リプレイ
ラウム・マルファス
突破された関所に兵を配置する意味は薄いし、他ディヴィジョンの警戒ってわけでもなさそうだから、何かあるんじゃないか、とは思うんだよネ
3国仲良く警備してるみたいだから、全部の国にメリットのある何かだと思うんだケド
呂布の本体なのか、それとも断片の王関係の何かなのカナー
今考えても仕方ないネ
カラス型ドローンに爆薬搭載
暗いから暗視装置とライトも両方搭載するヨ
闇に紛れて巡回兵へ接近し、カラスを突撃させて、ライトをつけると同時に爆破攻撃
ボクは対象が見えないケド、ドローンは自律機構だから不意打ちできるハズ
同時に反撃が来るけどその瞬間には見えてるから、大地の飛んでくる所にナノマシンで壁を作って少しでも攻撃を防ごウ
●夜のカラス襲撃
「突破された関所に兵を配置する意味は薄いし、他ディヴィジョンの警戒ってわけでもなさそうだから、何かあるんじゃないか、とは思うんだよネ」
虎牢関の様子を遠くから眺めるラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)。
色々と推測をしながらも、ラウムは手を動かし続けていた。
「今考えても仕方ないネ。換装完了。さァ、行っておいデ」
カラス型ドローンに必要な物を搭載し終えたラウムは、そのドローンを巡回警備をしているトループスの方向へと飛ばしたのだった。
「今日はディアボロスの奴ら、来るだろうか?」
「分からん。だが常に警戒するようにとの命令だ。油断するなよ」
今夜の警備の時間となり、『魏軍虎衛兵』二体は、城門を出て虎牢関に沿って巡回を始めていた。
前方はもちろん。近くの茂みにも細心の注意を払う。
「ちょっと待て。何か今音がしなかったか?」
「まさか、ディアボロスか?」
「いいや。まだわからん。まずは確認だな」
音のした茂みの方へと近づいていく魏軍虎衛兵。
身構える魏軍虎衛兵の前に姿を現したのは、ラウムのカラス型ドローンだった。
接敵と同時に、ドローンに搭載しておいたライトが魏軍虎衛兵を照らす。
そして続けて光に怯んだ所にドローンが突撃。搭載した爆薬により爆発が巻き起こった。
「ぐあっ」
「敵襲ー! 敵襲ー!!」
ディアボロスの襲撃に虎牢関に緊張が走った。
大成功🔵🔵🔵
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
ラシュレイ・ローレン
アドリブ、連携歓迎。
多勢を相手するには各個撃破。理に敵った作戦だ。
急を要さないのならば無理をする必要は無い。適切に攻めて、敵戦力を削っていこう。
夜戦を仕掛ける。【完全視界】で闇を見通し偵察。巡回が最小数になるタイミングを狙って攻撃を仕掛ける。
【大地の刃】を使用。地を這う衝撃波による「斬撃」を広範囲に放ち攻撃する。
反撃の拳気は、地面に突き立てたナイトシールドによる「拠点構築」で受け止める。鍛え上げた拳士の一撃、見事也。だが騎士の誇りにかけて倒れる訳にはいかん。
打撃を与えつつ後退し敵群を引き付け本隊から引き離す。仲間と連携し確実に殲滅していこう。
●各個撃破の為に
魏軍虎衛兵にこれ以上叫ばれ、援軍がすぐに駆けつけてこない様に、ラシュレイ・ローレン(人間の妖精騎士・g04074)は魏軍虎衛兵に二度三度と斬りかかり、その声を止めた。
「多勢を相手するには各個撃破。理に適った作戦だ。急を要さないのならば無理をする必要は無い。適切に攻めて、敵戦力を削っていこう」
「やはり、ディアボロスかっ!」
「早く援軍を呼ばなければ」
「させるわけないだろう。荒ぶる刃よ!」
ラシュレイの妖精剣が足元に突き刺さる。すると、無数の衝撃波の牙が大地を抉り魏軍虎衛兵へと襲い掛かった。
「くっ……」
「何とか隙を作らないと……このっ」
反撃に魏軍虎衛兵の放った拳気が襲い掛かる。ラシュレイはナイトシールドを構えると、その攻撃を受け止めた。
「鍛え上げた拳士の一撃、見事也。だが騎士の誇りにかけて倒れる訳にはいかん」
