リプレイ
楠井・十佐
【心情】
あんな化け物が歴史上に存在した筈が無い。本当に世界は壊され、奪われてしまったんだな。
歪められた世界だろうと、そこで苦しめられてる人達がいるなら、見過ごす訳にはいかない。
【行動】
村に向かう兵達の前に立ちはだかり、進行を食い止める。村に一体たりとも入れる訳にはいかない。
契約召喚で、契約した大天使を召喚。実戦で使うのは初めてだ。使いこなせるか……いや、不安は捨てろ。召喚術に迷いは厳禁と、以前南米で会った呪い師に教わった。気合いを込めて魔術を撃たせる。
対象は前方に出ている三体。仲間同士連携し、攻撃を集中させる。確実に数を減らしていく。
ラーニャ・フォルストロメリア
何が楽しいの?
人を殺して、未来を奪って、何が楽しいのよ!
逆に潰してやる!
後々復興支援をするにも、村の人々の気力がなければ支援をしても効果は薄いよね
だからまずは人々の士気を揚げ、気持ちを取り戻すためにも見せつけなきゃ
全力で戦う私たちの姿を!
無双馬に騎乗しながら戦場へ向かい、敵を見つければその場へ突撃
敵に発見されたところでパラドクスを発動
火矢等の遠距離攻撃を風で反らし、突撃してくる敵をまずは竜巻で吹き飛ばし、村に被害が出ないように離れた場所で戦えるようにする
その後は竜巻で敵の突撃を足止めしながら馬上から斬りつける
雄叫びをあげ自身の士気を上げつつ風に声を届けてもらって、人々に少しでも熱が入ればいいな
ネルヴァ・イーディス
「クロノヴェーダ・・・ワタシの敵ッ!!」
目の前で、襲われそうな人と自分の最愛を重ね合わせたせいで、突撃を仕掛けます。
最初は双剣を振るい、クロノヴェーダの攻撃を防ぐことで、周囲への被害を抑えつつ立ち回ります。
相手が遠距離の場合は、銃の方も使います。
時間が経てば経つほど、憎悪と怒りが増してきますが、その感情は剣に吸われていくので冷静な対処ができるはずです。
「死ね、惨たらしく」
ある程度、憎悪が深まったら「カティナ」に双剣を任せて、自分は魔喚銃の魔法で対処します。残留効果で空中戦対策にもなりますし
一ノ瀬・綾音
村の全てを奪ったうえにみんな連行するなんて……
その瞬間までわちゃわちゃやれてたのが一瞬で絶望に変わる……それは綾音ちゃんも体感したからわかる。
だからこそ、綾音ちゃんはこんな事件が起きるのなんて赦せない!
まだ壊されてない屋根に上って高所から見渡しながら、襲撃を行っている硬殻兵をなるべく巻き込む形でアイスエイジブリザードを【高速詠唱】で浴びせるよ!火矢が飛んでいるならなるべくそれも巻き込んで焼き払いを阻止だ!
「みんな虫みたいな姿だし寒いのは苦手でしょ?」
「綾音ちゃんたちがいる以上、やすやすと作戦成功するとは思わないことだね!」
「何が楽しいの? 人を殺して、未来を奪って、何が楽しいのよ! 逆に潰してやる!」
無双馬『フェザリー』に騎乗したラーニャ・フォルストロメリア(万折不撓・g00060)が、村を潰そうとやってきた関羽軍の先遣隊に向け、激烈な雄叫びをあげながら突進する。
先行していた三体のトループス級クロノヴェーダ、火矢装備の『魏軍硬殻兵』が、その勢いに驚いて足を止める。
「何奴だ? 人か? 『呉』の斥候か?」
「馬鹿な、あんな勢いの人間などいるわけが……」
「うわあっ! も、もう来たっ!」
驚愕と疑念のためもたつく敵の中に飛び込んだラーニャが、間髪を入れずにパラドクス『風王邁進(フウオウマイシン)』を炸裂させる。
「斬れ! 走れ! 踏みつけて進めぇ!」
「ぎゃあああああああっ!」
凄まじいとしか言いようのない竜巻と、容赦ないサーベルの斬撃に切り刻まれた『魏軍硬殻兵』三体は、ひとたまりもなく完全粉砕される。
「……あんな化け物が歴史上に存在した筈が無い。本当に世界は壊され、奪われてしまったんだな」
