リプレイ
リーシャ・アデル
・心情
はぁん?なかなか意地の悪いこと考えるものね
まぁ、あっちからしたらこっちが民間人を助けてるのは明確な動きなんだし、狙ってくるのも当然か……
ほんと、時先案内人のみんなには感謝よね
それじゃ、敵の企みをぶっ潰すとしますか!!
・戦闘
・その他
アドリブ等は大歓迎よ
アタランテ・フォードブルー
流石は怪僧
悪辣で冴えているが…一手見誤ったな
氷の翼を広げて飛翔しながら津波を『絶対支配』の概念を込めた冷気で凍結させ、移動と攻撃の手段を奪ってその津波に接しているヴァイキングを凍らせていくぞ
水中にいようがサーフボードに乗ろうが、この凍結からは逃れられぬよ
更に翼から冷気と氷雪を降り注がせてヴァイキングを氷漬けにしていく
しかし、あの怪僧も『こうなる』とは思っていまい
心の中で時先案内人の戦略的優位性を再確認しながらそう呟く
ここ北欧は我の故郷
貴様らクロノヴェーダがいて良い場所ではない
氷聖たる我が絶対の零へと告げる
罪なき民の血を啜る悪鬼を凍てつかせよ!
ナイン・スカーレット
アドリブ&連携歓迎
簡単に諦めないが私達だからね、民草が危険な目に合う前に助けないと。
斧の投擲に間に合うなら間に入ってパラドクス「血解・串刺しの君主」で斧を杭で壊すよ。
「殺して良いのは殺される覚悟があるからって事で良いね?」
持ち前のスピードとパワーを活かして真っ先に行動するよ。
手から生やした杭でざっくり刺した後内部から更に杭を生やして内側から破壊します。
攻撃の軌道や初動を【観察】を使い回避や攻撃手に使います。
攻撃の際【早業】で杭を生やすスピードを上げて即座に炸裂する様に使い、
基本的に動き回りながら【一撃離脱】で撹乱しながら戦闘を行う。
無事終われば
「次の敵からが本番だね」
無堂・理央
ラスプーチン、何だかんだでディアボロスの事をしっかり研究してるよね。
まぁ、それでも時先案内人の情報収集能力までは埒外か。
無双馬『クロフサ』に騎乗して吶喊!うぉー!
敵がこちらの迎撃優先なら、直ぐに気付けるように派手な音を立てて近づけば村人の被害を更に抑えられるでしょ。
今回は速攻!普段やらない馬上槍と妖刀の二刀流で力任せに武器を振り回してくよ!
ほらほらほら!さっさと逃げないと薙ぎ払っちゃうぞ!
オマケでクロフサにも蹄で敵を蹂躙させちゃえ!
騎兵突撃に騎馬の踏みつけは付き物、遠慮なくたらふくクロフサの蹄を喰らうと良いさ!
フルルズン・イスルーン
うーむ、実に模範的かつヤンチャなヴァイキングなのだ。
キミらここ1900年代だし、しかも吸血鬼化してるのにあんまり変わらんね。
ま、兄弟でもなし、記憶も虫食いだし。それに例え同族だろうとかち合ったらね。
大いなる盾持ちよ、如何なる斧をも毀して砕け! ヴァンガード・ゴーレム!
ああいう斧しか持ってない勢いだけの輩は、刃の立たない盾で押し潰すに限るのだ。
ゴーレムくん! 盾の衝突でペタンコにしてやれ!
へいへーい! 海の上を動き回るから怖いってのに、陸に上がって何しようって言うんだい?
座礁した海の男なんてただの藻屑だろうさ!
さて、蹴散らしてその後だよね。
中々に面倒な作戦を仕掛けるもんだ。
レイラ・イグラーナ
そうですね、北欧で彼の者の部下を相手にした際はこちらの狙いが悟られぬよう、撹乱の情報を紛れ込ませたのですが……交渉の様子などから、こちらの目的が人民の保護であると正しく認識しているようです。
この一件に対応することで、私たちが何らかの方法で吸血貴族の動きを把握していることも理解するでしょうし……時間を与えたい相手ではございませんね。
自身を捨て駒だと理解しているのかいないのか。
いずれにせよ、殲滅あるのみです。
跳び上がり上空からの【手製奉仕・雨】。雨の如く降り注ぐ「銀の針」で先手を打ち敵を減らしていきましょう。
その手癖の悪さと品性の無さで「貴族」を名乗るとは……烏滸がましいことですね。
リップ・ハップ
犠牲ありきの企て。こいつらがくたばるのは織り込み済みどころか大前提
東ポーランドの海岸の時をちこっと思い出しちゃうね
よっぽど兵力有り余ってんだか、欠片も愛着無いんだか
敵中に突撃してパラドクスで斬り裂いて回る
精神に刻んでやんのは恐怖。恐怖による混乱で連携と反撃の手を乱してやんよ
怯えろ。逃げ惑え。お前らの終わりが来たぞ
踏み込みからの攻撃は大鎌の柄で受け、滑らせるように流す
……手癖悪ィったらねいな
まいーよ
代金は命で払ってもらうから
反撃にくれてやんのは後悔と絶望と……
ああもういーや。お前好みに味付けしろ、伯爵
狩ることにゃ変わらん
●村に伸びる魔の手
「簡単に諦めないが私達だからね、民草が危険な目に合う前に助けないと」
ナイン・スカーレット(CathPalug・g07595)は人々が危険に襲われるなら、どこにだって助けにいくと極寒の北欧の村に足を踏み入れる。
「ヒャッハー!」
ちょうどヴァイキング兵が斧を村人に投げようとしているところに猫のような俊敏さで割って入ると、パラドクス『血解・串刺しの君主(ブラッドアンサー・カズィクルベイ)』を発動して、自身の血液を凝固させて掌から血の杭を伸ばし斧を貫き吹き飛ばした。
「殺して良いのは殺される覚悟があるからって事で良いね?」
「ああん?」
怪訝な顔を浮かべるヴァイキング兵に、ナインは手から生やした血の杭を突き刺して顔に穴を穿った。
「あばぁっ……!」
さらには血の杭は内部で枝分かれして生え、内側から突き破って全身を串刺しにしては破壊した。
「テメェ!!!」
仲間がやられて怒るヴァイキング兵が斧を振り上げると、それが振り下ろされるよりも速くナインは懐に飛び込んで腹に血の杭を突き刺した。
「いでぇっ!!」
そして同じように内部から血の杭が四方八方に伸びて体中から血を噴き出してヴァイキング兵は絶命する。
「こいつ!」
ヴァイキング兵が捕まえようと手を伸ばすが、ナインは駆け出して距離を取って違う敵に向かい一撃離脱を繰り返す。
「な、なにが起きてるんだ?」
「ともかく逃げよう! 他の奴らにも報せないと!」
その間に我に返った村人が村の中に逃げ帰り、大きな声で襲撃だと報せて回った。
「ちっ、やるな!」
「おい、集まって迎撃すんぞ!」
孤立していると各個撃破されるとヴァイキング兵が集まる。
「そうですね、北欧で彼の者の部下を相手にした際はこちらの狙いが悟られぬよう、撹乱の情報を紛れ込ませたのですが……交渉の様子などから、こちらの目的が人民の保護であると正しく認識しているようです」
レイラ・イグラーナ(メイドの針仕事・g07156)はこちらが相手の情報を手に入れたように、相手もディアボロスの情報を得てしまっている状況にあまり良くない状況だと考える。
「この一件に対応することで、私たちが何らかの方法で吸血貴族の動きを把握していることも理解するでしょうし……時間を与えたい相手ではございませんね」
本当ならばこれ以上の情報を与えたくはないが、一般人が犠牲になるのを見過ごせないと行動に移る。
「自身を捨て駒だと理解しているのかいないのか。いずれにせよ、殲滅あるのみです」
レイラは跳び上がり、上空からパラドクス『手製奉仕・雨(ハンドメイドサービス・ドーシチ)』を発動し、〈銀の針〉を雨の如く大量に降り注がせて先手を打つ。
「なんだぁ? 雨……いぎゃっ!」
「こりゃ針だ!」
気付いた時には遅く、ハリネズミのように全身を針だらけにしたヴァイキング兵が血を噴き出して倒れていく。
「ふざけた真似をしやがって、命と一緒にお宝も奪ってやる!」
「ぐへへっ、逃げんなぞねえちゃん!」
下卑た笑みを浮かべたヴァイキング兵達が空いてる手をにぎにぎして突っ込んで来る。
「その手癖の悪さと品性の無さで「貴族」を名乗るとは……烏滸がましいことですね」
着地したレイラは近づかせぬように後方の跳びながら針を放ち、敵の足を貫き転んだところへさらに針を浴びせて仕留めた。
「どうなってやがる。なんで村にこんな用心棒がいやがるんだ?」
「チッ、なんでもいい、ここは好きに略奪していいって言われたんだ。ぶち殺して全部奪ってやる!」
ヴァイキング兵は苛立ちながらも、皆殺しにしてやると気勢を上げて襲い掛かる。
「はぁん? なかなか意地の悪いこと考えるものね」
リーシャ・アデル(絆紡ぎし焔の翼・g00625)は意地の悪さが良く出ている作戦だと、こちらが何も知らずにその作戦が上手くいってしまったときの衝撃を想像する。
「まぁ、あっちからしたらこっちが民間人を助けてるのは明確な動きなんだし、狙ってくるのも当然か……」
民間人を助けるのが無駄と思わせる作戦を狙うのも当然だと頭では納得はするが、内に怒りが湧き上がり感情は納得など全くしていなかった。
「ほんと、時先案内人のみんなには感謝よね。それじゃ、敵の企みをぶっ潰すとしますか!!」
絶対に阻止してみせると、駆け出したリーシャはパラドクス『翠焔・創像:ウォーストライク(ブレイズ・リアライズ・ウォーストライク)』を発動し、描雅した青龍偃月刀〈翠焔・創像:フレアグレイブ〉を手にすると薙ぎ払い、突っ込んで来るヴァイキング兵を纏めて吹き飛ばした。
「ぐぁあああっ!!」
「このクソが! ぶっ殺すぞ!」
「殺せ殺せ! 邪魔するヤツは血祭だ!!」
激高したヴァイキング兵達が紅のオーラを斧に纏わせて振りかぶる。
「それはこっちの台詞でしょうが!」
リーシャは怒鳴り返して青龍偃月刀を一閃してヴァイキング兵達を上下に両断した。
「こいつら明らかに普通の村人じゃねぇな!」
「噂のディアボロスって奴か! なら好都合だ! ぶっ殺してやるぜ!」
ヴァイキング兵は活きの良い獲物を前に興奮して斧を構えた。
「流石は怪僧。悪辣で冴えているが……一手見誤ったな」
アタランテ・フォードブルー(氷理騎士団総長『氷聖』・g07418)は相手の策略を褒めながらも、こちらについての情報が不十分だったと冷たい視線をヴァイキング兵に向ける。
「氷聖たる我が絶対の零へと告げる。絶対の支配を万象に履行させる氷雪よ、汝を我が翼として纏い我は蒼穹を掌握する」
パラドクス『遵守と履行を絶対とする我が氷雪の双翼(ゼロマギア・オブザーバンス・スノウウイング)』を発動し、氷の翼を広げて【飛翔】しながら津波を起こし、敵を呑み込んで『絶対支配』の概念を込めた冷気を浴びせて凍結させていく。
「荒波は俺達ヴァイキングの故郷だぜ!」
ヴァイキング兵はその波にサーフボードを使って乗り上げる。
「水中にいようがサーフボードに乗ろうが、この凍結からは逃れられぬよ」
アタランテはさらに翼から冷気と氷雪を降り注がせ、ヴァイキング兵達を氷漬けにしてしまった。
「ラスプーチン、何だかんだでディアボロスの事をしっかり研究してるよね。まぁ、それでも時先案内人の情報収集能力までは埒外か」
