リプレイ
嵐柴・暁翔
もう定番の水中眼鏡と潜望鏡、捕まっている方々の縄を切るナイフや防水懐中電灯は多めに、長江の北側から呉軍停泊地までの略地図もコピーして複数枚用意
そして陳のおやっさんから肉饅頭も貰って纏めて防水バッグに入れておきます
まずは楼船の所在地と状況を確認だな
【水中適応】を活用して長江に潜っていればそう簡単に蟲将達に見付かる事もないだろうから大した危険は無いし、【パラドクス通信】なら水中でも問題無く使えるからで直ぐに状況を確認出来るしな
……探すまでもなく楽曲が聞こえてきたりすれば笑うしかないだろうけどな…
ラシュレイ・ローレン
保存食やケミカルライト等を準備。防水袋に入れて行く。
水中眼鏡で水中の視界を確保。
敵船の状況を見極め、敵に発見されないよう作戦を立て水中から潜入を試みる。
【水中適応】使用。パラドクスの矛の推進力で音や波をたてずに水中移動。
船壁に穴をあけて潜入する。
アドリブ、連携歓迎。
(「…正直、楽曲を流してくれていて助かったな」)
楼船の捜索を始める前は、楽曲が流れてきたら笑うしかないとか思っていたが、と、嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は小さく苦笑し、反対側の水域で楼船を捜索しているラシュレイ・ローレン(人間の妖精騎士・g04074)に【パラドクス通信】を送る。
「楼船を見つけた。停泊地から、かなり東…川下の方へけっこうな速度で進んでいる。楽曲を奏でているんで方向がわかって追いつけたが、そうでなかったら、かなり見つけるまで手こずったかもしない」
「それは良かった。すぐにそちらへ向かう。…しかし、楼船は東へ進んでいるのか?」
少々意外そうなラシュレイの問いに、暁翔は思案しながら返答する。
「ああ、そうだ。これは、習熟航行って速度じゃないな。もしかすると、『周瑜』は楼船を合肥に向かわせる気なのかも知れない」
「合肥?」
たぶん、ラシュレイにとっては聞き慣れない地名なのだろう。更に怪訝そうな声が返り、暁翔は説明を続ける。
「ああ、長江の河口近くにある要塞だ。もとは『魏』が作った要衝だが『呉』が陥落させて、そこから『陸遜』は許昌へと軍を進めたはずだ」
「それは知っている。私も、そこで戦った経験はある。…しかし、今、合肥は『呉』が制圧しているのだろう?」
ラシュレイが訊ね、暁翔は苦笑して返答する。
「その通りだが、『陸遜』が戦死した今、『魏』が本来『呉』に対してすべきことは、赤壁への襲撃じゃなくて、合肥の奪還だろ? もちろん実際は、『魏』はそれどころじゃないんだが、『魏』が攻めてくる場所は赤壁ではなく合肥だと判断して、『周瑜』がそっちに向かうのは理にかなってると思うぜ」
「なるほど…しかし、それならそれで、赤壁で火船なんか作ってないで急いで合肥を固めろと、『周瑜』は『孫権』に進言するんじゃないか?」
ラシュレイの問いに、暁翔は肩をすくめる。
「そのへんはわからんが、いくら『周瑜』でもアヴァタール級だからな。ジェネラル級の決定には従うしかないのかもしれんし、その鬱憤で楽曲を流してるのかもしれん」
そして暁翔は、少々皮肉な口調で言い放つ。
「いずれにしても、俺たちに捕捉された以上、『周瑜』は合肥まで行き着けない。一般人の方々に脱出してもらった上で、長江の藻屑と消えてもらうさ」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
【水中適応】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV2が発生!
