボロスへの感謝を込めて、いろいろ準備してくれたようですので、思いっきり楽しみましょう。

 開催されるクリスマスパーティーの内容などは、オープニングの情報を確認してください。


特殊ルール この選択肢には、特殊ルールはありません。
👑60 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【飛翔】
3
周囲が、ディアボロスが飛行できる世界に変わる。飛行時は「効果LV×50m」までの高さを、最高時速「効果LV×90km」で移動できる。
※飛行中は非常に目立つ為、多数のクロノヴェーダが警戒中の地域では、集中攻撃される危険がある。
【強運の加護】
1
幸運の加護により、周囲が黄金に輝きだす。運以外の要素が絡まない行動において、ディアボロスに悪い結果が出る可能性が「効果LVごとに半減」する。
【罪縛りの鎖】
1
周囲に生き物のように動く「鎖つきの枷」が多数出現する。枷はディアボロスが命じれば指定した通常の生物を捕らえ、「効果LV×2時間」の間、移動と行動を封じる。
【友達催眠】
1
周囲の一般人を、誰にでも友人のように接する性格に変化させる。効果LVが高いほど、昔からの大切な友達であるように行動する。
【熱波の支配者】
1
ディアボロスが熱波を自在に操る世界になり、「効果LV×1.4km半径内」の気温を、「効果LV×14度」まで上昇可能になる。解除すると気温は元に戻る。
【冷気の支配者】
1
ディアボロスが冷気を自在に操る世界になり、「効果LV×1km半径内」の気温を、最大で「効果LV×10度」低下可能になる(解除すると気温は元に戻る)。ディアボロスが望む場合、クロノヴェーダ種族「アルタン・ウルク」の移動速度を「効果LV×10%」低下させると共に、「アルタン・ウルク」以外の生物に気温の低下による影響を及ぼさない。
【完全視界】
1
周囲が、ディアボロスの視界が暗闇や霧などで邪魔されない世界に変わる。自分と手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人にも効果を及ぼせる。
【落下耐性】
1
周囲のディアボロスと、「効果LV×300m半径内」の通常の生物に、どんな高所から落下しても、落下時の衝撃を2mの高さから落下した程度に軽減する能力を与える。
【操作会得】
1
周囲の物品に、製作者の残留思念が宿り、ディアボロスの操作をサポートしてくれるようになる。効果LVが高い程、サポート効果が向上する。
【口福の伝道者】
2
周囲が、ディアボロスが食事を摂ると、同じ食事が食器と共に最大「効果LV×400人前」まで出現する世界に変わる。
【おいしくなあれ】
2
周囲の食べ物の味が向上する。栄養などはそのまま。効果LVが高いほど美味しくなる。
【クリーニング】
2
周囲が清潔を望む世界となり、ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建造物や物品が、自動的に洗浄殺菌され、清潔な状態になる。
【アイスクラフト】
1
周囲が、ディアボロスが、一辺が3mの「氷の立方体」を最大「効果LV×3個」まで組み合わせた壁を出現させられる世界に変わる。出現させた氷は通常の氷と同様に溶ける。
【防衛ライン】
1
戦場が、ディアボロスが地面や床に幅10cm、長さ「効果LV×10m」の白い直線を出現させられる世界に変わる。敵はこの直線を突破できず、上空を飛び越える場合、最低「効果LV」分を要する。直線は戦場で最初に出現した1本のみ有効。

効果2

【能力値アップ】LV2 / 【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV1 / 【ガードアップ】LV1 / 【凌駕率アップ】LV1 / 【反撃アップ】LV3 / 【アクティベイト】LV1 / 【リザレクション】LV2 / 【先行率アップ】LV2 / 【アヴォイド】LV2 / 【ダブル】LV1 / 【ロストエナジー】LV2

●マスターより

荒雲ニンザ
 今年もダイスマスパーティーの季節がやって参りました。
 クリスマスですからね、盛大に吹き飛びましょう。
 当日は酔仙が案内いたします。
 運命のサイコロ勝負、ちゃんとしたタコ焼きパーティーとなるかどうか……さあ、はったはった!!!

●クリスマスパーティー会場
 京都鴨川沿いのディアボロス様ご一行特設屋台。

●調理台
 一通りタコ焼きが作れる設備は用意されているので、それを使う。
 鉄板は業務用24×4。

●タコ焼き作りの流れ
①タコ焼きの具を決める。
 具は『食べれる物』で、タコ焼きに入れられそうなお好きな物をどうぞ。
 変わり種でも大丈夫です。

②『お子様達が一生懸命用意したタコ焼きの材料』で作業を始める。
 お一人様3回、マスターがダイスを振ります。
 ただ、やばい素材を引き当ててしまうと、謎の重曹パワーが大爆発を起こします。

A・1~20……良い素材。
B・21~70……まあまあな素材。
C・71~100……やばい素材。

③食べる。
 見た目も素晴らしい天にも昇るおいしさになるか、謎の見た目でクッッッソマズイものに仕上がるかは運次第。
 合計の数値が低ければ低いほど、良い品ができあがります。

D・1~100……おいスィ~!
E・101~200……普通に食べられる合格
F・201~300……クソマズレベルMAX

●遊び方
 各数字内のリアクションを考えて下さい。
 ダイス目の頭にあるアルファベットは、プレイング内の文字数を減らすためのものです。
 例えば、『71~100』だと5文字使ってしまうところ、『C』を記入して頂ければ1文字で分かるようになっています。
 書きやすいお好きな方をお使いください。

●お友達と参加したい場合
 お互いでグループ名、またはお互いの名前を書いて下さればマッチングできます。
 (👑60)という、ほぼ無制限で採用できる状態なので、みなさんお誘いの上遊びにいらしてください。

●選択肢②の『クリスマス・クライマックス!』について
 クリスマスの平和的な雰囲気を壊さない範囲で、やってみたいことをご自由にどうぞ!
 デートに使ってもOKですし、動画配信やプチコンサート等々。
 色々考えたものを投げて下さい。
21

このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


松中・誠
タコパと聞いてきたんだぜぃ。
…………ざ、材料大丈夫だよね?

具はオーソドックスにタコの足にするんだぜぃ。
シンプルに行くんだぜぃ。

ざ…材料はAとBだったら問題ないから特別な反応はないんだぜぃ。
その素材はオッケーなんだぜぃ。
でもCは…ぇ、本当にそれ入れるの?

食べる
Dならウマー!至上のたこ焼きが出来上がったんだぜぃ。
Eならまぁ普通に美味しいたこ焼きなんだぜぃ。問題ナッシング!

Fは…ぇっと、中に居れた具が皮を突き破って動いているんだけどこれ大丈夫?食べれる…?
た…食べるけど!
Fを食べた後はそのままダウンすると思うんだぜぃ。
浜送りにされるところだったんだぜぃ……。


田淵・あゆみ
川沿いはやっぱ寒みーな、でもこっからだと街並みがキレーなのが良く分かる

具は梅干しで。意外とソースと合うんだぜ

A.小さくガッツポーズ
B.ふんふんと頷く
C.素材を凝視して固まる。いやちょっと待って、誰だこんなん持ってきたの!

