リプレイ
島江・菜芽
よーっし、今日も人助け、頑張ろっ☆
ひもじいと、心もひもじくなっちゃうからね!
突然湧いて来た力だけど、少しでも
誰かの役に立てたらいいな
…うわぁ、なにか、酷い敵がきたぁ…(敵のアヴァタール情報聞いて引き)
もう、なんか…こう、性格の悪さが前面にでてるっていうか
隠す気、ないよね
こんな奴にいいようにされたくないもん
サフィーナの操縦は味方に任せて、
厨房で体に優しい現地風の食事を作るよ
避難民発見の報告がきたら、「麻呂」さんと一緒に
水と一緒に持っていって【口福の伝道者】で増やそう
これ、幸せの魔法
それに、自分で食べれば毒じゃないって信じて貰えるでしょ?
もう、大丈夫
だから心配しないで
一緒に故郷に帰ろう!
嵐柴・暁翔
取り合えず【飛翔】で飛んで先行して話をしてみるとするさ
生きる気力を失っていないなら生き延びる可能性を提示すればそれなりの反応はあるだろうしな
暑い日中なら極力動き回らないようにするだろうから日差しを避けられる何かの影か洞窟等にでも避難しているだろう
【飛翔】で上空から見渡せば遮るものの少ない砂漠だし大岩等があれば目立つからその影辺りに気を付けて探してみるとするさ
首尾よく接触出来たなら砂上船でオアシスまで送ると説明
ついでに当座の飢えを凌げるように【口福の伝道者】に相乗りして手持ちの水筒の中身や食べ物を増やして渡す
勿論同行を無理強いはしないし拒否されたとしても水や食料は渡すし毒見がいりそうならしておく
リズク・バウワーブ
アドリブ、絡み歓迎
あいつは変わらず下衆な奴のようだな
絶対にこの手で倒してみせる
だが、まずは避難民達を元の街へ戻すのが優先だ
同じエジプトの民の安全が何より大事なのだから
船を出来る限り近くに停泊させ、先行して説得に向かおう
説得に向いている技能はあいにく持ち合わせていないから
己の言葉を頼るしかない
武器など何も持たずに身一つで彼らの前に
恐らく一集団を率いるのはあの老婆に優先的に声をかける
故郷の同胞、危険と分かりつつも決断をした勇敢な民よ
過酷な環境で生き延びた同胞を故郷に帰したい
だから俺達はアンタ達をオアシスに送り届ける為に来た
共に帰ろう、故郷へ
繋いだその命を、先へ繋ぐために協力させて欲しい
同じ民として
「見つけた。北北西、距離10kmぐらいかな。砂丘を越えた向こう、大岩の陰に、四十人ほどの集団がいた」
飛翔して上空から周囲の砂漠を探索していた嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)が、砂上船『サフィーナ・ミウ』に戻ってきて告げる。
「接触しようかとも思ったが、この昼日中に動くことはないだろう。あんたたちが接触してくれるなら、俺が砂上船に残って、話がまとまってから接近するが?」
「ありがとう。そうしてくれ」
リズク・バウワーブ(探求者・g00193)が応じ、島江・菜芽(雪の妖精☆・g06056)が砂上船の厨房から出てくる。
「ごはんできたからー、持っていくねー」
「ああ、頼む」
リズクは現地出身でいろいろ思い入れがありそうだし、男二人で行くより菜芽が行くほうが警戒されないだろう。【友達催眠】や【パラドクス通信】がないのが少々厄介だが、まあ、臨機応変にやるさ、と、暁翔はうなずく。
そしてリズクと菜芽、そして菜芽のサーヴァント「麻呂さん」こと パンツァーハウンド『歌麿』が、共有する【飛翔】で、暁翔が告げた場所へと飛ぶ。砂丘を越えると、そそり立つような大岩がいやおうなく目に入り、その陰で陽射しを避けている人たちも見えてくる。
「お前たちに行ってもらった方が警戒されないかもしれないが……ここは、俺に行かせてもらいたい。自儘だが…」
岩陰側に回り込み着地したリズクが、重い口調で告げると、菜芽はあっさりとうなずく。
「うん、行ってらっしゃい。合図してくれたら、すぐ行くよ」
「…ありがとう」
少女に感謝の言葉を告げると、リズクは岩陰に向って歩みだす。
「故郷の同胞、危険と分かりつつも決断をした勇敢な民よ。過酷な環境で生き延びた同胞を、故郷に帰したい。だから俺達は、アンタ達をオアシスに送り届ける為に来た。共に帰ろう、故郷へ。繋いだその命を、先へ繋ぐために協力させて欲しい。同じ民として」
両手を左右に広げ、武器など持たないことを示しながら、リズクは誠意を籠めて言葉を発する。
すると岩陰から、数人の男を従えた老婆が近づいてきた。