嵐柴・暁翔
河口へ向かうのに夜間航行は危険だしどこかしらで停泊するだろう
停泊するのを待って楼船へ取り付き、船内への浸水を避ける為船腹の喫水線よりも高い位置を小さく破って突入
蟲将達に気取られないように船底へ向かい、捕まっている方々を見付けたならまず騒がないように伝えます
後は拘束を解いた方へ順次ナイフと懐中電灯を渡していって、他の方々の拘束を解いて貰います
合わせて【口福の伝道者】で饅頭を増やして配っていきます
ある程度の気力が戻れば楼船の現在位置を伝えて脱出方法や逃走経路を相談します
油壷は放棄する前に使い道を検討します
身体に塗れば水中で体温を奪われるのをある程度は防げるし、浮きや照明用の燃料にも使えるだろうしな
ラシュレイ・ローレン
水中から船壁を破って隠密潜入。
ケミカルライトを灯りに船底へと向かう。
囚われの人々に救出に来た事を伝え、拘束から解放。
【口福の伝道者】で食料と水を増やし分配する。
油の処分に向かう。壁を斧で破り容器ごと投棄。能率良く迅速に作業を行う。
その際生じた廃材や周囲の木材をロープで繋ぎ簡易的な浮き具を作成。自力で泳げない人々の補助具とする。
人々の脱出路として船壁に穴を開けておく。船が沈まない様に注意。甲板の敵に気取られない様に。
敵が想定外の動きをしているのなら、こちらも臨機応変に対応する必要がある。状況の変化に注意し、人々の安全確保を最優先とし行動する。
アドリブ、連携歓迎。
「よし、停泊したな」
夕刻。楽曲を流しながら東へと航行するアヴァタール級蟲将『美周郎・周瑜』指揮下の楼船が、帆を下ろして投錨したのを長江の水中から確認し、嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は小声で呟く。
「この先、中洲がけっこう入り組んでいるようだ。夜間にそんなところを通るわけにはいかないってことで停泊したんだろうが、脱出する方々にとっては好都合だな。浮き板にでも掴まって、川の流れに身を任せていれば、中洲のどこかに打ち上げられる」
「なるほど」
暁翔の言葉に、ラシュレイ・ローレン(人間の妖精騎士・g04074)がうなずく。
「では、日が落ちたら進入するとしようか。何か注意すべきことはあるか?」
「二人だけで、千人の縄を切って食料を渡すというのは、かなりの手間だ。捕えられてる方々が分担してくれればいいんだが、それだけの気力がある方はなかなかいない」
そう言って、暁翔は小さく肩をすくめる。
「前回は、【士気高揚】と【活性治癒】が効果があった。そのあたりの効果が付くパラドクスがあるなら、進入した後からでも発動させたほうがいいかもしれない。とりあえず、【口福の伝道者】は間に合いそうだからな」
「油の処理はどうする?」
訊ねるラシュレイに、暁翔は少し思案顔になって応じる。
「油がどこに、どんな状態で置いてあるかにもよるが、処理を急ぐ必要はないと思う。捕えられてる方々は、火の気のあるものなど持っているはずもないし、蟲将も火の用心はしているようだしな。前回は、油壷を利用して浮き橋を作るなんて技術のある方々がいて、有効利用することができたし、そこまでいかなくても、何かの役に立つ可能性はあるだろう」
「…そうか」
今度はラシュレイが思案顔になって唸ると、暁翔は再度肩をすくめて告げる。
「正直、明るくなるまでに全員の縄を切って食料を渡して、俺たちが蟲将を倒すから頑張って逃げろと伝達できるか、そこが勝負だな。誰かリーダーになれる方を見つけられれば大幅に手間が省けるが、見つけられるという保証はない。まったく助力が得られなければ、二人きりでやり遂げるのは、かなりきついぞ」
「…うむ。逃がすべき人々の助力を、どの程度まで得られるか、ということか」
眉を寄せて、ラシュレイは唸る。
「それは、やってみなければわからぬな」
「ああ、とにかく、やってみるさ」
応じて、暁翔は水面越しに空を見上げた。
「日が落ちたようだな。行くか」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】LV2が発生!
効果2【ガードアップ】LV2が発生!
嵐柴・暁翔
もし船底へ向かうまでに食糧庫でもあれば酒をくすねておきます
捕まっている方々に配る食料を増やす際にローレンに呑ませて、成人には景気付けに酒も配ります
捕まっていた方々を解放する際に現状を伝えつつ纏め役や何か役立つ技能を持っている方はいないか確認
出来る限り自分達で考えて行動する方向へ誘導します
楼船が停泊中の近辺に中州が多いのと付近に呉軍の関連施設は無さそうというのは朗報ではある
脱出が上手くいくかは結局は捕まっている方々次第でしかないんだよな…
脱出口は余程都合が悪い位置でもない限りは東側に作り、日の出が見えるようにしておきます
ずっと暗闇の中に閉じ込められていなら日差しを浴びれば少しは気力も湧くだろうさ
ラシュレイ・ローレン
打ち合わせ通り、船内に潜入。行動を開始する。
【英雄王の槍】を使用し、光輝く槍を具現化、暗闇を照らす。
【活性治癒】で人々を賦活させる。
不甲斐ないが士気高揚のパラドクスは心得ていない。自らの力で彼らに勇気を与えるしかない。
我等はディアボロス!悪逆無道のクロノヴェーダ、即ち蟲将どもを打ち倒し、この世に正義をもたらす者!
既に幾多の火船の計を打ち破り、幾万の民を救出してきた!
貴方達も安心して欲しい!
