リプレイ
結島・蘭杏那
勝ってもないのに一ヶ月も宴会してるなんて魏軍って頭が悪いのかしらね?戦時中に無駄に時間や物資を浪費してたら負け…あーあ、これってフラグなのね、わかったわ!そういうわけで強固な場所っていっても、それは地面に対して垂直に立ってる壁が強固なのよね?なら【壁歩き】で地面同様に歩けばいいのよ!
あと敵は一斉に拳を突き出してくるのなら前に立たず横に回ればいいだけのことよね?【残像】で前に居たと思わせて横にから回り、一気に近づいて【斬撃】の【連撃】による二連撃で十字に斬り裂く!(シハバちゃんからもらった【幸運】の虫さんクッキーをバリボリしながら)
無堂・理央
魏のジェネラル級を狩り続けれれば、曹操の守りを引きはがせれるかな?
曹操を直接狙える状況になれば、魏の領域を一気に奪還できるチャンスになるよ。
無双馬『クロフサ』に騎乗して突撃ー!
パラドクスでボクとクロフサが雷を纏って正面突破だよ!
強固な所に正面突破は悪手なのはわかってる。
けど、逆に言えば正面突破する役回りは囮になれるって事だからね。
灼ける土塁とかがあれば、雷で焼き払って強固な場所自体を破壊しながら敵陣を切り崩していく。
敵がボクとクロフサの方に寄ってくるなら好都合、大剣で薙ぎ払い蹄で踏みつぶして乱戦に持ち込んじゃえ!
騎兵が脚を活かせない乱戦も悪手だけど、そんな状況でボクより他の人を優先できるかな?
新城・橙花
他の人と協力して行動するのが大前提だよっ。
まず相手は防衛拠点にいるみたいだから、気づかれないように接近するねー。
[忍び足]しつつ[光使い]で自分の姿を隠して近づくよー。
十分近づけたら今度は隠密状態のまま【飛翔】して拠点に上からお邪魔して、他の人の攻撃開始を待つよ。
騒ぎが起きてそちらに注意がそれたら行動開始。
大剣型呪刀【譲葉】を振るって背後から攻撃。
「こんばんはでお邪魔しますでそしてさよならだよっ」
一人あたりにあまり時間をかけたくないから[両断]+[粉砕]+[強打]で重い一撃を当てるね。
そのままパラドクス呪法【妖葉乱舞]につなげて畳みかけるね。
「呪いの葉の乱れ撃ちだよっ」
フィーナ・ユグドラシア
※アドリブ、連携ok
1ヶ月も宴を続けるというのは、余裕か慢心か、どちらなのやら。
まぁ、まだ多くが油断している内に、懐に入り込むとしましょうか。
とはいえ、無策で突撃するのは危険ですね。陣地の防御が強固なら、飛翔して上空から狙ってみますか?
視点を変えて上から見下ろせば、敵陣地の状況も確認し易そうです。
戦闘時は基本的に『極光の波動』での射撃戦。
精霊達と歌を紡いで波動を放ち、前衛の援護をしつつ、弱った敵から確実に倒します。
また、敵の迎撃にも波動を放ちますが、回避出来るものはそのまま回避です。
後は孤立する味方が出ないよう位置取ります。
また、波動を放ったり攻撃を回避する際、味方を巻き込まぬよう注意します。
エアハルト・ヴィオレ
この世界も大きく状況が変わりましたね。魏の勢力、未だに数多く、切り崩しが必要でしょうね。拠点を攻める作戦、参戦しましょう。
陣地の守りが強固なら正面から立ち向かうのは危険ですね。【飛翔】にて空から敵を狙います。
【戦闘知識】【観察】【看破】にて敵の集まっている所を常闇の意志の光の輪で攻撃。飛んでくる攻撃は【残像】で回避。余裕があれば【風使い】で飛んでくる岩を吹き飛ばします。
地上で戦う味方を攻撃に巻き込まぬよう注意を。集中攻撃される味方がいれば直ぐ援護できるように。
●強固な防衛線を突破せよ
曹仁の命に従い、拠点を防衛するトループス級『魏軍虎衛兵』は、万が一に備えて、しっかりと拠点を守っていた。
「本当にくるのかねー?」
「俺達も宴に参加したかったよ……」
少しやる気がなさそうに見えるのは、気のせいだろうか。
そんな防衛線を少し離れた場所で、確認するディアボロス達の姿があった。
