リプレイ
クィト・メリトモナカアイス
ネコ耳のぴんちと聞いて。
我の黄金猫拳打棒が火をふく。
猫耳猫尻尾肉球ハンドを装備したおじーちゃん。
……ありなのでは。きっと平和。
平和にならない? それなら仕方ない。叩きのめそう。
よーし探すぞー。
猫の気持ち、猫の気持ち。
猫の気持ちになって港でじっと待つ。
きっとここに猫は集まる。
船が帰ってきたらその時がチャンス。
船に乗ってる人から魚をもらう。
……? 間違えた。
船に乗ってる人から魚をもらった猫を追う。
追っていけばきっと集会所に着く。
シル・ウィンディア
ドイツ帝国、一体何を考えてそんなねこモードな新兵器を…
そのうち、動物シリーズとか出てきたらびっくりするからね…。
さて、聞き込みかぁ…
猫さんがいるところが一番怪しいけど…
でも、そんな人の目につくところに作るかな?
それなら…
猫ってかわいいよねー。
このあたりで、ねこさんがいっぱいいるところってどの辺なんだろ?
って聞いて回りつつ…
猫さんが居なくなった空き地とかってあったりするのかな?
と、最近ねこさんが居なくなった場所の情報を中心に聞き込みを行うね。
聞き込みが終わったら、ねこの集会所と元猫のいた空き地の二か所に行ってみるね
猫の集会所は、怪しまれないように猫とたわむれに
空き地は、入口を調べるためにだね
美空・旭
有効なら、見た目や語尾は気にしないと……私も戦術、戦略の方針は何でもありなのでそういう姿勢には共感できますね。もっとも、今回はきっちり作戦阻止させてもらうわけですが。
研究所探しですが、港周辺で【情報収集】するとしましょう。人慣れした猫ちゃんがいるという話もですが、普通に考えて資材なんかの運搬に船を使う気がするんですよね。こういうのは地道でも確実性重視です。漁師さんを中心に聞き込みして、内容はできるだけ【記憶術】で覚えておきましょう。語尾にニャーニャーつけてしゃべってるなら、すごく目立つし覚えている人もいるでしょう。それから、当然ですが周囲の【観察】も怠らないように。
アドリブ、絡み歓迎です
狼谷・立希
オイオイ、ちょっと待てその改造内容
柔軟性は別として、耳と尻尾に関しては俺が電脳兵器の装備でやろうとしている事と同じ発想なんだがぁ!?
とはいえ俺の場合は狼で、さらには今の所全力時でのほぼ見せかけに近い訳だが
…改良の為持っていきたい所だが、さすがにヤベェか
せめてデータ位は取れるといいが…望みは薄かねぇ、まぁやれるだけやるか
とりあえず上空に「偵察用ドローン」を上げて大雑把に街を確認した後、町の人に猫の事を聞いて回ってみるかねぇ
推測をするに昔は沢山いたけど、今はいない場所を探せば良いのか?
話を聞いた後は『隠密型無人航空機』の方でその場所を探すって事で
ま、変な事をするよか慣れた方法を取らせてもらうぜ
ベアストリア・ヴァイゼンホルン
にゃっ……にゃっ……にゃーん……なんちゃって……ね。
誰も見ていないと思って、ネコの真似でお茶目しちゃおうかな?
と、まぁ猫を探すってことだから……港の一角で水筒に入れてきたコーヒーを飲み、海風を感じながら、【フライトドローン】を5機ほど展開。排水管付近やネコが集まっているところ、灯台があるならその付近を重点的に探ってみるね。
灯台があるなら、その基とか……怪しそうだけどね?
見つけた後は皆に報告。集まるまでは猫と一緒に遊んでおきましょうかね……。誰にも見られていないことを祈るわ……。
ほらほら……おいで……干し魚だよ……?
●潜入!『港街ヴァイヒティーア』
「オイオイ、ちょっと待てその改造内容。柔軟性は別として、耳と尻尾に関しては俺が電脳兵器でやってる事とほぼ同じなんだがぁ!?」
狼谷・立希(HN.Werewolf・g00726)はゾルダートの新型改造機の強化内容のデータを確認して頭を抱えながら大きく仰け反る。
どうやら☆ニャンダフルによる改造内容が自分の戦術とかなり被っていたらしい。
「猫パーツ……改良の為持っていきたい所だが、さすがにヤベェか。せめてデータ位は……」
立希がぶつぶつ言っていると、その隣に美空・旭(悪辣軍師・g02138)が並ぶ。
「有効なら、見た目や語尾は気にしないと……」
旭もまた敵のデータを確認し、そしてここで一旦言葉を区切ると立希の姿を見る。
「あ?なんだよ?なんか変か?」
「……いえ、そうですね。見た目は気にしない。同じですね」
旭の視線の先。立希の格好はちょっとこう。ダボっとした裸フードパーカー1枚という格好であり、ちょっとファッションセンスを疑ってしまうものだった。
でも立希は気付いていない。ならば旭も気にしない事にした。
「私も戦術、戦略の方針は何でもありなのでそういう姿勢には共感できますね。もっとも、今回はきっちり作戦阻止させてもらうわけですが」
「ネコ耳のぴんちと聞いて。我の黄金猫拳打棒が火をふく」
クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)もそこに参加しにきた。
「猫耳猫尻尾肉球ハンドを装備したおじーちゃん」
クィトもまた敵のデータからぽわぽわぽわぁと、敵の姿を想像する。
「……ありなのでは。きっと平和」
「いえ。残念ながら、そのネコ要素を使って人々に苦しみと不幸を撒き散らそうといるのです」
「平和にならない?それなら仕方ない。叩きのめそう」
「ドイツ帝国、一体何を考えてそんなねこモードな新兵器を……」
シル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)も敵の改造データを見ながら首を捻る。
「そのうち、動物シリーズとか出てきたらびっくりするからね……」
「よーし探すぞー」
そんなこんなでディアボロス達は秘密研究所の入り口を探しに街へと繰り出すのだった。
●街での聞き込み
「んじゃま、とりあえず上空に偵察用ドローンを上げて大雑把に街を確認した後、町の人に猫の事を聞いて回ってみるかねぇ」
「聞き込みかぁ……猫さんがいるところが一番怪しいけど……」
「秘密研究所の入り口に猫ねぇ」
「そんな人の目につくところに作るかな?」
「推測をするに。昔は沢山いたけど、今はいない場所を探せば良いのか?」
「そうだね」
「って、今ネコがいる場所なら上空からでもわかっけど、昔いて今いない場所は上空からじゃわかんねーだろ!」
