バミューダ海底ダンジョン第三層(作者 天木一
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#幻想竜域キングアーサー  #竜域ダンジョン探索(中~下層探索)  #バミューダ海底ダンジョン 

●第三層
「フンッ、第二層が攻略されたか」
 層を遮断する封が破られたのを感じ取った第三層の神殿を守護する蒼きドラゴン、暴風竜ロンゴミニアトが高い天井を見上げた。
「大将、どうしやす?」
 部下の特務竜部隊『ジャメヴ』が主に尋ねる。
「迎撃に向かえ、この三層での戦い方を侵入者に教えてやれ」
「了解しやした。行くぞ!」
 ジャメヴ達が神殿から出ると、通路には川のように海水が流れ、そこらの壁に生える大きな葉っぱを千切ると川に浮かべ、その上に立ってサーフィンのように流れに乗っていった。
「さて、配下どもを倒してオレの元に来れるかどうか……もし来たならばこのオレ自らが八つ裂きにしてやろう」
 己が力を振るうに相応しい強者とまみえたいと、ロンゴミニアトは僅かに期待して部下の報告を待つ……。

●新宿駅グランドターミナル
「おー、みんなが探索してくれたバミューダ海底ダンジョンも次は第三層だね」
 音葉・遥風(風は遥か彼方に吹く・g03189)がパラドクストレインの行き先を伝える。
「前の層は潜るところだったけど、次の層は川みたいに通路に水が流れてるところみたい」
 ダンジョン内が幾重にも合流分散を繰り返す川のようになっていて、ところどころ陸地はあるが、基本的に通路の下部には海水が流れているようだ。上部は2mほどの空間があり植物の緑が茂り天井にはダンジョン内を照らすように光が宿っているという。
「川の流れもめちゃくちゃで、ぐるぐる行ったり来たりさせる迷路になってるんだって。そこから正解ルートを見つけて、次の層への通路を守るアヴァタール級ドラゴンの『暴風竜ロンゴミニアト』をやっつけて」
 第三層を守るドラゴンを破れば次の層への道が拓かれる。

「あー、でも川の通路の探索にはトループス級特務竜部隊『ジャメヴ』の妨害が入るみたい。なんか、川の上をサーフィンみたいに大きいな葉っぱに乗って襲い掛かってくるんだって」
 敵は川の流れを利用し、加速して襲い掛かって来るようだ。
「こっちもサーフィンして戦ったら有利になれるかも? わかんないけど」
 相手と同じ土俵に立てば相手の機動力の優位性を消すことができるだろう。
「探索もサーフィンしたら移動が楽そう、うん。できればだけど」
 他にも飛んだり泳いだりと、探索の方法は色々ある。
「それと、ここにもダンジョンに住む蛙人たちがいるみたい。もしかしたら正解ルートを知ってるかもしれないし、友達になったら教えてくれるかも、たぶん」
 ダンジョンに住む者ならば迷路にも詳しいだろう。聞いてみる価値は十分にあるはずだ。

「ダンジョンもどんどん深くなってきたね。海底のダンジョンはこれからの季節にいいかも? うん、涼しそう」
 遥風はこれから暑くなれば海水浴的な遊びができそうだと思い描く。
「下層がどこまであるかわかんないけど、ダンジョンって奥まで行ってみたくなるよね。冒険してダンジョン制覇を目指そー」
 おーと遥風は拳を上げ、ダンジョンに向かうディアボロスの冒険譚を楽しみに背中を見送った。

●蛙人のおちこぼれ
「今日はいい波がきてるぜ!」
「よーし、釣り場まで競争だ!!」
 横穴の棲み処から出て来た蛙人達が壁一面に生えている大きな葉を千切り、それに乗ってサーフィンのように川の上を自在に動き回る。そんな中、一人だけ上手く乗れずにドボンと沈む小さな蛙人がいた。
「わぷっ、はあはあ……」
「おいおい、ポポゥはこの程度の波にも乗れないのか?」
「情けねぇな。それでも蛙人か?」
 そんなポポゥと呼ばれた子供蛙人を同じような子供達が馬鹿にする。
「す、すぐに乗れるようになるもん!」
 強がってポポゥが言い返す。
「なら先に釣り場に行ってるから、お前もすぐこいよな!」
 するとさっさと子供達は葉っぱにぴたりと吸盤のように張り付いて立つと波に乗り、川をすいすいと進んでいった。
「あ……待ってよ!」
 ポポゥがもう一度チャレンジするが、やはりへっぴり腰でバランスが保てずに少し大きな波が来るとドボンと川に水飛沫を立てた。
「うぅ……どうやったら上手く乗れるんだよう」
 コツがわからずにポポゥは涙目になって葉に乗る練習を繰り返した。


→クリア済み選択肢の詳細を見る


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●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【神速反応】
1
周囲が、ディアボロスの反応速度が上昇する世界に変わる。他の行動を行わず集中している間、反応に必要な時間が「効果LVごとに半減」する。
【腐食】
1
周囲が腐食の霧に包まれる。霧はディアボロスが指定した「効果LV×10kg」の物品(生物やクロノ・オブジェクトは不可)だけを急激に腐食させていく。
【託されし願い】
1
周囲に、ディアボロスに願いを託した人々の現在の様子が映像として映し出される。「効果LV×1回」、願いの強さに応じて判定が有利になる。
【エアライド】
2
周囲が、ディアボロスが、空中で効果LV回までジャンプできる世界に変わる。地形に関わらず最適な移動経路を見出す事ができる。
【トラップ生成】
3
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【過去視の道案内】
1
移動時、目的地へ向かう影が出現しディアボロスを案内してくれる世界となる。「効果LV×1日以内」に、現在地から目的に移動した人がいなければ影は発生しない。
【液体錬成】
1
周囲の通常の液体が、ディアボロスが望めば、8時間冷暗所で安置すると「効果LV×10倍」の量に増殖するようになる。
【水面走行】
1
周囲の水面が凪ぎ、ディアボロスが地上と同様に走行や戦闘を行えるようになる。ディアボロスと手をつないだ「効果LV×3人」までの一般人も同行可能。
【操作会得】
1
周囲の物品に、製作者の残留思念が宿り、ディアボロスの操作をサポートしてくれるようになる。効果LVが高い程、サポート効果が向上する。
【口福の伝道者】
1
周囲が、ディアボロスが食事を摂ると、同じ食事が食器と共に最大「効果LV×400人前」まで出現する世界に変わる。
【パラドクス通信】
1
周囲のディアボロス全員の元にディアボロス専用の小型通信機が現れ、「効果LV×9km半径内」にいるディアボロス同士で通信が可能となる。この通信は盗聴されない。

効果2

【命中アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV3 / 【ガードアップ】LV5 / 【凌駕率アップ】LV1 / 【反撃アップ】LV1 / 【先行率アップ】LV1 / 【ダブル】LV2

●マスターより

天木一
 こんにちは天木一です。
 バミューダ諸島の海底ダンジョン第三層の冒険となります。

 川のように海水が流れる迷路となっています。
 アヴァタール級ロンゴミニアトはどこか神殿のような場所に居ます。
 トループス級ジャメヴは大きな葉っぱをサーフィンのようにして移動し、ディアボロスを見つけると強襲してきます。
 蛙人と仲良くなれば何か情報を得られるかもしれません。

 それでは海底ダンジョンの冒険をお楽しみください!
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このシナリオは完結しました。



発言期間は終了しました。


リプレイ


リディル・ヴェント
あら、サーフィンで冒険するの楽しそうね!
新宿島から初心者も乗りやすいっていう長めのサーフボードを持っていくわ。
で、操作会得でレクチャーもしてもらいながらダンジョンを進むわ。
いぇい。

あら、そこのキミどうしたの。
葉っぱに上手く乗れない??
(蛙人と友達になったら道を教えてくれるかもって遥風さんも言ってたしなんか放っておけないわね)
そうね、まずこっちのボードで練習してみるのどう?
大きい葉っぱって言ってもやっぱり小さいし薄いし恐怖感があるかもしれないわよ。
で、しっかり足首を曲げるのが大事みたいよ、ボードの上で難しいなら、まず陸で足首を曲げる練習してみましょ。

ボードで慣れたら葉っぱでトライよ、どうかしら?