「ふむ……あんたは、街の者だね。あたしたちの事情を知ってはいるようだが、砂漠の民じゃない。今更、こっちを罠にかけようってわけじゃなさそうだけど、何が狙いだい?」
ごく率直に、老婆は尋ねる。それに対して、リズクは言葉を選びながら応じる。
「確かに俺は、昔は王(ファラオ)に仕えていた。しかし、アンタ達の言う化物どもにすべてを奪われ、世界の果てまで突き飛ばされ、やっと帰ってきた。今、俺達は、化物どもと必死で戦っている。そして、奴らをオアシスから追い払い、アンタ達を追い立てるのに使っていた砂上船を奪うことができた。アンタ達をオアシスに送り届けるのは、世界を元の姿に戻すために必要なことなんだ」
「なるほどね」
うなずいた老婆は、左右の男たちに告げる。
「どうやら、敵じゃない。たぶん、敵の敵だね。申し出通りオアシスまで送ってもらうかはともかく、ここで殺し合いをすることはない」
そう言って、老婆は薄く笑った。
「この兄さん、凄腕の戦士だよ。武器なんかなくても、あたしたち全員を瞬きするほどの間に殺せる」
「…もし、よければ、食べ物を振る舞いたい。食べ物を持ってきた仲間を呼んでいいか?」
重い口調でリズクが尋ねると、老婆はうなずく。
「それはありがたい。呼んでおくれ」
了承を得て、リズクは菜芽に合図を送る。すぐさま菜芽と『歌麿』がすっ飛んできて、持ってきた料理を【口福の伝道者】で増やす。
「これ、幸せの魔法! それに、自分で食べれば毒じゃないって信じて貰えるでしょ?」
にこにこ顔で菜芽が告げ、増やした料理を老婆と男たちに手渡す。
「もう、大丈夫! だから心配しないで、一緒に故郷に帰ろう!」
「これは、これは…ありがたい。本当にありがたい」
老婆が笑顔になって、菜芽に頭を下げる。
最初から、彼女に任せたほうが早かったな、と、リズクは声には出さずに呟き、苦笑した。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV2が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
嵐柴・暁翔
念の為オアシスへ先行して異常が無いか確認する
野盗や獣、他にも何かしらの危険がないとは限らないし、リターナー達の受け入れを頼みたいから砂漠の民達の心証を良くしておきたいしな
受け入れ要請も段階を踏んでおく
まずは【口福の伝道者】で菓子でも増やして渡してみる
さっき食事はしたにしても、甘味は別腹という位だしな
美味しいものを食べて腹も満たされていれば大抵の人間は大らかになるもんだ
それと現実問題としてのリターナー達を受け入れるだけの食料が確保出来るかという懸念の解消だな
水は保存が効かないから無理だけど干し肉かなにかのような日持ちする食べ物を【口福の伝道者】で増やしてありったけ提供
その上で受け入れの要請をする
リズク・バウワーブ
アドリブ、絡み歓迎
民の説得が無事に成功して良かった
やはり食の力は偉大だな
民が安心して暮らせるよう、復興に尽力する
食事方面は仲間に任せて良さそうだ
【修復加速】を使用して破壊された個所を修復しよう
住居が足りないようであれば民達と協力して建てるとしよう
ある程度の復興が完了したら、オアシスの代表に相談を持ち掛ける
頼みたいことがある
俺達はこの後、死の眠りから強制的に目覚めさせられた同胞達を助けに行く
連れてきた人達のように故郷から逃げ、そして途中で力尽きた我らが同胞だ
無理を承知で頼む
彼らを解放したらここで受け入れて貰えないだろうか
死してなお化け物に操られてしまった、我らが同胞なんだ
帰れる場所を与えてほしい
島江・菜芽
味方が修復した家を【クリーニング】で過ごしやすくしよう!
スライムさん達を召喚してお掃除、お掃除!
井戸とかも詰まってないかな?
ちゃんと水が出るように
オアシスってくらいだから、前はちゃんと機能してた筈だよね
そこも、しっかりよろしくね
うん、掃除の方はスライムさんにまかせて
もう少し、お料理は作っておこう
もう今日は故郷にたどり着いたお祝いでいいんじゃない?
宴ひらいちゃえ
…あ、私未成年だからお酒は駄目だけどね
サフィーナの水と果物で果実水
美味しい料理でもてなすよ
穏やかな気分のとこで、リターナーの受け入れを頼む
他にも辛い思いしてる人が居るんだ
今は、敵に使われてるけど
それは、きっと本心じゃ無い
だから、お願い!
