リプレイ
穂村・夏輝
蟲将を増やすこともできるし効率的だっていうのは分かるよ。けれど、それが復讐者の怒りにも火をつけるっていう点に気づけなかったのが愚かだよ。そこまでなりふり構っていられないのだろうけど
【水中適応】を発動させて水中から侵入するよ
「本当は残留効果が残っている間に船底から脱出とかできればよかったんだけど、いかんせん多助ける人数が多すぎるか」
前回は船の壁とかを解体して浮橋にしたりとかはできたけど、同じ事ができるか分からないし、船の周囲の地形や岸までの距離などを確認しておくよ
後は侵入できそうなタイミングを見計らって船の外壁にこっそり壁を開けて侵入するよ
相原・相真
人を、燃焼材に…?!
ふざけたことやってくれる…
でも、こうなったきっかけは俺たちが取った作戦から
なら尚更きっちりこの人たちを助けないといけないですね
【水中適応】を使わせてもらい水中から船へと接近
バレにくくなるように【平穏結界】も使っておきましょう
以前はこういう時は色々装備など準備しないといけなかったのに
…あらためて、自分たちが人の理からはみ出した存在だと思い知りますね
一応船上の警備に気づかれないよう注意しつつ、
すぐに船が沈まないであろう位置に穴をあけて船内へ侵入
囚われている人たちの所へ行きます
いきなりで驚くでしょうし、安心できるよう「助けに来ました、もう大丈夫ですよ」とでも声掛けしていきましょう
アルラトゥ・クリム
何とまあ、いけ好かない事を考えた物だね…
まあクロノヴェーダなんて、大抵は陰険でいけ好かない奴だけど。
水中適応をお借りしつつ、水面から視認出来ない深度まで潜行して移動
念の為に潜水用の方位計測具を持ち込み、目標の船を見失わない様に留意
目標に到達したら、潜望鏡で甲板を観察して
見張りの目が無いタイミングを計って穴を開けて貰い
(無闇に幾つも穴を開けると船の構造が弱まりそうなので)
その穴から船内へ侵入し、そのまま船底へ赴き
勝利の凱歌(IS:pARTs(Natumi))を控え目に奏で
皆に勇気と希望を芽生えさせつつ、助けに来た事を告げる
「さあ。世界の最後の希望が、助けに来たよ!」
アドリブ&絡み連携OK
近衛・悠
軍ってのは将一人が欠けても立て直せるのが普通だ。でも呉の水軍は違うみたいだな?人を犠牲にして勝ちを拾う、こんなふざけた作戦が成り立ってはいけないな。
【水中適応】の残留効果を使わせてもらいつつ、水中眼鏡とケミカルライトを用意。【完全視界】で視界を確保し、慎重に周囲を警戒して進む。
穴は先行の人達が空けたのを利用させてもらう。ただでさえ定員オーバーな上に特攻用の船だからな。脆い部分がある可能性がある。
船に侵入したら、大丈夫だ、助けに来たから任せてくれ、と手短に説明を。
奉利・聖
ふむ……相手は水軍ですか
水中戦はそう得意ではないのですが…おや、【水中適応】がある
大変痛み入ります…これでより動きやすくなる
では参りましょうか…十分に気を付けてね
ゆっくり、静かに。音を極力消して、波すら立たせないように
動きを小さく、かつ深い位置で泳ぐことで悟らせないのです
船底まで近づけたら小さな穴を慎重に開けて、するっと入り込みましょう
しーーーーっ…静かに、大丈夫ですから
後で必ず助けるので、今は静かに落ち着いて
敵を全て撃滅するまでは、慎重に頼みますよ
さて──ここからが重要ですよ
●死を招く船
薄く霧の漂う赤壁の川を、楼船が突き進んでいく。
それは蟲将が用意した、非道の船。
「人を、燃焼材に……!? ふざけたことやってくれる……」
「蟲将を増やすこともできるし、効率的だっていうのは分かるよ。けれど、それが復讐者の怒りにも火をつけるっていう点に気づけなかったのが愚かだよ」
呉軍は、なりふり構っていられないほど、余裕が無いのだろう。
人の命を利用した策に、相原・相真(人間のガジェッティア・g01549)と穂村・夏輝(天使喰らいの復讐者・g02109)は憤り。
(「でも、こうなったきっかけは俺たちが取った作戦から。なら、尚更きっちりこの人たちを助けないといけないですね」)
どんな理由があろうと、無為に奪われていい命などないのだから。