御門・風花
千切った大きな葉に乗り《呼吸法》と《精神集中》で周囲の気の流れから波の動きを読み取り、乗りこなします。
「なるほど、分かりました」

蛙人のポポゥを見つけたら、友好的に挨拶し協力します。
「こんにちは、わたしは風花です。こっちの狐は琥珀と言います」
弟も居るので年下の扱いは慣れています。
「お手伝いしましょうか?」
手を繋ぎ【水面歩行】で周囲の水面を凪ぎさせ乗るのに慣れさせます。
「大丈夫。わたしと手をつないでいる間は大きな波は来ません」
「感覚は掴めましたか?手を離すと水の流れは戻ります。もしもの時は助けますから」
「波を怖がらないで。水の流れに逆らわず、身を任せるのです」
危ない時は助けに近づき、手を掴みます。


コンスタンツ・トパロウル
葉っぱに乗って、波に乗るねえ……面白い発想ではあるよね

じゃあ、うまく乗れないポポゥだっけ
見つけたら、まずは【口福の伝承者】で増やしたあんパンをお裾分けして、どんな風に困ってるか、具体的に聞いてみよう

そのうえで、うまく波に乗ってる他の蛙人が、どんな風に葉っぱで波に乗ってるのか聞いて、ポポゥの乗り方とどう違うのか……突き詰めていこう
悪いところを手を加えて行って、うまく乗れるようになるといいね

あと、体格差なんかもあるかもしれないし、体が大きい蛙人と同じ位の葉っぱに乗ろうとしてるなら……試しに一回り小さめの葉っぱに乗ってみたらどうかな?

もしかしたら、葉っぱが大きすぎて操りにくかったりするかもしれないし


●異文化交流
 ディアボロス達が海底ダンジョン二層の穴を潜って第三層へと辿り着く。
「ここだ第三層か」
 コンスタンツ・トパロウル(生き残りの撃竜騎士・g05674)が辺りを見回すと、そこは通路に川が流れるような不思議な迷宮となっていた。
「釣り場にいくぜー!」
「俺が一番だ!!」
 そんな川の流れに乗って葉っぱでサーフィンする蛙人達が通路を通り過ぎていく。
「あら、サーフィンで冒険するの楽しそうね!」
 リディル・ヴェント(ゲットレディ・g00550)がダンジョン内でサーフィンする蛙人達を見て、自分もやってみようと初心者も乗りやすい長めのサーフボードを持ち込んでいた。
「レクチャーよろしくね」
 【操作会得】によって製作者の残留思念から乗り方の説明を受け、流れの弱い場所からサーフボードに立って川の流れに乗った。
「こう? なるほど、面白いわね!」
 いぇいと笑顔で楽しみながら川を進んで、蛙人が来た方向へと向かう。
「これに乗るのですか……」
 御門・風花(静謐の凶鳥/ミセリコルデ・g01985)は川の流れに乗って軽快に通路の川でサーフィンを楽しむ蛙人達を見て自分も試してみる。
「なるほど、分かりました」
 千切った大きな葉に乗り呼吸を整え、精神を集中して周囲の気の流れから波の動きを読み取り、僅かな体重移動で波に乗れるようにコツを掴んだ。
「葉っぱに乗って、波に乗るねえ……面白い発想ではあるよね」
 コンスタンツも同じように葉っぱに乗って仲間と共に川を進んでいく。
 そして蛙人達のやって来た方向に向かう流れに乗っていると、陸で練習中の蛙人の子供を見つけた。

「うぅ、上手くいかない……」
「あら、そこのキミどうしたの」
 リディルが水浸しになって葉っぱに乗る練習をする蛙人の子供の声をかける。
「だ、誰?」
 始めて見る人間に蛙人が怯えたような声を出す。
「こんにちは、わたしは風花です。こっちの狐は琥珀と言います」
「アタシはリディルよ」
「コンスタンツだよ」
「こ、こんにちは。ボクはポポゥ……」
 風花が笑顔で友好的に名乗り、肩に乗るクダギツネ『琥珀』も鳴いて挨拶をし、リディルとコンスタンツも名乗る。すると少し警戒が解けた蛙人の子も名乗って友好を示すように両手を広げた。
「お腹減ってない?」
 尋ねながらコンスタンツが〈ふかふかのあんパン〉にかぶりついて、【口福の伝道者】で新たに増やす。
「お近づきの印にあげるよ、美味しいから食べてみてよ」
「あ、ありがとう……――甘っおいしー!」
 初めて見る食べ物に恐る恐るあんパンを口にしたポポゥが目を見開いて、大喜びで食べ始めた。
「それで、何をしていたの?」
「んっ、ボク、みんなみたいに葉っぱに上手く乗れないから練習してるんだ」
 落ち着いたところでリディルが尋ねると、あんパンを飲み込み思い出したポポゥが表情をくしゃっと潰して悲しみを表現した。
「葉っぱに上手く乗れない??」
 そう聞いてリディルは遥風の説明を思い出す。
(「蛙人と友達になったら道を教えてくれるかもって遥風さんも言ってたしなんか放っておけないわね」)
 ならこの子と友達になってみようと教えることにした。
「そうね、まずこっちのボードで練習してみるのどう?」
 そう言って自らのサーフボードを見せる。
「その板に乗るの?」
「大きい葉っぱって言ってもやっぱり小さいし薄いし恐怖感があるかもしれないわよ。で、しっかり足首を曲げるのが大事みたいよ、ボードの上で難しいなら、まず陸で足首を曲げる練習してみましょ」
 まずはリディルが手本を見せそれをポポゥが真似をした。
「うまく波に乗ってる他の蛙人は、どんな風に葉っぱで波に乗ってるのかな?」
 コンスタンツが疑問に思ったことを尋ねる。
「えっと……みんな葉っぱを上手く掴んで、足に張り付いたみたいに乗れるんだけど、ボクはすぐに葉が動いちゃうんだ」
 練習しながら皆の乗り方を思い出してポポゥは違いを口にした。
「葉っぱの大きさとかは決まってる?」
「ううん、みんな違うと思う」
 その返事にコンスタンツは体格差なんかもあるかもしれないと考えた。
「体が大きい蛙人と同じ位の葉っぱに乗ろうとしてるなら……試しに一回り小さめの葉っぱに乗ってみたらどうかな?」
「小さいの……大きい方がいいとばかり思ってたけど、試してみる!」
 コンスタンツの提案にポポゥは頷いた。

