リプレイ
七来・千夏
「どんな情報があるんかなー」
モブオーラを使用してモブモブしつつ情報を集める
非戦闘員が隠れられる場所や、街の中で戦闘を行うことになった場合の
住民が集まれる場所の情報を集めて
緊急時の避難ルートや避難場所の補強を行うよ
街の代表に会えるならあって、資材や場所の相談をする
連携、アドリブ歓迎
伏魔塚・羽犬
いやぁ、中々に町の空気が重いですね~。
・・・それもそうか、何時あのジャーマンブリキ共が押し寄せてくるか分からない昨今、不安にならない方がおかしいか…
よし!情報収集も兼ねてちょっと町の広場で屋台を開こう!!
ポーランドで屋台ごはんといえば・・・焼きたてのソーセージとほっかほかのパン!!あとキンッキンに冷えたビール・・・うん、これも情報を得るため、仕方がないよね!出しましょう!
・・・一先ず美味しい食事で人心地ついてもらって、それから色々とお話してみましょう。
あと数日でここも戦場と化すかもしれません。
やれることはじゃんじゃんやっていきましょう!
手始めに何がやれるか、色々と聞きだしてまいりますか!!!
月下部・小雪
住み慣れた街から離れるのはきっと怖い、です。
そんなことにならないように、ボクもお手伝い、頑張ります。
とりあえず、先に街に入って色々と情報収集、です。
資材置き場を避難場所にするなら、資材が崩れてきて危なくないか事前に確認しておきますね。
も、もちろん資材置き場までのルートも確認しておきます。
集めた情報は【パラドクス通信】でみんなと共有しておきます。
●
ポーラント西部の街には、沢山の難民で溢れ返っていた。
みんな、服はチグハグ。
ボロボロの服に、新品の靴を履いている者もいれば、男性モノの服に、女性モノのスカートを履いている者など様々。
ヌイグルミを引きずり泣いている子もいれば、人形を抱いてあやす母親もいた。
一言で言えば、異常。
もしくは、不気味。
辺りには露店が立ち並び、盗んだモノなのか、死体から盗んだモノなのか、分からないようなモノが並んでいた。
「いやぁ、中々に町の空気が重いですね~。まあ、それもそうか。何時あのジャーマンブリキ共が押し寄せてくるか分からない昨今、不安にならない方がおかしいか……」
そんな中、伏魔塚・羽犬(人間の特級厨師・g04372)が情報収集も兼ね、街の広場で屋台を開いた。
売っているモノは、焼きたてのソーセージに、ほっかほかのパン!
そして、トドメは、キンッキンに冷えたビールであった。
他の屋台に比べて、値段が手頃である事もあり、あっと言う間に行列が出来た。
「とりあえず、情報を集めんとなー」
一方、七来・千夏(行雲流水・g01747)はモブオーラを漂わせ、街の中を歩いていた。
街の広場には、沢山の露店が並んでいたものの、例え同じモノであっても、売値がバラバラ。
隣の店と客を取り合うようにして、値段を下げ合っている露店もあった。
だが、露店の中には、ケタ外れに高く、ヤル気のない店が幾つかあった。
しかも、その店に寄っているのは、目つきの鋭い市民ばかり。
他の市民と同じように振舞ってはいるものの、動きに隙が無く、何か目的があって動いているような感じであった。
その途端、千夏の脳裏に過ったのは、裏切り者、内通者と言う言葉であった。
「運んでほしいモノがあったら、遠慮なく、言ってくださいね」
そんな空気を察した月下部・小雪(デーモンのデジタルサマナー・g00930)が、資材を運ぶフリをしながら、怪しげな市民の後を追った。
どうやら、怪しげな市民は街の代表が住む屋敷の近くに住んでいるらしく、同じような目つきをした市民達が、頻繁に出入りをしていた。
●
街の代表の屋敷には、沢山の孤児が集まっていた。
どうやら、路上で生活している孤児達が、さらわれたり、酷い目に遭っていたため、それを見かねて屋敷で保護をしているようだ。
ただし、孤児達を養っていくほどの余裕がないため、一時的に場所を貸しているだけのようである。
「資材はギリギリ、食料もギリギリ。こんなんで、自分達の身を守るんか?」
資材運びを終えた千夏は、街の代表であるアヒムに会い、緊急時の避難ルートや、避難場所の補強について話し合っていた。
アヒムの話では、限られた資材でバリケードを作って、機械化ドイツ軍の攻撃を防ごうとしているようである。
なるべく、市民達は一カ所に集めようとしているようだが、様々な問題が山積みになっているため、思い通りにいかないらしい。
「……とは言え、あと数日でここも戦場と化すかもしれません。やれる事はジャンジャンやっていきましょう!」
その横で羽犬が孤児達にホットドッグを配りながら、ノリノリな様子で仲間達に声を掛けた。
孤児達は、ここしばらく具なしのスープばかり出ていたため、ホットドッグは最高の御馳走であった。
その感謝の意味も込め、ホットドッグの踊りを披露し、どんよりとした空気を和ませていた。
「そうだな。何やらキナ臭い噂も聞くし、出来る限りの事をしておこう」
アヒムが納得した様子で、市民達にあれこれと指示を出した。
「それじゃ、こちらも集めた情報をパラドクス通信で、みんなと共有しておきますね」
そう言って小雪が自分達の得た情報を纏めると、別行動をしている仲間達に連絡するのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【モブオーラ】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
神山・刹那
機械化兵が来るまで数日か
たったそれだけの時間でこいつらを鍛えるのは無理だな。たかが知れてる
だったら、するべきは連携の強化と徹底だな。それだけでもだいぶ変わる
死なせないためにも、協力を取り付けないとな
街に着いたら義勇軍の団長と町長になるべく肝の座った人を集めてもらい、はっきりと告げる
「数日の内にここに機械化ドイツ兵がやって来る。いきなりこんなことを言う奴の話を信じろと言うのが難しいのは分かってる。だが信じてくれ!この通りだ!」
信じてくれる雰囲気だったら、襲撃の際の避難場所、どう動くか等の話を始め、詰めていく。「代表の家の近くに廃病院があったと聞いた。そこならある程度は収容できるんじゃないか?」
一ノ瀬・綾音
要するに住民のみんなにどっかに隠れてもらうように説得すればいいわけだね?
【友達催眠】と友達話術で数日以内に機械化ドイツ軍が来そうな気がするということと住民のみんなに資材置き場の方に隠れてもらうように説得してみるよ。
あそこなら義勇軍の拠点が近くにあるし、敵は街の代表を狙うとしたら廃病院の方へ向かうだろうからそういう意味でも隠れるにはうってつけだ。
確かに機械化ドイツ軍は怖いだろうけど、もしそれを突然やってきた綾音ちゃん達がやっつけてあげる、と言ったら、信じる?
