リプレイ
ラウム・マルファス
誰も死なせないヨ、全速力で下へ行こウ
明かり用のミミズク型ドローンを飛ばそウ。目が光るヨ
迷路は生贄の幻影を事象再現で再現し、最短ルートを進ム
踏んだ場所とかトレースすれば罠は大丈夫だと思うケド、後から発動可能にするタイプの罠があったこともあるらしいカラ、そういう痕跡が無いカ最低限の観察しつつ進もウ
気付いた罠はイバラの冠飛ばして破壊するヨ
隠密行動は速度を落とさない範囲デ。敵に見つかったらソラ(g00968)に任せよウ
「……ソラ、大丈夫だよネ?」
チョットだけ心配。でも今は先を急ぐヨ。
みんなで一緒に、生きて出ないとネ。
御守・樹
アドリブ連携OK
人質も気にはなるけど上へのルートも調べておこう。
あとの人たちがスムーズに来れるように。
一応【忍び足】で迷宮を進む。
交戦よりも上部への道を探し出すのが優先して、【記憶術】で道を覚え、行き止まりへ続く分岐にはそれとなく目印を。
クロノヴェーダに遭遇しそうになったら物陰や暗がりに身を潜めてやり過ごす。
その時もただ隠れるだけでなく様子を【観察】しておく。巡回ルート=どこかに通じる道と判断できるからな。ただの行き止まりに警戒して巡回するとは思えないし。
でも不謹慎だとわかっていても迷宮探索は楽しいな。
この先に何があるのかわからないからこそってやつ。
新城・橙花
「うーん、やっぱり生贄は良くないよー」
ということで難度上がるのを覚悟で下層探索。
まず前提で他の人の迷惑にならないようにするよ。
その上で、中は真っ暗みたいだから、松明を複数用意。
[念動力]で少し先を飛ばす感じで視界確保+敵誘い出し。
敵は回避できそうならするけど、無理なら火に寄って来たところで[火炎使い]で松明から火炎をぶつけてひるませてから突撃して大剣でぐっさり始末。
後、移動ルートを見失わないように壁とかに傷をつけておくねー。
クィト・メリトモナカアイス
神は実際には存在していなかったらしい。
それはそう。我も新宿島に来る前にマァトに会わなかった。
くらい。とてもくらい。
というわけで【完全視界】。こっちは視界を確保しつつ、自分たちのそばでは明かりは灯さずに暗闇を「地形の利用」。闇に紛れて進む。
モナカ反撃型の索敵は……今回はいいや。
ちょっと音が出そうだし。
自分の眼と耳を頼りに敵を探すのだ。
敵が暗闇で待ち伏せしている可能性も考えてよく「観察」「偵察」しながら進む。
んむ。静かに急いで進もう。
神がいないのなら仕方がない。
我が代わりに守る。
天星・雲雀
生贄さんの救助も同時にやっちゃいましょう!
選択肢で言う所の『同時に探索』ですね。
内部の暗さは、義眼の暗視モードで。
上ルートに向かって、強襲迎撃の先手必勝です!破竹の勢いで敵の数を減らしながら、床に生贄の部屋に続く長い穴トラップを生成して、パラドクス光の糸をとにかく伸ばして、生贄の人を釣り上げていきます。
見えない光の糸で掴んで生贄さんの体が宙に浮いた時に、
祈りが通じたと思ってくれたら、どんどん釣れちゃいますね!
儀式の効果が強まる前、ディアボロスの力が強い内なら、戦闘も救助もはかどります!
今後もじゃんじゃん、敵さんの拠点に御邪魔しちゃいますから、進入禁止する儀式の完成なんてさせませんよ!
――神は実際には存在していなかったらしい。
小ピラミッド内の暗黒の中、クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)は出撃前の報告を反芻する。
「それはそう。我も新宿島に来る前にマァトに会わなかった」
ダチョウの羽を用いて、死者の罪の重さを量るとされる女神。新宿島に流れ着くということは、その道中で彼女に出会っているはずなのだ。しかし、その邂逅がなかったということは、そういう事なのだろう。
「……くらい。とてもくらい」
何も見えない迷宮を前に、クィトがやや不機嫌そうに眉を潜めると、猫型球形ガジェットを浮遊させた。
「モナカ反撃型の索敵は……今回はいいや。ちょっと音が出そうだし。自分の眼と耳を頼りに敵を探すのだ」
うむ!とキメ顔をするクィトの下から球形ガジェット、モナカが飛び立っていくと口(?)から火を噴いた。本来は敵を焼き払うための火炎放射だが、威力を最低限に抑えて灯代わりに、部隊に先行して道行を照らす。
「うーん、やっぱり生贄は良くないよー」
上か、下か、二つの選択肢がある今回の依頼。クィトがどちらにでも向かえるように、階段までの道を照らす後ろで、新城・橙花(呪刀の裁定者・g01637)は複数の松明に火を灯す。
「橙花は下に行くよ!」
「誰も死なせないヨ、全速力で下へ行こウ」
挙手して下層への階段へ向かう橙花の横を、黄金の眼光を放つミミズクが飛びぬけていった。その後を白衣を翻し、ラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)が続く。
「そんなに慌てて走ったら迷子になっちゃうよ!?」
「大丈夫、彼らが誘導してくれるからネ」
大急ぎで松明を念動力でラウムの前方まで飛ばす橙花。そんな彼女の心配をよそに、ラウムが眼鏡をトントン。指先で叩く仕草に釣られて、プラネタリウムのように、大勢の人が先へ進む幻影が浮かぶ。
「なにこれ!?」
「過去の映像を再現するパラドクスだヨ。彼らの後についていけば、生贄の部屋までたどり着けるはずサ」
とはいえ、と、ラウムは注釈を加えて。
「踏んだ場所とかトレースすれば罠は大丈夫だと思うケド、後から発動可能にするタイプの罠があったこともあるらしいカラ、そういう痕跡が無いカ最低限の観察しつつ進もウ」
「なるほど!実際に使った道が分かるって事だね!!」
ピラミッド下層へ復讐者達が走っていくと、クィトが逆方向の階段を示して。
「じゃあ我等は上へ向かうって事でいいな?」
「人質も気にはなるけど上へのルートも調べておこう。あとの人たちがスムーズに来れるように」
御守・樹(諦念の珪化木・g05753)が頷き、モナカに先行してもらって視界を確保しながら慎重に進む。行き止まりに当たるたび、道の隅にこっそりとバツ印を刻む。石材を組み合わせて作られたピラミッド、その石材の接地面に合わせて刻むことで、そこに『ある』と分かっていなければ気づけない、復讐者同士で事前に打ち合わせておいた目印……なのだが。
「お前は何をやってるんだ?」
「何も怪しい事はしてませんよ?」
樹が振り向くと、天星・雲雀(妖狐のシャーマン・g00400)が床をしょーりしょーり……自分の縄張りに目印をつける猫か何かのような奇妙な行動を、樹が止まる度に繰り返すのである。ていうか狐のはずなのに猫っぽい奇行とはこれいかに?
