リプレイ
田淵・あゆみ
(俺らのホーム、池袋。こんな奴らに好き放題させてたまるかよ!)
「おらどうした、お前ら一人じゃ何も出来ないんだろ!」
「ほら来いよ、皆でかかってきやがれ!」
あえて大きな叫びやアクションで敵の目をこちらに引きつけます
一般人に目を向けさせない
……ついでに鼠型も出てこないかな
【狂騒ダイバー】でシールド伸ばして、【壁歩き】も使って派手に跳び回ります
コネクタは複数生やせるので、地中や死角からいきなりシールド飛び出させて移動阻んだり
首に巻いて絞殺したり
捕獲した相手を振り回して敵に投げ込んだり
頭上や背後の死角から蹴りもあり
百鬼・運命
【クロパラ】
アドリブ絡みコメディ◎
ネズミ対策に【通信障害】の上、作戦開始
さてまずは婚活団退治だけど…同性まで手を出すとか流石にがっつきすぎじゃあ…ってやばい。もしかしてロックオンされてないかな?いやいやなんで女じゃなくて男が寄ってくる!?俺ノンケだからな!
と新しいトラウマが出来そうになりながら逃送し、婚活団をサンシャイン隣の野球場まで誘導。戦場が野球場になら周りの被害を気にせずやれるし、洗脳による婚活団の増殖も防げるだろう。
ネズミ退治も隠れ場所がない方がやりやすいだろうしな
誘い出したら発煙筒を投げて周囲の視界を悪化。その隙に事前に野球場に埋めておいた呪符で【雷花】を使用して婚活団をまとめて撃破
白水・蛍
アドリブ・連携歓迎
……婚活ってそこまで進めるものでしたっけ?
まあいいや。倒せばおしまい、ですわね。
【喚来鳴音弾丸銃雨】を発動。
足止めする相手ごと全員撃ち抜いてあげましょうか。
その身を前にさらすのです。
そして、此処は戦場なのです。
さあ、その命を散らす覚悟は出来てますわね?
と笑顔ですごみつつ攻撃していきましょうか。
過程で自分に銃弾が掠めようとも気にせずにガンガン攻めていきましょう。
●婚活のススメ
白い服に身を包み池袋の街で、活き活きと婚活団が仲間を集めるべく、意欲的に一般人を仲間に取り込もうとしていた。
夢のある趣味のグッズを買いに専門店に来た人や、喫茶店での時間を楽しみに来た人など。
そんな自分の楽しみを満たしに来た、一般人の人々が婚活団に囲まれていた。
「……婚活って、そこまで進めるものでしたっけ?」
否!
白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)が首を傾げるのも仕方がない。
婚活とは、結婚をゴールに、将来を共にするパートナーとして、結婚相手を探すため主に己で活動するものである。
独り身の者同士で互いに情報共有したり、仲間意識が強まることも決して無いとは言えないが。最後は一対一、一期一会である。
きっと特定の妄執が、捻じれて怪人化してしまったのだろう。
「おらどうした、お前ら一人じゃ何も出来ないんだろ!」
集団で徒党を組んで一般人を囲む婚活団を挑発するよう、田淵・あゆみ(人間のサウンドソルジャー・g06882)は壁歩きしながら声を上げた。
婚活団としては一般人を少しでも仲間に取り込みたいが、ディアボロスへの対処を優先させるよう命じられているから仕方ない。
だが目の前に現れたディアボロス達の姿に、婚活団は気が付いた。
「さて、まずは婚活団退治だけど……」
眼鏡のブリッジを指で押し上げ、百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)は油断なく周囲へと注意を払いながら辺りに通信障害を発生させた。
姿こそ見えないが、婚活団とは違う視線がビルの合間から注がれている気がする。
念には念を。撮影された情報を送られないよう警戒して置くにこしたことはない。
と、ヒソヒソと婚活団が互いに相談し合うよう耳打ちを。
独身、独り者、今が狙い目、同士。そんな単語が、囁かれどうやらお相手が決まったようだ。
「ほら来いよ、皆でかかってきやがれ!」
あゆむは強靭なコネクタを作成し、ビルの壁に打ち込み、伸びるマイクシールドをワイヤーのように扱い、『狂騒ダイバー』を仕掛ける。
(「俺らのホーム、池袋。こんな奴らに好き放題させてたまるかよ!」)
一人の婚活団員を蹴り飛ばし、飛び掛かるようにもう一人にマイクシールドを絡ませ。
だが相手は集団。
「あなた、まだ未婚よね。歌がお好きなのかしら?」
「ダメよこの方は、私が先に目を付けたのよ!」
「復讐何てやめたまえ。同志よ、明るい未来の為に婚活しよう」
殺到する婚活女子の申し込みによる足止めが殺到し、婚活男子からは同志にならないかと誘われる。
そしてその揉み合いの最中、取り合いに巻き込まれるよう、あゆむも襲撃される。
婚活女子同士の熾烈なキャットファイトに、どこまでが本気かいまいち分からない。
「まあいいや。倒せばおしまい、ですわね」
蛍が〈墨流しの奏刀〉を振るえば、魔力の乗せた音に召喚されるのは無数の銃。
「足止めする相手ごと、全員撃ち抜いてあげましょうか。その身を前にさらすのです」
『喚来鳴音弾丸銃雨』銃口から放たれるのは音の弾丸。
「そして、此処は戦場なのです。さあ、その命を散らす覚悟は出来てますわね?」
笑顔で凄む蛍に何人が心を射貫かれたことだろうか。
婚活女子が若干目的を忘れ、身をさらし。抜け駆けを働く者と、仲間に引き込もうとする者と、連携が取れているのか怪しい婚活団内の争いに巻き込まれていった。
中性的な容姿の蛍に女子の歓声があがるのを眺め。
「同性まで手を出すとか流石にがっつきすぎじゃあ」
などと苦笑していれば、運命にも熱い視線が。
「……ってやばい。もしかしてロックオンされてないかな?」
婚活男子、婚活男子、婚活男子、婚活男娘、婚活男子、婚活オネエ、婚活女子……。
その熱い視線と少々野太い黄色い声に、さすがの運命も焦りを浮かべる。
「いやいや、なんで女じゃなくて男が寄ってくる!?」
元々、婚活団を誘い引き付ける予定であったが、予定より濃いメンバーに反射的に走り出す。
そんなに守備範囲は広くないと、恐らく本気で逃げながら。
かなり強引な結婚の申し込みに、捕えられそうになりながら豊島区総合体育場へと駆け込み野球場へと滑り込む。
ここまで来ればと、発煙筒を取り出そうとする手を可愛らしい娘に包まれた。
「ボクと結婚してください」
意外と胸の小さな、可愛らしい女……男の娘に捕まりかけ、うっかり返事をしそうになった運命はその手を払い発煙筒を投げ煙幕を張り『雷花』を放った。
「俺、ノンケだからな!」
煙幕の向こうで、雷の塊が機雷のように弾ける音がした。
(「ネズミ退治も隠れ場所がない方がやりやすいだろうしな」)
これで【クロパラ】の仲間に託せると思ったところに、先程とは温度の違うギラついた視線が突き刺さる。
周囲を囲むのは婚活男子ら。そして泣いてる婚活男娘をなぐさめる婚活女子達。
競争相手を排除する『水面下の努力』は当然のこと。
だが、それ以上に……。
「あなた独り身ですよね」
「こんなに可愛い子のどこが不満なの?」
「余程高い理想を持っているんだ。さぁ理想の人を見つけるために、一緒に婚活をしよう!」
段々と輪を詰め、婚活団はにじり寄るのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【壁歩き】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【グロリアス】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!