「この世界も大きく状況が変わりましたね。魏の勢力、未だに数多く、切り崩しが必要でしょう。拠点を攻める作戦、私も参戦しましょう」
そう告げるのは、エアハルト・ヴィオレ(宵闇のエヴァンジル・g03594)だ。
「それにしても……1ヶ月も宴を続けるというのは、余裕か慢心か、どちらなのやら」
遠くから宴の声が響いてくる街の方を眺めながら、ため息を零すのは、フィーナ・ユグドラシア(望郷の探求者・g02439)。
「ホント、勝ってもないのに一ヶ月も宴会してるなんて、魏軍って頭が悪いのかしらね? 戦時中に無駄に時間や物資を浪費してたら負け……あーあ、これってフラグなのね、わかったわ!」
何かわかったのだろうか。結島・蘭杏那(剣の舞姫・g01039)は、なるほどなるほどと強く頷いている様子。
「とにかく、魏のジェネラル級を狩り続けれれば、曹操の守りを引きはがせれるかもしれないんでしょ? 曹操を直接狙える状況になれば、魏の領域を一気に奪還できるチャンスになるよ」
やる気に満ち溢れた無堂・理央(現代の騎兵?娘・g00846)もまた、無双馬『クロフサ』に静かに飛び乗ると。
「じゃ、お先に行くね!!」
そう告げて、理央が先手を取って飛び出していった。
(「強固な所に正面突破は悪手なのはわかってる。けど
……!!」)
騎乗用の大型突撃槍、ランス+1でもって、敵のバリケードへと突っ込んでいった。
「逆に言えば、正面突破する役回りは、囮になれるって事だからね!! ……薙ぎ払ったげる!」
理央は雷霆震駆(スキャダー・ケラウノス)を発動させ、自身や無双馬に雷を纏わせると、地面や床にヒビが入るほど力強い踏み込みで駆け巡り、敵を薙ぎ払っていく。
その傍らで、こっそりと潜入を開始する者がいた。
「まず、相手は防衛拠点にいるみたいだから、気づかれないように接近するねー」
忍び足等を使って、敵陣の近くまで接近するのは、新城・橙花(呪刀の裁定者・g01637)だ。
理央が派手に暴れまくってくれているお陰で、橙花の存在に敵はまだ、気付いていない様子。静かなまま飛び上がり、バリケードを超えた後。
「こんばんはでお邪魔しますで、そしてさよならだよっ!!」
「なっ!? こんなところ……ぐあっ!!」
敵の背後から、橙花は大剣型呪刀【譲葉】を重い一撃でなぎ倒すと、流れるように。
「呪いの葉の乱れ撃ちだよっ」
呪法【妖葉乱舞】(ジュホウ・ヨウヨウランブ)を発動! 呪力を込めて硬度を上げた大量の葉の竜巻を生み出し、敵を空へと飛ばすと共に切り裂いた。
「ぐああああああ!!!」
その激しい攻撃に巻き込まれた魏軍虎衛兵は、そのまま息絶えたのだった。
一方、ちょっと変わった……いや、少し斬新な方法で防衛線を乗り越える者がいた。
「強固な場所っていっても、それは地面に対して垂直に立ってる壁が強固なのよね? なら【壁歩き】で地面同様に歩けばいいのよ!」
蘭杏那は、無双馬『オキナ』に騎乗しながら、そのまま壁を駆け抜ける。
「な、あいつら無茶ばっかりしやがる!!」
驚きすぐさま攻撃してくる兵士達に、蘭杏那は構わず。
「敵は一斉に拳を突き出してくるのなら、前に立たず横に回ればいいだけのことよね?」
兵士達の渾身の一撃を残像でもって、ひらりと躱して見せると。
「この舞は、あなたに見切れるかしら?」
剣の舞(ソードダンス)だ。舞うような動きから、突如繰り出される手刀の二連撃。あまりの速さに十字の軌跡のみが目に残るようだ。
「ぐあああああ
……!!」
2体の兵士をその攻撃で倒して、余裕が生まれた蘭杏那は、妹からもらった幸運の、虫さんクッキーを取り出し、美味しそうに頬張るのであった。
「うん、シババちゃんのクッキーは、相変わらず美味しいわ!」
そんな余裕を見せる蘭杏那を狙う兵士がいた。
「変なことしやがって……油断しているからこうなるんだよっ!!」
死角から飛び出して、一撃を繰り出そうとしていたのだが……。