「野盗の類や、砂漠の民の方々の手に負えないほど危険な獣は、いないようだ」
先行してオアシスの現状を見に行った嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)が、砂上船『サフィーナ・ミウ』に戻ってきて、仲間のディアボロスと砂漠の民の指導者たちに告げる。
「まあ、今は昼間だしな。夜になれば、もっといろいろな獣がオアシスに集まってくるのかも知れないが、そういうのは、砂漠の民にとっては貴重な獲物だろ?」
「その通りさ。自力でオアシスに戻れるようなら、そいつらを命の綱にするつもりだったが、あんたたちが幸せの魔法で食べ物を増やして置いていってくれるなら、慌てて狩ることもないね」
むしろ、捕まえて飼うことを考えてもいいかも知れないね、と、砂漠の民を率いる老婆が応じる。
そして島江・菜芽(雪の妖精☆・g06056)が、勢い込んで言う。
「食料の方は、おまかせくださいっ! 着いたら、宴とかもしちゃいましょう! あ、それで、オアシスはちゃんと水出てるんですよね? お家とかの状態はどうでした?」
訊ねられて、暁翔は少し考えて答える。
「幸い、特に荒されてるってことはなかった。ただ、住居の数はずいぶん少なかったな。倉庫みたいな建物がいくつかあるくらいで…」
「我らは、天幕を張って暮らすのでな。移動する時には、持てるものはすべて持っていく。オアシスに残してきたものは、ほとんどない。街の者たちとは違うのだ」
当然のような口調で、砂漠の民の一人が告げる。その言葉に、ここで切り出していいものかどうか少々躊躇したものの、後回しにしても良いことはないと判断して、リズク・バウワーブ(探求者・g00193)が重い口を開く。
「頼みたいことがある。俺達はこの後、死の眠りから強制的に目覚めさせられた同胞達を助けに行く。連れてきた人達のように故郷から逃げ、そして途中で力尽きた我らが同胞だ」
「ほほう」
すっと目を細めた老婆に、リズクは誠意を籠めて告げる。
「無理を承知で頼む。彼らを解放したら、アンタ達のオアシスで受け入れて貰えないだろうか。死してなお化け物に操られてしまった、我らが同胞なんだ。帰れる場所を与えてほしい」
「すっごく辛い思いさせられてるの。今は、敵に使われてるけど、それは、きっと本心じゃ無い。だから、お願い!」
菜芽も、一生懸命口を添える。すると老婆は、小さくうなずいて応じた。
「あんたたちには恩がある。受け入れてくれと言うなら、応じよう。ただね、何人来るのか知らないが、その連中の食べ物と住む場所は、あんたたちの方で用意しておくれ」
「それはもちろんだ」
暁翔が、即座に応じる。そして老婆は、淡々とした口調で続ける。
「あんたたちの言葉に、嘘はないだろう。だけど、化物を崇める街の者は、あたしたちの同胞じゃなくて、むしろ宿敵なんだよ。化物の力で蘇った連中となれば、尚更だ。まあ、その連中が化物を崇めるのをすっぱり止めて、逆らって戦うぐらいの覚悟があるなら、仲間とみなして助け合ってもいいけどね。そうでないなら、受け入れはするけど、助け合いはしない。砂漠でどうやって生きていくかわからなくて途方に暮れても、手を差し伸べたりはしないよ。そこのところは、はっきり言っておくよ」
「…受け入れを承諾してくれたこと、そして、問題点を率直に言ってくれたことに、深く感謝する」
応じて、リズクは深く頭を下げる。
「昨日まで神と崇めていた化物と戦う覚悟を決めさせることを含め、オアシスに連れてくる者がアンタ達に迷惑をかけることのないよう、できる限りの準備をする。どうか、よろしく頼む」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】がLV2になった!
【修復加速】LV1が発生!
【クリーニング】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV3になった!
【能力値アップ】がLV2になった!
【ドレイン】LV1が発生!
プターハ・カデューシアス
仲間から連絡を受けました、助太刀します
ああ
酷いですね…死体を奪い
勝手に生き返らせて、使役し、魂をも奪う
…反吐が出ますよ
飛翔し駆けつけ彼らを見つけたら説得を
まず、覚醒していない者にはオアシスから持ってきた水袋を
【口福の伝道者】で増やし、渡して事情を話しましょう
覚醒者と離さないと被害を受ける可能性がある
覚醒者には「名」を問う
応えぬのなら、覚醒していないリターナーに聞こう
名は魂、どうか…その名を捨てずに。
沸き起こる衝動から逃れて下さい、魂を手放してはいけない
今なら間に合う
踏み留まって欲しい という願いを込め、桜散春風を
桜吹雪が彼らにとって優しいものになるよう祈る
蘇りの儀式…必ず止めて見せる
心に誓おう
リズク・バウワーブ
アレンジ、共闘歓迎
当然の条件付きだが受け入れて貰える許可は得た
眠りから起こされ虐げられている同胞達を説得し解放しよう
誇り高き我が同胞よ、辛かっただろう苦しかっただろう
俺達はアンタ達を迎えに来た、帰ろう故郷へ
我らが敬愛するファラオが民を蔑ろにするだろうか、するはずがない
そいつは我らの敬愛するファラオではない
誇り高き我が同胞よ、あるべき場所へ帰るため抗おう
力になる為俺はここにいる
まだ戻れる
相手の攻撃は可能な限り戦闘知識と臨機応変を活かしてラウンドシールドでギリギリまで受け流す
囲まれそうになった場合は【飛翔】で抜け出すのを試みる
どうしても救えないのであれば
ケペシュの斬撃で攻撃『守護』で安らかな眠りを
逢坂・蝉丸
アドリブ連携大歓迎
『マミー屑人兵』に覚醒してしまった
リターナーの成り立ちを聞いて、頬を膨らませ不機嫌そうな表情を浮かべています
『なんなん、ほんま、なんなん、そんな悲劇、ウチが好きな話や無い、、、全部否定したる!!
