リプレイ
白王・ポトロ
(サポート)
『皆さん、お怪我はありませんか?』
人間の無双武人×破軍拳士、女の子です。
普段の口調は「慇懃(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
あわてた時は「パニック(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、なの?)」です。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
口調は誰に対しても慇懃で、任務や依頼を忠実にこなす事を優先している。
クールで取り乱す事の少ない性格。
武器は主に刀を使用している。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
結島・詩葉芭
(サポート)
カゲロウのような「トンボ」のインセクティア。神算軍師×無双馬、6歳の女児。
普段の口調は、誰に対してもですます敬語、相手を呼ぶ時は名前をカタカナ。
喋る台詞はひらがな。漢字は年齢と同じ画数までなら使える。
記憶喪失でぼんやりした雰囲気。句点や三点リーダーを使い短めの文章で話します。
戦闘時は一転、奇襲や囮を使った素早い不意打ちが得手。「勝ち虫」らしさが増します。
パラドクスは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
小佐田・輪
(サポート)
『フフフ…この世は不思議なことばかりデス…』
22歳 女
149.4cm 赤い瞳 黒髪 色白の肌
オカルトが好き ぼさぼさの髪 知識欲が強い 怪談話が好き 胸元に傷跡
ワタシ、~サン、デス、マス、デショウ、デスカ?
オカルト系の雑誌でライターをしているが、世界が世界なので実質休業中
新たな世界への怒りやら興味やらでいろいろ首を突っ込みまくっていたら戦闘に巻き込まれてケガした挙句どうもガチで呪われてしまったらしく、そのままディアボロスに覚醒
本人は公的に不思議な事件に絡めるようになったためそんなに気にしていないようだ
胸元の傷はアイテムポケット、アホ毛はオカルトレーダー
アドリブ連携歓迎
メルクーア・ヴァンデルン
(サポート)
丁寧口調で、二人称は(名前)様。
性格:物静かで人付き合いは少々不得意。主に誰かの補助や手伝いなどをする事を好む。
・共通
パラドクスは状況によって使い分けて、味方の補助や連携を重視します。
依頼成功に導く行動を心がけ、残留効果は有効活用する。
・非戦闘
味方との連携で一般人などの人命救助優先。必要な場合は誘導や治療や料理を行うなどお手伝いをする。
他に必要な場合は村や街で情報収集を行い、敵や現地の情報を集めて纏める。
・戦闘
中距離~遠距離から魔法による高速詠唱で味方の援護や敵の妨害がメインで、時には大きな魔法を放つ。
他のディアボロスに迷惑をかける行為、公序良俗に反する行動はしない。アドリブ可能
「あれが、ベルファストの防衛ラインですね」
昔ながらの城壁を中心に、見るからに急造という感じの胸壁やバリケードで構築された防衛線と、その各所から顔を覗かせるトループス級クロノヴェーダ『魂無き操り死竜』を見やって、白王・ポトロ(白き宝星・g03770)が淡々とした口調で呟く。
「確かに、結界で守られている分、見かけよりは頑丈なようですが。しかし、私たちのパラドクス攻撃を受けてもびくともしない、というほどのものでしょうか?」
「それは……ためしてみれば……わかるでしょう」
少々おぼつかない口ぶりで言うが早いか、結島・詩葉芭(インセクティアの神算軍師・g02796)がパラドクス「園芸魔法」を発動。光り輝く蔓草が急速成長し、胸壁の一つを取り込んで崩壊させる。
そして、その胸壁の後ろにいた『魂無き操り死竜』は、特に敵意も驚く様子も見せず、漫然とディアボロスたちの方を見やっている。自分が攻撃されれば反撃するし、誰かが防衛線を越えようとすれば阻止するが、杓子定規な動く死体の悲しさで「防衛施設が破壊されたことを攻撃だと理解できない」のだ。
「フフフ…これは壊し放題デスネ…」
妙に嬉しげに小佐田・輪(紡ぎ紡がれしオカルトマスター・g01356)が嘯き、メルクーア・ヴァンデルン(大切な刻は二度ともどらない・g00643)が小さくうなずく。
「手早く障害物を排除してしまいましょう。判断力のある者が出てきたりすると厄介です」
「では」
ポトロが短く応じ、パラドクス「戦覇横掃」を発動してバリケードを吹っ飛ばす。一見、無造作に破壊しているように見えるが、実は『魂無き操り死竜』を傷つけて反撃されないよう、細心の注意を払っている。
そして、そこまで注意深くパラドクスを扱えない、というか、扱う気の無い輪は、パラドクス「神蝕呪刃」で胸壁を砕いた拍子に、その陰にいた『魂無き操り死竜』に傷をつけてしまい、反撃のパラドクス「死竜の星落とし」を発動されてしまった。死竜の爪にがっきと掴まれ、地面に叩きつけられた輪に、ポトロが訊ねる。
「お怪我はありませんか?」
「フフフ…安心めさレヨ。峰打ちデス」
意味不明な返答とともに、輪はむっくり起き上がる。確かに大したダメージは受けていないようだが、それ以上に、反撃した死竜も、他の個体も、追い討ちや連携攻撃を仕掛けてくることなく、再び持ち場に収まって動かないことに、他の三人は安堵する。
「注意してください。防壁を壊しきらないうちに開戦になってしまったら、圧倒的に私たちが不利ですよ」
「ハイ、注意いたしますデス」
メルクーアに注意され、輪は素直に頭を下げる。その後は、特に「事故」は起こらず、ディアボロスたちは順調にベルファスト防衛線の施設破壊を進める。
「……これで……よさそうですね」
周囲を見回して詩葉芭が告げ、四人のディアボロスたちは、既に単にそこらに突っ立っているだけの状態になった『魂無き操り死竜』たちに対し、遠慮会釈の無い一斉攻撃を仕掛ける。
「……のびます」
詩葉芭がパラドクス「園芸魔法」を発動。光る蔓が、今度は四体の死竜を一気に巻き込み、浄化、粉砕する。死竜たちは潰れ際に反撃のパラドクス「死竜の嘆き」を発動し、耳をつんざくような甲高い呪いの叫びをあげるが、光る蔓はもちろん、詩葉芭も特にダメージは受けない。
そして輪が「神蝕呪刃」を発動して二体の死竜を両断。今度は反撃を受けることなく、素早く身をかわす。更にポトロが「戦覇横掃」を発動、二体の敵を吹っ飛ばす。吹っ飛ばされた死竜は、反撃のパラドクス「死竜の爪牙」を発動するが、巨大化した爪牙は相手を捉える前に力尽きる。
「これで、終わりです」
メルクーアが宣告し、パラドクス「獄氷の檻『カルトゲフェングニス』」を発動させる。
「何も無い冷酷な世界を届けましょう」
冷たい声で言い放つと同時に、残っていた四体の死竜の周囲に氷の檻が展開される。そして、檻の中と周囲を極寒の冷気が襲い、死竜たちは反撃も出来ないまま凍りつき、粉々に砕け散った。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
効果1【士気高揚】LV1が発生!
【植物活性】LV1が発生!
