リプレイ
レイ・シャルダン
連携、アドリブ歓迎です。
そんなに農奴が欲しいのであれば
自身の臣下、血影猟兵にでも鍬を持たせればいい。
決して裕福な暮らしをしている訳ではない
小さな小さな村を襲うなんて
そんなの、黙って見ていられません…!
AIサイバーゴーグル【Boeotia】を起動しパラドクスを発動
Lynx of Boeotia!
周囲を"観察"し"情報収集"を行い
情報をアクロヴァレリア "Einheit_02"を始めとする全武装に伝達制御を行い。
この針葉樹の林すら、遮る物の無い蒼空の様に駆け回りましょう。
我が手に蒼い光を、渦巻く様に矢を作り
機械魔導弓【ACRO】に番えて、敵を撃ち滅ぼします。
オスカー・メギドューク
・心情
農奴を他所から強制連行、か
その行為に対してはともかくとして、ヴァンパイアノーブル達がのさばっているのが気に食わないからね、全力で妨害させて貰おう
狩りを行うのは、こちらの方だ
・戦闘
吹雪の中とは都合がいいね?
残留効果の≪完全視界≫を用いつつ、念の為【闇使い】の力で身体に闇を纏ってから、「魔剣「ヴァルヌートゥンク」」、「メギドュークの槍」、「シルバーブレイド」を駆使してパラドクス『暗夜の一撃』で攻撃しよう
後は、【臨機応変】に動くとしよう
・その他
アドリブ等は大歓迎だよ
マティアス・シュトローマー
ヴァンパイアノーブルと戦うのはドイツ奪還戦以来か。あの時は敵に関する情報が何も無かったけど、今なら……
それに天候はこちらに味方してくれてる。負ける気がしないな
【地形の利用/忍び足】で物陰に潜み、敵の数や位置等の戦況を確認。把握次第【パラドクス通信】で仲間に連絡し、連携し易いよう立ち回る
仕掛けるなら、このタイミング!
隙を突いてパラドクスを発動。具現化した雷を落とす事でダメージを与え、敵を麻痺させる
吹雪時々落雷。珍しい空模様が見れてラッキーだったね
反撃は伸びる刀身での一撃か。【臨機応変】に銃で軌道を逸らすか、針葉樹を盾にして躱そうか
エルカ・アルヴェアーレ
アドリブ連携歓迎
「アタイには血の繋がった家族なんてたいそうな物はないけどさ、だからこそその有り難みってのは痛いほど知ってるんだ。
それを奪おうってんなら…地獄を見ることになるぜ」
怒りを胸の内で燃やし、強化心臓から熱く激る血潮を全身に巡らせる
雪上戦は不慣れなので吹雪に紛れてドローンに乗って忍び寄る
仲間が足止めしてくれているチャンスを活かしアタイは空から突撃
敵軍の中に飛び込んだら回転しながらE・E・Eを発動するぜ
「プライムムーバー直列っ!バーナーアームッ、オーバーフロー!」
火に巻かれたら立派な鎧は逆効果だ
そのまま蒸し焼きになりな!
「張り切り、過ぎたね…。でもこんだけ寒けりゃ…排熱も直ぐ済むだろ…」
リノーカ・ヴィエルィリーニャ
出来る限り味方と協働する、されるのも歓迎
依頼中は戦闘中口調、私語は少なく感情の起伏無く淡々と戦う
吹雪いているのは好都合、雪に埋もれての戦いは慣れている
雪は真に守る者の味方であるらしい
【地形の利用】で木々の合間からでも視線の通り易い場所を確保
【雪中戦】で半ば雪に埋もれるように潜伏しモシン・ナガンM1891で【貫通撃】を速射し【制圧射撃】する
パラドクスで『完全視界』も得られるが木々で死角も出来やすいのを留意して行動、近接は銃剣での刺突
協働時は味方支援を最重要視し場合により敵の足を撃ち【時間稼ぎ】をする等【臨機応変】に
殲滅が完了した際は残党やはぐれが集落へ向かっていないか足跡等を【追跡】し確認する
●伏兵
ごうごうと横から煽る吹雪の中、野鳥達も身の危険を理解しているのか……羽ばたく姿は見られない。
(「「アタイには血の繋がった家族なんて大層な物はないけどさ、だからこそ……その有り難みってのは痛いほど知ってるんだ」)
「けど、こんな悪天候じゃ、【フライトドローン】もまともに機能しねぇよな……なあ、ヴァンパイアノーブルの様子はどうだ?」
額に鋼鉄製の手を当てたエルカ・アルヴェアーレ(赤熱のプライムムーバー・g07009)に「捕捉した」と告げるのは、オスカー・メギドューク(“槍牙卿”・g07329)
吹雪による視界不良を【完全視界】によって取り除き、樹林を進軍する漆黒の外套姿を捉えていた。
「農奴を余所から強制連行か……気に食わないな」
「慎ましやかに暮らしているだけの、小さな小さな村を襲うなんて……!」