「そうだね。そこは聞いて回るしかないよ。ほら、あそこの人とか」
シルと立希は相談しながら目についた街の人に話しかけにいく。
「おや、旅人さんかい?珍しいね」
「よぉ。ちょっと聞きたいことがあんだけどよ」
「猫ってかわいいよねー。このあたりで、ねこさんがいっぱいいるところってどの辺なんだろ?」
「この街の猫は人懐っこい子ばかりでねぇ。よくいるのは、港の一角とか店の裏手とか、あと日当たりのいい場所とかだねぇ」
割と気のいい人が多いらしく、特に礼節を弁えないような行動さえしなければ街の住人は情報収集に協力的だった。
「猫さんが居なくなった空き地とかってあったりするのかな?」
ここでシルは核心に迫ろうと質問を変える。
「空き地……?ああ、空き地はむしろ最近増えたねぇ」
「む。空き地じゃないのかなぁ」
「そういえば、最近何処も猫が増えた気がするけど。港の灯台で夜鳴いてた子たちは静かになったねぇ」
「ん?それって」
そこで立希とシルは顔を見合わせる。
「灯台のとこにディアボロスもいるな……これ、当たりじゃね?」
「行って見よっか」
●港で調査
「猫の気持ち、猫の気持ち」
「クィトさんも港に来ていたのですね」
一方、港ではクィトと旭が船の到着を待っていた。
「猫の気持ちになって港でじっと待つ。きっとここに猫は集まる」
「そうですね。人慣れした猫ちゃんがいるという話もですが、普通に考えて資材なんかの運搬に船を使う気がするんですよね」
微妙に論理展開が違う気がしたが、二人の結論は同じ。
港を調査しよう。
そして船乗りに話を聞こうである。
「船が帰ってきたらその時がチャンス」
「こういうのは地道でも確実性重視です。しっかり話を聞いて回りましょう」
丁度よく、そこに船乗りの人たちがやってきたので話を聞きにいく。
「魚、貰った……♪」
パパラパッパラー。
クィトはお刺身を貰った。美味しかった。
「……?間違えた」
猫の気持ちに寄り添い過ぎたクィトはここで正気に戻る。
船乗りから魚を貰った猫の気持ちになって追いかければいい。追いかければ……。
「……?あっち、猫いない?」
猫の気持ちに成りきって足を進めようとしたクィトは自分の視線の先に向かう猫がいない事に気が付いた。
自分が猫ならあっちにいくのに、実際に猫達は別の場所に行こうとしている。
「え?ニャーニャーつけてしゃべってるお年寄りを灯台で何人も見た?」
そしてクィトがあっち向いたりこっち向いたりしている内に旭は船乗り達から有益な情報を得ていた。
彼らの話では、今クィトが訝し気に見ている灯台の裏にある猫の集会所で怪しい人物たちを見たと言う。
「……これは、当たりでは?あ、クィトさん。そっちじゃなくてこっちいきましょう」
「にゃー」
他の猫の後を追いかけようとしていたクィトは旭に首根っこを掴まれて港の灯台へと一緒に向かうのだった。
●そして港の灯台
その裏の猫の集会所。
「にゃっ……にゃっ……にゃーん……なんちゃって……ね」
ベアストリア・ヴァイゼンホルン(ジャンカー系眼鏡女子・g04239)がネコちゃん相手にネコの真似していた。
「ほらほら……おいで……干し魚だよ……? 」
「フシャー!」
しかしこの街の猫にしては珍しく、この場の猫は警戒心が強く逃げられていた。
「ベアスさん……」
そんなベアストリアに話しかけるシル。
「はっ!?だ、誰もいないと、思っていたのに……!」
猫と戯れようとしていたベアストリアの元に集まるシル、立希、旭、クィト。
情報収集の結果、この港の灯台の裏の猫の集会所こそが秘密研究所の入り口に怪しいと踏み集まってきたのだ。
「干し魚……」
「はい、どうぞ……」
猫の気持ちになったままのクィトはベアストリアに餌付けされていた。
「俺のじゃねー空飛んでたドローンはそっちのか」
「調査の結果、私たちはこちらが怪しいと睨んできたのですが」
「フライトドローンは、ボクのだね。ボクも、怪しいと思う所、見つけたよ……ここ」
どうやらベアストリアは割と勘でこの場所から捜索をスタートしたらしく、とりあえず怪しい所を見つけたのでフライトドローンを飛ばしつつコーヒー片手に海風を感じながら、皆を待って猫に逃げられていたらしい。
そしてベアストリアが事前に当たりをつけていた箇所を総勢5人かかりで調べていくと。
「あ、これスイッチ」
隠されていたボタンを発見。ポチリと押すと、秘密研究所の入り口に繋がる地下への階段が開くのだった。
秘密研究所の入り口。発見!
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【エアライド】LV2が発生!
【平穏結界】LV1が発生!
【モブオーラ】LV1が発生!
【フライトドローン】LV1が発生!
効果2【命中アップ】LV3が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【フィニッシュ】LV1が発生!
●秘密研究所への侵入!
『侵入者発見。侵入者発見。総員、直ちに警備体制に移れ。繰り返す……』
秘密研究所への侵入を果たしたディアボロスたち。
当然正面からの突入はクロノヴェータたちにも知られる事になる。
だがこの侵入は"素早く"敵地を発見しての電撃戦。
③
『ニャー!ディアボロスかニャー!ここは通さないニャー!』
迎撃に出た試作機型のトループス級ゾルダートも十分な布陣を敷ける暇はなかった。
恐らくは彼らの性能実験を行うための場所なのだろう、学校の体育館程の長方形の空間で戦闘が開始される。
(なお、準備が十分だった場合は、相手に有利になるようにバリケード等が設置されていたと思われる)
ここであったが百年目。機械化ドイツ帝国一般研究員☆ニャンダフルを破壊して欲しい。
既に改造済み。
相手のホームで正面から戦っても苦戦する可能性があるだろう。
①
『サー!パーツを運ぶッサー!』
助手型サイボーグたちが強化用パーツの運搬に走る。
彼らは戦闘能力は低いが、脚だけは早い。
また施設を警備するトループス級ゾルダートがフリーの状態だと、彼らの追跡中に邪魔が入るかもしれない。
だが幸い素早く侵入した事で彼らとの距離はまだそれ程離れていない。
何組かいるのでその全てを見つけ出しパーツを破壊して欲しい。
探す工夫、追い詰める工夫などがあれば破壊しやすいだろう。
頼んだぞ、ディアボロスたちよ!
