リプレイ
ネレッセ・シュナイダー
萌えというか推し?と言いましょうか……そういう枠で考えたことなかったものですから難しい
敢えて言うならばカシエル様の笑顔ですね
10代初めのような満面の笑顔で歌って語りかけて勇気づけてくれるじゃないですか
自分はそういう表情こそがカシエル様最大の魅力だと感じるのです
不快に思うかもしれませんが、法被や団扇、鉢巻にカシエル様LOVEとかデコレートする必要を感じないのです
あの笑顔! その笑顔から発せられる声! 分かりますよね!?(取調担当の肩を思い切り揺さぶりつつ)分かってくれますよね!? 聞いてます!?
分かってくれてとても嬉しいです
アドリブ連携歓迎
本音「カシエルは灰汁が強い部下が好みなのでしょうか」
●推し
「むっ! 皆の者、あそこに人が倒れているでござるよ!」
そう言って信者たちが助け起こしたのはネレッセ・シュナイダー(まな板・g02357)だった。
「君、大丈夫か?」
声をかけられたネレッセは今目が覚めたばかりだという演技をしながら起き上がる。
「……はい、大丈夫です。助けて頂いて有難うございます」
「起きて早々に申し訳ないが、君が我々の同志か、それともこの電脳秋葉原を狙う復讐者なのか。試させてもらう!」
「君はカシエルたんをどう思う? 拙者たちと同志だというのであれば彼女への愛を、萌えを語れるはずでござる!」
ネレッセはエゼキエルでいつも感じる正体不明の苛立ちをどうにか押し殺しながら語り始める。
「そうですね。自分がカシエル様に思うのは……萌えというか推し? と言いましょうか……そういう枠で考えたことなかったものですから難しいですね」
知らない相手を褒めるというのは想像以上の困難だった。歯切れの悪さで信者たちに疑いの目で見られてしまう。時先案内人から聞いた情報の中からどうにか褒める場所を探した。
(「どうやらカシエルはアイドルのような存在らしい。ならば――」)
「あえて言うならばカシエル様の笑顔ですね。十代初めのような満面の笑顔で歌って語りかけて勇気づけてくれるじゃないですか。自分はそういう表情こそがカシエル様最大の魅力だと感じるのです」
ちらりと信者たちの反応をうかがう。
彼らは「わかるわー」「それな」などと言いながらうなずいている。あと一押しで信頼を得られそうだ。
ネレッセは言葉に熱をこめる。
「あの笑顔! その笑顔から発せられる声! わかりますよね!?」
手近な信者の肩をガシッと掴んで前後に揺らす。
「わかってくれますよね!? 聞いてます!?」
「聞いてる! 聞いてるから!」
「君は間違いなく我々の同志だ!」
それを聞いたネレッセは信者の肩をパッと放して愛想笑いを浮かべた。
「わかってくれてとても嬉しいです」
(「カシエルは灰汁が強い部下が好みなのだろうか」)
先程の熱のこもった彼の演技の方が灰汁が強かったとツッコミを入れる者は残念ながらいない。
「おや? あっちにも人が倒れているでござる!」
「同志! 君も一緒に来たまえ!」
「わかりました」
ネレッセは信者たちと共に倒れている二人の元へと駆け寄った。
成功🔵🔵🔴
効果1【エアライド】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
シャーリー・ラフォルス
ご主人様(g00112)と今日も楽しいオタク活動その1
ご主人様、オタクは肯定マンに弱いのでございます
そう、推しを認められるという事は、己も認められているという嬉しさが勝ります
「わかりみにあふれるぅ。マジ神、眩しくて拝むよねー」
あ、わたくしの推しは間違いなくご主人様達、ぐへへへ
ご主人様達を想いながら言うので、間違ってない(鋼の意思
信者がオタクなんて、やる気しか出ないです
「あ、わたくしプリントとか、手作りハンコが得意でして」
手作りてぬぐい、手彫りハンコをチラッ
適当に天使のシルエットにしているからバレナイ、バレナイ(謎の自信
「作り方の本をお貸し致しましょう」
情報を共有するのもオタク
マジ、ご主人様天使
ヴァイスハイト・エーレンフリート
シャーリー(g05277)に何故か誘われて
★アドリブ、連携歓迎
え、あ、そうなのですね?
