【獣神王朝エジプト奪還戦】集結する水晶髑髏(作者 霧柄頼道)
#獣神王朝エジプト
#【獣神王朝エジプト奪還戦】赤き砂塵のファラオ
#獣神王朝エジプト奪還戦
#ファーストアタック
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虹色や七色に光る怪しげな水晶髑髏、トループス級『クリスタルスカル』。
彼らは砂漠に設営された豪華な天幕の前に集まり、炎を意味ありげに揺らして、赤き砂塵のファラオへ何やら報告をしている所であった。
「オアシス制圧に向かった軍団が、断頭革命グランダルメの自動人形に遭遇して壊滅したというのか!」
報告に耳を傾けていたファラオは次第に表情をこわばらせ、ついにはそう怒鳴ったものである。
「砂漠の民を血祭りにあげ、この砂漠を血で赤く染め上げるという我が野望を邪魔するとは、許すまじっ!」
ファラオの怒りは収まらない。
「いますぐ軍勢を集めよ! 断頭革命グランダルメの軍勢などに、我が王国の地を一片たりとも奪われてたまるものか!」
大きく腕を振ってクリスタルスカル達を呼び集め、新たな任――配下の軍勢の再編を命じるのだった。
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「獣神王朝エジプトは、一般人のリターナー化による『見せかけの死者の復活』を利用し、一般人から絶大な信仰のエネルギーを収奪していました」
時先案内人の綿抜・カスミ(サイボーグのサウンドソルジャー・g01177)が、ディアボロス達へ事件の発生を伝えていた。
「そして、信仰のエネルギーから生み出した強力なクロノ・オブジェクトにより、断片の王同士の戦いである『七曜の戦い』に備えて盤石の態勢を整えていたみたいです」
しかし、ディアボロスは強大なクロノ・オブジェクトを生み出していたジェネラル級エンネアド『大いなるトート』を撃破。
「『巨大砂上船スフィンクスの奪取』『アスワン大城壁の破壊』『トループス級エンネアドの生産地であったナセル湖の機能停止』、更には信仰の礎であった『死者の書の破壊』により、クロノ・オブジェクトの有意性を失い、クロノヴェーダは人々の信仰を失う事になりました」
この機を逃さず百門の都テーベに攻め寄せたディアボロスは、ルクソール会戦に勝利してテーベの城壁を破壊、クフ王を守護するべく出撃して来た『神域の守護神』マフデトも撃破し、断片の王である『クフ王』を追い詰めたのだ――。
「追い詰められた『クフ王』は、七曜の戦いに勝利する為に準備していた『太陽の船』を始め、歴代のファラオの名を持つジェネラル級マミーを解き放ち、決戦態勢に入ります」
この決戦に乗じるように、排斥力の弱まった獣神王朝エジプトの土地を奪おうと、幻想竜域キングアーサーのドラゴン、断頭革命グランダルメの自動人形も戦いに介入している。
「更に、南からは『巨獣大陸ゴンドワナ』の巨獣の群れが押し寄せ、東のシナイ半島からは『蹂躙戦記イスカンダル』のジェネラル級ディアドコイ『救済者プトレマイオス』が、多数の亜人を率いて攻め寄せて来ています」
獣神王朝エジプト奪還戦では、エンネアドやマミーに加えて、4勢力のクロノヴェーダとも戦う事になるはず。
「これらの軍勢に対して戦争直前に攻撃を仕掛けて戦力を削ることが出来れば、戦争の機先を制することが可能となるでしょう」
敵は大戦力である為、引き際を間違えず、充分な打撃を与えたらすぐに撤退する事が重要――案内人はそう補足した。
「赤き砂塵のファラオは相当焦っているようですね。ここは着実に打撃を与えていきましょう!」
リプレイ
モニカ・アストレイア
アドリブ連携歓迎
今回の戦争は様々な勢力が入り乱れての戦いになりますね
そのため敵の方も慌ただしく動いているようですが、これは好機です
混乱に乗じて奇襲し、敵の戦力を削っていきましょう!