傍若無人なる振る舞いに、怒りを燃やすレイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)はサイバーゴーグルを装着すると、
「――Lynx of Boeotia!」
漆黒のフライトデバイスを起動し、木々の間を縫うようにして急接近する。
彼女を追うようにエルカとオスカーが追随、さらに後続にリノーカ・ヴィエルィリーニャ(赤錆びた樹の末裔・g04321)と、
「あの時は敵に関する情報が何も無かったけど、今なら……!」
マティアス・シュトローマー(ザ・フール・g00097)が、遮へい物となる針葉樹の幹に身を潜めながら、ヴァンパイアノーブルの一団へ接近していく。
(「農奴欲しさに……決して裕福な暮らしをしている訳ではない、辺境の人々を襲うなんて」)
閃星電磁魔銃【Eridanus】を構え、目標を誤らぬようレイは銃口に意識を集中……、
「そんなの、黙って見ていられません……!」
激憤を込めた魔弾が林の隙間を通り、血影猟兵の腕部を穿つ。
思わぬ事態に出遅れるトループス級達へ、レイは容赦なく追撃し、後方から滑りこんできたオスカーとエルカが躍り出る。
「狩りを行うのは、こちらの方だ。全力で妨害させてもらうよ」
魔剣と銀剣による《暗夜の一撃》で、瀕死のトループス級を仕留め、前宙気味に回転するエルカの《E・E・E》が、周囲の血影猟兵を巻き込んでいく。
(「温かい家庭を、ただ奪おうってんなら……見せてやろうじゃねえか。地獄って奴を!」)
エルカの強化心臓が熱く滾り、赤熱する鉄のように血潮が激しく迸る!
「――プライムムーバー直列っ! バーナーアームッ、オーバーフロー!」
冷えきった鉄鎧ごと、蒸し焼きにしてやろうと、エルカが爆炎のごとき火炎を振りまくと、周囲に薄く積もる雪が音を立てて溶けていく。
炎を出しきり、排熱を始めたエルカに、血影猟兵は血を滲ませた刃を振り下ろし、
「仕掛けるなら、このタイミング!」
その一撃をマティアスは雷撃《ドナー・シュラーク》で強引に阻止。
続けざまに本体へ落雷を落とし、
「すぅー、ハァー……ッ!」
膝撃ち体勢のリノーカが《継続射撃》で広範囲に制圧射撃をかける。
樹林を貫通して射抜いてくる銃弾に、血影猟兵達は風穴を開いていく一方だった。
「奇襲だなんて、まるでこちらの動きを察知していたかのよう……あなた達、落ち着いて行動なさい。慌てるほど敵の思うツボよ」
取り乱す血影猟兵達の姿に、指揮官の教導郷『トルストイ』は淡々と言い放つ。
しかし、そこは実戦部隊と指揮官の差――動揺を引きずったまま立て直しを図る血影猟兵を、ディアボロスの猛攻が間断なく続く。
「たとえ林の中だろうと、遅れはとりません!」
飛行補助装置を巧みに操りながら、レイは反撃で放たれた血影猟犬を撃ち抜き、その勢いでトループス級にも狙い定める。
リノーカも援護する形で繰り広げられる銃撃戦に、弾幕をすり抜けるようにオスカーの双剣が血影猟兵を鎧ごと両断、エルカの炎熱放射が敵の身を焦がした。
燃費の悪さは自覚していたエルカだが、敵の数に対抗するためにはやむを得ない。
「張り切り、過ぎたね……。でもこんだけ寒けりゃ……排熱も直ぐ済むだろ……!」
極寒の気候が味方してくれる、そう信じながら迫る血の剣を鉄腕で受け止めた。
「吹雪時々落雷。珍しい空模様が見れてラッキーだったね」
伸びる刀身が放たれるより早く、マティアスの雷撃が血影猟兵の頭の先から刺し穿ち、感電によるショックで息絶えたトループス級が永久凍土に身を横たえる。
(「着実に数を減らしている……雪は真に守る者の味方であるらしい」)
射殺すほど鋭い眼差しを向けていた、リノーカは周囲に視線を巡らせる。
時先案内人には『侵攻速度は速くない』と告げられていた。それを示すように、突破できたトループス級はいないようだ。
「最後は貴様だ」
オスカーの刃が隙間を生じる喉元を刺し穿ち、噴きだす赤黒い体液で雪景色を赤く染め上げる……樹林にはディアボロスとアヴァタール級と、絶命した血影猟兵達のみ。
散々たる光景にトルストイは溜め息をこぼす。
「……ふぅ、あれだけ“落ち着きなさい”と言ったのに……」
透かし彫りの扇子で口元を隠し、トルストイは冷ややかな眼差しをディアボロス達に向ける。
「仕方ないわね。代わりを連れ帰ることにするわ、その前に……たっぷりと“恐怖”を教えてあげる」
ゆったりとした足取りのトルストイから、吹雪よりも鋭く、冷たい殺気が溢れていく。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【水中適応】LV1が発生!