推しのTシャツと言って渡された天使のシルエットなプリント入りTシャツ……えぇ(困惑気味
とりあえず、身に付けて溶け込む
「素晴らしいですね。ええ、貴方の推しへの愛が溢れている、素晴らしいと思いますよ」
話を聞きつつ、相手をたてるような言葉と相づちをします
珍しくシャーリーが大人しい、いつもなら奇行に走りそうなのですが
(いや、これは…何か考えている気が…)
何故か、Tシャツのモデルもさせられているのですが!?
恥ずかしい…もう、この駄メイド長を本家に返したい
半ばヤケクソになりながら頑張ります
「ハンコ作りの動画はコチラです」
●マジご主人様天使
シャーリー・ラフォルス(軍人メイド長・g05277)はエーレンフリート家に仕えるクールで厳しいメイド長である。しかし彼女にはサブカルチャー好きな一面があった。
シャーリーは共に来たヴァイスハイト・エーレンフリート(死を恐れぬ魔術師・g00112)にとても真剣な表情で言う。
「ご主人様、オタクは肯定マンに弱いのでございます。そう、推しを認められるという事は、己も認められているという嬉しさが勝ります」
「え、あ、そうなのですね?」
メイドの言葉に困惑しつつもうなずくヴァイスハイト。
するとシャーリーは主にTシャツを手渡した。
「推しのTシャツでございます。これを着ていれば信者に信じてもらいやすくなるでしょう」
それは胸にでかでかと天使のシルエットが描かれた無地の白いTシャツだった。
「……えぇ」
「さあ早くお召しになってくださいませ。信者の方々がいらっしゃってしまいます」
言いながらシャーリーはメイド服姿のまま海岸に寝転がる。
抵抗感があるもののそう言われてしまえば着ざるを得ない。ヴァイスハイトは渋々それを身に着け寝ころんだ。
それから間もなく。
「おや? あっちにも人が倒れているでござる!」
「同志! 君も一緒に来たまえ!」
「わかりました」
信者たちとネレッセが二人の元へとやって来た。彼らは二人の無事を確認すると敵か味方かを判断するために問う。
「我々の同志であるならば、カシエルたんがいかに天使か語れるはずだ!」
間髪入れずにシャーリーがうんうんうなずく。
「わかりみにあふれるぅ。マジ神、眩しくて拝むよねー」
「そうだろう、わかるだろう?!」
肯定すればいいと言われたヴァイスハイトもうなずき相手を立てようとする。
「素晴らしいですね。ええ、貴方の推しへの愛が溢れている、素晴らしいと思いますよ」
「……いや、愛を語るのは君たちなんだってば」
あまりにも無難な相づちに逆に疑念を持たれてしまった。
それをフォローするようにシャーリーは懐から手ぬぐいとハンコを取り出す。
「あ、わたくしプリントとか、手作りハンコが得意でして」
「て、手作りの推しグッズ……だと
……?!」
「強い!(確信)」
「う、うらやまけしからん! 拙者にもそんな技術があれば……!」
すると彼女は今度は懐から本を数冊取り出す。
「作り方の本をお貸し致しましょう」
「あなたが神か?!」
「有難くお借りするでござる!」
シャーリーはあっという間に信者たちの中に溶け込んでいた。オタクと語らう彼女は実に楽しそうである。
そんな様子を見てふとヴァイスハイトは気づいてしまう。
(「あの手作りグッズのシルエット、私と妹のシルエットでは!?」)
何しろシャーリーの推しは彼ら兄妹なのである。カシエルへの称賛も主たちを想って言った程だ。
ヴァイスハイトは自分がモデルにされたと気づき羞恥心であのメイド長を本家に帰したいと苦悩する。しかし今はこの依頼を完遂することが先決だ。半ば自暴自棄になりながら彼はスマートフォンを取り出した。
「ハンコ作りの動画はコチラです」
「おお、わかりやすい!」
「君たちは間違いなく同志でござる!」
動画を見終えた後復讐者たちは信者からガブリベルの居場所を聞き出した。そして現場へと急行する。
「お帰りなさいませ、ご主人様……あなたたち、復讐者ですね!?」
そこはメイド喫茶で何故かガードエンジェルたちがメイド姿で働いていた。彼女たちは剣を抜き叫ぶ。
「カシエル様は世界で一番愛らしい!」
「カシエル様最高!」
すると彼女たちの戦闘能力がわずかに上昇した。わずかなのは彼女たちが生真面目すぎてオタクになり切れていないせいだろう。
ガードエンジェルたちよりもオタクらしくカシエルを褒め称えることができればこちらの方が強化される訳だ。彼女たちを退けガブリベルを討伐しなければならない。
復讐者たちも戦闘態勢となった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【モブオーラ】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
ネレッセ・シュナイダー
(敵に問いかけ)……配属先としてはハズレの部署ですよね、ここ?
