リプレイ
奴崎・娑婆蔵
下水道周りの事情に急な変わりようがあり……と
研究所周りの事情を知るにせよ、施設へ近付く方法にせよ、こいつァ掘り下げる価値のある所やもしれやせん
●街の酒場へ向かう
・【友達催眠】を発動しつつ、噂話をしている男達から情報収集を図る
おう、呑んでおりやすかそちらさん方
この店の酒の嗜み方、あっしにもご教示下せえよ
代は持たせて頂きやす故(オゴる構え)
――時に今先ほど、下水道周りがどうのこうのと口にされておりやしたか?
近付いてくれるなと釘を刺しに来たのはどういった輩であったか、その下水道への出入りはどの辺りであるやら、聞かせちゃァ頂けやせんか
●後、くだんの下水道周辺の人の出入りを物陰から遠巻きに観察しに行く
御守・樹
情報を得るには。ファンタジーRPGの定番なら酒場とかなんだろうけど、ここでもそれが通用すっかなぁ?要は人が集まり会話が発生する場所がいいんだろうけどな。
悩んでもしょうがないし適当に人が入ってる酒場で注文して話に聞き耳立ててみるか。ついでにおすすめの酒を頼む。酒は好きだし弱くはないし。…見た目で変に絡まれないといいなぁとは思うが。
重視する内容は表立って政府・軍として重要とは思えない施設なのに、立ち入りが制限・禁止されてる場所か。
俺は口もうまくないし、むしろ人付き合いは苦手な部類だ。だから逆にその場にいないかのように徹して、人々の話しから情報を集め精査しよう。
十野・樞
アドリブ連携歓迎
得た情報は仲間と共有
厄介なことは厄介だが、とてつもなくトンチキな敵の予感がするぜ……
【プラチナチケット】で関係者に偽装
下水道内部図の更新という名目で
日頃下水掃除・消毒等を請け負う者に【情報収集】、下水道内地図を作成
掃除人なら担当地区の地図とかも持ってるだろ
持っていないなら聞き取りで書き起こす
口が重たいものは、一杯とは言わず酒でも
奢らせてもらうさ
軍関係者に厳重に立ち入り禁止を言い渡された者については、特に詳しく聞き取り
広く開けている場所や音の反響が違和感のある場所、ネズミや害虫の動きが常と異なる場所等、些細な点でも教えてもらう
得た情報を【観察】【看破】し敵研究所所在の目星を付ける
花園・翠
確かに戦略ゲームで技術力を上げるのは重要だが…『百日連続徹夜作業』なんて聞くと今後ゲームをやる時にレベル上げを躊躇ってしまいそうだな…なんて思いつつ
普通の服に着替え学生であることを隠す
酒場の二人組にパラドクスで魔法(友達催眠)をかけ【情報収集】
後から来た友人を装う
下水消毒?…初耳だな。よければその話、詳しく聞かせてもらえないか?
どの辺りで作業があるのか等情報を聞き出す
言葉を濁されたら
僕だって軍に怪しまれたくないし、危ない思いもごめんだ。だからこそどの辺りで作業するか知っておかないとうっかり近づいてしまったら大変だろう?
とそれっぽく説得
酒を勧められたら苦笑しつつ断る
僕が下戸だってこと、忘れたか?