クィト・メリトモナカアイス
むぐむぐ……ごくん。
ごちそうさま。
おさかなが美味しい。ここはいい町。
じー……
んむ。実際に見ると。
やっぱりなしだった。これは平和にならない。
ネコ耳ネコ尻尾はやっぱりかわいさが必要。我のモナカたちの方がかわいい。というわけでごー。
「爆撃のラグドール」でモナカ爆撃型から爆弾を投下。帝国一般研究員たちを爆破する。ついでにあたりも穴をあけたり瓦礫にしたりで【迷宮化】。資料破棄の援護。
探す能力が高いらしいし隠れるのはしないで敵の攻撃をきっちり防御するよう構えておく。
敵が薬品を投げてきたら黄金猫拳打棒でカコンカコンと打ち返す。
肉球もまたかわいさが必要。今宵の黄金猫拳打棒は魚に飢えている。
●
「むぐむぐ……ごくん。ごちそうさま。おさかなが美味しい。ここはいい町」
クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)は秘密研究所の内部に侵入を果たすと、まずは敵の新型ゾルダートの試作機の破壊に向かった。
敵は研究所内の警備に試作機を当てているらしく、奥まで進むと相手の方から迎え出て来た。
『ヌル様より強化改造を受けた我らの実力を見せる時ニャー!』
『ニャー!』
くるくると空中を回転しながら華麗な着地でポーズを決める。
その頭には『ネコ耳』。お尻には『ネコ尻尾』。そして両手は『肉球ハンド』。
ヤツらこそ、新型ゾルダート【機械化ドイツ帝国一般研究員☆ニャンダフル】である。
「じー……」
早速の敵の登場にクィトはよくよく敵の姿を観察する。
「んむ。実際に見ると。やっぱりなしだった。これは平和にならない」
『ニャーンッ!?』
元となった機械化ドイツ帝国一般研究員はなんかこう、おじーじゃんな研究者って見た目なのだ。
それにネコ耳ネコ尻尾肉球ハンドをつけても、なんかこう、うん。
これは、"破壊"しようって気持ちしか湧かない感じだった。
「ネコ耳ネコ尻尾はやっぱりかわいさが必要。我のモナカたちの方がかわいい。というわけでごー」
クィトは、浮遊する猫耳・猫尻尾付き球形の浮遊球形ガジェット『モナカ』爆撃型を発進。
猫で対抗し空中より爆弾を投下し攻撃しようとしてくる。
『負けないニャー!集音正確薬品投擲ニャー!』
しかし☆ニャンダフルも対抗して薬品を取り出す。
従来機は老眼で狙いに不安もあった個体がいたが、ネコ耳型デバイスから発する音波で敵の居場所を特定できるようになった事で飛躍的に命中精度を上昇させているのだ。
「探す能力が高いなら隠れるはしない。そして、狙いが正確と言う事は、防御もしやすいと言う事」
クィトは敢えてその身を晒し回避ではなく防御を選択。
完全に攻撃を防ぐ事は敵の命中精度から難しい。だがダメージを減らすなら話は別だ。
「爆撃開始」
『投擲ニャー!』
モナカ爆撃型から爆弾が投下されるとの、☆ニャンダフルの投擲は同時だった。
「肉球もまたかわいさが必要。今宵の黄金猫拳打棒は魚に飢えている」
待ち構えていたクィトは黄金猫拳打棒をスイングすると、飛んできた薬品をカコンと打ち返す。
ボフン!
ファールした薬品は遠くで爆発してダメージを軽減する。
「とは言っても、全部は無理。にゃー」
半分ほどは見事に打ち返したクィトだったが、もう半分は爆発に巻き込まれてしまう。
『やったニャー!』
☆ニャンダフル達はその成果に喜び小躍りしているが。
「こっちも爆撃のラグドール」
投下された爆弾が次々と爆発!
☆ニャンダフルたちにガンガンダメージを与えていく。
更に。
『ニャーッ!?退路が崩れたニャー!?』
『施設の警備隊である我らを隔離したと言う事かニャーッ!?』
爆撃はついでとばかりに☆ニャンダフルたちの後ろの通路を破壊し、瓦礫や穴を開ける事で迷宮化。
突破できなくもないが、部屋を出るのには時間がかかるようになった。
「資料破棄の援護」
こうして試作機の一部をクィトは釘付けにするのであった。
成功🔵🔵🔴
効果1【迷宮化】LV1が発生!
効果2【反撃アップ】LV1が発生!
狼谷・立希
げ、この調子だとゆっくり調べるって事はできそうにねえな
仕方ねぇ、作戦優先だ…とはいえ逃がさなけりゃチャンスはあんだろ
多数の「偵察用ドローン」や【フライトドローン】を操り、数任せで"偵察"
見つけたらそのまま"追跡"するぜ
追いかける以外にもこの研究所の地図を構築する為の"情報収集"の意味合いもある
まぁ追いかけた所でコイツらで破壊できるとはさすがにおもっちゃいねぇよ
見つけた機体で地図を元に誘導、そこに『戦闘機型無人航空機』を送り込み攻撃させるぜ
撃破できなくても足止めにはなんだろ
余裕があればトループス級にも参加するが、今はコッチに集中させてもらうぜ
美空・旭
研究資料の破棄、ということですがまずは探すところからですね。【拠点構築】の知識を基に周囲を【観察】して逃走ルートを【看破】。そのまま【不意打ち】気味に青龍水計で攻撃して追い詰めます。サイボーグのパーツとなればおそらくは精密機器、水浸しにするのは簡単ですがそこそこ有効な手かと。金属部品へのダメージでいえば海水が効果的ですね……この場所近辺の海水ってパラドクスに転用できないのでしょうか? もっと言えば海水ぶちまけたうえで高圧電流でも流せれば致命傷なのですが、贅沢を言える状況でもありませんので普通の水を大量にかけるだけでも十分です。サクッと処理してしまいましょう。
引き続きアドリブ、絡み歓迎です。
ベアストリア・ヴァイゼンホルン
さてと……燃やしに行こうかな……。
研究資料を探すために、【フライトドローン】を使用して研究所のマップを『情報収集』。
資料室や設備のある場所なら多くの人員が出入りしているから、痕跡が多く残されているでしょ……それを探すわね。
見つけた後は研究資料を持ち物のカメラで出来る限り撮影。記録しておくわね。今後、役に立つかもしれないからね……。
その後、マッチを持ち込めているのであれば、それを使用して焼却処分するわ。
効果を確かめるのに……使用するのはいいけど……。
どうして、ジジィ達がやってしまったのか……あ、いや、自分たちでやらないと分からないってのは分かるんだけどね……?