「何とまあ、いけ好かない事を考えた物だね……まあクロノヴェーダなんて、大抵は陰険でいけ好かない奴だけど」
「軍ってのは、将一人が欠けても立て直せるのが普通だ。でも、呉の水軍は違うみたいだな?」
陸遜を失っただけで、こうも策の質が変わるのか。
アルラトゥ・クリム(現代の魔法使い・g05088)は嫌悪感を、近衛・悠(黄昏のフィラメント・g02300)は、人を犠牲にして勝ちを拾う、ふざけた作戦が成り立ってはいけないと、怒りを抱き。
「ふむ……相手は水軍ですか。水中戦はそう得意ではないのですが……」
眼差しは冷静に状況判断する奉利・聖(クリーナー/スイーパー・g00243)は、水中適応を施してくれた夏輝に気付き。
「大変痛み入ります……これでより動きやすくなる。では参りましょうか……」
敵は警戒が疎かだと言うが、十分に気を付けてねと水中へと潜っていくのであった。
水中眼鏡とケミカルライト。さらに、完全視界と準備万端で、悠は先行した仲間の行く手を照らした。
先に進んでたアルラトゥは川の流れに逆らいながら、潜水用の方位計測具で常に楼船の進路に気を配り。相真が平穏結界を広げた。
水面に近付き過ぎないよう気を付けてはいるが、念には念を。
バレてしまえば、自分達は戦えるが犠牲になるのは無力な一般人の命なのだから。
(「以前は、こういう時は色々装備など準備しないといけなかったのに。……あらためて、自分たちが人の理からはみ出した存在だと思い知りますね」)
新宿島に着いた頃は、確か普通に泳いでいたのではないだろうか。
水の抵抗も感じない。呼吸の心配もない。そんな力に目覚めると、あの頃は誰も思っていなかったかもしれない。
川の深い所を、ゆっくり、静かに。気泡も波すら立てないよう、動きを小さく。
移動も慎重に気を使いながら、聖と相真は楼船の船底に近付いた所で、アルラトゥが潜望鏡を伸ばし、水上と甲板の敵を観察し合図する。
薄霧はあれど、見張りの目が無いタイミングを計り、彼らは水面へと近付き水上に顔を出した。
薄霧の中に、警戒し周囲を飛ぶ鋭蜂兵の影が見えるが幸い気付いた様子はない。
相手が水中に強い敵でなかったのは幸い。
直ぐに船が沈まないであろう位置に、通り抜けれるだけの小さな穴を慎重に船底部の横腹に開け、ディアボロス達はするりと船に乗り込んだ。
「本当は残留効果が残っている間に船底から脱出とかできればよかったんだけど、いかんせん助ける人数が多すぎるか」
近くの岸までは決して遠いわけではない。工夫によっては、何かできることもあるだろう。
夏輝は周囲と、中の様子を確認した。
暗い船底は異臭が立ち込め、大勢の人の気配で溢れ。濃い油の臭いが漂っていた。
「しーーーーっ……静かに、大丈夫ですから」
動揺しながらも声すら上げれない人々に、聖は人差し指を唇の前に立て、声色は穏やかに話しかけた。
「大丈夫だ。俺達は、助けに来たんだ。任せてくれ」
僅かな船底の隙間に身体を潜らせ、悠はケミカルライトで中を照らす。
思わず声に出しそうな、悲惨な光景が広がっていた。
若干折り重なるように詰め込まれた人……人、人、人が、荷のように繋がれ押し込められて。
衰弱している者、泣いている者、苦しんでいる者。
非道で地獄な光景がそこにはあった。
「あなた達は、いったい……?」
少し朦朧とした頭を押さえながら、若い先生と呼ばれていた青年がディアボロスに近付いてくる。
「今は静かに落ち着いて」
「助けに来ました、もう大丈夫ですよ」
敵は、まだ侵入に気付いていない今が好機だ。だが人々の大半は、希望を失っている。
だからアルラトゥは奏で歌う。
どこかミステリアスで壮大な曲を控えめに、勝利の凱歌として響かせる。
僅かでも勇気と希望を取り戻せるように。
「さあ。世界の最後の希望が、助けに来たよ!」
人々の目に光が戻り始める。少なくとも、こちらの話に耳を貸してくれそうだ。
「さて……ここからが重要ですよ」
敵を全て撃滅するまでは、まだまだ油断ならない。この人達の命を救えるかは、ここからが大事になるのだから。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】LV1が発生!