「おう、呑んでおりやすかそちらさん方」
機械化ドイツ帝国の、ごく普通の地方の街。その街に一つしかない大きな酒場に、奴崎・娑婆蔵(月下の剣鬼・g01933)が姿を現した。
もしも彼がディアボロスではなく、かつ何のパラドクス効果も使っていなかったら、間違いなく酒場の従業員、あるいは用心棒に見咎められただろう。何せ、物語の「透明人間」もかくやという、全身に包帯を巻いた男が、堂々と日本の「侠客(ヤクザもの)」特有の言動を使うのだ。たとえ、ここが機械化ドイツ帝国ではなく、日本に近い風俗のディヴィジョンであったとしても、怪しすぎることに変わりはない。
しかし、娑婆蔵はディアボロスで、かつ【友達催眠】のパラドクス効果を使っている。酒場にいるドイツ人たちの誰一人として彼を見咎めることなく、中には親しげな笑顔を向ける者もいる。
(「……もしかして、着替えてくる必要なんて、なかったかな?」)
娑婆蔵に少し遅れて酒場に入った花園・翠(見護る者・g02726)が、少々憮然とした表情で、声に出さずに唸る。彼は、機械化ドイツ帝国の一般人が普通に着るデザインの服を用意し、いつも着ている学生服から着替えてきたのだが、和服の着流しで堂々と振る舞う娑婆蔵を見ていると、そんな必要はなかったような気がしてくる。
そして娑婆蔵は、彼にとってはごく当たり前の調子で、酔客たちに告げる。
「この店の酒の嗜み方、あっしにもご教示下せえよ。代は持たせていただきやす故」
「おおっ、太っ腹だね、親分!」
「奢りか! ありがてえ! 久々に遠慮なくがっつり飲むぞお!」
酔客たちがどよめき、次々に追加注文を飛ばす。未成年で酒の飲めない翠は、注文を取るのに忙しい従業員を避け、どさくさ紛れに目当ての席につく。
「済まない、遅れた」
「おお、いいところに来たな! 今日の酒は、こっちの大将が奢ってくれるそうだ!」
大盛りあがりに盛り上がって、二人の酔客……時先案内人が下水道の話をしていると告げた男たちが、翠を迎える。そこへ娑婆蔵が、特に彼らに対してというわけではなく、周囲の連中に訊ねかける。
「時に、今先ほど、下水道周りがどうのこうのと口にされておりやしたか? 近づいてくれるなと釘を刺しに来たのはどういった輩であったか、その下水道への出入りはどの辺りであるやら、聞かせちゃァ頂けやせんか」
「うーん、俺も下水掃除の連中から話を聞いただけだからなあ」
翠が同席している男が、眉を寄せて唸る。
「軍の方から言われたって話だが、そういう担当がいるんじゃないか? 場所の方は、今度消毒をするって通知が来たあたりだろうが、どうやって出入りするかは……直接、下水掃除の連中に聞いてもらった方が間違いないと思うぜ」
「その方々は、どちらの方に?」
訊ねる娑婆蔵に、男は即答する。
「街の西の外れに大きなバラックがある。行けばわかるよ。臭いがするからな」
そして、娑婆蔵と翠、加えて酒場で酔客に紛れて噂を聞いていた御守・樹(諦念の珪化木・g05753)の三人は、期せずして合流し、下水掃除を業とする者たちの居場所へ向かったのだが。
そこには既に、十野・樞(division by zero・g03155)が調査に行っていた。
「立入禁止を命じられた場所は、特定できた」
三人を迎えた樞は、ごく簡潔に告げる。
「いろいろ話を聞いてみたが、現状どうなっているかは、行ってみないことにはわからないようだ。そういうわけで、これから現場に行ってみようと思うが、同行するかい?」
「行かせてもらいまさァ」
娑婆蔵が即答し、翠と樹もうなずく。
そして、四人が該当の場所へ行ってみると、下水道の内部には照明が灯され、資材や機械が運び込まれ、工事現場と化していた。
「……作業しているのは、一般人のようだな。軍関係者かも知れないが」
一般人なら何とでも誤魔化せる、接触してみるか、と様子を窺いながら樞が言うと、娑婆蔵が首を横に振る。
「嫌な気配がしやす。少なくとも一人は、近くにクロノヴェーダ野郎が居やすぜ。今はまだ気づかれてないと思いやすが、出くわしちまったら最後、騒動必至だ」
「ふむ……」
樞が考え込むうちに、何か指示が出たのか、一般人の作業員はぞろぞろと引き上げ、下水道から出ていく。そして奥の方で、酷く耳障りな叫びがあがった。
「ドイツのォ、研究員はァ、世界一ィィィィィィ!」
「世界一ィィィィィィ!」
似たような声が応じ、ぎぎぎぎぎぎと軋み音が響く。
「こいつは、隠し扉を開いていやすね」
呟く娑婆蔵に樹が訊ねる。
「それって、合言葉で開くんだろうか?」
「いや、応じた野郎がいるってことは、内側に詰所があるんでしょう」
そう言って娑婆蔵は、わざとらしく肩をすくめる。
「クロノヴェーダが内側に詰めていて開けているんじゃ、誤魔化して潜入ってわけにはいきますめぇ。こりゃあ、力づくの強行突破になりやすかねェ」
面倒なことになりやした、ここは一旦出直しますかねェ、と言いながら、娑婆蔵は不敵にニヤリと嗤った。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【友達催眠】LV2が発生!
