【機械化ドイツ帝国奪還戦】『聖槍』の軍勢(作者 陵かなめ)
#機械化ドイツ帝国
#【機械化ドイツ帝国奪還戦】『聖槍』オイゲン大公
#機械化ドイツ帝国奪還戦
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#『聖槍』オイゲン大公
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●『聖槍』オイゲン大公
「陛下は『国を貪らんとする者どもに、領土を渡すことなかれ』と遺言を残された」
『聖槍』オイゲン大公は、ドイツ騎士団総長を務め、ヴィルヘルム2世からの信頼も厚かったジェネラル級ゾルダートだ。
彼は今、主の撃破により半ば呆然自失となっている。
「騎士としては、陛下に殉じるべきなのは判っている、だが――」
その忠誠の行き場をなくし、迷いが生まれているのだろう。
「だが、それではドイツ全土が灰燼に帰すのみで、何も残らない」
しばしの熟考の後、オイゲン大公は顔を上げた。
「やはり、ロンメルの策に乗るしかないのだろう」
そして、シュトース・トゥルッペたちに命令を下す。
「周囲を警戒しろ」
その一言の命令で、精鋭たちが背筋を伸ばした。
一糸乱れぬ動きでシールドを構え、重砲を持ち上げる。良く訓練された歩兵たちだ。
「残存するゾルダート部隊の確保を行う。……どう転んでも、戦力は多いに越したことは無いからな」
オイゲン大公が手を挙げると、それを合図に一団はグランダルメへ向けて進み始めた。
●依頼
機械化ドイツ帝国の断片の王であった『ヴィルヘルム2世』を撃破した。
これにより、ドイツを中心としたヨーロッパ地域を最終人類史に奪還する『機械化ドイツ帝国奪還戦』が実行可能になったという。
「みんな! 機械化ドイツ帝国については、もう聞いた?」
虹色・クリア(デーモンのワールドハッカー・g03195)がパラドクストレインの前で手を挙げた。
「機械化ドイツ帝国奪還戦に勝てば、ドイツを中心とした欧州の広い範囲を奪還する事ができるってこと! 気合入るよね!」
戦争が間近に迫っているのだ。
さて。
この戦争では、機械化ドイツ帝国のジェネラル級ゾルダートに加え、吸血ロマノフ王朝、幻想竜域キングアーサー、断頭革命グランダルメの軍勢も参戦してくる。
「つまり! 戦争直前に攻撃を仕掛けて戦力を削ることができたら、相手の気勢をくじくことができるよねって話なの」
敵の軍勢をあらかじめ叩くことにより、戦争の機先を制することができるとのこと。
「私が案内するのは、オイゲン大公の命令を受けたシュトース・トゥルッペの群れだよ」
一糸乱れぬ動きで進軍しているシュトース・トゥルッペの集団に攻撃を仕掛けてほしいとクリアは言う。
「ただし、深追いは禁物。敵はとにかく大戦力なんだよね。だから、引き際だけは間違えないでね。充分な打撃を与えたら、すぐに離脱して欲しいの」
とにかく敵の大軍勢に吶喊して一撃を食らわせるか。
集団からはぐれた敵を個別撃破するか。
それともまとまった部隊を相手取るか。
「攻撃の方針はみんなに任せるよ。どうやって攻撃するか、それから離脱について考えてみて!」
引き際を間違えないように、攻撃と離脱を行う。
それが今回の作戦だ。
「クロノヴェーダに大地を強奪される事を防ぎながら、できるだけ多くのジェネラル級に止めを刺す事を目指したいよね」
クリアは最後にこう語った。
「そのためにも、この作戦で敵戦力を削っておきたいところだよ。みんな、力を貸して!」
機械化ドイツ帝国奪還戦に先駆けて、戦いを少しでも有利にするために。
ディアボロスたちの力が必要だと、クリアは頭を下げた。
リプレイ
ノイン・クリーガー
『国を貪らんとする者どもに、領土を渡すことなかれ』、ねぇ。
…まさにお前さん達のことだよ、国を貪らんとする者とは。
…ハルバード重砲にシールド。
正面から相手をするには厄介な連中だな。
まずは発煙弾で煙幕を張り、【撹乱】するとしよう。
そして【完全視界】により敵を捉えながらシールドで防御されていない方向からMk45/Sで【弾幕】を浴びせる。
位置を特定されないように、撃っては移動を繰り返す。
しかし長居は無用。
煙幕が晴れたら撤退する。
ニーニ・ネーネ
もうもう!なんで色んな所からクロノヴェーダが集結しちゃうかなぁ!ドイツは返してもらうんだからね!