事件が起きる前に情報を得るなどという特別な能力など思いもしないだろうと、無堂・理央(現代の騎兵?娘・g00846)はまだこちらにイニシアチブはあると敵の裏をかくべく行動を起こす。
「村を襲わせはしない! 吶喊! うぉーーー!」
こちらに注意を引き付けるように大きな声を上げ、パラドクス『戦騎吶喊(センキトッカン)』を発動し騎乗する無双馬『クロフサ』を走らせて吶喊して、凍ってる敵を砕きながら進む。
「騎兵かぁ! 叩き落としてやるぜ!」
それに対してヴァイキング兵が斧を構える。
「遅い!」
速攻を仕掛けた理央の〈馬上槍〉が勢いをつけて斧を弾き敵の胸を貫いた。
「がはっ!」
血を吐く敵を放り捨てていると、横からヴァイキング兵が飛び掛かって来る。
「もらった!」
「甘い!!」
理央は反対の手に妖刀〈童子切〉を抜いてその胴を抜いて斬り捨てる。
「ほらほらほら! さっさと逃げないと薙ぎ払っちゃうぞ!」
縦横無尽に戦場を駆け、馬上槍と妖刀の二刀流で敵陣を荒らし回る。
「舐めやがって!」
ヴァイキング兵が理央を狙って飛び掛かろうと待ち構えると、加速したクロフサが敵を蹄で踏み潰した。
「騎兵突撃に騎馬の踏みつけは付き物、遠慮なくたらふくクロフサの蹄を喰らうと良いさ!」
理央は人馬一体となって蹂躙していく。
「騎兵を止めろ!」
「馬から仕留めるぞ!」
馬を狙いヴァイキング兵が攻撃を仕掛けようと身を低く構えた。
「犠牲ありきの企て。こいつらがくたばるのは織り込み済みどころか大前提」
リップ・ハップ(Reaper Harper・g00122)は捨て駒にされた憐れなヴァイキングを見る。
「東ポーランドの海岸の時をちこっと思い出しちゃうね。よっぽど兵力有り余ってんだか、欠片も愛着無いんだか」
どちらにしても扱いが悪いのには変わりない。
「まあどっちにせよ、村を襲うってんならお前らは敵だ」
リップは黒マスクの下で獰猛な笑みを浮かべ、敵陣の側面に向かって突撃する。
「くそっ、どれだけ敵がいやがる!」
それに気付いたヴァイキング兵が向きを変えて迎撃態勢を取る。
「精神に刻んでやんのは恐怖。恐怖による混乱で連携と反撃の手を乱してやんよ」
リップはパラドクス『Repress・Hapless(リプレス・ハプレス)』を発動し、間合いに入ると大鎌〈伯爵〉を鋭く横一閃してヴァイキング兵どもを斬り裂き、肉体だけでなく精神にまで刃を届かせ、心の平常を崩し恐怖に駆り立てる。
「怯えろ。逃げ惑え。お前らの終わりが来たぞ」
「ひぃっ! 殺される!」
「死神だ! 死神が来た!」
恐怖に心乱したヴァイキングが斧を放り捨てて逃げ出す。
「終わりからは逃げられない――」
その背中をリップがざっくりと斬りつけて仕留める。
「うーむ、実に模範的かつヤンチャなヴァイキングなのだ。キミらここ1900年代だし、しかも吸血鬼化してるのにあんまり変わらんね」
フルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)は古典的なヴァイキングスタイルに、時代を経ても代わらぬファッションをよく守っているものだと感心とも呆れとも取れる微妙な反応をする。
「ま、兄弟でもなし、記憶も虫食いだし。それに例え同族だろうとかち合ったらね」
過去の事ははっきりと思い出せない。ともかくこうして敵として出会ったなら戦うしかないとパラドクス『ヴァンガード・ゴーレム(ダイン・ドゥイン・ケイン)』を発動する。
「大いなる盾持ちよ、如何なる斧をも毀して砕け! ヴァンガード・ゴーレム!」
目の前に壁の様な大盾を持った巨大ゴーレムを錬成した。
「ああいう斧しか持ってない勢いだけの輩は、刃の立たない盾で押し潰すに限るのだ。ゴーレムくん! 盾の衝突でペタンコにしてやれ!」
命じるとゴーレムがゴゴゴゴ……と重々しく動き出し敵陣に迫る。
「あんだぁ? デケェからって強いつもりか?」
「あん? 舐めてんじゃねぇぞ!!」
それに対してヴァイキング兵が正面から突っ込み斧を叩き込む。だが構わずにゴーレムは前進を続けて盾で跳ね返し、さらには叩きつけてビタンッと盾に張り付くようにヴァイキング兵の全身が押し物される。
「ぶぇっ――」
「ぐぎゃぁっ!!」
全身の骨が砕けたヴァイキング兵達が地面に落ち、その上をゴーレムが踏み潰して前進を続ける。
「なんだあの化物は!」
「チッ、厄介だな。やり過ごすか?」
ヴァイキング兵が仲間が一瞬にして潰されたのを見て流石に分が悪いと考える。
「へいへーい! 海の上を動き回るから怖いってのに、陸に上がって何しようって言うんだい? 座礁した海の男なんてただの藻屑だろうさ!」
「あんだと!!!」
「ふざけやがって! 海の男舐めんな!!」
フルルズンの挑発に乗ってヴァイキング兵が踏み止まると、ゴーレムに叩き潰されて地面にめり込んだ。
「しかし、あの怪僧も『こうなる』とは思っていまい」
内心で時先案内人の戦略的優位性を再確認しながら、呟いたアタランテはぼろぼろになった敵陣を見下ろす。
「ここ北欧は我の故郷。貴様らクロノヴェーダがいて良い場所ではない」
アタランテは故郷を踏みにじる敵に向けて言い放つ。
「氷聖たる我が絶対の零へと告げる。罪なき民の血を啜る悪鬼を凍てつかせよ!」
「つめてぇ!」
「ぐあっ、動けねぇ……凍っちまう!」
氷の翼が広がり、ヴァイキング兵達は冷気と氷雪を浴びて氷像となっていった。
「好き勝手しやがって! 蹂躙するのはヴァイキングの流儀なんだよ!」
やられたらやり返すと、ヴァイキング兵が踏み込んで斧を振り下ろす。それをリップが大鎌の柄で受け、滑らせて衝撃を逃して地面に叩き込ませた。
「へへ、まずはこいつをゲットだぜ!」
攻撃は外れたが、いつの間にかヴァイキング兵の手には胸を保護する下着があった。
「……手癖悪ィったらねいな。まいーよ、代金は命で払ってもらうから」
冷たい視線をリップは敵に送り、湧き上がる怒りで大鎌を強く握る。
「反撃にくれてやんのは後悔と絶望と……ああもういーや。お前好みに味付けしろ、伯爵。狩ることにゃ変わらん」
無造作に大鎌を振るい、手癖の悪い腕を斬り飛ばす。
「あ? あがっ俺の手が!!」
飛んで行った手に視線を向いたところへ、リップは容赦なく大鎌を幾重にも振るい、四肢を落として最後に無防備になった首を刎ねた。
「高くついたね」
唖然とした顔が地面を転がってヴァイキング兵は息絶えた。
「残りも倒しちゃうよ!」
リーシャが青龍偃月刀で敵を薙ぎ払い叩き伏せる。
「これで終わり!」
そこへ理央がクロフサを突っ込ませ、倒れた敵を踏み潰して止めを刺した。
「げほっ、畜生……略奪を楽しめる仕事だったはずなのに……」
ヴァイキング兵がこんなはずではと血を吐いて死んでいく。
「どうやら自分達を捨て駒だと理解すらしていなかったようですね。品性の無い蛮族ならば仕方がありませんね」
レイラはただ破壊と略奪を楽しむことしか頭にないヴァイキングに、複雑な作戦は理解できない故の捨て駒なのだろうと死体を見下ろした。
「さて、蹴散らしてその後だよね。中々に面倒な作戦を仕掛けるもんだ」
「ええっと、帰ったフリをして村に残るんだっけ?」
フルルズンとリーシャはまだ敵の作戦は進行中だと気を引き締める。
「次の敵からが本番だね」
ナインも頷いて戦闘音が止み恐る恐る顔を出した村の人々の方へと視線を向けた。
「まずは村に入りましょう」
一先ずは危機が去ったことを告げにレイラは村人に話かけた――。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【士気高揚】LV2が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
【セルフクラフト】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
【腐食】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV3が発生!
【グロリアス】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
●困窮する村
「ありがとう! お蔭で命拾いしたよ!」
「ほんとうに、うちの旦那も、それに村も助けてもらって、なんとお礼をいったらいいか」
村人達が出て来て助けてくれたディアボロスに感謝の気持ちを伝える。
「本当ならなにかご馳走したいんだが、見ての通りここは食うにも困る村でな。大した歓迎はできないが、中で暖まっていってくれ」
村の人々は肌色も悪く栄養がしっかり取れていないようだった。着ている服も古着を繕って長く使い込んでいるものばかり。その見た目から苦労して生活しているのが見て取れた。
ディアボロス達は一旦パラドクストレインに乗って帰るフリをして、何か支援できる物を持って戻り、村人と交流しながら敵本陣の襲撃に備えようと動き出した。
アタランテ・フォードブルー
さて、排斥力に排除されない暖房具と保存食を持ち寄るか…
ビーフジャーキーにドライフルーツ、この時代には缶切りと缶詰があったな
新鮮なフルーツの缶詰とコーンビーフ等を持ち寄るか
暖房具は、アクリル等でない毛等で出来たちゃんちゃんこや半纏に手袋に靴下、それに湯たんぽを持ち寄るか
お湯を注いで火傷しないよう布で包み、ベッドに入れれば暖を取れるぞ
そう言って薪割りを家の内部で行い、湯を沸かして湯たんぽの暖かさを証明
そのまま持ち寄ってきた牛乳等を使い、肉たっぷりで滋養のあるシチューを振る舞うぞ
…さて、ここからだな
そう言って怪僧の手先を見据えて行動を開始していく
イオナ・ガルバローゼ
遅ればせながら、村落の支援に参りましたイオナです
貴重な物ではありますが村落の衣装をお借りして村民に紛れ込みます
【怪力無双】で雪を除けて土を梳き
この土地に育つ穀物を植え【植物活性】で活性しましょう
ディヴィジョンで「例のジャガイモ」意外の植物が育つかよく知らないですが
少なくとも肉食動物が居る事からその餌になる草食動物も居て
木の皮や苔何かを主食にしているのかもです
何か育つ植物があれば人が食べる物では無くても
トナカイなど家畜や獲物の餌になるでしょう
農作物の他にクルミや糖を含む樹液など
森でも十分な光と栄養があれば恵になる植物もあるやもしれません
その辺も森への薪取りに紛れて確かめに行きます
ナイン・スカーレット
パートナー(長月・夜永:g03735)と参加。
アドリブ歓迎。
「民草が元気そうで良かった。この後に本隊が来るから戻ってきたの、それで!大っぴらには出来ないけど、保存の効く食べ物やら、パートナーと炊き出ししたいと思う。」
「出来れば暫くは滞在したいから寝床を少し貸して貰えたらって思うよ。」
此処が、どんな村か、みんなのお話を聞きたいな、村の良い所、直したいところ、後は幸せな事とか?