装備する武器は「RotFeuer」
出会い頭に「火属性魔法:火竜の息吹」を使用し、相手を炎で焼き払います
以降はつかず離れずの距離を保ちつつ、パラドクスの炎で攻撃します
降らせてくる雹は【火炎使い】の炎による熱で威力を弱めつつ、体温と生命力を奪われることを防ぎます
十分な打撃を与えたら無理をせず撤退します
炎を纏った武器で【薙ぎ払い】を繰り出し、退路を確保します
サアシャ・マルガリタ
連携アドリブ歓迎
ゲーミングドクロさんですか……。
そちらが超常現象で来るなら、こちらも超常現象(?)をお見舞いするまでです!
仲間が攻撃体勢を整えたら攻撃開始です!
ほんのり潮の香りのする雲を上空に呼び集めて……
本日は魚天なり!
大量のマンボウを大型のグループに降らせて混乱させるですよ!
ふっふっふ、サアシャのマンボウに恐れを成すが良いですー!!(高笑い)
各個撃破しやすいように戦力を分散させたら
味方が敵に囲まれないよう周囲を警戒しつつ
必要ならマンボウを追加で降らせ退路を確保
深追いせず仲間とタイミングを合わせて手を引きましょう。
戦略的撤退のお時間です!
(銀シャリを脇に抱えそそくさと立ち去る)
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「ゲーミングドクロさんですか……。そちらが超常現象で来るなら、こちらも超常現象(?)をお見舞いするまでです!」
サアシャ・マルガリタ(えいえいお!・g05223)は、モニカ・アストレイア(安寧を望む亡霊・g05849)の攻撃の起点を作るべく、クリスタルスカル達の頭上へ目を向け、いざパラドクス発動。
からっとした青天に、雲が出現する。ほんのり潮の香りが風へ乗って漂い、敵グループの一つが怪訝そうに頭を傾けた瞬間。
「本日は魚天なり!」
サアシャの声が響き渡るとともに、雲からママママンボウ! という感じに大量のマンボウが降り始めた!
「ふっふっふ、サアシャのマンボウに恐れを成すが良いですー!!」
胸を張って高笑うサアシャの前で、見る間にマンボウまみれになっていくクリスタルスカル達。
跳ね回るマンボウに埋まりながらも、クリスタルスカル達は不気味な光を放つ。
するとどこからともなくアシカが飛び出し、マンボウを喰らい始めた。超常現象だッ!
「仕掛けるなら今ですね!」
モニカが動いた。マンボウで混乱するクリスタルスカルの群れへ果敢に飛び込む。
手に携えるは『RotFeuer』。肉薄しながら赤き剣を構え、その内に宿る炎の魔力を解放する。
「赤き炎よ、竜の息吹となりて彼の者を焼き払え!」
放出された炎が湿った空気を熱しながら突き進み、髑髏どもへ到達。
爆発するかのように燃え広がり、一息に薙ぎ払う。
マンボウを振り払い、炎が消えても、今度は残り火のような熱に苛まれ、敵は次々と力尽きていく――。
しかし生き残ったいくらかの敵が雹を生成し、激しく発射して来た。
当たれば痛い上に体温や生命力を減退させられる呪いの攻撃。対するモニカはパラドクスを撃ちつつ、炎を一部操って防御壁とし、打ち付けられる雹をなるべく逸らす。
長引けば、さらに大量の増援が現れるかもしれない――潮時と見て取ったモニカは、サアシャへ撤退の旨を声掛けし、炎を纏ったRotFeuerによる剣閃を放ちながら離脱を開始。
「りょーかい! 戦略的撤退のお時間です!」
サアシャもまた、退路周辺へマンボウを降らせる事で、敵の追撃を牽制。
マンボウ達はアシカに絡まれて大変そうではあったが、そこは流石のパラドクス魚。
立派に役目を果たしてくれたのであった――。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【熱波の支配者】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
ソラス・マルファス
兄貴(g00862)と
「そうなのかい。上手くいくかはわからんぜ。……まぁ、任された」