【モブオーラ】LV1が発生!
【プラチナチケット】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】LV3が発生!
【フィニッシュ】LV1が発生!
奴崎・娑婆蔵
●SPD
くだんの下水道入口へ改めて参りやす
力づくになるってんなら是非もなし、カチコミは得意でさァ
狙うは人の出入りのある瞬間
連中が例の合言葉を唱え出す頃合いを見逃さず、その瞬間に『火車』で【突撃】を
オラッカチコミでござんす!
よそのシマへ乗り込んじゃァ目に付く輩を斬って落とす……冷えた体に血が滾る仕儀でござんすねえ、カハハ
突っ込む勢いそのまま妖刀抜刀――『トンカラ斬り』
投擲に用いるその腕を狙って、刃傷を入れてやれたなら呪いの包帯で縛るなり、太刀筋を巧く入れられたならそのまま【両断】するなり
妙な薬は速度任せに回避
またはダイダロスベルトを伸ばしはたき落としまさァ
合言葉だァ?
喧しい、トンカラトンと言え
瀬島・大輝
■アドリブ歓迎
ちっ…なんとも分かりやすく作業をしてやがるじゃねェの
見た目がヒョロッちぃがこいつらも立派にクロノヴェーダってか
組の若衆みてぇな真似すんのは久しぶりだが
暴れる事で目的が達成できるってんなら閻魔の裁き…受けてみるかよ
殺気と大声で注目を集めて焔魔の焼爪でぶち殺す
爆弾は殴り返すか気合い(結界術)で耐える
攻撃ってのは相手の呼吸でなんとなくわかるもんなのよ
タイミング合わせりゃ大体耐えたりできるもんだ
この程度は修羅場になんねェよ。さっさと沈めや
「若造共にばっか任せてらんねェだろ」
御守・樹
アドリブOK
…たまにドイツディヴィジョンのテンションがよくわかんねぇな。わかりやすいっちゃーわかりやすいんだけども。
こういうノリに乗れない自分がなんとも…。
強行突破なら気配隠してってのもあんまり意味は無いかなぁ。でも目立って動く人がいるなら試す価値はあるかな。
【モブオーラ】【忍び足】で死角に回り隙をつくようにパラドクスで攻撃を。
また敵が爆弾を投げる瞬間を【看破】して、投げ切らないうちに伊耶那美で攻撃するようにして、なるべく反撃自体を封じるようにする。自爆してくれっと助かるんだけどな。
それでも撃ち漏らしがあれば避けるのに専念しよう。
十野・樞
アドリブ・連携歓迎
下水道内とはいえ、奴らもこれだけ騒いでたら、秘密研究所もなんもねえんじゃないかと……
仲間に合わせ研究所内に突入
【電撃使い】【結界術】で生成した電撃属性結界を纏い、多少の妨害は突破するぜ
必要もねえかもしれんが、ま、損にはならんだろ、仲間にも同様に結界を
【高速詠唱】で叶う限り素早くパラドクス展開
酒場も覗いたが、さすがに戦闘前は酒は控えてんだ、さっさとぶちかまして飲み直してえ
奴らの攻撃ごと結界に封じ殲滅
冷凍ガスなら、ビールと白ワインを冷やすのに使って欲しいもんだな
俺の式神も、きっとそう言ってる
【観察】【看破】で敵反撃見極め【結界術】で対処防御
嵐柴・暁翔
殴り込みをするならクロノヴェーダ以外の作業員が近くにいないタイミングでやる
相手が作業員達を捨て駒にするような真似をしないとも限らないし、そうでなくても戦いに巻き込む訳にもいかないしな
合言葉も分かっているんだしまずはさっきのドイツの研究員はどうのというのを真似して叫んでみるとするさ
強行突入になるなら《悪魔召喚》を使い二人には相手の混乱を助長させるべく派手に暴れて貰います
それとツヴァイとやらについて突っ込んでおきたい