敵なのに同情が……
生真面目過ぎるガードエンジェルが可哀想なので介錯のつもりで攻撃
表には出しませんけど
戦闘として割り切り
「カシエル様に捧げる演武です!」
「真似できますか!?」
至高とか愛してますとかカシエルを讃える単語を適当に口にしながら【エアライド】で三次元機動を取りガードエンジェルに自在な打撃で攻撃
カシエルの笑顔は最高! その声は千里を遥か超えて翔ける! その翼はまさに天のもの!
(言いたくないんだよクソったれが!)
アドリブ連携歓迎
●同情と苛立ち
ネレッセ・シュナイダー(まな板・g02357)はメイド姿のカードエンジェルたちに同情のまなざしを向けた。
「……配属先としてはハズレの部署ですよね、ここ?」
「な、何を言っているのですか!? ガブリベル様の元でカシエル様のために戦えるのは光栄なことです!」
(「本当に真面目だな……」)
生真面目な彼女たちが無理をしている姿がいっそ可哀想に思える。ネレッセは介錯してやろうと全身に闘気をまとった。
「カシエル様に捧げる演武です! 真似できますか!?」
彼は叫ぶと同時に天使たちに向かって走る。敵の間合いに入った途端に床を蹴って跳ぶとさらに宙を蹴って高く跳び上がる。
「カシエル様の笑顔は最高!」
落下する勢いのままに放った強化されたかかと落としが一体の天使を床に沈めた。
「その声は千里を遥か超えて翔ける!」
着地と同時に突き出した拳が硬化した翼をものともせず天使を吹き飛ばす。
「その翼はまさに天のもの!」
(「言いたくないんだよクソったれが!」)
苛立ちと共に放った回し蹴りが二体の天使に直撃。彼女らは床に伏し動かなくなった。
同情しているとはいえ相手はクロノヴェーダである。
容赦のないネレッセの強化された打撃にガードエンジェルたちは手も足も出ない。反撃すらできないまま戦闘不能となったのだった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
ネリリ・ラヴラン
ネリリちゃんもアイドルなわけで、負けたくは無いなって思うわけだよ。
っていう気持ちをぐっと我慢しておくね。TPOは大事なんだよ。
とりあえず信者さん達とお話してる子達の結果を待ってから飛び込むね。
【飛翔】の効果と【空中戦】で囲まれないように飛び回りながら、敵さんの攻撃の合間をぬって【高速詠唱】での”爛れた輪舞”だよ。
あとはカシエルちゃんの応援をするんだったかな?
見真似くらいならできると思うけど、上手くできるかしら。
うーん、何だか形だけの応援じゃいまいちね。
素直な気持ちなら、これだけ人をひきつけられる魅力をじっと見つめていたい感じだわ。少し戦いを休止して一緒に見つめてみる?
