防御拠点vs巨大砂上船スフィンクス

 サハラ砂漠を横断してオアシス都市を襲撃していた、巨大砂上船スフィンクス。
 ディアボロスは、この巨大砂上船スフィンクスに攻撃を仕掛け侵攻を阻止し、更に、攻略旅団の選択により、進路上に防衛拠点を設置する事に成功しました。

 防衛拠点は、防壁や塹壕、ため池などで砂上船を押しとどめ、逆に、ディアボロスが戦いやすい足場などが作成されています。
 敵の指揮官であるジェネラル級クロノヴェーダ『寵愛の少年ファラオ』は、この防壁を確認すると、砂上船で鎧袖一触に踏みつぶそうと突進させて来ます。

 まずは、この砂上船の突撃から防壁を守りましょう。

 『寵愛の少年ファラオ』は、クロノヴェーダ側が明らかに不利と思われる戦場があれば、自ら出陣して救援を行って来ます。戦い方には工夫が必要かもしれません。

ファラオの怒り、負けられない戦い!(作者 ゆうきつかさ
8


#獣神王朝エジプト  #防御拠点vs巨大砂上船スフィンクス  #寵愛の少年ファラオ 


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#獣神王朝エジプト
🔒
#防御拠点vs巨大砂上船スフィンクス
🔒
#寵愛の少年ファラオ


0



●『寵愛の少年』ファラオは、ご機嫌斜め
「……って言うかさあ、何なの、この状況! お前達が『ファラオは後方で、どっしり構えているものです』って言うから、黙って見てたけど……。お前達、弱すぎだよ? まさかスフィンクスまで足止めされて、まだこんなところにいるなんて、あり得ないよねっ!」
 ファラオがイラついた様子で、鷲使いのナスルを叱りつけた。
「この度の失態、何と説明すればいいのか分かりませんが……そもそもの原因はディ……」
 ナスルが床に頭を擦り付ける勢いで土下座をしながら、必死に言い訳をしようとした。
「あ、そう言うのは、いいから……。結局、お前達が弱かったから、負けたんでしょ? 言い訳したからって、負けた事実を覆す事なんて出来ないからね? そのくらい、お前だって分かっているでしょ。まあ、次にお前がピンチになったら、余が助けてあげるけどさぁ……」
 ファラオが冷たい視線をナスルに送り、深い溜息を洩らした。
 この様子では、最初から期待などしていないのだろう。
 話をするだけでも苦痛と言わんばかりに、ウンザリしている様子であった。

●アヤメからの依頼
「サハラ砂漠を横断して、オアシスの街を襲撃していた、巨大砂上船スフィンクスは、皆のおかげで足止めをする事が出来た。これにより、多くの砂漠の民が安全圏まで避難する事ができたようだ。更に、攻略旅団の調査・探索提案により、巨大砂上船スフィンクスの進路上に防御拠点を用意する事が出来た。そこで巨大砂上船スフィンクスが来る前に、防御拠点に向かい、かの船を待ち受け迎え撃って欲しい」
 鬼姫・アヤメ(鬼人の鬼狩人・g03328)が新宿駅グランドターミナルの前にディアボロス達を集め、今回の依頼を説明した。

●やるべき事
「まずは防御拠点に向かい、可能な範囲で拠点の強化などを行って欲しい。用意した防御拠点に、パラドクス効果を上乗せできれば、更に堅固な防御拠点とすることが出来るだろう。この防御拠点の強化は、目の前のクロノヴェーダとの戦いには大きな効果は期待できないが、巨大砂上船スフィンクスが突入してきた際に最大の効果を発揮する事が出来るはずだ。その後、進路の邪魔となる防御拠点を破壊する為に、クロノヴェーダの軍勢が襲撃に来るので、防御拠点を守って撃退する事になる。注意すべき点は、ジェネラル級クロノヴェーダである『寵愛の少年ファラオ』の救援だ。『寵愛の少年ファラオ』は、クロノヴェーダ側が苦戦している戦場の救援にやって来る。ジェネラル級クロノヴェーダの戦闘力は厄介なので、ディアボロス側が苦戦しているように見せかけながら戦うなどの工夫が必要になるかもしれない。『寵愛の少年ファラオ』は、ディアボロスの力がそれほどでも無いと認識すると、あとは配下に任せて撤退していくので、救援に来てしまった場合も、それを上手く利用すれば最低限の被害で撤退させる事が可能だろう」
 アヤメの話では、ファラオとマトモに戦ったとしても勝ち目はなく、今後の戦いに悪い意味で影響を及ぼす可能性が高いため、なるべく苦戦したフリをして欲しいという事だった。