「む、来るぞ」
モナカからの信号を受けてクィトが浮遊機の炎を消す。途端に復讐者達の視界が闇に閉ざされるが、クィトと樹の袖を雲雀が引いて。
「こっちです!先ほど行き止まりになっていたということは、この角は素通りするはず……!」
片目を瞑り、暗視モードに切り替えた義眼で樹が残して来た目印を辿って、敵が来ないであろう角へ飛び込んだ。それから少しして、目の前を音もなく羽ばたく鳥のようなミイラが通過していく……。
「行きましたよ」
「む……モナカ、点灯」
雲雀が敵の通過を確認してから、クィトが再び炎を灯させて、樹が手書きの地図を広げる。
「さっきの奴はどっちに行った?」
「ここを通った後、角を向こうに曲がっていきましたね」
「ということは、こっちに進んでたはずで……ん?」
ふと、樹の動きが止まる。
「さっきの奴はこっち、その前の奴はここを曲がってたから……」
地図に線を引いていく樹の手元を雲雀とクィトが覗き込むと、地図にはぐるぐるとした円が描かれていて。
「あっちの数は分からないが、これが巡回ルートみたいだな……」
「ということは、ここを避ければ見つからずに進めそうですね!」
「いや、むしろ正面突破を仕掛ける」
雲雀が敵の通らない道を示すが、樹は逆に監視が厳しい地点を目標として。
「発見されるリスクはあるが、ただの行き止まりに警戒して巡回するとは思えない。やたら多く通るって事は、この近辺に近づいて欲しくないって事だろ?」
「なるほど!だとしたら、この近くに上へ進む階段があるはず!今後もじゃんじゃん、敵さんの拠点に御邪魔しちゃいますから、進入禁止する儀式の完成なんてさせませんよ!」
「んむ。静かに急いで進もう。神がいないのなら仕方がない。我が代わりに守る」
拳を突き上げてどんどん進んでいく雲雀の後を、クィトがついていく。暗視と照明を担当する二人の背中を眺めて、樹は苦笑した。
「不謹慎だとわかっていても迷宮探索は楽しいな。この先に何があるのかわからないからこそってやつ」
仲間と共に、樹も探索を再開する……上層担当が順調に登っていく一方で。
「来た!下がって!!」
こちらは下層担当。橙花が松明を前方に飛ばして、意図的に敵に発見されることでそちらに誘導し、ラウムが発見した進行ルートから押しのける。そしてやり過ごしてから、再び走り出すのだが……。
「接敵が増えて来たネ……」
「生贄の部屋が近いのかも!?」
帰り道が分からなくならないよう、壁の低い位置に傷をつけて目印にする橙花が、パッと花開くような笑顔を見せるが、ラウムの表情は厳しい。
「それならいいんだケド、これだけ遭遇するってなると、生贄の人を引っ張り出した後、彼らを庇いながら戦う必要があるよネ……」
それが、ただの遭遇戦ならまだいい。しかし、逆説連鎖戦は時間を捻じ曲げ合いながらぶつかり合う関係上、民間人を守りながら戦う事は、不可能に近い。
「時間は惜しいケド、多少は戦闘も視野に入れるべきカナ……?」
「あ、また来た!」
ラウムが小さく唸っている間に、再びの接敵。物陰に潜み、松明を飛ばして別のルートへ誘導するが……。
「よし、次の松明に火を……」
「ストップ!!」
「……え?」
ラウムが制止するが、橙花は既に着火しており、照らされた道には鳥のような影が浮かぶ。
「反対側の道から来てたみたいだネ……!」
ミミズク型ドローンの反応でラウムが気づいたものの、敵もまた復讐者に気づいた。鳴き声を上げようと頭を振りかぶった瞬間。
「燃えちゃえ!!」
橙花が松明を投げつければ、躱されて転がった松明から火球が発射されて異形の鳥を焼き払う。しかし、パラドクスならざる一撃に、殺傷力はない。一瞬の隙を稼いだに過ぎないが、その刹那に復讐者達は走り出していて。
「こうなったらこのまま一気に行くよ!」
「やれやれ結局は時間との戦いだネ……!」
全力で逃げる復讐者と、追うトループス級。しかし、一人の復讐者が足を止めた。
「ここは任せて先に行ってくれ!」
「ソラ……!」
釣られてラウムも止まりそうになるが、首を振り。
「みんなで一緒に、生きて出ないとネ」
親指を立てた復讐者に背中を任せて、走る。
「……ソラ、大丈夫だよネ?」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【過去視の道案内】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
【壁歩き】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
【トラップ生成】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
ソラス・マルファス
兄貴(g00862)と一緒に下へ向かうぜ
罠を踏まねぇよう兄貴と同じ場所を踏みつつ、スプレーで道案内を描いておこう
「来たか。……心配ねぇよ。敵の足止めに専念するさ」
復讐者になった時は、色々絶望してたからな
俺を置いて逃げてくれ、なんて兄貴に言っちまったが
今回は生きるための戦いだ
暗闇だが羽音や風の音は良く聞こえる
大剣を構えて気合裂帛
「来い!俺が相手になってやる」
大剣に呪詛を纏わせ、敵の動きを阻害するように風に乗せて叩きつけるぜ
迷宮で敵を探す時間をかけたくねぇからな
不意打ちに気を付けつつ派手に戦って敵を呼びよせよう
生贄の連中も心配だが、まずはこいつらを片付けてからだ
全員一緒に、生きて出てやるさ
「来たか」
下層担当の部隊から外れて、一人残ったソラス・マルファス(呪詛大剣・g00968)。辺りには橙花が火球と一緒に残してくれた松明が転がっており、やや視界は悪いが、ゼロではない。
「ソラ……!」
「……心配ねぇよ。敵の足止めに専念するさ」
背中から投げられた兄の声に、親指を立てた拳を突き出し、応えれば。
「復讐者になった時は、色々絶望してたからな。俺を置いて逃げてくれ、なんて兄貴に言っちまったが……今回は生きるための戦いだ」
集まってくる布の塊。それは、全身を巻き固められた鳥型のミイラ。無音で飛来する敵を前に片足を引き、血管のような禍々しい鎬を持った大剣を背に構える。
「風纏い……」
空気の通り道がほとんどない、石細工の密室。だというのに、ピラミッドの内部にゆっくりと、大気の渦が生まれる。その中心、背中に構えた大剣を傾けて、抜剣に備えたソラスであったが……ここで奇妙な事が起こる。
「な、なんだぁ!?」
突如、目の前で巡回していたトループス級こと、ウカーブが自ら壁に突っこんだのだ。もちろん、パラドクスによる負傷でない以上、何のダメージにもなりはしない。だが、その一瞬でソラスは距離を詰め。
「旋風!」
長身の彼をもって身の丈近い大剣を振り下ろせば、直撃するより先に吹き荒れる旋風がミイラの身を食いちぎり、刀身が直撃しようものなら乾ききった蠢く屍なぞ、一撃の下に肉片と散る。その一撃の余波か、一斉にソラスを狙っていたはずのウカーブが奇妙な軌道で飛び始め、その真正面に陣取ったソラスが得物を振るう。首を撥ね飛ばし、肉体を真っ二つに破砕してなお、形の残った頭部から枯れ木を圧縮したような奇声を響かせるトループス級。至近距離で聞いてしまったソラスがよろめくが、どうやら敵もまた何かの阻害を受けているらしく動きが鈍い。
「なんだか知らんが、好気!」