その様な演説で鼓舞する。
我等ディアボロスの事を覚えている者がいるなら協力してくれるかもしれん。頼ろう。
以降作戦通り脱出を慣行する。嵐柴殿はこの手の作戦の達人と見た。騎士として指揮に従おう。
アドリブ、連携歓迎。
白水・蛍
アドリブ連携歓迎
こっそり船内に侵入し人々に【勝利の凱歌】を。
小さな音、声で人々に<勇気>づける<演説>と<演奏>を行います。
我々はディアボロス。無益な戦を止め、人々を助ける者。
数多の蟲将達を撃ち払ってきました。
どうかご安心くださいね。
言葉と笑顔で人々を安心させましょう。
落ち着いたら、皆様にところでこの中に人々を纏めている方はいらっしゃいますの?
と聞き、いらっしゃったらその方に取りまとめをお願いしつつ護衛しながら脱出いたしましょう。
「人々を奮い立たせるために【勝利の凱歌】は使えないでしょうか?」
楼船進入直前、加勢としてやってきた白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)が提案し、嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は少し考え込んだが、残念そうに首を横に振る。
「実に魅力的なアイディアだが、蟲将の注意を引いてしまう危険が大きすぎる。【勝利の凱歌】は、どんなに小声で控えめに歌っても、LVに応じて周囲に響き渡るんだ。むしろ、最後のアヴァタール級決戦終盤になったら遠慮会釈なく使って、脱出OKの合図にするのがいいかもしれないな」
そう言うと、暁翔は楼船の上方、楽曲が流れ出てくる楼閣を見上げる。
「とは言え、上で賑やかにやってくれているから、多少励ましの演説をするぐらいなら、すぐに聞きつけられることはないだろう。俺はとにかく縄を切って食料を渡して回るから、二人は人々を元気づける方を主としてもらえるか」
「及ばずながら、尽力しよう」
ラシュレイ・ローレン(人間の妖精騎士・g04074)が生真面目な口調で応じ、蛍もうなずく。
そして三人は喫水線より上の船腹を破って密やかに進入し、速やかに最下層へと降りる。
「助けに来たぞ」
短く告げて、暁翔が手近の人を縛る縄を切り、水と饅頭を渡す。そしてラシュレイが、パラドクス「英雄王の槍(ロンゴミニアド)」を発動。槍の輝きで周囲を照らし、【活性治癒】で人々の傷や病を癒す。
「我等はディアボロス。悪逆無道のクロノヴェーダ、即ち蟲将どもを打ち倒し、この世に正義をもたらす者。既に幾多の火船の計を打ち破り、幾千もの民を救出してきた。貴方達も安心して欲しい」
堂々と告げるラシュレイに続き、蛍が穏やかに話しかける。
「私達は、皆さんを助けるために来ました。蟲将は私達が何とかしますから、どうか元気を出して。そして、皆で、この地獄のような船底から脱出しましょう」
「…でぃあぼろすが、来たのか…本当に…来てくれたのか…」
ぼろぼろと涙を流す男の縄を、暁翔が切る。
「どうだ? 他の人の縄を切って、食べ物を渡す役、頼めるか?」
「もちろんだ! ぜひやらせてくれ!」
応じる男に、暁翔は刃物とケミカルライト、食料の詰まった袋を渡す。それを見て、他にも声があがる。
「こっちも、頼む! とにかく刃物と明かりをくれ! 食べ物は、あとでもらうから!」
「すぐにいくわ」
蛍が走っていき、刃物と明かりを渡す。【士気高揚】を駆使した前回と負けず劣らずの速度で、作業が進んでいく。
そしてラシュレイは光の槍を携えて進み、離れた場所で再び人々に告げる。
「我々はディアボロス、皆を助けに来た。今、縄を切るので、元気のある者は他の人の縄を切ってほしい。空腹で動けないなら、食べものを渡すので、言ってくれ」
「ほ、本当か!?」
どよめく人々の縄を、ラシュレイについてきた蛍が手早く切る。闇に覆われていた船底のあちこちで明かりが動き、すすり泣く声、励ます声が交錯する。
(「後は、リーダーになれる方がいるかどうかだが…まあ、ここまでくれば何とでもなるだろう」)
せっせと縄を切る作業を進めながら、暁翔は声には出さずにつぶやいた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】がLV3になった!
【活性治癒】LV1が発生!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV4になった!
【ドレイン】LV1が発生!