騎馬のラーニャを追走し、懸命に走る楠井・十佐(人間のデジタルサマナー・g02957)が小さく唸る。もちろん『化け物』というのはクロノヴェーダである『魏軍硬殻兵』のことで、そいつらを三体まとめて一撃で粉砕したラーニャのことではない。ないったらない。
「大天使召喚……使いこなせるか? いや、不安は捨てろ。召喚術に迷いは厳禁だ」
自分に言い聞かせるように呟きながら、十佐はパラドクス『契約召喚』を駆使する。見事、大天使が召喚され、茫然と立ちすくむ槍装備の『魏軍硬殻兵』二体に向かって魔法攻撃を行う。
「ぬおああっ!」
「くそぉ……人間ごときが……舐めるなあっ!」
小さからぬダメージは受けたものの、潰れるには至らなかった二体の『魏軍硬殻兵』が十佐に向けて手にした槍を投げるが、ラーニャが起こした竜巻の余波を受けたか、狙いは逸れる。
そして、高みの見物なんかしちゃいられないと急遽飛び出して来た一ノ瀬・綾音(綺羅星の如く・g00868)が、躊躇なくパラドクス『アイスエイジブリザード』を炸裂させる。
「みんな虫みたいな姿だし、寒いのは苦手でしょ?」
「ぎゃああああああっ!」
痛烈な魔術の吹雪に直撃され、既に大天使の攻撃魔法で深く傷ついていた二体の『魏軍硬殻兵』は耐えきれずに凍り付き、砕け散る。
その残骸を見据え、綾音はきっぱりと宣告する。
「綾音ちゃんはこんな事件が起きるのなんて赦せない! 綾音ちゃんたちがいる以上、やすやすと作戦成功するとは思わないことだね!」
「……い、いったい、何が起きた? 何に襲われたのだ、我々は?」
あっという間に五体の配下を殲滅され、リーダー格の『魏軍硬殻兵』が信じられない、という声で呻く。そこへネルヴァ・イーディス(愛捧ぐ、契約少女(エンゲージ・ガール)・g02799)が委細構わず突撃する。
「クロノヴェーダ……ワタシの敵ッ!!」
「ぐおおおっ!」
ネルヴァのパラドクス『楽園の囚人(カゴノトリ)』が発動し、最愛の人をクロノヴェーダに奪われた彼女の悲しみ・怒り・憎悪を喰らった魔妖精「カティナ」が出現。壮絶としか言いようのない勢いで『魏軍硬殻兵』に襲い掛かる。
敵も槍を投げつけ必死に反撃し、「カティナ」が攻撃を受けた部位には、召喚者のネルヴァに傷が生じる。しかしネルヴァは自身の傷など気にも留めず、最後に残った『魏軍硬殻兵』を見据えて呟く。
「死ね、惨たらしく」
「ぐわああああああっ! こ、こんな、こんな馬鹿なことがぁ……!」
反撃空しく「カティナ」の攻撃で致命傷を負ったリーダー格の『魏軍硬殻兵』は、断末魔の叫びをあげて崩れ倒れる。
すると、風に乗って轟いたラーニャの雄叫びを聞きつけ、いったい何事かと出てきて、恐る恐る遠巻きに戦場を見据えていた村人たちが、一斉に、おおおおおおおおお、と大歓声をあげた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【友達催眠】LV1が発生!
【士気高揚】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV2が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
結島・蘭杏那
食は生きとし生けるものにとって最上位にあたるものよ。それを焼き払うなんて言語道断!生存に常人よりも多くの食糧を必要とするインセクティアを全て敵に回したと言ってもいいわね。
『関羽軍』はもちろん許せないけど、先ずは今後も食べていけるように農地の開墾ね。あまり魔法は得意じゃないけど…インセクティア秘伝の農業魔法で【土壌改良】して食物がよく育つ土壌に改良するわよ♪この魔法は教えてもらったものだから原理なんて聞かないでね?土壌を改良したらあとは地道に耕すだけね。種族的に身体能力には自信があるからいっぱい耕すわよ!
それにしても『関羽軍』許すまじ!ここの復興が終わったら膾切りにしてあげるわ!!