●アヤメからの言葉
「この作戦を成功させ、今後の決戦でファラオを撃破できれば、この地域の安全は確保される。その日を迎えるためにも、みんな頑張っていこうぜ!」
 そう言ってアヤメがディアボロス達を見つめ、ニカッと笑うのだった。

●ナスル、がんばる
「我らがファラオに不甲斐ないと失望されるわけにはいかない! 故に、ここで我らは負ける訳には行かない。例え、ディアボロス達が強敵揃いだったとしても、ファラオ自ら救援に出向かせる事など、あってはならないのだから……!」
 ナスルがマミー兵団を前にして、握り拳で熱く語った。
「……我々にお任せを!」
 その言葉を聞き、ハートにガツンと来たマミー兵団が、気合の入った返事をした後、次々と出撃するのであった。


→クリア済み選択肢の詳細を見る



 寵愛の少年ファラオが戦場に登場した場合、この選択肢で『寵愛の少年ファラオ』を撤退させなければなりません。
 寵愛の少年ファラオは、トループス戦もしくはアヴァタール戦のどちらかのリプレイの最後に登場します。
 このリプレイが公開された場合、この選択肢のリプレイが完成し『寵愛の少年ファラオ』が撤退しない限り、他の選択肢のリプレイは執筆される事はありません。
 『寵愛の少年ファラオ』は、ディアボロスを蹴散らし、充分に救援が出来たと判断すると撤退する為、わざと派手にやられる振りをするといった作戦が有効です。
 詳しくはオープニングやリプレイを確認してください。



特殊ルール この選択肢には、特殊ルールはありません。
👑3

→クリア済み選択肢の詳細を見る


→クリア済み選択肢の詳細を見る


●残留効果

 残留効果は、このシナリオに参加する全てのディアボロスが活用できます。
効果1
効果LV
解説
【水源】
2
周囲に、清らかな川の流れを出現させる。この川からは、10秒間に「効果LVトン」の飲用可能な水をくみ上げる事が出来る。
【強運の加護】
1
幸運の加護により、周囲が黄金に輝きだす。運以外の要素が絡まない行動において、ディアボロスに悪い結果が出る可能性が「効果LVごとに半減」する。
【セルフクラフト】
1
周囲が、ディアボロスが、一辺が1mの「コンクリートの立方体」を最大「効果LV×1個」まで組み合わせた壁を出現させられる世界に変わる。
【トラップ生成】
1
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の空間を、非殺傷性の罠が隠された罠地帯に変化させる。罠の種類は、自由に指定できる。
【冷気の支配者】
1
ディアボロスが冷気を自在に操る世界になり、「効果LV×1km半径内」の気温を、最大で「効果LV×10度」低下可能になる(解除すると気温は元に戻る)。ディアボロスが望む場合、クロノヴェーダ種族「アルタン・ウルク」の移動速度を「効果LV×10%」低下させると共に、「アルタン・ウルク」以外の生物に気温の低下による影響を及ぼさない。
【光学迷彩】
1
隠れたディアボロスは発見困難という世界法則を発生させる。隠れたディアボロスが環境に合った迷彩模様で覆われ、発見される確率が「効果LV1ごとに半減」する。
【過去視の道案内】
1
移動時、目的地へ向かう影が出現しディアボロスを案内してくれる世界となる。「効果LV×1日以内」に、現在地から目的に移動した人がいなければ影は発生しない。
【操作会得】
1
周囲の物品に、製作者の残留思念が宿り、ディアボロスの操作をサポートしてくれるようになる。効果LVが高い程、サポート効果が向上する。
【ハウスキーパー】
2
ディアボロスから「効果LV×300m半径内」の建物に守護霊を宿らせる。守護霊が宿った建物では、「効果LV日」の間、外部条件に関わらず快適に生活できる。
【建物復元】
1
周囲が破壊を拒む世界となり、ディアボロスから「効果LV×10m半径内」の建造物が破壊されにくくなり、「効果LV日」以内に破壊された建物は家財なども含め破壊される前の状態に戻る。

効果2

【能力値アップ】LV1 / 【ダメージアップ】LV1 / 【ガードアップ】LV3 / 【反撃アップ】LV1 / 【ラストリベンジ】LV1 / 【アヴォイド】LV2 / 【ダブル】LV2 / 【ロストエナジー】LV1