「そろそろ慣れたかしら?」
「うん!」
「じゃあ次は葉っぱでトライよ」
 リディルの問いかけにポポゥが元気に返事をすると、実際に試してみようと普段使っているのから少し小振りな葉っぱを選んで川に浮かべた。
「こうやって……」
「お手伝いしましょうか?」
 実際に乗ろうとするとまたおどおどとしてしまうポポゥに、風花が弟の相手をする時の態度で手助けをしようと【水面歩行】で凪ぎとなった水面に立った。
「わぁっ! すごい! 水の上に立ってる! ととっ!?」
 驚いてバランスを崩すポポゥの手を風花が取る。
「大丈夫。わたしと手をつないでいる間は大きな波は来ません」
 落ち着かせるように風花が声をかける。すると川の波が落ち着きポポゥは体勢を立て直すことができた。
「ほんとうだ!」
 手を繋いだままポポゥは葉っぱに乗って姿勢を保つ。
「あ、いつもよりちゃんと立てる!」
 姿勢の練習をしたことと、葉っぱが身体のサイズに合ったことでしっかりとぴたりと足を吸盤のように張り付けて安定させることができた。
「感覚は掴めましたか? 手を離すと水の流れは戻ります。もしもの時は助けますから」
 そう言ってそっと風花が手を離すと、ポポゥは波が起きる川の流れに煽られてびくっと身体を硬直させる。
「波を怖がらないで。水の流れに逆らわず、身を任せるのです」
「う、うん!」
 風花の優しい言葉に従い、力を抜くことで波に乗り始めた。
「わっ! できた! できたよ!」
 ポポゥが嬉しそうに顔をくしゃっとさせてディアボロス達に呼びかける。その様子に3人も嬉しくなって笑顔を返した。

「ありがとう! ボクも葉っぱに乗れるようになれたよ!」
 嬉しそうに陸に戻ってきたポポゥが感謝を伝える。
「そういえば、お姉ちゃんたちはここに何しにきたの?」
 自分の不安が解消されるとポポゥが気になったことを聞いた。
「アタシ達はドラゴンをやっつけにきたのよ。どこにいるか知らないかしら?」
 リディルが目的を告げて何か情報を知らないか尋ねる。
「ええ! ドラゴンを! 危ないよ! みんなドラゴンの棲み処には絶対近づいちゃダメだって言ってるもの!」
「それは知ってるってことだよね。あたし達はこう見えてドラゴン退治を何度もしてるんだよ。だから教えてくれないかな?」
 コンスタンツが危ないと心配するポポゥに自信に満ちた笑みを見せる。
「……それなら、いる場所までは行ったことないけど、近くまでなら案内できるよ! 葉っぱの乗り方を教えてもらったお礼に連れていってあげる!」
 ポポゥがディアボロス達の事を信じ、教えてもらったお返しにと案内を買って出た。
「ではお願いしましょうか」
「うん! 任せて!」
 風花がそう言うとポポゥは頼られたことを嬉しそうに喜ぶ。道案内に従ってドラゴンのいる神殿を探しにディアボロス達はサーフィンで川の流れが複雑に入り組むダンジョン探索を開始した――。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【操作会得】LV1が発生!
【水面歩行】LV1が発生!
【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【凌駕率アップ】LV1が発生!

リディル・ヴェント
ポポゥさんの道案内に従いながら引き続きサーフボードで探索よ!
【水面歩行】もあるからボードから落ちても流される心配はなさそうね。落ちた時は慌てずすぐボードに乗り直すわ。
この先、障害物もあるかもしれないし【エアライド】も使用。移動の助けになるかも。

ある程度まで神殿に近づく、もしくはジャメヴ達の気配を察知したらポポゥさんには帰ってもらった方が良さそうかしら。

ポポゥさんありがと!すごく助かったわ!
波乗り上手になったわね、ちゃんと友達に見せつけてやるのよ!!
(ダンジョンを攻略すると蛙人は消えちゃうかもしれないけど、でもアナタが頑張った事はちゃんとアタシ達が覚えているわよ…!)


御門・風花
連携やアドリブ歓迎します。

ポポゥの案内に従い、危険がないか注意警戒して進みます。
「注意して進みましょう」
もし、危ないことがあれば【神速反応】で対応し、ポポゥや仲間に忠告したり、ディフェンスを行います。
「気を付けて、そこです」
「危ない!」「……大丈夫ですか?」
これ以上先は危ないと感じたら、お礼を言ってポポゥを帰します。
「ありがとうございます」
「あなたのおかげで迷わずに進めました」
無表情だけど、どこか寂しく微笑み。肩に乗った琥珀は手の代わりに尻尾を振り返します。
「……はい。また、会いましょう」


コンスタンツ・トパロウル
ポポゥの案内に従って、葉っぱで波に乗って移動しよう

トループスの見張り役が居るかもしれないし、道中は周囲を警戒しつつ、自分達以外の声や物音、水音がしたら、地形の利用を活かし、一度、近くの岸辺に上がったり、木の枝や岩に掴まって止まり、敵が居ないか様子を見よう
敵が居たら、しばらく隠れてやり過ごし、神殿近くまでは消耗を避けたい

敵が気付かずにこちらに向かって来そうなら、罠使い、地形の利用を活かし、【トラップ生成】で周囲の岸辺から、倒木や岩を落とし敵を撹乱
なるべく「自然に事故で落ちてきそうなもの」を落とし、敵がこれ以上接近するのを諦めるよう仕向けたい

神殿近くに着いたり、戦闘になるならポポゥには帰って貰おう


●サーフィンで探索を
「こっちだよ!」
 蛙人の子供ポポゥが乗れるようになった葉っぱの上で手を振り、コツを掴んで川の流れに乗って進んでいく。先ほどまでの上手く乗れなかった分を取り戻すように、はしゃいでサーフィンを楽しんでいた。
「ポポゥさんはもうすっかり乗れるようになったみたいね!」
 その様子を微笑ましく見ながらリディル・ヴェント(ゲットレディ・g00550)が後に続き、サーフボードに乗って波を利用して進む。
「こっちはまだ初心者レベルだけど、水面歩行もあるからボードから落ちても流される心配はなさそうね」
 落ちても安全面が確保されているので、落ち着いてリディルはサーフボードを操ることができた。
「注意して進みましょう」
 それに続く御門・風花(静謐の凶鳥/ミセリコルデ・g01985)がダンジョン内だということを忘れぬように、警戒して進もうと声をかける。
「トループスの見張り役が居るかもしれないし、警戒しつつ進むとするか」
 頷いたコンスタンツ・トパロウル(生き残りの撃竜騎士・g05674)も辺りの声や物音に気を配りながら、葉っぱを操って川の流れに乗る。
「川の流れがいくつにも分かれていますね」
 風花が川の先で、他の流れと合流し枝分かれしているのを視界に捉えた。
「ここは右の流れに乗るよ! 間違ったらまたここに戻ってこなくちゃいけないから気をつけてね!」
 ポポゥが分かれ道を指し示す。川の枝分かれは幾つもあり、間違った道を進めば何度も同じ場所を行ったり来たりすることになり、同じような通路なのもあって知らぬ者なら進んでいるのか戻っているのかすら分からなくなりそうだった。
「これは自力で進んでいたら大変だったな」
「そうですね。ポポゥがいてくれて助かりました」
 道案内が居なければ正解ルートを探すのに苦労しただろうと、コンスタンツと風花は間違わないようにポポゥの進む流れに従う。

