ルクソール神殿のオベリスク
ナイル川の上流『ナセル湖』の存在が大きな鍵になるであろうという攻略旅団の考察がありました。
史実通りならば氾濫期であった筈のナイル川が氾濫していなかった事も併せて考えれば、ナイル川上流に何らかの秘密があるのは確実です。
しかし、ナイル川の上流へは、古代エジプトの神殿の一つ『ルクソール神殿』の結界が邪魔して、パラドクストレインで移動する事は不可能のようです。
ルクソール神殿は、獣神王朝エジプトの首都『百門の都テーベ』を望む神殿であり、非常に強い結界能力を発揮しているようです。
理由はわかりませんが、ルクソール神殿の入り口に2基建っている筈のオベリスクが1基しか無く、ルクソール神殿の急所となっています。
オベリスクの周囲には常に警護のマミーやエンネアドが居る為、彼らと戦いつつ、オベリスクの破壊を目指さなければいけません。
1回の攻撃で破壊することは出来ませんが、攻撃を積み重ねる事で、破壊する事が出来るはずです。
残された1基のオベリスクの破壊に成功後は、攻略旅団の方針により、ナイル川上流のナセル湖の探索に向かう事になります。
列最後尾はこちら。神殿への入場は三時間待ちです。(作者 秋津透)
#獣神王朝エジプト
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#ルクソール神殿のオベリスク
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「ナセル湖から南は海になっているとの情報だ。………いや、そもそもナセル湖の位置を知らないが……調査関係の依頼も出てくるやも知れぬな」
獣神王朝エジプトのディヴィジョン攻略旅団でバースィル・アシュラフ(焔陽の獅子王・g02196)が告げ、メルサンク・トトメス(𓌸𓋴𓋹𓁐𓅝𓄠𓋴・g03837)が目を丸くして叫ぶ。
「ちょっと待って、ナセル湖って、1970年のアスワン・ハイ・ダム完成で出来た湖だよ! 古代エジプトにあるわけない!」
「いや、もちろん、ナセル湖という呼び名には『現地人の言葉を、ディアボロス的に翻訳した』ものだが」
応じるバースィルに、メルサンクは更に言い募る。
「それにしたって、ナイル川上流に大きな湖があって、本来のナイル川の氾濫期……8月~10月だっけ? ディヴィジョンの獣神王朝エジプトで、ナイル川の氾濫がなかったんでしょ? これ、絶対重大な秘密がある! 要調査だ!」
しかし、その後、メルサンクは更に頭を抱えることになる。ナセル湖と呼ばれる湖を調べるには、獣神王朝エジプトの首都『百門の都テーベ』に臨む「ルクソール神殿」の結界が邪魔になるというのだ。
「勘弁してよ……本来のクフ王の時代には、ルクソール神殿なんて影も形もないはずだよ? 首都はテーベじゃなくメンフィスのはずだし、どうなってるの、このエジプト!?」
「腹が減っては戦ができぬ。喰いながら話を聞いてくれ」
時先案内人の陳・修賢(人間の特級厨師・g03221)が、いつものように手製の饅頭を配りながら告げる。
「獣神王朝エジプトのディヴィジョン攻略旅団での話し合いから、重要な事実が判明した。ナイル川上流に、この時代には存在しない筈の『ナセル湖』が存在するらしい。俺もよくは知らんのだが、本来のナセル湖というのは1970年のアスワン・ハイ・ダム完成で出来たダム湖で、古代にあるわけがないんだそうだ。そして、この『ナセル湖』があるせいかどうか知らんが、獣神王朝エジプトではナイル川の氾濫が起きていない。これは調べてみる価値があると、誰でも思うよな?」
そう言って、修賢は小さく肩をすくめた。
「ところが、パラドクストレインはナイル川上流地域に進入することができない。獣神王朝エジプトの首都『百門の都テーベ』に臨む大神殿『ルクソール神殿』の結界によって、塞がれているんだそうだ。詳しい奴の話では、この神殿やら首都やらも、ナセル湖ほどじゃないにせよ、本当は後代に作られたものなんだそうだが、まあ、存在してるものは仕方がない。ただ、この神殿には、オベリスクが一本しかない。台座は二つあるから、本来は二本あったものが、壊されたのか動かされたのか、今は一本になっているようだ。そして、この残っているオベリスクが『ルクソール神殿』の結界の急所ということになる」
だから、こいつをぶち壊してほしいんだ、と、修賢は言う。
そして修賢は、厳しい表情でメモを見ながら言葉を継ぐ。