アドリブとかは自由にね。
藺草・風水
即興連携、アドリブ歓迎
「カシエルたんほんとに大天使なの!」
信仰で人をたぶらかす大天使への感情は内に抑えて、敵を倒すべく動く
「カシエルたんは明るく天真爛漫なの!そんな堅苦しい感じでカシエルたんに愛が届くと思ってるの!?」
敵陣に突撃しつつカシエルへの思いやそれに対してカシエルたんへ捧げきれてないガードエンジェルたちへのツッコミを乗せた【威天喝破】の大声で色々な意味で黙らせる
「カシエルたんへの思いが有れば限界なんて超えられるの!」
反撃にはダッシュと【エアライド】を混ぜたオタ芸的挙動で回避する事で対応
シャーリー・ラフォルス
ご主人様(g00112)の推し活をする
★アドリブ、連携歓迎
「ははん?さては真面目属性でございますね?」
魂(soul)という名のペンライトを持つ
「よろしいですか?崇拝するなり、信仰するなり、推し活するなり、現在でいうヲタクでございます。つまり、魂(soul)を解放して、讃える言葉を言うこそ真のヲタクでございます」
舞う、適当であっても舞う
「カシエルたんへに捧ぐ★踊り!」
天使なんでしょ?
妹様も天使、ご主人様も天使、つまり同じ存在★
「言葉や捧げ物でなくとも!わたくしにはこの舞いがある!」
情熱的に舞う
パラドクス使用して、幻影達を【統率】して一緒に舞う
「Last、貴方様に捧げる砲★撃」
敵に向けて【砲撃】!
ヴァイスハイト・エーレンフリート
シャーリー(g05277)のバックダンサーとして
★アドリブ、連携歓迎
可哀想に、あんな主を持ってしまったが故の不本意な活動を強いられているのですね
だから、私はモブ
パラドクス使用して、踊るシャーリーの背景効果と化した私のラー……
「ごめんなさい。今度、美味しい物を用意しますから、その今は我慢して下さい」
あって良かった【モブオーラ】【操作会得】、ペンラナイトの意思を受け取って踊れば問題ない
あれ?
元々、ダンス出来る……いや、これほ違うジャンルですね!
【光使い】【電撃使い】【風使い】を駆使して盛り上げましょう
(その砲撃は……いや、倒すならこの瞬間です)
砲撃に紛れてラーの斬撃でガードエンジェル達に攻撃です
●嘘偽りのない気持ち
ネレッセがガードエンジェルに同情していたころ。
シャーリー・ラフォルス(軍人メイド長・g05277)は天使たちに向かって不敵な笑みを浮かべていた。
「ははん? さては真面目属性でございますね?」
「属性……?」
真面目に属性なんてあるのかと真剣に悩み出すガードエンジェルたち。
その様子を見てヴァイスハイト・エーレンフリート(死を恐れぬ魔術師・g00112)もまた同情していた。
(「可哀想に、あんな主を持ってしまったが故の不本意な活動を強いられているのですね」)
シャーリーは真剣な表情になりながらペンライトにしか見えないガジェットウェポン『魂(soul)』を取り出す。
「よろしいですか? 崇拝するのも、信仰するのも、推し活するのも、現在でいうヲタクでございます。つまり、魂(soul)を解放して、たたえる言葉を言うことこそ真のヲタクでございます」
彼女はパラドクスで砲兵たちの幻影を呼び出しいわゆる厨二病的なカッコいいポーズを取った。
「という訳で、わたくしの天使のために舞います」
「え? 今たたえる言葉を言うって……」
「言葉や捧げ物でなくとも! わたくしにはこの舞いがある!」
「ええ……?」
真面目な天使たちの困惑など意に介さずシャーリーは踊り出した。
「カシエルたんへ捧ぐ★ 踊り!」
それは演舞や社交ダンスといった美しいものではない。推しのアイドルの曲に合わせて合いの手を入れながら踊る俗に言うオタ芸である。
(「カシエルは天使。そしてご主人様も、ご主人様の妹様も天使、つまり同じ存在★」)
その論法で言えば目の前のガードエンジェルも同じ存在のはずだがそこは都合よく割り切っているようだ。
その踊りの気合の入りっぷりと言えば彼女に後光が差しているように見える程である。いや比喩表現ではない。本当に後光が差していた。
それはヴァイスハイトが太陽の光を集めて作り出した鷹の光だった。その鷹が何だか恨めしげな顔をしているような気がして彼は小声で謝罪する。