すっごく夢物語かもね。でも、その夢物語が現実になるのをこれから見せてあげる。だから、今はどうか綾音ちゃんたちを信じてほしいな。
瀧夜盛・五月姫
クロノヴェーダ、どうやって、村に人がいる、わかるんだろ
窓辺の人影だけで、判断してる、なら
人影さえ用意すればいい、よね?
なら、村人さん、先に、すこしずつ、すこしずつ、逃げるか、隠れて、ね?
いまから、姫の骸骨たち、村人に、代わるから。
村人だと、思って、近づけば、骸骨、反撃。これでいこう。
さぁ、みんな、出番、だよ。
黒石段・清綱
嗚呼、何という。誉れ高き第弐帝国軍がなにゆえに……
否、違う。あれは其の誉れ高き者たちの皮を被った、
破壊と鹵掠『しかしない』刻逆の者共だ。
■行
襲撃まで数日。先ずは義勇軍とコンタクトを取り、当日は
どこへ住民を誘導するのがベストか確認しておこう。
なお当日の誘導は、勿論おれも手伝う。【エアライド】が
あればスムーズに進める筈。
確認が取れたら、街の人々に声をかけに行こう。
先ずは現在の状況、防衛戦での勝利を約束する代わりに
『当日に一時的な避難を行う』旨を人々に伝えるのだ。
不安がっている者がいる時は【破軍衝】を披露し、腕に覚えが
あることを証明する。このウツケが、此の地を護って進ぜよう。
※アドリブ・連携歓迎
山躑躅・勇子
仮面蛮族、まかり通るわ
私はこの町の代表に接触を試みる
どうも話を聞く限り、この町の代表者は町民思いなようだし
何とか避難誘導の声掛けに協力してはもらえないかしら…?
それと、サイボーグ兵士の襲撃を遅らせるための、義勇軍への物資提供も交渉するわ
代わりと言ってはなんだけど…対クロノヴェーダ用の捕縛術、【捕縛】の技術や【結界術】を応用したトラップ技術等伝えられる技術は全て伝えるし、体力の続く限りヒーリング光線で街の人達を治療し避難が難しい傷病者を減らす
あんな連中の好きにはさせない、その技が私にはある
…後は頭を下げるしかないわね
人を人と思わない連中に、人の強さとしぶとさを教えてやる為に、力を貸してください
西瓜・真里亞
敵の勢力が侵攻してくる前に住民の方の安全を重視して。
避難誘導を率先して行います。
その傍ら義勇軍に身を守れるバリゲードの資材が無いかを
要請し。有ればバリゲードを作り生存率を挙げれるように作成を致します。
鏡海・りた
ホイホイ、今回はドイツにおじゃましま~す。
私は真里亞さんと一緒に住民さんが安全に避難出来るように。
廃病院までの道程にバリゲード作成を急ピッチで行いまする。
情報集めしてくれているディアボロスさんが安心して
活動できるように不眠不休!体力続く限り大工仕事デス!
●
「……機械化兵が来るまで、あと数日か。たったそれだけの時間で、こいつらを鍛えるのは無理だな。たかが知れてる。だったら、するべき事は連携の強化と徹底か」
一方、神山・刹那(梟雄・g00162)は、この街を拠点にしている義勇軍と接触していた。
義勇軍のアジトは、町外れにある工場だった。
どうやら、街の有力者達から資金援助を受けているらしく、銃器等も数丁ほどあったものの、機械化ドイツ帝国と戦うには、不安が残る感じであった。
それでも、刹那の呼びかけに応え、拠点には義勇軍の精鋭達や、街の協力者達が呼び集められていた。
これも黒石段・清綱(誠探り博拳・g02457)が、事前に義勇軍のリーダーに接触し、詳しい説明をしていたおかげ。
その甲斐あって、刹那達の言葉を疑う者は誰もいなかった。
「とりあえず、市民の人達は、資材置き場に隠れていて貰おうと思っているけど……」
そんな中、一ノ瀬・綾音(綺羅星の如く・g00868)が、自分なりの考えを述べた。
綾音の話では、友達催眠を使って、市民達を資材置き場まで誘導らしい。
そこで市民達は限られた資材を使い、バリケードを作り始めているようだ。
残念ながら資材の量は限られていたものの、資材置き場の守りを固めるには、十分な量があった。
「そう言えば、クロノヴェーダ、どうやって、街に人がいる、わかるんだろ?」
瀧夜盛・五月姫(無自覚な復讐鬼・g00544)が、不思議そうに首を傾げた。
「どうやら、この街に内通者がいるらしい。その事を君達の仲間から教えてもらった後、しばらく監視させているんだが……」
義勇軍のリーダーであるドミニクが、困った様子で溜息を漏らした。
すぐに内通者達を捕縛する事は出来るものの、それが引き金になってクロノヴェーダが警戒してしまう可能性があるため、迂闊に手出しが出来ないようだ。
「嗚呼、何という。誉れ高き第弐帝国軍がなにゆえに……」
清綱が複雑な気持ちになりつつ、深い溜息を洩らした。
(……違う。あれは其の誉れ高き者たちの皮を被った、破壊と鹵掠『しかしない』刻逆の者共だ)
そう思う事で気持ちを落ち着かせているものの、まったく気にしていないと言う訳では無かった。
どちらにしても、自分の目で確かめた上で、判断する必要があるだろう、
「とりあえず……街の代表に話を通しておいたわ。数日ほど前から、誰かに監視されているらしく、孤児達の避難が出来ないようだけど……」
山躑躅・勇子(捕食系女学生あるいは仮面蛮族・g02638)が、街の代表の言葉を思い出した。
おそらく、クロノヴェーダは、街の代表の屋敷に避難している孤児達を連れ去り、サイボーグ手術を施そうとしているのだろう。
だからと言って、孤児達を強引に避難させてしまうと、別の場所にクロノヴェーダの攻撃が集中してしまう可能性が高いようである。
「まさか孤児達を見捨てろって事?」
西瓜・真里亞(雷奏・g02917)が、気まずい様子で汗を流した。
もちろん、孤児達を囮にする形で、クロノヴェーダに攻撃を仕掛け、一掃する事さえ出来れば良いのだが、あまり気分のイイものではない。
「一応、急ピッチで廃病院にバリケードを作成したので、しばらくの間なら時間を稼ぐ事が出来ると思いマスが……」
鏡海・りた(鬼人の特級厨師・g00699)が、アヤメの言葉を思い出した。
いまのところ、街の代表がクロノヴェーダと交渉して、時間を稼ぐつもりでいるようだが、アヤメの話を聞く限り、それが失敗に終わる事は間違いなかった。
「それなら、姫の骸骨たち、市民と、代わったら、どうかな? みんなと、同じ格好をさせたら、気づかれない、と思うから……」
五月姫が【怪怨召喚『丑刻荒御霊』(カイオンショウカン・ウシノコクノアラミタマ)】を発動させ、骸骨の群れを呼び出した。
さすがに、そのままの姿では怪しまれてしまうものの、市民と同じ格好をさせておけば、煤で汚れた窓越しに判別する事は不可能だろう。
「……なるほど。後は、監視をしている者達に怪しまれる事なく、どう移動するか、だな」
刹那がテーブルの上に置かれた街の見取り図を見つめ、険しい表情を浮かべた。
街の代表の屋敷が監視されている以上、迂闊な行動は、命取り。
だが、孤児達を移動させるためには、街中を通っていく必要があった。
「その点なら、心配はない。ここには、誰よりも街の事に詳しい奴等が集まっているからな」
ドミニクが含みのある笑みを浮かべ、横にいた巨漢に視線を送った。