※今回はアイテムポケットに、りんごやムギ、そして【じゃがいも】をたんまり持ってきた!
良かったら備蓄の蓄えとして持って行って。
あとじゃがいもは蒸かして、皆で一緒に食べよ?
(備蓄分もちゃんと大量にあるから安心して)
フルルズン・イスルーン
はーい、ボク的にはここが本番だよー。
数日時間あるならやれること多いからね。
ま、バレないようにコッソリするから派手な事はやり難いんだけど。
突撃、お宅の修繕屋さん! イート・ゴーレムくんカモン!
ということで衣服がボロっちいらしいので繕いに行くのだ。
早業で縫い物は必須技術だからね。
主に毛皮製品? 【修復加速】のあるゴーレムくんが居るから大丈夫さ。
正直糸紡ぎとしては、キチンと手製でやらんといかんぞと怒られそうな気もするけど、早い方がいいのだ。
怒る人の顔も思い出せないけどね。
あ、直せるなら他のものも直そうか。
そうそう新しい道具も作れないだろうし。
すごいだろう、そうだろう。ゴーレムくんは偉大なのだ!
リーシャ・アデル
・心情
さーて、それじゃあ敵が来るまでの間お手伝いをしていきましょうか
もちろん、斥候なんかが確認することも考えて、隠れながらやらないとね……
・行動
リアライズペインターの【アート】で周囲の風景に紛れるような迷彩マントを実体化させつつ、残留効果の≪光学迷彩≫で隠れながら≪怪力無双≫で集めれるだけ薪を集めるのを手伝いましょうか
≪アイテムポケット≫も使えば、村の人達が持つよりも多くの薪を持っておけるしね
・その他
アドリブ等は大歓迎よ
リップ・ハップ
追加でまた襲撃があるってのが心苦しいけど、その分支援手厚くやってこう
私は【水源】使って飲料水の確保しよっかな
私ら帰ったら水源自体は消えちゃうから容器になるもん持ち寄ってもらって汲んでらおっか。壺とか瓶、鍋でもいーね
溜め池作って凍らせて氷をキープしとくのもアリかな?
生きてくにゃ必須だ、多くて困るこたねい
逆に私ら居る内は水使い放題でもある
風呂にでも洗濯にでもじゃんじゃか使っちゃお
健康な生活にゃ清潔さも大切よ
あとは畑仕事に薪割り、力仕事のフォローに回ろっか
【怪力無双】でバリバリ働くぜ
ちな、私飲食NGなんでご飯は結構でーす
普段通り点滴で過ごすよ
長月・夜永
アドリブ&連携大歓迎
パートナー(ナイン)と参加。
ちょっと遅れて合流
おまたせー支援物資運んで来たよ♪
さぁ炊き出しだ!!
cafeエプロンを着けて戦闘態勢
【美味三昧砲】の効果で、流れるように瞬時に料理を作りあげて
【口福の伝道者】で増やすよ
メニューは
(集めた材料を眺め)
うん、温まるシチューがいいかな?
いっぱい在るから並んでください♪
●温かな救いの手
「さて、排斥力に排除されない暖房具と保存食を持ち寄るか……ビーフジャーキーにドライフルーツ、この時代には缶切りと缶詰があったな」
アタランテ・フォードブルー(氷理騎士団総長『氷聖』・g07418)は自分たちが去っても使えるものを選ぶ。
「新鮮なフルーツの缶詰とコーンビーフ等を持ち寄るか。暖房具は、アクリル等でない毛等で出来たちゃんちゃんこや半纏に手袋に靴下、それに湯たんぽでいいな」
新宿でそれらを持てるだけ用意するとパラドクストレインで村に運び込む。
「民草が元気そうで良かった。この後に本隊が来るから戻ってきたの、それで! 大っぴらには出来ないけど、保存の効く食べ物やら、パートナーと炊き出ししたいと思う」
ナイン・スカーレット(CathPalug・g07595)は見つからないようにと、途中から声を潜めて村人に話しかけた。
「出来れば暫くは滞在したいから寝床を少し貸して貰えたらって思うよ」
「食べ物を! それは助かる。無人になって使ってない家があるから、少し手直しすれば使えるはずだ」
「ああ、すぐに取り掛かろう」
村人達は空き家を掃除に向かい、手分けをしてすぐに住めるように暖炉に火を入れた。
「遅ればせながら、村落の支援に参りましたイオナです」
合流したイオナ・ガルバローゼ(空染めの一輪・g07485)が支援に加わる。
「貴重な物ではありますが村落の衣装をお借りして村民に紛れ込みましょう」
服を借りて村人らしくなり、その分を労働力でお返ししようと、【怪力無双】で雪を除けて土を梳き、この寒冷の土地でも育ちそうな穀物の蕎麦の種を植えて、【植物活性】によって成長速度を上げた。
「ディヴィジョンで「例のジャガイモ」意外の植物が育つかよく知らないですが、少なくとも肉食動物が居る事からその餌になる草食動物も居て、木の皮や苔何かを主食にしているのかもです」
極寒の地ではあるが、全く動植物が居ないわけではない。植物活性によってある程度育てれば、しっかりと実を成してくれるだろうと、他にもライ麦などの寒さに強い種を植えていく。
「何か育つ植物があれば人が食べる物では無くても、トナカイなど家畜や獲物の餌になるでしょう」
少しでも自然を豊かにできれば住みやすくなるはずだと、イオナは物は試しでいろいろな種を撒いた。
「追加でまた襲撃があるってのが心苦しいけど、その分支援手厚くやってこう」
リップ・ハップ(Reaper Harper・g00122)は自分達ディアボロスを苦しめる為に、これからまた戦いが起きる事に申し訳なく思いながらも、殺されてしまう人々を放ってもおけないと支援することにした。
「人が増えたなら余分に水を汲みにいかんとな」
「井戸が枯れちまってから面倒になったなぁ」
村人達が大きな瓶を持って近くの川まで水を汲みに行こうとしていた。
「困ってるみたいだし、私は水源使って飲料水の確保しよっかな」
仲間達の行動を見て自分は他の事をしようと、【水源】によって枯れていた井戸を清らかな水で満たす。
「おお! 枯れていたのに水が溢れんばかりに!」
それを見て村人達が驚いて集まって来る。
「私ら帰ったら水源自体は消えちゃうから容器になるもん持ち寄って汲んでおいてね。壺とか瓶、鍋でもいーね」
「わかった! すぐに用意しよう!」
村人達は道具を家に取りに帰り、水瓶などにたっぷりの水を溜め込んでいった。
「溜め池作って凍らせて氷をキープしとくのもアリかな? 生きてくにゃ必須だ、多くて困るこたねい」
そのまま飲めるような綺麗な水は貴重だ。あって困ることはないだろうとそんなことを考えて村を観察する。
「逆に私ら居る内は水使い放題でもある。風呂にでも洗濯にでもじゃんじゃか使っちゃお。健康な生活にゃ清潔さも大切よ」
潤沢な水で、普段はできない贅沢をしてもらおうとマスクの下で笑みを浮かべた。
「農作物の他にクルミや糖を含む樹液など、森でも十分な光と栄養があれば恵になる植物もあるやもしれません。薪取りのついでに確かめに行ってみましょう」
イオナは薪を取りに行きながら、何か栄養になる植物を探し回る。
「ここらで木を伐るか」
斧を持つ村人達が足を止め、木を倒す場所を決めた。
「さーて、それじゃあ敵が来るまでの間お手伝いをしていきましょうか」
リーシャ・アデル(絆紡ぎし焔の翼・g00625)も仲間と共に村の為に何とかしようと動き出す。
「もちろん、斥候なんかが確認することも考えて、隠れながらやらないとね……」
ディアボロスだとバレないようにしなければいけないと、リアライズペインターとして技量を発揮し、アートで周囲の風景に紛れるような迷彩マントを実体化させ【光学迷彩】としてこそこそ移動する。
「薪集め、私も手伝いますね」
同じようにこっそり来たリーシャは【怪力無双】を使い、木を軽々と切り倒してしまう。
「おお、すごい力だな」
「細い嬢ちゃんなのに俺達よりも力があるぞ」
村人は驚き、自分達も負けてはいられないと斧を振るった。
「アイテムポケットがあれば、運ぶのも楽です」
【アイテムポケット】を使い、入る大きさに切断した木をマジックのように消して収納した。
「では戻って置いてきます。その間に木を伐っておいてください」
ささっとリーシャは消えるように居なくなり、往復して輸送を担当した。
「運ぶのは任せて、こっちは木を伐り出しましょう」
「そうだな。やるぞ!」
「おう!」
イオナが斧を振るって次々と木を伐り倒し、それに負けじと村人達もリズム良くドンカンッと音を立てて木に斧を叩き込んだ。
「力仕事なら任せてくれ。怪力無双でバリバリ働くぜ」
そこへこそこそとリップも合流して斧を手に取り、カンッと負けじと爽快な音を鳴らして斧を振るった。
「はーい、ボク的にはここが本番だよー。数日時間あるならやれること多いからね」
フルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)は戦いよりも張り切って村を見渡す。
「ま、バレないようにコッソリするから派手な事はやり難いんだけど」
それでも出来る事は沢山あると皆が着ているぼろぼろの服を見た。
「突撃、お宅の修繕屋さん! イート・ゴーレムくんカモン!」
ゴーレムを錬成すると、まずは村の大きな家を尋ねる。
「衣服を繕いに来たのだ」
「ええ? そりゃ助かるけど、大丈夫なのかい?」
老婆が出迎えてくれて、こつこつと繕っていたぼろぼろの衣服を見せる。
「早業で縫い物は必須技術だからね。主に毛皮製品? 修復加速のあるゴーレムくんが居るから大丈夫さ」
フルルズンが素材を判別し、大丈夫だとゴーレムに捕食させ体内で【修復加速】して普通に修繕するよりもずっと早い速度で繕っていった。
「正直糸紡ぎとしては、キチンと手製でやらんといかんぞと怒られそうな気もするけど、早い方がいいのだ。怒る人の顔も思い出せないけどね」
昔誰かに怒られた気がすると、フルルズンは記憶を探るがその顔はぼんやりしていて誰かまでは分からなかった……。
「あ、直せるなら他のものも直そうか。そうそう新しい道具も作れないだろうし」
「それなら壁の修繕をお願いしようかねぇ」
老婆がひびの入った家の壁を示す。
「任せて!」
フルルズンはそれもゴーレムを使って修繕していく。
「まあまあ、すごいもんだねぇ。これで隙間風も入らなくなる。ありがとうよ」
「すごいだろう、そうだろう。ゴーレムくんは偉大なのだ!」