たこ焼き器は実家にあったし、普通に作れるよ

D.目をみはり、拳を天に突き上げる
食べてみて、無茶苦茶うまいから!と酔仙さんに一つお裾分け
いぇーいとハイタッチ

E.うん梅干しやっぱ合うわ。実家の夏を思い出すなー

F.見た目ヤバいけど食べたら…口に入れて、そのままフリーズ
噛む事が出来ない
手が空をかいて飲み物を探す
ペットボトルを出され、そのまま一気飲みして勢いで飲み込む
…海岸が見えた気がした



 夕暮れ時の鴨川沿い。
 土手の上にはイルミネーションで飾られた店が足場を組んで店を前に出しており、仰げば星がキラキラしているようで雰囲気はいかにもクリスマス!
 ディアボロスのためのクリスマスパーティー期間だけ川縁の一画に屋台が並び、暖がとれるようにドラム缶の中に焚火が作られている。
 出された机の周囲に一般の住人たちが集まり、酒を飲んだり語り合ったり、ネタをかまして笑い合ったり、宴もたけなわのようだ。

 土手に続く階段を下りてきた松中・誠(ヤンキードラゴニアン・g03037)が、その光景を眺めて足を止めていたのに狐変化の酔仙が気づき、声をかける。
「松中殿ー! メリー・クリスマスでございます!」
「おーっ、タコパと聞いてきたんだぜぃ。席空いてるかぃ?」
「無論でございますー! ディアボロス一番乗りですよ、お子様たちが喜びます。ささ、こちらへ!」
 ディアボロスがやって来たと周囲の人々が色めきだち、破顔して誠を輪の中へ迎え入れる。
 割烹着を装着した子供達がわらわら集まり始め、頬を染めて挨拶をしてきた。
「ディアボロスのおじ……おにいちゃん、メリー・クリスマスー!」
「きょうは、ぼくたちが、いっしょうけんめい、よういした、タコヤキパーティーを、たのしんでくださいね!」
 そうして鉄板の前に案内され、材料が運ばれてくる。
 隣の屋台の鉄板を見れば、一般客も好き好きに焼いている。
 酔仙が仕切って材料を渡しているようだが、特別危ない様子もなく、楽しそうに手際よくタコ焼きを焼いている様子。
(「だ、大丈夫だよね? 焼いちゃうぜぃ? 焼いちゃうぜぃ?」)

 誠が内心ハラハラしていると、土手の階段から田淵・あゆみ(人間のサウンドソルジャー・g06882)が下りてきた。
 ひゅと吹き抜ける風に身を震わせ、思わず肩をすくめる。
「川沿いはやっぱ寒みーな」
「あっ、いらっしゃいませ田淵殿! メリー・クリスマスです!」
「ども、酔仙さん。いい雰囲気ですねー」
「今松中殿がちょうどタコ焼きを焼くところですよー。広い鉄板ですからね、田淵殿もお隣でご一緒にどうぞどうぞ」
 ふうん? と屋台の中に視線を移せば、神妙な顔つきの誠が見える。
(「え、何? 何が起きてんの?」)
「いらっしゃい、ディアボロスのおにーさん!」
「はい、おててを、きれいにしたら、こっちに、きて、ね!」
 言われるがまま歓迎してくれる一般人の隙間を通り、固まる誠の横に案内される。

「い、行くんだぜぃ……」
 誠、一投目。
「まずは、粉を、水と、混ぜる」
 失敗しようがないだろうと、思い切り行った38。
 次に、卵。
「ぇ、本当にそれ入れるの?」
 大きな手で慎重に卵を割って落とすが81で、粉に卵が着地したと同時に、謎の重曹パワーが膨らみ、ボッと音を立てて白い粉が巻き上がる。
 白くなったドラゴニアンの目だけがパチパチと瞬きをした。
「何故」
 混ぜた液を鉄板に流し込み、ジュワーッと音を立てて煙が上がる。
 三投目。具を投入46。
「セーフ!!」

 そんなあゆみは、一連の流れを見て距離を置いていた。
「何で爆発したんだ……?」
「さ、さあ……?」
 とりあえず誠が無事に焼きに入っている様子を確認したので、自分の番だ。
 あゆみの実家はタコ焼き器があるお家だったので、彼は普通に作れる様子。
「酔仙さん、梅干しあるかな」
「はーい、何でも用意してありますよー!」
 変わり種というやつだ。
「梅干しは意外とソースと合うんだぜ」
 手際よく材料を手に取り、一投目、水50。
 よしよし、と内心で思いつつ、軽く頷く。
 二頭目、卵を片手にしてパカッと28。
 無難に粉に入り込み、チャッチャッチャッとかき混ぜる。
 鉄板に流し込み、梅干しとその他の具材を少量つまんで、はい投入。
 28。
「セーフ!!!」

 くるくる丸まるタコ焼きを持って、二人がテーブルにつく。
 子供達がお茶を運んで横に置いてるのを目に入れつつ、頂きます。
 途中一回爆発した誠が不安げな面持ちで一つを口に入れる。
 38、81、46で165。
 普通に美味しいたこ焼きで、ホッと胸をなで下ろす。
「問題ナッシング!」
 あゆみは余裕の表情だ。
 50、28、28の106。
 ふわっと酸味が口内に広がる。
「うん、梅干しやっぱ合うわ。実家の夏を思い出すなー」
 そんなことを話しつつ食べていると、酔仙がお通しを持ってやってきた。
「お二人とも美味しそうですねえ! 今日はゆっくりしていって下さい。後から他のディアボロスの皆様もいらっしゃるでしょうから、爆発を楽しみに……いやいや、ゴフッ、一般の皆様のおもてなしを満喫していって下さいねーっ!」
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【防衛ライン】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!

マティアス・シュトローマー
【Nyx】

料理は科学だって聞くし、ここは優等生として完璧なタコ焼きを作りたいところ……!

タコ焼きの具にはヴルスト(ソーセージ)を
ドイツ人としてこれは外せない
材料は準備してもらったものだし、お屋敷(旅団)みたいに爆発する事は無いはず

A:いい感じ!これは絶対間違いないやつ
B:まずまずかな。うん、悪くない
C:……は?

やっとできた……!
タコ焼き作りってコツを掴むまでが難しいな

D:ここでもきっちり優等生ぶりを発揮してしまったなー、文句無しに美味しい
E:良くも悪くも見た目通りの味。普通に美味しい
F:……ぐ、飲み込んだらヤバいと本能が

色々あったけど笑える動画も撮れたし大満足!
新宿島に戻ったらまたタコパしよう


百瀬・珠
【Nyx】

★「名前+様」呼び

爆発はNyxのお家芸かと思っていました
無邪気な子供って恐ろしい……

お餅もキムチも合うそうですよ
チョコに餡子も用意して、スイーツ系も作りたいです!
爆発なんてしませんよ……しませんよね?
し、信じてますからねっ……!

A:これは絶対、美味しいはずです!
B:定番に王道、大切なものです
C:だ、大丈夫でしょうか……?