「もう奪わせない……その為なら!!」
常闇の意志(トコヤミノイシ)でもって、一度絶望の闇を味わったからこそ、光を求める、その強い意志が空を駆けぬけた。
「……あら、エアハルト?」
「油断しないでください。まだ敵はいるんですから」
蘭杏那の危機を救ったのは、上空から戦線を援護していたエアハルトだった。
「ごめんなさい。けど……もう大丈夫よ。遅れは取らないわ」
「ええ、そうしてくださいね。まだアヴァタール級も控えているんですから」
二人は互いに笑顔を向けると、近づいてくる敵を再び、蹴散らしていくのであった。
「精霊達よ、どうか、私に力を貸して。共に歌を紡ぎ、その想いをもって極光の導きと成し、我が敵を討ち果たせ……!」
と、フィーナの精霊達の四重奏・極光の波動(セイレイタチノアンサンブル・オーロラウェーブ)が、精霊達と共に歌を紡ぎ、四者の魔力をオーロラと一体化させ、その波動を放つことで兵士達を攻撃していく。
お陰で前に出すぎた理央が、危機に陥ることなく戦えていた。
「理央さん、前に出すぎですよ」
「あ、ごめんごめん!」
フィーナの援護を受けて、理央は暴れまわっていた。敵の攻撃を引き受けていたせいで、幾分他の者よりも傷が多いように見受けられる。
「ですが……このまま突破できそうですね」
お陰で防衛線は崩れ、すぐにでも潜入できそうだ。
「今です、行きましょう!!」
「「おおおっ!!」」
フィーナの大きな掛け声に、仲間達は一気にこの防衛線を突破していく。
目指すは奥で指揮するアヴァタール級。
「……来ましたか。これ以上の狼藉は許しませんよ」
疎まれた淡き天女『甄夫人』が、迫りくるディアボロス達を忌々しげに睨みつけたのだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴
効果1【壁歩き】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
【飛翔】LV3が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【グロリアス】LV2が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
結島・蘭杏那
甄夫人ね…とりあえず、キャラ被ってるから出てくるアヴァタール級全て滅ぼすつもりで戦わせてもらうわ。といっても毎回同じこと言ってるけど、貴方の舞は舞として魅せた後に攻撃するようだけど、武として昇華した舞は相手を倒すことを前提…でも、その動きは見るものを同じく魅了するもなのよ。さぁレクチャーはこれで終わりだから最期に私の舞を見納めていきなさい♪
【臨機応変】に【残像】を混じえた【ダンス】で敵に接近して、【斬撃】による【連撃】で一気に十字に斬り裂く!【壁歩き】で城壁を歩るくのは二番煎じだからやってあげないんだからね!ツン(お守り代わりにシハバちゃんから貰った【幸運】の虫さんクッキーを左胸に忍ばせておく
エアハルト・ヴィオレ
なるほど、天女と称するだけあって舞うような攻撃を得手とするようですね。
でも【戦闘知識】【観察】【看破】で動きを観察すれば、自ずと隙は見つけられるもの。私には【ダンス】の知識がありますしね。
隙をしっかり見定めたら【連射】【制圧射撃】を併せた紫電の魔弾でしっかりと射抜きます。更に魔弾に【吹き飛ばし】を併せて体勢を崩しましょう。
貴方にも守るものがあるように、私達にも譲れないものがあります。この戦い、勝たせてもらいます!!
無堂・理央
ここの指揮官を潰して早く守りを抜かないとね!
曹仁を討てれば、勝利の宴が大争乱に早変わりするだろうしさ!
引き続き、無双馬『クロフサ』に騎乗、更にネメシス形態発動!
ボクとクロフサが復讐の火を纏い、クロフサの鬣と尾が復讐の火に置き換わる。
纏った復讐の火はランスに集めて、いざ突撃!
