リプレイ
シル・ウィンディア
炎で焼けて…
あれ?なんだろ、胸が痛いような…
気になるけど、今は、助けるほうが先だっ!
パラドクストレインにもてるだけの消火器を積んでいって、現地に行くよ
まずは、エルフさん達の元に行くのが先だね
道を塞いでいる炎が小さければ、消火器で消し止めていくよ
大きな炎があるなら…
高速詠唱で速さを重視した、水撃連弾っ!
パラドクスの水だから、どれだけ意思のある炎だとしてもっ!
道を切り開いたら、そのままダッシュで駆け抜けていくよ
以降は、たどり着くまで消火活動を行いながら移動だね
エルフさん達の元にたどり着いたら、避難場所へ向かう為に消火活動をしながら動いていくね
ここから先はわたし達に任せてね?
だから避難をお願いするよ
荒田・誠司
アドリブなど歓迎
【心情】
勘違いで大火災とか勘弁してくれよ
まずはエルフ達を避難させないと上手く立ち回れそうにない
大丈夫だぞ、煙吸わないようにして付いてきてくれ
【行動】使用技能:時間稼ぎ、氷雪使い、発明、観察、計略
周辺を観察しながらパラドクスを使い消火し救助活動をする
パラドクスの爆弾は地形や味方にはただの水として作用するから、広範囲を消火できる水を出すことはできるはず
人を見つければ穏やかに話して落ち着かせ煙を吸わないように指示しつつ、安全な場所まで誘導
近衛・悠
盛大な勘違いから森を焼き払うと。ダイナミックなことを仕出かすな。こんな事で住処を焼かれる住民は堪ったものじゃない。命を落とすのだけは何とかしてやらないと。ただでさえ、火はトラウマになる。
持てるだけの消火器を抱えて【観察】【情報収集】【地形の利用】で森の地形を把握しながら進み、エルフの元へ【ダッシュ】で駆けつける。消火器で火を消していく。火の範囲が広すぎる場合は青龍水計で水流を出現させて一気に消火。
避難誘導の人手の方が必要そうなら把握していた地形から避難経路を【計略】で割り出してそこから安全な場所まで誘導するか。気をつけて付いてきてくれ!!必ず助かる!!
●避難誘導
森に燃え広がる炎を見て荒田・誠司(雑草・g00115)は舌打ちして毒づいた。
「勘違いで大火災とか勘弁してくれよ」
消火器を抱えた近衛・悠(黄昏のフィラメント・g02300)も苦々しい顔でうなずく。
「こんな事で住処を焼かれる住民は堪ったものじゃない。命を落とすのだけは何とかしてやらないと。ただでさえ、火はトラウマになる」
「トラウマ……」
シル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)は反芻して呟いた。
(「なんだろ、さっきから胸が痛いような……」)
森が焼けているのを見てから何故か胸がざわつくのだ。それはまるでトラウマのように。
シルには過去の記憶がない。だからもしかしたらこの胸騒ぎは失われた記憶と関係があるのかもしれない。
「シル?」
「どうかしたのか?」
誠司と悠の声で彼女は我に返った。消火器を抱え直して首を横に振る。
「何でもないよ、行こう!」
(「気になるけど、今は、助けるほうが先だっ!」)
三人は取り残されたエルフの元へと急いだ。程なく幼児を抱えた女性のエルフと遭遇する。
「ケガは……なさそうだな。早く逃げた方がいい。この道ならまだ炎が回っていないから、安全に逃げられる」
誠司が安心させるよう穏やかに話しかけながら誘導しようとする。
しかし女性は必死の様子でかぶりを振り炎の方を示した。
「夫と子どもがあの中にいるんです! 二人を置いて逃げるなんてできません!」
復讐者たちは顔を見合わせうなずく。
悠は女性の肩を優しく叩いて言う。
「大丈夫。俺たちが必ず二人を助け出す!」
三人は親子を庇うように前に出ると炎に向かって消火器を噴射。前方の炎が消えていき間もなく地面にうずくまる男性エルフを発見した。よく見れば彼の下に幼い少女もいる。身を挺して我が子を守っていたのだろう。幼児を抱く女性と共に彼らの元へと駆け寄った。
「あなた!」
「おとうさん! おねえちゃん!」
あちらこちらに火傷を負った男性は呆気にとられた表情でこちらを見た。
「あの炎が消えた? それに、君たちは……?」