ラシュレイ・ローレン
脱出の手筈を整えたら、甲板に向かおう。
宴に興じているなら奇襲を仕掛けられるかもしれない。
【光の翼套】で【飛翔】し「空中戦」を誘う。
輝くマントを翻し、「光使い」「残撃」で光の刃を生み出し敵を切り裂いてゆく。船体を破壊しない様に立ち回る。
反撃は空中機動で回避。かわしきれない攻撃は光のマントを「オーラ操作」「拠点構築」で防御壁とし、受け流す。
アドリブ、連携歓迎。
嵐柴・暁翔
捕まっていた方々の脱出の目途が立てば蟲将達の殲滅へ向かいます
まずは船底から甲板へ向かうまでの経路に蟲将達がいれば確実に仕留めます
甲板までの経路を確保した際にまだ騒ぎになっていないなら一旦船底へ戻り突入口から外へ出て、【飛翔】で飛んで外側から楼船の上部へ回り込み見張りの蟲将達を強襲します
出来るだけ気付かれないうちに相手の数を減らしていきたいけど、気付かれたならそれはそれで
今回は一人も撃ち漏らす訳にはいかないんだけど、船内にいる蟲将達を探し回る余裕はないから出てきてくれないと困るしな
攻撃時は静穏性と隠密性を重視して《贋作者》で手裏剣を作り出して打ちます
万が一にも楼船に引火させられないので火気厳禁で
「そろそろ、蟲将退治にかかるべきだろうな」
全員の縄を切り、食料を配り、ある程度の班分けをしてリーダーを決め、楼船の内装を剥がして浮き板として利用する、といった脱出のための作業がほぼほぼ目処がついてきたところで、嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)がラシュレイ・ローレン(人間の妖精騎士・g04074)に告げる。
「二手に別れよう。片方は陽動を兼ね、飛翔して帆柱のてっぺんにいる見張りを排除。それから派手に甲板に降りて、楼閣の中や船内にいるトループス級をおびき寄せて片付ける。もう片方は、舵とか錨とか、操船をするための要員が詰めている場所を回って、そこに残っているトループス級をできるだけこっそり暗殺する。今までだいたい、この手順でうまく掃討できていたと思う」
「なるほど。では、私が陽動に当たらせてもらってもいいかな?」
ラシュレイの問いに、暁翔はにやりと笑ってうなずく。
「そう言ってくれるんじゃないかと思ったぜ。できれば、いったん船腹を破って外へ出て、長江を少し遠ざかってから、飛翔して上から攻撃してくれるとありがたい。空中戦になれば、それがいちばん船体に負担がかからないし、船底に注意が向くこともないだろうからな」
「うむ、心得た」
まあ、空中戦になるかどうかは、トループス級が飛んでくるかどうか次第だがな、と、ラシュレイはうなずく。
そして実際に仕掛けてみると、トループス級蟲将『呉軍弓奏兵』たちは、まるで待ってましたとばかりに、蝶の翅で宙に舞い上がってきた。
「敵襲! 敵襲!」
パラドクス「光の翼套(ガーブオブローズ)」を発動し、光のマントを殊更に輝かせて宙を舞うラシュレイに、まず帆柱上の見張り台にいた『呉軍弓奏兵』たちが口々に叫びながら空中へと飛ぶ。
「敵は一体だ! 囲んで潰せ!」
「いや、そうはいかん」
トループス級の中でも指揮者がいるのか、指示を飛ばす者に目をつけ、ラシュレイが高速で急迫して光の刃を振るう。
「うわあっ!」
次々に斬り落とされる『呉軍弓奏兵』たちは、反撃のパラドクス「樂志伝承」を発動する。相手が同じぐらいの速度と運動性なら、伝承を演じながらの集団攻撃にも意味があるかも知れないが、残念ながらこの場合は、縦横無尽に奮戦するラシュレイの武勇の引き立て役にしかならない。
そして、敵襲の声にばたばたと宙へ飛んでいく『呉軍弓奏兵』の中で、そういう役割なのか、船内の持ち場に残った者は、密やかに忍び寄る暁翔が発動するパラドクス「贋作者(フェイカー)」で作成された手裏剣の餌食となる。こちらも倒れ際に反撃のパラドクス「樂志伝承」を発動するが、ラシュレイに対する以上に無意味な行為にしかならず、単に「やられた~」とか「不意打ちとは卑怯なり〜」とか「おのれ、姿を見せろ〜」とか、妙に芝居がかった声を出して倒れるにとどまった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV2が発生!
効果2【ガードアップ】がLV6になった!