見るのとやるのじゃ、違いますね……
綺麗に焼くコツを掴むまでが大変です

D:おいしー!大当たりです!
E:大丈夫、普通に食べられますよ
F:……すみません、ちょっとお手洗いに……

リターナーの身体にも耐えられるたこやきで良かったです
今度はもっと、沢山の人を巻き込みましょう


エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
【Nyx】
あれ、何かデジャヴ……?

球体の中から具材が出てくるなんて芸術的だ
たこ焼きは、一度食べたらすごく美味しかったんだ、楽しみ
……フラグとか言わないでな

具は……チーズ入れてもいいかな?
くるくるって回すの、やってみたいんだ
……出来てる?

A:見るからに美味そうじゃないか
B:おお、どんな味になるんだろ
C:何か変わった色しているな……あっ

皆のたこ焼きはどんな感じ?
味見していいのか

D:はふ、美味し……(思わず顔が綻ぶ)
E:うん、美味いよ(もぐもぐ食べる)
F:えっ、何だろこれ……未知との遭遇か……?(ほんのり涙目)

仲間の様子に笑んで
……水をどうぞだ
ああ、楽しかった。またタコパしたいな
これからも宜しくだよ


一角・實生
【Nyx】
姓+さん呼び

お肉。肉が食べたい
タコ焼きからはみ出る位の食べ応えあるやつを
※肉の種類お任せ

ひとつ気掛かりなことが
俺は料理スキルがマイナスでね
特に火との相性が最悪なんだけど大丈夫だろうか

A・材料が光ってる。あれか、全体のうち数パーセントしかとれない的な
B・いいね、美味しいタコ焼きができそうだよ
C・……ん。今材料が勝手に動いたような。気のせいかな

ちょっとでこぼこしているのも味かな
それじゃいただきます

D・……感じる。俺、料理スキル上がった
E・うん、おいしい。お肉との相性もいいね
F・いけない。これは命を狩り取りにきてる

皆にも作ったタコ焼きを振る舞おう
こうして共に笑顔で(願望)過ごせるのは嬉しい


エトルリア・メイオール
【Nyx】

たこ焼きってなんだ?ふむふむ……
なんか普段うちでやってることと同じ匂いがするな!
だったら何が起きても平気か!だはは!

あたしは獲ってきた白身魚を練ったやつを持ってきたぞ
道具はこれ使えば良いんだな。サンキューな!

A:お、こいつはうまそうだ!
B:これなら食えるな
C:えっ、これ食うのか?

何か分からんがまあ形にはなったろ!
とりあえず食ってみるか!

D:んめぇ〜!なんでもやってみるもんだなあ……
E:ほんほん、こういう食べ物なわけね
F:絶対本来と違うだろこれ!だっはっは!

爆発したり事故った仲間が居れば全力でイジるぜ
よく食ってよく笑って、今年もいい思い出ができたな!
これからもよろしくな!


ルナ・カンダチュラ
【Nyx】
アドリブ歓迎

優等生(笑)さんが張り切っていらっしゃるのですね
流石に屋敷(旅団)外ならば何事も起こらないと信じております

たこ焼きの具にミニトマトを持ってきました
A 味の予想がつく材料ですね
B おそらく、食べられるのでしょう
C 誰が食べるのですか?

どなたか作ってくださるならば、喜んでお譲りいたしますよ

D 屋台で食べた味がいたします(口を火傷
E まあ、食べられます(口火傷
F (全力で拒否した後旅団の人たちに強制給餌される)(火傷

誰かが倒れたら全力で笑って差し上げます
持ち寄った具を見て不安しか覚えないのですが、本当に大丈夫?

一年五体満足で過ごせたこと、感謝申し上げます
どうか来年もこのままで


ナイナ・ヴィラネスティズム
【Nyx】
アドリブ歓迎

熱々の衣の中に海の悪魔の足を入れ込んだ日本特有のフードですわね
どのような料理か楽しみで仕方ありませんわ

薬味も重要となりますから私からはある場所で採れた「おハーブ」を持参しましてよ
道具の使い方と作り方は理解いたしました

A:良い食材に恵まれましたわね
B:ようは腕次第ですわよ
C:大丈夫ですの?この凄惨たる品々・・・

熱々ならば冷気の支配者で冷やしましてよ

D:誠に美味ですの!どなたがお作りになって?
E:及第点。私の口に合いましたの
F:口の中が・・・酷い有様ですわ・・・

はちゃめちゃなお料理会でしたが良き仲と良き時間を過ごせました
またの機会に集まれると良いですわね


今咲・栄華
【Nyx】
タコパのパはパルプ◯テのパー♪
爆発だッて化学なンだよなァ、つまり料理は爆発!なンて屋敷じゃあるまいしここでそんな訳なかろ?
ナイナのそれ合法?
エトルリアはそれもう蒲鉾げじゃ?

キャビアとか可?魚卵でヨロ
A・奇跡のマリアージュの予感!
B・良いよねェー絶対うまいヤツゥ
C・待てこらガキンチョ

DE・これは…売れる!
F・ヤダー!死にたくなーい!(爆発して吹っ飛ぶ、派手アレンジ求む!)

誰かに明らかまずいものが来ても「それ一気❤️一気❤️」と
宴会芸仕込みの囃し立てをかましてやンよ。煽りは任せて❤️
ルナ(別の人でも)、アーン❤️
爆発にはたまやー♪など軽く煽るよォ。

今年もお疲れサンでしたッ!忘年会気分♪


神田川・憐音
【Nyx】
特級厨師あたしの出番か―仕方ないなー
真のエリートとはあたしであり
優等生()とは下級戦士と王子くらい違うから?
えっフラグ?何の話だし?
シンプルイズベストのタコを具にソースマヨ鰹節の王道を作るよ

A・最高の素材と最上の技術が合わさり最強の奴が出来るから
B・おっけーイイ感じじゃない? あたしに掛かればこんなモンでしょ
C・いや技術でカバーも限度ありって言うか?


まあ材料は置いといて綺麗な球体に焼き目の見てくれは最高でしょ

D:爆売れレベルの奴。レシピってかあたし感覚派だから?
E:普通に美味しい流石あたし
F:いや、うん何かそんな気はしt(爆発)