【平穏結界】LV1が発生!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【ガードアップ】LV2が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
穂村・夏輝
お医者さんがいるのはありがたいね。適切な処置さえしてもらえれば、【活性治癒】で弱った人達を少しでも元気にできるかな。新宿島から治療用品や衛生用品を持ち込めていたなら、それらも使って手伝うよ
「俺にもできることあれば、手伝いますよ」
【平穏結界】もあるし、多少騒がしい作業をしても大丈夫かな
脱出のための作業を人々にお願いする
「上の奴らは俺たちが何とかする。だから、脱出に協力してほしい」
船の壁などを壊して木材を調達して、それで即席の筏などを作り泳ぐ力のない者の助けにする。他に船の積荷に浮力のありそうなものがあれば、それらも利用する。
相原・相真
アドリブ・連携歓迎
縛っている縄を解いて皆さんを解放
小型の刃物や明かりを用意し、
動ける人に手伝ってもらいながら手早く行いましょう
解放が済んだら、
準備した食料と飲み物(この人たちが食べやすそうなものを調べて用意)を【口福の伝道者】を使用して増やし皆さんへ配布
この後脱出で動かないといけないですから、
しっかり食べて体力を回復させてくださいね
あとは現場をまとめられそうな人に改めて事情説明
「俺たちはこの後上の蟲将たちと戦いに行くこと」
「脱出の誘導まではできないため、適当な頃合いを見て自分たちで脱出を行ってほしいこと」などを伝えます
脱出の邪魔はさせません
だから落ち着いて、全員で協力して避難をお願いします
アルラトゥ・クリム
さて…民衆の介護は仲間に任せて。
私は『体調を害する原因の一つ』の排除に掛かろうか。
そこらに置かれている油壺に、極力一度の作業で多数を巻き込みつつ
PDで侵蝕と改竄を仕掛け、壺中の『油の存在その物』を改竄・破壊抹消し
壺の中を片端から空にして
処理済の壺を厚い布や油紙等で蓋をすれば『浮き』にも使える様にする
「油の篭もった匂いが無くなるだけでも、大分マシでしょ?」
万一PDでの処理不可時は、油壺は侵入に使った穴から片端から捨てる
油壺の処理後は、勝利の凱歌(IS:pARTs(Natumi))を
口ずさみ民衆の士気を上げつつ
沈まぬ程度に船の構造材を引っ剥がし
脱出用の即席筏や浮き板等を作る
アドリブ&絡み連携歓迎
奉利・聖
さて…まずは脱出を目指さないといけません
しーっ、静かに落ち着いて……助かる為には、慎重にいきますからね
大丈夫…冷静で在る限りは必ず助かります 約束です
まずは子供、女性、老人、その他で分類をしましょう
怪我傷病の類を抱えてる人も優先的にいきます 隠さず教えてください
…よし、メンバーの選定はできました
次に油を処理します───『朽気功』
触れれば万物は朽ちる…壺はおろか、油ですらも容易くね
触れさえすれば進行するので、これで処理します
いいですか、泳ぎの自信がある人は女性や子供を介助してあげてください。
必ず三人一組を徹底し、カバーをし合えるように
焦らず横着せず…慎重に事を勧めましょう
できますね?よろしい。
近衛・悠
酷いものだな・・・利用できるなら人の状態も問わないってことか。
俺は浮きになる板や箱を【怪力無双】で運ぶ。使えるようなら油壺も利用するか。壁を壊す必要があれば協力するし、筏づくりも率先してやる。住民達そのもののケアは任せることになるので力仕事で貢献したい。
同行者が分けてくれた住民の皆さんを介助する。ああ、今なら二人は抱えられる。動けない人はいないか?抱えて運ぶよ。今は命の危機だ、遠慮しないでいい。
ああ、俺達はこの上の黒幕を潰しに行く。確実に船は沈む為、脱出は自力でお願いするしかない。できるか?ああ、脱出の邪魔はさせない。大丈夫だ。
●揺蕩う希望
薄暗い船底の中を、穴から差し込む光とケミカルライトの灯りがほのかに照らす。
怯え戸惑う人々を落ちつかせながら、相原・相真(人間のガジェッティア・g01549)は、持ち込んだ明かりを追加し、手早く捕らわれてる人々の縄を切っていく。
お医者の先生を始め、動けそうな人達から順に。
「動けるようでしたら、手伝ってもらえますか?」
ありがとう助かったとお礼もそこそこに、彼らも小刀などを受け取り、率先して縄を解く手伝いに動いてくれる。
「さて……まずは脱出を目指さないといけません」
平穏結界の効果で気付かれにくいだろうが、落ちつかせる意味もこめ、奉利・聖(クリーナー/スイーパー・g00243)は、不安がっている人々に声をかけた。
「しーっ、静かに落ち着いて……助かる為には、慎重にいきますからね。大丈夫……冷静で在る限りは必ず助かります。約束です」
落ちついた口調で話しかけてくる彼の言葉に、少しずつ人々は冷静さを取り戻していく。
助けの手が来たのだと、自由になった人々が増える程に広がって。
「お医者さんがいるのはありがたいね。俺にもできることあれば、手伝いますよ」
適切な処置はお医者の先生に任せ、新宿島から持ち込んだ治療用品や衛生用品を渡すと、穂村・夏輝(天使喰らいの復讐者・g02109)は活性治癒を施し、応急処置の手助けをしていく。
「酷いものだな……利用できるなら人がどんな状態でも問わないってことか……」
船底の壁板や箱などを怪力無双で船が沈まない程度に壊し、近衛・悠(黄昏のフィラメント・g02300)は運び出し素材を準備していく。がない状態では時間がないが、浮き代わりにはなるだろう。
向こう側で医者の先生と、相真と夏輝が人々の解放とケアに動いている間、聖とアルラトゥ・クリム(現代の魔法使い・g05088)は、油壺の対処を始めていた。
「さて……民衆の介護は仲間に任せて。私は『体調を害する原因の一つ』の排除に掛かろうか」
「そうですね。油を処理します───『朽気功』」
聖は『朽気功(ボロボロオソウジモード)』で。
「触れれば万物は朽ちる……壺はおろか、油ですらも容易くね」
触れたものを朽ち果て崩れ去らせ、アルラトゥは『Exist Hacking(イグジスト・ハッキング)』で、捕えた油の情報に、侵蝕と改竄を仕掛け、壺中の『油の存在その物』を改竄・破壊していく。