逆境から生還する英雄の話に変えたる!!』
【飛翔】で飛びながら、琵琶を鳴らし朗々と歌い上げるは現状を打ち砕く【勝利の凱歌】
勇気を奮い起こす歌声が響き渡り、暗く淀んだ希望を奮い起こさせます
『しんどかったやろ、、、もう少しの辛抱や今助けたるさかい。』
疾走してきたマミーを抱きとめ、はじける攻撃も、そのまま倍にして反射
気に要らへん目の前の事象を否定してマミー化を解除を促します
「ああ、酷いですね…死体を奪い、勝手に生き返らせて、使役し、魂をも奪う…反吐が出ますよ」
容赦ない陽光が焼けるような熱気をもたらす、昼日中の砂漠。飛翔してきたプターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)は、這うようにして砂上船を探し回るリターナーたちの姿を見て呻く。
「このままでは、誰も彼もが苦しみのあまり魂を奪われて、クロノヴェーダにされてしまう…急がねば」
呟きながら、プターハは急ぎ着地。持参してきた塩パンを齧り、水袋入りの果実水を飲み、【口福の伝道者】Lv2で二百人分に増やすと、片っ端からリターナーたちに配って回る。
「さあ、これを飲んで、これを食べて…理不尽な苦しみは、もう終わりです。そこの岩陰に入って、陽を避けてください」
「あ、あ、あ…」
リターナーたちはすぐさま果実水を飲み、大きく吐息をつくと、塩パンを齧りながら岩陰に向かう。
しかし、中に数人、水袋も塩パンも受け取ろうとしない者がいる。外見は、さほど激しく変化しているわけではないが、その目に知性の光がない。トループス級クロノヴェーダ『マミー屑人兵』に覚醒…というか、変化してしまった者たちだ。
だが、普通のクロノヴェーダと違い、彼らはすぐさまプターハに襲いかかろうとはしない。ただ呆然と立ちすくんでいるだけだ。
(「すぐに説得したいところですが…まずは、無事な者たちを避難させて、覚醒者から引き離すのが先ですね」)
言葉に出さずに呟くと、プターハはクロノヴェーダを刺激しないよう注意しながら、リターナーたちにパンと水袋を渡し、岩陰に移動するよう促す作業を続ける。幸いというか何というか、アヴァタール級の姿はどこにもない。どうやら、暑さを感じないマミーのくせに、昼間はどこかの日陰で昼寝を決め込んでいるらしい。
そして、駆り出されているリターナー全員にパンと水袋が行き渡り、岩陰への移動が済むと、陽光に晒された砂漠には、数人の『マミー屑人兵』が立ちすくむばかりとなった。
そこへリズク・バウワーブ(探求者・g00193)が飛来し、朗々と告げる。
「誇り高き我が同胞よ、辛かっただろう苦しかっただろう。俺達はアンタ達を、苦しみから引き離すために来た。我らが敬愛するファラオが民を蔑ろにするだろうか、するはずがない。アンタ達を砂漠に投げ出し、苦しめる奴は、我らの敬愛するファラオではない。誇り高き我が同胞よ、あるべき場所へ帰るため抗おう。力になる為、俺はここにいる」
リズクの力強い言葉に、岩陰に集まったリターナーたちがどよめく。しかし『マミー屑人兵』たちは、何の反応も示さない。襲ってくるわけでもなく、ただ立っている『マミー屑人兵』たちを見据え、リズクは告げる。
「まだ、戻れる」
「なんなん、ほんま、なんなん、そんな悲劇、ウチが好きな話や無い、、、全部否定したる!! 逆境から生還する英雄の話に変えたる!!」
叫びながら、逢坂・蝉丸(知るも知らぬも・g06053)が飛来。そのまま飛びながら、激しく琵琶をかき鳴らす。
「しんどかったやろ、、、もう少しの辛抱や今助けたるさかい」
蝉丸はパラドクス「坊主めくり(インガハンテン)」を発動させ、【勝利の凱歌】を歌い上げる。リターナーたちは明らかに勇気づけられるが、『マミー屑人兵』はやはり反応しない。ネガティブな反応でもあれば倍返しが生じるが、何も反応がないと先に進まない。
そしてプターハが、『マミー屑人兵』たちに歩み寄って訊ねる。
「あなた方の、名は?」
しかし返答はなく、プターハはリターナーたちの方を振り返って訊ねる。
「この方達の名を、ご存じの方はおられませんか?」
「そいつはゼダ、向こうの奴はハムルだ!」
「そっちの人は、エイダよ!」