「ああ、下水道を通っていけば、ここまで避難する事が出来るだろう。その代わり、臭くて、汚い思いをするが、命を落とすよりマシだしな」
その視線に気づいた巨漢が、テーブルの上に下水道の図面を置いた。
どうやら、下水道までは監視の目が届いていないらしく、自由に行き来する事が出来るらしい。
ただし、下水道内は想像を絶するほど臭くて汚いため、よほどの物好きでない限り、近づく事が無いようだ。
「……とは言え、サイボーグ兵士達の注意を逸らすためにも、義勇軍に協力してもらう必要がありそうね。もちろん、そのための物資提供は、こちらも惜しまないわ」
勇子が、クロノヴェーダの注意を街の代表の屋敷側に向けさせるため、義勇軍に協力を求めた。
その見返りとして、勇子が提示したのは、対クロノヴェーダ用の捕縛術や、結界術】を応用したトラップ技術等に加え、負傷した者達の治療であった。
それだけの条件を提示され、断る者は誰ひとりとしていなかった。
「だったら、もう少し廃病院側の守りを固めた方が良さそうだな。敵側にそちら側が本命であると思わせるために……。あえて、廃病院側に全員避難させた上で、下水道から資材置き場に移動する方法を取ってもいいと思うが……」
清綱が下水道の図面を見ながら、頭の中で作戦を練り始めた。
下水道の中は足場が悪いため、エアライドを駆使して、避難に協力すれば、途中で手間取る事なく、スムーズに避難を完了させる事が出来そうだ。
その事を考えると、作戦を決行するのは、クロノヴェーダの襲撃がある前日が理想的だろう。
「限られた時間は、ごく僅か……。残された時間があまりないので、不問普及で頑張りマァース! 体力続く限り大工仕事デス!」
りたが廃病院のバリケードを強化するため、義勇軍のメンバー達を引き連れ、その場を後にした。
既に、資材が底を尽きているため、何処か廃屋を壊して、廃病院まで運び込む必要がありそうだ。
「それでは、少しでも生存力を上げるため、時間が許す限り、バリケードを強化しておきましょうか」
その後に続くようにして、真里亞も協力者達と一緒に、義勇軍の拠点から出ていった。
「みんな、信じてくれてありがとうね。機械化ドイツ軍は怖いだろうけど、綾音ちゃん達が必ずやっつけてあげるから、安心してね。今までの事を考えると、それって夢物語に思えるかも知れないけど、絶対にみんなの期待を裏切ったりしないから!」
そんな中、綾音がその場に残った義勇軍のメンバー達に対して、感謝の言葉を口にしつつ、クロノヴェーダを必ず倒すと誓うのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【神速反応】LV1が発生!
【友達催眠】LV1が発生!
【ハウスキーパー】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【アクティベイト】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV3になった!
【ドレイン】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
レイン・ナンバーナイン
ミッション受領確認。これより現地に介入します…
とはいえ初手ですからね
後続のディアボロスが他方向から作戦に入って行動を起こすという事も考えて
思いっきり囮になって敵を引き付けましょうか。
倒すことよりも別作戦の成功が高まるようにできる限り長く時間を稼ぎ敵の目をこちらに引き付けておく…そのための単機駆けの一斉射撃。
倒すことは二の次と考えておけば多勢に無勢であっても何とかなるでしょう、多分
●
「……ひぃ!」
「誰かァ!」
「助けてくれ~!」
機械化ドイツ帝国襲撃、当日。
被害に遭ったのは、何の事情も知らない難民達であった。
だが、義勇軍が難民達に作戦の内容を知らせる事は出来なかった。
何故なら難民に紛れて、内通者達が街に入り込んでいるという情報が入っていたためである。
例え、それがデマであったとしても、内通者が紛れ込んでいる可能性がある以上、気を許す事が出来なかった。
結果的に、難民達がトループス級『インファントリー・ゾルダート』に襲われ、逃げ惑う事になったが、それも仕方のない事だった。
「ミッション受領確認。これより現地に介入します……」
そんな中、レイン・ナンバーナイン(コード:№9・g00199)が、自ら囮となってインファントリー・ゾルダート達の注意を引いた。
「……邪魔だ、退け!」
インファントリー・ゾルダートが、苛立ちを隠せない様子で叫び声を響かせた。
その騒ぎを聞きつけ、別の場所からインファントリー・ゾルダート達が、ワラワラと集まってきた。
(倒す事は、二の次……。多勢に無勢であっても何とかなるでしょう、多分)
すぐさま、レインが【アナイアレイション】が装備した武装を一斉に発射し、インファントリー・ゾルダート達を攻撃した。
「ぐぬぬ! 我らには向かうとは、いい度胸をしているじゃないか。ならば、こちらも手加減はしない。撃てええええええええええ!」
その事に苛立ちを覚えたインファントリー・ゾルダートが号令を掛け、一斉にレインを狙って砲撃した。
その間に難民達が一斉に逃げ出し、それとは逆方向にレインが逃げていくのであった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【建造物分解】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
リーナ・エスタ
おのれ!ドイツの機械軍団!
1機たりとも残さずスクラップにしてやるゾ!
硬そうだけどわたしの拳で撃ち抜けないモノはない!
「わたしの拳でボコボコにしてやんよぉ!」
『シュプールフート・クリーガー』の「炸裂弾発射(POW)」に対し
パラドクス「リーナたん流星拳(ジェラシーライトニングボルト)」を使って攻撃するよ!
近くにいる仲間と連携して戦える場合は
なるべく連携を決めていきたいところ
勝利のため、ある程度のダメージは仕方ないかも
他のディアボロスを不利にするような行動はしないよ
アッシュ・シレスティアル
【心情】
仲間がお膳立てしてくれたようだからそれが台無しにされないように敵を排除するのが俺の仕事だ、役割はしっかりこなすぜ。
【戦闘】
「まずは1発、重いの行くぜ!!」
戦闘予定場所に相手が来るまでは身を隠し、到達と同時に【飛翔】などを用いて最速で接近してブーストスマッシュを1発お見舞いするぜ。
「そんな遅い弾じゃ、いつまでたっても俺には当てられないぜ」
戦闘中は基本的に飛行しっぱなしでヒット&アウェイ作戦で一体ずつ確実に処理する。
こちらに向かって放った弾が一般人に当たっては元も子もないため常に仲間や一般人の位置は大まかに把握し続ける。
「ひとまずはこんなもんか…他と合流するか」
※アドリブ歓迎
一ノ瀬・綾音
それじゃあ、作戦開始といこっか。
絶対みんなを守ってみせるから!