さて、この記録を読んでいる復讐者諸君。お気づきかもしれないが、これは某復讐者の横着が引き起こした偶然の産物である。祈りの間までのショートカットができないと言ったのに、「じゃあ逆ならいいんですよね!」と言わんばかりに上に向かいながら下に向けてパラドクスを撃った女狐がいたのだ。あ、写真の方には目線入れときますね。
何はともあれその結果、小ピラミッド内に『地下まで伸びる不可視の粘着糸』という新手のトラップが湧いてしまっているのである。ソラスは力任せに大剣をぶん回しているためさほど問題にはならないが、飛行するトループス級にとっては迷惑この上ない。
「このままこいつらは引き付ける……後は頼んだぜ……!」
混乱に乗じて松明を拾い、ソラスは分かれた復讐者達とは関係ない方向へと走り出すのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
天羽・花菜
「どぉせ崩れるピラミッドなんだから、邪魔なものはぶっ飛ばしちゃえ!」
自前の羽でパタパタ飛びながら地下へ
脳筋なので罠は全てその場所にリングスラッシャーなり氷なり電撃なりビームなりぶちこみ壊して進む
ただ通路を塞がないよう気を付ける
砂に埋もれる部屋についたらパンパンと手を叩く
「はいは~い、注目ぅ!神は自らの信者が祈る力が減ることを望みませ~ん。生きてバシバシ神様に祈ってぇ、神に力を捧げてくださーい。ちなみにここで死んだら神の力ではなくてこのピラミッドを守るだけの力になるので神は信者を奪われたとお怒りでーす。さあ、神の御元に行きますよう」
手近の軽そうな女性2人俵担ぎしてパタパタ外へ
可能な限り往復する
「どぉせ崩れるピラミッドなんだから、邪魔なものはぶっ飛ばしちゃえ!」
これは酷い……先行して生贄の部屋までルートを確立してくれた復讐者達に対して、天羽・花菜(撲殺天使で電子の申し子・g02034)は自らの翼で飛行しながら、曲がり角に向けて光の輪を放ち、破壊。九十度の曲がり角を緩やかなコーナーカーブに改築(?)してほとんど減速しないままに突っ切って、生贄の部屋へダイブ!扉を蹴り飛ばして飛び込んだ彼女が見たものは……。
「いや、さすがにおかしいでしょ」
壁や床が砂となり、沈み始めた生贄部屋の中で空中浮遊する生贄達の姿であった。おかしいなぁ……今回はネタ依頼じゃなかったはずなんだけどなぁ……しかしまー、本来であれば生贄達は膝から腰辺りまで砂に沈んでしまっており、救助に時間がかかるはずだった。その時間が短縮されたと思えば、『上に向かって走りながら下に向かって糸を伸ばして生贄を釣り上げる』なんて暴挙に出た横着女狐の行動は有用であったと言えるだろう。
「はいは~い、注目ぅ!」
割とカオスな光景の中、花菜が手を叩けば困惑した様子の生贄達が一斉に彼女を見る。
「神は自らの信者が祈る力が減ることを望みませ~ん。生きてバシバシ神様に祈ってぇ、神に力を捧げてくださーい。ちなみにここで死んだら神の力ではなくてこのピラミッドを守るだけの力になるので神は信者を奪われたとお怒りでーす。さあ、神の御元に行きますよう」
「おぉ、ではあなたは天の御使い……」
「確かに女神っぽいですなぁ……」
ありがたやありがたや……と拝み始めた生贄に向けて、花菜がにっこー。
「よし、あなた達を運ぶのは一番最後ね」
「「何故ですか!?」」
昔は宗教のお人形みたいな扱いを受けていたせいか、笑顔とは裏腹に若干プッツン来ていた花菜は、一番近くにいた女性二名……自分の腕力で安定して運べる二人を担ぎ上げる。
「ん?なにこれ、見えないなんかで天井から吊られてんの?まぁ、簡単に引っ張れそうだけど……」
そらー、他の復讐者のパラドクスが巡り巡って救助に役立つとは思わんよね。
「よし、とりあえず外まで急ぎますよう!」
一旦考える事を放棄して、花菜は来た道を一気に駆け抜けていく。道中、他の復讐者が巡回するトループス級を抑えていてくれれば、何度か往復できるかもしれないが。
「ま、こればっかりは実際に飛んでみないと分かんないよね~」
捕らぬ狸のなんとやら。後先考えるのは後にして、まずは目の前の二人を救助する事に専念するのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
ネリリ・ラヴラン
下に向かう人に、頑張ってねってお願いしてくよ。
直接助けにも行きたいけど、その後を考えてネリリちゃんは動くことにしたわ。
上層を目指しながら、敵さんを倒していくね。
ただ、最上階タイムアタックじゃなくて、敵を減らしておくのが目的ね。
ウカープ達を見つけたら”星なき夜の交響曲”を【高速詠唱】。
集まって来られちゃう前に、なるべく先手を取って減らしちゃいたいわ。
【飛翔】は【空中戦】と合わせて、戦闘中、立体的に避けたり、頭上を自由に動かせないために使う感じで、移動の時は走るか飛ぶか早い方にするよ。
アドリブや連携は歓迎だよ。
「直接助けにも行きたいけど、その後を考えてネリリちゃんは動くことにしたわ」
気合を入れるネリリ・ラヴラン(★クソザコちゃーむ★・g04086)だが、(上層班による照明で視野は確保されているが)真っ暗なピラミッド内は失敗続きの夜を連想させ、若干のテンションダウン……。
「だ、大丈夫、別に暗いと失敗するってジンクスがあるわけじゃないから……」
それはそれで、ネリリに『そういう才能がない』可能性を示唆しているのだが……本人のメンタル(?)の問題らしいため、今後に期待しておこう。
一旦深呼吸して、気を取り直したネリリ。探索に集中していた復讐者達により、既に敵の巡回ルートは把握している。あえてその道中に陣取り、両手を床と水平に伸ばして獲物を待つ。
「……来た」
照明が照らす視界の端。薄暗くはあれどはっきりと視認した鳥型の異形。音もなく羽ばたくそれが、翼を畳み滑空態勢に入ればネリリの指先が踊る。
「集まって来られちゃう前に、なるべく減らしちゃいたいわね……」
色素が薄く、細い指が闇の帳に軌跡を残す。指先が辿る道筋は虚空に線を描き、記されたものは召喚陣。左右の手で、対称に描かれたそこから姿を現したのは、小さな蝙蝠。
「二人とも、お願い!」
翼を畳んだトループス級が一斉に急降下してくる中、対する蝙蝠はたった二匹。圧倒的な数の差を前に、二匹の蝙蝠は左右に分かれて壁沿いを飛び、弧を描く軌道で滑空してくる異形の群れへと飛び込んでいくが……。
「バァン!」
ネリリが両手を銃に見立てて発砲。その動作を引き金にして二匹の蝙蝠が大爆発を起こせば、至近距離で直撃を食らった異形が爆砕され、肉片が壁にこびりついた。更に、両サイドから追い込む形で爆発を引き起こしたため、左右からの爆風が前方への突風となり、後方に控えていたウカーブが押し戻されてしまう。狭い戦場を埋めつくす数の利を活かすどころか、お互いがぶつかり合い動きが鈍り、結果二体の同胞を失っただけのクロノヴェーダ。敵の有様を前に、ネリリの口角が上がる。
「この調子なら……!」
安定して数を減らせる。その確信を抱いた彼女の肩に、鳥の頭が鏃の如く嘴を突き立てた。
「いったぁ
……!?」
苦痛に表情を歪めれば、突き刺さった頭蓋は砕け散り、消えていく。パラドクスが時を遡り、死の歴史の前に攻撃の歴史をねじ込んできたのだろう。倒した敵の最期の一撃にネリリは膝をつくが、まだ時間操作能力に余裕はある。
「ここで戦力を減らしておけば、この後に繋がるものね……!」
時を巻き戻し、傷を塞いだネリリ。出血は止まれど痛みは残る体に鞭打って、彼女は再び立ち上がるのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV2になった!