相手は大軍勢、見つからないように身を潜めて様子を伺うよ。
よし!コッソリ掌サイズの【人形プールム】を敵軍の中に潜ませて、不意をついて一気に等身大サイズにして【ダンスマカブル】【連撃】で出来るだけ敵の数を減らしたいな。
わっわっ!見つかっちゃったら、敵の反撃は【魔力繭】で耐えるか、その敵を包んで動きを止めて離脱するよ。
出来れば、最後に【一撃離脱】で一体でも多く敵を倒したいかな。もちろん無理はしないよ。
アドリブ連携大歓迎!
味方が不利になる行動はせず、お役に立てそうなら、【魔力繭】の拘束でサポートにまわるよ。
如月・アイン
【博物館】で連携。
…ドイツは母さんの故郷なんだよね。
母さんのためにもこの戦い、絶対に負けられない。
無事に取り戻すためにも、まずは前哨戦を頑張るよ。
敵のまとまった部隊を探し、見つけたら攻撃を仕掛けるよ。
戦闘が始まったら風を操り、敵に向かって魔剣の杖を振って【連続魔法】で複数の竜巻を放って攻撃。
【ダメージアップ】を乗せた竜巻で敵を巻き上げて切り裂き、地面に叩きつけてあげるよ。
仲間の攻撃を邪魔したり、巻き込まないように注意するのも忘れずにね。
反撃に対しては【一撃離脱】と風を纏った飛翔を利用して空に逃げよう。
【パラドクス通信】で撤退の合図を確認したら、目くらましに竜巻を放ってから、飛翔して撤退するよ。
シル・ウィンディア
【博物館】で連携希望
わざわざ敵の戦力が増える状況を黙ってみているわけにはいかないよね
さぁ、みんな…
一撃離脱、一気に行くよっ!!
飛翔で飛んで、上空から敵と味方の動きを見ていくよ
まずは、味方が敵陣に喰らいつくまで、世界樹の翼type.Cからの誘導弾を連射して気を惹いていくよ
味方が喰らい付いたら、世界樹の翼をtype.Aに戻してから、戦況をみるね
高速詠唱で隙を減らしつつ…
味方の攻撃の隙間を埋めるように、天翔光撃破を撃つよっ!
敵の攻撃は、ガードアップの効果を乗せた光の翼で防ぐね
頃合いになったら、天翔光撃破を撃ちつつ
みんなにパラドクス通信もしくは声をかけるよ
みんな、深追い厳禁っ!
そろそろ撤退するよっ!
アオイ・ダイアログ
【博物館】から!
いよいよドイツ奪還の時!
その前哨戦、張り切っていきましょー🎵
強襲作戦ですね!
離れている時点で矢に言霊を籠めておきます
【飛翔】で皆さんと離れないようにしつつ、先駆けて【泥濘の地】とほぼ同時に矢を放ちます!
盾越しだろうが金属や地面の上で雷撃を奔らせて感電させてやりますよ🎵
後は撤退まで同じように連射してダメージを与えつつ動きを鈍らせます
ランダムに飛んで敵の銃撃を喰らわないようには気を付けますね
【パラドクス通信】で撤退の合図が来たら足止め用に最後に一発放って即座に離脱!
どれほど損害が出たかはわかりませんが本番はこの後の戦争ですからね
怪我無くちゃんと帰りましょう🎵
ベアストリア・ヴァイゼンホルン
あら……カエル丼共に……下るの……?根性無し共ね……。
僕はフライトドローンに乗って戦場を俯瞰して敵の動きを情報収集し、味方に対してその情報を提供するようにするね。
また、不審な動きがあるならばその情報も味方に即座に提供。それが増援ならばその地点に対してパラドクスを撃ち込んで牽制。敵の動きを阻害するようにして、時間を稼ごうかな。
敵の数が明らかに増えてきたら撤退する様に進言するよ。撤退する際にはパラドクスを撃ち込んで少しでも敵の数を漸減出来るようにするね。
陛下が倒れたぐらいで……この様とはね……まったく……。
連携、アドリブ歓迎。
白水・蛍
【博物館】
アドリブ・連携歓迎
同選択肢の方との協力希望
大勢であれば……敵の戦力を削っていくのが重要でしょうかね。
さて、一気に参りましょうか。
【飛翔】で飛んで移動。
敵の先陣が見えたら<ダッシュ>で空中を蹴ってさらに加速。
敵の先陣に【泥濘の地】を仕掛けて、逃げにくくした後<不意打ち>とばかりに【パラドクス】発動。
――我が声に応えたるはこれ即ち全てを壊す魔力の砲撃!