攻撃を繰り返しながらラシュレイは少しずつ後退していく。
その事に気付かない魏軍虎衛兵は徐々に虎牢関から引き離されていくのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
御守・樹
あの呂布がまた出るとか正直勘弁してほしいとこだけど、今後も出てこないとも言い切れないのがクロノヴェーダなんだよなぁ。
城門から離れた位置に隠れて待つ。完全視界で暗くても問題ないけども、二人一組か。
姿現して釣る方法が一番手っ取り早いけど、一人をつって戦ってる間にもう一人が仲間読んだら厄介だし…。
あー考えてもしょうがねぇ。
幸いフライトドローンが使えるみたいだし、まずはそれで軽く音を出して様子見だ。
二人とも来てくれるなら同時にぶっ倒せばいい。別れるようなら戻ろうとする方にドローンぶつけて足止め。
その間に忍び足で死角から近づいて不意打ちでパラドクスを叩き込む。
●仲間は呼ばせない
御守・樹(諦念の珪化木・g05753)は【完全視界】を使いながら夜道を歩き、敵を待ち伏せする為に隠れる場所を探していた。
そんな時、前方に人影を見かけ咄嗟に茂みに身を隠す。
様子を窺うと、人影の正体はラシュレイが魏軍虎衛兵の攻撃を受け止めながら後退している所だった。
「あれって、警備の敵を虎牢関から引き離してるのか?」
少しずつだが確実に虎牢関から離れている。
「引き離してるのに気づかれたら、仲間呼ばれるのも厄介だよな……」
こうして身を隠している今も、魏軍虎衛兵のどちらかが意図に気付くかもしれない。
「あー考えてもしょうがねぇ」
樹は茂みから飛び出し、戦いに加わることにした。
「二体居るなら同時にぶっ倒せばいい」
樹が参戦したことで、戦況はディアボロスに有利となった。
そうすれば必然、不利を悟った魏軍虎衛兵の一体が援軍を呼ぶために走り去る。
しかし、元々仲間を呼ばれることを危惧していた樹の反応は早かった。
逃げる魏軍虎衛兵の背中に【フライトドローン】をぶつけ、その隙に一気に背後へと詰め寄った。
「逃がさないぜ」
樹の放った衝撃波を受け、魏軍虎衛兵は地面に倒れ伏した。
「あの呂布がまた出るとか正直勘弁してほしいとこだけど、今後も出てこないとも言い切れないのがクロノヴェーダなんだよなぁ」
戦いを終え、樹は虎牢関の方を見つめ呟いた。
大成功🔵🔵🔵
効果1【エアライド】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
ブロッケン・リングワンデルング
ドイツ出身の貴族で軍人のドラゴニアンのスノウメイジ×風塵魔術師、25歳の女(男)です。
普段の口調、貴族風「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。時に弱々しい無垢な女の子を演じる事もあります。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします。
「来れるものなら来るがいい。極寒の吹雪を以て相手になろう」
民草を守り導くのが貴族であり軍人の道
「誇り無き者に生きる資格無し永久に眠れ下郎共!」
●吹雪に眠れ
巡回警備のトループス級の叫びを聞きつけ、その場所へと駆けつけようとする一部隊。
その進行を遮る様に、ブロッケン・リングワンデルング(ワンダフルウィンスノウメイジ・g07847)は立っていた。
「また随分と大群ですね」
道を埋め尽くす数の敵に、ブロッケンが視線をやれば、気迫に圧され魏軍硬殻兵達は足を止めた。
「お前が襲撃者か?」
「そうだと言ったらどうします?」
馬鹿正直に襲撃者かどうか問うてくる相手に、ブロッケンは苦笑した。
「ほら、目の前にディアボロスがいますよ?」
「そう何度も襲撃されて黙ってられない。やってやろうぜ!」
馬鹿にするようにして煽ってやると、魏軍硬殻兵達は簡単に頭に血を上らせ殺気立つ。
「来れるものなら来るがいい。極寒の吹雪を以て相手になろう」