「ルクソール神殿のオベリスクは、凄まじく強力なクロノ・オブジェクトなので、とてもじゃないが一回の攻撃で崩れるようなシロモノじゃない。何回も攻撃を繰り返し、その都度クロノヴェーダに修復させて、外見は変わらないが力が弱まっているという方向に持っていくしかないようだ。そしてオベリスクへの攻撃は、警備隊の攻撃を躱しながらではなかなか通らない。警備隊を無視してオベリスクに専念すればそれなりにいくようだが……ヘタすると身が持たん。オベリスクを叩く者と警備隊を攻撃して減らす者に分担するとか、工夫が必要だろう。そして、警備隊長のアヴァタール級を撃破すると、オベリスクへのダメージが充分でなくても、強制的に撤収となる。それも忘れずにいてくれ」
そう言うと修賢は、あらためて一同を見回して告げる。
「まずは、ルクソール神殿に祈りを捧げに行く巡礼に紛れ込んでくれ。彼らは『百門の都テーベ』や、その周辺地域に住む一般人で、エンネアドやファラオを熱心に信仰する敬虔な方々だ。この方々に紛れ込んでルクソール神殿に近づき、頃合いを見計らってオベリスクへの攻撃を開始してほしい。ルクソール神殿のオベリスクは神殿の入り口の外、向かって左側だけに存在し、約23メートル程の高さがある。警備しているのはアヴァタール級クロノヴェーダ『神砂使い』と、そいつに率いられたトループス級クロノヴェーダ『マミー兵団』だ。今回、注意が必要な点として、『マミー兵団』はオベリスクより手前でかなり巡礼たちを止めて、怪しいところがないか調べてから通してるようだ。そのため、非常に多くの巡礼が神殿前で通してもらうのを待っており、行動開始のタイミングによっては彼らを巻き込んでしまう恐れがある。まあ、逆に『マミー兵団』の動きを制限できるかもしれんが……そういう手は、使わないで済むなら使わない方がいいと思う」
そして修賢は、視線を虚空に向けて小さく独言する。
「クロノヴェーダにも、いろいろな奴らがいる。今回の相手は「元は人間」のマミーだが、逆にそれだけに一般人の安全はあまり気にしないような気もする。古代エジプトの将軍や兵士が、戦闘に臨んで一般人を巻き込まないように気遣うとは、とても思えんからなあ……」
ルクソール神殿の手前に広がる荒野。そこに大勢の人間が、所在なげに並んでいた。
彼らは、ルクソール神殿に詣でるためにやってきた巡礼なのだが、いつもはほとんど素通しで通れる神殿の入口が、なぜか今回、ひどく厳しく時間のかかるチェックを受けてからでないと入れなくなっている。
「いったいどうして、こんなことに? 何かあったのですか?」
不安げに訊ねる巡礼たちに、列整理にあたるマミー兵は、ぶっきらぼうに告げる。
「そのようなことは、お前たちが知るべきことではない。不服なら、神殿に詣でずに帰ればよかろう」
「はあ……」
巡礼たちは互いに顔を見合わせ、中には諦めて列を離れて引き返す者もいないではないが、大半の者はそのまま辛抱強く列に並び続ける。
そして、巡礼の中にそこまで気付いたものはほとんどいなかったが、マミー兵たちは申し合わせたかのように、通常装備しているシックルソードではなく、何本かの投げ槍を背に負っていた。
リプレイ
嵐柴・暁翔
武器や獣神王朝エジプトにそぐわない物品は持ち込まずに、服装も現地のものにしておきパラドクスの使用も可能な限り控えておきます
マミー達が何を調べているのかを調べる為、巡礼が終わって神殿から出てきた方々から話を聞いてみます
……もし神殿に入った人数と比べて出てくる人数が少ないなら別の心配をするけどな…
そして何を調べているのかが聞ければ対策をしますが、もし何を調べられたのかも分からないという回答ならパラドクスの類を想定して警戒します
マミー達からの取り調べ中は大人しくして受け答えも敬虔な信者ならどう答えるか、を考えて行います
パラドクス以外で攻撃してダメージを受けるかとかなら倒れて痛みで動けない振りをします
カイ・オーベルト
任務了解だ。
まずは巡礼者達に紛れ込み、検問を突破しよう。
自身が演技しても、違和感は他者の態度から生まれる。プラチナチケットで周りの巡礼者達に同胞だと思って貰う。
巡礼者達と同じ衣装に着替え、身体検査されても怪しまれない様、武装は全て置いてくる。サイボーグ体だが、外見的には普通の人間と変わらないタイプだ。何とかなるだろう。
過剰な演技はしない。適度な不安と、待たされた事への不満を滲ませる態度で無難に検問をやり過ごす。
他の巡礼者達の話を聞いて憶えておき、質問に対して答えられる事には答えるが、分からない事は無理に答えようとはせず、愚鈍な態度で、知らない分からないで通そう。