魔力塊を召喚。それを分割して発射!
着地して<演奏・歌唱>で音の魔力での攻撃で追撃を。
敵の攻撃は≪墨流しの奏刀・詠唱符陣図≫で二重に障壁を張って防ぎます。
【パラドクス通信】で撤退の連絡が来たら離脱。殿選択。
追撃の敵に【泥濘の地】で足止めを。
●
シュトース・トゥルッペの集団は、一糸乱れぬ動きで進軍している。
号令と進む足音が地に響いていた。
あれだけの戦力が敵に合流すれば、後に厄介なことになるだろう。
「わざわざ敵の戦力が増える状況を黙ってみているわけにはいかないよね」
シル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)は遠くから進んでくる敵の様子を見て気合を入れた。
「さぁ、みんな……、一撃離脱、一気に行くよっ!!」
そして上空へ飛び上がり、仲間を先導するように白銀の長杖を振るう。
白水・蛍(鼓舞する詩歌・g01398)がシルに続いた。
「あれ程の軍勢であれば……敵の戦力を削っていくのが重要でしょうかね」
「いよいよドイツ奪還の時! その前哨戦、張り切っていきましょー🎵」
さらにアオイ・ダイアログ(響き合う言霊の繰り手・g02687)も飛翔する。
歩兵に対して上空を取り、一気に仕掛けていくつもりだ。
さて、仲間たちが空へ飛んだ後ろで、如月・アイン(アイゼン・ヘクセ・g01817)は魔剣の杖を構えた。
「……ドイツは母さんの故郷なんだよね」
この戦いは絶対に負けられないと表情を引き締める。無事取り戻すためにも、まずはこの戦いに力を注ぐのだと。
敵は隊列を組み行進している。
その上空にシルが迫った。
すると、すぐに敵兵から声が上がる。
「警戒体制! 飛来物を確認!!」
その一声でシュトース・トゥルッペたちは一斉にシールドを構えた。
「さすがに、簡単に奇襲をかけさせてはくれないよね」
それでも臆すること無く、シルは『ユグドラシル・ウィング』を魔力銃モードにして誘導弾を撃ち出した。
「全員構え! 上空の警戒を怠るな!」
敵はすぐに防御の構えを取る。
誘導弾を受け止める兵、そして反撃を試みる兵など。敵は統率が取れた動きを見せた。
しかし誘導弾はあくまでも敵の気を引くことが目的だ。シルは誘導弾をばら撒きながら仲間の動きを待った。
「さて、一気に参りましょうか」
その間に加速したのは蛍だ。上空から敵との距離を詰め、敵の先陣を狙う。
「我が音に応えて来たれ」
音に魔力を乗せて魔力塊を呼び出すのと同時に、敵の足元を泥濘の地と化した。
「あ、足元が……!」
「怯むな! シールド構え! 射程届き次第、押し返してやれ!」
「おおおおお!」
泥に足を取られてなお、敵の士気が下がることはなかった。
「ですが、こちらも引く気はありません」
蛍は魔力塊を分割して周囲に散らす。
「――我が声に応えたるはこれ即ち全てを壊す魔力の砲撃!」
そして、敵兵に向かい撃ち出した。
魔力を乗せた音の弾丸が敵に降り注ぐ。ひとつひとつの威力はほどほどであったとしても、それが弾雨ともなれば話は別だ。
それと並んで、アオイも攻撃を仕掛けた。
シュートボイス・ピースグリーンに封じ込めたのは迅雷の言霊。それを『迅雷の一矢』として解き放つ。
「電流、雷、電光稲妻落雷雷鳴感電痺れろ!」
矢は勢い良く地へと跳んだ。
「来るぞ! 防御――」
敵兵たちが頭上に盾を構える。
まずは音の弾丸が敵の陣形を切り崩した。どんなに頑丈な盾であれ、何度も打ち付けることに意味がある。敵兵はうまく回避できずにただ攻撃を受け止めるのみ。
そこに飛来するのが迅雷の一矢だ。
アオイの放った矢は、地に突き刺さり爆ぜた。
瞬間、強力な雷撃が周辺に走る。
「な……」
「く……電撃……だと?」
敵兵たちがたまらず膝をついた。
雷に負けてそのまま崩れ落ちる者もいる。
「隊列を維持しつつ、走れ! 的になるぞ!」
二人の攻撃を受けて敵の群れが動きを変えた。盾で守る者、武器を構える者と役割を分担し、いくつかの集団に分かれ走る様子が見て取れる。
アインは射程内に入った部隊に向けて魔剣の杖を振るった。
「風の精霊さん、ボクに力を!」
