秘密をあなたへ(作者 雨屋鳥)
#最終人類史(新宿島)
#新宿島のバレンタイン
#バレンタイン2022
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「さて、会場の偽装はこれでいいとして……」
春日宮・緋金(案内人・g03377)が料理教室じみた様々な調理器具の揃った会場を出れば、なんとかの研修と実態に関する調査会場、などと書かれた看板を見やる。
「材料も集めた。たいていのチョコなら外に出なくて作れるだろうし……まあ、この島で集められるものなら、私らが足動かせばいいだろうさ」
一通りの準備を済ませた緋金は、少し疲れた様子で腰をストレッチしながら来るその時を待っていた。
ま、いくら私が気を急いてもね。よく晴れた薄青の空を見上げて、緋金は心地よさげに笑みを零していた。
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「クリスマスの成功で新宿島の力が強まってるのは、気付いてるだろう?」
それによって多くのディアボロスや住民達が最終人類史のお祭りを愉しむ事でディヴィジョンの排斥力を弱められるようになっている。
「てなわけで、バレンタインも盛り上げようって事で時先案内人が色々やってる所だけど、さ」
緋金は、問いかけるように語りかける。
「渡したくても、自分が渡したと知られるのは嫌だ……そんな事だってあるだろうさ」
こっそりと。人差し指を口元に当てて、にこやかに。
「人には……そうさな。アンタにも、色々事情ってもんがあるだろう?」
例えば、恥ずかしくて対面して本命チョコなんて渡せないなんて、甘酸っぱい理由も。
例えば、想いを伝えれば関係性が崩れることが恐ろしいと打算と葛藤する、苦い理由も。
例えば、激辛チョコを食べさせリアクション後にネタバラシしたいという、刺激的な理由も。
「否定はしないよ、だから応援してあげようじゃないさ」
悪ガキめいた笑みで緋金は笑ってみせた。
望みのチョコを作る手伝いは全面的に任せなと彼女は言う。時先案内人から呼び出しがあったと言えばそうそう疑われる事もないだろう。チョコを作るまでは問題はない。
だが、最大の目的であり、最大の難関である、ある問題がここで立ち上がる。
そう、送る相手にそうと悟られずに渡す必要があるのだ。確実に相手が気付くように、勘違いを起こされないように、相手のテリトリーへとそれを侵入させなければいけない。
「相手はディアボロス。一筋縄じゃ気付かれちまうだろう、けど、ディアボロスなのはこっちも一緒さ」
緋金は告げる。
「作るまでは完璧に隠蔽してあげるよ。でも、渡すのはアンタだ」
それは絶対の条件。己の行動によって結果を導けと。
「ダミーの義理を用意するも良いし、完璧な潜入工作を行うもいい」
まずは何より、愉しむことさ。と緋金はどこか遠くを見つめるように微笑んでいた。
リプレイ
眩暈咲・クヴァーシィ
【佳去】A
思慕と言うよりは感謝を伝えたいのですが
何にせよ僕が渡しても嫌な顔をされると思うので
こっそり準備しましょうか
……恥ずかしながら、相手の味の好みを知らなくて
味覚も嗅覚もちゃんとしていて、食べたものをおいしいと思う事もあるとは知っているのですが
食事をとるのが好きではないらしく
どれか一つでも琴線に触れることを願って
色々少しずつ揃える
ミルクにビター、ストロベリー
それぞれトースターで焼きチョコに
チョコチップはマフィンやクッキーに入れ
それでも自信が無くて、新円で調達したものも幾つか交ぜて纏めて一つの袋に
準備だけでも思い悩んで
この後気付かれずに渡すのは、恐らくこれ以上の難行