御守・樹
30センチの鼠ってでかくね?って思ったけど全長か。ちょい大きいドブネズミぐらいならそれほどでも…いやでかいな。そもそもドブネズミ自体がでかいし。
偽情報を流せるほど器用じゃないしなぁ…。地道に探して潰した方が性に合ってるというか。
ある程度戦闘が出きそうな場所を見繕い、かつその場所を観察できる場所にあたりを付けてって言ってもサイズは鼠だからそれほど広い場所じゃないだろうが。
それでも広角で映像を得る方がたぶん効率的だろう。そう言う場所にあたりを付けて媒介者を捜索し撃破してく。なに、見つかったと察知されないうちに殺れば問題ない。
好きな某ホラゲ実況者も言ってた。最終的に目撃者がいなければ問題ないって。
アルマニア・シングリッド
【クロパラ】
流石に奴さん達も情報なしで
こちらの対処をしなくなりましたか
情報があるとないとじゃ
立てられる対策は雲泥の差ですしね
悪戯を仕掛けたいところですが
変な事はせずに情報漏洩防止していきましょうか
最初に検索召喚で媒介者が潜んでいるエリア全体に
情報収集を仕掛けましょう
得られる情報はランダムですし
検索結果が出たら
すぐに(早業)高速詠唱・連続魔法で再度、検索召喚を使用
妨害者の位置を大まかに特定したら
敵の背後から不意打ちの一撃離脱攻撃を検索召喚で行う
小型カメラとSDカードまで入念に壊す
(破壊・粉砕・蹂躙・忍び足他
サフェルは私の周囲警戒をよろしく
動く小型カメラ見つけたらぶっ飛ばしていいよ
アドリブ
連携歓迎
エレナ・バークリー
【クロパラ】
私達ディアボロスも、クロノヴェーダに警戒されるくらいにはなったんですね。新宿島に流れ着いた頃と比べると感慨深いです。
思い出に浸ってる場合でもありませんね。鼠型トループス級を見つけて処理していきませんと。
音で警戒されると困るので、コートに付けている鎧の部品は外して臨みます。
【使い魔使役】で、鴉を私の目に。建物の隙間や物陰などに潜んでいるんでしょうが、空から探せば見つけるのは容易い。
発見次第、私が駆けつけ凍てつきの桜吹雪を放って凍死させます。その間も、鴉の探索は休まず続行。
表通りは賑やかですね。
婚活団。恋人が五人いる人間にどんな反応するか、試してみたくもあったのですがお任せしましょう。
●潜む媒介者
さて、時を遡る事少し前。
球場の方へ誘導すると聞いていたエレナ・バークリー(アブソリュートウィッシュ/エレメンタルキャヴァリエ・g00090)は、通りの方から聞こえて来る騒動に耳を傾け、アルマニア・シングリッド(まだ手帳に選ばれただけの、発展途上な空想召喚師・g00802)を振り返った。
「表通りは賑やかですね。婚活団。恋人が五人いる人間にどんな反応するか、試してみたくもあったのですが」
「結婚がゴールですと、決めるよう迫って来るかもしれませんね」
世界には重婚もあるので、全員と結婚すると言い切ればそれで解決しそうな気もするが、試してみるのはまたの機会に。お任せしましょうと、移動を始めた仲間の周囲へと視線を走らせる。
「《接続》、《解析》確認。コード「古書目録」、承認完了」
恐らく、目立つ動きをしている仲間を鼠は追っているはずと、『検索召喚(サモン・サーチ)』し、アルマニアは古びた革張りの手帳〈我ハ古キ識者ノ記憶ナリ〉を召喚し、メーラーデーモン『サフェル』が情報を引き出す。
「私たちに知らないことなんかないんだよ~? サモンっ!」
通りの右側のビル群より2体、左側より1体の鼠型トループス『媒介者』が確認できた。
「偽情報を流せるほど器用じゃないしなぁ……。地道に探して潰した方が性に合ってるというか」
このまま追ってくれたとしても二手に別れた方が、いいだろう。
球場の左側の通路へと降りた御守・樹(諦念の珪化木・g05753)は、仲間に誘い出され姿を晒すであろう媒介者を待ち構えるべく、球場前の通りに身を隠した。
それに婚活団に巻き込まれたら、鼠退治どころではなくなってしまう。逃して情報を与えるつもりもない。
同じようにエレナとアルマニアは、右側の通りへと向かう。
消防署に郵便局。媒介者が身を隠しながら仲間を追っているのなら、建物の中を突っ切って来る可能性もあるだろう。
「私達ディアボロスも、クロノヴェーダに警戒されるくらいにはなったんですね。新宿島に流れ着いた頃と比べると感慨深いです」
「流石に奴さん達も情報なしで、こちらの対処をしなくなりましたか。情報があるとないとじゃ立てられる対策は雲泥の差ですしね」
悪戯を仕掛けたいところですがとアルマニアは考えるも、いい謝情報も仲間が追われている以上、余裕もあまりないだろう。
「変な事はせずに情報漏洩防止していきましょうか」
「思い出に浸ってる場合でもありませんね。鼠型を見つけて処理していきませんと」
互いに確認し、それぞれ身を隠すとエレナは使い魔使役で鴉の目を通し、婚活団に追われてる仲間の周囲をより詳しく見下ろせば、ビルの上を走る1体の媒介者の姿が確認できた。
もう1体はと、危惧すればビルの谷間で魔術が迸る。
どうやらあちらも見つけられたようだ。存在が露見する憂いが無ければ、後は動くだけ。
ビルからビルへ飛び移ろうとしていた媒介者の行く手を阻むよう駆け付け、『凍てつきの桜吹雪』をエレナは放つ。
まだ残暑の残る池袋だが、陽の当たる炎天の屋上に季節外れの桜吹雪が通り過ぎ、後にはカメラ事凍り付いた媒介者の骸が転がっていた。
そしてビルの谷間では、通り抜けようとした媒介者の行く手を塞ぐようサフェルが飛びだし攻撃し、アルマニアの放つ空想魔術が雷撃となって媒介者を焦がし。後には機器も残らないよう念入りに壊し尽くすのであった。
そして最後に。
逃げるように通り抜ける仲間、そして追いかける婚活団(男性多め)の更に後方よりカメラを向け駆けていた媒介者に、樹は飛びだすと『神立(カンダチ)』の雨の如き銃弾を浴びせた。
「30センチの鼠ってでかくね? って思ったけど全長か。ちょい大きいドブネズミぐらいならそれほどでも……いやでかいな」
撃ち抜いた媒介者を見下ろし、そもそもドブネズミ自体がでかいしと近付き、息も絶え絶えになっているその頭部に銃口を向ける。
「見つかったと察知されないうちに殺れば、最終的に目撃者がいなければ問題ないって」
少々派手に音が響いたかもしれないが、球場の内であがった煙幕に、あちらは任せて大丈夫だろうと最後の引き金をひいた。
これでこの戦場周辺の、全ての媒介者は淘汰出来たようだ。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
【書物解読】LV1が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV2が発生!
【命中アップ】がLV2になった!
一里塚・燐寧
【クロパラ】で参加
うっはー、友達のため真面目に戦うぞ~ってTOKYOに来た時ほど、変な雑魚が湧いてるんだよねぇ
とはいえ人を襲ってるならほっとけないし……こいつら攻めりゃ、鼠くんも誘い出せるっしょ
一般人を襲う敵を誘い出すように、「はー、一人って辛いや~」と大声でぼやく
取り囲もうと敵が近づいてきたら、懐から≪呪詛の薬瓶≫を取り出して
群れのど真ん中に投げ込むねぇ──これが『呪式:因病禍薬』だよぉ
「炸裂弾」で撒き散す刃の【斬撃】で、敵群を内側から切り崩そう
敵が怯む間に包囲の中から【一撃離脱】するねぇ
いやー、ごめんごめん。今日はカノジョと一緒じゃないからぼやいてたんだぁ
あいにくあたしは先約済みだよぉ
ソラ・フルーリア
【クロパラ】の皆と!
あのアヴァタール級が綾音のお姉ちゃん!?
色々思うところはあるけど……、立ち止まっちゃダメよね!
まずは彼処までたどり着く! そうでしょ!
良い結婚相手を見つけるためには婚活も大事よね!
でもクロノヴェーダ化するくらい必死(?)なのはどうなのかしら……。
わ、アタシにも向かってきた!?
ふふん、残念ね!アタシには必要ないわよ!
【飛翔】で向かってくる敵を躱して、上から【双翼魔弾】で攻撃よ!
【連続魔法】で蜂の巣にしてあげる!
大体、結婚も婚活も強制されるものじゃないわ!
アイドルたるもの、好きな人も結婚相手も自分で探し出してみせるんだから!
一ノ瀬・綾音
【クロパラ】
※キョウちゃん(g04509)とは両想いの関係です
あのアヴァタール級……綾音ちゃんのお姉ちゃん……こんな形で再会したくなかったけど、まずはここを突破しないと話にならない!
一人で堂々と歩いて独り身を演技し、婚活をあえて仕掛けさせるよ。
で、精神集中もして精神の疲弊を防ごうとしてみる。
頃合いのところでキョウちゃんに乱入してもらい、以降はキョウちゃんに甘えるように演技するよ。これで相手は萎えるはずだからそこを突いて高速詠唱からの【無情なる渦潮】でサヨウナラしてもらおう!
残念でしたー、少し前まではリア充に憧れてたんだけどね?
今はキョウちゃんという立派な彼氏がいるんだからね?
大和・恭弥
【クロパラ】の仲間と
※綾音さん(g00868)とは両想いの関係です
前にお姉さんの1人については行方がわかった話を聞いたけど。
まさかあの人がもう1人のお姉さん、なのか。
綾音ちゃんの心情が気になりながらも、自分も依頼に集中
然るべきタイミングまで目立たないよう心がける
一般人が被害を受けないように周囲も気にしておく
常に彼女の方に意識は傾け、頃合いを見計らって間に入る
「彼女には俺が立候補予定なので。縁談持ち掛けないでもらえますか」
相手の気が削がれたら隙を突いて藍雪花染を抜刀、呪詛を解放
【剣技・哀露草染】を発動し彼女を援護して連携
彼氏…そう、だよな。俺が彼氏か。
思い返すと、さっき凄いこと口走ったかもな…。
フィーナ・ユグドラシア
※アドリブ、連携ok
※【クロパラ】同行
婚活団ですか……。
縁を結びたいだけなら、既に仲間内で結べそうな規模がある気がしますが、行動原理が分かりません……。
まぁ、一般人の方々の迷惑になるなら退治するのみです。
ただ、鼠退治が終わるまでは、穏便に相手をした方が良いですか?
此方に向かってくるなら、『平和の凱歌』を歌って相手を宥めつつ、適当に質問に応えますか。
個人的には、趣味とか日常のこと程度までなら構いませんが、深い所まで根掘り葉掘り聞くのは逆効果ですよ?
あ、それと私には大切な方が居りますので……。
尚も無理矢理迫ってくるならば、『平和の凱歌』の呪詛を込めた細剣の一撃で迎撃して、強制的にお帰り願いますね。
ライカ・ネイバー
連携アドリブ大歓迎
(戦闘中はダッシュ、ジャンプ、空中戦、地形の利用で常に走り回ります)
【クロパラ】
綾音ちゃんの一大事って訳でね、今日もお手伝いにやって参りました〜
婚活ねぇ……熱意は相当っすね〜
ならばこのわたしの背後に燦然と輝くエア彼氏が見えるはず!
えっ見えない?またまたご冗談を
寂しい時の話し相手から悪い虫除け効果まで、一家に一人エア彼氏が見えないなんて……
婚活団の風上にも置けねぇ奴らはこうだ!
