リプレイ
不惑・明日法
ヴァカンスかーい!
いや戦後ならともかくとして、この状況でヴァカンスって選択肢!これまでのTWタイトルだったら絶対ありえん事だわい。しかも他の選択肢選ばれたらこれ以上できなくなるわけっしょ?まあ当然の流れだろうけど。
ならばこれを選ぶのが男としての義務ってもんでしょう。ね?
で何をするかだ。場所は長江。リバーサイド。ならばやることはひとつ
ナンパ
今の私は以前のようなニートではない!一個のディアボロスである!ならばその第一歩として!女の子のひとりぐらいひっかけられなくてどうするというのだ!
いざ行かん!!
(と言ってもそこはつい最近までニートだったし、たぶんリアル女性を前にまともに話すのは無理だと思われ)
袁・雀蜂
※アドリブ歓迎
いや―、久々の故郷の大地!
何かウチら三国出身者って一度負けて飛ばされて
その結果新宿島に流れ着いたらしいけど
ウチ、正直その時の事よく覚えてないんだよねー。
まあここから挽回するためにもまずは英気を養いましょうか
(アイテムのハチミツ壺を取り出しおもむろに舐め始める)
あ!そちらさんも食べます?(同行者にも勧める)
大総・統
フハハハ!
我が名は世界再征服を企む悪の秘密結社ラグナロクが大総統!!
とりあえず、適当に列車に乗って来ては見たが、ここは中つ国だったかな?
先導者の翁に言われるがままに、ここまで来てしまったが、私は一体何をすればいいのだろうか…?
ほう、長江…いや、湘江か!?
コレは、ヴァカンスに丁度いいぞ!
組織の慰安旅行先の下見をするのも組織の長の務め!
かつて、周の呂尚は、渭水で釣りをして文王と言う大魚を釣ったという
私もその故事に倣って、釣りをするとしよう!
果報は寝て待てだ!
飛・秋
動機
なにはともあれ実戦有るのみと考え飛び込む
目的
とりあえず雰囲気に身体を馴染ませるためヴァカンスついでに軽くトレーニングをする
行動
体力を使いすぎない程度にシャドーボクシングやジョギング、懸垂やスクワットを行ってディアボロスとしての自分はどれくらいの動きができるかを確かめる。
ディアボロスになったとしても戦闘における身体の使い方は変わらないはず、良い機会だと考えて能力に溺れず型というものをしっかり思い出します。
*アドリブ歓迎
黎・月
【アドリブ・連係歓迎】
ついに私達の戦いが始まったのね
まぁ、まずは状況が整うまでは絵を画かせてもらうわ
戦争が始まるまで長江を、または長江の人々を、あるいは戦いの参加者達を様々な画調でひたすら画き続ける
山水画、水墨画、大和絵、浮世絵等々
身の回りの世話は【パラドクス】を使用して召喚した「小さな自分」にさせる
他の人への協力もそれで済ませられるなら済ませてしまう
画き終わった絵は記念に参加者に配ったりするかもしれないが、基本的に「完成度の低いもの」は配る
完成度の高いものは自分で保管する
文句を言われたらキレる
要するに自己紹介である
●ストイックなヴァカンス
群蟲三国志は荊州南部、長沙。
「ヴァカンスですか……とりあえず、雰囲気に身体を馴染ませるため、トレーニングでもしましょうか」
そう呟く飛・秋(清く正しいスーパーヒール・g00477)は、何やら手足の筋を伸ばして準備運動の真っ最中。
リング上では凶器攻撃待ったなしのヒールだが、ベビーフェイスもこなす美形の格闘家だ。
ちなみに彼女は生粋の現代人で、日本で興行を企画せんと新宿に滞在していたところ刻逆に巻き込まれ、ディアボロスに覚醒したそうな。
「なにはともあれ実践有るのみです!」
と、宣言通りトレーニングを始める秋。
まずはお得意のシャドーボクシング。そして長い川縁をジョギング、懸垂やスクワットをそれぞれ数セット——到底、作戦前の軽い運動とは思えないハードさだが、秋がこれだけ重いノルマを自らへ課すのには意味がある。
(「ディアボロスになったとしても戦闘における身体の使い方は変わらないはず」)
それというのも、ディアボロスとしての自分はどれくらいの動きができるようになったかを確かめたいらしい。
「少し疲れてきましたね……体力を使い過ぎないよう、ほどほどにしておきましょう」
戦闘前ながらこれだけ自由に過ごせるのはまたとない機会だと秋は考えて、決して能力に溺れず、それぞれの運動の型というものをしっかり思い浮かべて鍛錬に励むのだった。
どこでもどんな時代でも、体を鍛えるのが好きな人は多い。不変の趣味であり果てなき目標であろう。
これはこれで、広大な長沙の風景へ自然と溶け込んでいるのかもしれない。
●嫉妬戦士と蜂蜜少女
一方。
「いやヴァカンスかーい!!」
ビシィ! 宙に向かってツッコミを入れるのは、不惑・明日法(永遠の孤独・g02378)。
並々ならぬリア充への嫉妬心からディアボロスに目覚めたデストロイヤーの壮年男性である。
これだけ記すともはやギャグだが、実際には彼の中にもネット友達を失ったことへの復讐心が昏い炎となって燃え続けているのだ——ただ復讐相手を完全に勘違いしているだけで。
「いや戦後ならともかくとして、この状況でヴァカンスって選択肢! 歴史に残る樊城の戦いを前にして、絶対ありえん事だわい」
とはいえこの場にリア充がいないお陰か、頭を掻き毟る明日法の呟きは至極マトモなものだ。
「しかも他の作戦開始したらこれ以上できなくなるわけっしょ? まあ当然の流れだろうけど」
それでいて、しっかりと年齢故の柔軟性も持ち合わせているのか、
「ならばこれを選ぶのが男としての義務ってもんでしょう。ね?」
ちゃんと他の仲間同様、ヴァカンスに迎合するのであった。
「で何をするかだ。場所は長江。リバーサイド」
ならばやることはひとつ——そうと決めた明日法の決断は早かった。
「ナンパ」
何故。
「今の私は以前のようなニートではない! 一介のディアボロスである! ならばその第一歩として! 女の子のひとりぐらいひっかけられなくてどうするというのだ!」
何やら過去をぶっちゃけつつ、自己暗示を始める明日法。
「いざ行かん!!」
まぁ独身男性のヴァカンスの過ごし方としては、ナンパも決して間違ってはいまい。
それでも、最近までネット以外で他人と話す機会の皆無だった明日法が、いざリアル女性を前にしてまともに話せるかどうか、疑問は尽きない。
他方。
「いや―、久々の故郷の大地!」
袁・雀蜂(ホーネットガール・g01434)は、嬉しそうに伸びをして、再び広大な大陸へ戻れた感慨に浸っていた。
かつては世直しの旅をしていた、インセクティアの無双武人。
新宿島に漂着した後は、気ままに現代スイーツを満喫している腹ペコ女子でもある。