でも、ええ、頑張ってみます
「ナッツの香りは好きでしょうか」
「舌に広がる滑らかさはどの程か」
「形は、大きさは。一口でいいのか、齧るのがいいか」
「恥ずかしながら、相手の味の好みを知らなくて」
いくつかの構想を口に出しながら、甘い香りに包まれるキッチンスペースで眩暈咲・クヴァーシィ(君の分だよ・g00101)は、チョコを湯煎し、材料を細かく掛け合わせていく。
ミルク、ビター、ベリー、ホワイト。
渡そうとしている相手を思う。ほろぶという名の少女。味覚も嗅覚もちゃんとしている。美味しいと思う感情も機能も不足はしていない。だが、どうにもその人物には食事を楽しむ、という感覚がないらしいのだ。
そんな相手に食物を贈る。さて、一体何を作ってしまえば、ただ事務的に腹の中へとエネルギーの元を送り込む口を綻ばせる事ができるのか。
「悩んではいても、手は止めないんですね」
助言を聞こうと話しかけていたスタッフが不思議そうにそう笑った。
そこで手を止めて、数度まばたきをして、クヴァーシィはふと動かし続けていた手を止めた。だが、それもすぐに再開する。滑らかにするするとほどけていくチョコの感触を掌で感じながら、形になったいくつかの菓子に目をやった。
目を瞠るような出来ではない。壊滅的な出来でもない。自分の中で想像していたよりは魅力がなく、危惧していたほど崩れてもいない。
「そうですね」
作る種類が多い。そのどれかが彼女の琴線に触れればいいと思っていて、あまり時間もない。だが、それだけが手を止めない理由かと問われれば違う気がしている。
「……思慕。ではなく感謝を伝えたいのですが」
絞り袋に薄力粉と混ぜたチョコを流し入れながらそう話を切り替えた。
「何にせよ僕が渡したとしたら嫌な顔をされると思ってるんです」
ホイルの上にチョコを絞る。少し崩れる。形の良いものを選別すればいい。
怖くはない。ただ表情に少し光が差せば嬉しい。だから悩みはしても、躊躇うことはない。
トースターに絞ったチョコを入れて焼く。戸を閉めたクヴァーシィは次の準備へ移る。
「だから、こっそり準備ができるのは助かってます」
「ええ、私も」
同意するスタッフにクヴァーシィは視線を上げた。そこには誰かに向けられた優しい目の光があった。
結局の所、自信があるわけでもなかったクヴァーシィは、調達した市販のチョコも織り交ぜて一つの袋に纏める。色も形も味もばらばらな詰め合わせは、掌に乗せると手首に心地の良い圧を感じさせてくる。
「さて……ここからですね」
悩みはしたが、失敗しても問題はなかった。だがここから先はそうはいかない。
これを、気づかれずにほろぶへと渡さなければいけないのだから。
「応援してますね、バレちゃわないように」
「中々に難行ですね」
微笑むスタッフの言葉を肯定した。簡単にとはいかなさそうではあるけれど。
「でも、ええ、頑張ってみます」
ぱちりと目の奥で包袋の反射光が跳ねた気がした。
大成功🔵🔵🔵
効果1【勝利の凱歌】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
海・ほろぶ
【佳去】B
島のあちこちに甘い香りのする季節
通りがかった場所で、見覚えある後ろ姿が何かの会場に入っていく
……何してんのあいつ
看板には、研修とか実態調査とか
あいつ、小賢しい割に変な所で抜けてるから
妙な事にでも引っかけられてるのか疑いの眼差し
あ、春日宮さん
時先案内人の人もいるような場所ならまあ大丈夫か……
ここ、何やってるんですか?
雑談してもよさそうなら暫く付合ってもらって
お祭りの時期だからそれをタネに
お菓子お好きですか?