【パラドクス通信】で状況の確認を怠らないようにしつつ、【神速反応】でゾルダートたちの接近や攻撃に素早く反応、戦闘開始する旨を【パラドクス通信】で伝えたら【飛翔】【エアライド】で飛びまわりながら応戦するよ。
頃合いを見て【雷魔法】を発動する。
みんなそんな機械の体だし、雷には弱いでしょ!綾音ちゃんを相手にしたのは失敗だったね!全員まとめてショートさせてあげる!
ただ追い込まれたりして一般人が巻き込まれたら結局同じことだから、その時は【友達催眠】を使って事前の作戦通り逃げるように伝えるよ。
月下部・小雪
ボクも攻めてくる悪い兵隊さんをやっつけます。
モーラットのコダマを抱えて、【飛翔】して逃げ遅れた人が悪い兵隊さんに襲われていないかチェックです。
襲われそうな人がいたら念動力で邪魔してこっちに注意を引き付けます。うぅ、こ、こわいけど攻撃は魔力障壁で頑張って防ぎます。
か、雷さんに弱いならボクも雷さんで攻撃、です!
コダマに命令してころころと突撃!【ワイファイスパーク】でビリビリにしてやります。
※アドリブや連携も大歓迎
●
「だ、誰かッ!」
「助けてくれッ!」
「死にたくない! 死にたくないんだァ!」
難民達の悲鳴が響く。
ようやく辿り着いた新天地。
そこで待ち受けていたのは、難民達が望んでいた未来とは、異なるモノだった。
だが、難民達に選択肢は、ない。
選ぶ事が出来るのは、命懸けで逃げる事だけ。
それを拒否する事は、自らの死を意味していた。
それ故に、難民達は逃げた。
体力が続く限り、全力で……。
それが、いかに無駄な事だと分かっていても、逃げる事しか出来なかった。
「ハッハッハッハッ! 逃げろ、逃げろ、逃げ回れ!」
その後を追いかけながら、トループス級『インファントリー・ゾルダート』達が高笑いを響かせた。
インファントリー・ゾルダート達の目的は、難民達の殺害では無く、捕縛であった。
そのため、生かさず、殺さず、ジワリジワリといたぶりながら、難民達の後を追っているのだが、その事実を難民達は知らないため、笑いが止まらないようである。
そもそも、インファントリー・ゾルダート達にとって、難民を追いかけるのは、単なる暇つぶし。
本気を出せば、難なく捕まえる事が出来た。
しかし、それでは面白くない。
そんな気持ちがあるため、あえて本気を出していなかった。
「おのれ! ドイツの機械軍団! 1機たりとも残さずスクラップにしてやるゾ!」
その行く手を阻むようにして、リーナ・エスタ(銀河旋風・g00471)がインファントリー・ゾルダート達の前に陣取った。
リーナにとって、それは許されない事。
インファントリー・ゾルダート達の歪んだ欲望を叩き潰す事が出来るのであれば、何も怖いモノなどなかった。
「ハハハハハッ! これはイイッ! ちょうど、コイツ等にも飽きていたしな。貴様等は俺達を満足させてくれるんだろうなァ!」
インファントリー・ゾルダート達が小馬鹿にした様子で、機関砲の銃口をリーナ達に向けた。
「それじゃあ、作戦開始といこっか。絶対みんなを守ってみせるから!」
その間に、一ノ瀬・綾音(綺羅星の如く・g00868)が、戦闘開始する旨をパラドクス通信で仲間達に伝え、飛翔とエアライドを駆使して、インファントリー・ゾルダート達の注意を引いた。
「ええいっ! 小賢しい真似をしおって! 素直に撃たれろ! 的の分際で!」
インファントリー・ゾルダートが、苛立ちを隠せない様子で、両腕の機関砲をぶっ放した。
「まずは1発、重いの行くぜ!!」
すぐさま、アッシュ・シレスティアル(蒼白の銃剣士・g01219)が物陰から飛び出し、空を飛ぶようにして最速で接近すると、インファントリー・ゾルダートに【ブーストスマッシュ】を叩きこんだ。
「ぐえっ!」
その一撃を食らったインファントリー・ゾルダートが内側から吹っ飛び、大量のオイルが血の如く噴き出した。
「こ、怖いけど……。ボクも悪い兵隊さんをやっつけます」
そんな中、月下部・小雪(デーモンのデジタルサマナー・g00930)が、モーラット・コミュ『コダマ』を抱え、インファントリー・ゾルダートのまわりを飛び回った。
そうする事で、難民達が逃げる時間を稼いでいるものの、一歩間違うと大怪我をしてしまうため、まったく気を抜く事が出来なくなった。
だが、これも難民達のため。
「う、うわああああああああああああ!」
その事に難民達も気づいたのか、這うようにしながら、必死になって逃げていった。
「ええいっ! 鬱陶しい奴等め! 撃て、撃て、撃てえええええええええ!」
その途端、司令官と思しきインファントリー・ゾルダートが、殺気立った様子で号令をかけた。
その指示に従うようにして、まわりにいたインファントリー・ゾルダートが、一斉に砲撃し始めた。
「そんな遅い弾じゃ、いつまでたっても俺には当てられないぜ」
すぐさま、アッシュが素早い身のこなしで砲撃を避け、インファントリー・ゾルダートを挑発しながら、タイミングを見計らって、攻撃を仕掛けていった。
「こ、小賢しい奴め!」
その事に腹を立てたインファントリー・ゾルダート達が、執拗にアッシュを狙ったものの、殺気剥き出しで放たれた弾が命中する事はなかった。
「わたしの拳でボコボコにしてやんよぉ!」
その邪魔をするようにして、リーナが【リーナたん流星拳(ジェラシーライトニングボルト)】で、究極にまで高めた闘志を拳に込め、光の速さでパンチを繰り出した。
「ば、馬鹿なっ! 弾がすべて叩き落された、だと!」
それを目の当たりにしたインファントリー・ゾルダートが、信じられない様子で激しく声を震わせた。
「ええいっ! 怯むな、怯むな! あんなものは、見掛け倒しだ!」
司令官と思しきインファントリー・ゾルダートが何の根拠もなく、決めつけるようにして叫び声を響かせた。
その言葉を鵜呑みにしたインファントリー・ゾルダート達が、右腕の砲から徹甲弾を放ってきた。
「みんな機械の体だし、雷には弱いでしょ! 綾音ちゃんを相手にしたのは、失敗だったね! 全員まとめてショートさせてあげる!」
次の瞬間、綾音がインファントリー・ゾルダート達の背後に陣取り、【雷魔法:強欲なる雷(ライトニング・グリード)】で、雷を任意の方向に放った。
「し、しまった! か、雷は、や、や、やめ……ろ!」
それと同時に、インファントリー・ゾルダート達が真っ黒な煙を上げ、完全に機能を停止させた。
「ええいっ! 軟弱者共め! ここは私が始末をつける!」
それを目の当たりにした司令官と思しきインファントリー・ゾルダートが、半ばヤケになりつつ、綾音に向けて徹甲弾を放とうとした。
「か、雷さんに弱いなら、ボクも雷さんで攻撃、です!」
その事に危機感を覚えた小雪が【ワイファイスパーク】で、コダマに指示を出した。
「~♪」
その指示に従って、コダマが司令官と思しきインファントリー・ゾルダートに体当たりを食らわせ、強烈な電撃と共に火花を散らした。
「こ、こら! やめ! やめろおおおおおおおおおおおおおお!」
その一撃を食らった司令官と思しきインファントリー・ゾルダートが、断末魔を響かせて爆発四散した。
「ひとまずはこんなもんか。……他と合流するか」
そう言ってアッシュが別行動をしている仲間達と合流するため、その場を後にするのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【建造物分解】がLV3になった!