「あっ、ここの先は波が大きくって、道がくねくねしてて危ないから、ゆっくり進もう!」
 ポポゥが近くに生える葉っぱを掴んで速度を落としていく。そして道の先を確認すると、蛇行した通路に岩が出っ張り真っ直ぐ進めなくなっていた。
「これくらいの障害物なら大丈夫! いっしょに行くわよ!」
 リディルがポポゥを抱えると、【エアライド】を使ってサーフボードで跳躍して岩場を飛び越え、ショートカットして蛇行した道を進んでいく。
「わぁっ!! すごいすごい!!」
 そのアトラクションのような動きにポポゥが目を丸くして、ワクワクと興奮した声を上げた。
「わたし達も続きましょう」
「そうするとしよう」
 風花とコンスタンツもそれを真似、宙を跳んで最短コースを進んで難所を抜けた。
「もう少ししたら行っちゃいけないって言われてる、ドラゴンの棲み処があるって場所の近くに出られるよ」
 ポポゥがあと少しだと波に乗って速度を上げようとする。
「待て、声が聞こえる――」
 コンスタンツが仲間に呼びかけ近くの岸を指さした。
「隠れましょう。ポポゥもこちらに」
 すぐに風花が反応し岸辺に上がるとポポゥの手を取って引き揚げ、それに仲間も続いて岩陰に身を隠した。
「ったく、侵入者はどこにいやがるんだ?」
「この川の流れは知ってなけりゃ正解には早々に辿り着けん。どこかでぐるぐる回って迷ってんだろ」
 大きな葉に乗って川を下ってくるのはトループス級特務竜部隊『ジャメヴ』達だった。
「さっさと片付けなきゃ俺達が大将に役立たずだと思われちまう。手分けして探すぞ!」
 息を潜めたディアボロス達に気付くことなく、ジャメヴ達は流れに沿って川を進んでいった。
「……行ったか。神殿近くまでは消耗を避けたい。急いで行こう」
 コンスタンツは探索に向かった敵が戻ってくる前に神殿に近付こうと、葉っぱに乗って探索を再開する。
「えーっと次は……」
 ポポゥも普段来ない場所になり、きょろきょろと周囲を確認しながら道を選ぶ。その所為で注意力が散漫となって、横の道から大きな波が近づくことに気付かず呑まれそうになる。
「危ない!」
 風花がポポゥを抱き上げて波に乗り、間一髪で何事もなくやり過ごした。
「び、びっくりした……」
「……大丈夫ですか?」
「う、うん。ありがとうお姉ちゃん!」
 無表情ながらも風花が心配そうに尋ねると、ポポゥはくしゃっと笑った。

「着いたよ! この先にドラゴンがいるはずだよ!」
 壁の葉っぱに掴まって止まったポポゥがこっちと川の流れを示す。そこから先は天井が高くなっていて、壁に模様が刻まれて神殿のような雰囲気になっていた。
「ポポゥさんありがと! すごく助かったわ!」
「えへへ……」
 リディルが素直に感謝を伝えると、ポポゥは照れたように笑った。
「波乗り上手になったわね、ちゃんと友達に見せつけてやるのよ!!」
「うん! みんなにボクももうちゃんと乗れるんだって見せてやるんだ!」
 ポポゥは嬉しそうに足元の葉っぱを見下ろした。
(「ダンジョンを攻略すると蛙人は消えちゃうかもしれないけど、でもアナタが頑張った事はちゃんとアタシ達が覚えているわよ……!」)
 いつか海底ダンジョンを完全攻略したならば全てが消えてしまうかもしれない。だがそれでも今こうして生きているポポゥのことを忘れはしないとリディルはその姿を目に焼き付けた。
「ここからは戦闘になるからお別れだね。ここまで無事にこれたのはポポゥのお蔭だ。ありがとう」
「ボクがこうやって案内できるようになったのは、お姉ちゃんたちが葉っぱの乗り方を教えてくれたからだから、ボクの方こそありがとう!」
 コンスタンツが感謝の言葉を伝えると、ポポゥもまたディアボロス達に笑顔で感謝する。
「ありがとうございます。あなたのおかげで迷わずに進めました」
 風花が無表情だがどこか寂しく微笑み、肩に乗った琥珀は手の代わりに尻尾を振る。
「またドラゴンをやっつけたら遊びにきてね!」
「……はい。また、会いましょう」
 無邪気に大きく手を振るポポゥに対して、風花はそんな時が来ればいいと思いながら手を振り返した。
 案内してくれたポポゥに別れを告げ、ディアボロス達はドラゴンの居る海底神殿を目指しサーフィンで川の波に乗って進んでいった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【エアライド】LV1が発生!
【神速反応】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV2が発生!
【命中アップ】LV1が発生!

●迎撃部隊
「どういうことだ?! なんでこんなところにいやがる!」
 ぐるっとダンジョンを一周させられた特務竜部隊『ジャメヴ』が本拠地である神殿近くに戻ったところでディアボロスの後ろ姿を見つけた。
「俺達の索敵を掻い潜ってここまで到着したってのか! それもこんなに早く?」
「ありえねぇ……まさかカエルどもが裏切ったんじゃねえだろうな?」
「その辺りは後で締め上げて問い詰めればいい。ともかく大将の元に行かせるわけにはいかねぇ! ここでぶっ殺すぞ!」
「おうよ! この川での戦い方をしっかり叩き込んでやるぜ!」
 大きな葉に乗ったジャメヴ達が波に乗って加速し、ディアボロスへと後方から襲い掛かった――。
リディル・ヴェント
水面を観察していたらなんか水の流れに動きがあるような
あ!後ろに敵!
すぐに戦闘態勢をとるわ。

この地形に慣れている敵だから【トラップ生成】で少しでも足止め出来ると戦いやすいかしらね。落石や、川に網とか仕掛けてみようかしら。
【エアライド】でジャンプしての上からの攻撃とかどうかしら、さすがにジャメヴは葉っぱごと飛ぶのは難しいんじゃない?
上空からの攻撃や水面をボードで駆けたりして攻撃してみるわ

カエル??
あら、自分達の中にうっかり道を教えた奴がいるとか考えていないのかしら、ふふっ!
(フェイントが通用するといいけど。少しでも部隊の足並みを乱せるとラッキー!ポポゥさん達の安全の為にも敵を全部撃破しなくちゃ!)


コンスタンツ・トパロウル
ふぅん……なんか後ろが騒がしいと思ったら、こいつらがドラゴンの手下か
こいつらも、葉っぱで波に乗ってるらしい

なら、その弱点を遠慮なく衝かせて貰おうか

地形の利用を活かし、水の流れが淀みそうな場所に逃げるふりして、敵を誘い込む

敵がホイホイ近付いてきたら……罠使い、爆破、気絶攻撃を活かし、【トラップ生成】で水中に爆薬を仕掛けて破裂させたり、敵の首や足の高さにワイヤーを張って、敵が爆破の衝撃でバランス崩したり、ワイヤーに引っ掛かって落水するよう仕向ける

打ち所悪くて、気絶までしてくれたら最高だ

罠に引っ掛かった敵が慌てて、うまく撹乱できたら仲間も動きやすいね

その隙を逃さず、竜滅戦技で確実に数を減らしていこう


御門・風花
連携やアドリブ歓迎します。

水の動きを読みながら、敵の衝撃波や突きをこちらも《オーラ操作》で闘気を纏った掌底による《衝撃波》や裏拳で受け流し相殺し防御に徹します。
焦れた敵が連携でこちらを足止めしようと近づいてきたら、葉っぱからジャンプし近くの敵に【エアライド】の空中ジャンプで強襲。掌底を打ち込み敵を《粉砕》します。
「破軍衝」
風花が水の落ちたところを狙おうと近づく他の敵に対し、水面に着水する同時に【水面歩行】を発動し《呼吸法》で気を完全開放。
風花が水に立ったこと、周囲の波が凪になりサーフィンの動きを狂わすことで、敵を動揺させた隙に水走で接敵。
素早い動きで闘気を込めた掌底や蹴撃を叩き込んでいきます。


フリング・デューン
即興連携、アドリブ歓迎
「ここまでこれたのです、奥に行くためにもさっさと超えさせてもらいましょう」
協力してくれたカエルの分も全力で取り組む

「そちらに合わせて行かせてもらいましょう」
サーフボードを持ち込みそれに乗って戦う

「さて、時に周りを見るのも肝要ですよ?」
水中に流したり落としていた視野繰り手鞠や操天宝眼を起点にした【砕身剛雷】による水中からの不意打ちの電撃で攻撃
反撃の衝撃波には【エアライド】と【水面歩行】を用いての一撃離脱で可能な限り被弾を避ける