似合ってないよ……僕が付け……嘘よ。
●
『サー!パーツを運ぶッサー!』
助手型サイボーグたちが強化用パーツの運搬に走る。
こちらはクロノヴェーダの研究試料の破棄チーム。
目標は強化パーツ『ネコ耳・ネコ尻尾・肉球ハンド』の破棄である。
「研究資料の破棄、ということですがまずは探すところからですね」
美空・旭(悪辣軍師・g02138)は三手に別れたらしいサイボーグたちの行末を眼鏡を光らせ予想する。
「げ、この調子だとゆっくり調べるって事はできそうにねえな」
出来れば強化パーツを手に入れ調査し自分の戦術に加えたいと思っていた狼谷・立希(HN.Werewolf・g00726)は、意外と早いサイボーグの逃げ足に声を上げる。
「仕方ねぇ、作戦優先だ……とはいえ逃がさなけりゃチャンスはあんだろ」
果たしてクロノヴェータ用の強化パーツがディアボロスにも適用できるのかは疑問が残るが、データ位は手に入れられるかもしれない。
「さて破壊しにいこうかな……」
ベアストリア・ヴァイゼンホルン(ジャンカー系眼鏡女子・g04239)も研究試料を逃がす気はない様子だ。
「拠点構築の知識を基に逃走ルートを看破しましょう」
目標は戦闘能力は殆どないが、脚は早い。
単純に追うだけでは時間が足りなくなる可能性があるため、旭は追い詰めて壊そうと提案する。
「"追跡"するぜ!」
「それじゃボクは研究所のマップを"情報収集"するよ……」
敵の秘密研究所の内部構造を事前に知る方法などある訳ないので、追い詰めるための地形は自分たちで調べるしかない。
立希とベアストリアはフライトドローンを召喚すると、その上に自前の偵察用ドローンを1機ずつ乗せていく。
フライトドローンは偵察用ドローンよりも高性能な機動力と持続時間を持つが、マップ構成機能などはない。そこを補うにはこうするしかないだろう。
またフライトドローンは簡単な命令"1つ"しか受け付けられず、サイボーグの"追跡"と研究所の地図を構築の"情報収集"では辿るべきルートは全く違う。
2人いる事で分担し両方に手を付ける事が可能になったのだった。
「あとは数任せでいくぜ!」
準備が出来次第、次々と発進させていく立希。
「パーツの運び出しをしているなら、痕跡が多く残されているでしょ……それで追跡できるんじゃないかな」
「助手型サイボーグはフライトドローンに戦闘能力がない事を知り得ませんから、追いかけ回せば誘導できるかと」
助手型サイボーグの任務はパーツを運び逃げる事。
戦闘能力が殆どない彼らは明らかにディアボロスの生み出したフライトドローンを見れば、その戦闘能力の有無を確かめる暇もなく逃走以外の選択肢は存在しないだろう。
また助手型サイボーグは施設内の警備を担当するゾルダートに合流出来れば、破壊してくれるとも思っている。
事実。どれだけ数を出しても警備がフリーだった場合はフライトドローンが破壊されまくって作戦が成り立たない可能性が高かったが、幸いな事にそのゾルダートは今、他のディアボロスとの戦闘中で合流を阻害されている。
「追い詰めそうですね」
各自の行動が重なり合う事で目標を追い詰めるところまで行きつく事ができた。
『サー!パーツを運ぶッサー!』
そして3人の連携で助手型サイボーグを誘導に成功。
三方向からフライトドローンに追われてこちらに走って来る助手型サイボーグが見えて来る。
「いきます。青龍水計っ!」
『アジャバー!?』
旭は突如として膨大な流水を出現させ、助手型サイボーグも巻き添えにして目標は強化パーツを水浸しにして押し流す。
「サイボーグのパーツとなればおそらくは精密機器、水浸しにするのは簡単ですがそこそこ有効な手かと」
贅沢を言えばここの海水ぶちまけた上で高圧電流でも流せればと考えていたが、港の灯台の地下にある秘密研究所で海水を引き込んだりしたら多分ディアボロスも溺れる可能性が高いのでやめておいてよかったと思う。
「贅沢を言える状況でもありませんので普通の水を大量にかけるだけでも十分です。サクッと処理してしまいましょう」
少なくとも改造中の試作機のパーツは防水加工などしていないらしく。そのままショートして爆発したのを確認したのだった。
「光を……僕の翼に……」
『アジャバー!?』
ベアストリアもエネルギーの翼を生やすと、飛翔。翼から飛ばした茨で助手型サイボーグを破壊すると、強化パーツを奪取する。
「どうして、ジジィ達がやってしまったのか……あ、いや、自分たちでやらないと分からないってのは分かるんだけどね……?」
この強化パーツは『ネコ耳』『ネコ尻尾』『肉球ハンド』。
やたらとあざとさが増し増しになりそうなパーツだった。
「似合ってないよ……僕が付け……嘘よ」
一応写真に収めたり頭に装着してからもっかいパシャリしたり……うんまあそんな事をしてからベアストリアはきちんと強化パーツを破棄するのであった。
「- Cyber Arms:Fighter Drone -」
『アジャバー!?』
「足止めすら必要ねぇ!撃破だ!」
戦闘機型無人航空機を追加で送り込んだ立希も遠隔操作で助手型サイボーグを破壊。
爆発四散したサイボーグの手から転がり落ちた強化パーツを嬉しそうに見に行く。
「ま、流石にコイツ自体はこの場で破壊しとくが……データ位はとっとくよな?」
見事な手際でそれぞれが強化パーツを破壊するのであった。
研究試料の破棄。完了!
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【フライトドローン】がLV2になった!
【水源】LV1が発生!
【飛翔】LV1が発生!
効果2【先行率アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV2になった!
【ガードアップ】がLV2になった!
シル・ウィンディア
資料の破棄は終わったみたいだし、あとはこの研究員たちをどうにかすれば…
…ええと、にゃんってつけていいの、女の子の特権だと思うにゃんっ!!
後、恥ずかしくないのかな、そんな格好と語尾を、オジサンがして…。
こほん。
創世の小剣を左手に持って、エアライドで急速接近してから
斬撃を繰り出し、思いっきり吹き飛ばしを試みるね
攻撃後は、そのまま通り抜けて離脱っ!
しばらくは、ヒット&アウェイを繰り返して攻撃を重ねるね
敵の爆弾は、エアライドで2段ジャンプをしたり、残像で敵に対してフェイントをかけたりと攪乱して回避を行うね
敵がまとまったら、精霊乱舞連弾でまとめて撃ち抜くっ!
せっかくだから…
乱れ撃つにゃんっ!!