●マスターより

ゆうきつかさ
 『寵愛の少年ファラオ』は、クロノヴェーダ側が明らかに不利と思われる戦場があれば、自ら出陣して救援を行って来ます。
 ただし、『寵愛の少年ファラオ』を撤退させる事が目的なので、撃破する事は出来ません。
75

このシナリオは完結しました。


『相談所』のルール
 このシナリオについて相談するための掲示板です。
 既にプレイングを採用されたか、挑戦中の人だけ発言できます。
 相談所は、シナリオの完成から3日後の朝8:30まで利用できます。


発言期間は終了しました。


リプレイ


フルルズン・イスルーン
まだまだ足りないと思ってたけど、追加施工来たねぇ。
加えたい機能は色々あるけど、ふむん……。
まずはやられたフリが出来るように、壊れても後で直せる方向にしてみるのだ。

【建物復元】を設置するために、パック・ゴーレムくんカモン!
パラドクスの効果用に、修復工兵用の子ゴーレムくんを量産。
少年ファラオとクロノヴェーダの襲撃が終わった後に、直せるようにしておこうね。
これで派手に防衛拠点壊されても戻せるようになって、演出の幅が増えるってものさ。

後はどうしようかな。
各防衛拠点の連携力を高めるために周辺域の地理を抑えて、
地図か何か置いとく?


不知火・紘希
防御拠点を強化すればいいんだね。
よし、僕もできることをお手伝いするね。

建造物を直すものは持ってないけど、
(アート)の魔法を使って手伝うことはできるよ。
仲間のパラドクスや拠点を(観察)しながら、
いままでエジプトに行って見てきた(歴史知識)も使って
砂上船がどういうものだったか思い出してみよう。
少しでも突入イメージが想像できれば役立つかもしれないからね。

観察したら仲間のパラドクスを再現するよ。
アートで(残像)を作り出して実体化させてみよう。
ついでに、突入してきたときにどういう道を辿って動けばいいか、
【過去視の道案内】で影が現れるように
隅々まで観察、偵察しておくね。

アドリブ・連携歓迎だよ


フリング・デューン
即興連携、アドリブ歓迎
「ある種私の初舞台、しっかり成功させましょう!」
防衛拠点を守るべくやれる事をやるつもりで動く

「オアシスと至れずとも、砂漠に水を湧かせましょう!」
手品や奇術の如き計略で引き起こした【水源】を用いて防衛拠点のため池の巨大化を行う


ブラッディ・アロ
アドリブ・連携歓迎

フンフン、防衛戦か。
これも余の得意分野です
むしろ余のような天才に死角はない!ハ――ハハハ!
行こう。余の戦士たち!
余のいるところは、余の砦である!
かかってこい!

血の戦士たちを【召喚】して拠点を強化する
【セルフクラフト】で弱いところを補強
こんな砂地に塹壕を掘るのは困難だが、できるだけ拠点の外側に前進を阻む壁を作る
敵を止められなくても、時間を稼げばいい
敵を最大限に引き留める