【腐食】LV1が発生!
【使い魔使役】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】LV2が発生!
【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
日向・輪太郎
千代田区の神田明神へ参拝。
「やはり江戸の総鎮守、神田明神は欠かせないぜ」
神田明神へ行き、きちんと作法にのっとって参拝する。
お守りは縁結びのお守りを買う。
帰りは秋葉原のTRPGを打ている店に行く。
オーウェン・シュイ
ひもじさは悪。それを盾に人々を虐待するなど考えうる限り最悪の所業ですね。
可及的速やかに倒すべきです。
…が、その前に新年の験担ぎ。初詣に参りましょう。
向かうは千代田区の神田明神です。
有名な武将が祀られていると聞きました。
(クロノヴェータとの戦いに勝つので見守っていてください)
(陳さんの饅頭は最高に美味しいのでまた食べたいです)
合掌してお辞儀。
おみくじを引いて、あればお守りを買って。
さて、ベルファストへ向かいましょう!
千代田区、神田明神。
ここに二人のディアボロス、日向・輪太郎(温小陽・g02049)とオーウェン・シュイ(風雲月露・g03920)が初詣に訪れていた。
「やはり江戸の総鎮守、神田明神は欠かせないぜ」
現代日本出身で、比較的東京に詳しい輪太郎がそう言うと、シュイが穏やかな微笑を浮かべて応じる。
「はい。こちらには有名な武将が祀られていると聞きました。クロノヴェーダとの戦いに勝つので見守ってくださいと、お祈りするつもりです」
「ああ、そりゃいいな」
うなずいて、二人は神田明神の境内に入る。しかし、輪太郎の記憶とは相違して、境内には人影もなくひっそりと静まり返り、おみくじやお札を扱う窓口も開いていない。
(「考えてみれば、ここはつい先日、奪回されたばかりの場所だもんな。神主さんとかも、戻ってきてるかどうかわからないし」)
まあ、神様は戻ってきてるだろう、と、輪太郎はきちんと作法通りに参拝する。本来の神田明神を知らないシュイも、礼儀正しく合掌してお辞儀する。
(「ひもじさは悪。それを盾に人々を虐待するなど、考えうる限り最悪の所業です。可及的速やかに倒しますので、どうか見守っていてください。それから、陳さんの饅頭は最高に美味しいのでまた食べたいです。よろしくお守りください」)
心の中で唱え、シュイは頭をあげる。
そして明神を後にした輪太郎が、時計を見て告げる。
「まだ時間があるな。近くの店に寄っていきたいんだけど、つきあうかい?」
「ええ、いいですよ」
シュイが応じ、輪太郎は秋葉原のTRPGを扱っている店へと向かう。しかし、残念なことにその店は閉まっており、付近の店もほとんど開いていなかった。
(「神田明神と同じだな…場所や建物が戻ってきても、そこにいた人が戻ってくるとは限らない。ましてやここは、まだ奪還されていない台東区のすぐ隣だ」)
市街がばっさり斬られたように断崖となり、向こう側は海となっている千代田区と台東区の区境を見やって、輪太郎は、更に多くの地域を取り返さなくては以前の日常は戻ってこない、と痛感するのだった。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【建造物分解】LV1が発生!
【腐食】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV3になった!
マルケト・キサウェ
渋谷区の東、氷川神社にお参りします。
境内面積約4000坪と結構広いですけど、ガイドブック等で予習はばっちりです!
ここには複数の神様が祀られていますが、お目当は素戔嗚尊。
様々な物語でその姿を語られ、ころころ性格が変わることで有名な御方ですけど、個人的には八岐大蛇退治のイメージが強いですね。悪い怪物をやっつけて民を救う、まさに英雄!といった感じで。
竜のクロノヴェーダを討伐しに行く身ですし、御利益を授かりたいものです。
それと、この神社では彼の妻である農耕神、稲田姫命も祀っているんですよね。
農業は食の基盤。敵を倒した後の話ではありますが、復興支援の折には農地開拓も必須です。こちらも拝んでおきましょう。
「…やっぱりまだ、人が戻ってくるには至っていないですね」
渋谷区の氷川神社に初詣に赴いたマルケト・キサウェ(docta ignorantia・g03412)は、ほとんど人影のない境内を見回して呟いた。予習したガイドブックには、神社の賑わいについて詳細に書かれていたが、参詣客どころか神職の姿も見当たらず、おみくじやお札を扱う窓口も開いていない。
「…まあ、いいです。神社に詣でるのは、神様にご挨拶するためですから。神主さんはいなくても、きっと神様はいらっしゃるでしょう」
自分に言い聞かせるように呟き、マルケトは英雄神素戔嗚尊と、その妻で農耕神の稲田姫命を祭る社殿を礼拝する。
(「悪い怪物をやっつけて民を救う素戔嗚尊様、私はこれから民を苦しめる竜の怪物を討伐しに行きます! どうか、ご加護をよろしくお願いします! そして食べ物を司る稲田姫命様。悪竜を倒した後は、人々に十分な食べ物がいきわたるよう手配するつもりでいます。ご加護をいただければ幸いです」)
丁寧に祈って、マルケトは氷川神社を後にした。
大成功🔵🔵🔵
効果1【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!
有栖川宮・永久
知り合いで弟分のミシェル(g03431)と参加
ミシェルの故郷で乱暴な蹂躙で苦しんでる人がいる!!放っておけないよね。大変なお仕事になりそうだから神社に初詣に行ってご加護を賜ってこようか。
ミシェルと一緒に行くのは明治神宮。参拝するのはもちろんだけど、見どころ一杯あるからね。そこも一緒に見よう。井戸、楠の木、亀石。目をキラキラして見るミシェルに微笑む。
勿論、神社にお参りするのも忘れない。ミシェルにきっちりとお参りの仕方を教えるね。
さて、お参りを終わったら一路ベルファストへ!!大変なお仕事だけど、一緒に頑張ろう、ミシェル!!
ミシェル・ラークリーズ
知り合いで姉貴分の永久お姉さん(g01120)と参加
僕の故郷で酷い目に逢っている人達がいる・・・放っておけない。でも万全の態勢を整えて万全の防備を固めているらしい。もの凄く大変そうだね・・・日本の神様に加護を願いに行くの?初詣っていうんだ。興味ある。
お姉さんと一緒に行くには明治神宮。神社に行くのは勿論だけど、井戸、楠の木、亀石に興味をもって目をキラキラ。早速ノートに書いておこう。
永久お姉さんに教えて貰って神社に詣でる。慣れない仕草で覚束ないんだけど。
故郷の人達が苦しんでるんだ・・・早く駆けつけないと。お姉さん、力を貸してくれる?