●サーフィンバトル
「あれ? 川の流れが少し乱れたような……」
 サーフボードに乗るリディル・ヴェント(ゲットレディ・g00550)が水面の揺れ気付き辺りを見回した。すると大きな葉っぱに乗ってサーフィンで波を使い加速して迫る特務竜部隊『ジャメヴ』に気付く。
「あ! 後ろに敵!」
 すぐに仲間に報せるように声を上げる。
「ふぅん……なんか後ろが騒がしいと思ったら、こいつらがドラゴンの手下か」
 コンスタンツ・トパロウル(生き残りの撃竜騎士・g05674)も大きな葉っぱの上で背後を振り返り、こちらを追って来る敵部隊の姿を見た。
「ここまでこれたのです、奥に行くためにもさっさと越えさせてもらいましょう」
 サーフボードに乗って振り返ったフリング・デューン(火智紅胆・g05712)は、協力してくれた蛙人の分も全力で敵を突破しようと意気込む。
「このままでは追いつかれますね。迎撃しましょう」
 御門・風花(静謐の凶鳥/ミセリコルデ・g01985)が葉っぱの上で身構えると、仲間達も共に戦闘態勢に入った。
「侵入者は皆殺しだ!」
 大きな葉っぱに乗ったジャメヴ達が巧みにサーフィンして加速してくる。
「ここは敵地のど真ん中。地の利は向こうにあるわ。ならトラップで少しでも足止め出来ると戦いやすいかしらね」
 リディルは【トラップ生成】で川に網を仕掛け、落石によって進路を限定させる。
「この程度の石ころに当たるとでも思ったか!」
 サーフィンで華麗にジャメヴ達が落石を回避したところで、水中の網が葉っぱに引っ掛かって先頭のジャメヴがドボンと水中に沈む。
「俺達の庭に罠だと!?」
「舐めた真似しやがって!!」
 ジャメヴ達は警戒して速度を落としながらも迫って来る。
「速度が落ちたわね。こっちも仕掛けるわよ」
 リディルが【エアライド】でサーフボードごと跳躍し、頭上から敵に襲い掛かる。
「跳んだ?!」
「落してやれ!」
 驚きながらもジャメヴが突っ込んで来るタイミングを見計らって戦斧を構える。
「この動き見切る事が出来るかしら?」
 空中でリディルがパラドクス『サンダーガール』を発動し、雷光のように急加速して敵陣に飛び込むと細身の刺突剣〈桜花絢爛〉を連続で突き入れ、まるで桜の花びらが吹き抜けるようにすれ違いざまに敵を貫いた。
「ぐあっ!!」
「速い!!」
 見失ったと思った瞬間には、ジャメヴが何体も貫かれて態勢を崩し川に沈んでいった。

「こいつらも、葉っぱで波に乗ってるのか。なら、その弱点を遠慮なく衝かせて貰おうか」
 葉っぱの向きを変えたコンスタンツは水の流れが淀む岩場の方へと逃げると、流れが悪くなり進むスピードが落ちた。
「逃がすか!」
 そこへ嬉々としてジャメヴが戦斧を振り上げて襲い掛かる。
「ホイホイ近付いてきたな……」
 【トラップ生成】によってコンスタンツは爆薬を水中に仕掛けて破裂させる。それが水流を乱して敵の体を大きく揺さぶった。
「この程度!!」
 両腕を広げバランスを取り、激しい流れを制してジャメヴが迫る。
「今のでも落ちないのか、だけどまだ仕掛けは残っている」
 感心しながらも次のワイヤーの罠を張り、敵の脚を引っ掛けた。
「うぉ!?」
 流石にそれには耐えられずジャメヴは水に落ちた。
「ぶはっ! よくもやってくれたな!」
 水面から顔を出したジャメヴが憎々し気な視線を向けた。
「打ち所悪くて気絶までしてくれたら最高の結果だが、そうは上手くはいかないか」
 ならばとコンスタンツはパラドクス『竜滅戦技(ドラゴンスレイヤーコンバット)』を発動し、聖なる竜骸剣〈聖天竜の牙〉を水面に出ている敵の頭に叩き込んだ。
「ぐぎゃっ」
 潰れる悲鳴を上げてジャメヴが沈み、水面が赤く染まった。
「敵の動きが鈍ったところを突きます」
「好きにさせるかよ!」
 仲間達がトラップで敵部隊を崩したところへ風花が接近すると、体勢を崩しながらもジャメヴが戦斧を突き出し衝撃波を放った。
「流石に波乗りは達者なようですね」
 呼吸を整えた風花がパラドクス『完全解放(フルブースト)』を発動し、全身に闘気を纏い掌底を打ち込んで衝撃波を逸らし、葉っぱから跳躍すると【エアライド】で宙を蹴って踏み込み、敵の胸に掌底を叩き込んで闘気を流し心臓を破裂させた。
「あ?」
 顔中の穴から血を流してジャメヴが絶命し、川に倒れ込んで沈んでいく。
「このアマ!!」
「ぶっ殺してやらぁ!!!」
 近くのジャメヴ達が接近して戦斧を振るうが、風花は後ろに跳んで躱し水面に着水し【水面歩行】で立つ。
「なんだぁ!?」
 すると川の流れが止まり速度を上げていたジャメヴ達がつんのめるように体勢を崩した。
「殺されるのはあなた達の方です」
 冷たく言い放った風花が気を完全開放し、隙を見逃さずに水面を走って間合いを詰める。
「破軍衝」
 懐に入って掌底を腹部に打ち込んで内臓を粉砕し、横で戦斧を振り上げるジャメヴに蹴りを放って頭部を打ち抜いた。
「やりやがる!」
「囲め!」
 サーフィンで波に乗ったジャメヴ達が風花を包囲しようとすると、風花は水面を蹴って飛び退き間合いを開けた。
「そちらに合わせて行かせてもらいましょう」
 入れ替わるようにフリングはサーフボードで疾走して距離を詰める。
「馬鹿が死にに来やがった!」
 ジャメヴが戦斧を構えて間合いに入るのを待つ。
「さて、時に周りを見るのも肝要ですよ?」
 フリングは仲間が敵陣を乱したところへ〈視野繰り手鞠〉を水中に流して敵の元に送り、それを起点にパラドクス『砕身剛雷(サイシンゴウライ)』を発動する。水中から雷撃が発生して葉っぱを貫きジャメヴを撃ち抜いた。
「あががっ!?」
 不意打ちの雷撃を受けたジャメヴが痺れて動けなくなり、ゆっくり水中に没して姿が消えた。
「水中からの攻撃だとぉ!?」
「奴だ! 術者を叩け!」
 ジャメヴがフリングに向けて戦斧を突き出して衝撃波を叩き込む。
「反応はなかなかのものですが、想定内の行動です」
 フリングが【エアライド】でサーフボードで宙に飛び上がり、衝撃波を水の波に見立ててて乗って勢いを躱した。
「なにぃ!?」
「野郎ふざけた真似を! それなら直接ぶった切ってやらぁ!」
 ジャメヴが波に乗って加速しフリングへと距離を詰めて戦斧を構える。
「また視野が狭まっていますね。それでは乱戦を生き残れませんよ」
 フリングが後退して敵を引き付け仲間が待ち構える元へと引き込むと、トラップが発動して葉っぱが破れ敵を水中に沈めた。