「食は生きとし生けるものにとって最上位にあたるものよ。それを焼き払うなんて言語道断!」
無残に焼かれた畑を前にして、結島・蘭杏那(剣の舞姫・g01039)は憤然として言い放った。
時先案内人のヴィジョンでは関羽軍の先遣隊に襲われ壊滅するはずだった村は、駆けつけたディアボロスたちの活躍で無傷で救われた。しかし、近隣にはいくつも壊滅させられた村があり、そこの住民の一部が、ディアボロスたちが救った村に逃げてきていた。蘭杏那はそういう村の一つに赴き、元の村に戻った住民とともに復興に努めている。
「農業魔法、【土壌改良】!」
蘭杏那がパラドクスを使うと、荒れた畑が黒々とした肥沃な土に変わり、村人たちが、おおおっ、と賛嘆の声を上げる。
まあ、正直なところを言えば、蘭杏那がこの村を去った後、この魔法がどのくらい持続するかはわからない。とはいえ、もともと焼畑農業という手法があるくらいで、焼かれた畑は実は普通の土地より肥沃になっている。蘭杏那の魔法は、村人たちにやる気を出させる効果が、途方もなく高いのだ。
「さあ、耕すわよ!」
種族的に身体能力に自信があるインセクティアの蘭杏那は、肥沃な土をざくざくと耕す。村人たちが、嬉々として周囲を耕していくのは言うまでもない。
大成功🔵🔵🔵
効果1【土壌改良】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
柳谷・凪
む~、一般人が襲われるのを黙って見過ごすなんて出来ないんだよ!そんな悪い蟲兵は全部倒しちゃうんだよ。
親玉を倒すためにもまずは護衛から片付けるんだよ。一撃の破壊力は凄そうだけど当たらなければどうということも無いんだよ。力任せの一撃を捌いてカウンターを打ちこむのだ。
レオアリア・フォルシオン
ここが三国志のディヴィジョンね
そして、見つけたわよクロノヴェーダ
そう言ってエアライドの効果で最適な移動経路を用いて護衛を奇襲
アサルトライフル型魔導杖『サイキ』を用い、無限成長する雷電を解き放つと同時にわたくしの体に纏い、雷速で空中でジャンプしながら縦横無尽に『ゲオルギウス』を振るって首を跳ねていくわ
さぁ、チェックメイトよ。そう言って展開されるのは時間をも凍結させる究極の氷属性魔術
虫の性質を有しているなら、寒さには弱いでしょう…!
そうして周囲を冷気で満たし、動きを鈍らせて凍結粉砕していく
わたくしが何者かですって……?
ここは代わりに行ってあげる……帰って来たのよ、復讐者(わたくし)達は
楠井・十佐
【心情】
みんなが喜んでくれてる。奴らの襲撃がよっぽど恐ろしかったんだな。
仲間の救援のお陰で復興は出来そうだ。これ以上、酷い目に合わせる訳にはいかない。
見ててくれ、必ず奴らを倒して平和を取り戻す!
【行動】
本隊を待ち構え、迎撃する。まずは護衛達からだ。
敵の剣の間合いの外から遠距離攻撃。仲間と攻撃対象を重ねダメージを集中させて、確実に敵の数を減らしていく。
復讐の刃を使う。両手に風火輪……円環型の鋼鉄の刃を生み出す。奴らに消された本来の古代中国に実在した武器だ。
お前達に蹂躙された村人達と、抹消された古代中国の人達の怒り、受けてみろ!
二枚の刃を連続で投げ付けて敵を切り裂いていく。
ラーニャ・フォルストロメリア
よし、どうやら間に合ったみたいだね、よかった
復興はお役に立てるかわからないから仲間と村の人々に任せるとして、私は指揮官の護衛を潰しちゃおう
奇襲をかけてくれる仲間がいるようなので、それを見破らせないために敵を惹きつけよう
遠距離から戦う仲間と一緒に行動
敵を発見する前からパラドクスで飛翔し、味方の頭上で陣取る
そして大声で名乗り上げて目立つようにし、敵の目を惹く
我が名はラーニャ! 村人としか戦えぬ腰抜け兵ども! さっさと自分の巣に帰れ!