エア彼氏のゴリ押しで虚を突いた所で『戦技:奪首脱兎』発動!
捕まらないよう逃げながら斬り捨て御免しますねぇ
あとは【独り身の方が好きな奴が混じってる】的に揺さぶってみますか
実際一人くらい居るんじゃないの〜?
●続・婚活
野球場という場所にまとめられた婚活団は、媒介者が淘汰された事には気付かず、煙幕の向こうより、精力的にスローガンを掲げていた。
「カップルこそ至高!」
「非リアは滅びよ!」
「さぁ、独身にお別れを! あなたも今日から婚活団に!」
「さぁ、クロパラのみんなも婚活団に入ろう!」
最後に聞こえた声に、ソラ・フルーリア(歌って踊れる銀の星・g00896)とライカ・ネイバー(エクストリームお手伝い・g06433)は顔を見合わせた。
知っている声が最後に聞こえたような……。
いやいや、まさか、いくらフリが俄かにあったとはいえ……。
晴れていく煙幕に、白い衣装に猫の仮面が揺れる。
「婚活団ですか……。縁を結びたいだけなら、既に仲間内で結べそうな規模がある気がしますが、行動原理が分かりません……」
どんな相手であれ、一般人の方々の迷惑になるなら退治するのみとフィーナ・ユグドラシア(望郷の探求者・g02439)は、『平和の凱歌(ヘイワノトライアンフ)』を歌う。
少しでも暴走している婚活を宥める為に。
「うっはー、友達のため真面目に戦うぞ~ってTOKYOに来た時ほど、変な雑魚が湧いてるんだよねぇ。とはいえ人を襲ってるならほっとけないし……」
どうしてTOKYOにはこんな奴らがと、一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)が、「一人って辛いや~」と大声でぼやき婚活団の目をひく。
貴方も寂しいのねと同情するよう取り囲もうと近付く婚活女子に、ごめんねと燐寧はベルトに下げてた〈呪詛の薬瓶〉を、その群れのど真ん中に投げ込んだ。
「──これが『呪式:因病禍薬』だよぉ」
中より解放された呪詛の術式が、実体化した呪詛の刃をばら撒く炸裂弾となり、耳をつんざく怨念の叫び声が広がった。
「いやー、ごめんごめん。今日はカノジョと一緒じゃないからぼやいてたんだぁ」
独り身じゃないと知れれば、婚活団は裏切者と涙を流し襲い掛かる。
「あいにくあたしは先約済みだよぉ」
付き合っているだけなら未来はまだ分からないと、失礼な事を口走りながらも排除しようと、婚活女子は『水面下の努力』をした。
(「あのアヴァタール級……綾音ちゃんのお姉ちゃん……こんな形で再会したくなかったけど、まずはここを突破しないと話にならない!」)
どのビルの屋上か分からないが、どこかから見下ろしていると思うと複製とはいえ、一ノ瀬・綾音(星影の描き手・g00868)は複雑な気持を抱くものの、目の前の敵からと仲間とは逆の出入口から球場へと踏み入った。
既に反対側の方では、フィーナが婚活男子に囲まれ質問攻めにあっていた。
「お名前はとご出身は?」
「音楽がお好きですか、奇遇ですね私も好きなんです」
「素敵な歌声、あぁ、心が現れていくようだ」
一思いに洗われてさっさとお帰り願いたいとこ。
「個人的には、趣味とか日常のこと程度までなら構いませんが、深い所まで根掘り葉掘り聞くのは逆効果ですよ?」
遠慮ない一方的な『圧迫お見合いに』、フィーナは大切な方が居りますのでと、あしらい更に歌声を響かせ撃退していく。
あれが向かうのかと心配そうに、大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)は、綾音の姿をしっかりと捉え周囲を警戒する。
(「前にお姉さんの1人については行方がわかった話を聞いたけど。まさかあの人がもう1人のお姉さん、なのか」)
愛しい彼女の心中を思えば、今すぐにでも隣で助けたいとこだが、婚活団をひきつけるという彼女の作は尊重したい。
然るべきタイミングまで、目立たないよう。集まりだした婚活団の動きに注意を払った。
「婚活ねぇ……熱意は相当っすね〜。ならば、このわたしの背後に燦然と輝く、エア彼氏が見えるはず!」
「良い結婚相手を見つけるためには婚活も大事よね! でもクロノヴェーダ化するくらい必死(?)なのはどうなのかしら……」
ドヤッとエア彼氏を紹介するライカに対し、ソラは首を傾げた。
ほんの一瞬、婚活団が戸惑い一気に動き出す。
抜け駆けにライバルを蹴落としたりと、大騒動だ。
「えっ見えない?またまたご冗談を。寂しい時の話し相手から悪い虫除け効果まで、一家に一人エア彼氏が見えないなんて……」
ライカに婚活女子の優しい視線が集まり、婚活男子は申し込むのを躊躇した。
「……婚活団の風上にも置けねぇ奴らはこうだ!」
何て失礼な。エア彼氏をゴリ押ししながら、『戦技:奪首脱兎(アクティブ・ヴォーパルバニーホッパー)』を発動。
そのまま斬り捨て御免と駆け抜け。
「わ、アタシにも向かってきた!? ふふん、残念ね!アタシには必要ないわよ!」
飛翔し上空より、ソラは『双翼魔弾』を撃ち込んでいく。
「蜂の巣にしてあげる! 大体、結婚も婚活も強制されるものじゃないわ! アイドルたるもの、好きな人も結婚相手も自分で探し出してみせるんだから!」
「そんなの独り身の言い訳だ!」
「そんなこと言ってますけど、独り身の方が好きな奴が実際一人くらい居るんじゃないの〜?」
ムキになる婚活団を、ライカは揺さぶりかける。
「そんな事ないわよ!」
「独身は寂しいのよ!」
「さぁ、婚活団に!」
「今から、婚活団に!」
畳み掛ける婚活団に、ちゃっかりと混ざるように並ぶ運命の姿があった。
「同志として取り込まれてるじゃないの!?」
やはり本当の独り身は、狙われ取り込まれ易いのだろうか。
このまままともに相手をしていると、いつかソラも婚活団に取り込まれるかもしれない。 そうならないよう一定の距離を取り、ごめんと内心で運命諸共、辺りに魔弾を撃ち込んだ。
荒療治だが、これが手っ取り早い。
ハッと正気に戻った運命は、鼠はと辺りを見回し状況把握に務め。その姿に仲間はホッとした。
かなり数は減っただろうか。だが、取り込もうとする波は、綾音の方にも。いや、こちらはどちらかというと、お付き合いの申し込みか。
「好きな男性のタイプは?」
「ご趣味は?」
矢継ぎ早に殺到し迫る婚活男子の前に、立ちはだかるように恭弥は、〈藍雪花染〉を抜刀し『剣技・哀露草染(ケンギ・アイツキクサゾメ)』で彼らを蹴散らす。
「彼女には、俺が立候補予定なので。縁談持ち掛けないでもらえますか?」
残念でしたーと、すかさず綾音は恭弥に甘えるように腕を絡め仲の良さをアピールする。
「少し前まではリア充に憧れてたんだけどね? 今はキョウちゃんという立派な彼氏がいるんだからね?」
これでもかという程のリア充アピール。
「彼氏……そう、だよな。俺が彼氏か」
先程言われた綾音の言葉を、恭弥が反芻していると、婚活団から拍手が沸き起こった。
おめでとうと(クロノヴェーダから)だが、湧きあがる祝福の空気に、はたと気付く。
婚活団の目指す妄執の先、そのゴールに。
悔しそうに涙を流す婚活男子、羨ましそうに眺めながらも祝福する婚活女子。
彼らの反応の意図に、恭弥の頬が熱くなる。
(「思い返すと、さっき凄いこと口走ったかもな……」)
綾音の反応が気になったが、彼女は彼に背を向けて。サヨウナラしてもらおうと、無防備になった婚活団に『無情なる渦潮(リアライズ・メイルシュトローム)』を撃ち込み、渦潮に飲み込ませ、これで一般人を狙う婚活団もいなくなった。
「ヒャッハー! いるぜいるぜ、ディアボロス共がよ!」
「思う存分暴れていいんだよな?」
金斗雲に乗って次々と飛来する娯空が、振り返るように郵便局の屋上を見上げた。
そこには短い金髪の女性が異業化した右手に、アークデーモンのエネルギーを迸らせながら、静かに見下ろしていた。
「あのアヴァタール級が綾音のお姉ちゃん!? 色々思うところはあるけど……立ち止まっちゃダメよね!」
複製とはいえ、姿は同じ。
「まずは彼処までたどり着く! そうでしょ!」
ソラの声に、綾音は静かに気持を切り替えると、『抗いし者『スメラギ』』を見上げた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【強運の加護】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
【未来予測】LV1が発生!
【プラチナチケット】LV1が発生!
【アイテムポケット】がLV2になった!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV3が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【先行率アップ】がLV2になった!
幾ヶ谷・安里
これはこれは。ひょっとして、かの有名な孫悟空様かな?筋斗雲に乗った猿姿。実にそれっぽいんだけど。どうかな、違う?
まぁどっちでもいいや。いずれにせよ、お釈迦様のとこまでぶっ飛ばしてあげればいいんだし。
とはいえ、馬鹿力だなほんと!?【壁歩き】から【飛翔】して、一撃と地震の両方を回避しつつ、【観察】し相手の隙を【看破】。一気に【浄化】の一撃を決めていこう。
まぁ、どこぞの法師様みたいにはいかないけど!ちょっとばかし、おいたが過ぎるようだからね、喰らってもらおうか!