嵐柴・暁翔
ここまで騒ぎになれば今更奇襲も何もないだろうけど、ローレンの所へ向かわずに船内の持ち場に残った蟲将達を優先して仕留めていきます
流石に隠れてやり過ごそうとする蟲将はあまりいないとは思うけど、強欲の文官達のようなタイプもいた以上は討ち漏らしはないように気を付けないとな…
狭い船内で早々見逃すとは思い難いですが操船に関わる個所をそれぞれ確認しておきます
攻撃時は《贋作者》でローレンの英雄騎士の弓の複製を作り出して攻撃します
ラシュレイ・ローレン
後少し、というところか。
人々を安全に逃がす為に、一体たりとも逃す訳にはいかない。
気を抜かず殲滅する。
上空を飛翔しつつ残敵を捕捉。
俯瞰し全体の動きを把握する事で、敵の変幻の機動を把握。「空中戦」で攻撃を回避。
【英雄騎士の弓】で弓を召喚、具現化。
一度に複数の光の矢を放ち、敵を打ち倒す。「光使い」による「貫通撃」。「誘導弾」で矢の軌道を変え追尾させる。逃しはしない。
「…む、奏楽の音が止んだか?」
楼船上空、帆柱の周辺を飛び回りながら、トループス級蟲将『呉軍弓奏兵』を斬り落としていたラシュレイ・ローレン(人間の妖精騎士・g04074)は、楼閣から流れ出ていた楽曲の音が途絶えたことに気づき、眉を寄せた。
「楽隊を繰り出してくるか、あるいはアヴァタール級もともに出てくるか…」
呟いて、ラシュレイは楼閣の方を注視する。すると楼閣の上部から、一斉に新手のトループス級が飛び立ってきた。
「うむ。アヴァタール級は出てこないか」
単に事実を確認する口調で呟き、ラシュレイはパラドクス「英雄騎士の弓」を発動させる。
「妖精よ、弓を!」
船のあちこちからばらばらに上昇してくる敵は、飛び回って斬っていく戦術が有効だったが、最初から固まって編隊を組んでいるところへ突っ込んでいくのは、あまり得策とは言えない。ラシュレイは召喚した妖精を弓に変化させ、一度に複数の光の矢を放つ。
「ぐわっ!」
上から強烈な先制攻撃を射ち込まれ、複数の『呉軍弓奏兵』が光の矢に貫かれて墜落する。墜ちながら反撃のパラドクス「蝶躍舞踏」を発動し、舞う動きはできないながらも必死に矢を放つが、ラシュレイは高速機動で素早く躱す。
しかしラシュレイは、空中で位置取りしながら小さく呟いた。
「一射で、倒しきれていない者があるか? だとすると…川面に落とすのはまずいな」
光の刃で両断すれば、トループス級蟲将はほぼ即死し、たとえ反撃できてもその後生き延びることはあり得ないが、光の矢で貫くと、当たりどころによっては墜としても殺しきれていない可能性がある。そして今回、トループス級が一体でも生き残ってしまうと、船底から脱出する人々が危ない。墜ちた敵が死んでいなければ追って止めを刺す必要があるが、長江に墜ちて沈んで、しかも死んでいなかったりすると、ものすごく厄介だ。
「やむを得んな」
呟いて、ラシュレイは機動の範囲を狭め、射落とした『呉軍弓奏兵』が甲板に墜ちるよう調整する。そのため反撃の「蝶躍舞踏」を躱しきれず、数本の矢が身体に当たるが、たいしたダメージではない。
一方、船内の『呉軍弓奏兵』を掃討し終えた嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)が甲板に出てきて、ラシュレイが射落とした敵の生死を確かめる。生きているようなら、パラドクス「贋作者(フェイカー)」で作成した光の矢の複製品を、射るのではなく喉に突き刺して止めを刺す。
「ぐえ〜」
反撃もできないのか、それとも「樂志伝承」を発動して殺され役の演技をしているのか、『呉軍弓奏兵』たちは大仰に目を剥いて死んでいく。やがて、宙に舞う『呉軍弓奏兵』はいなくなり、甲板に墜ちた者もすべて残らず息絶えた。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【飛翔】がLV3になった!
【友達催眠】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV7になった!
【ダメージアップ】LV1が発生!