まあ出来がどうあれ皆で食べたら美味しく楽しいでしょ実際。



 ソースの良い香りに誘われ、大所帯が土手の階段を下りてくる。
 一気にディアボロスが周囲に増えたおかげで、すでにできあがっている一般人の皆様は大盛り上がりだ。
 一際高笑いが響くナイナ・ヴィラネスティズム(凱閃令嬢・g00383)が目をキラキラさせながらその間を縫って歩き、テーブルの一つに腰掛ける。
「まあ、宴もたけなわですわね。私たちも混ぜて頂けるかしら?」
 そのテーブルを中心に、ウッキウキでもう二つテーブルを運んでくる、まるで下僕のような一般人のおじちゃんズ。
「やー、こないにディアボロスの皆さんが来て下さるなんて、華やかどすなぁ! ねえ酔仙さん!」
 その名前にピクリと耳を動かし、顔を上げて振り返った4名。
「おこしやすー! タコパ屋台へようこそーっ!」
 マティアス・シュトローマー(Trickster・g00097)、エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)、ルナ・カンダチュラ(呪毒・g00277)、神田川・憐音(天地を揺さぶる情動・g02680)が、目の前の机に飛び乗ってきた黒い物体Xを目に入れて、絶望に大口を開ける。
 狐変化の酔仙を見るなり、マティアスが人差し指でポイント確認。
「あーっ!! な、何でここに……!?」
「何でて、ここ、主催が私なのです。もちろん、お仲間は元気なお子様達でぇーす!」
 ざっと横滑りで現れるお子様達を目にし、エトヴァが目頭を押えた。
「あれ、何かデジャヴ……?」
 4名の内数名は、去年の悪夢を思いだし、ひくひくと口元の笑みが引きつっている。
 状況がよく分かっていないエトルリア・メイオール(ロストロード・g01211)がキョトンとしてそれを見ていた。
「皆が行くからついてきたけど、タコ焼きってなんだ?」
 今咲・栄華(ゲットワイルド退職・g00910)が腕を組む。
「科学よ!」
 いや、料理だ。
 ナイナが両手を合わせて小さく拍手している。
「熱々の衣の中に海の悪魔の足を入れ込んだ日本特有のフードですわね。どのような料理か楽しみで仕方ありませんわ」
「海の悪魔……?」
 エトルリアとナイナの認識がどうなっているか不安であるが、それはさておき、マティアスたちの様子を見て穏やかな一角・實生(深潭鷲・g00995)が首を傾げている。
「何かあったのですかね?」
 百瀬・珠(replica・g05713)がこっそり耳打ちを。
「去年、酔仙さん主催のクリスマスパーティーで、盛大に爆発したらしいですよ……」
「ほー……」
 にこやかな子供達を前に、珠がぶるっと身を震わせる。
「無邪気な子供って恐ろしい……」
 黒い狐は白い歯を見せ、小さな両手を振ってみせた。
「はーい! お腹も空いたことでしょう! 皆様鉄板のある屋台にいらしてくださーい!!」
 手洗い場に連れて行かれ、エプロンを手渡され、両手を前に出している面々の姿は、何だか処刑台に向かう囚人のような光景に見えるのであった。

 ディアボロスがタコ焼きを焼く、というだけで、一般人はもうドキワクなのである。
 酒のツマミにそれを観戦しながら、わいのわいの大賑わい。
 屋台の前に並ぶテーブルの上で、酔仙がピック同士を合わせてチンチンと鳴らした。
「ではでは! 最初にタコ焼きを焼いてもらうメンバーですが、去年やらかした4名様からお願いしたいと思います!」
 エトヴァが唇をかみしめる。
「嫌な紹介しないでくれよぉ……」
 周囲の盛り上がりっぷりを見て、マティアスが立ち上がった。
「俺たちは希望の星なんだ……彼らの前で無様な姿は見せられない! やってやる!」
 ギュッとエプロンの紐を後ろ手しばり、ピックを硬く握る。
「料理は科学だって聞くし、ここは優等生として完璧なタコ焼きを作る……!」
 隣の屋台で控えている栄華が頷いた。
「そうだ! がんばれマティアス! 爆発だッて化学だしィ!」
「そのキーワードは禁句です……!」
 ルナが慌てている横で、憐音が袖をまくってピックを指先でくるりと回転させて言った。
「ふっ、仕方ないね。特級厨師あたしの出番か」
 ピンと弾いたピックを二つの指で挟み、キッとマティアスを睨み付ける。
「優等生とは、下級戦士と王子くらい違うから?」
「にゃにおう?」
 エトヴァが二人を宥めている。
「や、やめよう? そういうこと言ってると、フラグが立つよぉ……!」
「ほらほら、優等生さんが張り切ってらっしゃるうちにやってしまいましょう。回収してもらいませんと」
「立ってない! 立ててない!」
 ルナの台詞を全力で否定して、一同が構えに入る。
 そこに幼気なお子様達が横滑りで参上し、タコ焼きの具材を手渡した。
「いきまーす!」
「まずは、こなに、おみずを、いれて!」
 どうやっても間違える行程ではない。が、賽の目というものは、気まぐれだ。
 マティアス34。
 エトヴァ30。
 ルナ81。
 憐音22。
 ルナのボウルから粉が大爆発し、周囲が白く染まる。
「フラグ回収してるの誰」
「しょっぱなからやめろよぉ!! とばっちり食らうだろぉぉ!」
 憐音とマティアスに責められ、ルナの口から白い煙が吐き出される。
「けふっ……誰が食べるのですか?」
 貴女です。
「じゃあつぎ」
「たまごー!」
 マティアス31。
 エトヴァ96。
「何か変わった色しているな……あっ」
 ルナ19。
「味の予想がつく材料ですね、今度はいいかんじです!」
 憐音95。
 ルナが喜ぶ両隣で、エトヴァと憐音のボウルから大爆発。
「いや……技術でカバーも限度ありって言うか?」
「いや、卵入れただけだろ……」
 良い素材を引き当てたのに、両隣から被害を被ったルナが粉を被っている。
 目と口だけ見えて白くなってる人3名。
 ボウルの中の液体を鉄板に流し込み、いよいよ具だ。
「はーい、じゃあ、すきな、ぐ、を、いれてくださーいっ」
 お子様の声で各々タコ焼きの中身を手に取った。
 マティアスが目をつむる。
「ドイツ人として、ヴルスト(ソーセージ)を入れたいと思います」
 28。
「セーーーーーーフ!!! ……まずまずかな。うん、悪くない」
 白い顔のエトヴァが目をパチパチさせて言う。
「チーズ入れてもいいかな?」
 9。ヤッター! 汚名挽回。
「見るからに美味そうじゃないか!」
 こちらも白い顔に口紅がついているルナ。
「ミニトマトなんてどうかしら?」
 71 。あっ。
 ルナの箇所だけぷくーーーーーーとふくれ始めるタコ焼きを前に、周囲が避難を始める。
「うそ、うそ、あ、あ、ああ……」
 横で白い顔の憐音が身を傾けている。
「ちょっ、ちょっ……何とかして! やばいやばい!」
 急いでタコを投げ込み、9。
 思わずガッツポーズ。
「見て! これぞ王道! 最高の素材と最上の技術が合わさり最強の奴が出来るから!」
 いや、隣がやばいから早く避難を。
 ルナのタコ焼きが無事爆発したところで、皆がテーブルの下から避難解除して顔を出す。
 呆然とするルナが、タコ焼きの液体を髪の毛につけながら言った。
「誰が……食べるのですか?」
 いや、貴女です。