リターナーたちの中から、すぐさま声が飛ぶ。
「なんとか、なんとか戻してやってくれ! 頼む!」
「ええ、全力を尽くしますとも」
応じて、プターハは『マミー屑人兵』たちの名を呼ぶ。
「名は魂、どうか…その名を捨てずに。沸き起こる衝動から逃れて下さい、魂を手放してはいけない。今なら間に合う」
そしてプターハは、踏み留まって欲しいという願いを込め、パラドクス「桜散春風(オウサンシュンプウ)」を放つ。桜吹雪を浴びた『マミー屑人兵』たちは、反撃もせずあっけなく倒れるが、やがてゆっくりと起き上がってくる。
「く、苦しい…俺は…」
「今、ここに水があります。食べ物があります。どうぞ」
すぐさまプターハがパンと水袋を渡し、『マミー屑人兵』たち…いや、リターナーに戻った人たちは、むさぼるように水を飲み、吐息をついた。
「声が聞こえた…音楽が聞こえた…魂を手放すな、帰ってこいと」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【通信障害】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
【勝利の凱歌】LV1が発生!
効果2【グロリアス】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV4になった!
吉祥天・華瑞月
どこのどいつか知らぬが、クズとは…主のことかえ?
確かにのお、そんな面構えじゃな
貴様のようなクズはどの時代におりんすな
ほにのう…低俗な種族じゃ(こやつのような輩は種族として呼ぶのもどうかかのう…)
同じような、人族として扱うには値にせんのう
貴様のような奴は…滅びよ!(PDを使用)
臨機応変+看破、結界術・魔力障壁・闘気で等で凌ぎつつ
不意打ち+貫通撃と千年白狐尾で攻撃じゃ
もしくはオーラ操作で誘導弾と攪乱しつつ、じゃろうか
アドリブ連携はお任せ
プターハ・カデューシアス
「絵に描いたような」外道ですね
道を外れたなら仕方が無い
矯正して差し上げます
盗賊頭?…墓守時代を思い出しますね
盗賊には手を焼きました、奴らは一人見かけると2、30人位湧きますから
仲間を呼ばれる前に、さっさと倒すのが得策です
リズク様がいるのなら、仕上げは縁のある方にお願いするとして
とりあえず削りましょうか!
飛翔しての一撃離脱戦
砂の手も飛翔し躱していきます
味方にはディフェンス
※戦闘終了後リターナー達に助言※
もう、追ってくる「化け物」はおりません
彼らの仕打ちを忘れず
支配を離れ、早く砂漠での暮らしに慣れる努力を
それが、皆様の生き残る道です
これで、この獣神王朝の
敵への信仰が少しでも薄れるといいのですが…
リズク・バウワーブ
アドリブ、絡み歓迎
嗚呼、本当に
貴様は下衆で最低な男だ
人を人として扱わず、己の欲望だけを満たそうとする
そんな貴様を許さない、ここで倒すっ
ケペシュの斬撃、『守護』や【ダブル】で積極的に攻撃
戦闘知識と臨機応変を活かしてラウンドシールドで可能な限り攻撃は受け流す
回避の際には【飛翔】を使用、危険な場合は撤退する
どうせ貴様は、地獄に落ちても反省はしないだろうな
戦闘後は同胞達へ声掛けを
アンタ達を受け入れてくれるオアシスがある、それに感謝しそちらへ行こう
そこはアイツらのような化け物に抗うつもりがあるなら、仲間として認めてくれるそうだ
アンタ達はもう自由だ、自分達で考え抗うことが出来る
少しでも長く、生き残ってくれ
逢坂・蝉丸
ほんまやったらさいならしたいとこやけどね、、、
ウチが出来ることなんて限られとる
そもそも相性が良くない
ソレでも、、、ソレでもや!!
コイツだけはひっぱたかへんと腹の虫が収まらへん
『ほな、行くで、、、四方山話に花が咲くーーっ』
陰陽符・狐で呼び出した稲荷狐の背に座り
琵琶を弾き、思いを載せた唄を朗々と歌い上げ
仲間にバフを掛けていきます
ウチに出来る精一杯(全力魔法)
全部載っけて力に変える!!
演奏と共に巻き上がる
風使い 吹き飛ばし 薙ぎ払いの旋風で砂を散らしつつ
回避は稲荷狐に任せて
(自分で避けるよりなんぼかまし)
器用に立ち回ります
べんべん、、、ベンッ!!