食べ物全般、おいしくても食べても生きてる体みたいにならないから嫌いだったんですけど
食べて楽しそうな人を見るのは、まあ好きかなって、最近、思って
あいつが出てくる前に退散
顔合わせたくない
「いや……うーん、いやぁ……?」
海・ほろぶ(君の番だよ・g04272)は形のいい顎に指を添わせ、不可解に眉をひそめていた。
何かのセミナーの会場だろうか。貸会議場らしきビルのエントランス。そこの看板には、窮屈である癖に内容のなの字すら読み取れないような怪しい集会が掲げられていた。普段であれば、脳がそれを読み取ろうとするより先に興味が失せて素通りする。そんな看板の前、今に限ってほろびが足を止めたのは、見知った姿がその中へと入っていくのを見たからだ。
その人物、クヴァーシィの頭の出来が悪いわけではない事は知っている。とはいえ、少し抜けたところがある事も確かだ。次に彼が出てきた時に、なにやら高そうな壺を手にしていたとしてもおかしくはない。
まあ、単刀直入に言えば。
「詐欺よね、これ」
「人聞きの悪いこと言うんじゃないよ」
確信を持って独り言ちた呟きに、溌溂とした叱声が返された。見れば、件の会場内から現れたらしい女性がまっすぐにこちらを見つめている。
知らない顔ではない。時先案内人の一人だったはず。名前はたしか……。
「春日宮さん」
初対面だったはずとほろぶが名乗れば、彼女――緋金は一瞬思案するような瞬きをしてから、弓の弦を緩めるような笑みを浮かべる。
「ああ、名前は聞いてるよ」
「……どうも」
知られていないと思っていた相手に知られている。少し気まずさを感じながら、この会場は何かを問いかけた。先ほどの反応から何か知っていそうだと考えたほろびの予測は的中したようで、緋金は苦笑交じりに答えてくれた。
「堅っ苦しい調査だよ」
硬いパイプ椅子にでも座らされていたのか。緋金はそう言って腰を捻る。
「私らも、私ら自身のこと理解しきってるわけじゃないからね。ちょいちょい無差別に聞き取りさせられてるってわけさ」
ふうん、とほろぶは会場の入り口脇に置かれた看板を見上げた。
まあ、考えてみればこの新宿島で「ディアボロス相手に詐欺を働こう」などと豪胆と呼ぶにはあまりにも命知らずを仕出かす在野の逸材が眠っていた、などとは思えないわけで。
クヴァーシィも案内人の調査に徴収されたわけだ。あまり自分から出向くような奴じゃないだろうとは思ってたことだし、そちらの方が納得はいくか。
ほろぶは無意識に自らの手首をほぐすように指で挟み、揉むように動かした。
「なんていうか、……ムード一色ですよね」
「そうさね」
そのまま去ろうかとも考えたがタイミングが無く、ほろぶは街の様子を回し見る。鮮やかな装飾。見飽きた配色。そのイベントの名前は知っている。でも、その名を言う事は、すなわち既に街一つを飲み込んでいるその怪物の喉に自ら飛び込んでいく事のように思えて、戸惑いが明言を避けさせた。
緋金もその事に触れなかった。いや、そんな空想など考えないだけか。ともかく引っかかりもなく話は続く。
「お菓子お好きですか?」
「人並みにはね。そういうアンタは」
「嫌いでした、食べ物全般」
過去形を使ったはいいけれど、別段今も食す事に対して好ましい感情は無い。空の胃袋が膨れる感覚は僅かな違和感を以て微細な憂鬱をもたらす。それが億劫だ。それでもただ――まあ、所詮、ただ、だけど。
「ただ……食べて楽しそうな人を見るのは、まあ好きかなって」
最近、そう思って。
零してみれば、妙に生暖かな目を向けられた。指先で首を掻く。街中で立ち話。何をやってんだろう、と今更に思う。
「あー……」
視線を逸らす。見えなければ見られていないと同じだと自己暗示するように、意味の無い言葉を発した。このタイミングだろうか、この場を離れる好機は。
「それじゃ、このへんで」
ほろぶはそう告げて緋金に背を向けた。「ああ、気をつけて」と追ってくる声に何にだろうと心中で返す。