「取り残されたって聞いて助けに来たんだよ!」
「俺たちが安全な場所まで誘導する。立てるか?」
「大丈夫だぞ、煙吸わないようにして付いてきてくれ」
「あ、ああ……有難う!」
三人はエルフたちを連れて安全地帯まで避難しようとした。しかし行く手を阻むように炎が燃え上がる。先程消したばかりだというのにその勢いは激しくあっという間に道は閉ざされた。
恐怖で子どもたちが泣き声を上げる。両親も表情を硬くした。
けれどもシルが明るく彼らに声をかける。
「ここから先はわたし達に任せて!」
誠司と悠も力強くうなずいた。
まず誠司が首から下げていた解析能力補助ゴーグルを装着し箱型のトラップメーカーとゴーグルを接続。するとパラドクスの力でトラップメーカーから爆弾を作成した。
「そらよ!」
その爆弾を炎に向かって投げつける。それが炸裂すると辺りに氷の塊がばらまかれた。しかし炎の熱ですぐに溶けてしまう。ただしそれはパラドクスの力で生み出した特別な水だ。生き物のような炎の勢いを減衰させた。
さらに悠の漆黒の羽扇から突然流水が出現。周囲の炎をのみ込み消火していった。
「命を育みし水の精霊達よ!」
とどめにシルが水の精霊魔法で魔力銃モードの世界樹の翼『ユグドラシル・ウィング』から水の弾丸を射出。連射された聖なる弾丸により辺りは浄化されたのだった。
「さあ、今の内に行こう! 避難経路は割り出しておいた。俺たちが先導するから、気をつけて付いてきてくれ! 必ず助かる!」
悠の言葉と彼らの力に励まされてエルフの一家は再び希望を取り戻した。三人の誘導に従い一家は無事安全地帯へと避難したのだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【水源】LV2が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
効果2【ラストリベンジ】LV1が発生!
【先行率アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!
高遠・葉月
アレンジ、共闘歓迎。
ともあれ人命優先ね。多少拙速であっても速度重視で一般人を襲うやつらを潰すわよ。
自分が侵入した経路を退路として一般人を襲いそうな個体を優先し【ダッシュ】で敵に駆け寄り【ジャンプ】で飛び掛かり【怪力無双】を載せ敵にパラドクスで一撃を加える。
「砕けろ!」
まだ動くようならきっちりとどめを刺す。
「あっち!わたしはあっちから来たからまだあっちの方は安全よ!動けないならあとから必ず助けに来るから隠れてなさい!」
一般人は隠れるか自分が確保した退路の方向に逃げるように言い捨て、自分はどんどん他の敵へ。逃げ惑う一般人は声を掛け退路へ逃げる様叫ぶ。
共闘者がいるなら上手く立ち回り安全圏を広げていく
梵・夜華
協力&アドリブ歓迎
◆心情◆
緑あふれる素晴らしい森だと聞いて、来たのはいいけど……なんだか焦げ臭い。灰舞ってるし、息苦しい。森林浴どころか、サウナみたいに周囲が熱に包まれてる。嘆かわしい、煩わしい、何もかもが騒々しい。眠りを取り上げるなんて、許すまじ。元凶は初手で潰す、絶対に。その後で、エルフの子供を中心に救助する。大人?他の人に任せる。
◆方針◆
気炎吐く口を閉じて、首を垂れろとばかりに呪詛と殺気を籠めた弾幕で制圧射撃。高速詠唱を用いた連続魔法で砲撃し、死竜が舞う空に破壊と爆破を撒き散らして、蹂躙する。頃合い見て、パラドクス使用。翼を両断したいと思いながら狂剣モルフェウスを振るったりもする。
シル・ウィンディア
大体炎は消せたから、あとは大元を何とかしないとね
その前に…
敵の気を惹くために、世界樹の翼type.Cから誘導弾を連射しつつ
飛翔で空高く前上ってからの空中戦っ!
そのまま、空中機動を行いながら、敵の気を惹いて地上に目がいかないようにするね
敵のパラドクスは…。耳栓しても無理だろうから、気合と勇気をもって耐えきるっ!
反撃は忘れずに行っていくよ
敵の注目がわたしの方に来たら、世界樹の翼をtype.Aにしてから、高速詠唱
隙を減らした、天翔光撃破でまとめて切り裂くっ!