奉利・聖
さて……ここからは僕も、殲滅に協力していきますよ
ゴミが我が物顔で歩き回っているのは不快ですからね
出来るだけ掃除して、世界を清潔にしなくてはいけない
行きましょうか、素早く撃滅しましょう
───『軽気功』
自動追尾の矢など、対処は簡単です
「矢よりも早く動き続ければ良い」
急旋回を挟みながら矢を連れて行き、肉薄
【未来予測】でインファイトの攻撃を紙一重で捌きつつ、目や喉の急所を突いて怯ませて……よし、盾にしてやりましょう
矢が当たる瞬間に身体を入れ替えてあげます
ゴミの為すことは実に単純で読みやすい
己の力に溺れ、消え去るがいい
フィーナ・ユグドラシア
※アドリブ、連携ok
※【クロパラ】同行
ひとまず一般人の方々への被害は抑えられそうですが、襲撃者はまだ居るようですね。
どこから来たのかは今回は関係ありませんし、気にせず退治するのみです。
まず飛翔して機動力確保です。
基本方針は『極光の波動』で射撃戦。
優先すべきは弱った敵への止め。次いで前衛への援護射撃。
敵も空を飛ぶようなので、味方に誤射せぬよう注意しつつ、広範囲に波動を飛ばして面制圧を試み、飛行を妨害しながら攻撃です。可能なら、味方が攻撃し易いよう敵の動きを誘導します。
敵の手榴弾と毒の煙幕に対しては、敵諸共波動を放って消し飛ばします。
また、味方が孤立せぬよう注意し、すぐフォロー出来るよう動きます。
エレナ・バークリー
【クロパラ】
猿が猿の猿真似ですか? しゃらくさい。速やかに退場していただきましょう。
「全力魔法」「火炎使い」で『灰燼招く紅蓮劫火』を行使。先頭を切る猿から丸焼きにしてあげます。
そうら、火種はあなた方。相手の身体に宿る燃素(科学で否定された火の源。炎の精霊力)をもって、相手の身体のどこからでも炎を噴出させます。
火に撒かれた相手はそれで片付いたとして、次々に猿を焼き上げていきますよ。
反撃に備えて【飛翔】しておきましょう。いくらパラドクスとはいえ、空中の相手に地震でダメージは来ないと思いますが、やり過ごす意識は持っておきます。
振り下ろされる斧は精霊剣で受けて、カウンターの一突きをお見舞いします。
アルマニア・シングリッド
【クロパラ】
さてさて
本命に行く前にうざったいお猿軍団はさよならしてもらわないとですね
いや、本当にその毒霧手榴弾はうざったい
文字通り、凍らせよう
サフェル
幻雪雹霜で空想するは
手榴弾とそれに仕込まれている毒を凍らせ
爆破と毒霧の被害を軽減すると共に
敵陣をも凍てつかせる吹雪
味方への影響は凉しい風程度で済むくらいですね
どんなに毒を広げようとも
凍らせればもーまんたいです
あ、私の味方の炎で氷が解けると喜んだ方?
実は相互作用で爆破するようにも仕掛けているので
これに捕まった時点でサヨナラ確定ですよ
(罠使い・毒使いなど
じゃ、サフェルに近接戦を頼んで
高速詠唱と連続魔法で幻雪雹霜の御代わりをしましょうか
アドリブ
連携歓迎
白水・蛍
アドリブ・連携歓迎
さてさて、どっからどう見てもお猿さんな方を倒していきましょうか。
そちらが魔力の矢であればこちらは魔力の銃弾、ですわよ。
【喚来鳴音弾丸銃雨】で、銃を召喚。
音の銃弾の雨あられを相手に撃ちつけます。
相手の矢も銃弾で迎撃。自分から離れたところで撃ち落とせば落雷も怖くないですし、何ならあなたも巻き込まれるのでは?
そこまで考え付かないのならやはりお猿さん……でしょうかね……?
万が一巻き込まれたとしても装備で魔力障壁を張って防ぎます。
もしくは【飛翔】で逃げます。
ユール・グリュック
【クロパラ】
アドリブ・連携歓迎!
(深呼吸して緊張をほぐしつつ)よし、そこのお猿さん、僕と勝負だ!
とヘッドセットマイクに片手を当てて、もう片方は相手に指さして挑発!
そして、讃美歌を歌う。
神様への祈りの歌。荘厳な祈りの歌は英雄召喚の歌さ!
多数の英雄の剣戟で攻撃だ!
剣戟の風で毒ガスも追い返してしまえ!
ついでに焔も煽って燃やしちゃえ!
最後に勝つのは英雄だからね!敵役はさっさと道を開けるんだよ!
僕達はこの先にいる女性に用があるんだからさ。
ソラ・フルーリア
引き続き【クロパラ】の皆と!
※アドリブ連携歓迎します
あれは西遊記の孫悟空……にしては装備が物騒すぎよね!
まあどちらにしろ、クロノヴェーダなら倒さなきゃ!
アッチが飛ぶならアタシも!【飛翔】で「空中戦」と行きましょ!
杖のレゾネイトから「誘導弾」を「連続魔法」で発射して牽制するわ!
あら、随分近代的な兵器も使うのね!
敵の攻撃は【未来予測】も使ってなるべく爆発地点から離れてダメージを軽減するわ!
それじゃ、コッチからも行くわよ!
【飛翔】して上空からの【正念と白光の流星散砲!】を撃ち込むわ!
ふふん、雷よりも輝いてるでしょ! これが裁きの光ってヤツよ!
さてと、それじゃそろそろご対面と行きましょ!
一里塚・燐寧
【クロパラ】
わーお、婚活の次はチンピラ登場かぁ。今日もTOKYOエゼキエル戦争はカオスなことだねぇ
たださぁ、空中から手榴弾で爆撃してくんのはフツーに厄介なんだよぉ
ここはひとつ、砲撃モードで迎え撃っちゃおっか!
無人の建物の影に隠れながら、腰を落とした砲撃姿勢で≪DCブラスター≫を構えるねぇ
短い時間で出来る限り、敵が飛ぶ軌道を観察して狙いをつけたら
『闇雷収束咆・赫炎光』を発動──広範囲を薙ぐようにして、全力魔法のプラズマビームを放つよぉ!
あはっ、暴走の続きは地獄で楽しむんだねぇ!
反撃の手榴弾は砲撃に巻き込んだり、その風圧で吹き飛ばしちゃおう
更に【クリーニング】を発動して、撒き散らす毒も除染するよぉ
一ノ瀬・綾音
【クロパラ】
お姉ちゃんまであと少しってところで邪魔なんだよ、さっさと消えてもらおうか!こちらも思う存分暴れさせてもらう!
複製とはわかってても色々絡んでみたいんだから!
高速詠唱で相手の手榴弾が飛んできたところに【風魔法】で逆に相手に押し返し狙い。もし爆破して毒が広がってもクリーニングで毒を打ち消そうとしてみるよ。ついでにユールと並んで一緒に風を放ってみようかな。
飛翔して回避しやすくするけどなるべく一般人への被害は抑えたいから相手の眼前からあまり大きく回避しないようにして戦闘区域を縮小させようとしてみるよ。
君たちには用はないんだ!
綾音ちゃんはその奥の……お姉ちゃんに会いたいの!通して!
ライカ・ネイバー
連携アドリブ大歓迎
(戦闘中はダッシュ、ジャンプ、空中戦、地形の利用で常に走り回ります)
【クロパラ】
ところがどっこい!
思う存分暴れるのはそっちの特権じゃあ無いんですよこれが。
わたくしもやりたい放題させていただきますわよ〜
【ダッシュ】で飛び込み、わたしを放置するとヤバいと思わせるため【殺気】を放って狙いをこちらへ向け誘導
斧を注視して躱しつつ、敵を一網打尽にすべく一纏めに固めて行きますよ〜
いい感じに誘導し味方の攻撃が刺さり始めた頃合いで上空へ【飛翔】
頭上から《BFC-6000》をぶっ放してわたしもお祭りに参加です
B・F・C!B・F・C!
お前らお呼びじゃねぇってやつなので、さっさとご退場願いまーす。
百鬼・運命
【クロパラ】
アドリブ絡み歓迎
なぜか頭が痛いがネズミと婚活団は駆除できたので良し。次は孫悟空退治と行こうかね…しかしこいつは大天使とアークデーモンのどっちなんだろうな?
ちなみに嫉妬団は大天使だ。どこが大天使だ?って言いたい奴もいるだろうが、ちゃんとごく一部の熱狂的な信仰を受けているだろう?ゆえに問題ない。
さて、どうでもいい雑学を画面の向こうのお友達に披露しつつ、他の皆は遠距離戦主体のようだから此方は接近戦で前衛を務めよう。
浮舟の出鱈目な空中機動で攪乱しつつ、ドッグファイトを挑み敵の地震を起こすパラドクスの効果の半減を狙う。基本は斬りつけては退く一撃離脱で敵を味方の攻撃の軌道上に誘導しつつ戦おう
大和・恭弥
さっきのことは忘れてもらうとして…好き放題やってくれるな。
道を拓くためにも…力になれることがあるなら、俺は俺に出来ることをする。
本人じゃないけれど大切な人の姿をした敵が目の先にいたら…
俺でさえ躊躇うこともまだあるのに
藍雪花染を抜刀し、周囲の被害を抑えるため結界を展開しておく
戦闘中は敵の特性も踏まえて飛翔や壁歩きも使い縦横無尽な動きを
他の作戦の邪魔をしないよう気を配りながら動こう
飛んでくる矢は敵の呼吸を読んで薙ぎ払う。
俺は仲間の攻撃をすり抜けてくる奴らを片付ける役割を担うよ
得物を投げられないよう、呪詛で麻痺させるように斬りかかる
俺が…俺の、大切な人たちの邪魔はさせない…!