 酔仙が場を仕切る。
「さあ、あちらが焼きを入れている間、残りのメンバーの生地作りです」
 エトルリアが納得したように頷いた。
「これがタコ焼きか。いつもと変らないじゃないか。だったら何が起きても平気か!」
 だはは、と笑っているが、いつもの彼らは何をしているのだろう……。
 ナイナが颯爽と前に出た。
「さあ、私たちも続きますわよ! 今の見本を見て学びました。道具の使い方と作り方は理解いたしましたわ!」
「今のを手本とするのはどうかと思いますが……」
 珠が心配そうにボウルの中の粉を見つめていると、酔仙の号令でお子様達が横滑りで入ってきた。
「じゃあ、行きまーす! よい子のお子様達よろしくぅー!」
「ああっ……まだ心の準備が……」
「まず、みずでーす!」
 ナイナから57。
 続いてエトルリアが25。惜しい。
 栄華50。
 と、實生が浮かない表情で視線を泳がせているので、栄華が首を傾げる。
「どうしたの?」
「いや……俺、料理スキルがマイナスでね。特に火との相性が最悪なんだけど、大丈夫だろうか……」
「大丈夫よ、これ水だし! そもそも料理は爆発だし!」
 全然励ましになっていないが、おそるおそる水を入れた實生が37。
 横で見ていた珠がホッとして、72。
「えっ……」
 まさかの珠が大爆発。
 白い粉顔から、黒い瞳がパチパチと瞬きをしていた。
 エルトリアが大爆笑している横で、珠がボウルの中身をじっとり眺める。
「だ、大丈夫でしょうか……これ……?」
「さー、どんどん行きますよー! お子様たちー、よろしくぅ!」
 酔仙の号令で、再び子供達が素材を持ってやってくる。
「たまごですっ!」
 ナイナ77……あっ!
 鷲掴みした卵が砕け散り、そのまま粉にダイブ。そして……爆発!
 横で大爆発を繰り広げるお嬢様を気にせず、エトルリア卵投下で38。
 爆風で手にした卵を落下させた栄華が50。
「アブネ」
 その彼女に押された實生が卵を落として92。
 そこから爆風が巻き起こり、珠の卵が落とされて23。
「あわわわ……」
 ナイナと實生が頭から真っ白になりながら、白い粉を口から吐き出した。
「大丈夫ですの? この凄惨たる品々……」
「……ん。今材料が勝手に動いたような。気のせいかな」
 気のせいじゃないです。思い切り押されていました。
 一人エルトリアが大喜びして手を叩いている。
「だははは!! いいなタコパってやつ! おもしろいな!」
「はーい、では鉄板に生地を流し込んで、いよいよ具の投下でーす!」
 酔仙の合図で、一同が生地を穴に注いでいく。
 そこでナイナが手を叩くと、お子様がスッと何かを差し出した。
「薬味も重要となりますから、私からはある場所で採れた『おハーブ』を仕入れてもらえるよう、頼んでおきましたわよ」
「それ合法……?」
 うさんくさそうに栄華が様子を見ている横で、きれいに塗られたナイナのマニュキアの指先が、パラパラとおハーブとやらを入れていく。
 7。エクセレント。
「おほほ、良い食材に恵まれましたわね」
 続いてエトルリアがを大きなタッパを持ち上げた。
「あたしは、獲ってきた白身魚を練ってもらったぞ!」
 豪快にそれを穴に投下。生地がはみ出し、ほぼ練り物化。
「エトルリアのそれ、すでに蒲鉾じゃ?」
 とか栄華が言っても、5という素晴らしい素材。
「お、こいつはうまそうだ!」
「そういう私も魚なのよねー」
 と、用意されたものがキャビアで、一同からブーイング。
「ずるーい!」
「ふっふーん、こういう時こそ、頭を使って美味い物を食すのですよ」
 黒い宝石がその指先から落下し、83……。
 宝石かと思った物は、いきなり散弾銃の弾と化し、猛烈なスピードで周囲に散っていく。
「うああああ……キャアア!!」
 栄華は思い切り体勢をのけぞらせ、床に転がった。
 そこから見える、安全圏内に避難しているお子様達の笑顔が眩しい。
「待てこらガキンチョ」
 キャビアの雨が降り注ぐ中、生真面目に實生が具を落とそうとしていた。
「肉が食べたい……」
「みみみ實生様、危ないですよっ! ふ、伏せないとキャビア弾が……!」
 慌てる珠の声も耳に入っていない様子で、ひたすら肉と向き合う實生。
「はみでるほどの……食べ応えのある……」
 肉……97ドボン。
 爆破。キャビアに続き、肉が飛び散る。
 散弾銃で散らばる肉という、一見悲惨な光景がクリスマスにふさわしい惨状を演出する。
「きゃああ!!」
 珠が悲鳴と共に身をかがめ、用意していた具材がひっくり返る。
 ななじゅう……にっ……。
 やらかした。
 キャビアに肉にお餅にキムチにチョコに餡子が乱れ飛び、周囲は騒然となった。

「できあがりぃー!」
 酔仙とお子様の声で我に返った一同は、テーブルについて自分の焼いたタコ焼きを前に呆然としていた。
「大丈夫ですよ皆様。要は食べられる物ができあがっていればいいのですから、ささ、召し上がって下さいませ」
 そう促され、竹串で1粒を刺す。
「……いただきます」
 全員でそう言い、タコ焼きを口に運ぶ。
 マティアス34、31、28で93。
「……ああ、良くも悪くも見た目通りの味。普通に美味しい……」
 それすら感動して涙が1本、つ……と頬を伝う。
 粉まみれのエトヴァ30、96、9の135。
「うん、美味いよ。美味しい……」
 ルナ81、19、71の171。
「あちちっ、うん、まあ、食べられます……。一時はどうなることかと……」
 憐音が22、95の9で126。
「普通に美味しい。流石あたし」
 ナイナは57、77、7の141。
「うーん……及第点。私の口に合いましたの。よしとしますわ」
 エトルリアは25、38、5の68。
 ほぼ蒲鉾に見えるがエクセレント。
「んめぇ〜! これがタコ焼きかぁ! なんでもやってみるもんだなあ……!」
 栄華が50、18、83の151。
「これは……売れる! 売ろう! 今売る!? ちょっとそこのおじさーん!!」
 走り去る栄華の向こう、實生が凹んでいた。
「……珠さん、お先にどうぞ……」
「えっ……あ、はい。では……」
 珠72、23、72の167。
「だ、大丈夫、普通に食べられますよ。實生さんもほら……」
 そう促され、實生が顔を上げる。
 37。
 92。
 97。
 合計……226。
「……いけない」
 その一言で、顔色が変った。
 皆が實生の顔をのぞき込む。
「これは……命を、狩り取りに……きて……る……」
 謎の重曹パワー充電完了。
 實生の口内が発光し、レーザーが照射されるが如く辺りを白く染めた。

「やったぜー! 色々あったけど笑える動画も撮れたし大満足!」
「楽しかった! よく食ってよく笑って、今年もいい思い出ができたな!」
 白くなってない二人は、マティアスとエトルリア。
 完璧なタコ焼きが作れたエトルリアはMVPだ。
「新宿島に戻ったら、またタコパしよう!」
 マティアスが嬉しそうに言うと、粉チームがゴンとテーブルに額をついてうなだれた。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【強運の加護】LV1が発生!
【罪縛りの鎖】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
【飛翔】LV3が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
【おいしくなあれ】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV2が発生!
【ロストエナジー】LV2が発生!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV2が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【リザレクション】LV1が発生!