効果2【グロリアス】LV1が発生!
ラウム・マルファス
おぉう、蓑虫状態
トラップ生成で部屋と同じ大きさの漏斗を作るヨ
流砂の罠を無効化する罠だヨ
ろ紙はナシ、漏斗台の足は下の人を潰さないよう三脚タイプ
糸のところだけ漏斗に穴を空けて糸を通そウ
漏斗を通って、天井からの砂は中央に落ちル
これなら流砂が起きないハズ
埋まった人がいないか、手持ちのドローンに温感センサーを付けてスキャン
罪縛りの鎖で拘束して、鎖を引っ張れば簡単に砂から助けられると良いんだケド
ダメそうなら周囲の人の糸を切って救助手伝ってもらおウ
壊れた入り口はトラップ生成でスロープ付けて、糸切った人から順に逃げてもらって、切った部分の漏斗穴は塞ぐヨ
説得は大丈夫そうだから、怪我人を薬品で手当てしつつ逃げよウ
「おぉう、蓑虫状態」
生贄部屋に辿り着いたラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)の第一声は、この困惑具合である。
「取り合えず、上から降ってくる砂を何とかしないとネ」
中心に細長い管がついた円錐の柱を生成すると、天井から吊るされた人の部分にだけ穴を開けて、散らばる砂を中心に集約させる。
「なるほど……この部屋、もう一つ下があったんだネ」
降り注ぐ砂が部屋の中央にだけ落ちるようになると、砂の下に開けられた排水溝ならぬ、排砂溝が見えてくる。その付近までドローンを飛ばして、温感センサーでスキャンしてみるが、早い段階で生贄が釣り上げられた影響か下に沈んだ人はいないらしい。
「となると、後はこの人達の救助だけだダネ」
下は実質、砂場のようなものだ。落ちれば沈んでしまうが、落下で怪我をする心配もない。ナノマシンを生贄の体に巻き付けて、命綱にしてからドローンに天井から伸びる不可視の糸を断ち切らせる。落ちた人が沈む前にナノマシンを手繰り寄せてしまえば、存外時間をかけずに引き上げることができるのだ。
「怪我人がいたら教えてネ。この後、多分走らないといけないからネ……!」
ラウムは時折、天井を気にしていた。アヴァタール級との戦闘が控えているが、それ以前にトループス級の殲滅も終わっていないのである。生贄を連れた状態で交戦にもつれ込めば、苦戦は免れないだろう。
「ボクが脱出誘導に移るまでに、終わらせておいてくれると助かるんだけどナ……」
淡い期待と共に、ラウムは人を落としては引っ張り上げるのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【罪縛りの鎖】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
クィト・メリトモナカアイス
はっ、これはもしや……またとない機会。
先にやられてしまったけれど。まだいけるはず。
ここは我に任せて先に行け……!
んむ、一度言ってみたかった。
んむ、言ってしまったからには任された。
なんか罠に引っかかってるみたいだし今がちゃんす。
【トラップ生成】で動きづらくなって急降下・他の敵と連携がしづらくなっている隙に倒す。
モナカ突撃型……は引っかかったら困るし待て。
モナカ爆撃型を頭上に漂わせて「爆撃のバーマン」。投下させた爆弾を鷲のウカーブへ向けて黄金猫拳打棒で打って打ってひたすら打つ。
んむ。すっきりきれいになった。
下は……もうよさそうかな?
このまま上に行こうかな。
「はっ、これはもしや……またとない機会」
ピコーン☆地下でラウムが救助活動に当たっている頃、上層付近を探索していたクィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)の頭上に鳥っぽい頭をしたおさるさん(これで知恵の神ことトトを連想できたら、君はきっと疲れているんだ。トトは月の神であるともされるらしいから、夜はゆっくり眠るといい)が浮かぶ。つまり、何か閃いたらしい。
「先にやられてしまったけれど。まだいけるはず」
下から戦闘を繰り返し、上がってきた復讐者を前に行かせて、クィトは突如立ち止まると仁王立ち。
「ここは我に任せて先に行け……!」
「あぁ、頼む。俺は一足先に上に向かわせて貰うぜ……お互い、気ぃ付けてな」
仲間を進ませて、追ってくるトループス級を目視したクィトが、むふー。
「んむ、一度言ってみたかった。あっちはなんか罠に引っかかってるみたいだし今がちゃんす」
と、これは余裕の圧勝ムードかと思いきや。
「……敵、普通に動いてる?」
ここでクィトが聞いた情報と実際の敵の挙動の違いについて説明しよう!まず、下から追い付いてきた復讐者が言ってた『罠』ってのが、上から石材の隙間を通して地下まで貫通させられた非殺傷性のパラドクスによるもの。で、そのパラドクスを撃った某お狐様ってーのが、クィトと一緒に動いてたロリッ狐。つまり、見えない糸の罠ってのは、(クィトを基準にして)この階層より下にしかないんだよッ!!
「なん……だと……!」
予定が狂ったクィトは無表情のまま、背景エフェクトで『ガーン……』とショックを演出するが。
「んむ、言ってしまったからには任された」
クィトは自分の言葉には責任を持つ復讐者だった。自分の頭上に球形猫型ガジェットを滞空させると、爆弾を投下させる。それが目の前に来た瞬間、先端に肉球を象った杖をフルスウィング!!
「かっ……きーん!」
自分で効果音をつけながら、敵軍に向かって爆弾を千本ノック!連続で爆撃しているうちに、ふと待機させていたモナカ突撃型と目が合った(ような気がする)。
「……」
事前に聞いていた罠とやらに引っかかったら困るから待機させていたが、その罠がないと発覚した以上、別に待たせる理由はない。
「?」
首を傾げるように身を傾けた浮遊機めがけて、クィトは高く黄金猫拳打棒を振りかぶり。
「突撃、隣のモナカアイス」
スッコーン!!ゴルフの要領ですくい上げるようなナイスショット!打ち出されたモナカ突撃型は案の定、速攻で天井にぶち当たり、跳ね返って床に叩きつけられてなお慣性が止まらず、狭い通路の中をガンゴンガンゴン跳ね回り、ウカーブを滅多打ちにしながら闇の向こうへ消えていった……。
「んむ。すっきりきれいになった。下は……もうよさそうかな?」
そりゃー綺麗にもなるよ。狭い戦場だって言ってんのに散々爆破するしピンボールみてえな攻撃ぶっ放すし、敵の扱いを何だと思ってるんだ。
「このまま上に行こうかな。モナカ突撃型も、もっと高いところで待ってる気がするし」
その日の夜空には、モナカ突撃型の微笑みが浮かんでいたそうだ……(※モナカ突撃型はこの後スタッフが無事に回収しました)。
大成功🔵🔵🔵
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
ソラス・マルファス
引き続き敵を引き付け……っと、クィト、だったか?