片っ端から油を水に。そうすれば、中身を海に捨てるのも気が楽だ。
その処理済の壺を厚い布や油紙等で蓋をし、浮き代わりの道具を増やしていく。
「油の篭もった匂いが無くなるだけでも、大分マシでしょ?」
悠が出入りしやすいよう、穴を広げてくれたので、混沌としていた重い空気も入れ替わり、かなり呼吸がしやすい環境となった。
動ける人とも手分けして、残りの油壺を海へと放り、一通りの準備が整ったところで相真は、小麦粉を元に練って焼き上げた博望鍋盔を飲み物と一緒に口福の伝道者を用いて食し、増やすと人々に配っていく。
「この後脱出で動かないといけないですから、しっかり食べて体力を回復させてくださいね」
そう食料を行き渡らせながら、夏輝は医者先生と彼の周囲に集まる人達に話しかけていく。
「上の奴らは俺たちが何とかする。だから、脱出に協力してほしい」
「任せてくれ、俺達はこの上の黒幕を潰してみせるから」
解体を続けながら悠が、頼もしく応える。
これだけの素材があれば、後は必要に応じて結べばいい。
流石に全員が乗れる数の筏は作れないが、数隻であれば用意できそうだ。
アルラトゥも人々に手を貸し勝利の凱歌を、優しく響かせ彼らを元気づけながら作り上げていく。
「俺たちは、この後甲板に居る蟲将たちと戦う。その間にあなた達にはここから脱出して欲しい」
相真はこの後の流れを説明していく。
「だから脱出の誘導までは手助け出来ない。適当な頃合いを見て、自分たちで脱出を行ってほしいんだ」
「まずは子供、女性、老人、その他で分類をしましょう。怪我傷病の類を抱えてる人も、優先的にいきます。隠さず教えてください」
話を引き継ぐように、医者先生と確認し話し合いながら、聖は脱出の組を考えていく。
やはり、この先生がこの船に囚われた人の中では、中心になっているようだ。
「……よし、メンバーの選定はできました。いいですか、泳ぎの自信がある人は女性や子供を介助してあげてください」
必ず三人一組を徹底し、カバーをし合えるようにと念を押し。
「焦らず横着せず……慎重に事を勧めましょう
できますね? よろしい」
真剣に話を聞く人々に、大丈夫だと聖は微笑み。
「脱出の邪魔はさせません。だから落ち着いて、全員で協力して避難をお願いします」
無事に脱出してくれと、相真は願い。脱出準備が整ったところで、ディアボロス達は甲板へと向かうため、その場を後にし。
人々はここまでの手助けに感謝し、祈るように脱出の成功を願うのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【活性治癒】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
【無鍵空間】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【ドレイン】がLV2になった!
【凌駕率アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV2になった!
【アヴォイド】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
フロッシュ・ギルアダー
ハンミョウ、とうちゃく!さーて救出……もー終わり?じゃー、後はお前らを、ぶっ飛ばすだけだ!
使えるものを、全て使って、蹴散らすじゃん!超速で、走るぞーっ!
アンタらのボス、面白いもの、好きなんだろ?ならとくと見てけ!
【能力値アップ】の乗ったダッシュと、その速さに【ダメージアップ】を乗せた鉄鞭の貫通撃に、トンファーブレードの斬撃!面白いだろ、この速さ!
でもこれだけじゃキツい。スピーディに決めるのは、今はお預け、多少でも消耗を狙おう。
そして自分から、パラドクス【虚斬鋭刃旋】で切り込み、両断する!そこへ【ダブル】の早業で、もう1発!止めさせは、しないじゃん!
吹き飛ぶのは、アンタらだぜ。超速で彼方へ飛べ!
アルラトゥ・クリム
さーて。皆さんの希望、託されちゃったからね。
趣味の悪い蟲共を、全力で狩るよ!
船底から甲板に出ると同時に飛翔して
コネクトでサウンドユニットと『Once Again』を召喚装備
「さあ、ショータイムだ!私の歌を聴け!」
全力でサウンドを響かせ、サウンドを衝撃波に変換し
更に全力魔法でブーストして叩きつけ
更にサウンド内に仕込んだ情報ウィルスで、敵の思考や精神を破壊して
蜂共の連携を千々に乱してやる
(IS:儚くも永久のカナシ)
敵の炎は情報ウィルスで意思や思考を乱し、翅の運動を阻害して
発生した炎は衝撃波を叩き付けて散らし弱める
「託された希望は、必ず成就させる!皆で笑って、フィナーレだ!」
アドリブ&絡み連携歓迎
穂村・夏輝
まずは露払いだね
「なりふり構わない作戦を立てた時点でアンタ達はもう詰んでいるんだ」
他のメンバーは下から攻めるだろうし、俺は【飛翔】で空を飛んで上から攻撃を仕掛けて敵の注意を引こう
空から【リングスラッシャー】を飛ばして相手を蹂躙するよ
「船を燃やしちゃってもいいのかな?」
などと言いつつ相手が炎を使いづらくしそうなことを言ってみる。一応、防御用にリングスラッシャーの一つは自分の周囲に置いておくつもりではあるが
近衛・悠
必ず倒して脱出の邪魔はさせない、と約束したからな。確実に果たさないと。
まずはこの湧いてでる配下を何とかしなければ黒幕は潰せないか。全く良く湧く蟲共だ。
先行する仲間に追撃するようにして攻撃。敵軍の毒で満身創痍になる前に即急にしとめる。【能力値アップ】を活用して敵軍に飛び込み、【ダメージアップ】【ダブル】で両手に持ったナイフで的確に急所に日蝕の闇を流し込み、【ドレイン】で体力を補いながら確実に仕留める。
敵群に飛び込むので、【活性治癒】と【ガードアップ】の効果は最大限利用する。ここで仕留めないと後に響くからな。逃さないぜ。
相原・相真
下はこれでよし
それじゃあ上に取り掛かるとしましょうか
【トラップ生成】により階下から煙幕を発生させ、
それに紛れるように敵へと接近して攻撃開始
階下で火災が発生したと誤解してくれればより混乱からの隙をつけるのですが、さてうまくいくか…?