必要ならディフェンスを
●ヒャッハーモンキー
一言でいうと騒々しい猿が降ってきた。
「これはこれは。ひょっとして、かの有名な孫悟空様かな?」
何だか物語で聞いたものより、やけに派手でジャラジャラしている。
「筋斗雲に乗った猿姿。実にそれっぽいんだけど。どうかな、違う?」
「あれは西遊記の孫悟空……にしては装備が物騒すぎよね!」
幾ヶ谷・安里(無巡・g02632)が疑問を口にするように、天竺を目指したという逸話の主にしては柄が悪く。ソラ・フルーリア(歌って踊れる銀の星・g00896)が、指摘した通り持っている武器は如意棒ではなく戦斧と弓矢。
まさか如意棒を喪失したから、使っているなどと誰が思っただろうか。
娯楽を喰らうと書いて娯喰というのだ、もしかすると俗世に染まり過ぎた何かの末路なのかもしれない。
まあ……と、二人の声が重なる。
「どっちでもいいや。いずれにせよ、お釈迦様のとこまでぶっ飛ばしてあげればいいんだし」
「どちらにしろ、クロノヴェーダなら倒さなきゃ!」
相手が何であれ、やることは決まっている。
そんな二人に向かって
「ヒャッハー! 何、めんどうなことブツブツ言ってやがんだ。かかってきやがれ!」
壁を歩く安里に向かって、戦斧を振り下ろしてきた。
ビルの壁が大きく振動するより早く、飛び立った安里はその掌に光を。
「馬鹿力だなほんと!? どこぞの法師様みたいにはいかないけど、おいたが過ぎるようだからね」
集めた光は十字となり、『ソーラーヴェイン』が放たれる。
「光をこうして……解き放つ、照覧あれってね!」
叩きつけられた十字の光は爆発し、爆光が治まるより早く、エレナ・バークリー(アブソリュートウィッシュ/エレメンタルキャヴァリエ・g00090)が飛び出し、〈精霊剣『Key of Gate』〉で戦斧の刃を弾き上げ、がら空きとなった胴に『灰燼招く紅蓮劫火(カイジンマネクグレンゴウカ)』を行使する。
「猿が猿の猿真似ですか? しゃらくさい。速やかに退場していただきましょう」
炎は最初の1体を吞み込み、次々と飛び火して。
「そうら、火種はあなた方。どこからでも炎を噴出させ、猿の丸焼きにしてあげます」
広がる炎の下、娯喰の地震に揺さぶられ頭への鈍痛を感じながら、百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)は、しかしこいつは大天使とアークデーモンのどっちなんだろうなと、考えていた。
「ちなみに!」
運命は何かに向かって振り返った。
「嫉妬団は大天使だ。どこが大天使だ? って言いたい奴もいるだろうが、ちゃんとごく一部の熱狂的な信仰を受けているだろう? ゆえに問題ない」
何が問題ないのだろう。そして彼は一体何に向かって語ったのだろうか。
画面の向こうのお友達。いやいや、中継は入っていませんから。
それとも彼には心のカメラが見えていたのだろうか……。やりすぎたかもしれないと、ソラがほんのり心配しながらも、もう一撃必要かもと武器を向け。
謎のカメラ目線と行動に別の洗脳を疑い、やはり仲間が武器を構えたぐらいだ。
幸い、今回はそういうので無かった様子。
疑いが深まりフレンドリーファイアという末路を迎える前に、彼は地を蹴り古武術の特殊な歩法で呪と魔を重ね。『浮舟(ウキフネ)』の出鱈目な空中機動で、疾駆し攻撃へ。
「我ガ脚、阻メズ」
翻弄しながら、注意をひきつけ誘導していく。
何度目かの戦斧の一撃が、地を揺らした。
「思う存分暴れるのは、そっちの特権じゃあ無いんですよこれが。わたくしもやりたい放題させていただきますわよ〜」
仲間と示し合わせた位置へ、ライカ・ネイバー(エクストリームお手伝い・g06433)は娯喰を数体集めると、〈自動拳銃『オペイク・エルク』〉を基幹に、他の武器を構成パーツとして組み込んでいく。
組みあがったのは、超大型プラズマキャノン『BFC-6000(ブルータル・フォース・キャノン)』。
敵の頭上より、まっすぐ下に向けられた砲口に緑色のプラズマ光が集まっていく。
「B・F・C! B・F・C! お前らお呼びじゃねぇってやつなので、さっさとご退場願いまーす」
素早く動きをおさえていた運命が退いた所で、ライカは強力な一撃を放つ。
「ふぁっひゅーーーーー!!」
放たれたプラズマ弾は、大爆発を起こし娯喰をのみこんだ。
「ひとまず一般人の方々への被害は抑えられそうですが、襲撃者はまだ居るようですね」
更に飛来してきた娯空に向かって、フィーナ・ユグドラシア(望郷の探求者・g02439)は飛翔し、白雪の名を冠する〈白銀の長杖『シュネーヴァイス』〉を構えた。
「どこから来たのかは今回は関係ありませんし、気にせず退治するのみです」
先端の宝玉に魔力が宿り、周囲にオーロラの領域が発現していく。
「精霊達よ、どうか、私に力を貸して。共に歌を紡ぎ、その想いをもって極光の導きと成し、我が敵を討ち果たせ……!」
紡がれる歌に魔力がオーロラと一体化し、『精霊達の四重奏・極光の波動(セイレイタチノアンサンブル・オーロラウェーブ)』の波動が放たれる。
「さてさて、本命に行く前に、うざったいお猿軍団はさよならしてもらわないとですね。いや、本当にその毒霧手榴弾はうざったい。文字通り、凍らせよう」
メーラーデーモン『サフェル』を呼び、アルマニア・シングリッド(只今、絶賛修行中の元一般人な空想召喚師・g00802)は『幻雪雹霜(サモン・エイジネーション)』を発動させる。
空想召喚する魔術は、古びた革張りのルーズリーフ手帳『我ハ古キ識者ノ記憶ナリ』から引き出した一遍。
「幻は氷や雪の様に、儚くて綺麗なものなんですよ?こんな風にねっ―――サモンっ!」
技の気配に、娯喰はどこに隠していたのか大量の手榴弾を撒き散らす。
たちまち、辺りは手榴弾から噴き出した毒に汚染されるが、一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)と一ノ瀬・綾音(星影の描き手・g00868)がクリーニングを施し空気の清浄化を図る。
「わーお、婚活の次はチンピラ登場かぁ。今日もTOKYOエゼキエル戦争はカオスなことだねぇ」
2枚の回転鋸刃が銃剣の如くつきだした〈DCブラスター〉を、慣れた身のこなしで腰を落とし建物の影より砲口を向け、燐寧は砲撃姿勢に。
「たださぁ、空中から手榴弾で爆撃してくんのはフツーに厄介なんだよぉ」
「お姉ちゃんまであと少しってところで邪魔なんだよ、さっさと消えてもらおうか! こちらも思う存分暴れさせてもらう!」
綾音は飛来する手榴弾を視界にとらえ、高速詠唱を始めた。
味方の位置に気を配るフィーナの配慮に合わせ、ディアボロス達は攻撃を重ねていく。
「アッチが飛ぶならアタシも! 空のステージで勝負と行きましょ!」
ソラは、大きなリボンのついた青い〈拡声杖『レゾネイト』〉を振るい魔力をチャージすると上空へと向ける。
飛翔しながら放つのは『正念と白光の流星散砲!(ハイライトステージ・メテオクラッシュ)』。その恒星のような輝きは、一気に拡散する。
「ふふん、まるでアタシみたいな輝きよね! でも見とれていたら、怪我じゃ済まないわよ!」
流星の如き魔力の砲撃が、敵の頭上へと降り注ぐ。
「ふふん、雷よりも輝いてるでしょ! これが裁きの光ってヤツよ!」
光から逃れようと金斗雲で上空へと逃れれば、その軌道を読んだ燐寧は、飛び出した娯喰に『闇雷収束咆・赫炎光(プラズマ・ダーク・ハウリング・ブラスト)』を放った。
「バビューンっていくよぉ! あはっ、暴走の続きは地獄で楽しむんだねぇ!」
複数を巻き込むよう、扇状のプラズマビームが薙ぎ払う。
「凍てつかせる吹雪。どんなに毒を広げようとも、凍らせればもーまんたいです」
少し周囲の風が涼しくなるが、問題ないだろうとモノクルの奥でアルマニアの目が細められた。
「あ、私の味方の炎で氷が解けると喜んだ方? 実は相互作用で爆破するようにも仕掛けているので、これに捕まった時点でサヨナラ確定ですよ」
氷雪の魔術による幻が、辺りに広がっていく。
バラバラと手榴弾から撒き散らされる毒に、綾音は風の魔法を紡ぐ。
「複製とはわかってても、色々絡んでみたいんだから! ユール君いくよ!」
どこか中性的な容姿の銀髪の吸血鬼であるユール・グリュック(祝福の歌い手・g07361)に声をかければ、軽く深呼吸し〈ヘッドセットマイク〉に片手を添え、ビシッともう片方の手で娯喰を指さした。
「よし、そこのお猿さん、僕と勝負だ! 神様への祈りの歌。荘厳な祈りの歌は英雄召喚の歌さ!」
綾音の『風魔法:色欲なる風(ブラストウインド・ラスト)』に乗せて、ユールが響かせるのは讃美歌による『ヒロイックシンフォニー』。
創造されたのは、風を操る幻影英雄達。
「多数の英雄の剣戟で攻撃だ! 剣戟の風で毒ガスも追い返してしまえ!」
「君たちには用はないんだ!」
並ぶ二人の攻撃が巻き起こす風は娯喰に、毒を押し返す。
「くそっ、怯むな! かかれかかれー!」
「近づけねぇなら、遠くから狙えばいい!」