「手強い! こいつらどこのから来やがった!」
「クソったれが! お前等をここまで引き入れたのはカエルどもか!」
「カエル?? あら、自分達の中にうっかり道を教えた奴がいるとか考えていないのかしら、ふふっ!」
 怒鳴りつけるジャメヴ達にリディルが笑い返し、敵の裏を取って今度は追いかけて攻める立場となる。
(「ポポゥさん達の安全の為にも敵を全部撃破しなくちゃ!」)
 蛙人が責められることのないように、この場で敵を全て倒してしまおうとリディルは背中目掛けて刺突剣を突き入れた。
「こりゃ不味い! 大将に報せにいかねぇと!」
 残り僅かとなったジャメヴが川の流れに乗ってディアボロス達に先んじてダンジョンの奥へと行こうとする。だがその足元の集中で爆発が起こる。
「うぉああっ!」
 咄嗟に体勢を立て直そうとするが、そこにコンスタンツが背後から迫り竜骸剣を振り抜いて胴を上下にぶった斬った。
「ドラゴンとの戦いを邪魔されては困るからね、ここで全滅させよう」
 コンスタンツが爆薬とワイヤートラップによって敵を水中に沈め、攪乱して動きを乱して仕留めていった。
「強行突破だ! 波乗りならこっちが上だ! 射程外に出りゃ追いつかれねぇ!」
 ジャメヴが仲間をやられながらも波に乗って加速する。
「既に逃げ道は塞いであります」
 フリングが仕掛けて置いた水中の手鞠から雷を放つ。
「それはさっき見てんだよ! 同じ手を喰らってたまるか!」
 だがジャメヴが大きな波に乗って跳んで回避する。
「残念ですが今度は二段構えです」
 宙に浮かべた〈操天宝眼〉からも雷撃が放たれ、跳んで方向転換もできないジャメヴを撃墜した。
「ぐげぇっ!!」
 黒焦げて煙を上げる体がジュッと蒸気を上げて水中に沈んだ。
「こんな馬鹿な! ここは俺達の庭だってのに負けてたまるか!」
 最後の一体となったジャメヴがやけくそになって戦斧を振り上げて襲い掛かる。
「終わりにしましょう」
 割り込んだ風花が戦斧の腹に掌底を打って軌道を逸らし、空振りして隙を見せた敵の脇腹に掌底を打ち込んだ。
「がはっ……水上で負けるとは……」
 大量の血を吐いたジャメヴがよろけ、葉っぱから落ちて水飛沫を上げた。
「これで全員倒しましたね」
 水面に立った風花が周囲を確認し、敵が残した大きな葉に乗って探索を再開する。
「あれは神殿か? どうやらこの先が目的の場所のようだな」
 コンスタンツが進む先に神殿の入り口のように柱が並んで立っている場所を見つけた。
「階層を守るドラゴンの元に向かいましょう」
 頷くフリングも同じく針路を神殿入り口へと向けた。
「この第三層の攻略も大詰めね。ドラゴンを倒しにいくわよ!」
 先頭のリディルがサーフボードを走らせ、陸地に乗り上げるとドラゴンが待つ神殿へと突入した。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【過去視の道案内】LV1が発生!
【トラップ生成】がLV2になった!
【エアライド】がLV2になった!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV4になった!
【ダブル】がLV2になった!

●嵐の竜
「フンッ、配下どもを倒してきたか」
 天井が高く広々とした海底神殿で暴風竜ロンゴミニアトがディアボロス達を出迎える。そこには敵意以外にも歓喜の感情が籠っていた。
「どうやら骨のある奴等がこのダンジョンに侵入してきたようだな」
 ロンゴミニアトの目が輝くと、ディアボロス達を手荒く歓迎するように突風が吹き荒れた。
「オレこそがこの第三層の守護竜、暴風竜ロンゴミニアトだ! この階層を突破したくば、死力を尽くしオレを倒してみせろ!!」
 猛々しくロンゴミニアトが咆えると闘気が放たれ、空気が震え恐ろしいまでの重圧に包まれる。
「さあ、勝負だ! 少しはオレを楽しませろよ!!」
 巨大な翼を羽ばたかせ、嵐に乗ってロンゴミニアトが飛翔した。
リディル・ヴェント
やっと陸地ね。
さあ、ややこしい迷路を作ったドラゴンを倒しに行きましょ!

陸地だけど、ドラゴンだから…飛ぶのよね。
柱とか何か高さがあるものから【エアライドLv2】のジャンプで接近してブレイブスマイトで攻撃出来ないかしら。
ドラゴンが飛翔している位置が高すぎて攻撃が当てにくい時は【神速反応】を使いながら防御に専念しつつ、攻撃の機会が来たら攻撃よ。
【トラップ作成】でつり天井の罠とか仕掛けて、ドラゴンを下側に引き寄せられるといいわね。
広そうな神殿だと思うけど【パラドクス通信】があるから仲間の状況も把握しやすいかしら。
敵を引き付けている間に仲間に背後から攻撃してもらうとか、そういう声掛けをして連携したいわ。


御門・風花
連携アドリブ歓迎

《呼吸法》で背中に刻まれた悪魔の紋章を解放、オーラを強化します
「死闘が望みですか?」
白と黒の魔刃双剣を抜刀
「ミセリコルデ、全力でお相手します」
パラドクス発動《精神集中》敵の動きに【神速反応】で回避と迎撃を行います
「魔剣解放」
紫電と黒雷を纏う《呪詛》を解放した刃で呪詛を相殺し、敵を《両断》する勢いで二刀の《連撃》を放つ。
爪牙と正面から切り合い、敵の気を引き、味方を動きやすく
「まだ全力ではないのでしょう?」
長髪で本気になった敵に合わせ、魔剣をさらに解放。
自身の手を焼き尽くす程の反動を《オーラ操作》で闘気と魔力障壁を両手のグローブに集中させて防ぐ《捨て身の一撃》で迎撃、囮役を全うする


コンスタンツ・トパロウル
かつて神殿だった場所か
それとも、自然の気まぐれか

何にしろ、ここは竜の墓標には……最適じゃないか

仲間の挑発に呼応し、罠使い、地形の利用を活かし、敵の攻撃が来るコース上に【トラップ生成】で煙幕やワイヤーの罠を仕掛け、一瞬でもいいので目眩まし若しくは動きを止める
その隙に、神殿の残骸等の物陰に隠れ移動し、敵の側面や背後から竜滅戦技を叩き込む