「何かウチら三国出身者って一度負けて飛ばされて、その結果新宿島に流れ着いたらしいけど……ウチ、正直その時の事よく覚えてないんだよねー」
これも、新宿島出身以外の——歴史改竄で存在を消されたディアボロスにはままあることだ。
「まあ、ここから挽回するためにもまずは英気を養いましょうか」
ともあれ、ハチミツ壺を取り出し、おもむろに舐め始める雀蜂。
「あ、あの、何をしてるのかなお嬢さんは?」
丁度、振り絞った勇気に話術の伴わない明日法が声をかけてきたのは、そんなタイミングだった。
「あ! そちらさんも食べます?」
それをナンパとは気づかず、この先戦友になるだろう仲間へ、雀蜂はハチミツを振る舞う。
「ハチミツをそのまま!? いや、確かにこの時代ではメジャーなスイーツか……」
「ほら、残留効果を発生させておけば、後続の人たちも有利になるんでいいんじゃないですかね! だからこれはさぼりでは無いのです」
「それはもちろん。私も残留効果のためにこうしてナンパ、いやいやヴァカンスを……」
2人して、誰にともなく言い訳するあたり、案外気が合うのかもしれない。
モーラット・コミュのしっと魂も、雀蜂からハチミツをもらって上機嫌であった。
●今この時の記録
さて。
「ついに私達の戦いが始まったのね……」
黎・月(我與画中人、則必有分矣。此之謂物化。・g02610)はしかつめらしく呟く傍ら、真剣な眼差しで絵筆を走らせていた。
緑の髪と瞳が印象的な、オオミズアオのインセクティア。
絵を画(えが)くのが趣味で、その腕前は本人が何でも描けると自負するほど。
実際、樊城の戦いが始まる前の長江やそこに暮らす人々、拠点に集う兵たちを絵にして残すことは、後々意味が出てくるに違いない。
とはいえ、あくまでも趣味として画く月は、もはや画風すら自由自在。
山水画、水墨画、大和絵、浮世絵などなど、様々な画調でひたすら周辺の景色を画き続けた。
ちなみに、その間の月の身の回りの世話は、我惜的绘画的时间で空中に画いた『小さな自分』に任せきりだそうな。
そして画き終わった絵は、気分次第では記念として戦友へ配ったりする可能性もあるという。
それでいて、完成度の高いものは自分で保管する腹づもりだそうだが、芸術家ならさもありなん。
「まぁ、趣味の時間って大事よね」
ともあれ、月の絵筆はますます冴え渡り、嵐の前の静けさたる長沙を何枚もの紙や布へ切り取るのだった。
●大物狙いは直針で
続いて。
「フハハハ! 我が名は世界再征服を企む悪の秘密結社ラグナロクが大総統!!」
大総・統(秘密結社ラグナロクの大総統・g00589)が、いかにも悪の首魁っぽい高笑いを上げつつ、大物然とした雰囲気でやってきた。
(「とりあえず、適当に列車に乗って来ては見たが、ここは中つ国だったかな?」
だが、その悠然とした物腰と裏腹に、統は内心首を傾げていた。
(「先導者の翁に言われるがままに、ここまで来てしまったが、私は一体何をすればいいのだろうか
……?」)
どうも話半分にしか説明を聞いていなかったのか、仮面の下では冷や汗ダラダラ。現地に着いてから焦りまくる統だ。
日頃から秘密結社の首領らしく振る舞っているせいでなかなか表には出さないが、そんな人間らしさも統の魅力である。
「ほう、長江……いや、湘江か!? コレは、ヴァカンスに丁度いいぞ!」
ともあれ、偶然にも本来の目的へと思考が行き着いた統。
「組織の慰安旅行先の下見をするのも、組織の長の務め!」
普通、組織の長なら部下を使って自分は椅子にふんぞり返っていそうなものだが、こういう勤勉さにも、統の小市民的な性格がよく表れている。
「かつて、周の呂尚は、渭水で釣りをして文王と言う大魚を釣ったという……私もその故事に倣って、釣りをするとしよう!」
それでも表面上、余裕のある態度だけは崩さず、適当な石に腰掛けて釣りを始める。
気分は稀代の名軍師にして釣りの祖、太公望らしい。
「果報は寝て待てだ!」
果たして、曲がっていない真っ直ぐな釣り針に、かかる獲物はいるのだろうか。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【避難勧告】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【アクティベイト】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
結島・蘭杏那
敵の偵察部隊はまだ来ていないわね。ただ待っているよりも愛馬に跨がって長江の辺り駆け走っているわ。これから始まる戦いの準備運動代わりよ。それにしても川辺だから涼しいわね。ついでに遠乗りしてここら辺の地形も確認しておきたいけど時間足りるかしら?これで敵に見つかったら本末転倒だからやるなら慎重にやらないとね。
あと残留効果にスーパーGPSが付いて哨戒任務が少しはやりやすくなるんじゃないかしらね?その場合、周辺の地図を持って行動するように言わないといけないわね。
ちなみに愛馬の名前はまだ秘密よ♪
●愛馬との休息
「敵の偵察部隊はまだ来ていないわね」
結島・蘭杏那(剣の舞姫・g01039)は一見穏やかな長沙の周辺を見渡して、安堵の息をついた。
青い瞳に思慮深い光を宿した、インセクティアの少女。
奪われた妹の記憶、そして断ち切られた姉妹の絆を取り戻すべく、戦いに身を投じた無双武人でもある。
そんな蘭杏那は、ただ待っているよりは……とサーヴァントの愛馬に跨がって、長江の流れに沿って駆け出していく。
本人曰く、これから始まる戦いに備えた準備運動代わりらしい。
「それにしても、川辺だからが涼しいわね」
真夏とは言え千年以上も昔の世界である。確かに舗装道路による放射熱もなければ、建築物によって川からの涼風が遮られたりもしない。
現代の夏より体感気温が低いのも頷ける話だ。
「ついでに遠乗りしてここら辺の地形も確認しておきたいけど、時間足りるかしら?」
だから蘭杏那も無双馬も大して疲れを感じず、優雅な遠乗りに見せかけた地形調査にまでやる気を見せる。
(「これで敵に見つかったら本末転倒だから、やるなら慎重にやらないとね」)
そう案じもするが、幸い一般の偵察兵になら姿を晒しても、見つかりたくないのは向こう側な分、特に問題にはならないだろう。
正しい情報を持ち帰らせてしまう懸念はあるが、それも所属不明のディアボロスというイレギュラーな存在の行動であり、充分呉軍の混乱材料にもなりそうだ。
「スーパーGPSも残留させるつもりだし、哨戒任務が少しはやりやすくなるんじゃないかしらね? 周辺の地図を持って行動する必要はあるけど」
ぱからっぱからっぱからっ……!