敵が見えれば空から風の刃で遠距離攻撃
攻撃時も叫んで敵の目を惹くことを忘れずに
仲間の奇襲が成功すれば、自身も飛翔して敵の近くへ
空から仲間を援護し、最高の技を決めてもらおう
ネルヴァ・イーディス
「ゾロゾロと・・・ほんとにクソみたいな虫・・・」
カティナに双剣を任せたまま、魔喚銃を構えて突撃します。
レオアリアから氷の属性を感じるので、水系の魔法で攻撃と同時にサポートを行います。
拠点を作られて守りを固められるなら、左手の銃を自身のこめかみに向け
「《剛力》《堅固》《貫通》《破砕衝》《倍加》《倍加》《倍加》《倍加》」
腕力増強・拳を硬く鋭くし、接触したものを砕く衝撃波を付与させ、その効果を16倍に引き上げる魔法を構築。
「フルスタック・チェインバースト」
その声と同時に、引き金を8回引いて、右こぶしを叩きつけ、岩塊そのものを砕きます。
飛び立って逃げるようなら、【エアライド】で跳躍し殴ります。
「我が名はラーニャ! 村人としか戦えぬ腰抜け兵ども! さっさと自分の巣に帰れ!」
荊州の野を進む関羽軍指揮官、アヴァタール級クロノヴェーダ『張任』と、指揮官を護衛するトループス級クロノヴェーダ『蜀軍剣蟻兵』の部隊の頭上から、ラーニャ・フォルストロメリア(万折不撓・g00060)の大音声がいきなり轟く。
「何だ! 何事だ!?」
部隊は進軍を止め『蜀軍剣蟻兵』たちが周囲に散開、警戒する。すると天空から、竜翼をばっさばっさと鳴らして、ラーニャが派手派手しく登場する。
「逃がさない! 一方的、かつ徹底的に殲滅する!」
高らかに宣言すると、ラーニャはパラドクス「風刃一華(フウジンイチゲ)」を炸裂させる。上空から地上へ風の刃が叩きつけられ、二体の『蜀軍剣蟻兵』が比喩でも誇張でもなく完全に粉微塵になる。
「な、なんという威力だ……」
「し、しかし、あれは、らーにゃ、とは、いったい何者だ? 新顔の呉の将か?」
「詮索は後だ! 足場を築け! こちらから攻撃できるように……ぐわっ!」
指示を飛ばしていた『蜀軍剣蟻兵』の首が、どこからともなく飛んできた異様な武器に一撃で刎ねられる。
「な、な、なんだっ!?」
「これは風火輪……お前達クロノヴェーダに消された本来の古代中国に実在した武器だ」
上空のラーニャに気を取られていた『蜀軍剣蟻兵』の陣営に、密やかに忍び寄っていた楠井・十佐(人間のデジタルサマナー・g02957)が、冷徹な口調で呟く。
「お前達に蹂躙された村人達と、抹消された古代中国の人達の怒り、受けてみろ!」
パラドクス「復讐の刃」を駆使し、十佐は更に一枚の風火輪を飛ばして『蜀軍剣蟻兵』の首をすぱーんと刎ねる。
そう、ラーニャが必要以上(?)に派手に出現し、予告というか挑発宣告付きの空襲を敢えて行ったのは、仲間のディアボロスたちが敵陣を奇襲しやすくするための陽動だったのだ。決して、彼女が派手好きで目立ちたがりだから、とか、そういうわけではない、たぶん。
そして十佐に続き、レオアリア・フォルシオン(フォルシオン統一王朝初代皇帝『征龍帝』・g00492)が『蜀軍剣蟻兵』たちの間に、華麗かつ優雅に躍りこむ。もっとも、ほぼ勢いで手にした剣を振るったものの、パラドクスによる攻撃ではないので、クロノヴェーダには通じず弾かれてしまったのはご愛敬というべきか。
「さぁ、チェックメイトよ。虫の性質を有しているなら、寒さには弱いでしょう…!」
まったく動じることなく言い放つと、レオアリアはパラドクス「蒼き時と氷を司るは書架の王の如く(コキュートス・ブックドミネーター)」を発動させる。
「復元せよ、我が歴史。それは蒼き時間と凍結司りし竜を弑した歴史。その復元を以て我は時を凍てつかせる氷を掌握する」
詠唱とともに凄まじい冷気が噴出。三体の『蜀軍剣蟻兵』が、一瞬のうちに凍結粉砕されて粉々になる。
そしてレオアリアは、ふっと口元に笑みを浮かべると、周囲に残る『蜀軍剣蟻兵』を見回し、一方的に宣告する。
「わたくしが何者かですって……? ここは代わりに言ってあげる……帰って来たのよ、復讐者(わたくし)達は」
「……ど、どういうことだ?」
わからん、何が起きているのか、何が襲ってきたのか、まったくわけがわからん、と、呻く『蜀軍剣蟻兵』が、不意に背後から痛烈な一撃を受け、胸部に大穴を開けて倒れる。
「ぐわっ!」
「ふふふ。背中が完全にお留守なのだよ。戦場で油断は命取りなのだよ」
パラドクス「破軍衝」を背後から放って二体の『蜀軍剣蟻兵』を葬った柳谷・凪(お気楽極楽あーぱー娘・g00667)が、いかにも嬉し気にほくそ笑む。通常では、反撃も許さず一撃で相手を潰すのは難しいのだが、今、この場にはディアボロスの力が充満しており、攻撃の威力も命中率も、通常よりずっと高くなっている。