くしゃっと老婆が笑みを浮かべると、フルルズンは胸を張って凄さを自慢した。
「繕い物をしてくれるの? 私も頼んでいいかしら?」
「もちろん、どーんと来いなのだ!」
フルルズンは集まって来る奥様方を相手して、繕い物を熟していった。
「これにお湯を注いで火傷しないよう布で包み、ベッドに入れれば暖を取れるぞ」
そんな人々の集まる村で一番大きな村長宅に入ったアタランテがそう言って湯たんぽを見せ、見つからないように室内で割った薪を暖炉に入れて湯を沸かし、実際に湯たんぽを使って見せて温かさを証明する。
「本当だ、温かい」
「おお、これなら簡単に暖まれるな」
実際に村人が湯たんぽに触れて、夜も温かく眠れそうだと喜んだ。
その間にアタランテは暖炉の火で持ち寄った牛乳と具材を使いシチューを作り始めた……。
「これで大丈夫だ。最低限ですまんが住めるはずだ」
何もかも足りない状況では完璧とはいかないが、それでも村人達は出来るだけの事はして屋内を整えていた。
「ありがとう。この家を借りるね。それと此処が、どんな村か、みんなのお話を聞きたいな、村の良い所、直したいところ、後は幸せな事とか?」
感謝の気持ちを伝えたナインはもっと交流しようとこの村のことを尋ねた。
「ああ、ここは小さな村でな。少しばかりの畑と、狩猟や漁をして暮らすんだが、それだけじゃあ暮らせないから、農場に出稼ぎに行って食い物を貰って生活してるんだ」
「幸せなことかぁ。腹いっぱい食うことかなぁ」
寒さを凌ぐのだけでも厳しい生活だが、それが当たり前であるために幸せな生活というものを知らなかった。
「りんごやムギ、そしてじゃがいもをたんまり持ってきたから、良かったら備蓄の蓄えとして持って行って」
「おお! これで全員で冬が越せるかもしれない。ありがとう!」
そんな人々を少しでもお腹いっぱいの幸せにしようと、ナインが【アイテムポケット】から食糧を取り出すと、村人達はこれで誰も飢えずに済むかもと喜んだ。
「あとじゃがいもは蒸かして、皆で一緒に食べよ?」
「それはいいな。よし、準備しよう!」
暖炉の火を使ってじゃがいもを蒸かし、皆ではふはふと食べて小腹を満たした。
「おまたせー支援物資運んで来たよ♪」
「待ってたよ!」
そこへ遅れて沢山の物資と共にやって来た長月・夜永(は普通の女のコである・g03735)が元気に声をかけ、ナインが笑顔で出迎えると、二人でずらっと食材を並べて調理器具を用意する。
「おお! また食べ物が増えたぞ!」
「こんなにたくさんの食糧をもらえるなんて……」
それを見た人々がこれは夢じゃないかと手に取り、その感触から現実だと顔を綻ばせた。
「さぁ炊き出しだ!!」
夜永が気合を入れ、cafeエプロンを着けて戦闘態勢に入る。
「うん、温まるシチューがいいかな?」
集めた材料を眺めて作るものを決め、美味三昧砲によって鮮やかな手つきで流れるように目にも止まらぬ速さで材料を切り鍋に投入していく。時間を圧縮したように瞬時に料理が出来上がり、野菜もゴロゴロ入った栄養満点のシチューを作り上げた。
「……うん。美味しくできてる」
それをまずは夜永が一食分を食べて【口福の伝道者】によって食器ごと増やした。
「ふ、増えた?」
「魔法か?」
その光景を驚いた顔で人々が見て魔法だと呆ける。
「いっぱい在るから並んでください♪」
「みんなに配るね!」
夜永とナインが笑顔でシチューの乗った皿を差し出すと、我に返った人々が手を伸ばして求める。
「美味い! こんな新鮮な野菜は久しぶりだよ」
「喜んでもらえたならよかった」
人々の心からの笑顔を見て、夜永も笑顔を浮かべた。
「帰ったよ」
リップが仲間や村人と共に丸太を縄で引きずって帰って来た。
「こんなものかな? これだけ薪があれば冬を越せそうね」
「ああ、十分過ぎるほどだ。助かったよ」
リーシャは木を村長宅の横にある村の薪置き場の前に並べ、村人はそれを手慣れた様子で細かく割って山積みにしていく。
「薪を取ってきました。それとクルミはほとんど取れませんでしたが、赤い果実があったので採ってきました」
「ああ、それはコケモモだよ。少し前に採ったんだがまだ残っていたか。ジャムにして冬の間食べるんだ」
イオナが差し出した赤いサクランボのような実を見て、老いた村長が冬のデザートだと微笑んだ。
「完成だ。たっぷり食べて温まってくれ」
村長宅でアタランテが肉たっぷりで滋養のあるシチューを振る舞う。
「美味い。こんなに肉の入ったシチューは久しぶりだ……」
「ああ、本当にありがたい………」
美味い美味いと人々は喜んでシチューを食べた。
夜永とアタランテが作ったシチューで村の人々の永久凍土のように冷え固まっていた心が溶け、強張っていた顔は緩み笑みを見せる。その様子にディアボロス達もほっと息を吐いて共に食事を楽しむ。
「ちな、私飲食NGなんでご飯は結構でーす」
そんな雰囲気を楽しそうに眺めながらも、リップはマイペースに普段通り点滴で過ごした。
食事は【口福の伝道者】でたっぷりと用意できる。村人は今までこんなに食べたことがないと、腹が満たされるまで食べ、ゆっくりと綺麗な風呂に入って汚れを落とし、湯たんぽを使って温かなベッドで眠った……。
そうして2日ほど村の人々とどんどん打ち解けながら過ごすと、ディアボロスは確実に帰ったとヴァンパイアノーブルの本陣が確信してようやく動き出す。
「……さて、ここからだな」
笑顔を浮かべる村人を護らねばと、アタランテは顔を引き締めて怪僧の手先を見据えて行動を開始する。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV2になった!
【植物活性】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV2が発生!
【修復加速】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
効果2【グロリアス】がLV2になった!
【ドレイン】LV1が発生!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV4になった!
【アヴォイド】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV2になった!
●罠に踏み込む魔の手
「ディアボロスは帰還した。これよりラスプーチン様の命を実行に移す。村人を一人残らず殺戮し、ディアボロスに絶望を与えるのだ!」
「お任せを! 我ら黄金騎士団が惨たらしく人間を殺戮し、ラスプーチン様に歯向かう愚か者に絶望を与えましょうぞ!」
指揮官である『吸血戦乙女・ブリュンヒルド』が命令を下すと、『黄金騎士団』が村に向かって進軍を開始する。
ディアボロスが去った無防備な村はあっという間に全滅し、村人は一人残らず虐殺される……それがラスプーチンの描いた作戦だった。
だがその作戦をも予知し、敵の罠を上回る罠で迎撃しようと、村にはひっそり残ったディアボロスが待ち構えていた――。
イオナ・ガルバローゼ
ヴァンパイアノーブルは共通して飛べるのでしたね。
厄介だと思いますが、わたくし達も今は飛べます
死角も多く反応の難しい頭上からの白兵攻撃は勇猛かもしれません
自分よりも弱い者の命を奪おうという行動さえなければですが
ならわたくしはより勇猛な方法で貴方達に挑みましょう
時速100キロで【飛翔】
その勢いを借りて【masterpiece】で創造した武器を構え
黄金一閃に逆に突っ込みます
まさか下から突っ込んでくるとは思わない意表を突く作戦です
創造するのは同じハルバード
下から掬いあげるようにして相手へ叩き込みます
リーシャ・アデル
・心情
さーて、おいでなすったわね?
それじゃ、ラスプーチンの計画をぶち壊していくとしましょうか!!
・戦闘
残留効果の≪飛翔≫を使い【空中戦】に対応しつつ、≪光学迷彩≫で村の前に隠れておくわ
そして、敵が来たらパラドクス『翠焔・創像:ボルカニックバンカー』の【貫通撃】で攻撃していくわね
・その他
アドリブ等は大歓迎よ
ナイン・スカーレット
アドリブ・連携歓迎
ここからが本番。
「私の持てる最速で勝負しよう、空が自分達の領域と思っているなら・・・その自信を砕く。」
穂先が灼熱に燃える槍「屠殺者・灼熱の毒槍」を器用に回して構えて、出せる最高速度で飛翔します。
「血解・飛翔千変万化」
飛翔の加速ですれ違い様に攻撃を行います。
【早業】で槍の持ち方や、構えを変えて【一撃離脱】を使用して常に1対1のスタンスを取り、スピードを活かして動き回って攪乱をします。
周りを常に【観察】を使用して確認して攻撃の初動と軌道を確認して回避や防御に使用します。
民に必要な物はそんな武力じゃない、「ただ日々を生きて幸せである事」それを与えられない者は王でも何でもない。
リップ・ハップ
団体様いらっしゃーい
一匹たりとて逃がさねいよ
お前ら向きの歓迎、たんと味わえ
パラドクスで空中に血の足場を作り、立体的且つ不規則な機動で駆け回って怪物共を翻弄しながら斬り捨てていく【ダッシュ、臨機応変、斬撃】
ヴァンパイアノーブルじゃなくて猪か??
頭上を取って振り下ろすってならその刃は直線的、ギリまで引き付けて軌道を見切る【看破】
したら横っ面を弾くみていにハルバードの側面へ伯爵をぶつけて軌道を逸らすよう試みる【強打、薙ぎ払い、吹き飛ばし】
敵の着地先にはパラドクスで作った槍を用意しといてやんよ【】
飛んで火に入るってやつね。お前らにとっちゃここに来たこと自体がそうなんだけど
無堂・理央
吸血貴族による襲撃第二段に対してディアボロスの撃退第二段いっくよー。
再度、無双馬『クロフサ』に騎乗して突っ込めー。
パラドクスで火炎騎兵隊を展開して、隊列を整えてから突撃させるよ。
ボクは村に潜んでなかったし、敵の後方から攻めて村を守る味方とで敵を挟み込む鉄床戦術?に持ち込めそうだね。
敵の飛行に備えて火炎騎兵隊にも【飛翔】で空中を駆けれるようにして、火尖鎗による火炎放射を放ちながらの騎兵突撃で敵集団を圧し潰しちゃえ!
騎士団を名乗るなら騎馬集団による突撃の威力は知ってるよね?