ブロッケンは不敵な笑み浮かべると、手にした杖を突き出し言い放った。
次々と飛び上がり上空から矢を射る魏軍硬殻兵達。
襲い掛かる矢を軽々と躱したブロッケンは、杖を高く掲げ口を開く。
「さぁ、お眠りなさい。安らかに永遠に」
杖の先端を中心に猛吹雪が呼び起こされ、辺り一面白に染まる。
吹雪を浴び凍てついた魏軍硬殻兵が次々と地面に倒れ伏していく。
「誇り無き者に生きる資格無し永久に眠れ下郎共!」
倒れ伏して尚続く吹雪に、倒れた魏軍硬殻兵は雪の中へと埋もれていった。
成功🔵🔵🔴
効果1【寒冷適応】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
ラウム・マルファス
上手く誘い出せたカナ?手に余るほど大量に来ても困るから、今度はコッソリ攻撃するヨ。
茂みに隠れて完全視界で見通し、最後尾の敵の心臓を空気に変換。
反撃はナノマシンを電線代わりにして電気を受け流すヨ。多少のビリビリは頑張って耐えて、倒せたと思って敵が移動したら、別の茂みに移動して再び最後尾を狙うヨ。
移動してくれなかったり、途中で見つかっちゃったら、イバラの冠を飛ばして牽制しつつ、フライトドローンの大量召喚で撹乱して逃げるヨ。
パラドクスは視れば即時発動出来るけど、反撃が大量に来たらヤバいからネ。まだアヴァタールも出てくるだろうシ、安全第一で頑張るヨ。
●後ろから失礼します
進軍を続ける魏軍硬殻兵達。
ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)は茂みに隠れ【完全視界】を使いその様子を窺っていた。
「上手く誘い出せたカナ? 手に余るほど大量に来ても困るから、今度はコッソリ攻撃しよウ」
隙を狙い、茂みから顔を出すと、最後尾の敵を視界に捉える。
「視えてるヨ」
魏軍硬殻兵を視ると同時、ラウムのパラドクスが発動する。
ラウムの攻撃を受け最後尾に居た魏軍硬殻兵が倒れる。
倒したのを確認すると、ラウムは別の茂みへと移動して、再び最後尾の魏軍硬殻兵を狙った。
繰り返していれば当然、気付く者も出てくる。
「後ろから敵襲!」
「見つかっちゃっタ」
攻撃前に振り返られ、魏軍硬殻兵に見つかってしまう。
ラウムは慌ててイバラの冠を飛ばし魏軍硬殻兵を牽制。更に【フライトドローン】を大量に呼び出た。
ドローンが魏軍硬殻兵を撹乱している間にさっさと逃げ出した。
「パラドクスは視れば即時発動出来るけど、反撃が大量に来たらヤバいからネ。まだアヴァタールも出てくるだろうシ、安全第一で頑張るヨ」
その後も、警戒が解けた所を見計らい、ラウムは攻撃を続けた。
大成功🔵🔵🔵
効果1【無鍵空間】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
ラシュレイ・ローレン
襲い掛かる敵陣に真っ向から立ち向かう。
城塞からはある程度引き離せたか。ならば、奴等を速やかに殲滅し、後にアヴァタールを倒し撤退する程度の時間は稼げたと見よう。
ここからは時間との勝負。いざ、参る。
【フェアリーコンボ】使用。
妖精達を召喚。敵陣の動きを見極め、「戦闘知識」の技能で有効な戦術を構築する。
妖精達に「統率」技能で指示を与え、戦場を飛び回らせる事で敵を攪乱。
生じた隙を狙い、剣を抜き突入する。我等ディアボロスに翼は無用。跳躍し、敵を次々と切り払ってゆく。
妖精達の「フェイント」で敵の射撃の狙いをそらし、飛び来る矢弾は盾で打ち払い反撃を回避。
御守・樹
あんだけの数だと一部釣ってからの各個撃破も難しいか。
んーどうすっかな…。正面切って迎撃すんのもあんま得意じゃないしなー。
引き続き完全視界で視界確保。
下がりながらナイフを投擲、パラドクス紫電を放つ。的が向かってきてくれてんだからそうそう外さんだろうし、たとえ外れても着弾点に落ちる雷で周辺のやつらを攻撃できっし。
一瞬の稲光で目がくらめば上等。こちらはエアライドも利用して動いて的を固定させず、さらにパラドクスでの攻撃を重ねる。