子供なら守ってやるのが大人ってもんだが……復讐者なら対等、むしろ実力は俺が下
思いは同じ、か
「あぁ、頼む。俺は一足先に上に向かわせて貰うぜ……お互い、気ぃ付けてな」
完全視界を使いつつ、味方の痕跡も辿りながら上へと向かう
「さて、あんたがここの親玉かい」
戦闘に持ちこんじまえば儀式の速度も落ちるだろうさ
すぐに味方は合流するだろう
なら、少しでも儀式の邪魔をすることに専念するか
飛翔で真っ直ぐ敵へ迫り、呪詛を纏った横凪の一撃を繰り出そう
羽根は大剣を盾のように構えて防ぐとするぜ
「っと、クィト、だったか?子どもなら守ってやるのが大人ってもんだが……復讐者なら対等、むしろ実力は俺が下。思いは同じ、か」
下層でトループス級を捌きながら階層を上がってきたソラス・マルファス(呪詛大剣・g00968)は、追い付いた復讐者の一人が足を止めた姿に自分も立ち止まりそうになるが。
「ここは我に任せて先に行け……!」
「あぁ、頼む。俺は一足先に上に向かわせて貰うぜ……お互い、気ぃ付けてな」
片手を挙げて、再会を約束すると同時に、上へ。階段を登り切った先には、道の代わりに大きな扉が待ち構えており、開いた先には祭壇のような空間が広がっていた。その中心で祈りを捧げていた人影に、ソラスは得物の柄に手をかけて。
「さて、あんたがここの親玉かい」
「……来たか」
鷲を象った装飾に、巨大な翼を持つマミーが振り返る。
「我こそは鷲使いのナスル。よもやここまで至る者があろうとは……だが、その傲慢さが命取りである」
「俺が単独で突っ込んできたのは傲慢じゃねぇ、仲間への信頼だ!」
などと、啖呵を切りはしたものの、妙に体が重い。復讐者への弱体効果が既に発生しているのだろう。
「だが、このくらいなら問題ねぇ!」
床を蹴り、踏み込む。両足が地面から離れると同時に風をその身に纏い、空間を滑るように直進。極短距離の飛翔は縮地と変わらず、一瞬で距離を詰めたソラスの大剣が空気を引き裂き唸りをあげた。
対してナスルは大きく羽ばたき、後退。距離を開くと同時に翼から射出された羽が硬化し、貫通性の高い散弾となってソラスを襲う。
「チィ!」
振り下ろすはずだった大剣を手元で回転させて、自身の目の前に突き立てると飛来する羽を得物の腹で受け、甲高い音と共に受け流す。弾き終えると同時に今度は蹴り上げて、石材の一部を巻き上げながら片手持ちで腕を体に巻き、接近しながら体幹で横薙ぎの一閃。回避が遅れたナスルの羽を散らしながら、浅くはあれど傷を刻む。
「まだそれほど動けるとは……」
「儀式とやらは、まだまだ足りてないみたいだな?」
苛立たし気なナスルへ、ソラスは不敵な笑みを浮かべて見せるのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【士気高揚】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV2になった!
新城・橙花
味方と協力して行動。
屋内であることを生かして、残留効果【飛翔】【エアライド】【壁歩き】を組み合わせて三角飛び。
相手を攪乱しつつ大剣型呪刀【譲葉】で両断するよ。
敵の攻撃は[残像][光使い]で自分の幻影を投影して逸らしつつ、棒焙烙を[投擲]して爆発で逸らす。
隙ができれば積極的にパラドクス呪剣【金剛豪閃】。
「我纏うは金剛力士が強力、吹き飛べっ!」
「続けていくよ!」
切込み役を果たした復讐者とスイッチした新城・橙花(呪刀の裁定者・g01637)。彼女もまた身の丈ほどの大剣を背負い、ナスルへ正面から突っこんでいく。その足取りは軽やかであり、どうやらまだ復讐者は弱体化の影響を受けていないらしい。
「チッ、数ばかりが頼りの愚か者どもめ……」
時間さえ稼げばロクに動けない虫けらに成り果てる。こちらは敵を倒さずに、そして倒されずに守りに徹していれば事足りる。その余裕から、ナスルは橙花に向けて弾丸の如き羽をまき散らしながら後退。だが、飛び退いたナスルめがけて、橙花は飛来する羽を『すり抜けた』。
「何!?」
「私はそこにいませんよ」
子どもらしい、大きくまん丸としていた瞳孔を引き絞り、人格が切り替わったとすら錯覚する冷たい声音を残して、橙花は斜めに跳びながら刃を振るう。何故何もない場所に向かって斬りかかるのかと警戒したナスルが翼で身を覆えば、一瞬遅れて引き裂かれた羽毛が舞い散るではないか。
「なるほど、自らの姿と実際の位置がずれているのか……ならば避けられぬほどの羽をくれてやる!」
大きく広げた翼で舞い上がり、屋内とはいえ高さがある戦場において、上空という地の利を得たナスル。置き土産とばかりに、自身より前方範囲において部屋全体を覆いつくすほどの硬質化した羽を降り注がせた。降り注ぐ猛攻の雨の中、橙花は姿勢を低くして滑り抜けると、膝のバネで壁へ飛び掛かり、更に反動で上へ。
「この私に空中で勝てると思ったか!」
飛び上がってくる橙花を叩き落そうと、ナスルが翼を畳み滑空。高速で突進してくる鳥の異形を前に橙花は成す術もなく……。
「思いませんが、そもそも私は空中戦を仕掛けた覚えはありません」
虚空を蹴って、天井へと跳び移った。
「なん
……!?」
翼も持たぬ橙花が空中で軌道を変えるのは想定外だったのだろう。慣性を殺して反転するのに一瞬手間取ったナスルが見たものは、天井を足場にして、刃の中心に電子回路のような赤い光が走る大剣を背に構えた橙花。
「我纏うは金剛力士が剛力……」
頭上から飛び『落ちる』橙花に向けて、ナスルは翼を丸めて防御姿勢を取るが、彼女はあえてその防御の上から得物を振り下ろし。
「墜ちろッ!!」
硬質化した羽を粉砕し、緑がかった灰をまき散らしながら床めがけて叩き落す。落下の衝撃に耐えきれず、砕けた石材が粉塵と散るが、しかし床下までは貫通しなかったようだ。
「カハッ……おのれ小娘がァ……!」
身を翻し、一旦距離を取って着地した橙花へ怨嗟の声と共にナスルが立ち上がる。
「空を司るこの私を地に堕とした事……後悔させてくれる……!」
時を巻き戻し、砕かれた翼を再生するナスル。まだ復讐者達は動けているが、敵もまたまだ余力がある。ここから先は、時間との戦いになるだろう……。
大成功🔵🔵🔵
効果1【怪力無双】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
クィト・メリトモナカアイス
上で戦ってる音がする……気がする。
んー、上に向かうつもりだったけど。
下が心配だしやっぱりこっち。
……我が上に行くより先にピラミッドが崩れたらがんばってモナカ突撃型を掘り起こそう。
生贄の部屋に付いたら祈る人に脱出するよう呼びかける。
神は汝らを見ていない。
仮に汝らを見ていたとしても、見るだけで動きなどしない。
だから今は、我が守る。
「モナカ」型の【フライトドローン】をたくさん召喚。
1台に1人は乗って平気。乗るといい。
フライトドローンに乗ってもらったらピラミッドが崩れる前に生贄の人を脱出させる。
すっきりさせたので邪魔するのはもういない……はず。
「上で戦ってる音がする……気がする」
クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)は天井から零れ落ちる粉塵を、首をぷるぷる振って頭から振り払い、小首を傾げた。
「んー、上に向かうつもりだったけど。下が心配だしやっぱりこっち」
と、下り階段に足を乗せたところで、ハッと暗がりの向こうを見遣り。
「……我が上に行くより先にピラミッドが崩れたらがんばってモナカ突撃型を掘り起こそう」
こいつ、さりげなく『こちら』に向けて事態の進行を止めろと、牽制しているのか!?