砂の国での四方山話
コレにて終幕
アヴァタール級クロノヴェーダ『盗賊頭・ガシェー』は、生きている死体、マミーである。死体だから、食事も睡眠も必要ないし、暑さ寒さも感じない。
にもかかわらず、『ガシェー』はリターナーたちに炎天下の砂漠で砂上船捜索を強いながら、自分は岩陰に小天幕を張って昼寝をしていた。おそらく、元となるクロノス級の生前の習慣を踏襲しているのだろうが、図々しいにも程がある。
「まったく「絵に描いたような」外道ですね。道を外れたなら仕方が無い、矯正して差し上げます」
保護したリターナーたちから話を聞き、『ガシェー』の「ねぐら」にやってきたプターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)が、顔を顰めて呟く。
「リズク様がいるのなら、仕上げは縁のある方にお願いするとして、とりあえず削りましょうか!」
言い放つと、プターハは飛翔して岩の上に回り込み、パラドクス「竜翼翔破」を発動。急降下して小天幕を突き破り、惰眠をむさぼっている『ガシェー』を急襲する。
「ぎゃああっ! い、いきなり、何しやがるっ!?」
痛撃を受け、大仰に悲鳴をあげながらも『ガシェー』は反撃のパラドクス「潰れちまいな!」を発動、巨大な「砂の手」を発生させる。プターハは急上昇して躱そうとするが躱しきれず、握り込まれはしなかったものの、「砂の手」に手酷く張り飛ばされて小さからぬダメージを受ける。
一方、上空から吉祥天・華瑞月(姫神 -ヒメガミ-・g02230)と逢坂・蝉丸(知るも知らぬも・g06053)が『ガシェー』を急襲する。
「どこのどいつか知らぬが、クズとは…主のことかえ?
確かにのお、そんな面構えじゃな。貴様のようなクズはどの時代におりんすな。ほにのう…低俗な種族じゃ。同じような、人族として扱うには値にせんのう」
罵るというよりは、呆れ果てたような声で言い放ちながら、華瑞月がパラドクス「リピートベイン」を発動。『ガシェー』の攻撃を再現し、巨大な「砂の手」を作り出して掴みかかる。
「貴様のような奴は…滅びよ!」
「ぬわあっ!」
がきっと「砂の手」に握り込まれた『ガシェー』は、じたばたともがいてどうにか振り払い、反撃のパラドクス「手下ども、やっちまいな!」を発動させる。どう見てもこの世のものではない、霊体の「手下ども」が宙を飛び、華瑞月に襲いかかる。華瑞月は素早く身を躱して捌くが、霊体にまとわりつかれて多少の浅手を負う。
そして蝉丸が琵琶をかき鳴らしながら、彼女にしてはずいぶん激しい口調で叫ぶ。
「ほんまやったらさいならしたいとこやけどね、、、ウチが出来ることなんて限られとる。そもそも相性が良くない。ソレでも、、、ソレでもや!! コイツだけはひっぱたかへんと腹の虫が収まらへん!!」
言い放つと、蝉丸はパラドクス「英雄喝采(エイユウカッサイ)」を発動。『ガシェー』に攻撃しつつ、味方…主としてリズク・バウワーブ(探求者・g00193)に喝采を送り強化する。
「ほな、行くで、、、四方山話に花が咲くーーっ」
「ちいっ! しゃらくせえっ!」
攻撃を受けた『ガシェー』は、パラドクス「潰れちまいな!」を発動。「砂の手」を差し向け蝉丸を掴み潰そうとするが、稲荷狐の背に乗った蝉丸はかろうじて「砂の手」を躱し、ダメージを受けずに逃れる。
そして、過去にクロノス級の『ガシェー』と深い因縁があるリズクが、火を吹きそうな視線で睨み据えながら言い放つ。
「嗚呼、本当に貴様は下衆で最低な男だ。人を人として扱わず、己の欲望だけを満たそうとする。そんな貴様を許さない、ここで倒すっ」
「けっ、聞いたようなことをほざきやがる。このガシェー様を、倒せるもんなら、倒してみやがれ!」
獰猛な声で言い返す『ガシェー』に、リズクはパラドクス「守護(シュゴ)」を発動して斬りかかる。『ガシェー』は盗賊らしいトリッキーな動きで躱そうとするが、リズクは惑わされず、重い一撃を袈裟懸けに打ち込む。
「まだまだあっ!」
並の人間なら間違いなく両断される斬撃を受けながら、そこは生ける死者マミーにしてアヴァタール級クロノヴェーダ。しぶとく耐えた『ガシェー』は、鋭く叫んでパラドクス「潰れちまいな!」を発動する。出現した「砂の手」に、握り込まれはしなかったものの、構えた盾ごと手痛く叩かれ、リズクは足を踏ん張り、ぎりっと奥歯を噛みしめてダメージに耐える。
決着は、まだつかない。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【過去視の道案内】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
【光学迷彩】がLV2になった!