蘭杏那は気を楽にして、無双馬での散策を始めるのだった。
実に優雅なヴァカンスである。
大成功🔵🔵🔵
効果1【スーパーGPS】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
紫・花琳
ワタシは、流れの料理人に扮して、荊州が呉に盗られたせいで、兵糧が樊城で不足しているらしいという噂を流すアルネ!
先ずは露店料理でも利用して美味しい料理を提供しながら【友達催眠】で、一般人たちにそういう噂があると事前に流しておくネ。
何処かで、同様に流言飛語を行った方の影響によるなんらかの一般人の騒動が起きた場合、それを利用してもう一工夫、噂が流れる様にするヨ!
大変アルヨ!
樊城は既に兵糧不足が仇になって、あっという間に攻め落とされて、魏の大軍がそのままの勢いで荊州一帯を攻め落とすべく、ここへ雪崩れ込んで来るっいうネ!
みんなはやく逃げるヨロシ!!【避難勧告】
●噂の流し方
長沙近辺の街。
「お待ちどおアルヨー、羹上がったネー」
紫・花琳(人間の特級厨師・g03746)は、様々な露店が軒を連ねる市場で料理屋を出していた。
流れの料理人に扮して、江陵の一般人相手に噂を流すつもりなのだ。
「いやー、旨い。こんなに旨い鮓は初めてだよ」
実際、花琳の料理はどれもウケが良い。
大戦乱群蟲三国志出身の特級厨師たる面目躍如である。
「そいえばお客さん知ってるアルカ? 荊州が呉に盗られたせいで、兵糧が樊城で不足しているらしいアルネ!」
露店の長椅子は満員御礼、客全員に料理が行き渡ったタイミングを見計らい、話しかける花琳。
「本当かい? それは刺史様も頭が痛いね」
「そんなにすぐ、戦になりそうなのか?」
お客はみんな、花琳の話を真剣に聞いてくれた。
長沙から江陵にかけて残留する友達催眠のおかげでもあろう。
「そうアル! 大変アルヨ!」
これなら、市場の人混みに紛れているはずの呉の偵察兵も、自分の作り話を信じてくれるに違いない——と花琳は確信する。
「樊城は既に兵糧不足が仇になってあっという間に攻め落とされ、魏の大軍がそのままの勢いで荊州一帯を攻め落とすべく、ここへ雪崩れ込んで来るっていうネ!」
敢えて魏の大軍のせいにするところが、花琳の智謀である。
呉の偵察兵に虚報を持って帰らせるためには、隠れて様子を伺う彼らにまさか直接話しかけて怪しまれるわけにもいかない。
情報を『操作』するには、偵察兵に聞こえる場所で第三者へ対してまことしやかに噂話をするのが常道。
なればこそ、この場合噂を広めてくれそうな第三者といえば、江陵の人間即ち蜀の平民。
彼らの危機感を煽りつつ呉の偵察兵をも慌てさせるのなら魏の噂を流すのが一番だと、花琳は判断したのだ。
「だから、みんな早く逃げるヨロシ!!」
避難勧告の残留効果に期待して、懸命に声を張り上げる花琳。
「そんなぁ、まさか樊城が落ちるなんて!?」
「荊州も災難だな……」
「しばらくは平和だと信じてたのに!」
そして、彼女の思惑通り、一般客たちは魏の脅威に恐れをなして、いつでも逃げられるように家へ帰ろうとする。
「逃げる前に旨いメシが食えてよかったよ。ありがとさん」
「だな。腹一杯食えたおかげで船を漕ぐ体力もついたってもんだ。旨かったぜ」
と、口々に花琳へ感謝の言葉を残して。
「毎度アルヨー」
江陵の一般人たちを見送る傍ら、呉の偵察兵へ料理を振る舞えないのが少し残念に思う花琳だ。
大成功🔵🔵🔵
効果1【平穏結界】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
大総・統
フハハハ、敵が諜報活動を行うとな?
よかろう、偽情報の拡散も悪の嗜みだからな!
私からの流言は、奴らが荊州に釣り込まれてしまったと思わせる事だ
蜀軍が荊州を呉軍に奪われたのは元々の作戦通りであり、平常過ぎるのはその為、荊州を得た呉は此処に大きく戦力を割いてしまったということ
つまり、奴らの本拠地は普段よりも手薄
真の狙いは、蜀と魏による呉への合従軍!
樊城で双方が抗争すると見せかけて合流し、漢水から長江を下り、呉の首都、建業を大軍を以って、一気に攻め落とすという寸法だ!
最早、赤壁の戦いのような奇跡は起こらない!
これを下地に【友達催眠】を以って一般人たちが酒場の酒の肴に噂として流すように広めていくとしよう!