「僕の故郷で酷い目に逢っている人たちがいる…放っておけない。でも、万全の態勢を整えて防備を固めているらしい。もの凄く大変そうなんだ。永久お姉さん、力を貸してくれる?」
縋るように訊ねるミシェル・ラークリーズ(彩光のグレイス・g03431)に対し、有栖川宮・永久(燦爛のアンフィニ・g01120)は優しい微笑を向けて告げる。
「もちろんよ、すぐに行こう! でも、パラドクストレインが出るまで少し時間があるみたいだから、初詣に行ってご加護を賜ってこよう!」
「日本の神様に加護を願いに行くの? 初詣っていうんだ。興味ある」
目をきらきらさせて、ミシェルが応じる。そして二人は、新宿駅からほど近いが、区境をまたいだ奪還地域にある渋谷区の明治神宮に向かった。
クロノヴェーダによる「災厄」に見舞われる以前は、凄まじい数の参拝客が押し寄せることで良くも悪くも有名だった明治神宮の初詣だが、取り戻された直後となる今年の新年は、他の奪還地域の神社と同様に神職の姿もなく、初詣に訪れる人は、いないとは言わないがごく少ない。
しかし永久にとっては、それこそが狙い目だったらしく、井戸、楠の木、亀石など、明治神宮の中の知る人ぞ知る見所を、時間をかけてミシェルに案内して回る。参拝客でごったがえしている状況だったら、さすがにこうはいかない。
そして、興味を覚えて目を輝かせノートを取るミシェルを満足そうに見やった永久は、ともに本殿に参拝し、ミシェルに作法を教えながら、任務の成功と同行者の無事、そして救うべきベルファストの人々の無事を祈る。明治神宮の祭神は、明治天皇陛下と昭憲皇太后陛下。気難しく荒っぽい面もあるといわれる日本の古代神とは違って、旧家で名家出身の永久にとっては、意外に身近な存在だったりする。
そして、丁寧に参拝を済ませ、初詣を充分に堪能して明治神宮から新宿駅に戻ってきた二人を、少々意外な知らせが待っていた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【友達催眠】LV1が発生!
【植物活性】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV4になった!
【ガードアップ】がLV2になった!
桃代・萩一郎
◼️生い立ち?
この前の戦争の後に思い出してきたけど、
夢かな?
熊のカムイに熊を被せられて、狐もさらにってされて、
気がつくとこの近くにいたんだよね。
どんな縁かは覚えてないけど、
僕は道産子だったのかな?
昔の僕はどんどん朧気でどこの誰かもわからないけれど、
イヨマンテされたいって元の僕は思ったりしないよね。
ここまで難儀な体格でも無かった筈だし
◼️陣さんの肉まん
かな、あんまんかな?
実は憧れてたからね、
貰えるだけもらってお供えもと、自分でも楽しませて貰うね
◼️稲荷鬼王神社
向こうだとお稲荷さん強めだから、たぶん、
僕をここに導いてくれたのは、
倉稲魂神様ですよね、
どんなご縁か存じませんが、
叶うよう生きていきます
「向こうだとお稲荷さん強めだから、たぶん、僕をここに導いてくれたのは倉稲魂神様ですよね。どんなご縁か存じませんが、叶うように生きていきます」
新宿区歌舞伎町の稲荷鬼王神社に初詣の参拝をして、神妙に呟いているのは、桃代・萩一郎(口福のもふもふキムンカムイ・g02703)だった。
「この前の戦争の後に思い出してきたけど、夢かな? 熊のカムイに熊を被せられて、狐も更にってされて、気がつくとこの近くにいたんだよね。どんな縁かは覚えてないけど、僕は道産子だったのかな? 昔の僕はどんどん朧気でどこの誰かもわからないけれど、イヨマンテされたいって元の僕は思ったりしないよね。ここまで難儀な体格でも無かった筈だし」
小声で呟く萩一郎の言葉は、もしも一般の人が耳にしたとしても、ほとんど理解できなかっただろう。しかしディアボロスの中には、彼と同様に転生のような体験をして、それ以前の記憶が消えたり曖昧だったりする者が多い。
そして萩一郎は、神妙な口調のまま続ける。
「陳さんの饅頭、肉まんもあんまんも、海老チリまんみたいなのもあるんだね。たくさんもらったから、お供えと、自分も楽しませてもらおう」
実は憧れてたんだよね、と、萩一郎は饅頭を頬張り、おみくじとお札を扱う巫女さんに、お供えです、と、一つ渡す。奪還したての他区の神社と違って、稲荷鬼王神社には神主も巫女も詰めており、それなりに初詣客も来ている。
「それじゃ、お仕事に行こうか」
のそっとした印象を与える大きな体格に似合わない素早さで、萩一郎は足早に新宿駅へ向かった。
大成功🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV3になった!
カイ・オーベルト
連携、アドリブ歓迎
初詣に行く。
日本の神道については寡聞にして無知だが、土地神の類いらしいな。
余所様で仕事をするなら、土地の顔役に挨拶しておくのは欠かせない。
門の潜り方、通路の進み方、二礼二拍手一礼、等……事前に作法を調査しておき、完璧に筋を通してみせる。
益体もない行為かもしれないが、世界が培ってきた歴史だ。敬意を失ったらこの戦いの意味そのものが無くなる。
確か、貨幣を捧げて加護を願うんだったか。
俺の事はいい。しくじったら死ぬ、で構わない。
だから今の賽銭の分は、この世界を守る加護に使ってやってくれ。「みんながしあわせでありますように」って奴だ。
紀・雪名
今年も一年通して良い年であるよう、小さな願いを唱えるのも大事な行事。
教えて頂いた、新宿区の花園神社とやらにでも参拝に行きましょう。
景色を堪能しながら、散歩ぐらいの歩みでからころと散策。
こうしてゆっくりと辺りを散策するのはあまりないので新鮮ですね。
神の領域であるので、一応礼儀は忘れずに一礼しくぐり抜けながら参拝へ
清めたあとは、特に看板などなければ二拝二拍手一拝にて願いを告げましょう。
今後の厄災が自身の皆の邪魔にならぬように…と。
さて、お顔出しもしましたし…気合充分で挑みましょう。
意気込み十分に余裕を持って、帰ります。
※アドリブ、絡み歓迎、おまかせ致します。
嵐柴・暁翔
……まあ状況が状況だし仕方が無いのかもしれないけど、こう人が少なくて屋台も出ていないというのは寂しいものがあるな…
来年はもう少し盛大にやれるようになると良いんだけど…
(とか考えてはいますがそもそも初詣といえば堂々と巫女さんを眺められるとか不純な動機で神社にやってきて現状を知っただけです)
まあそれはそれとしてせっかく初詣にきたんだしお賽銭を入れておみくじを引いてみて、と…
偽物とはいえ神様とやり合っているディアボロスが神様に挨拶というのも妙な感じではあるけどな…