空に逃れようともこの騎兵隊は空を駆けて君達を焼き払い蹂躙するよ。
長月・夜永
やーっと、本隊のご到着
さぁ「熱烈」な歓迎をしてあげないとね
ボクは、まだ「炊き出し」しかしてないから元気が有り余ってるから
迫る「黄金騎士団」に対して
瞬時に複雑な印を結び
電撃使い専用にカスタマイズした新武装「建御雷」構えます
『纏え雷神!!』
※『轟雷波』に対して『忍法・紫電』で対抗
さぁ、格上の電撃使いの雷撃を見せてあげる
全身に纏った紫電を「建御雷」の剣先に集め
「誘導弾」「貫通撃」を付与、ディアボロスTOPクラスのSPD
逃がさないよ!!喰らえ!!
落雷を思わせる空気を割く音と共に、神速の「早業」の一撃を叩き込み【麻痺】効果で行動を阻害して、仲間の行動に繋げます
フルルズン・イスルーン
そんなに派手に来て隠密作戦のつもりかい?
あー目がチカチカ。血色が悪いとより成金騎士団感が強いねぇ。
金よりも祖霊を崇拝するべきだと思うねぇ、ボクは。
さあ、守る者の御霊としての姿を成せ! コフィン・ゴーレム!
浮遊する船葬墓を並べて、霊体の戦乙女ゴーレム顕現! 迫撃戦用意!
槍もてー! 構えー! 突撃!
指揮官クラスにヴァルキュリアなんて控えてるので、その意趣返しなのだ。
元来の目的の為に戦うガン、もといゴーレムくんが負けるはずが無いのだ!
大体見た目の健康的な意味で、キミら選ばれる戦士としては足らんでしょ。
もっとムキムキとだね。いや鍛えてれば細身でもいいんだけどさぁ。
レイラ・イグラーナ
先日戦った相手より恰好だけは貴族らしいですが、人品にそう変わりはございませんね。
人を人と思わぬ所業が貴族らしさというのであれば、革命を以て地へと墜としましょう。
他の復讐者とともに【防衛ライン】を敷き、村落へ入られないようにして戦います。
飛行能力を持つようですが、【防衛ライン】の効果は上空にも及びますし、こちらも【飛翔】で迎え撃てます。
【飛翔】で頭上を取られないように黄金騎士団とドッグファイトを行います。こちらには高度限界がありますし、いずれ頭上を取られる可能性はあります。飛翔で追いかけ合っている間に密かに「銀の糸」を張り巡らせておきハルバードを振り下ろそうとする敵に【手製奉仕・檻】を。
●待ち構えるディアボロス
「さあ、血祭に上げてくれよう!」
「村を滅ぼしディアボロスを絶望に叩き込む!」
黄金騎士団の先行隊が飛翔しハルバードを手に空から村を襲撃せんと迫る。
「ヴァンパイアノーブルは共通して飛べるのでしたね。厄介だと思いますが、わたくし達も今は飛べます」
村に潜むイオナ・ガルバローゼ(空染めの一輪・g07485)は敵を見上げ、それに対抗するべく準備を整える。
「死角も多く反応の難しい頭上からの白兵攻撃は勇猛かもしれません。自分よりも弱い者の命を奪おうという行動さえなければですが」
どれほど勇猛を誇ろうとも、その矛先が一般人では陰って見える。
「ならわたくしはより勇猛な方法で貴方達に挑みましょう」
弱き者ではなく強き者に挑まんと、イオナは敵に向かって【飛翔】で上昇し、その勢いを駆ってパラドクス『masterpiece(フランシス・メイアン)』で自らの血で創造したハルバードを握り、下から掬い上げるように叩き込んだ。
「ぐぉっ!」
「まさか下から突っ込んでくるとは思わない意表を突く作戦です」
不意を突かれた黄金騎士が無防備に一撃を受け、鎧を粉砕されて血を吐き吹き飛ぶ。
「なにぃ!?」
「まさか! ディアボロスか!!」
仲間がやられた黄金騎士団が急降下を止めて驚きの顔を向ける。
「さーて、おいでなすったわね?」
【光学迷彩】で村に隠れていたリーシャ・アデル(絆紡ぎし焔の翼・g00625)はイオナに続いて敵陣に向かって【飛翔】する。
「それじゃ、ラスプーチンの計画をぶち壊していくとしましょうか!!」
敵がイオナに注視している隙に、リーシャが一気に間合いを詰めるとパラドクス『翠焔・創像:ボルカニックバンカー(ブレイズ・リアライズ・ボルカニックバンカー)』を発動し、リアライズペインターの力で思い描き具現化した炎の杭を次々と射出した。
「ぐぉぉおおおっ! 身体が燃える!」
「回避だ!」
鎧を貫い串刺しにすると、中から炎が身体を焼き尽くす。このままでは危険だと黄金騎士団は回避行動に移った。
「逃がさないわよ」
それを追ってリーシャは炎の杭を放ち、背中を貫き撃墜する。
「おのれディアボロス!」
「お前を先に血祭に上げてくれるわ!」
黄金騎士がハルバードに黄金色の稲妻を纏わせ大きく振りかぶる。
「隙だらけです」
そこへイオナが突撃し、ハルバードを胴に叩きつけて吹っ飛ばした。
「このまま残りも叩き落とします」
止まらずにイオナは空中の敵陣を突破しながらハルバードを縦横無尽に振るって薙ぎ払った。
「陣を組め! 守りを固めて反撃するのだ!」
散り散りにされた空中の黄金騎士団は態勢を立て直そうと集まる。
「集まったらいい的ね。どんどん撃ち落すわよ」
そこへリーシャが炎の杭を週中して撃ち込み、纏めて敵を貫いて陣を崩した。
「まさかディアボロスが残っていたのか!」
「はめられた!」
空中から強襲しようとしていた残りの黄金騎士団が制止して、ディアボロスの戦力を計ろうと様子を窺う。
「団体様いらっしゃーい」
そんな敵を迎え撃つべくリップ・ハップ(Reaper Harper・g00122)がパラドクス『Rinky-dinky・Hanky-panky(リンキィディンキィ・ハンキィパンキィ)』で、大鎌〈伯爵〉啜ってきた血液を使い空中に足場を作り出すと、その上を立体的且つ不規則な機動で駆け回って接近する。
「こいつ!」
「捉えられん!!」
黄金騎士の振るうハルバードの迎撃を躱しながらすれ違い、大鎌を一閃して黄金騎士の首を刎ねた。さらに動き回って次の騎士を切り捨てる。
「散開!」
仲間をやられた黄金騎士団がリップから距離を取るように飛び散る。
「一匹たりとて逃がさねいよ。お前ら向きの歓迎、たんと味わえ」
足場を次々と作って追いかけるリップが背後から迫り、振り返って驚きの顔を浮かべる黄金騎士に大鎌を振り下ろして斬り倒した。
「素早い! ならば叩き斬るのみ!」
上昇して反転した黄金騎士がハルバードを叩き込まんと流星のように一直線に降り注ぐ。
「ヴァンパイアノーブルじゃなくて猪か??」
リップはギリギリまで引き付けるとハルバードの側面に大鎌をぶつけ、火花を散らしながら軌道を逸らして空振りさせた。
「しまっ――」
がら空きとなった胴にリップは大鎌を走らせ切断した。
「そいな隙を晒したら、切ってくれと言ってるようなもんだね」
リップは足場を蹴って次の敵に向けて跳んだ。
「強い!」
「ディアボロスに一杯喰わされた!」
黄金騎士達は何とか反撃しようと飛翔して加速しイニシアチブを取り戻そうとする。
「ここからが本番」
ナイン・スカーレット(CathPalug・g07595)が飛んでいる敵を目で追う。
「私の持てる最速で勝負しよう、空が自分達の領域と思っているなら……その自信を砕く」
穂先が灼熱に燃える槍〈屠殺者・灼熱の毒槍〉を器用にくるりと回して構えて、最高速度で【飛翔】して空に舞い上がる。そして黄金騎士に接近すると最大加速で毒槍を放つ。
「空中戦で我等が負けるものか!」
その軌道を避けるように右旋回して黄金騎士は回避運動を取る。
「血解・飛翔千変万化」
ナインはパラドクス『血解・飛翔千変万化(ブラッドアンサー・シェイプシフター)』によりマントを羽に変え、機動力を高めると同じく旋回して追いつき敵と交差しながら毒槍を振るいざっくりと胴を切断した。
「なっ……馬鹿な!!」
身体を上下に別れた黄金騎士がバラバラに地上へと落下していった。
「ディアボロスが空中戦で我々に勝るだと?」
「一対一になるな! 数の強みを活かせ!」
黄金騎士団が集団戦によってナインを仕留めようと二人一組で動き出す。
「流石に多対1じゃ分が悪いか」
ナインは機動力を活かして飛び回り、敵の連携が乱れたところへ一撃離脱で攪乱して崩していく。
「上の奴らは随分と苦戦しているな」
「ならこちらも上がって加勢するぞ」
地上から村に迫っていた黄金騎士団が仲間の苦戦に加勢しようと飛び上がる。
「やーっと、本隊のご到着」
長月・夜永(は普通の女のコである・g03735)は待ちわびたと敵を見渡した。
「さぁ「熱烈」な歓迎をしてあげないとね。ボクは、まだ「炊き出し」しかしてないから元気が有り余ってるから」
村に迫る黄金騎士団に対して瞬時に複雑な印を結び、パラドクス『忍法・紫電(シデン)』を発動する。
「纏え雷神!!」
全身に紫電を纏いびりびりと空気が震える。
「さぁ、格上の電撃使いの雷撃を見せてあげる」
電撃使い専用にカスタマイズした新武装〈建御雷〉を構えると、剣先に全身の紫電を集めて放出する。
「なっ!?」
「ぐぉっ!!!」
落雷を思わせる空気を割く音が響き、構える暇もなく飛び上がろうとした黄金騎士達は神速の一撃を受け、激しい衝撃に身体を痺れさせ落下した。
「今だよ!」
隙を作った夜永の声に合わせ、ナインは加速して急降下する。
「民に必要な物はそんな武力じゃない、「ただ日々を生きて幸せである事」それを与えられない者は王でも何でもない」
槍を突く構えになって穂先を深々と敵の胸に突き立て、燃える穂先が敵の心臓を焼く。
「がぁっ! 熱い、内側から燃えていく!!」
絶叫する敵を五月蠅いとばかりに槍を振るって放り捨て、止まらずに次の敵へと飛翔する。
「くっ、痺れが抜けるまで距離を取れ!」
「ブリュンヒルド様と合流しろ!」
何とか黄金騎士は飛んで間合いを開け後退しようとする。
「逃がさないよ!! 喰らえ!!」
そこへ夜永が紫電を撃ち込み、雷撃を受けた黄金騎士がよろよろと落下していく。
「どれだけ速くったって、雷からは逃れられない」
夜永は指揮官の元に引かせるつもりはないと妨害する。
「速さで負けているならば、力で押し切る!」
黄金騎士達が対抗してハルバードに黄金色の稲妻を纏せ、夜永を薙ぎ払おうと振りかぶる。
「その動きが既に遅すぎるよ」
振るわれる前に夜永は紫電を飛ばし、黄金騎士を撃ち抜いて攻撃を止めた。
「速さを失えば何の脅威もない」
ナインは槍を薙ぎ払って痺れて動けぬ騎士達を仕留めた。
「空ではこちらが負けている! 地上部隊と合流して下から攻めるぞ!」
飛んでいた黄金騎士団が不利を悟り、地上へと降り立つ。
「飛んで火に入るってやつね。お前らにとっちゃここに来たこと自体がそうなんだけど」
待ち構えていたリップは敵の着地地点に血で作った槍を何本も用意し、敵の降下の勢いを利用して串刺しにした。
「空戦に向かった者はほぼやられたぞ!」
「だがここで引く訳にはいかん。ラスプーチン様の命令を遂行する為に村人を殺さなくては!」
地上の黄金騎士団は空の仲間が次々とやられるのを見ても、止まる訳にはいかずに村を目指す。
「吸血貴族による襲撃第二段に対してディアボロスの撃退第二段いっくよー」