ラシュレイ・ローレン
人々の避難を邪魔されない様に防衛ラインを張るつもりだったが、反撃で火炎を使われると船が危険かもしれん。攻撃の組み立てを誤ったか。
未熟を悔やむのは後だ。【一角獣の鑓】で歩兵鑓を具現化。
可能なら船内に乗り込み周瑜と対峙する。
強化された機動力による刺突で攻撃。「ダッシュ」「貫通撃」。
このパラドクスに与えられる神獣のごとき脚力は、突進だけではなく「臨機応変」な急制動や方向転換も可能とする。狭い室内での戦闘に対応する。
壁等を利用し死角を減らし、敵の暗殺に対応。
常に己の死角となる位置を意識し、敵の姿が消えた瞬間に高速のダッシュで立ち位置を変え暗殺を警戒する。
アドリブ、連携歓迎。
嵐柴・暁翔
さて、呉軍弓奏兵の動きや楽曲が聞こえていた方向からすると周瑜は楼閣の一番上か…
直ぐに出てこないのは好都合
先に《悪魔合体》を使用
回復魔法でローレンの傷を治しておきます
(【治癒活性】の効果かもしれません)
【治癒活性】の効果が捕まっていた方々にまで届いていれば有難いけど、今は確認しようもないからな…
周瑜が出てくれば得物を『長剣』に持ち替えます
二人の力を借りて関羽ともとある存在の斬撃ともまた違う、まるで舞うような華麗な剣技で攻撃します
離れれば魔法攻撃で牽制して演奏の妨害を試みます
……音は回避しようもないので最後は気合で耐えるしかないだろうけど…
他の方々を含めて多少の傷は適時【治癒活性】で治しておきます
白水・蛍
アドリブ・連携歓迎
さて、周瑜。
貴方もここまで。止めて見せますわ。
お覚悟を。
敵の相手の隙を<観察・看破>で見切って、けん制に<演奏・演説>にて言葉・音の魔力を増幅させて攻撃しつつ<撹乱>。
隙を作るのに、<念動力・砂使い>で目つぶしも狙ってみましょう。
隙を見つけたら、パラドクス使用。
魔力塊を分割して発射します。
相手にちくちく攻撃する事で体力を削ぐ傷を与えていきます。
相手の火は魔力障壁で防御しつつ……<念動力・吹き飛ばし>で炎そのものを吹き飛ばしたり、魔力塊を分割せずにぶつけてその影響を相殺しようと試みますわ。
この弾丸は……狙いは外しません!!
「む? …また、楽曲が聞こえてきたな」
トループス級蟲将『呉軍弓奏兵』を全員…少なくとも、船内の操船関連箇所にいた者と、楼閣から飛び出してきた者の全員を倒し、いざ楼閣に乗り込んでアヴァタール級蟲将『美周郎・周瑜』と決戦、という時。
いったんは途絶えていた楽曲の音が、再び楼閣最上部から流れ出し、ラシュレイ・ローレン(人間の妖精騎士・g04074)は眉を寄せて唸る。
「アヴァタール級が自分で演奏しているのか?」
「さあな」
パラドクス「悪魔合体(フュージョン)」を発動し、契約した大天使姉妹セレスティアとアリスティアの二人と一時的に合体した嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)が肩をすくめる。
「いずれにせよ、踏み込んで見ればわかるだろう。念の為、俺は楼閣に入って登ってみる。トループス級の討ち漏らしがいたら一大事だからな」
「わかった。私は飛翔して、最上階に直接突入する。 妖精よ、鑓を!」
ラシュレイが告げ、パラドクス「一角獣の鑓(ユニコーンズホーン)」を発動。ユニコーンの角の様な螺旋状のランスを召喚、具現化する。この鑓は、使用者に神獣のごとき脚力を与え、残像を残す程の高速移動を可能とするが、その真価を見せるのは楼閣に突入してアヴァタール級と室内戦闘に入ってから。今は、飛翔を使って最上階へ飛び込む。
そして、楼閣最上部にある露台のような場所から室内に入ると、そこにはアヴァタール級蟲将『美周郎・周瑜』が一人佇み、優雅に琴を弾いていた。そして『周瑜』は演奏の手を止めないまま、ラシュレイを見やって告げる。
「無粋な…どうやら楽士どもは、皆討ち取られたとみえる。貴様は、魏の手の者か?」
「我はラシュレイ・ローレン。貴公は、呉国にその人ありと聞こえた周公瑾殿だな?」
どこの者とも言わずにラシュレイは名乗り、螺旋状のランスを構え突撃する。
「お覚悟!」
「ふむ、さすがに、それなりにはやるようだな」