この後は歌舞伎町あたりにでもよって何か美味しいものでも食べるとするか…
(「……まあ状況が状況だし仕方ないのかもしれないけど、こう人が少なくて屋台も出ていないというのは寂しいものがあるな…来年はもう少し盛大にやれるようになると良いんだけど…」)
クロノヴェーダによる「災厄」に襲われる前の、喧騒ともいうべき賑わいを知っている嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は、少々もの足りなさそうな表情で内心呟いたが、それでも人っ気のほとんどない奪還地域の神社に比べれば、新宿区の花園神社は充分に新年の神社らしい賑わいをみせていた。何よりも、神主はともかく、おみくじやお札、お守りを扱う巫女さんたちがしっかり出ており、もしも彼女たちがいなかったら、暁翔の落胆はこんなものでは済まなかっただろう。
「日本の神道についてはよく知らないが、土地神の類らしいな」
鳥居を見上げて訊ねるカイ・オーベルト(アイゼンフント・g05787)に、紀・雪名(鬼をも狩り尽くす鬼・g04376)が穏やかな口調で応じる。
「ええ、そうですよ。この神社は、古くから新宿の総鎮守として祀られているそうです」
つい先日まで、新宿が世界のすべてだったわけですから、現状では、こここそが世界の守護神がおわしますところと言えるかもしれませんね、と、雪名は微笑を浮かべて告げる。
「…そうか。余所様で仕事をするなら、土地の顔役に挨拶しておくのは欠かせない」
むしろ厳粛な口調で告げ、カイは雪名に頼み込む。
「あんたは、日本の神に対する儀礼に詳しそうだな。非礼のないよう、指導をしてもらえるか。付け焼き刃で申し訳ないが、世界が培ってきた歴史だ。敬意を失ったら、この戦いの意味そのものがなくなる」
「その心こそが、何よりですよ。日本では、いろいろな人がいろいろな神を拝むので、互いに敬意を忘れず、排斥をしないというのが基本です。確かに細かい礼儀作法はありますが、外来の方に過度な要求はしません」
そう言って雪名は一礼して鳥居を潜り、カイもその動作に倣う。もしかすると、いちばん神様への敬意に欠けているのは俺かもしれないな、と、小さく苦笑しながら暁翔が続く。
そして順番に手を清め、拝殿の前に来て賽銭を投じ、二拜二拍手一拜で願いを告げる。
(「今後の災厄が、自身の皆の邪魔にならぬように…」)
(「俺のことはいい。しくじったら死ぬ、で構わない。だから、今の賽銭の分の願いは、世界の加護だ。みんながしあわせでありますように、って奴だ。よろしく頼むぜ」)
(「偽物とは言え神様とやりあってるディアボロスが神様に挨拶とは妙な感じではあるけどな…まあ、偽物に負けないよう応援してくれれば有り難い」)
三人三様の願いを告げ、彼らは花園神社を後にする。そして新宿駅に戻ると、時先案内人が少々済まなさそうな表情で告げた。
「実は、予定にないベルファスト行きのパラドクストレインが不意に現れたので、手の空いているディアボロスに急遽出撃してもらった。ベルファストの防衛ラインは、彼らが突破してくれる」
「なんと、それは…」
それは初詣のご利益なのですかね、と、雪名が複雑な表情になる。
そして時先案内人は、軽く肩をすくめて続けた。
「難物の防衛ライン突破はなくなったが、ベルファスト市民を虐げる極悪クロノヴェーダの撃滅と、その後に市民を幸福にするという本筋の使命はこれからだ。気を抜かずによろしく頼むぜ!」
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【口福の伝道者】がLV2になった!
【怪力無双】LV1が発生!
【友達催眠】がLV2になった!
効果2【凌駕率アップ】LV1が発生!
【能力値アップ】がLV3になった!
【ダメージアップ】がLV5になった!
紀・雪名
食は生きるものにとって大切なこと、それを制限した虐待を行うなどと
僕は怒り心頭ですよ。
豚の見てくれもよろしいですが、その身を持って償ってください。
まあ、美味しくなさそうなので即刻処分でしょうが…
『牛頭馬頭…出番ですよ。』
これが拷問かと【不意打ち】【殺気】でひるませ先行を取れれば上々
パラドクスで全身全霊の力を【破壊】【蹂躙】で嘆こうとも攻撃止めず
地獄を見せる気でやります
これでも足りないぐらいですよね、牛頭馬頭。
片付けて早く美味しいものを届けましょう。
※アドリブ連携、おまかせ
マルケト・キサウェ
先発隊の方々、ありがとうございます!
まだまだ予断を許さない状況ですが、民衆を救う者として恥じぬ戦いをしたいですね!
……とは言っても、真正面からやり合う気はあんまり無いんですけど。
《倫敦の鐘を鳴らすべく》を使い、周囲に霧を発生させます。今は【光学迷彩】効果も使える様子ですし、まずは隠れて敵の配置等を【完全視界】を活かして<観察>しましょう。
一般人の方々の側に敵が居なければ、霧に紛れて接近してから手を繋ぎ、【完全視界】をお裾分けしつつ避難誘導いたします。
その後は折を見て敵に接近し、ナイフによる急所攻撃での致命打を狙います。
なかなか難しいとは思いますが、出来るだけ情報共有の隙を与えたくない所ですね。
有栖川宮・永久
知り合いで弟分のミシェル(g03431)と参加
防衛ラインを崩してくれた戦友の皆さんの頑張りに報いる為の絶対ベルファストの皆さんを助けないと。むしろこれからが本番だね。ミシェル、行くよ!!
竜鱗兵が住民の方を盾にする事を防ぐ為に有難く【光学迷彩】の効果を使わせて貰って、姿を隠しながら上空から奇襲。反撃される前に【斬撃】【連撃】で素早く斬りつけて追撃で【グラップル】【強打】で蹴っ飛ばす。
逃走は許さないよ!!確実に【誘導弾】で追撃し、確実に止めを刺す。【ダッシュ】で追いかけてでも確実に倒すよ!!
住民の皆さんは貴方達のおもちゃじゃない!!人々を苦しめた報い、受けて貰うよ!!
ミシェル・ラークリーズ
知り合いで姉貴分の永久お姉さん(g01120)と参加
先発組の皆さんには危険な役目させちゃったね。その分、頑張るよ。理不尽な蹂躙を受ける故郷の皆さんを助けに行こう。
姿が発見されて住民の皆さんを盾にされないように【光学迷彩】で姿を隠して【飛翔】しながら【観察】で敵の位置を特定。永久お姉さんに伝える。
僕は上空から敵を奇襲する永久お姉さんを上空から援護。【光使い】で目くらましした上で【風使い】で【吹き飛ばし】。
永久お姉さんが敵を追いかけて追撃するなら僕も上空から降りて【誘導弾】で加勢するよ。必要なら追いかけて【斬撃】【両断】で斬りつけるよ。
罪なき人々を虐げる悪党は許さない!!罪の報いを受けろ!!