「親玉を倒すためにも、まずは護衛から片付けるんだよ。一撃の破壊力は凄そうだけど、先手を打って潰してしまえばどうということも無いんだよ」
通常の三倍の威力なのだよ、当たらなければどうということもないのだよ、偉い人にはわからんのだよ、と、凪は楽しそうに続ける。
「ゾロゾロと……ほんとにクソみたいな虫……」
でも、皆のおかげで大方は片付いたようだし、残りもさっさと始末する、と、冷ややかに言い放ち、ネルヴァ・イーディス(愛捧ぐ、契約少女(エンゲージ・ガール)・g02799)が、パラドクス「多重発現・魔法連鎖(スタック・チェイン)を発動させる。
「スタック、ドロー、ドロー……アウェイクン! フルスタック・チェインバースト!!」
重ね掛けされた魔法が一気に炸裂し、周囲に残っていた四体の『蜀軍剣蟻兵』が、粉微塵に砕けて消える。ラーニャの風の刃にも匹敵する、凄まじいとしか言いようのない破壊力だ。
そしてディアボロスたちは、あっという間にすべての護衛を失って茫然と立ちすくんでいるように見える、関羽軍指揮官、アヴァタール級クロノヴェーダ『張任』に視線を向けた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【エアライド】がLV2になった!
【冷気の支配者】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【使い魔使役】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】がLV2になった!
【能力値アップ】がLV4になった!
【ダメージアップ】がLV2になった!
ラーニャ・フォルストロメリア
先の村は無事に救えましたが、既に壊滅してしまった村があったのですね…
戦いを終えて帰還する前に、私にできる限りのことをしましょう
建物は士気の高い現地の皆さんに
作物は仲間にお任せするとして、私は怪我人の治療を行いましょう
近隣の村が壊滅しているという事は、少なくない数の怪我人が周囲にいる筈
無双馬に乗って近隣を探索しながらパラドクスを発動
妖精の力で癒しつつ、私は歩けない人を馬に乗せて安全な場所に搬送したり携帯食料を渡したり、地味ながらもできる限りの人を助けられる様に頑張りましょう
え、さっき聞こえてきた声と口調が違う?
お恥ずかしい限りですが、戦闘中はどうも興奮してしまい素に戻ってしまうといいますか…はい
「護衛は倒した。あとは……えっ?」
関羽軍の前線指揮官、アヴァタール級クロノヴェーダ『張任』の部隊を高空から襲撃していたラーニャ・フォルストロメリア(万折不撓・g00060)は、かなり離れた場所で土煙があがったのを見て眉を寄せた。
「何かしら? とても、気になるわ」
『張任』を討ち取るのは仲間のディアボロスたちで充分、と判断して、ラーニャは土煙のあがった場所へと飛ぶ。
空から見ると、そこは『張任』配下の先遣隊が各村から攫ってきた人々を集めていた場所らしく、粗末な柵の中に大勢の人が押し込められていたようだ。人々を監視していたと思われる『蜀軍剣蟻兵』は、本隊の壊滅に気付いたのか、持ち場を離れて本隊の方へと動いている。そして、監視の兵がいなくなったと見た途端、人々は柵を押し倒し、一斉に外へと逃げ出したのだ。土煙は、柵が押し倒された時にあがったものらしい。
「……蟲が戻って逃げる人々を害する様子はなさそうね。だけど、あの足の速さでは、指揮官の援護には間に合わない」
冷静に状況を判断するラーニャだったが、怪我をしているのか、力尽きているのか、逃げるに逃げられずにいる人が少なからずいるのに気づき、急いで降下する。
「大丈夫ですか? 今、助けますね!」
励ましの声を懸けながら、ラーニャはパラドクス「風精飛槍(フウセイヒソウ)」で風の妖精たちを召喚。槍を投げずに、妖精たちに怪我人の治癒を頼む。そして自身も、倒れている人を介抱する。
すると人々は、涙を流して叫んだ。
「龍女様だ! 蟲どもを蹴散らした龍女様が、わしらを助けに来てくださったぞ! おお、生きていてよかった!」
「え、ええと……」
少々戸惑いながらも、ラーニャは全力で人々の救護に尽力する。彼らが無事に村へ帰れば、畑が焼かれていようが家が壊されていようが、村が復興するのは間違いない。
龍女様が助けてくださった、という思いは、たとえディアボロスの記憶が消えようと、彼らの胸に確かな希望として残るだろうから。
大成功🔵🔵🔵
効果1【活性治癒】LV1が発生!