(「まずは、マミーたちが何を調べているのか、だな」)
既に何度もルクソール神殿を訪れている嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は、礼拝を終えて神殿から出てきた巡礼に接触し、何を調べられたのか訊ねてみた。すると訊ねられた巡礼は、苦笑混じりに答えてくれた。
「持ち物を全部、いったん預けさせられたよ。護身の武器とか護符とかはもちろんだけど、帰りの食糧とか水とか手巾なんかまで全部。向こうが出してきた袋に詰めて渡して、引き換え札を渡されて。礼拝が終わって出てきたら、袋ごと返してくれた。結果としては、丈夫な袋を一つもらえた、ってことになるか」
「そうですか。ならば心配ないですね」
ありがとうございます、と礼をして、暁翔は同行してきたカイ・オーベルト(アイゼンフント・g05787)に話を伝える。
「どうやら、持ち物をいったん預けさせられるだけのようだ。武装とかは持ち込めないが、それは想定内だよな」
「ああ、もちろんだ……しかし、食糧とか何も持っていないと、かえって怪しまれるかな?」
カイに訊ねられ、暁翔は首をかしげる。
「そうだな……いや、荷物を預けなくてはいけないという話は、もうある程度流れているだろう。皆様の手を煩わせないよう、まとめて置いてきました、で、たぶん通ると思う。少なくとも、何も持っていないから咎められるということはなさそうだ」
「なるほど。それならばいいけどな」
応じるカイに、暁翔は苦笑しながら告げる。
「中に入って、騒動を起こして撤収という流れでは、預けた荷物の回収はできないだろう。荷物を取りにこない奴が怪しいとかいうことになって変に辿られたら、余計なところに迷惑がかかりそうだ。考えすぎかもしれないけどな」
「ふむ……まあ、用心するに越したことはない」
そう言って、カイは暁翔を見やる。
「しかし、工作員をやっていた俺が言うのも何だが、あんた、けっこう細かいな」
「……ああ、そういう性分なんだ」
苦笑を浮かべたまま、暁翔は応じる。
そして二人は、何も手持ちの荷物はないとマミー兵に申請し、最低限の時間と手間でチェックを通り抜けることができた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【飛翔】LV1が発生!
【プラチナチケット】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV1が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
穂村・夏輝
オベリスクの破壊か。一般人に犠牲を出さないように済ませたいね
仲間に倣って服装も合わせる。武器などは【アイテムポケット】に隠しておく
「さあ、始めるよ、アンジェ!」
礼拝でオベリスクに近づけたら、【飛翔】でオベリスクの上部近くまで上がってサーヴァントのアンジェローザを召喚。武器を取り出した上で【双天遊戯】で攻撃。
敵が攻撃をしてくるなら回避に専念。他の味方が攻撃をしてくれるのであれば、こちらは囮に回る。
「断片の王も地に落ちた! その証として、オベリスクは俺が破壊する!」
とか言って引きつける
最優先は一般人に被害を出ないようにすること。敵の投げた槍が一般人に当たったりしないように位置どりには気をつけるよ
カイ・オーベルト
仲間と協力、連携して行動。
通過には成功した。次はオベリスクの破壊だ。
仲間と合図し合いタイミングを合わせて行動開始。
全力で「ダッシュ」しオベリスク攻撃の有効射程内へ向かうと同時に、巡礼者達から離れ 巻き込まない様にする。
【力学光線】のパラドクスでオベリスクを攻撃する。目から発射される「破壊」光線は、全力で走りながらでも視線を対象から外さない限り狙いがぶれたりはしない。
敵の攻撃は全力移動により回避を図る。オベリスクへの攻撃を主体とする為全てはかわせないだろうが、「肉体改造」された身体の防御力による「忍耐力」で耐える。
(「……ずいぶんな警戒ぶりじゃないか」)
入場チェックを通り抜けて神殿前に進んだカイ・オーベルト(アイゼンフント・g05787)は、破壊目標のオベリスクをちらりと見やって声には出さずに唸った。
オベリスクの基部周囲には日干しレンガの陣が組まれ、巡礼たちは近寄りたくても近寄れない。そして陣の中には、正確な人数ははっきりしないが、相当な数のトループス級クロノヴェーダ『マミー兵団』が詰めているようだ。