 ディアボロス達は、巨大砂上船スフィンクスの侵攻を阻止するため、進路上に防衛拠点を設置していた。
 この防衛拠点が存在している限り、巨大砂上船スフィンクスが避けて進む事が出来ないため、ジェネラル級クロノヴェーダ『寵愛の少年ファラオ』の軍と、戦闘になる事は確実であった。
 その事を踏まえた上で、防衛拠点を強化する事が、今回の目的であった。
「なるほど、防衛戦か。ならば、これは余の得意分野……。むしろ余のような天才に死角はない! 例え、背後から攻められたとしても、余を屈服させる事など不可能なのだから……。ハ――ハハハ! 行こう。余の戦士たち! 余のいるところは、余の砦である!」
 そんな中、ブラッディ・アロ(鮮血ノ王・g05921)が高笑いを響かせながら、仲間達を引き連れ防御拠点の守りを固めた。
 防衛拠点は、防壁や塹壕、ため池などがあり、万が一戦闘になっても、戦いやすくするため、足場が築かれていた。
「まだまだ足りないと思ってたけど、追加施工来たねぇ。加えたい機能は色々あるけど、時間的な事を考えると……パック・ゴーレムくん、カモン!」
 すぐさま、フルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)が【パック・ゴーレム(ボルマー・アールク・キル)】で親元ゴーレムを錬成し、修復工兵用のミニチュアゴーレム達を量産させた。
 ミニチュアゴーレム達は、ビックリドッキリ的な勢いで、チョコチョコと行進していき、万が一防衛拠点の一部が壊れたとしても、すぐに修復する事が出来るようにするため、必要な材料を運び始めた。
「とりあえず、防御拠点を強化すればいいんだね。よし、僕も出来る事を、お手伝いするね。……とは言え、建造物を直すようなパラドクスを持っていないから、大した事は出来ないけど……」
 一方、不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)は、防衛拠点を観察しながら、いままでエジプトに行って見てきた歴史知識を使い、砂上船がどういうモノだったのか思い出していた。
 そうする事で、巨大砂上船スフィンクスの突入イメージを想像し、それに対する策を練り始めた。
 今まで得た情報によると、巨大砂上船スフィンクスはサハラ砂漠を横断しながら、オアシス都市を襲撃していたらしく、ディアボロス達の邪魔が入るまで、好き勝手にやっていたらしい。
 そのため、ディアボロス達を敵視しているため、防衛拠点を見つければ、真っ先に攻撃を仕掛けてくる可能性が高いようである。
「ある種、私の初舞台。しっかり成功させましょう!」
 その間に、フリング・デューン(火智紅胆・g05712)が仲間達と力を合わせ、防衛拠点の守りを固めていった。
「……そうだね。なるべく戦いやすくしたいところだけど……」
 紘希が頭の中で何度もイメージしながら、巨大砂上船スフィンクスに効果的な策がないか考えた。
 なるべくであれば、ファラオとの戦闘は避けたいところではあるものの、そればかりは運も影響してくるため、何とも言えない状況であった。
「ハーッハッハッハッ! ならば、何の問題もない。ここに余がいる時点で勝利は決まったようなモノ。むしろ、敗北する理由が見当たらないからな。だから、何も考えず、余について来ればいい。その先に輝かしい未来が待っているのだから、何も迷う必要などないのだから……」
 そんな中、ブラッディが勝利の女神を侍らせ、ハーレム状態になっているようなノリで、高笑いを響かせながら、【血の要塞(ブラッドユグヴメリ)】を発動させ、血の戦士達を召喚した。
 召喚された血の戦士達はブラッディに指揮され、せっせと防衛拠点を強化した。
 その上で防衛拠点の外側に立って【セルフクラフト】を発動させ、コンクリートの壁を作り上げた。
「後は、水源を確保しておきましょうか」
 一方、フリングは【水源】で周囲に清らかな川の流れを出現させ、防衛拠点のため池を巨大化させた。
「とりあえず、拠点の強化は、このくらいかな? それとも、各防衛拠点の連携力を高めるため、周辺域の地理を抑えて、地図か何か置いとく? まだ何かあったら、遠慮なく言ってね。ボクも何かあったら、報告するようにしておくから……」
 そう言ってフルルズンがミニチュアゴーレムと一緒に、何か見落としがないか、周囲を確認するのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【建物復元】LV1が発生!
【過去視の道案内】LV1が発生!
【水源】LV1が発生!
【セルフクラフト】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】LV2が発生!
【ダメージアップ】LV1が発生!
【反撃アップ】LV1が発生!

フルルズン・イスルーン
来ちゃったかぁ。しょうがない。
別にこの時のためって訳じゃないけど、丁度良いのはある訳で。
せめてアートで見た目は良くしてあげようね。

並べたるはどう見ても雪だるま!
突っ込むスノウ・ゴーレムくんに敬礼を!

ということで、戦闘用じゃないゴーレムくん戦列に並べて対処しようね。
数で埋もれさせたり自爆での冷凍ダメージが主眼なので、
遠距離攻撃に徹されたり、孤立したのを各個撃破されると弱いのだ。

それでも、最初の一当てで何体かはいけるかな?
最初は強く当って、後は流れで。
初見でも対処できる与し易いタイプって感じで、分かりやすく弱点晒しながら防衛戦だ。

後はまずくなったら撤退で、
外から観察しにくいよう奥に引き込もうかな?