実行するときは他の皆さんにも【完全視界】を使うよう伝えておきましょう
戦闘時は敵陣に切り込み魔力の刃を纏った手刀での[斬撃]で攻撃します
階下へと向かおうとする敵への攻撃を優先
敵からの攻撃は[残像・フェイント]を利用しての高速移動で回避します
脱出の邪魔はさせないと皆さんにいいましたからね
有言実行、きっちりここで倒させてもらいます!
奉利・聖
これでようやく…心おきなく掃除を始められるというものです
我が物顔で好き勝手する廃棄物どもを、ここで絶やす
これまでの報いを受ける時間だ
誰一人として逃がしたりなどしない
なるほど、毒使いか
しかし残念…毒を持ったゴミに対する方法など、いくらでもある
──『惑乱ノ業』
デコイを向かわせ、僕は消えるとしましょう
得意になって毒槍を突き刺せばいい…それが致命の瞬間になる
ついでに【トラップ生成】で、逃がさないように脚を絡めとるスネアトラップを足元に
知覚を丸ごと潰されてはどうしようもない
一匹ずつ首を刈り取り、終わりにしてあげます
恐怖し、慄くがいい。僕達は復讐者…怒りの根源を狩るまで、決して赦すつもりはない
●怠慢な蜂
川が薄霧に包まれているのも幸いしたか、鋭蜂兵共はディアボロスの接近にも、船底の状況にも全く気付いてなかった。
だから霧が濃く、いや煙幕が漂い出したことにも気付かず視線は明後日の方向に。
「ハンミョウ、とうちゃく!」
颯爽と霧を突き抜け甲板の上に姿を現した、フロッシュ・ギルアダー(ソニック・ホリック・g00750)に、虚をつかれた鋭蜂兵は反応が一瞬遅れた。
「さーて救出……もー終わり? じゃー、後はお前らを、ぶっ飛ばすだけだ!」
敵が状況把握する暇を与えず素早く駆け、ハンミョウの顎を模したトンファーブレード〈虎兜ノ咢〉を手に。
「使えるものを、全て使って、蹴散らすじゃん! 超速で、走るぞーっ!」
勢いよく突撃した。
それに続くよう、飛翔し上空から周り込んだ穂村・夏輝(天使喰らいの復讐者・g02109)が、まずは露払いだねと『リングスラッシャー』の光輪を、鋭蜂兵に向って放ち、視線を集める。
「なりふり構わない作戦を立てた時点で、アンタ達はもう詰んでいるんだ」
十分に敵の注目を集めた所に合わせ、同じく船底から上空へと飛び出したアルラトゥ・クリム(現代の魔法使い・g05088)は、右手甲の魔導触媒〈コネクト・サーキット〉で、音響装置型魔導システム〈マギウスサウンドユニット〉を召喚展開し、手にしたレスポールタイプのエレキギターを模した〈Once Again〉を鳴らした。
「さーて。皆さんの希望、託されちゃったからね。趣味の悪い蟲共を、全力で狩るよ!」
こうして上空で音を響かせれば、脱出する人々の姿にそう簡単に気付くことはないだろう。
「さあ、ショータイムだ! 私の歌を聴け!」
全力で鳴らすサウンドが、辺りに響き渡った。
その真下、甲板を両の手にナイフを持ち、近衛・悠(黄昏のフィラメント・g02300)は敵へと突撃していく。
「必ず倒して脱出の邪魔はさせない、と約束したからな。確実に果たさないと」
まずは配下を。全く良く湧く蟲共だと、槍先を向けブンブン翅音をあげる鋭蜂兵共を見上げた。
そうしてる間にも、相原・相真(人間のガジェッティア・g01549)によりトラップ生成された煙幕は、階下より流れ出し甲板に広がり続けていた。
(「階下で火災が発生したと誤解してくれれば、より混乱からの隙をつけるのですが、さてうまくいくか……?」)
完全視界で、こちらは視覚を確保してあるので相手の動きは丸見えだ。
「これでようやく……心おきなく掃除を始められるというものです。我が物顔で好き勝手する廃棄物どもを、ここで絶やす」
踏めば吊り上げられるスネアトラップを甲板に設置し、奉利・聖(クリーナー/スイーパー・g00243)は、身構えた。
「これまでの報いを受ける時間だ。誰一人として逃がしたりなどしない」
ブンブン唸る翅音が、怒りを露わに激しく騒ぎ出した。
しかし、視界が悪ければまともに攻撃をぶつけることは出来ない。
鋭蜂兵は『蜂翅業炎法』翅より、高熱の炎を生じさせた。
「船を燃やしちゃってもいいのかな?」
間違って自爆でも狙われると厄介だ。油壺は対処してあるとはいえ、油断ならない。