士気向上機能というのに自分で叫べば事足りるようなものをわざわざ機械に言わせる意味が分からん
必殺技を大声で叫ぶようなノリや浪漫の類だとしてもそういうのは自分で叫ぶ方が燃えるだろうに…
「結局、この工事は何だったんだ? こんなに大っぴらに作業をしてたら、秘密研究所も何もあったもんじゃないと思うんだが」
下水道の一角に身を潜め、一般人作業員が退去するのを待っている間、嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)に訊ねられた十野・樞(division by zero・g03155)は、小さく肩をすくめて応じる。
「確かめたわけじゃないが、どうも下水道の反対側を掘削して研究所を大々的に拡張し、新型を量産するための生産エリアを作る気だったようだな。現在の研究所には一般人作業員を入れず、トループス級が一人だけ出てきて作業の監督をする。住民は近づけず、何をやっているかも知らせない。クロノヴェーダにとっては、これだけで充分「秘密」なんだろう……俺達、ディアボロスの存在さえなければな」
「……お話はそこまでに。どうやら、今日の作業は早仕舞いのようですぜ」
奴崎・娑婆蔵(月下の剣鬼・g01933)が小声で告げ、樞と暁翔は表情を引き締めて口をつぐむ。瀬島・大輝(怒りし地獄の閻魔・g06270)が無言で自分の腕を軽く叩き、御守・樹(諦念の珪化木・g05753)はわずかに身を縮めるような仕草をする。
そして、そんな物騒な連中が、すぐ側の闇に潜んでいるとは夢にも知らず、一般人作業員がぞろぞろと下水道から出ていく。後に居残ったトループス級クロノヴェーダ『機械化ドイツ帝国一般研究員』が、何やらぶつぶつ呟くのが、ディアボロスたちの耳に入った。
「いかんな。予想よりも作業効率が落ちるのが早い。私が新型なら、新機能の一声で彼らの士気をあげて、作業続行させることができるのだが……いっそ、試作機の投入を進言してみようか」
いやしかし、一般人作業員の前に試作機を出すのは、機密保持の面で問題が、などと呟きながら、トループス級クロノヴェーダは少し奥に進み、窪んだ壁の前に立って大声で叫ぶ。
「ドイツのォ、研究員はァ、世界一ィィィィィィ!」
「世界一ィィィィィィ!」
壁の向こうから声が返り、軋んだ音とともに下水道の壁が開く。
「今だ!」
声を出したのは、誰だったか。しかし次の瞬間、五人のディアボロスは一丸となって、開いた壁と、その前に立っている『研究員』に向かって殺到した。
「オラッカチコミでござんす!」
よそのシマに乗り込んじゃァ目につく輩を斬って落とす……冷えた体に血が滾る仕儀でござんすねえ、カハハ、と赤い瞳を異様に光らせ嗤いながら、娑婆蔵がパラドクス「トンカラ斬り」を発動。呆然と立ち竦む『研究員』を反撃も許さず斬って捨てると、そのまま開いた壁に突っ込んで、向こう側で壁を開ける操作をしていた『研究員』を鮮やかに一刀両断する。
「な、何だ!?」
「カチコミだと!? 敵襲か!?」
「あったりめェだ、大馬鹿野郎どもが!」
更に奥にいた二体の『研究員』が、仰天したような声を出すのに向け、大輝がパラドクス「焔魔の焼爪(エンマノショウソウ)」を叩きつける。
「てめェらもクロノヴェーダなら、性根据えてかかってきやがれ! ま、かかってきてもこなくても、まとめて焼き尽くしてやるけどなあ!」
「ぎゃああっ!」
火炎を帯びた大輝の爪に『研究員』たちはひとたまりもなく引き裂かれるが、死に際にパラドクス「小型爆弾」を発動。ほとんど自爆同然に爆発を起こし、大輝を巻き込むが、ダメージは小さい。