死竜さん、光に切り裂かれて、地に帰ってね…
さて、あとはどうするかな。
あっちに行くのもいいけど…
といって、ラグスを見据えるよ
アデレード・バーンスタイン
わたくしは一般人を襲うトループ級のドラゴンの撃破を優先しましょう。
フローラリアが役目を放棄した以上、それが平和と秩序の守護者である我が一族の役割…。
逃げ惑うエルフの方々の避難を促しつつ彼らを守るように代わりに自分が囮となってドラゴン達に立ち向かいます。
主に一般人を追い回すドラゴンを優先して【デストロイスマッシュ】にて一体づつ確実に撃破します。
この時わざと名乗りを上げて自分に攻撃を引きつけます。
「一般人の方々を何人倒してもあなた達の目的は達成などできませんわ。もし成就したいのならエルフの戦士たるわたくしを倒してみせなさい!」
炎の力は本来妖精郷を守る力…それを破壊に使うなど…許せませんわ。
●炎の死竜
三人の復讐者たちがエルフの一家を連れて安全地帯へと到達する寸前だった。
木々の間から突然魂無き操り死竜が姿を現す。それは彼らを見止めると巨大化した爪を振り上げた。するとその爪にベディヴィア卿の炎が宿り彼らを引き裂き燃やそうとする。
しかしこれも唐突に茂みの中から高遠・葉月(猫・g04390)が跳び出してくる。葉月は一般人に避難を促しながら彼らを狙う死竜たちを討伐していたのだ。
「砕けろ!」
彼女はデーモンの力を込めた腕を覆うナイトガントレットで死竜の頭を殴りつけた。その破壊力はすさまじく死竜の頭がつぶれる。体は地に倒れ動かなくなった。
だがその後ろから次々と死竜たちが顔を出す。ただし増援が来たのはドラゴン側だけではない。
「ここはわたくしたちにお任せください。フローラリアが役目を放棄した以上、皆様をお守りするのが平和と秩序の守護者である我が一族の役割……」
「焦げ臭い。灰舞ってるし、息苦しい。こんな所じゃ眠れないでしょ? さっさと逃げな」
決意の表情で槍のように鋭く尖った樫の木ランスオブオークを握りしめたアデレード・バーンスタイン(エルフのデストロイヤー・g05838)。不機嫌そうに夢と現の狭間を守る番人の狂剣モルフェウスを携えた梵・夜華(半醒半睡・g00551)。二人が葉月の両脇に並び立つ。
そんな三人を見てシル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)たちはうなずいた。
「わかったっ! わたしも後で合流するね!」
彼女たちは再び安全地帯へと急いだ。
それを追おうとする死竜の前にアデレードが立ちはだかる。
「一般人の方々を何人倒してもあなた達の目的は達成などできませんわ。もし成就したいのならエルフの戦士たるわたくしを倒してみせなさい!」
そう叫んで注目を集めながら自身の破壊衝動をランスオブオークに込めて振るう。するとそれは建物すら打ち砕く念動力となり一体の死竜を木っ端みじんに粉砕した。
別の死竜が巨大化した炎宿る牙でアデレードをかみ砕こうと襲いかかる。
「嘆かわしい、煩わしい、何もかもが騒々しい。眠りを取り上げるなんて、許すまじ」
夜華の言葉と同時にその死竜の元に小規模の竜巻が発生。舞い上がる砂は一粒一粒が弾丸のような威力を持ち敵の全身を撃ち抜いた。
周囲の様子を見ていた葉月が再び戦闘態勢を取る。
「もう逃げ遅れた一般人はいなさそうね。後はこいつらを倒せば……!」
その時耳をつんざく鳴き声が辺りに響く。それは聞く者に強い不快感を与え動きを封じた。
「うるさい、さえずるな。安眠妨害は万死に値する……!」
「くっ、この程度……!」
「頭が割れそうですわ……!」
死竜たちは鳴き声を上げながら炎を吐き出し周りの草木を燃やしていく。その炎が動けぬ三人をも燃やそうとした時だ。
「光よ!」
上空から光の斬撃波が飛んできて死竜たちを切り裂いた。
おかげで鳴き声が止んだ。
三人が見上げれば光の精霊魔法で二対の光の翼を背中に生やしたシルが飛んできている。その手に握られた世界樹の翼『ユグドラシル・ウィング』は魔法銃形態から白銀の長杖形態に変わっていた。杖頭で咲く藍鉱石の花はつぼみへと戻ろうとしている。
「死竜さん、地に帰ってね……」
残っていたすべての死竜たちは光の精霊魔法の暖かな光に包まれて浄化され操りから解放される。そしてゆっくりと溶けるように消えていった。
シルがふわりと地面に舞い降りて三人に合流する。
「みんなのおかげでエルフの家族を無事に逃がせたよ。有難う!」
「こちらこそ、シル様の精霊魔法のおかげで助かりましたわ。有難うございました」
「……静かになったからもう寝ていい?」
「まだアヴァタール級がいるんだから、寝ちゃだめよ! ……あれ、男性陣はどうしたの?」
葉月の質問に彼女たちと一緒に消火器で辺りの火を消していたシルが答える。
「誠司さんと悠さんは逃げたヴァインビーストを追っていったよ」
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【怪力無双】LV1が発生!