「ごめんなさい。今度、美味しい物を用意しますから、その……今は我慢して下さい」
そしてヴァイスハイト自身は幻影たちと共にシャーリーのバックダンサーとなる。見よう見まねで踊りながら時折魔法で電撃を走らせたり風を起こしたりして演出もこなすのだった。
そのド派手なオタ芸を目の当たりにして後発のパラドクストレインで駆けつけたネリリ・ラヴラン(★クソザコちゃーむ★・g04086)と藺草・風水(天使喰らいの重ガンナー・g00346)は目を丸くした。
「なんか……すごいね」
「うん、すごいの……。でも、僕たちも負けてられないの!」
風水は信仰で人をたぶらかす大天使に怒りを感じていた。彼女は人の雑多な感情を好んでいるため信仰のみを欲する天使を嫌っているのだ。けれども敵を倒すためにその感情を抑え込み叫ぶ。
「カシエルたんほんとに大天使なの!」
一方最近アイドル候補生となったネリリはアイドルのように振舞い人心を掌握するカシエルに負けたくないという気持ちがあった。
(「でも今は我慢我慢。TPOは大事なんだよ」)
しかしライバルのような相手を褒め称えるのは難しい。そこで大天使の信者たちのことを思い出す。
「……これだけ人をひきつけられる魅力があるってすごいことだと思うんだよ。だからもし目の前にいたら、じっと見つめていたい感じだわ」
それは嘘偽りのない素直な感想だった。オタクっぽさはなかったもののガードエンジェルたちの義務感で言ったセリフの数倍は強化された。
そう感じ取ったネリリはサキュバスの翼で天井すれすれまで飛ぶと光でできたコウモリの群れを周囲に呼び出す。
「みんなっ、行って来て!」
天使たちにコウモリが飛びかかる。
ガードエンジェルは周囲に壁を作り拠点とするとコウモリの攻撃に耐えようとした。
その壁にコウモリが当たると浄化の力でカベを破壊。そこから次々とコウモリが入り込みガードエンジェルたちを襲い浄化していった。
さらにそれに風水も続き突撃する。
「カシエルたんは明るく天真爛漫なの! そんな堅苦しい感じでカシエルたんに愛が届くと思ってるの!?」
大きく息を吸い込むと迎え撃とうとしている敵へ大声を張り上げた。
「カシエルたんへの想いがあれば限界なんて超えられるの!」
嘘は言っていない。プラスの想いではなくマイナスの想いだというだけだ。そしてガードエンジェルたちの心のこもっていない賛辞へのツッコミも兼ねている。
おかげでパラドクスの力を込めた大声は強化されかく乱された敵へと至近距離向けの拳銃『ハイドストライカー』で撃ち抜いた。
そこでシャーリーたちのオタ芸もクライマックスを迎える。
「Last、貴方様に捧げる砲★撃」
(「その砲撃は……いや、倒すならこの瞬間です」)
シャーリーの榴弾砲『Einsamkeit』と砲兵の幻影たちが一斉に砲弾の雨を降らせる。
それに合わせてヴァイスハイトも鷹を羽ばたかせて光の斬撃を放った。しかし彼はカシエルを褒めていなければ踊りに想いもこもっていない。その結果全く強化されていなかった。
だがシャーリーとの同時攻撃だったため無事敵を倒すことができた。
「やれやれ、乱暴な方々ですね」
そう言ってメイド喫茶の奥から現れたのはアヴァタール級の天使『受胎福音』のガブリベルだ。
「けれど確かに、彼女たちのカシエル様への愛は物足りないものでした。しかし私はそうはいきませんよ。愛は受胎に必要不可欠なものですから」
厳かにそう言った彼の額には『カシエルたんLOVE』と書かれたハチマキがされていた。いろいろ台無しである。
ガブリベルは何もない天井を仰ぎ見て恍惚とした表情で叫ぶ。
「カシエルたんマジ天使! 私の子どもを授かってほしいです!」
だめだコイツ。早く何とかしないと。
そう思った復讐者たちだった。
なお彼は本気でそう言ったようだが強化はあまりされていないようだ。オタクというよりもストーカー染みていたからかもしれない。それとももしかしたらカシエルに拒絶されているのかもしれない。
何はともあれこれはチャンスだ。相手よりもカシエルを称賛して強化し彼女の配下であるガブリベルを討伐しなければならない。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【飛翔】LV1が発生!