●偵察兵の弱点
江陵の街中。
「フハハハ、敵が諜報活動を行うとな? よかろう、偽情報の拡散も悪の嗜みだからな!」
大総・統(秘密結社ラグナロクの大総統・g00589)は、大衆向けの酒場へ足を踏み入れる。
「酒場とは良いものだな。家より寛いで酒が飲める」
統も友達催眠を利用して、一般客たちへ気さくに話しかけた。
彼らが噂話を酒の肴がわりに広めてくれると期待しての策だ。
「違ぇねぇ。カミさんに酒瓶取り上げられたり、頭はたかれる事もないし」
「だな。ここで気持ち良く酔えるから、家でも機嫌よく尻に敷かれてやってるってもんよ」
すっかりできあがっている客たちが、楽しそうに相槌を打つ。
「それにしても、いきなり荊州なんぞ奪って、呉の守りは大丈夫なのだろうか」
そして統の流す噂は、呉が荊州という餌に引っかかって蜀に釣り込まれてしまったというもの。
「良いか。我が思うに、蜀軍が荊州を呉軍に奪わせたのは元々の作戦通りで、街が平常を保ち過ぎるのはそのためでもあるのだ」
「へへぇ?」
酔っ払いが身を乗り出す一方、別の机で酒を舐めている客が聞き耳を立てているのへ、統は気づいた。
「反面、晴れて荊州を得た呉はそこの守りに大きく戦力を割いてしまった……」
同じ客が変わった顔色を悟られまいとしてか、壁を向いて杯を呷る。
「つまり、奴らの本拠地は普段よりも手薄なのだろうよ」
統は、さながらサラリーマンがプロ野球について勝手な采配を並べる風情で、ぺらぺら捲し立てた。
「真の狙いは、蜀と魏による呉への合従軍! 樊城で双方が抗争すると見せかけて合流し、漢水から長江を下り、呉の都、建業を大軍を以って一気に攻め落とすという寸法だ!」
「おお~っ!」
統の推論に感心した酒場の酔っ払いたちが、一斉に拍手を送る。
「最早、赤壁のような奇跡は起こらぬ!」
高らかに宣言しつつ、内心安堵の息をつく統。
休む暇すら与えられずに偵察ばかりしている兵なら、呉の現状には疎いはず。
だから、樊城にばかり戦力を差し向けて本陣の防衛が手薄という真っ赤な嘘でも、もっともらしく言えば信じるだろう、と。
酒に飲まれて上機嫌な一般客も、きっと統が店を出てから、さも自分が思いついた顔で、他の客へ今の話を懇々と語って聞かせるに違いない。
どうせ虚報だ。細部が多少違っても構わない。
大切なのは、広い江陵へ散っているであろう1人でも多くの偵察兵に、建業を攻める合従軍などという与太話を聞かせることなのだから。
大成功🔵🔵🔵
効果1【エアライド】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】がLV3になった!
袁・雀蜂
※アドリブ歓迎
・行動
【友達催眠】を使用して陣地の軍に混ざり以下の内容を広める
・流言
蜀軍はそこかしこに隠し陣地を作っていて水計の準備をしているらしい
自分達は逆に見張られている何かあったらすぐに逃げ出さないと
帰ることも出来なくなる。
上に尋ねても無駄、蟲将たちは一般兵が死んでもエサが増えるぐらいにしか考えていない
・セリフ
いやー、成果出せって言われても何もないよね
それより知ってる?ここいら辺が出身地のやつが
地元の知り合いに聞いたらしいんだけど……(以下流言の内容)
●偵察兵の弱点その2
複雑に入り組む長沙のそこかしこに設営された、呉軍野営地にて。
「いやー、参った参った。成果出せって言われても正直何もないよねー」
袁・雀蜂(ホーネットガール・g01434)は、あたかも自分も偵察兵のような顔をして、小さな焚き火を囲んでいる連中へ近づいていく。
「お疲れ」
偵察兵の1人が短く応じて、小鍋から掬った麦湯をくれた。
「ありがとー。そうそう知ってる? ここいら辺出身地のやつが、地元の知り合いに聞いたらしいんだけど……」
雀蜂はふーふーしてそれを飲み飲み、同じ焚き火を囲う偵察兵たちへ話しかける。
「蜀軍はそこかしこに隠し陣地を作っていて、水計の準備をしているらしいんだってー」
「え、それ本当に?」
偵察兵たちが身を入れて話を聞く。これも友達催眠の恩恵だろう。
「うんうん、いくら長沙の地形が有利に働いているといっても、こんなに何回も偵察に行って誰も捕まってないっておかしくない?」
「確かに……」
偵察兵たちが神妙な表情になる。
「多分ウチらは泳がされてる……下手したら逆に見張られてるかも」
野営地と江陵を頻々と往復している偵察兵たちは、町の平民や城の下級役人に自然と紛れこむべく、大抵は変装をしている。
「嘘だろ!?」
そして、野営地に戻ってきても報告と飯と睡眠に追われて、たとえ呉軍の兵であろうと上官と同じ隊の2~3人以外は、顔を覚える余裕がない。
「ね? 怖いでしょ? 何かあったらすぐに逃げ出さないと、無事に帰り着くことも出来なくなっちゃうよ」
雀蜂は、そんな偵察兵たちの弱点を把握していたから、大胆にも偵察兵のふりをして野営地へ潜り込んだのだった。
「ええ~。これからまた偵察行かなきゃいけないのに」
「いや、でも今の話を報告したら、偵察に行く必要無くなるかも?」
「偵察行くふりして逃げようかな」
蜀が水計を目論んでいるという雀蜂の虚報は、偵察兵たちを動揺させるに効果充分。
嘘の理由づけもしっかりしていたおかげで、この場にいる偵察兵たちは皆、彼女の作り話を信じてくれたのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【避難勧告】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
嵐柴・暁翔
要するに混乱させれば良いんだな?
色のついた煙を出すタイプの発煙筒を幾つか持ち込み、拠点からは少し離れた場所で発煙筒を使い派手に煙を出させた後は速やかに逃げる
発煙筒はこの時代にはそぐわないだろうし、一応の用心として使い終わった後はしっかりと回収しておく
拠点や街の近くで何度か場所を替えて色の違う煙を出しておきます
まあ普段ならただの悪戯程度にしかならない行動だけど緊張状態で疑心暗鬼になっている状態ならただの煙も狼煙に見えるだろうし、ついでに人は見たいものを見るものだから何の意味も無い事でも勝手に好きなように解釈するだろうさ
幽霊の正体見たり枯れ尾花、という感じかな?