避難はまだ始まったばかり。木製の船に引火すれば、良く燃え上がることだろう。
誘いにのるように炎を生じさせるということは、もしかすると、いつ燃えたとしても構わないのかもしれない。
だが、その炎が広がろうとするより速く、フロッシュが炎諸共『虚斬鋭刃旋(ソラキリエイジンセン)』で、斬り込んでいく。
「アンタらのボス、面白いもの、好きなんだろ? ならとくと見てけ!」
嵐の異能の証〈【JET】の刻印〉が輝き、風が巻き起こる。
その渦風を武器に宿し、超高速の鋭い一閃を巻き起こす。
「影も残さず、斬り捨てるっ! トンファーブレードの斬撃! 面白いだろ、この速さ!」
まだまだ行けると、船の支柱を蹴り切り返し、更に一閃。
「もう1発! 止めさせは、しないじゃん! 吹き飛ぶのは、アンタらだぜ。超速で彼方へ飛べ!」
叩き落とされた仲間の姿に、更に鋭蜂兵は翅を振るわせ、攻撃の来た方へと毒槍を突き付ける。
しかしゾクリと、霧向こうより、冷たい気配が流れ込んでくる。まだまだ暑さが残る、厳しい気候だというのに。
「凍りつけ……体も心も!!」
悠は敵群に飛び込み『日蝕の闇』を流し込む。冷たく凍る程に、冷たく……。
だがいくら完全視界のアドバンテージがあったとしても、そこは敵の手中。一体でも攻撃が当たれば、たちまち悠の位置は気取られてしまう。
鋭槍が悠を串刺しにしようと一気に集まるとこを、突如現れた聖のデゴイが代わりに受け爆発した。
──『惑乱ノ業』
「なるほど、毒使いか。しかし残念……毒を持ったゴミに対する方法など、いくらでもある」
攻撃と注意はデコイに向かわせ、肝心の聖は霧の何処かに姿を消して。
「得意になって毒槍を突き刺せばいい……それが致命の瞬間になる」
デゴイの爆発と共に、衝撃が知覚を狂わせ、まともに飛べなくなった鋭蜂兵は、甲板へと降りるしかない。
だがそこに待ち受けるのは、罠。
万全なクロノヴェーダならともかく手負いの蜂では、逃れられない。
更に響く『悪魔の甘い唇(スイート・リップ)』によって、容赦なく侵入してくる情報ウイルスが、鋭蜂兵の思考や精神を破壊していく。
それこそアルラトゥのサウンドは、蜂を千々に乱して翅を動かすことすら阻害して。
動きの鈍くなった敵を見逃さず、相真が『魔装接続:幻光閃撃(マジックコネクト・ミラージュストライク)』の手刀で斬り倒していく。
「脱出の邪魔はさせないと皆さんにいいましたからね。有言実行、きっちりここで倒させてもらいます!」
幸い、鋭蜂兵はディアボロスの撃退で手一杯。
このまま甲板に釘付けにしておけば、きっと人々の脱出は無事に終わるだろう。
「一匹ずつ首を刈り取り、終わりにしてあげます」
他へ気を散らす余裕も与えずに。
「恐怖し、慄くがいい。僕達は復讐者……怒りの根源を狩るまで、決して赦すつもりはない」
「託された希望は、必ず成就させる! 皆で笑って、フィナーレだ!」
一気にディアボロス達は畳み掛け、鋭蜂兵を倒し、そこへ笑い声が降って来た。
一番高い楼閣より、まるで高見の見物であるかのように、段煨がその目をギョロつかせる。
「ホッホッホッホッ。これは、騒がしいと思えば招かれざるお客人ですかな。それとも、あなた方も、珍しい花火の見物に来たのですかな?」
残忍な笑みを浮かべ、段煨は腹部を振るわせ甲高く鳴き声を響かせた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【無鍵空間】がLV2になった!
【プラチナチケット】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
【寒冷適応】LV1が発生!
【神速反応】LV1が発生!
【平穏結界】がLV2になった!
効果2【ラストリベンジ】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!
【ガードアップ】がLV3になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV3になった!
フロッシュ・ギルアダー
違うぜ、届けにきたんだ……アタシ達がお前の悪趣味を、花火みたく派手に打ち破る、格別な結末をね!
来い、【バルダラック】!嵐の牙と、衝撃波の咆哮を、戦場に咲かせろ!