【土壌改良】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
【建造物分解】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
近衛・悠
ちょっと待った。騒動に紛れて逃げようとしたってそうはいかないぜ。
俺は代々守護者の一族でな
。・・・・言いたいことは分かるな?守護者の任を放棄して守るべきものを守らないお前達を守護者として許せないってことだ。生き延びられると思うなよ?
敵の攻撃は【戦闘知識】【観察】で軌道を見切り、【地形の利用】と【残像】で回避。【罠使い】【捕縛】で作ったトラバサミで拘束した後、【光使い】で目眩し。駄目押しに【呪詛】【毒使い】【斬撃】を併せた陽炎の進撃で切り裂いてやるか。
護るべき人たちの悲鳴を聞いたか?仮にも守護者なら命をかけて救って見せろ!!俺は守護者としてお前達を絶対許せない!!
荒田・誠司
アドリブなど歓迎
【心情】
悪いな、お前は逃がすわけにはいかないんだよ
守護者なら俺達よりも先にエルフ達をしっかりと守ってやらないといけないだろ
【行動】使用技能:忍耐力、追跡、地形の利用、ダッシュ、忍び足、早業、計略、情報収集、看破、斬撃、電撃使い
パラドクスを発動して気配を隠す
地形を利用しながら音を立てないように注意してダッシュ、早業で死角に近づきつつ情報収集
得られた情報を基に弱点を看破
その部分に左腕に仕込んだワイヤーを射出、斬撃とジェネレーターで発生させた電撃で攻撃する
●守護者ならば
エルフの一家を無事避難誘導し終えてシルと別れた近衛・悠(黄昏のフィラメント・g02300)と荒田・誠司(雑草・g00115)。誘導中に炎から逃げるヴァインビーストを見かけたため二人はその後を追っていた。
「ちょっと待った。騒動に紛れて逃げようとしたってそうはいかないぜ」
森の草木に隠れつつ先回りした悠がヴァインビーストたちの前に出る。
「俺は代々守護者の一族でな。……言いたいことはわかるな? 守護者の任を放棄して守るべきものを守らないお前たちを守護者として許せないってことだ。生き延びられると思うなよ?」
彼の仕えていた主や家族は刻逆で失われた。守りたくてももう守ることはできないのだ。しかし目の前のヴァインビーストたちは守るべきものを見捨てて逃げ出した。悠にとっては許すことのできる行いではない。
悠はパラドクスを発動。自身の陰の魔力を呪詛として漆黒のククリに乗せる。そして残像を残すほどの素早さで威嚇の唸り声を上げる敵に肉薄。
「護るべき人たちの悲鳴を聞いたか? 仮にも守護者なら命をかけて救って見せろ! 俺は守護者としてお前たちを絶対許さない!」
毒を塗ったククリナイフを横薙ぎにして二体のヴァインビーストに斬撃を浴びせた。
途端に二体はもがき苦しみ地に倒れて動かなくなる。
それを見た最後のヴァインビーストが再び逃げ出そうとした。
「悪いな、お前は逃がすわけにはいかないんだよ」
その背後にいつの間にか誠司が立っていた。
彼は悠が注目を集めている内に木の影に隠れた。そして足音を立てずに死角から敵に近づいて機を待っていたのだ。
誠司は悠とは打って変わって冷静に言葉を紡ぐ。
「守護者なら俺たちよりも先にエルフたちをしっかりと守ってやらないといけないだろ」
言いながらもサイボーグの左腕の内蔵式ワイヤーへとエレキジェネレーターから電流を流す。それで敵の弱点たる首を締め上げ感電させながらのど元を切り裂いた。
ヴァインビーストは反撃する間も与えられず暗殺されたのだった。
フローラリアを始末した二人が他の復讐者たちに合流したその時。
「壊し甲斐のありそうな奴らだなあ!」
森の木々を切り倒しベディヴィア卿の加護で燃やしながら『破壊騎士』ラグスが現れた。その竜鱗兵は復讐者たちを舐めるように眺めながら下卑た笑い声を上げる。
「ふはははは、せいぜい足掻いてオレを楽しませてくれよぉ!」
ラグスを倒せば妖精郷を燃やす炎を完全に消すことができる。エルフたちのためにも今後の調査のためにもこの残忍な竜鱗兵を討伐しなければならない。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【神速反応】LV1が発生!