敵の攻撃は鱗粉散布からの爆発、なら鱗粉が広がる前に打ち破るまで!
【ダッシュ】の全速力でまっすぐ敵に燃えるランスチャージ!
爆発が起きようとも、爆発を突き破って敵を刺し貫き、焼き貫くまで!
一撃で決まらないなら、駆け抜けた後に直ぐ旋回して再び燃えるランスチャージ!
今は速攻の場面だし、多少のダメージなんて気にしちゃいられない!
フィーナ・ユグドラシア
※アドリブ、連携ok
※ネメシス形態使用
さて、後は指揮官を倒すのみ。ただ、狙うべき目標はここ以外にもありますから、敵が油断している内に、出し惜しみせず速攻します。
基本的には、距離を取り『聖槍』で射撃戦、敵の足止めと前衛の援護に努めます。射撃の際は味方に誤射せぬよう注意し、移動時も他の味方を邪魔せず、また孤立せぬよう立ち回ります。
敵も此方の弱点を狙うつもりみたいですが、私自身、自分の苦手な所は存じています。
「知彼知己者、百戰不殆。」確か古代中国の兵法家、孫子の言葉でしたか?
力押しが苦手なのは事実ですが、それならそれで、受け流すなり回避するなり遣りようはあります。
対処後に反撃し、また距離を取ります。
新城・橙花
他の皆と協力して戦います…大詰めの戦いなので口調も冷静モードに変更。
敵の近くを走り回って[攪乱]。
まともに舞うことができないように邪魔しましょう。
時々は大剣型呪刀【譲葉】で[両断]するように攻撃、相手のテンポを乱すように攻撃します。
「好きに舞うことは…させません」
敵攻撃は[残像]+[光使い]で偽物の映像を作って回避。
そして隙を見つけたらパラドクス呪法【七つ禍つ星】
『妙見尊星が王に願い奉る。我が敵に七つの鉄槌を下し給えっ』
もしかしたらエイティーンで体がちょっとだけ大人っぽくなるかもしれません。
●追いつめられる淡き天女『甄夫人』
いよいよ、ここでの戦いも大詰めを迎える。
残るはあの、疎まれた淡き天女『甄夫人』のみ。
「この先には、行かせません!!」
威勢の良い甄夫人の言葉が、戦場に響き渡った。
と、一気に距離を詰めていく、猛スピードで駆けてゆく者がいる。
「好きに舞うことは……させません!!」
敵の近くを走り回り、錯乱を仕掛けたのは新城・橙花(呪刀の裁定者・g01637)だ。
「くっ……!! 邪魔をするつもりですか!!」
時折、大剣型呪刀【譲葉】を振るい、敵のテンポを崩すことも忘れない。橙花にエイティーンが発動しているのか、心なしか大人っぽく、そしていつもより背が高く感じられる。そのお陰か、いつもの間合いより少し離れても攻撃を繰り出すことができた。
「さて、後は指揮官を倒すのみ。ただ、狙うべき目標はここ以外にもありますから、敵が油断している内に、出し惜しみせず速攻です!」
その間に、フィーナ・ユグドラシア(望郷の探求者・g02439)も攻撃を仕掛ける。
「暁光の審判をここに、苦難に癒やしを、悪意に裁きを……!」
暁光の聖槍(ギョウコウノセイソウ)が、術者の魔力を糧として、具現化した光の槍を甄夫人へと降り注ぐ。
「ああああっ!!」
その隙を橙花は見逃さない。
「妙見尊星が王に願い奉る。我が敵に七つの鉄槌を下し給えっ!!」
橙花の呪法【七つ禍つ星】(ジュホウ・ナナツマガツボシ)。フィーナの放った光の槍に合わせるように、北斗の七つ星から力を得た七つの呪力の鏃を連続して撃ちこんでいった。
「くうう……小癪な真似を
……!!」
甄夫人は、近くにいたフィーナに狙いを定めて攻撃してきたが……。
「あなたも私の弱点を狙うつもりみたいですが、私自身、自分の苦手な所は存じています。『知彼知己者、百戰不殆。』確か古代中国の兵法家、孫子の言葉でしたか?」
フィーナが苦手とするのは、力押しによる戦況だ。甄夫人がその弱点を突く、力押しの攻撃を……フィーナは受け流し、即座に飛翔でもって、距離を取る。
その様子をしっかりと距離を取って観察する者がいた。