【完全視界】LV2が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
レイ・シャルダン
連携・アドリブ歓迎です!
貴女が恐怖を教えてくださると?
では、死に物狂いで来る事です。
我ら復讐者、その心に恐怖を植え付けるのは少々骨が折れますよ?
改めて、AIサイバーゴーグル【Boeotia】を起動しパラドクスを発動
Lynx of Boeotia!
ボクに異常があっても、敵を見誤るな。
制御は全て任せた。
一次的に意識を乗っ取られようが、ボクの敵は既に決まっている。
だから、恐れる事はない。
機械魔導弓【ACRO】に矢を番えて放ちます。
こちらが恐怖をうえつけてやりましょう。
ですが、ボク達は農奴を求めて居るわけでは無いので
貴女が撃ち滅ぼします。
マティアス・シュトローマー
ノブレスオブリージュって知ってる?
高貴さには義務が伴う——貴族なら社会の模範となるような行動を取ってもらわないと
上流階級出身として俺がお手本を見せてあげるよ
吹雪に紛れながら敵に向かって【突撃】し、パラドクスを発動
【地形の利用】で木の幹を足場に高く跳躍。さらに【エアライド】で宙を蹴り、勢いそのまま【衝撃波】を伴う打撃を与える
狙うのは仲間の攻撃でダメージを受けている箇所か鳩尾。続く仲間が戦いやすいよう弱点を集中的に
反撃は【オーラ操作】で耳を覆い対処
悪いけど、つまらない授業を大人しく聞いていられるほどお利口さんじゃないんだ
仲間の攻撃がこちらに向かってきたら【臨機応変/エアライド】で躱していこう
オスカー・メギドューク
・心情
我々に“恐怖”を教える?はっはっは、これは随分と愉快なことを言うね?
では、教えてもらおうじゃないか
・戦闘
とはいえ、こちらの意識を奪われて攻撃を味方に対して行わせるのは面倒だね
そういう訳なので、パラドクス『バットストーム』でオーラで出来た吸血コウモリを解き放とうか
解き放った後は、私がある程度制御できるとはいえ私自身と吸血コウモリ達は別の意識だからね?
私の意識を奪って吸血コウモリ達にやられるか、吸血コウモリ達の意識を奪って私の武器による【貫通撃】や【破壊】・【粉砕】を食らうか選びたまえ
・その他
アドリブ等は大歓迎だよ
●教導卿は従属を囁きかける
教導卿『トルストイ』の言葉にオスカー・メギドューク(“槍牙卿”・g07329)は呵々大笑する。
「我々に“恐怖”を教える? はっはっは、これは随分と愉快なことを言うね? では、教えてもらおうじゃないか」
「従順な子ね。結構。骨の髄まで教育してあげる」
オスカーの皮肉を聞き流すトルストイに、まずレイ・シャルダン(SKYRAIDER・g00999)が機械魔導弓【ACRO】に矢を番えた。
「では、死に物狂いで来ることです。我らは復讐者。その心に恐怖を植え付けるのは、少々骨が折れますよ?」
レイ自身はフライトデバイスを含め、全システムへパラドクスを供給する動力炉となり、
「――Lynx of Boeotia!」
AIサイバーゴーグル【Boeotia】に全武装の制御を託す《Lynx of Boeotia》を発動。
先ほどと同じように、レイは飛行補助装置を稼働させ、樹林の隙間を掻い潜る。
「生殺与奪を機械に託す、と。――貴族に手綱を握られることと、どう違うのかしら?」
精密射撃を行うレイへ、問いかけを言霊としてトルストイは語りかける。その声に含まれた魔力は、迫る矢の軌道を強引にねじ曲げていく。
(「ボクに異常があっても、敵を見誤るな。一次的に意識を乗っ取られようが、ボクの敵は既に決まっている
……!」)