【モブオーラ】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【フィニッシュ】LV1が発生!
梵・夜華
協力&アドリブ歓迎
◆心情◆
(他の人との戦闘音を聞きつけて)やっと、見つけた。今日一番の騒音。(なおも続いているであろう剣戟に苛立ちを募らせ)剣を振り翳して何を?(堪忍袋の緒が切れ)……御遊戯でもしてるつもり?慈悲をやる。首を垂れろ。
◆方針◆
残留効果の飛翔で戦闘開始場所に辿り着き、やや遠くに降り立ってから、睡眠妨害された等の呪詛を振り撒きつつ介入。味方に体当たりが命中もしくは敵が剣を振り翳した瞬間を狙って、パラドクス展開。持ち得る技能を全てぶち込む勢いで、蹂躙する。
◆戦闘後◆
土壌改良。個の力だけで植林は難しいので、畑の構築、復興に手を貸す姿勢を見せる。可能であれば、眠れぬ子達を寝かしつけたい。
テラ・ウィンディア
……奴は…奴は…!
ぐ…(フラッシュバックする記憶。怖い…恐ろしい…だけど
【勇気・戦闘知識】
恐れを超えてラグスの動きを見据え
攻撃の癖と方向性を分析
お前だけは…!
我が一族を滅ぼしたお前だけは…許してたまるものか…!
【飛翔・空中戦・怪力無双・破壊・グラップル・連続魔法・誘導弾・精神集中・念動力】
高速で飛び回りながらも火炎弾を乱射してその動きを制限して
意識を集中させて致命になりえる体の位置を捕捉
天座流星撃発動!
重力障壁を纏っての全力の踵落としを叩き込む!
おれはっ!あの時の!後悔を繰り返したりはしてたまるかっ!
対POW
重力障壁と火炎弾を大剣にあてて方向性を乱し全力回避
何が何でも直撃は避ける!
近衛・悠
壊し甲斐がある・・・単純に危険だなコイツ。火災を抜きにしてもコイツ単体で集落一つは潰せるだろうな。これ以上被害が広がる前に倒しておくか。
大口叩くだけあって戦闘能力は高いだろうな。【戦闘知識】【観察」で
敵の動きを観察、【風使い】【吹き飛ばし】で体勢を崩した後、リピードペインで攻撃を押し返す。間髪入れず【呪詛】【毒使い】【両断】【斬撃】を併せたククリの一閃を食らわせる。近接が危なくなったら【臨機応変】に後ろに下がって【誘導弾】での攻撃に切り替える。
この場所はお前のような奴が好き勝手暴れていい所じゃないんだぜ?とっとと倒れてもらおうか!!