……少し違う気もするけどまあ良いか…
●戦の足音
江陵近辺。
「要するに混乱させれば良いんだな?」
と、さっぱりした表情で言うのは、嵐柴・暁翔(人間のデジタルサマナー・g00931)。
青い髪と銀の瞳の、いかにも一般人然としたデジタルサマナーの少年だ。
暁翔は、様々な色の煙を出せる発煙筒を幾つか持参して、江陵の拠点から少し離れたところに移動。
拠点近くに呉の偵察兵が潜んでいるのを確かめてから、発煙筒を使って派手に煙を立ち昇らせた。
(「まあ普段ならただの悪戯程度にしかならない行動だけど、緊張状態で疑心暗鬼になっているなら、ただの煙も狼煙に見えるだろうし……」)
もうもうと赤い煙が空へ吸い込まれていく中、速やかに逃げる準備を整えて、風のように去る暁翔。
使い終わった発煙筒をしっかりと回収しておくのも忘れない。
(「それに、得てして人は見たいものを見るものだから、何の意味も無い事でも勝手に好きなように解釈するだろうさ」)
基地近辺や街の近くなど、何度も場所を替えて、赤、青、緑、紫と同じことを繰り返した。
「何だ、あの変な色の煙は……」
幸い、既に他のディアボロスが全力を尽くして、色んな虚報を流してくれている。
「まさか、魏の大軍による狼煙か!?」
だから、呉の偵察兵たちは、それぞれがつい今しがた聞いた噂話を思い浮かべて、慌てふためいた。
「あの青い狼煙……水の色……蜀の水計の合図?!」
「緑と紫の奇妙な砂埃……蜀と魏がもう進軍してきたのか!?」
偵察兵たちは皆一様に、上官たる司令へ事の次第を報告すべく、続々と江陵から引き上げていく。
「幽霊の正体見たり枯れ尾花、という感じかな?」
暁翔は、恐らく江陵から長沙の野営地へ戻ろうとする、商人に変装した偵察兵を目視で捉えて呟いた。
「……少し違う気もするけどまあ良いか……」
成功🔵🔵🔴
効果1【友達催眠】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
袁・雀蜂
※アドリブ歓迎
・行動
前回紛れ込んだ兵士たちの直属の上司に当てを付け
提示報告を本陣へ上げる後を付ける
・方法
【平穏結界】【飛翔】を使って後方を上空から見つからないように
追跡して敵ボスの居場所を探る
・セリフ
さて、細工は流々仕上げを御覧じろってところだね
後は敵の大将を叩いて撤退させれば初仕事も完了ってわけだ
あと少しだけど油断しないようにいってみよー
……早く帰ってお腹いっぱいデザート食べたいな
●将軍の居所
長沙、野営地近辺。
「さて、細工は流々仕上げを御覧じろってところだね」
袁・雀蜂(ホーネットガール・g01434)は簡素な食事を終えると、偵察兵たちに礼を言って焚き火から離れた。
「後は敵の大将を叩いて、一般の兵士を撤退させれば、初仕事も完了ってわけだ」
偵察兵のふりをしていたおかげで、急いで野営地の外へ出ても全く怪しまれないのは幸いである。
再び江陵へ偵察に行くのだろうと思われるだけだ。
ともあれ、今の一緒に食事した偵察兵たちの直属の上司にあたりをつけて、尾行を目論む雀蜂。
偵察兵を束ねる司令官なら、いつかは自分より上の立場の将軍相手に定時報告を行うはずだと踏んだのだ。
(「あと少しだけど油断しないようにいってみよー」)
長沙に点在する野営地を巡れば、案の定、司令官らしき人物が馬に乗って走っているのを見つけた。
これ幸いと、雀蜂は一気に60m以上の高さまで飛翔。
同時に平穏結界も張り巡らせ、たとえ下から見上げられても存在に気づかれないよう対策しつつ、後方から司令官を追尾する。
(「……早く帰ってお腹いっぱいデザート食べたいな」)
そんな自分へのご褒美を蟲将と戦う励みにして、司令官の馬を見失わないギリギリの距離で追いかける雀蜂。
馬を駆る司令官は、必ず太史慈の居所まで急行するだろうと信じて。
大成功🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
大総・統
流言の類は十分に拡散しただろう!
ならば、敵の一団は情報の真偽を探ろうと、大きく動かざるを得まい
どれ、私も高い所から探るとしよう!
フハハハ、とーう!!(高い所へ【エアライド】で飛び上がり、その効果で敵偵察部隊が動く際に最適な移動経路を見出すておく)
長沙周辺に散っている偵察兵たちは、何処かで必ず合流を果たす、この諜報を主導している者の元へとな!
どれ、酒場で演技不足だった(偵察兵の)彼には案内役を頼むとしよう!
こちらの哨戒の際は【平穏結界】で可能な限り、バレない様にし、空間内の状況への対処は【友達催眠】でカバーしておく。
●偵察兵の練度
一方。
「流言の類は十分に拡散しただろう!」
相変わらず表向きの態度だけは余裕を崩さない大総・統(秘密結社ラグナロクの大総統・g00589)。
「ならば、敵の一団は情報の真偽を探ろうと、大きく動かざるを得まい」
おもむろに江陵の町外れへ赴くと、まずは外側から把握されにくい平穏結界の恩恵に与ってから、
「どれ、私も高い所から探るとしよう!」
呉の本陣までの移動に最適な経路を見出すべく、機敏に飛び上がった。
「フハハハ、とーう!!」
エアライドのおかげで何度も空を蹴り、先程までいた酒場の屋根の上に着地する統。
「長沙周辺に散っている偵察兵たちは、何処かで必ず合流を果たす、この諜報を主導している者の元へとな!」
そして、否が応でも土地勘を磨かれた偵察部隊が使うのは、人目につきにくく最短距離で報告へと向かえる道のりに違いないと推測した。
なればこそ、エアライドで割り出した最適な経路が今回の尾行で大きな意味を持つのだ。
「どれ、酒場で演技不足だった彼には案内役を頼むとしよう!」
統は、酒場から出てきたばかりでも流石に足取りがしゃんとしている偵察兵に目をつけて、そっと後を尾けた。
偵察兵は、長沙の複雑に曲がりくねった地形を利用し、目立たない川縁に着けていた小舟へと乗り込み、太史慈のいるだろう陣地を目指す。