●
「資料の破棄は終わったみたいだし、あとはこの研究員たちをどうにかすれば……」
『ヌル様より強化改造を受けた我らの実力を見せる時ニャー!』
シル・ウィンディア(虹色の精霊術士・g01415)は新型ゾルダートと相対する。
その頭には『ネコ耳』。お尻には『ネコ尻尾』。そして両手は『肉球ハンド』。
敵は改造手術を受けた【機械化ドイツ帝国一般研究員☆ニャンダフル】である。
「……ええと、にゃんってつけていいの、女の子の特権だと思うにゃんっ!!」
シルは☆ニャンダフル達の姿と、そしてその語尾に対抗する。
「後、恥ずかしくないのかな、そんな格好と語尾を、オジサンがして……」
『フッ、わかってニャイようじゃニャ……』
だが語る。
☆ニャンダフル達の世知辛い事情。
『これつけたらニャンってつけたくにゃったニャン☆』
「ただの気分だったにゃん!」
『ニャー☆』
「こほん」
それはそれとして、現在は戦闘中。
シルは創世の小剣を左手に持つとエアライドで最適な移動経路を導き出しして急速接近。
斬撃を繰り出す。
『甘いニャー!』
だが敵はただの一般研究員ではない。
お尻にネコ尻尾型推進装置を付けた、☆ニャンダフルである!
「わっ!?凄い俊敏性!」
吹き飛ばしを試みたシルだったが、尻尾でぴょいんと飛んでいった☆ニャンダフルには攻撃が当たらない!
ヒット&アウェイの戦法ととっているためそのまま無防備な状態を曝け出すような事にならず離脱は出来るが。
『子ネコ型爆弾ニャー!』
従来機よりも柔軟性を増した事で射程範囲を広げた☆ニャンダフルの攻撃は避けるにもかなり距離を取る必要があった。
「わっわっ!?」
シルはフェイントや二段ジャンプで何とか回避していこうとするが、相手も飛び回る☆ニャンダフル。
どうしても爆風に巻き込まれてしまう。
「んん……このままじゃいつまで経っても攻撃できない。精霊乱舞連弾でまとめて撃ち抜くっ!」
強化された☆ニャンダフル達相手では形勢不利と判断したシルは強引にパラドクスでの突破を試みる。
「炎よ、水よ、風よ、大地よ…。我が前に集いて力となれ!せっかくだから……乱れ撃つにゃんっ!!」
『ニャーッ!?』
苦戦しつつも確実にダメージを積み重ねていくシルだった。
苦戦🔵🔴🔴
カナエ・ヨズク
資料の破棄上手くいったみたい、あとは道を作るだけ。
幾ら能力がよくなるといっても見た目が残念過ぎます……
ただ野生の生き物を真似るというのは賢いやり方です、無駄に習性まで…引き継いでいるようですが……そうなると、大きい音や素早く動くものに対して鋭敏に反応してきそうですね。
とはいえやることは変わらないですが、とにかく最速で斬るのみ。
とにかく道を切り開くために、数を減らすこと第一です。
ベアストリア・ヴァイゼンホルン
はぁ……絶望的に……似合ってないわよね……。
ということで、殲滅に動きましょうかね……。
僕はフライングドローンと共に飛翔で前に出て、絶望的に似合っていないネコミミ研究員たちを、パラドクスで消毒……失礼、消滅させていこうかしらね。
ドローンを囮に使いつつ、真正面から面と向かって……
似合っていないのよ……ネコたちに……失礼じゃない?
とか煽りながら、浮遊砲台とも連携して機動戦をしようかな。
接近されたら、マイナスドライバーで一突き。それを相手が嫌がって離れたら、浮遊砲台からの荷電粒子砲で撃ち抜いてあげる。
まったく……ネコネコカワイイは……女の子の特権よ……?
美空・旭
見た目が合っていない、なんていうのは皆さん言っているので今更私触れることでもないでしょう……むしろ、変に可愛くて躊躇するとかいう心配がないので好都合なくらいです。が、性能は優秀らしいので問題はそこですね……今後のために完全に処分してしまう方が良いでしょう。メタな話、アヴァタール級との戦いに向けてできるだけ効果を乗せておきたいところでもありますし。
効果範囲が広く、更に先の様子から防水も不十分、となれば青龍水計を使うのが上策かと。第一に他の方との連携、第二に数を減らすことを意識します。連携を意識することもあり、引き続きアドリブ、絡み歓迎です。
使用技能:計略、戦闘知識、統率、不意打ち、臨機応変
●
新型ゾルダートの開発に着手した機械化ドイツ軍。
秘密研究所の責任者であるヌルがその戦闘データと動物の特徴を組み合わせて作った追加パーツは『ネコ耳』『ネコ尻尾』『肉球ハンド』だった。
こんな凄いパーツを装備するのは誰なのか。
ディアボロス達の前に現れたのはそのプロトタイプ。
『機械化ドイツ帝国一般研究員』(どう見ても白髪おじーじゃん)だった……。
「はぁ……絶望的に……似合ってないわよね……」
ベアストリア・ヴァイゼンホルン(ジャンカー系眼鏡女子・g04239)は機械化ドイツ帝国一般研究員と、彼らに追加されたパーツの組み合わせを見て、とてもげんなりしていた。
ネコ耳、ネコ尻尾、肉球ハンド……何故かこのようなトループス級に装備されてしまったのだった。
『ニャー☆』
「幾ら能力がよくなるといっても見た目が残念過ぎます……」
カナエ・ヨズク(月朧・g06268)も機械化ドイツ帝国一般研究員……否、改造され機械化ドイツ帝国一般研究員☆ニャンダフルとなったゾルダートにジトっとした目を向ける。
「見た目が合っていない、なんていうのは皆さん言っているので今更私触れることでもないでしょう……むしろ、変に可愛くて躊躇するとかいう心配がないので好都合なくらいです」
美空・旭(悪辣軍師・g02138)は☆ニャンダフルの姿に動じる事無く冷静に分析する。
「が、性能は優秀らしいので問題はそこですね……今後のために完全に処分してしまう方が良いでしょう」
「はい。野生の生き物を真似るというのは賢いやり方です、無駄に習性まで……引き継いでいるようですが……」
『ニャー☆そうニャー。改造を受けてからどうしてもネコっぽくなってしまったニャー』
まだプロトタイプだからなのか☆ニャンダフルは改良点が多数あるようだった。
この語尾も試作機だけらしい。
「成程。ネコはヒゲが濡れるのを嫌うと言いますし、先の様子から試作機のパーツはまだ防水も不十分。となれば青龍水計を使うのが上策かと」
という訳で旭は迷う事なく青龍水計を発動!