●後悔しないように
妖精郷の危機と聞いて遅れて駆けつけたテラ・ウィンディア(炎玉の撃竜騎士・g05848)はラグスの姿を見て息をのんだ。
「……奴は……奴は……!」
テラの故郷はクロノス級のラグスによって滅ぼされたのだ。今目の前にいる竜鱗兵はその分身体なのである。
故にその時のことを嫌でも思い出してしまう。炎に包まれた故郷を。消えていった家族を。
「ぐ……っ」
彼女は恐怖で足がすくみ動けなくなってしまった。
それを庇うように近衛・悠(黄昏のフィラメント・g02300)と梵・夜華(半醒半睡・g00551)が前に出る。
「壊し甲斐がある……? 単純に危険だなコイツ。火災を抜きにしてもコイツ単体で集落一つは潰せるだろうな。これ以上被害が広がる前に倒しておくか」
「やっと、見つけた。今日一番の騒音。剣を振りかざして何を?」
夜華は安眠妨害の主に苛立ちを隠しもせず尋ねた。
するとラグスは笑いながら当たり前のように答える。
「何って、破壊だよ。住処を焼かれた弱者の悲鳴は最高だろ? もちろん、強い奴を力でねじ伏せて屈服させるのも気持ちいいがな!」
それを聞いて悠は顔をしかめ夜華は自身の脳内で何かが切れる音を聞いた。
「……御遊戯でもしてるつもり? 慈悲をやる。首を垂れろ」
「はっ! そんなつまんねぇことやるわけねぇだろ!」
それを合図に戦闘が始まった。
夜華は騒音のせいで安眠妨害された恨みを呪詛として放つ。
それに合わせて悠も敵の態勢を崩させようと漆黒の羽扇を振りつむじ風を起こす。
「なんだぁ? このそよ風はよお!」
しかしラグスはそれらを看破し呪詛を難なく避けつむじ風を逆に利用して悠に急接近。体当たりと共に炎の宿る大剣の柄を彼の脇腹にねじ込んだ。
「がっ――!」
悠は態勢を崩しながらもパラドクスを発動。漆黒のククリを一閃させればその残像は先程のラグスの体当たりと大剣の攻撃を再現して相手に一撃を見舞った。
それと同時に夜華もパラドクスで敵の元に竜巻を発生させる。狂風と砂の一粒一粒がラグスを蹂躙する。
だがその中でも彼は笑っていた。
「ふははははは! 楽しくなってきたぜ!」
ラグスは竜巻に乗って高く舞い上がる。そして頭上から夜華に襲いかかり炎まとう大剣の腹で彼女の頭で殴打した。
「……っ!」
ガードアップ効果ととっさの早業で身を反らしたおかげで重傷は避けられたが軽いめまいがする。髪が少し焼けた。
「おいおい、こんなもんか?! もっと楽しませてくれよ!」
全身傷だらけながらラグスは未だ余裕の表情である。
そんなラグスに傷つけられた仲間たちを見てテラは拳を握りしめた。恐怖は怒りに変わる。
(「もう二度と奪わせない
……!」)
敵は今慢心している。攻撃を加えるならば今を置いて他にない。体は鎧で覆われているが頭と首は生身をさらしている。そこが狙い目だろう。
テラはそう冷静に判断すると残留効果で飛翔。精霊の加護があるという装甲ブーツの精霊装甲靴『黒麒麟』を履いた足にパラドクスで念動力を集める。そして急降下しながらラグスの脳天目がけてかかと落としを叩きこんだ。
「お前だけは……! 我が一族を滅ぼしたお前だけは……許してたまるものか……!」
ラグスはまともにかかと落としを食らって地面にうつ伏せた。しかし頭から血を流しながらも立ち上がる。
「一瞬意識飛んだじゃねぇか! やるなあ、クソガキ!」
テラはその大声に怯みそうになる。けれども焼けた腹部を押さえる悠に頭をぽんと優しく叩かれた。めまいに顔をしかめる夜華が寄り添うように隣に立ってくれる。
「この場所はお前のような奴が好き勝手暴れていい所じゃないんだぜ? とっとと倒れてもらおうか!」
「お前は私の夢にもエルフたちの夢にも不必要。居なくなれ」
ラグスに向けられた二人の怒りが頼もしいと感じた。だからテラは踏み止まり勇気を持って仇の分身と対峙した。
「おれはっ! あの時の! 後悔を繰り返したりしてたまるかっ!」
「何の話か知らねえが、いいぜ。もっと楽しませろよ!」
再びラグスが大剣を振り上げる。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【土壌改良】がLV2になった!
【建造物分解】がLV2になった!
【過去視の道案内】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV3になった!
荒田・誠司
アドリブなど歓迎
【心情】
そうだな、せいぜい楽しめ。その余裕がいつまで続くか見ものだな
今度はお前が壊される番だ!