敵の反撃には、柱を盾に退避しつつ、【エアライド】で緊急回避する等しやり過ごしながら、敵を撹乱し機が熟すまで凌ぐ

敵が業を煮やし、降下したらチャンス
トラップ生成で落とし穴と爆薬の罠を仕掛け、着地したところで発動し周囲の崩落に巻き込み、その一瞬を狙い、竜滅戦技を叩き込む


エトヴァ・ヒンメルグリッツァ
連携、アドリブ歓迎

過去視の道案内で皆に合流を

サーフボードを持ち込み移動
葉っぱも乗れたらいいな……
緊急回避や、姿勢制御に水面歩行も併用
通信で連携を

エジプトで乗って慣れてはきたが……操作会得でよりよい操縦を

ポポゥさんや蛙人たちにもお目にかかりたかったが
良き道程だったようだ

以前、ベルファストで縁あって壁画に描いた竜
実物と相対できるなら、しっかりと見届けよう
いざ、手合わせ願う

戦場を偵察、敵味方の位置を把握
仲間と半包囲に近い位置取りをとり
多方向から攻撃を
敵を観察し攻撃動作や隙を看破

竜の姿を描き出し、戦わせる
嵐には嵐を

反撃や攻撃の兆候を看破し、神速反応で魔力障壁を展開、エアライドも駆使し回避に務める


●嵐を越えて
「やっと陸地ね。さあ、ややこしい迷路を作ったドラゴンを倒しに行きましょ!」
 リディル・ヴェント(ゲットレディ・g00550)が神殿に入ると、こちらを睨みつけた暴風竜ロンゴミニアトが咆哮する。そして羽ばたくと突風が吹き荒れ神殿内を飛翔する。
「陸地だけど、ドラゴンだから……飛ぶのよね」
 それを追うように柱を駆け上り、高度を取って【エアライド】で宙を蹴って接近する。
「オレに速度で追いつけると思うな!」
 ロンゴミニアトが速度を上げて距離を取り、旋回すると足の爪で引き裂こう突っ込んで来る。
「危なっ!」
 それをリディルは両手斧〈エンタープライズ〉で受け止め、衝撃で吹き飛ばされながらも空中でくるっと回転して体勢を立て直し地面に着地した。
「今の一撃を防ぐか! クハッ!! いいぞいいぞ! 全力でオレを楽しませろ!!」
 その様子にがっかりするどころかロンゴミニアトは大いに笑い、自分とまともに戦える相手に喜びの声を上げた。
「嬉しそうね。だけどその笑顔を叩き割ってあげる!」
 リディルは両手斧を構えながら、こっそりと【トラップ作成】で天井にトラップを仕掛けた。
「死闘が望みですか?」
 御門・風花(静謐の凶鳥/ミセリコルデ・g01985)は呼吸によって気を練り、背中に刻まれた悪魔の紋章を解放してオーラを強化する。
「そうだ! あっさり死んでくれるなよ!」
 室内を飛ぶロンゴミニアトが咆えて殺気を叩きつけた。その威嚇を受けても動じずに風花は白と黒の〈魔刃双剣〉を抜刀して左右に構える。
「ミセリコルデ、全力でお相手します」
 風花がパラドクス『魔剣解放-魔刃双剣-(ゲル・ナ・グコラン)』を発動し、精神を研ぎ澄ませて敵の動きを見極める。
「クハッ! 行くぞ!!」
 闘争に心滾らせたロンゴミニアトが急降下しながら宿す呪いを解放して脚の爪で襲い掛かった。
「見えています」
 風花は【神速反応】で敵の高速機動に対応し迎撃に動き出す。
「魔剣解放――」
 紫電と黒雷を纏う呪詛を解放した刃で己が身を蝕もうとする呪詛を相殺し、二刀を振るって爪を弾きさらには右足首を斬り裂いた。
「なんだと!?」
 驚くロンゴミニアトが上昇して血を噴き出す足を見て、風花へと視線を向けた。
「やるな! これこそ闘争よ!」
 嬉しそうに咆えると、ロンゴミニアトは速度を上げて爪を振るい、それを風花は受け流して防ぐが次々と攻撃され防戦に追い込まれる。

「かつて神殿だった場所か。それとも、自然の気まぐれか」
 コンスタンツ・トパロウル(生き残りの撃竜騎士・g05674)は海底にある神殿のような場所を見渡す。
「何にしろ、ここは竜の墓標には……最適じゃないか」
 ここならドラゴンの化石があっても不思議ではないと、風花が敵の注意を引いている間に【トラップ生成】によって罠を設置して、コンスタンツは神殿の柱に身を隠した。
「ここか、どうやら最後の戦いには間に合ったようだ」
 エトヴァ・ヒンメルグリッツァ(韜晦のヘレーティカ・g05705)が【過去視の道案内】を使い、持ち込んだサーフボードで川の波に乗り、最短で突破して神殿へと到着した。
「エジプトで乗って慣れてはきたが……少しは上達したかな」
 サーフボードから降りると、戦う仲間の元へと駆ける。
「ポポゥさんや蛙人たちにもお目にかかりたかったが、良き道程だったようだ」
 蛙人との交流に心温まるものを感じながら、そんな者達がドラゴンによって害を受けぬように倒さねばならないと第三層の守護竜へと視線を向けた。
「以前、ベルファストで縁あって壁画に描いた竜。実物と相対できるなら、しっかりと見届けよう」
 エトヴァは仲間と戦うドラゴンの姿を観察し、その動きをしっかりと覚えていく。
「攻撃範囲が広い、一カ所にまとまるのは危険か……まずは牽制して仲間の援護をしよう。いざ、手合わせ願う」
 仲間と離れた位置でリボルバー銃〈Νέμεσις―β〉を構え、連続で発砲して敵の顔を狙う。
「なんだ、増援か? このような攻撃でオレに傷などつけられん!」
 ロンゴミニアトが鬱陶しそうに頭を振って弾を弾き、その視線をエトヴァに向けた。すぐにエトヴァは移動し仲間と敵を囲むように位置取る。

「まずはお前から殺してやろう!」
 ロンゴミニアトが急降下してエトヴァに接近する。すると爆発が起こって煙幕が視界を塞ぎ、張られたワイヤーが身体に絡まる。さらには天井が崩れて岩がガンガンと当たる。コンスタンツとリディルが仕掛けた罠が同時に発動してドラゴンを絡め取っていた。
「なんだ?!」
 突然の事にダメージはないが気が逸れて空中で静止する。
(「一瞬でも隙が出来ればいい!」)
 そこへ聖なる竜骸剣〈聖天竜の牙〉を手にしたコンスタンツが背後の柱から飛び出し、大きく跳び上がると背中を取ってパラドクス『竜滅戦技(ドラゴンスレイヤーコンバット)』を発動する。
「こんな煙など!」
 ロンゴミニアトが翼を羽ばたかせて煙幕を吹き飛ばす。だが既にコンスタンツは剣の間合いに入っていた。それに気付いてロンゴミニアトが顔を向ける。
「いつの間に!」
「もう遅い、その翼をへし折ってやる!」
 コンスタンツが竜骸剣を振り下ろし、ドラゴンの右翼を根本から断ち切った。
「グォォオオオ!!!」
 バランスを崩したロンゴミニアトが落下して床に墜落する。
「これで機動力は奪った。飛べないドラゴンなど、大きなトカゲと同じだ」
 着地したコンスタンツが追撃しようと駆け出す。
「舐めるな!」
 しかしロンゴミニアトが竜巻を起こし、辺りの瓦礫を飛ばして攻撃を仕掛けた。
「流石に一方的にはやられてくれないか」
 踏み止まったコンスタンツが飛んで来る瓦礫を竜骸剣で弾いた。
「竜には竜を……嵐には嵐を」
 エトヴァがパラドクス『リアライズペイント』を発動し、手にした絵筆〈Das TOR Der Gedächtnisse〉で空中に竜の姿を描き出す。すると絵が実体を持って竜が現れ、ロンゴミニアトに向かって突撃した。
「ドラゴンを生み出しただと!?」
 驚きながらもロンゴミニアトは迎え撃ち、互いの牙と爪が身体を引き裂き噛み千切る。ドラゴンのぶつかり合いに嵐が止んだ。
「俺の竜が敵の気を引き付ける。その間に皆は攻撃を」
 【パラドクス通信】を使ってエトヴァが仲間達に呼びかけた。