【パラドクス通信】がLV3になった!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【ダブル】がLV2になった!
【命中アップ】がLV3になった!
瀧夜盛・五月姫
む。その脚、厄介。
広場、一帯、沼にする、よ。
当然、わたしも、入れば、沈んじゃう、けど。
あなたたち、足場に、跳んで、ひとつひとつ、【破壊】する。
因幡兎、みたいに、油断は、しない、よ?
エルフリーデ・ヴァッセルマン
「空から見れば、敵は皆ドンガメ。まして泥にハマっていればねぇ?」
事件についてこう感じ、クロノヴェーダを赦さずディアボロスとして解決を目指します。
シュプールフート・クリーガーの「無限軌道突進(SPD)」に対し、パラドクス「ダイブアンドズーム」を使うことで、【航空爆弾】による急降下爆撃&【ビームガトリング砲】による機銃掃射を行います。
撃破できそうな敵を優先して攻撃し、敵の数を減らしていきます。
他のディアボロスと連携して戦える場合は、可能ならば、援護します。
勝利のため、ある程度のダメージはやむを得ないものとしますが、他のディアボロスを不利にするような行動はしません。
アッシュ・シレスティアル
【心情】
歩兵の次はタンクってか?
どちらにしろやることは変わらねぇ、こいつらもしっかり始末してやるさ。
【戦闘】
「俺もいるんだぜ!」
飛行して移動し、戦場到達と同時に最速で接近してブーストスマッシュで上から地面に叩きつけるぜ。
「今度は炸裂弾か、ちょいと厄介だが」
戦闘中は基本的に飛行しっぱなしでヒット&アウェイ作戦で一体ずつ確実に処理する。背中の砲台を狙う事で倒しきれなくても攻撃出来なくしてみるか。
こちらに向かって放った弾が一般人に当たっては元も子もないため常に仲間や一般人の位置は大まかに把握し、無駄な被害が出ないように立ち回る。
「これで取り巻きはどうにかなったな。」
※アドリブ歓迎
神山・刹那
人間戦車か?
まぁ、なんでも良い
お前ら、刀で鉄が斬れると思うか?
あぁ、答えなくて良い。答えはお前らの体で確かめろ
無限軌道突進で突っ込んできたら、焦らず、慌てず相手の軌道を読み、相手の突進の勢いを利用して、必殺の一撃で斬り捨てる
「答えはわかったか?お前らの命が授業料変わりだ。機械を斬るか、鬼を斬るよりつまらねぇな」
七来・千夏
「反撃やー」
近づくと轢かれそうなので、残留効果の【飛翔】で愛馬に乗りながら
【復讐の刃】で小範囲に効果が及ぶ爆弾等を呼び出して
敵に向かって投げつけます。
その際に、【神速反応】で周囲の味方の動きをみつつ
【パラドクス通信】で同じ戦場の仲間に注意を呼びかけます。
できる限り、仲間の不利にならないよう注意します。
連携・アドリブ歓迎
黒石段・清綱
おぉおぉ。酷い、何と酷いのだ。誉れ高き第弐帝国軍が
あのような姿に。此れは、紛う方なき過去への冒涜。
許すまじ、赦すまじ、刻逆。
■闘
あのような所業と姿を見せられて、黙っていることなどできるものか。
【悲憤する蒼き星】に呼びかけ、『敵の居る場所』だけに大地震を
発生させ、造られた遮断物を【破壊】しつくすのだ。
そこにいた兵士を下敷きにして止めを刺す、ということができれば。
敵の砲撃は自身の【戦闘知識】と【観察】眼から、『弾の軌道』
及び『着弾までかかる時間』の【看破】を試みる。
ある程度情報が分かったら、弾が向かっていない場所へ【ダッシュ】で
退避するのだ。
※アドリブ歓迎不採用可・若干お怒りです
●
難民達が恐怖で身を強張らせる中、トループス級『シュプールフート・クリーガー』のキャタピラ音が響き渡った。
シュプールフート・クリーガーの目的は、露払い。
邪魔なモノを、すべて排除し、道を整備するため。
それが障害物であっても、人であっても、シュプールフート・クリーガーにとっては、関係のない事だった。
すべては機械化ドイツ帝国のため。
……輝かしい未来のためだった。
「おぉおぉ。酷い、何と酷いのだ。誉れ高き第弐帝国軍が、あのような姿に。此れは、紛う方なき過去への冒涜。許すまじ、赦すまじ、刻逆」
それを目の当たりにした黒石段・清綱(誠探り博拳・g02457)が物陰に隠れながら、激しい怒りをあらわにした。
その間も、シュプールフート・クリーガー達は、我が物顔で道を突き進んでいた。
幸い、難民達に被害は出ていないものの、このまま放っておけば、いつ怪我人が出ても、おかしくないような状況であった。
「……人間戦車か? まぁ、なんでも良い」
神山・刹那(梟雄・g00162)が物陰に隠れつつ、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
シュプールフート・クリーガー達は、アヴァタール級『フェストゥング・リーゼ』に危険が及ばないようにするため、障害物を退けるのに全力を注いでいた。
そのため、道さえ塞がなければ、まったく気にしていないようだった。
「歩兵の次は、タンクってか? どちらにしろ、やる事は変わらねぇ、こいつらもしっかり始末してやるさ」
それと同時に、アッシュ・シレスティアル(蒼き疾風の復讐者・g01219)が空に飛び立ち、最速でシュプールフート・クリーガーに急接近すると、【ブーストスマッシュ】を叩きこんだ。
「な、何者だ!」
その途端、別のシュプールフート・クリーガーが危機感を覚えて、一斉に背中の砲を向けた。
「……そこまでだ! あのような所業と姿を見せられて、黙っていることなどできるものか」
すぐさま、清綱が物陰から飛び出し、【悲憤する蒼き星(ヒフンスルアオキホシ)】で己の悲憤を具現化すると、シュプールフート・クリーガー達がいる場所だけ大地震を発生させた。
「む。その脚、厄介。広場、一帯、沼にする、よ」
それに合わせて、瀧夜盛・五月姫(無自覚な復讐鬼・g00544)が【怪怨召喚『古城沼赤壁花』(カイオンショウカン・コジョウヌマノアカボッケ)】を発動させ、赤い花の咲き乱れる沼地を召喚した。
「わ、罠かっ!」
シュプールフート・クリーガー達が慌てた様子で、移動を開始しようとしたが、その気持ちに反して、下半身が丸ごと沈んでいった。