それを、だだっ広い川面の上では飛翔も利用して追いかける統。
最短経路の川岸には、恐らく密偵用の舟が用意されていたのだろう。布へ迷いなく針を通すように長沙を何度も真っ直ぐ突っ切って、偵察兵は呉の陣地へ到着した。
「太史将軍、取り急ぎ報告したく存じます」
巨大な蝶のごとき出立ちの太史慈は、今しも早馬で現れた司令官——雀蜂の尾行対象——から、先に定時報告を受けていた。
「……何と、蜀が水計を企てておるとな、それはまことか」
程なく、偵察兵も魏と蜀の合従軍について告げて、太史慈はますます混迷を深めるに違いない。
大成功🔵🔵🔵
効果1【操作会得】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
飛・秋
*連携・アドリブ歓迎
目的
こちらの正体を隠した上で敵部隊の位置を探る
行動
【演技】を使って旅役者を装い人が集まる場所で【グラップル】を用いてパフォーマンスを披露、あくまでも役者が行うアクションの範囲に留めることで実戦ができることを悟らせないようにする。
注目を集めることができたら【友達催眠】を使い「より大勢に披露したいのでこのあたりで兵隊さんが大勢集まっている場所に行きたいが、知っている人はいるか?」と聞き込みを行う。
*演技をしているため口調が自己紹介で設定しているものと大幅に違っていても大丈夫です。
●耳目集める大道芸
江陵の街中。
「さあさあ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい」
飛・秋(清く正しいスーパーヒール・g00477)は、ディアボロスという正体を隠した上で敵部隊の本陣を探るべく、一計を案じた。
「ここに積み上げましたる土嚢、見事持ち上げましたら拍手喝采。加えておひねりでもいただければ、きっと人の身長まで枚数を増やして持ち上げてみせましょう!」
演技力を総動員して旅役者を装うと、人の往来が多い場所でパフォーマンスを披露したのだ。
得意のグラップル——組み技格闘技を活かした演舞である。
あくまでも役者が行う魅せるアクションに終始して、万一偵察兵が潜んでいたとしても不審を抱かせないよう気を遣いながら、
「へーぇ、姐さん、力があるねぇ」
「うちに用心棒兼看板娘としてこない?」
土嚢を持ち上げたり、通行に邪魔な木を素手で引っこ抜いてみせたり、順調に人を集める秋。
「いやー、良いものを見せてもらったよ。爽快だね」
「権高な金持ちの家の柱も抜いて欲しいぐらいだ」
そして、集まった見物人には友達催眠を利用して、
「実はお足に困っておりまして。もっと沢山の人に披露したいんですけど、例えばお金(たから)をたんまり持っている兵隊さんや武将さんがどちらにおいでか、知っている人はいますか?」
と聞き込みも始めた。
「それなら、知ってるよ。案内してやるから、ついてきな」
ふと、秋へ近づいてきた男がこそっと耳打ちする。
蜀へ流れてきた流民っぽい格好をしている男だが、先に立って歩く足捌きが平民のそれではない。
「ありがとうございます。おかげでお城お抱えの芸人になる手づるも掴めるでしょう」
釣り針に魚が食いついた——秋は内心で快哉を叫びつつ、旅役者の顔を崩さずに平静を装って応じた。
成功🔵🔵🔴
効果1【友達催眠】がLV3になった!
効果2【アクティベイト】がLV2になった!
大総・統
その場のノリと勢いだけで、太史慈の前に現れた大総統は、戦闘向けの残留効果を利用しつつ、この決戦に挑みます
フハハハ、偵察兵の諸君、案内ご苦労だった!
諜報部隊を率いていたのは、やはり呉の太史慈か!
我が名は、世界再征服を企む悪の秘密結社ラグナロクが大総統!
我が暗殺武闘、大総統流、ツウシンカラテの極意を存分に受けるがいい!!(敵の動き警戒しつつ【デストロイスマッシュ】)
(あれ?俺の戦闘スタイルって、格闘戦だっただろうか…?失われし記憶では、こう…もっと安全圏から攻撃してた気が)
私が本気を出すまでもないようだ
他の者に華を持たせるのも組織の長の務め!
我が配下(味方)の者達と数合渡り合えば決着はつくようだ!
●戦闘開始
ディアボロスたちは、それぞれが策を講じて江陵から一時的に離れる偵察兵や司令官を尾行し、ついに太史慈のもとまで辿り着いた。
「フハハハ、偵察兵の諸君、案内ご苦労だった!」
大総・統(秘密結社ラグナロクの大総統・g00589)がいかにも予定調和といった風情で言い放つ。
「諜報部隊を率いていたのは、やはり呉の太史慈か!」
彼に限って言うとその場のノリと勢いだけで太史慈の前に現れたのだが、そんな行き当たりばったりの事実を隠しきれるアドリブ力は大したものである。
「我が名は、世界再征服を企む悪の秘密結社ラグナロクが大総統!」
世界の祝福や己が怒りの増幅などを感じながら名乗りを上げて、ディアボロスに覚醒してから初めての共闘に挑む統。「我が暗殺武闘、大総統流、ツウシンカラテの極意を存分に受けるがいい!!」
太史慈の動きを警戒しながら間合いを詰め、魂に満ちる衝動を念動力に変換。
建物すら砕く破壊力に満ち満ちたデストロイガントレットを、太史慈の甲冑へ減り込ませた。
「ぐっ……何者かは知らぬが、なかなかやるではないか……」
鎧の内側で太史慈の腹がバリッと裂け、節足動物そのものの体液が腹部から脚へと滴り落ちる。
「だが、儂とてまだまだ小童に遅れなぞ取らぬわ!!」
太史慈はすかさずオーラを集中させると、華麗に舞うと共に伸ばした鉄鞭を繰り出す。
(「あれ? 俺の戦闘スタイルって、格闘戦だっただろうか……? 失われし記憶では、こう……もっと安全圏から攻撃してた気が」)
仮面ごと顔面を引っぱたかれ、思わず周りの景色がスローモーションで流れるような錯覚に陥る統。
「私が本気を出すまでもないようだ。他の者に華を持たせるのも組織の長の務め!」
それでも肉体が堅固になっていたおかげで、統は自分が思うほど手傷を負ってはいなかった。
「我が配下の者達が数合打ちあえば決着はつくだろう!」