「えーと、取り合えず下に……」
上層に上がってきたクィトが生贄部屋の場所を知っているはずがなく、そもそも到達までに時間がかかると思われた……が。
「む……これは、目印?」
あからさまにボロボロになっている道がある。いましたねー、罠を警戒するあまり、迷宮内をぶっ壊しながら生贄部屋に向かって突っ込んでいく復讐者が。
「これはきっと、他の復讐者が進んだ後……ということは、この先が生贄部屋のはず」
そしてその予測は正しく、短時間で辿り着いたのは天井から見えない糸で吊るされた生贄がぷらーん、している小部屋。部屋の中はほとんどが砂で埋め尽くされており、踏み込むのも一苦労だが、どうやら仕掛け本来の効果はほとんど発揮されなかったらしい。
こほん。小さな咳払いをして、クィトは出口を示し。
「神は汝らを見ていない。仮に汝らを見ていたとしても、見るだけで動きなどしない。だから今は、我が守る……さぁ、脱出しよう」
「あ、それなら神様そのものは来てくれなかったけど、天の御使い様なら来てくれてたよ」
「……」
神などいない!とかっこよく決めたはずだったクィトが、ピタッと固まった。まぁ、そうね。先に救助に来た連中が天使っぽい女と堕天使っぽい男だったからね。人々の説得なんぞとうの昔に終わってるし、何なら復讐者をそっち系の人(御使い様ないし、それに仕える神官)だと思い込んでるよね。
「その黄金の装飾に金の錫杖……あなた様も巫女様とお見受けします。我々のような平民に手を差し伸べていただき、誠にありがとうございます……」
トレインに乗って出撃した直後に、神はいなかったのだと納得した。だというのに事件解決を目前に巫女だのなんだの言われてしまい、恥ずかしいやら空しいやら、名状しがたい『コレジャナイ感』に苛まれるクィト。一先ず、金のにゃんこ棒を掲げて。
「モナカ、召喚」
球体式猫型浮遊機を一斉召喚!考えるのをやめて救助活動に入る気だな!?
「一台に一人は乗って平気。乗るといい」
下から支えるようにして生贄を乗せて、モナカが軽く身を捻れば糸は容易く切れる。元々、某ロリッ狐が横着して救助しようとしたものであったため、安全が確保されれば勝手に切れるのだろう。
「モナカ、撤収」
最後の一台に自分も乗って先導。来た道を戻って飛んでいくクィトだが、その表情は険しい。
「すっきりさせたので邪魔するのはもういない……はず」
もし、討ち漏らしのウカーブがいた場合、運搬中の民間人を護衛しながら戦わなければならない。その場合、何人生かして連れ出せるか、考えたくもなかった。しかし、そんな心配は杞憂に終わり、無事に人々をピラミッド外部へ運び終えると、クィトはモナカの上に座ったまま、ストロベリーバニラモナカアイスをサクリ。
「一仕事終えた後のモナカアイスは格別……」
と、サクサク生地の中から広がるバニラアイスの滑らかな甘味の中、濃厚な甘酸っぱさを染み渡らせてくるいちごジャムに舌鼓を打っていたところで、ピラミッド上層から……。
――ッドン……!
戦闘音、聞こえましたね?
「……お仕事、終わってなかった」
そうね、まだ決着ついてなかったね。まぁ後はほっといても片付くだろうけど、ここから戻って挑むか、このままモナカタイムに入るかは自由だ!
大成功🔵🔵🔵
効果1【フライトドローン】がLV2になった!
効果2【命中アップ】がLV3になった!
レオネオレ・カルメラルメルカ
『イヒヒヒ。あっしはしがないウィザードでさぁ……』
一人称は「あっし」
二人称は年上・同年代「(名前)のダンナ(姐サン)」
年下「(名前)の坊っちゃん(お嬢ちゃん)」
他者との連携やアドリブOKです。
言動は三下ですが演技であり、相手を油断させてからの攻撃が好きです。
演技が通じないと粗暴になり、一人称も「オレ」になります。
技能を使い、できることは何でもやります。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我でも積極的に行動します。卑怯者ですが、他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
御守・樹
アドリブ連携OK
下との情報交換ができないのが痛いけど、人々の救出は成されてると信じて突入しよう。
確かオベリスクぶっ壊す時にも遭遇した事あるのと同じ姿だけど、クロノヴェーダって複製なんだっけ?それとも同じような姿をしているまったくの別のもだっけ?
まぁいいか。どっちでも倒す事には変わらないんだし。
物陰があればその陰に、【忍び足】で移動したりして気配を絶つ。
そしてあとは隙をみてアサシネイトキリングで攻撃を。
召喚されたミイラは銃で迎撃。バースト機能をフル活用するから狙った場所を正確に撃ち抜くことは出来ないだろうけど、翼を狙えば落とせるだろう。落としてこちらが【飛翔】してしまえば襲われる心配もない。
ネリリ・ラヴラン
道は開けちゃったわけだけど…問題はあっち(下)、だよね。
【パラドクス通信】で下層側の誰でも良いから連絡を取りたいわ。
下層を見捨てる気は無いから、状況を確認できてから飛び込むね。
【壁歩き】と【飛翔】で、お部屋全体を自由に動けるようにしたうえで、裏を取れるように駆け回るよ。攻撃を正面から受けない様に、壁や(【エアライド】で)空間を蹴って急加速も交えたいね。
”狂宴の夜”のターゲットは当然ナスルさん。動きを追わせながら、無視されない様にどんどん起爆してくよ。陽動を優先しちゃってるから、倒し切れる自信は無いけど、無理に狙わせて隙を作ったりできたらって。
こっちの準備は整ったわ。だからもう、おしまいっ。
クィト・メリトモナカアイス
聞こえてしまったなら仕方ない。我は行ってくる。
モナカ型の【フライトドローン】に乗って祈りの部屋へ。
【パラドクス通信】とか直接とかで下を助け終わったことを教えて乗り込む。
んー? んん……? ここが最上階?