心をざわつかせるトルストイのパラドクスを撃ち破るように、レイは矢を撃ち続ける。
だが、先制の矢も全て防がれた訳ではない……すり抜けた矢を追うように、駆けるマティアス・シュトローマー(ザ・フール・g00097)がゴキリと拳を鳴らした。
「ノブレス・オブ・リージュって知ってる?」
上流階級の者として、庶民を圧制する者達は見過ごせない――マティアスの拳に、鋼鉄の籠手が形成されていく。
太い幹を蹴り、翻弄するように肉薄しながら、マティアスは《アイゼンハント》を繰り出す。
拳は届かずとも、生じる衝撃波を受けて無傷では済まないだろう。
「高貴さには義務が伴う……貴族なら、社会の模範となるような行動を取ってもらわないとね!」
衝撃波を伴う、鉄拳を束ねた扇子で受けながら、トルストイは瞼を細め、
「けど、あなたはこの国の貴族ではない。――なら、奴隷として精勤なさい」
マティアスの反抗的な意識を支配しようと、トルストイが苛烈な言葉を囁きかける。
その謀を阻止せんと、オスカーの《バットストーム》がトルストイに襲いかかり、漆黒のドレスごと食い破ろうと牙を剥いた。
「私自身と吸血コウモリ達は別の意識だからね?」
その認識は“否”である――固定化されたパラドクスであるサーヴァントと同じく、パラドクスから生じた存在は、総じて自我をもたないのだ。
「……ふぅ」
身の毛もよだつ冷淡さを含む、トルストイの吐息にコウモリの一部がかき消され、
「これはあなたの魔術でしょ? ――なら、あなたさえ乗っ取れば同じこと」
感情のないトルストイのほの暗い瞳が、オスカーを見透かすように注視する。
パラドクス以外の攻撃では、クロノヴェーダは傷つけられない。……コウモリがかき消され、オスカーはその場に踏み止まることを選択。
「惑わされないで!」
乗っ取られそうになるオスカーにレイが呼びかけ、番えた矢を無数に放つ。
粛々と言葉を投げかけるトルストイであるが、手数や残留効果で強化されたディアボロス相手では、地力に差が出るというもの。
「悪いけど、つまらない授業を大人しく聞いていられるほど、お利口さんじゃないんだ!」
「そう、それは教導しがいがあるわね」
自らが傷つけられることも構わず、マティアスの衝撃波を受けるトルストイは静かに言い放つ。
――周囲の樹木を巻き込み、更地を作る勢いで交戦しながら、ディアボロスとヴァンパイアノーブルの戦いは続く。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【スーパーGPS】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
【コウモリ変身】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】がLV2になった!
【ガードアップ】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
エルカ・アルヴェアーレ
アレンジ連携歓迎
「秩序だなんだと抜かして、上から目線で好き放題。貴族様ってのはそんなに偉いのかい?」
スラムに取り立てに来てた役人そっくり!アタイの一番嫌いなタイプだぜ!
あの頃は殴り返してやることは出来なかったけど、今なら我慢しなくていいよなあ!
「起動コードSSS! 燃えろ、アタイの拳よ!」
右腕をウインチアームに展開し、赤熱した鉄球でボコボコにしてやる!
アタイの動きを言霊で縛ってくることも見据えて、自動駆動モードもオンにしておくぜ
これでアタイはオーバーヒートするまで自分じゃ止まれないぜ!
それでも体が固まっちまったら最後っ屁で鉄球を射出!