「ディアボロスを殺せ! 皆殺しだ!」
 防衛拠点に突撃した巨大砂上船スフィンクスから駆け下りてきたのは、マミー兵団であった。
 マミー兵団はシックルソードを振り上げ、ディアボロス達に襲いかかってきた。
「うわっ、来ちゃったかぁ。だったら、しょうがない。別に、この時のためって訳じゃないけど、丁度良いのがあるし……。せめてアートで見た目を良くしてあげようか」
 それを迎え撃つようにして、フルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)が【スノウ・ゴーレム(フルル・オダ・ドログ)】で、生来に宿る氷結魔法を構築し、雪ダルマ型の癒し系ゴーレム(スノウ・ゴーレム)を作り出した。
「そんなモンで、俺達を足止めできると思ったら、大間違いだッ!」
 マミー兵団が鼻で笑いながら、シックルソードに毒を塗り、一斉に捨て身の突進を仕掛けてきた。
 その一撃を喰らったスノウ・ゴーレムが弾け飛び、凍結魔法の冷気がマミー兵団に纏わりついた。
「な、なんだ、これは……。身体が……動かない……」
 その事に違和感を覚えたマミー兵団が、動揺して様子で後ろに下がった。
 その途端、マミー兵団がバランスを崩し、仲間達を巻き込むようにして転倒した。
「それじゃ、スノウ・ゴーレムくん、後は任せたよ」
 その間に、フルルズンがスノウ・ゴーレムに敬礼し、警戒した様子で後ろに下がった。
 次の瞬間、スノウ・ゴーレム達が一斉に突っ込み、次々と爆発してマミー兵団を凍結させた。
「この程度で、俺達を止められると思ったら、大間違いだ!」
 そう言ってマミー兵団達が、凍りついた仲間達を踏み越え、ディアボロス達に襲いかかってきた。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【冷気の支配者】LV1が発生!
効果2【ロストエナジー】LV1が発生!

ブラッディ・アロ
アドリブ・連携歓迎

あの厄介な『寵愛の少年』ファラオの登場には常に警戒が必要だな…
おそらくどんなに優位に立っても、おそらくあいつが登場すれば
盤面の形勢は一瞬にして反転する

とにかくその前に、敵の兵力をできるだけ削減しよう

数名の血の戦士を拠点高所に派遣して「ファラオ」の動向を監視させる
ファラオが動いたら友軍に知らせろ
血の戦士たちに防衛拠点での優位性を基にマミー兵団と戦わせる

マミー兵団今度の相手は【血の軍勢】
彼らには恐怖も呪いも意味がない
主人のために最後まで戦い


不知火・紘希
見つかっちゃったな…
うん、でも拠点が見えたら来るってわかってたものね。

マミー兵が来たら、わざとギリギリまで近づけさせて、囲まれて追い詰められてるフリをしよう。

さて、ある程度は戦わなきゃいけないよね。
近づいたところで『魔法のクレヨン』をだして投げる。
最初の1体を確実に当てたら、
あとは闇雲に投げてる雰囲気を出すよ。
魔法でコーティングされてるからそれなりに痛いと思うけど、切り裂くわけじゃないからね。

相手の攻撃は戦闘知識を使って、
避けやすい経路を一撃離脱で危なげにみせながら躱すよ。
相手の態度次第ではダッシュで逃げつつ、追いかけられながら魔法のクレヨンで何体か流れで倒していくよ。

アドリブ連携歓迎だよ



「うわっ、何だかみんな怒っているね」
 不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)は、防衛拠点に攻め込んできたマミー兵団を目の当たりにして、わざと怯えたフリをした。
「殺せ、殺せ!」
「……皆殺しだァ!」
「誰であっても、容赦をするな!」
 その事で勢いを増したマミー兵団が、躊躇う事無くシックルソードを振り上げ、ディアボロス達に襲いかかってきた。
「とにかく、『寵愛の少年』ファラオだけは、常に警戒しておく必要がありそうだな。万が一、この場に現れてしまった場合は、どんなに優位だったとしても、盤面の形勢は一瞬にして反転する。その前に、敵の兵力を出来るだけ削減しておかないと……!」
 そんな中、ブラッディ・アロ(鮮血ノ王・g05921)が【血の軍勢(フシグンダン)】を発動させ、血の海から赤い鎧を着た戦士達を呼び出し、防衛拠点の高台に派遣した。
 いまのところ、ファラオが姿を現す気配はないものの、万が一現れるような事があれば、苦戦が強いられる事は間違いなかった。
「そこで何をしている!」
「我らを無視して、ふざけた真似を!」
「……今から、その報いを受けてもらうっ!」
 その事に気づいたマミー兵団が、死から蘇った際に宿した強烈な呪詛を漆黒の塊に変え、赤い鎧を着た戦士達にブチ当てた。
「……悪いが、この程度の攻撃で倒れる程、余の軍勢はヤワではない。主人のために最後まで戦うのが、血の軍勢なのだから……」
 すぐさま、ブラッディが血の戦士達に指示を出し、マミー兵団に攻撃を仕掛けていった。
「うぐぐっ! 生意気な奴等め!」
 その事に腹を立てたマミー兵団が、シックルソードにベットリと毒を塗りつけ、次々と攻撃を仕掛けてきた。
 その拍子にシックルソードについた毒が、ポタポタと地面に落ち、ジュッと音を立てて刺激臭が漂った。
「さすがに、毒を喰らうのは、嫌かも。何だか、たっぷりと塗りたくっているようだし……」
 その事に危機感を覚えた紘希が、素早い身のこなしで、シックルソードを避けつつ、【魔法のクレヨン(マホウノクレヨン)】を発動させ、幸せペイント箱の中に入っているクレヨンに魔力を込め、マミー兵団に投げつけた。
「……痛っ!」
「なんだよ、コレ! 地味に痛ぇぞ!」
「ふ、ふざけやがって! ぶっ殺してやる!」
 その人に腹を立てたマミー兵団が踵を返して、紘希に襲いかかってきた。
「と、とにかく、時間を稼がないと……! その前に、僕の命が持つと……いいなぁ」
 そんな事を考えながら、紘希がマミー兵団を引きつけ、ブラッディと連携を取りながら、魔法のクレヨンで確実に一体ずつ仕留めていくのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【ハウスキーパー】LV1が発生!
【操作会得】LV1が発生!
効果2【ダブル】LV1が発生!
【能力値アップ】LV1が発生!