悠然と応じ、『周瑜』はラシュレイの突撃を躱そうともせず、それどころか琴の演奏を続けたまま、ランスの一撃を胸に受ける。そして身体を貫かれた状態で、反撃のパラドクス「暗殺計」を発動する。
「うぬっ!」
「我を刺し貫いておいて、反撃は避けるというのは、図々しいに過ぎると思わぬか?」
受けたダメージは明らかに『周瑜』の方が大きいのだが、ラシュレイは唸り、アヴァタール級蟲将は悠然と笑う。いかに強靭な脚力を得て縦横無尽に走り回ろうと、刺突する瞬間は敵と接触せざるを得ず、そこで反撃されると躱せない。
するとそこへ白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)が飛び込んできて、パラドクス「喚来観測魔砲撃(ヨビテキタルハミテハカランマリョクノホウゲキ)」を発動する。
「我が音に応えて来たれ、これ即ち全てを壊す魔力の砲撃! 狙いは外しませんわよ!」
敵は隙だらけ、牽制攻撃も必要ありませんわね、と、蛍は魔力塊を弾として多数の砲撃を放つ。すると周瑜は、反撃のパラドクス「歌神計」を発動する。
「こ、これは!? 歌攻撃!? 炎ではありませんの!?」
「当たり前だ。この周公瑾、火船の中で炎を使うほど愚かではない」
たった一声の歌声で、危うく意識を飛ばされかねない衝撃を受け、頭を抱えて呻く蛍に『周瑜』は琴を弾きながら悠然と告げる。ちなみに、もしも蛍が牽制攻撃を行っていたら、それに対しても歌攻撃で反撃が来るので、ほぼ間違いなく失神していただろう。
そして、楼閣の中に誰も残っていないことを確認ながら駆け上がってきた暁翔が、パラドクス「悪魔合体(フュージョン)」の成果として、大天使姉妹を彷彿とさせる優雅な剣技で『周瑜』に斬りかかる。
「貴様、なかなかやるな。どうせなら、我に斬りかからずに、我が歌に合わせて剣舞を見せてくれればよかったのだが」
ラシュレイに貫かれた胸の傷を更に広げるような攻撃を受けながら『周瑜』は余裕を崩さず、反撃のパラドクス「奏天歌絶」を放つ。こちらが本来の歌攻撃パラドクスを受け、暁翔の頭に痛烈な頭痛が起きるが、身体へのダメージはそれほど大きくない。
(「気絶さえしなければな…しかし、こいつ、本当は、演奏はともかく、歌は破壊的に下手なんじゃないか?」)
一瞬、ぼえ〜とか聞こえたぜ、と、暁翔は顔を顰め、声には出さずに唸った。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【神速反応】LV1が発生!
【活性治癒】がLV2になった!
【完全視界】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ドレイン】がLV2になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
ラシュレイ・ローレン
一角獣の鑓を捨て、【竜騎士の鎗】を召喚。【防衛ライン】使用。我等の命有る限りここからは逃がさん。血反吐を吐き捨て突撃の構えを取る。
反撃の属性変更とは流石アヴァタール級。理外の存在相手にもはや対策は無意味。五体裂かれ魂砕かれようと立ち上がり喉笛に食らい付くのみ。
渾身のランスチャージを仕掛ける。屋内戦では、回避されれば自身が壁に叩き付けられ血袋と化す捨て身の一撃。子細なし。倒せなければ同じ事。
反撃は覚悟を決めて食らう。騎士の誇りと意地、救うべき民への誓いで命の糸を繋ぐ。奴を倒すまででいい、生き延びろ。
アドリブ、連携歓迎。
嵐柴・暁翔
……楼閣の最上階、しかも飛べる相手に【防衛ライン】は効果が薄そうだな…
出入口から出るのは妨害出来ても壁を破壊して飛んで移動するのは防ぎようがないだろうけど、壁を破壊するなら動きは止まるだろうし意味はあるか…?
一応【防衛ライン】は発動
どんな形であれ役に立つ可能性はあるなら無駄ではないだろう
【活性治癒】も継続使用
得物を『青龍偃月刀』に持ち替えて幻想舞踏を発動
優雅な風から荒々しい嵐に変化するように動きを変えて攻撃を叩き込みます
これはこれで剣舞にしても映えそうではあるな
どうせ反撃で歌うなら関羽を謳ったような激しい曲調の演奏をリクエストしたいもんだ
……ここは寧ろ炎を使った方が生存率は高いんじゃないか…?