その内会場に入っていった彼が出てきてしまうだろう。気にはなったが、彼と出くわしたい訳でもない。
ほろぶは少し早足にその場から遠ざかっていった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【勝利の凱歌】がLV2になった!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
眩暈咲・クヴァーシィ
【佳去】A
僕からの物とはばれない方がいいけれど
相手への物だとは理解される必要がある
お互いを含む複数名が出入りする場所へ置く位では持って行かないでしょうし
かといって、相手のプライベートな場所へ立入るのは難しいし気も引ける
辿り着いた答えは
きぐるみ
何かのマスコットが通り道で配っている風を装って
籠に入れていた包袋を、外から顔の見えないきぐるみ越しに渡す
僕も然程視界はききませんが
僕自身にシルエットの特徴は無いですし
声を出さなくても自然でしょうし
少なくとも中が僕だとはばれないと……思いたいのですが……
不審がるのも、許して受け取ってくれたのも分かって
表情が見えないのは残念だけど
僕の表情が見られなくてよかった
海・ほろぶ
【佳去】B
回り道の寄り道の、帰り道
人通りのあるような無いようなタイミング
見慣れない着ぐるみがお菓子を渡してきた
え、何?
宣伝か何かにしては、見回してみても近隣にそれらしい場所はないし
仮に聞いてみたところで、着ぐるみって中に入ってる人は喋らないだろうし
春日宮さんが気をつけろって言ってたの、もしかしてこういう怪しい相手の事?
うーん
まあいいや、ディアボロス相手に変な事しようって相手はいないだろうし
貰っておくよ。ありがと。
早くノルマ捌けるといいね
片手に包み、もう片手はひらひら軽く振って
少し進んだところで歩きながら確認した中身は、やたら種類のあるチョコ類
種類分の数はあるみたいだし、誰かと分けて食べようかな
●
目の前にきぐるみが立っている。
ウサギだろうか、ヤギかもしれない。いや、見ようによってはライオンに見えなくもない。
少し回り道の寄り道の後、見慣れた人通りの少ない帰り道の中。きぐるみが立っている。
海・ほろぶ(君の番だよ・g04272)は、そんなきぐるみから差し出された包みを前に一瞬固まっていた。
「え、何?」
思わず問いかけてはみたものの、自分自身何に対しての質問かは分からないでいた。
何を手渡してきているのか、という疑問なのか。そのきぐるみは何の動物なのか、という疑問なのか。それとも、何故私に、という疑問だったかもしれない。
静止したままのきぐるみの反応を待ってから、しまった、と思い返す。
相手はきぐるみだ。基本的に喋れはしない。このキャラクターの名前も出自もしらないが、女児受けしそうな造形をしているように思う。例えばその口から野太い壮年男性の声が響けば、大半の女児は泣く。ギャン泣き必至、親からの寒々しい視線の猛攻撃を受けるだろう。知名度によってはイメージ損失の大問題だ。
さては不躾な問いかけだったか、と自省する。
きまずい数秒の間が空いた後。きぐるみは、ずい、と手にしていたチョコを、再度ほろぶに突き出してきた。先程よりも些か力強い。
もう受け取る事は決定事項で「良いから早く受け取れ」と迫られているような心地だ。
「ああ、成る程」
居心地の悪さを感じながらも、どうにか理解を、とこの不可思議な現象について想いを巡らせていたほろぶではあるが。まさにその時、ようやく理解ができた。
おそらく何かの店舗かイベントの宣伝なのだろう。
周りを見てもそんなイベントらしきものが見当たらなかったせいで結びつかなかったが、大通りへ行けばその手のイベントはごまんとある。ビラ配りバイトというもののバレンタイン版だろう。このきぐるみは激戦区から離れてここでノルマをこなしている、といったところか。
そう思えば、少し物悲しくなってしまった。恋人が行き交う通りの中、彼――もしくは彼女――は孤独な戦いを続けているのだ。