【士気高揚】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【ダブル】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV3になった!
龍統・光明
『その業喰わせて貰う。さぁ、貴様の業を数えろ……』
ドラゴニアンのガジェッティア × レジェンドウィザード
特徴:基本冷静沈着。行動の際は【残像】【忍び足】を使用
普段二刀流と蹴術を織り交ぜる戦闘スタイルだが、
AS展開時は一転二丁銃と羽形ブラスターを操り戦う
基本回避優先で防御の際は左腕を盾代わりに使う
常にクールである事に努めており、他に迷惑をかけない様に心掛けている
『例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません』
よろしくおねがいします(連携大歓迎・NG:ギャグ・コミカル)
弦星・心
【アドリブ・連携歓迎】
「リズクくん、いじめるやつがいるんだってきいた。」
「ぐつぐつ煮えるどくどくの色。2倍くらいつよめに作った。たーまやー。」
【光学迷彩】【飛翔】で上空を取り、背後から【ダメージアップ】で威力増し増しのPDをぶつける。
敵PDに対しては【飛翔】を続けて攻撃を避けて視線を集め、あわよくば囮になろうとに逃げ回る。
「たいせつをうばうヤツ。ゆるしちゃダメ。こころはそういうのゆるさない。」
戦闘後の声がけが必要であれば
「もう、こわいのどっかいったよ。」
「もうだいじょうぶ、みんなで、おいしいの食べようね。」
はじめて空とぶから、おっこちちゃったらリズクくんにたすけてもらうね。
ニコル・ユークレース
仲間の皆さんとの連携・アドリブ歓迎です。
*
非道な盗賊の方に、苦しめられている方々がいるとお伺いしました。
リズクさん、私も加勢させていただきます!
【飛翔】を駆使して空を行き、手下を呼ばれれば複数対象の魔法を。
すみません。いま、邪魔しないでいただきたいのです!
砂漠に冷たい風と共に、飛ぶツバメの魔法で氷の礫で足止めします。
相手からの攻撃は、回避を第一に。空から仲間の動きも把握して、攻撃の届く隙を狙います。
あなたも、…もうお休みください。
凍てつく魔法で深い深い眠りへ誘う。
終焉が来れば、砂漠の民の方々へ駆け寄ります。
長い旅でしたね。もう大丈夫なのです。
皆さんは安心してオアシスにお帰りくださいね。
リズク・バウワーブ
アドリブ、絡み歓迎
ネメシス形態(隼の頭に、太陽円盤、2枚の羽根飾りを持つ神を模した姿)
心(g06811)が空から落ちたら抱きとめて救助、大丈夫か?と声かけを
くっ、しぶとい奴だ
……そうだな、貴様と対峙するのに俺は覚悟が足りてなかった
ここで貴様を倒さねば苦しむ人が増えるのに
俺の全力で貴様を絶対に倒すっ
ケペシュの斬撃、『嘆き』や【ダブル】で積極的に攻撃していく
投擲を使って、投げナイフも活用
回避の際には【飛翔】を使用
第二、第三の貴様が現われても、俺は必ず貴様の野望を叩き潰す
どの貴様が覚えてなくてもな
戦闘後の同胞への声かけは変わらず
声かけ後はオアシスまで護衛を
嵐柴・暁翔
アヴァタール級とはいえマミーなら人間だった頃の習性が抜けないのかもな
しかしまあもう少し真面目にやっていれば覚醒したマミー達と共闘するなりまだやりようもあっただろうに…
斬撃が飛ぼうと鍔迫り合いをするような近接距離で斬り合っているような状況ではそう簡単には狙いをつけられないだろう
パラドクスなら動作は必要ないとしても常時動き回り攪乱しながら戦います
戦いが終わった後はリターナーの方々をオアシス迄連れて行きます
つい先程までファラオの命令でこき使われていたんだし今更エンネアド達を信仰したいと考えるのかは知りませんが、道中では後々無用な衝突をさせない為にも先住者である砂漠の民達の考えについては伝えておきます
「くっ、しぶとい奴だ」
「けっ、それはこっちの言うセリフだ」
リズク・バウワーブ(探求者・g00193)とアヴァタール級マミー『盗賊頭・ガシェー』は、互いに武器を構えて睨み合う。
しかし、その時。砂丘の向こうから砂上船『サティーナ・ミウ』が進み来て、その勇姿を現す。
「あ、あれが、あいつが、スコルピオン1世様が探していた、砂上船か?」
欲しい、手に入れたい、と、『ガシェー』の目が、マミーと化してなお止まない妄執じみた欲望、いや渇望にぎらつく。その一瞬の隙を捉え、身を隠して好機を窺っていた龍統・光明(千変万化の九頭龍神・g01001)が飛び出し、パラドクス「涅槃寂浄(ネハンジャクジョウ)」を発動させ、神速の抜刀術の下斬り伏せる。
「その業喰わせて貰う。さぁ、貴様の業を数えろ……」