効果2【ドレイン】LV1が発生!
楠井・十佐
よし、護衛は倒せた。後は指揮官を倒すだけだ。
一体だけとは言え、油断は出来ない。こいつらが三國志の世界の存在なら、一騎当千もあり得る。
だけど、村人達の日常を取り戻す為にも引く訳にはいかない。決着をつける!
【行動】
仲間達と連携し攻撃を仕掛ける。【飛翔】【エアライド】の効果で空を駆け敵を包囲。
【思弾】を使う。理不尽に虐げられた人々の事を思い沸き上がる怒りを力に変えて全身を活性化。
生じたエネルギーを指先に一点集中。拳銃の様に構えた人差し指から、張任に向けて光弾を撃ち放つ。
本物の張任は最期まで忠義を通したんだったな。お前も逃げ帰る気はないんだろう?だったらここで朽ち果てろ!
一ノ瀬・綾音
あれが敵の首領かな?
こんな作戦をとって、それで平気でいるとかなかなか許せないね。
綾音ちゃん、君とは友達になれそうにないな。死んでくれる?
【飛翔】と【エアライド】で相手を翻弄しながら相手が地面に着地するのを待つ。
着地した瞬間を見計らって着地点に向けて【暴食なる大地】を発動、張任を流砂に落としに行くよ。
抵抗されてもそれでもがいている間は動きが鈍くなるだろうから仲間の攻撃も届きやすくなると思う。
あとはこいつも虫みたいな形してるから寒さ通用するかな、ってことで【冷気の支配者】を使用。これでさらに動き鈍くできれば重畳だね。
願わくばそのまま流砂に飲み込まれてサヨウナラ、してほしいところだけどね。
ネルヴァ・イーディス
「最後だね・・・」
『張任』に向けてそう呟いて、突撃します。
自身に加速魔法をかけつつ、他の人への糸による対空攻撃を妨害します。
行動時には、普段抑えている魅了の魔力を全開状態に
周囲が大技を放つことを察知して、パラドクスを使用し隙を作ります。
「さっさと潰れて、害虫」
結島・蘭杏那
張任、主君への忠義の誓いと共に…って言うけど、あなたが忠義を誓った主君は劉 璋よね!今あなたがいるのは蜀軍、主君は劉備のはずよ!!もうあなたが忠義を誓う相手はいない、あなたの今の忠義は偽り…その理由があなたの姿ね。蜀軍は蟻の格好しているけど、あなたは蜘蛛の蟲将だわ。あなたは蜀軍に属していない、あなたの忠義は蜀にむいていない、そんなあなたの刃は誰も傷付けられない。そんなあなたを私は容易に討つわ。
我が愛馬と共に、この十文字槍で張任を貫いてみせる!張任は忠臣を演じているけど滑稽だわ。まだ蟻の姿なら名演技に見えたかもしれないけど、昆虫でもない蜘蛛の姿してたら説得力ないわ。
「張任、ね。忠臣を演じているけど滑稽だわ。まだ蟻の姿なら名演技に見えたかもしれないけど、昆虫でもない蜘蛛の姿してたら説得力ないわ」
無双馬にまたがった結島・蘭杏那(剣の舞姫・g01039)は小さく冷笑すると、パラドクス「戦騎疾駆」を発動。関羽軍の前線指揮官、アヴァタール級クロノヴェーダ『張任』に向かって騎乗突撃しながら、朗々と声を張って告げる。
「張任! 主君への忠義の誓いと共に…って言うけど、あなたが忠義を誓った主君は劉璋よね! 今あなたがいるのは蜀軍、主君は劉備のはずよ!! もうあなたが忠義を誓う相手はいない、あなたの今の忠義は偽り…その理由があなたの姿ね。蜀軍は蟻の格好しているけど、あなたは蜘蛛の蟲将だわ。あなたは蜀軍に属していない、あなたの忠義は蜀にむいていない、そんなあなたの刃は誰も傷付けられない。そんなあなたを私は容易に討つわ!」
「ぐおっ!」
蘭杏那の十文字槍で深々と突かれ、苦悶の声とともによろめきながらも、そこはアヴァタール級指揮官というべきか、『張任』は倒れることなく、手にした武器を巨大化させる。