カイ・オーベルト
アドリブ、連携歓迎
【光学迷彩】で身を隠しつつ敵の動きや配置を「偵察」
仲間が攻撃を開始するのに合わせて行動開始、多方面からの同時攻撃で敵を撹乱
【友達催眠】【士気高揚】等の効果も込めて、敵の近くの市民に迅速な避難を呼び掛ける
【加速装置】のパラドクス使用
加速した「早業」の「ダッシュ」で敵の死角に高速移動し、マシンガンやナイフで仕留めていく
市民を人質に取られない様、間に割り込む、市民に近寄られる前に仕留める、等図る
桃代・萩一郎
◼️心情
うあぁ、子供が子供が飢えてる、
か、糧を、イヨマンテ、そうだ、
僕がイヨマンテされれば・・・
じゃない、それは、不味い。
落ち着こう、僕は、熊じゃない、振る舞えない。
最近カムイの主張が強いからね、気を付けていこう
◼️作戦
【光学迷彩】で路地裏に潜んで、
護ったり振る舞ったりには便利だけどこの図体、潜入向きじゃないからね。
温かいのがいいんだけど匂いがね、
冷めた陣さんのあんまん持ってきた
気付かれないよう子供を一人ご招待、冷めたあんまんはんぶんこして【口福の伝道者】して、
こっそり人を集めて貰おう。
気付かれたら路地裏の中に庇って。 美味三昧砲、こんな時だけどこの陣さん風の包、【口福の伝道者】できるか試そう
「まず、敵の視界を奪いましょう」
そうすれば悲劇も防げるはず、と、マルケト・キサウェ(docta ignorantia・g03412)がパラドクス「倫敦の鐘を鳴らすべく(ウィンティゴ)」を発動させる。
「霧の夜にはご用心……」
今は夜じゃないですけどね、と嘯きながら、マルケトは冷たい霧を発生させ、その中にまぎれてベルファスト市中を疾走する。もともと高緯度で霧が発生しやすい街、たちまち広範囲に霧が広がり、トループス級クロノヴェーダ『拷問竜鱗兵』どもの視界を奪う。そしてマルケトは、見通せない霧に戸惑う敵を、【完全視界】で見つけ次第容赦なく倒していく。
もっとも、『拷問竜鱗兵』もトループス級とはいえクロノヴェーダなのだから、マルケトが作ったパラドクスの霧は見通せなくても、自然発生した霧が見通せないわけはない。急な霧の発生は、一方でクロノヴェーダの警戒を招いたが、一方で連中がベルファストの人々を徒にいたぶる行為を阻止した。時先案内人が予知した兄弟の悲劇も、この霧によって防がれた。
「うわあぁ、子供が子供が飢えてる」
霧に覆われたベルファスト市内に入った桃代・萩一郎(口福のもふもふキムンカムイ・g02703)は、『拷問竜鱗兵』に遭遇するより先に飢えた貧民たちに出会い、軽いパニックを起こしてしまった。
「か、糧を、イヨマンテ、そうだ、僕がイヨマンテされれば……じゃない、それは不味い。落ち着こう、僕は、熊じゃない、振る舞えない」
最近カムイの主張が強いからね、気をつけていこう、と、萩一郎は大きく深呼吸をして気を落ち着かせる。するとそこへ、どちらにとって不運なのかよくわからないが『拷問竜鱗兵』が現れた。
「なんだ!? 貴様は!?」
「うわぁ!」
一応【光学迷彩】で目立たないようにしているものの、クロノヴェーダ相手には通じない。萩一郎は半分パニック気味に、パラドクス「美味三昧砲」を発動。時先案内人からもらった饅頭に似たあんまんを作り出し、それを食して高揚した闘気を『拷問竜鱗兵』に叩きつける。
「ぐわぁ!」
聞き苦しい悲鳴とともに『拷問竜鱗兵』は倒れ、同時に反撃のパラドクス「拷問」を発動させたが、投げた拷問道具は萩一郎に当たらなかった。そして萩一郎は、とりあえず近くの路地へ入り、【口福の伝道者】を駆使して饅頭を増やして貧民たちに分け与えるのだった。
一方、ミシェル・ラークリーズ(彩光のグレイス・g03431)と有栖川宮・永久(燦爛のアンフィニ・g01120)の二人は、【飛翔】を駆使して空から『拷問竜鱗兵』を探そうとしたが、ベルファストを覆う大結界の影響か、上手く飛べずに四苦八苦する羽目になった。とはいえ、低速の低空飛行であっても、いったん『拷問竜鱗兵』を発見しさえすれば、敵は空から襲われるとは思ってもいないため、ミシェルのパラドクス「彩光の輪舞」と永久のパラドクス「疾風の輪舞」が面白いほど綺麗に決まり、攻撃された『拷問竜鱗兵』は反撃もできないまま次々に倒れる。
「……このままでは、敵を見つける前に終わってしまうかもしれませんね」
紀・雪名(鬼をも狩り尽くす鬼・g04376)が憮然とした口調で呟き、カイ・オーベルト(アイゼンフント・g05787)が無言で小さく肩を竦める。
工作員出身のカイにとっては、作戦が成功しさえすれば自分自身が敵を討てるかどうかはどうでもいいことだが、雪名は激情の鬼人で、敵に対する怒りが上手く発散できないと、いろいろと不都合が起こりかねない。
なので、霧の向こうで右往左往する『拷問竜鱗兵』の一団を発見したカイは、躊躇なく雪名に告げた。
「いたぜ。任せていいか?」
「ありがとうございます。いただきます」
礼儀正しく応じると、雪名は敵に向かって疾走し、パラドクス「八大地獄」を発動させる。
「牛頭馬頭…出番ですよ」
食は生きるものにとって大切なこと。それを制限した虐待をおこなうなど、とうてい許せるものではない。僕の怒り心頭、存分に味わってもらいましょうか、と、雪名が召喚した式神……地獄の獄卒たちが、貴様らに本物の拷問を教えてやるとばかりに、四体の『拷問竜鱗兵』を相手に文字通りの地獄の責苦を炸裂させる。
「!!!!!」
完全に不意を突かれた『拷問竜鱗兵』たちは、反撃どころか苦痛の叫びすら発することすら許されず、刻まれ焼かれ凍らされ、全身のすべての細胞に想像を絶する苦しみを与えられた上で絶命する。
(「いやはや、凄まじいとしか言いようがないな。彼が味方で本当によかったぜ」)
というか、絶対に敵に回したくない、と、カイは声には出さずに、実感を籠めて呟く。
その時、街路の反対側を、一体の『拷問竜鱗兵』が、人目を憚るようにこそこそと横切った。
「おっと、見逃すわけにはいかないな。加速装置!」
カイは即座に、パラドクス「加速装置(アクセラレータ)」を発動。一瞬のうちに『拷問竜鱗兵』の至近に迫り、ナイフで深く喉を裂く。反撃どころか、何が起きたのか把握もできないまま、『拷問竜鱗兵』は絶命して倒れる。
「自分の幸運に感謝することだな」
俺に倒されれば単なる排除、殊更に苦痛を与えて罪の報いを受けさせようなんて気はない、と、カイは呟く。
そして、四体の『拷問竜鱗兵』を肉片になるまで責め抜いて潰した雪名は、少々物足りなさそうな表情で、召喚した式神たちに告げる。
「これでも足りないぐらいですよね、牛頭馬頭」
それに対して式神たちは無言で消えていったが、その言葉を漏れ聞いたカイは、彼にしては珍しく心底戦慄を覚える。
(「地獄の責苦を与えてもまだ足りないって……いったい、どこまでどうすりゃ足りるっていうんだ?」)
こりゃヤバい、本気でヤバい。敵に回したくないのは勿論だが、立場が味方だったとしても、鬼人を怒らせるような真似をしちゃ絶対にいけないな、と、つくづく実感するカイであった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【エアライド】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
【飛翔】LV2が発生!