突如として膨大な流水を出現させ、敵群をその内に呑み込もうとする。
『ニャー!?いきなり水ニャー!?』
『ええい焦るのは早いニャ!我らも改造されたパラドクスで反撃ニャ!』
肉球冷凍ガス~。
肉球ハンドで持った薬ビンから冷凍ガスを振りまき攻撃します。従来機よりあざとさが増し増しです。
『くらえニャー!』
肉球ハンドに持った冷凍ガスの入ったビンがあざといフォームから旭に向かって投げつけられる。
割れて噴出した冷凍ガスは流水ごと凍らせて旭にダメージを与える。
あざとい、流石あざとい!
「くっ、しかしこの程度の反撃は想定内です」
反撃を受けたがそれでも☆ニャンダフル達複数にダメージを与える事に成功する。
「ということで、殲滅に動きましょうかね……」
ベアストリアもこのタイミングでフライトドローンと共に飛翔し上空から砲撃を仕掛けにいく。
「似合っていないのよ……ネコたちに……失礼じゃない?」
『ニャー!そんな事……そういえば最近ネコちゃん達に逃げられるニャ?』
「パラドクスで消毒……失礼、消滅させていこうね……」
『ニャー!?』
下は洪水。上は砲撃。
ベアストリアは反撃として投げつけられた冷凍ガスをものともせずに、ドローンに紛れながらマイナスドライバーで飛んできた☆ニャンダフルの1体を一突き。
「……ミョルニル」
がら空きの身体に超高出力荷電粒子砲をぶち込むのであった。
「まったく……ネコネコカワイイは……女の子の特権よ……?」
『ニャー!?やられたニャー!?』
『焦るのは早いニャー。ここはしっかりと狙いを定めて確実に当てに行くニャー』
仲間が破壊された事に動揺が走る☆ニャンダフル達。
そこにカナエは飛び込んでいく。
「ネコの習性……そうなると、大きい音や素早く動くものに対して鋭敏に反応してきそうですね」
カナエはニャーニャー言ってる☆ニャンダフル達に有効になりそうな事はないかと思案する。
ネコの習性を不要に引き継いでいると言う事なので、恐らくそういった作戦を取れば敵の配置や攻撃箇所を誘導出来たようにも思える。
が。
「とはいえやることは変わらないですが、とにかく最速で斬るのみ」
カナエは割と、直線でモノを考えるタイプっぽかった。
「斬ります……」
『ニャッ!?来るかニャ!』
「涅槃寂静(ネハンジャクジョウ)」
『こいにゃー!』
「……もう斬りました」
無の状態から繰り出す超高速の斬撃。
それは、斬られた事すら気づけない程の速さで振るわれる神速刀技。
『ニャ?』
迎え撃とうとしていた☆ニャンダフル達は反撃しようと身構えた態勢のまま、ズルリと左右に身体を断たれるのであった。
施設を警備する『機械化ドイツ帝国一般研究員☆ニャンダフル』。
全機破壊完了!
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【一刀両断】LV1が発生!
【修復加速】LV1が発生!
【水源】がLV2になった!
効果2【命中アップ】がLV4になった!
【能力値アップ】LV1が発生!
【反撃アップ】がLV3になった!
●秘密研究所 最高責任者 アヴァタール級ゾルダート『ヌル』
『騒がしいと思えば、ディアボロスか』
少年のような姿をしたゾルダート。ヌル。
見た目こそ華奢な体躯をしているが、彼こそがこの秘密研究所の最高責任者であり開発者。
そうつまり、『ネコ耳』『ネコ尻尾』『肉球ハンド』を機械化ドイツ帝国一般研究員に装備させた張本人なのである!
見た目で騙されることなかれ。
この頭脳には膨大な戦闘データを保有しており、戦いに関してはかなり強敵。
その知識と目的のためには見た目を気にしない効率的な戦術思考から☆ニャンダフルが開発されたのだ!
研究資料と試作機を破壊できても、当然開発者張本人を破壊しなければ☆ニャンダフルの普及を止める事は出来ない!
『ちょうどいい。☆ニャンダフルの改良のために新しいディアボロスの戦闘データも欲しかったところだったのだ。相手をしてやろう』
ディアボロスよ。恐るべきゾルダート強化改造計画を止めるため、ヌルを破壊するのだ!
クィト・メリトモナカアイス
……? ネコ耳とネコ尻尾とにくきうは……?
きっと汝には似合う。汝も猫になるといい。
我は不思議な力(いらすとせきゅりてぃ的な)により猫耳を付けられないので代わりに汝が猫。にゃー。
「喧騒へ捧ぐ宵の峰」の歩法と【光学迷彩】で姿を隠す。
姿を隠した状態で死角から不意打ち……と見せかけてモナカ、ごー。我はその間は何かの後ろに隠れてる。
臨海まで稼働してるならすぐに何度も電撃はできない。たぶん。
相手がモナカに電撃を撃ち込んで隙ができたところで【エアライド】の空中ジャンプで素早く近づいて黄金猫拳打棒で殴り倒す。
残念。そっちははずれ。
珠々院・アンジュ
※連携・アドリブ可能です。
「敵ですね。殺しましょう」
無表情で淡々と喋りますが無口ではありません。
他の人ともコミュニケーションは取れます。
敵に対しても淡々としたですます口調ですが内容が過激になります。
成功のため自身の持てる技能は惜しみ無く使います。
表情には出しませんが、相手を呪詛で侵食することに愉悦を感じています。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。自身の怪我は疎く気にしません。
他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
カナエ・ヨズク
あの、わけがわからないものを作ったのは貴方ですか?