敵団の中へ空輝石を投げ込むぜ。敵の中心へ、引き込むように風を発生させる。逃げだしそうなヤツは、大剣に風を纏って渦の中心へ弾き飛ばすように切り払うぜ。
上手く纏まったら一度引いて、兄貴のドローンに爆破してもらう。撃ち漏らしがあれば即座に飛び込んで、復活する前に切り伏せよう。
反撃があるようなら深追いせず、一度兄貴の横まで退避する。
「厄介な敵だな。まぁ功を焦る必要はねぇか」
多く倒せるに越したことはねぇが、無理して怪我しちゃ元も子もねぇ。兄貴は戦い向きじゃないしな。疲労がたまる前に引き上げるとするぜ。
ラウム・マルファス
ソラ(g00968)と
「確かクリスタルスカルって、集団ごとにまとめて倒さないと復活するんだよネ。ってわけでソラ、纏める方は任せるヨ」
カラス型ドローンに爆薬を搭載。ソラが引いたらカラスを突撃させて、まとめて爆破するヨ。上手く一網打尽に出来るといいナ。
周囲を観察して、他の集団が寄ってきたり、反撃が来たらソラを護りつつ退避しよウ。敵が復活しちゃった場合も一度退いて体勢を立て直すヨ。
戦場だから多少は覚悟してるケド、それでもソラに怪我させたくないからネ。かすり傷でも敵から離れて、薬品で手当てするヨ。少しでも行動に影響が出そうなら、そのまま帰ろウ。
過保護なのはわかってるケド、嫌なものは嫌なんだヨ。
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「確かクリスタルスカルって、集団ごとにまとめて倒さないと復活するんだよネ。――ってわけでソラ、纏める方は任せるヨ」
クリスタルスカルの群れを前に、ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)が隣へ目を向けると、ソラス・マルファス(呪詛大剣・g00968)は空輝石を握り込みながら頷く。
「そうなのかい。上手くいくかはわからんぜ。……まぁ、任された」
事前に相談の上、作戦は決めてある。ここはラウムの読みを信じ、ソラスは腕を引いて、半身をひねり豪快な投球モーションを取った。
一拍置いて投げ込んだ石は、敵グループの中心へ飛び込み――中心部へ引き込むかのような旋風を発生させる。
何事かとクリスタルスカルの群れは進行を止め、風へ抗うように四方へ逃れにかかった。
「おっと、ここからは出られねえぜ」
だが、そこへすでにソラスは肉薄している。助走をつけて振り抜いた大剣はつむじ風を纏っており、軌道上の敵を巻き込んで薙ぎ払った!
旋風から離れていたり、勘が良かったりした敵の個体は、その剣撃で跳ね飛ばされ、渦の中心部へ押し戻される。
「うん……それくらいでいいヨ、ソラ。準備できタ」
ラウムの声掛けに応じ、ソラスは素早く身を引き、旋風から距離を取る。
ラウムは折を見て、カラス型ドローンを空中へ放っていた。
上空から敵グループを包囲し、全方向から切り込めるよう、フォーメーションを微調整。
「上手く一網打尽に出来るといいナ」
ドローンには爆薬が積んである。ソラスが十分に予測効果範囲内から離脱したのに合わせ、ラウムはドローン達を一斉に突進させた!
荒れ狂う渦に巻き込まれたクリスタルスカルへ体当たりし、同時に自爆する。
爆発と衝撃で髑髏の群れは割れ砕け、風とともに散った。
「撃ち漏らしがいるぜ……!」
反撃の雹を放つクリスタルスカルへ、ソラスはトドメの一撃を浴びせる。
ラウムもまた、不気味なオーラを光らせる敵に気が付いた。
直後、超常現象で生じた偽ドローンが突っ込んで来る。自爆を目的とした動きだ。
即、転がって回避。その拍子に遠目から、別の敵グループが近づいているのが見える。
「倒しきれなかったカ……撤退しよウ」
「――いや、たった今倒しきった」
見れば、ソラスの攻撃が間に合い、何とか最後の一体を仕留めた所だった。
「厄介な敵だな。まぁ功を焦る必要はねぇか……増援が来る前に引き上げようぜ」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!