【アイテムポケット】LV1が発生!
【口福の伝道者】がLV3になった!
効果2【命中アップ】LV1が発生!
【ロストエナジー】LV1が発生!
【ダメージアップ】がLV6になった!
【ガードアップ】がLV5になった!
【先行率アップ】LV1が発生!
マルケト・キサウェ
後は復興のお手伝いですね!
料理を得意とする(もとい、本業とする)方々もいらっしゃる様子ですし、わたくしは生活基盤を整える方面で助力しましょうか。
出発の折、【土壌改良】を行う方法を考えてみました!実験を兼ねて本番に臨みます!
まずは地面に手を当て、強く念じます。新宿島ならこれだけでいいんですけど、ここは改竄世界史。より強く、魔力を地に流すようなイメージで──ほらできた!
……何やら変な生き物っぽいものがついでとばかりに生えてきましたが、今ので大体のコツは掴みました!
これだけでは心許ないですし、何度か繰り返して開拓していきましょう!
あっ、もし早急に食料が必要なら、この土で【植物活性】を使って頂ければ。
アルマース・ハーズィン
クロノヴェーダの襲撃を受けていた街の復興か。
食料を分け与えるにも材料を揃えないとな。
元々あった畑などを再利用できるようにしよう。
街の人々から元々畑や農業に使っていたような場所を訊きだす。
作業場所のあたりがついたら、野菜や麦の種を持ち込み現場に向かう。
ある程度地面を耕したら、種を蒔き【植物活性】を使用する。
パラドクスの効果でも時間はかかるかもしれないが、
出来たら種を取れるところまでは成長させよう。
復興には持続的に豊かになるための手段を与えることが必要だ。
今回の作業で得た種から、また食料を確保出来るように、より多く増やせるといいな。
有栖川宮・永久
知り合いで弟分のミシェル(g03431)と参加
よし、敵は追い払った!!後は復興だけだね!!パラドクスレインから持ってきた種芋と野菜の種はミシェルに渡しとくね。農業関係は任せたよ。
街を駆け回って良く分かったんだけど、建物が大分ボロボロだね。なら【怪力無双】でどんどん資材を運んで建物の修繕を引き受けるよ!!これでも大分体鍛えてるからどんな力仕事も問題無し!!屋根の修繕や壁塗りとかも積極的にやるよ!!
あ、開墾に人手が必要なら手を貸すよ?今はどんな力仕事も大丈夫だし。ミシェルの故郷の人達の為ならなんでもやるよ。
ミシェル・ラークリーズ
知り合いで姉貴分の永久お姉さん(g01120)と参加
物凄く激戦だったけど、何とかなった。後は復興だね。冬も本格的になってるし、早く生活環境整えてあげないと。ただでさえ生きるのに大変な世界だって僕も知ってるし。
永久お姉さんから種芋や野菜の種を受け取って仲間に整えて貰った畑に心を込めて植える。そしてオラトリオのリーリエに百合を降らせて貰って【植物活性】。効果が出るのは先なんだけど、少しでも希望に繋がる事を信じて。
後、パラドクスレインから持ってきた布団や枕も運んでおく。疲れた時はよく寝るのが一番だ。僕の故郷の人に少しでも早く真の安らぎが訪れますように。
カイ・オーベルト
アドリブ、連携歓迎
生活出来る様に、建物の修復にかかる
【修復加速】を発動
【怪力無双】で資材を運び、破損した建物を直していく
持ち主のいない建物や、修復困難な程壊れた建物は【建造物分解】で資材に戻して再利用する
持ち主がいるなら【友達催眠】も使用し、分解の許可を取る
仲間が食事の準備もしてくれている筈だ、しっかり食べてゆっくり休んでくれ
「復興…ということなんだけど、もともと、この街…ベルファストにある建物のほとんどは、アイルランドを攻める兵を置いておくための兵舎だったらしいんだ」
そもそも、この時代の、この地方に、こんなに規模の大きな街が自然発生でできるわけがないよね、と、ミシェル・ラークリーズ(彩光のグレイス・g03431)が小さく肩をすくめる。
「そして、今、住んでいる人たちの大半は、アイルランドの各地から強制的に連れてこられて、ここにいる。故郷に帰りたいのは山々だけど、遠かったり焼き払われたりしていて、戻れるか、戻ったあと生活できるかもわからない。クロノヴェーダに虐待されずに済むなら、せめて、この冬が終わるまでは、この街で過ごしたいということみたいなんだ」
「なるほどな。つまり、今、彼らが住んでいる建物…元兵舎には、所有者はいないわけだ。修理するか、壊して建て直した方が良いかは、ケースバイケースだろうが」
実務的な口調で、カイ・オーベルト(アイゼンフント・g05787)が応じる。
「でもって、食料の方はどうなる? ある程度は俺たちが持ち込めるだろうが、耕地がなければ長くはもたんぞ」
「それなんだけど、街の中に、元は練兵場だったらしい空き地がけっこうあるのよね」
有栖川宮・永久(燦爛のアンフィニ・g01120)が、考え深い表情で告げる。
「街の人が、そこで作物育てて自給しようとしたら、クロノヴェーダにぶちのめされたっていうんだけど、今ならもう、そこを畑にできると思うんだ」
「ふうむ…いっそ、練兵場後に新しい居住用の建物を作って、今あるオンボロ兵舎は潰して跡地を畑にするというのはどうかな?」
アルマース・ハーズィン(リターナーのガジェッティア・g04123)が提案し、マルケト・キサウェ(docta ignorantia・g03412)が、自分で市中を走り回って作った即席の地図を見ながら応じる。
「そうですね。練兵場後の空き地は、あっちこっちに分散してますから、畑にするのは不便だと思います。新しい建物作って、周囲の人にみんな入ってもらって、空いた兵舎を壊した跡地を畑にするのが良さそうですね」
「そうだな。慌てて畑を作っても、すぐ収穫できるわけでもなし。まず建物の新築、移住、空き家になった古い建物の撤去、そして開墾という手順でいいだろう」
カイが告げ、ミシェルもうなずく。
「そうだね。正直なところ、今いる建物に愛着のある人は、ほとんどいないと思う。みんな、この街に連れてこられて、ずっと辛い目に遭ってきたから」
「ならば、決まりね。でもって、街の人たちの様子からすると、まず具合の悪い人が入院できる病院を建てるべきじゃないかしら? お医者さんがいるかどうかはわからないけど、当面は私たちで様子見ればいいし」
永久が提案し、全員がうなずく。
「もっともだ」
そして、ベルファストの復興……というか、むしろ再開発と言ったほうがよさそうな行為は、短期間で順調に進んだ。住民の中には、現代の基準で医者といっていいかは微妙だが、薬草や養生に詳しい人が何人かいて、彼らの知識と意見を元に、練兵場跡地の一つに、病院というか養生所という感じの建物と、薬草園が作られた。続いて、ディアボロスたちが持ち込んだ食料を備蓄するための急造倉庫が建てられ、それから住宅の建造が始まっている。
「畑作りはまだこれからだけど、薬草園を作るのに【土壌改良】や【植物活性】が役に立ってよかった」
ミシェルが笑みを浮かべて告げ、永久が小さく苦笑して応じる。
「それ以上に、あなたがパラドクストレインで持ってきた布団や枕が、病院、いえ、養生所にどんぴしゃだったわね。この時代に、衛生観念の何のといっても始まらないけど、養生所で清潔な環境を保つのがこんなに大変だとは……ちょっと甘かった」
「そういう意味では、住居を修繕するんじゃなしに、新築することにしたのは正解だったかもな」
カイが、少々遠い目をして呟く。今まで住民が雨露を凌いでいた元兵舎のほとんどは、すでに建材の大半が腐っていて、ネズミだの昆虫だのが、そこらじゅうに巣食っていた。そして、女性陣にはあまり聞かせたくない話ではあるが、そういう現代人から見れば極めて不潔な生物が、ベルファストの住民たちが飢えを凌ぐための貴重な食料になっていたのいうのだから、劣悪な環境もここに極まれり、と言うべきだろう。
「街の人たちの様子はどうですか?」
薬草園の作成と手入れに全力を注いでいるため、あまり町中に出ていないマルケトが訊ねると、カイがおそらく意図的に軽い口調で応じる。
「まだ、ほとんどの人は、こっちが振る舞っているスープってーのか粥ってーのか、そいつを受け取って元の兵舎で寝ている状態だ。だが、まだそれほどの人数ではないが、俺たちの手伝いをしたいと申し出てくる人や、隣人の具合が悪いので養生所で診てもらえないかと言ってくる人もいる。もし病人が動けないようなら、こっちで養生所へ運ぶ手筈をするつもりだ」
「その役は、私がやるわ」
そう言って、永久が自分の腕をぽんと叩いた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【土壌改良】LV1が発生!