先の研究員より、貴方の方が見た目似合いそうですが……
さておいて…作っているものは意味不明ですが敵の強化に関わる研究を続けられても困りますから、ここで引導を渡しましょう。
電撃は厄介です……刀を地面に刺しておけば流れる方向をある程度操作できたりもします、が、それで防ぎきれるものでもありませんし。
いざとなればダメージを負ってでも捨て身の一撃で叩き斬ります……
●
『騒がしいと思えば、ディアボロスか』
秘密研究所の最深部に辿り着いたディアボロスを待ち受けていたのは、ヌルであった。
華奢な少年のような見た目のゾルダートであるが、その頭脳には膨大な戦闘データが保有されており、戦いに関してはかなりの強敵である。
「……? ネコ耳とネコ尻尾とにくきうは……?」
クィト・メリトモナカアイス(モナカアイスに愛されし守護者・g00885)はそんなヌルの見た目。
頭と尻尾と手が普通な事に首を傾げた。
☆ニャンダフルたちの改造結果から、ネコ耳があると信じて疑っていなかったらしい。
「あの、わけがわからないものを作ったのは貴方ですか?」
カナエ・ヨズク(月朧・g06268)もヌルにそう問いかける。
『そうだ。ボクの戦闘データと猫科の動物のデータを掛け合わせたニャンダフルシリーズ。あれが完成すればボクの評価も上がるだろう。ククク』
秘密研究所の最高責任者であると言う事は改造した張本人でもあると言う事だ。
「先の研究員より、貴方の方が見た目似合いそうですが……」
「きっと汝には似合う。汝も猫になるといい。にゃー」
しかし二人の感想は完全に一致していた。
『ボクの戦闘データを外部入力するためのデバイスを何故ボクがつけなくてはいけない?』
だがヌルは何を言っているかという顔で問い返す。
ゾルダートにとっては見た目は二の次三の次な要件のようだ。
「敵ですね。殺しましょう」
そしてどんな見た目であろうとも、クロノヴェータは破壊しなくてはいけない。
珠々院・アンジュ(エントゾルグングフルーフ・g05860)はその身から呪いの力を解放しながら戦闘態勢に入る。
『ちょうどいい。☆ニャンダフルの改良のために新しいディアボロスの戦闘データも欲しかったところだったのだ。相手をしてやろう』
両腕から電撃をバリバリと出しながらヌルが迎え撃つ。
「汝に我を見ること聞くこと能わず。にゃー」
クィトは戦闘開始と同時にぬるりと姿を消す。
光学迷彩、そして特殊な歩法でヌルの視界から消えるように移動する。
『フン。目晦ましか』
「そしてモナカ、ごー」
姿を隠した状態で死角から不意打ちを仕掛けるとか見せかけて浮遊球形ガジェット『モナカ』を突撃させにいく。
モナカは猫耳・猫尻尾付き球形のガジェットなのだ。
『こざかしいなっ』
だがヌルはその攻撃に対して雷電を全方位に向けて放電させる。
姿を隠そうともこれでは避ける事はできない。
モナカは簡単に爆発四散。
その裏に隠れていたクィトはダメージを受けながらも、ヌルへの攻撃のチャンスだと飛び掛かる。
「そう来られると困る。でも、もう我の間合い」
空中ジャンプを駆使して最適な移動経路を空に見出したクィトはそのまま黄金猫拳打棒で殴り倒す。
「臨海まで稼働してるならすぐに何度も電撃はできない。たぶん」
『ガッ……』
言葉通りにヌルはクィトの一撃を諸に食らって仰け反る。
「悶えろ、苦しめ、生きていることを後悔しろ……蝕呪穿断(ショクジュセンダン)!」
そしてその隙を逃す事は無く、アンジュは自身に宿る呪いの力を解放した拳でヌルを穿つ。
「このまま、呪い殺す」
『ぐっ、ボクの金属の身体を腐食しようというのか。いい一撃だ。だが詰めが甘いな』
アンジュの攻撃を受けたヌルは、逆にアンジュの腕を掴み取る。
『直接電撃を喰らって貰おうか!』
手のひらから高圧電流が直接接触で流し込まれる。
「ぐああああ!」
アンジュは諸に攻撃を受けて腕を解いてしまう。
「作っているものは意味不明ですが敵の強化に関わる研究を続けられても困りますから、ここで引導を渡しましょう」
そこにカナエが刀を振るって割り込んでくる。
『ちっ邪魔をするな!』
バックステップで回避したヌルは、掌をカナエに向けると、三度目の雷電を放つ。
指向性を持たせた電撃の奔流がカナエを襲う!
「ああああっ!」
諸に電撃を浴びるカナエ。
ヌルの体内の動力炉が臨界を超えて動いていた力が途絶えるまでカナエは電撃を受け続けた。
『はっ、ボクに歯向かうからこうなるのだ』
ヌルはオーバーヒートした己の動力炉を冷ますために一度手を止める。
「電撃は厄介です……」
だが、カナエはまだ立っていた。
「刀を地面に刺しておけば流れる方向をある程度操作できたりもします、が、それで防ぎきれるものでもありません」
刺していた刀を抜くと、構えを取る事もなく、無造作に一歩進む。
「ダメージを負ってでも捨て身の一撃で叩き斬ります……涅槃寂静(ネハンジャクジョウ)」
神速刀技が、ヌルを斬る!
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
【腐食】LV1が発生!
【一刀両断】がLV2になった!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【命中アップ】がLV5(最大)になった!
ベアストリア・ヴァイゼンホルン
貴方が……犯人……?バッカじゃないの?
やることが頭おかしいのよね……どう考えたって絶望的に似合わないじゃない?これは猫に対する冒涜。和解の余地無しね。
ということで、僕は【フライトドローン】に乗りつつ、浮遊砲台からの「電撃使い」と「氷雪使い」で攻撃しつつ、制御術式解放を目指すわね。
ある程度、攻撃が効き、敵が疲弊し始めたら……止めを刺す準備をしましょうか……。
パラドクスを使って全力攻撃。完全消耗しちゃうけど……これで敵が完全沈黙してくれることを祈るわ。
あとは……任せるわ……。
帰りはフライトドローンに引きずられながら帰ることに……なるかな……?僕は……疲れたよ……ネコさん達……。
美空・旭
侮っていたつもりはないのですが、先の戦闘で意外と消耗してしまいましたね。元より長く戦う利点はないのですが、短期決戦で素早く倒してしまいましょう。戦闘中も絶えず敵を【観察】して【情報収集】、【戦闘知識】を組み合わせて効率的にダメージを与えられる場所を【看破】。【臨機応変】に皆さんと連携し、隙を見て【不意打ち】気味に達人撃を叩き込みます。相手と比べてもお互い様ですし、自分で言うと悲しくなりますが、私は割と貧弱そうに見えると思うので油断してくれればというのもありますね。ただでさえ消耗しているのに主に身長的な意味でメンタルに余計なダメージ負ってる気がしますが……依頼のためです、仕方ありません。
狼谷・立希
おっとあぶねぇ、最後までには間に合ったか
データはありがたく俺の電脳兵器の参考にするとして…
個人的な要件は終わった、つー訳であとはぶちのめして終わりだ、行くぜ
放電してくんのか、地味に厄介だな…とはいえ対処は楽なほうか
電気抵抗を極限まで高く設定した「電脳兵器:盾壁」を実体化、壁にする事で防ぐぜ
他にも防ぐ手段がない仲間用にもなるように複数な
悪いな、都合のいい物を造り出せるのが俺の[電脳兵器]なんだ
そして攻撃だが…動力炉を限界まで使って放電してくるってんなら、さらに負荷を加えたら吹っ飛ぶか?
壁に隠れて適当な「手榴弾」で"爆破"牽制しつつ、本命を"投擲"するぜ
そら持っていきな!『魔術型電光手榴弾』だ!