「なるほど、天女と称するだけあって舞うような攻撃を得手とするようですね」
そう告げるのは、エアハルト・ヴィオレ(宵闇のエヴァンジル・g03594)だ。
様々な知識を念頭に入れながら、しっかりと敵の動きを見定めて。
「おのれぇ
……!!」
と、再び、フィーナへと攻撃を重ねようとする甄夫人に。
「確実に射抜いて見せます!!」
エアハルトが放ったのは、紫電の魔弾(シデンノマダン)。赤銅色の愛用の銃でもって、怒涛の連射を放ったのだ。
「ぐあっ!? そこにもいたのですかっ!?」
当たった額を抑えながら、甄夫人は恨めしそうにエアハルトを睨みつけた。
「貴方にも守るものがあるように、私達にも譲れないものがあります。この戦い、勝たせてもらいます!!」
そういって、エアハルトは再び銃を構えた。
「ここの指揮官を潰して早く守りを抜かないとね! 曹仁を討てれば、勝利の宴が大争乱に早変わりするだろうしさ!」
そう声高に叫ぶのは、無堂・理央(現代の騎兵?娘・g00846)。無双馬『クロフサ』に騎乗しながら、理央もまた敵との距離を詰めていった。
「甄夫人ね……とりあえず、出てくるアヴァタール級全て滅ぼすつもりで戦わせてもらうわ。それに、貴方の舞は舞として魅せた後に攻撃するようだけど、武として昇華した舞は相手を倒すことを前提……でも、その動きは見るものを同じく魅了するものなのよ」
その隣で、同じく 無双馬『オキナ』を駆るのは、結島・蘭杏那(剣の舞姫・g01039)だ。どうやら、蘭杏那の方がやや早かった様子。
「さぁ、レクチャーはこれで終わりだから、最期に私の舞を見納めていきなさい♪」
「このままやられませんよ!!」
甄夫人の美しい舞を見せる胡蝶の夢と、蘭杏那の舞うような動きから突如繰り出される手刀の二連撃、剣の舞(ソードダンス)が激しくぶつかり合った。
「くう……さすが、アヴァタール級
……!!」
蘭杏那は、やるつもりはなかったのだが、敵の攻撃をいなす為に壁を伝って態勢を盛り返す。その時だった。
――ぱきっ。
何か鈍い音が蘭杏那にだけ、届いた。思わず音の聞こえた胸を見ると、胸元が大きく裂けて、そこに入れていたはずのクッキーがバラバラに散っていく。
「ああああっ!! シハバちゃんから貰った【幸運】の虫さんクッキーっ!!」
割れてしまって、無双馬『オキナ』で駆けてる間にそのクッキーもどこかに行ってしまった。しかし、そのお陰か、胸の傷はさほど大きくはなく、大事には至っていない。これを幸とみるか、凶とみるかは……蘭杏那次第だ。
「ほらほら、よそ見をしちゃだめよ!」
そこに突っ込んでくるのは、ネメシス形態を発動させた理央。理央とクロフサが復讐の火を纏い、更にクロフサの鬣と尾が復讐の火へと置き換わった。
それだけではない、その火は、理央の持つランスにも集められていた。
「復讐の火で焼き砕く!」
「い、いやああああああ
!!!!」
理央の復讐の剛火(アヴェンジ・ブレイク)だ。復讐の火を宿すランスによる渾身の一撃が甄夫人の胸を激しく貫き。
ゴオオオオオオ!!!
復讐の火が、敵を……甄夫人の灰も残さず焼き尽くしていったのだった。
こうして、ディアボロス達は許昌の外にいる一部隊を壊滅させるのに、成功した。他にも作戦を実行にしているらしく、辺りは少し騒がしい様子。
新たな援軍が来る前に、役目を終えたディアボロス達は、即座にパラドクストレインに飛び乗り、帰路へと向かったのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【壁歩き】がLV2になった!
【完全視界】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
【エイティーン】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【能力値アップ】LV3が発生!
【ドレイン】LV1が発生!