「作戦に応じて使用パラドクスの変更とは、流石アヴァタール級。理外の存在相手に、もはや対策は無意味か」
沈痛な唸りとともに、ラシュレイ・ローレン(人間の妖精騎士・g04074)はパラドクス「竜騎士の鎗(ドラゴンランス)」を発動。一角獣の鑓を、竜騎士の鎗に持ち替える。
「我等の命有る限り、ここからは逃がさん。五体裂かれ魂砕かれようと、立ち上がり喉笛に食らい付くのみ」
「誰が逃げるか。我が撤収するとしたら、貴様らをすべて潰した後に、新たな操船手を補充するために戻る時だな…周幼平の苦い顔など見たくはないが、いくら我でも一人で楼船は動かせんからな」
相変わらず琴を奏でながら『周瑜』は不敵な口調と表情で応じる。
「参る!」
もはや言葉は無用とばかりに、ラシュレイは長大なランスを構えて突撃する。竜騎士の鎗は再びアヴァタール級蟲将の胸板を貫くが、『周瑜』は琴を弾く手を止めずに、反撃のパラドクス「歌神計」を発動する。
「くっ…恐るべき力…だが、負けん!」
「…頑強だな」
ダメージに耐え、唸りながら鎗を引き抜くラシュレイを見やって、『周瑜』が感心した表情で呟く。
(「…いや、どう考えても、異様に頑強なのはあんたの方だと思うぞ、美周郎」)
言葉には出さず、嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)が突っ込む。実際、胸部を中心に身体を貫通する傷をいくつも受け、肺や心臓に相当する部分に大穴が開いているのに、『周瑜』は苦痛の表情も見せずに声を出し、攻撃の歌を歌い、悠然と琴を弾き続けている。アヴァタール級クロノヴェーダだからと言ってしまえばそれまでだが、不気味に近い頑強さと言わざるを得ない。
(「もっとも、蟲がしぶといのは当然か。普通の虫だって、頭取ろうが手足もごうが死にやしない。全身叩き潰すまで動いてるもんな」)
どんなイケメンな顔をしていようが、しょせんこいつは蟲だ、と、暁翔はパラドクス「幻想舞踏(トレース)」を発動。武器を青龍偃月刀と化し、最強の蟲将『関羽』の動きを模倣して斬りかかる。
すると、どこか急所を斬ったのか、『周瑜』の口からいきなりごぼっと粘液が漏れ、反撃の「歌神計」が発動しない。そして、ごぼごぼと聞き苦しい声を出しながら『周瑜』は呻く。
「その動き…関雲長か? 貴様、まさか、蜀将か? 荊州から呉を攻めるにあたって、火船が邪魔だと排除にかかったのか?」
「…想像に任せる」
どうも『呉』の蟲将は、こっちが予想する以上に『関羽』やその一族が『呉』に攻めてくるのを恐れてるみたいだな、と、暁翔は言葉には出さずに呟き、肩をすくめた。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【防衛ライン】LV2が発生!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
嵐柴・暁翔
……まあ三国志とは言っても利害が一致すれば二国が一時的に組んではいけないという理由もないわな…
と戯言を吐いてみます
自信家で自分が賢いと思っているようなタイプは勝手にありもしない裏を考えて自滅してくれるかもしれないし、効果が無かろうと口を動かすのはただだしな
兵とは詭道なり、とかいうと些か大袈裟ではあるか…?
戦闘も最終局面
得物を『風牙』に持ち替えて《天元突破冒険者》を発動
俺の意思に呼応してくれたとある存在の力を借りて、大天使姉妹とも関羽ともまた違った動きで切り込みます
蟲将のしぶとさは流石ではあるけど、首だけでも襲ってきたりする妖怪と比べるとまだ生物の範疇のように思えるな…
「……まあ三国志とは言っても、利害が一致すれば、二国が一時的に組んではいけないという理由もないわな…」
満身創痍のアヴァタール級蟲将『美周郎・周瑜』を見据え、嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は小さく、しかし『周瑜』に聞こえる声で呟く。
「現に、つい先日まで蜀と呉は組んで、魏に当たっていた…その結果は、惨々たるものだったけどな…」
「…む」
暁翔は事実を言っているだけなのだが、その思わせぶりな口調に『周瑜』は更に疑惑を掻き立てられたのか、それとも単に力が尽きそうになっているのか、琴を奏する手が止まる。
(「…終わりにするか」)
これは声には出さずに呟き、暁翔はパラドクス「天元突破冒険者(ランディ)」を発動させる。
「……俺の太刀に、斬れぬもの無し。……全てを斬れ……雷光烈斬牙…!」
「ぐわっ!」
暁翔の意思に呼応する「ある存在」の力を借り、大天使姉妹とも蟲将『関羽』ともまた違った動きで猛然と斬り込んだ一撃は、反撃も許さず『周瑜』を完全に両断する。
「これまで…か…」
無念そうに呻きながら『周瑜』は左右に分かれて崩れ倒れる。
(「蟲将のしぶとさは流石ではあるけど、首だけでも襲ってきたりする妖怪と比べると、まだ生物の範疇のように思えるな…」)
声には出さずに暁翔は呟き、その次の瞬間、アヴァタール級蟲将の絶命を受けて排斥力が発動。ディアボロスたちは、パラドクストレインに強制移送された。
大成功🔵🔵🔵
効果1【一刀両断】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV4になった!