ナイフでは蟲将の装甲を貫けないとは思うけど雷なら十分だろう。
藺草・風水
即興連携、アドリブ歓迎
「たとえ直ぐではなくても、要塞越えの点滴穿石なの」
虎牢関を落とすという先を見据えて全力で戦う
「寄ってくるなら、まとめて薙ぎ払うの!」
突撃してくる敵に対して重弾幕乱射機や殲華天榴砲を主軸にした【万火殲乱】の連射砲撃で敵を吹き飛ばし破壊する
敵の反撃には連射砲撃の制圧射撃による吹き飛ばしでの妨害とダッシュ回避で対応
●正面衝突
ラシュレイ・ローレン(人間の妖精騎士・g04074)、御守・樹(諦念の珪化木・g05753)、藺草・風水(天使喰らいの重ガンナー・g00346)の三人は、向かってくる敵陣と真っ向から対峙していた。
「城塞からはある程度引き離せたか。ならば、奴等を速やかに殲滅し、後にアヴァタールを倒し撤退する程度の時間は稼げたと見よう」
虎牢関から随分と離れたこのような場所まで、わざわざ襲撃者を探しにやって来てくれたことに、ラシュレイは嬉しく思った。
これだけ離れていれば、続く二陣、三陣がやって来るのはまだ時間がかかるはずだ。
「ここからは時間との勝負。いざ、参る」
ラシュレイが叫び、先陣を切った。
魏軍硬殻兵へと近付きながら、ラシュレイは妖精達を召喚。
敵陣の動きを見極めつつ、妖精達に指示を与え戦場を飛び回らせ撹乱させた。
出来た隙を見逃さず、ラシュレイは妖精剣を抜き突撃する。
一体二体と、妖精と共に魏軍硬殻兵を斬り伏せる。
「我等ディアボロスに翼は無用」
ラシュレイは跳躍すると、上空の魏軍硬殻兵さえも剣で次々と斬り払う。
飛び来る矢を盾で打ち払い、ラシュレイは敵陣深くまで切り込んでいった。
「あんだけの数だと一部釣ってからの各個撃破も難しいか」
ラシュレイの戦いを眺めつつ、樹は呟く。
「んーどうすっかな……。正面切って迎撃すんのもあんま得意じゃないしなー」
正直、樹にはラシュレイみたいに、立ち回れる気がしなかった。
考えを巡らせるが、結論を敵が待ってくれるはずもなく、樹の元へと魏軍硬殻兵がやって来る。
樹は後ろに下がり一定の距離を保ちつつナイフを投擲していく。所謂、引き撃ちというやつだ。
「響け!」
勿論ただナイフを投擲するだけではない。投擲したナイフを目印に雷が落ち、周囲に電撃が広がっていく。
「的が向かってきてくれてんだからそうそう外さんだろうし、たとえ外れても着弾点に落ちる雷で周辺のやつらを攻撃できっし。一瞬の稲光で目がくらめば上等」
樹なりの戦い方で、魏軍硬殻兵を倒していく。
逆にこちらは【エアライド】を駆使して的にならないように動き回る。
勿論その間もパラドクスを放つのは忘れない。
「ナイフでは蟲将の装甲を貫けないとは思うけど雷なら十分だろう」
雷に撃たれ倒れ行く魏軍硬殻兵を前に、樹は満足そうに頷いた。
今回相手にするのは虎牢関を守る敵のほんの一握り。
虎牢関を攻略するには後どれだけの戦力を削ればいいのか。先は長い。
「たとえ直ぐではなくても、要塞越えの点滴穿石なの」
それでも地道に続けていればいずれ、機会はやってくるはず。
そう考え、風水は虎牢関を落とすという先を見据えて全力で戦うのだった。
「寄ってくるなら、まとめて薙ぎ払うの!」
風水の放った砲撃に地面は抉れ、直撃を受けた魏軍硬殻兵が爆散し転がる。
それでも、魏軍硬殻兵の数は多く次から次へと迫ってくる。
武器を構え突撃してくる魏軍硬殻兵。風水は突撃を躱しつつ、手にした重弾幕乱射機と殲華天榴砲を構える。
「武装、全展開! 場も敵も全て、全て、薙ぎ払うの!」
装備している武装を全て展開して一斉に発射。
風水の連射砲撃によって吹き飛ばされた魏軍硬殻兵が次々と宙を舞う。
その様子に目もくれず、風水は敵陣を殲滅する勢いで砲撃を続けた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【エアライド】がLV2になった!