フルルズン・イスルーン
ここからが難しいところなのだ。
傍目から見ても指揮官がうまく勝ってるように見せかけて、ゆっくりと座っててもらわないと。
運にも手伝ってほしいけど、それよりは派手に行ってみようかね。

さぁ、オーメン・ゴーレムくん。山車を作って玉砕だ!
【強運の加護】で少年ファラオが来ませんようにとお祈りしつつ、
山車に魔術知識と伝承知識でアートした、東洋の神秘的なオブジェクトを盛るのだ!
向こうも砂嵐の儀式やってたし、拠点の核とでも思ってくれれば儲けもの。
ゴーレムくんが守って大切そうに見せかけて、
臨機応変にゴーレムくんの攻撃を掻い潜って壊した感じにしてもらおう。

キミの犠牲は忘れないよ……。
あ、ちょっボクも狙うんじゃなーい!



「まさか、ここまでやるとは……。だが、私も負けるつもりはない」
 鷲使いのナスルが、ディアボロス達を見下ろし、勝ち誇った様子で言い放った。
 ここで寵愛の少年ファラオに失態を見せる訳には行かないため、見えないプレッシャーがズッシリとナスルの背中に圧し掛かっていた。
(……ここからが難しいところなのだ。傍目から見ても指揮官がうまく勝ってるように見せかけて、ファラオにはゆっくりと座っててもらわないと……)
 そんな空気を察したフルルズン・イスルーン(ザ・ゴーレムクラフター・g00240)が警戒心をあらわにした。
「そもそも、たったひとりで、私に勝負を挑んで、勝てると思っていたのか!」
 ナスルがファラオにアピールするようにして大声を上げながら、ホルス神の加護によって高速で飛翔し、弾丸のように羽根を発射した。
「それじゃ、派手に行ってみようかね。さぁ、オーメン・ゴーレムくん。少しの間、よろしく頼むよ」
 すぐさま、フルルズンが【強運の加護】で次々と羽根を避け、ファラオが現れないように祈りつつ、【オーメン・ゴーレム(ニー・ナーン・ヒンド)】で縁起物の形をした幸運アップ用ゴーレムを呼び出した。
 その間に、フルルズンが魔術知識と伝承知識でアートした東洋の神秘的なオブジェクトを山車に乗せ、呼び出したゴーレムに運ばせた。
「んん? なんだ、あれは……。もしや、拠点の核か!」
 その途端、ナスルがハッとした表情を浮かべ、ゴーレムめがけて、羽根の雨を降らせた。
 それと同時に、ゴーレムが木っ端微塵に砕け散り、神秘的なオブジェクトが辺りに飛び散った。
「ゴーレムくん、キミの犠牲は忘れないよ……って、もしかして、ボクも標的っ!?」
 そんな中、フルルズンがナスルの視線に気づき、サッと踵を返して脱兎の如く逃げ出した。
「ま、待てぇぇぇぇぇぇぇ!」
 次の瞬間、ナスルが殺気立った様子で、フルルズンの後を追うのであった。
大成功🔵​🔵​🔵​
効果1【強運の加護】LV1が発生!
効果2【アヴォイド】LV1が発生!