そう次々と、残る娯喰は弓を番えはじめた。
「さてさて、どっからどう見てもお猿さんな方を倒していきましょうか」
〈刀琴弦〉の音に魔力を乗せ、召喚するのは無数の銃。
「そちらが魔力の矢であればこちらは魔力の銃弾、ですわよ」
『喚来鳴音弾丸銃雨(ヨビテキタルハオトナルダンガンノジュウノアメ)』を、白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)は発動し。
さっきのことは忘れてもらうとしてと、大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)は小さく零し。
「好き放題やってくれるな。道を拓くためにも……力になれることがあるなら、俺は俺に出来ることをする」
〈妖刀『藍雪花染』(アイセツハナソメ)〉を抜刀し、碧の気を放たせ。
「さて……ここからは僕も、殲滅に協力していきますよ。ゴミが我が物顔で歩き回っているのは不快ですからね」
周囲の自然エネルギーを取り込み気功を成した奉利・聖(クリーナー/スイーパー・g00243)は、銃撃の雨と共に走り出す。
「出来るだけ掃除して、世界を清潔にしなくてはいけない。行きましょうか、素早く撃滅しましょう」
───『軽気功』
まずは相手の懐に届くまで。
聖と恭弥が、娯喰との距離を詰めていく。
いくつもの『瞬迅』の矢が放たれ、届く前に蛍の放つ銃撃に撃ち砕かれ、落雷を落としていく。
「やはりお猿さん……でしょうかね……?」
離れた場所で撃ち落とせば、落雷を呼ぶ矢も大した脅威ではない。
当然すべてを完全に落とすことは出来ないが、対処できない攻撃ではない。近接攻撃に持ち込めないからと、矢だけに頼った時点で愚策なのである。
「怖くないですし、何ならあなたも巻き込まれるのでは?」
そこまで考えが及ばないから、猿なのだろうか。
「自動追尾の矢など、対処は簡単です。矢よりも早く動き続ければ良い」
技の切れ間を狙い、一気に肉薄した聖は『軽気功(スピードオソウジモード)』で向上させた動きで、相手の一手先を読み捌き、そのギラついた眼をつき怯ませ。
「……よし、盾にしてやりましょう」
自動追尾する矢をあえてひきつけ、当たる瞬間スルリと入れ替わるよう動けば、目標を違えた矢は娯喰を射貫き雷撃を落とす。
「ゴミの為すことは実に単純で読みやすい。己の力に溺れ、消え去るがいい」
同志討ちの様に、落雷がいくつも轟く。
その落雷と矢の間を、縦横無尽に飛翔で抜け、蛍の銃弾の雨を追い風に、恭弥は『神蝕呪刃』の刃で娯喰を断ち切る。
「本人じゃないけれど、大切な人の姿をした敵が目の先にいたら……俺でさえ躊躇うこともまだあるのに」
中身が違っても、本物でなくとも、同じ姿というのはそれだけで脅威。
心を騙し頭で理解しても、身体がついてこないことだってあるのだ。
声は届いているのだろうか、蹴散らされていく部下を見下ろすスメラギに、彼女の姿はどう映っているのだろうか。
「最後に勝つのは英雄だからね! 敵役はさっさと道を開けるんだよ! 僕達はこの先にいる女性に用があるんだからさ」
飛び掛かる娯喰を幻想英雄が貫き上げ、突風がその金斗雲を搔き消し巻き上げる。
「綾音ちゃんはその奥の……お姉ちゃんに会いたいの! 通して!」
無防備に宙に放られた娯喰に、あがくすべは殆どない。
必死に矢を魔力をこめるが、放つより早く蛍の銃弾と燐寧のプラズマビームがそれを許さず娯喰を撃ち抜いてく。
矢は明後日の方へと流れ。
「俺が……俺の、大切な人たちの邪魔はさせない……!」
呪詛を帯びた藍雪花染の一刀が、娯喰の身体を見事に両断した。
断末魔の悲鳴もなく朱を零し崩れる娯喰の向こう、流れていった矢が虚しく屋上に落雷を落とした。
仕方なくといった空気を漂わせ、落雷落ちる屋上より静かにスメラギが降り立つ。
「さてと、それじゃそろそろご対面と行きましょ!」
言葉はなく、悪魔の手を中心にアークデーモンの力が溢れるように迸った。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【避難勧告】LV1が発生!
【水面歩行】LV1が発生!
【飛翔】がLV3になった!
【熱波の支配者】LV1が発生!
【使い魔使役】がLV2になった!
【アイテムポケット】がLV3になった!
【プラチナチケット】がLV2になった!
【照明】LV1が発生!
【クリーニング】LV2が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
【腐食】LV1が発生!
効果2【アクティベイト】LV1が発生!
【ダブル】がLV2になった!
【グロリアス】がLV2になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV3になった!
【先行率アップ】がLV5になった!
【ダメージアップ】がLV7になった!
【ガードアップ】LV1が発生!
エレナ・バークリー
【クロパラ】
綾音のお姉さん――のアヴァタール級ですか。本人ならともかく分身体なら、遠慮なく全力でいけますね。
その御自慢の悪魔の手に対して、「水使い」で『生命の水滞らば死水へと』を行使。血管に血栓を作って、急性の梗塞状態にしてあげましょう。
これでもう、右手は使い物になりません。下手に使うと壊死しますよ。
といっても、反撃してきますよね。
バックラーで受け止め、インパクトの瞬間に大きく後ろへ飛んで。
スメラギさん、あなたはもうここまで。最期はふさわしい人が終わらせてくれますよ。
どうですか、綾音。本人でないのが残念?
いつか来る宿縁邂逅の日まで我慢ですよ。お姉さんを取り戻すのはその時です。
その時には一緒に。
アルマニア・シングリッド
【クロパラ】
あの赤黒い片腕から感じる力的にも一筋縄ではいかなそうだね
さーて
気合入れていくよ
サフェル
飛翔で機動力を確保・撹乱しつつ
早業・高速詠唱で接続召喚を使用
得た情報を元にカウンターと綾音のサポート
少しでも戦闘の対処法がわかればいいな
(情報収取・看破・全力魔法等
それ以外の情報を得られたら
要チェック
(観察・臨機応変等
……分身であろうと綾音の大事なお姉さんなのは変わらない
誰がどう言おうと
歴史の本当の結末が変わることになろうと
この結果は酷だと
聞こえる慟哭から感じ取る
……接続召喚でわかった事は後にしよう
恭弥さん、あの子の傍へ
それだけでも力になるから
乗りかかった船
最後まで付き合うよ、綾音
アドリブ
連携歓迎
百鬼・運命
【クロパラ】
アドリブ絡み歓迎
悪鬼粉砕撃で正面から右腕を迎撃。技能値で有利を取りつつ立ち回る
さてと、どうやら一ノ瀬さんのお姉さん…を乗っ取った悪魔の分身体か。
やりにくいのは分かるけど、まずは分身体を倒してしまわねば、本体にたどり着けん。一ノ瀬さんを叱咤してとっとと倒してしまおう。
それなりに長い間エゼキエルでは戦っていれば、身内が悪魔に乗っ取られたなど新宿島漂着前にも割とよくあった修羅場。手を緩める理由にはならないな。
もっとも…分身倒して本体倒せば乗っ取られた事を無かった事に出来るんだ。ベリーハードがノーマルモードになったぐらいには難易度は低下しているさ
「足を止めなければ」という注釈はつくがな
フィーナ・ユグドラシア
※アドリブ、連携ok
※【クロパラ】同行
※ネメシス形態使用
綾音さんの血縁者の可能性、ですか。
恐らくあれは本体ではない。でもこの遣り取りは、何かの切っ掛けになりますかね?
退治はしますが、一先ずはこの邂逅を見守りましょう。
まず飛翔して機動力を確保。
基本的には、距離を取り『聖槍』での射撃戦。味方への誤射に注意しつつ、敵の足止めと前衛の援護に努めます。
敵の砲撃が右手起点なら、敢えて右手を狙い砲撃妨害を試みますか。
敵の砲撃に対しては、位置取りに注意しないと近くの味方を巻き込みそうです。
一箇所に立ち止まらず動き続け、狙いも絞らせないよう試みますが、避けられない時は、なるべく他の味方を巻き込まぬよう努めます。
一里塚・燐寧
【クロパラ】
アヴァタール級は所詮偽者、こっちのことなんか知りやしない
……分かっちゃいても、ああなるよねぇ。しょうがないことだよぉ
恭弥くん、綾音ちゃんのことしっかり見てあげてっ!
有難いことに、こちとら人の顔したモノ斬るのにゃ慣れててねぇ
勇気を胸に怯むことなく、≪テンペスト・レイザー≫を手に敵に迫るよぉ
そして目立つ右手に向けて、『呪式:粉骨砕神』を発動して斬りかかるねぇ
綾音ちゃんもあそこを狙いたがってる──あたしの一撃で注意を引き付けちゃおう!
さぁさぁ、ギャリッギャリに削っちゃうよぉ!
反撃に対しては、【未来予測】で射線を読んで急所への直撃を避け
躱しきれない分は得物の刀身を盾代わりにガードするねぇ
一ノ瀬・綾音
【クロパラ】
お姉ちゃん、私がわかる!?妹の一ノ瀬綾音だよ!?
その見た目……もしかしてアークデーモンに浸食されているというの?
もっと近くに行けば、綾音ちゃんがわかるかな?