【通信障害】LV1が発生!
【隔離眼】LV1が発生!
【温熱適応】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV2になった!
【反撃アップ】LV1が発生!
【先行率アップ】がLV2になった!
【命中アップ】LV1が発生!
シャーリー・ラフォルス
ご主人様(g00112)…い、いたの?
★アドリブ、連携歓迎
「笑止!それは推しを穢す発言と知っての言葉でございますか!」
notリアル恋愛、Yes疑似恋愛!
天使であっても、ここちん(心のちんちんの略)であれ、卑しい言葉で推しを汚すなんて許しません!
「リリスやインプの様に穢らわしい天使でございますね!」
信者?
知らねぇです
「推しに俺の子を産んでくれーと言う馬鹿を信じられます?」
真顔になる、幸せを願いお声を掛けて下さり、そしてファンサしてくれるだけで幸せなんですぅ
「天使を汚した罪は重いッ!」
パラドクス使用、地獄の猟犬の餌にします!
「その、醜い口を二度と開かせるものですかぁ!」
スマホで【不意打ち】の一撃!
ヴァイスハイト・エーレンフリート
シャーリー(g05277)……まともな事、言えたのですね
★アドリブ、連携歓迎
「え、既成事実……?」
ドン引き、紳士として色々な教育は受けましたが、流石にぶっ飛んだ発言に引いております
珍しくシャーリーもマトモな事を言ってますし、最近の奇行と相殺しても良い位
何か、よく分からない用語は……調べないでおきましょう
「男としても、好きな人に対してその言葉は気持ち悪い……としか」
この天使の信者になる事を躊躇う素材過ぎて、信者を辞める事を説得したいです
「上半身と下半身を分けましょう!」
リヒテンに【騎乗】する
パラドクス使用、【高速詠唱】で素早く発動させ、リヒテンを走らせなが、大鎌を【投擲】します
「穢らわしい…!」
●推しを汚すこと
シャーリー・ラフォルス(軍人メイド長・g05277)はガブリベルの言葉に激怒していた。彼に指をつきつけ鬼の形相で怒声を上げる。
「笑止! それは推しを汚す発言と知っての言葉でございますか!」
シャーリーにとって推しとは恋愛の対象ではない。疑似恋愛ならばいざ知れず卑しい言葉で推しを汚すなど許されないのだ。
ヴァイスハイト・エーレンフリート(死を恐れぬ魔術師・g00112)はそんなメイドを見て妙に感心していた。
(「珍しくシャーリーがマトモな事を言ってますね。最近の奇行と相殺しても良い位」)
紳士として様々な教育を受けどんな相手にも丁寧に接してきたヴァイスハイト。だがそんな彼でも天使の発言に軽蔑の念を抱かずにはいられなかった。
「男としても、好きな人に対してその言葉は気持ち悪い……としか」
「リリスやインプの様に汚らわしい天使でございますね!」
「上半身と下半身を分けましょう!」
珍しく意見が合いうなずき合う主従。
天使は肩をすくめてため息を吐いた。
「まったく、卑しい悪魔などと一緒にされては困ります。そもそも愛とは受胎のためにあるもの。それを気持ち悪いだの、汚らわしいだのと……。あなた方のその考えこそがいやらしいと何故気が付かないのです?」
気持ちが悪いのは受胎ではなくガブリベル本人だと言っても相手は理解しないだろう。理解してほしいとも思わないけれども。
「知らねぇですよそんなこと! わたくしは幸せを願いお声を掛けて下さり、そしてファンサしてくれるだけで幸せなんですぅ!」
シャーリーは言いながら女神の猟犬の怨霊『バーゲスト』たちを召喚する。
ヴァイスハイトも無双馬『リヒテン』に騎乗。そして月光で大鎌を形成する。
「汚らわしい……!」
テーブルや椅子を跳び越えたリヒテンの上からガブリベルへと大鎌を投げつける。それは敵の腹部に深々と刺さり貫通した。
「天使を汚した罪は重いッ! その、醜い口を二度と開かせるものですかぁ!」
さらにシャーリーの号令により天使の両足にバーゲストたちが次々と噛みつく。
しかしそれと同時にガブリベルは巨大な水晶の鐘を打ち鳴らす。それはまるで歌のように美しくシャーリーとヴァイスハイトの心を浄化していった。
「こ、これは
……!?」
「体が、言うことを聞かない……!」
バーゲストも大鎌も消えてなくなる。
戦闘が困難な状態となった二人は他の復讐者たちに後を託すこととなった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【ハウスキーパー】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
ストロベリー・メイプルホイップ
(サポート)
どーも!16歳でドラゴニアンの女性、ストロベリーでーす!そしてこの子はメーラーデーモン(♂)のラズベリーちゃん!