「ぐわあっ!」
絶叫した『ガシェー』は必死に身を躱すが躱しきれず、右腕を斬り飛ばされる。同時に反撃のパラドクス「俺の邪魔をする奴は消えちまいなぁ!」を発動。左手のナイフから不可視の斬撃を飛ばすが、光明が盾代わりにかざした左手を浅く裂くにとどまる。
そして体勢を崩した『ガシェー』に、『サティーナ・ミウ』から全力飛翔してきた弦星・心(げいじゅつはバクハツなんだって・g06811)が襲いかかる。
「リズクくん、いじめるやつがいるんだってきいた。ぐつぐつ煮えるどくどくの色。2倍くらいつよめに作った。たーまやー」
やや舌足らずな言葉に、しかし真摯な怒りを籠めて、十歳の少女ディアボロスはパラドクス「紫色バクダン(ムラサキイロバクダン)」を発動。赤と青の絵の具を混ぜて作成した、紫色の熱と氷の猛毒爆弾を『ガシェー』に叩きつける。
「たいせつをうばうヤツ。ゆるしちゃダメ。こころはそういうのゆるさない」
「黙れ、ガキがあっ!」
身体を紫色に染められた『ガシェー』は激怒と激痛に身を震わせながら、反撃のパラドクス「手下ども、やっちまいな!」を放つ。霊体の「手下」たちが宙を飛んで心に襲いかかり、ダメージはさほど大きくなかったが、心はバランスを崩して墜落。リズクが素早く走って受け止める。
一方、『ガシェー』がリズクと心に追討ちをかけようとするよりも早く、飛翔してきたニコル・ユークレース(きらめきの秘密・g05577)が攻撃を仕掛ける。
「非道な盗賊の方に、苦しめられている方々がいるとお伺いしました。リズクさん、私も加勢させていただきます!」
「くそおっ、次から次からっ!」
罵倒とも弱音ともつかない声を発する『ガシェー』に向け、ニコルはパラドクス「Hirondelle(イロンデル)」を発動する。
「飛燕に託します…」
「手下ども、やっちまいな!」
パラドクスが交錯し、ニコルが放った氷のツバメは『ガシェー』に吹雪と礫を叩きつけるが、同時に放たれた霊体の「手下」たちがニコルを攻撃。ダメージを与え、後退させる。
「こ、これで…一息…」
「いいや、まだだ」
目を血走らせて呻く『ガシェー』に、嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)が、パラドクス「天元突破冒険者(ランディ)」を発動させて斬りかかる。
「……俺の太刀に、斬れぬもの無し。……全てを斬れ……雷光烈斬牙…!」
「ぎゃああああああああああっ!」
必死に身を躱したものの、やはり躱しきれず、『ガシェー』は今度は左腕を斬り飛ばされる。同時に、その手に持っていたナイフから不可視の斬撃が飛び、暁翔の肩から背にかけてを浅く裂く。
「俺の、腕が! 腕が!」
「だから、どうした」
喚く『ガシェー』の前に、隼の頭に、太陽円盤、2枚の羽根飾りを持つ、神を模したネメシス形態に変化したリズクが、着実な足取りで進み出る。
「……そうだな、貴様と対峙するのに俺は覚悟が足りてなかった。ここで貴様を倒さねば苦しむ人が増えるのに。俺の全力で貴様を絶対に倒すっ」
「て、てめえっ…」
ぎりぎりと歯噛みをして、両腕のない『ガシェー』は血走った目でリズクを睨むが、ネメシス形態のリズクは寸毫も動じることなく、パラドクス「嘆き(ナゲキ)」を発動する。
「ملكي」
「ぎゃああああああああああっ!」
反撃もできず、見事に首を刎ねられ、宙を飛ぶ『ガシェー』の頭が絶叫するが、その濁った叫びも、頭が砂漠の土に落ちるとともに消える。同時に、頭と両腕を失ったマミーの胴体が、ばたりと倒れて動かなくなる。
そして、生気を失い、たちまちのうちにただのミイラと化す『ガシェー』の頭を睨み据え、ネメシス形態から普段の姿に戻ったリズクは呟く。
「第二、第三の貴様が現われても、俺は必ず貴様の野望を叩き潰す。どの貴様が覚えてなくてもな」
そしてリズクは、仲間のディアボロスたちを見回して告げる。
「では、同胞…リターナーたちを『サティーナ・ミウ』でオアシスへ送るとしようか」
その途上で、砂漠の民に受け入れてもらうための心得を、きちんと伝えておかねばならないな、と、リズクは言葉には出さずに続けた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【一刀両断】LV2が発生!
【スーパーGPS】LV1が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
【操作会得】がLV2になった!
効果2【命中アップ】LV2が発生!
【ダメージアップ】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV5になった!