【行動】使用技能:発明、空中戦、一撃離脱、斬撃、貫通撃、観察、情報収集、看破、早業、臨機応変
パラドクスを発動、翼竜を製作し搭乗、戦闘を行う
翼竜は翼が刃、口部分がドリルになっている
そのまま斬撃や貫通撃を行った後に仲間の邪魔にならないように一時離脱
ヒット&アウェイを繰り返す
そうしながら敵を観察して情報取集
弱点を看破、その部分を集中的に攻撃する
俺も必要ならナイフを投擲したりして攻撃する
シル・ウィンディア
ネメシスモード開放っ!体全体に青白いオーラを纏い、背中には2対の光の翼が発現。
村を焼くとか…。逃げ纏う人たちを襲うとか…
そんなの許せるわけないでしょ
ちょっとお仕置きが必要だね。
飛翔して空に飛んでから、一気に急下降して敵に突撃
突撃と同時に左手の創世の小剣で斬撃を繰り出すよ
狙うは味方取り付く隙を作るのと、油断を誘うこと
斬撃が効かないのを驚くふりをして…
そのまま後方に離脱
そして、詠唱を開始
動き回りながら、じっくり詠唱を重ねてから
タイミングを見て、全力魔法の六芒星精霊収束砲を撃ち放つよっ!
…さぁ、わたしの全部
森や村、襲われた人たちの怒りを乗せて…
さぁ、全部持っていけーーーっ!!
攻撃後はネメシスを解除
●怒りを力に変えて
シル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)は激しい怒りを感じていた。テラの怒りの叫びに自分でも驚くほど共感している。だから彼女に向かってラグスが大剣を振り上げた時自然と体が動いていた。
シルの体を青白いオーラが包み背中から二対の光の翼が現れる。これが彼女のネメシス形態である。
「村を焼くとか……。逃げ惑う人たちを襲うとか……。そんなの許せるわけないでしょ。ちょっとお仕置きが必要だね」
シルは光の翼で飛翔すると大剣を振り下ろす寸前の敵へと急降下。淡い碧色の刀身のショートソード創世の光剣から斬撃を放った。
しかし斬撃をまともに受けたはずのラグスは何事もなかったように先程までと変わらずそこに立っている。
「ハッ! そんな弱々しい攻撃、効く訳ねぇだろ!」
「そ、そんな……!」
クロノヴェーダにはパラドクスではない攻撃でダメージを与えることはできない。蚊に刺された程度の影響しかないのだ。
だがシルはそれを理解した上で敢えて行っていた。もちろん驚いて見せたのも演技である。
「おいおい、この程度かよ? つまんねぇ奴らだなぁ!」
シルの狙い通りラグスは彼女たちを侮り油断して攻撃を止めた。
「製作完了! 飛べ、プテラノドン」
荒田・誠司(雑草・g00115)はその間に解析能力補助ゴーグルと接続したトラップメーカーからパラドクスの力で小型の翼竜を生み出していた。
翼竜は本来であればくちばしがある部分がドリルになっている。そして鋭い刃でできた翼を羽ばたかせると敵に向かって一直線に飛ぶ。鋭利な翼で生身をさらす竜鱗兵の顔面を切り裂いた。
「今度はお前が壊される番だ!」
「このっ……クソ鳥があ!」
右目を切り裂かれたラグスは激高して大地のオーラを自らの体に取り込み大剣を振るう。それは地面を割り炎を走らせたが翼竜には当たらない。片目が使えないせいで距離感を掴むことができなかったようだ。
その隙に翼竜は素早く飛んでラグスから離れ誠司の元へと戻った。
「さっきまでの余裕はもうないみたいだな。こっちにばかり気を取られてたら、足元すくわれるぜ」
「何ぃ?!」
誠司が不敵に笑って視線を向けた先にいたのはシルだった。
「――六芒星に集いて全てを撃ち抜きし力となれっ! ……さぁ、わたしの全部。森や村、襲われた人たちの怒りを乗せて……」
彼女は誠司と翼竜が注意を引きつけている間に詠唱を終えていた。世界樹の翼『ユグドラシル・ウィング』の藍鉱石のつぼみが花開く。
「さぁ、全部持っていけーっ!」
中空に浮かんだ六芒星の魔法陣が輝く。するとそこから火・水・風・土・光・闇の魔力を一点に集中させたシルの全力の精霊魔法の光がレーザーとなり放たれラグスを貫いた。
「ぎゃああああ!」
浄化の魔力で『破壊騎士』ラグスは遂に倒れたのだった。
こうして復讐者たちは炎のベディヴィア卿の配下を討ち大火災を鎮火させた。炎が消えても燃えてしまった木々や家は元に戻らない。しかし彼らの活躍により犠牲者は一人も出なかった。土壌改良の残留効果もあるため復興の日はそう遠くはないだろう。彼らは消火活動やがれきの撤去、エルフたちのメンタルケアを行ってからパラドクストレインに乗り込んだのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】がLV2になった!
【クリーニング】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!