相手によく見えるような位置に行きながら【輝く氷の連斬撃】で零距離まで行きながら斬る。
アークデーモンの力が出まくってるその右腕をどうにかすれば……何か起きるんじゃあ……!?
……ダメ、なの?もう、クロノヴェーダに堕ちて……綾音ちゃんがただの敵にしか見えてないの……?
それともこれがただの複製にしか過ぎないなら……!
きっと最後の一撃と共に綾音ちゃんは絶望、慟哭する。
複製とはいえ、自分の姉を殺した。その仇は他でもない自分だったのだから……
白水・蛍
アドリブ・連携歓迎
ネメシス発動。
……そうですか、貴女が綾音さんの。
ですが、今は貴女は私達の敵です。
手は抜きません。
と【喚来変応炸裂魔力砲撃】を発動します。
相手に爆発する魔力弾丸を飛ばして攻撃します。
触れれば爆発する弾丸。それを細かくして当て続ける事で爆発させ続けて、撹乱と拘束をし続けます。
この戦いを終わらせるのは私ではなく彼女ですから。
ならば私は補助に徹するのみ、ですわね。
大和・恭弥
【クロパラ】
望むなら、分身体でも対話をさせてあげたい
本人以外、記憶は共有しないと聞くけれど、でも。
俺が当事者ならそう望むと思うんだ
相手は飛行能力があるはずだ
こちらも戦闘は飛翔を借りて行動しつつ、時間稼ぎに努めよう
藍雪花染の呪詛を解放し、結界を展開
相手からの攻撃は綾音ちゃんや仲間との間にダメージ軽減の結界を創る
邪魔せず間に入り、秘技「虚無剣・花染雪ノ抹消」を発動。相手の攻撃や反撃を虚無の空間に呑み込む
晴彦も呼び彼女の徹底援護を
悪魔の手でも斬ることに抵抗はあるけど--俺の苦痛なんてどうでもいい
今は出来る限り支えになりたい。
戦闘後はただそっと彼女の側に。
慟哭に胸は痛む…抱きしめたい衝動を躊躇うほど。
ライカ・ネイバー
連携アドリブ大歓迎
(戦闘中はダッシュ、ジャンプ、空中戦、地形の利用で常に走り回ります)
【クロパラ】
わぁおー……これはちょっと真面目にやった方がいいかなぁ。
なんやかんやは皆にお任せして、お手伝いに専念しますか〜
まずは右手に向け射撃して牽制っすね、とことん嫌がらせしましょ
チクチク邪魔しながら接近したところで《改変:多重起動》発動!エンジンを唸らせながらぶった斬りに行きますよ〜
その右手ね……目立つし狙われたら警戒しますよねぇ
てな訳で敢えての右手以外狙い!
踏み込み・斬撃のタイミングをずらし【フェイント】、【ダッシュ】での回り込みを駆使して攻撃を躱しながらバッサリ斬って行きましょん
ソラ・フルーリア
【クロパラ】の皆と!
※連携アドリブ歓迎します
分身と言ってもお姉ちゃんなんでしょ?
お話するならアタシは邪魔しないわよ!
ま、後々嫌になるくらい話す事があるかもしれないけど!
それが終わったら、本物に出会う為にも此処でキッチリ倒しましょ!
(ネメシス化により、四肢に赤い呪紋が浮き出る!)
それにしても凄い腕!
【飛翔】しつつレゾネイトからの「誘導弾」で牽制して、動きを制限するわ!
相手の攻撃も動きを「観察」して【未来予測】も使いつつ飛翔の速度で回避よ!
そしたらコッチの番!
レゾネイトをレゾネイト・エッジに変化させて、【鮮烈と断裁の光刃一閃!】でフィニッシュ!
ココから長くなりそうね!
でも、アタシ達が一緒よ!綾音!
幾ヶ谷・安里
ネメシスモードにより、髪は黒く染まり、羽は赤黒く腐りボロボロになっていく。
後は、あんたか。
人の姿で悪魔の右腕。なるほど、ひょっとしたらその右腕を斬り落とせば君は大人しくしてくれるのかな?試してみるか。
【飛翔】し【壁歩き】、相手の攻撃を回避しつつ相手の死角からの攻撃を意識しよう。【観察】し【看破】しろ、相手の死角、隙を見逃すな。そこへ【連撃】を叩き込み、【呪詛】と【ハッキング】をもって相手の右腕を機能停止させよう。人形を右腕に纏わりつかせ、天切をもってその腕を斬り落とそうと狙う。
その右腕がやはり暴れん坊のようだからな。少し大人しくしてもらうよ?
●抗う心
ショートカットの金色の髪の下から、アークデーモンの力に蝕まれた瞳が覗き、異形化した悪魔の手が見える。
『抗いし者『スメラギ』』は人であった。
彼女は、そのクロノヴェーダになった者の力の一端、量産された複製の1人。
「お姉ちゃん、私がわかる!? 妹の一ノ瀬綾音だよ!?」
スメラギの姿に、思わず一ノ瀬・綾音(星影の描き手・g00868)は、身を乗り出した。
今にも飛び出していきそうな、彼女の様子に、大和・恭弥(追憶のカースブレイド・g04509)は、いつでも彼女に手が届く位置で、そっと見守る。
(「望むなら、分身体でも対話をさせてあげたい。本体以外、記憶は共有しないと聞くけれど、でも……」)
きっと、姿は本人と変わらないのだろう。
(「俺が当事者なら、そう望むと思うんだ」)
「恭弥くん、綾音ちゃんのことしっかり見てあげてっ!」
ここは、動ける者が斬り込んでいくところ。
「有難いことに、こちとら人の顔したモノ斬るのにゃ慣れててねぇ」
一里塚・燐寧(粉骨砕身リビングデッド・g04979)は、鋸刃を持つ大剣〈テンペスト・レイザー〉を唸らせる。
「アヴァタール級は所詮偽者、こっちのことなんか知りやしない……分かっちゃいても、ああなるよねぇ。しょうがないことだよぉ」
飛び出した燐寧に続くように、フィーナ・ユグドラシア(望郷の探求者・g02439)はネメシス形態となり翼を広げた。
「綾音さんの血縁者の可能性、ですか。恐らくあれは本体ではない。でもこの遣り取りは、何かの切っ掛けになりますかね?」
燐寧の攻撃を援護するように、放つは『暁光の聖槍(ギョウコウノセイソウ)』による具現化した光の槍。
迫る攻撃の気配に、バチリバチリと弾ける様にアークデーモンの力が溢れ出し右の悪魔の手に集まっていく。
その中心を狙うよう光の槍は貫き、集まったエネルーギーを分散させ、注意をひく。
「その右手ね……目立つし狙われたら警戒しますよねぇ。てな訳で敢えての右手以外狙い!」
素早く逆サイドより駆けこんだ、ライカ・ネイバー(エクストリームお手伝い・g06433)が、片手半剣型チェーンソー剣〈鎖刃剣『クリムゾン・ハウンド』〉のエンジンを唸らせながら、『改変:多重起動(モディファイ・ストレインスターター)』を発動。
「なんやかんやは皆にお任せして、お手伝いに専念。ぶった斬りに行きますよ〜」
振り下ろされた刃に、スメラギの反応は一瞬遅れたものの、まるで腕そのものに意志があるような勢いで右の悪魔の手が、鎖刃剣を掴み軽々と彼女の身体ごと持ち上げ地面に叩きつけた。
追撃が来る前に、一旦距離を取るも中々油断ならない。
「わぁおー……これはちょっと真面目にやった方がいいかなぁ」
そんなことをライカが口にしていると、今度は再びスメラギの悪魔の手にアークデーモンの力が集まり放たれる。
『カオティックブラスター』が狙うのは上空のフィーナ。
その一撃はフィーナを吹き飛ばし、解体しようとする。
「力無き者は、散るだけ。いくら集めても、弱い者は弱いのよ」
冷たく感情を押し殺したような声だった。
それは散っていった娯喰を始めとしたトループス級のことなのか、はたまたディアボロス達のことを示しているのか。それは分からない。
彼女は弱さを否定した。
「それは、あんたもじゃないか?」
ネメシス形態となり、髪は黒く、羽は赤黒く腐りボロボロと散らしながら、幾ヶ谷・安里(無巡・g02632)は、人形〈無我〉を取り出した。
十指の糸を繰り、『ダンスマカブル』で無我を踊るが如く操り右腕に纏わりつかせる。
「人の姿で悪魔の右腕。なるほど、ひょっとしたらその右腕を斬り落とせば君は大人しくしてくれるのかな? 試してみるか」
妖刀〈天切村正〉を手に。
「その右腕が、やはり暴れん坊のようだからな。少し大人しくしてもらうよ?」
腕を斬り落とそうと狙えば、スメラギのアークデーモンの力がより強まり、苦悶の声をあげた。
「その見た目……もしかしてアークデーモンに浸食されているというの? もっと近くに行けば、綾音ちゃんがわかるかな?」
原因はその悪魔の手のせいか、苦しむ声は綾音には助けを求めているようにも聞こえた。
「あ、あああああああぁぁぁっ!!」
アークデーモンの力は周囲を巻き込みながら、『デモニックランブル』を振るう。
「……そうですか、貴女が綾音さんの。ですが、今は貴女は私達の敵です」
こちらは髪が黒からオーロラのような美しい色彩、ネメシス形態に。
白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)が〈妖弓琴〉の弦を弾き、音を響かせる。
「手は抜きません」
呼び出すのは音に魔力をのせた、魔力塊。
『喚来変応炸裂魔力砲撃(ヨビテキタルハカワリテハレツスマリョクホウゲキ)』、その塊を細分化し、魔力弾丸として蛍は放った。
スメラギに触れた弾丸は次々と爆発し、その動きを牽制し。
爆煙を切り裂いて、燐寧が『呪式:粉骨砕神(ヘクスアーツ・ボーンシュレッダー)』を振り下ろし、右の悪魔の手を狙う。
「綾音ちゃんもあそこを狙いたがってる──あたしの一撃で注意を引き付けちゃおう! さぁさぁ、ギャリッギャリに削っちゃうよぉ!」