【通信障害】LV1が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【グロリアス】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
ブロッケン・リングワンデルング
ドイツ出身の貴族で軍人のドラゴニアンのスノウメイジ×風塵魔術師、25歳の女(男)です。
普段の口調、仲間には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。時に弱々しい無垢な女の子を演じる事もあります。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとは一任しますよろしくおねがいします。
吹雪を魔術で扱い、霧を起こしたり阻害する戦術に長けています。
また勝利の凱歌での士気を向上させる軍人らしさもみせます
●部隊長との戦い
曹純の振り下ろした大剣が大地を抉る。
素早く飛び退いたブロッケン・リングワンデルング(ワンダフルウィンスノウメイジ・g07847)は少し離れた場所に着地した。
攻撃を躱された曹純は大剣を構えなおし、叫んだ。
「やってくれたな、ディアボロス!」
「何のことですか?」
ブロッケンは涼しい顔して返事を返す。
「我が兵をこれ程倒しておいてとぼけるな!」
「向かってきたから倒したまででしょう」
「よく言う……お前らの目的はなんだ?」
「それは、あなたが知る必要はないです」
「……なに?」
「あなたはここで倒れるのですから」
そう言うとブロッケンは駆け出し、一気に曹純との距離を詰めていく。
それに曹純も即座に反応し、大剣を振り上げた。
「なめるなぁ!」
振り下ろされた大剣がブロッケンの肩口を切り裂く。ブロッケンは一瞬顔を歪めるが、それでも止まらず曹純の懐に飛び込んだ。
「伝書再現! ベルリンの真紅豪雨!」
ブロッケンがパラドクスを発動。すれ違い様に、曹純の体を容赦なく切り裂いた。
成功🔵🔵🔴
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
御守・樹
曹純かぁ。名前は知ってるけど個別に立ち絵が無いと印象って薄いよなぁ。俺がやってたゲームじゃまだモブ扱いだったし。関羽や呂布、陸遜ほどの感想は思い浮かばないもんだな。
完全視界で視界確保。
忍び足で移動してなるべく自分の気配をたち、パラドクス飛燕で不意打ち攻撃を狙う。一回仕掛けたら以降は不意打ちは難しいだろうし、装甲も貫けるか若干不安だけど、ダッシュや一撃離脱といった緩急ある動きを駆使し手数で攻める。
回避はエアライドと飛翔で。カブトムシも飛べるけど飛ぶ事に重点を置いた姿形じゃないから何とかなるとかな?スピードのあるトンボとかでなくて良かったと思うべきか。
ラシュレイ・ローレン
アドリブ、連携歓迎。
アヴァタール級、曹純。強敵なれど相手に取って不足無し。
騎士の誇りにかけて、参る!