もうちょっと上にいる気がする……
まぁいいか。きっとそのうち降ってくる。
鷲のミイラを相手に「モナカ」反撃型で索敵して射撃型で牽制、近寄ってきた相手は黄金猫拳打棒で殴り飛ばして「時間稼ぎ」。
時間が経つとこっちが弱体化するからあんまりよくはないけれど。
時間を稼いでどこかへ飛んで行っていた突撃型が近くに戻ってきたら「突撃のトンキニーズ」で鷲使いのナスルを叩き潰す。
我のモナカは賢いよい子。おかえりー。
ラウム・マルファス
生贄逃がした後って、排斥力強化も止まってるのカナ?強化が続いてたら厄介そうだから、ボクはみんなの援護に回るヨ。フライトドローンに乗って、戦場全体が観察できる場所で待機。
砂嵐は完全視界で見通して、味方への攻撃はトラップ作成で遮蔽物を作って妨害。防ぎきれなければパラドクスで妨害するヨ。
「羽の貫通を否定すル」「ミイラが移動したという事象を否定スル」「砂嵐の発生を否定スル」
呪い……はいくら完全視界でも見えないネ。砂嵐と一緒に落ちてると思うから、砂の上にトラップ生成でカーペット敷いてみんなが踏まないようにしよウ。
天星・雲雀
生贄さんの、救出を終えた復讐者さんと合流して、ボスの間に行きます。
使うパラドクスは、ダンスマカブルで。
壁も天井も在るので壁歩きで戦います。
あとは、おまかせ。よろしくおねがいします。
「下との情報交換ができないのが痛いけど……」
「生贄の救助、終わったって!」
生贄という懸念事項があるだけに、祈りの間へ踏み込むか否かを迷っていた御守・樹(諦念の珪化木・g05753)。彼の背中を押すように、ネリリ・ラヴラン(★クソザコちゃーむ★・g04086)は丸めた指に留まらせた蝙蝠から伝えられた言葉をそのまま口にする。
「だったらこれ以上時間をかけるのはリスクになるだけだ、突入しよう」
こうして、扉を開いて先陣を切ったのは……。
「イヒヒヒ。あっしはしがないウィザードでさぁ……」
レオネオレ・カルメラルメルカ(陰竜・g03846)だー!?ここで新顔が初参戦だと!?
「……なんだ貴様は?」
そらークロノヴェーダも怪訝な顔するよ。ドアバァン!で派手に登場したのに、出てきたのは腰を低くして頭へこへこしながら両手を擦ってるドラゴニアンなんだもの。
「通りすがりにクロノヴェーダの悪事があったと聞いちゃあ、手を貸さずにはいられないってのが人情ってもんでさぁ!」
「つまり、私と戦おうというのか……」
「え、あ、いや、その、あっしみたいな小物相手にちょーっとばかし本気過ぎやしませんかい?」
迸る殺意を前にサーッと青ざめるレオネオレは、元の黄金の鱗の色彩もあって緑色に染まり、新種のカメレオンっぽい姿でガタガタブルブル……。
「あ、ちょっと用事を思い出したんであっしはこれで……」
「ならば死ねぇ!」
「あばばばばばば!?」
登場直後は翼を広げてバタバタ動かし、やたら芝居がかった動きで語っていたレオネオレ。ナスルの羽ばたきと共に迫りくる呪詛の砂嵐を前に、今となっては気勢を削がれて縮こまり……。
「なーんつって……フローズン!!」
ビビッて畳んでいた翼を再度展開。翼膜にて形成されていた氷の小結晶をばら撒き、砂嵐に飲まれて砕け散った微細な氷片をその場で一斉に研ぎ澄まして、迫りくる突風を通過。ナスルの眼前にて氷の針が弾幕を広げる。室内を駆ける氷針の壁としてナスルを襲うが、針のほとんどはナスルに当たらず戦場に突き刺さった。
だがそれは命中精度が悪いためではなく、本来は軍勢を相手に放つパラドクスである故に、敵の数に対して射程が広すぎたためであろう。お互いのパラドクスを真正面から食らう事になったナスルとレオネオレ。単純な耐久性の差でナスルが優位であるが……チュドン!
「今度はなんだ!?」
突如虚空が爆ぜ、爆煙の中からナスルが飛び出すが、追撃と言わんばかりに爆発が続く。前触れもなしに起こる熱風は、時間干渉能力を有しておりナスルに着実に損傷を与えていた。だからこそ、それはパラドクスであることは明白であり。
「チッ、どこに潜んでいる……!」
姿が見えない復讐者に対して、ナスルは自らの羽を引きちぎり、撒き捨てる。散らばる羽は瞬く間に膨れ上がり、鷲のミイラ、ウカーブになると羽ばたき舞い上がり、ナスルの頭上を旋回。襲撃に備えていると。
「そこか!」
黒巻き角に灰色の髪を揺らす復讐者の姿があれば、そこめがけてウカーブが滑空。首を引きちぎろうと爪を翳すが、甲高い音と共にネリリの姿は砕け散ってしまった。
「これは……氷?」
開幕でぶっ放した無駄撃ちともいえるレオネオレの氷の針。過剰な攻撃範囲を持っていたパラドクスは戦場全体に冷気を降ろし、磨き上げられたかのような氷柱を生やす。ネリリはこれに自らの姿を映して位置をごまかしているのだ。
「貴様……初めからこちらが狙いか……」
「イッヒヒヒヒ……言ったでしょう、あっしはしがないウィザード。正面きっての戦いなんて、まっぴらごめんでございまさぁ……」
しれっと物陰に逃げ込んでいたらしいレオネオレの声だけが戦場に響く。汚い、さすがウィザード、汚い。
「こっちの準備は整ったわ」
ネリリが動けば氷に映し出される影も動く。放つ襲撃が氷柱を砕けば、反転してネリリ本体を狙えど彼女は既にウカーブより上空に在り、ナスルが指揮を執るより先に虚空を蹴ってウカーブの群れを突き抜けて。
「だからもう、おしまいっ」
ナスルを中心にして爆炎を巻き起こした。
「おのれぇ……忌々しい復讐者共がぁ……!」
轟々と燃え盛る魔炎を振り払い、青い眼光を揺らめかせるナスルがネリリへ腕を伸ばしウカーブを放とうとして。
「確かオベリスクぶっ壊す時にも遭遇した事あるのと同じ姿だけど、クロノヴェーダって複製なんだっけ?それとも同じような姿をしているまったくの別ものだっけ?」
至近距離から聞こえる樹の声に動きを止めた。
「まぁいいか。どっちでも倒す事には変わらないんだし」
「いつの間に……!」
樹はレオネオレが翼を騒々しく羽ばたかせながら動いていたその背後から、彼を隠れ蓑にして氷のパラドクスと同時に室内に潜り込んでいたのだ。そしてネリリの魔術爆撃の騒音に紛れて距離を詰めていたのだが、それをわざわざ教えてやる義理はない。
頭を下げて、ネリリから樹にターゲットを変更して滑空してくるウカーブを前に、樹は舌打ちを一つ。
「まぁそう簡単に大将首はもらえないよな……!」
死の女神の名を冠した小型拳銃を構えるとロクに狙いもつけずに、指先でトリガー上部のタブを弾いてから引金を引く。三発単位で弾を吐く銃口が暴れる度に、逆手で腕を掴んで反動を強引に押さえ、散らばる弾をまとめた先はウカーブの翼。本体を撃破できずとも、翼に当てて撃墜できれば自身は上空へと飛び上がる。すれ違いざまにナスルの喉へナイフを投げつけて、更に柄を蹴り深く突き刺しながらバク転して一旦距離を取れば。
「舐めるなよ復讐者ァ!」
急速に時を巻き戻し、首からナイフを排出したナスルが翼を振るえば新たなウカーブが樹とネリリめがけて殺到、その爪を突き立てるが肉を引き裂くより先に霧散する。
「いやー、危ない危ナイ……スペック的にそこまでの排斥力はかかってないみたいだケド、それ抜きにしても結構シャレになってないよネ」
敵のパラドクスという時間干渉能力に対して、『削除』という上書きを施し打ち消したラウム・マルファス(研究者にして発明家・g00862)。鴉の浮遊機を集めた黒い絨毯の上で額を拭う彼だが、パラドクスで介入した為に敵もまた時間を遡上、気づいた時には彼の目の前でナスルが翼を振りかぶり。
「おっと至近距離はさすがに痛いカナ……!」
直撃を食らいながらも、事象否定能力で自身を覆い、肉体の貫通は防いだもののダメージそのものは潰しきれず、浮遊機諸共叩き落されてしまったラウム。彼に追撃と言わんばかりに下から飛来した物は。
「ゴフッ!?」
「モナカは人を乗せる事が上手。落下ダメージなんて死に方はさせないから、安心していい」
クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)が複数機を同時展開するモナカ。ところで、ラウムを拾いに行ったモナカ、結構な速度で浮上したもんだから彼の腹に突っこまなかった?