巡礼たちは神殿に礼拝するのが目的なので、ものものしい様子のオベリスク周囲を避けて神殿へと進んでいくが、ディアボロスたちはそういうわけにもいかない。さて、どうする、と、カイが眉を寄せた時。
「さあ、始めるよ、アンジェ!」
カイより少し後からチェックを抜けて入ってきたと思われる穂村・夏輝(天使喰らいの復讐者・g02109)が、【飛翔】で一気に『マミー兵団』の陣を飛び越えてオベリスクに肉薄。サーヴァントのオラトリオ『アンジェローザ』を召喚して、パラドクス「双天遊戯(デュアルアサルト)」を発動させる。
「俺達に出来る限りのことをさせてもらうよ」
一般人の巡礼者がオベリスクから遠ざけられ、下に『マミー兵団』しかいないなら、むしろ好都合だ、と、夏輝はオベリスクに攻撃を仕掛けようとする。しかし、彼の予想を超える数の投げ槍が、それこそ雨霰と下の陣から投げ上げられ、オラトリオともども全力で回避行動をしなければならず、攻撃ができない。
「……これは、やるしかないな」
始まったからには連携するまでだ、と、カイは予定を変えて、夏輝とは反対側に回り込んで【飛翔】し、パラドクス「力学光線(キネティックブラスト)」を発動させてオベリスクを攻撃する。
しかし、すぐさま多数の投げ槍が殺到してきて、充分に攻撃を続けることができない。カイの参加で、多少余裕ができた夏輝がオベリスクを攻撃するが、これも充分とは言えない。
(「誰か、マミー兵団を攻撃してくれんかな……」)
懸命に回避をしながら、カイは唸る。撃ち落とされてしまっては元も子もないので、とにかく回避に全力を注がざるを得ないのだが、飛んでくる槍の数が多すぎる。夏輝も、囮に回るなどという目算は綺麗に吹っ飛んで、とにかく回避。余裕が生じたら隙を見て攻撃、という状態だ。
そしてオベリスクは、彼らの苦し紛れの攻撃などものともせず、輝きを放ち続けている。
苦戦🔵🔵🔴🔴🔴🔴
メルサンク・トトメス
アドリブ・連携可
スフィンクス『プロフェッサー』を連れた、古代エジプト人の神官です。
一応、ディヴィジョン(神獣王朝エジプト)出身の15歳なので成人しています。
普段の口調は「ボーイッシュ(ボク、キミ、だね、だよ、~的な?)」、時々エジプト語になります。
攻略旅団の調査・探索依頼内容を調査することが多いです。
謎に興味を示しますが、解決方法は脳筋寄りです。
戦闘方法は格闘(【グラップル】)です。
パラドクスで神の加護を得た上で、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
神と敵との関係性によっては、神託を受ける際に神に意識を乗っ取られ、口調が変わることもあります。
他のディアボロスに迷惑をかける行為はしません。
(「……やれやれ。いくら相手がトループス級でも、多数の敵が待ち構えているところへ対策なしで真っ向から突っ込んだら、そりゃ苦戦になるよ」)
内心溜息をつきながらも、メルサンク・トトメス(𓌸𓋴𓋹𓁐𓅝𓄠𓋴・g03837)は、オベリスクを攻撃しようとして『マミー兵団』の迎撃を受けて苦戦するディアボロスたちを掩護すべく、敢えて【飛翔】を使わずに敵陣に飛び込む。
そして、パラドクス「𓄿𓊍𓏏𓁦(イシス)」を発動。上空のディアボロスに気を取られている『マミー兵団』たちに向けて、セトを貫いて瀕死に追い込んだとされる、イシスの雷撃の銛を放つ。
「𓋴𓊪𓂧𓂻𓏼𓊪𓂋𓂧𓈎𓋴𓏏𓋴𓀁𓂧𓃀𓃬𓏟𓂧𓈖𓎼𓎡𓏏𓄡𓇋𓂟𓅓𓆓𓍿𓏏𓋴𓎡𓏛𓎡𓅱𓋴𓈎𓇋𓈙𓀁」
「!!!!」
強烈無類の一撃を、かつ不意を突かれる形で食らい、四体のマミー兵が反撃もできずに塵と化して消える。そして、上空でオベリスクを攻撃している者以外に、自分たちを襲う敵がいると気が付いた『マミー兵団』は、どちらに対応すべきか戸惑って動きを止めてしまう。
「さあ、この隙に、躊躇なく全力でオベリスクを攻撃するんだ。回避するだの囮になるだの、余計なことは考えるなよ」
もちろん、ボクと一緒に『マミー兵団』を減らしてくれてもいいけどね、と、メルサンクは【パラドクス通信】で、周囲にいるはずのすべてのディアボロスに呼び掛けた。
大成功🔵🔵🔵
効果1【パラドクス通信】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
カイ・オーベルト
アドリブ歓迎
仲間と連携行動
フォローしてくれた仲間に感謝しオベリスクを攻撃
回避や防御は放棄
攻撃のみ専念
穂村・夏輝
マミー兵団が減ってくれたか。あとは、アヴァタール級が到着するまでに一気に畳み掛ければいいかな?