「貰っておくよ、ありがと」
と、その手から包みを受け取る。
「頑張って、早くノルマ捌けるといいね」
「……ッ」
少しきぐるみが身動ぎをした。やはり、孤独だったのだろう。言葉を交わしてすらいない相手ではあっても、感動が伝わってくるような気さえして、ほろぶは手を振りながら帰路に付く。
歩きながら、包みを解いて中を改める。
「ふうん、多い」
随分と種類の多いチョコ菓子に少し驚く。配布用にしては豪勢だ。
ありがたい。
ほろぶは、自然とそう感じた。
誰かと分けて食べるのに困ることはなさそうだと彼女は包みを戻し、少し足を早めていった。
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僕からの物だとバレない方がいいけれど、相手への物だと理解してもらわないといけない。互いや他の誰かが出入りする場所に置いていても、手にとることはないだろうから。
かといって、勝手にプライベートな空間に侵入するのは難しいし、そもそも気が引ける。というか、不審がられ全て露呈されてしまいそうだ。
「君の身長だと……これかな」
そうして眩暈咲・クヴァーシィ(君の分だよ・g00101)が辿り着いたのは。
「……これは?」
「廃テーマパークが舞台のホラーゲームマスコット」
きぐるみだった。
絶妙に可愛くなく、不気味さのあるデザイン。夜道で出逢えば中々に怖そうだ。ちょっと可愛らしさが残っているあたりが尚気味悪い。
とはいえ、たしかにコレに僕が入っているとは露とも思わないだろう。シルエットは完全に別物、口が目穴になっているので身長もずれて見える。なにより、自分自身が絶対に選ばないだろうチョイスだ。そもそも元のゲームすら知らない。
インパクトに圧倒されたが、目的を考えるとこれは良いチョイスのように思えてきた。
「ありがとうございます。うまくいきそうな気がしてきました」
「うん、頑張って」
と背中を押され、ほろぶが通るだろう道でダミーのチョコを配っていた。次第に遠巻きにされ始めているのを感じながら、やってきた目的の人物の前に立つ。
「え、何?」
視界が悪く、近づくまで分からなかったが、その声に間違っていなかったとこっそりと安堵していたが、中々チョコを受け取ってくれないことに気づいた。何か警戒するような仕草が見える。
もしかして、正体がバレそうなのか? と少し強引にチョコを差し出しなおす。日頃押し付けるような事はしないので後ろめたさはあるけれど、仕方がない。
「ああ、成る程」
と得心したような声音にクヴァーシィの心臓が跳ねた。今度こそバレたのか、という焦りとまだ分からないという理性に、身体が固まる。
「貰っておくよ、ありがと」
と言う声は、あまり聞き覚えの無い柔らかさのあるものだった。聞きなれない、という事を考える以上に、ホラーゲームの殺人マスコットに向ける声ではないですね。と妙な心地になる。
そして、一拍遅れて、クヴァーシィはきぐるみの手からチョコの感覚が消えている事に気付く。狭い視界の中、そこにはほろぶの手に握られたチョコの包袋が。
「……ッ」
受け取ってもらえた。本当に受け取ってもらえるなんて、と半ば諦めすら覚えていたクヴァーシィは不意に漏れかけた声を抑え込む。
そのまま、動きを最小限にほろぶの表情を見ようとしてみるが、きぐるみの口周りが邪魔で彼女の首付近までしか見えない。
その表情を見てみたい。だが、クヴァーシィはきぐるみの頭部を外すことはしなかった。そうしてしまえば黙って渡した意味がなくなってしまう。という理由もあったけれど、それよりも、それ以上に。
僕の表情が見られなくてよかった。
手を振るほろぶに手を振り返しながら、クヴァーシィはそう思うのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【勝利の凱歌】がLV4になった!
効果2【ガードアップ】がLV4になった!