「んー?んん……?ここが最上階?」
こちらの質問が聞こえていないのは仕方ないとして、マイペースなクィトは周りをきょろり。
「もうちょっと上にいる気がする……まぁいいか。きっとそのうち降ってくる」
「次から次へと……!」
新たに現れたクィトめがけてナスルはウカーブを呼び出すが。
「来てください、絶無!」
天星・雲雀(妖狐のシャーマン・g00400)の呼び声に、虚空を突き破る黒鋼の拳。次元の歪みをこじ開けて、姿を見せるは白鋼の装甲に身を包んだ機械人形。打ち砕かれた空間の『こちら』と『あちら』では、大気の質が違うのだろう。吹き荒れる突風を背に、顕現した絶無の背に雲雀の指先から伸びる光の糸が繋がって、装甲要所に収められた翡翠が輝けば、迫りくるウカーブを拳で叩き落してしまう。
「モナカ射撃型、続けー」
クィトの号令に従って彼女を中心にして百八十度展開した球体式猫型浮遊機は、口(?)から機銃をにょきっ。
「全機一斉掃射、ってー」
バララララ!!けたたましい銃声と弾幕が迫りくるミイラを文字通り粉砕して、半歩引いたクィトの背が雲雀のそれをぶつかれば、指先を躍らせる雲雀の糸の先、光の剣を抜いた絶無が戦場を一閃しウカーブの群れを一刀に伏す。だが、どれだけ仕留めたところで再召喚されるミイラを前に、雲雀が機を窺っていると。
「時間が経つとこっちが弱体化するからあんまりよくはないけれど、時間を稼ぎたい複雑な心境……」
「何か決定打があるんですか?」
クィトの呟きに雲雀が視線を寄こせば、クィトは天井をみやり。
「お出かけ中のモナカが帰ってくれば使える必殺技がある。そのためには時間を稼ぐか、あるいはショートカットできるように天井に大穴を開けたい」
「なるほど、天井を吹っ飛ばせばいいんですね!!」
「……?」
ぺかーっと笑顔になった雲雀にクィトが首を傾げるが……ここで皆様に確認です。雲雀は上層に向かう道中、床に『細工』を施しておりました。覚えていらっしゃいますでしょうか?
「全ては地下の生贄の部屋まで、光の糸を届かせて生贄の皆様を釣り上げる為……ピラミッドの石材の隙間から、パラドクスの糸を通していたんです!」
だから本人のいないところ(=雲雀がいた地点よりも下の階層)で敵が突然見えない糸にくっついて動きがトチ狂っていたり、砂に埋もれるはずの生贄が空中浮遊していたりと、怪奇現象が起こっていたわけですが……。
「その時の糸を今、引き上げます!絶無!!」
雲雀が両手を下に向ければ、絶無が剣を納めて両手の指先を床に突き刺し、雲雀の魔力を伝播させて糸を手繰り寄せて。
「大きなカブならぬ小さなピラミッド、引っこ抜かせていただきます!!」
雲雀の宣言と共に戦場を襲う大地震。立っていられないほどの振動の中、天井からは粉塵が散り始めれば。
「何をしようとしているのか知らんが、させん!」
雲雀が事態の根源と察したナスルが突貫してきたタイミングで……。
「よいしょぉー!!」
「どぶっふぁ!?」
当たったー!!ぶち抜かれてきた下の階層に持ち上げられて、床が天井まで吹き飛び、モロに腹打ちしたナスルが天井と床の間でサンドイッチに!!そんなクロノヴェーダの目の前で、コルクよろしく丸くくりぬかれた石材が天井どころかピラミッド頂上の三角形を吹き飛ばしてしまい、空が見えるとクィトは黄金のにゃんこ棒を振って何かを誘導。
「おーらい、おーらい……」
「どいつもこいつも、私を舐めくさりおって……!」
ピラミッドの一部が吹き飛び、今度は抜き取られた穴を中心に崩落が始まったため、結局初期位置まで落下してきたナスルが立ち上がると、クィトが尻を向けたまま自分に近づいてくるではないか。
「今度はなんだ!?」
クィトに釣られて空を見た、次の瞬間。
「我のモナカは賢いよい子。おかえりー」
――ッドン!!
上空から飛来したモナカ突撃型(前の戦闘でクィトが吹っ飛ばしたやつ)が超高速でナスルを直撃。クロノヴェーダを無惨な肉塊へと変えてピラミッドの下層まで沈んでいくのであった……!
「……あれ、もしかして結局掘り出さないといけない?」
クィトが首を傾げたところで、再び大地震が復讐者達を襲う!
「今度はなんだ?何かの罠か!?」
周囲を警戒する樹であったが、改めて浮遊機に乗ってふよふよしているラウムが苦笑。
「敵を倒したカラ、ピラミッドの崩壊が始まったんじゃないカナ?」
しかも、派手な戦闘で部屋が凍り付いて足場が滑ったり、床をぶち抜かれてそもそも階層が不安定だったりするこの建造物。まぁ、長くはもたないだろうね。
「脱出ー!皆、急いで逃げるよー!!」
などと声をあげるネリリは、さりげなく飛び立ち。
「とんでもねぇ案件でございやした……やっぱりお任せ依頼ってのは危なっかしいものでありやしたね……」
しみじみと呟くレオネオレも飛行組。
「絶無!風を!!」
機械人形に飛びついた雲雀も、絶無を中心に竜巻を起こし、空へと舞い上がる……クィト?既にモナカに乗って飛び立った後だが?
「ちょっと待て!飛べないのは俺だけか!?」
さぁ取り残された樹の運命やいかに!?
「はっ!残留効果で飛べばいいんじゃ……」
戦闘終了したんで判定の対象外です。
「ちっきしょぉおおおおお!!」
彼が無事に帰還したたどうかは、また別の機会に語るとしよう……。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【使い魔使役】LV1が発生!
【モブオーラ】LV1が発生!
【パラドクス通信】LV1が発生!
【落下耐性】LV1が発生!
【完全視界】がLV2になった!
【壁歩き】がLV2になった!
効果2【能力値アップ】がLV4になった!
【フィニッシュ】LV1が発生!
【ダブル】LV1が発生!
【ロストエナジー】がLV3になった!
【命中アップ】がLV4になった!