パラドクスには牙蟲で対応するけれど、それだけじゃ足りない。残留効果をフルに乗せた、スピードで勝負だ。
【能力値アップ】でダッシュのスピードをより高め、牙蟲の援護を受けながら、【神速反応】を頼りに人形の間を駆け抜けつつ、残像を作りながら動く。少しは撹乱できるはず!
近くにこれれば武器を構え、少し離れたなら突撃の構えを取る。そして【ダブル】を乗っけた早業で、先手を取って【命中アップ】した貫通撃と、牙蟲の斬撃をぶちかまし、一撃離脱をはかるじゃん。
近衛・悠
本来こういう軍師タイプはこのような作戦には向かないだろ。得にこの様な大規模な兵器を動かす作戦ではな。戦場に直に立って部隊を指揮する軍将がいないのか。本当に呉は将不足なんだな。
姑息な策を撃ってこようと無駄だ。土石流が来るのがわかってるならリピートペインでそのまま返してやるぜ。更に【ダメージアップ】でお返しの分んのダメージを倍増させた上で【毒使い】【呪詛】【気絶攻撃】【貫通撃】もおまけにつけてな。
逃走を試みる様なら【トラップ作成】でトラバサミを作成して阻止。
住民達は貴様達が好き勝手に扱う様な駒じゃない。俺は勝手な理屈で生命奪うような奴らが何より嫌いなんでな。無様に死んでいけ!!
●蟲船
段煨は、見るからに軍師や政治家といった、装いの蟲将であった。
「違うぜ、届けにきたんだ……アタシ達がお前の悪趣味を、花火みたく派手に打ち破る、格別な結末をね!」
高みの見物をしている段煨に、フロッシュ・ギルアダー(ソニック・ホリック・g00750)は、宣言すると同時に『契約召喚・牙蟲【バルダラック】(ガチュウバルダラック)』を発動する。
「来い、【バルダラック】! 嵐の牙と、衝撃波の咆哮を、戦場に咲かせろ!」
内なる暴風の異能の根幹をなす異形の1体。
歪な牙を持った巨蟲をバルダラックを召喚した。
その様子に顎鬚を撫でると、腹を震わせ大きな鳴き声で、『甘言計』を響かせる。
まるで真夏に迷い込んだかのような騒々しい蝉の声が、倒れていた蜂の死体を動かし、甲板に泥人形の兵を出現させた。
「本来こういう軍師タイプは、このような作戦には向かないだろ。得にこの様な大規模な兵器を動かす作戦ではな」
近衛・悠(黄昏のフィラメント・g02300)は、攻撃を誘うように挑発し。
「ホッホッ。魏ではありませんね。ディアボロスとやらですか。ふむ、人に誘われて湧いてきましたかな?」
「戦場に直に立って、部隊を指揮する軍将がいないのか。本当に呉は将不足なんだな」
その挑発には乗らず、段煨は余裕の笑いをこぼす。
甲板に溢れた泥人形と死体の間を駆け回り、残像を残す程の速さでフロッシュが牙蟲の斬撃を届かせ飛び退いたところに。
沸き起こった『土石流計』が、飲み込もうと広がる。それを模倣するよう、悠は『リピートベイン』で再現する。
「姑息な策を撃ってこようと無駄だ。そのまま返してやるぜ!」
甲板はたちまち上下に広がる土石流で溢れた。
やはり、いつ船が沈んでも構わないのだろう。まだ人々が船に残っていたらと考えるとゾッとする。
「住民達は貴様達が好き勝手に扱う様な駒じゃない。俺は勝手な理屈で生命奪うような奴らが何より嫌いなんでな。無様に死んでいけ!!」
悠は色々と技能を組みこもうとしたが、流石にただの土石流に何でも付与できる程都合がいい訳ではない。
パラドクスと違い、技能は効果的にパラドクスと紐づいてない限り、それだけでは無意味だ。ましてやパラドクスが元々持つ技能以外であれば尚更。
土石流は悠と段煨、それぞれを飲み込み死体も泥人形も、船の外へと押し流すのであった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【友達催眠】LV1が発生!