【使い魔使役】がLV2になった!
【怪力無双】がLV2になった!
【植物活性】がLV3になった!
【修復加速】LV1が発生!
効果2【能力値アップ】がLV6になった!
【ダメージアップ】がLV7になった!
【ガードアップ】がLV6になった!
日向・輪太郎
「幸福と言えば料理、腹が減っては何もできぬ」
持ち込んだを使い住民達に料理を振舞う。
「さあさあ、いらっしゃい♪ 美味しい料理を振舞うよ~♪」
と口上を上げてまずはふかひれのスープ、お次は炒飯、点心、麺、肉に魚と
調理して振舞う。 美味三昧砲も使い、食材を増やしたら満漢全席を作り
人々の腹を満たして幸福感を与える。
神坂・樟葉
飯を食わせると聞いて来たぞ。
空きっ腹には粥というのが定石じゃが、いきなり変わった物を食わせるのも考え物じゃ。
なるべくこの土地で採れる物で何とかしたいのう。
キングアーサーの者から聞いた、玉ねぎと芋と牛乳で作る汁物があったな。
ポ…ポッター汁(じゅう)…と言ったかの?
そいつに麦を加えてしっかり煮てやれば粥と似たような出来になるじゃろう。
牛乳が無ければ水でも作れるし、こいつで決まりじゃな。
塩胡椒で味を整えたら、口福の伝道者で皆に行き渡らせよう。
滋味は見た目は地味なれど心を豊かにするものじゃ。
派手で豪勢な物ばかり見ずに、初心を忘れぬようにしたいのう。
「空きっ腹には粥というのが定石じゃが、いきなり変わったものを食わせるのも考えものじゃ。なるべく、この土地で採れるもので何とかしたいのう」
神坂・樟葉(自称超特級厨陰陽師・g03706)の言葉に、日向・輪太郎(温小陽・g02049)はきょとんとした表情になって訊ねる。
「え? ふかひれスープは、ダメかな? 炒飯、点心、麺、肉に魚、満漢全席まで行くつもりだったんだけど、ダメかな?」
「絶対にダメとは言わんが、あまり感心はせんな。ここが中国ならまだしも、中世以前のアイルランドじゃぞ?」
それに、餓えきった者に下手に御馳走を振る舞うと、身体を害して死ぬことすらあるというのは、陳の小僧ですら知っておったことじゃろうが、と、樟葉は輪太郎を軽く睨む。
「キングアーサーの者から聞いた、玉ねぎと芋と牛乳で作る汁物があったな。ポ…ポッター汁(じゅう)…と言ったかの? そいつに麦を加えてしっかり煮てやれば、粥と似たような出来になるじゃろう。牛乳がなければ水でも作れるし、こいつで決まりじゃな。塩胡椒で味を整えたら、【口福の伝道者】で皆に行き渡らせよう」
ぶつぶつと呟く樟葉を見やって、なんだかずいぶん地味な料理だね、と、輪太郎は首を傾げる。
(「身体には優しいかもしれないけど、そんな地味な料理を食べて幸せになれるのかな?」)
「ふん、滋味は見た目は地味なれど、心を豊かにするものじゃ。食べた者一人が、たとえ天上の美味を味わい幸せになれたとしても、そのままぶっ倒れてしまったら、周囲の者は幸せどころではないぞ? 一人を幸せにするのではなく、街の者を皆、幸せにしようというのじゃからな。無理のあるやり方は、よろしくないわい」
そなたの疑問などお見通しじゃ、と言わんばかりに樟葉は言い放ったが、釈然としない様子の輪太郎を見やって少々口調をやわらげる。
「まあ、街の者たちに力がついて、もうポッター汁は飽きた、食いでのある食物がほしいと言い出したら、その時にはふかひれスープでも満漢全席でも、豪勢な御馳走を何でも振る舞ってやればよい。今はまだ、時期尚早ということじゃよ」
「はあ……」
輪太郎は、まだ少々納得行かない様子だったが、樟葉はそれ以上は言葉を続けず、炊き出しの用意を始めた。
成功🔵🔵🔵🔵🔴🔴
効果1【口福の伝道者】がLV5になった!
効果2【ガードアップ】がLV8になった!