村の入り口で待ち構えていた無堂・理央(現代の騎兵?娘・g00846)は再度、無双馬の『クロフサ』に騎乗してパラドクス『火炎騎兵隊召喚(コール・フレイムトルーパーズ)』を発動し、周囲に燃え盛る馬に騎乗した火炎騎兵隊を展開して隊列を整える。
「なに騎兵だと!?」
「馬鹿な!」
「突っ込めー!」
突然現れた騎兵隊に対して驚く黄金騎士団に向かって理央が火炎騎兵隊を率いて突撃を開始する。
「火尖鎗による火炎放射を放ちながらの騎兵突撃で敵集団を圧し潰しちゃえ!」
隊列を組んだ騎兵隊の火尖鎗が一斉に火炎放射を吐き出して黄金騎士を焼き、さらには突撃によって槍や馬で叩き潰していった。
「ぐあぁああああっ!!」
「怯むな! 個々の力量はこちらが上だ!」
それに対して燃やされながらも黄金騎士はハルバードに稲妻を纏わせ薙ぎ払い吹き飛ばす。しかし火炎騎兵隊は止まらずに槍を突き入れて敵を薙ぎ倒してしまう。
「拙い! 下がって陣を立て直す!」
黄金騎士団が後退しようとするが、そこへ後方から他のディアボロス達が攻撃を仕掛ける。
「そんなに派手に来て隠密作戦のつもりかい?」
フルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)はキラキラと輝く黄金の鎧を纏う騎士を見て呆れる。
「あー目がチカチカ。血色が悪いとより成金騎士団感が強いねぇ。金よりも祖霊を崇拝するべきだと思うねぇ、ボクは」
悪趣味な黄金ばかりの鎧よりも祖霊の方が遥かに上だということを教えようと戦いに臨む。
「さあ、守る者の御霊としての姿を成せ! コフィン・ゴーレム!」
パラドクス『コフィン・ゴーレム(セィル・ヴィーング・ゲリック)』を発動し、浮遊する船葬墓を召喚した。
「霊体の戦乙女ゴーレム顕現! 迫撃戦用意!」
そこから霊体の女性型ゴーレムが出撃し村を守るように整列する。
「槍もてー! 構えー! 突撃!」
フルルズンの指示に従い、戦乙女ゴーレムが一斉に突撃して黄金騎士達を貫いていった。
「ぐあぁっ!」
「どこからこのような軍勢が現れた!」
黄金騎士達も迎え撃つが、ディアボロスが居るとは思っていなかった為に不意を突かれる形となって陣を崩す。。
「指揮官クラスにヴァルキュリアなんて控えてるので、その意趣返しなのだ」
こちらの方が指揮官としても上だと見せつけるようにフルルズンは戦乙女ゴーレムを指揮する。
「このまま敵を挟み込む鉄床戦術? に持ち込むよ」
確かそんな戦術があったとうろ覚えで理央は突撃を継続し、敵陣を突破して反撃させる間もなく混乱に陥れる。
「ディアボロスが守る村を破壊しろ! そうすれば奴等は戦う気力を失うはずだ!」
黄金騎士団は先に村を破壊しようと飛翔する。
「先日戦った相手より恰好だけは貴族らしいですが、人品にそう変わりはございませんね」
レイラ・イグラーナ(メイドの針仕事・g07156)は鎧だけは立派になっても、その野蛮な行為はヴァイキング兵と変わらないと断じる。
「人を人と思わぬ所業が貴族らしさというのであれば、革命を以て地へと墜としましょう」
村を守ろうと【防衛ライン】を敷き、村落へ入られないように守りを固める。そこへ戦う仲間の上を越えて飛行する黄金騎士達が村に入ろうとして壁にぶつかるように足止めを喰らった。
「なに!?」
「パラドクスの効果か!」
黄金騎士が防衛ラインの存在に気付き乗り越えようとする。
「そうはさせません」
レイラが【飛翔】して敵の背後を取って〈銀の針〉を投げつける。だがそれに気付いた黄金騎士がハルバードで弾き飛ばした。
「貴様の仕業か!」
「ならば貴様を倒せばこの防衛も消えるというものだ!」
黄金騎士がすぐにレイラを狙い、ハルバードを手に頭上を取ろうとする。
「そう簡単にやられはしません」
レイラは頭上を取られぬようにと飛び回り、ドッグファイトを展開して攻防を繰り広げる。
「無駄だ! そんなか細い針など効くものか!」
針を見切った黄金騎士が鎧で弾き、とうとう頭上を取ってハルバードを掲げた。
「元より針はただの目晦まし、本命はこちらです」
黄金騎士達の身体が突然縛り上げられる。
「なんだ!?」
「これは……糸か!!」
レイラが飛び回りながらパラドクス『手製奉仕・檻(ハンドメイドサービス・クリェートカ)』によって張り巡らせていた銀の糸が黄金騎士達を絡め取っていた。
「だが糸など引き千切ってしまえば……切れん?」
「どうなっている!」
もがくほどに糸は喰い込み、とうとう肉を裂き血が流れ落ちる。
「我々を罠に掛けたつもりだったのでしょうが、罠に掛かったのはそちらの方でしたね」
レイラがピンッと糸を弾くと、その振動が伝わり黄金騎士達の身体が切り裂かれバラバラになって落下していった。
「何でもいい押し通って村人を殺せ!」
残り僅かとなった黄金騎士は、何とか任務を遂行しようと飛び上がりハルバードを構え突っ込む。
「騎士団を名乗るなら騎馬集団による突撃の威力は知ってるよね? 空に逃れようともこの騎兵隊は空を駆けて君達を焼き払い蹂躙するよ」
【飛翔】した理央は騎兵隊と共に自らも〈無銘の槍〉を振るい、正面から敵を迎え撃ち薙ぎ払って叩き落としていく。地上ではフルルズンの戦乙女ゴーレム達が暴れ回り止めを刺していった。
「元来の目的の為に戦うガン、もといゴーレムくんが負けるはずが無いのだ!」
「ふざけた真似を!」
「我等誇り高き黄金騎士団がこのようなものに負けるものか!」
負けじと踏み止まった黄金騎士がハルバードと鎧の鋭い金属の鉤爪による連撃で戦乙女ゴーレムを倒していく。
「大体見た目の健康的な意味で、キミら選ばれる戦士としては足らんでしょ。もっとムキムキとだね。いや鍛えてれば細身でもいいんだけどさぁ」
迫る敵を前にしてもフルルズンは落ち着いて身動きせずに敵の品定めをしてダメ出しをしていた。
「その首もら――」
黄金騎士のハルバードが届く前に、レイラの銀の糸が絡まり拘束した。
「う、動けん!」
「これで終わりです」
レイラが糸を引いて敵の首を落とし、戦乙女ゴーレムが残りの黄金騎士団を蹂躙して一掃した。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【活性治癒】LV1が発生!
【土壌改良】LV1が発生!
【飛翔】がLV3になった!
【泥濘の地】LV1が発生!
【熱波の支配者】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
【防衛ライン】LV1が発生!
効果2【ドレイン】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV6になった!
【アヴォイド】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV2になった!
【ダブル】がLV2になった!
【命中アップ】LV2が発生!
●吸血戦乙女・ブリュンヒルド
「そんな馬鹿な……騎士団があっという間に全滅だと?」
黄金騎士団を率いていた『吸血戦乙女・ブリュンヒルド』が驚きに顔をこわばらせる。
「ディアボロスに我々の作戦が感づかれていたということか」
明らかに待ち伏せを受けた状況に、ブリュンヒルドは作戦が漏れていたのだと考える。
「残ったのは私だけか。しかし不利を理由に戦乙女が戦場を前に退くことなどありはしない」
闘志を滾らせてブリュンヒルドは淡く輝くオーラの翼をはためかせ、光の槍を握る。
「使命はディアボロスに絶望を与えること。ならば村の人間を殺せばいいだけだ。必ず殺してディアボロスに絶望を味わわせてくれよう!」
守るべき者が死ねば絶望を与えられるだろうと、ブリュンヒルドはディアボロスの防衛の突破を試み村人を目標にした。
リーシャ・アデル
・心情
そりゃ自信があるから迷わずそうするんでしょうけど、こちとらあんた達に村人を殺させない為に動いてるのよ、はいそうですかって通す訳ないでしょうが!!!
・戦闘
残留効果の≪飛翔≫と≪防衛ライン≫で敵の突破を防ぎつつ、パラドクス『翠焔・創像:デモリッシュアーツ・クロス』の【貫通撃】や【斬撃】等、武器を色々出して諸々の技で攻撃するわ
・その他
アドリブ等は大歓迎よ
イオナ・ガルバローゼ
史実の人物でも伝説の吸血鬼でもないノーブルヴァンパイアですか
何か違うかとおもいましたけど
やはり中身は高慢で薄汚い吸血貴族共と同じですね。
氷縛のルーンと対峙します
北欧の魔術ルーンですか
【熱波の支配者】を使用して少しでも熱を上げ【寒冷適応】で少しでも耐え忍びましょう
さらに速さを増した【飛翔】で追い縋り
そこから【Explorer Series】を使用
氷が身体を蝕もうと炎の熱で融解しブリュンヒルドも焼き焦がします
アタランテ・フォードブルー
死ぬのは貴様達だけだ
氷剣を弾幕の如く放ち、ジャベリンを撃墜して数を減らし回避率を上げて飛翔していく
能力値アップで上昇した身体能力をフルに活用し、命中アップとダメージアップでパラドクスの精度を高めて攻撃していく
そのままダブルと先行率アップで機動力を上げて突撃と氷剣弾幕を仕掛けていき、休む暇を与えず削り倒していく
戦乙女を気取るとは笑わせてくれる
貴様は害虫、虫けらだ
地面に這いつくばりながら苦悶にのたうち回り、死んでいく姿だけがお似合いだ
地面に叩き落し、顔を思い切り踏みつけて動きを止めた後、氷剣で四肢を切り落とした後斬首する
ナイン・スカーレット
アドリブ・連携歓迎
戦乙女ブリュンヒルド…なら相手をするなら私は主神に連なる雷神トールの力でお相手するわ。
「みょるにる!!」にょきっと棒から伸びる槌の部分は猫
『この幻想に宿るは雷神、トールの槌は全てを打ち砕く。』
「幻解・怒れる雷神の槌」
パラドクスの発動と同時に辺りに電撃を撒きながら次第に収束し、自身を雷化。
持前の「速さ」と吸血鬼由来の「膂力」で思い切り槌を叩きつけて地面に落とします。
「民草を殺すのが戦乙女のやり口なら、そんなものは要らない」
伝承では戦乙女は強者をヴァルハラへ召し上げる存在、なら…弱い者も居る民草を狙うコレはそんな高潔なものじゃない
防衛ラインから先の村には何が合っても行かせない
リップ・ハップ
一縷の望みにかけて孤軍奮闘、頑張るねぇ
けど視野狭窄な奴ほどやりやすいもんはねい
突破なんてさせるかっつの
防衛ラインあるたーいえ飛べる手合にゃ安心しきれん
パラドクスによる血刃で遠隔迎撃、翼使われても宙を乱れ斬って刃の網を作ってやる
ほれ、籠の中の鳥さん。頑張って逃げな
じゃねいとすぐに狩られちまうぞ
カモン、怪物
急襲とやらで向こうから肉迫しに来てくれんなら話が早い
左腕は防御に使い潰す。往なす、防ぐ、手段はどうあれダメージはそこに集中させんぜ【忍耐力】
代わりに右腕で伯爵を叩き込む、全力でね。血刃と併せて二重の斬撃よ【捨て身の一撃】
お前らの作戦もお前の試みも悉くを潰してやんよ
たらふく喰らってきな、絶望を
無堂・理央
本来の任務を遂行する気概は立派だけど、それを通すボク等だと思う?