【過去視の道案内】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
奉利・聖
……ふーむ、なるほど。
その出で立ち、正しく軍師や参謀といったものでしょうか
だとすると……少しばかり可哀そうに思えますね
呉はよほど人手不足のようだ お前のような無能を使わなければならないのだから
土石流が来ることは、分かっています
だから準備していましたよ──魔力充填、式を展開
侵されざる護りにて、害悪に相応の報いを──『殉教者ノ願イ』
誰にも被害は出さず、そして反射にて……土石流をお返しします
飲み込まれてしまえ これも自業自得というものだ
あぁそうだ 【トラップ生成】で逃げられないようにもしておきましょう
言った通りの能無しでしたね
稚拙な策に憐れな最期…ゴミにはお似合いの末路でした
アルラトゥ・クリム
んー姿格好が軍師然でも、中身もそうとは限らないしね。
だからと言って、前線指揮官が向いてるとも思えないけど。
ま…季節外れの花火は見られないよ。皆と約束、したからね。
皆大体、土石流対策かあ…
確かに引っ繰り返すなら、一番爽快だもんね
それじゃ私も、一口乗せて貰おうかな
発生後の土石流を引っ繰り返すのは皆に任せ
自身はPDを用いて空間自体にハッキングを仕掛けて情報収集し
敵が土石流を発生させる空間地点を看破
当該地点をPDでハッキングして改竄し、土石流の発生地点をズラし
土石流が段煨本人も巻き込んで発生する様、改変して発動させる
「世界その物を侵蝕して改竄する魔法使いの力、甘く見ないよーに!」
アドリブ&絡み連携歓迎
穂村・夏輝
例え軍師として有能だとしても、そんな性格のやつの部下にはなりたくないね。どうせ部下がやられても単に戦力が減ったくらいしか思っていないだろう
土石流に巻き込まれないよう、【飛翔】で上に上がりつつ、【天雷疾駆】で魚雷を2つ放つ(元々2体対象の技だしいけるかな?もしくは【ダブル】とかで)。1つは相手に見えるように飛ばし、もう1つは土石流に潜ませて不意打ち気味にぶち込む
「珍しい花火が好きみたいだね。なら、弾け飛べ!」
魚雷を直撃させて段煨を花火にしてあげるよ
アヴァタールを倒せば排斥力で俺達は帰還しなければならない。後は船に残った人々が無事に脱出できることを祈っておくよ
●泥船
たちまち泥まみれになった甲板を見下ろし、穂村・夏輝(天使喰らいの復讐者・g02109)は、上空へと飛翔し、段煨の姿を探した。
「例え軍師として有能だとしても、そんな性格のやつの部下にはなりたくないね。どうせ、部下がやられても、単に戦力が減ったくらいしか思っていないだろう」
しかも死体まで繰る、悪趣味極まりない。
やはり流されても、そこは蟲将。蝉の翅を広げ、段煨は再び楼閣の上へと戻った。
「おやおや、着物が汚れてしまいましたね。乱暴は嫌いですよ」
これでは花火が湿気ってしまうと、ワザとらしく着物の泥を払う。
「……ふーむ、なるほど。その出で立ち、正しく軍師や参謀といったものでしょうか」
「んー姿格好が軍師然でも、中身もそうとは限らないしね」
どうだろうと、奉利・聖(クリーナー/スイーパー・g00243)とアルラトゥ・クリム(現代の魔法使い・g05088)は、思案する。
「だからと言って、前線指揮官が向いてるとも思えないけど」
「だとすると……少しばかり可哀そうに思えますね」
「ま……季節外れの花火は見られないよ。皆と約束、したからね」
それに、段煨があげようとしているは、決して花火などではない。花火などと認めない。
「呉は、よほど人手不足のようだ。お前のような、無能を使わなければならないのだから」
聖に無能呼ばわりされ、ピクリと段煨の触角が動く。
「誰が無能ですだと……」
そんなの決まってると、夏輝は『天雷疾駆(エンジェル・トーピードウ)』の魚雷を模した巨大弾頭を放った。
「駆けろ! そして敵を打ち砕け!」
宙をかけ迫る巨大弾頭に、段煨は土石流を巻き起こす。
既にその攻撃に備えていたアルラトゥは、『Exist Hacking』を空間に仕掛け、土石流の発生地点を見抜くと位置をズラすよう改変し、段煨をも巻き込む流れに変わり。
更に土石流が来ることは分かっていますと、聖が式を展開する。
「──魔力充填、式を展開。侵されざる護りにて、害悪に相応の報いを──『殉教者ノ願イ』」
〈マジックリローダ〉を破壊し、魔力を補充し『殉教者ノ願イ(マジックシールドアクトフォー)』が放たれる。
「誰にも被害は出さず、そして反射にて……土石流をお返しします」
遡るように返っていく土石流に、段煨は思わず逃げようと翅を広げた。
「珍しい花火が好きみたいだね。なら、弾け飛べ!」
夏輝の声に合わせ土石流の中より飛び出したのは、先程放った巨大断頭が一弾。
そのまま段煨を打ち上げ、爆発した炎が、翅を焦がし奪う。
「飲み込まれてしまえ、これも自業自得というものだ」
「世界その物を侵蝕して改竄する魔法使いの力、甘く見ないよーに!」
落下してくる段煨を迎えるように、アルラトゥは土石流の位置を調整し。
翅を失った段煨は成す術もなく、己が生み出した土石流の中へ。ジジっと、虚しく一声鳴き、その身体は沈み泥と一緒に流れ消えていった。
「言った通りの能無しでしたね。稚拙な策に憐れな最期……ゴミにはお似合いの末路でした」
「後は船に残った人々が、無事に脱出できることを祈っておくよ」
夏輝が言うように、後は祈るだけ。
人々は、きっとディアボロス達が手配した方法で、協力し合いながら逃げていく。
きっと、彼らが無事に脱出しきることを願って。
ディアボロス達は、訪れたパラドクストレインで帰っていくのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【植物活性】LV1が発生!
【無鍵空間】がLV3になった!
【水中適応】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】がLV4になった!
【能力値アップ】がLV4になった!
【ダブル】がLV2になった!