「空から見れば、敵は皆ドンガメ。まして泥にハマっていればねぇ?」
その隙をつくようにして、エルフリーデ・ヴァッセルマン(スツーカ女大佐・g00556)が【ダイブアンドズーム】を発動させ、空から急降下して航空爆弾を落下させ、ビームガトリング砲による機銃掃射で、シュプールフート・クリーガー達のボディに幾つもの風穴を開けた。
「反撃やー」
続いて、七来・千夏(行雲流水・g01747)が愛馬に乗りながら飛翔し、【復讐の刃】で小範囲に効果が及ぶ爆弾を出現させ、シュプールフート・クリーガー達に投げつけた。
「お前ら、刀で鉄が斬れると思うか? あぁ、答えなくて良い。答えはお前らの体で確かめろ」
その間に、刹那が一気に間合いを詰め、沼から這い上がろうとしていたシュプールフート・クリーガーに覇龍(日本刀)を振り下ろして、完全に機能を停止させた。
「うぐぐっ! 怯むな! ここから抜け出せば、何とかなる!」
リーダーと思しきシュプールフート・クリーガーが、必要以上に強がったものの、沼から抜け出す術はなかった。
しかも、足掻けば足掻くほど、身体が徐々に沈んでいくため、背中の砲を撃つのも命懸けであった。
「確かに、抜け出せば何とかなるだろう。だが、そのチャンスはない」
そこに追い打ちをかけるようにして、刹那が覇龍を振り下ろし、シュプールフート・クリーガーの頭を両断した。
機械を斬るのは、鬼を斬るより、面白味がなかったが、これも仕事。
「まだだ! まだ終わっちゃいない!」
リーダーと思しきシュプールフート・クリーガーが、激しい怒りを爆発させ、自分の身体が沈む事も気にせず、背中の砲をぶっ放した。
だが、その気持ちに反して、見当違いの場所で爆発し、身体がズブズブと沈んでいった。
「それって無駄な足掻きだと思うけどぉ」
その間も、エルフリーデは空から急降下して刹那を回収すると、シュプールフート・クリーガー達めがけて再び航空爆弾を落下させた。
「クククククッ! これで我らが終わったと思ったら、大間違いだ!」
リーダーと思しきシュプールフート・クリーガーが、不気味な笑い声を響かせた。
どう考えても、沼から這い上がる事は出来ないものの、シュプールフート・クリーガー達はまったく諦めていなかった。
「……何か仕掛けるつもりのようやで!」
その事に危機感を覚えた千夏が、神速反応で周囲の味方の動きを見つつ、パラドクス通信で注意を呼び掛けた。
「我が機械化ドイツ帝国に不可能はナァァァァァァァァァイ!」
次の瞬間、シュプールフート・クリーガー達が、一斉に背中の遮蔽物構築装置を使い、その場に遮蔽物を作り出すと、そこに身を隠しながら、捨て身の覚悟で砲撃を開始した。
シュプールフート・クリーガー達は、この状況でも勝利を信じていた。
それどころか、必ず勝てると思い込んでいるようだった。
改造手術を受けた時に、恐怖や迷いと言った感情が消去されてしまったのでは、と錯覚してしまうほど、シュプールフート・クリーガー達に迷いはなかった。
「やはり、偽物……いや、紛い物と言うべきか」
即座に、清綱が戦闘知識と観察眼を駆使して、砲弾の軌道及び着弾まで掛かる時間を看破し、シュプールフート・クリーガー達の死角に回り込んだ。
「まだだっ! まだまだァ!」
それでも、シュプールフート・クリーガー達は諦めておらず、背中の砲から炸裂弾を発射し、次々と炸裂させた。
「今度は炸裂弾か、ちょいと厄介だな」
その間もアッシュは空を飛びながら、ヒット&アウェイを繰り返し、一体ずつ確実に処理していった。
「た、例え、私だけになろうとも! 背中の砲がある限り、我々に敗北はない……!」
リーダーと思しきシュプールフート・クリーガーが、恨めしそうに言葉を吐いた。
既に、仲間達の姿はない。
みんなガラクタと化して、沼の底に沈んでいった。
「だったら、もっと、沈める」
それと同時に、五月姫が再び【怪怨召喚『古城沼赤壁花』(カイオンショウカン・コジョウヌマノアカボッケ)】を発動させ、赤い花の咲き乱れる沼地を召喚した。
「そう、何度も同じ手が通じると思ったら、大間違いだ!」
リーダーと思しきシュプールフート・クリーガーが、背中の砲を発射した。
その反動でリーダーと思しきシュプールフート・クリーガーの身体が、ズブズブと音を立てて沈み始めた。
「ま、まさか、先程の大地震で底なしに……! 駄目だ! こんな最後、認めない! 私には、まだやるべき事が……! 果たすべき役目があるんだ! 認めない……認めない……認め……」
リーダーと思しきシュプールフート・クリーガーが、呪いの言葉を吐きながら、為す術もなく沈んでいった。
「これで取り巻きはどうにかなったな」
そう言ってアッシュが、次の戦いに備えるため、準備を進めるのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【泥濘の地】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
【建造物分解】がLV4になった!
【一刀両断】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
【過去視の道案内】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
【アヴォイド】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV5になった!
【命中アップ】がLV4になった!
リーナ・エスタ
周辺の雑魚はほとんど残ってないだろうからボスに突撃!
「サーチアンド!デェェストロォォイ!」
『フェストゥング・リーゼ』の「鉄拳制裁(POW)」に対し
パラドクス「デストロイスマッシュ」を使って攻撃するよ!
目には目!歯には歯!拳には拳で勝負だよ!
近くにいる仲間と連携して戦える場合は
なるべく連携を決めていきたいところ
勝利のため、ある程度のダメージは仕方ないかも
他のディアボロスを不利にするような行動はしないよ
伏魔塚・羽犬
さーてーと、いよいよ敵の親玉との決戦、尋常に参ろうかねぇ!!