紀・雪名
復興作業も人数がいますし、あまり得意ではありませんが
味気ないのばかりも頂けないので、甘く温まるもので負担の少ないものを…ちょうどいいのでお汁粉を作りましょう。免疫力が上がるはずです。あ、今はお汁だけです、餅はもう少し後からにしてくださいね。
小豆と砂糖は持ちがあったなと、昔の記憶をたどりゆっくりじっくりと丁寧に仕上げていく。
味見をしながら作ったので、
甘さ控えめと、甘めなお汁粉が【口福の伝道者】の効果で仕上がるはずでしょう。
お口に合いそうならゆっくり召し上がってください。
しっかり食べて力をつけて、一歩ずつ行きましょう。
他に、お手伝いできることがあれば率先し手を貸します。
※アドリブ絡み歓迎
日向・輪太郎
「前回は何もできなかった、今度こそ俺の料理でここの人達を元気にして見せる!」
とリベンジを誓いある程度注文に答えられるように食材を用意して現地に赴き、まずは料理をできる場所を借りる。
次に、現地の人達の様子を見て回り料理以外の家事やらを手伝いなどをしながら何が食べたいのか聞き込みをして回るついでに自分が借りた場所で料理を振舞う事を話す。
「良かったら食べに来てください、俺は料理でここの人達に元気になって欲しいんです向える所には出前にも行きます」
と自分の思いを人々に伝える。
戻ったらヒアリングを元に品書きを決め、口福の伝道者を利用し食器などの準備開始。
訪れた人達の注文に答え丁寧に食材を調理して振舞う。
カイ・オーベルト
アドリブ、連携歓迎
【口福の伝道者】で食料を増やす
心得は無いので陳さんから食材や器具やレシピを預かっておきたい
私見と言うか経験則だが、死にたくなる程絶望的になるのは、空腹に加えて寒くて孤独な時だと思う
焚き火を幾つも作り、鍋をかけて大勢で囲んで暖かい食事を食べてみるのはどうだろう
【おいしくなぁれ】使用
皆でこれからどうするか、希望的に語り合ってみるのもいいんじゃないかな
土壌改良の効果は今後も残るし、皆で力を合わせれば必ず上手くいく
【士気高揚】の効果も使って鼓舞する
食料が余ったら水分を飛ばして干す等して保存食に出来ないだろうか
桃代・萩一郎
■アドリブ絡み歓迎
あぁ、ようやく終わった、かな?
(そう言えば、何と名乗るろうかな、う~ん、まぁ、聞かれてから考えれば良いかな?)
とりあえずだったし、冷めた甘い包だけじゃなくて、温かくて心ぬくまる何か、
あぁっと、うん?
ええと、これは新しいパラドクスかな?
■口福の想い【廻福幻燈譚】
何だか綺麗な行燈かな?ふわふわしてるね?
あ、何だか。なつかしい、なんだろう、無性に、なつかしいね。
うん、これを取り戻す、僕らも、ここの人達にもね。
それはさておき、思い浮かぶのがあるね、
ミルクのパン粥とか、オートミール?
これはね、ここの人達のお母さんの想いかな、
後は、僕が形にするね【おいしくなあれ】貴方の母の思い出の様に。
「あぁ、ようやく終わった、かな?」
ちょっととぼけた呟きとともに、桃代・萩一郎(口福もふもふキムンカムイ・g02703)が、のそのそと路地から出てくる。その周囲には、彼から美味しい食べ物をもらおうと、大勢の子供たちがまとわりついている。
「おいしいの、あまいの、ちょうだい! ちょうだい!」
「はいはい、沢山あるからね。まだ、もらってない子にわけてね。あまり急いで食べちゃダメだよ」
穏やかに告げながら、萩一郎は子供たちに【口福の伝道者】で増やした饅頭を分け与える。
(「でも、これはとりあえずだったし、冷めた甘い包だけじゃなくて、温かくて心ぬくまる何かを…」)
そう思った時、萩一郎の内部から新しいパラドクス「廻福幻燈譚(イツカミタオモイノヒトヒラ)」のイメージが湧いてくる。
(「何か綺麗な行燈かな? ふわふわしてるね? あ、何だか。なつかしい、無性に、なつかしいね。うん、これを取り戻す、僕らも、ここの人達にもね」)
思いのままに、萩一郎は手印を結び、呪を唱える。
「廻る口福、想いと因果、結ぶ朱印はゆらゆらふるへ」
「わあっ!」
萩一郎のすぐ近くにいた子供たちが、驚きの声をあげる。手印を開いた萩一郎の手に、ほかほかのミルク粥が盛られた容器が現れたのだ。
「すごい! マホウみたい!」
「うん、パラドクスというんだ」
さて、お味はどうかな、と、萩一郎は一匙すくって味見する。ミルクの滋味と蜂蜜の甘みが身体に染み渡り、同時に【口福の伝道者】Lv5の効果で、五百人分のミルク粥が現れる。
「さあ、どうぞ」
「いただきます!」
子供たちはミルク粥を受け取り、はふはふ言いながら匙で食べ、あるいは先にもらった饅頭をひたして食べる。あまりの美味しさに、多くの子供たちが泣き笑いのような表情になる。
「おいしいよう! おいしいよう!」
「これ、お母さんに持っていく!」
「うん、それがいい。それがいいよ」
にこにこ笑って、萩一郎はうなずく。
一方、街の別の区画では、紀・雪名(鬼をも狩り尽くす鬼・g04376)が手製のお汁粉を振る舞っていた。彼は萩一郎のような特級厨師ではないが、ゆっくりじっくり丁寧に仕上げたお汁粉は、ベルファストの人々に大歓迎された。
「甘さ控えめのものと、甘めのものを作ったのですが、どうも甘めのものの方が人気があるようですね」
寒さを凌ぐには、やはり甘みですね、と、笑顔で告げる雪名を見やり、これが戦闘時には、まさに鬼神も怯えるような凄みを発した鬼人と同一人物とは思えん、と、カイ・オーベルト(アイゼンフント・g05787)は苦笑する。
ちなみにカイは、時先案内人から受け取った中華粥と卵スープを温め、【口福の伝道者】で増やして配っている。彼としては、レシピを貰って自作したかったのだが、悪いがこいつは特級厨師の秘伝なんだ、とはぐらかされて、料理を運んで温めるだけの役目になってしまったのは、少々不本意なところではある。
(「温かい飯を食いながら、今後のことを語ろうかと思ったんだが…みんな、食うのに夢中みたいだな。むしろ引っ越しの時とか、別の機会にした方がよさそうだ」)
みんな幸せそうだし、まあ、いいか、と、カイは軽く肩をすくめる。
しかし一方、普通の中華料理の「御馳走」を振る舞おうとしてダメ出しされてしまった日向・輪太郎(温小陽・g02049)は、ちょっと違う考え方でリベンジをはかっていた。
(「確かに餓えを満たす時には、滋味が必要かもしれない。しかし、滋味で得られるのは安寧までで、幸福というほどの高揚は難しいんじゃないか? やはり、そこは美味でないと」)
とはいえ、何を美味と感じるかは人それぞれ。原点に立ち返った輪太郎は、ベルファストの人々の生活を助けながら、どんなものが食べたいか、丁寧に聞いて回った。
そして、新しい住居が完成した引っ越しの日。輪太郎は、アイルランド風のよく煮込んだ肉料理と平焼きパン、そして蜂蜜で強く甘味をつけた飲み物を提供し、殺到した人々を感激させ、拍手喝采を浴びたのである。
(「幸福は、そして美味は、それぞれの人の記憶と強く結びついているんだ。こっちが食べさせたいものよりも、その人が食べたいものを出す。それが幸福をもたらす美味な料理というものだ」)
声には出さずに呟きながら、輪太郎は人々それぞれの好みに合わせて調味を変え、渾身の料理を振る舞うのだった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【土壌改良】がLV2になった!
【おいしくなあれ】LV3が発生!
効果2【ロストエナジー】がLV2になった!
【リザレクション】LV3(最大)が発生!