「けっ、最後の意地ってか。だが、この程度じゃ俺は止まらんぜ」
ぺっと煤混じりの唾を吐き、大輝は娑婆蔵に続いて突進する。すると、非常事態のお約束と言うべきか。研究所内の照明が明滅し、サイレンがやかましく鳴り響き、機械的で耳障りな声がけたたましく叫ぶ。
「緊急事態発生! 緊急事態発生! 三号通路より侵入者! 三号通路より侵入者! 総員、急行し防御せよ! 総員、急行し防御せよ!」
「……ま、強行突入すりゃ、当然、こうなるよな」
苦笑交じりに呟くと、樞は通路の分岐点に立ち、駆けつけてくる『研究員』たちに向けてパラドクス「Non obiit,abiit.(ノーン・オビイト・アビイト)」を発動させる。
「Non obiit,abiit……」
「うわあああああっ!」
式神と称するにはあまりに兇猛な悪霊が横行する結界に、自ら踏み込んでしまった『研究員』たちは、たちまちのうちに金属骨格も残さず喰らい尽くされる。死に際にパラドクス「冷凍ガス」を発動させるが、兇猛な式神を凍らせるほどの威力はなく、まして結界を突破するには至らない。
そして別の通路では、ごく単純に物陰に身を隠した樹が、ろくに確認もせずに突っ込んでくる『研究員』に向けてパラドクス「加具土命(カグツチ)」を発動。戦闘教本通りの制圧射撃で、反撃も許さず一気に薙ぎ払う。
「うわあああああっ!」
「……俺もそれほど戦闘得意ってわけじゃないけど、あんたたちはホンモノの素人だね」
まあ、クロノヴェーダといっても、実戦経験なければこんなもんか、と、樹は肩をすくめる。
また、別の通路では、ある程度の地位にあるのだろうか。一人の『研究員』が、しきりに喚き立てて他の『研究員』を煽る。
「怯むな! 進め! 侵入者を撃退せよ! この研究所には、我ら研究員の、夢と希望と未来のすべてがかかっている! ドイツのォ、研究員はァ、世界一ィィィィィィ! ……ぐはっ!」
「やかましい」
本来の歴史を好き勝手に食い荒らしておいて、夢だの希望だの未来だのほざくな、盗人猛々しいにも程がある、と不機嫌な表情で暁翔は呟く。
そして、パラドクス「悪魔召喚(サモン)」で暁翔に召喚された大天使姉妹は、何の感情も見せないまま、強烈な魔法攻撃で一方的に『研究員』たちを倒していく。戦闘というより殺戮に近い作業が一段落して、暁翔は不機嫌な表情のまま唸った。
「そろそろ、下っ端は種切れかな? アヴァタール級が出てくる前に、本来の目的を何とかしないとな」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【腐食】LV1が発生!
【光学迷彩】LV1が発生!
【ハウスキーパー】LV2が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
【ダブル】LV1が発生!
【能力値アップ】LV2が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
アズ・ライト
【タッグ】
現地で会った理人とタッグでいく
理人が過去視の道案内を使えるなら、私は無鍵空間で鍵の掛かった場所を通れるようにする
これなら、目的地に鍵が掛かっていても平気だな!
「理人か。私はアズ・ライト。アズでいいぞ。よろしく!」
道中は見つからないように、耳をすませて足音に注意だ
理人の道案内に従って進み、部屋に入る前には聞き耳を立てて中に人が居ないか確かめていく!
理人と協力していけば、確実だな。頼もしい!