オベリスクを【魔骸連刃】で力一杯【強打】。敵の攻撃はアンジェローザに防御をお願いして、自分は回避を捨てて攻撃専念。
アンジェローザには『オラトリオローズ』の荊を伸ばして敵の攻撃を防ぐように指示。自分の攻撃に支障が出るほどの複雑な命令は出さない
成功度が十分足りていれば、不採用で構いません
嵐柴・暁翔
……また随分と無茶をしているな…
入口で手荷物検査をしている位だし中でもそれなりの対策をしているのは分かっていただろうに…
オベリスクからは離れた場所で《悪魔召喚》を使用
結果として囮になっている方々を大きく迂回してオベリスクを攻撃して貰います
マミー達からの迎撃は…痛いのは俺だし二人がそれで納得してくれるなら無視するように伝えます
攻撃は二人に任せて俺自身は騒ぎに気付いた巡礼者達が近付いてきたりしないように警戒しておきます
もし誰一人近付いてくる様子もないようなら【飛翔】でマミー達の陣へ突っ込んで囮になります
別に二人は俺が操っている訳でもないし、俺がマミーに有効打を入れられなかろうと囮役なら関係ないしな
(「……また随分と無茶をしているな…入口で手荷物検査をしている位だし、中でもそれなりの対策をしているのは分かっていただろうに…」)
いきなりオベリスクへ攻撃を仕掛けた穂村・夏輝(天使喰らいの復讐者・g02109)と、それに対して即座に呼応して連携するカイ・オーベルト(アイゼンフント・g05787)の動きを見て、嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)は一瞬、オベリスク攻撃に加わるか、あるいは『マミー兵団』を攻撃するか、迷った。
しかし、別のディアボロスが『マミー兵団』への攻撃を開始したので、とにもかくにもオベリスクを叩いてしまえと、パラドクス「悪魔召喚(サモン)」を発動させる。
(「セレスティア、アリスティア、頼めるか?」)
召喚した大天使姉妹にオベリスクへの攻撃を任せ、暁翔自身は、騒ぎに気付いた巡礼者達がオベリスクの方へ近付いてこないか警戒する。召喚された存在は、基本的には回避など考えず攻撃に専念し、受けたダメージはそのまま召喚者へ跳ね返るので、もしも大天使姉妹が『マミー兵団』に迎撃されたら召喚者の暁翔に容赦なくダメージが来るわけだが、それは覚悟の上だ。
そして幸い、『マミー兵団』は自分たちを巧みに攪乱しながら激しく攻撃してくるディアボロスに対応、反撃するのに手いっぱいらしく、大天使姉妹は迎撃を受けずにオベリスクを存分に攻撃する。
一方、巡礼者たちは、オベリスクを遠巻きにして、ちょうど火事場を見物する野次馬のような感じで、戦況を見守る。興味津々ではあるが、敢えて危険を冒して近づく者はいない。ここで、わざわざ飛び出していって神の敵の一味ですと明示する意味はないな、と、暁翔は注意深く、巡礼者の中に紛れた立ち位置を保つ。
そしてもちろん、先にオベリスクへ攻撃を仕掛けた夏輝とカイへの迎撃も止まり、二人は全力でオベリスクへの攻撃に集中する。
(「ありがたい……この好機を無駄にしてなるものか」)
フォローしてくれた仲間に感謝しながら、カイはパラドクス「メタリックプロミネンス」を発動。サイボーグ体の動力炉から高熱の火炎を引き出し、これでもかとばかりにオベリスクへと叩きつける。
一方夏輝は、万一の防御はサーヴァントのオラトリオ『アンジェローザ』に一任し、パラドクス「魔骸連刃」を発動させてオベリスクを強打する。暁翔の召喚術と同様、もしもサーヴァントがダメージを受けたら、その痛手はマスターに跳ね返るのだが、幸い『アンジェローザ』がダメージを受けるような攻撃はなく、夏輝はオベリスク攻撃に集中することができた。
そして、ディアボロス三人分の全力攻撃を浴びたオベリスクは、やがてその輝きを消す。
「やったか……あとは、アヴァタール級だね」
ふう、と、小さく吐息をついて、夏輝は神殿の方を見やる。そこにはアヴァタール級クロノヴェーダ『神砂使い』がいるはずだが、一方で、相当の数の巡礼たちが神殿側にいるので、こちらから仕掛けると巻き込んでしまいかねない。
「慌てるには及ばないよね。作戦目的は果たしたんだし、今度はこっちが待ち構える番さ」
そうだろう、アンジェ、と、夏輝はサーヴァントに呼び掛けた。
成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
効果1【熱波の支配者】LV1が発生!