セレグラ・ウィッシュスター
苦戦すればファラオが撤退するのじゃな?
ふむ、俺なら苦労せず苦戦思想じゃよ(やれやれ

んじゃから、重傷は避けるために慎重に【オーラ操作】で羽根を避けることをに専念するのじゃ
何、俺のできることなんてまずは能力値の上乗せじゃろうな
俺は苦戦してもいい
後に続くものに少しでも力になろうぞ

俺が必死に逃げているところをてきは追い込んでくるじゃろう
じゃからネットのトラップを生成して敵の翼を捕縛地に落とそう
ピラミッドコンバットで攻撃をすることも忘れない


穂村・夏輝
「アンジェ、この戦いはアンジェにお任せしていいかな?」
今回はサーヴァントのアンジェローザに任せて自分は隠れて指示を出す。

翼から【ジャッジメントレイ】の光線を飛ばして攻撃。相手の攻撃が当たりそうになったら、サーヴァントの召喚状態を解除して姿を消すことでやられたように見せる。とりあえず、これで向こうが善戦しているように見せられるかな?
あとはアンジェの服装とか髪型とかを変えて別の個体に見えるように小細工をしながら再出撃をさせて、相手が怪しむまで攻撃を続ける。
「アンジェ、お疲れ様」
サーヴァントは自律的な意志とかは持たないけど、ちょっと今回は頑張らせすぎて申し訳ないかな?


ブラッディ・アロ
戦況不利を装うのか
負けるのは嫌いだが、敵を愚弄するのなら話は別だ

大部分の血の戦士を正面から攻撃させる
残りは側面から迂回する

広範囲の攻撃を受けた後に召喚を一部解除し、正面の部隊を潰走に見せかける
本格的な攻撃は側面の迂回部隊が行う
【鷲使いのナスクル】に投铳で遠距離打撃


不知火・紘希
よし…なんとかここまでこれたね。
この感じで、アヴァタール級が来ても苦戦してるように見せながら、
ファラオくんが来ないように
戦うよ。

まず、他の仲間がかけつけてくれたみたいだから、
一気にたたみかけてきたと見えないように僕が気配を消して、
戦場をダッシュで駆け抜けながら相手のすきを観察
周りに溶け込む魔法を纏うよ

一気に近くまでつめておいて、
わざとわかりやすく途中で
姿を表しちゃう
っと、手が滑っちゃった…
って感じで実体化した星を、
そこそこダメージ行くように当ててみよう。