空木・朱士
(チラシ片手に)
タコパ会場ってここで良いのか?
賑やかだなー。

おー、ちびっこのたこ焼き屋台とか微笑ましいな。
……今、目の端に何か見えた気がするけどきっと気のせいだな、うん。

具はキムチチーズで。

A・お、良いじゃん!
B・うん、良いんじゃね。
C・……ん?えーと……え?

たこ焼き自分で焼いた事ないんだけど、どうやって丸くしたらいいんだ、これ?

D・あ、うまっ!メチャうま!俺って実はたこ焼きの才能あんじゃね!?
E・うまー。やっぱたこ焼きはこれだよなー。
F・うっ、と口を手で押さえてプルプルしながらも子供達の前で出す訳にはいけねぇ!と涙目で飲み込む。根性で。

最後はおもてなしありがとなーと子供達の頭を撫でて感謝。



 前チームが謎の重曹パワーで大爆発を起こし、京都の鴨川に爆風が吹き荒れていた。
 丁度土手の階段を下りてきた空木・朱士(Lost heart・g03720)がそれに煽られて足をよろめかせる。
「な、何だ……? タコパ会場って本当にここで良いのか? やたら賑やかだなー……」
 ディアボロスの惨状をツマミながら、酒を飲んでゲラゲラ笑っている市民達の中に入り込むと、元気なおばちゃんとお姉ちゃんが声をかけてきた。
「酔仙さーん!! 新しい子来たでー!!」
「はーい!!」
 黒い狐がテーブルの上の食器を片付けながらやって来た。
「おこしやす朱士殿! ささ、こちらへ!」
 視線の端に妙な具材を抱えた子供が通り過ぎたのが見えたような気がしたが、それを酔仙の声が掻き消した。
「さあー! ディアボロスの追加でございます! 朱士さんのご登場ー!!」
 確認、ヨシ!
 子供達が材料を一つずつ手渡していく。
「みず!」
「はいはい、水ね……間違えようがないもんな。玉にならないように……と」
 13。おお。出だし最高。
「お、良いじゃん!」
「つぎーっ、たまご!」
「コンコン、パカっ」
 50。
「うん、良いんじゃね」
 できた生地を鉄板に流し込み、具を入れる。
 観客席(?)から声が。
「何の具やーっ?」
「キムチチーズ!」
 いいねえー! と、どよめき。
 45。
 これは美味いものができただろう! 期待したい。

 子供達がテーブルにお茶と付け合わせを運んでやってくる。
「おいしい?」
 朱士は今までタコ焼きを焼いたことがなかったため、少々丸がいびつであったが……。
「いただきます!」
 あちあちの1玉を口に放り投げると、外カリッ中トロッのソースじゅわあーが広がった。
 朱士13、50、45の108。惜しいーっ!! もうちょっとでブリリアントな一品に仕上がったが、それでも素晴らしい出来映えだ。
「うまー。やっぱたこ焼きはこれだよなー!」
 はふはふした白い息を吐きながら、片手で側にいた子供の頭を撫でる。
「クリスマスなのに子供からおもてなしされちゃったよ。今日はありがとなー」
 市民が自分の焼いたタコ焼きを持って朱士のテーブルに加わってくる。
 あれも食べろ、これも食べろ、おもてなしは引き続き加速していった。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【口福の伝道者】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!

ウィリディス・ファラエナ
【ふいご】
実はこれが人生初のたこ焼き体験だったりする。楽しみだな
俺は蛸(生きてる)を持ってきた。捌くのは俺がやるから全部使おう

AB
蛸繋がりで魚介類のバラエティ豊かなタコ焼きか、これは美味そうだ
こっちはチョコにマシュマロにマカロン?自分の好きな物を俺にも分けてくれるのか、嬉しいな

C
おっとこれは正気か?まあ人が口にしていい物に留めたのはえらいぞ
だがこれは俺が食う。子供たちは普通のを食べなさい

DE
おお、これは美味い。これがたこ焼きか…美味くて食べ過ぎてしまいそうだ

F
あっはっはっは!くそマズイ!嘘だろ毒の方がましだったぞ
んふふふ、マズすぎて笑えて来た、よしいいぞ。全部食ってやろう


パキラ・ミー
【ふいご】
あまあまスイートコーンをたっぷり入れるのだ!
皆は…ぴゃっ?!活造りにするのだ?
チョコにそわそわ、大根とか沢庵はヘルシー路線なのだねえ

A・D
耳がぴこぴこ、期待大っ!
うきうきふーふーしてプー(モラ)にもあーんってする
B・E
ここまでは交換もしたいのだねえ
ところで今更だが蛸無しでも蛸焼きと呼んで良いのだ?

C・F:…(テーブルの影に半ば隠れ)ええと…
それは本当に子どもたちが選んでくれたのだ?

ネアさんの努力偉いなあと感心しつつ
ファラさんの反応が凄いのだねえ…
ガドクさんの力技は真似できないので
はま兄さんのその力をミーにも貸して欲しいのだよ
お嬢ねえさんのいう大根の踊りは見てみたいのだ!(大根じぃ


セリュカド・ネア
【ふいご】
一人称は「セリュ」、語尾は「ぉ」「ぁ」など間延び、「…」多め、「!」少なめ

タコじゃなくてもタコ焼きなのかなぁ…?
…セリュも板チョコを持って来たから、人のこと言えないんだけれどぉ。

A
わぁ、これを選んだ子は良い才能…持っているかもぉ(錬金術師的視点)
B,C
一生懸命、選んでくれたからぁ…それで十分だよねぇ

D,E
おぉ、もっと食べちゃっても良いかなぁ…美味しぃ(鼻歌交じりに食べる)
F
うぅん…まあ、失敗も醍醐味だよねぇ…食べよぉ(味の強い物を付けたり感覚麻痺の薬を飲んだりして食べ進める)

皆で料理するの、楽しいなぁ…勿論、食べるのも
ミーくん、誘ってくれてありがとうねぇ…
みんなも、楽しかったぁ…?


シュミット・ガドクレイジ
【ふいご】
まぁ、肉を入れておけばだいたい何とかなる。というわけで、なんか良さげな牛肉を適当に見繕うとするか。
タコとの食べ合わせ?タコも所詮は肉だろう(暴論)

AやBなら、特に不満もないんで、普通に眺めているだろうな
むしろ、まともな食材を選んだ子供に感心すらする
Cなら……若干顔が引きつるが、努めて平静を保つようにはする
もしかしたら、万が一、何かの間違いで美味くなるかもしれないととりあえず自己暗示でもかけておく
DやEなら、とりあえず食べ続ける。尻尾が動いている気がするが、恐らく気のせい。
Fはまぁ、うむ。食えんことはないのかもしれない。
炭の方がマシなレベルなら、口の中でブレスで更に焼く。


ルーリレイア・シャットルワース
【ふいご】ですわ

わたくしもお嬢様としてクリスマスをたこ焼きに染めていこうと思いますわ!
と、言うことで、わたくし大根を一本持って参りましたわ!
一口サイズに切ったのを入れて食感を楽しみましょう
蛸がなくとも心意気がたこ焼きならそれはたこ焼きなので大丈夫ですわ!