【活性治癒】LV1が発生!
【エアライド】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!
【ドレイン】LV1が発生!
【命中アップ】LV1が発生!
メルサンク・トトメス
アドリブ、連携可
超低空飛行、せいぜい肩の高さを【飛翔】して、【撹乱】してオベリスクから注意を逸らす(【時間稼ぎ】)
マミー兵が散々投げた投げ槍を拾って(【地形の利用】)を投げるとか突撃する(【一撃離脱】)とかして、戦場も少しづつオベリスクから離していくよ
槍は小回りが利かないから、横や後からの【不意討ち】に弱いんだよね。オベリスクの方を気にしてたら不意打ちするよ
投げ槍?同士討ちしないように気を付けなよ。まあそういう位置取りで攻撃を誘う(【挑発】)んだけどさ(【計略】)
スフィンクスはもっと早いし、もっと小さいからなかなか捉えられないよ。股下とか平気でくぐるからね(【空中戦】)
パラドクスも使うよ
プターハ・カデューシアス
連携・アレンジ歓迎です
やれやれ、飛翔対策取ってきましたか。
何度も襲撃してると、流石に学習するのですねぇ。
メルサンク様、お疲れ様です。
さて、マミー退治と参りましょうか?
オベリスク破壊に向かう味方に手出しさせません
「おや、上ばかり気を取られていて良いんですか?
こちらも、お相手願いますよ!」
敢えて目立つように名乗りを上げ、オベリスクを背にするよう仕向けて
数を減らすため複数攻撃を放ちます
手元、足下を狙いつつ動きが鈍くなるようにしてみましょう
攻撃しながらも冷静に全体の戦況把握に努め、
特にアヴァタールの気配にはいち早く気がつくよう心がけます
戦況変化があったら、味方にパラドクス通信にて連絡を
「メルサンク様、お疲れ様です。さて、マミー退治と参りましょうか?」
悠然と告げ、プターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)が、オベリスクの基部に設けられた『マミー兵団』の陣内に、忽然と姿を現わす。
これは余裕で勝ったね、と、メルサンク・トトメス(𓌸𓋴𓋹𓁐𓅝𓄠𓋴・g03837)はにやりと笑う。
(「まあ、もともと、のろまのマミー兵なんかに負ける気なんかないけどね。いくら数がいようとも」)
しかも相手の武器は、小回りの効かない手槍だ。飛んでいる相手に投げつけるにはいいだろうけど、接近戦で使うには取り回しが難しく隙が多い。下手に投げつけたり、強引な動きをすれば、同士討ちもありうる。まったく、攪乱してくれと言わんばかりじゃないか、と、メルサンクはパラドクス「サンシャインブレイク」を発動させる。
「ほらほら、どっち見てるんだい?」
殊更に嘲笑混じりの声をかけながら、メルサンクはいささか人間離れというか、魔性じみた動きで『マミー兵団』の陣列の中を走り回り、時に低く、時に飛翔を使って、巧みに、かつ容赦なく攻撃を仕掛ける。
その上、サーヴァントのスフィンクス『プロフェッサー』が、メルサンクより更に素早い動きで攪乱する。
「ふふふ、こちらも、お相手願いますよ!」
せっかく駆けつけてきたのに、無視されてはかないませんからね、と、プターハは敢えて目立つように名乗りを上げ、オベリスクを背にするよう仕向けた上で、パラドクス「フリージングミサイル」を発動。冷気を封じたミサイルを、敵が密集しているあたりに叩き込む。
「!!」
攻撃された『マミー兵団』は槍で反撃しようとするが、動きの速いメルサンクや『プロフェッサー』はもちろん、悠然と動くプターハを捕捉することもなかなかできない。もはや、上空のディアボロスなどに構っていられるわけもなく、猛攻を受けたオベリスクが輝きを消すのとほぼ同時に、陣の中にいた『マミー兵団』は、全員生命を失……いや、生命はとっくに失ってるので、倒れ伏して二度と動けない状態になった。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【温熱適応】LV1が発生!
【冷気の支配者】LV1が発生!
効果2【命中アップ】がLV2になった!
【ロストエナジー】がLV2になった!