ラズベリーちゃんは私の後方支援や他の人たちとの情報伝達や連絡をしてもらって、私は主に情報収集や援護、戦闘で動くよ!
ドラゴニアンだけど戦闘はちょっと苦手、だけど頑張ね!
アドリブと連携は歓迎!
パラドクス使用はお任せ!誘惑したり踊ったり光らせたりするよ!
そして他のディアボロスさんや作戦に悪影響を与えない程度に積極的に行動するよ!
作戦成功の為なら残留効果の1と2をフル活用するし、潜入に敵に色仕掛け、あんな事やこんな事そんな事までも積極的にするよ!
あとはおまかせ!
よろしくおねがいします!
●魅惑のポールダンス
支援要請を受けてやってきたストロベリー・メイプルホイップ(デンジャラスドラゴン・g01346)。彼女は動けないシャーリーとヴァイスハイトを自身のサーヴァントであるメーラーデーモン『ラズベリー』に任せて前に出た。
「性欲は人の三大欲求の内の一つだから、あなたの気持ちもわかるよ」
戦闘によって店内は散らかっていた。
そのおかげで床の上に転がっていたモップを拾ってガブリベルににこりと笑いかける。
「だってカシエル様はとっても可愛くて魅力的だもんね! こういうのを、萌えっていうのかな? 素敵な人とそういう関係になりたいって思うのは、自然なことだと思うよ。でも――」
モップを両手で握りしめると床に思い切り突き立てる。
「相手に嫌がられてるなら、さすがによくないと思うんだよ。そういうのは、気持ちよくない。だから戦うのはちょっと苦手だけど、頑張るね!」
ストロベリーは突き立てたモップの柄に体を這わせて踊り出す。それはいわゆるポールダンスというものだった。
その艶めかしいダンスに魅了されてガブリベルがふらふらと彼女に近づいていく。
するとストロベリーは踊り続けながらもドラゴニアンの尻尾で敵の横っ面を殴った。
「ぐっ……!? 何とみだらなダンスでしょう……! やはりカシエル様こそ至高の存在!」
衝撃で正気に戻ったガブリベルは水晶の翼を羽ばたかせて水晶の羽を弾丸のように降らせた。
それは踊っていたストロベリーの体に命中しいくつもの傷をつける。
「いたたたっ! 後はお願いね、皆!」
彼女もまた最後の復讐者たちに道を譲ったのだった。
成功🔵🔵🔴
効果1【現の夢】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
藺草・風水
即興連携、アドリブ歓迎
「……うん、カシエルたんの為にも潰すの」
こんな宿敵の無様な有様への呆れやらカシエルへの同情やら混じった感情の上で必ず潰す気で挑む
「受胎とか!偶像を!汚す!権化が!気持ち悪い願望を!剥き出しにして!天使の!カシエルたんに!手を伸ばそうとしてんじゃ!ないの!!」
アイドルを汚す屑に怒る処女厨的厄介オタクムーブしつつ古式万能鍵をベースにした【天骸銃刃】を突撃しつつ何度も何度もたたきつけ解体する
「お前をカシエルたんに近寄らせない為にも倒れられないの!!」
反撃にはダッシュと【エアライド】を混ぜたオタ芸的挙動で回避する事で対応
ネレッセ・シュナイダー
(呆れた目で)やはりハズレ部署でしたか……先ほどのガードエンジェルが不憫すぎます
鉢巻だけならともかくねぇ……
なんだか殺気立ってる方もいますけど、まあ仕方ないですよね……落ち着いてくれると良いのですが
仮にも上司に子供産んでくれとか正気じゃないでしょう
今この時だけはカシエルの味方ですよね
「カシエル様は貴い御方!」
「万里を超えて轟くその御名を讃えよ!」
「皆々の心に在るもの、それがカシエル様!」
カシエルに拒絶されてるというならこれほどやりやすい敵はいません
同性としても唾棄すべき糞野郎なので今ここで滅ぼしてやりますよ
逃げたところで【飛翔】【エアライド】で追跡、叩き落してやります!