「アタイが教えてやるよ。それが敗北だ!」
オスカー・メギドューク
・心情
さて、先程は使用したパラドクスの相性が悪くて失敗してしまったな
となると……こちらの方を、試してみるか
・戦闘
残留効果の≪完全視界≫、≪エアライド≫を用いて一気に接近し、相手の攻撃にあわせてパラドクス『槍牙姫怨』を放とう
言霊で、肉体が支配される……とのことだが、後はまぁ、このパラドクスにかけて「一瞬」でも敵の隙を作り、攻撃が叩き込めるか試してみるだけさ
それにこちらなら、行動禁止は私だけの被害だからね……失敗しても、後は他のディアボロスに任せるさ
・その他
アドリブ等は大歓迎だよ
李・令震
(サポート)
「ここは俺に任せて先に行け」
●人物
クールな振りして熱血漢。ストイックに見えて大食漢。脳筋ではないが、やや天然気味。なにを食べても美味しいと感じる幸せ舌だが、語彙が乏しいので「うまい」以外の感想は言えない。
●戦闘
集団の敵を相手取るのが得意であり、斬り込み役や陽動役を担うことを好む。
●来歴
出身は大戦乱群蟲三国志。クロノス級の蟲将に敗れて自決し、新宿島に漂着。元は人間だったが、漂着時にインセクティアと化した。
●その他
称号の「大虫」とは虎のこと。現代のことは一通り学習済みであり、電気機器等もある程度は扱える。
PCの引き立て役や援護役や解説役(「知っておるのか、令震!?」)など、ご自由に扱ってください。
冷淡にして傲慢。非情にして無情。
教導卿『トルストイ』の言動に、エルカ・アルヴェアーレ(赤熱のプライムムーバー・g07009)の表情が怒りに歪む。
「秩序だなんだと抜かして、上から目線で好き放題。貴族様ってのはそんなに偉いのかい?」
「そうよ。だから無知な庶民を教え導く“義務”があるの」
厚顔無恥とも言うべき、トルストイの悪辣な態度に、エルカはいっそ笑いがこみあげてきた。
「クッ、ハハ……なーにが“義務”だよ。スラムに取り立てに来てた役人そっくり! ――アタイの一番嫌いなタイプだぜ!」
トルストイが本気で言い放っている。そう確信するからこそ、エルカの怒りはさらに燃え上がる。
「あの頃は、殴り返してやることさえできなかった……けど、今なら我慢しなくていいよなあ!?」
右腕部をウインチアームに変形、展開……先端フックにぶら下がる巨大な鉄球が赤熱していく。
「乱暴な子ね、野蛮な庶民ほど厄介なモノはないわ」
嘆息しながらエルカに言霊を放つトルストイに、真っ赤に輝く鉄塊を振り回し、エルカは力任せに打破しようと抵抗を試みる。
荒々しい攻防の最中、木々を分け入る李・令震(飛天大虫・g03313)が肉薄し、
「野蛮、野蛮か。上等だ、荒っぽく仕掛けていくぜ」
翅の隙間に仕込んだ、柳葉飛刀を無数に投げ放つ《摩雲幻翅》にてトルストイを串刺しにしていく。
吹雪にすらかき消されない、悪趣味な言葉は令震にも投げかけられ、感情をかき乱す傍ら……オスカー・メギドューク(“槍牙卿”・g07329)が攻め手を変える。
(「先ほどは上手くいかなかったな……ならば、こちらの方を試してみるか」)
【完全視界】によって視界はクリア。魔剣『ヴァルヌートゥンク』のみを手にして、オスカーは令震の陰から躍り出る。
「――魔剣よ、その怒りを示せ」
令震に注目する隙をさらに長引かせようと、オスカーは《槍牙姫怨》を仕掛け、生じた“一瞬”にねじ込むように魔剣を水平に突き出す。
「――……!」
僅かな隙も逃しはしない。
その執念に基づき放たれた、オスカーの研ぎ澄ました刺突によって、トルストイは脇腹に深い裂け目を生じることとなった。
「深手を負ったわ、押し込みましょう」
「いつまでも余裕ぶった態度されるのも癪なんだよね!」
レイとマティアスも追い討ちせんと猛攻をかけ、令震の飛刀がトルストイ婦人の四肢に突き刺さっていく。
「起動コード《S・S・S》! ――燃えろ、アタイの拳よ!」
「く、ぅ……本当に、野蛮な子達ね」
痛みに表情を歪ませるトルストイに、オスカーの刃が再び迫り、その背後よりエルカの鉄球が木々を薙ぎ倒しながら急接近。
「恐怖を教えてあげる、だったかな? 私達を圧倒するには些か足りなかったようだ」
「代わりにアタイが教えてやるよ。――それが“敗北”だ!」
薙ぎ払う魔剣が胴体を裂き、赤熱する鉄球が全身を打ち砕く。
吹き飛ばされるトルストイは、樹木に強かに打ちつけられ、うつ伏せに倒れこむ。
「ああ、まだ……教え、足りない、わ……ま、だ……――」
それこそが己の存在意義であるかのように呟き、教導卿は息絶えた。
少数民族には少数民族の教えがあり、導くモノがあることも知らずに。
ディアボロスは罪なき者達の暮らしを守り抜いた。
吸血貴族の脅威など知る必要はない。
暖かな家庭。平穏な暮らし。変わりない日常。……その大切さをディアボロスは知っているのだから。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【建物復元】LV1が発生!
【完全視界】がLV3になった!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV2になった!