メルサンク・トトメス
アドリブ、連携可
クフ王の時代はピラミッドの時代だ。オベリスクがあるようなこの不自然なディヴィジョンは正すからね
神砂使いが神砂巨兵で砂の巨人になるまでにオベリスクの側に駆け寄って、オベリスクを盾に……。
あ、ダメだ。オベリスクも砂に埋めるつもりだ(【看破】)。
なら次の手だ。オベリスクに隠れて急いで上昇し(【地形の利用】【飛翔】)、ベンベン石を蹴り、セトの加護と神託を得て(パラドクス)、砂の巨人の胸元で【ジャンプ】(【エアライド】)して軌道を変え(【フェイント】)、顔面を殴る(【捨て身の一撃】)。
「吹き飛べ、神砂使い!」
ついでに神砂も暴風の加護であらかた吹き飛ばす(【吹き飛ばし】)。
カイ・オーベルト
アドリブ連携希望
「破壊」「捨て身の一撃」の技能を使用
仲間の攻撃とタイミングを合わせ十字砲火
足を止め防御や回避を放棄した全力攻撃
残ったエネルギーを全て攻撃に込める
プターハ・カデューシアス
決戦ですか。
このやり取りも何度目でしょうね、神砂使い。
貴方の「本体」がどの時間軸にいるのか分かりませんが
いつか相まみえて元を断ちたいものです
いい加減、貴方のことは見飽きましたので。
巡礼者を巻き込む心配は無いでしょうから、全力攻撃で向かいます
昇龍舞にて一撃離脱戦を何度でも仕掛けましょう
アヴォイドが上手く発動してくれると良いですが…
勿論、味方の不利になることは致しません。
無事戦いを終えられたら
グランダルメにオベリスクが無かったとの報告を受けました
さて…この無くなったオベリスクはいずこへ?
オベリスクの無くなった台座に思いを馳せます
穂村・夏輝
「あとはアンタだけだね。もう退場してもらうよ」
地形の影響は【飛翔】で回避するとして、熱砂は気合を入れて迎撃して【吹き飛ばす】しかないかな?【冷気の支配者】で気休めに気温下げるかな?
「熱っ! 夏場のアスファルトよりも熱いね、これは」
そんな感じで苦戦しているように見せて、『オラトリオフラワー』『オラトリオローズ』を操作し、相手に気づかれないように【罠使い】で設置し、イバラを伸ばして【聖花連咲】で【捕縛】。砂なども【貫通撃】で突き破って本体を捕らえる
「ちょっと仕掛けさせてもらったよ」
あとは吹き飛ばす勢いで剣で【強打】するなり、味方に攻撃してもらうなり
嵐柴・暁翔
《悪魔召喚》で呼び出していた二人を送還した後はそのまま巡礼者達の中に紛れたまま列の流れに任せて神殿側へ移動しつつ神砂使いの動きを待ちます
オベリスクの近くに神敵がいる状況を放置するとは思えないから直ぐに飛んでくるとは思うけど、巡礼者達にどう対応するかは分からないからな…
自分からオベリスク付近までやってきて戦いだすなら構わないけど、もし巡礼者達を巻き込むような行動をするなら《悪魔召喚》で二人に神砂使いへの攻撃を任せて俺自身は直ぐに周囲の巡礼者達に避難するように呼びかけつつ彼らの盾になって避難の時間を稼ぎます
「決戦ですか。このやり取りも何度目でしょうね、神砂使い」
アヴァタール級クロノヴェーダ、マミー将軍『神砂使い』を正面から見据え、プターハ・カデューシアス(エジプトの龍人・g03560)が、丁寧な中にもうんざりした気分を殊更に籠めた口調で言い放つ。
「貴方の「本体」がどの時間軸にいるのか分かりませんが、いつか相まみえて元を断ちたいものです。いい加減、貴方のことは見飽きましたので」
「わ、我を見飽きた、だと?」
憤然とした声を出す『神砂使い』に、プターハはあくまで丁寧に、かつ明らかな軽侮を籠めて言い放つ。
「そうですとも。貴方がたアヴァタール級クロノヴェーダは、いくらでも替えの効く影ですが、中でも貴方はどこにでも出てくる。大きな街や神殿には、最低でも各一名ずつ配備されているのではないですか? しかも、何人出てこようが、その能力にも戦術にも、何の個性も独創性もない。どうしようもなく、型に嵌って凡庸なのです。三人も倒せば、十分に飽きが来る相手が、次から次から代わり映えもせずに出てくれば、それはもう、とっとと元を断ちたくもなりませんか?」
「い、言わせておけばあっ!」
憤怒の咆哮をあげ、『神砂使い』はプターハへと殺到する。その反応が凡庸だというのですよ、と小さく呟き、プターハはパラドクス「昇龍舞(ショウリュウブ)」を発動させる。
「我龍となりて敵を滅ぼす」