【竜騎士の鎗】を使用し、長大なランスを召喚。真っ向から敵に穂先を向け構える。
増援が来る前に倒す。小細工は無用。真正面から全力を込めたランスチャージを仕掛ける。
全速力の突進に、鎗の石突きからの魔力噴射の勢いを加え、渾身の一撃を撃ち込む。
反撃の壊甲斬はシールドで防御。
まともに受けたら盾ごと身を砕かれる一撃だが、恐れず太刀筋を見極め、斬撃に横から盾を打ちつけ力を反らして回避する。
迅速に掃討し撤退。いずれ必ずやこの要塞を攻略してみせよう。
ラウム・マルファス
あとはアヴァタールを倒して逃げるだけだネ。蟲将は硬くて強いから油断しないように頑張るヨ。
引き続き茂みの影からコッソリ敵を観察。完全視界も使っておくヨ。
味方は直接攻撃する人が多そうだネ。味方の攻撃を観察し、敵に当たる直前でパラドクス発動。敵の装甲をお豆腐みたいな柔らか素材に変換するヨ。
反撃はナノマシンを手甲のようにして受け流ス。まぁ向こうは武人でボクは素人、死ななきゃオッケーサ。
戦闘で味方が危ない時や、倒した後で追っ手が来そうなら、閃光弾(薬品)を投げたあと、煙玉(薬品)を投げて攪乱するヨ。
●決着そして撤退
ブロッケンの攻撃に曹純がよろめく。
そこに正面からラシュレイ・ローレン(人間の妖精騎士・g04074)が立ち向かう。
大剣を構えなおす曹純に向かってラシュレイが言い放つ。
「アヴァタール級、曹純。強敵なれど相手に取って不足無し」
真正面でラシュレイが対峙する中、ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)と御守・樹(諦念の珪化木・g05753)の二人は、茂みの陰で様子を窺っていた。
「あとはアヴァタールを倒して逃げるだけだネ。蟲将は硬くて強いから油断しないように頑張るヨ」
「不意打ちはせいぜい出来て一回限りだな」
二人が小声で話をしている間に、ラシュレイは攻撃の準備に入った。
「妖精よ、鎗を!」
言葉と共に、ラシュレイの手に長大な鎗が召喚される。
それを軽々と振り回すと、その穂先を曹純へと向け構えた。
「騎士の誇りにかけて、参る!」
叫び、ラシュレイが突進を開始した。
「今がチャンスだな」
「ボクも援護するヨ」
曹純が身構えたタイミングを見計らい、樹とラウムも動き出す。
気配を断ち、背後から接近する樹。
樹が飛び掛かった瞬間。ラウムは援護するようにパラドクスを発動した。
「視えてるヨ」
「やっ!」
ラウムの攻撃が先に命中し、樹の蹴撃が後に続く。
「ちっ、まだいたかっ!」
二人の不意打ちにすぐさま反応した曹純が反撃に出る。
攻撃後すぐに離脱した樹の元には、曹純のパラドクスによって出現した巨大カブトムシが襲い掛かる。
「カブトムシも飛べるけど飛ぶ事に重点を置いた姿形じゃないから何とかなるかな? スピードのあるトンボとかでなくて良かったと思うべきか」
言いつつ樹は【飛翔】し上空へと逃れ、巨大カブトムシの追撃を振り切った。
対してラウムの方には鋭い斬撃が放たれた。
ラウムは咄嗟にナノマシンを手甲の形に変え斬撃を何とか受け流す。しかし勢いを全て流しきれずにその場で尻もちをついた。
「まぁ向こうは武人でボクは素人、死ななきゃオッケーサ」
例え無様だろうと、生き残る事が最優先と、ラウムは急いで立ち上がった。
その間にもラシュレイは突き出した鎗と共に全速力で突進。徐々に曹純との距離が縮まっていく。
更に鎗の石突きから魔力が噴射され、その勢いは加速する。
「これで、終わりだ!」
「なにっ!?」
手前での急加速に、反応が遅れる曹純。
その一瞬は致命的で、気付いた時にはその体に大きな風穴が開いていた。
「ば……かなっ!?」
手から大剣が滑り落ち、地面に倒れ込む曹純。
倒れた事を確認したのも束の間、敵の気配がこちらへと近づいてきていた。
「こっちから戦闘音がしたぞ」
「急げ!」
敵の部隊が、続々と集まってくる。
「追手が来そうだネ」
「今回の目的は達成だ。撤退だな」
「いずれ必ずやこの要塞を攻略してみせよう」
「ボクが時間を稼ぐヨ」
ラウムが閃光弾を投げると、辺り一面眩い光に包まれる。強い光に、敵の足が一瞬止まった。
そして続けて煙玉を投げる。噴き出した煙はディアボロス達の姿を隠してくれる。
煙に紛れて、ディアボロス達はその場から撤退した。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【防衛ライン】LV1が発生!
【無鍵空間】がLV2になった!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【命中アップ】がLV3になった!
【能力値アップ】がLV3になった!