風の精霊の力を体に宿し、まずは自身を強化。
それからいくつもの竜巻を巻き起こした。
「前方、攻撃が来るぞ!」
敵兵が盾を構える。
だが、勢いを増した竜巻は敵を足元からすくい上げて吹き飛ばした。
「あ、ああ……!」
風の流れに切り裂かれながら、シュトース・トゥルッペがくぐもった声を出す。
これは精霊の意思を宿した風。一度飲み込まれてしまえば、為す術もなく踊らされる。
最後に風は敵の体を地面に叩きつけた。
「ぐはっ」
その勢いは凄まじく。
敵の身体が崩れ去った。
砕けたシュトース・トゥルッペを見た周辺の敵兵が言葉を失う。
しかし――。
「怯むな! 突撃しろ!」
号令が響くと、敵兵たちは盾を構え突進してきた。
「ここでやられるわけには、いかないんだよね」
アインは地面を蹴り、飛翔してその場を離れる。まだ自分を包んでいる風の魔力は消えていない。
続けて攻撃を繰り出せるよう、上空から敵の隊列を見た。
さて、仲間たちは順調に敵の数を減らしているようだ。
シルは白銀の長杖をtype.Aに戻し、攻撃を打ち込む場所を見極めていた。
蛍の音の魔力が敵を翻弄している。
アオイの矢はいくつもの電撃で敵を沈めていた。
仲間たちの攻撃がまだ届いていない敵に狙いをつけ、シルは光の精霊魔法を解き放つ。
「光よ、我が手に集いて力となり、暗夜を斬り裂けっ!」
二対の光の翼が発現し、美しく輝いた。
杖先から発せられたのは光の斬撃破。
複数の刃が空を跳び敵に迫る。
「くそ、上空から攻撃が来るぞ! 盾構え!」
それを見たシュトース・トゥルッペが盾を構えた。
「……重砲で吹きとばせぇ!」
そして、後列の兵士が重砲を抱えて走る。
「やらせないよっ!」
しかし、シルの天翔光撃破はたったひとつの盾で全て防ぐことができるものではない。
光の刃は飛び出してきたシュトース・トゥルッペの腕を斬り、続けてその身体を裂いた。
「あ、そ……そんな……」
敵の体が崩れ落ちる。
「くそ、反撃を……」
周囲の兵士が重砲の銃口をシルに向けた。
「数が多いと、こういった時に注意が必要でしょうかね」
そこに割り込んだのは蛍だ。
「そ……」
「好きにはさせません」
音の魔力で敵の身体を吹き飛ばす。
その間にシルは敵の射程外へと飛び去った。
●
戦場はますます混迷してきた。
「『国を貪らんとする者どもに、領土を渡すことなかれ』、ねぇ」
ノイン・クリーガー(ゴースト・g00915)は敵の隊列に近づきながら発煙弾のピンを抜く。
「……まさにお前さん達のことだよ、国を貪らんとする者とは」
死角からそっと発煙弾を投げ込むと、敵の足元からもくもくと大量の煙が膨らんだ。
「何だ?!」
「敵の攻撃か! 警戒を怠るな!」
シュトース・トゥルッペたちが号令とともに動く。
盾を構える前列の歩兵たち。後列ではハルバードを手にした者が突撃の機会を伺っている。
「本当に、正面から相手をするには厄介な連中だな」
ノインは誰にも聞こえない声で呟くと、敵集団の側面から近づきサブマシンガン『Mk45/S』の引き金を引いた。
Mk45/Sの弾幕が敵の体を蜂の巣にする。
突然の銃撃に、あっけなくシュトース・トゥルッペが倒れた。
「な……?! どこから?!」
敵兵たちは仕掛けてきたノインの姿を探し周辺を見回す。
「……」
その間に、ノインは静かに移動をして次の獲物を狙った。
サプライズアタックは成功したといえるだろう。
そして、まだ煙幕はある。
「……次だ」
できる限り自分の位置を特定されないよう、銃撃と移動を繰り返すのが良い。
ノインは混乱する敵の間を縫って走った。
「もうもう! なんで色んな所からクロノヴェーダが集結しちゃうかなぁ!」
さて、敵部隊の近くにはニーニ・ネーネ(粉砕人形・g06662)も身を潜めていた。
ノインの煙幕を利用させてもらい、そっと近づき様子をうかがう。
敵の関心がノインの銃撃に向いている今がチャンスだ。
「ドイツは返してもらうんだからね!」
こっそり小声で呟いて、魔法人形プールムを敵隊列の間に滑り込ませた。
「追撃に注意しろ!」
「くそ、煙幕はまだ晴れないのか!」
盾を構えながらも、敵兵たちは本来の一糸乱れぬ動きが出せていない印象だ。