研究資料を見つけたら、二度と使えないようにしっかりと破棄する
燃やせればいいが、駄目なら持ち帰って破棄だな
研究員を改造だとか、絶対にやらせはしない
アドリブ歓迎
長月・理人
【タッグ】
現地で合流したアズ(g00065)と共に行動
リピートベインの能力を使用し【過去視の道案内】で研究資料のある部屋までの道のりを探す
鍵がかかっている扉に関してはアズに解錠をお願いして目的の場所まで敵に気付かれない様に慎重に進む
「ん……アズ、さん……よろしく、お願い、します……」
「鍵開けとか、難しそう……」
通ってきた道は手持ちのペイントツールにあるスケッチブックに記し迷わない様にも注意しておく
研究資料を発見したら燃やして破棄
その場で燃やすのが難しい場合は持ち帰ってから破棄
アドリブ歓迎
ゼット・ノアール
「潜入任務開始。…ここにもノイズが居そうだ」
既に何人か復讐者はこの街に来ているし
場所が分かったら情報を共有、静かに侵入を開始する
記憶補助グラスをかけ、施設内を普通に歩く
機械の身体とコートを着ているのでさほど怪しまれないはず
戦闘員以外の一般研究員も居るかもしれないので
資料室及びデータ管理室を探す為に会話しても良いかもしれん
破棄方法はデジタル管理の物はゼットクライシスの電流で破壊
消去で済むならば【操作会得】で対応…
アナログ管理の物は火炎で焼却だ
※アドリブ・連携大歓迎です
「……影が、出ない?」
ディアボロスの強行突入で、騒然となった秘密研究所の一角。
騒動に紛れて侵入し、試作機や研究資料のある場所へ向かうため【過去視の道案内】を使おうとした長月・理人(人間のリアライズペインター・g01294)が、困惑した声を出す。理人と同行してきたアズ・ライト(悪食・g00065)も、どうしていいかわからず、立ち竦む。
そして、来合わせたゼット・ノアール(群青の傭兵・g01952)が、こちらも困惑気味に告げる。
「君達はディアボロスだな? この研究所の資料室やデータ管理室がどこにあるか、わかるか?」
「それが……過去視の道案内で、行こうと思ったんですが……」
口ごもりながら応じる理人に、ゼットは小さく溜息をつく。
「そうか。全く知らない建造物の中の、全く知らない場所へと的確に案内してもらえるほどの力は、過去視の道案内にはないと聞いているが……かといって、敵から情報を取るのも、この状況では無理だな」
一般人の研究員がいればと思ったが、どうもいないようだし、クロノヴェーダの研究員は、殺気立って戦闘に向かってるし、どうにもならん、と、ゼットは唸る。
「まあ、わからないものは仕方ない。こうなったら、手当り次第だ」
行き合ったが幸い、三人で手分けすれば何とかなるだろう、と、ゼットは手近のドアを開け、無人の室内を一瞥すると、パラドクス「ゼットクライシス」を発動。室内にあるものをすべて滅茶苦茶に破壊する。
「そうですね……ここは敵の研究所。壊さなくちゃいけないものはあっても、壊しちゃいけないものは、ないんですよね」
理人も別のドアを開け、パラドクス「リピートベイン」で「ゼットクライシス」を再現。室内にあるものすべてをぶっ飛ばす。
「どこもここも鍵かかってない……まあ、クロノヴェーダにプライバシーなんかないんだろうけどさ」
どこが重要かわかりゃしない、と、ぼやきながらも、アズも次々とドアを開け、パラドクス「双翼の魔眼」を応用し、一瞥で室内を「すべてが歪んだ」空間に変えて使用不能とする。
三人とも、意図的に火をかけているわけではないが、可燃物や危険物が置いてあった部屋もあったようで、そういう部屋からは当然ながら発火、爆発が起きる。
普通なら、警備のクロノヴェーダが大挙してすっ飛んでくる状況だろうが、何しろ研究所は敵襲を受け緊急事態の真っ最中。新たな破壊を察知したところで、回せる人手はもはやない。
そして、当たるを幸い破壊の限りを尽くしながら進んでいった末に、ゼットが「仰々しい機械に、一見『研究員』と変わらない機体が、機能停止状態で繋がれている」部屋に行き当たった。
「む? これが、新型の試作機か?」
「そのようですね」
「やっちゃおう!」
理人とアズも集まってきて、三人は一斉にパラドクスを発動させる。歪んだ室内に強烈な電流が荒れ狂い、いくつもの爆発、派手な破壊音があがる。
「……これで、使命達成かな?」
「どうかな。試作機は破壊したが、まだどこかに資料がないとは言い切れない。潰せる限りは潰しておこう」
念には念だ、と言い放ち、ゼットは更に先の部屋を覗き込み、強烈な電流で破壊する。理人とアズもゼットに倣い、更に手分けして手当たりしだいの破壊を続けた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【無鍵空間】LV1が発生!
【過去視の道案内】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV3になった!
【ダメージアップ】がLV5になった!
【先行率アップ】LV1が発生!