アドリブ連携歓迎
●天使討伐
(「やはりハズレ部署だったか……先ほどのガードエンジェルが不憫すぎる」)
シャーリーとヴァイスハイトの怒りの口上を聞きながらネレッセ・シュナイダー(まな板・g02357)もガブリベルをあきれた目で見ていた。彼らが殺気立つのも理解できる。
しかし藺草・風水(天使喰らいの重ガンナー・g00346)の怒りの表情は彼らとは何かが違う気がして思わず尋ねた。
「風水さん、大丈夫ですか?」
「えっ? ああ……ええ。あの天使の基になったクロノス級が僕の因縁の相手で、無様だなあと思ってただけなの」
憎悪すら感じる目線にようやく合点がいった。
「相手を許せないという想いはパラドクスの源ですから、我慢する必要はないと思います。けれど、ただ怒りに支配されては相手の思うつぼです」
ネレッセがそう言った時に戦闘を始めていた二人が敵の攻撃を受け動けなくなる。
ネレッセと風水は助けに入ろうとしたが駆けつけたストロベリーが前に出て彼らを保護してくれた。
安堵したネレッセは改めて風水に語りかける。
「あれでも敵はアヴァタール級です。しっかり強化しなければ苦戦するでしょう。落ち着いて、怒りましょう?」
言われた風水は一度目を閉じゆっくりと深呼吸する。心を静めて目を開きネレッセにうなずく。
「……うん、そうね。冷静に怒るの。有難う、ネレッセくん」
ネレッセもうなずき返すと戦況を見る。
すると羽ばたいたガブリベルが水晶の羽を降らせているところだった。
(「仮にも上司に子供産んでくれとか正気じゃないでしょう」)
そう思いながら息を吸い込み叫ぶ。
「カシエル様は貴い御方!」
叫びながらその身に闘気をまとう。
「万里を超えて轟くその御名を讃えよ!」
床を蹴り空も蹴って桃色のドラゴニアンを退けた敵に肉薄。
「皆々の心に在るもの、それがカシエル様!」
(「今この時だけはカシエルの味方ですよね」)
強化され炎のごときオーラをまとった拳を放つ。それはガブリベルの顔面にクリーンヒットして墜落させた。
そして墜落した先ではショットガン『古式万能鍵』を鋭利な水晶の刃へと改造した風水が待ち構えている。
「カシエルたんのために、潰すの!」
敵へのあきれとカシエルへの同情と天使への憎悪を厄介オタクのような言動へと変えて突撃。
「受胎とか! 偶像を! 汚す! 権化が! 気持ち悪い願望を! 剥き出しにして! 天使の! カシエルたんに! 手を伸ばそうとしてんじゃ! ないの!」
反撃も許さぬまま強化された水晶の刃でガブリベルの四肢を解体した。
「そんな……! まだ、カシエル様に……受胎を……!」
「お前はカシエルたんに近寄らせないの!」
とどめに刃でその胸を貫き『受胎福音』のガブリベルを無事討伐したのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【活性治癒】がLV2になった!
【フライトドローン】がLV2になった!
効果2【ドレイン】がLV2になった!
【先行率アップ】がLV3になった!