「忠義、忠義か……そう、思い出したぞ。我が忠義は劉備に対するものにあらず、蜀に対するものにあらず。我が忠義は、蟲将という種族に対するもの。そうだ、我が本体たる『クロノスの張任』は、劉備も曹操も孫権もない、蜀も魏も呉もない世界で、蟲将種族のために人間どもを征し、逆らう者を殺しつくした! 貴様のような、蟲将の力を盗んだ人間は特に念を入れて滅ぼしたはずだったが……しぶとく生き残って居ったか! 喰らうがいい、忠義一掃刃!」
咆哮した『張任』は蘭杏那に向け、反撃のパラドクス「忠義一掃刃」を放つ。蘭杏那は素早く躱したが躱しきれず、無双馬の脇腹を浅く裂かれる。
そこへ一ノ瀬・綾音(綺羅星の如く・g00868)が飛び込み、パラドクス「暴食なる大地(クイックサンド・グラトニー)」を発動させる。
「忠義だか何だか知らないけど、こんな作戦をとって、それで平気でいるとかなかなか許せないね。綾音ちゃん、君とは友達になれそうにないな。底なしの地獄に呑まれて、死んでくれる?」
「ふざけるな! 誰が人間風情と友達などに……ぬわっ!」
綾音のパラドクスにより『張任』の足元が崩れ、底なしの流砂と化す。そのまま一気に吞まれるか、と思いきや、『張任』は綾音に向かって反撃のパラドクス「粘糸封縛撃」を放つ。
「これでもくらえ!」
「きゃっ!」
『張任』が放った粘糸の塊を綾音は危うく避けたが、『張任』は自分が放った粘糸の上に飛び乗り、流砂から脱出する。
しかし『張任』が地面に着地すると同時に、ネルヴァ・イーディス(愛捧ぐ、契約少女(エンゲージ・ガール)・g02799)が強烈なパラドクス「狂喜姦潜(マッドネス・インフェクション)」を叩きつける。
「最後だね……さっさと潰れて、害虫」
そしてネルヴァは、声には出さずに続ける。
(「自分を忠義の将と任じているなら好都合……私と……同じところまで、堕ちていけ」)
「ぐ、ぐああああああっ!」
自分の精神にもダメージが及ぶのを覚悟の上で、ネルヴァが叩きつける凄まじいばかりの負の感情に『張任』は反撃することもできずにのたうつ。
そのまま放置していれば発狂死したかもしれないが、敢えてそれを待たず、楠井・十佐(人間のデジタルサマナー・g02957)がとどめのパラドクス「思弾(シダン)」を放つ。
「本物の……史実に名を遺した人間の張任は、最期まで忠義を通したんだったな。お前も逃げ帰る気はないんだろう? だったらここで朽ち果てろ!」
呟きながら、十佐は理不尽に虐げられた人々の事を思い沸き上がる怒りを力に変えて全身を活性化。生じたエネルギーを指先に一点集中。拳銃の様に構えた人差し指から『張任』に向けて光弾を撃ち放つ。
「!」
精神を苛まれている『張任』は、躱すどころか断末魔の声さえあげることができないまま、光弾に貫かれる。次の瞬間、その頭部の大蜘蛛が爆発し、凄まじい量の粘液を周囲にぶちまける。
「わわっ!」
慌てて飛び退き粘液を避けた十佐は、構えた指を降ろし、深い吐息とともに呟いた、
「……やった、な」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【エイティーン】LV1が発生!
【土壌改良】がLV2になった!
【現の夢】LV1が発生!
【スーパーGPS】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV5になった!
【ロストエナジー】がLV4になった!
【反撃アップ】LV1が発生!