御守・樹
アドリブ連携OK
見た目からしてさっきまでと同じようにはいかんだろうなぁ。でも放っておくこともできんしな。
【光学迷彩】【モブオーラ】活用で気配を絶ち【忍び足】で、相手の左手側に回り込むように近づきパラドクスで攻撃しよう。
左手側なのは、右手側はなんかごっつい獲物を持ってるから。咄嗟に反撃されてもあれを振り抜くのを考えたら、左手側の方が多少は時間差とかで回避の目が大きい気がする。
できれば近接でのやり取りはやめた方がいいかな。直接の打ち合いでは多分俺の方が負ける。
なら仕切り直しの意味でも【一撃離脱】の要領で一旦距離を取ったほうがいいだろう。
ゼット・ノアール
「敵性存在……ノイズ発生。やはり、何かしらの関わりがあるか」
本体ではないのが残念だが
奴の格闘術だけがノイズの発生源だ
じっくり見つつ、ゼットンを放つ隙を鎖やソリッドカノンの爆破で作ろう
パワーをゼットンに集中したら
バリアシステムを飛ばしてゼットンとロイだけを閉じ込める
仲間を巻き込むわけにはいかん
敵のコンバットを敢えて受け、記憶を探る…
ノイズに負けず、手がかりを掴むのだ
「俺はもっとお前と戦っておかなければならない。他の個体はどこだ?」
※アドリブ大歓迎です
奴崎・娑婆蔵
●POW
手前、姓は奴崎名は娑婆蔵
人呼んで『八ツ裂き娑婆蔵』
お前さんがここのカシラでござんすか
堅実な兵站をやれる傑物は放っておくと碌なことがねえと相場が決まっておりやす
――八ツ裂きにしてやりまさァ
・妖刀『トンカラ刀』を抜刀、堂々真正面より臨む
・「重力場を生み出し繰り出す格闘術」――インパクト時の斥力や、打ち下ろしの圧に超重量が伴うだろうかといった点を警戒し掛かる
・狙うは「後の先」
・敵の格闘に対し、重力場自体を【両断】しつつ、伸ばし来た四肢を都度斬って落とす狙いの【ティアーズリッパー】
・敵と交錯ざま、縛神布『ダイダロスベルト』を伸ばし絡める
・こちらが斬り付けんとする瞬間にグイと引き寄せ姿勢を崩そう
嵐柴・暁翔
……このヘルマンとか言う方も一見真面な軍人っぽく見えるけど、ツヴァイとやらの持久力や発想力が増した部分は兎も角士気向上機能を評価する辺り根本の部分では精神論傾倒というか合理性とはかけ離れた特殊な思考をしていそうだな…
飛び道具に近接格闘術、更に広範囲攻撃手段迄用意しているとは派手さはないにしても随分と堅実な対応だな
どこぞの大艦巨砲主義者達よりも余程現実が見えているらしい
……だからこそ厄介だしここで確実に仕留めさせて貰うぜ
折角此方には刀を得物にしている方が二人いるんだし別方向から同時に斬りかかり相手を攪乱します
「……まったく、やりたい放題やってくれたものだな」
心底忌々しげな声とともに、通路の向こう側から、恰幅のいい軍服姿の男が姿を現したのを見て取り、御守・樹(諦念の珪化木・g05753)は表情を引き締めた。
(「アヴァタール級か……見た目からしてさっきまでと同じようにはいかんだろうなぁ。でも放っておくこともできんしな」)
一対一での近接戦闘は、どう考えても分が悪そうだ、と、樹は自分の方から間合いを詰めることはせず、可能な限り気配を抑え、アヴァタール級クロノヴェーダ『ロイ・V・ヘルマン』の動きを注視する。
一方、『ロイ・V・ヘルマン』は、樹の存在に気づいていないとは思えないが、彼に視線を向けることなく周囲を睥睨しながら、腹立たしげな呟きを続ける。
「こんな、警備専門スタッフも置けない小規模研究所の成果すらも、目溢しなしに強襲を仕掛けて、力任せに潰しに来るとは。いったい、どれほどの情報が敵方に漏れているのだ? そして、これほど傍若無人に蹂躙されながら、敵方の正体どころか、尻尾一つ掴めずにいるとは。我が国の防諜体制は、いったいどうなってしまっているのだ?」