君はここで誰も殺せずに終わりだよ。
引き続き無双馬『クロフサ』に騎乗して戦場に立つ。
パラドクスがパラドクスだし、槍の穂先を下ろして悠然と立ったまま敵を見据えておくよ。
今回はトループス級で散々見せつけた騎兵の強みである機動力も見せずに、ね。
敵は何が何でも突破を狙うだろうし、敵はボク等を抜けれる!と思える瞬間に呪いの言葉を贈ろう。
『汝に絶望あれ』と。
敵のジャベリンは落ち着いて槍の柄で受け止め受け流してくよ。
穂先で捌けるならそっちの方が良いんだけど、それを許して貰えるほどの技量差があるとは思えないからね~。
フルルズン・イスルーン
むーん、フィル、じゃないヴァルキュリャにあるまじき往生際の悪さ。
クロノヴェーダで吸血鬼の配下ってそんなもんだけどね。
まったくもってなってないのだ。
ヤハ・ヴァールクト・ノル・ウナーザール・ライン!
来たれ、ハングドマン・ゴーレム!
飛翔の何が偉いというのか!
結局地表に来なければ目的を遂げられないならば、パラドクスで届かぬもの無し!
槍で射落として叩きおとーす!
高速詠唱!
樹槍、装填!
照準よーし! 角度しゅうせーい! 発射よーい!
トネリコ樹のゴーレムに願い奉る。
かの翼あるまがい者を、絶凍の地に縫い付けよ!
大神を知らぬ御使いなど、単なるはぐれもの。
どこへとも失せるがよいわー!
レイラ・イグラーナ
私たちに絶望を与えるための道具。
貴女がたにとって、人民とはそれくらいの価値なのでしょうね。
ラスプーチンにお伝えください。私たちと貴方がたの交渉が決裂したのは、貴方がその姿勢を崩さぬためだと。
……もちろん。仮に貴女が生きて帰られたらのお話ですが。
引き続き【防衛ライン】を敷き、私たちを越えて村の方へは行けないようにして戦います。
敵が先にこちらを撃破しようと槍を放ったところで、槍とすれ違うようにしてブリュンヒルドに接近しつつ回避。【手製奉仕・縫】で喉から脊椎を狙い銀の針を突き立てます。
胴体は鎧に覆われています。狙うならばここ……!
ラスプーチン、いずれ貴方にもこの針を届かせてみせます。
●墜ちる戦乙女
「そこを退け!」
「そりゃ自信があるから迷わずそうするんでしょうけど、こちとらあんた達に村人を殺させない為に動いてるのよ、はいそうですかって通す訳ないでしょうが!!!」
リーシャ・アデル(絆紡ぎし焔の翼・g00625)が村に向かうブリュンヒルドの行く手を遮って【防衛ライン】によって強引な侵入を阻む。
「むっ? 防衛ラインが敷かれているか。だがこの程度長くは持たぬ」
ラインを超えられずにブリュンヒルドの進行が止まると、その上を飛んで無理にでも突破しようとラインの侵食を始めた。
「こっちだってそんなに長くかけるつもりはないよ!」
【飛翔】したリーシャはブリュンヒルドに向かって突っ込んで迎撃に入り、パラドクス『翠焔・創像:デモリッシュアーツ・クロス(ブレイズ・リアライズ・デモリッシュアーツ・クロス)』を発動して、リアライズペインターの力で描雅した青龍偃月刀〈翠焔・創像:フレアグレイブ〉をすれ違いながら一閃する。
「正面から私と戦うつもりか!」
ブリュンヒルドがオーラの槍でそれを受け止めた。だが勢いに押されて体勢が崩れる。
「まだだよ!」
するとすぐさまリーシャが反転して炎纏う剣〈翠焔・創像:ブレイズソード〉を出して背中を切り付けた。
「くっ!」
振り向きながらブリュンヒルドが槍を横薙ぎに振るうと、リーシャは距離を取りながらダガー〈翠焔・創像:フレイムフェザー〉を投げつけて鎧の隙間から鎖骨に突き刺した。
「これがディアボロスの力だよ!」
流れるように華麗な連撃によってリーシャはダメージを与える。
「やるな、だが私には使命がある! こんなところで留まっている暇はない!」
ブリュンヒルドが槍を振るい、剣で受けるリーシャを弾く。
「通さぬというなら、押し通るのみ!」
ブリュンヒルドは高々と飛翔し、村に入ることを優先して村の周囲を旋回し防衛ラインを乗り越えようとする。
「むーん、フィル、じゃないヴァルキュリャにあるまじき往生際の悪さ」
地上のフルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)は部下が全滅してもまだ諦めない敵に呆れる。
「クロノヴェーダで吸血鬼の配下ってそんなもんだけどね。まったくもってなってないのだ」
ここでしっかり教育してやろうとパラドクス『ハングドマン・ゴーレム(ヤハ・ヴァールクト・ノル・ウナーザール・ライン)』を発動する。
「ヤハ・ヴァールクト・ノル・ウナーザール・ライン! 来たれ、ハングドマン・ゴーレム!」
槍を持つ片目のトネリコ樹のゴーレムを召喚して迎撃する。
「地べたを這いずる人間になど負けぬ!」
無視してブリュンヒルドは頭上を抜けようとする。
「飛翔の何が偉いというのか! 結局地表に来なければ目的を遂げられないならば、パラドクスで届かぬもの無し! 槍で射落として叩きおとーす!」
フルルズンは敵を見上げて狙いをつける。
「樹槍、装填! 照準よーし! 角度しゅうせーい! 発射よーい!」
ゴーレムが樹槍を投げ槍の姿勢で構えた。
「トネリコ樹のゴーレムに願い奉る。かの翼あるまがい者を、絶凍の地に縫い付けよ!」
フルルズンの祈りと共にゴーレムが樹槍を投げて、飛ぶ鳥に放たれる狩人の矢のようにブリュンヒルドの翼を貫いた。
「私の翼が!!」
失速したブリュンヒルドはきりもみで地上に墜落して地面に衝突した。
「大神を知らぬ御使いなど、単なるはぐれもの。どこへとも失せるがよいわー!」
フルルズンはただの使い走りになっている戦乙女に怒りを込めて言い放った。
「よくも私を地に墜としてくれたな。ならばディアボロス、村ともども凍ってしまうがいい!」
地上に落ちたブリュンヒルドが怒り込めて氷縛のルーンを使い魔術で呼び出した氷が茨のように伸びて広がっていく。
「史実の人物でも伝説の吸血鬼でもないノーブルヴァンパイアですか」
イオナ・ガルバローゼ(空染めの一輪・g07485)はブリュンヒルドを観察する。
「何か違うかとおもいましたけど、やはり中身は高慢で薄汚い吸血貴族共と同じですね」
種族が違えどもクロノヴェーダであることには変わりない。結局どれも倒す敵に過ぎないといつも通りに対処するべく敵の攻撃に備える。
「北欧の魔術ルーンですか、【熱波の支配者】を使用して少しでも熱を上げ【寒冷適応】で少しでも耐え忍びましょう」
イオナは寒さに耐えながら【飛翔】して、さらに増したスピードで接近する。
「大人しく凍れ!」
ブリュンヒルドが翼を新たに生み出して飛び上がり迎撃に槍を振るうが、それよりも速く翔け抜けてイオナは背後に回り込む。
「凍える人々に温もりを、そして薄汚い邪悪な存在には燃えるような炎を与えましょう」
イオナがパラドクス『Explorer Series(フェリシタス・スヴェジダ)』を発動し、血を代償に紅蓮に燃える薔薇の花を生み出した。
「そんなもので私の氷は溶けはしない」
氷の茨がその炎を貫こうと迫る。だが咲き誇る炎の薔薇は茨を砕き、灼熱の花弁の嵐が舞い散ってブリュンヒルドを飲み込んだ。
「ぐぅぁっ! 馬鹿な、こんなものでっ」
燃やされながらもブリュンヒルドは意識を集中させ、イオナの周囲の温度を下げて冷たく凍えさせる。
「この程度なら、寒さに苦しんでいた村の人々を思えばどうという事はありません」
身体を蝕もうとする氷をイオナは炎の熱で融解し、ブリュンヒルドをさらに燃えあがらせた。
「くっ、これ以上は危険か!」
炎から逃れるようにブリュンヒルドは急降下して地上に降り、深く積もった雪に突っ込んでジュゥッと湯気を立てて身体の温度を下げてなんとか耐えた。
「よくもやってくれたな……村人の前に先にここで死ぬがいい、ディアボロス!」
全身に火傷を負ったブリュンヒルドが憎悪に満ちた目でオーラの槍を生み出し、投擲すると分裂して雨のように降り注ぐ。
「死ぬのは貴様達だけだ」
冷たく言い放ったアタランテ・フォードブルー(氷理騎士団総長『氷聖』・g07418)は、パラドクス『凍り断ち切る氷剣の方程式(ゼロマギア・アイスソード・フォーミュラ)』を発動し、生み出した無数の氷剣を弾幕の如く放ち、飛来する槍を撃墜して槍の雨に出来た隙間を抜ける。
「我が槍を凌いだか! ならば!」
ブリュンヒルドが急接近して直接槍を突き入れる。
「そちらの方が素の能力は上、だがこちらは既にパラドクスを重ねている」
高まった能力はブリュンヒルドに引けを取らぬものとなり、アタランテは胸に迫る槍に氷剣をぶつけて軌道を逸らした。
「なんと!? 戦乙女の必殺の一撃を弾いただと!」
「戦乙女を気取るとは笑わせてくれる」
アタランテは攻守を入れ替わり氷剣を振るって、槍で受け止めるブリュンヒルドを後退させ、氷剣弾幕を仕掛けて休む間を与えず身体を削っていく。
「くっ! ディアボロスがこれ程とは!」
ブリュンヒルドは槍を旋回して防ぐが全ては弾けず、防御をすり抜けた刃が体中が切り裂かれていった。
「貴様は害虫、虫けらだ。地面に這いつくばりながら苦悶にのたうち回り、死んでいく姿だけがお似合いだ」
虫けらを見る目で見下ろしたアタランテは頭上から突っ込む。
「ほざけ人間!」
対してブリュンヒルドが槍を下から振り上げる。氷剣と槍がぶつかり、冷気と光が飛び散り砕けたのは光の槍。アタランテは体重を乗せて氷剣を振り下ろしてブリュンヒルドの左腕を肩から切断して地面に叩き落とした。
「私の腕が……このままでは使命が達せられない。なんとしてもディアボロスに絶望を与えなくては……」
片腕を失ったブリュンヒルドはディアボロスを無視して村人を狙うべく地を蹴って飛び出す。