だから、しかと地を踏みしめた足は揺るがず、勝手に味方を配下扱いして格好つけることができた。
「……いつから俺たちは配下になったんだか……」
そんな仲間の呆れた声が聞こえたのは気のせいか否か、何はともあれ順調な滑り出しの緒戦である。
大成功🔵🔵🔵
効果1【建造物分解】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
飛・秋
*連携・アドリブ歓迎
*演技ということで口調は自己紹介の設定と相違してても大丈夫です
目的
太史慈の撃破
行動
敵の本陣まで案内してもらい、到着すれば街中で披露したように【グラップル】と【演技】を使って芝居を打つ
今回は太史慈の逃走にさえ繋がらなければ警戒されても問題なく、派手な音を出すことになったとしてもとにかく意識を引きつけることを重視する
仲間が到着しそうであれば演技を継続して攻撃の足並みが揃うよう引き伸ばし
攻撃する絶好の機会もしくは正体を疑われてこれ以上の演技が不要になれば
「次の演目は即興でございます、名前は…そうですねぇ…『蝶の丸焼き』」
と言ってからパラドクス【火遁火球Go!の術】を発動する
●迸る火炎
続いて。
「太史将軍様には、お忙しい中お目通りが叶いますこと大変嬉しく……」
偵察兵に案内されてきた飛・秋(清く正しいスーパーヒール・g00477)が、太史慈へ恭しく頭を下げてみせた。
(「太史慈の逃走にさえ繋がらなければ、警戒されても問題ないだろうし、たとえ派手な音を出してでもとにかく意識を引きつけてみよう」)
何分、偵察兵をひとりずつマークしていた仲間とは自然と別行動を取らざるを得なかったので、もし自分の到着が彼らより早ければ、皆と攻撃の足並みが揃うように演技を続行しようと考えていた秋。
だが、幸か不幸か、既に統からは配下扱いされ、他の仲間も到着していたので、秋も気兼ねすることなく攻撃に移る。
「これはこれは座長、先にお着きでございましたか」
「フハハハ……すぐに追いつくとは流石だな……ン、座長!?」
まずは統へさらっと配下扱いされた意趣返しをしてから、秋は太史慈へ向き直って、
「次の演目は即興でございます、名前は……そうですねぇ……『蝶の丸焼き』」
「……何じゃと?」
切り札である、火遁火球Go! の術を発動。
闘気を混ぜ込んだ呼気を秘密の方法で着火すると、太史慈の広げた翅へ満遍なく吹きつけるように放射した。
「おのれ、役者風情が……!」
燃え上がる翅の熱さに耐えながら、太史慈が憎悪のこもった複眼で秋を見やる。
「儂を怒らせるとどんな目に遭うか、後悔してももう遅い!!」
すぐさま、鉄鞭でしたたか胸を打ちつけられた秋であったが、4割増しの威力で放った火遁火球に比べれば、大した痛みではない。
強敵相手でもそう思えるぐらい、念入りに残留効果を重ねてきたディアボロスたちだから、戦況は依然優勢である。
大成功🔵🔵🔵
効果1【浮遊】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
不惑・明日法
悪と戦うために自ら開発した【不惑明日砲】を携え、みんなの後ろからついていく形をとる。味方に前衛を任せて私は安全な(システム上まるきり安全はありえないようだがまあ気分的なものも重要ってことで)後方からひったすら撃ち込む形がとれればベストと。
敵は鉄鞭をのばすらしい。が、伸ばしたところでこっちの方が射程長い(と思いたい)し、前衛が敵の攻撃を受け持ってくれる(と思いたい)し、華麗な動きをしていても後方からじっくり動きを見定められれば撃ち抜くタイミングも計れる(と思いたい)。そして狙いをつけて必殺の一撃。必殺技を撃つ時には気合を込め技の名前を叫べば威力は数倍になるとかならないとか。
ふわっくあすほぅ!!
●
同じ頃。
不惑・明日法(永遠の孤独・g02378)は、悪と戦うために自ら開発した不惑明日砲を携え、威勢だけは充分だったが。
(「よしよし、誰も私が来たことには気づいていないな……」)
その実、仲間——特に偵察兵に連れられて注目を集めやすかった秋——の後ろをこそこそとついてきていた。
「うんうん味方に前衛を任せて、私は安全な後方からひったすら撃ち込む形がとれればベストと」
もちろん明日法とて、まるきり安全圏からの攻撃などそもそも届かないことは理解している。
「しかし、あの鉄鞭クッソ痛そうだな……」
だからといって本当に怖気づいて戦場外へ逃げるわけにもいかないので、
「伸ばしたところでこっちの方が射程長いし、前衛が敵の攻撃を受け持ってくれるし」
と、勝手な妄想に耽って自らを鼓舞する明日法。
「華麗な動きをしていても後方からじっくり動きを見定められれば撃ち抜くタイミングも計れるはす」
とりあえず彼にとって事実よりも重要なのは気分なのである。
「ふわっくあすほぅ!!」
ともあれ明日法は太史慈を狙いすまして、必殺の一撃もとい連射をぶちかます。
ちなみに何やらヤバい雰囲気の掛け声は、必殺技を撃つ時には気合を込めて技の名前を叫ぶと威力が数倍に膨れ上がるとか何とかいうどこぞの伝統に則ったものらしい。
そんなジンクスの効果はともかくとしても、不惑明日法の威力が5割も増幅したのは紛れもない事実。
太史慈の雄々しい蝶の翅を見るも無惨な蜂の巣状態へしてのけたのだった。
「うぐぐぐぐ……!」
鬼の形相で唸り声を上げる太史慈。
当然ながら鉄鞭蝶舞による反撃も明日法を襲ったが、もはや炎と連射によって翅はボロボロ。
舞の華麗さがガタ落ちになっただけでも、明日法の胸は大分スカッとしたに違いない。
大成功🔵🔵🔵
効果1【建造物分解】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV5になった!
嵐柴・暁翔
【内心】
太史慈…ねぇ…
正史だとこの年代でまだ生きていたんだったか…?
それに本人は弓の名手だったと思うけど鉄鞭を使うんだったかな…?