せめて、このぐらい見栄えのする攻撃ができませんか、と告げながら、プターハは龍と化して天を舞い、華麗な急降下攻撃を仕掛ける。痛撃を受けた『神砂使い』は反撃のパラドクス「流砂戦術」を発動させるが、天を舞う龍に流砂が追いつくわけもなく、熱砂を降らせるがあっさりと躱される。
(「よし、向こうに行ってくれたか」)
巡礼たちの中に紛れ込んでいる嵐柴・暁翔(ニュートラルヒーロー・g00931)が、安堵の息を漏らして呟く。そして再びパラドクス「悪魔召喚(サモン)」を使い、大天使姉妹を召喚して『神砂使い』を攻撃させる。
(「セレスティア、アリスティア、頼めるか? ……というか、頼む」)
契約上、召喚ができるなら頼みを聞いてくれるのがわかっているのに、頼めるかと訊ねるのは卑怯かもな、と、暁翔は小さく肩をすくめる。そして大天使姉妹の方は、まったく何も気にする様子もなく、『神砂使い』に遠慮会釈なく魔法攻撃をぶち当てる。
「ぐふっ……がっ……」
連続して痛撃を受けたマミー将軍は、呻きながらも「流砂戦術」を発動させる。しかし、飛行している相手にはかなり分が悪いようで、大天使姉妹には特に躱す様子もないのに、熱砂攻撃が当たらない。当たればダメージが跳ね返って来るので、安堵しながらも暁翔は思わず呟く。
(「おいおい、もう少し相手を見て技を使えよ……って、アヴァタール級には無理な話か」)
一方、オベリスク側に陣取るディアボロスたちは、ここぞとばかりに猛攻を仕掛ける。
「キネティックブラスト!」
カイ・オーベルト(アイゼンフント・g05787)が、パラドクス「力学光線(キネティックブラスト)」を放ち、直撃された『神砂使い』は地面にのめり込む。しかし、その体勢を利用して、パラドクス「神砂巨兵」を発動。砂をまとった巨人の姿と化して、カイに向かって突撃しようとするが、間合いが遠すぎたのか、ものの見事に転倒する。
「……無様なものだな」
砂の巨人が、こう来たら、こう受けて、こう攻めると、あれこれ考えていたのに無駄になったか、と、目いっぱい憮然とした声を出し、メルサンク・トトメス(𓌸𓋴𓋹𓁐𓅝𓄠𓋴・g03837)がパラドクス「𓇓𓏲𓏏𓄡𓃩𓀭(セト)」を発動させる。
「無能なクロノヴェーダ以上に、腹が立つのはこのオベリスクだ。一本だろうと二本だろうと、クフ王の時代にこんなものがあってはならない!」
憤怒をこめてメルサンクはオベリスクを蹴りつけ、その反動を使って起き上がろうとする砂の巨人の胸部を深々と抉る。
「ぐわあっ!」
どうやらメルサンクには、砂の巨人のどの辺に『神砂使い』の本体があるかお見通しだったらしく、痛撃を受けた『神砂使い』が絶叫する。その全身から砂が跳ね飛び、巨人の姿が崩れるが、『神砂使い』は懸命に砂を呼び返し、再び巨人の姿を形成する。しかし、そこまでで精一杯らしく、メルサンクに対して反撃するには至らない。
「やれやれ、砂の中に潜って、それで身を守ったつもりかい?」
もういい加減、退場した方がいいんじゃないの、と、軽い口調で告げながら、穂村・夏輝(天使喰らいの復讐者・g02109)がパラドクス「聖花連咲(ブルームチェイン)」を仕掛ける。
「さて、うまく掛かるかな……よし、いいぞ、アンジェ」
夏輝のサーヴァント、オラトリオ『アンジェローザ』がオラトリオフラワーから荊や蔓を伸ばし、『神砂使い』を覆う砂に巧みに潜り込ませて厳しく拘束する。『神砂使い』は逃れようとするが、自分でまとった砂が邪魔になってうまく動けず、もがいているところへ夏輝が容赦なく痛撃を決める。もちろん、反撃などできるはずもなく、『神砂使い』は両断されて倒れ伏した。
そしてプターハが、戦闘などなかったかのような口調でメルサンクに告げる。
「グランダルメのコンコルド広場、ですか。時代はずれますが、置かれるべき場所にオベリスクが無かったとの報告を受けました。さて…この無くなったオベリスクはいずこへ?」
「……」
メルサンクは無言で、オベリスクが置かれていない方の台座を睨み据えた。
大成功🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
効果1【建造物分解】LV1が発生!
【完全視界】LV1が発生!
【飛翔】がLV2になった!
【土壌改良】LV1が発生!
【エアライド】がLV2になった!
効果2【ダメージアップ】がLV2になった!
【ロストエナジー】がLV3になった!
【アヴォイド】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!
【命中アップ】がLV3になった!