ABわたくしお嬢様ですので泰然と頷いておきますわ!
Cわたくしお嬢様ですので…あら? いえ、気のせいですわね

DEこれはっ…美味しいですわ。大根がシャキシャキしていて
Fこれは…大根に足が生えて踊りながらたこ焼きを丸めているような面白いようなそうでもないような味ですわね

さぁ、皆様のたこ焼きも頂いてクリスマスを堪能致しましょう、メリークリスマスですわ!


魔破・克也
【ふいご】
沢庵良いぞ
食感が変わって塩気もあるから旨い

AとB
子供が選ぶ物だし、微笑ましそうに眺め
C
よし、良いぞ。これを選んだ奴は分かってる
この調子で他の奴にも頼むぜ!

D
匂いだけでも旨そうなのが分かり
土産にしてもいいか?食べさせたい人が居るんだ

E
ネタにならねえ……俺の敗北だ

F
調子に乗りすぎた……どう考えてもヤバい……よし、仲間を巻き込むか
やだ!俺は一人で天に召したくない。一人ぼっちは寂しいからな!
等と錯乱した一幕を行ってから食べて昇天

ま、楽しかったし、選んでくれた食材を無駄にするのは忍びない
【おいしくなあれ】の力を借り、お嬢への土産にしよう(被害は拡大)
他の人のもF限定で残ってるなら持ち帰るが?



 クリスマスは25日の日没までだ。
 テーブルの上に置いてある使用済み食器を片付けながら、狐変化の酔仙が訪れたディアボロス達を出迎える。
「おこしやすーっ! 6名様ご案内ーっ! 鉄板空いておりますので、じゃんじゃん焼いて下さいませーっ!」
 手洗い忘れず、エプロンを装着し、各々スタンバイ。
 ウィリディス・ファラエナ(毒虫・g08713)が捌いたタコを指で弄びながら言った。
「実はこれが人生初のたこ焼き体験だったりする。楽しみだな」
 小さなパキラ・ミー(我楽多の星・g01204)とモーラット・コミュのプミラがそれに大きく頷く。
「ねーっ! ファラさんは初めてだからスタンダードなのだねい? ミーはあまあまスイートコーンをたっぷり入れるのだ!」
 対照的にシュミット・ガドクレイジ(たたら吹き・g00026)が大きな身体を揺らし、何やらでかい塊を取り出した。
「俺は肉だ」
 ルーリレイア・シャットルワース(冒険お嬢様・g02243)がウキウキと高笑い。
「わたくしは、お嬢様として大根ですわ!」
「沢庵もいいぞ、食感が変わって塩気もあるから旨い」
 魔破・克也(金欠守護者・g00588)がそれに加わり、セリュカド・ネア(睡の錬金術師・g08767)が首を傾げる。
「タコじゃなくてもタコ焼きなのかなぁ……? ……セリュも板チョコを持って来たから、人のこと言えないんだけれどぉ」
「タコも所詮は肉だろう」
 シュミットの言うことも確かに。
 オーソドックスから始まり、肉、野菜、漬け物、スイーツと、なかなかのバランスである。

「では、はじめまーす! よい子の皆様、よろしくぅ!」
 酔仙のかけ声で、よい子たちが横滑りで材料を持ってくる。
「では、みずを、こなに、いれて、くださーい!」
 まずパキラが90。いきなりドボン。
「ぴゃっ?!」
「えっ!? いきなりですの!?」
 隣がいきなり爆発したのに慌てたルーリレイアが76で同じくドボン。
「……けほっ、わたくしお嬢様ですので……このくらいは想定内でしてよ……」
 ウィリディスが怪訝な表情で黒装束についた白い粉を払って71。あ……。
 ボン、ボン、ボンと三連発で吹き飛び、黒装束が白装束へ。
「……ごほっ」
「おいおいおいおい、マジか……この流れが不安だぞ……」
 嫌な予感を拭いきれぬままシュミットが24。
「セーフ!」
 セリュカド61。
「変なフラグ立てると危険だよぉ……?」
「そうだぞ、こういうのは無心に投入が一番いいんだ」
 魔破91。ドボン。
 粉が舞い上がり、周囲が白くなる。煙が退いてきたあたりで、魔破がガッツポーズしている姿が見えてきた。
「よし、良いぞ。これを選んだ奴は分かってる」
「はま兄さん喜んでるのだ?」
「この調子で他の奴にも頼むぜ!」
「やめてくれ」
 やんわりシュミットに窘められ、次の行程へ。
「つぎは、たまごや!」
 お子様の合図ととも、一斉に卵が割られる。
 パキラ9。
 耳がピーンと立ち、ぴこぴこ動いてプーに笑みを投げた。
 ルーリレイア39。
 自信に満ちた表情、当然といった様子。
 ウィリディス30もまた同じく、落ち着いた様子でボウルの中を見つめている。
 シュミット99。アッ。
「……」
 盛大に粉が爆発したが、当人は極めて冷静に努めている。しかし顔が些かピクピク気味。
 セリュカド49。こちらも落ち着き払って。
 魔破41は微笑みを子供立ちに向けている。
「うんうん、いい子達だ」
 静かな卵投入だったが、一人爆発したのを忘れてはいけない。
 そして鉄板に生地を流し込み、ジューという音が響き渡る。
「では、具を入れてくださーい!」
 酔仙の号令で具を投入。
 パキラ、あまあまスイートコーン96アーーーーッ。
「ぷひっ?!」
 ルーリレイア、お嬢様として大根89アーーーッ。
「ひぃ」
 ウィリディス、オーソドックスなタコ25。
「……」
 シュミット、肉83アーーーッ。
「ぶふぉ!」
 セリュカド、板チョコ96アーーーッ。
「ウッ……」
 魔破、沢庵74アーーーッ。
「キター」
 ウィリディスのみ爆発していないが、両隣が二人ずつ爆発して、結局黒装束が白装束となり、更に輪をかけて純白装束へ。
「腑に落ちん……」