【戦闘】
鉄鞭の攻撃範囲内に入りたくないので少し離れて《復讐の刃》で弓矢を出現させて攻撃します
接敵したり他に遠距離攻撃を仕掛ける復讐者がいれば【パラドクス通信】で通信して連携を取ります
味方の誤射は論外だけど、味方のフェイントに俺まで引っ掛かって好機を逃したりするのも問題だしな
相手から間合いを詰められそうなら【飛翔】の効果で飛行して距離を取ります
高さ1cmで横移動とかでも自力で走るより早そうだしな
物語では矢傷がもとで死ぬらしいので何かしらの反応がないかは確認しておきます
●鉄鞭VS弓
一方。
「太史慈、ねぇ……正史だとこの年代でまだ生きていたんだったか……?」
嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は、三国志に明るいのか、蟲将太史慈の戦闘スタイルへ違和感を覚えて首を傾げる。
「それに本人は弓の名手だったと思うけど、鉄鞭を使うんだったかな……?」
とはいえ、いつまでも気にしてはいられない。鉄鞭を振るう太史慈から、無駄とわかっていても自然と少し距離を取り、復讐の刃を発動する暁翔。
太史慈への対抗心からか弓矢を出現させて、弦を引き絞る。
「悪いが、先に一発入れさせてもらう」
と、フェイントを仕掛けるべく降下を始めた雀蜂へ一言断りを入れてから、暁翔は渾身の矢を放った。
「ごほっ……!」
矢は吸い込まれるように太史慈の喉元へと突き刺さり、虫特有の筋張った外殻をひしゃげさせる。
ちなみに三国志演義での太史慈は、矢傷がもとで死ぬという。
「……」
そもそも蟲将自体が正史の人物でもなければ、元の歴史の太史慈が三国志演義と同じ死に方をしたわけではない。
だが、もしかしたら太史慈のトラウマでも抉れやしないか——と、暁翔はついつい反応を伺ってしまった。
そんな暁翔の期待も虚しく、太史慈は彼の体を太鼓に見立て、双鉄鞭でリズミカルにビートを刻むだけだ。
成功🔵🔵🔴
効果1【操作会得】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
紫・花琳
◆目的
太史慈の撃破
◆行動
味方のミンナが敵の偵察部隊を率いる将軍を見つけたなら、【飛翔】と【エアライド】で最短距離で空から現地へ合流するアル
敵の将、太史慈はきっと強いネ
向こうは『太史慈』としての記憶を使って戦闘を有利に立ち回ろうとするだろうから、同じ達人同士の一撃でも、一つも二つも上手と想定しておいた方がいいネ。
じゃあ、アタシは、こっちの周囲の味方と上手く連携して隙を突いて【達人撃】をお見舞いするアルヨ!
真の中華三千年の功夫を見せてアゲルネ!
●特級厨師も認める味
「遅くなったアルー」
紫・花琳(人間の特級厨師・g03746)は、仲間同様に飛翔やエアライドを駆使して、長沙の広さやうねりなど気にすることなく真っ直ぐに突っ込んできた。
「太史慈はやっぱり強いネ……」
そして、奴の鉄鞭蝶舞の破壊力を目の当たりにして考え込む。
(「向こうは『太史慈』としての記憶を使って戦闘を有利に立ち回ろうとするだろうから、同じ達人同士の一撃でも、一つも二つも上手と想定しておいた方がいいネ」)
そう警戒しつつ、大包丁を手に、じりじりと距離を詰める花琳。
(「それならそれで、アタシは、こっちの味方と上手く息を合わせて達人撃をお見舞いするアルヨ!」)
暁翔が放った矢によって僅かに生まれた隙を突き、卓越した技量の一撃をお見舞いした。
「真の中華三千年の功夫を見せてアゲルネ!」
花琳自身このディヴィジョンの出身だけに、そんなキャッチコピーを知ったのは新宿島に流れ着いて以降の話だろう。
もしかすると、本職の料理人たる特級厨師の舌をも唸らせる、高級インスタント麺にでも出会ったのだろうか。
ともあれ、花琳の叡智に満ちた斬撃は太史慈を怯ませ、通常よりもかなりの威力を発揮したのだった。
これが、仲間と共に闘っているディアボロスの強みであり、太史慈との決定的な違いでもある。
「小娘が……余程痛い目に遭いたいらしいな!」
だから、太史慈の達人撃によく似た反撃も、花琳は余裕の表情で受け流すことができた。
大成功🔵🔵🔵
効果1【平穏結界】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】がLV4になった!
袁・雀蜂
※アドリブ歓迎、共闘可
・行動
【スーパーGPS】【パラドクス通信】で
発見した太史慈の場所を伝え合流したうえで
間合い、タイミングがかみ合う仲間と
【飛翔】【エアライド】などを駆使した立体的な連携攻撃を仕掛ける
自身はハチ特有の細かい羽ばたきで空中を鋭角に曲がりながら飛び
敵の狙いを逸らして懐に飛び込んでからの「一撃離脱」戦法で戦う
・セリフ
あれがアヴァタール級の蟲将かー、だいぶ虫そのものだね。
太史慈本人が見たらなんて言うやら
・技演出
そっちが蝶のように舞うなら
こっちはハチのように刺してやるんだよ!
ウチの飛ぶ軌道を見切れるかな?いっくよー、震天雀蜂破!
●決着
他方。
「あれがアヴァタール級の蟲将かー、だいぶ虫そのものだね」
袁・雀蜂(ホーネットガール・g01434)は、司令官の馬を追って、空から太史慈のいる陣地までやってきた。
「元の歴史の太史慈本人が見たら、なんて言うやら……」
と、複雑そうな面持ちになる傍ら、スーパーGPSやパラドクス通信を用いて、仲間へ太史慈の居場所を伝える雀蜂。
そして、統のツウシンカラテや秋の火遁に自分も遅れをとるまいと、戦線へ加わった。
「そっちが蝶のように舞うなら、こっちはハチのように刺してやるんだよ!」
宣言通りハチ特有の細かい羽ばたきを維持しつつ、空中を何度も鋭角に曲がって複雑な軌道を描く雀蜂。これも空気を足場のように蹴れるエアライドの賜物か。
「ええい、すばしっこい奴め!」
あちこち飛び回って太史慈の視界を撹乱し、奴の注意を一瞬逸らしてからその懐に飛び込んでいく。
「ウチの飛ぶ軌道を見切れるかな? いっくよー、震天雀蜂破!」
勢いに乗って繰り出した震天雷が、太史慈の顔面を直撃、
「……こんな所で、やられる訳には……」
ついに、蟲将太史慈へトドメを刺したのだった。
初めてアヴァタール級クロノヴェーダの討伐に成功して、ホッと胸を撫で下ろすディアボロスたち。
後は、戦闘開始と同時に散り散りになって逃げ去った司令官含む偵察部隊が、かの嘘情報の数々をしっかり呉国へ持ち帰ってくれることに期待したい。
大成功🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV2になった!
効果2【反撃アップ】がLV3になった!