●
「おっとあぶねぇ、最後までには間に合ったか」
狼谷・立希(HN.Werewolf・g00726)は秘密研究所の最深部に到着する。
既にここのボスであるアヴァタール級クロノヴェータ『ヌル』とディアボロスの戦闘は始まっていた。
「データはありがたく俺の電脳兵器の参考にするとして……個人的な要件は終わった、つー訳であとはぶちのめして終わりだ、行くぜ」
新型ゾルダードの新パーツから何か着想を得たらしい立希はホクホクした顔をしながら戦線に加わる。
『ボクの研究データを盗もうとは万死に値する!』
だがそのデータを開発したのは目の前のヌルである。
当然目の前で盗んでいく発言なんてすれば怒りを買うのは必須。
ヌルは体内の動力炉を臨界を超えて稼働させる事で発生させた電撃を立希に放ってくる。
「うわっあぶねぇ!放電してくんのか、地味に厄介だな……とはいえ対処は楽な方か」
電撃を放つ腕を向けられた所で立希は電脳兵器を展開する。
『ム!』
放たれた電撃が、突如現れた"壁"によって弾かれる。
「へへっ電気抵抗を極限まで高く設定した電脳兵器:盾壁だぜ」
立希は実体化する簡易プログラムを構築する事でヌルの電撃を防いだのだった。
「悪いな、都合のいい物を造り出せるのが俺の[電脳兵器]なんだ」
『フン、それは電撃を放つ射手であるボクが動かない場合だけだろう!』
「んなっマジか!?」
耐電撃の壁を作って敵の攻撃を防ぐ作戦はかなり有効ではあったが、自由なプログラムを組み替えて起動させると言う事はそれだけ処理が多くなると言う事でもある。
自動処理をしたとしてもやはり展開に対しては、こと電脳戦では遅れになる事もある。
壁が構築されるよりも速く射線が通る位置に移動してくるヌルには多くの攻撃は防げても全てを防御しきるには至らない。
「だけどよ!早い敵に対してはこういうのもあるんだぜ!」
次々と作りだす盾壁の陰に隠れながら希立はポイポイとこれまた実体化させた手榴弾を投げつける。
パラドクスの籠もっていない通常の手榴弾ではヌルにダメージを与える事はできないが。
「中に"本命"が混じってたら、どれがそれか判別つかねーよな!?そら持っていきな!『魔術型電光手榴弾』だ!」
魔術と呼ばれる特殊な理論で発生する電光を再現した電撃を周囲にまき散らす。
『何ッ!?ぐっ!?』
放たれた電撃はヌルを直撃する。
「動力炉を限界まで使って放電してくるってんなら、さらに負荷を加えたかなり苦しいだろ!?」
『ぐっ、やるじゃないか!』
●
「貴方が……犯人……?バッカじゃないの?」
ベアストリア・ヴァイゼンホルン(ジャンカー系眼鏡女子・g04239)は機械化ドイツ帝国一般研究員の強化パーツを床に叩きつける。
それは、あのハゲなおじーちゃんに装備されていた……『ネコ耳』!
「やることが頭おかしいのよね……どう考えたって絶望的に似合わないじゃない!?」
そうベアストリアが怒りを覚えたのは、似合わないネコ耳改造を行った事であった!
『フン、貴様にはボクの改造強化の真価がわからなかったようだな』
だがヌルは見た目は二の次。性能優先でつけただけなので全く話がかみ合わない。
「これは猫に対する冒涜。和解の余地無しね」
猫への怒りをその身に宿し、ベアストリアはフライトドローンと共に空中に躍り出る!
『フン!貴様の戦闘データも新型ゾルダートに組み込んでやる!』
ヌルはそれに対して体内の動力炉を臨界を超えて稼働させると、超高圧電流を全方位に放出してくる。
無数のフライトドローンは一気に爆散。
「させるかよ!」
だが立希の盾壁がベアストリアの前に出て来るとその攻撃を軽減する。
「動力炉の臨界稼働。電撃を放った今なら!」
サポートを受けたベアストリアは敵の攻撃を放ったあとの隙を突いて、こちらも大技を繰り出しにいく。
「全拘束制御術式解放!さぁ……凍えて眠りなさい!全てを「0(Null)」にしてあげる!全拘束制御術式解放【Null】(スベテノモノヲゼロニスル)」
絶対零度の世界と無数の闇の茨がベアストリアから展開され、ヌルを直撃する。
『グガッ!?』
ヌルは避ける暇もなく攻撃を真っ向から喰らい致命的なダメージを受ける。
「全力攻撃……完全消耗しちゃうけど……あとは……任せるわ……」
全ての力を出し切ったベアストリアはそのままフライトドローンの上でばたりと倒れ込む。
「僕は……疲れたよ……ネコさん達……」
そしてそのままフライトドローンに乗ったまま退避をし始める。
●
『ナ、なめるなァ!』
ベアストリアの全力攻撃を受けてボロボロになったヌルだったが、最後の意地を見せて立ち上がる。
「侮っていたつもりはないのですが、先の戦闘で意外と消耗してしまいましたね」
だがその目の前には美空・旭(悪辣軍師・g02138)が立っていた。
『何ッ!?いつの間に!?』
「元より長く戦う利点はないのですが、短期決戦で素早く倒させて頂きます」
先の二人が戦っている様子をずっと観察し、情報を集めていた旭は、今こそヌルにとどめを刺す絶好のチャンスと看破したのだ!
「ふっ、あれですよね?普通に近づいて来たのですけど私の方が身長が低いから、視界に入らなかったのですよね?そして気づいちゃいましたけど貴方、自分より身長の低い敵とあんまり戦った経験がないから、下からの攻撃に反応が遅れるのですよね?」
『は?何を言って……』
「ハッ!達人撃ッ!!!」
旭は下から繰り出す抉るような手刀でヌルの動力炉を、穿つ!
この戦闘で何度も臨界を越えさせられかなりの負荷がかかっていた動力炉はそれだけで激しく暴走を開始する。
「看破したはいいものの、ただでさえ消耗しているのに主に身長的な意味でメンタルに余計なダメージ負ってる気がしますが……依頼のためです、
仕方ありません」
『な、あっガッ……クソォォ!!!』
「これで終いです」
そして暴走したエネルギーに巻き込まれ、ヌルは大爆発を起こして自爆するのであった。
秘密研究所。最高責任者ヌル、破壊完了!
新型ゾルダードの試作機、研究試料も破壊した事で、☆ニャンダフル化は阻止されたのであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【冷気の支配者】LV1が発生!
【平穏結界】がLV2になった!
【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【ガードアップ】がLV3になった!
【ダブル】LV1が発生!