 子供たちがお盆にお茶を載せてやってきた。
「おいしい?」
 さあ、食べよう。
 何かもう、しょっぱなから盛大に爆発しまくっていた印象が強いので、かなり不安満載だ。
 パキラ90、9、96の195。ギリッギリセーフ!!! 危なかった!
「ふむ、おいしおいし。ところで今更だが蛸無しでも蛸焼きと呼んで良いのだ?」
 ルーリレイア76、39、89の204。あ。
 お嬢様らしく、黙々と食べている。
「お嬢ねえさんもおいしかったのだ?」
「……大根に足が生えて踊りながらたこ焼きを丸めているような面白いようなそうでもないような味ですわね」
「え?」
 そこまで言って両拳でテーブルを一度ドンと叩く。
 耐えがたい不味さを気高く堪えたのだろう、流石お嬢様。
 ウィリディス71、30、25の126。抜群の安定感なのに、誰よりも白くなってるのが解せない。
「おお、これは美味い。これがたこ焼きか……美味くて食べ過ぎてしまいそうだ」
 喜ぶウィリディスを横に、珍しい合計値が出たので連続で行こう。
 シュミット24、99、83の206。
 セリュカド61、49、96の206。また206。
 魔破91、41、74の206。またまた206。
「……」
 一斉にできあがったタコ焼きを前に大惨事が巻き起こった。
 シュミットがブレスで消し炭にしようと火を吹き、目の据わったセリュカドが感覚麻痺の薬を飲もうとしていたり、魔破が他のメンバーにも食べさせようとしていたり、場は騒然となる。
「食え!! お前もこれを食え!! ほらパキラ! おもしろいぞ!!」
「いやああーっ!! ミーはおもしろくなくていいのだーっ!! おいしいのがいいーっ!!」
「俺は一人で天に召したくない! 一人ぼっちは寂しいからな!」
「きゃーっ!!」
 一般人が避難を始め、周囲と距離があいた辺りで魔破の力が尽きた。
「す、酔仙……これを、お嬢のおみやに……」
 酔仙が受け取った食べ残しにかろうじて【おいしくなあれ】をかけ、そのまま昇天。
「そんなに不味いのか?」
 セリュカドが興味津々になっていたので、おそらく後でお土産を食すと思われる。
 【おいしくなあれ】は、偉大だが、このクソマズレベルMAXの物体に、どこまで効果があるのかは定かでない。
 帰ってからの、君たちの健闘を祈る!
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【完全視界】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
【アイスクラフト】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
【落下耐性】LV1が発生!
【おいしくなあれ】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV3になった!
【能力値アップ】がLV2になった!
【リザレクション】がLV2になった!

ロナルド・ハーキュリー (サポート)
『見えたぜ。お前を倒す勝ち筋がよ!』
 ドラゴニアンの撃竜騎士×無双馬、22歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、偉い人には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

お祭りごとの際には誰かに作ってもらった「馬耳と馬尻尾」でコスプレする。
微妙に馬の仕草をモノマネする芸をしながら、お祭りのあれこれを偏見なく楽しんでいくぜ。
楽しいのはなんでもOK。どちらかと言うといじられる役。
可愛いものには実は目がなく顔が緩んだりします。



「おつかれさーん」
 ひょっこり顔を出したのはロナルド・ハーキュリー(ドラゴニアンの撃竜騎士・g03319)。
 後片付けをしていた酔仙が顔を上げる。
「あ、メリー・クリスマスでございます! ロナルド殿」
「ああ、もう終わりかな?」
「ええ、生地の材料がなくなってしまったので、ここらでしめようかと思っております」
「残念、タコ焼き回したかったんだけどなー」
「せっかくいらして下さったのですから、残り物で焼いたタコ焼きがあるので、それを食べていって下さい」
「お、嬉しいねえ」
 あっちあちのタコ船を手渡され、それを1粒ほおばる。
「はー、今日はかなり爆発しましたー。楽しかった。皆さんに喜んで頂けて、子供たちも大満足の様子です」
「爆発……?」
「いえいえ、こちらの話です! 名残惜しいですが、そろそろシメのアナウンスをしなくちゃいけませんね」
 変わり種の具材がチラホラ残っているのが目についた。
「これ、焼いて食っていい?」
「どうぞどうぞ! 残ったらもったいないので、一般市民のみなさんの酒のアテにしようと思っておりました」
「ああ、じゃあ、俺焼くぜ」
「助かります!」
 ロナルドはよっしゃと腕をまくり、手を洗い始める。
 その間に、酔仙がチラシを丸めて作ったメガホン片手に声を張り上げた。
「みなさまー! 本日はまことにありがとうございました! もう材料がなくなってしまったので、ここらでシメたいと思いますー!」
 一般市民から嗚呼ーと惜しむため息が漏れる。
「今、残った具材を焼いてもらっております! こちらをお摘まみに、最後までお楽しみ下さい!」
 市民の中から声がかけられた。
「ディアボロスのみなさーん、メリーやでぇー!」
「そうやな、肝心なこと言うの忘れとった!」
 酔仙が笑う。
「そうですね! じゃあ、最後に全員で……」
 メリー・クリスマス! という大歓声が、戻ってきた京都の一画から響き渡った。
成功🔵​🔵​🔴​
効果1【クリーニング】がLV2になった!
効果2【先行率アップ】がLV2になった!

最終結果:成功

完成日2022年12月25日

最終人類史のクリスマス2022

 ディアボロスが獣神王朝エジプト奪還戦に勝利したことで、新宿島をはじめ、最終人類史の人々は大きく盛り上がっています。
 奪還した地域の人々の『帰還』は、すぐには行えませんが、アフリカ大陸の北半分という広大な地域の奪還は、人々に「地球の全ての大地の奪還」が夢物語でないと改めて期待させるのに相応しい成果だったのでしょう。
 更に、『地獄変』と『ラムセスの黄金アンク』というクロノ・オブジェクトの効果で新宿島が守られた事も、人々の熱狂に拍車をかけています。

 この人々の熱狂に応える為、時先案内人達が様々なクリスマスパーティを企画しています。
 様々な趣向をこらしたクリスマスパーティに参加して、素晴らしい聖夜を過ごしましょう。
 最終人類史の住民達は、時先案内人と共に、ディアボロスを楽しませる為のパーティの準備を手伝ってくれています。
 彼らは自分が楽しむのでは無く、ディアボロスを楽しませる事を希望してくれましたので、彼らの心意気を無駄にしないように、全力で楽しみましょう。

 その上で、新宿島の人達を楽しませる余興をするのも良いかもしれません。

※地獄変について
 今回のクリスマスイベントでは、奪還戦で使い切った地獄変のエネルギーの補充を実験的に行います。
 ハロウィンで『鬼や妖怪、お化けなどが根底にある、多くの人々に希望や喜びの感情を抱かせるイベント』であれば、地獄変にエネルギーを充填する事が出来る事が判明しています。
 クリスマスは、上記の条件に完全に当てはまってはいませんが『夜空をソリで移動してプレゼントを配るサンタクロース』は(由来は聖人ですが)広義で考えれば妖怪のたぐいと言えなくもないので、ハロウィン程の効果は無いとしても、ある程度のエネルギーの補充は期待できるかもしれません。

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#最終人類史(新宿島)
🔒
#最終人類史のクリスマス2022
🔒
#クリスマス2022


30




選択肢『新宿島のクリスマス』のルール

 新宿島で行われるクリスマスパーティーに参加します。
 時先案内人と新宿島の人々が、ディアボロスへの感謝を込めて、いろいろ準備してくれたようですので、思いっきり楽しみましょう。

 開催されるクリスマスパーティーの内容などは、オープニングの情報を確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『クリスマス・クライマックス!』のルール

 楽しかった新宿島のクリスマスパーティが、クライマックスを迎えます。

 クリスマスパーティを締めくくる挨拶やイベント等を行って、パーティを締めくくりましょう!
 最後に、ディアボロスからパーティの準備をしてくれた新宿島の人々に感謝を込めたイベントなどを行っても良いかもしれませんね。
 詳しくは、オープニングやリプレイを確認してください。
 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、シナリオは成功で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。