あのデカブツの巨腕から繰り出される鉄拳は脅威だ、連打されると流石にかわし切れずに挽肉にされちまう。
だが、一発目二発目くらいなら何とでもならぁ。
チャンスは初撃、打ち始めを寸前で躱して、狙うは関節。
いくら全身鋼鉄の塊と言えど関節部はある程度可動性が必要な分、
他よか脆い上に装甲にも守られてないはず。
手の付け根、肘の内側、腋・・・どこでも良い、
全身全霊の一太刀を叩き込んでその腕をぶった切る!!
切る事全般に関して料理人の右に出るものはいないって事、
この俺が手前の身をもって証明してやらぁ!!!
覚悟しやがれジャーマンブリキ野郎!!!!
山躑躅・勇子
アドリブ絡み連携歓迎
日常を生きているこの人たちを踏みにじるクロノヴェーダ
あんた達こそ、立場をわきまえなさいよ
ヨーク理解できるよう、しっかり照らしてあげるわ
鉄拳は流石に死ぬわね
【光使い】敵の顔部分に集中して大天使の光を叩き付ける
攻撃をものともしないなら、網膜焼け付くまで味わいなさい!
後は【念動力】と【結界術】を組み合わせた、不可視の結界よ
目つぶしの後に見えない壁、さぁどこまで対応してくれるのかしら?
とか言いつつ、私自身は【飛翔】の効果で空に逃げておくんだけどね
さて、空の上なら邪魔はないわね…フルパワーまで力を貯めて、狙いをしっかり定めて。
我が手に宿るは力の光!
受けてみなさい、ヴァーチャージ光線!
一ノ瀬・綾音
(アドリブや絡み、連携は大歓迎だよ)
よーし、シメといこっか!
住民のみんなにいいところ見せてあげないとね!
戦闘などの状況は【パラドクス通信】で確認出来るようにはしておく。
初撃はアンブッシュとかも警戒しないといけないし、【神速反応】を使ってアンブッシュ来ても回避できるようにするよ。
【飛翔】と【エアライド】で空を飛べるアドバンテージを作りつつ、屋根の上とか見晴らしのいい場所から相手を見下ろすような位置に陣取って【土魔法】で引きずり込み狙い!
見た感じ重そうだし飛べなさそうだよね。引きずり込まれたらもう這い上がりにくいんじゃないかな?そのまま飲みこまれてしまえ、これが綾音ちゃんの怒りだ!
神山・刹那
おー、おー、偉そうな奴だな
まぁ良い。機械のお前に感情なんて理解しろって方が無理だろうからな
お前もさっさと黄泉路を逝くと良い。お前の部下が待ってるぞ
腕部機関砲掃射で弾丸の雨を降らされたら、一ヶ所に止まらず移動し続け照準を付けにくくし、飛び込む覚悟を決めたら被弾覚悟で銃弾を浴びようが止まることなく突っ込み、渾身の一撃で斬って捨てる
「初めからくらう覚悟を決めておけば、急所に当たらない限り耐えられる。お前には理解できない戦術だろうよ」
黒石段・清綱
おぉおぉ、何たる事。先程の兵達もあらぬ姿をしていたが、
首魁のこれは其れを上回る程酷い。まるで安物の玩具だ。
おのれ、刻逆。本物の第弐帝国軍を一体何処へ連れ去った。
■闘
等と聞いても答えて貰える筈などないか。
止むを得ん、今はこの戦を終わらせるべし。
攻撃をものともせず行くのなら、此方も其れに応えて全速力の
【ダッシュ】で向かい、格闘戦を挑む。
拳の動きを【観察】し、次々と放たれる拳を【グラップル】で
流しつつ機を伺おう。
一瞬でも隙が見えたら【フェイント】を絡めた動きで惑わしつつ、
無防備な箇所に【雷公の石斧】の如き強力な一撃を食らわせる。
第弐帝国軍の名を騙る鉄人形に、逆鉄拳制裁だ。
※アドリブ歓迎・不採用可
月下部・小雪
あ、あいつがボスですね。ボ、ボクも一緒にやっつけます。
せ、戦争なんて悪いことです。小学生のボクでも知ってます!
【飛翔】で飛び回りながら「念動力」で瓦礫を浮かして投げつけて攻撃、です。
ボクは攻撃力がないからこうやって邪魔してみんなが攻撃するチャンスを作ります!
瓦礫をどんどん投げつけて、敵の攻撃は【ガードアップ】付の魔力障壁を全力で張って防ぎます。
そうやってこっちに気を引いたところで、瓦礫の間に隠れていたモーラットのコダマに命じて【サドンモーラット】で攻撃です
こ、これで態勢を崩したところで、みんなの全力攻撃をやっちゃってくださいです!
※アドリブや連携も大歓迎
●
「こ、これは一体、どういう事だ!」
アヴァタール級『フェストゥング・リーゼ』にとって、それは信じられない光景であった。
先行して露払いをしていたはずの護衛部隊の姿が……ない!
それどころか、市民達を捕獲に行った部隊とも連絡が取れなくなっていた。
その上、護衛部隊がいるはずの場所にいたのは、ディアボロス達であった。
(……まさか!)