強そうで怖がるのも忘れずに…!
あとは仲間にまかせたよ。

アドリブ連携歓迎だよ



「……何処だっ! 何処に消えたっ! いますぐ出てこいっ! そうすれば、楽に殺してやるっ!」
 鷲使いのナスルが殺気立った様子で、ケモノの如く叫び声を響かせた。
「大丈夫、怖くないぞー! 優しくしてやるからー。ほーら、来い、来い! こっちだー」
 しかし、その方法では上手く行かないと思ったのか、今度は猫なで声を出しつつ、瞳を妖しくギラつかせた。
「さて……、どうするか。このまま負けるのは嫌だが……」
 そんな中、ブラッディ・アロ(鮮血ノ王・g05921)が物陰に隠れ、いかにストレスを感じず、寵愛の少年ファラオが撤退するように仕向けるか、作戦を考えていた。
「苦戦すればファラオが撤退するのじゃな?」
 その横にいたセレグラ・ウィッシュスター(墓場の唄歌い・g00218)が、物陰から顔を出し、ナスルの様子を窺った。
 ナスルは、少しでも結果を出さないと、ファラオに見捨てられると思っているのか、何やら殺気立っている様子であった。
「それじゃ、ファラオくんが来ないように戦わないとね」
 その間に、不知火・紘希(幸福のリアライズペインター・g04512)は気配を消しつつ、ナスルに攻撃を仕掛けるタイミングを窺っていた。
 ナスルは調子に乗って、乗りまくっているのか、視界に入ったモノすべてを壊し、自分の力をアピールしていた。
「……アンジェ。この戦いはアンジェにお任せしていいかな?」
 そんな空気を察した穂村・夏輝(天使喰らいの復讐者・g02109)が、オラトリオのアンジェローザに期待の眼差しを送った。
「……」
 しかし、アンジェローザは、その場から動こうとしなかった。
「……あれ? 聞こえなかったのかな?」
 夏輝がアンジェローザを見つめ、気まずい様子で汗を流した。
 もしかすると、本能的に危険を感じ取り、命令に従う事が出来ないのかも知れない。
 それだけ、危険な要求をしている事は間違いないのだが、これも作戦を成功させるためである。
「……見ぃつけたぁ!」
 その間に、ナスルが夏輝達を見つけ、ヤル気満々な様子で距離を縮めてきた。
「えっ? あの……えっ?」
 その事に危機感を覚えた夏輝が、動揺した様子でナスルと、アンジェローザを交互に見た。
「クーカッカッカッ! 死ね、死ね、死ねぇぇぇぇぇ!」
 次の瞬間、ナスルが高笑いを響かせながら、勢いよく空に飛び上がり、弾丸の如く羽根を発射した。
 それが雨のように降り注ぎ、防衛拠点に突き刺さっていった。
「そ、そんな攻撃を喰らったら、死んでしまう!」
 その巻き添えを食らったセレグラが、わざとらしく悲鳴を上げながら、オーラ操作で羽根を避けた。
「クーッカッカッカッ! 愉快、愉快、実に愉快! 後は私にお任せください、ファラオ様っ! こんなヘッポコ共、私ひとりで十分ですっ!」
 その事に気を良くしたナスルが、勝ち誇った様子で大声を上げた。
 それと同時に、巨大砂上船スフィンクスが砂埃を上げ、防衛拠点から離れていった。
「……愚かな。このまま、ファラオがいれば、もう少しマトモな最後を迎えたものを……」
 セレグラが【トラップ生成】でネットを作り、ナスルの翼に絡めて引きずり落とした。
 それに合わせて、セレグラが【ピラミッドコンバット】で、戦場に小型のピラミッドを出現させ、そこから放出された力を身に纏って、ナスルに攻撃を仕掛けていった。
「な、何故だ! 圧倒的に私の方が上だったはずなのに……!」
 ナスルが悔しそうにギチギチと歯を鳴らし、鷲のミイラを無数に召喚した。
 召喚された鷲のミイラ達は、死ぬ事も恐れず、弾丸の如く突っ込んできた。
「……と言うか、本当に僕らが苦戦していると思っていたのかい? ファラオくんがいなくなった以上、僕等が手加減をする事なんてないからね」
 それを迎え撃つようにして、紘希が【流れ星に願いごとを(ウィッシュアポンアシューティングスター)】で周囲に溶け込む魔法のアートを纏い、実体化させた星々の大群を容赦なく浴びせた。
「ば、馬鹿なっ! 今まで苦戦していたのは、すべて演技だったと言うのか!? そ、そんな馬鹿なっ! あり得ないっ!」
 それを目の当たりにしたナスルが、信じられない様子でワナワナと声を震わせた。
「そんなはずはないっ! そんなはずは……!」
 その迷いを消し飛ばす勢いで、ナスルが両腕の翼を羽ばたかせ、死の呪いを帯びた砂嵐を放った。
「起きろ、余の戦士! 起きて、もう一度主人に忠義を尽くせ」
 即座に、ブラッディが【血の軍勢(フシグンダン)】で、足元に広がった血の池から赤い鎧を着た戦士達を出現させた。
 赤い鎧を着た戦士達の半数は、砂嵐の中に突き進みながら、正面からナスルに斬りかかり、残りの半数は側面に回り込んで、次々と斬りかかっていった。
「アンジェ、頼んだよ! このまま何もしない訳には行かないから……!」
 その流れに乗るようにして、夏輝がアンジェローザに声を掛け、【ジャッジメントレイ】を発動させた。
 その期待に応え、アンジェローザが翼をバタつかせ、相手の罪を断罪する浄化の光を放った。
「な、なんだ、これは……! か、身体が崩れる! 維持できない……」
 次の瞬間、ナスルが浄化の光に包まれ、断末魔を響かせながら、砂の如く崩れ落ちた。
「アンジェ、お疲れ様」
 夏輝がホッとした様子で、アンジェローザに声を掛けた。
 一時は、どうなるかと思ったが、結果的には大成功。
 ファラオは別の場所に移動してしまったが、ディアボロスの誰かが倒してくれるはずである。
大成功🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​
効果1【トラップ生成】LV1が発生!
【水源】がLV2になった!
【ハウスキーパー】がLV2になった!
【光学迷彩】LV1が発生!
効果2【ガードアップ】がLV3になった!
【ラストリベンジ】LV1が発生!
【ダブル】がLV2になった!
【アヴォイド】がLV2になった!

最終結果:成功

完成日2021年12月26日