「戦乙女ブリュンヒルド……なら相手をするなら私は主神に連なる雷神トールの力でお相手するわ」
その前に【飛翔】しナイン・スカーレット(CathPalug・g07595)が割り込み、【防衛ライン】を敷いて北欧神話の戦乙女相手に相応しい力、トール神のハンマー〈みょるにる〉を手にした。その棒からにょきっと伸びる槌の部分は愛らしい猫になっている。
「なんだそれは? それが雷神トールの力とでも? ふざけるな!」
それを見て一喝したブリュンヒルドが淡く輝くオーラの翼をはためかせ上空から接近する。
「この幻想に宿るは雷神、トールの槌は全てを打ち砕く」
対してナインはパラドクス『幻解・怒れる雷神の槌(ファンタズムアンサー・トールハンマー)』を発動し、眩い輝きと共に辺りに電撃を撒き散らしてブリュンヒルドを怯ませると、次第に収束し自身を雷化した。
「この雷は!」
驚くブリュンヒルドに雷光の如く加速したナインが逆に頭上を取り、吸血鬼由来の膂力でみょるにるを振り下ろし、叩きつけるとにゃーと鳴き声が響きブリュンヒルドを地面に叩き落とした。
「民草を殺すのが戦乙女のやり口なら、そんなものは要らない」
ナインは戦乙女を否定し、地面に出来たクレーターの中心で立ち上がるブリュンヒルドを見下ろした。
「伝承では戦乙女は強者をヴァルハラへ召し上げる存在、なら……弱い者も居る民草を狙うコレはそんな高潔なものじゃない」
偽物の戦乙女を絶対に通さないとナインは着地してみょるにるをにゃーと構えた。
「そんなふざけた武器で! この私が負けるものか!」
「これはれっきとした雷神トールの槌だよ」
ブリュンヒルドが突っ込んで槍を突き入れると、ナインはフルスイングで猫の鳴き声を響かせブリュンヒルドを吹き飛ばした。
「こんなところで、ディアボロス如きに、ありえん!」
自身が負けている状況が信じられないと口に溜まった血を吐き捨て、ブリュンヒルドは怒りで奮起し立ち上がる。
「一縷の望みにかけて孤軍奮闘、頑張るねぇ。けど視野狭窄な奴ほどやりやすいもんはねい」
リップ・ハップ(Reaper Harper・g00122)は引くことができない相手なら簡単だとマスクの下で嗤う。
「お前達の相手は後でしてやる!」
ディアボロスの心を折るべくブリュンヒルドは最優先で村目指して突破を狙う。
「突破なんてさせるかっつの」
リップは【防衛ライン】だけに頼るのは危険だと、パラドクス『Risk・Husk(リスク・ハスク)』を発動し大鎌〈伯爵〉からこれまで啜った血を吐き出させ、伯爵を一閃すると超高圧の血刃を迎撃に放つ。
「血の刃か!」
ブリュンヒルドは槍で受け止めるが弾かれて後退する。そこへさらに血刃が飛んで来ると槍を振るって弾いた。しかし止まることなく新たな血刃が飛ぶ。
「ほれ、籠の中の鳥さん。頑張って逃げな。じゃねいとすぐに狩られちまうぞ」
「加速すれば! この程度!」
翼を羽ばたかせてブリュンヒルドが急加速する。しかしその前にリップは幾重にも伯爵で宙を乱れ斬って刃の網を作っていた。
「ぬ、くぁっ!!」
それを抜けようとしたブリュンヒルドの翼が裂かれ、加速が止まって機動力を失うと身体が切り裂かれていく。
「なんという斬撃か! 貴様から先に倒さねば通れぬようだな!」
村からリップへと狙いを変えてブリュンヒルドが急降下する。
「カモン、怪物」
向こうから肉迫しに来るなら話が早いと、リップは突き入れられる槍の一撃に左腕を叩きつけて往なす。骨が折れるような激痛が走るが無視して、右腕に持った伯爵を全力で振るいカウンターを叩き込む。
「お前らの作戦もお前の試みも悉くを潰してやんよ、たらふく喰らってきな、絶望を」
大鎌そのものによる斬撃と血刃が同時にブリュンヒルドの胴を切り裂き、大量の血が噴き出した。
「ぅぐはっ!」
血に染まったブリュンヒルドは吹き飛んで地面を転がっていく。
「がはっ、強い……だがラスプーチン様より直接与えられた任務。それを成さずして帰れるものか!」
大量の血を吐いたブリュンヒルドが槍を杖にして立ち上がり、ディアボロスの強さを理解して村人だけを殺そうと駆け出して突撃を開始する。
「本来の任務を遂行する気概は立派だけど、それを通すボク等だと思う?」
無堂・理央(現代の騎兵?娘・g00846)が無双馬の『クロフサ』に騎乗して〈無銘の槍〉の穂先を下ろし、悠然と立ち塞がる。トループス級で散々見せつけた騎兵の強みである機動力も見せずにじっと立ち止まっていた。
「君はここで誰も殺せずに終わりだよ」
「いいや、村の人間どもを皆殺しにして、貴様等の顔を絶望に染めてやろう!」
ブリュンヒルドは理央に向かって槍を投擲した。そしてそれを追い駆け、対処している間に抜けようとする。
(「穂先で捌けるならそっちの方が良いんだけど、それを許して貰えるほどの技量差があるとは思えないからね~」)
理央が槍の柄で受け流して投げ槍の軌道を逸らすのに成功しながらも、手の痺れるような威力に体勢が崩れた。そこへ追って来たブリュンヒルドがすれ違って素通りを企む。
「さあ、絶望しろ――」
「ボク等を抜けれると思った?」
理央がしてやったりと笑みを浮かべるブリュンヒルドに呪いの言葉を贈る。
「汝に絶望あれ」
パラドクス『呪告暗剣殺(カースド・ブリンガーズ)』を発動し言霊によってブリュンヒルドをロックオンすると、呪詛で作られた剣や槍が四方八方から襲いかかった。
「なんだと!」
慌てて新たに槍を手に生み出すと、ブリュンヒルドはそれを弾こうとする。だが防ぎきれるものではない。身体中に突き刺さり切り裂かれ傷だらけとなった。
「防げぬなら!」
上に加速してブリュンヒルドは矢のように飛んで来る武器の包囲網を突破する。
「これで――」
「また油断したね。その驕りが敗因だよ」
理央が放った武器は当たらなければ弧を描いて反転し、猟犬の如く当たるまで追いかけブリュンヒルドの身体に刃という牙をつき立てた。
「馬鹿な
…………!」
落下したブリュンヒルドが地上に墜落した。
「何故そこまでして何の力もない人間を守る? 人など少し減ったところで放っておけばまた増えるというのに……」
村を死守しようとするディアボロスの行動が理解できないと、ブリュンヒルドはよろよろと起き上がった。
「私たちに絶望を与えるための道具。貴女がたにとって、人民とはそれくらいの価値なのでしょうね」
敵の物言いを聞いたレイラ・イグラーナ(メイドの針仕事・g07156)は、人の命などただの道具としか見ていない敵に対して怒りを覚える。
「ラスプーチンにお伝えください。私たちと貴方がたの交渉が決裂したのは、貴方がその姿勢を崩さぬためだと。……もちろん。仮に貴女が生きて帰られたらのお話ですが」
「ああ、伝えよう。村の人間を目の前で殺され、ディアボロス達が絶望に顔を染めていたとな!!」
ブリュンヒルドが突破しようとするがレイラの敷く【防衛ライン】が邪魔をする。
「私たちを無視して村には行けません」
レイラがそんな敵に向けて冷たく言い放つ。
「我が使命の邪魔をするなディアボロス!」
狙いを変えたブリュンヒルドがレイラに向けて槍を投げ放った。
「絶望するのは貴女の方です」
その槍とすれ違うように最小限の動きでレイラが前に飛び出して接近し、パラドクス『手製奉仕・縫(ハンドメイドサービス・シーチ)』を発動して〈銀の針〉を手にした。
「胴体は鎧に覆われています。狙うならばここ……!」
喉を狙って鋭い針を突き立て、深々と切っ先が入り込んで脊椎を貫く。
「あがっ」
ビクンッとブリュンヒルドの身体がショックで震える。だがたらりと血を口から垂らしながらも新たに生み出した槍を振るう。
「あ、あぐっ……使命が……ラスプーチン様に、申し訳……立たぬ………」
よろよろとブリュンヒルドは致命的な傷を負いながらも任務を果たそうと村に向かって足を踏み出す。だがそこへ背後からレイラが銀の針を突き入れ、反対側からも脊椎を穿った。
「あ――………」
糸が切れたようにブリュンヒルドが崩れ落ち、ピクリとも動かなくなり息絶えた。
「ラスプーチン、いずれ貴方にもこの針を届かせてみせます」
レイラは血に染まった銀の針を拭い、いずれはラスプーチンを倒して住まう人々を解放しようと誓った。
「まさかまた攻めてくるなんてな」
「ありがとうよ。あんたらのお蔭でまた助かった!」
村人達がすっかり親しくなったディアボロス達に笑顔を向け、村を助けてくれたことに感謝を示す。
「これでしばらくはここらも安全に暮らせそうだ」
「食糧も分けてもらえたから、寒さで死ぬ者を減らせる。本当にありがとう!」
「また遊びに来てくれよな!」
村人達の寒さにも負けぬ暖かな気持ちを受け止め笑顔になったディアボロス達は手を振って、名残惜しく思いながらも村を立ち去る。
怪僧の罠を喰い破り、無事に村を守る事ができた。いずれはこんな狡猾な罠を張るラスプーチンを倒そうとディアボロスは極寒の地から帰還した。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【建物復元】LV1が発生!
【寒冷適応】LV1が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
【水源】がLV2になった!
【悲劇感知】LV1が発生!
【書物解読】LV1が発生!
【託されし願い】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
【命中アップ】がLV5(最大)になった!
【先行率アップ】がLV2になった!
【グロリアス】がLV3になった!
【ダブル】がLV3になった!