この時点で、フェストゥング・リーゼは、すべてを悟った。
連絡が取れなくなった部隊が、どうなったのか。
本来いるはずの護衛部隊が、どうなってしまったか、という事を……。
だからと言って、ここで逃げ出すわけには行かなかった。
例え、ひとりになろうとも、敵前逃亡などあり得ない。
おそらく、それは部下達も同じだったはず。
きっと、みんな勇敢に戦って、散っていった……はずである。
「あ、あいつがボスですね。ボ、ボクも一緒にやっつけます。せ、戦争なんて悪い事です。小学生のボクでも知ってます!」
月下部・小雪(デーモンのデジタルサマナー・g00930)が今にも泣きそうな表情を浮かべ、勢いよく飛び上がった。
それに合わせて、小雪が念動力で瓦礫を浮かせ、フェストゥング・リーゼを狙って投げつけた。
「……なるほど。貴様がすべての元凶か」
フェストゥング・リーゼが瓦礫を弾きながら、納得した様子で、激しい敵意を小雪に向けた。
その途端、小雪の背筋にゾッと寒気が走ったが、ここで逃げ出す訳にはいかなかった。
「おぉおぉ、何たる事。先程の兵達もあらぬ姿をしていたが、首魁のこれは其れを上回る程酷い。まるで安物の玩具だ。おのれ、刻逆。本物の第弐帝国軍を一体何処へ連れ去った」
そんな中、黒石段・清綱(誠探り博拳・g02457)が物陰に隠れたまま、激しい怒りをあらわにした。
一体、何が原因なのか分からないが、何から何まで清綱が知っている世界とは違っていた。
「おー、おー、随分と偉そうな奴が現れたな。まぁ、良い。機械のお前に感情なんて理解しろって方が無理だろうからな。お前もさっさと黄泉路を逝くと良い。お前の部下が待ってるぞ」
その間に、神山・刹那(梟雄・g00162)が、フェストゥング・リーゼの前に現れた。
「ほお……、たった一匹で我が部隊を全滅する事など不可能だと思っていたが、まだネズミが隠れていたか」
フェストゥング・リーゼが品定めしながら、冷たい視線を刹那に送った。
「日常を生きている、この人達を踏みにじるクロノヴェーダ。いい加減、立場をわきまえなさいよ。ヨーク理解できるよう、しっかり照らしてあげるわ」
山躑躅・勇子(捕食系女学生あるいは仮面蛮族・g02638)がフェストゥング・リーゼの前に陣取り、拳をギュッと握り締めた。
「クククククッ! これは勇ましい。ならば、やってみるといい。そして、理解しろ。自分がいかに愚かで、何も理解していなかった事を……」
それでも、フェストゥング・リーゼは臆する事なく、不気味な笑い声を響かせた。
「それじゃ、許可も出たし、シメといこっか! 住民のみんなにいいところ見せてあげないとね!」
一ノ瀬・綾音(綺羅星の如く・g00868)が、自分自身に気合を入れた。
その間、難民達は物陰に隠れ、コッソリと様子を窺っていた。
「あのデカブツの巨腕から繰り出される鉄拳は脅威だ。連打されると流石にかわし切れずに挽肉にされちまうからな」
伏魔塚・羽犬(人間の特級厨師・g04372)が警戒した様子で、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「ならば、貴様らにチャンスをやろう。最初の一発は食らってやる。どうだ、悪い話では無いだろ? さあ、来い。遠慮はするな!」
そんな空気を察したフェストゥング・リーゼが、無防備に両手を広げた。
「サーチアンド! デェェストロォォイ!」
次の瞬間、リーナ・エスタ(銀河旋風・g00471)が、フェストゥング・リーゼに殴りかかった。
「……と言うのは、嘘だ! このまま消し炭になれ!」
それを迎え撃つようにして、フェストゥング・リーゼが胸部に格納された火炎放射器を解放し、リーナの身体を炎に包んだ。
間一髪でリーナが飛び退いたため、大事には至らなかったものの、辺りには焦げたニオイが漂った。
「随分と汚い真似をするんだね」
その間に、綾音が飛翔とエアライドを駆使して屋根に上り、フェストゥング・リーゼを見下ろしながら、【土魔法:暴食なる大地(クイックサンド・グラトニー)】で流砂を発生させた。
「……なるほど、我が部隊を全滅させただけの事はある」
即座に、フェストゥング・リーゼが流砂から逃れるようにして一気に距離を縮め、ディアボロス達を狙って狂ったように鉄拳を連打した。
「目には目! 歯には歯! 拳には拳で勝負だよ!」
すぐさま、リーナが【デストロイスマッシュ】を仕掛け、魂に満ちる衝動を、建物すら打ち砕く念動力に変え、拳に乗せて叩きつけた。
「ま、まさか、私と同等の力を持つ者がいるとは……これは面白い」
フェストゥング・リーゼが驚きと興奮に満ちた様子で、さらに鉄拳を連打していった。
勝負は、五分五分。
一対一であれば、勝負がつかないほど、力に差がなかった。
「第弐帝国軍の名を騙る鉄人形に、逆鉄拳制裁だ」
その攻撃を観察しつつ、清綱が間に入るようにしてグラップルで流し、フェイントを絡めながら、【雷公の石斧(ライコウノイシオノ)】で、人を逸した『混沌』の心から生み出された膨大なエネルギーを拳に込め、フェストゥング・リーゼに叩き込んだ。
「……ぐはっ!」
その一撃を食らったフェストゥング・リーゼがヨロめき、傷ついた装甲を庇うようにして後ろに下がった。
「逃げる隙など与えん! 全身全霊の一太刀を叩き込んで、その腕をぶった切る!! 切る事全般に関して料理人の右に出るものはいないって事、この俺が手前の身をもって証明してやらぁ!!!」
そこに追い打ちをかけるようにして、羽犬が【魔骸連刃】で鋭利な刃を生成すると、フェストゥング・リーゼの左腕を斬り落とした。
「完全に油断したわね。そのまま網膜が焼け付くまで、大天使の光を味わいなさい!」
続いて、勇子が念動力と結界術を組み合わせ、不可視の結界を作り出すと、そこにフェストゥング・リーゼを閉じ込め、格好いいポーズを決めながら飛び上がり、【ヴァーチャージ光線(ヴァーチャージコウセン)】を仕掛け、全身から集めた力天使の光の力を、顔面めがけてブチ当てた。
「ぐわあああああ! か、顔が! 何も見えん! 来るな! 誰も近づくなああああああああ」
その事に危機感を覚えたフェストゥング・リーゼが右腕の機関砲を向け、無数の弾丸を放ってディアボロス達を威嚇した。
だが、先程の攻撃で顔を損傷した影響で、AIにまでダメージが到達してしまったらしく、うまく狙いを定める事が出来なくなっていた。
「初めからくらう覚悟を決めておけば、急所に当たらない限り耐えられる。お前には理解できない戦術だろうよ」
そんな空気を察した刹那が、被弾を覚悟で一気に間合いを詰めた。
「えいっ! えいっ! えいっ!」
それに合わせて、小雪が瓦礫を投げて、フェストゥング・リーゼの注意を逸らした。
「ええい、鬱陶しい! もう片方の腕があれば、こんな奴等、一掃する事が出来たものを!」
フェストゥング・リーゼが殺気立った様子で、ギチギチと歯を鳴らした。
しかし、斬り落とされた左腕が、元に戻る事はない。
だからと言って、狙いを変える訳にもいかないため、苛立ちだけが募っていった。
「腕が何本あっても、ボクらを止める事なんで出来ませんよ!」
次の瞬間、小雪が【サドンモーラット】を発動させ、モーラット・コミュ『コダマ』に指示を出した。
その指示を従ってコダマが、瓦礫の間から飛び出し、フェストゥング・リーゼに体当たりを食らわせた。
「てめぇの敗因は、自分の力を過信し過ぎた事だ」
それと同時に、刹那が【雲耀の太刀(ウンヨウノタチ)】を仕掛け、有らん限りの力を込め、全力で振り下ろし、フェストゥング・リーゼを両断した。
「ば、馬鹿なっ! 馬鹿なっ! 馬鹿なっ! あり得ん、あり得ん、あり得ん! こんな事……こんな事……こ……ん……な……事……!」
その一撃を食らったフェストゥング・リーゼが、壊れた人形のように言葉を繰り返し、大爆発を起こしてガラクタの山と化した。
(それにしても、一体誰がこんな事を……。何としても、歪んだ歴史を正さねば……)
そんな中、清綱が自らの使命を心に刻むようにして、フェストゥング・リーゼだったモノを見下ろすのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【建造物分解】がLV7になった!
【活性治癒】がLV2になった!
【土壌改良】LV1が発生!
【一刀両断】がLV2になった!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV8になった!
【ドレイン】がLV2になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【命中アップ】がLV5(最大)になった!
【アヴォイド】がLV2になった!