こうなったからには、敵方の工作員を生け捕りにでもしないことには、撤収することもできん、と、青年と老年の二つの顔を半繋ぎにした容貌を持つアヴァタール級クロノヴェーダは口元を歪める。
するとそこへ、樹がいる通路とは別の方向から、冷ややかな声がかかった。
「敵性存在……ノイズ発生。やはり、何かしらの関わりがあるか」
本体ではないのが残念だが、奴の格闘術だけがノイズの発生源だ、と、ゼット・ノアール(群青の傭兵・g01952)が、手当り次第に資料を破却していた時とは別人のような、鋭利な凄みを帯びた表情で呟く。
そして『ロイ・V・ヘルマン』の本体……クロノス級クロノヴェーダと深い因縁を持つゼットは、目の前のアヴァタール級クロノヴェーダに向かって訊ねる。
「俺はもっとお前と戦っておかなければならない。他の個体はどこだ?」
「知らんな」
にべもなく応じると、アヴァタール級『ロイ・V・ヘルマン』はゼットに向かって身構える。
「とはいえ、貴様の言動には、少なからず興味を惹かれる。投降するなら、情報交換をしてもいいが……そんなつもりはなさそうだな」
「当然だ」
お前とは戦わなくてはならん、たとえ投降すると言われてもお断りだ、と、ゼットはパラドクス「ゼットン」を発動させる。
「全エネルギー収束。最大パワー」
言い放って、ゼットは全エネルギーを収束させて高熱の球体と化し、『ロイ・V・ヘルマン』に向かって投擲する。同時にバリアシステムを飛ばし、攻撃エネルギーの余波が地下通路を吹き荒れないよう閉じ込める。
「ぐわっ!」
凄まじいとしか言いようのないエネルギー爆発に直撃され、『ロイ・V・ヘルマン』の全身が黒焦げになる。しかし、さすがはアヴァタール級というべきか、屈することなくゼットに殺到。反撃のパラドクス「Gコンバット」を発動させ、ゼットに殺到してみぞおちに重力を帯びた拳を叩き込む。
「ぐっ!」
低く呻いたが、ゼットは身構えたまま踏みとどまる。逆に『ロイ・V・ヘルマン』の方が、大きく飛び下がる。
「貴様、わざと……」
呻くクロノヴェーダを、ゼットは無言で鋭く見据える。確かに今のは、躱せる攻撃を躱さなかったように見えた、と、樹も思う。
そして通路の右と左から、奴崎・娑婆蔵(月下の剣鬼・g01933)と嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)が、ともに抜刀して殺到する。
「手前、姓は奴崎、名は娑婆蔵、人呼んで『八つ裂き娑婆蔵』」
パラドクス「ティアーズリッパー」を発動させた娑婆蔵が、暁翔より一瞬早く『ロイ・V・ヘルマン』に躍りかかる。
「八つ裂きにしてやりまさァ」
「ぐわっ!」
さすがに八つ裂きとはいかなかったが、ごつい武器を付けたアヴァタール級の右腕が、妖刀「トンカラ刀」の一閃でごとんと落ちる。そして、左手の拳で娑婆蔵に反撃しようとした瞬間、飛びこんできた暁翔が、パラドクス「天元冒険者(ランディ)」を炸裂させる。
「……俺の太刀に、斬れぬもの無し。……全てを斬れ……雷光烈斬牙…!」
「ぎゃああっ!」
今度は左腕を斬り飛ばされ、両腕を失った『ロイ・V・ヘルマン』は反撃もできずに転倒。だが、即座に飛び起きて逃走しかかったところへ、樹が素早く立ち塞がり、パラドクス「アサシネイトキリング」を発動させる。
(「……この状態なら、さすがに勝てる」)
声には出さずに呟くと、樹は『ロイ・V・ヘルマン』の首を一撃ですっぱりと切断した。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【モブオーラ】がLV2になった!
【建造物分解】LV1が発生!
【怪力無双】LV1が発生!
【一刀両断】LV1が発生!
効果2【フィニッシュ】がLV2になった!
【ダメージアップ】がLV7になった!
【命中アップ】がLV2になった!