激しく回転するテンペスト・レイザーは腕を落とそうと、刃を食い込ませる。
「どうやら一ノ瀬さんのお姉さん……を乗っ取った悪魔の分身体か。やりにくいのは分かるけど、まずは分身体を倒してしまわねば、本体にたどり着けん。そうだろ、一ノ瀬さん!」
百鬼・運命(人間のカースブレイド・g03078)は相手の懐に飛び込み、全身の膂力を籠めた、『悪鬼粉砕撃』の強烈な一撃を決めた。
悪魔の手に普通の骨があるか謎だが、鈍い粉砕する音が響く。
「それなりに長い間エゼキエルでは戦っていれば、身内が悪魔に乗っ取られたなど新宿島漂着前にも割とよくあった修羅場。手を緩める理由にはならないな」
「分身と言ってもお姉ちゃんなんでしょ? お話するならアタシは邪魔しないわよ!」
ま、後々嫌になるくらい話す事があるかもしれないけど。
その間の攻撃ぐらい抑えてあげるわよと、ソラ・フルーリア(歌って踊れる銀の星・g00896)は、その四肢に赤い呪紋を浮き上がらせネメシス形態に。
「それが終わったら、本物に出会う為にも此処でキッチリ倒しましょ!」
接敵するように、飛翔し〈拡声杖『レゾネイト』〉の誘導弾で、注意を引き付け〈拡声剣『レゾネイト・エッジ』〉に変化させると『鮮烈と断裁の光刃一閃!(ヴィヴィッドステージ・オーバースラッシュ)』の巨大な光の刃は、断ち切る勢いで深く右の悪魔の手に振り下ろされた。
「ココから長くなりそうね! でも、アタシ達が一緒よ! 綾音!」
心強くソラが激励し。
「もっとも……分身倒して本体倒せば乗っ取られた事を無かった事に出来るんだ。ベリーハードがノーマルモードになったぐらいには難易度は低下しているさ」
だがここで「足を止めなければ」という注釈はつくがなと、運命が叱咤していく。
それは、綾音自身も分かっている。
キュッと色んな想いをかみしめるように口を結び、綾音は魔法で光纏う氷の羽を生やし、『輝く氷の連斬撃(ダイヤモンド・ブレイドラッシュ)』で、一気に零距離まで踏み込み氷の刃で斬りつける。
主の命で、恭弥のクダギツネ『晴彦』が彼女の援護をいつでも出来るように、その傍らを漂う。
「アークデーモンの力が出まくってるその右腕をどうにかすれば……何か起きるんじゃあ……!?」
アルマニア・シングリッド(只今、絶賛修行中の元一般人な空想召喚師・g00802)は、モノクルの位置を直し、メーラーデーモン『サフェル』と、古びた革張りの手帳〈我ハ古キ識者ノ記憶ナリ〉を捲る。
「……分身であろうと、綾音の大事なお姉さんなのは変わらない。誰がどう言おうと、歴史の本当の結末が変わることになろうと」
どちらも苦しんでいる。
スメラギは手にしたアークデーモンの力に。いや、アークデーモンであることにか?
綾音は違うと分かっていても、大切な者と同じ姿をした敵に。
「あの赤黒い片腕から感じる力的にも、一筋縄ではいかなそうだね。さーて、気合入れていくよ、サフェル」
何度か仲間の攻撃は通りダメージは与えられている。だがそれを破壊できないのは、あの悪魔の手が、そういう力を得たものだからだろう。
クロノ・オブジェクトだと、『接続召喚(サモン・ネクソム)』は明らかにする。
壊せない。やはり断つしかないのだ……。
「《検索》、《解析》確認。コード「古書目録」、承認完了。何事もまずは「識る」為の一歩からっーーーーサモンっ!」
まだ得られることはあるかもしれないと、パラドクスをぶつけて。
スメラギは悪魔の手を伸ばし、そのエネルギーを放ち叫ぶ。
「解っていない、貴方達は。護る為には、このままでは足りないのよ!」
より一層、アークデーモンの力が強まる。
――護る為。
誰を? そして、何を……?
きっとこのスメラギが言う護ろうとしているものは、彼女より上位の悪魔のことであろう。
だが、護ろうとするそのことが、元になった誰かの心なのかもしれない。
「その御自慢の悪魔の手、血管に血栓を作って、急性の梗塞状態にしてあげましょう」
外からの攻撃で簡単に砕けないならと、エレナ・バークリー(アブソリュートウィッシュ/エレメンタルキャヴァリエ・g00090)は、『生命の水滞らば死水へと』を行使した。
「肉の器巡りし生命の赤き水よ。凝りて止まれ。止まりて腐れ。板戸一枚、下は奈落。生命は死の上に立っている」
水使いの技とオーラを操作し、エレナは血液を操り、内部から蝕む。
悪魔の手そのものが無事でも、動かす身体が伴わなければ、それは相当の苦しむとなるだろう。
「綾音のお姉さん――のアヴァタール級ですか。本人ならともかく分身体なら、遠慮なく全力でいけますね。これでもう、右手は使い物になりません。下手に使うと壊死しますよ」
「ああぁぁぁぁっ!!」
髪を振り乱し、苦しみに声を上げスメラギの右手はエレナに振り下ろされる。
咄嗟に〈バックラー〉で受けるも、あまりの衝撃に腕が痺れダメージによろめく。
「……ダメ、なの?もう、クロノヴェーダに堕ちて……綾音ちゃんがただの敵にしか見えてないの……? それともこれがただの複製にしか過ぎないなら……!」
綾音に向かって放たれたエネルギー砲を、〈妖刀『藍雪花染』(アイセツハナソメ)〉の呪詛の力が解放され虚無の空間が広がり呑み込んだ。
『秘技「虚無剣・花染雪ノ抹消」(ヒギ・キョムケン・ハナソメユキノマッショウ)』の一太刀が砲撃ごとスメラギの腕を肩口から斬り飛ばす。
正確には悪魔の手ではない。人であった部分を、斬ったに過ぎない。
刀から伝わる感触は、斬ったものが人であると突きつけてくる。
(「悪魔の手でも斬ることに抵抗はあるけど――俺の苦痛なんてどうでもいい。今は出来る限り支えになりたい」)
砲撃の余波が通り抜け、恭弥の頬に一筋傷をつけ髪結を断った。
「スメラギさん、あなたはもうここまで。最期はふさわしい人が終わらせてくれますよ。
どうですか、綾音。本人でないのが残念?」
エレナの声が、止まりかけた身体に血を巡らせる。
もしかしたら姉であれば複製であっても、気づいてくれるかもしれない。
何か伝えてくれるかもしれない。そんな期待も、どこかにあったのかもしれない。
だが動かなければ、大事な誰かが傷つく。
その事実に気づかない彼女ではなかった。
「ぐっ……ディアボロスめ。しかし、ここで力を削がなければ、私達の区の脅威に……!」
肩口から流れる血と共にアークデーモンの力が放出されながら、傷口では無理やり人の肉が組み換えられ続け、まるで悪魔の手を再生しようと試みているようにも見えた。
スメラギは、左の手で切り落とされた悪魔の手を掴むと、形振り構わず襲い掛かった。
アークデーモンの力が流れ込み、再び悪魔の手は動く。
歪に醜悪に、身体中から溢れる力をそこに集めて。
スメラギの力が放出される刹那、皆の攻撃が重なり放たれた。
恐らく、全員の攻撃が届いたはずだ。
「マクスウェル様、申し訳ありません……」
スメラギの背には氷の刃が生えており、綾音の羽が消えるのに合わせ砕け消え、スメラギの身体は力なく崩れ落ちた。
スメラギの最後の言葉も、彼女に向けられることはなかった。
声なき彼女の慟哭がビルの谷間に響く。
皆が少しずつ背負ってくれた。でも、殺した……。
複製とはいえ、自分の姉の姿をした者を。
――自分の姉を殺した。その仇は他でもない自分だったのだから。
この結果は酷だ。
彼女の慟哭に、アルマニアは軽く目を伏せた。
「恭弥さん、あの子の傍へ。それだけでも力になるから」
まだ複製体の一人。この後、いくつも同じように姿を現すかもしれない同じ姿の敵に、これから彼女は向き合っていかなければならないのだろう。
「乗りかかった船、最後まで付き合うよ、綾音」
優しい声が、綾音の苦しみを拭おうとする。
静かに傍らに寄り添った恭弥は、胸を痛めながら彼女へと一度手を伸ばし躊躇うと、位置を変え肩に手を置いた。
乗り越えなければならないのは、彼女自身。せめて、その時わずかでも支えになれるのなら。
目的は達成した。
これでアークデーモン大同盟の戦力は少し削れただろう。
迎えのパラドクストレインが来るまで、暫く彼らは静かに彼女の傍に居るのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【水面歩行】がLV2になった!
【無鍵空間】LV1が発生!
【隔離眼】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
【セルフクラフト】LV1が発生!
【飛翔】がLV4になった!
【熱波の支配者】がLV2になった!
【光学迷彩】LV1が発生!
【断末魔動画】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
【壁歩き】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV8になった!
【能力値アップ】がLV4になった!
【命中アップ】がLV5(最大)になった!
【ドレイン】LV2が発生!
【反撃アップ】LV2が発生!
【グロリアス】がLV3になった!
【ダブル】がLV3になった!