「あの辺りでいいかな?」
ニーニの操る人形プールムがトコトコと敵の足元まで歩き、一気に等身大サイズに膨れ上がった。
「な……」
突如現れた人形に押しのけられるシュトース・トゥルッペ。
慌ててハルバードを振るおうとするが、それよりも早くニーニはプールムを踊らせた。
「はい、右、左……次はターン♪」
ニーニの瞳が楽しげに揺れる。
それに合わせてプールムが手足を動かした。可愛らしく腕を伸ばし、優雅にターン。それから左右に激しい蹴りを入れる。
「ぐはっ……」
攻撃を受けた敵が膝をついた。
プールムは敵の身体を砕いて、次の敵に飛びかかっていく。
「……カエル丼共に……下るの……? 根性無し共ね……」
ベアストリア・ヴァイゼンホルン(ジャンカー系眼鏡女子・g04239)は上空から仲間たちの戦いを見ていた。
フライトドローンに乗り、敵の動きに不審なところがないか常に警戒を。
とはいえ、敵も戦うための歩兵だ。
上空のドローンを見た一体が声を上げる。
「上空に敵影!」
「砲弾構え!」
「あら……僕を気にする余裕はあるようだね」
ベアストリアはその場で旋回し、高機動型誘導反応弾を構えた。
仲間はかなり奮闘している様子だ。音の魔力と電撃と、そして竜巻に光の刃。地上では銃弾や人形の攻撃で敵の数を確実に減らしている。
それでも、敵の数は多い。
一つ集団が壊滅しても、すぐに後方から戦力が補填されるため終わりがないのも事実なのだ。しかも、上空から見ているような自分の姿もすぐに発見される。
自分を見つけた集団が仲間のところまで押し寄せるのは避けたい。
そう判断し、高機動型誘導反応弾をスカートから飛ばす。
「さぁ……行きなさい……サーカスを……見せてあげましょう……」
魔改造されたそれらは、ミサイルのように機動性が高い。
真っ直ぐ降下したかと思うと、何度も方向を修正して敵へと迫った。
「……速い!」
シュトース・トゥルッペが逃げるが、反応弾はしっかりとその動きも捉えている。
あっという間に追いついて爆発し、敵を一体葬った。
「……とはいえ、そろそろ撤退時ね」
ベアストリアが仲間たちに声をかけた。ディアボロスたちはかなりの戦力を削ったはずだ。これ以上の戦闘はこちらにも損害が出てしまうだろう。引ける時に安全に引く。それが今だという判断だ。
シルも同様に感じていた。
「そうだね! みんな、深追い厳禁っ! そろそろ撤退するよっ!」
敵の攻撃を光の翼で防ぎながら、届く仲間にはパラドクス通信で声をかける。
「はい、皆さん撤退してください」
蛍が答えた。仲間が安全に撤退するまで、いくらか時間が必要だろう。殿を務める心積もりで周囲の敵を弾き飛ばす。
そうしているうちに、仲間たちが鮮やかに撤退をしていった。
「こちらも了解だよ」
周辺の敵を寄せ付けないよう竜巻を起こし、アインはその場を飛び去る。
「そろそろ煙幕も晴れる頃だよ」
どこからともなく近づいてきたノインがニーニに進言した。
「わっわっ! 了解だよ! 邪魔はさせないからね」
ニーニは魔力繭を使い目の前の敵を拘束。
動けない敵の横をすり抜けて、二人はその場から離脱する。
「本番はこの後の戦争ですからね。怪我無くちゃんと帰りましょう🎵」
アオイは最後に矢を放ち、飛んでその場を離れた。
敵の軍勢の勢いを削ぎ、あっという間の離脱。
ディアボロスたちは思惑通りに作戦の目的を達成した。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【完全視界】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
【飛翔】LV2が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
【泥濘の地】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV2が発生!
【命中アップ】LV2が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!