「みんなで作ったチャンス! ここで決めるわ!」
 チャンスを逃すまいとリディルが飛び出し、跳躍して両手斧を振り上げドラゴンの頭を叩き割ろうとする。だが割り込んだ尻尾が身を守ろうとする。そこへリディルは思い切り斧を振り下ろして尻尾を切断した。
「グォ!! 翼だけでなく尻尾まで断つとは! これほどの強敵に出会えるとはな!」
 多大なダメージを負いながらもロンゴミニアトは喜び、リディルに向けて片翼で暴風を放った。
 だがそこへ風花が飛び込み、二刀を振り抜いて風を裂いた。
「まだ全力ではないのでしょう?」
「ククク……いいぞ! 命を燃やしてでも仕留めてやろう!」
 挑発に乗ったロンゴミニアトが全力で突撃し、その牙で喰らわんと大きく顎を開いた。
「こちらも全ての力を込めましょう」
 風花は敵に合わせて魔剣をさらに解放し、自身の手を焼き尽くす程の反動を闘気と魔力障壁を両手のグローブに集中させて防ぎ、自らも前に踏み出して跳躍し捨て身の一撃で迎撃する。すれ違いながら振るう刃がドラゴンの牙と右目を斬り裂いてロンゴミニアトに死角が生まれる。
「隙が出来た。仕留めよう」
 その隙を見逃さずエトヴァが描いた竜を操り、牙を首に突き立てた。
「グゥッ! クカカッ心地よい痛みだ!!」
 反撃にロンゴミニアトが噛みつき返して竜の首を噛み千切る。
「すぐに痛みも感じないようにしてやる。ここがあんたの墓場よ」
 跳躍したコンスタンツが竜骸剣を振り下ろし、傷付いた首に鋭い刃を叩き込んで首を斬り落とす。
「オレを殺すか! ク、ハァ!! だが道連れに一人くらいは喰らわせてもらう!」
 千切れた頭だけでロンゴミニアトは風を操り、コンスタンツに向かって牙を剥いて突っ込む。
「安心して、アナタの部下が先に逝って地獄で待ってるわ!」
 リディルがそのドラゴンの頭に向かって両手斧をフルスイングして吹き飛ばした。
「……クハッ! オレが負けるとはな……だがこれだけの猛者と戦って負けるなら満足だ!!」
 ロンゴミニアトは最期まで楽しそうに笑い、目を見開いたまま動かなくなった。
 守護竜が倒れると、神殿の奥にあった祭壇のようなものが崩れぽっかりと穴が開いた。そこには水が満たされ第四層へと続いているようだった。
「次の層へと続く道のようだな」
 エトヴァがそれを覗き込んで、底が見えない穴を確認する。
「今回の探索はここまでですね。帰還しましょう」
 風花が仲間達に呼びかけ、第三層の攻略を成功させたディアボロス達は現れたパラドクストレインに乗って帰還した。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【託されし願い】LV1が発生!
【腐食】LV1が発生!
【トラップ生成】がLV3になった!
【液体錬成】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
【ガードアップ】がLV5になった!
【反撃アップ】LV1が発生!

最終結果:成功

完成日2022年05月13日

竜域ダンジョン探索(中~下層探索)

 竜域ダンジョンの第二階層を突破したディアボロス達は、竜域ダンジョンの本格的な探索を開始しました。
 ディアボロスのラキ火山奪還の影響で、本国からの支援を失った竜域ダンジョンのドラゴンは、ダンジョンの階層を利用した防衛で時間を稼ごうとしているようです。
 時間さえ稼ぐ事が出来れば、ダンジョンが持つ固有の排斥力により、侵入者の排斥が行えると考えているのでしょう。

 攻略期限までに中~下層を踏破し、最深部であるダンジョンの支配者への道を切り開いてください。
 到達していれば、攻略期限の後に支配者への攻撃を行い、各ダンジョンの『奪還』に挑むことができます。

※ダンジョン情報

 中層以降の竜域ダンジョンは、ダンジョン毎に特性が大きく変わり、更に、階層の深さもダンジョン毎に異なるようです。深いダンジョンは階層を次々と「連続シナリオ」で探索していきます。
 ダンジョン毎の設定などは、関連シナリオのオープニングやリプレイで確認してください。

※竜域ダンジョン探索(中~下層探索)の成功条件

 探索の成功/失敗は、各ダンジョンごとに判定されます。
 最終階層への道を切り開く事が出来れば、そのダンジョンは『奪還』準備が整い、攻略期限終了後に『奪還』のための決戦を挑むシナリオが発表されます。
 攻略期限までに最終階層の攻略段階に到達できなかったダンジョンは、『奪還』シナリオが発表されません。
 また、竜域ダンジョン探索(中~下層探索)は、攻略旅団の方針により『期限延長』を行った場合でも、難易度が上昇する事はありません。

※期限延長
22/07/01 攻略旅団の『期限延長』により攻略期限が8/5朝に変更。
22/08/02 攻略旅団の『期限延長』により攻略期限が9/5朝に変更。

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#幻想竜域キングアーサー
🔒
#竜域ダンジョン探索(中~下層探索)
#バミューダ海底ダンジョン


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選択肢『竜域ダンジョン探索』のルール

 竜域ダンジョンの探索し、竜域ダンジョンの階層守護者である、強力なクロノヴェーダの居場所を突き止めます。
 竜域ダンジョンは、ダンジョン毎に性質が大きく変わる為、ダンジョン毎に特別な対策や探索が必要になるでしょう。
 探索に必要な情報は、オープニングやリプレイで確認してください。

 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢『竜域ダンジョン固有種族と関わる』のルール

 竜域ダンジョンにて、ドラゴンの配下として使役されている、ダンジョンの固有種族と関わります。
 ダンジョンの固有種族は、人間ではありませんが、クロノヴェーダでも無い為、逆説連鎖戦を駆使するディアボロスならば、戦えば問答無用で勝利できます。
 しかし、探索の重要なヒントなどを得る為には、彼らと戦わずに交渉する必要があるかもしれません。
 固有種族と関わる目的や方歩などは、オープニングやリプレイで確認してください。


 オープニングやマスターよりに書かれた内容を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 なお、この選択肢には、特殊ルールはありません。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👾騎乗するトループス『特務竜部隊『ジャメヴ』』のルール

 馬などに騎乗したトループス級のクロノヴェーダです。
 騎乗する事で、高い移動速度と、人馬一体の戦闘を行なうことが出来ますが、総合的な戦闘力は通常と大きく変わりません。
 騎乗した敵に対応した戦い方を工夫すれば、有利に戦う事が可能でしょう。
 詳細は、オープニングやリプレイで確認してください。

※補足
 騎乗している馬などを狙って攻撃しても、ダメージはクロノヴェーダ本体が引き受ける為、個別に撃破する事は出来ないようです。
 また、クロノヴェーダを撃破すると、騎乗していた馬などは消滅してしまいます。


 記載された敵が「沢山」出現します(現れる敵の数は、オープニングの情報やリプレイの記述で提示されます)。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『この選択肢の🔵が👑に達すると、この敵集団を倒す。完結までにクリアしていない場合、この敵集団は撤退する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


選択肢👿アヴァタール級との決戦『暴風竜ロンゴミニアト』のルール

 事件の首魁である、アヴァタール級クロノヴェーダ(👿)と戦います。
 👿を撃破する事で、この事件を成功で完結させ、クロノヴェーダの作戦を阻止する事が可能です。
 敵指揮官を撃破した時点で、撃破していないクロノヴェーダは撤退してしまいます。
 また、救出対象などが設定されている場合も、シナリオ成功時までに救出している必要があるので、注意が必要です。
 詳細は、オープニング及びリプレイで確認してください。

 記載された敵が「1体」出現します。敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」のパラドクスで反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功 🔵🔵🔵
 成功 🔵🔵🔴
 苦戦 🔵🔴🔴
 失敗 🔴🔴🔴
 大失敗 [評価なし]

 👑の数だけ🔵をゲットしたら、選択肢は攻略完了です。
 また、この選択肢には、
『【完結条件】この選択肢の🔵が👑に達すると、敵を倒し、シナリオは成功で完結する。ただし、この選択肢の🔴が🔵より先に👑に達すると、シナリオは失敗で完結する。』
 という特殊ルールがあります。よく確認して、行動を決めてください。
※このボスの宿敵主は「コンスタンツ・トパロウル」です。
※クロノヴェーダには、同じ外見を持つ複数の個体が存在しますが、それぞれ別々のクロノヴェーダで、他の個体の記憶などは持っておらず、個体ごとに性格なども異なっています。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。